JPH1160284A - 希土類元素添加光ファイバおよびその製造方法、およびその希土類元素添加光ファイバを用いた光ファイバ増幅器 - Google Patents

希土類元素添加光ファイバおよびその製造方法、およびその希土類元素添加光ファイバを用いた光ファイバ増幅器

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JPH1160284A
JPH1160284A JP9209432A JP20943297A JPH1160284A JP H1160284 A JPH1160284 A JP H1160284A JP 9209432 A JP9209432 A JP 9209432A JP 20943297 A JP20943297 A JP 20943297A JP H1160284 A JPH1160284 A JP H1160284A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 広帯域性の拡大、高利得化、および長尺化を
実現し、更に、製造の容易性、歩留りの改善、およびコ
アの高屈折率化の容易性を図る。 【解決手段】 SiO2 系ガラスにErとAlとTeを
添加してコア1を形成し、ポリマ材料あるいはSiO2
系ガラスによってクラッド2を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、希土類元素添加光
ファイバおよびその製造方法、およびその希土類元素添
加光ファイバを用いた光ファイバ増幅器に関し、特に、
ErイオンとTeO2 を含んだコアを低屈折率のクラッ
ド層で覆った希土類元素添加光ファイバおよびその製造
方法、およびその希土類元素添加光ファイバを用いた光
ファイバ増幅器に関するものである。
【0002】
【従来技術】近年、波長多重伝送(WDM)技術の研究
開発の活発化に伴い、光ファイバ増幅器の広帯域化が重
要な課題になってきた。広帯域化を図る光ファイバ増幅
器として、(1)Erを添加したコアにAlを高濃度に
共添加した光ファイバを用い、波長0.98μmの励起
光で励起した、Er−Al共添加石英系ガラスファイバ
増幅器、(2)石英系ガラスの代わりにフッ化物ガラス
やフツリン酸ガラスを用いた光ファイバ増幅器、(3)
テルライドガラスをホストガラスとして用いたEr添加
テルライドファイバ増幅器、等が検討されている。
【0003】図8(a)は、(1)のEr−Al共添加
石英系ガラスファイバ増幅器に用いられる光ファイバの
製造方法を示す。この製造方法は工程S1〜S6を有す
る。図8(b)は工程S1を示し、VAD法によりガラ
ス微粒子からなる多孔質のコアスート母材を作る。工程
S2において、Erの塩化物(ErCl3 )をメタノー
ルに溶解する。溶かし込むErCl3 の濃度を制御して
添加濃度を設定できるので、正確な濃度制御が可能であ
る。図8(c)は工程S2を示し、コアスート母材をア
ルコール溶液中に浸漬し、コアスート母材にアルコール
溶液中に溶けたErCl3 を含浸させる。工程S3にお
いて、アルコール溶液を含浸させたコアスート母材を室
温にてアルコールを十分蒸発させて、コアスート母材に
Er元素を沈着させる。工程S4において、乾燥が終わ
ったコアスート母材を1300〜1500°C程度のH
eガスと塩素ガスの雰囲気にて焼結して脱水と透明ガラ
ス化を行い、Er添加コア母材を得る。工程S5におい
て、このコア母材にクラッドガラス層を形成する。この
クラッド層の形成には、コア母材にVAD法でクラッド
スートを堆積させて脱水と透明ガラス化を行うスート法
や,クラッドとなる石英管にコア母材を挿入し、これを
加熱して一体化させるロッドインチューブ法が用いられ
る。工程S6において、このファイバ母材を2300°
C前後に加熱して線引きし、Er−Al共添加石英系ガ
ラス光ファイバを得る。
【0004】前述した(2)および(3)の光ファイバ
増幅器に用いられる光ファイバは、それぞれの出発原料
となる粉末を混合し、ホットプレスで固形化した後、高
温加熱して線引きして光ファイバ化されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の希土類
元素添加光ファイバおよびその製造方法、およびそれを
用いた光ファイバ増幅器には次のような問題点がある。 (1)いずれの光ファイバ増幅器も高利得(≧40d
B)で広帯域(1dB帯域幅≧30nm)な特性を実現
