JPH115930A - コーティング媒体のためのレオロジーに影響を与える組成物 - Google Patents

コーティング媒体のためのレオロジーに影響を与える組成物

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JPH115930A
JPH115930A JP10160096A JP16009698A JPH115930A JP H115930 A JPH115930 A JP H115930A JP 10160096 A JP10160096 A JP 10160096A JP 16009698 A JP16009698 A JP 16009698A JP H115930 A JPH115930 A JP H115930A
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Carmen Flosbach
カルメン・フロスバハ
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ヘルマン・ケルバー
Sandra Kirchgaessler
サンドラ・キルヒゲスラー
Dieter Lerch
デイーター・レルヒ
Frank Schnoedewind
フランク・シユネーデヴイント
Walter Dr Schubert
ヴアルター・シユーベルト
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 コーティング媒体用のレオロジー影響剤とし
て適したレオロジー組成物を提供する。 【解決手段】 レオロジー組成物は、A)ヒドロキシル
基を含有する(メタ)アクリルコポリマーおよび/また
はヒドロキシル基を含有する特定のポリエステル、B)
エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ヒドロキシアル
キル(メタ)アクリレートおよび別のα,β−不飽和モ
ノマーのコポリマーおよびC)ヒドロキシ官能性微細分
散体の混合物を、D)脂肪族ポリイソシアネート、E)
ε−カプロラクタムおよびE)第1級モノアミンと反応
させることによって製造される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は顔料添加されたあるいは顔料添加
されていないコーティング媒体をベースとする耐流れ性
(runoff-resistant)のコーティングを得ることを可能
とするコーティング媒体のための組成物に関する。
【0002】レオロジーに影響を与えることにより、つ
まり疑似ニュートン流動性を示すコーティング媒体を塑
性または疑似塑性流動性を示すコーティング媒体に転換
することによりコーティング媒体の、特に垂直面、端部
およびビーズでの流れを防止することができる。このよ
うに、処理されるコーティング媒体は、厚いコーティン
グからなるラッカー系が使用される場合、あるいは固形
物高含有で低分子量であり、顕著な流れ傾向を示す熱硬
化性ラッカーが使用される場合に特に使用される。この
主題に関しては多くの参照文献、例えばDE-A 27 51 76
1、EP-A 0 192 304、EP-A 0 198 519、EP-A 0 435 428
がある。
【0003】これらの参照文献には、ラッカーに添加さ
れる担持体樹脂中で第1級または第2級のモノアミン、
ジアミンまたはポリアミンもしくはアルコールアミンを
モノイソシアネート、ジイソシアネートまたはトリイソ
シアネートと反応させることによりジ尿素またはポリ尿
素化合物を生成することについて記載されている。ポリ
尿素化合物は水素結合を形成させ、施用の後に形成され
るこの水素結合の網状構造は例えば垂直面のラッカー皮
膜を安定させる。濡れているラッカー皮膜の耐流れ性も
またポリ尿素化合物のこの作用に基づいている。
【0004】DE-A 27 51 261は、バインダーベヒクルの
ほかに、ジイソシアネート例えばヘキサメチレン−1,
6−ジイソシアネートの三量体をベンジルアミンと反応
させることによって生成される「流れ抑制剤」(“run
control agent”)を含有する搖変性組成物に関する。E
P-A 0 198 519は対称性の脂肪族ジイソシアネートまた
は単環式(環状脂肪族、芳香族)ジイソシアネートをエ
ーテルアミンと反応させることによって得られる、搖変
性組成物のためのポリ尿素化合物を使用することにつき
述べている。EP-A 0 192 304では、ポリ尿素化合物は、
3〜20個の炭素原子を含むイソシアネートと第1級ア
ミン(モノアミンもまた使用できる)とからつくられる
三量体イソシアネートをベースとする搖変性コーティン
グ媒体のために使用される。EP-A 0 435 428は、望まし
くはイソシアニュレート三量体であるものと第1級のお
よび(または)第2級のモノアミン例えば脂肪族モノア
ミンとからつくられるポリ尿素化合物の使用を特許請求
している。
【0005】固体のポリ尿素化合物の作用の態様を一定
に保持するには適当な粒径が必要である。既知のポリ尿
素についてこの粒径を得るには、高速度撹拌を用い、ま
た特別な撹拌機および計測手段を用いることが必要であ
る。さらに、必ずしも全ての慣用のラッカーモノアルコ
ールがレオロジーに不利な影響を与えることなく使用で
きるとはいえない。一般に、この既知のポリ尿素を使用
する場合、考慮されねばならないのは滑らかなフィルム
表面を得ることはできず、その結果光沢と輝度とが減少
するということである。
【0006】DE 42 36 901は、(メタ)アクリルコポリ
マーおよび(または)ポリエステルに加えて、OH−官
能性微細分散体およびジイソシアネートと脂肪族の第1
級モノアミンを含有するレオロジー組成物に関する。こ
の場合、芳香族ジイソシアネートを使用すると塗膜の黄
変が生じる可能性がある。得られるレオロジー特性もま
た改善を要する。
【0007】本発明の目的は従って、施用の際および加
