JPH1159546A - 自転車サスペンション組立体及びそれを用いた自転車フレーム - Google Patents

自転車サスペンション組立体及びそれを用いた自転車フレーム

Info

Publication number
JPH1159546A
JPH1159546A JP10175571A JP17557198A JPH1159546A JP H1159546 A JPH1159546 A JP H1159546A JP 10175571 A JP10175571 A JP 10175571A JP 17557198 A JP17557198 A JP 17557198A JP H1159546 A JPH1159546 A JP H1159546A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suspension
bicycle
bicycle frame
suspension member
shock absorber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10175571A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3265264B2 (ja
Inventor
Hisashi Matsui
久 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimano Inc
Original Assignee
Shimano Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimano Inc filed Critical Shimano Inc
Publication of JPH1159546A publication Critical patent/JPH1159546A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3265264B2 publication Critical patent/JP3265264B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K25/00Axle suspensions
    • B62K25/04Axle suspensions for mounting axles resiliently on cycle frame or fork
    • B62K25/28Axle suspensions for mounting axles resiliently on cycle frame or fork with pivoted chain-stay
    • B62K25/30Axle suspensions for mounting axles resiliently on cycle frame or fork with pivoted chain-stay pivoted on pedal crank shelf
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M17/00Transmissions characterised by use of rotary shaft, e.g. cardan shaft

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的安価で製造しやすい自転車用サスペン
ションを得る。 【解決手段】 リアフレーム18を弾性的に支持する自転
車フレームのためのサスペンション組立体であり、リア
フレーム18は後輪19を支持する。自転車フレームは、リ
アフレーム18メインフレーム16に連結させるサスペンシ
ョン組立体14を備えた二つ割型構造である。サスペンシ
ョン組立体14はリアフレーム18が下部ブラケット23の自
転車クランク軸と同軸に回転するように下部ブラケット
23の周りに配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自転車のリアサスペ
ンション組立体に関係する。さらに詳しくは、本発明
は、リアフレームが下部ブラケットを中心に回転するよ
うにリアフレームをメインフレーム部材に弾性的に連結
するリアサスペンション組立体に関係する。
【0002】
【従来の技術】自転車に乗ることは、移動のためだけで
はなく、ますます人気のあるレクレーションとなってい
る。さらに、自転車に乗ることはプロ、アマチュアの双
方にとって人気の高い競技となってきている。自転車
が、レクレーションに、移動に、あるいは競技に使用さ
れようとされまいと、自転車産業は継続的に種々の自転
車部品の改良を行っている。過去においては、ほとんど
の自転車においてリジッドフレームが用いられており、
この場合は悪路走行に伴う衝撃が直接にライダーに伝わ
る。言い換えれば、ほとんどの自転車にはフロントある
いはリアサスペンションが搭載されていなかった。
【0003】最近では、自転車、特にマウンテンバイク
(MTB)及び全環境型自転車(ATB)には、悪路での走行にお
いてライダーに伝わる衝撃を吸収するためのフロント及
び/又はリアのサスペンション組立体が装着されてい
る。これらのサスペンション組立体は非常に単純なもの
から複雑なものまで様々である。しかしながら、従来の
サスペンション組立体には多くの欠陥がある。たとえ
ば、いくつかの従来型サスペンション組立体は、製造す
ると高価なものになり、また組立が困難である。また他
の従来のサスペンション組立体では常に調整が必要であ
り、さらに他のサスペンション組立体では動力伝達経路
に悪影響を与える。
【0004】リアサスペンション組立体を有するいくつ
かの従来例は下記の米国特許で示される。 3,942,821(Bock); 5,121,937(Lawwill); 5,205,572
(Buell et al.); 5,217,241(Girvin); 5,226,674(Buell
et al.); 5,244,224(Busby); 5,259,637(Busby); 5,28
4,354(McWethy); 5,306,036(Busby); 5,316,327(Bell);
5,332,246(Buell); 5,354,085(Gally); 5,370,411(Tak
amiya et al.); 5,385,361(De Bei); 5,409,249(Busb
y); 5,460,396(Sutter et al.); 5,474,318(Castellan
o); 5,498,013(Hwang); 5,570,896(Collins); 5,611,55
7(Farris et al.) これらから明らかなように、比較的安価で製造しやすい
自転車サスペンション組立体が要望されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的の一つは
比較的高価でない自転車サスペンション組立体を提供す
ることである。本発明の別の目的は、下部ブラケットの
主軸を中心とした旋回運動のために自転車の後輪を旋回
自在に支持する自転車サスペンション組立体を提供する
ことである。
