JPH1155423A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JPH1155423A
JPH1155423A JP9209161A JP20916197A JPH1155423A JP H1155423 A JPH1155423 A JP H1155423A JP 9209161 A JP9209161 A JP 9209161A JP 20916197 A JP20916197 A JP 20916197A JP H1155423 A JPH1155423 A JP H1155423A
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JP
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mode
facsimile
telephone
reception mode
communication
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JP9209161A
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Fumiaki Kobayashi
史明 小林
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 T/F自動切換受信モードおよびDRモード
の実施/非実施を統括して容易に設定し、またリンギン
グパターンを容易に設定する。 【解決手段】 T/F自動切換受信モードを実施するよ
うに設定したときにはDRモードは実施しないように、
T/F自動切換受信モードを実施しないように設定した
ときにはDRモードも実施しないように、DRモードを
実施するように設定したときにはT/F自動切換受信モ
ードは実施しないように、各モードがそれぞれ自動的に
設定される。したがって、ユーザの設定操作が容易とな
る。また、DRモードでは、呼出し音出力時にサンプリ
ングされた比較リンギングパターンRAであって、リン
ギングパターンテーブル30に記憶された基準リンギン
グパターンRBと一致するパターンRAが特定パターン
に自動的に設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1本の接続回線で
電話通信とファクシミリ通信とのうちのいずれか一方通
信を自動的に受信する通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば1本の公衆電話回線に接続さ
れ、電話通信とファクシミリ通信とのうちのいずれか一
方通信を自動的に受信する通信装置において、電話/フ
ァクシミリ(T/F)自動切換受信モードが知られてい
る。当該T/F自動切換受信モードでは、着信し、回線
補足後、電話通信かファクシミリ通信かを判断して、電
話通信のときには疑似リンガが所定時間鳴動し、ファク
シミリ通信のときにはファクシミリ受信処理が実行され
る。電話通信かファクシミリ通信かの判断は、相手端末
装置からのCNG(Calling tone)信号を検出した後の
無音時間の長さに基づいて行われる。
【0003】T/F自動切換受信モードが設定された通
信装置が、たとえば特開平4−324743号公報に開
示されている。当該公報の通信装置は、前述したT/F
自動切換受信モードと、電話通信中に電話機での所定の
操作によってファクシミリ通信に切換えてファクシミリ
受信するリモート受信モードとを備え、リモート受信モ
ードの実施時にはT/F自動切換受信モードを実施しな
いようにしている。
【0004】また、ディスティンクティブリンギングサ
ービスを契約した電話回線では、1本の回線にリンギン
グパターン(呼出し音態様)が互いに異なる複数の電話
番号が割当てられる。このような電話回線に接続される
通信装置において、ディスティンクティブリンギング
(DR)モード(ファクシミリ自動受信モード)が知ら
れている。当該DRモードでは、予め定められる特定の
リンギングパターンの呼出し時には、ファクシミリ受信
処理が実行される。
【0005】DRモードが設定された通信装置が、たと
えば特開平7−170343号公報、特開平7−162
639号公報および特開平7−74869号公報に開示
されている。前記特開平7−170343号公報の通信
装置は、当該通信装置を複数のユーザで共用する際にど
