JPH1159949A - 原稿搬送装置 - Google Patents
原稿搬送装置Info
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- JPH1159949A JPH1159949A JP21427397A JP21427397A JPH1159949A JP H1159949 A JPH1159949 A JP H1159949A JP 21427397 A JP21427397 A JP 21427397A JP 21427397 A JP21427397 A JP 21427397A JP H1159949 A JPH1159949 A JP H1159949A
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Abstract
いて、画像読み取り時の原稿ぶれ等を防ぎ、画像ジター
の発生をおさえる原稿搬送装置を提供することを課題と
する。 【解決手段】 読み取り部10の上のコンタクトガラス
101上を原稿1が搬送される際に、搬送ベルト駆動ロ
ーラ11および搬送ベルト従動ローラ12を懸架する搬
送ベルト13によって、原稿1をコンタクトガラス10
1上に面で圧接される様にして、画像読み取り位置10
上での原稿ぶれ等を防ぎ、画像ジターの発生をおさえ
る。
Description
シミリ装置の原稿移動、光学系固定型のADFに係り、
特に読み取り部に関する。
稿移動、光学系固定型のADF(いわゆるシートスルー
タイプ)には、特開平6−247642号公報に記載さ
れたものがある。この特開平6−247642号公報に
記載されたものにおいては、図5に示すように、原稿P
は搬送ローラ204により導入バス205内を通して読
み取り位置202へ導かれる。読み取り位置202の上
方近傍には、読み取り位置202と協働してシートガイ
ドを構成するガイド板203が配設されている。さらに
読み取り位置202の下方には、原稿Pの画像情報を読
み取るための光学系201が固定状態で配設されてい
る。このように、画像情報の読み取りは、光学系201
を固定し、原稿Pを移動しながら読み取る流し込みで行
われる。
原稿搬送装置として、特開平7−175279号公報に
記載されたものがある。この特開平7−175279号
公報に記載されたものにおいては、図6に示すように、
原稿用紙210は原稿送給経路213を通して、写像ス
テーション212に搬送され、光学系211の上方で搬
送ローラ214によってコンタクトガラス215に押し
付けられ、光学系211によって読み取られる。
来の特開平6−247642号公報に記載されているよ
うな自動原稿送り装置のように、コンタクトガラスと対
向する位置にガイド板を設けた場合では、ガイド板とコ
ンタクトガラスとの間で原稿があばれ、特に、原稿先端
が読み取り部下流のローラに進入するとき、また、原稿
後端が読み取り部上流のローラを抜けるとき、原稿の搬
送が不安定になり、画像ジターが発生する。
号公報に記載されているような原稿処理機にあっては、
読み取り部の上に、原稿をコンタクトガラスに接触させ
るローラが設けられているが、コンタクトガラスとは点
接触であるため、上記特開平6−247642号公報に
記載されているものよりは有利であるものの、上記と同
様に原稿の搬送が不安定になることによる画像ジターが
発生するという欠点があった。
稿がコンタクトガラス上に面で接触するようにして原稿
を搬送させ、画面ジターを防ぎ、高精度な画像読み取り
を実現させることを目的とする。
上記目的達成のため、原稿を搬送させながら読み取る原
稿搬送装置において、固定位置でコンタクトガラス上の
原稿を読み取る原稿読み取り手段と、該原稿を読み取り
位置を含む前後でコンタクトガラスに圧接させながら、
コンタクトガラス上を搬送させる原稿搬送手段と、を備
えたことを特徴とするものである。
め、請求項1記載の原稿搬送装置において、前記原稿搬
送手段が、無端状の搬送ベルトと、該搬送ベルトの原稿
搬送方向の上流側および下流側に離隔して設けられ前記
搬送ベルトを懸架する一対のベルト搬送ローラと、を有
し、前記ベルト搬送ローラの双方が、前記搬送ベルトを
コンタクトガラスに圧接させることを特徴とするもので
ある。
め、請求項1または2記載の原稿搬送装置において、前
記原稿搬送手段が、原稿読み取り位置の上にも原稿をコ
ンタクトガラスに圧接させる圧接手段を有することを特
徴とするものである。
