JPH1157194A - 弾球遊技機設置島 - Google Patents
弾球遊技機設置島Info
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- JPH1157194A JPH1157194A JP24209397A JP24209397A JPH1157194A JP H1157194 A JPH1157194 A JP H1157194A JP 24209397 A JP24209397 A JP 24209397A JP 24209397 A JP24209397 A JP 24209397A JP H1157194 A JPH1157194 A JP H1157194A
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Abstract
貯留していた球を取り出す貯留球排出装置の保守点検作
業等を容易に行う。 【解決手段】 弾球遊技機よりも下方の弾球遊技機設置
島2内に球貯留タンク11を配設し、球貯留タンクに
は、球揚送装置により揚送された球が流下する流路と連
通した球貯留用流路を接続すると共に、球貯留タンクの
球出口から流出した球を球流入口から導入して球揚送装
置への流路内に排出する貯留球排出装置22を着脱可能
な状態で設け、球貯留タンクの球出口には、貯留球排出
装置の着脱により球出口を開閉するシャッター部材を設
ける。
Description
雀球遊技機などの弾球遊技機を並べて設置する弾球遊技
機設置島に関するものである。
コ遊技機を設置した設置島においては、内部下方に球回
収樋を設置島の長手方向に沿って配設し、この球回収樋
の下り傾斜下端に球揚送装置を設置し、設置島の上部に
は、球揚送装置により研磨しながら揚送した球を貯留す
る上部タンクを設けるとともに、この上部タンクから各
パチンコ遊技機に球を補給する球補給樋を設置島の長手
方向に沿って設けてある。
パチンコ遊技機から排出されるアウト球やセーフ球を球
回収樋により回収して球揚送装置に集め、この球揚送装
置により揚送した球を上部タンク内に一旦貯留してお
き、球補給樋を介して各パチンコ遊技機に分配できるよ
うに待機させている。そして、パチンコ遊技機からの賞
球排出が度重なって、当該パチンコ遊技機の裏側上部に
設けてある球タンク内の球数が不足すると、球補給樋か
らパチンコ遊技機の球タンクに球を補給する。すなわ
ち、設置島ではパチンコ遊技機から排出された球を回収
して球揚送装置により揚送し、この球を再度パチンコ遊
技機に補給することにより、球を循環使用している。
ゆる「大当り」になると短時間で多数の賞球排出が行わ
れるので、当該設置島に設置してあるパチンコ遊技機が
次々に「大当り」を発生すると、各パチンコ遊技機に補
給する球が不足し勝ちになる。この様な、球不足が発生
すると賞球が払い出されなくなって打球発射を行えなく
なるので、このような遊技者への迷惑が及ぶことは是非
とも回避しなければならない。
に、設置島の内部に球貯留タンクを複数設け、これらの
球貯留タンク内に多数の球を貯留するようにしたパチン
コ島が提案されている。そして、上部タンク内の球が不
足した場合には、球貯留タンクに付随して設けた貯留球
排出装置を作動させて球貯留タンク内から球を取り出し
て球回収樋に流入させ、球揚送装置によって揚送して上
部タンク内に補給する。
た従来のものは、貯留球排出装置が設置島の内部に球貯
留タンクと付随させて設置してあるので、この貯留球排
出装置の保守点検作業が面倒であった。特に、貯留球排
出装置が故障した場合には、狭い設置島内で作業しなけ
ればならないばかりでなく、球貯留タンク内の球を作業
者が手作業で取り出さなければ修理作業を行えない場合
が少なくない。さらに、貯留球排出装置が故障すると、
当該設置島に設置したある多数のパチンコ遊技機等の稼
働をすべて停止しなければならないので、遊技者に迷惑
が掛かってしまうし、遊技店の損害も大きくなってしま
う。
鑑み提案されたもので、その目的は、球を大量に貯留す
ることができ、この貯留していた球を取り出す貯留球排
出装置の保守点検作業等を容易に行えることができる弾
球遊技機設置島を提供しようとするものである。
するために提案されたもので、請求項1に記載のもの
は、長手方向に複数の弾球遊技機が並設され、これら弾
球遊技機から排出される使用済みの球を揚送する球揚送
装置と、該球揚送装置により揚送された球を各弾球遊技
機に補給する球補給樋とを備えた弾球遊技機設置島にお
いて、上記弾球遊技機よりも下方の弾球遊技機設置島内
に球貯留タンクを配設し、該球貯留タンクには、前記球
揚送装置により揚送された球が流下する流路と連通した
球貯留用流路を接続すると共に、球貯留タンクの球出口
から流出した球を球流入口から導入して前記球揚送装置
への流路内に排出する貯留球排出装置を着脱可能な状態
で設け、上記球貯留タンクの球出口には球流出遮断手段
を設け、この球流出遮断手段は、球出口から球が流出可
能な開放状態と球の流出を阻止する閉止状態とに変換可
能なシャッター部材と、貯留球排出装置の球貯留タンク
側への前進により貯留球排出装置に当接し、球流入口が
球出口に連通する状態では貯留球排出装置に押圧され、
