JPH1156233A - 可溶性飲料用クリーマー - Google Patents
可溶性飲料用クリーマーInfo
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- JPH1156233A JPH1156233A JP10170405A JP17040598A JPH1156233A JP H1156233 A JPH1156233 A JP H1156233A JP 10170405 A JP10170405 A JP 10170405A JP 17040598 A JP17040598 A JP 17040598A JP H1156233 A JPH1156233 A JP H1156233A
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- Japan
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- creamer
- beverage
- soluble
- aroma
- coffee
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23C—DAIRY PRODUCTS, e.g. MILK, BUTTER OR CHEESE; MILK OR CHEESE SUBSTITUTES; MAKING THEREOF
- A23C11/00—Milk substitutes, e.g. coffee whitener compositions
- A23C11/02—Milk substitutes, e.g. coffee whitener compositions containing at least one non-milk component as source of fats or proteins
- A23C11/04—Milk substitutes, e.g. coffee whitener compositions containing at least one non-milk component as source of fats or proteins containing non-milk fats but no non-milk proteins
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
- B65B13/00—Bundling articles
- B65B13/18—Details of, or auxiliary devices used in, bundling machines or bundling tools
- B65B13/22—Means for controlling tension of binding means
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23F—COFFEE; TEA; THEIR SUBSTITUTES; MANUFACTURE, PREPARATION, OR INFUSION THEREOF
- A23F5/00—Coffee; Coffee substitutes; Preparations thereof
- A23F5/24—Extraction of coffee; Coffee extracts; Making instant coffee
- A23F5/36—Further treatment of dried coffee extract; Preparations produced thereby, e.g. instant coffee
- A23F5/40—Further treatment of dried coffee extract; Preparations produced thereby, e.g. instant coffee using organic additives, e.g. milk, sugar
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- Polymers & Plastics (AREA)
