JPH1159210A - 走行用静油圧式無段変速装置 - Google Patents

走行用静油圧式無段変速装置

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JPH1159210A
JPH1159210A JP9227790A JP22779097A JPH1159210A JP H1159210 A JPH1159210 A JP H1159210A JP 9227790 A JP9227790 A JP 9227790A JP 22779097 A JP22779097 A JP 22779097A JP H1159210 A JPH1159210 A JP H1159210A
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JP
Japan
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oil
pressure
oil passage
neutral
hydraulic pump
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JP9227790A
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English (en)
Inventor
Makoto Yasuda
安田  真
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動ロスを少なく抑制しながら斜板操作部材
の中立域を広くできる走行用静油圧式無段変速装置を提
供する。 【解決手段】 油圧ポンプPと油圧モータMとを接続す
る駆動油路14に、中立弁16を有する第1排油路17
と、絞り部18aを有する第2排油路18とを接続して
ある。駆動油路14がリリーフ弁22のリリーフ圧より
高圧に設定の設定圧より低圧である間は、中立弁16が
開き状態16aにあり、駆動油路14の圧油が第1排油
路17と第2排油路18とによって排出されて油圧モー
タMが停止する。駆動油路14が前記設定圧以上になる
と、中立弁16が閉じ状態16bに切り換わり、駆動油
路14の圧油は一部が第2排油路18によって排出され
ながら油圧モータMを駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可変容量型の油圧
ポンプと、油圧モータとで成る走行用静油圧式無段変速
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記無段変速装置において、従来、たと
えば特開昭62−132066号公報に示されるよう
に、油圧ポンプと油圧モータを接続する駆動油路に、中
立弁としてのパイロット式開閉弁を有する排油路を接続
し、油圧ポンプを中立状態から高速側に操作しても、駆
動油路が小圧にある間は、開閉弁が開き状態になってい
て油圧ポンプからの圧油を排出するために油圧モータが
駆動されず、駆動油路が高圧になれば、開閉弁が自動的
に閉じ状態に切り換わって油圧モータへの圧油供給を可
能にするために油圧モータが駆動されるものがあった。
これは、油圧ポンプの斜板操作部材を、油圧ポンプが圧
油供給を停止する操作位置に操作した場合のみならず、
この操作位置から少し離れて油圧ポンプが低圧で圧油供
給する操作位置に操作した場合にも、油圧モータが回動
しなくて無段変速装置としては出力停止する中立状態に
制御できるようになったものである。すなわち、斜板操
作部材の中立域を、油圧ポンプが圧油供給を停止するだ
けのものよりも広く形成できるようになったものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】たとえば、油圧ポンプ
の斜板操作部材を電動シリンダなどのアクチュエータで
操作して変速操作する場合、斜板操作部材の中立域が広
いほど、アクチュエータが停止信号を受信した際に少し
動き過ぎてから停止することがあっても、斜板操作部材
を中立域にこれから出ないように停止させやすくて有利
に変速操作できる。ところが、上記した従来の中立域拡
大技術の場合、中立弁を開き状態から閉じ状態に切り換
わる際の駆動油路の圧力が中立域の広さの割りには高く
なっていた。この結果、機体走行を開始させる際には駆
動油路の圧力が高圧まで上昇してからモータが動き始め
て機体が急に発進し、機体走行を停止させる際には駆動
油路の圧力が充分に低下しないうちにモータが停止して
機体走行が急に停止するというトラブルが発生してい
