JPH1158563A - 茶袋の加工装置 - Google Patents
茶袋の加工装置Info
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- JPH1158563A JPH1158563A JP9224895A JP22489597A JPH1158563A JP H1158563 A JPH1158563 A JP H1158563A JP 9224895 A JP9224895 A JP 9224895A JP 22489597 A JP22489597 A JP 22489597A JP H1158563 A JPH1158563 A JP H1158563A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 既存の茶袋に、お茶を詰めた時の自立を可能
にする偏平底部を形成する。 【解決手段】 既存の茶袋Fに、その自立を可能にする
偏平底部Tを形成する茶袋の加工装置であって、前記茶
袋Fを被せたとき、その融着部5を含む四角形の底壁部
を形成して茶袋を断面四角形の有底箱形に保持する、上
板13と下板12からなる茶袋保持手段と、上板13と
下板12の間に挿入され、底壁部をその内面側から支持
する第1プレートヒータ20と、第1プレートヒータ2
0で支持した底壁部の上に融着部5を折り重ねて第1プ
レートヒータ20側に押圧し、底壁部と融着部5を熱融
着して茶袋の偏平底部Tを形成する第2プレートヒータ
22とよりなる偏平底部形成手段とを備えていることを
特徴とする茶袋の加工装置。
にする偏平底部を形成する。 【解決手段】 既存の茶袋Fに、その自立を可能にする
偏平底部Tを形成する茶袋の加工装置であって、前記茶
袋Fを被せたとき、その融着部5を含む四角形の底壁部
を形成して茶袋を断面四角形の有底箱形に保持する、上
板13と下板12からなる茶袋保持手段と、上板13と
下板12の間に挿入され、底壁部をその内面側から支持
する第1プレートヒータ20と、第1プレートヒータ2
0で支持した底壁部の上に融着部5を折り重ねて第1プ
レートヒータ20側に押圧し、底壁部と融着部5を熱融
着して茶袋の偏平底部Tを形成する第2プレートヒータ
22とよりなる偏平底部形成手段とを備えていることを
特徴とする茶袋の加工装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、お茶を詰めたと
きの茶袋の自立を可能にする偏平底部を形成することが
でき、かつ偏平底部を形成した茶袋の折り畳みを可能に
する折り畳み線を形成することができる、茶袋の加工装
置に関するものである。
きの茶袋の自立を可能にする偏平底部を形成することが
でき、かつ偏平底部を形成した茶袋の折り畳みを可能に
する折り畳み線を形成することができる、茶袋の加工装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図16は、従来の茶袋Fの斜視図であ
る。この茶袋Fは、1枚の防湿処理をした樹脂製のシー
トの両端部を、図15に示すように、熱融着(nはその
融着部)して、上、下壁部1,2と左、右側壁部3,4
からなる断面四角形の筒体Tを作り、ついで、その左、
右側壁部3,4をV字溝形に折り込み、得られた筒体T
の一端部を、内面接触部において、図16のように、熱
融着することによって形成されている。5はその熱融着
部である。この熱融着部5が茶袋Fの底部となってい
る。
る。この茶袋Fは、1枚の防湿処理をした樹脂製のシー
トの両端部を、図15に示すように、熱融着(nはその
融着部)して、上、下壁部1,2と左、右側壁部3,4
からなる断面四角形の筒体Tを作り、ついで、その左、
右側壁部3,4をV字溝形に折り込み、得られた筒体T
の一端部を、内面接触部において、図16のように、熱
融着することによって形成されている。5はその熱融着
部である。この熱融着部5が茶袋Fの底部となってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の茶袋Fは、上記
のような形状になっているので、お茶を詰める前は、薄
く折り畳むことができ、保管、輸送には嵩張らず便利で
