JPH1158655A - 易接着性フィルム及びその製造方法 - Google Patents
易接着性フィルム及びその製造方法Info
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- JPH1158655A JPH1158655A JP9229261A JP22926197A JPH1158655A JP H1158655 A JPH1158655 A JP H1158655A JP 9229261 A JP9229261 A JP 9229261A JP 22926197 A JP22926197 A JP 22926197A JP H1158655 A JPH1158655 A JP H1158655A
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- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フィルム表面への塗料や印刷インキ等の各種
の二次加工処理剤に対する接着性やシーラントフィルム
との接着性に優れた易接着性フィルム及びその製造方法
を提供する。 【解決手段】 基材フィルムの少なくとも片面に、脂肪
族ポリウレタン/芳香族ポリウレタン=20〜80/8
0〜20(重量%)からなるポリウレタン80〜95重
量%に、メラミン及び/又はポリイソシアネート5〜2
0重量%を配合し、架橋反応させて得られた層を形成し
て成る易接着性フィルム。
の二次加工処理剤に対する接着性やシーラントフィルム
との接着性に優れた易接着性フィルム及びその製造方法
を提供する。 【解決手段】 基材フィルムの少なくとも片面に、脂肪
族ポリウレタン/芳香族ポリウレタン=20〜80/8
0〜20(重量%)からなるポリウレタン80〜95重
量%に、メラミン及び/又はポリイソシアネート5〜2
0重量%を配合し、架橋反応させて得られた層を形成し
て成る易接着性フィルム。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、易接着性フィルム
及びその製造方法に関するものであり、さらに詳しく
は、印刷インキ、塗料などに対する接着性に優れ、耐溶
剤性及び耐熱水性に優れた易接着層を有する、包装用、
一般工業用などに使用される基材フィルムとして好適な
易接着性フィルム及びその製造方法に関するものであ
る。
及びその製造方法に関するものであり、さらに詳しく
は、印刷インキ、塗料などに対する接着性に優れ、耐溶
剤性及び耐熱水性に優れた易接着層を有する、包装用、
一般工業用などに使用される基材フィルムとして好適な
易接着性フィルム及びその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性フィルムは、食品等の包装用、
一般工業用の基材フィルムとして幅広く利用されてい
る。これらの用途においては、通常、基材フィルム表面
に種々の二次加工、たとえば、各種の塗料をコーティン
グしたり、印刷加工、蒸着加工や、他のフィルムとラミ
ネート加工がなされるが、基材フィルムとこれら被覆物
との接着性を向上させるために、コロナ放電処理やプラ
ズマ処理などの物理的処理や、アルカリ、アミンなどの
化学薬品を使用した化学的処理、あるいは易接着性物質
を塗布する方法などが用いられている。しかし、上記の
物理的処理では十分な接着性が得られず、また化学的処
理方法は工程が煩雑となりコストアップとなるばかりで
なく、薬剤などによる作業環境の汚染などの問題があ
る。一方、易接着性物質を塗布する方法は、フィルムの
製造工程内で実施できるためコスト面で有利であり、種
々の用途や被覆物に応じて易接着性物質を選択すること
が可能である。特に近年、作業性やコスト面、安全性な
どの点から、水系の易接着性物質を用いることが多く、
たとえば水系ポリウレタンを塗布したフィルムが従来よ
り提案されている。たとえば、不飽和二重結合を有する
ポリオール成分からなる熱硬化ポリウレタン薄膜を設け
た、耐溶剤性、耐ブロッキング性を有した易接着性ポリ
エステルフィルム(特開平1−218832号公報)
や、ポリエステルポリオールとジイソシアネートからな
る水不溶性の熱可塑性ポリウレタン水分散液を用いて被
覆層を形成し、水の存在下における金属蒸着層の接着性
を向上させたポリエステルフィルム(特開平2−508
38号公報)などが提案されている。
一般工業用の基材フィルムとして幅広く利用されてい
る。これらの用途においては、通常、基材フィルム表面
に種々の二次加工、たとえば、各種の塗料をコーティン
グしたり、印刷加工、蒸着加工や、他のフィルムとラミ
ネート加工がなされるが、基材フィルムとこれら被覆物
との接着性を向上させるために、コロナ放電処理やプラ
ズマ処理などの物理的処理や、アルカリ、アミンなどの
化学薬品を使用した化学的処理、あるいは易接着性物質