た。本発明の目的は、上記トラブルを回避しながら、か
つ、出力ロスを極力少なく済ませながら中立域を広くで
きる無段変速装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1による発明の構
成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0005】〔構成〕可変容量型の油圧ポンプと、油圧
モータとで成る走行用静油圧式無段変速装置において、
前記油圧ポンプと前記油圧モータとを接続する駆動油路
が設定圧以上になれば自動的に閉じ状態に切り換わり、
前記駆動油路が設定圧より小圧になれば自動的に開き状
態に切り換わる中立弁を有する第1排油路と、絞り部を
有する第2排油路とを前記駆動油路に接続してある。
【0006】〔作用〕油圧ポンプの斜板操作部材をポン
プの圧油供給を停止させる操作位置から移動させてポン
プが圧油供給を行うことになっても、駆動油路が設定圧
に達するまでは、中立弁が開き状態にあり、ポンプから
の圧油は第1排油路と第2排油路の両排油路から排出さ
れて油圧モータを駆動せず、無段変速装置は中立状態に
ある。斜板操作部材をさらに移動させて駆動油路が設定
圧に達すると、この後は、中立弁が閉じ状態に切り換わ
り、ポンプからの圧油の一部が第2排油路から排出さ
れ、残りの油が油圧モータを駆動し、無段変速装置は駆
動状態になる。このため、斜板操作部材の中立域は、油
圧ポンプが圧油供給を停止する操作位置と、油圧ポンプ
が圧油供給をしても圧油が低圧で第1排油路と第2排油
路から流出する操作位置とからなる広いものになる。そ
して、油路圧上昇に伴って排油作用を停止する第1排油
路と、油路圧上昇後にも排油作用を行う第2排油路との
両排油路による排油によって中立域を拡大するものだか
ら、油路圧上昇に伴って排油作用を停止する排油路のみ
を採用していた従来に比し、中立弁が開きから閉じに切
り換わる際の駆動油路の前記設定圧を低い圧力に設定し
ながら、中立域を同一広さのものに拡大化できる。
【0007】油路圧上昇によって排油作用を停止する排
油路を備えないで、油路圧が上昇した後にも排油作用を
行う排油路のみを備えても、中立域を拡大化できる。す
なわち、油圧ポンプの斜板操作部材をポンプの圧油供給
を停止させる操作位置から移動させてポンプが圧油供給
をすることになっても、ポンプからの圧油の全量が排油
路から流出する間は、油圧モータが駆動されず、無段変
速装置は中立状態にある。斜板操作部材をさらに移動さ
せてポンプからの圧油の一部が排油路から排出され、残
りの圧油が油圧モータに作用するようになれば、油圧モ
ータが駆動され、無段変速装置は駆動状態になるのであ
る。この場合、第1排油路と第2排油路との両排油路を
備える本発明と比較すると、同一広さの中立域を確保す
るに当たり、油圧モータが駆動される際に排油路から流
出する圧油が多くなり、モータの駆動に利用できるポン
プ出力の割合が低下する。
【0008】〔効果〕斜板操作部材の中立域を広く形成
し、人為操作の場合には、斜板操作部材を中立域にこれ
から外れないように操作しやすくて走行停止を現出しや
すいように変速操作でき、アクチュエータ操作の場合に
は、アクチュエータが停止信号を受信した際に少し動き
過ぎてから停止するということがあっても、斜板操作部
材を中立域にこれから出ないように停止させやすくて走
行停止を現出しやすいように変速操作できるものにでき
た。しかも、中立域の広さの割りには低い駆動油路圧で
中立弁が切り換わるとともにポンプによるモータ駆動が
効率よく行われて出力を極力無駄なく利用して高速走行
できるように、かつ、発進や停止衝撃が少なくて快適に
走行できるように走行性の高いものにできた。
【0009】請求項2による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0010】〔構成〕請求項1による発明の構成におい
て、前記油圧ポンプの斜板角をアクチュエータによって
変更操作するように構成してある。
【0011】〔作用〕アクチュエータを作動させること
により、アクチュータの駆動力によって斜板角を変更し
て変速できるものである。そして、斜板操作部材の中立
域を広く形成できるものであることから、アクチュエー
タが停止信号を受信した際に少し動き過ぎてから停止す
ることがあっても、斜板操作部材を中立域にこれから外
れないように停止させやすい状態で変速操作できる。
【0012】〔効果〕軽く変速操作できるとともに制御
精度があまり高くなくても走行停止を確実に現出できる