この押圧力によりシャッター部材を開放状態に変換する
シャッター開放部材と、貯留球排出装置が後退移動して
シャッター開放部材に対する貯留球排出装置の押圧力が
解除されるとシャッター部材を閉止状態に変換する付勢
部材と、から構成し、貯留球排出装置を球貯留タンクに
装着するとシャッター部材が球出口を開放して球貯留タ
ンク内の球を球流入口に流出可能な状態に切り換わり、
貯留球排出装置を球貯留タンクから取り外すと付勢部材
の付勢力によりシャッター部材が球出口を閉止して球出
口からの球の流出を阻止するようにしたことを特徴とす
る弾球遊技機設置島である。
に加えて、前記貯留球排出装置がスライドベースを有
し、球貯留タンク側との間に設けたスライド支持ユニッ
トと上記スライドベースとの間のスライドにより貯留球
排出装置を球貯留タンクに対して前後動可能としたこと
を特徴とする弾球遊技機設置島である。
装置が、下部に球流入口を有し、上部に球排出口を有す
る筺体と、該筺体内に設けられ、上段ローラと下段ロー
ラとの間に掛け渡した無端ベルトと、該無端ベルトとの
間に球を挟持し得る球転動間隔を空けて無端ベルトの一
方の外側表面に臨ませて設けた球接触面材と、上記両ロ
ーラのうち少なくとも一方に接続され、球接触面材に対
向した外側表面が上昇する方向に無端ベルトを回転させ
る駆動モータと、から構成され、上記球転動間隔を形成
する無端ベルトの外側表面と球接触面材との少なくとも
一方を、微小空隙を表面に無数に有する微小空隙材によ
り構成し、球流入口から導入した球を無端ベルトと球接
触面材とで挟持しながら球転動間隔内を転動させて上昇
させるとともに、この転動により球の表面を微小空隙材
に押し付けて清浄化するようにしたことを特徴とする請
求項1または2に記載の弾球遊技機設置島である。
に基づいて説明する。図1は、代表的な弾球遊技機であ
るパチンコ遊技機1を設置した設置島2の概略構成図、
図2は設置島2のほぼ中央に設置した球揚送装置3の概
略構成図である。
両面で4台のパチンコ遊技機1を背向状態にして設置で
きる大きさの開口部を形成した金属製フレーム(図示せ
ず)を1モジュールとし、このフレームを所定数連結す
ることにより床面積に応じた長さにできるように構成さ
れており、長手方向のほぼ中央部分には球揚送装置3用
フレームを配置するとともに、このフレーム内に球揚送
装置3を配設する。各フレームの所定高さには設置用棚
部(図示せず)が形成されているので、この設置用棚部
上にパチンコ遊技機1を設置するとともに、台間球貸機
等の設備を設置する。
には、球揚送装置3から各パチンコ遊技機1に球を補給
する第1球補給樋5aと第2球補給樋5bを設置島2の
各端部に向けてそれぞれ僅かに下り傾斜した状態で架設
するとともに、球揚送装置3からオーバーフローした球
を流下する第1オーバーフロー樋6aと第2オーバーフ
ロー樋6bを同様に下り傾斜した状態でそれぞれ架設す
る。第1,第2球補給樋5a,5bには、各パチンコ遊
技機1ごとに枝樋7を分岐し、枝樋7の出口をパチンコ
遊技機1の球タンク上部に臨ませる。したがって、パチ
ンコ遊技機1の球タンク内の球が不足した場合には、枝
樋7に設けた球補給装置の作動により当該パチンコ遊技
機1の球タンク内に、球補給樋5内の球を補給すること
ができる。
ンコ遊技機1よりも少し低い位置には、各パチンコ遊技
機1から排出される使用済みの球(アウト球とセーフ
球)を回収する第1球回収樋9aと第2球回収樋9bを
設置島2の各端部からそれぞれ球揚送装置3に向けて僅
かに下り傾斜した状態で設ける。なお、本実施形態で
は、パチンコ遊技機1から排出された使用済みの球を一
旦パルスタンク10に受け入れ、ここで計数してから球
回収樋9に流下するように構成してある。また、第1,
第2球回収樋9a,9bは、両側のパチンコ遊技機1か
ら排出された使用済みの球を途中で落下させることなく
球揚送装置3まで流下させるために、両側縁に落下防止
部材として壁を立設してある。
1から排出された使用済みの球をすべて球回収樋9によ
り回収して球揚送装置3によって揚送研磨するので、汚
れた使用済みの球が、後述する球貯留タンク11内にそ
のまま貯留されることはない。同様に、設置島2の端部
や途中に球計数装置12を設けた場合、この球計数装置
12から排出される計数済みの球も球回収樋9に流し込
んで回収するので、この点においても、汚れた球をその
まま球貯留タンク11で貯留することはない。
置島2内に第1球貯留タンク11aを、第2球回収樋9
bよりも低い設置島2内に第2球貯留タンク11bをそ
れぞれ設置島2の長手方向に沿って配設する。そして、
設置島2の端部に位置する第1,第2オーバーフロー樋
6a,6bの傾斜下端から第1,第2球貯留用流路13
a,13bを延設し、第1球貯留用流路13aの下端を
第1球貯留タンク11aに接続し、第2球貯留用流路1
3bの下端を第2球貯留タンク11bに接続する。した
がって、球揚送装置3が揚送した球が第1,第2オーバ
ーフロー樋6a,6bにオーバーフローすると、これら
の球が設置島2の上部に架設してある第1,第2オーバ
ーフロー樋6a,6bを通って設置島2の端部まで流下
し、その後は第1,第2球貯留用流路13a,13bを