熱乾燥の際に大きな耐流れ性を確保すると同時に良好な
流動性を示し、その結果、滑らかで欠陥のない表面を生
ずるコーティング媒体を提供することである。さらに、
レオロジー組成物はコーティング媒体中に含ませ易く改
良されていなければならず、また特に紫外放射線または
熱負荷により惹起されるかあるいは、加熱乾燥操作に際
して惹起される塗膜の黄変を防止するものでなければな
らない。この目的は、ヒドロキシ官能性アクリル分散体
と結合した特別な尿素化合物をベースとするレオロジー
組成物を含有するコーティング媒体を提供することによ
って達成することができる。
【0008】本発明はさらにレオロジーに影響を与える
組成物に関する。このレオロジー組成物は、 A) ヒドロキシル基を含む1つまたはそれ以上の(メ
タ)アクリルコポリマーおよび(または)ヒドロキシル
基を含みそして30〜200mgKOH/gのヒドロキシ
ル価を有しかつ0〜50mgKOH/gの酸価に相当する
カルボキシル基含有率を有する1つまたはそれ以上のポ
リエステル B) エチルヘキシル(メタ)アクリレートコポリマー
と1つまたはそれ以上のヒドロキシアルキル(メタ)ア
クリレートならびにこれとは異なるα,β−不飽和モノ
マーの1つまたはそれ以上のコポリマー、および C) カルボキシル基および(または)ヒドロキシル基
を含む1つまたはそれ以上のポリエステルおよび(また
は)(メタ)アクリルコポリマーの溶液を用意し、この
場合ポリエステルおよび(または)コポリマーの半分ま
での分子がそれぞれ1分子のマレイン酸または無水マレ
イン酸でエステル化されていてよく、そしてこの調合物
中で1つまたはそれ以上のヒドロキシアルキル(メタ)
アクリレートと、これとは異なる1つまたはそれ以上の
不飽和モノマーとを重合することによって得られるヒド
ロキシ官能性微細分散体を用意し、そしてA)、B)お
よびC)の混合物を、 D) 1つまたはそれ以上の脂肪族ポリイソシアネー
ト、 E) ε−カプロラクタム、および F) 成分A)、B)の一部および(または)成分C)
の可溶性部分の一部との混合物として存在してよい第1
級モノアミンであって、このモノアミンと成分A)、
B)および(または)C)との比が好ましくは9:1〜
1:1である1つまたはそれ以上の第1級モノアミンと
反応させることによって得られ、この場合、成分A)、
B)、C)およびF)中に含まれる(メタ)アクリルコ
ポリマーおよび(または)ポリエステルの量は50〜8
0重量%であり、ポリマーB)の量は5〜30重量%で
あり、C)中に含まれる微細粒子の量は1〜5重量%で
あり、ポリイソシアネートD)の量は7〜33重量%で
あり、ε−カプロラクタムE)の量は2〜9重量%であ
り、そして第1級モノアミンF)の量は1〜5重量%で
あり、ここで重量百分率はそれぞれの場合、固形分を基
準としそして合計で100重量%になり、またこの組成
物は顔料、エクステンダー、慣用のラッカー添加剤およ
び(または)溶媒も含有してよい。
【0009】成分C)は場合によっては溶媒を含む可溶
性部分中の固形微細粒子の微細分散体である。固体粒子
の割合は例えば遠心分離機内で測定することができる。
【0010】好ましい一つの態様によると、成分B)
は、 a) 20〜50重量%のエチルヘキシル(メタ)アク
リレート、 b) 30〜60重量%の1つまたはそれ以上のヒドロ
キシアルキル(メタ)アクリレート、 c) 15〜40重量%のb)のヒドロキシアルキル
(メタ)アクリレートとは異なるα,β−不飽和モノマ
ー、および d) 0〜40重量%の(メタ)アクリル酸の混合物を
重合することによって得られる。
【0011】特に好ましい態様によると、成分B)は、 a) 31.2重量%のエチルヘキシル(メタ)アクリレ
ート、 b) 43.7重量%の1つまたはそれ以上のヒドロキシ
アルキル(メタ)アクリレート、 c) 24.3重量%のb)のヒドロキシアルキル(メ
タ)アクリレートとは異なるα,β−不飽和モノマー、
および d) 0.8重量%のアクリル酸の混合物を重合させてつ
くられる。
【0012】成分C)は、好ましくは、 e) 15〜85重量%の、ヒドロキシル基および(ま
たは)カルボキシル基を含む1つまたはそれ以上のポリ
エステルおよび(または)(メタ)アクリルコポリマー
を含み、ポリエステル分子および(または)コポリマー
分子の半分までがそれぞれ1分子のマレイン酸でエステ
ル化されていてよい溶液を用意し、そして調合物中で f) 15〜85重量%の1つまたはそれ以上のヒドロ
キシアルキル(メタ)アクリレートおよびこれとは異な
る1つまたはそれ以上の不飽和モノマーを重合させるこ
とによって得ることができる。
【0013】別の好ましい態様によると、ラジカル重合
が可能な成分f)のモノマーは、 f1) 80〜100重量%の1つまたはそれ以上のヒド
ロキシアルキル(メタ)アクリレートと f2) 0〜20重量%の1つまたはそれ以上の別な不飽
和モノマーの混合物である。
【0014】さらに好ましい態様によると、全部で7〜
24重量%のジイソシアネート(D)、2〜9重量%の
ε−カプロラクタム(E)そして1〜5重量%の1つま
たはそれ以上の脂肪族の第1級モノアミンおよび(また
は)ヒドロキシルアミン(F)を含む成分D)、E)お
よびF)を成分A)、B)およびC)からなる調合物中
に添加する。
【0015】レオロジー組成物の製造は、例えば加熱、
冷却が可能であって、かつ撹拌機、温度計および還流冷
却器を装備した反応槽内に1つまたはそれ以上の溶解さ
れたコポリマーおよび(または)ポリエステルA)、1
つまたはそれ以上のポリマーB)および微細分散体C)
を入れ、そしてポリイソシアネートD)とε−カプロラ
クタムE)を添加して、20〜40℃、好ましくは30
℃で上記反応槽内で実施される。ε−カプロラクタムを
使用するとジイソシアネートが部分的にブロックされ
る。成分D)とF)との反応を別個に行い、またここか
ら生成する少なくとも部分的にキャップされたポリイソ
シアネートをA)、B)および(または)C)からなる