のユーザ宛の通信かを識別可能としたものであり、割当
てられた電話番号毎にユーザの略称などを記憶したテー
ブルを設け、呼出し音の出力時に前記テーブルを参照し
てユーザの略称を出力している。
【0006】また、前記特開平7−162639号公報
の通信装置は、前記特定リンギングパターンではない場
合であっても、ファクシミリ通信のための電話であった
ときには、当該ファクシミリ通信を受信するようにして
いる。すなわち、特定のリンギングパターンではない場
合でも、自動着信モードが設定されている場合、T/F
自動切換受信モードや留守番電話モードなどの着信モー
ドが設定されていて、呼出し音を鳴らしても所定時間以
上電話通信のための操作がなされないかファクシミリ通
信であることを表すCNG信号が入力された場合など
に、ファクシミリ通信を受信している。
【0007】さらに、前記特開平7−74869号公報
の通信装置は、リンギングパターンに応じてファクシミ
リ通信手段または電話通信手段を電話回線に接続するも
のであり、呼出し音に応答することなく前記手段を回線
に接続するものである。また、リンギングパターンに応
じた文字情報を表示して、どのパターンで呼出されたか
を出力するようにしたものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記T/F自動切換受
信モードとDRモードとをともに備える従来技術の通信
装置では、各モードは互いに独立して管理される。した
がって、各モードの実施または非実施は個別的に設定さ
れる。また、DRモードを実施するように設定したとき
には、T/F自動切換受信モードは実施するかしないか
の設定にかかわらず無効とされる。これらの2つのモー
ドの使用目的はともに、1本の接続回線を目的に応じた
通信形態で受信するものにもかかわらず、互いに独立し
て管理されるので、各モードについて実施するかしない
かをそれぞれ設定しなければならない。
【0009】図10は、従来技術である通信装置の各モ
ードの設定動作を示すフローチャートである。また図1
1は、当該設定時に表示される画面34a〜34gを示
す図である。ステップe1でT/F自動切換受信モード
の設定動作を開始すると、図11(A)に示されるT/
F自動切換受信モードの設定用の画面34aを表示部に
表示して、ステップe2に進む。ステップe2では、キ
ーボードが備える「戻し」キーが指定されたかどうかを
判断する。指定されたときにはステップe1に戻り、指
定されないときにはステップe3に進む。
【0010】ステップe3では、キーボードが備える
「1」キーが指定されたかどうかを判断する。指定され
たときには図11(B)に示される前記T/F自動切換
受信モードを実施することが選択されたことを示す画面
34bを表示部に表示してステップe4に進み、T/F
自動切換受信モードを実施するように設定してステップ
e8に進む。指定されていないときにはステップe5に
進む。ステップe5では、キーボードが備える「2」キ
ーが指定されたかどうかを判断する。指定されたときに
は図11(C)に示される前記T/F自動切換受信モー
ドを実施しないことが選択されたことを示す画面34c
を表示部に表示してステップe6に進み、T/F自動切
換受信モードを実施しないように設定してステップe8
に進む。指定されていないときにはステップe7に進
む。ステップe7では、キーボードが備える「送り」キ
ーが指定されたかどうかを判断する。指定されたときに
はステップe8に進み、指定されていないときにはステ
ップe2に戻る。
【0011】ステップe8でDRモードの設定動作を開
始すると、図11(D)に示されるDRモードの設定用
の画面34dを表示部に表示して、ステップe9に進
む。ステップe9では、キーボードが備える「戻し」キ
ーが指定されたかどうかを判断する。指定されたときに
はステップe1に戻り、指定されないときにはステップ
e10に進む。ステップe10では、キーボードが備え
る「1」キーが指定されたかどうかを判断する。指定さ
れたときには図11(E)に示される第1のリンギング
パターンが選択されたことを示す画面34eを表示部に
表示してステップe11に進み、リンギングパターンと
して第1パターンを設定してステップe12に進み、D
Rモードを実施するように設定して動作を終了する。指
定されていないときにはステップe13に進む。ステッ
プe13では、キーボードが備える「2」キーが指定さ