を塗布する方法などが用いられている。しかし、上記の
物理的処理では十分な接着性が得られず、また化学的処
理方法は工程が煩雑となりコストアップとなるばかりで
なく、薬剤などによる作業環境の汚染などの問題があ
る。一方、易接着性物質を塗布する方法は、フィルムの
製造工程内で実施できるためコスト面で有利であり、種
々の用途や被覆物に応じて易接着性物質を選択すること
が可能である。特に近年、作業性やコスト面、安全性な
どの点から、水系の易接着性物質を用いることが多く、
たとえば水系ポリウレタンを塗布したフィルムが従来よ
り提案されている。たとえば、不飽和二重結合を有する
ポリオール成分からなる熱硬化ポリウレタン薄膜を設け
た、耐溶剤性、耐ブロッキング性を有した易接着性ポリ
エステルフィルム(特開平1−218832号公報)
や、ポリエステルポリオールとジイソシアネートからな
る水不溶性の熱可塑性ポリウレタン水分散液を用いて被
覆層を形成し、水の存在下における金属蒸着層の接着性
を向上させたポリエステルフィルム(特開平2−508
38号公報)などが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、基材フ
ィルムと塗料や印刷インキとの接着性や、シーラントフ
ィルム(ヒートシール性フィルム)とラミネートした時
の接着性が十分ではなかった。たとえば、シーラントフ
ィルムとラミネートした積層フィルムを熱水などにより
ボイルやレトルト処理した時に基材フィルムとシーラン
ト間の接着性が低下して白化したりすることがあった。
本発明は、上記のような問題のない、フィルム表面への
塗料や印刷インキ等の各種の二次加工処理剤に対する接
着性やシーラントフィルムとの接着性に優れた易接着性
フィルム及びその製造方法を提供しようとするものであ
る。
ィルムと塗料や印刷インキとの接着性や、シーラントフ
ィルム(ヒートシール性フィルム)とラミネートした時
の接着性が十分ではなかった。たとえば、シーラントフ
ィルムとラミネートした積層フィルムを熱水などにより
ボイルやレトルト処理した時に基材フィルムとシーラン
ト間の接着性が低下して白化したりすることがあった。
本発明は、上記のような問題のない、フィルム表面への
塗料や印刷インキ等の各種の二次加工処理剤に対する接
着性やシーラントフィルムとの接着性に優れた易接着性
フィルム及びその製造方法を提供しようとするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決するために鋭意検討の結果、基材フィルムに主
剤として脂肪族ポリウレタンと芳香族ポリウレタンの混
合物を用い、これに硬化剤を配合した水溶液又は水分散
液を塗布することにより、有機溶剤や熱水に対しても抵
抗性があり、優れた接着性を有する易接着性フィルムが
得られることを見い出し、本発明に到達した。すなわ
ち、本発明の要旨は、次の通りである。 (1)基材フィルムの少なくとも片面に、脂肪族ポリウ
レタン/芳香族ポリウレタン=20〜80/80〜20
(重量%)からなるポリウレタン80〜95重量%に、
メラミン及び/又はポリイソシアネート5〜20重量%
を配合し、架橋反応させて得られた層を形成して成る易
接着性フィルム。
題を解決するために鋭意検討の結果、基材フィルムに主
剤として脂肪族ポリウレタンと芳香族ポリウレタンの混
合物を用い、これに硬化剤を配合した水溶液又は水分散
液を塗布することにより、有機溶剤や熱水に対しても抵
抗性があり、優れた接着性を有する易接着性フィルムが
得られることを見い出し、本発明に到達した。すなわ
ち、本発明の要旨は、次の通りである。 (1)基材フィルムの少なくとも片面に、脂肪族ポリウ
レタン/芳香族ポリウレタン=20〜80/80〜20
(重量%)からなるポリウレタン80〜95重量%に、
メラミン及び/又はポリイソシアネート5〜20重量%
を配合し、架橋反応させて得られた層を形成して成る易
接着性フィルム。
【0005】
【発明の実施形態】以下、本発明について詳細に説明す
る。本発明における基材フィルムとしては、各種の熱可
塑性樹脂を原料として用いたフィルムを用いることがで
きるが、コストパフォーマンスの点で、ポリエステルフ
ィルム、ポリアミドフィルムが特に好ましい。ポリエス
テルフィルムとしては、たとえばポリエチレンテレフタ
レート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナ
フタレート、ポリエチレンイソフタレート、及びそれら
の共重合体や混合物が挙げられる。ポリアミドとして
は、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン610、ナイ
ロン11、ナイロン12、ポリメタキシリレンアジパミ
ド(MXD6)、及びそれらの共重合体や混合物が挙げ
られる。
る。本発明における基材フィルムとしては、各種の熱可