することができない。すなわち、Er−Al共添加石英
系ガラスファイバ増幅器は40dB以上の高利得を実現
できるが、1dB帯域幅は14nm程度である。Er添
加フッ化物ガラスファイバ増幅器は利得は若干低い(〜
35dB)が、1dB帯域幅はEr−Al共添加石英系
ガラスファイバ増幅器よりも広い。しかし、雑音指数が
大きいこと、信頼性が悪い、などの問題点がある。Er
添加テルライドファイバ増幅器は前2者の光ファイバ増
幅器よりも広帯域化の可能性を有しているが、長尺のフ
ァイバを作ることがむずかしいこと、利得が低いこと、
製造方法に難があること、などの問題点がある。 (2)Er添加テルライドファイバを低損失で、かつ安
価に製造することがむずかしい。
【0006】従って、本発明の目的は広帯域性を更に拡
大し、かつ、高利得化を実現する希土類元素添加光ファ
イバおよびその製造方法、およびその希土類元素添加光
ファイバを用いた光ファイバ増幅器を提供することにあ
る。
【0007】本発明の他の目的は長尺化および高利得性
を実現し、かつ、製造を容易にする希土類元素添加光フ
ァイバおよびその製造方法、およびその希土類元素添加
光ファイバを用いた光ファイバ増幅器を提供することに
ある。
【0008】本発明の他の目的は歩留りを改善し、低コ
スト化を図る希土類元素添加光ファイバおよびその製造
方法、およびその希土類元素添加光ファイバを用いた光
ファイバ増幅器を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的はコアの高屈折率化を容
易にする希土類元素添加光ファイバおよびその製造方
法、およびその希土類元素添加光ファイバを用いた光フ
ァイバ増幅器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を実
現するため、ErとAlとTeを添加したSiO2 系ガ
ラスからなるコアと、そのコアの外周を覆うポリマ材料
からなるクラッドを備えたことを特徴とする希土類元素
添加光ファイバを提供する。
【0011】また、本発明は上記の目的を実現するた
め、ErとAlと5wt%以下のTeを添加したSiO
2 系ガラスからなるコアと、そのコアの外周を覆うSi
2 のクラッド層を備えたことを特徴とする希土類元素
添加光ファイバを提供する。
【0012】更に、本発明は上記の目的を実現するた
め、ErとAlと5wt%以下のTeを添加したSiO
2 系ガラスからなるコアと、そのコアの外周を覆うFを
添加したSiO2 の中間層と、この中間層を覆うSiO
2 のクラッド層を備えたことを特徴とする希土類元素添
加光ファイバを提供する。なお、本発明に用いるSiO
2 系ガラスとは、SiO2 、またはSiO2 に少なくと
もP2 5 かB2 3 かFを少なくとも1種を含有して
いるものをいう。
【0013】更に、本発明は上記の目的を実現するた
め、SiO2 系のコアスート母材を作成する第1の工程
と、前記母材中にTeCl4 を無水エタノールあるいは
無水メタノールに溶解した液を含浸させる第2の工程
と、前記第2の工程を経た前記母材を酸素を含む雰囲気
中で乾燥させる第3の工程と、前記母材中にErCl3
を無水エタノールあるいは無水メタノールに溶解した液
を含浸させる第4の工程と、前記第4の工程を経た前記
母材を乾燥させる第5の工程と、前記第5の工程を経た
前記母材を透明ガラス化・脱水処理する第6の工程と、
前記第6の工程を経た前記母材を線引きする第7の工程
と、前記第7の工程中にポリマクラッド層を被覆する第
8の工程を備えたことを特徴とする希土類元素添加光フ
ァイバの製造方法を提供する。
【0014】更に、本発明は上記の目的を実現するた
め、SiO2 系のコアスート母材を作成する第1の工程
と、前記母材中にTeCl4 を無水エタノールあるいは
無水メタノールに溶解した液を含浸させる第2の工程
と、前記第2の工程を経た前記母材を酸素を含む雰囲気
中で乾燥させる第3の工程と、前記母材中にErCl3
を無水エタノールあるいは無水メタノールに溶解した液
を含浸させる第4の工程と、前記第4の工程を経た前記
母材を乾燥させる第5の工程と、前記第5の工程を経た
前記母材を透明ガラス化・脱水処理する第6の工程と、
前記第6の工程を経た前記母材の外周にクラッド層,あ
るいは中間層とクラッド層を形成した複合材を作成する
第7の工程と、前記複合材を線引きする第8の工程を備
えたことを特徴とする希土類元素添加光ファイバの製造