【0006】本発明のさらに別の目的は、比較的高価で
はなく、自転車サスペンション組立体を含む2つ割型自
転車フレームを提供することである。本発明のさらに別
の目的は、後輪を支持するサスペンション組立体を備え
た自転車フレームを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の一見地に係る自
転車サスペンション組立体は、第1自転車フレーム部材
に結合される第1フレーム結合部を有する第1サスペン
ション部材と、第2サスペンション部材と、ショックア
ブソーバとからなる。第2サスペンション部材は、旋回
軸の回りに相対旋回運動のために第1サスペンション部
材に移動可能に連結されており、自転車クランク軸が旋
回軸と実質的に一致する回転軸芯を有するように、第2
自転車フレーム部材が固定連結された第2フレーム結合
部と自転車クランク軸を受ける大きさの孔を有してい
る。ショックアブソーバは、第2サスペンション部材
を、ショックアブソーバが実質的に弾性的に変形される
衝撃吸収位置からショックアブソーバが相対的均衡状態
にある静止位置に移動させるために、第1サスペンショ
ン部材と第2サスペンション部材との間に設けられてい
る。
【0008】また、本発明の別の見地に係る自転車フレ
ームは、フロント旋回端部とリアハブ支持端部を有する
第1自転車フレーム部材と、第1フレーム結合部を介し
て第1自転車フレーム部材のフロント旋回端部に結合さ
れた自転車サスペンション組立体からなる。前記自転車
サスペンション組立体は、第2自転車フレーム部材に固
定連結された第2フレーム結合部を有する第1サスペン
ション部材と、第2サスペンション部材と、ショックア
ブソーバとを有している。第2サスペンション部材は、
旋回軸を中心とした動きのために第1自転車フレーム部
材のフロント旋回端部に固定連結され、旋回軸を中心と
した相対旋回運動のために第1サスペンション部材に移
動可能に連結され、自転車クランク軸が旋回軸と実質的
に一致する回転軸を有するよう自転車クランク軸を受け
る大きさの孔を有している。ショックアブソーバは、第
1サスペンション部材と第2サスペンション部材との間
に設けられ、第2サスペンション部材と第1自転車フレ
ーム部材とを、旋回軸を中心として、ショックアブソー
バ体が実質的に弾性的に変形する衝撃吸収位置からショ
ックアブソーバが相対的均衡状態である静止位置へ移動
させる。
【0009】本発明のさらに別の見地に係る自転車フレ
ームは、フロントフォーク結合部とリア動力伝達結合部
とを有する第1自転車フレーム部材と、フロント旋回端
部とリアハブ支持端部とを有する第2自転車フレーム部
材と、第1自転車フレーム部材のリア動力伝達結合部と
第2自転車フレーム部材のフロント旋回端部に連結され
た自転車サスペンション組立体とからなる。
【0010】そして自転車サスペンション組立体は、第
1自転車フレーム部材のリア動力伝達結合部に固定連結
された第1フレーム結合部を有する第1サスペンション
部材と、第2サスペンション部材と、ショックアブソー
バとを含む。第2サスペンション部材は、旋回軸を中心
として動くように第2自転車フレーム部材のフロント旋
回端部に固定連結され、旋回軸を中心に相対的に回転す
るよう第1サスペンション部材に移動自在に連結され、
さらに自転車クランク軸が旋回軸と実質的に一致する回
転軸を有するよう自転車クランク軸を受ける大きさの孔
を有している。ショックアブソーバは、第1サスペンシ
ョン部材と第2サスペンション部材との間に設けられ、
第2サスペンション部材と第2自転車フレーム部材と
を、旋回軸を中心にショックアブソーバが実質的に弾性
的に変形する衝撃吸収位置からショックアブソーバが相
対的均衡状態にある静止位置に移動させる。
【0011】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]図1及び2には、本発明の実施形態に
よるフレーム12とサスペンション組立体14とを備えた自
転車10が示されている。フレーム12は、第1あるいはメ
インフレーム16と第2あるいはリアフレーム18とを有す
る基本的に2つの部分からなる二つ割型フレーム組立体
であり、リアフレーム18をメインフレーム16に弾性的に
結合しそこに伝わる衝撃を吸収するサスペンション組立
体14を有している。
【0012】さらに自転車10は、リアハブ19aの回りに
回転自在に装着された後輪19と、フロントハブ20aの回
りに回転自在に装着された前輪20と、自転車10を駆動す
るための駆動伝達組立体22とを含んでいる。駆動伝達組
立体22は基本的に、下部ブラケット23と、フロントチェ
ーンリング又はスプロケット25を有するクランクセット
24と、ペダル27を有する1対のクランクアーム26と、駆
動用チェーン28と、従来と同様の方法で後輪19のリアハ
ブ19aに連結されたリアスプロケット29とを含む。自転
車10のこれらの部品は当該技術分野において周知である
ので、これらが本発明に関連して使用されるための変更
が加えられることを除いては、ここでは詳細に説明はし
ない。さらに、ブレーキ、変速装置、付属スプロケット
などの従来からの自転車部品に関してはここでは特に説
明を省略するが、本発明に関連して使用することが可能
である。
【0013】この実施形態では、メインフレーム16は、
複数のリジッドで筒状の部材を結合して構成されてお
り、シートチューブ30、ヘッドチューブ32、及びリア動
力伝達結合部34を含む。メインフレーム16は、鋼鉄、ク
ロムモリブデン鋼、カーボン混合材料、又は他のフレー
ムに適する周知のフレーム材のような材料で構成される
のが望ましい。
【0014】シートチューブ30は、従来の方法でシート
37をシートポスト38を介してメインフレーム16に結合す
るのが好ましい。特に、シートポスト38はシートチュー
ブ30を構成するフレーム部材の中に入れ子式に装着され
るのが望ましい。シートポスト38は従来のシートポスト
のボルトで好みの位置に設定することが可能である。そ
のシートポスト・ボルトは素早く外せるタイプのボルト
であるのが好ましい。
【0015】ヘッドチューブ32は入れ子式にフロントフ
ォーク40とハンドルステム42とを従来と同様にして受け
るのが好ましい。フロントフォーク40はフロントハブ20
aを介して前輪20を回転自在に支持しており、他方ハン
ドルステム42は、自転車10の舵取り用にフロントフォー
ク40を旋回するために従来の方法でハンドルバー46を支
持している。
【0016】リア動力伝達結合部34はメインフレーム16
を構成する筒状部材の一つに溶接された1対のブラケッ
ト50を含むのが好ましい。ブラケット50は、メインフレ
ーム16より下に向かって延び、サスペンション組立体14
の一部を受ける空間をつくるために互いに離れて配置さ
れている。サスペンション組立体14は、ブラケット50の
間に保持され、複数のボルト56及びナット58によって固
定されている。特に、各ブラケット50は各ボルト56が通
るための1対のボルト孔54を有している。ボルト56には
ナット58が螺合するネジが形成されている。このように
して、ボルト56とナット58はメインフレーム16をブラケ
ット50に固定しており、メインフレーム16を、単にボ
ルト56とナット58を取り外すだけでサスペンション組立