塑性樹脂を原料として用いたフィルムを用いることがで
きるが、コストパフォーマンスの点で、ポリエステルフ
ィルム、ポリアミドフィルムが特に好ましい。ポリエス
テルフィルムとしては、たとえばポリエチレンテレフタ
レート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナ
フタレート、ポリエチレンイソフタレート、及びそれら
の共重合体や混合物が挙げられる。ポリアミドとして
は、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン610、ナイ
ロン11、ナイロン12、ポリメタキシリレンアジパミ
ド(MXD6)、及びそれらの共重合体や混合物が挙げ
られる。
【0006】これらの熱可塑性樹脂フィルムには、必要
に応じてフィルムの性能に影響を与えない範囲で、滑
剤、帯電防止剤、ブロッキング防止剤、無機微粒子等各
種添加剤を添加することができる。
に応じてフィルムの性能に影響を与えない範囲で、滑
剤、帯電防止剤、ブロッキング防止剤、無機微粒子等各
種添加剤を添加することができる。
【0007】ポリウレタンは、ポリイソシアネート類と
ポリオール類を反応させたものであり、ポリウレタンを
プレポリマーとし、これにジオール類及びジアミン類の
ような活性水素を2個以上有する化合物を鎖延長剤とし
て反応させることによっても得られる。
ポリオール類を反応させたものであり、ポリウレタンを
プレポリマーとし、これにジオール類及びジアミン類の
ような活性水素を2個以上有する化合物を鎖延長剤とし
て反応させることによっても得られる。
【0008】本発明において用いられるポリウレタンの
構成成分及び硬化剤として用いられるポリイソシアネー
トの代表的なものとしては、トルエンジイソシアネート
やジフェニルメタンジイソシアネートなどのような芳香
族ポリイソシアネートや、ヘキサメチレンジイソシアネ
ート、シクロヘキサンジイソシアネート、ブタンジイソ
シアネートなどのような脂肪族ポリイソシアネート及び
これらの誘導体が挙げられる。また、反応性を調整する
ためにイソシアネート基を保護したものなどを用いても
よい。
構成成分及び硬化剤として用いられるポリイソシアネー
トの代表的なものとしては、トルエンジイソシアネート
やジフェニルメタンジイソシアネートなどのような芳香
族ポリイソシアネートや、ヘキサメチレンジイソシアネ
ート、シクロヘキサンジイソシアネート、ブタンジイソ
シアネートなどのような脂肪族ポリイソシアネート及び
これらの誘導体が挙げられる。また、反応性を調整する
ためにイソシアネート基を保護したものなどを用いても
よい。
【0009】本発明において用いられるポリウレタンの
構成成分であるポリオールの代表的なものとしては、ポ
リエチレングリコール、ポリテトラメチレングリコール
のようなポリエーテルポリオール、アジピン酸とエチレ
ングリコールやブタンジオールなどを縮合させたポリエ
ステルポリオール、あるいはポリカーボネートポリオー
ルなどが挙げられる。
構成成分であるポリオールの代表的なものとしては、ポ
リエチレングリコール、ポリテトラメチレングリコール
のようなポリエーテルポリオール、アジピン酸とエチレ
ングリコールやブタンジオールなどを縮合させたポリエ
ステルポリオール、あるいはポリカーボネートポリオー
ルなどが挙げられる。
【0010】本発明において、芳香族ポリウレタンとは
ポリイソシアネート成分として芳香族ポリイソシアネー
トを用いて得られたポリウレタンを総称し、脂肪族ポリ
ウレタンとは脂肪族ポリイソシアネートを用いて得られ
たポリウレタンを総称する。
ポリイソシアネート成分として芳香族ポリイソシアネー
トを用いて得られたポリウレタンを総称し、脂肪族ポリ
ウレタンとは脂肪族ポリイソシアネートを用いて得られ
たポリウレタンを総称する。
【0011】本発明において硬化剤として用いられるメ
ラミンの代表的なものとしては、トリメチロールメラミ
ン、ヘキサメチロールメラミン、トリスメトキシメチル
メラミン、ヘキサキスメトキシメチルメラミンなどが挙
げられる。
ラミンの代表的なものとしては、トリメチロールメラミ
ン、ヘキサメチロールメラミン、トリスメトキシメチル
メラミン、ヘキサキスメトキシメチルメラミンなどが挙
げられる。
【0012】本発明において、基材フィルムに塗布され
るポリウレタンは、脂肪族ポリウレタンと芳香族ポリウ
レタンの混合物からなり、その混合比(脂肪族ポリウレ
タン/芳香族ポリウレタン)が80/20〜20/80
(重量%)、好ましくは、70/30〜30/70(重
量%)のものであることが必要である。脂肪族ポリウレ
タン及び芳香族ポリウレタンの一方のポリウレタンの混
合比が20重量%より少ないと、本発明の目的とする接
着性や耐熱性付与の効果が不十分となる。
るポリウレタンは、脂肪族ポリウレタンと芳香族ポリウ