ある。
のような形状になっているので、お茶を詰める前は、薄
く折り畳むことができ、保管、輸送には嵩張らず便利で
ある。
【0004】しかし、底部5が偏平になっているので、
茶を詰めた状態で、底部5を下にして立てることができ
ない。このため、スーパーマーケットやコンビニエンス
ストアで、立てて陳列することによって、「お茶」であ
ること、また、その「銘柄」を需要者にアピールするこ
とができない。
茶を詰めた状態で、底部5を下にして立てることができ
ない。このため、スーパーマーケットやコンビニエンス
ストアで、立てて陳列することによって、「お茶」であ
ること、また、その「銘柄」を需要者にアピールするこ
とができない。
【0005】通常の場合、茶を詰めた茶袋を横にして積
み上げて、陳列棚に並べている。
み上げて、陳列棚に並べている。
【0006】しかし、これでは需要者の目に止まりにく
いので陳列効果はあまり期待できない。少しでも需要者
の目を引くように、積み上げた茶袋に立て掛けて陳列す
ることもあるが、すぐに滑って倒れてしまう。
いので陳列効果はあまり期待できない。少しでも需要者
の目を引くように、積み上げた茶袋に立て掛けて陳列す
ることもあるが、すぐに滑って倒れてしまう。
【0007】この発明は、このような従来の問題点を解
決するためにのなされたもので、既存の茶袋に、お茶を
詰めたときの自立を可能にする偏平底部を形成すること
ができ、かつ偏平底部を形成した茶袋の折り畳みを可能
にする折り畳み線を形成することができる、茶袋の加工
装置を提供することを目的とする。
決するためにのなされたもので、既存の茶袋に、お茶を
詰めたときの自立を可能にする偏平底部を形成すること
ができ、かつ偏平底部を形成した茶袋の折り畳みを可能
にする折り畳み線を形成することができる、茶袋の加工
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明が提供する茶袋
の加工装置は、次の(1),(2)に記載のものであ
る。
の加工装置は、次の(1),(2)に記載のものであ
る。
【0009】(1)上、下壁部と左、右側壁部からなる
断面四角形の熱融着可能な筒体の前記左、右側壁部を左
右対称にV字溝形に折り込み、その筒体の一端部の内面
接触部を熱融着して融着部を形成した茶袋に、茶を詰め
た状態での自立を可能にする偏平底部を形成する茶袋の
加工装置であって、前記茶袋を被せたとき、その融着部
を含む四角形の底壁部を形成して茶袋を断面四角形の有
底箱形に保持する、上板と下板からなる茶袋保持手段
と、上板と下板の間に挿入され、底壁部をその内面側か
ら支持する第1プレートヒータと、第1プレートヒータ
で支持した底壁部の上に融着部を折り重ねて第1プレー
トヒータ側に押圧し、底壁部と融着部を熱融着して茶袋
の偏平底部を形成する第2プレートヒータとよりなる偏
平底部形成手段とを備えているもの(以下、第1の加工
装置という)。
断面四角形の熱融着可能な筒体の前記左、右側壁部を左
右対称にV字溝形に折り込み、その筒体の一端部の内面
接触部を熱融着して融着部を形成した茶袋に、茶を詰め
た状態での自立を可能にする偏平底部を形成する茶袋の
加工装置であって、前記茶袋を被せたとき、その融着部
を含む四角形の底壁部を形成して茶袋を断面四角形の有
底箱形に保持する、上板と下板からなる茶袋保持手段
と、上板と下板の間に挿入され、底壁部をその内面側か
ら支持する第1プレートヒータと、第1プレートヒータ
で支持した底壁部の上に融着部を折り重ねて第1プレー
トヒータ側に押圧し、底壁部と融着部を熱融着して茶袋
の偏平底部を形成する第2プレートヒータとよりなる偏
平底部形成手段とを備えているもの(以下、第1の加工
装置という)。
【0010】(2)上板を後退させ、下板で保持した、
偏平底部を形成した茶袋の左、右側壁部を、下板にそっ
て外側から押して元のV字溝形に折り込む左右一対の溝
押し板と、その溝押し板の上に茶袋を押さえつけて茶袋
を折りたたむ押さえ板と、溝押し板を退避させた後に、
押さえ板の上に偏平底部を折りたたむ回転板とよりなる
茶袋の折りたたみ手段を設けたものである(以下、第2
の加工装置という)。