調合物に供給するのが有利である。その後、第1級モノ
アミンF)が添加される。この場合成分F)は、成分
A)、B)および(または)C)からなる、ヒドロキシ
ル基を含むバインダーベヒクルの一部かあるいは不活性
有機溶媒のいずれかとともに2〜5時間、好ましくは3
時間にわたって連続的に添加される。この後、バッチを
さらに約2時間反応させそして所望の処理濃度にまで慣
用のラッカー溶媒で稀釈する。成分F)と成分A)、
B)および(または)C)部分との比率は9:1〜1:
1の範囲内にあるのが好ましい。
【0016】レオロジー組成物を製造するプロセスで
は、個々の成分例えば成分A)、B)およびC)を溶媒
和しそして製造するため、また稀釈するために、有機溶
媒を使用する。この溶媒は本発明のコーティング媒体中
で引続いて使用することもできる。この溶媒は慣用的な
ラッカー技術での溶媒、例えばグリコールエーテル、エ
ステル、ケトン、アルコール、芳香族および脂肪族の炭
化水素を単独または混合で用いてよい。非プロトン溶媒
が好ましい。
【0017】本発明のレオロジー組成物は、ヒドロキシ
ル基を有する慣用のバインダーベヒクルと共に、本発明
のコーティング媒体の製造のために使用できる。ヒドロ
キシル基を有する使用可能なバインダーベヒクルの例に
は、慣用の塗膜形成剤、例えば(メタ)アクリルコポリ
マー、ポリエステル、ポリウレタンまたはエポキシ樹脂
をベースとし、ヒドロキシル基を含みまた技術に熟達す
る者にとってなじみのあるものが含まれる。ヒドロキシ
ル基を含みそして成分A)のために使用される同一のコ
ポリマーおよびポリエステルもまたバインダーベヒクル
として使用できる。コーティング媒体は通常の仕方で架
橋剤を用いて処方することができる。
【0018】本発明のレオロジー組成物中に含まれる
(メタ)アクリルコポリマー(成分A)およびd))の
製造は、慣用的な方法例えば塊状重合、溶液重合または
粒状重合によって実施できる。溶液重合法が好ましい。
この方法では、溶媒を反応槽内に入れそしてその沸点ま
で加熱し、そしてモノマーの混合物を開始剤と一緒にし
て一定の時間にわたって連続的に添加する。ペル−化合
物およびアゾ化合物は好適な開始剤であり、また開始剤
の種類および量は、添加期間中に出来るだけ一定したラ
ジカルの供給があるように選択される。秤り入れられる
モノマーに対して0.2〜8重量%の量の開始剤を使用
するのが好ましい。上述したラッカー技術での溶媒が有
機溶媒として使用できる。重合反応は連鎖移動剤例えば
メルカプタン、塩素化された炭化水素またはクメンの助
けをかりて進められてよい。反応温度、モノマー混合物
中での操作時間および溶液の濃度といった重合条件は、
(メタ)アクリルコポリマーが1500〜30,000
の数平均分子量(較正物質としてポリスチレンを使用す
るゲル浸透クロマトグラフィーによって測定される)を
有するように選ばれる。ガラス転移温度は−20℃〜+
80℃の範囲内にあるのが好ましい。
【0019】(メタ)アクリルコポリマーを製造するの
に好ましいモノマーは、場合によっては別なα,β−不
飽和モノマーそして(あるいは)場合によってはアクリ
ル酸および(または)メタクリル酸に加えて、アクリル
酸のおよび(または)メタクリル酸のアルキルエステル
およびヒドロキシアルキルエステルである。分枝したあ
るいは分枝していない長鎖のアルキルエステルの例に
は、アルキル部分がC〜C18からなるアルキル(メ
タ)アクリレート例えばエチルヘキシル(メタ)アクリ
レート、オクチル(メタ)アクリレート、ラウリルアク
リレート、3,5,5−トリメチルヘキシル(メタ)アク
リレートおよびイソボルニルアクリレートがある。分枝
したあるいは分枝していない短鎖および中鎖のアルキル
エステルの例には、アルキル部分がC〜Cからなる
アルキル(メタ)アクリレート、例えばメチル(メタ)
アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル
(メタ)アクリレート、ペンチル(メタ)アクリレート
およびシクロヘキシル(メタ)アクリレートが含まれ
る。第1級ヒドロキシル基を含むヒドロキシアルキルエ
ステルの例には、β−ヒドロキシエチルアクリレート、
1,4−ブタンジオールモノアクリレート、1,6−ヘキ
サンジオールモノメタクリレートおよびヒドロキシオク
チルアクリレートが含まれる。ヒドロキシアルキル(メ
タ)アクリレートとε−カプロラクトンとの反応生成物
もまた使用できる。第2級ヒドロキシル基を含むヒドロ
キシアルキルエステルの例にはヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレートと
酢酸のような飽和短鎖脂肪酸との付加生成物、Cardura
E(ベルサチン酸のグリシジルエステル)の(メタ)ア
クリル酸、クロトン酸またはマレイン酸のような不飽和
COOH−官能性化合物とのまたは対応する無水物との
付加生成物、ならびにグリシジル(メタ)アクリレート
と分枝したまたは分枝していない飽和脂肪酸例えばブタ
ン酸、カプロン酸、ラウリン酸およびステアリン酸との
反応生成物がある。
【0020】さらに、モノマーの全重量に関して50重
量%までの量のコモノマー例えばスチレン、スチレン誘
導体およびビニルエステルを使用できる。カルボキシル
基を導入するために、0〜50mgKOH/gの酸価が得
られるような量で(メタ)アクリル酸またはヒドロキシ
アルキル(メタ)アクリレートとジカルボン酸無水物と
の反応生成物を重合によりとりいれることができる。
【0021】成分(A)として使用されるポリエステル
は、多価のポリカルボン酸またはその無水物と多価のポ
リオールとの重縮合生成物であり、場合によってはモノ
カルボン酸も使用されて得られたものである。この種の
ポリエステルは追剰のアルコールを使用することにより
生成されるのが好ましい。これのOH価は一般に30〜
200mgKOH/g、望ましくは60〜160mgKOH
/gの範囲にあり、また酸価は0〜50mgKOH/gで