レタンの混合物からなり、その混合比(脂肪族ポリウレ
タン/芳香族ポリウレタン)が80/20〜20/80
(重量%)、好ましくは、70/30〜30/70(重
量%)のものであることが必要である。脂肪族ポリウレ
タン及び芳香族ポリウレタンの一方のポリウレタンの混
合比が20重量%より少ないと、本発明の目的とする接
着性や耐熱性付与の効果が不十分となる。
【0013】また、本発明においては、ポリウレタン8
0〜95重量%に対して硬化剤としてメラミン及び/又
はポリイソシアネート5〜20重量%を配合し、架橋反
応させることが必要である。
0〜95重量%に対して硬化剤としてメラミン及び/又
はポリイソシアネート5〜20重量%を配合し、架橋反
応させることが必要である。
【0014】硬化剤の配合割合が5%より少ないと硬化
反応が不十分となり本発明の目的とする十分な接着性能
が得られず、また、20%より多くしても反応度はあま
り変わらず、むしろ経済的に好ましくない。メラミン及
びポリイソシアネートは共に反応性が高く、それぞれ単
独で用いてもよいが、両者を組み合わせて用いてもよ
い。
反応が不十分となり本発明の目的とする十分な接着性能
が得られず、また、20%より多くしても反応度はあま
り変わらず、むしろ経済的に好ましくない。メラミン及
びポリイソシアネートは共に反応性が高く、それぞれ単
独で用いてもよいが、両者を組み合わせて用いてもよ
い。
【0015】本発明の易接着性フィルムを製造する際に
用いるポリウレタンとしては、作業性、コスト、安全性
などの面から水溶性又は水分散タイプが好ましい。水溶
性や水分散性を付与するためには、ポリウレタン分子鎖
中にスルホニル基、カルボキシル基、水酸基などのよう
な親水基やエーテル鎖などを導入する方法を用いること
ができる。また、ポリウレタン水溶液又は水分散液に
は、必要に応じてフィルムの性能に影響を与えない範囲
で、滑剤、帯電防止剤、酸化防止剤などの各種の添加剤
を添加することができる。
用いるポリウレタンとしては、作業性、コスト、安全性
などの面から水溶性又は水分散タイプが好ましい。水溶
性や水分散性を付与するためには、ポリウレタン分子鎖
中にスルホニル基、カルボキシル基、水酸基などのよう
な親水基やエーテル鎖などを導入する方法を用いること
ができる。また、ポリウレタン水溶液又は水分散液に
は、必要に応じてフィルムの性能に影響を与えない範囲
で、滑剤、帯電防止剤、酸化防止剤などの各種の添加剤
を添加することができる。
【0016】本発明の易接着性フィルムを製造する方法
としては、たとえばダイスからシート状に押し出した未
延伸フィルム、あるいはこの未延伸フィルムを一軸方向
に延伸したフィルムに、脂肪族ポリウレタン、芳香族ポ
リウレタン、メラミン及び/又はポリイソシアネートを
それぞれ所定量含有する水溶液又は水分散液を塗布した
後、延伸及び熱処理する方法(インラインプリコート
法)、また、二軸延伸された基材フィルムに上記のポリ
ウレタン水溶液又は水分散液を塗布し、熱処理する方法
(ポストコート法)がある。延伸方法としては、用いる
熱可塑性樹脂の性質により適宜変更すればよいが、テン
ター式同時二軸延伸法や逐次二軸延伸法などが用いられ
る。
としては、たとえばダイスからシート状に押し出した未
延伸フィルム、あるいはこの未延伸フィルムを一軸方向
に延伸したフィルムに、脂肪族ポリウレタン、芳香族ポ
リウレタン、メラミン及び/又はポリイソシアネートを
それぞれ所定量含有する水溶液又は水分散液を塗布した
後、延伸及び熱処理する方法(インラインプリコート
法)、また、二軸延伸された基材フィルムに上記のポリ
ウレタン水溶液又は水分散液を塗布し、熱処理する方法
(ポストコート法)がある。延伸方法としては、用いる
熱可塑性樹脂の性質により適宜変更すればよいが、テン
ター式同時二軸延伸法や逐次二軸延伸法などが用いられ
る。
【0017】ポリウレタン水溶液又は水分散液を塗布す
る方法としては、基材フィルムの片面または両面に、グ
ラビアコート法、リバースコート法、エアーナイフコー
ト法、バーコート法、キスコート法などの公知の任意の
方法を用いることができる。ポリウレタン水溶液又は水
分散液を配合し基材フィルムに塗布するまでの保存温度
は、組成や混合比により異なるが、保存中の反応を防止
するため、塗布加工性が損なわれない範囲でできるだけ
低温にすることが好ましい。
る方法としては、基材フィルムの片面または両面に、グ
ラビアコート法、リバースコート法、エアーナイフコー
ト法、バーコート法、キスコート法などの公知の任意の
方法を用いることができる。ポリウレタン水溶液又は水
分散液を配合し基材フィルムに塗布するまでの保存温度
は、組成や混合比により異なるが、保存中の反応を防止
するため、塗布加工性が損なわれない範囲でできるだけ
低温にすることが好ましい。
【0018】ポリウレタン易接着コート層の厚みは0.