れたかどうかを判断する。指定されたときには図11
(F)に示される第2のリンギングパターンが選択され
たことを示す画面34fを表示部に表示してステップe
14に進み、リンギングパターンとして第2パターンを
設定してステップe12に進み、DRモードを実施する
ように設定して動作を終了する。
【0012】同様にして設定可能な第3以降のリンギン
グパターンが選択されたかどうかを判断し、ステップe
15では、キーボードが備える「5」キーが指定された
かどうかを判断する。指定されたときには図11(G)
に示される前記DRモードを実施しないことが選択され
たことを示す画面34gを表示部に表示してステップe
16に進み、DRモードを実施しないように設定して動
作を終了する。指定されていないときにはステップe1
7に進む。ステップe17では、キーボードが備える
「送り」キーが指定されたかどうかを判断する。指定さ
れたときには動作を終了し、指定されていないときには
ステップe9に戻る。
【0013】このような各モードの設定動作は比較的複
雑であり、またその操作は、ユーザにとって非常に煩雑
なものである。また、T/F自動切換受信モードの設定
状況とDRモードの設定状況との関係をユーザは容易に
把握できず、利便性が悪い。
【0014】また、DRモードにおける特定のリンギン
グパターンは、複数の選択肢の中から特定のパターンを
ユーザが選択することによって設定される。この場合、
ユーザは複数の選択肢をそれぞれ把握していなければな
らない。したがって、リンギングパターンの設定操作も
ユーザにとって煩雑なものであり、またユーザがリンギ
ングパターンを把握していない場合には適切なパターン
を設定することができない。
【0015】本発明の目的は、電話/ファクシミリ切換
受信モードとファクシミリ受信モードとの実施/非実施
を統括して容易に設定できる通信装置を提供すること、
および呼出し音態様を容易に設定できる通信装置を提供
することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の電話番
号が割当てられた1本の回線に接続され、電話通信とフ
ァクシミリ通信とが実施可能で、当該電話通信とファク
シミリ通信とのうちのいずれか一方通信を自動的に受信
する自動受信機能を備える通信装置において、前記自動
受信機能には、電話通信とファクシミリ通信とを切換え
て受信する電話/ファクシミリ切換受信モードと、前記
複数の電話番号のうちの予め定められる電話番号への呼
出し時にファクシミリ通信を受信するファクシミリ受信
モードとが含まれ、前記通信装置は、前記電話/ファク
シミリ切換受信モードとファクシミリ受信モードとのう
ちのいずれか一方モードの能動化または非能動化に伴っ
て、他方モードの能動または非能動化を設定するモード
設定手段を含むことを特徴とする通信装置である。
【0017】本発明に従えば、前記2つのモードを自動
受信機能として統括的に管理し、各モードの実施/非実
施の設定が統括されて電話/ファクシミリ切換受信モー
ドとファクシミリ受信モードとのうちのいずれか一方モ
ードの実施または非実施を設定すると、他方モードの実
施または非実施が自動的に設定される。したがって、ユ
ーザは各モードの実施/非実施を個別的に設定する必要
がなく、設定操作が容易となる。
【0018】また本発明は、前記モード設定手段は、電
話/ファクシミリ切換受信モードが能動化されたときに
はファクシミリ受信モードを非能動化し、電話/ファク
シミリ切換受信モードが非能動化されたときにはファク
シミリ受信モードを非能動化し、ファクシミリ受信モー
ドが能動化されたときには電話/ファクシミリ切換受信
モードを非能動化することを特徴とする。
【0019】本発明に従えば、具体的に、電話/ファク
シミリ切換受信モードを実施するように設定されたとき
にはファクシミリ受信モードは実施されず、電話/ファ
クシミリ切換受信モードを実施しないように設定された
ときにはファクシミリ受信モードも実施されず、ファク
シミリ受信モードを実施するように設定されたときには
電話/ファクシミリ切換受信モードは実施されない。し
たがって、このような設定操作が容易となる。
【0020】また本発明は、複数の電話番号が割当てら
れる1本の回線に接続され、各電話番号に個別的に対応
した態様の呼出し音が出力され、予め定められる特定態
様の呼出し音出力時にファクシミリ通信を自動的に受信
する通信装置において、予め定められる複数の基準呼出