態について添付図面を参照しつつ説明する。図1〜図4
は、本発明に係る原稿搬送装置の両面原稿読み取りタイ
プの一実施例を示す図である。図1に示すように、原稿
搬送装置は、原稿テーブル2,給紙ガイド板3,底板
4,コロ5,分離ベルト6,分離コロ7,プルアウトロ
ーラ8,プルアウト従動ローラ9,読み取り部10,搬
送ベルト駆動ローラ11,搬送ベルト従動ローラ12,
搬送ベルト13,補助ローラ14,補助従動ローラ1
5,排紙ローラ16,排紙下従動ローラ17,排紙上従
動ローラ18,切替爪19,排紙部20,反転ローラ2
1,反転従動ローラ22,中間トレイ23,排紙センサ
24,ガイド部材50,本体100およびコンタクトガ
ラス101を備えている。
ル2上に第一画像面を上向きに原稿1をセットし、本体
100からの信号により最上位の原稿1から一枚ずつ順
に給送される。以下に、その動作手順を説明する。原稿
1の先端は、給紙ガイド板3に突き当たることにより位
置決めされる。底板4は、図示していないSOLにより
支点4aを中心に矢印A方向へ上昇し、原稿1を下から
呼び出し、コロ5に加圧する。加圧された原稿1は最上
位から順に分離ベルト6,分離コロ7および外装を兼ね
たガイド部材50からなる分離部へ給送され1枚ずつ分
離される。
8,プルアウト従動ローラ9とを有する第一搬送経路を
通り、読み取り部10へ搬送される。読み取り部10
は、コンタクトガラス101,搬送ベルト駆動ローラ1
1,搬送ベルト従動ローラ12,搬送ベルト13からな
り、搬送ベルト13は、コンタクトガラス101に圧接
することにより搬送力を得ている。
の場合は、原稿1は読み取り部10にて、画像情報を読
み取られた後、補助ローラ14,補助従動ローラ15,
排紙ローラ16,排紙下従動ローラ17とを有する第二
搬送経路を通り排紙部20へ搬送される。切替爪19
は、通常はBの位置に保持されている。第一画像面およ
び第二画像面読み取り(両面モード)の場合は、第一画
像面読み取り後、第二搬送経路を通り、排紙センサ24
に原稿先端が到達したのを検知して切替爪19が図示し
ていないSOLによりB’の位置に下降し、反転ローラ
21,反転従動ローラ22とを有するスイッチバックパ
スである第三搬送経路を通り中間トレイ23上に搬送さ
れる。切替爪19は、原稿後端が排紙センサ24を通過
し一定時間(原稿後端が排紙ローラ16を通過し、切替
爪19上に達するまでの時間)経過した後、図示してい
ないSOLが解除されることによりBの位置に復帰す
る。
転し、排紙ローラ16,排紙上従動ローラ18とを有す
る第四搬送経路に進入する。原稿先端は、排紙ローラ1
6,排紙上従動ローラ18とのニップ部に進入するが、
このとき、排紙ローラ16は停止しており、いわゆるス
キューの突き当て補正を行う。突き当て補正終了後、原
稿1は、第四搬送経路および第一搬送経路を通り読み取
り部10にて第二画像面の画像情報を読み取られる。
排紙部20へ排出すると、第二画像面が下向きでスタッ
クされ、原稿のページ順狂いが生じる。第一画像面が下
向きでスタックされるよう、原稿1は、第二搬送経路を
通り、切替爪19がB’の位置に下降し、第三搬送経路
を通り、中間トレイ23上に搬送された後、切替爪19
がBの位置に復帰し、第四搬送経路、第一搬送経路、第
二搬送経路を通って排紙部20へ排出される。
である加圧ローラ25を設けた例を示す。加圧ローラ2
5は、自重により落下し、搬送ベルト13をはさんでコ
ンタクトガラス101に接している。これにより、コン
タクトガラス101と搬送ベルト13との密着度が増
し、加圧ローラ25が無い場合よりも大きな搬送力を得
ることができる。
圧を与えた例を示す。加圧ローラ25の軸受け31に受
け部材33を介して圧縮スプリング32を設けること
で、加圧ローラ25に矢印C方向への圧を与え、自重の
みの場合よりも大きな搬送力を得ることができる。第4
図は、加圧ローラ25が発泡材である例を示す。
ローラ25の中心からコンタクトガラス101までの距
離Dよりも、加圧ローラ25の自然状態での半径を大き
く設定してある。このため、加圧ローラ25は押しつぶ
される形になり、そのときの発泡材の反発力により、加
圧ローラ25は、搬送ベルト13に加圧する。
位置の前後で原稿をコンタクトガラスに圧接させている
ので、原稿が読み取り位置の前後でコンタクトガラスと
面で接触するため、原稿のぶれ等が無く、画像ジターの
発生をおさえることができる。請求項2記載の発明によ
