JPH1158728A - インクジェットヘッドおよびその製造方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

インクジェットヘッドおよびその製造方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体

Info

Publication number
JPH1158728A
JPH1158728A JP21616297A JP21616297A JPH1158728A JP H1158728 A JPH1158728 A JP H1158728A JP 21616297 A JP21616297 A JP 21616297A JP 21616297 A JP21616297 A JP 21616297A JP H1158728 A JPH1158728 A JP H1158728A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
grooves
conductive layer
center
scanning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21616297A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Ito
進 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP21616297A priority Critical patent/JPH1158728A/ja
Publication of JPH1158728A publication Critical patent/JPH1158728A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/10Finger type piezoelectric elements

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の溝内の導電層を短時間に除去して溝側
面にそれぞれ電極を形成することができるインクジェッ
トヘッドおよびその製造方法並びにその制御プログラム
を記録した記録媒体を提供する。 【解決手段】 並列配置された複数のダミー溝15の導
電層に対してレーザ光82を照射することによって、各
ダミー溝15の底面の導電層を除去して溝側面にそれぞ
れ電極を形成する。この導電層除去工程を行う際に、レ
ーザ光が、最も端位置のダミー溝15の底面に側壁20
に遮断されることなく到達するところのその底面上の位
置Pと、中央Aとの距離L1を求め、このL1を等間隔
に分割する等して各ダミー溝15に対する走査位置を求
める。つまり、ダミー溝15の底面に対する分割溝の形
成位置は、ダミー溝15が中央から遠くになるにしたが
い、その底面の外側寄りとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクに圧力を作
用させることによりインクを噴射させるインクジェット
ヘッドおよびその製造方法並びにその制御プログラムを
記録した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置は、用紙に文字
や図形を印字するように、インク滴を噴射する多数のノ
ズルを有したインクジェットヘッドを有している。イン
クジェットヘッドとしては、複数の溝の各側面に形成さ
れた電極に選択的に電圧を印加することによって、溝間
の壁を変形させてインクを噴射させるように構成された
ものがある。
【0003】そして、従来、このようなインクジェット
ヘッドを製造する場合には、先ず、圧電材料からなるア
クチュエータ基板の上面に複数の溝を平行に形成した
後、溝内も含めたアクチュエータ基板の全表面に導電層
を形成する。そして、溝の底面の導電層を除去すること
によって、溝の各側面の導電層を独立させて、電極とす
る。即ち、アクチュエータ基板をレーザ加工装置に装着
し、レーザ光を溝の上方から底面の中心部に向けて照射
しながら溝方向に走査して底面の導電層を除去すると共
に、この導電層除去を各溝ごとに順次行う。この後、ア
クチュエータ基板にカバープレートおよびノズルプレー
トを接合し、溝とカバープレートとで形成されたインク
流路にノズルプレートのノズルを連通させることによっ
て、インクジェットヘッドを製造する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のように、溝の底面の中心部にレーザ光を照射して導
電層を除去する製造方法では、レーザ加工装置がレーザ
光をレーザ光源の一点から放射状に走査して溝の底面に
到達させるようになっているため、溝の配列方向の中央
においては、レーザ光が溝内にほぼ直角に入射しその溝
の底面に到達するが、溝の配列方向の端のものにおいて
は、レーザ光が溝内に傾斜して入射することになる。こ
の結果、レーザ光が溝の側壁上端に遮断され、溝の底面
に十分に到達せず、導電層の除去を十分に行えなくな
る。また、溝の側壁上端がレーザ光によって加工されて
しまうという問題がある。これを解消するためには、レ
ーザ光が1つの溝の底面を走査するごとに、他の溝がレ