方法を提供する。
【0015】更に、本発明は上記の目的を実現するた
め、SiO2 系のコアスート母材を作成する第1の工程
と、前記母材中にTeCl4 、AlCl3 、およびEr
Cl3を無水エタノールあるいは無水メタノールに溶解
した液を含浸させる第2の工程と、前記第2の工程を経
た前記母材を乾燥させる第3の工程と、前記第3の工程
を経た前記母材を透明ガラス化・脱水処理する第4の工
程と、前記第4の工程を経た前記母材を線引きする第5
の工程と、前記第5の工程中にポリマクラッド層を被覆
する第6の工程を備えたことを特徴とする希土類元素添
加光ファイバの製造方法を提供する。
【0016】更に、本発明は上記の目的を実現するた
め、SiO2 系のコアスート母材を作成する第1の工程
と、前記母材中にTeCl4 、AlCl3 、およびEr
Cl3を無水エタノールあるいは無水メタノールに溶解
した液を含浸させる第2の工程と、前記第2の工程を経
た前記母材を乾燥させる第3の工程と、前記第3の工程
を経た前記母材を透明ガラス化・脱水処理する第4の工
程と、前記第4の工程を経た前記母材の外周にクラッド
層,あるいは中間層とクラッド層を形成した複合材を作
成する第5の工程と、前記複合材を線引きする第6の工
程を備えたことを特徴とする希土類元素添加光ファイバ
の製造方法を提供する。
【0017】更に、本発明は上記の目的を実現するた
め、ErとAlとTeを添加したSiO2 系ガラスから
なるコア、およびそのコアの外周を覆うポリマ材料から
なるクラッドを備えた希土類元素添加光ファイバと、前
記希土類元素添加光ファイバの入力端に結合して入力側
光アイソレータを通過してきた信号光と励起光源から出
射された励起光を前記入力端に入力する第1のWDMカ
プラと、前記希土類元素添加光ファイバの出力端に結合
して前記希土類元素添加光ファイバの内部で前記励起光
に基づいて増幅された前記信号光を出力側光アイソレー
タの入力端に出力する第2のWDMカプラを備えたこと
を特徴とする光ファイバ増幅器を提供する。
【0018】更に、本発明は上記の目的を実現するた
め、ErとAlと5wt%以下のTeを添加したSiO
2 系ガラスからなるコア、およびそのコアの外周を覆う
SiO 2 のクラッドから構成される希土類元素添加光フ
ァイバと、前記希土類元素添加光ファイバの入力端に結
合して入力側光アイソレータを通過してきた信号光と励
起光源から出射された前記励起光を前記入力端に入力す
る第1のWDMカプラと、前記希土類元素添加光ファイ
バの出力端に結合して前記希土類元素添加光ファイバの
内部で前記励起光に基づいて増幅された前記信号光を出
力側光アイソレータの入力端に出力する第2のWDMカ
プラを備えたことを特徴とする光ファイバ増幅器を提供
する。
【0019】本発明の希土類元素添加光ファイバおよび
その製造方法、およびその希土類元素添加光ファイバを
用いた光ファイバ増幅器によれば、次のような効果があ
る。 (1)ErとAlを共添加した光ファイバの特徴をもち
つつ、Teを添加することにより、その光ファイバの広
帯域性をさらに拡大し、かつ、高利得化を実現すること
ができる。 (2)Er添加テルライドファイバの欠点である、長尺
化がむずかしい、高利得性を実現できない、製造方法が
難しい、などを補うことができる。 (3)容易に、かつ、歩留り良く製造することができ、
また低コスト化も可能である。 (4)コアの屈折率を高くするのに、Teの添加量の増
大化で容易に実現することができ、また、このTe添加
量の増大は広帯域化にも効果を発揮する。すなわち、T
eO2 の屈折率は約2.1であり、このTeO2 の添加
量が多くなると、コアの屈折率が高くなり、シングルモ
ードファイバや分散シフトファイバとのモードフィール
ド整合がむずかしくなる。そこで、コア内にFかBを添
加することによってコアの屈折率を制御する。また、コ
アにFを添加すると、ErとAlを共添加した石英系フ
ァイバの帯域特性をより広くすることが可能なので、ま
すます良い方向に向かう。さらに、コア内にFかB、あ
るいはPを添加したスート母材を作っておいて、このス
ート母材にErとAlとTeの溶液を含浸させ、乾燥後
の焼結時に透明ガラス化しやすいという特徴もある。
【0020】
【発明の実施の形態】図1(a)〜(c)は本発明の希
土類元素添加光ファイバの第1より第3の実施の形態を
示す。第1より第3の実施の形態において、コア1はE
