JPH1159073A - コンパス - Google Patents
コンパスInfo
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- JPH1159073A JPH1159073A JP23146097A JP23146097A JPH1159073A JP H1159073 A JPH1159073 A JP H1159073A JP 23146097 A JP23146097 A JP 23146097A JP 23146097 A JP23146097 A JP 23146097A JP H1159073 A JPH1159073 A JP H1159073A
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- Japan
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- shaft
- main shaft
- axial direction
- writing
- tilting plate
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 前倒し角度が異なる楕円や放物線を含む任意
の形状を簡単に描くことができ、しかも、構造簡単で低
コストなコンパスを提供する。 【解決手段】 固定台4と、該固定台4に鉛直方向に立
設された主軸5と、該主軸5の上端部に同心配置され、
主軸5に対して回転可能に取り付けられた回転軸7と、
該回転軸7の軸線上に一端部が揺動可能に連結され、他
端部に筆記具13が取り付けられた伸縮可能な筆記用軸
8と、主軸5に該主軸5の軸線方向に移動可能に、且
つ、主軸5の軸線方向に傾動可能に取り付けられて周縁
部に筆記用軸8が当接する所定形状の傾動板15と、該
傾動板15の主軸5の軸線方向の移動及び該軸線方向の
傾動を規制するナット部材21とを備える。
の形状を簡単に描くことができ、しかも、構造簡単で低
コストなコンパスを提供する。 【解決手段】 固定台4と、該固定台4に鉛直方向に立
設された主軸5と、該主軸5の上端部に同心配置され、
主軸5に対して回転可能に取り付けられた回転軸7と、
該回転軸7の軸線上に一端部が揺動可能に連結され、他
端部に筆記具13が取り付けられた伸縮可能な筆記用軸
8と、主軸5に該主軸5の軸線方向に移動可能に、且
つ、主軸5の軸線方向に傾動可能に取り付けられて周縁
部に筆記用軸8が当接する所定形状の傾動板15と、該
傾動板15の主軸5の軸線方向の移動及び該軸線方向の
傾動を規制するナット部材21とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、楕円や放物線等を
描くのに適したコンパスに関する。
描くのに適したコンパスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、楕円等を描く場合には、楕円コン
パスや楕円のテンプレートを用いて作図を行っている。
パスや楕円のテンプレートを用いて作図を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、楕円コ
ンパスは高価でしかも取扱いが面倒であり、また、テン
プレートについては、前倒し角度の異なる楕円を描くた
めに多種類のテンプレートを用意しなければならない。
ンパスは高価でしかも取扱いが面倒であり、また、テン
プレートについては、前倒し角度の異なる楕円を描くた
めに多種類のテンプレートを用意しなければならない。
【0004】本発明はかかる不都合を解消するためにな
されたものであり、前倒し角度が異なる楕円や放物線を
含む任意の形状を簡単に描くことができ、しかも、構造
簡単で低コストなコンパスを提供することを目的とす
る。
されたものであり、前倒し角度が異なる楕円や放物線を
含む任意の形状を簡単に描くことができ、しかも、構造
簡単で低コストなコンパスを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明に係るコンパスは、固定台と、該固定台に
鉛直方向に立設された主軸と、該主軸の上端部に同心配
置され、前記主軸に対して回転可能に取り付けられた回
転軸と、該回転軸の軸線上に一端部が揺動可能に連結さ
れ、他端部に筆記具が取り付けられた伸縮可能な筆記用
軸と、前記主軸に該主軸の軸線方向に移動可能に、且
つ、前記主軸の軸線方向に傾動可能に取り付けられて周
縁部に前記筆記用軸が当接する所定形状の傾動板と、該
傾動板の前記主軸の軸線方向の移動及び該軸線方向の傾
動を規制する規制手段とを備えたことを特徴とする。
めに、本発明に係るコンパスは、固定台と、該固定台に
鉛直方向に立設された主軸と、該主軸の上端部に同心配
置され、前記主軸に対して回転可能に取り付けられた回
転軸と、該回転軸の軸線上に一端部が揺動可能に連結さ
れ、他端部に筆記具が取り付けられた伸縮可能な筆記用
軸と、前記主軸に該主軸の軸線方向に移動可能に、且
つ、前記主軸の軸線方向に傾動可能に取り付けられて周
縁部に前記筆記用軸が当接する所定形状の傾動板と、該
傾動板の前記主軸の軸線方向の移動及び該軸線方向の傾