体14とリアフレーム18から容易に取り外せる。
【0017】図4から明らかなように、リアフレーム18
は、1対の実質的に同一のアーム60を含む。各アーム60
はフロント旋回端部62を有しており、この端部62は、以
下で述べられる自転車サスペンション組立体14の一部
と、後輪19がリアフレーム18のアーム60間でリアハブ19
aを中心として回転可能なようにリアハブ19aに結合され
たリアハブ支持端部64とに固定連結されている。アーム
60は、アルミニウム、鋼鉄、クロムモリブデン鋼、カー
ボン混合材料、あるいは他のフレーム材として適した材
料等の硬い材料で構成されるのが好ましい。
【0018】次に、右側アーム60が示されている図6を
参照する。各アーム60のフロント旋回端部62は、下部ブ
ラケット23が貫通しこれを保持する中央開口部70と、フ
ロント旋回端部62をサスペンション組立体14(後述)の
一部に固定連結するボルト74を受けるための4つのボル
ト孔72とを有している。リアハブ支持端部64は長手方向
に延びる溝76を有しており、この溝76はリアハブ19a
を固定連結するためにリアハブ19aのネジ軸を支持す
る。リアハブ19aやホイール19については周知のもので
あるので、ここでは詳細な説明は省略する。
【0019】図3〜8を参照して、サスペンション組立
体14は、主として、第1又は外側サスペンション部材80
と、第2又は内側サスペンション部材82と、ショックア
ブソーバとを含んでいる。ショックアブソーバは、図6
及び図8に示すように、複数の弾性部材86を含んでい
る。基本的には、第1又は外側サスペンション部材80は
図3,5,7に示されるようにメインフレーム16のリア
動力伝達結合部34に固定されており、また第2又は内側
サスペンション部材82は、図3,4,6に示されるよう
に、リアフレーム18のアーム60のフロント旋回端部62に
固定連結され、図8に示されるように、自転車フレーム
12に伝わる衝撃を吸収するために外側サスペンション部
材80と内側サスペンション部材82との間での相対旋回運
動を可能にするように弾性部材86が設けられている。
【0020】図8〜10に示されるように、外側サスペ
ンション部材80はアルミニウム、鋼鉄、クロムモリブデ
ン鋼、あるいは他の適した材料等の硬い材料から構成さ
れる。外側サスペンション部材80は中央開口部90を有し
ており、この中央開口部90は、自転車フレーム12のメイ
ンの長手方向の軸に対して実質的に交差するように延び
る軸を有している。また、この開口部90は、図8に示さ
れるように、内側サスペンション部材82と、下部ブラケ
ット23と、弾性部材86とを受ける。従って、開口部90の
長手方向の軸は下部ブラケット23の軸と軸方向に並んで
いる。さらに、開口部90は開口部90の軸に向かって放射
状に延びる4つのフランジ又は支持部92を有する。これ
らのフランジ又は支持部92は、各々以下に説明するよう
に弾性部材86に係止する1対の対向した支持面を有す
る。
【0021】図6,7に示されるように、外側サスペン
ション部材80は、内部を貫通するボルト孔96が形成され
た1対の装着部94を有している。装着部94は、ボルト孔
56及びナット58によりサスペンション組立体14をメイン
フレーム16に結合するためのメインフレーム結合部を形
成する。特に、ボルト56は、ブラケット50の1つのボル
ト孔54に挿入され、次に外側サスペンション部材80のボ
ルト孔96を通り、そして最後に2つのブラケット50のう
ちの他方に形成された2つのボルト孔54のうちの他方を
通る。そして最後に、外側サスペンション部材80をメイ
ンフレーム16に固定するために、ナット58がボルト56の
ネジ部に螺合される。
【0022】また、図8〜10に示されるように、外側
サスペンション部材80は、その下端部に1組のネジ孔98
を有するのが好ましい。図3,5に示されるように、ネ
ジ孔98にはボルト100が螺合可能であり、これにより弾
性部材86に対してプリロード(予荷重)がかかるように
なっている。より詳しくは、ボルト100は、これらの図
でみられるように、リアフレーム18のアーム60が反時計
回りに回転するのを抑制している。ボルト100が最も上
のネジ孔98に位置するとき、弾性部材86には最大のプリ
ロードがかかる。ボルト100をネジ孔98の下方の1つに
移動させることによって、弾性部材86へのプリロードを
低くすることができる。もちろん、ボルト100は弾性部
材86にプリロードがかからないよう全て取り去ることも
可能である。
【0023】図8及び11〜13を参照して、第2又は
内側サスペンション部材82は、内部を貫通する中心孔10
4を有するハブ部102と、ハブ部102から放射状に外側に
むかって延びる4つのフランジ又は支持部106とを有す
る。中心孔104はその内部に下部ブラケット23を保持可
能な大きさである。特に、中心孔104の両端部には下部
ブラケット23が螺合するネジ部108が形成されている。
なお、中心孔104は他のタイプの下部ブラケット等を支
持可能なように構成することも可能である。
【0024】図8から明らかなように、内側サスペンシ
ョン部材82は、外側サスペンション部材80の中央開口部
90内に支持され、内側サスペンション部材82のフランジ
106が外側サスペンション部材80のフランジ92の間に位
置し、弾性部材86は、隣接するフランジ92と106との間
に差し挟まれるように配置されている。フランジ106
は、内側サスペンション部材82が外側サスペンション部
材80の中央開口部90内に位置するとき、弾性部材86が係
止するための1対の対向した支持面を有するのが好まし
い。複数のフランジ106のそれぞれは、内側サスペンシ
ョン部材82の各側にアーム60を固定連結するためのボル
ト74が螺合するネジ孔110を有する。内側サスペンショ
ン部材82はリアフレーム18のアーム60に固定連結される
ため、内側サスペンション部材82とリアフレーム18と
は、メインフレーム16及びこれに固定連結された外側
サスペンション部材80に対して、一緒に相対的に移動す
る。もちろん、外側サスペンション部材80と内側サスペ
ンション部材82との間の回転あるいは旋回運動量は弾性
部材86の圧縮によって限定される。
【0025】再び図6及び8を参照して、弾性部材86
は、エラストマーで形成されており、この弾性部材86の
変形なしでは外側サスペンション部材80と内側サスペン
ション部材82との間で相対運動が起こらないように、外
側サスペンション部材80のフランジ92と内側サスペンシ
ョン部材82のフランジ106との間に保持される大きさ及
び形となっている。通常の使用においては、弾性部材86
は、フレーム12に伝わる衝撃を吸収するために弾性変形
し、そして平常静止位置に戻るのに充分な弾力性を有す
るべきである。図6に示されるように、弾性部材86は円
形の断面を有する筒型の部材である。なお、弾性部材86
はサスペンション組立体14のその他の構成部品の形に応
じて広い範囲の様々な形を有することが可能である。ま
た、弾性部材86は、外側サスペンション部材80と内側サ
スペンション部材82との間のいかなる相対運動をも避け
るために、静止位置においてわずかに変形しているよう
な大きさとするのが好ましい。この実施形態のショック
