JPH1155811A - マスコンのキーインターロック装置 - Google Patents

マスコンのキーインターロック装置

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JPH1155811A
JPH1155811A JP21986597A JP21986597A JPH1155811A JP H1155811 A JPH1155811 A JP H1155811A JP 21986597 A JP21986597 A JP 21986597A JP 21986597 A JP21986597 A JP 21986597A JP H1155811 A JPH1155811 A JP H1155811A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cam
camshaft
key
interlock
key operation
Prior art date
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Pending
Application number
JP21986597A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Ota
一之 大田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Electric Manufacturing Ltd
Original Assignee
Toyo Electric Manufacturing Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】キーを左右に回転させる動作を加え、それによ
りカムを回転させ、複数のハンドルのロック及び解除の
状態を個別に実現させることにある。 【解決手段】力行カム軸1、逆転カム軸2を一体軸13
として設け、更にブレーキカム軸を設け、この各々の軸
にインターロック用カム4、5、6を備え、これらのカ
ムとかみ合うキー操作用カム11を備えたキーインター
ロック10を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道車両用走行装
置のキーインターロックのキーの位置により、力行カム
軸、逆転カム軸、ブレーキカム軸のロック又はアンロッ
クをカムにより実現させるマスコンのキーインターロッ
ク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のマスコンのキーインターロック装
置は、キーの回転方向が、左又は右の一方向のみであ
り、キーが前記位置においては、力行カム軸、逆転カム
軸、ブレーキカム軸全てのロックが解除されハンドル操
作が可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
マスコンのキーインターロック装置においては、キーが
一方向の動作であり各カム軸のロック、アンロック状態
を個別に実現できないという問題があった。すなわち、
逆転カム軸のみロック解除とし、他のカム軸はロックの
状態、又は、全てのカム軸のロック解除の二状態を実現
できないという問題があった。本発明は上述した点を鑑
みて創案されたもので、その目的とするところは、これ
らの欠点を解決したマスコンのキーインターロック装置
を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】つまり、その目的を達成
する為の手段は、請求項1において、力行ハンドルと逆
転ハンドルとブレーキハンドルを備えた鉄道車両用走行
装置において、力行ハンドルには力行カム軸が備えら
れ、逆転ハンドルには中空の逆転カム軸が備えられ前記
力行カム軸に挿入して一体軸を形成し、ブレーキハンド
ルにはブレーキカム軸が備えられ、これらそれぞれのカ
ム軸にはインターロック用カムが備えられると共に、そ
れぞれが独立して回動し、このインターロック用カムの
配設位置は、前記力行カム軸と逆転カム軸のインターロ
ック用カムは同一方向端部に、ブレーキカム軸のインタ
ーロック用カムは力行カム軸と逆転カム軸のインターロ
ック用カムの近傍に備え、これら三個のインターロック
用カムの外周の任意の位置に切り欠き部分が穿設され、
三個のインターロック用カムが回動できる程度の間隔を
置いて一か所に纏められてカム体を形成し、更にこのカ
ム体の軸方向に対して直角方向で且つカム体と係合して
回動するキー操作用カムが備えられ、このキー操作用カ
ムの外周の任意の位置に切り欠き部分が穿設され、キー
操作用カムを回動することによって前記インターロック
用カムの回転を制御するよう構成したものである。
【0005】請求項2において、前記キー操作用カムに
