JP2000229557A - キーロック装置 - Google Patents

キーロック装置

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JP2000229557A
JP2000229557A JP3174399A JP3174399A JP2000229557A JP 2000229557 A JP2000229557 A JP 2000229557A JP 3174399 A JP3174399 A JP 3174399A JP 3174399 A JP3174399 A JP 3174399A JP 2000229557 A JP2000229557 A JP 2000229557A
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key
stopper
shaft
knob
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Yoshitaka Watanabe
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気式アクチュエータの更なる増設を伴うこ
となく、基準となる第1位置とこれに連続する第2位置
との間でのキーノブの回転操作を両方向操作共に制限す
ることが可能となるキーロック装置を得る。 【解決手段】 キーロック装置10は一対のロックプレ
ート22、24を備えており、各ロックプレート22、
24には、ソレノイド36によって揺動されるストッパ
32がそれぞれ係合可能である。ストッパ32がロック
プレート22の側壁28Aに対向する状態では、キーノ
ブ12の「LOCK」位置から「ACC」位置への回転
が阻止され、また、ストッパ32がロックプレート24
の側壁30Aに対向する状態では、キーノブ12の「A
CC」位置から「LOCK」位置への回転が阻止され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はキーロック装置に係
り、特に、基準となる第1位置及びこの第1位置に連続
する第2位置との間で回転操作可能なキーノブの回転操
作を制限するためのキーロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な車両用キー装置では、シフトレ
バーが「P」シフトレンジに位置しない限りイグニッシ
ョンキーが抜けないように構成されたものがある(所
謂、キーインターロック機構を備えたものがある)。
【0003】この種のキー装置では、シフトレバーの
「P」シフトレンジ以外の他のシフトレンジへの移動
(「R」シフトレンジ方向への移動)が阻止されたシフ
トロック状態(所謂、「P」レンジシフトロック)とな
ると、例えば、キーインターロックケーブルが引っ張ら
れてイグニッションキー部のキーインターロック機構が
作動し(解除され)、イグニッションキーの抜き出し
(「ACC」位置から「LOCK」位置への回転)が可
能になる。一方、シフトレバーが「P」シフトレンジに
選択されてシフトロック状態となった後に、ブレーキが
操作されると、シフトロック状態が解除されてシフトレ
バーの「P」シフトレンジ以外の他のシフトレンジへの
移動が可能となり、このシフトロック解除状態では、シ
フトロック解除動作が例えばキーインターロックケーブ
ルを介してイグニッションキー部に伝達されてキーイン
ターロック機構が作動し、イグニッションキーの抜き出
し(「ACC」位置から「LOCK」位置への回転)が
阻止される構成となっている。
【0004】なお、前述の如きキーインターロックケー
ブルに代えて、ソレノイド等の電気式アクチュエータを
採用し、この電気式アクチュエータをシフトロック及び
その解除に連動させて、キーインターロック機構を作動
させる構成のものも知られている。
【0005】ところで、近年、キーの電気的な信号によ
りキーの照合を行う電子キーシステムが提案されてい
る。この種の電子キーシステムでは、操作ノブに設けら
れた挿入孔にキーを挿入し、キーが電気的な信号により
照合されると、ノブの操作が可能となる。このため、乗
員が操作ノブを回転させることによって、車両のエンジ
ン等を始動させることができる構成とされている。
【0006】ここで、このような電子キーシステムで
は、前述の如くキーが電気的な信号により照合されると
操作ノブの操作が可能となるが、反対に、キーが照合さ
れない場合には操作ノブの回転を阻止するロック機構が
必要である。
【0007】この場合、前述した従来のキーインターロ
ック機構では、何れの構成のものも、「ACC」位置か
ら「LOCK」位置への回転阻止(ロック)機能を有す
るのみであり、「LOCK」位置から「ACC」位置へ
の回転阻止(ロック)機能は備えていないため、これを
そのまま採用して構成することはできない。
【0008】またさらに、前述した従来のキーインター
ロック機構におけるソレノイド等の電気式アクチュエー
タを二組採用することで、「ACC」位置から「LOC
K」位置への回転阻止(ロック)及び「LOCK」位置
から「ACC」位置への回転阻止(ロック)を共に達成
するように構成することも考えられる。しかしながら、