動を規制する規制手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態で
あるコンパスの正面図、図2は図1のII−II線断面
図、図3は該コンパスで描いた軌跡、図4は本発明の第
2の実施の形態であるコンパスの正面図、図5は図4の
V−V線拡大断面図、図6は図4の矢印VI方向から見
た拡大図、図7は該コンパスで描いた軌跡である。
参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態で
あるコンパスの正面図、図2は図1のII−II線断面
図、図3は該コンパスで描いた軌跡、図4は本発明の第
2の実施の形態であるコンパスの正面図、図5は図4の
V−V線拡大断面図、図6は図4の矢印VI方向から見
た拡大図、図7は該コンパスで描いた軌跡である。
【0007】まず、図1〜図3を参照して、本発明の第
1の実施の形態であるコンパスについて説明する。この
コンパス1は、基板2の略中央部に円筒部3が立設され
た固定台4を備える。円筒部3はその軸線が鉛直方向を
向いており、該円筒部3には断面四角形状の細長い主軸
5が同心に挿入されている。この場合、主軸5の下端部
を尖らせておくと、円筒部3への主軸5の挿入(位置決
め)を容易に行うことができる。主軸5の軸線方向の略
中央部には、図1において前側面から後側面まで貫通す
るスリット6が該主軸5の軸線に沿って形成されてい
る。主軸5の上端部には、回転軸7が同心に配置されて
主軸5に対して回転可能に取り付けられている。回転軸
7には筆記用軸8が揺動可能に連結されている。
1の実施の形態であるコンパスについて説明する。この
コンパス1は、基板2の略中央部に円筒部3が立設され
た固定台4を備える。円筒部3はその軸線が鉛直方向を
向いており、該円筒部3には断面四角形状の細長い主軸
5が同心に挿入されている。この場合、主軸5の下端部
を尖らせておくと、円筒部3への主軸5の挿入(位置決
め)を容易に行うことができる。主軸5の軸線方向の略
中央部には、図1において前側面から後側面まで貫通す
るスリット6が該主軸5の軸線に沿って形成されてい
る。主軸5の上端部には、回転軸7が同心に配置されて
主軸5に対して回転可能に取り付けられている。回転軸
7には筆記用軸8が揺動可能に連結されている。
【0008】筆記用軸8は、本体軸部9及び該本体軸部
9に取り付けられる鉛筆(筆記具)13を備える。本体
軸部9はその一端部が回転軸7に揺動可能に連結されて
おり、該本体軸部9の連結位置(揺動中心)は回転軸7
の軸線上に配置されている。本体軸部9には他端面から
軸線方向の略中央部まで延びる筆記具挿入孔11が形成
されており、該筆記具挿入孔11には圧縮コイルばね1
2及び鉛筆(筆記具)13が順次挿入されている。これ
により、鉛筆13が先端芯部13aを本体軸部9の他端
部から突出させた状態で軸方向に伸縮自在に取り付けら
れており、取付状態においては該先端芯部13aは作図
面14に接触している。また、主軸5のスリット6に
は、傾動板15が主軸5の軸線方向に移動可能に、且
つ、主軸5の軸線方向に傾動可能に取り付けられてい
る。
9に取り付けられる鉛筆(筆記具)13を備える。本体
軸部9はその一端部が回転軸7に揺動可能に連結されて
おり、該本体軸部9の連結位置(揺動中心)は回転軸7
の軸線上に配置されている。本体軸部9には他端面から
軸線方向の略中央部まで延びる筆記具挿入孔11が形成
されており、該筆記具挿入孔11には圧縮コイルばね1
2及び鉛筆(筆記具)13が順次挿入されている。これ
により、鉛筆13が先端芯部13aを本体軸部9の他端
部から突出させた状態で軸方向に伸縮自在に取り付けら
れており、取付状態においては該先端芯部13aは作図
面14に接触している。また、主軸5のスリット6に
は、傾動板15が主軸5の軸線方向に移動可能に、且
つ、主軸5の軸線方向に傾動可能に取り付けられてい
る。
【0009】傾動板15は図2において右半分が大径半
円部16、左半分が小径半円部17とされており、大径
半円部16と小径半円部17との中心は一致している。
傾動板15の略中央部には主軸5の断面形状より大きい
切欠き部18が形成されており、該切欠き部18は主軸
5に外挿されている。切欠き部18の主軸5の図1にお
いて前側面に対向する縁部18aは該前側面と平行な直
線状に形成されており、該縁部18aには主軸5の幅寸
法より若干長い直径を有する円板19がその中心を縁部
18aに重ねた状態で、且つ、大径半円部16の径方向
に向けた状態で固定されている。
円部16、左半分が小径半円部17とされており、大径
半円部16と小径半円部17との中心は一致している。
傾動板15の略中央部には主軸5の断面形状より大きい
切欠き部18が形成されており、該切欠き部18は主軸
5に外挿されている。切欠き部18の主軸5の図1にお
いて前側面に対向する縁部18aは該前側面と平行な直
線状に形成されており、該縁部18aには主軸5の幅寸
法より若干長い直径を有する円板19がその中心を縁部
18aに重ねた状態で、且つ、大径半円部16の径方向
に向けた状態で固定されている。
【0010】円板19の中心からはスリット6の幅寸法
より若干小径のねじ軸20が同心に突設されており、該