穿設した切り欠き部分は、外周の任意の二箇所に備え、
一箇所の切り欠き部分は前記カム体が入り込む部分、他
の一箇所は三個の内の一個のインターロック用カムが入
り込む部分とするものである。
【0006】請求項3において、前記キー操作用カムを
回動せしめ、「左」、「中央」、「右」の各々の位置で
前記力行カム軸、逆転カム軸、ブレーキカム軸を操作用
カムの切り欠き部分又は切り欠きのない部分によってそ
れぞれロック又はアンロックさせるものである。
【0007】その作用は、図1に示すように、キーイン
ターロック10にキー12を挿入し、その状態(以下切
位置と称す)では力行カム軸1の右端に備えたインター
ロック用カム5、逆転カム軸2の右端に備えたインター
ロック用カム4、ブレーキカム軸3の左端に備えたイン
ターロック用カム6の各々に設けられた切り欠き部分
(図示せず)に、キーインターロック10に備えたキー
操作用カム11の外周部分が挿入されることで全てのカ
ム軸の回転がロックされ、全てのハンドルがロック状態
となる。キー12を左回しすると(以下左位置と称
す)、キー操作用カム11が左に回転しキー操作用カム
11に設けた切り欠きがカム4、カム5、カム6の位置
に来ることで全カム軸のロックが解除され、全ハンドル
が操作可能となる。また、キーを右回しすると(以下右
位置と称す)、キー操作用カム11に設けた他の切り欠
き部分が、逆転カム軸右端に備えたインターロック用カ
ム4の位置に来ることで逆転ハンドル軸のみのロックが
解除され逆転ハンドルのみ操作可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて記述する。図1は本発明の鉄道車両用の一実施
例を示す主要部説明図、図2は図1のものを使用した一
実施例を示す説明図、図3は図1のものを使用した一実
施例を示す正面図である。図1、図2及び図3におい
て、 (イ)力行ハンドル7により操作される力行カム軸1を
設け、力行カム軸1の右側に中空軸構造とした逆転ハン
ドル8により操作される逆転カム軸2を挿入し、一体軸
13とする。 (ロ)一体軸13は軸受台14、15により支持され
る。 (ハ)一体軸13の右端に力行カム軸1に固定したイン
ターロック用カム5を設け、逆転カム軸2に固定したイ
ンターロック用カム4を設ける。 (ニ)ブレーキハンドル9により操作されるブレーキカ
ム軸3を設け、軸受台16、17により支持される。ブ
レーキカム軸3の左端に、インターロック用カム6を固
定する。 (ホ)インターロック用カム4、5、6には各々切欠き
部分を設け、それらの切欠きとかみ合う位置にキーイン
ターロック10に備えられたキー12により回転させら
れるキー操作用カム11を設ける。
【0009】このようにして、三個のインターロック用
カム4,5,6が回動できる程度の間隔を置いて一か所
に纏められてカム体19を形成する。 (ト)このカム体19の軸方向に対して直角方向で且つ
カム体19と係合して回動するキー操作用カム11を備
える。このキー操作用カム11の外周には二箇所の切り
欠き部分が設けられ、一箇所の切り欠き部分11aは前
記カム体19が入り込む部分、他の一箇所の切り欠き部
分11bは三個の内の一個のインターロック用カムが入
り込む部分である。このようにして構成されたマスコン
のキーインターロック装置において、キー操作用カム1
1をキー12によって回動せしめ、「左」、「中央」、
「右」の各々の位置で前記力行カム軸1、逆転カム軸
2、ブレーキカム軸3をキー操作用カム11の切り欠き
部分11a及び11b又は切り欠きのない部分によって
それぞれロック又はアンロックさせるものである。
【0010】次に、その作用について図4、5、6を参
照して説明する。図4はキー12をキー操作用カム11
に挿入した切位置を示したものであり、この状態では、
インターロック用カム4、5、6の切り欠き部分(一点
鎖線で示された部分)11cにキー操作用カム11がか
み合っており、インターロック用カム4、5、6は回転
できない。したがって、力行カム軸1、逆転カム軸2、
ブレーキカム軸3はロックされることで、力行ハンドル
7、逆転ハンドル8、ブレーキハンドル9も操作不可能
となる。
【0011】図5はキー12を左に回転させた左位置を
示したものである。この状態ではキー操作用カム11に
設けた切り欠き部分11aがインターロック用カム4、
5、6の切り欠き部分11cと同じ位置にあり、インタ
ーロック用カム4、5、6は自由に回転することができ
る。したがって、力行カム軸1、逆転カム軸2、ブレー
キカム軸3はロックが解除され、さらに力行ハンドル
7、逆転ハンドル8、ブレーキハンドル9全てのハンド
ルが操作可能となる。
【0012】図6はキー12を右に回転させた右位置を
示したものである。この状態ではキー操作用カム11に