アブソーバを形成するために複数の弾性部材86が使用さ
れているが、ショックアブソーバは、エラストマーから
形成される単一の部材、単一のスプリング#、複数のス
プリング等から構成することも可能である。
【0026】次に作用について説明する。力あるいは衝
撃が後輪19に伝わると、内側サスペンション部材82とと
もにリアフレーム18が下部ブラケット23の主軸を中心と
して時計回りに回転する。この力あるいは衝撃は下部ブ
ラケット23の軸を中心とした回転によって補償されるの
でチェーン28に影響はない。すなわちチェーン28はメイ
ンフレーム16に関してリアフレーム18の回転運動中にテ
ンションが変わるようなことはない。この自転車10に対
する衝撃あるいは力の吸収期間中において、弾性部材86
はフランジ92と106との間で弾性変形する。一旦、フレ
ーム12への力や衝撃が緩和されると、弾性部材86は静止
位置に戻り、それが次には弾性部材86の弾力性のために
内側サスペンション部材82を、外側サスペンション部材
80と相対的に初期静止位置に移動させる。初期静止位置
においては、弾性部材86に対して、外側サスペンション
部材80のネジ孔98に1対のボルト100を通すことによっ
て、初期のプリロードを与えることができる。言い換え
るなら、静止位置において、ボルト100は、弾性部材86
にわずかに時計回りにプリロードがかかるような位置に
アーム60を保持するためにアーム60に係止している。
【0027】[第2実施形態]図14に本発明の第2実施
形態を示している。この第2実施形態の前記第1実施形
態と異なる点は、第1実施形態の駆動伝達組立体22がチ
ェーンドライブ式の機構であったのに対し、この第2実
施形態の駆動伝達組立体222はシャフトドライブ式の機
構である点である。より詳しくは、第2実施形態では、
第1実施形態におけるリアフレーム18の右側アーム60、
下部ブラケット23、フロントスプロケット25、駆動用チ
ェーン28、及びリアスプロケット29が、それぞれ右側ア
ーム260、下部ブラケット223、フロントギア225、駆動
軸228、及びリアギア229にとって代わられたことを除け
ば、実質的には前記の第1実施形態と同じである。
【0028】以下では、2つの実施形態の異なる点のみ
を説明する。さらに第2実施形態は第1実施形態におい
て使用されたものと同じ部品の多くを使うため、これら
の部材には第1実施形態と同じ参照番号が与えられる。
第2実施形態においては、リアフレーム218は第1実施
形態の第1あるいは左側アーム60と図14に示される第2
あるいは右側アーム260とを含む。右側アーム260は基本
的に前端ハウジング262と、中央ハウジング263と、リア
ハブハウジング264とを含む。ハウジング262,263及び2
64は全て当分野において知られる相当に硬い自転車フレ
ーム用材料から構成される。例えばハウジング262,263
及び264はアルミニウム、クロムモリブデン鋼等からつ
くられる。そして、ハウジング262,263及び264はそれ
ぞれがともに一体的に固定されることによって、サスペ
ンション組立体14からリアハブ219aに延びる硬い支持ア
ームを形成する。
【0029】前端ハウジング262は、互いに固定連結さ
れた2つの部材であるのが好ましい。前端ハウジング26
2の第1部材262aは実質的に第1実施形態の右側アーム
60と同じ方法で、ボルト74により内側サスペンション部
材82に連結される。特に、前端ハウジング262の部材262
aは、下部ブラケット223のクランク軸を受け入れる中
央開口部270と、前端ハウジング262を内側サスペンショ
ン部材82に固定連結するための第1実施形態のボルト74
を受けるための4つのボルト孔272とを有する。前端ハ
ウジング262の第2部材262bは、下部ブラケット223の
クランク軸端部が第1実施形態の右側クランクアーム26
を取り付けるために延びているような形で中央開口部27
5を有する。
【0030】中央ハウジング263は、中空のチューブを
形成するため、第1部材263aが第2部材263bに結合さ
れた2つ割型構造であるのが好ましい。中央ハウジング
263によって形成される中空チューブの第1端部は前端
ハウジング262へ連結され、他方中央ハウジング263によ
って形成される中空チューブの第2あるいはリア端部
は、駆動軸228が配置され前端ハウジング262とリアハブ
ハウジング264との間に延びるようにリアハブハウジン
グ264に連結されている。
【0031】リアハブハウジング264についても、リア
ハブ219aのネジ軸とリアギア229を受けるように設計さ
れた中央開口部276を有する第1部材264aを有する2つ
割型構造であるのが好ましい。リアハブハウジング264
の第2部材264bは中央開口部277を有し、この開口部27
7は、リアハブハウジング264をリアハブ219aに固定連
結するためのワッシャ279とナット281を受けるリアハブ
219aのネジ軸を支持する。
【0032】駆動軸228は、下部ブラケット223のクラン
ク軸に固定連結された傘歯車225に噛み合うように前端
ハウジング262内に配置された第1傘歯車228a有してい
る。駆動軸228の他端部はリアハブ219aのリア傘歯車22
9と噛み合うリア傘歯車228bを有する。従って、駆動軸
228は下部ブラケット223からリアハブ219aへ力を伝達
する。より詳しくは、自転車のペダルが下部ブラケット
223を回転させるために駆動されるとき、リア傘歯車225
はそれとともに回転する。リア傘歯車225の歯は駆動軸2
28を回転させるための傘歯車228aの歯と噛み合い、そ
してその駆動軸228は傘歯車228bを回転させる。傘歯車
228bの歯はリアハブ219bを回転させるためのリア傘歯
車229の歯と噛み合う。
【0033】第1実施形態と同様に、この第2実施形態
は下部ブラケット223の軸の回りを回転する内側サスペ
ンション部材82に固定連結された左側アーム60と右側ア
ーム260とを有している。従って、力あるいは衝撃が後
輪19に伝達されると、内側サスペンション部材82と一体
のリアフレーム218は下部ブラケット223の主軸を中心と
して時計回りに回転する。この力あるいは衝撃の吸収は
下部ブラケット223の軸を中心とする回転によって補償
されるので、駆動軸228に対しての悪影響はない。
【0034】
【発明の効果】以上のような本発明では、安価で製造が
容易な自転車サスペンション組立体が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である2つ割型自転車フレー
ムとリアサスペンション組立体を含む自転車の側面図。
【図2】図1で示された自転車フレームの拡大部分側面
図。
【図3】メインフレームとリアフレームの間で相互連結
されるサスペンション組立体の拡大部分側面図。
【図4】サスペンション組立体とリアフレームの横向き
断面図であり、下部ブラケットとボルトは側面から、フ
ロントスプロケットとクランクアームは外側に分解され
た形で示されている。
【図5】リアサスペンション組立体の背面図であり、フ
ロントスプロケットとクランクアームは外側に分解され
た形で、リアフレームのアームは断面が示されている。
【図6】図1〜5で示されたサスペンション組立体の分
解透視図であり、リアフレームのアームの1つが外側に
