JPS6224912Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6224912Y2
JPS6224912Y2 JP1981150498U JP15049881U JPS6224912Y2 JP S6224912 Y2 JPS6224912 Y2 JP S6224912Y2 JP 1981150498 U JP1981150498 U JP 1981150498U JP 15049881 U JP15049881 U JP 15049881U JP S6224912 Y2 JPS6224912 Y2 JP S6224912Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
tumbler
parking
locking
rotor
Prior art date
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Expired
Application number
JP1981150498U
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English (en)
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JPS5855332U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、オートバイのハンドルロツクとイグ
ニツシヨンスイツチを一体化したロツク付メイン
スイツチにおいて、ハンドルのロツク状態を継続
したまま、駐車位置から隣接するロツク位置への
切換を可能としたオートバイスイツチの小型化を
はかることを目的とする。
従来かかるロツク付メインスイツチの各ポジシ
ヨンは、シリンダ錠ロータの時計まわり方向に順
次、ロツク位置、OFF位置、ON位置、駐車位
置、と設けられているのが一般的である。
尚、ここでいう駐車位置とは、キーを抜き取つ
ても施錠作動はせず、パーキング灯回路のみ閉じ
てパーキング灯を点燈させ、夜間における駐車状
態を示す位置である。
しかし、駐車位置であつても一時的にせよ車両
より離れるため、車両の盗難防止という観点から
施錠作動も合せて行わさせる必要があり、近時、
ロツク位置に隣接させて駐車位置を設けて両ポジ
シヨン共に施錠作動をさせるタイプが一般的にな
つてきている。
ロツクと一体のメインスイツチの施錠操作は、
シリンダ錠のロータと回転方向で連結する回転カ
ムの作用でロツクボルトが進退するようにしてあ
り、キーを用いてスイツチのOFF位置からロツ
ク位置へと回転するとロツク部よりロツクボルト
が突出し、ハンドル側のステイに設けた穴に係合
してハンドルを固定する。
従つてロツクボルトを押し下げて施錠状態とす
る駐車位置、ロツク位置は回転カムの回転角が近
い位置、すなわち駐車位置とロツク位置を近接さ
せて配することが望ましい。
一方、板タンブラを用いたシリンダ錠において
異なつたポジシヨンで各々キーを抜き取り可能と
するには、板タンブラの係止溝が回転角方向でラ
ツプし合わないように各々係止溝を外筒の内壁へ
形成する必要がある。すなわち、各ポジシヨンの
係止溝間には隔壁を設ける必要があり、そのスペ
ースを確保するために外筒を大きくするか、タン
ブラを小さくするかいずれかの対策が必要とな
る。
すなわち駐車位置、ロツク位置共にロツクボル
トを突出させ、キーの抜取りを可能とするための
ポジシヨンの取り方は一方では狭め、他方では広
く設定する相反するニーズが存在することにな
る。
本考案はかかる問題を解決するためになされた
もので、以下図面に基づき本考案実施例を説明す
る。
第1図は本考案を用いたオートバイ用ロツク付
メインスイツチである。1はシリンダ錠の外筒も
兼ねるロツクボデー、2はシリンダ錠のロータ
で、その延長部はロツク部の回転カム11と軸方
向摺動可能に、回転方向で連結するように係合し
て、さらにその先がスイツチ部3の可動接点板に
係合している。
シリンダ錠部には複数の板タンブラ5がロータ
2軸に直交させて組みこまれ、キー抜き状態では
バネ10の作用でタンブラ5が外筒1の内壁に形
成した係止溝7に突出してロータ2の回転を阻止
するようにしてある。6はキーの挿入溝である。
第2図はロツク付スイツチの各作動ポジシヨン
を示し、ロツクボルトが突出するロツク位置から
時計まわり方向へ、駐車位置P、OFF位置、ON
位置と順次設けてある。
第3図は第1図のX−X線の矢視図である。
駐車位置とロツク位置とのタンブラ係止溝7
は、隔壁を設けずに連通させて形成し、該係止溝
7の底面より駐車位置およびロツク位置に対応さ
せた2連の突帯8,9を軸線方向に突出させて形
成する。
また、連通する係止溝7の回転方向の巾は、駐
車位置およびロツク位置で各タンブラが突出した
時に、タンブラの半分ほどが重なり合う程度にタ
ンブラが2枚並ぶよりも狭くしてある。
一方、タンブラ5の上端中央には前記突帯8,