ーザ光の走査位置に対向するようにアクチュエータ基板
を移動させる作業を複数回繰り返すことが必要である
が、この処理では、アクチュエータ基板の移動回数が多
くなるため、上記工程が長時間化して生産性が低下する
という問題がある。
【0005】そこで、本発明は、複数の溝内の導電層を
短時間に除去することができるインクジェットヘッドお
よびその製造方法並びにその制御プログラムを記録した
記録媒体を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、アクチュエータ基板に並列形成
された複数の溝の各側面に形成された電極に選択的に電
圧を印加することによって、前記溝間の壁を変形させて
インクを噴射するインクジェットヘッドの製造方法にお
いて、前記溝内の側面および底面に連続した導電層を形
成する工程と、レーザ光を前記複数の溝から離れた点を
ほぼ中心として各溝の底面に対して走査して、その底面
の前記導電層を除去し、前記溝内の対向する両側面の各
導電層を独立した電極とする工程とを有し、前記レーザ
光により導電層を除去する工程は、前記走査中心から遠
い位置にある溝に対しては、その底面の幅方向の中心部
よりも前記走査中心から見て遠い側にずれた領域に対し
レーザ光を走査することを特徴としている。このよう
に、レーザ光による導電層の除去を、走査中心から遠い
位置にある溝に対しては、その底面の幅方向の中心部よ
りも走査中心から見て遠い側にずれた領域に対し行うよ
うにすることで、レーザ光が傾斜して入射されても、レ
ーザ光が溝の壁面上端に遮断されることを回避でき、レ
ーザ光を溝の底面に十分に照射して導電層を除去するこ
とができる。また、溝の壁面上端がレーザ光で加工され
てしまうといった不具合を生じることもなくなる。した
がって、走査中心からレーザ光を広い範囲の複数の溝に
順次入射させ、短時間に複数の溝の導電層を除去する作
業を完成することができる。
【0007】請求項2の発明は、アクチュエータ基板に
並列形成された複数の溝の各側面に形成された電極に選
択的に電圧を印加することによって、前記溝間の壁を変
形させてインクを噴射するインクジェットヘッドの製造
方法において、前記溝内の側面および底面に連続した導
電層を形成する工程と、レーザ光を前記複数の溝から離
れた点をほぼ中心として各溝の底面に対して走査して、
その底面の前記導電層を除去し、前記溝内の対向する両
側面の各導電層を独立した電極とする工程とを有し、前
記レーザ光により導電層を除去する工程は、前記走査中
心から遠い位置にある溝に対しては、2つの溝の中心部
間の間隔よりも、走査する間隔を大きくしてレーザ光を
走査することを特徴としている。このように、レーザ光
により導電層を除去する工程は、前記走査中心から遠い
位置にある溝に対しては、2つの溝の中心部間の間隔よ
りも、走査する間隔を大きくしてレーザ光を走査するこ
とで、レーザ光が傾斜して入射されても、レーザ光が溝
の壁面上端に遮断されることを回避でき、レーザ光を溝
の底面に十分に照射して導電層を除去することができ
る。また、溝の壁面上端がレーザ光で加工されてしまう
といった不具合を生じることもなくなる。したがって、
走査中心からレーザ光を広い範囲の複数の溝に順次入射
させ、短時間に複数の溝の導電層を除去する作業を完成
することができる。
【0008】請求項3の発明は、請求項2記載のインク
ジェットヘッドの製造方法であって、前記レーザ光によ
り導電層を除去する工程は、前記走査中心から溝までの
距離が遠くなるにしたがって、溝の底面の幅方向の中心
部よりも前記走査中心から見て遠い側にずれた領域に対
しレーザ光を走査することを特徴としている。これによ
り、各溝の底面に対する除去位置が、中央から順次端側
にずれながら、確実に各電極を分離形成することができ
る。
【0009】請求項4の発明は、並列形成された複数の
溝を有するアクチュエータ基板と、電圧を印加すること
によって前記溝間の壁を変形させるため、前記溝の各側
面に形成された電極とを備えるインクジェットヘッドに
おいて、前記溝内の側面に形成された各電極は、その溝
の底面に形成された分割溝によって相互に分離され、さ
らにその分割溝は、前記複数の溝のうちその配列の端の
ものにおいては、溝底面の幅方向の中心部よりも前記配
列の端側にずれて形成されていることを特徴としてい
る。このように、分割溝を、複数の溝のうちその配列の
端のものにおいては、溝底面の幅方向の中心部よりも配
列の端側にずれて形成することで、レーザ光を所定位置
を中心として走査させても溝の壁面上端にダメージを与
えることなく、その分割溝を正確に加工することがで
き、電極が確実に分離される。かつ、加工中に側壁の上
端がレーザ光によって加工されてしまうこともなくな
り、所定のインクの噴射性能を確実に得ることができ
る。
【0010】請求項5の発明は、請求項4記載のインク
ジェットヘッドであって、前記分割溝は、前記複数の溝
の配列の端にいくにしたがって、前記ずれの量が大きく
されていることを特徴としている。これにより、各溝の
底面に対する除去位置が、中央から順次端位置にずれな
がら、確実に各電極が分離形成され、所定のインクの噴
射性能を確実に得ることができる。請求項6の発明は、
アクチュエータ基板に並列形成された複数の溝の各側面
