JPH1158974A - 感熱記録材料 - Google Patents

感熱記録材料

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JPH1158974A
JPH1158974A JP9239103A JP23910397A JPH1158974A JP H1158974 A JPH1158974 A JP H1158974A JP 9239103 A JP9239103 A JP 9239103A JP 23910397 A JP23910397 A JP 23910397A JP H1158974 A JPH1158974 A JP H1158974A
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heat
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JP9239103A
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English (en)
Inventor
Shuji Miyamoto
修二 宮本
Tomohisa Tsunoda
朋尚 角田
Mikio Goto
幹夫 後藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い光沢度を有し、しかも耐熱性を有する、
ドット再現性に優れた感熱記録材料を提供すること。 【解決手段】 支持体上にロイコ染料及び該ロイコ染料
を加熱時発色せしめる顕色剤を主成分とする感熱記録
層、該感熱記録層上に保護層、光沢層を順次積層してな
る感熱記録材料であって、保護層表面を王研式平滑度
(J TAPPI No.5(B))で3000秒以上
20000秒以下とし平滑化した上に、光沢層を塗工
し、JIS P−8142に基づく表面光沢度を75%
{GS(75°)}以上とした感熱記録材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は感熱記録材料に関
し、さらに詳しくは、支持体と感熱記録層、保護層、光
沢層を順次積層した感熱記録材料に関し、ドット再現性
に優れた高光沢感熱記録材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、情報の多様化やニーズの拡大に伴
い、情報記録分野において各種の記録材料が研究・開発
され実用化されているが、中でも感熱記録材料は(1)
加熱プロセスのみによる簡易な画像の記録が可能であ
る、(2)必要な装置のメカニズムが簡単でコンパクト
化が容易であり、記録材料が取り扱いやすく安価であ
る、等の利点を有する。そのためにこれらの技術は、情
報処理分野(卓上計算機、コンピュータ等のアウトプッ
ト)、医療計測用のレコーダ分野、低並びに高速ファク
シミリ分野、自動券売機分野(乗車券、入場券等)、感
熱複写分野、POSシステムのラベル分野等多岐にわた
り用いられている。
【0003】さらに最近では、ラベル等で高級感を出す
ために高光沢を有する感熱記録材料が要求されている
が、従来のような信頼性向上の目的で設けられた無機、
有機顔料、滑剤、界面活性剤、架橋剤等を主成分とする
保護層では高光沢を有するものがなく、そのために商品
化後、印刷時に紫外線硬化性樹脂をコーティングした
り、電子線硬化性樹脂をコーティングしたりすることに
より高光沢化することが行われている。しかし、これら
の方法では硬化設備(紫外線照射、電子線照射)にコス
トがかかり、しかもひび割れが生じる(少しの外力で亀
裂が生じ、画像信頼性が低下する)等の欠点がある。ま
たこれらの感熱記録材料は表面平滑性が低く、ラベルプ
リンタで印字した際、特に細線の部分の再現性が劣る等
の欠点もあった。
【0004】一方、感熱記録材料に対する要求品質も高
まりつつあり、特に、高温環境下(温蔵庫等に用いる食
品ラベル、エンジンルーム等の高温箇所に用いる機械部
品等に貼付される工業用ラベル)での地肌部発色性改良
が強く要望されている。このような用途分野で望まれる
特性としては、80℃以上の耐熱性を要求されることが
多い。これらの要求品質を満足するために、我々はこれ
までにも特開平5−270132号公報で、平均粒径2
〜20μmで中空率80%以上の非発泡性プラスチック
微小粒子を主成分とし、静的発色開始温度を120℃〜
150℃にする技術等を提案してきた。しかし最近で
は、コンビニエンスストア等の弁当、惣菜用ラベルとし
て光沢を有し、さらには電子レンジで温められた時にも
ラベルの地肌部がかぶらないような艶付きで、しかも耐