ように操作性及び信頼性の面で優れたものになる。
【0013】請求項3による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0014】〔構成〕請求項1又は2による発明の構成
において、前記油圧ポンプと前記油圧モータとを接続す
る一対の駆動油路のうちの後進側駆動時に高圧側になる
駆動油路にのみ前記第1排油路と前記第2排油路とを接
続してある。
【0015】〔作用〕ポンプとモータを接続する一対の
駆動油路のいずれにも第1排油路と第2排油路を接続し
た場合、前進時と後進時のいずれにおいてもポンプから
の圧油の一部を第2排油路から流出させながらモータを
駆動することになる。これに対し、請求項3による構成
の場合、後進時にはポンプからの圧油の一部を第2排油
路から流出させながらモータを駆動することになるが、
前進時にはポンプからの圧油の全量によってモータを駆
動することになる。すなわち、前者の場合、前進時にも
後進時にもポンプ出力の一部を損失する状態で中立域を
拡大化することになるのに対し、請求項3による構成の
場合、前進時にはポンプ出力を損失しない状態で中立域
を拡大化することになる。
【0016】〔効果〕前進時にはポンプからの圧油の全
量によってモータを駆動できることと、一般には後進走
行よりも前進走行の方が頻繁に行われることにより、全
体としては、ポンプ出力の損失を少なく済ませながら中
立域を広くし、走行停止を操作容易に現出しやすいもの
を、ポンプ出力を効率よく利用して走行できるとともに
極力高速前進できる状態に得られる。
【0017】請求項4による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0018】〔構成〕請求項3による本発明の構成にお
いて、前記油圧ポンプの斜板角を変更する変速レバーを
備え、前記油圧ポンプを後進側に駆動するための後進操
作域と、前記油圧モータを停止状態に維持するための中
立位置との間に、油圧ポンプを前進側に駆動操作して前
記中立弁の切り換えを促進させる切換え促進位置を設け
て、変速レバーを後進操作域から前記切換え促進位置を
経過させて中立位置に切り換え操作するように構成して
ある。
【0019】〔作用〕後進走行時にポンプからモータに
圧油供給する駆動油路に前記第1排油路と第2排油路と
を接続して中立域の拡大化を図るものである。このた
め、機体を運搬車荷台に自力走行で積み込むなど後進走
行で登坂させる際、途中で走行停止させると、モータに
は機体下降力のために前進側に回動させる方向の操作力
が作用し、モータが前記駆動油路に向けて送油するポン
プ作用をすることがある。この場合、斜板操作部材を後
進域から中立域に直接に切り換わるように操作すると、
モータのポンプ作用のために駆動油路が高圧のままにな
り、斜板操作部材が中立域に切り換わったにもかかわら
ず、中立弁が閉じに戻らなくて開き状態のままになるこ
とがある。これに対し、変速レバーを後進操作域から切
り換え促進位置を経過させて中立位置に切り換え操作す
ることにより、斜板操作部材が後進域から前進域に入
り、ポンプに前進側回動を行わせて駆動油路に対する油
抜き出し作用を行わせることにより、駆動油路に圧力低
下を発生させて中立弁を閉じ状態に切り換わりやすくし
てから中立域に切り換わるように斜板操作部材を操作す
るものである。すなわち、モータが駆動油路にポンプ作
用する状態で機体走行を停止させる場合でも、中立弁を
開きやすくして走行停止させるものである。
【0020】〔効果〕後進時にポンプからモータに圧油
供給する駆動油路に第1排油路と第2排油路とを接続し
てポンプ出力を効率よく利用できるようにするものであ
りながら、機体を前記の如き姿勢で走行停止させる場合
でも中立弁が開き状態に切り換わりやすくて広い中立域
が確保しやすく、走行停止を操作容易かつ確実に現出し
やすいように信頼性の高いものになる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1に示すように、左右一対の駆
動自在な前車輪1,1と後車輪2,2とによって自走
し、原動部の両横側に位置する予備苗載せ台装置3と線
引きマーカー4、前車輪1を操向操作するステアリング
ハンドル5、運転座席6などを有する走行機体の後部
に、油圧式リフトシリンダ7によって上下に揺動操作さ
れるリンク機構8を介して昇降操作するように施肥装置
付き苗植付装置9を連結するとともに、走行機体から回
転軸10を介して苗植付装置9に動力伝達するように構
成して、乗用型田植機を構成してある。