し音態様を記憶する記憶手段と、呼出し音出力時に出力
される比較呼出し音態様をサンプリングするサンプリン
グ手段と、前記サンプリング手段によってサンプリング
された比較呼出し音態様と、前記記憶手段に記憶された
基準呼出し音態様とを比較する比較手段と、前記比較手
段の比較結果に基づいて、サンプリングされた比較呼出
し音態様が記憶された基準呼出し音態様と一致したとき
に、サンプリングされた前記比較呼出し音態様を前記特
定態様として設定する設定手段とを含むことを特徴とす
る通信装置である。
【0021】本発明に従えば、呼出し音出力時にサンプ
リングされた比較呼出し音態様であって、前記記憶手段
に記憶された基準呼出し音態様と一致する態様が特定態
様として自動的に設定される。ユーザは、複数の選択肢
の中から特定態様を選択する必要はなく、呼出し音態様
を容易に設定できる。
【0022】また本発明は、前記記憶手段に記憶された
基準呼出し音態様を出力する出力手段を含むことを特徴
とする。
【0023】本発明に従えば、前記記憶手段に記憶され
た予め定められる複数の基準呼出し音態様が出力され
る。たとえば、当該通信装置が備える表示手段に表示し
て出力される。これによって、ユーザは設定可能な呼出
し音態様を把握することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態であ
る通信装置1の電気的構成を示すブロック図である。通
信装置1は、自動受信機能を備え、1本の接続回線Lで
電話通信とファクシミリ通信とのうちのいずれか一方通
信を自動的に受信可能である。また、前記接続回線L
は、1本の当該回線Lに複数の電話番号が割当てられた
ものであり、いわゆるディスティンクティブリンギング
サービスを契約した回線Lである。前記自動受信機能に
は、T/F自動切換受信モードとDRモードとが含まれ
る。T/F自動切換受信モードでは、電話通信とファク
シミリ通信とが切換えられて受信される。また、DRモ
ードでは、割当てられた複数の前記電話番号のうちの予
め定められる電話番号への呼出し時にファクシミリ通信
が受信される。
【0025】CPU(中央演算処理装置)2は装置全体
の動作を制御する。当該CPU2は、ROM(リードオ
ンリメモリ)3、RAM(ランダムアクセスメモリ)
4、I/O(入力/出力)部6,9、モデム7、表示部
10、読取制御部11、印刷制御部12、カウンタ19
およびタイマ20などと、バスライン13を介してそれ
ぞれ接続される。
【0026】ROM3には、通信装置1の動作プログラ
ムが記憶される。また、予め定められる複数の基準のリ
ンギングパターンRBが記憶される。RAM4には、T
/F自動切換受信モードとDRモードとの実施/非実施
に関する条件が記憶される。また、呼出し音出力時にサ
ンプリングされた比較リンギングパターンRAが記憶さ
れる。モデム7は、通信動作を制御し、NCU(ネット
ワーク制御装置)5を介して回線Lに接続されている。
【0027】テンキーなどのオペレータが各種操作を行
うための複数のキーを含むキーボード8が、I/O部9
に接続されている。表示部10には、各種操作状態を確
認するための内容などが表示される。読取制御部11
は、相手先端末装置に画像データを送信する際に用いら
れ、所定の原稿から画像データを読取る読取り動作を制
御する。印刷制御部12は、相手先端末装置から送信さ
れてきた画像データを印刷する際に用いられ、当該画像
データの印刷動作を制御する。また、I/O部6はNC
U5と接続され、該NCU5のCMLリレーなどの切換
動作を制御する。
【0028】図2は、前記NCU5の回路図である。N
CU5は、回線Lをモデム側またはI/O部側に切換え
るCMLリレー14を含み、ファクシミリ通信時にはO
Nとなって回線Lとモデム7とが接続され、電話通信時
にはOFFとなって回線LとI/O部6とが接続され
る。回線Lを介して受信された信号は、コンデンサ19
や抵抗20,21で整流されてCI信号検出回路18に
与えられ、該CI信号検出部18では交換機からのCI
(呼出し)信号が検出される。CI信号検出部18での
CI信号の鳴動/休止状態を示す検出結果は、I/O部
6を介してCPU2に与えられる。ファクシミリ通信時
には、CPU2からモデム7に与えられた送信すべき画
像データがアンプ16,17およびトランス15を介し
てCMLリレー14から回線Lに送信され、また受信さ