介して設置島2下部に配設された第1,第2球貯留タン
ク11a,11b内に流入して貯留される。なお、球貯
留タンク11については、後で詳述する。
ユニット3a内に、球回収樋9により回収した球を集合
する球集合槽、球よりも小さいペレット等の研磨材を球
集合槽内に供給する研磨材供給機構等(いずれも図示せ
ず)を有し、上記球集合槽から揚送パイプ15を立設す
るとともに、該揚送パイプ15内に螺旋体を遊嵌状態で
装入し、揚送パイプ15の上端部分には上部タンク16
を設けるとともに、上記螺旋体を回転駆動する駆動モー
タ17を設けてある。また、上部ユニット3bには、上
部タンク16の上部に球分離機構としての簀の子18を
揚送パイプ15の出口に連通させた状態で設け、簀の子
18の流下下端を上部タンク16内に接続し、簀の子1
8から落下した研磨材を受け止めて回収する研磨材回収
ホッパの出口に研磨材回収パイプ19の上端を接続し、
この研磨材回収パイプ19の下端を前記研磨材供給機構
に接続する。
を回転すると、球回収樋9から流下した球集合槽内の球
を揚送しながら研磨材により研磨することができる。そ
して、球と研磨材との混合物が出口から排出されると、
簀の子18上を流下する途中で球と研磨材とを選別する
ことができ、球よりも小さな研磨材は簀の子18の隙間
から研磨材回収ホッパ内に落下し、この研磨材は研磨材
回収パイプ19内を流下して研磨材供給機構に戻され
る。一方、簀の子18上を流下した球は、上部タンク1
6内に一旦流れ込んでから各球補給樋5内に分配され、
球補給樋5が球で満杯になると、上部タンク16内で待
機する。この様にして、球揚送装置3の作動によって球
が順次揚送されると、上部タンク16内の球の貯留量が
増加して所定量に達し、この所定量を越えると、上部タ
ンク16から延設したオーバーフロー樋6を介して外部
に流出する。そして、本実施形態では、このオーバーフ
ロー樋6に流出した球を設置島2の端部まで流下させ、
ここから球貯留用流路13を介して設置島2の下部に流
下させて球貯留タンク11に貯留する。
(量)を検知する検出器20が設けてあり、貯留した球
の量に応じて駆動モータ17の作動を制御し、これによ
り貯留量を制御している。すなわち、上部タンク16内
の球が不足すると、検出器20からの信号に基づいて駆
動モータ17が作動して球を揚送し、所定量を越えると
オーバーフローした球がオーバーフロー樋6から球貯留
タンク11に送られ、オーバーフロー樋6内にも球が滞
留して更に球のレベルが上昇すると検出器20が満杯を
検出して駆動モータ17の作動を停止して球の揚送を中
断する。なお、検出器20がトラブル等によって上部タ
ンク16内が満杯になっても駆動モータ17の作動を停
止しなかった場合には、予備オーバーフロー樋21から
余剰球を球揚送装置3の下部ユニット3aに戻すように
構成し、上部タンク16から球がこぼれ落ちないように
してある。
不足すると、前記検出器20がこの球不足状態を検出
し、この検出信号に基づいて制御装置(図示せず)が駆
動モータ17を始動して揚送を再開して球を補給する。
そして、球補給樋5に補給する球が不足する程に貯留量
が減少した場合、例えば当該設置島2のパチンコ遊技機
1で次々と「大当り」が発生して賞球排出数が急増し、
球回収樋9により回収して揚送する球の数量よりも賞球
として遊技者側に排出される球の数量が多くなり、この
ため球揚送装置3により揚送した球数だけでは不足して
上部タンク16内の球レベルが球補給樋5への供給口近
傍まで低下した場合、前記検出器20がこの球不足状態
を検出し、この検出信号に基づいて制御装置が補給信号
を、球貯留タンク11の貯留球排出装置22に送って作
動させ、この貯留球排出装置22の作動により球貯留タ
ンク11内の球を球回収樋9に流し込み、この球を球揚
送装置3により揚送して上部タンク16内に補充するよ
うに制御する。
る。なお、第1球貯留タンク11aと第2球貯留タンク
11bとは長さが異なるが構成が同様であるため、第1
球貯留タンク11aについて詳述する。
手方向に沿って形成した長尺な箱状の上面開放タイプの
タンクであり、具体的には設置島2の一端から球揚送装
置3の手前までの長さを有する。この第1球貯留タンク
11aの一方の側面の長手方向ほぼ中央に、後述する第
1貯留球排出装置22aを収納する凹室状の収納室23
を形成してある。したがって、この収納室23を形成し
た部分だけは幅が狭くなっている。また、この第1球貯
留タンク11aの底面25は、両端側から長手方向のほ
ぼ中央に向かって緩やかに下り傾斜して、傾斜下端近傍
においては収納室23を形成した一方の側面側に向かっ
て下り傾斜しており、この底面25の傾斜下端に対応す
る側面、即ち収納室23の壁面の下部に球出口26を開
設してある。
ンク11の底面25の傾斜下端近傍において、傾斜下端
近傍に貯留されている球の重みが、球出口26から流出
しようとしている球に作用しないように構成してある。
具体的には、底面25の傾斜下端近傍の上方に、球が通
過できる上下間隔を空けて、上面が球貯留タンク11の
長手方向端部に向かって下り傾斜した屋根状の球圧受け
部材27を球出口26に対して上方から臨む状態で設