ねじ軸20はその先端を主軸5の後側面から突出させた
状態でスリット6に挿入されている。主軸5の後側面か
ら突出するねじ軸20には円板19と略同形のナット部
材(規制手段)21が螺合されている。ここで、ナット
部材21を緩めると、傾動板15が主軸5の軸線方向に
移動可能、且つ、主軸5の軸線方向に傾動可能とされ、
ナット部材21を締め付けると、円板19とナット部材
21によって主軸5が挟まれて傾動板15が主軸5に固
定され、傾動板15の主軸5の軸線方向の移動及び該軸
線方向の傾動が規制される。規制状態においては、傾動
板15の大径半円部16の中心は主軸5の軸心に一致し
ており、また、大径半円部16の外周縁には筆記用軸8
が当接するようになっている。
より若干小径のねじ軸20が同心に突設されており、該
ねじ軸20はその先端を主軸5の後側面から突出させた
状態でスリット6に挿入されている。主軸5の後側面か
ら突出するねじ軸20には円板19と略同形のナット部
材(規制手段)21が螺合されている。ここで、ナット
部材21を緩めると、傾動板15が主軸5の軸線方向に
移動可能、且つ、主軸5の軸線方向に傾動可能とされ、
ナット部材21を締め付けると、円板19とナット部材
21によって主軸5が挟まれて傾動板15が主軸5に固
定され、傾動板15の主軸5の軸線方向の移動及び該軸
線方向の傾動が規制される。規制状態においては、傾動
板15の大径半円部16の中心は主軸5の軸心に一致し
ており、また、大径半円部16の外周縁には筆記用軸8
が当接するようになっている。
【0011】次に、かかる構成のコンパス1の使用方法
を説明する。まず、ナット部材21を緩め、傾動板15
を主軸5の軸線方向に動かして所定の高さにセットする
とともに、傾動板15を主軸5の軸線方向に揺動させて
所定の角度にセットする。次いで、ナット部材21を締
め付けて傾動板15の主軸5の軸線方向の移動及び該軸
線方向の傾動を規制する。この状態で、回転軸7を回転
させて、筆記用軸8を傾動板15の大径半円部16の外
周縁に沿わせつつ該回転軸7と一体に回転させる。
を説明する。まず、ナット部材21を緩め、傾動板15
を主軸5の軸線方向に動かして所定の高さにセットする
とともに、傾動板15を主軸5の軸線方向に揺動させて
所定の角度にセットする。次いで、ナット部材21を締
め付けて傾動板15の主軸5の軸線方向の移動及び該軸
線方向の傾動を規制する。この状態で、回転軸7を回転
させて、筆記用軸8を傾動板15の大径半円部16の外
周縁に沿わせつつ該回転軸7と一体に回転させる。
【0012】この時、傾動板15が傾いているため、該
傾動板15の大径半円部16を平面視すると、半楕円形
状をなしている。したがって、大径半円部16の中心
(主軸5の軸心)から大径半円部16の外周縁までの水
平方向の寸法が周方向に沿って異なって、筆記用軸8を
大径半円部16の外周縁に沿わせて回転させる際に、筆
記用軸8の揺動中心から鉛筆13の先端芯部13aの作
図面14接触位置までの寸法が変化するが、筆記用軸8
は上述したように鉛筆13が伸縮自在に取り付けられて
いるため、大径半円部16の外周縁までの水平方向の寸
法が長い場合は鉛筆13が伸長し、短い場合には鉛筆1
3が収縮して常に鉛筆13の先端芯部13aが作図面1
4に接触し、これにより、図3に示すように、作図面1
4に半楕円が描かれる。なお、筆記用軸8を大径半円部
16の外周縁に沿わせて1/4周分(90°)だけ回転
させると、作図面14に放物線が描かれる。
傾動板15の大径半円部16を平面視すると、半楕円形
状をなしている。したがって、大径半円部16の中心
(主軸5の軸心)から大径半円部16の外周縁までの水
平方向の寸法が周方向に沿って異なって、筆記用軸8を
大径半円部16の外周縁に沿わせて回転させる際に、筆
記用軸8の揺動中心から鉛筆13の先端芯部13aの作
図面14接触位置までの寸法が変化するが、筆記用軸8
は上述したように鉛筆13が伸縮自在に取り付けられて
いるため、大径半円部16の外周縁までの水平方向の寸
法が長い場合は鉛筆13が伸長し、短い場合には鉛筆1
3が収縮して常に鉛筆13の先端芯部13aが作図面1
4に接触し、これにより、図3に示すように、作図面1
4に半楕円が描かれる。なお、筆記用軸8を大径半円部
16の外周縁に沿わせて1/4周分(90°)だけ回転
させると、作図面14に放物線が描かれる。
【0013】ここで、傾動板15の主軸5の軸線方向の
セット位置(高さ)を変えることにより、作図面14に
描かれる楕円或いは放物線の大きさを連続的に変化させ
ることができ、また、傾動板15の傾き角度を変えるこ
とにより、楕円或いは放物線の前倒し角度を連続的に変
化させることができる。この場合、図示は省略するが、
主軸5のスリット6に沿って楕円や放物線の大きさに対
応した目盛りを付し、また、主軸5に傾動板15の傾動
角度を測定する目盛り板を取り付け、更には、傾動板1
5の大径半円部16の外周縁に周方向に沿って目盛りを
付し、これにより、楕円或いは放物線の大きさや楕円の
前倒し角度等を前もって把握できるようにするのが好ま
しい。
セット位置(高さ)を変えることにより、作図面14に
描かれる楕円或いは放物線の大きさを連続的に変化させ
ることができ、また、傾動板15の傾き角度を変えるこ