【0022】前記走行機体の後部を形成するミッション
ケース11に走行用変速装置12を付設してある。この
走行用変速装置12は、前記原動部に位置するエンジン
Eに入力軸が連動する油圧ポンプPと、前記ミッション
ケース11の内部に位置する走行用ミッション(図示せ
ず)に出力軸が連動する油圧モータMとを前記ミッショ
ンケース11に連結する変速装置ケースの内部に設ける
ことによって構成してある。図2に示すように、前記油
圧ポンプPは斜板の角度変更によって吐出量が変化する
アキシャルプランジャ型の可変容量形ポンプに、前記油
圧モータMはアキシャルプランジャ型の定容量形ポンプ
にそれぞれ構成するとともに、油圧ポンプPが備える一
対の給排部の一方は、前記油圧モータMが備える一対の
給排部の一方に駆動油路13によって接続し、油圧ポン
プPの他方の給排部は、油圧モータMの他方の給排部に
駆動油路14によって接続してある。すなわち、前記走
行用変速装置12は静油圧式無段変速装置に構成してあ
り、ポンプPがエンジンEによって駆動され、モータM
がポンプPから駆動油路13,14を介して供給される
圧油で駆動されてその回動力を走行用ミッションに伝達
するようにしてある。そして、油圧ポンプPが有する図
3の如き斜板操作部材15を軸芯15aまわりで揺動操
作して斜板角を変更することにより、ポンプPからモー
タMへの圧油供給を制御し、モータMの回転方向を前進
側と後進側とに切り換えるとともにその前進側および後
進側での回転速度を無段階に変更したり、その駆動を停
止させたりするようにしてある。
【0023】図2に示すように、前記一対の駆動油路1
3,14のうち、後進側駆動時にポンプPからモータM
に圧油供給する方となり、モータMからポンプPに圧油
を戻す側となる方の駆動油路13よりも高圧側になる方
の駆動油路14にのみ、中立弁16を有する第1排油路
17と、絞り部18aを有する第2排油路18とを接続
してある。
【0024】前記第2排油路18は、チャージポンプP
1によって一対の駆動油路13,14に油を補給する補
給油路19の下流側で、油が駆動油路14の方にのみ流
れることを許容するチェック弁20を有する油路部分1
9aと、前記チェック弁20を迂回するとともに前記絞
り部18aを有する排油路本体18bと、チャージポン
プP1からの油をタンクTに戻すように前記補給油路1
9に接続するリリーフ油路21とによって形成してあ
る。前記リリーフ油路21が有するリリーフ弁22のリ
リーフ圧は、補給油路19による駆動油路13,14へ
の油補給を可能にする圧力を確保するもので、駆動油路
13や14に作用するリリーフ弁23のリリーフ圧より
低いものである。これにより、第2排油路18は、駆動
油路14がリリーフ弁22のリリーフ圧より高くなれ
ば、開き状態になって駆動油路14の圧油を絞り部18
aによって決まる流量でタンクTに排出する。
【0025】前記中立弁16は、第2排油路17の中立
弁16よりも上流側と下流側とを連通させる絞り付きの
開き状態16aと、第2排油路17の中立弁16よりも
上流側と下流側とを遮断する閉じ状態16bとの二状態
に切り換え自在に構成するとともに、駆動油路14が前
記リリーフ弁23のリリーフ圧よりも低圧で前記リリー
フ弁22のリリーフ圧よりも高圧に設定した設定圧Aよ
りも低い圧力にある間は、切換えばね24の付勢力のた
めに自動的に前記開き状態16aに切り換え操作されて
おり、駆動油路14が前記設定圧A以上になると、第1
排油路17の中立弁16よりも上流側からパイロット操
作圧を導入するパイロット油路25による作用のために
自動的に前記切り換えばね24に抗して前記閉じ状態1
6bに切り換え操作されるように構成してある。これに
より、第1排油路17は、駆動油路14が前記斜板操作
部材15の中立域を広くするように設定した前記設定圧
Aより低い圧力にある間は開き状態になっていて駆動油
路14の圧油をタンクTに流出させ、駆動油路14が前
記設定圧A以上になると、閉じ状態に切り換わって駆動
油路14からの圧油流出を不能にする。
【0026】これにより、前記斜板操作部材15を図3
に示す中立位置nに操作すると、油圧ポンプPが駆動油
路13に対する圧油供給も駆動油路14に対する圧油供
給も停止し、油圧モータMが回動停止する。斜板操作部
材15を前記中立位置nから回動方向fに揺動操作する
と、油圧ポンプPが駆動油路13に圧油を供給して油圧
モータMが前進側に回動し、斜板操作部材15の中立位
置nからの操作ストロークを大にするほど、油圧ポンプ
Pから供給される圧油が多くなって油圧モータMの前進