け、球出口26に向かって流れる球は、球圧受け部材2
7の傾斜下端の下方を通って底面25の傾斜下端まで転
動するように構成してある。したがって、この球圧受け
部材27が、積み重なった球の圧力を受け、球出口26
から流出しようとしている球に対して大きな球荷重が作
用することはない。このため、球貯留タンク11内に貯
留していた球は、球詰まりすることなく球出口26から
貯留球排出装置22に向かって円滑に流出することがで
きる。また、球出口26に向かって流れる球の状態は、
収納室の壁面に開設した覗き窓60を通して外部から監
視することができる。
収樋9aよりも十分に幅広であり、本実施形態では第1
球回収樋9aの約2倍の幅員を有する。そして、この第
1球貯留タンク11aには、設置島2の端部側に配置し
た第1球貯留用流路13aから流入する球を全長に亘っ
て均して貯留させる貯留均等化手段を備えるとともに、
長手方向のほぼ中央であって前記球出口26を開設した
側面に臨む位置に第1貯留球排出装置22を備え、この
第1貯留球排出装置22aを設置する部分には、前記し
たように幅員を他の部分よりも狭めた収納室23として
成形されている。
面25との間に球貯留空間を空けた状態で球貯留タンク
11の長手方向に沿って延在する球転動部材30により
構成する。この球転動部材30は、図5及び図6に示す
ように、ゴム等の弾性材を敷設した上面が球貯留タンク
11より幅狭(本実施形態では約半分)な平坦な板材で
あり、この上面が球貯留用流路13の出口側(すなわ
ち、設置島2の端部側)から球貯留タンク11の長手方
向に沿ってその端部に向けて下り傾斜している。
流出した球が球転動部材30上に載ると、この球は上面
の下り傾斜によって球貯留タンク11の球揚送装置3側
端部に向かって転動して移動し始める。そして、この上
面の側縁には落下を規制する壁等がないので、球は球貯
留用流路13の出口から流出した時の流出方向のいかん
によって、或は流下途中で他の球との衝突によって弾か
れた方向のいかんによって側縁から球が自由に落下で
き、傾斜下端まで転動する球もあれば途中で落下する球
もある。このため、球転動部材30上から落下する球の
位置が集中することはなく分散されて、球貯留タンク1
1内に貯留される球の均一化を図ることができる。
すが、これらの図中、黒塗りの球は流下中の球を、白抜
きの球は停止している球を示す。
内への球の貯留のさらなる均一化を図るために、補助球
転動部材31を設けてある。この補助球転動部材31
は、前記球転動部材30よりも低い位置であって、前記
収納室23とは反対側の内面に、球貯留タンク11の長
手方向に沿って設けた棚板状の部材であって、球貯留用
流路13の出口側から球貯留タンク11の長手方向一端
(球揚送装置3側)に向かって下り傾斜している。な
お、この補助球転動部材31の幅は、図6に示すよう
に、前記球転動部材30の側縁と球貯留タンク11の内
面との間の間隙の幅よりも少し幅狭に設定することが望
ましい。なお、補助球転動部材31の側端縁に起立部3
1′を形成すると、この起立部31′が球の落下を規制
するので、全長に亘って形成すると傾斜下端部分まで球
を落下することなく転動し易く、適宜間隔で形成する
と、途中途切れた部分での落下を許容しながら転動させ
ることができる。また、前記した球転動部材の側端縁に
も、同様の起立部を形成すると、球の落下を適宜に規制
することができる。
を備えた球貯留タンク11においては、前記球転動部材
30の上面の側縁から落下した球が直接補助球転動部材
31上に載り、この球が補助球転動部材31上を転動し
てさらに球揚送装置3側に移動したり、或は球転動部材
30の上面から落下した球がある位置で他よりも多くな
って山積し、この山積部分にさらに落下してきて山が崩
れた場合、落下してきた球や山から崩れ落ちた球などが
補助球転動部材31上に載り、同様にして補助球転動部
材31上を球揚送装置3側に向かって転動する。したが
って、補助球転動部材31は、前記球転動部材30によ
る球の均一化をさらに確実ならしめることができる。
ク11においては、球貯留用流路13の出口から流出し
た球を球転動部材30によって球貯留タンク11の長手
方向に分散させて貯留するばかりでなく、補助球転動部
材31によっても球を球貯留タンク11の長手方向に分
散させるので、球貯留タンク11内に貯留される球のレ
ベルがいずれの位置においても同じ様な高さにすること
ができる。
いる球のレベル、すなわち球の量を検出する検出器32
a,32bを備えており、これらの検出器32a,32
bからの信号に基づいて、当該球貯留タンク11内への
球の流入を制御する。例えば、球貯留タンク11内に球
が十分に貯留されて球のレベルが所定位置まで上昇する
と、上記検出器32aが上昇した球のレベルを検出し、
この検出器32aからの満杯信号(例えば「H」信号)
に基づいて、制御装置が球揚送装置3の作動を停止す
る。したがって、球貯留タンク11から球が溢れ出すこ
とはない。
レベルまで到達していない場合には、上記検出器32a
からの球貯留可能信号(例えば「L」信号)に基づいて
制御装置が球揚送装置3の作動を継続し、上部タンク1
6からオーバーフローした球を球貯留タンク11内に流