この場合には、電気式アクチュエータを一組追加装備す
ることになるため、コストや組付け性の点で新たな問題
が生じることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、電気式アクチュエータ等の更なる増設を伴うこと
無く、基準となる第1位置(例えば、「LOCK」位
置)とこの第1位置に連続する第2位置(例えば、「A
CC」位置)との間でのキーノブの回転操作を両方向操
作共に制限すること(例えば、前記「LOCK」位置か
ら「ACC」位置への回転阻止、及び「ACC」位置か
ら「LOCK」位置への回転阻止)が可能となるキーロ
ック装置を得ることが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明のキ
ーロック装置は、基準となる第1位置及びこの第1位置
に連続する第2位置との間で回転操作可能なキーノブの
前記回転操作を制限するためのキーロック装置であっ
て、前記キーノブと一体的に設けられてキーノブと共に
回転するロック部材と、前記ロック部材に係合可能に設
けられ、第1作動状態となることで前記ロック部材に係
合して前記第1位置から第2位置方向への回転を阻止す
ると共に、第2作動状態となることで前記ロック部材に
係合して前記第2位置から第1位置方向への回転を阻止
するストッパ部材と、前記ストッパ部材に連結され、O
N/OFF作動することで前記ストッパ部材を駆動し
て、前記第1作動状態または前記第2作動状態とするソ
レノイドと、を備えたことを特徴としている。
【0011】請求項1記載のキーロック装置では、キー
ノブが、基準となる第1位置及びこの第1位置に連続す
る第2位置との間で回転操作可能とされている。また、
キーノブが回転操作される際には、ロック部材もこのキ
ーノブと共に回転する。
【0012】ここで、ソレノイドがON/OFF作動す
ると、このソレノイドに連結されたストッパ部材が駆動
され、ストッパ部材が第1作動状態または第2作動状態
とされる。したがって、ストッパ部材が第1作動状態で
は、キーノブの第1位置から第2位置方向への回転が阻
止され、また、ストッパ部材が第2作動状態では、キー
ノブの第2位置から第1位置方向への回転が阻止され
る。
【0013】このように、単一のソレノイドのON/O
FF作動によって、基準となる第1位置(例えば、「L
OCK」位置)とこの第1位置に連続する第2位置(例
えば、「ACC」位置)との間でのキーノブの回転操作
を両方向操作共に制限することが可能となる(例えば、
前記「LOCK」位置から「ACC」位置への回転阻
止、及び「ACC」位置から「LOCK」位置への回転
阻止が可能となる)。しかも、電気式アクチュエータ等
の更なる増設を伴うことが無いため、コストや組付け性
の点で有利になる。
【0014】請求項2に係る発明のキーロック装置は、
請求項1記載のキーロック装置において、前記ロック部
材は、前記キーノブと一体のシャフトの径方向に沿って
移動可能で前記シャフトの軸線方向に沿って互いに隣接
して設けられ、常に径方向外側へ向けて付勢された一対
のロックプレートとされ、前記ストッパ部材は、前記シ
ャフトの軸線方向に沿って揺動可能に設けられ、揺動す
ることで前記第1作動状態または前記第2作動状態とな
って前記一対のロックプレートのそれぞれに係合するス
トッパとされ、前記ソレノイドは、前記ストッパに連結
され、ON/OFF作動することで前記ストッパを揺動
させる、ことを特徴としている。
【0015】請求項2記載のキーロック装置では、キー
ノブが回転操作される際には、一対のロックプレートも
このキーノブと共に回転する。また、ソレノイドはスト
ッパに連結されている。
【0016】ここで、ソレノイドがON/OFF作動す
ると、このソレノイドに連結されたストッパが駆動され
て揺動し、このストッパが一方のロックプレートに係合
する状態(第1作動状態)または他方のロックプレート
に係合する状態(第2作動状態)となる。したがって、
ストッパが一方のロックプレートに係合する状態では、
キーノブの第1位置から第2位置方向への回転が阻止さ
れ、また、ストッパが他方のロックプレートに係合する
状態では、キーノブの第2位置から第1位置方向への回
転が阻止される。
【0017】このように、単一のソレノイドのON/O
FF作動によって、基準となる第1位置(例えば、「L
OCK」位置)とこの第1位置に連続する第2位置(例
えば、「ACC」位置)との間でのキーノブの回転操作
を両方向操作共に制限することが可能となる(例えば、
前記「LOCK」位置から「ACC」位置への回転阻
止、及び「ACC」位置から「LOCK」位置への回転
阻止が可能となる)。しかも、電気式アクチュエータ等
の更なる増設を伴うことが無いため、コストや組付け性
の点で有利になる。
【0018】請求項3に係る発明のキーロック装置は、
請求項1記載のキーロック装置において、前記ロック部
材は、前記キーノブと一体のシャフトの外周に突出形成
され前記シャフトの周方向に沿って互いに隣接して設け
られた一対のロック突起とされ、前記ストッパ部材は、
前記シャフトの周方向に沿って揺動可能に設けられ、揺
動することで前記第1作動状態または前記第2作動状態
となって前記一対のロック突起のそれぞれに係合するス