偏平底部を形成した茶袋の左、右側壁部を、下板にそっ
て外側から押して元のV字溝形に折り込む左右一対の溝
押し板と、その溝押し板の上に茶袋を押さえつけて茶袋
を折りたたむ押さえ板と、溝押し板を退避させた後に、
押さえ板の上に偏平底部を折りたたむ回転板とよりなる
茶袋の折りたたみ手段を設けたものである(以下、第2
の加工装置という)。
【0011】
【作用】第1の加工装置によれば、筒体の一端部に融着
部を形成しただけの茶袋に、お茶を詰めたときに自立を
可能にする偏平底部を形成することができる。
部を形成しただけの茶袋に、お茶を詰めたときに自立を
可能にする偏平底部を形成することができる。
【0012】第2の加工装置によれば、第1の加工装置
によって偏平底部を形成した茶袋に、その折り畳みを可
能にする折り畳み線を形成することができる。
によって偏平底部を形成した茶袋に、その折り畳みを可
能にする折り畳み線を形成することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を実
施例によって説明する。
施例によって説明する。
【0014】図1〜図3は、この発明の加工装置(第1
の加工装置と第2の加工装置)の実施例を示し、図1は
側面図、図2は平面図、図3は正面図である。
の加工装置と第2の加工装置)の実施例を示し、図1は
側面図、図2は平面図、図3は正面図である。
【0015】図において、11は基台、12は基台11
に台座14を介して基台11と平行に取り付けた下板、
13は駆動板15に取り付けた上板である。
に台座14を介して基台11と平行に取り付けた下板、
13は駆動板15に取り付けた上板である。
【0016】駆動板15と台座14は、それぞれ回転軸
16で取り付けた左右2対のアーム17aによって連結
されている。連結状態においては、上板13と下板12
は、平行に保持されており、駆動板15は、アーム17
aによって矢印R方向、すなわち後方へ回動可能であ
る。駆動板15が後方へ回動すると、これと一体の上板
13は、実線で示す前進位置から下降しながら後方へ移
動し、下板12と重なる位置、すなわち、鎖線で示す後
進位置にくる。
16で取り付けた左右2対のアーム17aによって連結
されている。連結状態においては、上板13と下板12
は、平行に保持されており、駆動板15は、アーム17
aによって矢印R方向、すなわち後方へ回動可能であ
る。駆動板15が後方へ回動すると、これと一体の上板
13は、実線で示す前進位置から下降しながら後方へ移
動し、下板12と重なる位置、すなわち、鎖線で示す後
進位置にくる。
【0017】17は、基台11に立ち上げた支柱18と
駆動板15の間に取り付けた第1シリンダである。駆動
板15は、このシリンダ17によって駆動され、これに
伴って、上板13が前進位置から後進位置へ、またその
逆へと移動する。
駆動板15の間に取り付けた第1シリンダである。駆動
板15は、このシリンダ17によって駆動され、これに
伴って、上板13が前進位置から後進位置へ、またその
逆へと移動する。
【0018】19は前進位置にある上板13と下板12
との間に挿入され、また、ここから引き出されるインサ
ートブロックである。インサートブロック19の前端部
には、その前端面19aを加熱する第1プレートヒータ
20が装着されている。前端面19aは、インサートブ
ロック19が挿入されて前進位置にあるときは、上板1
3と下板12の前端面とほぼ一致する位置にくる。イン
サートブロック19は、上板13と下板12の間から引
き出されて、実線で示す後進位置に退避するようになっ
ている。
との間に挿入され、また、ここから引き出されるインサ
ートブロックである。インサートブロック19の前端部
には、その前端面19aを加熱する第1プレートヒータ
20が装着されている。前端面19aは、インサートブ
ロック19が挿入されて前進位置にあるときは、上板1
3と下板12の前端面とほぼ一致する位置にくる。イン
サートブロック19は、上板13と下板12の間から引
き出されて、実線で示す後進位置に退避するようになっ
ている。
【0019】21は回転板で、その裏面側には回転板2
1の表面21aを加熱する第2プレートヒータ22が装