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- Dairy Products (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の課題は、可溶性飲料用クリーマーを
含む可溶性コーヒー飲料製品において、製品を熱湯で溶
解して飲料を作った時に、飲料の中に殆ど塊を含まず、
かつ飲料の上に良好な安定した泡を生ずる、可溶性飲料
用クリーマーを供することである。 【課題を解決する手段】 約１５％から約３０重量％の
無脂乳固形分、スイートホエー、脂質成分およびコーヒ
ーアロマを運ぶ基質を含み、さらに発泡のためのガスを
含む、粉末形態の可溶性飲料用クリーマーを作る。
含む可溶性コーヒー飲料製品において、製品を熱湯で溶
解して飲料を作った時に、飲料の中に殆ど塊を含まず、
かつ飲料の上に良好な安定した泡を生ずる、可溶性飲料
用クリーマーを供することである。 【課題を解決する手段】 約１５％から約３０重量％の
無脂乳固形分、スイートホエー、脂質成分およびコーヒ
ーアロマを運ぶ基質を含み、さらに発泡のためのガスを
含む、粉末形態の可溶性飲料用クリーマーを作る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体を加えると、
液体の表面に泡立った、白い泡を形成する、可溶性飲料
用クリーマーに関する。可溶性飲料用クリーマーは特
に、即席の「カプチーノ」タイプの可溶性コーヒー飲料
製品に使用するのに適する。本発明は又、可溶性飲料用
クリーマーを含有する可溶性コーヒー飲料製品に関す
る。
液体の表面に泡立った、白い泡を形成する、可溶性飲料
用クリーマーに関する。可溶性飲料用クリーマーは特
に、即席の「カプチーノ」タイプの可溶性コーヒー飲料
製品に使用するのに適する。本発明は又、可溶性飲料用
クリーマーを含有する可溶性コーヒー飲料製品に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】即席の「カプチーノ」タイプの可溶性コ
ーヒー飲料製品はよく知られており、市販されている。
通常、これらの製品は、可溶性コーヒー粉末および可溶
性飲料用クリーマーの乾燥ミックスである。可溶性飲料
用クリーマーは、粉末を溶解する際に泡を生ずる、ガス
ポケットを含む。それ故に水（通常高温）を加えると、
上部表面に泡を有する白くなったコーヒー飲料が形成さ
れ、その飲料は、多少伝統的なイタリアのカプチーノに
似ている。
ーヒー飲料製品はよく知られており、市販されている。
通常、これらの製品は、可溶性コーヒー粉末および可溶
性飲料用クリーマーの乾燥ミックスである。可溶性飲料
用クリーマーは、粉末を溶解する際に泡を生ずる、ガス
ポケットを含む。それ故に水（通常高温）を加えると、
上部表面に泡を有する白くなったコーヒー飲料が形成さ
れ、その飲料は、多少伝統的なイタリアのカプチーノに
似ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】可溶性コーヒー飲料製
品の２つの主要な成分の中で、可溶性飲料用クリーマー
は最も問題となることが分かった。許容できる飲料を作
るために、溶解する際に塊が少ないか又は無いようにす
べきである。残念乍ら、乳タンパク質は、可溶性飲料の
粉末を溶解する際に供される、高温度および酸性条件の
両条件により凝集を生じやすい。しかし、凝集は、塊の
形成の原因の１つである。
品の２つの主要な成分の中で、可溶性飲料用クリーマー
は最も問題となることが分かった。許容できる飲料を作
るために、溶解する際に塊が少ないか又は無いようにす
べきである。残念乍ら、乳タンパク質は、可溶性飲料の
粉末を溶解する際に供される、高温度および酸性条件の
両条件により凝集を生じやすい。しかし、凝集は、塊の
形成の原因の１つである。
【０００４】さらに、伝統的なイタリアのカプチーノに
酷似するためには、軽いふわふわした安定な泡が飲料の
表面に形成されるべきである。しかし、可溶性の「カプ
チーノ」粉により作られた泡は、かなりしばしば、軽く
無くそしてふわふわしていない。又、多くの飲料用クリ