とにより、楕円或いは放物線の前倒し角度を連続的に変
化させることができる。この場合、図示は省略するが、
主軸5のスリット6に沿って楕円や放物線の大きさに対
応した目盛りを付し、また、主軸5に傾動板15の傾動
角度を測定する目盛り板を取り付け、更には、傾動板1
5の大径半円部16の外周縁に周方向に沿って目盛りを
付し、これにより、楕円或いは放物線の大きさや楕円の
前倒し角度等を前もって把握できるようにするのが好ま
しい。
【0014】なお、主軸5の上端部に取り付けられた回
転軸7を軸方向に伸縮可能にして長さ調整ができるよう
にしてもよい。このようにすると、傾動板15の高さ位
置及び傾動角度を固定して回転軸7の長さを変えた場合
に、筆記用軸8の揺動中心までの高さが変わるため、異
なる楕円或いは放物線を描くことができ、より多様な形
状に対応することができる。
転軸7を軸方向に伸縮可能にして長さ調整ができるよう
にしてもよい。このようにすると、傾動板15の高さ位
置及び傾動角度を固定して回転軸7の長さを変えた場合
に、筆記用軸8の揺動中心までの高さが変わるため、異
なる楕円或いは放物線を描くことができ、より多様な形
状に対応することができる。
【0015】また、回転軸7に光発振器(図示せず。)
を設け、該光発振器から傾動板15に向けて光を照射す
ることにより、該傾動板15の形状を作図面14に投影
させるようにしてもよい。このようにすると、図形の形
状を描く前に知ることができるので、該形状を調整する
ことができる。
を設け、該光発振器から傾動板15に向けて光を照射す
ることにより、該傾動板15の形状を作図面14に投影
させるようにしてもよい。このようにすると、図形の形
状を描く前に知ることができるので、該形状を調整する
ことができる。
【0016】更に、上記実施の形態では、傾動板15を
楕円に対応する形状としているが、必ずしもこのように
する必要はなく、種々の形状の傾動板を用いることによ
り、任意の形状を描くことができる。
楕円に対応する形状としているが、必ずしもこのように
する必要はなく、種々の形状の傾動板を用いることによ
り、任意の形状を描くことができる。
【0017】次に、図4〜図7を参照して、本発明の第
2の実施の形態であるコンパスについて説明する。この
コンパス31は、基板32の略中央部に円筒部33が立
設された固定台34を備える。円筒部33はその軸線が
鉛直方向を向いており、該円筒部33には断面四角形状
の細長い主軸35が同心に挿入されている。この場合、
主軸35の下端部を尖らせておくと、円筒部33への主
軸35の挿入(位置決め)を容易に行うことができる。
主軸35の軸線方向の略中央部には、図4において前側
面から後側面まで貫通するスリット36が該主軸35の
軸線に沿って形成されている。主軸35の上端部には、
回転軸37が同心に配置されて主軸35に対して回転可
能に取り付けられている。回転軸37には、筆記用軸3
8が揺動可能に連結されている。
2の実施の形態であるコンパスについて説明する。この
コンパス31は、基板32の略中央部に円筒部33が立
設された固定台34を備える。円筒部33はその軸線が
鉛直方向を向いており、該円筒部33には断面四角形状
の細長い主軸35が同心に挿入されている。この場合、
主軸35の下端部を尖らせておくと、円筒部33への主
軸35の挿入(位置決め)を容易に行うことができる。
主軸35の軸線方向の略中央部には、図4において前側
面から後側面まで貫通するスリット36が該主軸35の
軸線に沿って形成されている。主軸35の上端部には、
回転軸37が同心に配置されて主軸35に対して回転可
能に取り付けられている。回転軸37には、筆記用軸3
8が揺動可能に連結されている。
【0018】筆記用軸38は、本体軸部39、筆記具取
付部40及び鉛筆(筆記具)41から構成されている。
本体軸部39は第1の軸部42を備える。第1の軸部4
2の一端部は回転軸37に揺動可能に連結されており、
該連結位置(揺動中心)は該回転軸37の軸線上に配置
されている。第1の軸部42は、略中央部が主軸35に
接近する側に折れ曲がった後、該第1の軸部42の一端
部の軸線に対して平行に他端部先端まで延設されてい
る。第1の軸部42の他端部には円筒部材43が該第1
の軸部42の一端部の軸線と同心に外装されており、第
1の軸部42の他端部の主軸35を向く側面は円筒部材
43の内周面に固着されている。第1の軸部42の他端
部の主軸35から離間する側の側面にはラック44が形
成されている。
付部40及び鉛筆(筆記具)41から構成されている。
本体軸部39は第1の軸部42を備える。第1の軸部4
2の一端部は回転軸37に揺動可能に連結されており、
該連結位置(揺動中心)は該回転軸37の軸線上に配置
されている。第1の軸部42は、略中央部が主軸35に
接近する側に折れ曲がった後、該第1の軸部42の一端
部の軸線に対して平行に他端部先端まで延設されてい
る。第1の軸部42の他端部には円筒部材43が該第1
の軸部42の一端部の軸線と同心に外装されており、第
1の軸部42の他端部の主軸35を向く側面は円筒部材
43の内周面に固着されている。第1の軸部42の他端
部の主軸35から離間する側の側面にはラック44が形
成されている。
【0019】また、円筒部材43には第2の軸部45の