rとAlとTeが共添加されたSiO2 系材料で構成さ
れている。コア1がSiO2 系材料で構成されているの
で、VAD法で大口径、長尺のものを容易に作るこどが
できる。クラッド2は、(a)で示すように、ポリマ
(第1の実施の形態)、あるいは、(b)、(c)で示
すように、SiO2 (第2および第3の実施の形態)に
よって構成されている。第3の実施の形態では、(c)
に示すように、コア1とクラッド2との間にFを添加し
たSiO2 の中間層3が設けられている。この中間層3
を設けておくと、シングルモードファイバや分散シフト
ファイバとのモードフィールド整合をとって融着接続す
るのに効果的である。すなわち、コア1の屈折率はTe
2 の量が多く添加される程、高くなるので、モードフ
ィールド整合をやり易くするために中間層3の屈折率を
SiO2 よりも低い値にしておけば、融着接続時にコア
1中のAl2 3 やTeO2 をこの中間層3内に拡散さ
せることによって、コア1の屈折率を少し低下させ、シ
ングルモードファイバや分散シフトファイバとのモード
フィールド整合をとることができる。第1より第3の実
施の形態において、コア1中へのErの添加量は100
wtppmから2000wtppmの範囲から選ばれ
る。また、Alの添加量は1000wtppmから60
000wtppmの範囲から選ばれるが、Erの添加量
が多い程、Alの添加量も多くした方が好ましい。Te
の添加量は10000wtppmから10数wt%の範
囲から選ばれる。このTeの添加量は図1(a),
(b),(c)によって異なる。すなわち、(a)の場
合が最も多くTeを添加することができ、次に、(b)
の場合とし、(c)の場合には最も少なくTeを添加す
る。Alの添加量が多い程、波長1.53μmから1.
56μmの範囲の利得の平坦性を良くすることができ、
またTeの添加量が多い程、波長1.56μmから1.
61μmの範囲の利得の平坦性を良くすることができ
る。したがって,シングルモードファイバや分散シフト
ファイバとのモード整合が効率よくとれる範囲で、ま
た、ファイバの作成が可能な範囲でTeを多くし、同時
にAlを増やせればより好ましい。
【0021】次に、本発明の希土類元素添加光ファイバ
の製造方法の実施の形態を説明する。図2は本発明の希
土類元素添加光ファイバの製造方法の第1の実施の形態
を示したものであり、工程S1〜S8を有する。これは
図1(a)の第1の実施の形態の希土類元素添加光ファ
イバの製造方法を示したものである。まず、工程S1に
おいて、Al2 3 を10000wtppmから600
00wtppm含んだSiO2 系のコア用スート母材を
VAD法によって作る。工程S2において、このスート
母材を、TeCl4 を無水エタノールあるいは無水メタ
ノールに溶解した液に含浸させる。TeCl4 は無水エ
タノールに10wt%以上溶解させることができ、沈殿
物の生成はなかった。この実施の形態では、10wt%
以上のTeCl4 を無水エタノールに溶解させ、スート
母材に含浸させることができた。その後、工程S3にお
いて、このTeCl4 の含浸したスート母材を酸素を含
む雰囲気中で乾燥させた。この酸素を含む雰囲気中で乾
燥させることは、後に透明ガラス化したSiO2 系母材
中にTeをTeO2 として含有させる上で重要である。
次に、工程S4において、乾燥したスート母材に、Er
Cl3 を無水エタノールあるいは無水メタノールに溶解
した液を含浸させる。ErCl3 の液は100wtpp
mから2000wtppmの範囲から選ぶ。その後、工
程S5において、ふたたび乾燥させる。次に、工程S6
において、電気炉内に挿入し、Heガスと塩素ガスの雰
囲気に保ってスート母材を焼結して脱水と透明ガラス化
を行い、ErとTeとAlの共添加されたSiO2 系母
材を得る。工程S7において、この母材を線引き炉に一
定速度で送り込んで光ファイバ化し、工程S8におい
て、それと同時にその外周にポリマのクラッド層を被覆
し、加熱および硬化の工程を経てボビンに巻き取り、E
rとTeとAlを共添加したポリマクラッドの希土類元
素添加光ファイバを得る。
【0022】ここで、クラッド層をSiO2 で構成しな
い理由は、Teを5wt%以上添加していくと透明ガラ
ス化した母材の軟化点が低下するために、SiO2 をそ
のガラス化した母材の外周に形成するのがむずかしいた
めである。この製造方法では、Teを多量に添加するこ
とができるので、この光ファイバを用いれば、波長1.