トッパアームとされ、前記ソレノイドは、前記ストッパ
アームに連結され、ON/OFF作動することで前記ス
トッパアームを揺動させる、ことを特徴としている。
【0019】請求項3記載のキーロック装置では、キー
ノブが回転操作される際には、一対のロック突起もこの
キーノブと共に回転する。また、ソレノイドはストッパ
アームに連結されている。
【0020】ここで、ソレノイドがON/OFF作動す
ると、このソレノイドに連結されたストッパアームが駆
動されてシャフトの周方向に沿って揺動し、このストッ
パアームが一方のロック突起に係合する状態(第1作動
状態)または他方のロック突起に係合する状態(第2作
動状態)となる。したがって、ストッパアームが一方の
ロック突起に係合する状態では、キーノブの第1位置か
ら第2位置方向への回転が阻止され、また、ストッパア
ームが他方のロック突起に係合する状態では、キーノブ
の第2位置から第1位置方向への回転が阻止される。
【0021】このように、単一のソレノイドのON/O
FF作動によって、基準となる第1位置(例えば、「L
OCK」位置)とこの第1位置に連続する第2位置(例
えば、「ACC」位置)との間でのキーノブの回転操作
を両方向操作共に制限することが可能となる(例えば、
前記「LOCK」位置から「ACC」位置への回転阻
止、及び「ACC」位置から「LOCK」位置への回転
阻止が可能となる)。しかも、電気式アクチュエータ等
の更なる増設を伴うことが無いため、コストや組付け性
の点で有利になる。
【0022】請求項4に係る発明のキーロック装置は、
請求項1記載のキーロック装置において、前記ロック部
材は、前記キーノブと一体のシャフトの外周に突出形成
されたカム突起とされ、前記ストッパ部材は、前記シャ
フトの周方向に沿って互いに連結されると共に前記シャ
フトの外周に接離するように回転可能に設けられ、回転
することで前記第1作動状態または前記第2作動状態と
なって一方が前記カム突起の周方向一側面に係合しまた
は他方が前記カム突起の周方向他側面に係合する一対の
ロックプレートとされ、前記ソレノイドは、前記一方の
ロックプレートに連結され、ON/OFF作動すること
で前記一対のロックプレートを保持/非保持する、こと
を特徴としている。
【0023】請求項4記載のキーロック装置では、キー
ノブが回転操作される際には、カム突起もこのキーノブ
と共に回転する。また、ソレノイドは一対のロックプレ
ートの一方に連結されている。
【0024】ここで、ソレノイドが作動すると、このソ
レノイドに連結された一対のロックプレートが保持され
て、一方のロックプレートがカム突起の周方向一側面に
係合する状態(第1作動状態)または他方のロックプレ
ートがカム突起の周方向他側面に係合する状態(第2作
動状態)となる。したがって、一方のロックプレートが
カム突起の周方向一側面に係合する状態では、キーノブ
の第1位置から第2位置方向への回転が阻止され、ま
た、他方のロックプレートがカム突起の周方向他側面に
係合する状態では、キーノブの第2位置から第1位置方
向への回転が阻止される。
【0025】このように、単一のソレノイドのON/O
FF作動によって、基準となる第1位置(例えば、「L
OCK」位置)とこの第1位置に連続する第2位置(例
えば、「ACC」位置)との間でのキーノブの回転操作
を両方向操作共に制限することが可能となる(例えば、
前記「LOCK」位置から「ACC」位置への回転阻
止、及び「ACC」位置から「LOCK」位置への回転
阻止が可能となる)。しかも、電気式アクチュエータ等
の更なる増設を伴うことが無いため、コストや組付け性
の点で有利になる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1には、本発明の第1の実施の
形態に係るキーロック装置10の全体構成が斜視図にて
示されている。また、図2及び図3にはこのキーロック
装置10の構成が断面図にて示されている。
【0027】このキーロック装置10が適用される車両
用のキー装置はキーノブ12を備えている。キーノブ1
2は、ノブボディ11(図2及び図3参照)に回転可能
に収容されており、先端には乗員握持用のつまみ部14
が設けられると共に、反対側にはシャフト16が一体に
設けられている。また、キーノブ12には、キー18が
挿入可能な挿入孔20が形成されており、この挿入孔2
0はつまみ部14の先端に開口している。
【0028】ここで、本第1の実施の形態に係るキー装
置では、キー18の電気的な信号によりキー18の照合
を行う電子キーシステムが採用されており、キー18を
挿入孔20に挿入しキー18が電気的な信号により照合
されると、キーノブ12の操作が可能となる。このた
め、乗員がつまみ部14を握持し、キーノブ12を回転
させることによって、車両のエンジン等を始動させるこ
とができる構成とされている。
【0029】さらにここで、このキーノブ12の回転操
作位置としては、基準となる「LOCK」位置(第1位
置)とこの「LOCK」位置に連続する「ACC」位置
(第2位置)とが少なくとも設定されており、キーロッ
ク装置10は、これら「LOCK」位置と「ACC」位
置の間でのキーノブ12の回転操作を両方向操作共に制
限するものである(例えば、前記「LOCK」位置から