に形成された電極に選択的に電圧を印加することによっ
て、前記溝間の壁を変形させてインクを噴射するインク
ジェットヘッドにおいて、レーザ光を前記複数の溝から
離れた点をほぼ中心として各溝の底面に対して走査し
て、その底面に形成した導電層を除去し、前記溝内の対
向する両側面の各導電層を独立した電極とする製造装置
を制御するプログラムを記録した記録媒体であって、前
記プログラムは、前記走査中心から遠い位置にある溝に
対しては、その底面の幅方向の中心部よりも前記走査中
心から見て遠い側にずれた領域に対しレーザ光を走査さ
せるよう製造装置を制御することを特徴としている。こ
のように、レーザ光による導電層の除去を、走査中心か
ら遠い位置にある溝に対しては、その底面の幅方向の中
心部よりも走査中心から見て遠い側にずれた領域に対し
行うように製造装置を制御することで、レーザ光を走査
中心から広い範囲の複数の溝に対し、側壁上端に遮断さ
れることなく、順次入射させ、短時間にかつ確実に複数
の溝の導電層を除去することができる。請求項7の発明
は、アクチュエータ基板に並列形成された複数の溝の各
側面に形成された電極に選択的に電圧を印加することに
よって、前記溝間の壁を変形させてインクを噴射するイ
ンクジェットヘッドにおいて、レーザ光を前記複数の溝
から離れた点をほぼ中心として各溝の底面に対して走査
して、その底面に形成した導電層を除去し、前記溝内の
対向する両側面の各導電層を独立した電極とする製造装
置を制御するプログラムを記録した記録媒体であって、
前記プログラムは、前記走査中心から遠い位置にある溝
に対しては、2つの溝の中心部間の間隔よりも、走査す
る間隔を大きくしてレーザ光を走査させるよう製造装置
を制御することを特徴としている。このように、走査中
心から遠い位置にある溝に対しては、2つの溝の中心部
間の間隔よりも、走査する間隔を大きくしてレーザ光を
走査させるよう製造装置を制御することで、レーザ光を
走査中心から広い範囲の複数の溝に対し、側壁上端に遮
断されることなく、順次入射させ、短時間にかつ確実に
複数の溝の導電層を除去することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1ないし
図5に基づいて以下に説明する。本実施の形態に係るイ
ンクジェットヘッドは、図4に示すように、アクチュエ
ータ基板1とプレート部材4とノズルプレート6とマニ
ホールド部材7とを有している。アクチュエータ基板1
は、チタン酸ジルコン酸鉛系(PZT)のセラミックス
材料からなる複数層の圧電材料を積層して構成されてお
り、各層の圧電材料は相互に反対方向(それぞれアクチ
ュエータ基板1の厚さ方向)に分極処理されている。そ
して、アクチュエータ基板1の上面には、ダイヤモンド
ブレード等により、各層にわたって切削加工された複数
の溝14,15が並列形成されている。その溝のうちの
1つおきを、インクを噴射する噴射溝14とし、配列方
向の両端と噴射溝14間の1つおきのものを、インクを
噴射しないダミー溝15としている。尚、上記の圧電材
料には、チタン酸鉛系(PT)のセラミックス材料を用
いることもできる。
【0012】上記の噴射溝14は、アクチュエータ基板
1の先端(図中左端)から後端(図中右端)にかけて所
定深度で形成されている。一方、ダミー溝15は、アク
チュエータ基板1の先端から後端側の近傍まで所定深度
となるように形成され、ダミー溝15の後端部は、アク
チュエータ基板1の上面と面一となるように立ち上げら
れてその溝を閉鎖している。また、アクチュエータ基板
1の先端部には、ダミー溝15に対応した位置に縦溝4
0が形成されている。そして、これらの噴射溝14およ
びダミー溝15は、側壁20を介して交互に平行に配列
されており、側壁20は、溝の深度方向と平行に相互に
反対方向(図4の矢印27)に分極された複数層の圧電
材料により構成されている。
【0013】上記のアクチュエータ基板1における噴射
溝14、ダミー溝15、後端面(ダミー溝が閉塞されて
いる側)、および裏面には、Ni等の導電層が蒸着やメ
ッキにより形成されている。尚、アクチュエータ基板1
の先端面(ダミー溝が開放されている側)および上面に
は、後述するように導電層が除去され、噴射溝14とダ
ミー溝15の各内面の導電層をそれぞれ独立させてい
る。そして、ダミー溝15の底面には、導電層の一部を
除去した第1分割溝44aが先端から後端上面の導電層
のない面にかけて形成されており、ダミー溝15に連通
した縦溝40には、第1分割溝44aに接続された第2
分割溝44bが形成されている。さらに、アクチュエー
タ基板1の裏面には、図3に示すように、第2分割溝4
4bに接続された第3分割溝44cが先端から後端近辺
までダミー溝15の溝方向に沿って形成されており、第
3分割溝44cの後端側には、第3分割溝44cに直交
するように第4分割溝44dが形成されている。
【0014】第3,4分割溝44c,44dは、アクチ
ュエータ基板1の裏面に導電層からなる複数の駆動電極
43を平行に形成させている。各駆動電極43は、ダミ
ー溝15の一方の壁面の電極22(導電層)と、噴射溝
14を挟んで隣接するダミー溝15の他方の壁面の電極
22とに電気的に接続された状態にされている。また、
第4分割溝44dと第3分割溝44cとに囲まれた駆動