れば、ベルト搬送ローラが読み取り位置の前後でコンタ
クトガラスに搬送ベルトを圧接させるので、搬送ベルト
によって原稿を読み取り位置の前後の面でコンタクトガ
ラスに押さえつけることができ、原稿のぶれ等が無く、
画像ジターの発生をおさえることができる。
り位置の上でも原稿をコンタクトガラスに圧接させてい
るので、読み取り位置上においてより確実に原稿を押さ
えることができ、原稿のぶれ等が無く、画像ジターの発
生をおさえることができる。
である。
である。
る。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】原稿を搬送させながら読み取る原稿搬送装
置において、 固定位置でコンタクトガラス上の原稿を読み取る原稿読
み取り手段と、 該原稿を読み取り位置を含む前後でコンタクトガラスに
圧接させながら、コンタクトガラス上を搬送させる原稿
搬送手段と、 を備えたことを特徴とする原稿搬送装置。 - 【請求項2】請求項1記載の原稿搬送装置において、 前記原稿搬送手段が、無端状の搬送ベルトと、該搬送ベ
ルトの原稿搬送方向の上流側および下流側に離隔して設
けられ前記搬送ベルトを懸架する一対のベルト搬送ロー
ラと、を有し、 前記ベルト搬送ローラの双方が、前記搬送ベルトをコン
タクトガラスに圧接させることを特徴とする原稿搬送装
置。 - 【請求項3】請求項1または2記載の原稿搬送装置にお
いて、 前記原稿搬送手段が、原稿読み取り位置の上にも原稿を
コンタクトガラスに圧接させる圧接手段を有することを
特徴とする原稿搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21427397A JPH1159949A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 原稿搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21427397A JPH1159949A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 原稿搬送装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005364281A Division JP2006168995A (ja) | 2005-12-19 | 2005-12-19 | 原稿搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1159949A true JPH1159949A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=16653011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21427397A Pending JPH1159949A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 原稿搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1159949A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003066658A (ja) * | 2001-08-28 | 2003-03-05 | Canon Inc | シート搬送装置及び画像読取装置 |
JP2005089116A (ja) * | 2003-09-18 | 2005-04-07 | Ricoh Co Ltd | 自動原稿送り装置及びこれを用いた画像形成装置 |
-
1997
- 1997-08-08 JP JP21427397A patent/JPH1159949A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003066658A (ja) * | 2001-08-28 | 2003-03-05 | Canon Inc | シート搬送装置及び画像読取装置 |
JP2005089116A (ja) * | 2003-09-18 | 2005-04-07 | Ricoh Co Ltd | 自動原稿送り装置及びこれを用いた画像形成装置 |
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