着されている。この回転板21は、回転軸23を介して
第2シリンダ24に取り付けられており、第2シリンダ
24はブラケット25を介して基台11に取り付けられ
ている。
1の表面21aを加熱する第2プレートヒータ22が装
着されている。この回転板21は、回転軸23を介して
第2シリンダ24に取り付けられており、第2シリンダ
24はブラケット25を介して基台11に取り付けられ
ている。
【0020】26は、回転軸23と同軸に設けた小歯
車、27はこれと噛み合うラック、28はラック27を
駆動する第3シリンダである。第3シリンダ28は、ブ
ラケット29を介して基台11に取り付けられている。
車、27はこれと噛み合うラック、28はラック27を
駆動する第3シリンダである。第3シリンダ28は、ブ
ラケット29を介して基台11に取り付けられている。
【0021】回転板21は、第2シリンダ24によって
上下に駆動されて、実線で示す退避位置Aから鎖線で示
す上昇位置Bへ、またその逆へとくる。また、回転板2
1は、退避位置Aにおいては、前倒位置にあり、上昇位
置Bにおいては、前倒位置aと起立位置bと後倒位置c
のずれかの位置に決められる。各位置への駆動は、第3
シリンダ28によって行われる。
上下に駆動されて、実線で示す退避位置Aから鎖線で示
す上昇位置Bへ、またその逆へとくる。また、回転板2
1は、退避位置Aにおいては、前倒位置にあり、上昇位
置Bにおいては、前倒位置aと起立位置bと後倒位置c
のずれかの位置に決められる。各位置への駆動は、第3
シリンダ28によって行われる。
【0022】起立位置bは、後述するように、上板13
と下板12に被せて従来の茶袋Fに形成した底壁部tを
回転板21とインサートブロック19との間に挟持して
偏平底部Tを形成するための位置である。後倒位置cは
後述するように偏平底部Tを下板12と回転板21との
間に挟持して、偏平底部Tを設けた茶袋F1 を折り畳む
ための位置である。
と下板12に被せて従来の茶袋Fに形成した底壁部tを
回転板21とインサートブロック19との間に挟持して
偏平底部Tを形成するための位置である。後倒位置cは
後述するように偏平底部Tを下板12と回転板21との
間に挟持して、偏平底部Tを設けた茶袋F1 を折り畳む
ための位置である。
【0023】30は溝押し板で、ブラケート31を介し
て基台11に取り付けた第4シリンダ32に取り付けら
れている。両溝押し板30は、上,下板13,12の前
端部の左右に位置するように設けられ、第4シリンダ3
2に駆動されて、左右方向へ対称に前後進するようにな
っている。溝押し板30は、前進したとき、後述するよ
うに、偏平底部Tを形成した茶袋F1 の左,右側壁部
3,4を押して元のV字溝形に折り込む。
て基台11に取り付けた第4シリンダ32に取り付けら
れている。両溝押し板30は、上,下板13,12の前
端部の左右に位置するように設けられ、第4シリンダ3
2に駆動されて、左右方向へ対称に前後進するようにな
っている。溝押し板30は、前進したとき、後述するよ
うに、偏平底部Tを形成した茶袋F1 の左,右側壁部
3,4を押して元のV字溝形に折り込む。
【0024】33は、押さえ板である。これは、溝押し
板30で折り込んだ茶袋F1 の、その折り込み部分を上
から押さえて、茶袋F1 を折り畳むためのものである。
押さえ板33は支柱18にブラケット34を介して取り
付けた第5シリンダ35に上下移動可能に取り付けられ
ている。
板30で折り込んだ茶袋F1 の、その折り込み部分を上
から押さえて、茶袋F1 を折り畳むためのものである。
押さえ板33は支柱18にブラケット34を介して取り
付けた第5シリンダ35に上下移動可能に取り付けられ
ている。
【0025】第1〜第5シリンダ17,24,28,3
2,35の駆動のタイミングは、図外の制御装置によっ
てとる構成になっている。
2,35の駆動のタイミングは、図外の制御装置によっ
てとる構成になっている。
【0026】次に、上記構成の加工装置を使用して既存
の茶袋Fに偏平底部Tを形成する場合の要領と、偏平底
部Tを形成した茶袋F1 に、その折り畳みを可能にする
折り畳み線を形成する場合の要領を、図1〜図14によ
って工程順に説明する。