一端部がラック44に対向して軸方向に移動可能に挿入
されており、該第2の軸部45の一端部のラック44を
向く側面にはラック46が形成されている。ラック46
とラック44との間には小歯車47が介在されており、
また、第2の軸部45のラック46の裏側面は円筒部材
43の内周面によってガイドされるようになっている。
第2の軸部45は、略中央部が主軸35に接近する側に
折れ曲がった後、第1の軸部42の一端部の軸線に沿っ
て他端部先端まで延設されて円筒部材43から突出して
おり、これにより、第2の軸部45がラック44,46
及び小歯車47により、第1の軸部42の一端部の軸線
に沿って伸縮可能になっている。第2の軸部45の他端
部先端には、筆記具取付部40が取り付けられている。
一端部がラック44に対向して軸方向に移動可能に挿入
されており、該第2の軸部45の一端部のラック44を
向く側面にはラック46が形成されている。ラック46
とラック44との間には小歯車47が介在されており、
また、第2の軸部45のラック46の裏側面は円筒部材
43の内周面によってガイドされるようになっている。
第2の軸部45は、略中央部が主軸35に接近する側に
折れ曲がった後、第1の軸部42の一端部の軸線に沿っ
て他端部先端まで延設されて円筒部材43から突出して
おり、これにより、第2の軸部45がラック44,46
及び小歯車47により、第1の軸部42の一端部の軸線
に沿って伸縮可能になっている。第2の軸部45の他端
部先端には、筆記具取付部40が取り付けられている。
【0020】筆記具取付部40は、第2の軸部45の他
端部先端にリンク49を介して回動可能に連結された円
筒部48を備える。円筒部48の下端部にはフランジ5
0が形成されており、該フランジ50は円筒部48が第
2の軸部45に対して相対回動することにより、第2の
軸部45の伸縮動作に係わらず作図面51に接触するよ
うになっている。
端部先端にリンク49を介して回動可能に連結された円
筒部48を備える。円筒部48の下端部にはフランジ5
0が形成されており、該フランジ50は円筒部48が第
2の軸部45に対して相対回動することにより、第2の
軸部45の伸縮動作に係わらず作図面51に接触するよ
うになっている。
【0021】そして、該接触状態においては、円筒部4
8の軸線は鉛直方向を向いており、且つ、円筒部48の
軸線と第2の軸部45の他端部の軸線とは作図面51上
で交差している。円筒部48の上端部には鉛筆41の外
径と略同径の鉛筆保持筒52が内嵌されており、該鉛筆
保持筒52には鉛筆41が円筒部48と同心にはめ込ま
れている。はめ込まれた状態においては鉛筆41の先端
芯部41aは作図面51に接触している。また、主軸3
5のスリット36には、傾動板53が主軸35の軸線方
向に移動可能に、且つ、主軸35の軸線方向に傾動可能
に取り付けられている。
8の軸線は鉛直方向を向いており、且つ、円筒部48の
軸線と第2の軸部45の他端部の軸線とは作図面51上
で交差している。円筒部48の上端部には鉛筆41の外
径と略同径の鉛筆保持筒52が内嵌されており、該鉛筆
保持筒52には鉛筆41が円筒部48と同心にはめ込ま
れている。はめ込まれた状態においては鉛筆41の先端
芯部41aは作図面51に接触している。また、主軸3
5のスリット36には、傾動板53が主軸35の軸線方
向に移動可能に、且つ、主軸35の軸線方向に傾動可能
に取り付けられている。
【0022】傾動板53は円形状をなしており、中央部
で径方向に分割されて図5において左半分が半円部5
4、右半分が半円部55とされている。半円部54,5
5は分割位置でヒンジ56を介して互いに傾動可能に連
結されている。傾動板53の略中央部には主軸35の断
面形状より大きい切欠き部57が半円部54,55に跨
がって形成されており、該切欠き部57は傾動板53の
中心を主軸35の軸心に一致させて該主軸35に外挿配
置されている。切欠き部57の主軸35の図4において
前側面側には二枚の同じ大きさのかさ歯車58,59が
軸線を半円部54,55の分割線に一致させた状態で互
いに同心に対向配置されており、主軸35に近い側のか
さ歯車58には半円部54が固定され、主軸35から離
間する側のかさ歯車59には半円部55が固定されてい
る。
で径方向に分割されて図5において左半分が半円部5
4、右半分が半円部55とされている。半円部54,5
5は分割位置でヒンジ56を介して互いに傾動可能に連
結されている。傾動板53の略中央部には主軸35の断
面形状より大きい切欠き部57が半円部54,55に跨
がって形成されており、該切欠き部57は傾動板53の
中心を主軸35の軸心に一致させて該主軸35に外挿配
置されている。切欠き部57の主軸35の図4において
前側面側には二枚の同じ大きさのかさ歯車58,59が
軸線を半円部54,55の分割線に一致させた状態で互
いに同心に対向配置されており、主軸35に近い側のか
さ歯車58には半円部54が固定され、主軸35から離
間する側のかさ歯車59には半円部55が固定されてい
る。
【0023】かさ歯車58,59の周方向の上下側部に
はかさ歯車58,59にそれぞれ噛合する二枚の同じ大
きさのかさ歯車60,61が軸線を主軸35の軸線と平