回転速度が速くなり、斜板操作部材15がストロークエ
ンドの操作位置Fmaxに達すると油圧モータMが前進
側に最高速度で駆動される。これに対し、斜板操作部材
15を前記中立位置nから回動方向rに揺動操作する
と、油圧ポンプPが駆動油路14に圧油を供給するが、
斜板操作部材15が操作位置R0に達するまでの間は、
駆動油路14が前記設定圧Aより低圧になっていて中立
弁16が開き状態16aにあり、リリーフ弁22が閉じ
ている間は油圧ポンプPから供給される圧油が少ないと
ともにその圧油が第1排油路17によって排出されるた
めに、そして、リリーフ弁22が開いてからは油圧ポン
プPからの圧油が第1排油路17と第2排油路18とに
よって排出されるために油圧モータMが駆動されない。
斜板操作部材15が操作位置R0に達すると、駆動油路
14が前記設定圧Aに達して中立弁16が閉じ状態16
bに切り換わり、この後は、油圧ポンプPからの圧油の
一部は第2排油路18から流出するが残りの油が油圧モ
ータMに駆動作用して油圧モータMが後進側に回動す
る。そして、斜板操作部材15の前記操作位置R0から
の操作ストロークを大にするほど、油圧モータMに駆動
作用する圧油が多くなって油圧モータMの後進回転速度
が速くなり、斜板操作部材15がストロークエンドの操
作位置Rmaxに達すると油圧モータMが後進側に最高
速度で駆動される。これにより、斜板操作部材15の中
立位置nと、この中立位置nから操作位置R0まで間の
操作位置が中立域Nとなり、この中立域Nでは、油圧ポ
ンプPが圧油供給をしても油圧モータMは駆動されず、
走行用無段変速装置12は前後輪1,2に動力伝達しな
いように中立状態になる。そして、斜板部材15の操作
域Fが前進域となり、この前進域Fでは、油圧モータM
が前進側に駆動されるとともに無段階に増減速するよう
に変速され、走行用無段変速装置12は前後輪1,2に
前進駆動力を無段階に変速して伝達するように前進駆動
状態になる。これに対し、斜板操作部材15の操作域R
が後進域となり、この後進域Rでは、油圧モータMが後
進側に駆動されるとともに無段階に増減速するように変
速され、走行用無段変速装置12は前後輪1,2に後進
駆動力を無段階に変速して伝達するように後進駆動状態
になる。
【0027】図6に示すように、前記リリーフ弁22が
存在する前記第2排油路18に替え、開閉機能を備えな
いで絞り部18aのみを備えて常に開き状態にある油路
を第2排油路18として採用して実施してもよい。この
場合、斜板操作部材15を前記中立位置nから回動方向
rに揺動操作すると、油圧ポンプPが駆動油路14に圧
油を供給するが、斜板操作部材15が操作位置R0に達
するまでの間は、駆動油路14が前記設定圧Aより低圧
になっていて中立弁16が開き状態16aにあり、油圧
ポンプPからの圧油が第1排油路17と第2排油路18
とによって排出されて油圧モータMが駆動されない。斜
板操作部材15が操作位置R0に達すると、駆動油路1
4が前記設定圧Aに達して中立弁16が閉じ状態16b
に切り換わり、この後は、油圧ポンプPからの圧油の一
部は第2排油路18から流出するが残りの油が油圧モー
タMに駆動作用して油圧モータMが後進側に回動する。
そして、斜板操作部材15の前記操作位置R0からの操
作ストロークを大にするほど、油圧モータMに駆動作用
する圧油が多くなって油圧モータMの後進回転速度が速
くなり、斜板操作部材15がストロークエンドの操作位
置Rmaxに達すると油圧モータMが後進側に最高速度
で駆動される。
【0028】図4に示すように、前記斜板操作部材15
に連結する操作部材26aと、このこの操作部材26a
をスライド駆動する電動モータとを備える電動シリンダ
26により、斜板操作部材15を揺動操作して斜板角を
変更するように構成し、電動シリンダ26と、斜板操作
部材15の操作位置を検出する回転式ポテンショメータ
27とに変速制御機構28を連係させるとともに、この
変速制御機構28にポテンショメータ29を介して連係
する変速レバー30を、ステアリングハンドル5の横側
方に位置する機体横向きの回転支軸31に支持させて、
無段変速装置12の操作構造を構成してある。変速レバ
ー30の長孔を有するとともに前記回転支軸31に外嵌
するボス部を、回転支軸31に対してこれの回転軸芯X
と直交する方向の軸芯Yまわりで回転自在に連結し、変
速レバー30を図5に示すレバーガイド32の屈曲ガイ
ド溝に沿わせて揺動操作できるように十字揺動可能に構
成してある。変速レバー30が軸芯Xまわりで揺動する
と、前記回転支軸31から一体回転自在に延出する連動