の茶袋Fに偏平底部Tを形成する場合の要領と、偏平底
部Tを形成した茶袋F1 に、その折り畳みを可能にする
折り畳み線を形成する場合の要領を、図1〜図14によ
って工程順に説明する。
【0027】A.既存の茶袋Fに偏平底部Tを形成する
場合の要領。
場合の要領。
【0028】(1)上板13を前進位置に設定し、図9
のように、上板13と下板12に、それらの前端側か
ら、既存の茶袋Fを被せて取り付ける。このようして、
両板13,12の前端側に、図4のように、融着部5を
含む四角形の底壁部tを形成し、茶袋Fを断面四角形の
有底箱形に保持する。
のように、上板13と下板12に、それらの前端側か
ら、既存の茶袋Fを被せて取り付ける。このようして、
両板13,12の前端側に、図4のように、融着部5を
含む四角形の底壁部tを形成し、茶袋Fを断面四角形の
有底箱形に保持する。
【0029】(2)図10のように、第1プレートヒー
タ20を予め加熱しておき、インサートブロック19を
上板13と下板12の間に挿入する。
タ20を予め加熱しておき、インサートブロック19を
上板13と下板12の間に挿入する。
【0030】(3)第2プレートヒータ22を加熱して
回転板21を、図10のように、退避位置Aから上昇位
置Bにもってきて、前倒位置aにある回転板21を起立
位置bに持ってくる。
回転板21を、図10のように、退避位置Aから上昇位
置Bにもってきて、前倒位置aにある回転板21を起立
位置bに持ってくる。
【0031】このようにすると、茶袋Fの底壁部tは、
インサートブロック19の前端面19aによって内側か
ら支持され、回転板21によって外面側から押圧され
る。このとき、融着部5は底壁部tの上に折り重ねら
れ、両者5,t部分全体が熱融着されて、図5のよう
に、偏平底部Tが形成される。
インサートブロック19の前端面19aによって内側か
ら支持され、回転板21によって外面側から押圧され
る。このとき、融着部5は底壁部tの上に折り重ねら
れ、両者5,t部分全体が熱融着されて、図5のよう
に、偏平底部Tが形成される。
【0032】B.偏平底部Tを形成した茶袋F1 に折り
畳み線を形成する場合の要領 (4)上記(1)〜(3)の工程を終えたら、図11の
ように、回転板21を退避位置Bにもってきて、図12
のように、上板13を後進位置にもってくる。同時に、
インサートブロック19も後進位置にもってくる。この
とき、回転板21の第2プレートヒータ22とインサー
トブロック19の第1プレートヒータ20の加熱を解除
する。
畳み線を形成する場合の要領 (4)上記(1)〜(3)の工程を終えたら、図11の
ように、回転板21を退避位置Bにもってきて、図12
のように、上板13を後進位置にもってくる。同時に、
インサートブロック19も後進位置にもってくる。この
とき、回転板21の第2プレートヒータ22とインサー
トブロック19の第1プレートヒータ20の加熱を解除
する。
【0033】(5)図13のように、下板12で保持し
た偏平底部Tを形成した茶袋F1 の左、右側壁部3,4
を、溝押し板30を前進させることによって、図6に示
す元の内折り線aと、その前進の過程で形成される内折
り線b,c及び外折り線dで、図7のように折り込む。
た偏平底部Tを形成した茶袋F1 の左、右側壁部3,4
を、溝押し板30を前進させることによって、図6に示
す元の内折り線aと、その前進の過程で形成される内折
り線b,c及び外折り線dで、図7のように折り込む。
【0034】(6)図13のように、溝押し板30の前
進とほぼ同時に、押さえ板33を降下させて、溝押し板
30で折り込まれた茶袋F1 を同板30の上に押さえつ
けて、折り畳む。図7は、その折り畳み状態を示す。
進とほぼ同時に、押さえ板33を降下させて、溝押し板
30で折り込まれた茶袋F1 を同板30の上に押さえつ
けて、折り畳む。図7は、その折り畳み状態を示す。
【0035】(7)図14に示すように、溝押し板30
を、後退させてから、退避位置Aにある回転板21を上
昇させ、前倒位置aから180度後転させることによっ
て、後倒位置cにもってくる。このとき、偏平底部T
は、押さえ板33の上に折り畳まれる。折り畳んだとこ
ろで、回転板21は後倒位置cから180度前転して前