れた画像データがトランス15およびアンプ16,17
を介してモデム7に与えられ、さらにCPU2に与えら
れる。
【0029】図3は、通信装置1のモード設定動作を説
明するためのフローチャートである。また図4は、当該
モード設定時において前記表示部10に表示される画面
25a〜25dをそれぞれ示す図である。ステップa1
でT/F自動切換受信モードの設定動作を開始すると、
図4(A)に示されるT/F自動切換受信モードの設定
用の画面25aを表示部10に表示して、ステップa2
に進む。ステップa2では、前記キーボード8が備える
「戻し」キーが指定されたかどうかを判断する。指定さ
れたときにはステップa1に戻り、指定されないときに
はステップa3に進む。
【0030】ステップa3では、前記キーボード8が備
える「1」キーが指定されたかどうかを判断する。指定
されたときには図4(B)に示される前記T/F自動切
換受信モードを実施することが選択されたことを示す画
面25bを表示部10に表示してステップa4に進み、
T/F自動切換受信モードを実施し、かつDRモードを
実施しないように設定してモード設定動作を終了する。
「1」キーが指定されていないときにはステップa5に
進む。ステップa5では、前記キーボード8が備える
「2」キーが指定されたかどうかを判断する。指定され
たときには図4(C)に示されるDRモードを実施する
ことが選択されたことを示す画面25cを表示部10に
表示してステップa6に進み、T/F自動切換受信モー
ドを実施しないように、かつDRモードを実施するよう
に設定してモード設定動作を終了する。なお、ここでは
DRモードにおけるリンギングパターンの検索はまだ済
んでいないと設定される。「2」キーが指定されていな
いときにはステップa7に進む。
【0031】ステップa7では、前記キーボード8が備
える「3」キーが指定されたかどうかを判断する。指定
されたときには図4(D)に示されるT/F自動切換受
信モードを実施しないことが選択されたことを示す画面
25dを表示部10に表示してステップa8に進み、T
/F自動切換受信モードを実施しないように、かつDR
モードも実施しないように設定してモード設定動作を終
了する。「3」キーが指定されていないときにはステッ
プa9に進む。ステップa9では、前記キーボード8が
備える「送り」キーが指定されたかどうかを判断する。
指定されたときにはモード設定動作を終了し、指定され
ていないときにはステップa2に戻る。
【0032】このようにして、T/F自動切換受信モー
ドを実施するように設定したときにはDRモードは実施
しないように自動的に設定され、T/F自動切換受信モ
ードを実施しないように設定したときにはDRモードも
実施しないように自動的に設定され、DRモードを実施
するように設定したときにはT/F自動切換受信モード
は実施しないように自動的に設定される。T/F自動切
換受信モードの実施/非実施の設定およびDRモードの
実施/非実施の設定を統括的に制御するようにしたの
で、一方モードを設定すると他方モードを自動的に設定
することができる。したがって、設定動作が簡単とな
り、またユーザは各モードの実施/非実施を個別的に設
定する必要がなく、設定操作が非常に容易となり、利便
性を向上することができる。
【0033】図5は、DRモード実施時における比較リ
ンギングパターンRAのサンプリング動作を説明するた
めのフローチャートである。また図6は、前記RAM4
が有し、比較リンギングパターンRAのサンプリング時
に用いられるサンプリングバッファ26を示す図であ
る。当該サンプリングバッファ26には、番号27毎
に、CI信号の鳴動状態28が記憶され、かつその時間
29が記憶される。前記番号27は0からnまでの自然
数であり、nは偶数である。CI信号の鳴動状態28
は、0から順番に、たとえば鳴動(ON)、休止(OF
F)、鳴動(ON)、…が繰返されて設定される。
【0034】ステップb1では、T/F自動切換受信モ
ードを実施せず、かつDRモードを実施するように設定
されているかどうかを判断する。判断が肯定のときには
ステップb2に進み、否定のときにはサンプリング動作
を終了する。ステップb2では、リンギングパターンの
検索がまだ済んでいないと設定されたいるかどうかを判
断する。判断が肯定のときにはステップb3に進み、否
定のときにはサンプリング動作を終了する。ステップb
3では、カウンタ19に0(零)を設定する。