9と係合する凹所5aが切り欠いてある。
上述の説明では複数のタンブラ総てに凹所5a
を設け、キーの抜き取りでタンブラ5が係止溝7
に突入し、対応する突帯と総てのタンブラが係合
するようにしたが、一枚のタンブラのみに凹所を
設け、係止溝の対応位置の底面に突片を形成して
係合させるようにしても良い。
上述の通りの構成であるからOFF位置から駐
車位置へロータ2を回転すると回転カム11の作
用でロツクボルト4が突出し、ハンドル側ステイ
の係合孔に嵌入してハンドルをロツクし、かつパ
ーキング灯回路も閉じてパーキング灯が点燈す
る。
この駐車位置でキーを抜くとタンブラ5はバネ
10の付勢力でタンブラ係止溝7に突入し、タン
ブラの凹所5aが係止溝底面の突帯8に係合して
ロータ2の回転を阻止する。
さらにキーを用いてタンブラ5をロータ2内へ
押し下げてロータを隣接するロツク位置へと回動
すると、パーキング灯回路は開かれてパーキング
灯は消燈し、キーを抜くと、駐車位置と同様に突
帯8と凹所5aが係合してロータ2の回転は規制
される。
またこの間、回転カム11はロツクボルト4を
押し下げ方向へ少し回転するだけなのでハンドル
のロツク状態も維持される。
本考案は以上のような構成、作動になるので、
OFF位置からロータを回転させロツクボルトを
突出させる駐車位置およびロツク位置を、2枚の
タンブラを並設させるよりも小さな回転角内に近
接させて配することが可能となり、ロツク付メイ
ンスイツチの小型化が達成される。
また無理なこじあけ操作で係止溝の突帯または
タンブラの凹所を破壊してロツク位置から駐車位
置への回転を可能にしたとしても、駐車位置から
OFF位置方向への回転は、タンブラの側面と係
止溝の壁が衝接してそれ以上の回転は不能であ
り、解錠に対する安全性は従来品と同様に保償さ
れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案ロツク付スイツチの正面断面
図、第2図はスイツチの各ポジシヨンを示す側面
図、第3図は第1図のX−X線断面図、第4図は
本考案タンブラの正面図である。 1……ボデー(外筒)、2……ロータ、3……
スイツチ部、4……ロツクボルト、5……タンブ
ラ、5a……同凹所、7……タンブラ係止溝、
8,9……突帯。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハンドルをロツク状態にし、かつパーキング灯
    を点燈させる駐車位置と、ハンドルをロツク状態
    にするロツク位置を隣接させて設けたオートバイ
    用ロツク付メインスイツチにおいて、シリンダ錠
    の外筒1内壁に、駐車位置とロツク位置間を連通
    させてタンブラ係止溝7を形成すると共に、タン
    ブラ5の係止部上端に凹所5aを設けて、駐車位
    置およびロツク位置で、該凹所5aに係合する突
    帯8,9をタンブラ係止溝7の底面より突設さ
    せ、ロータ2の回転を規制するようにした、オー
    トバイ用ロツク付メインスイツチ。
JP15049881U 1981-10-09 1981-10-09 ロツク付メインスイツチ Granted JPS5855332U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15049881U JPS5855332U (ja) 1981-10-09 1981-10-09 ロツク付メインスイツチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15049881U JPS5855332U (ja) 1981-10-09 1981-10-09 ロツク付メインスイツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5855332U JPS5855332U (ja) 1983-04-14
JPS6224912Y2 true JPS6224912Y2 (ja) 1987-06-25

Family

ID=29943220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15049881U Granted JPS5855332U (ja) 1981-10-09 1981-10-09 ロツク付メインスイツチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5855332U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54102663U (ja) * 1977-12-29 1979-07-19

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5855332U (ja) 1983-04-14

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