アーム33が前記ポテンショメータ29の揺動自在な操
作アーム29aに連係していて操作力を伝達するように
構成し、ポテンショメータ29が変速レバー30の操作
位置を検出してその検出結果を変速制御機構28に出力
するように構成してある。変速制御機構28は、ポテン
ショメータ27と28とによる検出結果に基づいて電動
シリンダ26の電動モータを駆動させたり、停止させた
りする信号を出力することにより、斜板操作部材15を
変速レバー30の操作位置に対応する操作位置に位置さ
せる操作を電動シリンダ26に行わせるように構成して
ある。
【0029】つまり、変速レバー30をレバーガイド3
2のガイド溝に沿わせて揺動操作し、ガイド溝の中央部
に位置する中立位置N1に操作すると、変速制御機構2
8がポテンショメータ27と29からの情報に基づいて
電動モータを走行停止位置に制御し、電動シリンダ26
が斜板操作部材15を前記中立域Nに操作する。これに
より、走行用無段変速装置12を中立状態に操作して前
後輪1,2の駆動を停止させ、機体走行を停止させられ
る。変速レバー30をガイド溝の一端側に位置する前進
操作域F1に操作すると、変速制御機構28がポテンシ
ョメータ27と29からの情報に基づいて電動モータを
前進側に制御し、電動シリンダ26が斜板操作部材15
を前記前進域Fで変速レバー30の操作位置に対応する
位置に操作する。これにより、走行用無段変速装置12
を前進側で変速レバー位置に対応する速度の駆動状態に
操作して前後輪1,2を前進側に駆動し、機体を前進走
行させられる。変速レバー30をガイド溝の他端側に位
置する後進操作域R1に操作すると、変速制御機構28
がポテンショメータ27と29からの情報に基づいて電
動モータを後進側に制御し、電動シリンダ26が斜板操
作部材15を前記後進域Rで変速レバー30の操作位置
に対応する位置に操作する。これにより、走行用無段変
速装置12を後進側で変速レバー位置に対応する速度の
駆動状態に操作して前後輪1,2を後進側に駆動し、機
体を後進走行させられる。
【0030】図5に示すように、前進操作域F1の一端
側に位置する前記中立位置N1に操作された変速レバー
30に対する位置決め部32a、前記中立位置N1と、
後進操作域R1の一端側に位置する中立位置N2との間
に位置するガイド突部32b、前記後進操作域R1と一
直線状に並んで位置する前進操作域F2のそれぞれをレ
バーガイド32に備えさせることにより、前記中立位置
N1を油圧モータMを停止状態に維持するための中立位
置とし、前記前進操作域F2を前記中立弁16の閉じ状
態16aから開き状態16bへの切り換えを促進させる
ための切換え促進位置F2とするとともに、後進操作域
R1に操作された変速レバー30は切換え促進位置F2
を経過させて中立位置N1に切り換え操作させるように
構成してある。
【0031】すなわち、変速レバー30を前記中立位置
N1とN2のいずれに操作しても斜板操作部材15が前
記停止域Nになって油圧モータMを停止状態に操作でき
るが、中立位置N2の方にあっては変速レバー30をそ
の位置N2に保持しにくく、中立位置N1の方にあって
は変速レバー30を前記位置決め部32aやガイド突部
32bによる受け止めによってその位置N1に容易に保
持できる。これにより、走行停止の際には、変速レバー
30を中立位置N1に操作して油圧モータMを停止状態
に維持させる。そして、後進時には、変速レバー30を
後進操作域R1からガイド突部32bを迂回して中立位
置N1に切り換え操作して走行停止させるため、変速レ
バー30を後進操作域R1から切換え促進位置F2に一
度切り換え操作し、この後中立位置N1に切り換え操作
する。そして、変速レバー30を後進操作域R1から切
換え促進位置F2に切り換え操作すれば、斜板操作部材
15が後進域Rから前進域Fに切り換わり、油圧ポンプ
Pが後進側から前進側の駆動に切り換え操作することに
なる。すると、油圧ポンプPを後進駆動から単に停止状
態に切り換え操作しただけでは、油圧モータMに前進側
に回動させる操作力が作用しているなどによって駆動油
路14が圧力低下しにくく、中立弁16が閉じ状態16
bから開き状態16aに切り換わりにくい場合でも、油
圧ポンプPが前進側に駆動されて駆動油路14に油抜き
作用することにより、駆動油路14の圧力が低下させて
中立弁16を閉じ状態16bから開き状態16aに切り
換わりやすくする。すなわち、変速レバー30を中立位
置N1に操作して走行停止させる際、中立弁16を開き
状態16aに切り換わりやすくして停止させられる。
【0032】図7に示すように、前記左右一対の線引き