入させ続ける。そして、球貯留タンク11内の球のレベ
ルが所定位置まで上昇して満杯になると、前記したよう
に、検出器32aからの満杯信号に基づいて、制御装置
が球揚送装置3の作動を停止する。
場合には、検出器32bが異常球不足信号を送出し、こ
の信号に基づく警告などにより係員が球を外部から投入
したり、隣りの設置島2の上部タンク16から球渡し樋
33を介して当該設置島2の上部タンク16内に球の補
給を受けるように構成する。
る。この貯留球排出装置22は、制御装置からの補給指
令に基づいて球貯留タンク11内の球を揚送して球回収
樋9に流し込む装置であり、球貯留タンク11の長手方
向の側面、本実施形態では図12に示すように、側面に
形成した収納室23に着脱可能に設置されており、ここ
に設置すると、球流出口35が前記球回収樋9内に側面
上方から臨む。
6の一方の側面の下部に球流入路40と球流入口41
を、上部に球流出口35を設け、この筺体36内に上段
ローラ42aと下段ローラ42bを水平方向に向けた状
態で上下に軸支し、両ローラ42a,42bに無端ベル
ト43を掛け渡すとともにテンションローラ44により
無端ベルト43に適度の張力を与え、無端ベルト43の
上下及び一方の面の外側に球接触面材45を、球を挟持
し得る球転動間隔39を配して設け、球接触面材45の
下端を下段ローラ42bの下方を通して球流入口41の
開口下縁に接続するとともに、外部の先端から球流入口
41に向かって僅かに下り傾斜した樋状の球流入路40
を突設し、球接触面材45の上端を上段ローラ42aを
越して球流出口35の上開口縁に接続し、下段ローラ4
2bの軸に駆動モータ46を接続したものであり、これ
らの各部材はスライドベース47上に取り付けられてい
る。
43の外側表面と球接触面材45とのいずれか一方、ま
たは両方を球転動間隔39側に付勢して、球転動間隔3
9内に挟持する球を確実に挟持できるようにすることが
望ましい。例えば、球接触面材45を前後動可能な状態
で装着するとともに、この球接触面材45をスプリング
等の弾性材により球転動間隔39側に付勢してもよい。
ト43の外側表面と球接触面材45との少なくとも一方
(即ち、球が接触する部分)を、微小空隙を表面に無数
に有する微小空隙材、例えば、不織布、布材、網材、発
泡プラスチックなどの材料で構成する。図面に示す貯留
球排出装置22では、球よりも遥かに小さな泡状空隙が
無数の凹部となって全表面に分布している発泡プラスチ
ックにより球接触面材45を構成し、この発泡プラスチ
ック製球接触面材45の泡状空隙に球を押し付けたり擦
り付けて球の表面を清浄化する。この様にすると、球の
表面に付着していた汚れが微小凹部内に入り込むので、
球の表面から汚れが除去される。そして、この球接触面
材45の凹部内に球の汚れが堆積した場合には、筺体3
6の蓋体36′を開いて、新しい球接触面材45と交換
するように構成してある。
ことにより凹部内の汚れを除去できるので、繰り返し使
用することができる。
する場合、球が接触する球転動間隔39側の表面だけで
もよく、さらに、球接触面材45の全面を微小空隙材で
構成することに限定されるものではなく、一部だけを微
小空隙材とし、この部分を取り外し可能としてもよい。
装置22を球貯留タンク11に対して前後動可能とする
ために、本実施形態では収納室23の床部に、スライド
ベース47が丁度収まる間隔で2組のスライド支持ユニ
ット48,48を平行に設ける。スライド支持ユニット
48は、例えば、スライドベース47の側縁に固定する
断面コ字状のレール材48aと、このレール材48aの
コ状凹部内に嵌合して円滑に摺動し得るようにガイドす
るガイド材48bとから構成されており、ガイド材48
bを球貯留タンク11側に固定し、レール材48aをス
ライドベース47の側面に固定する。したがって、貯留
球排出装置22のスライドベース47の両側のレール材
48aを上記ガイド材48bに嵌合すると、スライドベ
ース47がスライド支持ユニット48で支持された状態
で滑らかに前後方向に移動することができる。
ンク11に対して前後動させることにより容易に装着し
たり、或は取り外したりできるので、球貯留タンク11
の球出口26には球流出遮断手段を設け、貯留球排出装
置22の着脱の際に、球出口26から球がこぼれ出ない
様に構成する。
出可能な開放状態と球の流出を阻止する閉止状態とに変
換可能なシャッター部材と、貯留球排出装置22の球貯
留タンク11側への前進により貯留球排出装置22に当
接し、球流入口41が球出口26に連通する状態では貯
留球排出装置22に押圧され、この押圧力によりシャッ
ター部材を開放状態に変換するシャッター開放部材と、
貯留球排出装置22が後退移動して、シャッター開放部
材に対する貯留球排出装置22の押圧力が解除されると
シャッター部材を閉止状態に変換する付勢部材とから構
成する。そして、貯留球排出装置22を球貯留タンク1
1に装着するとシャッター部材が球出口26を開放して
球貯留タンク11内の球を球流入口41に流出可能な状
態に切り換わり、貯留球排出装置22を球貯留タンク1
1から取り外すと付勢部材の付勢力によりシャッター部
材が球出口26を閉止して球出口26からの球の流出を