ーマーは、多くの消費者が望ましくないとみなしている
乳のような味を呈する。それ故に、熱湯を加えて得られ
る飲料の上に良好な安定した泡を供することができる飲
料用クリーマーに対して依然としてニーズがある。
酷似するためには、軽いふわふわした安定な泡が飲料の
表面に形成されるべきである。しかし、可溶性の「カプ
チーノ」粉により作られた泡は、かなりしばしば、軽く
無くそしてふわふわしていない。又、多くの飲料用クリ
ーマーは、多くの消費者が望ましくないとみなしている
乳のような味を呈する。それ故に、熱湯を加えて得られ
る飲料の上に良好な安定した泡を供することができる飲
料用クリーマーに対して依然としてニーズがある。
【０００５】
【課題を解決しようとする手段】それ故に一つの見地に
おいて、本発明は、約１５％から約３０重量％の無脂乳
固形分、スイートホエー、脂質成分、およびコーヒーア
ロマを有するアロマ基質から成る可溶性飲料クリーマー
を供し、その可溶性飲料クリーマーは粉末の形態であ
り、発泡のためのガスを含む。熱湯に溶解すると、飲料
用クリーマーは軽い、ふわふわした、安定した泡を形成
する。無脂乳固形分が比較的少ない量のため、飲料用ク
リーマーを熱湯中で再構成しても、塊が形成しにくい。
さらに、得た飲料は、コーヒーの香りが高く及びミルキ
ィネスは減少した。
おいて、本発明は、約１５％から約３０重量％の無脂乳
固形分、スイートホエー、脂質成分、およびコーヒーア
ロマを有するアロマ基質から成る可溶性飲料クリーマー
を供し、その可溶性飲料クリーマーは粉末の形態であ
り、発泡のためのガスを含む。熱湯に溶解すると、飲料
用クリーマーは軽い、ふわふわした、安定した泡を形成
する。無脂乳固形分が比較的少ない量のため、飲料用ク
リーマーを熱湯中で再構成しても、塊が形成しにくい。
さらに、得た飲料は、コーヒーの香りが高く及びミルキ
ィネスは減少した。
【０００６】他の見地において、本発明は、水を加える
と上面が発泡したコーヒー飲料を形成することができる
可溶性コーヒー飲料粉末を供し、その可溶性飲料粉末は
可溶性コーヒー粉末および、約１５％から約３０重量％
の無脂乳固形分、スイートホエー、脂質成分およびコー
ヒーアロマを有するアロマ基質から成る可溶性飲料用ク
リーマーを含み、その可溶性飲料用クリーマーは粉末の
形態であり、かつ発泡のためのガスを含む。可溶性コー
ヒー飲料用粉末は、約１０から約３０重量％の可溶性コ
ーヒー粉末および約９０％から約７０重量％の可溶性飲
料用クリーマーを含むのが好ましい。しかし、可溶性飲
料粉末は、さらに約５％から約２０重量％のスクロース
を含むことができる。
と上面が発泡したコーヒー飲料を形成することができる
可溶性コーヒー飲料粉末を供し、その可溶性飲料粉末は
可溶性コーヒー粉末および、約１５％から約３０重量％
の無脂乳固形分、スイートホエー、脂質成分およびコー
ヒーアロマを有するアロマ基質から成る可溶性飲料用ク
リーマーを含み、その可溶性飲料用クリーマーは粉末の
形態であり、かつ発泡のためのガスを含む。可溶性コー
ヒー飲料用粉末は、約１０から約３０重量％の可溶性コ
ーヒー粉末および約９０％から約７０重量％の可溶性飲
料用クリーマーを含むのが好ましい。しかし、可溶性飲
料粉末は、さらに約５％から約２０重量％のスクロース
を含むことができる。
【０００７】
【発明の実施形態】本発明の実施態様を、例のみによっ
て記載する。本発明は、優良な飲料用クリーマーを無脂
乳固形分の含有量を減ずることおよびスイートホエーお
よびコーヒーアロマを有するアロマ基質を加えることに
より供することができると言う知見に基づいている。
て記載する。本発明は、優良な飲料用クリーマーを無脂
乳固形分の含有量を減ずることおよびスイートホエーお
よびコーヒーアロマを有するアロマ基質を加えることに
より供することができると言う知見に基づいている。
【０００８】飲料用クリーマーは、約１５％から約３０
重量％の無脂乳固形分、例えば約２０から約２５重量％
の無脂乳固形分を含有する。無脂乳固形分は新鮮な脱脂
乳又は脱脂粉乳から得ることができる。
重量％の無脂乳固形分、例えば約２０から約２５重量％
の無脂乳固形分を含有する。無脂乳固形分は新鮮な脱脂