「ACC」位置への回転阻止、及び「ACC」位置から
「LOCK」位置への回転阻止を行うものである)。
【0030】キーロック装置10は、ロック部材として
の一対のロックプレート22、24を備えている。各ロ
ックプレート22、24はそれぞれシャフト16内にこ
のシャフト16の径方向に沿って移動可能に収容されて
おり、互いにシャフト16の軸線方向に沿って隣接して
設けられている。このため、各ロックプレート22、2
4は、常にキーノブ12と共に回転する。また、各ロッ
クプレート22、24の側近には、それぞれスプリング
26が設けられており、各ロックプレート22、24は
常にシャフト16の径方向外側へ向けて付勢されてい
る。
【0031】一方のロックプレート22の先端部には、
係合突起28が形成されている。係合突起28は楔状に
形成されており、その一方の側壁28Aは垂直に立設す
ると共に、他方の側壁28Bは傾斜して形成されてい
る。また、他方のロックプレート24の先端部には、係
合突起30が形成されている。この係合突起30も楔状
に形成されており、その一方の側壁30Aは垂直に立設
されると共に、他方の側壁30Bは傾斜して形成されて
いる。すなわち、一方の係合突起28と他方の係合突起
30とは、互いに反対向きに形成されており、垂直に立
設する側壁28Aと側壁30Aはシャフト16周方向外
側へ向き、傾斜して形成される側壁28Bと側壁30B
とは互いに向き合っている。
【0032】これらの係合突起28及び係合突起30
は、通常はシャフト16の外周縁から外部に突出して位
置しており、各ロックプレート22、24がスプリング
26の付勢力に抗してシャフト16の軸芯側へ移動する
ことで、シャフト16の外周縁から内部に引っ込むよう
に構成されている。
【0033】一対のロックプレート22、24の近傍に
は、ストッパ部材としてのストッパ32が配置されてい
る。ストッパ32は、支軸34によってシャフト16の
軸線方向に沿って揺動可能に支持されており、その下端
部は先細に形成されてロックプレート22の係合突起2
8またはロックプレート24の係合突起30に対応して
いる。このストッパ32は、支軸34周りに揺動するこ
とで、下端部がロックプレート22の係合突起28また
はロックプレート24の係合突起30に係合可能となっ
ている。
【0034】ここで、ストッパ32が、ロックプレート
22の係合突起28の垂直に立設する側壁28Aに対向
する状態(第1作動状態)では、キーノブ12の前記
「LOCK」位置(第1位置)から「ACC」位置(第
2位置)への回転が阻止される構成であり、また、スト
ッパ32が、ロックプレート24の係合突起30の垂直
に立設する側壁30Aに対向する状態(第2作動状態)
では、キーノブ12の前記「ACC」位置(第2位置)
から「LOCK」位置(第1位置)への回転が阻止され
る構成である。
【0035】また、ストッパ32にはソレノイド36が
連結されている。このため、ソレノイド36に通電され
ることで(ON/OFF作動することで)ストッパ32
を揺動させることができる。さらに、このソレノイド3
6は、スプリング38によって付勢されており、非通電
(OFF)状態ではプランジャ40が引き込まれた状態
となっている。したがって、このソレノイド36の非通
電(OFF)状態では、ストッパ32は一方のロックプ
レート22の係合突起28に対向する状態(第1作動状
態)となり、一方、ソレノイド36が通電されると(O
N状態では)プランジャ40が引き出されてストッパ3
2が揺動され、ストッパ32が他方のロックプレート2
4の係合突起30に対向する状態(第2作動状態)とな
る構成である。
【0036】次に、本第1の実施の形態の作用を説明す
る。
【0037】以上の構成のキーロック装置10では、キ
ー18が挿入孔20へ挿入されていない状態、すなわ
ち、キーノブ12が基準となる「LOCK」位置(第1
位置)にある状態では、ソレノイド36は非通電(OF
F)状態とされており、図1乃至図3に示す如く、スト
ッパ32は一方のロックプレート22の係合突起28の
垂直に立設する側壁28Aに対向している。したがっ
て、この状態では、キーノブ12の「LOCK」位置
(第1位置)から「ACC」位置(第2位置)への回転
が阻止される。
【0038】一方、キー18が挿入孔20に挿入されて
キー18が電気的な信号により照合されると、ソレノイ
ド36に通電されてキーノブ12の操作が可能となる。
【0039】すなわち、ソレノイド36に通電される
と、プランジャ40が引き出されてストッパ32が揺動
され、このストッパ32が一方のロックプレート22の
係合突起28から離間して、他方のロックプレート24
の係合突起30に対向する状態となる(図2に二点鎖線
にて示す状態)。このため、乗員がつまみ部14を握持
してキーノブ12を回転操作すると、ストッパ32に対
向する他方のロックプレート24の係合突起30の傾斜
して形成される側壁30Bがこのストッパ32に押圧さ
れ、スプリング26の付勢力に抗してロックプレート2
4がシャフト16の軸芯側へ移動してシャフト16の外
周縁から内部に引っ込みながら、キーノブ12と共にシ
ャフト16が回転される。
【0040】キーノブ12(シャフト16)の回転操作