01〜0.5μmがよい。0.01μmより薄い場合は
十分な接着性が得られず、0.5μmより厚いとフィル
ムロールを巻き出す際にフィルム同士がブロッキングし
てフィルムが切断したり易接着コート層の破壊が生じた
りするので好ましくない。
01〜0.5μmがよい。0.01μmより薄い場合は
十分な接着性が得られず、0.5μmより厚いとフィル
ムロールを巻き出す際にフィルム同士がブロッキングし
てフィルムが切断したり易接着コート層の破壊が生じた
りするので好ましくない。
【0019】
【作用】本発明における易接着性フィルムがフィルム表
面への塗料や印刷インキ等の各種の2次加工処理剤に対
する接着性や、シーラントフィルムとの接着性が優れて
いる理由は、易接着処理層の脂肪族ポリウレタンによる
接着性向上効果と、芳香族ポリウレタンによる耐溶剤
性、耐熱性向上効果がバランスよく付与されるためと思
われる。
面への塗料や印刷インキ等の各種の2次加工処理剤に対
する接着性や、シーラントフィルムとの接着性が優れて
いる理由は、易接着処理層の脂肪族ポリウレタンによる
接着性向上効果と、芳香族ポリウレタンによる耐溶剤
性、耐熱性向上効果がバランスよく付与されるためと思
われる。
【0020】
【実施例】次に実施例に基づいて本発明を具体的に説明
するが、必ずしもこれに限定されるものではない。実施
例に用いたポリウレタンを構成するジイソシアネート成
分及び硬化剤の種類、及び得られたフィルムの各性能の
評価方法は次の通りである。
するが、必ずしもこれに限定されるものではない。実施
例に用いたポリウレタンを構成するジイソシアネート成
分及び硬化剤の種類、及び得られたフィルムの各性能の
評価方法は次の通りである。
【0021】A:トルエンジイソシアネート B:ジフェニルメタンジイソシアネート C:ヘキサメチレンジイソシアネート D:ブタンジイソシアネート E:ヘキサキスメトキシメチルメラミン F:トリスメトキシメチルメラミン G:ヘキサメチロールメラミン H:シクロヘキサンジイソシアネート
【0022】(1)耐溶剤性 ナイロンフィルムは、易接着コートフィルムについて赤
外吸収スペクトルの波長1730cm-1(ウレタンのC
O結合)、ポリエステルフィルムについては波長153
0cm-1(ウレタンのNH結合)のそれぞれのピーク面
積を測定した後、酢酸エチルを含浸させたガーゼで前記
フィルムの易接着コート面を10回拭いた後に再び測定
を行い、ピーク面積の減少率を測定し、次に示す基準で
評価した。減少率が20%未満のものを◎、20〜40
%のものを○、40%以上のものを×とした。 (2)インキ接着性 ウレタン系インキをフィルムの易接着コート面に塗布
し、乾燥後、セロハンテープを空気が混入しないように
インキ面に貼付し、180℃の方向に一気に剥離しイン
キの剥離率を評価した。インキの剥離率が20%未満の
ものを◎、20〜40%のものを○、40%を超えるも
のを×とした。 (3)ラミネート強力 フィルムの易接着コート面に、ポリウレタン系接着剤を
用いてポリプロピレンフィルム(東レ合成社製、トレフ
ァン、60μm)とドライラミネートした。このラミネ
ートフィルムより、巾15mmの試験片を採取し、20
℃、65%Rh雰囲気中で引張試験機(島津製作所社製
AGS−100B型)を用い、Tピール法にて、引張
速度300mm/minで、試験片の端部からフィルム
界面を剥離し、強力を測定した。測定はレトルト処理
(120℃、1.2気圧で30分間)処理前後で行っ
た。
外吸収スペクトルの波長1730cm-1(ウレタンのC
O結合)、ポリエステルフィルムについては波長153
0cm-1(ウレタンのNH結合)のそれぞれのピーク面
積を測定した後、酢酸エチルを含浸させたガーゼで前記
フィルムの易接着コート面を10回拭いた後に再び測定
を行い、ピーク面積の減少率を測定し、次に示す基準で
評価した。減少率が20%未満のものを◎、20〜40
%のものを○、40%以上のものを×とした。 (2)インキ接着性 ウレタン系インキをフィルムの易接着コート面に塗布
し、乾燥後、セロハンテープを空気が混入しないように
インキ面に貼付し、180℃の方向に一気に剥離しイン
キの剥離率を評価した。インキの剥離率が20%未満の
ものを◎、20〜40%のものを○、40%を超えるも
のを×とした。 (3)ラミネート強力 フィルムの易接着コート面に、ポリウレタン系接着剤を
用いてポリプロピレンフィルム(東レ合成社製、トレフ
ァン、60μm)とドライラミネートした。このラミネ
ートフィルムより、巾15mmの試験片を採取し、20
℃、65%Rh雰囲気中で引張試験機(島津製作所社製
AGS−100B型)を用い、Tピール法にて、引張
速度300mm/minで、試験片の端部からフィルム
界面を剥離し、強力を測定した。測定はレトルト処理
(120℃、1.2気圧で30分間)処理前後で行っ
た。
【0023】実施例1 相対粘度3.0(25℃、95%濃硫酸中、1.0g/