電極43列の外周には、共通接地電極46が形成されて
おり、共通接地電極46は、図4に示すように、アクチ
ュエータ基板1の後端面の導電層を介してすべての噴射
溝14内の電極23に接続されている。そして、噴射溝
14を挟んだ一対の側壁20と、その両側面に形成され
た一対の電極23・22を一組として、一対の側壁20
の外側の電極22,22に駆動電圧を印加し、一対の側
壁20の対向する内側の電極23を接地することによ
り、その側壁内部に圧電材料の分極方向27に対して直
角方向の電界を生成し、分極処理された側壁20を、噴
射溝14の容積が変化する方向に変形させるようになっ
ている。
【0015】また、図3に示すように、駆動電極43が
形成されたアクチュエータ基板1の裏面には、配線部材
すなわちフレキシブルプリント基板32が接続されるよ
うになっている。フレキシブルプリント基板32には、
駆動電極43および共通接地電極46に対応して基板側
駆動電極64および基板側接地電極67が形成されてい
る。基板側駆動電極64は、図示しない駆動制御部に接
続されており、印字データに基づいて駆動制御部から出
力された駆動電圧を駆動電極43を介して各電極22に
印加するようになっている。
【0016】上記のように構成されたアクチュエータ基
板1の上面には、図4に示すように、セラミックス材料
や樹脂材料からなる平板状のプレート部材4がエポキシ
系の接着剤により液密状態に接合されている。これによ
り、アクチュエータ基板1の噴射溝14は、プレート部
材4で覆われることによって、先端および後端を開口し
たインク流路10を形成するようになっている。また、
ダミー溝15は、プレート部材4で覆われることによっ
て、先端を開口する一方、後端部をアクチュエータ基板
1の一方面とプレート部材4との当接により封止された
空間11を形成するようになっている。
【0017】上記のインク流路10および空間11を備
えたアクチュエータ基板1およびプレート部材4の先端
には、ノズルプレート6が上述のエポキシ系の接着剤を
用いて接合されている。ノズルプレート6には、噴射溝
14からインク滴を噴射させるように、噴射溝14に対
応してノズル30が形成されている。尚、ノズルプレー
ト6は、ポリアルキレンや(例えばエチレン)テレフタ
レート、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリエーテ
ルケトン、ポリエーテルスルホン、ポリカーボネイト、
酢酸セルロース等のプラスチックにより形成されてい
る。
【0018】一方、アクチュエータ基板1およびプレー
ト部材4の後端には、マニホールド部材7が接合されて
いる。マニホールド部材7の中心部には、インク供給口
31が形成されており、図示しないインクタンクからイ
ンクが供給されるようになっている。そして、マニホー
ルド部材7は、全噴射溝14に連通したインク供給路を
形成しており、噴射溝14にインクを供給するようにな
っている。
【0019】また、上述の分割溝44a〜44cは、例
えばYAGレーザ光等のレーザ加工装置においてレーザ
光を照射して導電層を除去することにより形成されてい
る。レーザ加工装置は、図5に示すように、レーザ光8
2を出射するレーザ発振器81と、レーザ光82を反射
してX軸方向(溝14,15の配列方向)に走査する反
射鏡83を備えたX軸用ガルバノメータ84と、レーザ
光82を反射してY軸方向(溝14,15の長手方向)
に走査する反射鏡85を備えたY軸用ガルバノメータ8
6と、レーザ光82を集光する集光レンズ87とを有し
ている。
【0020】さらに、レーザ加工装置は、レーザ発振器
81および両ガルバノメータ84・86に制御信号線9
0を介して接続されたレーザ制御装置56を有してい
る。レーザ制御装置56は、図示しないメモリー部と演
算部と入出力部とを有するコンピュータを備えており、
メモリー部には、レーザ光82の走査を制御する走査制
御ルーチン等の制御プログラムが格納されていると共
に、制御プログラムに対して各種の制御パラメータを与
える制御データが格納されている。そして、制御プログ
ラムは、演算部に対してレーザ光82を両ガルバノメー
タ84・86によりX軸方向およびY軸方向に走査させ
ることによって、後述するように、ダミー溝15・15
の幅方向の中心部間の間隔よりも、走査する間隔を大き
くして各溝の底面を走査させる。
【0021】上記の構成において、インクジェットヘッ
ドの製造方法について説明する。先ず、チタン酸ジルコ
ン酸鉛(PZT)からなる平板をそれぞれ反対方向に分
極処理したものを2枚重ね合わせ、その積層体を帯状に
スライス加工することによってアクチュエータ基板1を
形成した後、噴射溝14、ダミー溝15、および縦溝4
0を形成する。この後、各溝14・15・40を含むア
クチュエータ基板1の全表面に、Ni等の導電層を蒸着
やメッキにより形成する。そして、アクチュエータ基板
1の上面を、面状に研削することによりその面の導電層
を除去し、その上面において各溝14・15の導電層を
独立させる。
【0022】次に、アクチュエータ基板1をレーザ加工
装置に装着し、ダミー溝15および縦溝40内面、並び
にアクチュエータ基板1の裏面側の導電層の分割加工を
行う。例えばダミー溝15の内面を分割加工する場合に
は、アクチュエータ基板1の上面が集光レンズ87に対