が進行しキーノブ12が「ACC」位置に達すると、シ
ャフト16の軸芯側へ移動してシャフト16の外周縁か
ら内部に引っ込んでいたロックプレート24がスプリン
グ26の付勢力によって再び初期位置に復帰する。した
がって、この状態では、ストッパ32は他方のロックプ
レート24の係合突起30の垂直に立設する側壁30A
に対向している。したがって、この状態では、キーノブ
12の「ACC」位置(第2位置)から「LOCK」位
置(第1位置)への回転が阻止された状態となる。
【0041】またさらに、この状態(キーノブ12の
「ACC」位置から「LOCK」位置への回転阻止状
態)においてソレノイド36への通電が解除されると、
キーノブ12の操作が可能となる。
【0042】すなわち、ソレノイド36の通電が解除さ
れると、プランジャ40が再び引き込まれてストッパ3
2が揺動され、このストッパ32が他方のロックプレー
ト24の係合突起30から離間して、一方のロックプレ
ート22の係合突起28に対向する状態となる。このた
め、乗員がつまみ部14を握持してキーノブ12を回転
操作すると、ストッパ32に対向する一方のロックプレ
ート22の係合突起28の傾斜して形成される側壁28
Bがこのストッパ32に押圧され、スプリング26の付
勢力に抗してロックプレート22がシャフト16の軸芯
側へ移動してシャフト16の外周縁から内部に引っ込み
ながら、キーノブ12と共にシャフト16が回転され
る。
【0043】キーノブ12(シャフト16)の回転操作
が進行しキーノブ12が「LOCK」位置に達すると、
シャフト16の軸芯側へ移動してシャフト16の外周縁
から内部に引っ込んでいたロックプレート22が、スプ
リング26の付勢力によって再びシャフト16の外周縁
から外部に突出する状態となる。したがって、この状態
では、ストッパ32は一方のロックプレート22の係合
突起28の垂直に立設する側壁28Aに対向する初期状
態に復帰したことになり、前述の如くキーノブ12の
「LOCK」位置(第1位置)から「ACC」位置(第
2位置)への回転が阻止された初期状態に復帰する。
【0044】このように、本第1の実施の形態に係るキ
ーロック装置10は、単一のソレノイド36のON/O
FF作動によって、基準となる「LOCK」位置(第1
位置)とこの「LOCK」位置に連続する「ACC」位
置(第2位置)との間でのキーノブ12の回転操作を両
方向操作共に制限することが可能となる(「LOCK」
位置から「ACC」位置への回転阻止、及び「ACC」
位置から「LOCK」位置への回転阻止が可能とな
る)。しかも、電気式アクチュエータ等の更なる増設を
伴うことが無いため、コストや組付け性の点で有利にな
る。
【0045】次に本発明の他の実施の形態の作用を説明
する。なお、前記第1の実施の形態と基本的に同一の部
品には、前記第1の実施の形態と同一の符号を付与しそ
の説明を省略する。
【0046】図4には、本発明の第2の実施の形態に係
るキーロック装置50の全体構成が斜視図にて示されて
いる。また、図5(A)乃至図5(D)にはこのキーロ
ック装置50の構成が概略的な正面図にて示されてい
る。
【0047】キーロック装置50は、ロック部材として
の一対のロック突起52、54を備えている。各ロック
突起52、54は、それぞれシャフト16の外周に突出
する楔状に形成されており、シャフト16の周方向に沿
って互いに隣接して設けられている。
【0048】一対のロック突起52、54の近傍には、
ストッパ部材としてのストッパアーム56が配置されて
いる。ストッパアーム56は、左右一対のアーム部56
A、56Bによって構成されており、支軸58によって
互いに連結されて全体としてハ字状にされると共にシャ
フト16の周方向に沿って揺動可能に支持されている。
また、支軸58には捩じりスプリング60が設けられて
おり、その一端はアーム部56Aに係止されると共に他
端はアーム部56Bに係止されている。
【0049】このストッパアーム56は、シャフト16
のロック突起52、54に対応しており、支軸58周り
に揺動することで、アーム部56Aがロック突起52に
係合し、または、アーム部56Bがロック突起54に係
合する。
【0050】ここで、ストッパアーム56のアーム部5
6Aがロック突起52に係合する状態(第1作動状態)
では、キーノブ12の前記「LOCK」位置(第1位
置)から「ACC」位置(第2位置)への回転が阻止さ
れる構成であり、また、ストッパアーム56のアーム部
56Bがロック突起54に係合する状態(第2作動状
態)では、キーノブ12の前記「ACC」位置(第2位
置)から「LOCK」位置(第1位置)への回転が阻止
される構成である。
【0051】また、ストッパアーム56にはソレノイド
36が連結されている。このため、ソレノイド36に通
電されることで(ON/OFF作動することで)ストッ
パアーム56を揺動させることができる。さらに、この
ソレノイド36は、スプリング38によって付勢されて
おり、非通電(OFF)状態ではプランジャ40が引き
込まれた状態となっている。したがって、このソレノイ
ド36の非通電(OFF)状態では、ストッパアーム5
6は、アーム部56Aが一方のロック突起52に係合
(対向)する状態(第1作動状態)となり、一方、ソレ
ノイド36が通電されると(ON状態では)プランジャ