53μmから1.61μmにわたって広帯域で高利得の
光ファイバ増幅器を実現することができる。Teの添加
量を10数wt%にしてもほぼ透明に近い母材を得るこ
とができた。光ファイバ増幅器は後で詳細に説明する。
【0023】図3は本発明の図1(b)および(c)で
示した第2および第3の実施の形態の希土類元素添加光
ファイバを製造する希土類元素添加光ファイバの製造方
法の第2の実施の形態を示したものである。これは、T
eの添加量が数wt%以下の場合の光ファイバの製造方
法である。図2と異なっている工程は、クラッド層(あ
るいは中間層とクラッド層)を形成する工程S7であ
る。すなわち、工程S6で透明ガラス化した母材の外周
に外付け法(あるいはVAD法)でクラッド層(あるい
は中間層とクラッド層)を形成し、その後に、焼結して
ふたたび透明ガラス化した母材とし、最後に、工程S8
においてこの母材を線引きして希土類元素添加光ファイ
バを得る。
【0024】図4は本発明の図1(a)で示した第1の
実施の形態の希土類元素添加光ファイバを製造する希土
類元素添加光ファイバの製造方法の第3の実施の形態を
示したものである。これは、図2の工程S2およびS4
のTeCl4 とErCl3 をスート母材中に含浸させる
工程を工程S2において一度に行うようにしたものであ
る。すなわち、Al2 3 を含んだSiO2 系のスート
母材に、TeCl4 とErCl3 を無水エタノールある
いは無水メタノールに溶解した液に含浸させ、その後
に、工程S3において、酸素を含む雰囲気中で乾燥させ
るようにしたものである。10wt%以上のTeCl4
と2000wtppm以下のErCl3 を無水エタノー
ル液に溶解させたが、十分に溶解させることができた。
【0025】図5は図1(b)および(c)で示した第
2および第3の実施の形態の希土類元素添加光ファイバ
を製造する希土類元素添加光ファイバの製造方法の第3
の実施の形態を示したものである。これも図3の工程S
2およびS4のTeCl4 とErCl3 をスート母材中
に含浸させる工程を工程S2において一度に行うように
したものである。すなわち、Al2 3 を含んだSiO
2 系(あるいはAl23 とGeO2 を含んだSiO2
系)のスート母材に、TeCl4 とErCl3を無水エ
タノールあるいは無水メタノールに溶解した液を含浸さ
せ、その後に、工程S3において、酸素を含む雰囲気中
で乾燥させるようにしたものである。
【0026】図6は図1(b)および(c)で示した第
2および第3の実施の形態の希土類元素添加光ファイバ
を製造する希土類元素添加光ファイバの製造方法の第4
の実施の形態を示したものである。これは、工程S2に
おいて、SiO2 系(あるいはGeO2 を含んだSiO
2 系)コアスート母材中に、TeCl4 とAl2 3
ErCl3 を無水エタノールあるいは無水メタノールに
溶解した液を含浸させ、その後、工程S3において、乾
燥させ、ついで、工程S4において、透明ガラス化し、
工程S5において、クラッド層(あるいは中間層とクラ
ッド層)を形成し、最後に、工程S6において線引きす
ることにより光ファイバ化する。
【0027】図7は本発明の希土類元素添加光ファイバ
を用いて構成した光ファイバ増幅器の実施の形態を示
す。この光ファイバ増幅器において、波長1.53μm
から1.61μmの範囲から16波以上の波長多重され
た信号光9aが光アイソレータ7aを通ってWDMカプ
ラ8aに入力する。一方、駆動回路6によって駆動され
た励起光源5(波長0.98μm帯)から励起光10a
が出射され、WDMカプラ8aにおいて信号光9aと合
流される。WDMカプラ8aを通過した信号光9bと励
起光10bは本発明の希土類元素添加光ファイバ4内に
入力し、そこで増幅される。増幅された信号光9cはW
DMカプラ8b、光アイソレータ7bを通って信号光9
dとして出力される。ここで、希土類元素添加光ファイ
バ4内で吸収されずに伝搬していった励起光はWDMカ
プラ8bで分岐されて励起光10cとして放出される。
励起光はWDMカプラ8bから矢印と反対方向に供給し
て後方励起するようにしてもよく、また前方励起と後方
励起を併用してもよい。