行にして互いに同心に対向配置されている。かさ歯車6
0及びかさ歯車61は軸部材62によって互いに同心に
連結されて一体に回転するようになっている。下側のか
さ歯車61は下方において支持軸63によって回転可能
に支持されており、該支持軸63の下端部からはスリッ
ト36の幅寸法より若干小径の取付軸64が主軸35の
スリット36に向けて水平に延設されている。取付軸6
4の軸方向の中央部には円板65が取り付けられてお
り、該円板65より先端側の部分が該先端部に形成され
たねじ部66を主軸35の後側面から突出させた状態で
スリット36に挿入されている。主軸35の後側面から
突出するねじ部66には円板65と略同形のナット部材
(規制手段)67が螺合されている。
はかさ歯車58,59にそれぞれ噛合する二枚の同じ大
きさのかさ歯車60,61が軸線を主軸35の軸線と平
行にして互いに同心に対向配置されている。かさ歯車6
0及びかさ歯車61は軸部材62によって互いに同心に
連結されて一体に回転するようになっている。下側のか
さ歯車61は下方において支持軸63によって回転可能
に支持されており、該支持軸63の下端部からはスリッ
ト36の幅寸法より若干小径の取付軸64が主軸35の
スリット36に向けて水平に延設されている。取付軸6
4の軸方向の中央部には円板65が取り付けられてお
り、該円板65より先端側の部分が該先端部に形成され
たねじ部66を主軸35の後側面から突出させた状態で
スリット36に挿入されている。主軸35の後側面から
突出するねじ部66には円板65と略同形のナット部材
(規制手段)67が螺合されている。
【0024】ここで、ナット部材67を緩めると、傾動
板53が主軸35の軸線方向に移動可能とされ、ナット
部材67を締め付けると、該ナット部材67と円板65
とによって主軸35が挟まれて傾動板53の主軸35の
軸線方向の移動が規制され、該傾動板53の高さ方向の
位置が固定される。また、かさ歯車61を手などで回す
と、該かさ歯車61に直交噛合するかさ歯車58,59
が互いに逆方向に回転し、これにより、傾動板53の半
円部54,55が互いに主軸35の軸線方向の同方向に
同角度傾動し、かさ歯車61を回すのをやめると、各か
さ歯車58,59,60,61(規制手段)の噛合摩擦
により半円部54,55の傾動が規制される。傾動板5
3の主軸35の軸線方向の移動及び該軸線方向の傾動が
規制された状態においては、傾動板53の中心は主軸3
5の軸心に一致しており、また、傾動板53の外周縁に
は筆記用軸38の円筒部材43が当接するようになって
いる。
板53が主軸35の軸線方向に移動可能とされ、ナット
部材67を締め付けると、該ナット部材67と円板65
とによって主軸35が挟まれて傾動板53の主軸35の
軸線方向の移動が規制され、該傾動板53の高さ方向の
位置が固定される。また、かさ歯車61を手などで回す
と、該かさ歯車61に直交噛合するかさ歯車58,59
が互いに逆方向に回転し、これにより、傾動板53の半
円部54,55が互いに主軸35の軸線方向の同方向に
同角度傾動し、かさ歯車61を回すのをやめると、各か
さ歯車58,59,60,61(規制手段)の噛合摩擦
により半円部54,55の傾動が規制される。傾動板5
3の主軸35の軸線方向の移動及び該軸線方向の傾動が
規制された状態においては、傾動板53の中心は主軸3
5の軸心に一致しており、また、傾動板53の外周縁に
は筆記用軸38の円筒部材43が当接するようになって
いる。
【0025】次に、かかる構成のコンパス31の使用方
法を説明する。まず、ナット部材67を緩め、傾動板5
3を主軸35の軸線方向に動かして所定の高さにセット
するとともに、かさ歯車61を回して傾動板53の半円
部54,55を主軸35の軸線方向の同方向に同角度傾
動させて所定の角度にセットする。次いで、ナット部材
67を締め付けて傾動板53の主軸35の軸線方向の移
動及び該軸線方向の傾動を規制する。この状態で、回転
軸37を回転させて、筆記用軸38の円筒部材43を傾
動板53の半円部54,55の外周縁に沿わせつつ該筆
記用軸38を回転軸37と一体に回転させる。
法を説明する。まず、ナット部材67を緩め、傾動板5
3を主軸35の軸線方向に動かして所定の高さにセット
するとともに、かさ歯車61を回して傾動板53の半円
部54,55を主軸35の軸線方向の同方向に同角度傾
動させて所定の角度にセットする。次いで、ナット部材
67を締め付けて傾動板53の主軸35の軸線方向の移
動及び該軸線方向の傾動を規制する。この状態で、回転
軸37を回転させて、筆記用軸38の円筒部材43を傾
動板53の半円部54,55の外周縁に沿わせつつ該筆
記用軸38を回転軸37と一体に回転させる。
【0026】この時、傾動板53の半円部54,55が
同方向に同角度が傾いているため、該傾動板53を平面
視すると、楕円形状をなしている。したがって、傾動板
53の中心(主軸35の軸心)から半円部54,55の
外周縁までの水平方向の寸法が周方向に沿って異なっ
て、筆記用軸38の円筒部材43を半円部54,55の
外周縁に沿わせて該筆記用軸38を回転させる際に、筆
記用軸38の揺動中心から鉛筆41の先端芯部41aの
作図面51接触位置までの寸法が変化するが、筆記用軸
38は上述したように第2の軸部45が伸縮自在とされ