分解されて示されている。
【図7】図1〜6に示されたサスペンション組立体を頂
点からみた図であり、フロントスプロケットとクランク
・アームは外側に分解された形で示されている。
【図8】静止位置にあり、下部ブラケットが装着された
状態のサスペンション組立体の側面図。
【図9】図1〜8に示されたサスペンション組立体の外
側サスペンション部材の背面図。
【図10】図1〜8に示されたサスペンション組立体の
図9に示された外側サスペンション部材の側面図。
【図11】図1〜8に示されたサスペンション組立体の
内側サスペンション部材の背面図。
【図12】図1〜8に示されたサスペンション組立体の
図11に示された内側サスペンション部材の背面図。
【図13】図1〜8に示されたサスペンション組立体の
図11,12に示された内側サスペンション部材の部分
断面図。
【図14】本発明の第2実施形態のサスペンション組立
体の分解透視図。
【符号の説明】
12 フレーム 14 サスペンション組立体 16 メインフレーム(第1フレーム部材) 18 リアフレーム部材(第2フレーム部材) 23 下部ブラケット 34 リア動力伝達結合部 62 フロント旋回端部 64 リアハブ支持端部 80 外側サスペンション部材(第1サスペンション
部材) 82 内側サスペンション部材(第2サスペンション
部材) 86 弾性部材 90 中央開口部 92 フランジ(支持部) 104 中心孔 106 フランジ(支持部)

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1自転車フレーム部材に連結される第1
    フレーム結合部を有する第1サスペンション部材と、第
    2サスペンション部材と、ショックアブソーバとを備
    え、前記第2サスペンション部材は、旋回軸の回りに相
    対的に旋回可能なように前記第1サスペンション部材に
    移動可能に連結され、第2自転車フレーム部材を固定す
    るための第2フレーム結合部と自転車クランク軸を受け
    入れる大きさの孔とを有し、前記自転車クランク軸が前
    記旋回軸と実質的に一致する回転軸芯を有するものであ
    り、 前記ショックアブソーバは、前記第1サスペンション部
    材と前記第2サスペンション部材との間に設けられ、前
    記第2サスペンション部材を、前記ショックアブソーバ
    が実質的に弾性的に変形する衝撃吸収位置から前記ショ
    ックアブソーバが相対的均衡状態にある静止位置に移動
    させる、自転車サスペンション組立体。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の自転車サスペンション組
    立体において、 前記第1サスペンション部材は、前記旋回軸回りの相対
    回転のために前記第2サスペンション部材が同軸に入る
    開口部を有している。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の自転車サスペンション組
    立体において、 前記ショックアブソーバは前記開口部内に位置してい
    る。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の自転車サスペンション組
    立体において、 前記第1サスペンション部材は少なくとも1つの第1支
    持部材を含み、前記第2サスペンション部材は少なくと
    も1つの第2支持部材を含み、前記ショックアブソーバ
    は前記第1及び第2支持部材に機能的に係止する。
  5. 【請求項5】請求項2に記載の自転車サスペンション組
    立体において、 前記第1サスペンション部材は前記開口部内に向かって
    延びる第1支持部材を有し、前記第2サスペンション部
    材は外方に向かって延びる第2支持部材を有し、前記シ
    ョックアブソーバは前記第1支持部材と第2支持部材と
    の間に位置する複数の弾性部材を含み、前記弾性部材は
    そのうちの少なくとも1つが弾性変形するのを促すよう
    なねじり力が加わるまでは前記第1及び第2サスペンシ
    ョン部材を動かないよう保持する。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の自転車サスペンション組
    立体において、 前記第1サスペンション部材は4つの前記第1支持部材
    を有し、前記第2サスペンション部材は4つの前記第2
    支持部材を有し、前記第1及び第2支持部材の対向する
    面の間のそれぞれに1つの前記弾性部材が設けられてい
    る。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の自転車サスペンション組
    立体において、 前記弾性部材はエラストマーから構成されている。
  8. 【請求項8】請求項1に記載の自転車サスペンション組
    立体において、 前記第1フレーム結合部はボルトを介して第1自転車フ
    レーム部材を結合するための孔を有している。
  9. 【請求項9】請求項1に記載の自転車サスペンション組
    立体において、 前記第2フレーム結合部はボルトを介して第2自転車フ
    レーム部材を結合するための孔を有している。
  10. 【請求項10】請求項1に記載の自転車サスペンション
    組立体において、 前記第2サスペンション部材の前記孔は、自転車クラン
    ク軸を回転可能に支持する下部ブラケットを内部に結合
    するためのネジ部を有している。
  11. 【請求項11】請求項1に記載の自転車サスペンション
    組立体において、 前記第1サスペンション部材は前記ショックアブソーバ
    にプリロードをかけるための第2自転車フレーム部材に
    係止する停止部材を有している。
  12. 【請求項12】フロント旋回端部とリアハブ支持端部と
    を有する第1自転車フレーム部材と、 第1フレーム結合部を介して前記第1自転車フレーム部
    材の前記フロント旋回端部に結合された自転車サスペン
    ション組立体とからなる自転車フレームであり、 前記自転車サスペンション組立体は、 第2自転車フレーム部材に固定連結された第2フレーム
    結合部を有する第1サスペンション部材と、 旋回軸を中心とした動きのために前記第1自転車フレー
    ム部材の前記フロント旋回端部に固定連結され、前記旋
    回軸を中心とした相対旋回運動のために前記第1サスペ
    ンション部材に移動可能に連結され、自転車クランク軸
    が前記旋回軸と実質的に一致する回転軸を有するよう自
    転車クランク軸を受ける大きさの孔を有する第2サスペ
    ンション部材と、 前記第1サスペンション部材と第2サスペンション部材
    との間に設けられたショックアブソーバであって、前記
    第2サスペンション部材と前記第1自転車フレーム部材
    を、前記旋回軸を中心としてこのショックアブソーバが
    実質的に弾性変形する衝撃吸収位置から相対的均衡状態
    である静止位置へ移動させるショックアブソーバと、を
    備えた自転車フレーム。
  13. 【請求項13】請求項12に記載の自転車フレームにお