熱性を有する感熱記録材料に対する要求がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術に鑑み、高い光沢度を有し、しかも耐熱性を有
し、ドット再現性に優れた感熱記録材料を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、支持体上にロ
イコ染料及び該ロイコ染料を加熱時発色せしめる顕色剤
を主成分とする感熱記録層、該感熱記録層上に保護層、
光沢層を順次積層してなる感熱記録材料であって、保護
層表面を王研式平滑度(J TAPPI No.5
(B))で3000秒以上20000秒以下に平滑化し
て処理した上に、光沢層を塗工し、JIS P−814
2に基づく表面光沢度を75%{GS(75°)}以上
とする感熱記録材料により達成される。ここでいう表面
平滑性を3000秒以上20000秒以下にするため
に、キャレンダー処理してもよく、その際には50℃〜
100℃に加熱された金属ロールにて処理するとより効
果的であるが、その際には処理時の地肌発色を防止する
意味で、感熱発色層の静的発色開始温度は100℃以上
が好ましく、さらに好ましくは150℃以下のものが感
度との両立の点で良い。なお、平滑度が3000秒以下
の場合は、高光沢とドット再現性の両立が図れず、20
000秒以上になると、保護層と光沢層が十分に密着せ
ず、次工程でのトラブル発生の原因となる恐れがある。
さらに、該保護層の表面平滑性向上及び感度の両立のた
めに、支持体と感熱発色層の間にアンダー層を設けるこ
とが好ましく、その際には平均粒子径として0.5〜2
0μmの中空微粒子を用いることが好ましい。0.5μ
m以下のものを用いた場合は十分な平滑性と感度が出
ず、20μm以上のものを用いた場合は、感度は出ても
アンダー層の平滑性が上がらず、ドット再現性、光沢度
に対して効果が出なくなる。さらに本発明において、光
沢層を形成するために水溶性樹脂または水性エマルジョ
ンを用いることで、前記紫外線硬化性樹脂や電子線硬化
性樹脂等を用いた場合に比べて、ひび割れなどの諸問題
を引き起こすことがなくしかも設備的にも安価で感熱記
録材料が得られる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の内容をさらに詳細
に説明する。本発明における保護層を形成するために、
樹脂としては従来から知られる各樹脂が使われ、その具
体例としては、ポリビニルアルコール(誘導体)、セル
ロース誘導体、ポリアクリル酸ソーダ、ポリアクリルア
ミド、ポリビニルピロリドン、アクリルアミド/アクリ
ル酸エステル共重合体、スチレン/無水マレイン酸共重
合体、イソブチレン/無水マレイン酸共重合体の水溶性
高分子や、ポリ酢酸ビニル、スチレン/ブタジエン共重
合体、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸エステル、塩化
ビニル/酢酸ビニル共重合体等のエマルジョンが用いら
れ、耐水化剤として、エチレンイミン化合物、アジリジ
ン化合物、エポキシ誘導体、エピクロルヒドリン等が用
いられる。また顔料としては炭酸カルシウム、シリカ、
水酸化アルミニウム、酸化チタン、硫酸バリウム、クレ
ー、タルク等の無機系微粉末や尿素ホルマリン樹脂、ス
チレン/メタクリル酸共重合体等の有機系微粉末が用い
られる。さらに保護層を形成する成分として、滑剤、界
面活性剤等の助剤も用いることができる。
【0008】さらに該保護層の上に形成される光沢層と
しては、水溶性樹脂または水性エマルジョンを主成分と
し、炭酸カルシウムなどのフィラーを含有しないもので
あるが、この光沢層で用いる水性樹脂としては公知の水
溶性樹脂及び/又は水性エマルジョン樹脂から任意に選
択される。この場合、水溶性樹脂の具体例としては、ポ
リビニルアルコール及びその変成物、でん粉及びその誘
導体、セルロース誘導体、ポリ(メタ)アクリル酸及び
それらのアルカリ塩、ポリ(メタ)アクリルアミド及び
それらのアルカリ塩、(メタ)アクリルアミド系共重合
体及びそれらのアルカリ塩、スチレン/無水マレイン酸
共重合体アルカリ塩、イソブチレン/無水マレイン酸共
重合体アルカリ塩、ポリビニルピロリドン、ポリエチレ
ンイミン、アルギン酸ソーダ、ゼラチン、カゼイン等が
挙げられる。
【0009】また水性エマルジョン樹脂の具体例として
は、アクリル系共重合体、アクリル酸系共重合体、(メ
タ)アクリル酸エステル系共重合体、ポリウレタン、エ
ポキシ樹脂、酢酸ビニル(共)重合体、塩化ビニリデン
(共)重合体、塩化ビニル(共)重合体等のエマルジョ
ンや、スチレン/ブタジエン共重合体、スチレンブタジ