40が引き出されてストッパアーム56が揺動され、ア
ーム部56Bが他方のロック突起54に係合(対向)す
る状態(第2作動状態)となる構成である。
【0052】次に、本第2の実施の形態の作用を説明す
る。
【0053】以上の構成のキーロック装置50では、キ
ーノブ12が基準となる「LOCK」位置(第1位置)
にある状態では、図5(A)に示す如く、ソレノイド3
6は非通電(OFF)状態とされており、ストッパアー
ム56はアーム部56Aが一方のロック突起52に係合
(対向)している。したがって、この状態では、キーノ
ブ12の「LOCK」位置(第1位置)から「ACC」
位置(第2位置)への回転が阻止される。
【0054】一方、キー18が挿入孔20に挿入されて
キー18が電気的な信号により照合されると、ソレノイ
ド36に通電されてキーノブ12の操作が可能となる。
【0055】すなわち、ソレノイド36に通電される
と、プランジャ40が引き出されてストッパアーム56
が揺動され、このストッパアーム56のアーム部56A
が一方のロック突起52から離間する状態となる。この
ため、乗員がつまみ部14を握持してキーノブ12を回
転操作すると、図5(B)に示す如く、他方のロック突
起54がこれに対応するストッパアーム56のアーム部
56Bを押圧し、捩じりスプリング60の付勢力に抗し
てアーム部56Bを支軸58周りに回転させてロック突
起54がアーム部56Bを乗り越えながら、キーノブ1
2と共にシャフト16が回転される。
【0056】キーノブ12(シャフト16)の回転操作
が進行しキーノブ12が「ACC」位置に達すると、捩
じりスプリング60の付勢力に抗して支軸58周りに回
転されていたアーム部56Bが捩じりスプリング60の
付勢力によって再び初期位置に復帰する。したがって、
この状態では、図5(C)に示す如く、ストッパアーム
56のアーム部56Bは他方のロック突起54に係合
(対向)する。したがって、この状態では、キーノブ1
2の「ACC」位置(第2位置)から「LOCK」位置
(第1位置)への回転が阻止された状態となる。
【0057】またさらに、この状態(キーノブ12の
「ACC」位置から「LOCK」位置への回転阻止状
態)においてソレノイド36への通電が解除されると、
キーノブ12の操作が可能となる。
【0058】すなわち、ソレノイド36の通電が解除さ
れると、プランジャ40が再び引き込まれてストッパア
ーム56が揺動され、アーム部56Bが他方のロック突
起54から離間する。このため、乗員がつまみ部14を
握持してキーノブ12を回転操作すると、図5(D)に
示す如く、一方のロック突起52がこれに対応するスト
ッパアーム56のアーム部56Aを押圧し、スプリング
38の付勢力に抗してアーム部56Aを支軸58周りに
回転させてロック突起52がアーム部56Aを乗り越え
ながら、キーノブ12と共にシャフト16が回転され
る。
【0059】キーノブ12(シャフト16)の回転操作
が進行しキーノブ12が「LOCK」位置に達すると、
アーム部56Aが再び初期位置に復帰する。したがっ
て、この状態では、一方のロック突起52がストッパア
ーム56のアーム部56Aに係合(対向)する初期状態
に復帰したことになり、前述の如くキーノブ12の「L
OCK」位置(第1位置)から「ACC」位置(第2位
置)への回転が阻止された初期状態に復帰する。
【0060】このように、本第2の実施の形態に係るキ
ーロック装置50は、単一のソレノイド36のON/O
FF作動によって、基準となる「LOCK」位置(第1
位置)とこの「LOCK」位置に連続する「ACC」位
置(第2位置)との間でのキーノブ12の回転操作を両
方向操作共に制限することが可能となる(「LOCK」
位置から「ACC」位置への回転阻止、及び「ACC」
位置から「LOCK」位置への回転阻止が可能とな
る)。しかも、電気式アクチュエータ等の更なる増設を
伴うことが無いため、コストや組付け性の点で有利にな
る。
【0061】図6には、本発明の第3の実施の形態に係
るキーロック装置70の全体構成が斜視図にて示されて
いる。また、図7にはこのキーロック装置70の構成が
概略的な正面図にて示されている。
【0062】キーロック装置70は、ロック部材として
のカム突起72を備えている。カム突起72は、シャフ
ト16の外周に突出して形成されている。また、カム突
起72の側近には案内突起73が同様にシャフト16の
外周に突出して形成されている。
【0063】カム突起72の近傍には、ストッパ部材と
しての一対のロックプレート74、76が配置されてい
る。一方のロックプレート74はL字状に形成されてお
り、シャフト16の外周に接離するように支軸78によ
って回転可能に支持されている。また、他方のロックプ
レート76は、一方のロックプレート74に対向して配
置されており、シャフト16の外周に接離するように支
軸80によって回転可能に支持されている。さらに、こ
れらのロックプレート74とロックプレート76とは、
一方に設けられたピン82が他方に設けられた長孔84
に入り込むことで、シャフト16の周方向に沿って互い
に連結されている。
【0064】これらのロックプレート74、76は、シ
ャフト16のカム突起72にそれぞれ対応しており、ロ