ある。しかしながら製造に際しては、1〜50mgKOH
/g、望ましくは5〜30mgKOH/gの酸価に相当す
る遊離のカルボキシル基が留保される方法を採用するこ
とができる。これは例えば不完全なエステル化を行うこ
とにより、あるいはカルボキシル基を含むモノマー例え
ばジメチルプロピオン酸のようなジヒドロキシカルボン
酸またはトリカルボン酸を使用することによって実施で
きる。数平均分子量は1000〜6000、望ましくは
1000〜3000である。好適なポリカルボン酸の例
には無水オルト−フタル酸、イソフタル酸、テトラヘキ
サヒドロフタル酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン
酸、4−メチルヘキサヒドロフタル酸、(無水)コハク
酸、アジピン酸、セバシン酸または二量体の脂肪酸があ
る。
【0022】好適なアルコール成分の例にはエチレング
リコール、ポリエチレングリコール、ブタンジオール、
ネオペンチルグリコール、シクロヘキサンジメタノー
ル、トリメチルペンタンジオール、トリメチロールエタ
ン−グリセロール、ペンタエリスリトール、およびトリ
スヒドロキシエチルイソシアニュレートがある。ポリエ
ステルはまたマレイン酸または無水マレイン酸を少割合
で含んでよい。上述のポリカルボン酸とともに天然およ
び合成のモノカルボン酸、例えば安息香酸、第三ブチル
安息香酸、ラウリン酸および天然産の油に由来する脂肪
酸もまた場合によって使用されてよい。ポリエステル
は、変性用の成分としてα,α−二置換モノカルボン酸
のグリシジルエステルおよびε−カプロラクトンを含有
してよい。
【0023】本発明で使用されるポリマーB)は既知の
重合方法、例えば本発明の成分A)に関して上述したよ
うな重合方法によって製造されうる。この方法を行う際
には、 a) 20〜50重量%のエチルヘキシル(メタ)アク
リレート、 b) 30〜60重量%の1つまたはそれ以上のヒドロ
キシアルキル(メタ)アクリレート、 c) 15〜40重量%のb)のヒドロキシアルキル
(メタ)アクリレートとは異なるα,β−不飽和モノマ
ー、および d) 0〜40重量%の(メタ)アクリル酸を含むモノ
マーの混合物を使用するのが好ましい。
【0024】使用できるモノマー成分b)およびc)の
例は成分A)について前記したモノマー成分である。本
発明の分散体C)は例えば、溶解された(メタ)アクリ
ルコポリマーおよび(または)ポリエステルe)中で、
架橋されていない(メタ)アクリルコポリマーf)の分
散相を形成することによりつくることができる。
【0025】成分e)として好適なポリエステルの例に
は、脂肪族および(または)環状脂肪族のポリオール
と、脂肪族、環状脂肪族および(または)芳香族のポリ
カルボン酸例えばラッカー技術の目的に慣用されるポリ
カルボン酸とのエステル化生成物が含まれる。この生成
物のヒドロキシル価および酸価は例えば成分A)のそれ
らに相当するであろう。
【0026】成分f)として使用できる(メタ)アクリ
ルコポリマーの数平均分子量(Mn)ならびにOH価お
よび酸価は成分A)のそれらに相当するであろう。この
コポリマーはラッカーの目的に慣用されるコポリマーで
あり、また例えば成分A)に関して上記したようなα,
β−オレフィン不飽和モノマーのラジカル共重合によっ
て得ることができる。
【0027】分散相e)の主な成分はアクリル酸のおよ
びメタクリル酸のヒドロキシアルキルエステルである。
成分e)のポリエステルおよび(または)(メタ)アク
リルコポリマーの分子の半分までがそれぞれ1分子のマ
レイン酸または無水マレイン酸でエステル化されてよ
い。エステル化はマレイン酸で行うのが好ましい。
【0028】分散体C)の製造は、例えば、溶媒和され
た形でバインダーベヒクルマトリックスd)を用意し、
そしてそれを反応温度まで加熱し、そして分散相e)に
モノマー/開始剤混合物を例えば2〜8時間にわたって
連続的に添加することにより、ラジカル重合によって実
施されるのが好ましい。マレイン酸で半エステルが生成
される場合、上記添加に先立って相e)を対応する量の
無水マレイン酸で処理し、そして例えば100〜120
℃でエステル化する。重合は例えば60〜160℃の温
度で実施される。前述した溶媒が有機溶媒として使用で
きる。
【0029】成分A)の製造についてすでに述べたよう
に成分C)を製造するのに分子量を調整する目的で連鎖
移動剤を併用することができる。例としてはメルカプタ
ンおよび塩素化炭化水素がある。重合条件は、ポリマー
の微細粒子が問題なくつくられるように選ばれる。粒径
は50〜800nm、望ましくは200〜500nmの範囲
にあるのが好ましい。成分C)の分散相のガラス転移温
度は−40℃〜+60℃の範囲内にあるのが好ましい。
【0030】本発明では脂肪族および環状脂肪族のジイ
ソシアネート三量体化によって得られる脂肪族ポリイソ
シアネートが成分D)として使用される。これの例には
ヘキサメチレンジイソシアネート、3,3,5−トリメチ
ルヘキサメチレンジイソシアネート、テトラメチル−ヘ
キサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシア
ネート、メチレン−ビス−(4−イソシアナトシクロヘ
キサン)および1.4−ジイソシアナトシクロヘキサン
のそれぞれ三量体(イソシアニュレートおよびビウレッ
ト)がある。ヘキサメチレンジイソシアネート三量体を
使用するのが好ましい。これと他の脂肪族ジイソシアネ
ートとの混合物もまた使用できる。本発明で使用される
ポリイソシアネートは本発明で使用されるε−カプロラ
クタムで部分的にブロックされる。NCO基の部分ブロ
ックは50〜75%に達する。
【0031】二置換尿素を生成するために、脂肪族ポリ
イソシアネートを第1級モノアミンと反応させる。この
種のモノアミンはn−ブチルアミン、n−ヘキシルアミ
ン、n−オクチルアミンおよびn−ステアリルアミンの