乳又は脱脂粉乳から得ることができる。
【０００９】飲料用クリーマーは、好ましくは約５％か
ら約２０重量％のスイートホエーを、例えば約１０％か
ら約１５重量％のスイートホエーを含有する。スイート
ホエーは、スイートホエー粉の形態で供するのが好まし
い。スイートホエー粉は、通常、乳糖およびホエータン
パク質の混合物を、例えば約８０重量％の乳糖および約
12重量％のホエータンパク質を含む。
ら約２０重量％のスイートホエーを、例えば約１０％か
ら約１５重量％のスイートホエーを含有する。スイート
ホエーは、スイートホエー粉の形態で供するのが好まし
い。スイートホエー粉は、通常、乳糖およびホエータン
パク質の混合物を、例えば約８０重量％の乳糖および約
12重量％のホエータンパク質を含む。
【００１０】飲料用クリーマーは脂質成分を含む。脂質
成分は適切な食用油脂である。ココナツ油のような口当
たりのよい(bland) 植物油脂は特に好ましい。脂質成分
は、好ましくは飲料用クリーマーの約５％から約２５重
量％に、例えば約１０％から約２０重量％にする。
成分は適切な食用油脂である。ココナツ油のような口当
たりのよい(bland) 植物油脂は特に好ましい。脂質成分
は、好ましくは飲料用クリーマーの約５％から約２５重
量％に、例えば約１０％から約２０重量％にする。
【００１１】アロマ基質は、食用の口当たりのよい植物
油脂が好ましい。適切な例は、コーヒー油およびココナ
ツ脂である。ココナツ脂は特に好ましい。アロマ基質
は、好ましくは飲料用クリーマーの約０．５％から５重
量％に、例えば約１％から約２重量％にする。アロマ基
質はコーヒーアロマを含む。使用されるコーヒーアロマ
は、適切な天然の又は合成のコーヒーアロマでよい。し
かし、可溶性コーヒー粉の調製の間に回収される天然の
アロマが好ましい。
油脂が好ましい。適切な例は、コーヒー油およびココナ
ツ脂である。ココナツ脂は特に好ましい。アロマ基質
は、好ましくは飲料用クリーマーの約０．５％から５重
量％に、例えば約１％から約２重量％にする。アロマ基
質はコーヒーアロマを含む。使用されるコーヒーアロマ
は、適切な天然の又は合成のコーヒーアロマでよい。し
かし、可溶性コーヒー粉の調製の間に回収される天然の
アロマが好ましい。
【００１２】アロマを回収する方法は良く知られてい
る。通常、それらは、処理中のコーヒーから、窒素のよ
うな不活性のキャリヤーガスを使用して、揮発性アロマ
をフラッシュすることにより行う。次にアロマを含有す
るキャリヤーガスを−４０℃未満の温度に、時には−１
９５℃以下に冷却して、アロマの凝縮を生ずる。次に凝
縮したアロマを回収する。次に凝縮したアロマを通常、
アロマ基質に吸収する。別法として、凝縮の間に、アロ
マをアロマ基質の中に吸収することができる。凝縮と吸
収の工程を行う適切な方法は、例えば、米国特許第３，
８２３，２４１号明細書、第５，０３０，４７３号明細
書、および第５，２２２，３６４号明細書に開示されて
いる。
る。通常、それらは、処理中のコーヒーから、窒素のよ
うな不活性のキャリヤーガスを使用して、揮発性アロマ
をフラッシュすることにより行う。次にアロマを含有す
るキャリヤーガスを−４０℃未満の温度に、時には−１
９５℃以下に冷却して、アロマの凝縮を生ずる。次に凝
縮したアロマを回収する。次に凝縮したアロマを通常、
アロマ基質に吸収する。別法として、凝縮の間に、アロ
マをアロマ基質の中に吸収することができる。凝縮と吸
収の工程を行う適切な方法は、例えば、米国特許第３，
８２３，２４１号明細書、第５，０３０，４７３号明細
書、および第５，２２２，３６４号明細書に開示されて
いる。
【００１３】飲料用クリーマーは又、甘味料を含むこと
ができる。何か適切な食品級甘味料、例えば、粉末化し
たクリーマーの製造に普通使用するものを使用すること
ができる。適切な甘味料の例は、グルコースシラップ、
コーンシラップ、スクロース、デキストロース、フルク
トース、マルトデキストリン等およびこれらの糖の混合
物である。グルコースシラップは特に適切であり、特に
約３５から約４２の範囲のＤＥを有するシロップが適切
である。マルトデキストリンは、単独で又は他の糖と一