【0028】本発明は以上述べた実施の形態に限定され
ない。たとえば、Teをコア中に多量に添加していく
と、コアの屈折率が高くなってくるが、それを抑えるた
めに、コア中に、F、あるいはBを添加してコアの屈折
率の値を調節しても良い。さらにPを添加して透明ガラ
ス化を容易にするようにしても良い。Fを添加する具体
的方法としては、図2の工程S6、図3の工程S6、図
4の工程S4、図5の工程S4、および図6の工程S6
の透明ガラス化の際に、Heガスと塩素ガスにさらにF
ガス(たとえばC2 6 )を付加して流しながら行うこ
とによってFを透明ガラス材中に添加することができ
る。B(あるいはP)を添加するには、図2より図6の
工程S1のコアスート母材の作成時に、たとえば、火炎
加水分解バーナにSiCl4 、BBr3 (あるいはPO
Cl3 )、H2 、O2 、Arなどを送り込むことによっ
て実現することができる。
【0029】クラッド層として用いるポリマ材料には、
シリコーン樹脂、ポリフッ化ビニリデンなどを用いるこ
とができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の希土類元素
添加光ファイバおよびその製造方法、およびその希土類
元素添加光ファイバを用いた光ファイバ増幅器によれ
ば、次のような効果がある。 (1)ErとAlを共添加した光ファイバの特徴をもち
つつ、Teを添加することにより、その広帯域性をさら
に拡大し、かつ,高利得化を実現することができる。 (2)Er添加テルライドファイバの欠点である、長尺
化がむずかしい、高利得性を実現できない、製造方法が
難しい、などを補うことができる。 (3)容易に、かつ、歩留り良く製造することができ、
また低コスト化も可能である。 (4)コアの屈折率を高くするのに、Teの添加量の増
大化で容易に実現することができ、また、このTe添加
量の増大は広帯域化にも効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の希土類元素添加光ファイバの第
1の実施の形態を示す断面図。 (b)本発明の希土類元素添加光ファイバの第2の実施
の形態を示す断面図。 (c)本発明の希土類元素添加光ファイバの第3の実施
の形態を示す断面図。
【図2】本発明の希土類元素添加光ファイバの製造方法
の第1の実施の形態を示すフローチャート
【図3】本発明の希土類元素添加光ファイバの製造方法
の第2の実施の形態を示すフローチャート
【図4】本発明の希土類元素添加光ファイバの製造方法
の第3の実施の形態を示すフローチャート
【図5】本発明の希土類元素添加光ファイバの製造方法
の第4の実施の形態を示すフローチャート
【図6】本発明の希土類元素添加光ファイバの製造方法
の第5の実施の形態を示すフローチャート
【図7】本発明の希土類元素添加光ファイバを用いた光
ファイバ増幅器の実施の形態を示す説明図
【図8】(a)従来の希土類元素添加光ファイバの製造
方法を示すフローチャート (b)VADによるコアスートの作成を示す説明図 (c)希土類塩化物のコアスートへの含浸を示す説明
図。
【符号の説明】
1 希土類元素添加コア 2 クラッド 3 中間層 4 希土類元素添加光ファイバ 5 励起光源 6 駆動回路 7a、7b 光アイソレータ 8a、8b WDMカプラ 9a〜9d 信号光 10a〜10c 励起光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01S 3/10 H01S 3/10 Z (72)発明者 江島 正毅 群馬県安中市磯部2丁目13番1号 信越化 学工業株式会社精密機能材料研究所内 (72)発明者 阿部 淳 群馬県安中市磯部2丁目13番1号 信越化 学工業株式会社精密機能材料研究所内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ErとAlとTeを添加したSiO2
    ガラスからなるコアと、そのコアの外周を覆うポリマ材
    料からなるクラッドを備えたことを特徴とする希土類元
    素添加光ファイバ。
  2. 【請求項2】 前記コアは、Teの添加量が1wt%か
    ら10数wt%、Erの添加量が100wtppmから