阻止するように構成する。
実施形態は、球貯留タンク11の側面から突出した横長
筒状の球出口26の開口下縁に、下側シャッター部材5
0を上下方向に回動可能な状態で軸着するとともに、付
勢部材としてのスプリング51により該下側シャッター
部材50を上方(球出口26を閉じる方向)に付勢し、
下側シャッター部材50の軸着腕部52の軸53よりも
後方から下方に回動腕部54を略L字状に延設し、両側
の回動腕部54の間に当接棒材55を固定し、球出口2
6の開口上縁には上側シャッター部材56を固定する。
下側シャッター部材50および上側シャッター部材56
の相対向する辺には、球間への突入を容易にする三角爪
片(歯)を長手方向に複数形成する。そして、図16お
よび図18に示すように、下側シャッター部材50がス
プリング51の付勢力により上昇した状態では、下側シ
ャッター部材50と上側シャッター部材56との間を球
が通過しないように、一方、下側シャッター部材50が
下方に回動した状態では、下側シャッター部材50が球
出口26から下方に外れて、球出口26から球が流出し
得るように、両シャッター部材50,56の各部の大き
さや停止位置を設定する。
置22を取り外すなどして、当接棒材55に外部からの
力が作用していない状態では、スプリング51の付勢力
により下側シャッター部材50が上昇した位置で停止し
て球出口26を塞ぎ、これにより球貯留タンク11内の
球が球出口26から流出することを防止することができ
る。また、上側シャッター部材56を、操作レバー5
6′を回動操作することにより下降すると球流出口35
を上側シャッター部材56によっても閉止状態にするこ
とができるので、貯留球排出装置22を取り外して作業
を行っている最中に、誤って当接棒材55を足で回動す
るなどしたとしても、上側シャッター部材56が球の流
出を阻止し続けているので、球がこぼれだすことを一層
確実に防止することができる。なお、この上側シャッタ
ー部材56は、作業が終了したならば操作レバー56′
を逆方向に回動操作することにより上昇させておく。
ス47のレール材48aを球貯留タンク11側のガイド
材48bに合わせた状態で貯留球排出装置22を収納室
23内に押し入れると、スライドベース47の先端が当
接棒材55に当接し、更に前進させると、球流入路40
が球出口26の下側に重なり、スライドベース47が当
接棒材55を押圧するので、この押圧により当接棒材5
5が軸53を中心に回動する。したがって、下側シャッ
ター部材50が軸53を中心に下降して球出口26を開
放し、これにより球出口26が球流入路40と確実に接
続して球流入口41と連通する。このため、球貯留タン
ク11内の球が球出口26から流出して球流入路40内
を通って球流入口41に流れ込める状態に切り換わると
ともに、貯留球排出装置22の球流出口35が球回収樋
9に臨んで、揚送した球を球回収樋9内に流し込める状
態に切り換わる。
の軸53よりも後方から下方に延設した回動腕部54
と、両側の回動腕部54の間に設けた当接棒材55がシ
ャッター開放部材として機能している。
22を球貯留タンク11の側面の収納室23内に装着し
たならば、ガイド材48bの端部に回動可能に軸着した
板材状の下側のロック部材57を回動して先端部分をレ
ール材48aの後端に位置させ、これによりスライドベ
ース47をロックし、球流入路40が球出口26から外
れないようにするとともに、上部ロック部材(図示せ
ず)により球流出口35が球回収樋9への所定位置から
ずれないようにする。なお、貯留球排出装置22をロッ
クする構成は、上記ロック部材57に限定されるもので
はなく、公知のロック機構、例えばロックピンを用いる
ことができる。
は作動を停止している。したがって、球貯留タンク11
の球出口26から球流入路40内に球が充満した状態で
待機している。
のパチンコ遊技機1で次々と「大当り」が発生するなど
して上部タンク16内の球が不足して補給指令が送出さ
れると、貯留球排出装置22の駆動モータ46が始動
し、球接触面材45に対向した外側表面が上昇する方向
に無端ベルト43を回転する。無端ベルト43が回転す
ると、図15に示すように、下段ローラ42bに掛かっ
ている無端ベルト43の表面と球接触面材45との間に
流入した球が無端ベルト43と球接触面材45との間に
弾性的に挟み付けられ、この状態で無端ベルト43が上
昇するので、挟み付けられた球は両者の間で図15中時
計方向に回転しながら次第に上昇していくとともに、上
昇途中で球接触面材45に擦り付けられて清浄化され
る。球流入口41には球貯留タンク11内の球が次々と
流れ込んでくるので、無端ベルト43と球接触面材45
との間には球が連続して挟み込まれて順次上昇する。
り上昇した球は球流出口35から流出され、球回収樋9
内に流れ込む。球回収樋9内に流れ込んだ球は、球揚送
装置3により揚送され、上部タンク16に供給される。
される使用済みの球の数量よりも賞球として遊技者側に
排出される球の数量が遥かに多くなって上部タンク16
内の球が不足したとしても、球貯留タンク11内に貯留
していた球を揚送して上部タンク16内に補給すること
で、上部タンク16の球不足が次第に解消される。この