設けた切り欠き部分11bがインターロック用カム4の
切り欠き部分位置にのみ来る為、インターロック用カム
4のみ回転できる。したがって、逆転カム軸2のみロッ
ク解除となり逆転ハンドル8が操作可能となる。また力
行ハンドル7、ブレーキハンドル9は操作不可能であ
る。ここで、逆転ハンドルには中空の逆転カム軸が備え
られ、力行カム軸に挿入して一体軸を形成した説明を行
ったが、中空を有するカム軸はこれに限ったものではな
く、要はカム体19を形成することができればいづれの
手段であってもよい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、キ
ーの切位置により力行ハンドル、逆転ハンドル、ブレー
キハンドル全てがロックされ、キーの左位置により力行
ハンドル、逆転ハンドル、ブレーキハンドル全てが操作
可能になり、またキーの右位置により逆転ハンドルのみ
操作可能になるなど、実用上、極めて有用性の高いもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示す主要部説明図で
ある。
【図2】図2は図1のものを使用した一実施例を示す説
明図である。
【図3】図3は、図1のものを使用した一実施例を示す
正面図である。
【図4】図4は動作説明図である。
【図5】図5は動作説明図である。
【図6】図6は動作説明図である。
【符号の説明】
1 力行カム軸 2 逆転カム軸 3 ブレーキカム軸 4 インターロック用カム 5 インターロック用カム 6 インターロック用カム 7 力行ハンドル 8 逆転ハンドル 9 ブレーキハンドル 10 キーインターロック 11 キー操作用カム 12 キー 13 一体軸 14 軸受台 15 軸受台 16 軸受台 17 軸受台 18 マスコン本体 19 カム体 11a,11b,11c 切り欠き部分

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 力行ハンドルと逆転ハンドルとブレーキ
    ハンドルを備えた鉄道車両用走行装置において、力行ハ
    ンドルには力行カム軸が備えられ、逆転ハンドルには中
    空の逆転カム軸が備えられ前記力行カム軸に挿入して一
    体軸を形成し、ブレーキハンドルにはブレーキカム軸が
    備えられ、これらそれぞれのカム軸にはインターロック
    用カムが備えられると共に、それぞれが独立して回動
    し、このインターロック用カムの配設位置は、前記力行
    カム軸と逆転カム軸のインターロック用カムは同一方向
    端部に、ブレーキカム軸のインターロック用カムは力行
    カム軸と逆転カム軸のインターロック用カムの近傍に備
    え、これら三個のインターロック用カムの外周の任意の
    位置に切り欠き部分が穿設され、三個のインターロック
    用カムが回動できる程度の間隔を置いて一か所に纏めら
    れてカム体を形成し、更にこのカム体の軸方向に対して
    直角方向で且つカム体と係合して回動するキー操作用カ
    ムが備えられ、このキー操作用カムの外周の任意の位置
    に切り欠き部分が穿設され、キー操作用カムを回動する
    ことによって前記インターロック用カムの回転を制御す
    るよう構成したことを特徴とするマスコンのキーインタ
    ーロック装置。
  2. 【請求項2】 前記キー操作用カムに穿設した切り欠き
    部分は、外周の任意の二箇所に備え、一箇所の切り欠き
    部分は前記カム体が入り込む部分、他の一箇所は三個の
    内の一個のインターロック用カムが入り込む部分とする
    請求項1記載のマスコンのキーインターロック装置。
  3. 【請求項3】 前記キー操作用カムを回動せしめ、
    「左」、「中央」、「右」の各々の位置で前記力行カム
    軸、逆転カム軸、ブレーキカム軸をキー操作用カムの切
    り欠き部分又は切り欠きのない部分によってそれぞれロ
    ック又はアンロックさせる請求項1又は2記載のマスコ
    ンのキーインターロック装置。
JP21986597A 1997-07-31 1997-07-31 マスコンのキーインターロック装置 Pending JPH1155811A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4641663B2 (ja) * 2001-05-25 2011-03-02 東日本旅客鉄道株式会社 鉄道車両のアイドリングストップ装置
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20031222

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02