マーカー4,4それぞれは、走行機体に固定の支持部材
34に基端側が機体上下方向の軸芯まわりで回動自在に
連結する基端側マーカ部分4aと、この基端側マーカ部
分4aの先端側に基端側が水平方向の軸芯まわりで回動
自在に連結する先端側マーカ部分4bと、この先端側マ
ーカ部分4bの先端側から延出する線引き杆4cとによ
って構成し、基端側マーカ部分4aを支持部材34に対
して揺動操作するとともに、先端側マーカ部分4bを基
端側マーカ部分4aに対して上下に揺動操作することに
より、作業時には、図1に示す如く線引き杆4cの先端
側が圃場に接地して線引き作用する使用姿勢に切り換え
られ、非作業時には、図7に示す如く先端側マーカ部分
4bが予備苗載せ台装置3の前側付近で機体上下向きに
なる格納姿勢に切り換えられるようにしてある。すなわ
ち、基端側マーカ部分4aを支持部材34から機体横外
側に向かって延出する取り付け姿勢で、先端側マーカ部
分4bを基端側マーカ部分4aから機体横外側に向かっ
てほぼ一直線状に並んで延出する取り付け姿勢にすれ
ば、使用姿勢になる。そして、基端側マーカ部分4aを
支持部材34から機体前方向きに機体前後方向に沿って
延出する取り付け姿勢で、先端側マーカ部分4bを予備
苗載せ台装置3の前側付近で基端側マーカ部分4aから
機体上方向きに延出する取り付け姿勢にすれば、格納姿
勢になる。線引きマーカー4を格納した際には、先端側
マーカ部分4bの先端側を予備苗載せ台装置3の苗載せ
台支柱3aから延出する支持杆35の先端側のフック部
35aに係止させることにより、線引きマーカー4を走
行振動などで突出しないように格納姿勢に保持するよう
にしてある。図8に示すように、予備苗載せ台装置3の
苗載せ台3bにマット状苗36を載置した際にマット状
苗36の角部が苗載せ台3bから外側に出る状態に苗載
せ台3bがなっているが、苗載せ台3bにマット状苗3
6が載置されている場合でも、前記フック部35aがマ
ット状苗36よりも外側に位置して先端側マーカ部分4
bを掛けられるように支持杆35を形成してある。
【0033】前記苗植付装置9は、それぞれが複数個の
苗植付機構9aや一つの分割苗載せ台部分9bを備える
左右一対の苗植付装置部分に分割できるように構成し、
各分割苗植付装置部分のリンク機構8に対する連結姿勢
を変更することにより、作業時には、図1に示す如く各
分割苗植付装置部分の苗植付機構9aが走行機体の横方
向に並ぶとともに、両分割苗植付装置部分の分割苗載せ
台部分9bが走行機体の横方向に並んで一枚の苗載せ台
になるように両分割苗植付装置部分が機体横方向に並ん
でリンク機構8に連結する作業用姿勢に切り換えられ、
機体を移動走行させたり、運搬車に載せたりする非作業
時には、図9に示す如く各分割苗植付装置部分の苗植付
機構9aが走行機体の前後方向に並ぶとともに、両分割
苗植付装置部分の分割苗載せ台部分9bの横幅方向が走
行機体の前後向きになるように両分割苗植付装置部分が
機体横方向に並んでリンク機構8に連結する折り畳み姿
勢で持ち上げ支持される格納姿勢に切り換えられるよう
にしてある。苗植付装置9を前記格納姿勢にした際に
は、リフトシリンダ7にストッパー37を装着して苗植
付装置9の下降防止を図るようにしてあり、このストッ
パー37は、図10又は図12に示す如く構成してあ
る。
【0034】図10と図12のいずれに示すストッパー
37も、リフトシリンダ7のシリンダロッド7aがクッ
ションばね38を受け止め支持するように備えるバネ受
け具39と、リフトシリンダ7のシリンダチューブ7b
との間に装着し、シリンダロッド7aに突っ張り支持さ
せるように構成してある。すなわち、苗植付装置9など
の重量がリフトシリンダ7に掛かり、リフトシリンダ7
の制御弁に油漏れが発生してリフトシリンダ7が短縮す
ることを防止するようにしてある。
【0035】図10に示すストッパー37の場合、シリ
ダロッド7aが保持する前記クッションばね38のため
のカバー40に、図11に示す如きストッパーホルダー
41を支持させ、ストッパー37をリフトシリンダ7に
装着した際、ストッパー37が着脱操作のために備える
把手42を形成する部材の一部分42aをストッパーホ
ルダー41のキャッチ部にこれを弾性変形させながら嵌
め込むようにしてある。すなわち、ストッパーホルダー
41を把手42に保持作用させ、ストッパー37がリフ
トシリンダ7から外れることの防止を図るようにしてあ
る。
【0036】図12に示すストッパー37の場合、シリ
ンダロッド7aが保持する前記クッションばね38のた
めのカバー40に、図13に示す如きストッパーピン4