向するように、アクチュエータ基板1を設置する。そし
て、レーザ発振器81から出射されたレーザ光82をダ
ミー溝15の底面に集光させる。そして、Y軸用ガルバ
ノメータ86の反射鏡85を回動させ、レーザ光82を
Y軸方向に走査してダミー溝15の底面の導電層を、そ
の長手方向にそって除去することによって、第1分割溝
44aを形成する。その後、X軸用ガルバノメータ84
の反射鏡83を回動させて、レーザ光82を隣のダミー
溝15に入射させ、上記のようにY軸方向の走査によっ
てダミー溝15の底面の導電層を除去する。
【0023】図1に示すように、レーザ光82は、アク
チュエータ基板1の加工面から離れた点をほぼ中心に放
射状に出射され、アクチュエータ基板1の中央のダミー
溝15の底面に対しては垂直をなすが、端側のダミー溝
15に対しては傾斜して入射する。即ち、レーザ光の光
軸82aがダミー溝15の底面に対して垂直となる中央
Aのダミー溝15を加工する場合には、ダミー溝15の
底面の中心部に焦点89を位置させ、この中心部に第1
分割溝44aを形成する。また、中央Aから外れた位置
に存在するダミー溝15の溝内分割を行う場合には、レ
ーザ光が、最も端位置のダミー溝15の底面に側壁20
に遮断されることなく到達するところのその底面上の位
置Pと、前記中央Aとの距離L1を求め、このL1を等
間隔に分割する等して各ダミー溝15に対する走査位置
を求める。距離L1は、中央Aと端位置のダミー溝15
の底面の幅方向中心部との距離L0よりも、αだけ大き
くなる。したがって、ダミー溝15の底面に対する第1
分割溝44aの形成位置は、ダミー溝15がレーザ光の
走査中心から遠くになるにしたがい、レーザ光の走査中
心から遠い側にずれて形成されることになる。このよう
に、第1分割溝44aがずれて形成されても、側壁20
の側面には全体にわたって導電層が残されているから、
側壁20に電圧を印加するには全く支障がない。上記の
ようにすべてのダミー溝15に第1の分割溝44aを形
成すると、アクチュエータ基板1の設置状態を切り換
え、同様にして、縦溝40の奥面(アクチュエータ基板
1の先端側に向いた面)の導電層に第2分割溝44bを
形成し、また、アクチュエータ基板1の裏面側の導電層
においても、レーザ光82を照射して第3,4分割溝4
4c,44dを形成し、駆動電極43および接地電極4
6を分離する。
【0024】上記の加工における第1〜第4分割溝44
a〜44dの形成、およびアクチュエータ基板1の上
面、先端面(先端面の研削については後述する)の研削
によって、図2および図3に示すように、ダミー溝15
内の導電層が、対向する側面に対しそれぞれ独立した2
つの電極22として形成されると共に、噴射溝14内に
は1つの電極23が形成される。そして、アクチュエー
タ基板裏面の導電層が各電極22に接続された駆動電極
43として形成され、駆動電極43のまわりの共通接地
電極46が、駆動電極43や電極22とは分離して、噴
射溝14内の電極23と接続される。続いて、これらの
電極22・23・43・46に金メッキを施した後、イ
ンクから電極22・23・43・46を保護するように
保護膜をCVD法等により形成する。
【0025】次いで、アクチュエータ基板1の上面にプ
レート部材4を接合し、アクチュエータ基板1およびプ
レート部材4の先端面を面状に研削して面一状にすると
共にそのアクチュエータ基板1の先端面の導電層を除去
する。そして、噴射溝14とノズル30とが対応するよ
うに、先端面にノズルプレート6を接合すると共に、後
端面にマニホールド部材7を接合する。この後、フレキ
シブルプリント基板32の電極64・67とアクチュエ
ータ基板1の電極43・46とが一致するように、アク
チュエータ基板1にフレキシブルプリント基板32が当
接された後、半田付けされることによって、インクジェ
ットヘッドとして組み立てられることになる。尚、フレ
キシブルプリント基板32の電極68・67には、予め
半田層が形成されており、加熱により溶融される。
【0026】以上のように、本実施形態のインクジェッ
トヘッドの製造方法は、並列配置された複数のダミー溝
15内の導電層に対してレーザ光82を照射することよ
って、各ダミー溝15の底面の導電層を除去する加工を
行う際に、レーザ光82による導電層の除去を、各ダミ
ー溝15・15間の距離L0に補正量αを加えた距離L
1を適宜分割した間隔をおいて各ダミー溝底面の走査を
行う。即ち、溝15の配列方向中央のものから遠くにな
るにしたがい、アクチュエータ基板の外側寄りにずれた
位置に行うように構成されている。
【0027】これにより、アクチュエータ基板の端位置
に近いダミー溝に対して、レーザ光が傾斜して入射され
るとき、図2(a)に示すように、レーザ光82を底面
の中心部に向け照射すると、レーザ光82が側壁20の
上端に遮断される場合であっても、図2(b)に示すよ
うに、レーザ光82を中心部から外れた領域においても
行うことによって、レーザ光82が側壁20の上端に遮
断されないようにすることができる。従って、図1に示
すように、十分なエネルギーでレーザ光を照射して導電
層を除去可能なレーザ光の走査範囲が拡大するため、従
来のようにこの走査範囲にアクチュエータ基板1を移動
させる回数を減少または不要にすることができ、結果と