    2000wtppm、およびAlの添加量が1000w
    tppmから6wt%のSiO2 系ガラスによって構成
    される請求項1記載の希土類元素添加光ファイバ。
  3. 【請求項3】 ErとAlと5wt%以下のTeを添加
    したSiO2 系ガラスからなるコアと、そのコアの外周
    を覆うSiO2 のクラッド層を備えたことを特徴とする
    希土類元素添加光ファイバ。
  4. 【請求項4】 ErとAlと5wt%以下のTeを添加
    したSiO2 系ガラスからなるコアと、そのコアの外周
    を覆うFを添加したSiO2 の中間層と、この中間層を
    覆うSiO2 のクラッド層を備えたことを特徴とする希
    土類元素添加光ファイバ。
  5. 【請求項5】 前記SiO2 系ガラスは、SiO2 ガラ
    ス、またはSiO2 ガラスにP2 5 かB2 3 かFを
    少なくとも1種を含有している構成の請求項1,2,
    3,あるいは4記載の希土類元素添加光ファイバ。
  6. 【請求項6】 SiO2 系のコアスート母材を作成する
    第1の工程と、前記母材中にTeCl4 を無水エタノー
    ルあるいは無水メタノールに溶解した液を含浸させる第
    2の工程と、前記第2の工程を経た前記母材を酸素を含
    む雰囲気中で乾燥させる第3の工程と、前記母材中にE
    rCl3 を無水エタノールあるいは無水メタノールに溶
    解した液を含浸させる第4の工程と、前記第4の工程を
    経た前記母材を乾燥させる第5の工程と、前記第5の工
    程を経た前記母材を透明ガラス化・脱水処理する第6の
    工程と、前記第6の工程を経た前記母材を線引きする第
    7の工程と、前記第7の工程中にポリマクラッド層を被
    覆する第8の工程を備えたことを特徴とする希土類元素
    添加光ファイバの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第2および第4の工程を1つの工程
    とし、前記第3および第5の工程を1つの工程として実
    施する請求項6記載の希土類元素添加光ファイバの製造
    方法。
  8. 【請求項8】 SiO2 系のコアスート母材を作成する
    第1の工程と、前記母材中にTeCl4 を無水エタノー
    ルあるいは無水メタノールに溶解した液を含浸させる第
    2の工程と、前記第2の工程を経た前記母材を酸素を含
    む雰囲気中で乾燥させる第3の工程と、前記母材中にE
    rCl3 を無水エタノールあるいは無水メタノールに溶
    解した液を含浸させる第4の工程と、前記第4の工程を
    経た前記母材を乾燥させる第5の工程と、前記第5の工
    程を経た前記母材を透明ガラス化・脱水処理する第6の
    工程と、前記第6の工程を経た前記母材の外周にクラッ
    ド層,あるいは中間層とクラッド層を形成した複合材を
    作成する第7の工程と、前記複合材を線引きする第8の
    工程を備えたことを特徴とする希土類元素添加光ファイ
    バの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記第2および第4の工程を1つの工程
    とし、前記第3および第5の工程を1つの工程として実
    施する請求項8記載の希土類元素添加光ファイバの製造
    方法。
  10. 【請求項10】 SiO2 系のコアスート母材を作成す
    る第1の工程と、前記母材中にTeCl4 、AlC
    3 、およびErCl3 を無水エタノールあるいは無水
    メタノールに溶解した液を含浸させる第2の工程と、前
    記第2の工程を経た前記母材を乾燥させる第3の工程
    と、前記第3の工程を経た前記母材を透明ガラス化・脱
    水処理する第4の工程と、前記第4の工程を経た前記母
    材を線引きする第5の工程と、前記第5の工程中にポリ
    マクラッド層を被覆する第6の工程を備えたことを特徴
    とする希土類元素添加光ファイバの製造方法。
  11. 【請求項11】 SiO2 系のコアスート母材を作成す