ようなn−アルキルアミン、望ましくはn−オクチルア
ミンおよびn−デシルアミン、ヒドロキシエチルアミ
ン、ヒドロキシプロピルアミンおよびヒドロキシブチル
アミンのようなヒドロキシアルキルアミン、望ましくは
ヒドロキシエチルアミンあるいは例えばベンジルアミン
のようなn−アルキル−アリール−アミンであろう。
【0032】本発明によりコーティング媒体を製造する
ために、本発明のレオロジー組成物をヒドロキシル基を
含む1つまたはそれ以上の慣用のバインダーベヒクルで
処理することができる。この種のバインダーベヒクルの
例には、例えばラッカー産業で普通に使われているよう
な、(メタ)アクリルコポリマー、ポリエステル、ポリ
ウレタンおよびエポキシ樹脂をベースとするバインダー
ベヒクルがある。このバインダーは本発明のレオロジー
組成物の成分A)に相当するバインダーベヒクルであっ
てもよい。コーティング媒体は例えばアミノプラスチッ
ク樹脂またはポリイソシアネートのような慣用の架橋剤
とともに通常の方法で処方できる。好適なアミノプラス
チック樹脂には、アミノトリアジンおよびアミドトリア
ジンをアルデヒドと反応させることにより生成されるア
ルキル化された縮合物がある。ポリイソシアネートとし
ては慣用の脂肪族、環状脂肪族および芳香族のポリイソ
シアネート、例えばヘキサメチレンジイソシアネート、
イソホロンジイソシアネートおよび、ビウレット基また
はイソシアニュレート基を有するポリイソシアネートが
使用できる。
【0033】前述した溶媒のほかに、コーティング媒体
は慣用のラッカー用添加剤、例えば流動増強剤、可塑化
剤、沈降防止剤および硬化促進剤を追加的に含有してよ
い。さらにまた、慣用のラッカーエクステンダーおよび
顔料、例えば透明またはカバー用の無機および(また
は)有機の着色用顔料もまた使用できる。本発明のコー
ティング媒体の塗布は慣用の方法により、例えば手動噴
霧、自動噴霧または静電塗布(ESTA)によって実施
される。
【0034】本発明のコーティング媒体を用いることに
より、特に加熱乾燥過程で、クリアラッカーコートおよ
びカバー用ラッカーコートに対して特に良好な耐流れ性
が付与された塗膜が得られる。液体ラッカーの場合でさ
え大きな耐流れ性が確保される。この点に関して、予想
外であったのは、耐流れ性が大きいのに加えて、鋭い端
部、ビーズおよび溝に流れ(rum)をつくることなく良
好な流動性が得られたことである。さらに本発明のレオ
ロジー組成物は、コーティング媒体の残りの成分中に特
に良く混合可能である。加熱乾燥操作中、または紫外線
での照射時あるいは屋外暴露時ですら、コーティングの
黄変は起きない。以下の実施例により本発明を説明す
る。
【0035】成分Bの製造:実施例1 撹拌機、温度計、冷却器および2つの滴下漏斗を装備し
た三つ口の2リットルフラスコ内に200gの溶媒ナフ
サおよび20gのn−ブチルアセテートを入れ、そして
142℃に加熱した。5gのアクリル酸、148gのイ
ソブチルアクリレート、190gの2−エチルヘキシル
メタクリレートおよび267gの2−ヒドロキシプロピ
ルメタクリレートからなるモノマーの混合物を、10g
のジ−第三−ブチルパーオキシド、30gの第三−ブチ
ルパーオクトエートおよび30gの溶媒ナフサからなる
開始剤溶液と同時に6時間にわたって滴加した。添加終
了後、滴下漏斗を30gのn−ブチルアセテートですす
ぎ洗いし、その後バッチをさらに6時間重合した。この
時、転化率は約98%であった。引続いて生成物を50
gのn−ブチルアセテートおよび20gの溶媒ナフサに
よって固形物含有率65%にまで稀釈した。
【0036】成分Cの製造:実施例2 撹拌機、温度計、冷却器および2つの滴下漏斗を装備し
た三つ口の2リットルフラスコ内に、ヒドロキシル基を
含む616gのポリエステル(酸価は5mgKOH/g、
OH価は110mgKOH/g、キシレン中の65%溶
液)、34gのキシレン、20gのn−ブチルアセテー
トおよび7.5gの無水マレイン酸を入れ、そして11
5℃に加熱した。4.5gの第三−ブチルパーオクトエ
ートおよび30gのブチルアセテートからなる開始剤溶
液と同時に238gの2−ヒドロキシエチルアクリレー
トを2.5時間にわたって滴加した。添加終了後、滴下
漏斗を25gのn−ブチルアセテートですすぎ洗いし、
その後バッチをさらに2時間重合した。この時、転化率
は約98%であった。引続いて生成物を25gのn−ブ
チルアセテートによって固形物含有率65%にまで稀釈
した。
【0037】成分D/Eの製造:実施例3 撹拌機、温度計および冷却器を装備した三つ口の2リッ
トルフラスコに150gのキシレン、90gのメトキシ
プロピルアセテート、564gの三量体ヘキサメチレン
ジイソシアネート(n−ブチルアセテート/溶媒ナフサ
(1:1)中の90%溶液)および196gのε−カプ
ロラクタムを入れそして撹拌しつつ60℃に加熱した。
次いで加熱器を停止させた。発熱反応のため温度が75
℃に上昇した。NCO価が3.8に達するまで反応混合
物を75℃に保持した。その後、バッチを40℃に冷却
しそして抜き出した。固形物含有率は約70%であっ
た。
【0038】レオロジー組成物の製造:実施例4 実施例1の(メタ)アクリルコポリマー10重量部を混
合槽内に入れ、そして成分A(酸価は20.3mgKOH
/g、OH価は80mgKOH/g、キシレン中の65%
溶液)としてヒドロキシル基を含む38重量部のポリエ
ステルを、実施例2の微細分散体2重量部および溶媒ナ
フサ4.3重量部とともに高速撹拌機(撹拌速度800r
pm)を使用して添加した。引続いて実施例3の部分的に
キャップされたポリイソシアネート15重量部をバッチ
中に撹拌していれ、そして、1.1重量部のn−オクチ
ルアミンと1.1重量部の溶媒ナフサとの混合物を添加
した。反応混合物を30〜35℃に60分間保持した。
次に反応混合物をヒドロキシル基を含む上述のポリエス
テル20重量部と混合しそして溶媒ナフサ8.5重量部
で稀釈した。60.4%の固形物含有率、1320mPa.