して導電層を除去する工程を短時間化して生産性を向上
させることができる。
【0028】尚、本実施形態においては、上記のように
距離L1を適宜分割等して各ダミー溝を走査するように
なっているが、これに限定されることはなく、配列方向
の端部付近に位置したダミー溝15に対して走査する場
合に限り、各ダミー溝15の走査間隔を拡大するように
構成されていても良い。
【0029】また、本実施形態においては、拡大した距
離L1をおいて各溝の走査を行う制御プログラムが図5
のレーザ制御装置56内のメモリー部に格納されている
が、このメモリー部には、インクジェットヘッドの製造
プログラムとして個別に記録した半導体メモリ、磁気テ
ープ、磁気ディスク、および光ディスク等の記録媒体を
含む。
【0030】尚、溝底面の導電層の分割は、ダミー溝1
5に限定されることはなく、噴射溝14に行われるよう
になっていても良い。この場合、噴射溝14内の2つの
電極がアクチュエータ基板裏面の駆動電極に接続され、
ダミー溝15内の電極が接地電極にそれぞれ接続され
る。また、噴射溝14とダミー溝15との両溝に行われ
るようになっていても良い。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明は、レーザ光による導電
層の除去を、走査中心から遠い位置にある溝に対して
は、その底面の幅方向の中心部よりも走査中心から見て
遠い側にずれた領域に対し行うようにしたもので、レー
ザ光が傾斜して入射されても、レーザ光が溝の壁面上端
に遮断されることを回避でき、レーザ光を溝の底面に十
分に照射して導電層を除去することができる。また、溝
の壁面上端がレーザ光で加工されてしまうといった不具
合を生じることもなくなる。したがって、走査中心から
レーザ光を広い範囲の複数の溝に順次入射させ、短時間
に複数の溝の導電層を除去する作業を完成することがで
きる。
【0032】請求項2の発明は、レーザ光により導電層
を除去する工程において、前記走査中心から遠い位置に
ある溝に対しては、2つの溝の中心部間の間隔よりも、
走査する間隔を大きくしてレーザ光を走査ようにしたこ
とで、レーザ光が傾斜して入射されても、レーザ光が溝
の壁面上端に遮断されることを回避でき、レーザ光を溝
の底面に十分に照射して導電層を除去することができ
る。また、溝の壁面上端がレーザ光で加工されてしまう
といった不具合を生じることもなくなる。したがって、
走査中心からレーザ光を広い範囲の複数の溝に順次入射
させ、短時間に複数の溝の導電層を除去する作業を完成
することができる。
【0033】請求項3の発明は、請求項2記載のインク
ジェットヘッドの製造方法において、走査中心から溝ま
での距離が遠くなるにしたがって、溝の底面の幅方向の
中心部よりも前記走査中心から見て遠い側にずれた領域
に対しレーザ光を走査ようにしたことで、各溝の底面に
対する除去位置が、中央から順次端側にずれながら、確
実に各電極を分離形成することができる。
【0034】請求項4の発明は、複数の溝のうちその配
列の端のものにおいては、溝底面の幅方向の中心部より
も配列の端側にずれて、導電層の分割溝を形成したこと
で、レーザ光を所定位置を中心として走査させても溝の
壁面上端にダメージを与えることなくその分割溝を正確
に加工することができ、電極が確実に分離される。か
つ、加工中に側壁の上端がレーザ光によって加工されて
しまうこともなくなり、所定のインクの噴射性能を確実
に得ることができる。
【0035】請求項5の発明は、請求項4記載のインク
ジェットヘッドにおいて、各溝の底面に対する除去位置
が、中央から順次端位置にずれながら、確実に各電極が
分離形成され、所定のインクの噴射性能を確実に得るこ
とができる。
【0036】請求項6の発明は、レーザ光による導電層
の除去を、走査中心から遠い位置にある溝に対しては、
その底面の幅方向の中心部よりも走査中心から見て遠い
側にずれた領域に対し行うように製造装置を、記録媒体
によって制御するようにしたことで、レーザ光を走査中
心から広い範囲の複数の溝に対し、側壁上端に遮断され
ることなく、順次入射させ、短時間にかつ確実に複数の
溝の導電層を除去することができる。
【0037】請求項7の発明は、走査中心から遠い位置
にある溝に対しては、2つの溝の中心部間の間隔より
も、走査する間隔を大きくしてレーザ光を走査させるよ
う製造装置を、記録媒体によって制御することで、レー
ザ光を走査中心から広い範囲の複数の溝に対し、側壁上
端に遮断されることなく、順次入射させ、短時間にかつ
確実に複数の溝の導電層を除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レーザ光の走査状態を示す説明図である。
【図2】レーザ光の走査状態を示す説明図であり、
(a)は溝底面の中心部に向け照射した場合、(b)は
中心部を外して照射した場合である。
【図3】インクジェットヘッドを裏面側からみた分解斜
視図である。
【図4】インクジェットヘッドの要部を拡大して示す分
解斜視図である。
【図5】アクチュエータ基板にレーザ光を照射して分割