    いて、 前記第1サスペンション部材は、前記第2サスペンショ
    ン部材が前記旋回軸を中心として相対回転可能なように
    前記旋回軸と同軸に形成された開口部を有している。
  14. 【請求項14】請求項13に記載の自転車フレームにお
    いて、 前記ショックアブソーバは前記開口部内に位置してい
    る。
  15. 【請求項15】請求項12に記載の自転車フレームにお
    いて、 前記第1サスペンション部材は少なくとも1つの第1支
    持部材を含み、前記2サスペンション部材は少なくとも
    1つの第2支持部材を含み、前記ショックアブソーバは
    前記第1及び第2支持部材を機能的に係止させる。
  16. 【請求項16】請求項13に記載の自転車フレームにお
    いて、 前記第1サスペンション部材は前記開口部内に向かって
    延びる第1支持部材を有し、前記第2サスペンション部
    材は外方に向かって延びる第2支持部材を有し、前記シ
    ョックアブソーバは前記第1支持部材と第2支持部材と
    の間に位置する複数の弾性部材を含み、前記弾性部材は
    そのうちの少なくとも1つが弾性変形するのを促すよう
    なねじり力が加わるまでは前記第1及び第2サスペンシ
    ョン部材を動かないよう保持する。
  17. 【請求項17】請求項16に記載の自転車フレームにお
    いて 前記第1サスペンション部材は4つの前記第1支持部材
    を有し、前記第2サスペンション部材は4つの前記第2
    支持部材を有し、前記第1及び第2支持部材の対向する
    面の間のそれぞれに1つの前記弾性部材が設けられてい
    る。
  18. 【請求項18】請求項17に記載の自転車フレームにお
    いて、 前記弾性部材はエラストマーから構成されている。
  19. 【請求項19】請求項12に記載の自転車フレームにお
    いて、 前記第2フレーム結合部はボルトを介して第2自転車フ
    レーム部材を結合するための孔を有している。
  20. 【請求項20】請求項12に記載の自転車フレームにお
    いて、 前記第1自転車フレーム部材はボルトを介して前記第2
    サスペンション部材に結合されている。
  21. 【請求項21】請求項12に記載の自転車フレームにお
    いて、 前記第2サスペンション部材の前記孔は、自転車クラン
    ク軸を回転可能に支持する下部ブラケットを内部に結合
    するためのネジ部を有している。
  22. 【請求項22】請求項12に記載の自転車フレームにお
    いて、 前記第1サスペンション部材は前記ショックアブソーバ
    にプリロードをかけるための第2自転車フレーム部材に
    係止する停止部材を有している。
  23. 【請求項23】フロントフォーク結合部とリア動力伝達
    結合部とを有する第1自転車フレーム部材と、 フロント旋回端部とリアハブ支持端部とを有する第2自
    転車フレーム部材と、 前記第1自転車フレーム部材の前記リア動力伝達結合部
    と前記第2自転車フレーム部材のフロント旋回端部に連
    結された自転車サスペンション組立体とを備え、 前記自転車サスペンション組立体は、 前記第1自転車フレーム部材の前記リア動力伝達結合部
    に固定連結された第1フレーム結合部を有する第1サス
    ペンション部材と、 旋回軸を中心として旋回するように前記第2自転車フレ
    ーム部材の前記フロント旋回端部に固定連結され、前記
    旋回軸を中心に相対的に回転するよう前記第1サスペン
    ション部材に移動自在に連結され、自転車クランク軸が
    前記旋回軸と実質的に一致する回転軸を有するよう前記
    自転車クランク軸を受ける大きさの孔を有する第2サス
    ペンション部材と、 前記第1サスペンション部材と第2サスペンション部材
    の間に配置されたショックアブソーバであって、前記第
    2サスペンション部材と前記第2自転車フレーム部材と
    を、前記旋回軸を中心に前記ショックアブソーバが実質
    的に弾性的に変形する衝撃吸収位置から前記ショックア
    ブソーバが相対的均衡状態にある静止位置に移動させる
    ショックアブソーバとを有している、自転車フレーム。
  24. 【請求項24】請求項23に記載の自転車フレームにお
    いて、 前記第1サスペンション部材は、前記旋回軸を中心とし
    た相対回転のために前記第2サスペンション部材が同軸
    に備え付けられる開口部を有している。
  25. 【請求項25】請求項24に記載の自転車フレームにお
    いて、 前記ショックアブソーバは前記開口部内に位置してい
    る。
  26. 【請求項26】請求項25に記載の自転車フレームにお
    いて、 前記第1サスペンション部材は少なくとも1つの第1支
    持部材を含み、前記第2サスペンション部材は少なくと
    も1つの第2支持部材を含み、前記ショックアブソーバ
    は前記第1及び第2支持部材に機能的に係止している。
  27. 【請求項27】請求項24に記載の自転車フレームにお
    いて、 前記第1サスペンション部材は前記開口部内に向かって
    延びる第1支持部材を有し、前記第2サスペンション部
    材は外方に向かって延びる第2支持部材を有し、前記シ
    ョックアブソーバは前記第1支持部材と第2支持部材と
    の間に位置する複数の弾性部材を含み、前記弾性部材は
    そのうちの少なくとも1つが弾性変形するのを促すよう
    なねじり力が加わるまでは前記第1及び第2サスペンシ
    ョン部材を動かないよう保持する。
  28. 【請求項28】請求項27に記載の自転車フレームにお
    いて、 前記第1サスペンション部材は4つの前記第1支持部材
    を有し、前記第2サスペンション部材は4つの前記第2
    支持部材を有し、前記第1及び第2支持部材の対向する
    面の間のそれぞれに1つの前記弾性部材が設けられてい
    る。
  29. 【請求項29】請求項28に記載の自転車フレームにお
    いて、 前記弾性部材はエラストマーから構成される。
  30. 【請求項30】請求項23に記載の自転車フレームにお
    いて、 前記第1自転車フレーム部材はボルトを介して前記第1
    サスペンション部材に結合されている。
  31. 【請求項31】請求項23に記載の自転車フレームにお
    いて 前記第2自転車フレーム部材はボルトを介して前記第2
    サスペンション部材に結合されている。
  32. 【請求項32】請求項23に記載の自転車フレームにお
    いて、 前記第2サスペンション部材の前記孔は、自転車クラン
    ク軸を回転可能に支持する下部ブラケットを内部に結合
    するためのネジ部を有している。
  33. 【請求項33】請求項23に記載の自転車フレームにお
    いて、 前記第1サスペンション部材は、前記ショックアブソー
    バにプリロードをかけるための前記第2自転車フレーム
    部材に係止する停止部材を有している。