秒の粘度ηおよび(15秒)-1の剪断率での17.5Pa
の剪断応力τを有するレオロジー組成物を得た。
【0039】実施例5 実施例1の(メタ)アクリルコポリマー10重量部を混
合槽に入れ、そして成分A(酸価は20.3mgKOH/
g、OH価は80mgKOH/g、キシレン中の65%溶
液)としてヒドロキシル基を含む24重量部のポリエス
テルを、別な成分A(酸価は27.6mgKOH/g、O
H価は132mgKOH/g、溶媒ナフサ中の65%溶
液)としてのスチレンを含まない(メタ)アクリルコポ
リマー16重量部、実施例2の微細分散体2重量部およ
び溶媒ナフサ4.3重量部とともに、高速撹拌機(撹拌
速度800rpm)を使用して添加した。引続いて実施例
3の部分的にキャップされたポリイソシアネート15重
量部をバッチ中に撹拌していれ、そして、1.1重量部
のn−オクチルアミンと1.1重量部の溶媒ナフサとの
混合物を添加した。反応混合物を30〜35℃に60分
間保持した。次に反応混合物をヒドロキシル基を含む上
述のポリエステル10重量部および上述の(メタ)アク
リルコポリマー10重量部と混合しそして溶媒ナフサ
6.5重量部で稀釈した。60.1%の固形物含有率、1
640mPa.秒の粘度ηおよび(15秒)-1の剪断率での
24.8Paの剪断応力τを有するレオロジー組成物を得
た。
【0040】実施例6 実施例1の(メタ)アクリルコポリマー17重量部を混
合槽に入れ、そして成分A(スチレン20%、酸価は2
3.1mgKOH/g、OH価は140mgKOH/g、溶
媒ナフサ/n−ブタノール(34:6)中の60%溶
液)として30部の(メタ)アクリルコポリマーを1.
3重量部の微細分散体(実施例2)および5重量部の溶
媒ナフサとともに高速撹拌機(撹拌速度800rpm)を
使用して添加した。引続いて実施例3の部分的にキャッ
プされたポリイソシアネート15重量部をバッチ中に撹
拌していれ、そして、1.1重量部のn−オクチルアミ
ンと1.1重量部の溶媒ナフサとの混合物を添加した。
反応混合物を30〜35℃に60分間保持した。次に反
応混合物を上述の(メタ)アクリルコポリマー27.5
重量部と混合しそして溶媒ナフサ2重量部で稀釈した。
58.0%の固形物含有率、2140mPa.秒の粘度ηお
よび(15秒)-1の剪断率での32.2Paの剪断応力τ
を有するレオロジー組成物を得た。
【0041】実施例7 実施例1の(メタ)アクリルコポリマー16重量部を混
合槽に入れ、そして成分A(スチレン16%、酸価は2
1.8mgKOH/g、OH価は120mgKOH/g、溶
媒ナフサ/n−ブタノール(32:6)中の62%溶
液)として30部の(メタ)アクリルコポリマーを1.
3重量部の実施例2の微細分散体および4重量部の溶媒
ナフサとともに高速撹拌機(撹拌速度800rpm)を使
用して添加した。引続いて実施例3の部分的にキャップ
されたポリイソシアネート15重量部をバッチ中に撹拌
していれ、そして、1.1重量部のn−オクチルアミン
と1.1重量部の溶媒ナフサとの混合物を添加した。反
応混合物を30〜35℃に60分間保持した。次に反応
混合物を上述の(メタ)アクリルコポリマー30重量部
と混合しそして溶媒ナフサ1.5重量部で稀釈した。6
2.1%の固形物含有率、2060mPa.秒の粘度ηおよ
び(15秒)-1の剪断率での30.9Paの剪断応力τを
有するレオロジー組成物を得た。
【0042】コーティング媒体の製造:実施例8 実施例4のレオロジー組成物42.3重量部を30.7重
量部の(メタ)アクリルコポリマー(スチレン27%、
酸価は7.2mgKOH/g、OH価は137mgKOH/
g、n−ブチルアセテート/溶媒ナフサ/キシレン(2
8:11:6)中の55%溶液)、9重量部のn−ブチ
ルアセテート、0.9重量部のベンゾトリアゾール型の
光安定剤、0.9重量部のHALS型の光安定剤、1.4
重量部のシリコーン油(キシレン中の10%溶液)、
3.7重量部のブチルグリコールアセテート、8重量部
の溶媒ナフサおよび3.1重量部のn−ブチルアセテー
トと、単に撹拌するだけで均一に混合した。
【0043】実施例9 実施例6のレオロジー組成物27.8重量部を26.8重
量部の(メタ)アクリルコポリマー(スチレン20%、
酸価は23.1mgKOH/g、OH価は140mgKOH
/g、溶媒ナフサ/n−ブタノール(34:6)中の6
0%溶液)、21.9重量部のn−ブタノール/キシレ
ン(23:14)中の63%溶液としてのブチル化メラ
ミン樹脂、0.8重量部のベンゾトリアゾール型の光安
定剤、0.8重量部のHALS型の光安定剤、1.6重量
部のシリコーン油(キシレン中の10%溶液)、4重量
部のブチルグリコールアセテート、14.3重量部の溶
媒ナフサおよび2重量部のn−ブタノールと、単に撹拌
するだけで均一に混合した。
【0044】硬化剤溶液の製造:実施例10 ヘキサメチレンジイソシアネートをベースとする脂肪族
ポリイソシアネート50重量部を10重量部のキシレ
ン、23重量部の溶媒ナフサ、4重量部のメトキシプロ
ピルアセテート、9重量部のn−ブチルアセテート、
3.85重量部のエトキシプロピルアセテートおよび0.