ため、設置島2に設置してあるパチンコ遊技機1が次々
と「大当り」を発生して、賞球として排出する球が急増
しても、球不足が発生することを確実に防止することが
できる。
側について説明したが、第1球貯留タンク11aよりも
少し短い第2球貯留タンク11b側の構成も同様であ
る。そして、第2球貯留タンク11bに設ける第2貯留
球排出装置22などの附属装置も、第1球貯留タンク1
1aに設けた装置と同様の構成である。
は、図1に示すように、第1オーバーフロー樋6aの途
中から補助球貯留用流路61を分岐し、この補助球貯留
用流路61からも第1球貯留タンク11a内に球を流入
させるように構成してもよい。この様に構成すると、一
層均一に球を貯留することができる。
記した螺旋体の回転により球を揚送するものに限定され
るものではなく、球を揚送する機能を備えていればどの
ような構成でも良く、例えば、複数の球受バケット等を
チェーン等の回転により移動するタイプなどでもよい。
端ベルト43の回転により揚送するものに限定されるも
のではなく、球を揚送できればどのような構成でもよ
い。例えば、螺旋体を回転して揚送したり、複数のバケ
ットを回転昇降するものであってもよい。そして、この
貯留球排出装置22は、設置島2の下部に設けた球貯留
タンク11に対して着脱可能であれば、球貯留タンク1
1の側面から装着するものに限定されるものではなく、
例えば設置島2の端部側に位置する球貯留タンク11の
端部に着脱可能な状態で配設してもよい。
設ける球流出遮断手段は、貯留球排出装置22を球貯留
タンク11に装着するとシャッター開放部材が作用して
シャッター部材が球出口26を開放して球貯留タンク1
1内の球を球流入口41に流出可能な状態に切り換わ
り、貯留球排出装置22を球貯留タンク11から取り外
すと付勢部材の付勢力によりシャッター部材が球出口2
6を閉止して球出口26からの球の流出を阻止すること
ができればどのような構成でもよい。例えば、シャッタ
ー開放部材は、球貯留タンク11の球出口26側にレバ
ーを設け、貯留球排出装置22の前進により押圧される
上記レバーの動きをリンク機構を介してシャッター部材
を開動作させてもよい。なお、シャッター部材は、リン
ク機構等の連動機構を介在させて下側だけでなく上側も
開閉するように構成してもよい。
球を球貯留タンク11内に流入させる流路は、前記オー
バーフロー樋6に限定されるものではなく、揚送した球
が球貯留用流路13を介して流入できるものであればよ
い。例えば、上部タンク16の球補給樋5の入口よりも
高い位置から延設した流路を別個に設けて、この流路を
球貯留用流路13に接続してもよい。
下の効果を奏する。請求項1の発明では、弾球遊技機設
置島内に球貯留タンクを配設し、この球貯留タンクに貯
留球排出装置を着脱可能な状態で設けるので、この貯留
球排出装置の保守点検作業等を行う場合には、狭い設置
島内から広い場所に取り外した状態で容易に作業を行う
ことができる。
断手段を設け、貯留球排出装置を取り外すと球流出遮断
手段が球出口を閉止状態にするので、球貯留タンクの球
出口から球が漏れ出すおそれがない。特に、故障した場
合には、球貯留タンク内の球をすべて抜き出して作業を
行う必要がないし、予備の貯留球排出装置を装着するこ
ともできるので、修復に要する時間を大幅に短縮するこ
とができる。したがって、貯留球排出装置が故障したと
しても、遊技者に大きな迷惑を掛けることがないし、遊
技店の損害も最小限に抑えることができる。そして、貯
留球排出装置を球貯留タンクに装着するだけで球流出遮
断手段が球出口を自動的に開放状態にするので、貯留球
排出装置の装着操作と取り外し操作を簡単に行うことが
できる。
間に設けたスライド支持ユニットとスライドベースとの
間のスライドにより貯留球排出装置を球貯留タンクに対
して前後動可能としたので、貯留球排出装置の取り付け
操作と、取り外し操作の容易化を図ることができ、しか
もスライド支持ユニットが取付位置を的確に案内するの
で、所定位置に確実に取り付けることができる。
し、上部に球排出口を有する筺体と、該筺体内に設けら
れ、上段ローラと下段ローラとの間に掛け渡した無端ベ
ルトと、該無端ベルトとの間に球を挟持し得る球転動間
隔を空けて無端ベルトの一方の外側表面に臨ませて設け
た球接触面材と、上記両ローラのうち少なくとも一方に
接続され、球接触面材に対向した外側表面が上昇する方
向に無端ベルトを回転させる駆動モータとにより貯留球
排出装置を構成し、上記球転動間隔を形成する無端ベル
トの外側表面と球接触面材との少なくとも一方を、微小
空隙を表面に無数に有する微小空隙材により構成したの
で、球を揚送する途中で、球の表面に付着している汚れ
を除去することができる。したがって、球貯留タンク内
に貯留している間に埃などの汚れが付着したとしても、
この球の汚れを、球揚送装置に送り込む前に除去するこ
とができ、長期間貯留しておいても清浄な球を排出する
ことができる。
である。
ある。
る。
樋内を流下している状態を示す球貯留タンク内部の説明
図である。
態の球回収樋を欠截した平面図、(b)はその正面図で
ある。
球回収樋を欠截した平面図、(b)はその正面図であ
る。