エン/アクリル共重合体のラテックス等が挙げられる
が、特にアクリル酸系共重合体エマルジョン、アクリル
酸エステル系共重合体エマルジョン、ポリウレタンエマ
ルジョン、エポキシ樹脂エマルジョン、塩化ビニリデン
共重合体エマルジョン等が好ましい。
【0010】また、従来から知られている紫外線硬化性
光沢樹脂や、電子線硬化性光沢樹脂も適宜用いることが
できるが、前記のように設備的にコストがかかること、
及び表面平滑性が劣るためドット再現性が劣ることや表
面のひび割れが生じることなどから水溶性樹脂及び水性
エマルジョンを用いることが好ましい。
【0011】本発明において、紫外線硬化性光沢樹脂や
電子線硬化性光沢樹脂を光沢層に用いる場合、単独で用
いることができ、他の樹脂と混合して用いることがで
き、或いは例えば保護層上にこれら紫外線硬化性光沢樹
脂や電子線硬化性光沢樹脂を主とする第1の光沢層を設
けさらにこの第1光沢層上に水溶性樹脂及び/又は水性
エマルジョン樹脂を主とする第2の光沢層を設けること
によって光沢層を複合光沢層とすることができる。そし
て、図1〜図3に示されるように、本発明の感熱記録材
料は、例えば支持体上に感熱記録層を有しこの感熱記録
層上に平滑化保護層を有しこの平滑化保護層上に光沢層
を有する構造(図1)のものであることができ、支持体
上にアンダー層を有しこのアンダー層に感熱記録層を有
しこの感熱記録層上に平滑化保護層を有しこの平滑化保
護層上に光沢層を有する構造(図2)のものであること
ができ、又は支持体上に順にアンダー層、感熱記録層、
平滑化保護層、第1保護層及び第2保護層からなる複合
平滑化保護層上を有する構造(図3)のものであること
ができる。
【0012】本発明の光沢層には架橋剤を併用すること
ができる。その具体例としては、無機過酸化物、フェノ
ール樹脂、アミノ樹脂、キノン誘導体、ハロゲン誘導
体、アミン化合物、アゾ化合物、イソシアネート化合
物、カルボン酸誘導体、アルデヒド化合物、アルコール
類、エポキシ化合物、硼酸、燐化合物、有機金属、エチ
レンイミン化合物等が挙げられる。
【0013】本発明の光沢層中には必要に応じて本発明
の目的を損なわない範囲で慣用の補助添加成分、例えば
界面活性剤、熱可融性物質(又は滑剤)等を使用するこ
とができる。この場合の熱可融性物質としては、例え
ば、高級脂肪酸又はそのステル、アミドもしくは金属塩
の他、各種ワックス類、芳香族カルボン酸とアミンの縮
合物、安息香酸フェニルエステル、高級直鎖グリコー
ル、3,4−エポキシ−ヘキサヒドロフタル酸ジアルキ
ル、高級ケトン、P−ベンジルビフェニルその他の熱可
融性化合物の50〜200℃の程度で融点を持つものが
挙げられる。
【0014】さらに、本発明におけるアンダー層に用い
られる微小中空粒子としては熱可塑性樹脂を殻とするも
のであるが、該樹脂としては、ポリスチレン、ポリ塩化
ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ酢酸ビニル、ポリア
クリル酸エステル、ポリアクリロニトリル、ポリブタジ
エン、あるいはそれらの共重合体樹脂等が挙げられる。
【0015】なお、断熱層を有するアンダー層を支持体
上に設ける場合、上記のような非発泡性微小中空粒子を
含む層を支持体上に塗布する方法の他に、未発泡の熱可
塑性物質を支持体に塗布後、加熱発泡して細胞構造上の
層を形成する方法があるが、この場合のアンダー層を有
する感熱記録材料は、断熱性に優れるものの、サーマル
ヘッドの加熱により発生する熱溶融物を吸収する機能が
劣るため、ヘッドマッチング性が悪いという欠点があ
る。この点において非発泡性微小中空粒子を用いたアン
ダー層を有する感熱記録材料は、粒子の間隙に熱溶融物
を吸収でき、ヘッドマッチング性に優れている。
【0016】支持体上に前記アンダー層を設けるには、
前記微小中空粒子を公知の水溶性高分子、水性高分子エ
マルジョン等のバインダーと共に水に分散し、これを支
持体表面に塗布し、乾燥することによって得られる。こ
の場合微小中空粒子の塗布量は、支持体1m2あたり少
なくとも1g、好ましくは2〜15g程度であり、また
バインダー樹脂の塗布量は、アンダー層を支持体上に結
合させるような量でよく、通常は該微小中空粒子とバイ
ンダー樹脂との合計量に対して2〜50重量%である。
【0017】本発明において前記アンダー層を形成する
際に使用されるバインダーとしては、従来から公知の水
溶性高分子、または水性高分子エマルジョンから適宜選
択される。その具体例としては、水溶性高分子として例
えば、ポリビニルアルコール、でん粉及びその誘導体、
メトキシセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カ
ルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、エチル
セルロース等のセルロース誘導体、ポリアクリル酸ソー
ダ、ポリビニルピロリドン、アクリルアミド/アクリル
酸エステル共重合体、アクリルアミド/アクリル酸エス
テル/メタクリル酸三元共重合体、スチレン/無水マレ
イン酸共重合体アルカリ塩、イソブチレン/無水マレイ
ン酸共重合体アルカリ塩、ポリアクリルアミド、アルギ
ン酸ソーダ、ゼラチン、カゼイン等が挙げられる。また
水性高分子エマルジョンとしては、スチレン/ブタジエ
ン共重合体、スチレン/ブタジエン/アクリル系共重合体
のラテックスや酢酸ビニル樹脂、酢酸ビニル/アクリル
酸共重合体、スチレン/アクリル酸エステル共重合体、
アクリル酸エステル樹脂、ポリウレタン樹脂等のエマル
ジョンが挙げられる。
【0018】本発明のアンダー層において、前記微小中
空粒子及びバインダーと共に必要に応じてさらにこの種
の感熱記録材料に慣用される補助添加成分、例えばフィ
ラー、熱可融性物質、界面活性剤等を併用することがで
きる。この場合フィラー及び熱可融性物質の具体例とし
ては、後に、感熱記録成分との関連で示される各種のも
のが挙げられる。
【0019】一方、感熱層上に設けた保護層の表面平滑
性を向上させる目的で、適宜キャレンダー処理すること
も効果的であり、中でも金属ロールの表面温度を50〜
100℃に加熱させることで、常温で処理するよりもよ
り効果的に表面平滑性を向上させることができる。ただ
し、この際には従来の感熱記録材料では、耐熱性(使用
する発色素材から)を有さないために、該加熱キャレン
ダー処理した時に地肌部分が発色してしまうことがある
ため、望ましくは該感熱記録材料の静的発色開始温度を
100〜150℃とすることで地肌部の発色を防ぎ、か
つ実使用レベルで問題のない発色感度有する感熱記録材
料が得られる。
【0020】本発明において、感熱発色層に用いられる
ロイコ染料は、単独または2種以上混合して適用される
が、このようなロイコ染料としては、この種の感熱材料
に適用されているものが任意に適用され、例えば、トリ
フエニルメタン系、フルオラン系、フェノチアジン系、
オーラミン系、スピロピラン系、インドリノフタリド系
等の染料のロイコ化合物が好ましく用いられる。このよ
うなロイコ染料の具体例としては、例えば、以下の示す
ようなものが挙げられる。3,3−ビス(p−ジメチル
アミノフエニル)−フタリド、3,3−ビス(p−ジメ
チルアミノフエニル)−6−ジメチルアミノフタリド
(別名クリスタルバイオレツトラクトン)、3,3−ビ
ス(p−ジメチルアミノフエニル)−6−ジエチルアミ
ノフタリド、3,3−ビス(p−ジメチルアミノフエニ
ル)−6−クロルフタリド、3,3−ビス(p−ジブチ
ルアミノフエニル)−フタリド、3−シクロヘキシルア
ミノ−6−クロルフルオラン、3−ジメチルアミノ−
5,7−ジメチルフルオラン、3−N−メチル−N−イ
ソブチル−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−
N−エチル−N−イソアミル−6−メチル−7−アニリ
ノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオ
ラン、3−ジエチルアミノ−7−メチルフルオラン、3
−ジエチルアミノ−7,8−ベンズフルオラン、3−ジ
エチルアミノ−6−メチル−7−クロルフルオラン、3
−(N−p−トリル−N−エチルアミノ)−6−メチル
−7−アニリノフルオラン、3−ピロリジノ−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン、2−{N−(3’−トリ
フルオルメチルフエニル)アミノ}−6−ジエチルアミ
ノフルオラン、2−{3,6−ビス(ジエチルアミノ)
−9−(o−クロルアニリノ)キサンチル安息香酸ラク
タム}、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(m−
トリクロロメチルアニリノ)フルオラン、3−ジエチル
アミノ−7−(o−クロルアニリノ)フルオラン、3−
ジブチルアミノ−7−(o−クロルアニリノ)フルオラ
ン、3−N−メチル−N−アミルアミノ−6−メチル−
7−アニリノフルオラン、3−N−メチル−N−シクロ
ヘキシルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフ
ルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−