緒に使用することができる。とにかく、特殊な甘味料又
は選択された甘味料の組合わせは重要でなく、第一の決
定する要因は要望される味、甘味および容積である。使
用される甘味料の量は、甘味料により、望まれる甘味の
程度、甘味料の強さにより変えるが、好ましくは飲料用
クリーマーの約３０％から約７０重量％を、例えば約４
０％から約５０重量％を含む。
ができる。何か適切な食品級甘味料、例えば、粉末化し
たクリーマーの製造に普通使用するものを使用すること
ができる。適切な甘味料の例は、グルコースシラップ、
コーンシラップ、スクロース、デキストロース、フルク
トース、マルトデキストリン等およびこれらの糖の混合
物である。グルコースシラップは特に適切であり、特に
約３５から約４２の範囲のＤＥを有するシロップが適切
である。マルトデキストリンは、単独で又は他の糖と一
緒に使用することができる。とにかく、特殊な甘味料又
は選択された甘味料の組合わせは重要でなく、第一の決
定する要因は要望される味、甘味および容積である。使
用される甘味料の量は、甘味料により、望まれる甘味の
程度、甘味料の強さにより変えるが、好ましくは飲料用
クリーマーの約３０％から約７０重量％を、例えば約４
０％から約５０重量％を含む。
【００１４】又甘味料は、サッカリン、シクラメート、
アセトスルファムのような人工甘味料、アスパルテーム
のようなＬ−アスパルチルを主成分とする甘味料、およ
びこれらの混合物を含んでよい。人工甘味料を使用する
場合、マルトデキストリンおよびポリデキストロースの
ようなバルク剤を適切に組み合わせる。この場合、甘味
料とバルク剤の全量は、通常、約３０から約７０重量％
の範囲であり、人工甘味料自身は通常１重量％以下含
む。
アセトスルファムのような人工甘味料、アスパルテーム
のようなＬ−アスパルチルを主成分とする甘味料、およ
びこれらの混合物を含んでよい。人工甘味料を使用する
場合、マルトデキストリンおよびポリデキストロースの
ようなバルク剤を適切に組み合わせる。この場合、甘味
料とバルク剤の全量は、通常、約３０から約７０重量％
の範囲であり、人工甘味料自身は通常１重量％以下含
む。
【００１５】望む場合には、飲料用クリーマーは適切な
乳化剤を、これは必要ではないが、含むこともできる。
適切な乳化剤は、モノグリセリド、蒸留モノグリセリ
ド、ジグリセリド、グリセロールモノステアレート、ソ
ルビトールモノステアレート、モノ−およびジ−グリセ
リドを有するエステル又は炭素環式酸、モノ−およびジ
−グリセリドのリン酸モノナトリウム誘導体、レシチ
ン、モノ−ジグリセリドのジアセチル酒石酸エステル
（データエステル）、ソルビタンエステル、モノ−およ
びジーグリセリドのジアセチル酒石酸エステル、スクシ
ニル化したモノ−およびジ−グリセリド、アセチル化し
たモノ−およびジ−グリセリド、ヒドロキシル化したレ
シチン、脂肪酸のプロピレングリコールモノ−およびジ
−エステル、脂肪酸のポリグリセロールエステル、脂肪
酸のラクチル化エステルおよびそれらの混合物から選択
することができる。
乳化剤を、これは必要ではないが、含むこともできる。
適切な乳化剤は、モノグリセリド、蒸留モノグリセリ
ド、ジグリセリド、グリセロールモノステアレート、ソ
ルビトールモノステアレート、モノ−およびジ−グリセ
リドを有するエステル又は炭素環式酸、モノ−およびジ
−グリセリドのリン酸モノナトリウム誘導体、レシチ
ン、モノ−ジグリセリドのジアセチル酒石酸エステル
（データエステル）、ソルビタンエステル、モノ−およ
びジーグリセリドのジアセチル酒石酸エステル、スクシ
ニル化したモノ−およびジ−グリセリド、アセチル化し
たモノ−およびジ−グリセリド、ヒドロキシル化したレ
シチン、脂肪酸のプロピレングリコールモノ−およびジ
−エステル、脂肪酸のポリグリセロールエステル、脂肪
酸のラクチル化エステルおよびそれらの混合物から選択
することができる。
【００１６】飲料用クリーマーは又、適切な安定剤、例
えば、リン酸二カリウムおよびクエン酸ナトリウムを含
有することができる。しかし、安定剤の使用は、飲料用
クリーマーの基本的な成分の特殊な組合せにより、一般
には必要がない。安定剤を使用する場合、使用する安定