【0035】まず、CI信号の鳴動時間を計測するため
にステップb4では、タイマ20による計時を開始す
る。ステップb5でCI信号が休止するとステップb6
に進む。ステップb6では、前記サンプリングバッファ
26の番号27であって、前記カウンタ19のカウント
値に相当する番号27に対応して、タイマ20で計測さ
れた時間29を記憶する。ステップb7では、カウンタ
19のカウント値が偶数かどうかを判断する。偶数であ
ったときにはステップb8に進み、カウント値は0のま
まステップb10に進む。偶数ではなかったときにはス
テップb9に進み、カウント値に1を加算してステップ
b10に進む。
【0036】続いて、CI信号の休止時間を計測するた
めにステップb10では、タイマ20による計時を開始
する。ステップb11でCI信号が鳴動すると、ステッ
プb12に進む。ステップb12では、前記サンプリン
グバッファ26の番号27であって、前記カウンタ19
のカウント値に相当する番号27に対応して、タイマ2
0で計測された時間29を記憶する。ステップb13で
は、カウンタ19のカウント値が偶数かどうかを判断す
る。偶数であったときにはステップb14に進み、カウ
ント値は0のままステップb4に戻る。偶数ではなかっ
たときにはステップb15に進み、カウント値に1を加
算してステップb4に戻る。
【0037】このようにして、呼出し音出力時に比較リ
ンギングパターンRAをサンプリングすることができ
る。次に、サンプリングされた前記比較リンギングパタ
ーンRAと、前記ROM3に記憶された複数の基準リン
ギングパターンRBとを比較して特定パターンを設定す
る動作、すなわち特定パターンの検索動作について説明
する。図7は、前記ROM3が有するリンギングパター
ンテーブル30を示す図である。当該テーブル30は、
各基準リンギングパターンRBとして、CI信号の鳴動
状態32とともにその時間33を記憶したものである。
【0038】図8は、特定パターンの検索動作を説明す
るためのフローチャートである。ステップc1では、T
/F自動切換受信モードを実施せず、かつDRモードを
実施するように設定されているかどうかを判断する。判
断が肯定のときにはステップc2に進み、否定のときに
は検索動作を終了する。ステップc2では、リンギング
パターンの検索が済んだと設定されているかどうかを判
断する。判断が肯定のときには後述の図9に示される動
作を実行する。判断が否定のときにはステップc3に進
む。
【0039】ステップc3では、前記サンプリングバッ
ファ26に記憶された比較リンギングパターンRAと、
前記リンギングパターンテーブル30に記憶された基準
リンギングパターンRBとを比較する。そしてステップ
c4では、テーブル30中に、比較リンギングパターン
RAと一致する基準リンギングパターンRBがあるかど
うかを判断する。ここでは、たとえば±500msの誤
差は許容するようにして一致を判断する。一致したパタ
ーンがあるときにはステップc5に進み、ないときには
検索動作を終了する。ステップc5では、一致した前記
リンギングパターンRAを自局のリンギングパターン、
すなわち特定パターンとして設定し、登録する。ステッ
プc6では、リンギングパターンの検索は済んだと設定
され、かつ一致した基準リンギングパターンRBが特定
パターンとして設定され、このようにして検索動作を終
了する。
【0040】図9は、図8の前記ステップc2でリンギ
ングパターンの検索が済んだと判断されたときの動作を
説明するためのフローチャートである。当該動作は具体
的に、特定パターンが設定された後のDRモードにおけ
る動作である。ステップd1では、DRモードを実施す
るように設定されているかどうかを判断する。判断が肯
定のときにはステップd2に進み、否定のときには動作
を終了する。ステップd2では、設定された特定パター
ンが第1〜第4の基準リンギングパターンRBのうちの
いずれであるかを判断する。
【0041】ステップd3で第1の基準リンギングパタ
ーンRBであったときのステップd4でCI信号が鳴動
すると、ステップd5に進む。ステップd5では、タイ
マ20による計時を開始する。ステップd6でCI信号
が休止するとステップd7に進み、タイマ20による計
時時間が800±500msの範囲であるかどうかを判
断する。当該範囲内であったときにはステップd8に進
み、範囲外であったときにはステップd4に戻る。
【0042】ステップd8では、タイマ20による計時