15重量部の10%ジブチル錫ジラウレートと均一に混
合した。
【0045】適用 実施例8のコーティング媒体を実施例10の硬化剤溶液
と処理の直前に混合し、そしてウェット−イントゥ−ウ
ェット法により溶媒をベースとするベースラッカーコー
トに噴霧によって適用した。10分間の通風期間の後、
これを80℃で45分間硬化させた。施されたラッカー
塗膜は極めて良好な流動性を示し、硬質でそして光輝が
あり、また70μmまでの流れに耐性があった。実施例
9のコーティング媒体をウェット−イントゥ−ウェット
法により、溶媒をベースとするベースラッカーコートに
噴霧によって適用した。5分間の通風期間後、140℃
で20分間硬化させた。適用されたラッカー塗膜は極め
て良好な流動性を示し、硬質で光輝があり60μmまで
の流れに耐性があった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カルメン・フロスバハ ドイツ連邦共和国デー−42287ヴツパータ ール.マルペ41 (72)発明者 ヘルマン・ケルバー ドイツ連邦共和国デー−42369ヴツパータ ール.ダーニエール−シユルマン−ヴエー ク37 (72)発明者 サンドラ・キルヒゲスラー ドイツ連邦共和国デー−51145ケルン.ル ートヴイヒシユトラーセ4 (72)発明者 デイーター・レルヒ ドイツ連邦共和国デー−50859ケルン.ア ム・メルテンスホーフ28 (72)発明者 フランク・シユネーデヴイント ドイツ連邦共和国デー−52525ハインスベ ルク.ヘルマンスシユトラーセ17 (72)発明者 ヴアルター・シユーベルト ドイツ連邦共和国デー−42349ヴツパータ ール.ヒンターズートベルク91

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A) ヒドロキシル基を含む1つまたは
    それ以上の(メタ)アクリルコポリマーおよび(また
    は)ヒドロキシル基を含みそして30〜200mgKOH
    /gのヒドロキシル価を有しかつ0〜50mgKOH/g
    の酸価に相当するカルボキシル基含有率を有する1つま
    たはそれ以上のポリエステル、 B) エチルヘキシル(メタ)アクリレートと1つまた
    はそれ以上のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート
    ならびにこれとは異なるα,β−不飽和モノマーの1つ
    またはそれ以上のコポリマー、および C) カルボキシル基および(または)ヒドロキシル基
    を含む1つまたはそれ以上のポリエステルおよび(また
    は)(メタ)アクリルコポリマーの溶液を用意し、この
    場合ポリエステルおよび(または)コポリマーの半分ま
    での分子がそれぞれ1分子のマレイン酸または無水マレ
    イン酸でエステル化されてもよく、そしてこの調合物中
    で1つまたはそれ以上のヒドロキシアルキル(メタ)ア
    クリレートと、これとは異なる1つまたはそれ以上の不
    飽和モノマーとを重合することによって得られるヒドロ
    キシ官能性微細分散体を用意し、そしてA)、B)およ
    びC)の混合物を D) 1つまたはそれ以上の脂肪族ポリイソシアネー
    ト、 E) ε−カプロラクタム、および F) 1つまたはそれ以上の第1級モノアミン と反応させることによって得られる組成物であって(メ
    タ)アクリルコポリマーおよび(または)ポリエステル
    の成分A)、B)、C)に含まれる量は50〜80重量
    %であり、ポリマーB)の量は5〜30重量%であり、
    C)に含まれる微細粒子の量は1〜5重量%であり、ジ
    イソシアネートD)の量は7〜33重量%であり、ε−
    カプロラクタムE)の量は2〜9重量%であり、そして
    第1級モノアミンF)の量は1〜5重量%であり、ここ
    で重量百分率はそれぞれの場合固形分を基準としそして
    合計で100重量%になる、コーティング媒体のための
    レオロジー影響剤として適した組成物。
  2. 【請求項2】 成分F)が、成分A)、B)の一部およ
    び(または)成分C)の可溶性部分の一部と、成分F)
    と成分A)、B)および(または)C)との比9:1〜
    1:1で混合されて使用される、請求項1記載のコーテ
    ィング媒体のためのレオロジー影響剤として適した組成
    物。
  3. 【請求項3】 顔料、エクステンダー、慣用のラッカー
    添加剤および(または)溶媒を含有する請求項1または
    2に記載のコーティング媒体のためのレオロジー影響剤
    として適した組成物。
  4. 【請求項4】 成分B)が a) 20〜50重量%のエチルヘキシル(メタ)アク
    リレート、 b) 30〜60重量%の1つまたはそれ以上のヒドロ
    キシアルキル(メタ)アクリレート、 c) 15〜40重量%のb)のヒドロキシアルキル
    (メタ)アクリレートとは異なるα,β−不飽和モノマ
    ー、および d) 0〜40重量%の(メタ)アクリル酸 の混合物を重合することによって得られる、請求項1か
    ら3のいずれか1項に記載のコーティング媒体のための
    レオロジー影響剤として適した組成物。
  5. 【請求項5】 成分C)が e) 15〜85重量%の、ヒドロキシル基および(ま
    たは)カルボキシル基を含む1つまたはそれ以上のポリ
    エステルおよび(または)(メタ)アクリルコポリマー
    を含み、ポリエステル分子および(または)コポリマー
    分子の半分までがそれぞれ1分子のマレイン酸でエステ
    ル化されていてよい溶液を用意し、そしてこの調合物中
    で f) 15〜85重量%の1つまたはそれ以上のヒドロ
    キシアルキル(メタ)アクリレートおよびこれとは異な
    る1つまたはそれ以上の不飽和モノマーを重合させるこ
    とにより得ることができる、請求項1から4のいずれか
    1項に記載のコーティング媒体のためのレオロジー影響
    剤として適した組成物。
  6. 【請求項6】 ラジカル重合されうる成分f)のモノマ
    ーが f1) 80〜100重量%の1つまたはそれ以上のヒド
    ロキシアルキル(メタ)アクリレート、と f2) 0〜20重量%の1つまたはそれ以上の別な不飽
    和モノマーの混合物である、請求項1から5のいずれか
    1項に記載のコーティング媒体のためのレオロジー影響