dl)のナイロン6を260℃で、Tダイより溶融押出
した後、エアーナイフキャスト法により表面温度25℃
の回転ドラムに密着させて急冷し、厚さ150μmの未
延伸フィルムを得た。次いで、この未延伸フィルムを縦
延伸機により55℃で延伸倍率2.8倍で縦延伸した
後、表1に示したジイソシアネート成分からなる脂肪族
及び芳香族ポリウレタンの水分散液と硬化剤を表1に示
した配合比で混合し、マイヤーバーコート法により、横
延伸後の塗膜の厚みが0. 05μmとなるように塗布し
た。次に、90℃で延伸倍率3.7倍で横延伸した後、
210℃で10秒間熱処理し、厚さ15μmの易接着性
二軸延伸ポリアミドフィルムを得た。得られたフィルム
の性能を表1に示す。
dl)のナイロン6を260℃で、Tダイより溶融押出
した後、エアーナイフキャスト法により表面温度25℃
の回転ドラムに密着させて急冷し、厚さ150μmの未
延伸フィルムを得た。次いで、この未延伸フィルムを縦
延伸機により55℃で延伸倍率2.8倍で縦延伸した
後、表1に示したジイソシアネート成分からなる脂肪族
及び芳香族ポリウレタンの水分散液と硬化剤を表1に示
した配合比で混合し、マイヤーバーコート法により、横
延伸後の塗膜の厚みが0. 05μmとなるように塗布し
た。次に、90℃で延伸倍率3.7倍で横延伸した後、
210℃で10秒間熱処理し、厚さ15μmの易接着性
二軸延伸ポリアミドフィルムを得た。得られたフィルム
の性能を表1に示す。
【0024】実施例2〜3及び比較例1〜3 表1に示した組成のポリウレタンの水分散液と硬化剤を
用いた以外は実施例1と同様にして易接着性二軸延伸ポ
リアミドフィルムを得た。実施例2〜3では、耐溶剤
性、接着性、ラミネート強力の優れたものが得られた
が、比較例1では、硬化剤が少ないために硬化反応が不
十分であり、比較例2では、芳香族ポリウレタンの混合
割合が少ないために耐溶剤性及びレトルト後のラミネー
ト強力に劣り、比較例3では、芳香族ポリウレタンのみ
であるため、接着性に劣ったものとなった。
用いた以外は実施例1と同様にして易接着性二軸延伸ポ
リアミドフィルムを得た。実施例2〜3では、耐溶剤
性、接着性、ラミネート強力の優れたものが得られた
が、比較例1では、硬化剤が少ないために硬化反応が不
十分であり、比較例2では、芳香族ポリウレタンの混合
割合が少ないために耐溶剤性及びレトルト後のラミネー
ト強力に劣り、比較例3では、芳香族ポリウレタンのみ
であるため、接着性に劣ったものとなった。
【0025】実施例4 相対粘度3.0(25℃、95%濃硫酸、1.0g/d
l)のナイロン6を270℃で、Tダイより溶融押出し
た後、エアーナイフキャスト法により表面温度30℃の
回転ドラムに密着させて急冷し、厚さ160μmの未延
伸フィルムを得た。次いで、この未延伸フィルムに、表
1に示した組成のポリウレタンの水分散液と硬化剤の混
合物をエアーナイフ法により、延伸後の塗膜の厚みが
0.02μmとなるように塗布した後、同時二軸延伸機
により180℃で延伸倍率が縦3.3倍、横3.5倍で
延伸し、210℃で10秒間熱処理し、厚さ15μmの
易接着性二軸延伸ポリアミドフィルムを得た。得られた
フィルムの性能を表1に示す。
l)のナイロン6を270℃で、Tダイより溶融押出し
た後、エアーナイフキャスト法により表面温度30℃の
回転ドラムに密着させて急冷し、厚さ160μmの未延
伸フィルムを得た。次いで、この未延伸フィルムに、表
1に示した組成のポリウレタンの水分散液と硬化剤の混
合物をエアーナイフ法により、延伸後の塗膜の厚みが
0.02μmとなるように塗布した後、同時二軸延伸機
により180℃で延伸倍率が縦3.3倍、横3.5倍で
延伸し、210℃で10秒間熱処理し、厚さ15μmの
易接着性二軸延伸ポリアミドフィルムを得た。得られた
フィルムの性能を表1に示す。
【0026】実施例5〜6、比較例4〜6 表1に示した組成のポリウレタンの水分散液と硬化剤の
混合物を用いた以外は実施例4と同様にして易接着性二
軸延伸ポリアミドフィルムを得た。比較例4では、脂肪
族ポリウレタンの混合割合が少なく、比較例5では、芳
香族ポリウレタンの組成割合が少なく、比較例6では硬
化剤が少ないために十分なフィルム性能が得られなかっ
た。
混合物を用いた以外は実施例4と同様にして易接着性二
軸延伸ポリアミドフィルムを得た。比較例4では、脂肪
族ポリウレタンの混合割合が少なく、比較例5では、芳
香族ポリウレタンの組成割合が少なく、比較例6では硬
化剤が少ないために十分なフィルム性能が得られなかっ
た。
【0027】実施例7 相対粘度1.38(20℃、フェノール/テトラクロル
エタン=50/50、0.5g/dl)のポリエチレン
テレフタレート(PET)を270℃で、Tダイより溶
融押出した後、ピニングワイヤー法により表面温度20
℃の回転ドラムに密着させて急冷し、厚さ210μmの
未延伸フィルムを得た。次いで、この未延伸フィルムを
縦延伸機により90℃で延伸倍率3.8倍で縦延伸した