(2’,4’−ジメチルアニリノ)フルオラン、3−
(N,N−ジエチルアミノ)−5−メチル−7−(N,
N−ジベンジルアミノ)フルオラン、ベンゾイルロイコ
メチレンブルー、6’−クロロ−8’−メトキシ−ベン
ゾインドリノ−スピロピラン、6’−ブロモ−3’−メ
トキシ−ベンゾインドリノ−スピロピラン、3−(2’
−ヒドロキシ−4’−ジメチルアミノフエニル)−3−
(2’−メトキシ−5’−クロルフエニル)フタリド、
3−(2’−ヒドロキシ−4’−ジメチルアミノフエニ
ル)−3−(2’−メトキシ−5’−ニトロフエニル)
フタリド、3−(2’−ヒドロキシ−4’−ジエチルア
ミノフエニル)−3−(2’−メトキシ−5’−メチル
フエニル)フタリド、3−(2’−メトキシ−4’−ジ
メチルアミノフエニル)−3−(2’−ヒドロキシ−
4’−クロル−5’−メチルフエニル)フタリド、3−
モルホリノ−7−(N−プロピル−トリフルオロメチル
アニリノ)フルオラン、3−ピロリジノ−7−トリフル
オロメチルアニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−
5−クロロ−7−(N−ベンジル−トリフルオロメチル
アニリノ)フルオラン、3−ピロリジノ−7−(ジ−p
−クロルフェニル)メチルアミノフルオラン、3−ジエ
チルアミノ−5−クロル−7−(α−フエニルエチルア
ミノ)フルオラン、3−(N−エチル−p−トルイジ
ノ)−7−(α−フエニルエチルアミノ)フルオラン、
3−ジエチルアミノ−7−(o−メトキシカルボニルフ
ェニルアミノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−5−
メチル−7−(α−フエニルエチルアミノ)フルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−7−ピペリジノフルオラン、
2−クロロ−3−(N−メチルトルイジノ)−7−(p
−n−ブチルアニリノ)フルオラン、3−(N−メチル
−N−イソプロピルアミノ)−6−メチル−7−アニリ
ノフルオラン、3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−
アニリノフルオラン、3−ジペンチルアミノ−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン、3,6−ビス(ジメチル
アミノ)フルオレンスピロ(9,3’)−6’−ジメチ
ルアミノフタリド、3−(N−ベンジル−N−シクロヘ
キシルアミノ)−5,6−ベンゾ−7−α−ナフチルア
ミノ−4’−ブロモフルオラン、3−ジエチルアミノ−
6−クロロ−7−アニリノフルオラン、3−N−メチル
−N−イソプロピル−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン、3−N−エチル−N−イソアミル−6−メチル−
7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メ
チル−7−メシチジノ−4’,5’−ベンゾフルオラ
ン、3−エチル(4−メチルフェニル)アミノ−6−メ
チル−7−アニリノフルオラン等。
【0021】また、本発明の感熱記録層で用いる顕色剤
としては、前記ロイコ染料を接触時発色させる電子受容
性の種々の化合物、または酸化剤等が適用される。その
具体例としては以下に示すようなものが挙げられる。
4,4’−イソプロピリデンビスフェノール、4,4’
−イソプロピリデンビス(o−メチルフェノール)、
4,4’−セカンダリーブチリデンビスフェノール、
4,4’−イソプロピリデンビス(2−ターシャリーブ
チルフェノール)、p−ニトロ安息香酸亜鉛、1,3,
5−トリス(4−ターシャリー−ブチル−3−ヒドロキ
シ−2,6−ジメチルベンジル)イソシアヌル酸、2,
2−(3,4’−ジヒドロキシジフェニル)プロパン、
ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)スルフィ
ド、4−{β−(p−メトキシフェノキシ)エトキシ}
サリチル酸、1,7−ビス(4−ヒドロキシフェニルチ
オ)−3,5−ジオキサヘブタン、1,5−ビス(4−
ヒドロキシフェニルチオ)−5−オキサペンタン、フタ
ル酸モノベンジルエステルモノカルシウム塩、4,4’
−シクロヘキシリデンジフェノール、4,4’−イソプ
ロピリデンビス(2−クロロフェノール)、2,2’−
メチレンビス(4−メチル−6−ターシャリーブチルフ
ェノール)、2,2’−メチレンビス(4−エチル−6
−ターシャリーブチルフェノール)、4,4’−ブチリ