    剤として適した組成物。
  7. 【請求項7】 数平均分子量が1500〜30,000
    でありそしてガラス転移温度が−20℃〜+80℃であ
    る1つまたはそれ以上の(メタ)アクリルコポリマーが
    成分A)として使用される、請求項1から6のいずれか
    1項に記載のコーティング媒体のためのレオロジー影響
    剤として適した組成物。
  8. 【請求項8】 30〜200mgKOH/gのOH価、0
    〜50mgKOH/gの酸価および1000〜6000の
    数平均分子量を有する1つまたはそれ以上のポリエステ
    ルが成分A)として使用される、請求項1から7のいず
    れか1項に記載のコーティング媒体のためのレオロジー
    影響剤として適した組成物。
  9. 【請求項9】 成分C)として、微細粒子が50〜80
    0nmの粒径を有しそして分散相のガラス転移温度が−4
    0℃〜+60℃の範囲にあるヒドロキシ官能性微細分散
    体が使用される、請求項1から8のいずれか1項に記載
    のコーティング媒体のためのレオロジー影響剤として適
    した組成物。
  10. 【請求項10】 成分D)として、脂肪族ポリイソシア
    ネート、特にヘキサメチレンジイソシアネートトリマー
    が使用されまた部分的にε−カプロラクタムでブロック
    されている、請求項1から9のいずれか1項に記載のコ
    ーティング媒体のためのレオロジー影響剤として適した
    組成物。
  11. 【請求項11】 成分F)として、分子内に4〜18個
    の炭素原子を含有しそして特に8〜10個の炭素原子を
    含有する1級モノアミンが使用される、請求項1から1
    0のいずれか1項に記載のコーティング媒体のためのレ
    オロジー影響剤として適した組成物。
  12. 【請求項12】 請求項1から11のいずれか1項に記
    載のレオロジー影響剤としての組成物を含有し、そし
    て、1つまたはそれ以上の架橋剤に加えて、ヒドロキシ
    ル基1つまたはそれ以上のバインダーベヒクルを含有
    し、そして場合によっては1つまたはそれ以上の顔料、
    エキステンダー、慣用的なラッカー添加剤および(また
    は)溶媒も含有するコーティング媒体。
  13. 【請求項13】 e) 15〜85重量%の、ヒドロキ
    シル基および(または)カルボキシル基を含む1つまた
    はそれ以上のポリエステルおよび(または)(メタ)ア
    クリルコポリマーを含みこのポリエステル分子および
    (または)コポリマー分子の半分までがそれぞれマレイ
    ン酸1分子でエステル化されている溶液を用意し、そし
    て f) この溶液中で、15〜85重量%の1つまたはそ
    れ以上のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートとこ
    れとは異なる1つまたはそれ以上の不飽和モノマーとが
    重合されることにより成分C)が得られ、そして引続い
    て A) ヒドロキシル基を含む1つまたはそれ以上の(メ
    タ)アクリルコポリマーおよび(または)ヒドロキシル
    基を含みそして30〜200mgKOH/gのヒドロキシ
    ル価を有し、かつ0〜50mgKOH/gの酸価に相当す
    るカルボキシル基含有率を有する1つまたはそれ以上の
    ポリエステル、 B) エチルヘキシル(メタ)アクリレートと1つまた
    はそれ以上のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート
    ならびにこれとは異なるα,β−不飽和モノマーの1つ
    またはそれ以上のコポリマー、および C)を混合し、この場合、成分A)、B)、C)中に含
    まれる(メタ)アクリルコポリマーおよび(または)ポ
    リエステルの量は50〜80重量%であり、ポリマー
    B)の量は5〜30重量%であり、C)中に含まれる微
    細粒子の量は1〜5重量%であり、そしてこのようにし
    て得られる混合物を D) 7〜33重量%の1つまたはそれ以上の脂肪族ポ
    リイソシアネートおよび E) 2〜9重量%のε−カプロラクタムと反応させ、
    その後 F) A)、B)およびC)の混合物をD)およびE)
    と反応させる前にA)、B)および(または)C)から
    のヒドロキシル含有バインダーベヒクルの一部分と場合
    によっては混合されている、1〜5重量%の1つまたは
    それ以上の第1級モノアミンと反応させることを特徴と
    し、上記において重量百分率はそれぞれの場合、固形分
    を基準に示され、合計で100重量%になる、請求項1
    から11のいずれか1項に記載の組成物を製造する方
    法。
  14. 【請求項14】 成分f)として、 f1)80〜100重量%の1つまたはそれ以上のヒド
    ロキシアルキル(メタ)アクリレートと f2) 0〜20重量%の1つまたはそれ以上の別な不
    飽和モノマーとの混合物が使用されることを特徴とする
    請求項13記載の方法。
  15. 【請求項15】 請求項13または14により製造され
    る組成物を、ヒドロキシル基を含む1つまたはそれ以上
    のバインダーベヒクルおよび1つまたはそれ以上の架橋
    剤と混合し、また場合によっては1つまたはそれ以上の
    顔料、エクステンダー、慣用的なラッカー添加剤および
    (または)溶媒と混合することを特徴とする、請求項1
    2記載のコーティング媒体の製造方法。
  16. 【請求項16】 顔料添加されているあるいは顔料添加
    されていない耐流れ性のコーティング媒体を製造するた
    めの請求項1から11のいずれか1項に記載の組成物の
    使用。
JP10160096A 1997-06-10 1998-06-09 コーティング媒体のためのレオロジーに影響を与える組成物 Pending JPH115930A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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DE19724408:4 1997-06-10
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