った状態の球回収樋を欠截した平面図、(b)はその正
面図である。
た状態における貯留球排出装置の斜視図である。
の斜視図である。
る。
面図である。
段の斜視図である。
斜視図である。
段の側面図である。
側面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 長手方向に複数の弾球遊技機が並設さ
れ、これら弾球遊技機から排出される使用済みの球を揚
送する球揚送装置と、該球揚送装置により揚送された球
を各弾球遊技機に補給する球補給樋とを備えた弾球遊技
機設置島において、 上記弾球遊技機よりも下方の弾球遊技機設置島内に球貯
留タンクを配設し、 該球貯留タンクには、前記球揚送装置により揚送された
球が流下する流路と連通した球貯留用流路を接続すると
共に、球貯留タンクの球出口から流出した球を球流入口
から導入して前記球揚送装置への流路内に排出する貯留
球排出装置を着脱可能な状態で設け、 上記球貯留タンクの球出口には球流出遮断手段を設け、 この球流出遮断手段は、 球出口から球が流出可能な開放状態と球の流出を阻止す
る閉止状態とに変換可能なシャッター部材と、 貯留球排出装置の球貯留タンク側への前進により貯留球
排出装置に当接し、球流入口が球出口に連通する状態で
は貯留球排出装置に押圧され、この押圧力によりシャッ
ター部材を開放状態に変換するシャッター開放部材と、 貯留球排出装置が後退移動してシャッター開放部材に対
する貯留球排出装置の押圧力が解除されるとシャッター
部材を閉止状態に変換する付勢部材と、から構成し、 貯留球排出装置を球貯留タンクに装着するとシャッター
部材が球出口を開放して球貯留タンク内の球を球流入口
に流出可能な状態に切り換わり、貯留球排出装置を球貯
留タンクから取り外すと付勢部材の付勢力によりシャッ
ター部材が球出口を閉止して球出口からの球の流出を阻
止するようにしたことを特徴とする弾球遊技機設置島。 - 【請求項2】 前記貯留球排出装置はスライドベースを
有し、球貯留タンク側との間に設けたスライド支持ユニ
ットと上記スライドベースとの間のスライドにより貯留
球排出装置を球貯留タンクに対して前後動可能としたこ
とを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機設置島。 - 【請求項3】 前記貯留球排出装置は、 下部に球流入口を有し、上部に球排出口を有する筺体
と、 該筺体内に設けられ、上段ローラと下段ローラとの間に
掛け渡した無端ベルトと、 該無端ベルトとの間に球を挟持し得る球転動間隔を空け
て無端ベルトの一方の外側表面に臨ませて設けた球接触
面材と、 上記両ローラのうち少なくとも一方に接続され、球接触
面材に対向した外側表面が上昇する方向に無端ベルトを
回転させる駆動モータと、から構成するとともに、上記
球転動間隔を形成する無端ベルトの外側表面と球接触面
材との少なくとも一方を、微小空隙を表面に無数に有す
る微小空隙材により構成し、 球流入口から導入した球を無端ベルトと球接触面材とで
挟持しながら球転動間隔内を転動させて上昇させるとと
もに、この転動により球の表面を微小空隙材に押し付け
て清浄化するようにしたことを特徴とする請求項1また
は2に記載の弾球遊技機設置島。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24209397A JP4353548B2 (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | 弾球遊技機設置島 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24209397A JP4353548B2 (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | 弾球遊技機設置島 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1157194A true JPH1157194A (ja) | 1999-03-02 |
JP4353548B2 JP4353548B2 (ja) | 2009-10-28 |
Family
ID=17084200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4353548B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012130593A (ja) * | 2010-12-24 | 2012-07-12 | Ace Denken Co Ltd | 遊技球揚送装置 |
-
1997
- 1997-08-22 JP JP24209397A patent/JP4353548B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2012130593A (ja) * | 2010-12-24 | 2012-07-12 | Ace Denken Co Ltd | 遊技球揚送装置 |
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