溝を形成する状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 アクチュエータ基板 4 プレート部材 6 ノズルプレート 7 マニホールド部材 9 共通インク流路 10 インク流路 11 空間 14 噴射溝 15 ダミー溝 20 側壁 22 電極 30 ノズル 31 インク供給口 32 フレキシブルプリント基板 43 駆動電極 44a〜44d 第1〜第4分割溝 56 レーザ制御装置 81 レーザ発振器 82 レーザ光 84 X軸用ガルバノメータ 86 Y軸用ガルバノメータ 87 集光レンズ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクチュエータ基板に並列形成された複
    数の溝の各側面に形成された電極に選択的に電圧を印加
    することによって、前記溝間の壁を変形させてインクを
    噴射するインクジェットヘッドの製造方法において、 前記溝内の側面および底面に連続した導電層を形成する
    工程と、 レーザ光を前記複数の溝から離れた点をほぼ中心として
    各溝の底面に対して走査して、その底面の前記導電層を
    除去し、前記溝内の対向する両側面の各導電層を独立し
    た電極とする工程とを有し、前記レーザ光により導電層
    を除去する工程は、前記走査中心から遠い位置にある溝
    に対しては、その底面の幅方向の中心部よりも前記走査
    中心から見て遠い側にずれた領域に対しレーザ光を走査
    することを特徴とするインクジェットヘッドの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 アクチュエータ基板に並列形成された複
    数の溝の各側面に形成された電極に選択的に電圧を印加
    することによって、前記溝間の壁を変形させてインクを
    噴射するインクジェットヘッドの製造方法において、 前記溝内の側面および底面に連続した導電層を形成する
    工程と、 レーザ光を前記複数の溝から離れた点をほぼ中心として
    各溝の底面に対して走査して、その底面の前記導電層を
    除去し、前記溝内の対向する両側面の各導電層を独立し
    た電極とする工程とを有し、前記レーザ光により導電層
    を除去する工程は、前記走査中心から遠い位置にある溝
    に対しては、2つの溝の中心部間の間隔よりも、走査す
    る間隔を大きくしてレーザ光を走査することを特徴とす
    るインクジェットヘッドの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記レーザ光により導電層を除去する工
    程は、前記走査中心から溝までの距離が遠くなるにした
    がって、溝の底面の幅方向の中心部よりも前記走査中心
    から見て遠い側にずれた領域に対しレーザ光を走査する
    ことを特徴とする請求項2記載のインクジェットヘッド
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 並列形成された複数の溝を有するアクチ
    ュエータ基板と、電圧を印加することによって前記溝間
    の壁を変形させるため、前記溝の各側面に形成された電
    極とを備えるインクジェットヘッドにおいて、 前記溝内の側面に形成された各電極は、その溝の底面に
    形成された分割溝によって相互に分離され、さらにその
    分割溝は、前記複数の溝のうちその配列の端のものにお
    いては、溝底面の幅方向の中心部よりも前記配列の端側
    にずれて形成されていることを特徴とするインクジェッ
    トヘッド。
  5. 【請求項5】 前記分割溝は、前記複数の溝の配列の端
    にいくにしたがって、前記ずれの量が大きくされている
    ことを特徴とする請求項4記載のインクジェットヘッ
    ド。
  6. 【請求項6】 アクチュエータ基板に並列形成された複
    数の溝の各側面に形成された電極に選択的に電圧を印加
    することによって、前記溝間の壁を変形させてインクを
    噴射するインクジェットヘッドにおいて、レーザ光を前
    記複数の溝から離れた点をほぼ中心として各溝の底面に
    対して走査して、その底面に形成した導電層を除去し、
    前記溝内の対向する両側面の各導電層を独立した電極と
    する製造装置を制御するプログラムを記録した記録媒体
    であって、 前記プログラムは、前記走査中心から遠い位置にある溝
    に対しては、その底面の幅方向の中心部よりも前記走査
    中心から見て遠い側にずれた領域に対しレーザ光を走査
    させるよう製造装置を制御することを特徴とする記録媒
    体。
  7. 【請求項7】 アクチュエータ基板に並列形成された複
    数の溝の各側面に形成された電極に選択的に電圧を印加
    することによって、前記溝間の壁を変形させてインクを
    噴射するインクジェットヘッドにおいて、レーザ光を前
    記複数の溝から離れた点をほぼ中心として各溝の底面に
    対して走査して、その底面に形成した導電層を除去し、
    前記溝内の対向する両側面の各導電層を独立した電極と
    する製造装置を制御するプログラムを記録した記録媒体
    であって、 前記プログラムは、前記走査中心から遠い位置にある溝
    に対しては、2つの溝の中心部間の間隔よりも、走査す
