JP3451466B2 - 平板の斜立保持具 - Google Patents
平板の斜立保持具Info
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Description
机の天板のような平板上に所望の傾斜角度に斜立保持す
る保持具に関するものである。
が、これを使用するときは必要に応じて机の天板上面に
載置し、製図板を手前側が低く向う側が高くなるように
傾斜させるために、製図板の向う側の下に適当な支持台
を置いて製図板を傾斜支持するようにしている。
る方法では、製図板を安定して支持することが極めて困
難であるし、傾斜角を変更するには支持台を別の高さの
ものと取り換える必要があり、また傾斜角を無段階に変
更できないし、さらに、傾斜角を大きく、すなわち、水
平面に対して90度近くにとることは実質上不可能に近
い。
板のような平板上に所望の傾斜角で確固に安定して斜立
保持することができ、構造が簡単で、不使用時には嵩ば
らず収納できる保持具を提供することである。
に、本発明の第1の態様の保持具は、机の天板等の平板
の側縁に取付けられる取付部と、この取付部に直接的一
体的に、かつ、傾動可能に取付けられ製図板等の平板を
斜立保持する保持部とからなり、前記取付部が、前記平
板上面に接合される接合面とこの接合面に対向する脚と
で規定されたコの字状の第1の凹所と、この第1の凹所
内において前記脚に可動に案内支持され前記接合面に対
向する締付面を有する締付ブロックと、この締付ブロッ
クをその締付面が前記接合面に対し平行移動するように
進退させる平行移動変位手段と、前記第1の凹所より上
方に穿設された半円周より長い円弧内面を有する第2の
凹所とを備え、前記保持部が、前記取付部の第2の凹所
に同一中心のまわりに回動可能に嵌合され前記円弧内面
に摺接する前記円弧内面より長い円弧外面を有する嵌合
連結部と、この嵌合連結部の側面にこの嵌合連結部とと
もに回動可能に固定され、前記取付部の第2の凹所の周
辺側面に摺接する周辺部を有する角度規定部材と、前記
角度規定部材に係合し、この角度規定部材を前記取付部
の第2の凹所の周辺側面に選択的に固定する部材と、前
記嵌合連結部に固定され前記平板を保持する保持部材と
を備えるようにした。
机の天板等の平板の側縁に取付けられる取付部と、この
取付部に取付けられ製図板等の平板を斜立保持する保持
部とからなり、前記取付部が下半部と、この下半部に対
し回動軸を介して回動可能に連結された上半部とによっ
て構成され、この上半部の上部に前記保持部が直接的一
体的に、かつ、傾動可能に取付けられ、前記下半部が、
前記平板上面に接合される接合面とこの接合面に対向す
る脚とで規定されたコの字状の第1の凹所と、この第1
の凹所内において前記脚に可動に案内支持され前記接合
面に対向する締付面を有する締付ブロックと、この締付
ブロックをその締付面が前記接合面に対し平行移動する
ように進退させる平行移動変位手段とを備え、前記上半
部が前記下半部の第1の凹所より上方に穿設された半円
周より長い円弧内面を有する第2の凹所を備え、前記保
持部が、前記取付部の第2の凹所に同一中心のまわりに
回動可能に嵌合され前記円弧内面に摺接する前記円弧内
面より長い円弧外面を有する嵌合連結部と、この嵌合連
結部の側面にこの嵌合連結部とともに回動可能に固定さ
れ、前記取付部の第2の凹所の周辺側面に摺接する周辺
部を有する角度規定部材と、前記角度規定部材に係合
し、この角度規定部材を前記取付部の第2の凹所の周辺
側面に選択的に固定する部材と、前記嵌合連結部に固定
され前記平板を保持する保持部材とを備えるようにし
た。
は、机の天板等の平板の側縁に取付けられる取付部と、
この取付部に傾動可能に取付けられ製図板等の平板を斜
立保持する保持部とからなり、前記取付部が上半部と下
半部とで構成されるとともに、前記上半部に固定された
水平案内棒が前記下半部に回動軸を介して回動固定可能
に支持された回動ブロックに摺動変位固定可能に挿通さ
れ、前記下半部が、前記平板上面に接合される接合面と
この接合面に対向する脚とで規定されたコの字状の第1
の凹所と、この第1の凹所内において前記脚に可動に案
内支持され前記接合面に対向する締付面を有する締付ブ
ロックと、この締付ブロックをその締付面が前記接合面
に対し平行移動するように進退させる平行移動変位手段
とを備え、前記上半部が前記下半部の第1の凹所より上
方に穿設された半円周より長い円弧内面を有する第2の
凹所を備え、前記保持部が、前記取付部の第2の凹所に
同一中心のまわりに回動可能に嵌合され前記円弧内面に
摺接する円弧外面を有する嵌合連結部と、この嵌合連結
部の側面にこの嵌合連結部とともに回動可能に固定さ
れ、前記取付部の第2の凹所の周辺側面に摺接する周辺
部を有する角度規定部材と、前記角度規定部材に係合
し、この角度規定部材を前記取付部の第2の凹所の周辺
側面に選択的に固定する部材と、前記嵌合連結部に固定
され前記平板を保持する保持部材とを備えるようにし
た。
た状態で、第2の凹所はその開口が上向きから第1の凹
所の開口の向き(横向き)と同一側に所定角度傾斜した
向きに配置されるように形成する事ができる。嵌合連結
部は第2の凹所の円弧内面に同心的に嵌合摺動する円弧
外周面を有するように円板の一部を直径より短い弦で切
断して形成され、この嵌合連結部に固定される保持部材
はL字形に形成し、そのL字形の底辺を嵌合連結部の切
断弦の面に固定することができる。
付け状態で、第2の凹所はその開口が第1の凹所の開口
の向き(横向き)とは反対の向き(横向き)から上方へ
(上向きに)所定角度傾斜して配置されるように形成す
ることができる。この場合、保持部材は直線状に形成し
嵌合連結部の切断弦面に固定することができる。また、
保持部材はL字形であってもよく、この場合そのL字の
直立部を嵌合連結部の切断弦面に固定する。
ば、机の天板の前縁に左右に所要の間隔をおいて取付部
によって固定し、保持部の保持部材に支持桿を取付け、
保持部材を所要の角度に傾斜させ、製図板を斜立保持さ
せて使用する。
所要の間隔をおいて机の天板の前縁に両保持具の取付部
の下半部によって固定し、第3の態様の保持具の取付部
の上半部を保持部とともに水平棒によって手前に引き出
しつつ取付部の上半部、従って保持部を取付部下半部に
対して垂直回動軸のまわりに回動(首振り)させるとと
もに、第2の態様の保持具もその取付部上半部を第3の
態様の保持具の取付部上半部と実質上同一角度だけ同一
方向に回動(首振り)させ、両保持具の取付部の上半部
の間に長さ方向に伸縮可能な細長いトレーを伸縮調節し
ながら介在設置し、両保持具の少なくとも一方の取付部
上半部を下半部に対してその回動位置で固定することに
より、製図板を机の前縁に対して斜めに(左右のいずれ
か一方側が手前にせり出した状態)にして斜立保持する
ことができる。
1は、保持具1を例えば机の天板Aに取付け固定するた
めの取付部2と、例えば製図板Bを傾斜保持するための
保持部4とから構成される。6は取付部2に設けたコの
字状の第1の凹所、8は取付部2を机の天板に取り付け
たとき天板上面に接合する接合面、10は取付部2の接
合面8に対向する脚で、その軸線X1の接合面8に対し
て所定の角θで傾斜延長して形成される。12は直角三
角形の側面を有する締付ブロックで、その直角を挟む二
面の一方14を取付部2の接合面8に平行な対向する締
付面となし、この締付面14と斜面16のなす角をθと
する。
で、取付部2の脚10に穿設した対応孔20に摺動自在
に挿入されてブロック12を脚10に支持させるととも
に、ブロック12を接合面8に対して接近離反可能に平
行移動案内する。案内ピン18および孔16の軸線X2
が接合面8の垂線X3に対してなす角度もθとする。従
って、取付部2の接合面8と締付ブロック12の対向締
付面14とは、案内ピン18によるブロック12の移動
変位にもかかわらず、平行に保持される。22はブロッ
ク12の平行移動変位手段で、その雄ねじ部23が取付
部2の脚10に孔20と平行に穿設した雌ねじ24に螺
合挿通され、雄ねじ部23の先端に段部26を介して連
設した円柱状突起28がブロック12の対応孔30にこ
の孔30に対して回転可能に、かつ、この孔30より脱
出不能に嵌合される。従って、平行移動変位手段22の
摘み32を回すことによってねじ部23を進入させれば
ブロック12、従ってその締付面14を接合面8に対し
て接近させ、両面14と18の間に介在させた机の天板
Aの縁を挟持締付けて保持具を固定取付けることができ
る。摘み32を反対方向に回せば締付けを緩めることが
できる。
すなわち、第1の凹所6の接合面8の反対側の上面に穿
設した第2の凹所で、その円弧内面の長さは半円周より
若干長い、すなわち、凹所34の円弧を挟む中心角αは
180度より大きく例えば200度に形成する。すなわ
ち、保持具1を水平な平板、例えば、机の天板Aに取り
付けた状態で、第2の凹所34はその開口が上向きから
第1の凹所6の開口の向き(図1で右横向き)と同一側
に所定角度βだけ傾斜して配置されるように形成され
る。角度βは自由に選択できるが、通常はあまり大きく
なく10゜〜30゜である。もちろんこれより大きくし
ても小さくしてもよく、また0゜ (水平)でもよい。
る嵌合連結部36と、製図板を斜立保持するL字形の保
持部材(以下L字形部材)38とからなる。嵌合連結部
36は取付部2の第2の凹所34に同一中心Oの回りに
回動自在に嵌合されるべく円板の一部を直径より短い適
当な長さの弦の面で切断して第2凹所34の円弧内面よ
りも長い円弧外面を有するように形成される。嵌合連結
部36には弦による切断面(切断弦面)40においてL
字形部材38の一辺42の外面が接合固定される。
2の凹所34に紙面に垂直な方向から嵌合させると、嵌
合連結部36は凹所34と同一中心0の回りに回動可能
となる。凹所34の円弧は半円周より長いから、嵌合さ
れた連結部36は紙面に平行な方向には凹所34から離
脱させられることなく、凹所34内で回動させられ、L
字形部材36を往復傾動させることができる。
上面側)に固定され、嵌合連結部36の傾斜角度を規定
する扇形の角度規定部材(以下扇形部材という)で、そ
の中心は嵌合連結部36の中心Oに一致させ、扇形部材
44の半径は嵌合連結部36の半径よりも大きくし、嵌
合連結部36を取付部2の凹所34に嵌め込んだとき扇
形部材44の外縁部が取付部2の凹所34の円弧周辺の
側面(図で紙面の上面)に重なり合うようにする。46
は扇形部材44の外縁部に設けた円弧状スロット、48
はスロット46に挿通され取付部2の上記円弧周辺の側
面に設けた雌ねじ穴(図示省略)に螺合した締付ねじ
で、このねじを締付けることによりスロット46の幅よ
り大きい径の摘み50により扇形部材44を取付部2の
上記側面に押圧して扇形部材44、従って、嵌合連結部
36すなわち支持部4を所望の回動(傾動)位置に固定
することができる。ねじ48を緩め嵌合連結部36を凹
所34に対して中心0の周りに回動させることにより支
持部4の傾動位置を変えることができる。52はその傾
動角度を示す目盛である。
く、例えば、L字形部材でそのL字の底辺を円弧状に形
成したものでもよい。この場合スロット46はあっても
なくてもよい。このことは以下の他の態様においても同
様である。
他辺58に設けた締付ねじで他辺58に延長支持杆60
を着脱可能に固定するためのものである。
を示す。この場合、取付部2が首振り可能な上半部20
2と下半部204とからなる点を除いて図1〜図3の態
様と実質上同一であるから、主な対応部分を同一参照数
字で示して説明は省略する。
06によって相対的に回動可能(首振り自在)に連結さ
れている。すなわち、回動軸206は上方部が両半部2
02、204のいずれか一方例えば上半部202に固定
され、下方部が取付部下半部204に回動自在に支持さ
れている。208は上下半部の間の間隔保持部材、21
0は固定ねじである。従って、上半部分202を下半部
分204に対して回動軸206によって所望角度回動
(首振り)させることができる。なお、回動軸206の
下方部分が取付部下半部202から脱出しないようにす
る手段、例えば止めねじを適宜付設することもできる。
を示す。この場合、取付部2の上半部202が、水平変
位案内棒212と回動ブロック214と回動軸216と
を介して下半部204に連結支持されている点を除いて
図4の態様と実質上同一であるので、図1〜図3および
図4の態様と対応する主要部分を同一の参照数字で示し
て説明は省略する。
の上半部202に水平に固定され中央部が回動ブロック
214の水平貫通孔218に摺動固定可能に挿通されて
いる。220は回動ブロック214の側面から水平貫通
孔218内へ挿入螺合された止めねじで、水平貫通孔2
18内で水平案内棒212の側面に係合してその水平移
動を阻止する。222は水平案内棒212の自由端に固
定したつばで、水平移動棒212の回動ブロック214
の貫通孔218からの抜出しを防止する。
の対応孔223に回動自在にかつ抜き出し不能に嵌合さ
れ、回動軸216の上端部に回動ブロック214が固定
される。224は回動軸216の回動を必要に応じて阻
止し、回動ブロック214を取付部下半部204に対し
て所望の回動位置に保持するための止めねじである。
使用して、製図板Bを机の天板A上に傾斜保持した状態
を示す。
右に使用し、図5の保持具の取付部上半部202、従っ
て支持部4を水平棒212を回動ブロック214に対し
て引出し、両保持具の取付部上半部202を右回りに回
動(首振り)させて固定し、製図板Bを机の天板Aの前
縁に対して斜交斜立保持した状態を示す。
持具に斜立保持された製図板の下縁の下方に配置して、
筆記具や定規などを栽せたり、製図板上から落下する消
しゴムのかすを受けたりするためのトレーで、二つの部
分302、304を入れ子に組合わせて伸縮可能に構成
される。図9に示すように、306はトレーの両側面に
付設した係合突起で、保持具の側面に設けた対応係合孔
307に嵌合させてトレー300と保持具1を連結す
る。この連結は突起と対応係合孔以外の方法によって行
ってもよい。図4、図5の保持具では対応係合孔307
は取付部2の上半部202に設ける必要があり、また、
図4と図5の保持具の互いに反対側の(対向する)内側
の側面に設ける必要がある。図7、図8の場合、トレー
300が左右の保持具を連結しているので一方のみの保
持具(例えば右例の図5のもの)を所望の回動(首振
り)位置に固定すれば足りるが、両方の保持具において
固定してもよいこともちろんである。
態様(図1〜図3)、第2の態様(図4)および第3の
態様(図5)を基本とする変形態様を示す。これらの変
形態様においては、取付部2(202)における凹所3
4の穿設位置、従って、嵌合連結部材36の嵌合位置
と、保持部材380の形状を異にする点を除いて、それ
ぞれの基本態様と実質上同一であるから主な対応部分を
同一参照数字で示して説明は省略する。
状態で、第2の凹所34は、その開口が第1の凹所6の
開口の向き(図10で右向き)とは反対側の向き(左向
き)から所定角度γだけ上向きに傾斜して配置されるよ
うに形成される。角度γは自由に設定できるが、あまり
大きくなく、10゜〜30゜程度である。もちろんγは
これより大きくても小さくてもよく、また、0゜でもよ
い。
断弦面40に固定される直線状のものであるが、L字形
部材でその直立部を切断弦面40に固定してもよい。ま
た、保持部材380にL字形部材を取り付けてもよい。
は、図1〜図5の態様について図6〜図8において示し
た方法と実質上同じであり、容易に理解できるので説明
は省略する。
板に取り付けた状態で第2の凹所34はほぼ上向きであ
り、保持部材38に支持される製図板Bの下端は、第1
の凹所6および第2の凹所34よりも上方に配置される
が、図10〜図12の態様では、第2の凹所34は第1
の凹所6の向き(図10、図12で横向き、図11で左
向き)に対してそれぞれほぼ反対向きにあり、保持部材
380も第1の凹所と反対側にあり、保持部材380に
保持される製図板の下端縁は第2の凹所34より下方に
あり、また、必要に応じて第1の凹所6よりも下方に配
置することができるので、製図板をより一層安定的に保
持することができる。
天板のような平板上に所望の傾斜角で確固に安定して斜
立保持することができ、構造が簡単で、不使用時には嵩
ばらずに収納できる保持具を得ることができる。
た図。
図。
図。
Claims (3)
- 【請求項1】 机の天板等の平板の側縁に取付けられる
取付部と、 この取付部に直接的一体的に、かつ、傾動可能に取付け
られ製図板等の平板を斜立保持する保持部とからなり、 前記取付部が、 前記平板上面に接合される接合面とこの接合面に対向す
る脚とで規定されたコの字状の第1の凹所と、 この第1の凹所内において前記脚に可動に案内支持され
前記接合面に対向する締付面を有する締付ブロックと、 この締付ブロックをその締付面が前記接合面に対し平行
移動するように進退させる平行移動変位手段と、 前記第1の凹所より上方に穿設された半円周より長い円
弧内面を有する第2の凹所とを備え、 前記保持部が、 前記取付部の第2の凹所に同一中心のまわりに回動可能
に嵌合され前記円弧内面に摺接する前記円弧内面より長
い円弧外面を有する嵌合連結部と、 この嵌合連結部の側面にこの嵌合連結部とともに回動可
能に固定され、前記取付部の第2の凹所の周辺側面に摺
接する周辺部を有する角度規定部材と、 前記角度規定部材に係合し、この角度規定部材を前記取
付部の第2の凹所の周辺側面に選択的に固定する部材
と、 前記嵌合連結部に固定され前記平板を保持する保持部材
とを備えていることを特徴とする製図板等の平板の斜立
保持具。 - 【請求項2】 机の天板等の平板の側縁に取付けられる
取付部と、 この取付部に取付けられ製図板等の平板を斜立保持する
保持部とからなり、 前記取付部が下半部と、この下半部に対し回動軸を介し
て回動可能に連結された上半部とによって構成され、この上半部の上部に前記保持部が直接的一体的に、か
つ、傾動可能に取付けられ、 前記下半部が、前記平板上面に接合される接合面とこの
接合面に対向する脚とで規定されたコの字状の第1の凹
所と、 この第1の凹所内において前記脚に可動に案内支持され
前記接合面に対向する締付面を有する締付ブロックと、 この締付ブロックをその締付面が前記接合面に対し平行
移動するように進退させる平行移動変位手段とを備え、 前記上半部が前記下半部の第1の凹所より上方に穿設さ
れた半円周より長い円弧内面を有する第2の凹所を備
え、 前記保持部が、 前記取付部の第2の凹所に同一中心のまわりに回動可能
に嵌合され前記円弧内面に摺接する前記円弧内面より長
い円弧外面を有する嵌合連結部と、 この嵌合連結部の側面にこの嵌合連結部とともに回動可
能に固定され、前記取付部の第2の凹所の周辺側面に摺
接する周辺部を有する角度規定部材と、 前記角度規定部材に係合し、この角度規定部材を前記取
付部の第2の凹所の周辺側面に選択的に固定する部材
と、 前記嵌合連結部に固定され前記平板を保持する保持部材
とを備えていることを特徴とする製図板等の平板の斜立
保持具。 - 【請求項3】机の天板等の平板の側縁に取付けられる取
付部と、 この取付部に傾動可能に取付けられ製図板等の平板を斜
立保持する保持部とからなり、 前記取付部が上半部と下半部とで構成されるとともに、
前記上半部に固定された水平案内棒が前記下半部に回動
軸を介して回動固定可能に支持された回動ブロックに摺
動変位固定可能に挿通され、 前記下半部が、前記平板上面に接合される接合面とこの
接合面に対向する脚とで規定されたコの字状の第1の凹
所と、 この第1の凹所内において前記脚に可動に案内支持され
前記接合面に対向する締付面を有する締付ブロックと、 この締付ブロックをその締付面が前記接合面に対し平行
移動するように進退させる平行移動変位手段とを備え、 前記上半部が前記下半部の第1の凹所より上方に穿設さ
れた半円周より長い円弧内面を有する第2の凹所を備
え、 前記保持部が、 前記取付部の第2の凹所に同一中心のまわりに回動可能
に嵌合され前記円弧内面に摺接する円弧外面を有する嵌
合連結部と、 この嵌合連結部の側面にこの嵌合連結部とともに回動可
能に固定され、前記取付部の第2の凹所の周辺側面に摺
接する周辺部を有する角度規定部材と、 前記角度規定部材に係合し、この角度規定部材を前記取
付部の第2の凹所の周辺側面に選択的に固定する部材
と、 前記嵌合連結部に固定され前記平板を保持する保持部材
とを備えていることを特徴とする製図板等の平板の斜立
保持具。
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1996
- 1996-02-06 JP JP05665296A patent/JP3451466B2/ja not_active Expired - Fee Related
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