JP17557198A 1997-07-02 1998-06-23 自転車用サスペンション組立体 Expired - Fee Related JP3265264B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/887,306 US5997022A (en) 1997-07-02 1997-07-02 Bicycle suspension assembly
US08/887306 1997-07-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1159546A true JPH1159546A (ja) 1999-03-02
JP3265264B2 JP3265264B2 (ja) 2002-03-11

Family

ID=25390877

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17557198A Expired - Fee Related JP3265264B2 (ja) 1997-07-02 1998-06-23 自転車用サスペンション組立体

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5997022A (ja)
EP (1) EP0888959B1 (ja)
JP (1) JP3265264B2 (ja)
CN (1) CN1102519C (ja)
DE (1) DE69816188T2 (ja)
TW (1) TW363030B (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5975550A (en) 1998-03-27 1999-11-02 Schonfeld; Carl W. Torsional shock absorber for bicycle
JPH11278349A (ja) * 1998-03-31 1999-10-12 Shimano Inc 自転車用緩衝装置
JP2977524B2 (ja) * 1998-03-31 1999-11-15 株式会社シマノ 自転車用緩衝装置
JP3003784B2 (ja) * 1998-05-11 2000-01-31 株式会社シマノ 自転車用緩衝装置
NL1009314C2 (nl) * 1998-06-04 1999-12-07 Urban Solutions B V Rijwiel voorzien van trapaandrijving, alsmede trapaandrijving.
DE19826538A1 (de) * 1998-06-15 1999-12-16 Bayerische Motoren Werke Ag Klappbares Fahrrad
US6149175A (en) * 1998-12-18 2000-11-21 Shimano Inc. Bicycle suspension
US6893036B2 (en) * 2001-02-22 2005-05-17 Mark L. Groendal Bicycle frame
US6648356B2 (en) * 2001-08-15 2003-11-18 Barry Wright Corporation Suspension method and device for a bicycle frame, bicycle frame provided with such a suspension device and bicycle equipped with such a frame
US6659487B1 (en) 2002-01-18 2003-12-09 Tony S. Raco Flexible bike frame
US7104562B2 (en) * 2003-03-26 2006-09-12 Manfred Gingl Cantilever rear suspension for a bicycle
US6793230B1 (en) * 2003-07-01 2004-09-21 Giant Manufacturing Co., Ltd. Shock absorbing frame assembly for a bicycle
US7345364B2 (en) * 2004-02-04 2008-03-18 Agere Systems Inc. Structure and method for improved heat conduction for semiconductor devices
US7222870B2 (en) * 2004-11-24 2007-05-29 Shimano Inc. Bicycle suspension assembly
US20070108681A1 (en) * 2005-11-16 2007-05-17 Rhodes And Bragg Llc Bicycle rear suspension and damping system
EP1829779B1 (en) * 2006-03-03 2011-01-12 CAMPAGNOLO S.r.l. Bicycle bottom bracket assembly and adapter device for such an assembly
CH706104A1 (de) * 2012-02-09 2013-08-15 Velobility Ag Antriebsvorrichtung für Fahrräder.
US8430417B1 (en) * 2012-02-09 2013-04-30 Specialized Bicycle Components, Inc. Bicycle chainstay pivot assembly
US9290229B2 (en) * 2014-07-16 2016-03-22 Ford Global Technologies, Llc Bicycle chain stay coupling
CN105059452B (zh) * 2015-08-26 2018-03-09 上海绿亮电动车有限公司 电动自行车安全型平叉
US20190162287A1 (en) * 2017-11-28 2019-05-30 Yoichiro Hamamoto Rotation transmission mechanism, bicycle provided with rotation transmission mechanism, and elastically-deformable body used in rotation transmission mechanism
US10569833B1 (en) 2018-09-13 2020-02-25 CR Design & Development, LLC Velocipede having split drive train

Family Cites Families (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE175976C (ja) *
US1071892A (en) * 1913-03-17 1913-09-02 Frederick Diepenhorst Cycle-frame.
US1257761A (en) * 1915-06-28 1918-02-26 Andrew Strand Motor-cycle frame.