ているため、半円部54,55の外周縁までの水平方向
の寸法が長い場合は第2の軸部45が伸長し、短い場合
には第2の軸部45が収縮して常に鉛筆41の先端芯部
41aが作図面51に接触し、これにより、図7に示す
ように、作図面51に楕円が描かれる。
同方向に同角度が傾いているため、該傾動板53を平面
視すると、楕円形状をなしている。したがって、傾動板
53の中心(主軸35の軸心)から半円部54,55の
外周縁までの水平方向の寸法が周方向に沿って異なっ
て、筆記用軸38の円筒部材43を半円部54,55の
外周縁に沿わせて該筆記用軸38を回転させる際に、筆
記用軸38の揺動中心から鉛筆41の先端芯部41aの
作図面51接触位置までの寸法が変化するが、筆記用軸
38は上述したように第2の軸部45が伸縮自在とされ
ているため、半円部54,55の外周縁までの水平方向
の寸法が長い場合は第2の軸部45が伸長し、短い場合
には第2の軸部45が収縮して常に鉛筆41の先端芯部
41aが作図面51に接触し、これにより、図7に示す
ように、作図面51に楕円が描かれる。
【0027】楕円を描く際には、筆記具取付部40に鉛
筆41が常に鉛直方向を向いた状態で取り付けられてい
るため、主軸35と筆記用軸38とのなす角度が小さく
なっても、スムーズに線を描くことができる。なお、筆
記用軸38の円筒部材43を半円部54,55の外周縁
に沿わせて1/2周分(180°)回転させると、作図
面51に放物線が描かれる。
筆41が常に鉛直方向を向いた状態で取り付けられてい
るため、主軸35と筆記用軸38とのなす角度が小さく
なっても、スムーズに線を描くことができる。なお、筆
記用軸38の円筒部材43を半円部54,55の外周縁
に沿わせて1/2周分(180°)回転させると、作図
面51に放物線が描かれる。
【0028】ここで、傾動板53の主軸35の軸線方向
のセット位置(高さ)を変えることにより、作図面51
に描かれる楕円或いは放物線の大きさを連続的に変化さ
せることができ、また、傾動板53の傾き角度を変える
ことにより、楕円或いは放物線の前倒し角度を連続的に
変化させることができる。この場合、図示は省略する
が、主軸35のスリット36に沿って楕円や放物線の大
きさに対応した目盛りを付し、また、主軸35に傾動板
53の傾動角度を測定する目盛り板を取り付け、更に
は、傾動板53の半円部54,55の外周縁に周方向に
沿って目盛りを付し、これにより、楕円或いは放物線の
大きさや楕円の前倒し角度等を前もって把握できるよう
にするのが好ましい。
のセット位置(高さ)を変えることにより、作図面51
に描かれる楕円或いは放物線の大きさを連続的に変化さ
せることができ、また、傾動板53の傾き角度を変える
ことにより、楕円或いは放物線の前倒し角度を連続的に
変化させることができる。この場合、図示は省略する
が、主軸35のスリット36に沿って楕円や放物線の大
きさに対応した目盛りを付し、また、主軸35に傾動板
53の傾動角度を測定する目盛り板を取り付け、更に
は、傾動板53の半円部54,55の外周縁に周方向に
沿って目盛りを付し、これにより、楕円或いは放物線の
大きさや楕円の前倒し角度等を前もって把握できるよう
にするのが好ましい。
【0029】なお、主軸35の上端部に取り付けられた
回転軸37を軸方向に伸縮可能にして長さ調整ができる
ようにしてもよい。このようにすると、傾動板53の高
さ位置及び傾動角度を固定して回転軸37の長さを変え
た場合に、筆記用軸38の揺動中心までの高さが変わる
ため、異なる楕円或いは放物線を描くことができ、より
多様な形状に対応することができる。
回転軸37を軸方向に伸縮可能にして長さ調整ができる
ようにしてもよい。このようにすると、傾動板53の高
さ位置及び傾動角度を固定して回転軸37の長さを変え
た場合に、筆記用軸38の揺動中心までの高さが変わる
ため、異なる楕円或いは放物線を描くことができ、より
多様な形状に対応することができる。
【0030】また、回転軸37に光発振器(図示せ
ず。)を設け、該光発振器から傾動板53に向けて光を
照射することにより、該傾動板53の形状を作図面51
に投影させるようにしてもよい。このようにすると、図
形の形状を描く前に知ることができるので、該形状を調
整することができる。
ず。)を設け、該光発振器から傾動板53に向けて光を
照射することにより、該傾動板53の形状を作図面51
に投影させるようにしてもよい。このようにすると、図
形の形状を描く前に知ることができるので、該形状を調
整することができる。
【0031】更に、上記実施の形態では、傾動板53を
楕円に対応する形状としているが、必ずしもこのように
する必要はなく、種々の形状の傾動板を用いることによ
り、任意の形状を描くことができる。
楕円に対応する形状としているが、必ずしもこのように
する必要はなく、種々の形状の傾動板を用いることによ
り、任意の形状を描くことができる。
【0032】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
によれば、前倒し角度が異なる楕円や放物線を含む任意
の形状を簡単に描くことができ、しかも、構造簡単で低
コストなコンパスを提供することができるという効果が