後、表1に示した組成のポリウレタンの水分散液と硬化
剤の混合物をマイヤーバーコート法により、横延伸後の
塗膜の厚みが0.05μmとなるように塗布した。次
に、120℃で延伸倍率4.6倍で横延伸し、230℃
で10秒間熱処理し、厚さ12μmの易接着性二軸延伸
ポリエステルフィルムを得た。得られたフィルムの性能
を表1に示す。
エタン=50/50、0.5g/dl)のポリエチレン
テレフタレート(PET)を270℃で、Tダイより溶
融押出した後、ピニングワイヤー法により表面温度20
℃の回転ドラムに密着させて急冷し、厚さ210μmの
未延伸フィルムを得た。次いで、この未延伸フィルムを
縦延伸機により90℃で延伸倍率3.8倍で縦延伸した
後、表1に示した組成のポリウレタンの水分散液と硬化
剤の混合物をマイヤーバーコート法により、横延伸後の
塗膜の厚みが0.05μmとなるように塗布した。次
に、120℃で延伸倍率4.6倍で横延伸し、230℃
で10秒間熱処理し、厚さ12μmの易接着性二軸延伸
ポリエステルフィルムを得た。得られたフィルムの性能
を表1に示す。
【0028】実施例8〜9、比較例7〜8 表1に示した組成のポリウレタンの水分散液と硬化剤の
混合物を用いた以外は実施例7と同様にして易接着性P
ETフィルムを得た。得られたフィルムの性能を表1に
示す。比較例7では硬化剤が少なく、比較例8では芳香
族ポリウレタンの混合比が少ないため十分なフィルム性
能が得られなかった。
混合物を用いた以外は実施例7と同様にして易接着性P
ETフィルムを得た。得られたフィルムの性能を表1に
示す。比較例7では硬化剤が少なく、比較例8では芳香
族ポリウレタンの混合比が少ないため十分なフィルム性
能が得られなかった。
【0029】実施例10 厚さ15μmの二軸延伸ナイロン6フィルムに、グラビ
アコート法により塗膜の厚みが0.1μmとなるよう
に、表1に示した組成のポリウレタンの水分散液と硬化
剤の混合物を塗布した後、150℃で10秒間熱処理し
易接着性二軸延伸ナイロン6フィルムを得た。得られた
フィルムの性能を表1に示す。
アコート法により塗膜の厚みが0.1μmとなるよう
に、表1に示した組成のポリウレタンの水分散液と硬化
剤の混合物を塗布した後、150℃で10秒間熱処理し
易接着性二軸延伸ナイロン6フィルムを得た。得られた
フィルムの性能を表1に示す。
【0030】実施例11、比較例9〜10 表1に示した組成のポリウレタンの水分散液と硬化剤の
混合物を用いた以外は実施例10と同様にして易接着性
二軸延伸ナイロン6フィルムを得た。得られたフィルム
の性能を表1に示す。比較例9では硬化剤が少なく、比
較例10では芳香族ポリウレタンの組成比が少ないため
に、十分なフィルム性能が得られなかった。
混合物を用いた以外は実施例10と同様にして易接着性
二軸延伸ナイロン6フィルムを得た。得られたフィルム
の性能を表1に示す。比較例9では硬化剤が少なく、比
較例10では芳香族ポリウレタンの組成比が少ないため
に、十分なフィルム性能が得られなかった。
【0031】実施例12 厚さ12μm二軸延伸PETフィルムに、グラビアコー
ト法により塗膜の厚みが0.1μmとなるように、表1
に示した組成のポリウレタンの水分散液と硬化剤の混合
物を塗布した後、150℃で10秒間熱処理し易接着性
二軸延伸PETフィルムを得た。得られたフィルムの性
能を表1に示す。
ト法により塗膜の厚みが0.1μmとなるように、表1
に示した組成のポリウレタンの水分散液と硬化剤の混合
物を塗布した後、150℃で10秒間熱処理し易接着性
二軸延伸PETフィルムを得た。得られたフィルムの性
能を表1に示す。
【0032】実施例13、比較例11〜12 表1に示した組成のポリウレタンの水分散液と硬化剤の
混合物を用いた以外は実施例12と同様にして易接着性
二軸延伸PETフィルムを得た。得られたフィルムの性
能を表1に示す。比較例11では脂肪族ポリウレタンの
組成比が少なく、比較例12では硬化剤が少ないため
に、十分なフィルム性能が得られなかった。
混合物を用いた以外は実施例12と同様にして易接着性
二軸延伸PETフィルムを得た。得られたフィルムの性
能を表1に示す。比較例11では脂肪族ポリウレタンの
組成比が少なく、比較例12では硬化剤が少ないため
に、十分なフィルム性能が得られなかった。
【0033】
【表1】
【0034】
【発明の効果】本発明のフィルムは、フィルム表面への
塗料や印刷インキ等の各種の二次加工処理剤に対する接
着性に優れ、また、シーラントフィルムとの接着性に優
れており、包装用、一般工業用などの基材フィルムとし
ての利用価値が大きい。
塗料や印刷インキ等の各種の二次加工処理剤に対する接
着性に優れ、また、シーラントフィルムとの接着性に優
れており、包装用、一般工業用などの基材フィルムとし
ての利用価値が大きい。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 61:28) B29K 75:00 105:24 B29L 9:00