剤の量は、飲料用クリーマーの約０．１％から約５重量
％の範囲であることができる。
えば、リン酸二カリウムおよびクエン酸ナトリウムを含
有することができる。しかし、安定剤の使用は、飲料用
クリーマーの基本的な成分の特殊な組合せにより、一般
には必要がない。安定剤を使用する場合、使用する安定
剤の量は、飲料用クリーマーの約０．１％から約５重量
％の範囲であることができる。
【００１７】又適切なフレーバ付与剤、着色剤、流動化
剤、抗酸化剤等を、必要に応じて含むことができる。
適切な流動化剤はシリカ−アルミン酸ナトリウムであ
る。
剤、抗酸化剤等を、必要に応じて含むことができる。
適切な流動化剤はシリカ−アルミン酸ナトリウムであ
る。
【００１８】飲料用クリーマーは適切な任意の技術によ
り製造することができる。例えば、標準化した溶液は、
脱脂乳、スイートホエー、および脂質成分を選択された
比率で混合することにより調製して、望ましい脂肪およ
び固形物の含有量の溶液を得ることができる。必要な時
に、水を加えることができる。甘味料を標準化した溶液
に溶解することができる。次に標準化した溶液を、例え
ば約１０５℃で約５秒間、加熱処理をする。次に標準化
した溶液を、蒸発により、通常約４０から６０重量％の
全固形物濃度に濃縮する。必要ならば、濃縮した溶液を
均質化することができる。アロマ基質を早期に加えなか
った場合には、この段階で均質化した溶液に混合するこ
とができる。
り製造することができる。例えば、標準化した溶液は、
脱脂乳、スイートホエー、および脂質成分を選択された
比率で混合することにより調製して、望ましい脂肪およ
び固形物の含有量の溶液を得ることができる。必要な時
に、水を加えることができる。甘味料を標準化した溶液
に溶解することができる。次に標準化した溶液を、例え
ば約１０５℃で約５秒間、加熱処理をする。次に標準化
した溶液を、蒸発により、通常約４０から６０重量％の
全固形物濃度に濃縮する。必要ならば、濃縮した溶液を
均質化することができる。アロマ基質を早期に加えなか
った場合には、この段階で均質化した溶液に混合するこ
とができる。
【００１９】次に、均質化した溶液は、その中に空気、
窒素又は二酸化炭素のようなガスを例えば、濃縮した溶
液の圧力以上の約１００から４００ｋＰａの圧力で噴射
することにより、ガスを吹き込むことができる。次にガ
スを吹き込んだ溶液を噴霧乾燥機の噴霧ノズルに、通常
約２．５ＭＰａから約８ＭＰａの圧力でポンプで送り、
そして噴霧する。約２００℃から約４００℃の温度の加
熱空気を、小滴を乾燥するのに使用する。必要ならば、
装置( スクリーンのような) を加熱空気の入口の上に取
付けて入ってくる加熱空気の流れを多くの第２の流れに
分ける。これは濃縮した溶液の小滴の飛散を減ずる利点
を供する。
窒素又は二酸化炭素のようなガスを例えば、濃縮した溶
液の圧力以上の約１００から４００ｋＰａの圧力で噴射
することにより、ガスを吹き込むことができる。次にガ
スを吹き込んだ溶液を噴霧乾燥機の噴霧ノズルに、通常
約２．５ＭＰａから約８ＭＰａの圧力でポンプで送り、
そして噴霧する。約２００℃から約４００℃の温度の加
熱空気を、小滴を乾燥するのに使用する。必要ならば、
装置( スクリーンのような) を加熱空気の入口の上に取
付けて入ってくる加熱空気の流れを多くの第２の流れに
分ける。これは濃縮した溶液の小滴の飛散を減ずる利点
を供する。
【００２０】次に、必要ならば、得たクリーマーの粉末
を粒状化することができる。適切な任意の粒状化方法
を、例えば米国特許第５，４００，９７２号明細書に記
載されている方法を使って使用することができる。
を粒状化することができる。適切な任意の粒状化方法
を、例えば米国特許第５，４００，９７２号明細書に記
載されている方法を使って使用することができる。
【００２１】必要ならば、さらに、適切なアロマ基質を
この段階で可溶性飲料粉末の中に混合することができ
る。粉末化したアロマをこの段階で加えるのは、特に適
切である。必要な甘味料、安定剤、フレーバ付与剤、等
をこの段階で混合することができる。
この段階で可溶性飲料粉末の中に混合することができ
る。粉末化したアロマをこの段階で加えるのは、特に適