ックプレート74は支軸78周りの回転することでカム
突起72の周方向一側面(図7右側面)に係合可能とな
り、また、ロックプレート76は支軸80周りの回転す
ることでカム突起72の周方向他側面(図7左側面)に
係合可能となる。
【0065】ここで、ロックプレート74がカム突起7
2の周方向一側面に係合する状態では、キーノブ12の
前記「LOCK」位置(第1位置)から「ACC」位置
(第2位置)への回転が阻止される構成であり、また、
ロックプレート76がカム突起72の周方向他側面に係
合する状態では、キーノブ12の前記「ACC」位置
(第2位置)から「LOCK」位置(第1位置)への回
転が阻止される構成である。
【0066】さらに、ロックプレート74を支持する支
軸78には、リフタ86が同様に回転可能に支持されて
いる。このリフタ86はシャフト16に突出形成された
案内突起73に対応しており、シャフト16の回転に伴
って案内突起73に係合する。また、支軸78には捩じ
りスプリング88が設けられており、その一端はリフタ
86に係止されると共に他端はロックプレート74に係
止されている。これにより、リフタ86を支軸78周り
に回転させることで、ロックプレート74及びこれに連
結されたロックプレート76が共にシャフト16から離
間するように回転される構成である。また、このリフタ
86は、支軸78に設けられた捩じりスプリング89に
よってシャフト16方向へ常に付勢されており、ロック
プレート74に形成された保持ピン91に当接して保持
されている。
【0067】また、ロックプレート74にはソレノイド
36が連結されている。このため、ソレノイド36に通
電されることで(ON/OFF作動することで)ロック
プレート74の回転を制御することができる。なおこの
場合、ソレノイド36が通電されると(ON状態では)
プランジャ40が保持されて、シャフト16の回転によ
って案内突起73がリフタ86を持ち上げてもロックプ
レート74及びこれに連結されたロックプレート76は
共に回転せず(シャフト16から離間せず)、その先端
部がシャフト16のカム突起72に係合(対向)する状
態となる構成である。
【0068】次に、本第3の実施の形態の作用を説明す
る。
【0069】以上の構成のキーロック装置70では、キ
ーノブ12が基準となる「LOCK」位置(第1位置)
にある状態では、ソレノイド36は通電(ON)状態と
されており、ロックプレート74がカム突起72の周方
向一側面に係合(対向)している。したがって、この状
態では、キーノブ12の「LOCK」位置(第1位置)
から「ACC」位置(第2位置)への回転が阻止され
る。
【0070】一方、ソレノイド36への通電が解除され
ると、プランジャ40の引き出しが自在となる。このた
め、乗員がつまみ部14を握持してキーノブ12を回転
操作すると、案内突起73がリフタ86を押圧し、この
リフタ86と共にロックプレート74を支軸78周りに
回転させると共に、ロックプレート74に連結されたロ
ックプレート76を支軸80周りに回転させ、これらが
共にシャフト16から離間されながら(すなわち、リフ
タ86が案内突起73を乗り越えながら)、キーノブ1
2と共にシャフト16が回転される。
【0071】キーノブ12(シャフト16)の回転操作
が進行しキーノブ12が「ACC」位置に達した後に再
びソレノイド36が通電(ON)状態とされると、ロッ
クプレート76がカム突起72の周方向他側面に係合
(対向)する。したがって、この状態では、キーノブ1
2の「ACC」位置(第2位置)から「LOCK」位置
(第1位置)への回転が阻止された状態となる。
【0072】またさらに、この状態(キーノブ12の
「ACC」位置から「LOCK」位置への回転阻止状
態)においてソレノイド36への通電が解除されると、
キーノブ12の操作が可能となる。
【0073】すなわち、ソレノイド36への通電が解除
されると、プランジャ40の引き出しが自在となる。こ
のため、乗員がつまみ部14を握持してキーノブ12を
回転操作すると、案内突起73がリフタ86を押圧し、
このリフタ86と共にロックプレート74を支軸78周
りに回転させると共に、ロックプレート74に連結され
たロックプレート76を支軸80周りに回転させ、これ
らが共にシャフト16から離間されながら(すなわち、
リフタ86が案内突起73を乗り越えながら)、キーノ
ブ12と共にシャフト16が回転され、再び初期状態に
復帰する。
【0074】このように、本第3の実施の形態に係るキ
ーロック装置70は、単一のソレノイド36のON/O
FF作動によって、基準となる「LOCK」位置(第1
位置)とこの「LOCK」位置に連続する「ACC」位
置(第2位置)との間でのキーノブ12の回転操作を両
方向操作共に制限することが可能となる(「LOCK」
位置から「ACC」位置への回転阻止、及び「ACC」
位置から「LOCK」位置への回転阻止が可能とな
る)。しかも、電気式アクチュエータ等の更なる増設を
伴うことが無いため、コストや組付け性の点で有利にな
る。
【0075】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係るキーロッ
ク装置は、電気式アクチュエータ等の更なる増設を伴う