得られる。
によれば、前倒し角度が異なる楕円や放物線を含む任意
の形状を簡単に描くことができ、しかも、構造簡単で低
コストなコンパスを提供することができるという効果が
得られる。
【図1】本発明の第1の実施の形態であるコンパスの正
面図である。
面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】該コンパスで描いた軌跡である。
【図4】本発明の第2の実施の形態であるコンパスの正
面図である。
面図である。
【図5】図4のV−V線拡大断面図である。
【図6】図4の矢印VI方向から見た拡大図である。
【図7】該コンパスで描いた軌跡である。
1,31…コンパス 4,34…固定台 5,35…主軸 7,37…回転軸 13,41…鉛筆(筆記具) 8,38…筆記用軸 15,53…傾動板 21,67…ナット部材(規制手段) 58,59,60,61…かさ歯車(規制手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 固定台と、該固定台に鉛直方向に立設さ
れた主軸と、該主軸の上端部に同心配置され、前記主軸
に対して回転可能に取り付けられた回転軸と、該回転軸
の軸線上に一端部が揺動可能に連結され、他端部に筆記
具が取り付けられた伸縮可能な筆記用軸と、前記主軸に
該主軸の軸線方向に移動可能に、且つ、前記主軸の軸線
方向に傾動可能に取り付けられて周縁部に前記筆記用軸
が当接する所定形状の傾動板と、該傾動板の前記主軸の
軸線方向の移動及び該軸線方向の傾動を規制する規制手
段とを備えたことを特徴とするコンパス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23146097A JPH1159073A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | コンパス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23146097A JPH1159073A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | コンパス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1159073A true JPH1159073A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=16923865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23146097A Pending JPH1159073A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | コンパス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1159073A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010133711A1 (es) * | 2009-05-21 | 2010-11-25 | Donaque Dominguez Fabian Silvestre | Sistema para el trazado de elipses |
CN102390202A (zh) * | 2011-08-18 | 2012-03-28 | 河南师范大学 | 多功能画规 |
JP3204219U (ja) * | 2015-12-04 | 2016-05-26 | 恒彦 徳富 | 様々な筆記具をそのまま装着でき、主脚と筆記具を垂直にして、筆記具に適した筆圧にして、小さい円も、大きい円も楽に、きれいに描くことが出来る、新しい円描きの用具 |
CN109693482A (zh) * | 2018-12-15 | 2019-04-30 | 张语桐 | 一种多功能椭圆圆规 |
-
1997
- 1997-08-27 JP JP23146097A patent/JPH1159073A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010133711A1 (es) * | 2009-05-21 | 2010-11-25 | Donaque Dominguez Fabian Silvestre | Sistema para el trazado de elipses |
CN102390202A (zh) * | 2011-08-18 | 2012-03-28 | 河南师范大学 | 多功能画规 |
JP3204219U (ja) * | 2015-12-04 | 2016-05-26 | 恒彦 徳富 | 様々な筆記具をそのまま装着でき、主脚と筆記具を垂直にして、筆記具に適した筆圧にして、小さい円も、大きい円も楽に、きれいに描くことが出来る、新しい円描きの用具 |
CN109693482A (zh) * | 2018-12-15 | 2019-04-30 | 张语桐 | 一种多功能椭圆圆规 |
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