    る第1の工程と、前記母材中にTeCl4 、AlC
    3 、およびErCl3 をを無水エタノールあるいは無
    水メタノールに溶解した液を含浸させる第2の工程と、
    前記第2の工程を経た前記母材を乾燥させる第3の工程
    と、前記第3の工程を経た前記母材を透明ガラス化・脱
    水処理する第4の工程と、前記第4の工程を経た前記母
    材の外周にクラッド層,あるいは中間層とクラッド層を
    形成した複合材を作成する第5の工程と、前記複合材を
    線引きする第6の工程を備えたことを特徴とする希土類
    元素添加光ファイバの製造方法。
  12. 【請求項12】 ErとAlとTeを添加したSiO2
    系ガラスからなるコア、およびそのコアの外周を覆うポ
    リマ材料からなるクラッドを備えた希土類元素添加光フ
    ァイバと、 前記希土類元素添加光ファイバの入力端に
    結合して入力側光アイソレータを通過してきた信号光と
    励起光源から出射された励起光を前記入力端に入力する
    第1のWDMカプラと、前記希土類元素添加光ファイバ
    の出力端に結合して前記希土類元素添加光ファイバの内
    部で前記励起光に基づいて増幅された前記信号光を出力
    側光アイソレータの入力端に出力する第2のWDMカプ
    ラを備えたことを特徴とする光ファイバ増幅器。
  13. 【請求項13】 前記希土類元素添加光ファイバの前記
    コアは,FあるいはBを添加されている請求項12記載
    の光ファイバ増幅器。
  14. 【請求項14】 前記コアは、Teの添加量が1wt%
    から10数wt%、Erの添加量が100wtppmか
    ら2000wtppm、およびAlの添加量が1000
    wtppmから6wt%のSiO2 系ガラスによって構
    成される請求項12記載の光ファイバ増幅器。
  15. 【請求項15】 ErとAlと5wt%以下のTeを添
    加したSiO2 系ガラスからなるコア、およびそのコア
    の外周を覆うSiO2 のクラッドから構成される希土類
    元素添加光ファイバと、前記希土類元素添加光ファイバ
    の入力端に結合して入力側光アイソレータを通過してき
    た信号光と励起光源から出射された励起光を前記入力端
    に入力する第1のWDMカプラと、前記希土類元素添加
    光ファイバの出力端に結合して前記希土類元素添加光フ
    ァイバの内部で前記励起光に基づいて増幅された前記信
    号光を出力側光アイソレータの入力端に出力する第2の
    WDMカプラを備えたことを特徴とする光ファイバ増幅
    器。
  16. 【請求項16】 ErとAlと5wt%以下のTeを添
    加したSiO2 系ガラスからなるコア、そのコアの外周
    を覆うFを添加したSiO2 の中間層,およびこの中間
    層を覆うSiO2 のクラッド層から構成される希土類元
    素添加光ファイバと、前記希土類元素添加光ファイバの
    入力端に結合して入力側光アイソレータを通過してきた
    信号光と励起光源から出射された励起光を前記入力端に
    入力する第1のWDMカプラと、前記希土類元素添加光
    ファイバの出力端に結合して前記希土類元素添加光ファ
    イバの内部で前記励起光に基づいて増幅された前記信号
    光を出力側光アイソレータの入力端に出力する第2のW
    DMカプラを備えたことを特徴とする光ファイバ増幅
    器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100381009B1 (ko) * 2000-07-11 2003-04-23 한국전자통신연구원 어븀 이온의 980 나노미터 여기 효율과 섬유화 특성향상을 위한 텔루라이트 유리 조성물
KR100433909B1 (ko) * 2002-08-28 2004-06-04 삼성전자주식회사 증폭용 광섬유 및 그 제조 방법

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