こと無く、基準となる第1位置(例えば、「LOCK」
位置)とこの第1位置に連続する第2位置(例えば、
「ACC」位置)との間でのキーノブの回転操作を両方
向操作共に制限すること(例えば、前記「LOCK」位
置から「ACC」位置への回転阻止、及び「ACC」位
置から「LOCK」位置への回転阻止)が可能になると
いう優れた効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るキーロック装
置の全体構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るキーロック装
置の構成を示す断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るキーロック装
置の構成を示す図2の3−3線に沿った断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るキーロック装
置の全体構成を示す斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るキーロック装
置の構成を示す概略的な正面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係るキーロック装
置の全体構成を示す斜視図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係るキーロック装
置の構成を示す概略的な正面図である。
【符号の説明】
10 キーロック装置 12 キーノブ 16 シャフト 22 ロックプレート(ロック部材) 24 ロックプレート(ロック部材) 28 係合突起 30 係合突起 32 ストッパ(ストッパ部材) 36 ソレノイド 50 キーロック装置 52 ロック突起(ロック部材) 54 ロック突起(ロック部材) 56 ストッパアーム(ストッパ部材) 70 キーロック装置 72 カム突起(ロック部材) 74 ロックプレート(ストッパ部材) 76 ロックプレート(ストッパ部材)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準となる第1位置及びこの第1位置に
    連続する第2位置との間で回転操作可能なキーノブの前
    記回転操作を制限するためのキーロック装置であって、 前記キーノブと一体的に設けられてキーノブと共に回転
    するロック部材と、 前記ロック部材に係合可能に設けられ、第1作動状態と
    なることで前記ロック部材に係合して前記第1位置から
    第2位置方向への回転を阻止すると共に、第2作動状態
    となることで前記ロック部材に係合して前記第2位置か
    ら第1位置方向への回転を阻止するストッパ部材と、 前記ストッパ部材に連結され、ON/OFF作動するこ
    とで前記ストッパ部材を駆動して、前記第1作動状態ま
    たは前記第2作動状態とするソレノイドと、 を備えたことを特徴とするキーロック装置。
  2. 【請求項2】 前記ロック部材は、前記キーノブと一体
    のシャフトの径方向に沿って移動可能で前記シャフトの
    軸線方向に沿って互いに隣接して設けられ、常に径方向
    外側へ向けて付勢された一対のロックプレートとされ、 前記ストッパ部材は、前記シャフトの軸線方向に沿って
    揺動可能に設けられ、揺動することで前記第1作動状態
    または前記第2作動状態となって前記一対のロックプレ
    ートのそれぞれに係合するストッパとされ、 前記ソレノイドは、前記ストッパに連結され、ON/O
    FF作動することで前記ストッパを揺動させる、 ことを特徴とする請求項1記載のキーロック装置。
  3. 【請求項3】 前記ロック部材は、前記キーノブと一体
    のシャフトの外周に突出形成され前記シャフトの周方向
    に沿って互いに隣接して設けられた一対のロック突起と
    され、 前記ストッパ部材は、前記シャフトの周方向に沿って揺
    動可能に設けられ、揺動することで前記第1作動状態ま
    たは前記第2作動状態となって前記一対のロック突起の
    それぞれに係合するストッパアームとされ、 前記ソレノイドは、前記ストッパアームに連結され、O
    N/OFF作動することで前記ストッパアームを揺動さ
    せる、 ことを特徴とする請求項1記載のキーロック装置。
  4. 【請求項4】 前記ロック部材は、前記キーノブと一体
    のシャフトの外周に突出形成されたカム突起とされ、 前記ストッパ部材は、前記シャフトの周方向に沿って互
    いに連結されると共に前記シャフトの外周に接離するよ
    うに回転可能に設けられ、回転することで前記第1作動
    状態または前記第2作動状態となって一方が前記カム突
    起の周方向一側面に係合しまたは他方が前記カム突起の
    周方向他側面に係合する一対のロックプレートとされ、 前記ソレノイドは、前記一方のロックプレートに連結さ
    れ、ON/OFF作動することで前記一対のロックプレ
    ートを保持/非保持する、 ことを特徴とする請求項1記載のキーロック装置。
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