を開始する。ステップd9でCI信号が鳴動すると、ス
テップd10に進む。ステップd10では、タイマ20
による計時時間が、400±500msの範囲であるか
どうかを判断する。当該範囲内であったときにはステッ
プd11に進み、範囲外であったときにはステップd4
に戻る。
【0043】ステップd11でCI信号が鳴動すると、
ステップd12に進む。ステップd12では、タイマ2
0による計時を開始する。ステップd13でCI信号が
休止するとステップd14に進み、タイマ20による計
時時間が800±500msの範囲であるかどうかを判
断する。当該範囲内であったときにはステップd15に
進み、範囲外であったときにはステップd4に戻る。
【0044】ステップd15ではタイマ20による計時
を開始し、ステップd16でCI信号が鳴動するとステ
ップd17に進む。ステップd17では、タイマ20に
よる計時時間が400±500msの範囲であるかどう
かを判断する。当該範囲内であったときにはステップd
18に進み、範囲外であったときにはステップd4に戻
る。ステップd18では、CI信号の鳴動および休止の
回数が予め定められる規定回数以上であるかどうかを判
断し、規定回数以上であったときにはファクシミリ自動
受信動作を実行し、規定回数以上ではなかったときには
ステップd4に戻る。
【0045】前記ステップd3で第1の基準リンギング
パターンRBではなかっかときにはステップd19に進
み、第2の基準リンギングパターンRBであるかどうか
を判断し、第2の基準リンギングパターンRBではなか
っかときにはステップd20に進み、第3の基準リンギ
ングパターンRBであるかどうかを判断し、第3の基準
リンギングパターンRBではなかっかときにはステップ
d21に進み、第4の基準リンギングパターンRBであ
るかどうかを判断する。ステップd19〜d21でそれ
ぞれ第2〜第4の基準リンギングパターンRBであった
ときには、ステップd4〜d18と同様の処理を実行し
てファクシミリ自動受信動作を実行する。第1〜第4の
基準リンギングパターンRBではなかったときには、動
作を終了する。
【0046】このように、図8のフローチャートに従っ
て、呼出し音出力時にサンプリングされた比較リンギン
グパターンRAであって、前記リンギングパターンテー
ブル30に記憶された基準リンギングパターンRBと一
致するパターンが特定パターンに自動的に設定される。
ユーザは、複数の選択肢の中から特定パターンを選択す
る必要はないので、リンギングパターンを容易に設定で
きる。
【0047】さらに、前記リンギングパターンテーブル
30に記憶された予め定められる複数の基準リンギング
パターンRBを出力することも本発明の範囲に属するも
のである。たとえば、表示部10に表示して出力され、
これによってユーザは、設定可能なリンギングパターン
を把握することができる。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電話/フ
ァクシミリ切換受信モードおよびファクシミリ受信モー
ドの実施/非実施の設定を統括し、一方モードを実施す
るようにまたは実施しないように設定したときに、他方
モードの実施または非実施を自動的に設定するようにし
たので、ユーザは各モードの実施/非実施を個別的に設
定する必要がなく、設定操作が容易となる。
【0049】また本発明によれば、具体的に、電話/フ
ァクシミリ切換受信モードを実施するように設定したと
きにはファクシミリ受信モードを実施しないように、電
話/ファクシミリ切換受信モードを実施しないように設
定したときにはファクシミリ受信モードも実施しないよ
うに、ファクシミリ受信モードを実施するように設定し
たときには電話/ファクシミリ切換受信モードは実施し
ないように設定することができる。
【0050】また本発明によれば、呼出し音出力時にサ
ンプリングされ、基準呼出し音態様と一致する比較呼出
し音態様を特定態様として自動的に設定するようにした
ので、ユーザは、複数の選択肢の中から選択することな
く容易に特定態様を設定することができる。
【0051】また本発明によれば、複数の基準呼出し音
態様を出力可能としたので、ユーザは設定可能な呼出し
音態様を把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である通信装置1の電気的
構成を示すブロック図である。
【図2】前記通信装置1が備えるNCU5の回路図であ