切である。必要な甘味料、安定剤、フレーバ付与剤、等
をこの段階で混合することができる。
【００２２】次に、このようにして得た飲料用クリーマ
ーを、可溶性コーヒー粉末と混合して、可溶性コーヒー
飲料製品を供する。可溶性コーヒー粉末は、噴霧乾燥し
た又は凍結乾燥したコーヒー粉末であることができる。
さらに、必要ならば、可溶性コーヒー粉末は、チコリの
ようなコーヒー代用物を含むことができる。そのような
コーヒー粉末は、市販され、又は通常の抽出および乾燥
技術により製造することができる。必要ならば、コーヒ
ー粉末は粒状化した粉末の形態であることができる。好
ましくは、可溶性コーヒー粉末は、可溶性コーヒー飲料
製品の約１０％から約３０重量％、例えば約１５％から
約２０重量％を含む。
ーを、可溶性コーヒー粉末と混合して、可溶性コーヒー
飲料製品を供する。可溶性コーヒー粉末は、噴霧乾燥し
た又は凍結乾燥したコーヒー粉末であることができる。
さらに、必要ならば、可溶性コーヒー粉末は、チコリの
ようなコーヒー代用物を含むことができる。そのような
コーヒー粉末は、市販され、又は通常の抽出および乾燥
技術により製造することができる。必要ならば、コーヒ
ー粉末は粒状化した粉末の形態であることができる。好
ましくは、可溶性コーヒー粉末は、可溶性コーヒー飲料
製品の約１０％から約３０重量％、例えば約１５％から
約２０重量％を含む。
【００２３】熱湯に溶解した時、可溶性コーヒー飲料製
品は、軽い、ふわふわした、安定した泡を有するコーヒ
ー飲料を供する。塊は少ないか又は観察することができ
ない。さらにコーヒー飲料は顕著なコーヒーアロマおよ
び豊富なコーヒーフレーバを有する。
品は、軽い、ふわふわした、安定した泡を有するコーヒ
ー飲料を供する。塊は少ないか又は観察することができ
ない。さらにコーヒー飲料は顕著なコーヒーアロマおよ
び豊富なコーヒーフレーバを有する。
【００２４】例１ コーヒーアロマは、米国特許第５，２２２，３６４号明
細書に記載された方法により捕捉され、そして溶融した
ココナツ脂と混合する。飲料用クリーマー粉末を、無脂
乳固形分、スイートホエー粉末、グルコースシラップ、
スクロースおよびココナツ脂を含む標準化した溶液から
製造する。標準化した溶液をプレート式熱交換器で８５
℃に予備加熱し、ついで蒸気の噴射により、１０５℃で
５秒間加熱する。次に加熱した溶液を約４８から５０重
量％の固形物含量に濃縮する。濃縮した溶液を約４０℃
に冷却し、この温度に約１０分間保持する。濃縮した溶
液をプレート式熱交換器で７５℃に加熱し、次にアロマ
を付与した、溶融ココナツ脂を濃縮した溶液の中に混合
する。次にアロマを付与した濃縮溶液を噴霧乾燥塔に送
る。窒素を、噴霧乾燥塔より前に、アロマを付与して濃
縮溶液の中に、約３バールの圧力で噴射する。次にガス
を吹き込んだ溶液を７Ｍｐａの圧力で噴霧乾燥塔のノズ
ルにポンプで送る。噴霧乾燥塔の中で、ガスを吹き込ん
だ溶液を噴霧することにより、入口において３３５℃で
１５．７ｋＰａの圧力の空気で乾燥する。最初の空気流
は、濃縮液ノズルのところに置かれたスクリーンによ
り、約７．９ｋＰａの圧力の小さな第２の乱流に分けら
れる。製造された飲料用クリーマー粉末の組成は次表の
通りである。
細書に記載された方法により捕捉され、そして溶融した
ココナツ脂と混合する。飲料用クリーマー粉末を、無脂
乳固形分、スイートホエー粉末、グルコースシラップ、
スクロースおよびココナツ脂を含む標準化した溶液から
製造する。標準化した溶液をプレート式熱交換器で８５
℃に予備加熱し、ついで蒸気の噴射により、１０５℃で
５秒間加熱する。次に加熱した溶液を約４８から５０重
量％の固形物含量に濃縮する。濃縮した溶液を約４０℃
に冷却し、この温度に約１０分間保持する。濃縮した溶
液をプレート式熱交換器で７５℃に加熱し、次にアロマ
を付与した、溶融ココナツ脂を濃縮した溶液の中に混合
する。次にアロマを付与した濃縮溶液を噴霧乾燥塔に送
る。窒素を、噴霧乾燥塔より前に、アロマを付与して濃
縮溶液の中に、約３バールの圧力で噴射する。次にガス
を吹き込んだ溶液を７Ｍｐａの圧力で噴霧乾燥塔のノズ
ルにポンプで送る。噴霧乾燥塔の中で、ガスを吹き込ん
だ溶液を噴霧することにより、入口において３３５℃で