FR559645A (fr) * 1922-12-09 1923-09-19 Dispositif nouveau de propulseur pour canots, bateaux, radeaux et autres barques
FR723467A (fr) * 1931-09-30 1932-04-09 Suspension élastique pour bicyclettes, motocyclettes et autres véhicules
FR1061547A (fr) * 1952-03-08 1954-04-13 Cadre pour bicyclette à suspension élastique des roues avant et arrière
AT337010B (de) * 1973-09-29 1977-06-10 Bock Rolf Zweiradfahrzeug, insbesondere fahrrad
US4159105A (en) * 1978-02-21 1979-06-26 Bouvier Robert A Shock absorber with adjustable spring load
GB8914374D0 (en) * 1989-06-22 1989-08-09 Indespension Ltd Suspension unit
US5217241A (en) * 1990-09-18 1993-06-08 Ocean State International Inc. Bicycle suspension system
US5121937A (en) * 1990-12-13 1992-06-16 Mert Lawwill Suspension bicycle
DE4041375C2 (de) * 1990-12-21 1994-03-03 Otto Gally Gefedertes Fahrrad
GB9122922D0 (en) * 1991-06-28 1991-12-11 Collins Benjamin C Bicycle
US5205572A (en) * 1991-08-27 1993-04-27 Schwinn Bicycle Company Cycle rear suspension system
US5226674A (en) * 1991-08-27 1993-07-13 Schwinn Bicycle Company Cycle rear suspension system
US5370411A (en) * 1991-10-14 1994-12-06 Bridgestone Cycle Co., Ltd. Bicycle frame assembly
IT1253773B (it) * 1991-10-23 1995-08-23 Dei Claudio De Dispositivo di ammortizzazione posteriore per bicicletta
US5509679A (en) * 1992-01-21 1996-04-23 89908, Inc. Rear suspension for bicycles
US5244224A (en) * 1992-05-14 1993-09-14 Gt Bicycles, Inc. Rocker arm rear suspension bicycle
US5332246A (en) * 1992-06-15 1994-07-26 Buell Motor Company, Inc. Single sided cycle rear suspension system with vertical wheel mounting means
US5259636A (en) * 1992-08-06 1993-11-09 Bike Rack, Inc. Bicycle frame having triangular reinforcement
DE4233596A1 (de) * 1992-10-06 1994-04-07 Richard Kapp Hinterradfederung für Zweiradfahrzeuge
US5284354A (en) * 1993-01-04 1994-02-08 Western States Import Company, Inc. Bicycle suspension system
US5259637A (en) * 1993-01-13 1993-11-09 Gt Bicycles, Inc. Bicycle rear suspension
US5460396A (en) * 1993-02-05 1995-10-24 Roadmaster Corporation Derailleur mounting assembly for a bicycle
US5316327A (en) * 1993-04-15 1994-05-31 Bell James H Chainless bicycle with dual drive shafts and floating drive train suspension system
US5441292A (en) * 1993-09-15 1995-08-15 Gt Bicycles, Inc. Bicycle rear suspension system
US5474318B1 (en) * 1993-09-15 1997-12-30 John P Castellano Long-travel rear suspension system for bicycles
US5409249A (en) * 1993-09-15 1995-04-25 Gt Bicycles, Inc. Bicycle rear suspension system
US5611557A (en) * 1994-05-02 1997-03-18 Farris; Mark S. Bicycle suspension system
US5452910A (en) * 1994-09-09 1995-09-26 Rockshox, Inc. Rear wheel suspension for a bicycle and bicycle equipped therewith
US5498013A (en) * 1994-12-12 1996-03-12 Hwang; Chiuon T. Bicycle frame having shock absorbing device
JPH08253188A (ja) * 1995-03-16 1996-10-01 Yamaha Motor Co Ltd 自転車の後輪懸架装置
JPH08258781A (ja) * 1995-03-22 1996-10-08 Bridgestone Cycle Co 自転車
US5593168A (en) * 1995-08-31 1997-01-14 Chou; Chi-Nan Bicycle shock absorbing assembly
JPH09109973A (ja) * 1995-10-19 1997-04-28 Miyata Ind Co Ltd 自転車用フレーム
JPH09109974A (ja) * 1995-10-23 1997-04-28 Miyata Ind Co Ltd 自転車用フレーム

Also Published As

Publication number Publication date
TW363030B (en) 1999-07-01
US5997022A (en) 1999-12-07
EP0888959B1 (en) 2003-07-09
CN1204600A (zh) 1999-01-13
EP0888959A3 (en) 1999-01-20
JP3265264B2 (ja) 2002-03-11
DE69816188T2 (de) 2004-04-22
CN1102519C (zh) 2003-03-05
EP0888959A2 (en) 1999-01-07
DE69816188D1 (de) 2003-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3265264B2 (ja) 自転車用サスペンション組立体
US4909537A (en) Universal vehicle for pedaling or the like
US7891688B2 (en) Bicycle frame with articulating linkage mounting arrangement
US5749590A (en) Suspension fork assembly
US9193415B1 (en) Tricycle apparatus with rear independent transverse suspension and related components
US20060219046A1 (en) Motorcycle handlebar with shock absorber
CA2135067A1 (en) Rocker arm rear suspension bicycle
US5383676A (en) Centering apparatus for front wheel of three wheeled vehicle
JP3003784B2 (ja) 自転車用緩衝装置
US6149175A (en) Bicycle suspension
US6209858B1 (en) Bicycle shock absorber linked together through first and second annular members
TWI277557B (en) Bicycle suspension assembly
JP2977524B2 (ja) 自転車用緩衝装置
EP0937636B1 (en) A unit swing-type motorcycle engine supporting structure
JP2022547175A (ja) ロバーツ四節リンクを用いたサスペンションを有する車両
JPH09221080A (ja) 自転車用サスペンションフォーク及び自転車
TWI836403B (zh) 用於自行車之前叉
US11654998B2 (en) Front forks for bicycles
GB2284395A (en) Resilient cycle saddle mounting
JPH09221079A (ja) 自転車用サスペンションフォーク及び自転車
JPH09221078A (ja) 自転車用サスペンションフォーク及び自転車

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees