JPH1159041A - 偽造防止印刷物 - Google Patents
偽造防止印刷物Info
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- JPH1159041A JPH1159041A JP22678197A JP22678197A JPH1159041A JP H1159041 A JPH1159041 A JP H1159041A JP 22678197 A JP22678197 A JP 22678197A JP 22678197 A JP22678197 A JP 22678197A JP H1159041 A JPH1159041 A JP H1159041A
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Abstract
実に複写物に変化を起こして原稿との差異を明確にする
ことができ、且つコストの低い偽造防止印刷物を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 多数の微細要素から成る第1のパターン
2aが形成された第1の領域2a′と、第1のパターン
2aの微細要素よりも小さい多数の微細要素からなる第
2のパターン2bが形成された第2の領域2b′とが接
することにより構成されるコピーイマージュ2に、地紋
3が重ねて印刷されており、該地紋3の一部は白抜きに
なっている。
Description
どによる偽造を防止する技術を用いた印刷物に関するも
のである。
し、その性能は著しく向上している。そのため、それま
では特殊な技術を要した金券などの偽造が、簡単且つ精
巧にできることとなった。そこで、カラーコピー機の性
能の向上とともに、様々な偽造防止手段が施された印刷
物が提案されてきた。例えば、複写することで原稿には
ない模様などを現出させる印刷物では、原稿と複写物と
の差異が明確になるので複写物の発見を容易に行うこと
ができる。
拡大して示した模式図であり、同図(ロ)はその複写物を
示している。該偽造防止印刷物には、一面に図6(イ)に
示すコピーイマージュ22と地紋23が形成されてい
る。規則的に並んだ点で構成された網点22aと、網点
22aの点よりも小さい点で構成された網点22bから
成るコピーイマージュ22は、原稿にはない文字や模様
などを複写物に現出させるためのものである。また、円
と直線のパターンから成る地紋23は、コピーイマージ
ュ22に重ねて印刷されており、網点22a,22bの
識別を困難にするために設けられている。
された網点22a,22bをそれぞれ等倍に拡大して示
している。これらの網点22a,22bは互いに点の大
きさは異なるが、各図を占めるそれぞれの点の合計面積
はほぼ等しい。即ち、単位面積あたりの点の占める面積
率はほぼ同じであることを特徴とする。
はいずれの点も微細であり、且つ単位面積あたりの点の
占める面積率はほぼ同じであることから、目視ではこれ
らの網点22a,22bを識別しにくくなっている。
尚、図6では分かりやすいように、網点22a,22b
の差異を顕著に示している。
機は網点22a,22bの違いを認識することができる
ので、網点22aの点はほぼ完全に再現され、網点22
bの点は薄く再現されるか、あるいはほとんど再現され
ないため、図6(ロ)に示すように、原稿では確認できな
かった「コピー」の警告文字が現れる。
を自在に調節できる機能を有するが、複写機の能力の向
上によりその調節範囲がより広くなり、この濃淡の調節
によれば、従来の偽造防止印刷物を複写してもコピーイ
マージュによる警告文字が現れない場合があり、偽造防
止手段の効果が発揮できないものであった。
図など)により、解像度などその複写方式を適当に調整
する機能を有するが、いわゆる写真モードで複写した場
合ではコピーイマージュの警告文字が現れにくく、さら
に解像度の高い複写ではコピーイマージュが完全に再現
されることがあった。このように問題点のある偽造防止
手段に代わって、よりセキュリティー性の高い偽造防止
技術(ホログラムなど)を用いてもよいが、コストが高い
ために適用する印刷物によっては取り入れられない場合
がある。
及び複写方式で複写しても確実に複写物に変化を起こし
て原稿との差異を明確にすることができ、且つコストの
低い偽造防止印刷物を提供することを目的とする。
に、請求項1の偽造防止印刷物は、多数の微細要素から
成る第1のパターンが形成された第1の領域と、前記第
1のパターンの微細要素よりも小さい多数の微細要素か
ら成る第2のパターンが形成された第2の領域とが接す
ることにより構成されるコピーイマージュに、地紋が重
ねて印刷されており、該地紋の一部は白抜きになってい
ることを特徴とする。
記載の偽造防止印刷物において、前記地紋は前記第1の
パターンの微細要素よりも細く、前記第2のパターンの
微細要素よりも太い線から成ることを特徴とする。
び2に記載の偽造防止印刷物において、前記第1のパタ
ーンは微細要素は直径約0.15〜0.25mmの点から成
り、該微細要素が線密度50〜80線/inch程度の線群
を形成するように並んだもので、前記第2のパターンは
直径約0.05〜0.10mmの点から成り、該微細要素が
線密度150〜200線/inch程度の線群を形成するよ
うに並んだものであることを特徴とする。
3に記載の偽造防止印刷物において、前記第1のパター
ンの微細要素及び第2のパターンの微細要素により占め
る面積が、傾斜状又は段階的に変化していることを特徴
とする。
4に記載の偽造防止印刷物において、少なくとも1カ所
に色度座標上でトナーの色再現領域外に分布する色が用
いられていることを特徴とする。
る偽造防止印刷物の具体的な実施形態を詳細に説明す
る。図1は、本発明に係る第1実施形態の偽造防止印刷
物の概略図である。定期券1の点線で囲まれた領域1a
とそれ以外の領域1bには、後述するコピーイマージュ
と地紋が組合わさって印刷されており、中央付近よりや
や下には後述する変色インクが施された帯状のパターン
4が形成されている。
デザイン模様や定期券1を発行している会社のロゴやマ
ークなどどのような形状でもよい。尚、図1ではコピー
イマージュ及び地紋は図示していない。また、分かりや
すいように領域1aを点線で囲んでいるが、実際にはこ
の点線は設けられていない。
パターン4を背景として、その上に利用区間、氏名及び
使用期限などの文字1cが印刷されている。本実施形態
では本発明の技術を定期券に適用したが、このほかの有
価証券など偽造されると不都合が生じる印刷物に用いる
とよい。
拡大した模式図であり、同図(ロ)は領域1bの一部分を
拡大した模式図である。定期券1の領域1a,1bに
は、第1の網点2aと第2の網点2bとから成るコピー
イマージュ2が形成されている。領域1a,1bともに
多数の「コピー」の文字を型どった領域2a′が規則的
に配置形成されており、「コピー」の文字の領域2a′
には第1の網点2aが、それ以外の領域2b′には第2
の網点2bが形成されている。尚、図2では多数の領域
2a′のうちの一つを示している。
ー」の文字を型どったものとしているが、ほかの警告文
句やマークなどでもよく、その形状は特に限られない。
また、本実施形態とは逆に、領域2a′に第2の網点2
b、領域2b′に第1の網点2aを形成してもよい。
数並んだパターンである。第1の網点2aを構成してい
る点は線密度が50〜80線/inch程度の線群を形成す
るように位置し、点の直径と横に並ぶ点との間隔を1:
1としていることから、その直径は約0.15〜0.25
mmとなっている。また、第2の網点2bを構成している
点は線密度が150〜200線/inch程度の線群を形成
するように位置し、点の直径と横に並ぶ点との間隔を
1:1としていることから、その直径は約0.05〜0.
10mmとなっている。
マージュ2の第1及び第2の網点2a,2bは点の大き
さは互いに異なるが、いずれの点も微細であり、且つ単
位面積あたりの点の占める面積率はほぼ等しいことか
ら、目視ではこれらの第1及び第2の網点2a,2bを
識別しにくい。尚、図2では分かりやすいように、第1
及び第2の網点2a,2bを構成する点の大きさの差異
を顕著に示している。
色により、第2の網点2bよりも目立つことがある。そ
の場合、上述した単位面積あたりの点の占める面積率を
第1の網点2aと第2の網点2bとでほぼ同じものとは
せず、第1の網点2aの面積率を第2の網点2bのそれ
よりも小さくすると、第1の網点2aが目立たちにくく
なる。
を2つの網点で構成したが、このほかにも網点と万線、
又は万線同士でコピーイマージュを構成してもよい。そ
の場合、単位面積あたりの点と線、又は線同士の占める
面積率をほぼ等しくすることで、原稿の状態ではこの2
つのパターンを区別することはできないが、複写物には
異なった状態で再現させることができる。
ージュ2とともに地紋3が印刷されている。地紋3は円
と直線から成る線描のパターンによって構成されてい
る。本実施形態では、この地紋3の線幅L3は、前記コ
ピーイマージュの第1の網点2aを構成する点の直径L
2aと、第2の網点2bを構成する点の直径L2bに対し
て、L2b<L3<L2aの関係を満たしている。尚、本実
施形態の地紋3は円と直線から成るものであるが、一般
には定期券1を発行している会社のロゴやマークなどが
用いられることが多く、パターンの形状は限られていな
い。
ージュ2に地紋3を重ねているが、地紋3の線の部分が
白抜きとなっている。図2(イ)中、3′は白抜きになっ
た地紋を示している。図2(イ),(ロ)に示すように、領
域1aと領域1bとでは地紋3が白抜きとなっている分
だけ、領域1aの方が領域1bよりも薄く見える。これ
らの地紋3,3′は、目視での第1及び第2の網点2a,
2bの識別をより困難にするために設けられたものであ
る。尚、地紋の線幅L3は上記寸法に限られることはな
く、目視での識別を困難にするように設けられればよい
ものである。
帯状のパターン4(図1参照)には、色度座標上でトナー
の色再現領域外に分布する色が用いられる。該色度座標
上でトナーの色再現領域外に分布する色について以下に
説明する。図3は色度座標である。x軸、y軸とも色相
を表しており、座標上の点はその位置の色度座標(x,
y)によって表される色を示している。太線枠内Aは人
間の認識できる色を領域にして示している。
る再現可能な色や、印刷インクによる再現可能な色には
限界がある。トナーによる再現可能な色の方が、印刷イ
ンクによる再現可能な色よりもその数は少なく、色度座
標上で領域として示した場合、トナーの色再現領域の方
が印刷インクの色再現領域より狭いものとなる。従っ
て、印刷インクの色再現領域には含まれるが、トナーの
色再現領域には含まれない色が存在する。
再現可能なライトグリーン系の色であり、Cはトナーで
再現可能なライトグリーン系の色の分布である。図に示
すように、印刷インクで再現可能な色Bはトナーで再現
可能な色の分布Cとは異なるものである。つまり、印刷
インクで再現可能な色Bはトナーの色再現領域外に分布
する色なので、トナーで再現することはできない。従っ
て、上記印刷インクで再現可能な色Bを用いた印刷物を
原稿として複写した場合、その部分はトナーでは再現で
きないことから、ライトグリーン系の色とは全く異なる
ライトブルーとなって再現され、原稿との明確な差異が
生じる。
する感度が悪いことが多いので、たとえ、カラーコピー
機の精度が向上し、前記パターン4(図3におけるB部
分)の部分がそれに似た色調で複写可能となったとして
も、その場合には普通の黄、赤、藍(アイ)のプロセスイ
ンクで印刷されている部分において、前記特定の色だけ
が他の色に比べて濃く複写されることになる。即ち、パ
ターン4以外のところでもその特定の色が強調されたも
のとなるので、その部分では原稿とは明らかに異なり、
十分見分けのつく差異が生じる。
ラーコピー機で複写した場合について説明する。図4
(イ)は複写物が濃く現出されるよう設定した場合の複写
物、(ロ)は複写物が薄く現出されるよう設定した場合の
複写物を模式的に示している。図4(イ)に示すように、
複写物が濃く現出されるよう設定した場合、領域1aで
は第1の網点2aと第2の網点2bとの差異を複写機が
認識して、第1の網点2aは第2の網点2bに比べて濃
く再現される。(尚、薄く再現された第2の網点2bは図
示していない。)
による「コピー」の文字が明瞭に確認できる。このと
き、領域1bでも第1の網点2aと第2の網点2bとは
異なった状態で現出されるが、地紋3もはっきりと現出
され、また領域1bの第2の網点2bに地紋が重なるた
め、複写機が実際の濃度より濃く認識され、「コピー」
の文字以外の部分も複写されることから、「コピー」の
文字が確認しにくいものとなる。
度調整によって複写物が薄く現出されるよう設定した場
合、領域1bでは第1の網点2aと第2の網点2bとの
差異を複写機が認識して、第1の網点2aが第2の網点
2bに比べて濃く再現される。(尚、薄く再現された第2
の網点2bは図示していない。)故に、原稿では認識困難
な第1の網点2aによる「コピー」の文字が明瞭に確認
できる。これは複写物の濃度を薄く調整したことから、
第1の網点2aの点の直径より線幅の狭い地紋3(図示
せず)の線が薄く現出されるので、地紋3によって「コ
ピー」の文字が妨げられないからである。
第2の網点2bとは異なった状態で現出されるが、第1
の網点2aが薄い点で現出されることから、「コピー」
の文字は確認しにくい。これは領域1aの第1の網点2
aに地紋3の白抜きの部分が重なっているので、複写機
が領域1aの第1の網点2aを領域1bの第1の網点2
aよりも薄いと認識するからである。
用いれば、複写機の濃度調節によって複写物が濃く現出
されるよう設定した場合には領域1aに、複写物が薄く
現出されるよう設定した場合には領域1bに「コピー」
の文字が明瞭に現れる。故に、どのような濃淡で複写し
ても原稿と複写物との差異が明確となり、複写物の発見
が瞬時に行える。
モードの場合、従来の偽造防止印刷物ではコピーイマー
ジュの効果があまり得られなかったが、本実施形態によ
ると領域1a又は領域1bにコピーイマージュ2の「コ
ピー」の文字がはっきりと現れる。
止印刷物について説明する。本実施形態の偽造防止印刷
物は、第1実施形態の偽造防止印刷物とその構成がほぼ
同じ定期券で、背景部として後述するコピーイマージュ
や地紋が形成されている上に文字が印刷されている。背
景部は第1実施形態と同様に、中央付近の矩形状の第3
の領域11aとそれ以外の第4の領域11bとに分けら
れる(図5参照)。また、中央付近よりやや下には、第1
実施形態と同様の変色インクが施された帯状のパターン
4(図5参照)が形成されている。
て説明する。図5には定期券11上の領域11a,11
bに形成されたコピーイマージュ12を模式的に示した
図である。ここでは分かりやすいように領域11aを点
線で囲んであるが、実際にはこの点線はない。領域11
a,11bには多数の「コピー」の文字を型どった部分
が規則的に配置形成されている。
3の網点12a及び第4の網点12bから成るもので、
「コピー」の文字を型どった領域12a′には第3の網
点12aが形成されており、それ以外の領域12b′に
は第4の網点12bが形成されている。尚、図5では領
域12a′が小さいことから、第3の網点12aを構成
する点は「コピー」の文字に沿って一列に形成されてい
るが、実際には第1実施形態の図2に示すように領域1
2a′には多数の微細な点が形成されている。
期券11の最も左側では第1実施形態の網点2aと同様
に線密度が50〜80線/inch程度の線群を形成するよ
うに位置し、点の直径と横に並ぶ点との間隔を1:1と
している。そして、この横に並ぶ点との間隔に対する点
の直径が、左から右へいくに従って連続的に小さくなっ
ている。
は、定期券11の最も左側では第1実施形態の網点2b
と同様に線密度が150〜200線/inch程度の線群を
形成するように位置し、点の直径と横に並ぶ点との間隔
を1:1としている。そして、この横に並ぶ点との間隔
に対する点の直径が、左から右へいくに従って連続的に
小さくなっている。このとき、第3の網点12aと第4
の網点12bとでは、ほぼ同じ割合で点の大きさを変化
している。
第3及び第4の網点12a,12bが左から右へ移るに
従って、その点の大きさが連続的に小さくなることか
ら、定期券11は左側で最も色が濃く、右へいくに従っ
て色が連続的に薄くなる、いわゆるグラデーションを有
する色調となっている。
はその点の大きさは異なるが、いずれの点も微細であ
り、第1実施形態と同様に単位面積あたりの点の占める
面積率が定期券11の縦方向でほぼ同じとしているの
で、目視ではこれらの第3及び第4の網点12a,12
bを識別しにくい。尚、図5では分かりやすいように、
第3及び第4の網点12a,12bを構成する点の大き
さの差異を顕著に示している。
コピーイマージュ12とともに第1実施形態の地紋3と
同じパターンからなる地紋が印刷されている(図2参
照)。この地紋の線幅は一定幅でも構わないが、前記コ
ピーイマージュの第3の網点12aを構成する点の直径
よりも小さく、第4の網点12bを構成する点の直径よ
りも大きいことを、定期券11上のいずれの位置におい
ても満たしている。即ち、地紋3の線幅は左から右へい
くに従って連続的に細くなっていることが好ましい。
コピーイマージュ12に前記地紋を重ねているが、地紋
の線の部分が白抜きになっている。故に、領域1aと領
域1bとでは地紋が白抜きとなっている分だけ、領域1
aの方が領域1bよりも薄く見える。これらの地紋は、
目視での第3及び第4の網点12a,12bの識別をよ
り困難にするために設けられたものである。
ると、第1実施形態と同様に、複写物が濃く現出される
よう設定した場合には領域11aに「コピー」の文字が
現れ、複写物が薄く現出されるよう設定した場合には領
域1bに「コピー」の文字が現れる。
複写物との差異が明確となり、複写物の発見が瞬時に行
える。また、前記色度座標上でトナーの色再現領域外の
色を原稿に用いていることにより、複写物には原稿には
ない色が現れるので、さらにどのような濃淡で複写して
も一見して原稿とは異なると判断できる複写物を得るこ
とができる。
から、網点を構成する非常に小さい点もはっきり再現で
きるように調整を行えるものもあり、上述した「コピ
ー」の文字が浮き上がりにくい場合もあるが、定期券1
1の右側に位置する第4の網点12bの非常に小さい点
もはっきり再現すると、原稿にあるようなグラデーショ
ンが消えて全体にほぼ一様な色調となり、原稿との差異
が明確となる。故に、本第2実施形態の定期券11は、
第1実施形態のものよりもさらに高い偽造防止効果を有
するものとなる。また、本発明の2つの実施形態では、
変色インクで帯状のパターン4を形成したものにおいて
説明を行ったが、地紋やコピーイマージュを形成する部
分に変色インクを利用してもよいものである。
項5の偽造防止印刷物は、複写機の濃淡の調節や複写方
式をどのように設定してもコピーイマージュ及び地紋に
よって原稿にはない文字や模様などが複写物に現れ、原
稿とは異なった複写物を得ることができる。また、従来
の印刷技術で対応できるものであるから、様々な印刷物
に適用してもコストは低くすむ。
を形成する非常に小さい点も明確に再現できる調整が可
能で、2つの網点の差異は現れにくい複写機で複写した
場合においても、網点のグラデーションが消えて全体に
一様な色となる。従って、さらに広い範囲の解像度にも
対応可能となる。
でトナーの色再現領域外に分布する色のパターンは、複
写しても原稿と同じ色には再現されないので、請求項1
から4のコピーイマージュによって発生する文字や模様
などとともに、原稿と複写物との差異をいっそう明確に
する。
面を模式的に示した図である。
1aを模式的に示した図であり、(ロ)は領域1bを模式
的に示した図である。
た色を表す色度座標である。
写物が濃く現出されるよう設定した場合、及び(ロ)複写
物が薄く現出されるよう設定した場合に得られた複写物
を模式的に示した図である。
マージュ12のみを模式的に示した図である。
示した図であり、(ロ)はその複写物を模式的に示した図
である。
(イ)網点22aと、(ロ)網点22bの一部拡大図であ
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 多数の微細要素から成る第1のパターン
が形成された第1の領域と、前記第1のパターンの微細
要素よりも小さい多数の微細要素から成る第2のパター
ンが形成された第2の領域とが接することにより構成さ
れるコピーイマージュに、地紋が重ねて印刷されてお
り、該地紋の一部は白抜きになっていることを特徴とす
る偽造防止印刷物。 - 【請求項2】 前記地紋は前記第1のパターンの微細要
素よりも細く、前記第2のパターンの微細要素よりも太
い線から成ることを特徴とする請求項1に記載の偽造防
止印刷物。 - 【請求項3】 前記第1のパターンは微細要素は直径約
0.15〜0.25mmの点から成り、該微細要素が線密度
50〜80線/inch程度の線群を形成するように並んだ
もので、前記第2のパターンは直径約0.05〜0.10
mmの点から成り、該微細要素が線密度150〜200線
/inch程度の線群を形成するように並んだものであるこ
とを特徴とする請求項1及び2に記載の偽造防止印刷
物。 - 【請求項4】 前記第1のパターンの微細要素及び第2
のパターンの微細要素により占める面積が、傾斜状又は
段階的に変化していることを特徴とする請求項1〜3に
記載の偽造防止印刷物。 - 【請求項5】 少なくとも1カ所に色度座標上でトナー
の色再現領域外に分布する色が用いられていることを特
徴とする請求項1〜4に記載の偽造防止印刷物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22678197A JP3897405B2 (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | 偽造防止印刷物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22678197A JP3897405B2 (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | 偽造防止印刷物 |
Publications (2)
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JPH1159041A true JPH1159041A (ja) | 1999-03-02 |
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ID=16850519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP22678197A Expired - Fee Related JP3897405B2 (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | 偽造防止印刷物 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3897405B2 (ja) |
-
1997
- 1997-08-22 JP JP22678197A patent/JP3897405B2/ja not_active Expired - Fee Related
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