倒位置aに戻り、ここから退避位置Aに降下する。
を、後退させてから、退避位置Aにある回転板21を上
昇させ、前倒位置aから180度後転させることによっ
て、後倒位置cにもってくる。このとき、偏平底部T
は、押さえ板33の上に折り畳まれる。折り畳んだとこ
ろで、回転板21は後倒位置cから180度前転して前
倒位置aに戻り、ここから退避位置Aに降下する。
【0036】(8)回転板21が退避位置Aに戻ったと
ころで、折り畳んだ茶袋F1 を前方に引いて、上、下板
13,12から引き出す。そして、押さえ板33を上昇
退避させ、上板13を前進位置にもってくる。
ころで、折り畳んだ茶袋F1 を前方に引いて、上、下板
13,12から引き出す。そして、押さえ板33を上昇
退避させ、上板13を前進位置にもってくる。
【0037】以上の(1)〜(8)の工程は、連続に行
われ、再び(1)の工程へと戻り、次の茶袋Fの加工に
移る。
われ、再び(1)の工程へと戻り、次の茶袋Fの加工に
移る。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の第1の
加工装置によれば、上述のような構成としたので、既存
の茶袋に、お茶を詰めたときの自立を可能にする偏平底
部を形成することができる。したがって、第1の加工装
置によって得られる茶袋を使用すれば、これに茶を詰め
てスーパーマーケットやコンビニエンスストアで、立て
て陳列することができ、「お茶」の銘柄等を需要者にア
ピールすることができる。
加工装置によれば、上述のような構成としたので、既存
の茶袋に、お茶を詰めたときの自立を可能にする偏平底
部を形成することができる。したがって、第1の加工装
置によって得られる茶袋を使用すれば、これに茶を詰め
てスーパーマーケットやコンビニエンスストアで、立て
て陳列することができ、「お茶」の銘柄等を需要者にア
ピールすることができる。
【0039】また、この発明の第2の加工装置によれ
ば、第1の加工装置によって得られた偏平底部を形成し
た茶袋を折り畳み可能にする折り畳み線を形成すること
ができる。このため、薄く折り畳むことができ、保管や
輸送に嵩張らず便利である。
ば、第1の加工装置によって得られた偏平底部を形成し
た茶袋を折り畳み可能にする折り畳み線を形成すること
ができる。このため、薄く折り畳むことができ、保管や
輸送に嵩張らず便利である。
【図1】 実施例の加工装置の側面図
【図2】 実施例の加工装置の平面図
【図3】 実施例の加工装置の正面図
【図4】 実施例の加工装置によって加工過程にある茶
袋の斜視図
袋の斜視図
【図5】 実施例の加工装置によって加工過程にある茶
袋の斜視図
袋の斜視図
【図6】 実施例の加工装置によって加工過程にある茶
袋の斜視図
袋の斜視図
【図7】 実施例の加工装置によって加工過程にある茶
袋の斜視図
袋の斜視図
【図8】 実施例の加工装置によって加工過程にある茶
袋の斜視図
袋の斜視図
【図9】 実施例の加工装置による既存の茶袋の加工工
程を模式的に示す断面図
程を模式的に示す断面図
【図10】 実施例の加工装置による既存の茶袋の加工
工程を模式的に示す断面図
工程を模式的に示す断面図
【図11】 実施例の加工装置による既存の茶袋の加工
工程を模式的に示す断面図
工程を模式的に示す断面図
【図12】 実施例の加工装置による既存の茶袋の加工
工程を模式的に示す断面図
工程を模式的に示す断面図
【図13】 実施例の加工装置による既存の茶袋の加工
工程を模式的に示す断面図
工程を模式的に示す断面図
【図14】 実施例の加工装置による既存の茶袋の加工
工程を模式的に示す断面図
工程を模式的に示す断面図
【図15】 製造過程にある従来の茶袋の斜視図
【図16】 従来の茶袋の斜視図
F 茶袋 1 上壁部 2 下壁部 3 左壁部 4 右壁部 5 融着部(底部) 12 下板 13 上板 19 インサートブロック 20 第1プレートヒータ 21 回転板 22 第2プレートヒータ 26 小歯車 27 ラック 30 溝押し板 33 押さえ板 T 偏平底部 F1 偏平底部Tを設けた茶袋 t 底壁部
Claims (2)
- 【請求項1】 上、下壁部と左、右側壁部からなる断面