デンビス(6−ターシャリーブチル−2−メチルフェノ
ール)、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロ
キシ−5−ターシャリブチルフェニル)ブタン、1,
1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−シ
クロヘキシルフェニル)ブタン、4,4’−チオビス
(6−ターシャリーブチル−2−メチル)フェノール、
4,4’−ジフェノールスルホン、4−イソプロポキシ
−4’−ヒドロキシジフェニルスルホン、4−ベンジロ
キシ−4’−ヒドロキシジフェニルスルホン、4,4’
−ジフェノールスルホキシド、
【0022】P−ヒドロキシ安息香酸イソプロピル、P
−ヒドロキシ安息香酸ベンジル、プロトカテキユ酸ベン
ジル、沈食子酸ステアリル、沈食子酸ラウリル、沈食子
酸オクチル、1,7−ビス(4−ヒドロキシフェニルチ
オ)−3,5−ジオキサヘプタン、1,5−ビス(4−
ヒドロキシフェニルチオ)−3−オキサペンタン、1,
3−ビス(4−ヒドロキシフェニルチオ)−プロパン、
1,3−ビス(4−ヒドロキシフェニルチオ)−2−ヒ
ドロキシプロパン、N,N’−ジフェニルチオ尿素、
N,N’−ジ(m−クロロフェニル)チオ尿素、サリチ
ルアニリド、5−クロロ−サリチルアニリド、2−ヒド
ロキシ−3−ナフトエ酸、2−ヒドロキシ−1−ナフト
エ酸、1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、ヒドロキシナ
フトエ酸の亜鉛、アルミニウム、カルシウム等の金属
塩、ビス−(4−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル、ビ
ス−(4−ヒドロキシフェニル)酢酸ベンジル、1,3
−ビス(4−ヒドロキシクミル)ベンゼン、1,4−ビ
ス(4−ヒドロキシクミル)ベンゼン、2,4’−ジフ
ェノールスルホン、3,3’−ジアリル−4,4’−ジ
フェノールスルホン、3,4−ジヒドロキシフェニル−
4’−メチルジフェニルスルホン、1−アセチルオキシ
−2−ナフトエ酸亜鉛、2−アセチルオキシ−1−ナフ
トエ酸亜鉛、2−アセチルオキシ−3−ナフトエ酸亜
鉛、α,α−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−α−メ
チルトルエン、チオシアン酸亜鉛のアンチピリン錯体、
テトラブロモビスフェノールA、テトラブロモビスフェ
ノールS、4,4−チオビス(2−メチルフェノー
ル)、4,4−チオビス(2−クロロフェノール)等。
【0023】本発明の感熱記録層においては、前記ロイ
コ染料及び顕色剤を中間層(アンダー層)上に塗布する
ために、慣用の種々のバインダーを適宜使用することが
できるが、その具体例としては、前記のアンダー層塗布
において例示されたものと同様のものが挙げられる。ま
た、本発明の感熱記録層においては、前記ロイコ染料及
び顕色剤とともに、必要に応じ、さらにこの種の感熱記
録材料に慣用される補助添加成分、例えば、フィラー、
熱可融性物質、界面活性剤等を併用することができる。
この場合、フィラーとしては、例えば、炭酸カルシウ
ム、シリカ、酸化亜鉛、酸化チタン、水酸化アルミニウ
ム、水酸化亜鉛、硫酸バリウム、クレー、タルク、表面
処理されたカルシウムやシリカ等の無機系微粉末の他、
尿素−ホルマリン樹脂、スチレン/メタクリル酸共重合
体、ポリスチレン樹脂等の有形系の微粉末を挙げること
ができ、また熱可融性物質としては、例えば、高級脂肪
酸又はそのエステル、アミドもしくは金属塩の他、各種
ワックス類、芳香族カルボン酸とアミンとの縮合物、安
息香酸フェニルエステル、高級直鎖グリコール、3,4
−エポキシ−ヘキサヒドロフタル酸ジアルキル、高級ケ
トン、p−ベンジルビフェニル、その他の熱可融性有機
化合物等の50〜200°の程度の融点を持つものが挙
げられる。
【0024】
【実施例】次に、本発明を実施例を用いてさらに具体的
に説明する。なお、以下に示す「0部」及び「%」はい
ずれも重量基準である。実施例1 〈A液〉 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン 20部 ポリビニルアルコール10%水溶液 20部 水 60部 〈B液〉 4−ヒドロキシ−4’−イソプロポキシジフェニルスルホン 10部 ポリビニルアルコール10%水溶液 25部 炭酸カルシウム 15部 水 50部 上記組成からなる混合物をそれぞれ平均粒子径が2μm
以下となるようにサンドミルを用いて分散して〈A