3aを有するストッパーホルダー43を付設し、ストッ
パー37をリフトシリンダ7に装着した際、ストッパー
ピン43aから延出する操作アーム43bにより、スト
ッパーピン43aをピンホルダー43c対してストッパ
ー37の方にスライド操作し、ストッパーピン43aの
先端側をストッパー37が備える一対の突出片44,4
4それぞれのピン孔に挿入して突出片44に係止させる
ようにしてある。すなわち、ストッパーホルダー43の
ストッパーピン43aをストッパー37に係止作用さ
せ、ストッパー37がリフトシリンダ7から外れること
の防止を図るようにしてある。
【0037】前記電動シリンダ26に替え、油圧シリン
ダなどを採用して実施してもよいのであり、これらを総
称してアクチュエータと呼称する。
【0038】本発明による走行用無段変速装置は、田植
機の他、農用トラクター、芝刈機、コンバイン等の各種
作業車に装備される変速装置にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用型田植機全体の側面図
【図2】油圧回路図
【図3】斜板操作部材の操作位置を示す説明図
【図4】変速操作構造の概略図
【図5】変速レバーの操作位置を示す説明図
【図6】別実施形態の油圧回路図
【図7】線引きマーカー格納状態の側面図
【図8】線引きマーカーの支持杆の作用を示す説明図
【図9】苗植付装置の折り畳み格納状態の側面図
【図10】ストッパーの使用状態を示す説明図
【図11】ストッパーホルダーの斜視図
【図12】別実施形態のストッパーの使用状態を示す説
明図
【図13】別実施形態のストッパーホルダーの正面図
【符号の説明】
13 駆動油路 14 駆動油路 16 中立弁 17 第1排油路 18 第2排油路 18a 絞り部 26 アクチュエータ 30 変速レバー P 油圧ポンプ M 油圧モータ R1 後進操作域 N1 中立位置 F2 切換え促進位置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変容量型の油圧ポンプと、油圧モータ
    とで成る走行用静油圧式無段変速装置であって、 前記油圧ポンプと前記油圧モータとを接続する駆動油路
    が設定圧以上になれば自動的に閉じ状態に切り換わり、
    前記駆動油路が設定圧より小圧になれば自動的に開き状
    態に切り換わる中立弁を有する第1排油路と、絞り部を
    有する第2排油路とを前記駆動油路に接続してある走行
    用静油圧式無段変速装置。
  2. 【請求項2】 前記油圧ポンプの斜板角をアクチュエー
    タによって変更操作するように構成してある請求項1記
    載の走行用静油圧式無段変速装置。
  3. 【請求項3】 前記油圧ポンプと前記油圧モータとを接
    続する一対の駆動油路のうちの後進側駆動時に高圧側に
    なる駆動油路にのみ前記第1排油路と前記第2排油路と
    を接続してある請求項1又は2記載の走行用静油圧式無
    段変速装置。
  4. 【請求項4】 前記油圧ポンプの斜板角を変更する変速
    レバーを備え、前記油圧ポンプを後進側に駆動するため
    の後進操作域と、前記油圧モータを停止状態に維持する
    ための中立位置との間に、油圧ポンプを前進側に駆動操
    作して前記中立弁の切り換えを促進させる切換え促進位
    置を設けて、変速レバーを後進操作域から前記切換え促
    進位置を経過させて中立位置に切り換え操作するように
    構成してある請求項3記載の走行用静油圧式無段変速装
    置。
JP9227790A 1997-08-25 1997-08-25 走行用静油圧式無段変速装置 Pending JPH1159210A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2840662A1 (fr) 2002-06-06 2003-12-12 Kubota Kk Transmission hydrostatique pour vehicule utilitaire
US6849028B2 (en) 2003-02-25 2005-02-01 Kubota Corporation Propelling transmission control apparatus for a working vehicle having a hydrostatic stepless transmission

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