Claims (3)
- 【請求項1】 基材フィルムの少なくとも片面に、脂肪
族ポリウレタン/芳香族ポリウレタン=20〜80/8
0〜20(重量%)からなるポリウレタン80〜95重
量%に、メラミン及び/又はポリイソシアネート5〜2
0重量%を配合し、架橋反応させて得られた層を形成し
て成る易接着性フィルム。 - 【請求項2】 二軸延伸前のフィルムに、脂肪族ポリウ
レタン/芳香族ポリウレタン=20〜80/80〜20
(重量%)からなるポリウレタン80〜95重量%と、
メラミン及び/又はポリイソシアネートを5〜20重量
%含有する水溶液又は水分散液を塗布した後、延伸及び
熱処理する二軸延伸易接着性フィルムの製造方法。 - 【請求項3】 二軸延伸フィルムに、脂肪族ポリウレタ
ン/芳香族ポリウレタン=20〜80/80〜20(重
量%)からなるポリウレタン80〜95重量%と、メラ
ミン及び/又はポリイソシアネートを5〜20重量%含
有する水溶液又は水分散液を塗布した後、熱処理する二
軸延伸易接着性フィルムの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9229261A JPH1158655A (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 易接着性フィルム及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9229261A JPH1158655A (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 易接着性フィルム及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1158655A true JPH1158655A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=16889349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9229261A Pending JPH1158655A (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 易接着性フィルム及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1158655A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003103734A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-09 | Unitika Ltd | 積層体フィルムおよびその製造方法 |
JP2011139034A (ja) * | 2009-12-02 | 2011-07-14 | Toyobo Co Ltd | 太陽電池用易接着性白色ポリエステルフィルムおよびそれを用いたバックシート |
JP2013218990A (ja) * | 2012-04-12 | 2013-10-24 | Toppan Printing Co Ltd | リチウムイオン電池用外装材 |
CN111849005A (zh) * | 2020-07-15 | 2020-10-30 | 厦门长塑实业有限公司 | 一种耐高温低吸湿的双向拉伸聚酰胺预涂膜及其制备方法 |
-
1997
- 1997-08-26 JP JP9229261A patent/JPH1158655A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003103734A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-09 | Unitika Ltd | 積層体フィルムおよびその製造方法 |
JP2011139034A (ja) * | 2009-12-02 | 2011-07-14 | Toyobo Co Ltd | 太陽電池用易接着性白色ポリエステルフィルムおよびそれを用いたバックシート |
JP2013218990A (ja) * | 2012-04-12 | 2013-10-24 | Toppan Printing Co Ltd | リチウムイオン電池用外装材 |
CN111849005A (zh) * | 2020-07-15 | 2020-10-30 | 厦门长塑实业有限公司 | 一种耐高温低吸湿的双向拉伸聚酰胺预涂膜及其制备方法 |
CN111849005B (zh) * | 2020-07-15 | 2022-07-15 | 厦门长塑实业有限公司 | 一种耐高温低吸湿的双向拉伸聚酰胺预涂膜及其制备方法 |
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