１５．７ｋＰａの圧力の空気で乾燥する。最初の空気流
は、濃縮液ノズルのところに置かれたスクリーンによ
り、約７．９ｋＰａの圧力の小さな第２の乱流に分けら
れる。製造された飲料用クリーマー粉末の組成は次表の
通りである。
【表１】 次に飲料用クリーマー粉を可溶性コーヒー粉と混合して
可溶性コーヒー飲料製品を供する。可溶性コーヒー飲料
製品は、約１８重量％の可溶性コーヒー粉および約８２
重量％の飲料用クリーマー粉を含有する。約１２ｇのそ
の粉末をガラスのビーカーの中に入れ、１５０ｍｌの８
５℃の水を攪拌しながら加える。生成された飲料は、良
好な褐色のコーヒー色の液の上に軽い、ふわふわした、
そして安定した泡を有する。塊は観察されない。その飲
料は良好なコーヒーのアロマおよび少量の乳状ノートの
フレーバを有する。
可溶性コーヒー飲料製品を供する。可溶性コーヒー飲料
製品は、約１８重量％の可溶性コーヒー粉および約８２
重量％の飲料用クリーマー粉を含有する。約１２ｇのそ
の粉末をガラスのビーカーの中に入れ、１５０ｍｌの８
５℃の水を攪拌しながら加える。生成された飲料は、良
好な褐色のコーヒー色の液の上に軽い、ふわふわした、
そして安定した泡を有する。塊は観察されない。その飲
料は良好なコーヒーのアロマおよび少量の乳状ノートの
フレーバを有する。
【００２５】例２ 飲料用クリームの組成が次表のようである以外は、例１
の方法を繰り返す。
の方法を繰り返す。
【表２】 飲料のフレーバおよびアロマは、甘味がより少ない以外
は同様である。泡は軽いふわふわした外観を有する。上
記の好ましい実施態様にたいして、本発明の範囲から離
れることなく、多くの修正および変更を行うことができ
ることは、認められる。
は同様である。泡は軽いふわふわした外観を有する。上
記の好ましい実施態様にたいして、本発明の範囲から離
れることなく、多くの修正および変更を行うことができ
ることは、認められる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 オリバー フミエル スイス国 オルベ，シュマン デ エコリ エル ３
Claims (10)
- 【請求項１】 約１５％から約３０重量％の無脂乳固形
分、スイートホエー、脂質成分、およびコーヒーアロマ
を有するアロマ基質から成る、可溶性飲料用クリーマー
であって、このクリーマーは粉末形態であり、かつ発泡
用のガスを含む、上記の可溶性飲料用クリーマー。 - 【請求項２】 約５％から約２０重量％のスイートホエ
ーを含む、請求項１に記載の飲料用クリーマー。 - 【請求項３】 脂質成分は植物油である、請求項１又は
２に記載の飲料用クリーマー。 - 【請求項４】 約５％から約２５重量％の植物油を含
む、請求項３に記載の飲料用クリーマー。 - 【請求項５】 アロマ基質はココナツ脂である、請求項
１から４のいずれか１項に記載の飲料用クリーマー。 - 【請求項６】 約１％から約２重量％のアロマ基質を含
む、請求項５に記載の飲料用クリーマー。 - 【請求項７】 約３０％から約７０重量％の甘味料を含
む、請求項１から６のいずれか１項に記載の方法。 - 【請求項８】 甘味料は３５から４２の範囲のＤＥを有
するグルコースシラップである、請求項７に記載の飲料
用クリーマー。 - 【請求項９】 水を加えると、発泡した上部表面を有す
るコーヒー飲料を形成することができる可溶性コーヒー
飲料粉末であって、可溶性コーヒー粉末および請求項１
から８のいずれか１項に記載の可溶性飲料用クリーマー
を含む、上記の可溶性コーヒー飲料粉末。 - 【請求項１０】 約１０から約３０重量％の可溶性コー
ヒー粉末および約９０％から約７０重量％の可溶性飲料
用クリーマーを含む、請求項９に記載の可溶性飲料粉
末。
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| JP2015070859A (ja) * | 2008-12-26 | 2015-04-16 | 株式会社明治 | 固形乳の製造方法，及び固形乳の圧縮成形性及び溶解性改善方法 |
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