る。
【図3】前記通信装置1のモード設定動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図4】モード設定時において表示部10に表示される
画面25a〜25dをそれぞれ示す図である。
【図5】DRモード実施時における比較リンギングパタ
ーンRAのサンプリング動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図6】比較リンギングパターンRAのサンプリング時
に用いられるサンプリングバッファ26を示す図であ
る。
【図7】ROM3が有するリンギングパターンテーブル
30を示す図である。
【図8】特定パターンの検索動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図9】図8の前記ステップc2でリンギングパターン
の検索が済んだと判断されたときの動作を説明するため
のフローチャートである。
【図10】従来技術である通信装置の各モードの設定動
作を示すフローチャートである。
【図11】従来技術である前記通信装置の各モード設定
時に表示される画面34a〜34gを示す図である。
【符号の説明】
1 通信装置 2 CPU 3 ROM 4 RAM 5 NCU 6,9 I/O部 7 モデム 8 キーボード 10 表示部 14 CMLリレー 18 CI信号検出部 19 カウンタ 20 タイマ 26 サンプリングバッファ 30 リンギングパターンテーブル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電話番号が割当てられた1本の回
    線に接続され、電話通信とファクシミリ通信とが実施可
    能で、当該電話通信とファクシミリ通信とのうちのいず
    れか一方通信を自動的に受信する自動受信機能を備える
    通信装置において、 前記自動受信機能には、電話通信とファクシミリ通信と
    を切換えて受信する電話/ファクシミリ切換受信モード
    と、前記複数の電話番号のうちの予め定められる電話番
    号への呼出し時にファクシミリ通信を受信するファクシ
    ミリ受信モードとが含まれ、 前記通信装置は、前記電話/ファクシミリ切換受信モー
    ドとファクシミリ受信モードとのうちのいずれか一方モ
    ードの能動化または非能動化に伴って、他方モードの能
    動または非能動化を設定するモード設定手段を含むこと
    を特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 前記モード設定手段は、電話/ファクシ
    ミリ切換受信モードが能動化されたときにはファクシミ
    リ受信モードを非能動化し、電話/ファクシミリ切換受
    信モードが非能動化されたときにはファクシミリ受信モ
    ードを非能動化し、ファクシミリ受信モードが能動化さ
    れたときには電話/ファクシミリ切換受信モードを非能
    動化することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 複数の電話番号が割当てられる1本の回
    線に接続され、各電話番号に個別的に対応した態様の呼
    出し音が出力され、予め定められる特定態様の呼出し音
    出力時にファクシミリ通信を自動的に受信する通信装置
    において、 予め定められる複数の基準呼出し音態様を記憶する記憶
    手段と、 呼出し音出力時に出力される比較呼出し音態様をサンプ
    リングするサンプリング手段と、 前記サンプリング手段によってサンプリングされた比較
    呼出し音態様と、前記記憶手段に記憶された基準呼出し
    音態様とを比較する比較手段と、 前記比較手段の比較結果に基づいて、サンプリングされ
    た比較呼出し音態様が記憶された基準呼出し音態様と一
    致したときに、サンプリングされた前記比較呼出し音態
    様を前記特定態様として設定する設定手段とを含むこと
    を特徴とする通信装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段に記憶された基準呼出し音
    態様を出力する出力手段を含むことを特徴とする請求項
    3記載の通信装置。
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