    る間隔を大きくしてレーザ光を走査させるよう製造装置
    を制御することを特徴とする記録媒体。
JP21616297A 1997-08-11 1997-08-11 インクジェットヘッドおよびその製造方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体 Pending JPH1158728A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21616297A JPH1158728A (ja) 1997-08-11 1997-08-11 インクジェットヘッドおよびその製造方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21616297A JPH1158728A (ja) 1997-08-11 1997-08-11 インクジェットヘッドおよびその製造方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1158728A true JPH1158728A (ja) 1999-03-02

Family

ID=16684274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21616297A Pending JPH1158728A (ja) 1997-08-11 1997-08-11 インクジェットヘッドおよびその製造方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1158728A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012081695A (ja) * 2010-10-14 2012-04-26 Toshiba Tec Corp インクジェットヘッド及びインクジェットヘッドの製造方法
GB2509584A (en) * 2012-11-05 2014-07-09 Sii Printek Inc Liquid jet head having ejection and non-ejection grooves

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012081695A (ja) * 2010-10-14 2012-04-26 Toshiba Tec Corp インクジェットヘッド及びインクジェットヘッドの製造方法
GB2509584A (en) * 2012-11-05 2014-07-09 Sii Printek Inc Liquid jet head having ejection and non-ejection grooves
GB2509584B (en) * 2012-11-05 2019-10-02 Sii Printek Inc Liquid jet head and liquid jet apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3697829B2 (ja) インクジェットヘッドの製造方法
JP6439331B2 (ja) 液体吐出装置の製造方法、及び、液体吐出装置
JP2000168094A (ja) インクジェットヘッドの製造方法
JP3183107B2 (ja) インクジェットヘッドの製造方法
JP7382821B2 (ja) ヘッドチップの製造方法
JP3680519B2 (ja) インクジェットヘッドの製造方法
JPH1158728A (ja) インクジェットヘッドおよびその製造方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体
JP3601267B2 (ja) インクジェットヘッド及びその製造方法
JP3311514B2 (ja) インクジェットヘッド及びその製造方法
JP3812089B2 (ja) インクジェットヘッドおよびその製造方法
JP2021098333A (ja) ヘッドチップの製造方法および液体噴射ヘッドのヘッドチップ
JPH1158748A (ja) インクジェットヘッドの製造方法および製造装置
JP4222218B2 (ja) ノズルプレート、ノズルプレート製造方法、及びインクジェットヘッド製造方法
JP3555380B2 (ja) インクジェットヘッド及びその製造方法
JP3919077B2 (ja) インクジェットプリントヘッドの製造方法
JP4178604B2 (ja) インクジェットヘッドおよびその製造方法
JPH0994958A (ja) インクジェットヘッド及びその製造方法
JP3298755B2 (ja) インクジェットヘッドの製造方法
JP3227346B2 (ja) インクジェットヘッドの製造方法
JP4099753B2 (ja) インクジェットプリントヘッドの製造方法
JP4192298B2 (ja) インクジェットヘッドの製造方法
JP2004148597A (ja) インクジェットヘッドおよびその製造方法
JP2001341307A (ja) インクジェットヘッドおよびその製造方法
JPH09131866A (ja) インクジェットヘッドの製造方法
JPH10278280A (ja) インクジェットヘッドおよびその製造方法