四角形の熱融着可能な筒体の前記左、右側壁部を左右対
称にV字溝形に折り込み、その筒体の一端部の内面接触
部を熱融着して融着部を形成した茶袋に、茶を詰めた状
態での自立を可能にする偏平底部を形成する茶袋の加工
装置であって、前記茶袋を被せたとき、その融着部を含
む四角形の底壁部を形成して茶袋を断面四角形の有底箱
形に保持する、上板と下板からなる茶袋保持手段と、上
板と下板の間に挿入され、底壁部をその内面側から支持
する第1プレートヒータと、第1プレートヒータで支持
した底壁部の上に融着部を折り重ねて第1プレートヒー
タ側に押圧し、底壁部と融着部を熱融着して茶袋の偏平
底部を形成する第2プレートヒータとよりなる偏平底部
形成手段とを備えていることを特徴とする茶袋の加工装
置。 - 【請求項2】 上板を後退させ、下板で保持した、偏平
底部を形成した茶袋の左、右側壁部を、下板にそって外
側から押して元のV字溝形に折り込む左右一対の溝押し
板と、その溝押し板の上に茶袋を押さえつけて茶袋を折
りたたむ押さえ板と、溝押し板を退避させた後に、押さ
え板の上に偏平底部を折りたたむ回転板とよりなる茶袋
の折りたたみ手段を備えていることを特徴とする請求項
1記載の茶袋の加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9224895A JPH1158563A (ja) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | 茶袋の加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9224895A JPH1158563A (ja) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | 茶袋の加工装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1158563A true JPH1158563A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=16820848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9224895A Withdrawn JPH1158563A (ja) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | 茶袋の加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1158563A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016052798A (ja) * | 2009-08-26 | 2016-04-14 | 株式会社細川洋行 | 口部材付ガゼット袋の製造方法及びガゼット袋の製造方法 |
US9630759B2 (en) | 2009-08-26 | 2017-04-25 | Hosokawa Yoko Co., Ltd. | Gusset bag, spout-attached gusset bag, and method of manufacturing the same |
-
1997
- 1997-08-21 JP JP9224895A patent/JPH1158563A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016052798A (ja) * | 2009-08-26 | 2016-04-14 | 株式会社細川洋行 | 口部材付ガゼット袋の製造方法及びガゼット袋の製造方法 |
US9630759B2 (en) | 2009-08-26 | 2017-04-25 | Hosokawa Yoko Co., Ltd. | Gusset bag, spout-attached gusset bag, and method of manufacturing the same |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041102 |