液〉、〈B液〉を調製した。 〈C液〉 ポリビニルアルコール10%水溶液 50部 シリカ20%分散液 2.5部 ポリアミドエピクロルヒドリン樹脂25%水溶液 2部 水 5.5部 上記配合からなる混合物をディスパーにて撹拌分散し、
保護層形成用塗工液〈C液〉を調製した。
【0025】前記〈A液〉、〈B液〉を重量比で1:8
となるように混合撹拌して感熱記録層形成液を調製し、
これを市販の上質紙(坪量60g/m2)の表面に乾燥
重量後が7g/m2となるように塗布乾燥して、感熱記
録層を設けた。さらに、該感熱記録層上に前記〈C液〉
からなる保護層形成用塗工液を乾燥重量後5g/m2
なるように塗布乾燥した後、60℃の表面温度に加熱さ
れた金属ロールにて加圧(キャレンダー)処理し、平滑
度が3000秒となるように処理した。さらに、該感熱
記録層上にポリアクリレートを乾燥重量後5g/m2
なるように塗布し、エレクトロンカーテン型電子線照射
装置(CB:150型、ESI社製)で3Mradの照
射線量で処理して樹脂成分を硬化させ、電子線硬化性樹
脂の光沢層を有する感熱記録材料を得た。
【0026】実施例2 実施例1で使用した〈B液〉の4−ヒドロキシ−4’−
イソプロポキシジフェニルスルホンの代わりに、2,
4’−ジヒドロキシジフェニルスルホンを用いて同様に
感熱記録層を設け、さらに同様にして〈C液〉からなる
保護層形成用塗工液を用いて保護層を形成した後、90
℃の表面温度に加熱された金属ロールにて加圧(キャレ
ンダー)処理し、平滑度が15000秒となるように処
理した。〈 〈D液〉 イソブチル無水マレイン酸共重合体 50部 アジリジン重化合物 1部 水 4部 上記配合からなる混合物を撹拌分散し、水溶性樹脂を主
成分とする光沢層形成用塗工液〈D液〉を調製し、これ
を上記保護層上に乾燥後重量が3g/m2となるように
塗布乾燥し、水溶性樹脂の光沢層を有する感熱記録材料
を得た。
【0027】実施例3 〈E液〉 非発泡性プラスチック中空微粒子 40部 (固形分27.5%、平均粒子径1μm) スチレン/ブタジエン共重合体ラテックス 10部 (固形分47%) 水 50部 上記組成からなる混合物をディスパーにて撹拌分散して
アンダー層形成用塗工液を調製し、これを市販の上質紙
(坪量60g/m2)の表面に乾燥後重量が5g/m2
なるように塗布乾燥して、アンダーコート紙を得た。次
に実施例1と同様にして該アンダーコート紙上に感熱
層、保護層を塗布した後、30℃の表面温度の金属ロー
ルにて加圧(キャレンダー)処理し、平滑度が4000
秒となるように処理した。さらに、実施例2と同様にし
て、水溶性樹脂を主成分とする光沢層を有する感熱記録
材料を得た。
【0028】実施例4 〈F液〉 非発泡性プラスチック中空微粒子 25部 (固形分41%、平均粒子径3μm) スチレン/ブタジエン共重合体ラテックス 10部 水 65部 上記組成からなる混合物をディスパーにて撹拌分散して
アンダー層形成用塗工液を調製し、これを市販の上質紙
(坪量60g/m2)の表面に乾燥後重量が5g/m2
なるように塗布乾燥して、アンダーコート紙を得た。次
に実施例1と同様にして該アンダーコート紙上に感熱
層、保護層を塗布した後、50℃の表面温度の金属ロー
ルにて加圧(キャレンダー)処理し、平滑度が1200
0秒となるように処理した。さらに、実施例2と同様に
して、水溶性樹脂を主成分とする光沢層を有する感熱記
録材料を得た。
【0029】比較例1 実施例1において保護層形成後、30℃の表面温度の金
属ロールにて加圧(キャレンダー)処理した以外は、実
施例1と同様にして光沢層を有する感熱記録材料を得
た。
【0030】比較例2 実施例1で使用した〈A液〉の3−ジブチルアミノ−6
−メチル−7−アニリノフルオランの代わりに、3−
(N−エチル−N−イソアミルアミノ)−6−メチル−
7−アニリノフルオランを用い、〈B液〉の4−ヒドロ
キシ−4’−イソプロポキシジフェニルスルホンの代わ
りにビスフェノールAを用いた以外は実施例2と同様な
平滑処理をして、同様な水溶性樹脂の光沢層を有する感
熱記録材料を得た。
【0031】比較例3 比較例1の光沢層形成用樹脂として、ポリアクリレート
の代わりに実施例2で用いた水溶性樹脂により、同様に
光沢層を有する感熱記録材料を得た。
【0032】比較例4 実施例3と同様にしてアンダーコート紙を設けた後、実
施例2と同様にして、感熱層、保護層を設け、110℃
に加熱された金属ロールにて加圧(キャレンダー)処理
した後、同様に水溶性樹脂を主成分とする光沢層を有す
る感熱記録材料を得た。
【0033】以上のようにして得られた各感熱記録材料
について、光沢度、ドット再現性、地肌濃度に関する評
価を行なった。それらの結果を表1に示す。なお、評価
は次のようにして行なった。 光沢度 JIS P−8142に従って、75°入射角での光沢
度を測定した。 ドット再現性 松下電子部品(株)製薄膜ヘッドを有する感熱印字装置
にて、ヘッド電力0.68w/ドット、1ライン記録時
間20msec/lineで走査線密度8×3.85ド
ット/mm2の条件下で、パルス幅0.9msecで印
字して、その印字画像を光学顕微鏡で観察し、ドットの
再現性を目視評価した。 ◎:ドットを再現している ○:ほぼドットを再現している △:ドットがかなり欠けている ×:ドットのほとんどが欠けている 地肌濃度 マクベス濃度計RD−914にて地肌濃度を測定した。
【0034】
【表1】
【0035】
【発明の効果】以上、詳細かつ具体的な説明により明ら
かなように、本発明の感熱記録材料は、支持体上に感熱
記録層、保護層、光沢層を順次積層してなるものであ
り、該保護層表面を王研式平滑度(J TAPPI N
o.5(B))で3000秒以上20000秒以下に処
理した上に光沢層を塗工し、JIS P−8142に基
づく表面光沢度が75%{GS(75°)}以上とした
ことにより、さらに、保護層の表面平滑性を向上させる
ために、静的発色開始温度が100℃〜150℃である
感熱記録材料において、該保護層の平滑処理を50℃〜
100℃に加熱した金属ロールにより加圧し得られるも
のとしたことにより、さらには、該感熱記録層の表面平
滑性及びドット再現性向上のために支持体と感熱発色層
の間にアンダー層を設け、光沢層形成の主成分として水
溶性樹脂または水性エマルジョンを用いることにより、
光沢度75%以上で、しかも耐熱性を有し、ドット再現
性にも優れた感熱記録材料を得ることができるという、
極めて優れたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る感熱記録材料の層構成例を説明す
る図である。
【図2】本発明に係る感熱記録材料の別の層構成例を説
明する図である。
【図3】本発明に係る感熱記録材料のさらに別の層構成
例を説明する図である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B41M 5/18 101F

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上にロイコ染料及び該ロイコ染料
    を加熱時発色せしめる顕色剤を主成分とする感熱記録
    層、該感熱記録層上に保護層、光沢層を順次積層してな
    る感熱記録材料であって、保護層表面を王研式平滑度
    (J TAPPINo.5(B))で3000秒以上2
    0000秒以下とし平滑化した上に、光沢層を塗工し、
    JIS P−8142に基づく表面光沢度を75%{G
    S(75°)}以上とした感熱記録材料。
  2. 【請求項2】 前記感熱記録層の静的発色開始温度が1
    00〜150℃である感熱記録材料において、保護層の
    平滑化を、50〜100℃に加熱した金属ロールにより
    加圧(キャレンダー)処理したことを特徴とする請求項
    1に記載の感熱記録材料。
  3. 【請求項3】 前記支持体と該感熱記録層の間にアンダ
    ー層を設け、該アンダー層として、平均粒子径が0.5
    〜20μmの中空微粒子を含有したことを特徴とする請
    求項1に記載の感熱記録材料。
  4. 【請求項4】 前記光沢層を水溶性樹脂及び/又は水性
    エマルジョンにより形成したことを特徴とする請求項1
    に記載の感熱記録材料。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002020277A1 (fr) * 2000-09-04 2002-03-14 Oji Paper Co., Ltd. Materiau d'enregistrement thermique et son procede de production
KR100332041B1 (ko) * 2000-02-01 2002-04-10 이봉훈 고광택, 화상계조 및 보존성이 향상된 감열기록체

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US6821556B2 (en) 2000-09-04 2004-11-23 Oji Paper Co., Ltd. Process for producing heat sensitive recording material

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