JPH1154977A - 電磁雑音防止装置 - Google Patents
電磁雑音防止装置Info
- Publication number
- JPH1154977A JPH1154977A JP22310797A JP22310797A JPH1154977A JP H1154977 A JPH1154977 A JP H1154977A JP 22310797 A JP22310797 A JP 22310797A JP 22310797 A JP22310797 A JP 22310797A JP H1154977 A JPH1154977 A JP H1154977A
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- Japan
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- electromagnetic noise
- joining
- magnetic material
- prevention device
- noise prevention
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- Pending
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品製造、部品管理が容易で、かつ、ケーブ
ルへの取り付け作業効率が向上し、その上、広い周波数
範囲で電磁雑音を吸収、除去できる電磁雑音防止装置を
提供すること。 【解決手段】 電磁雑音防止装置は、外側と内側の筒状
磁性体からなる2層構造であり、それぞれ異なる種類の
絶縁性軟磁性体で構成される。外側と内側の筒状磁性体
は、それぞれケーブル2に対し平行に2分割した形状の
磁性体片3,4からなる。その分割面8に接合用凸部6
と接合用凹部7を、取り付けるケーブル2に平行に形成
し、2つの磁性体片3を、ケーブル2に平行に動かし、
接合用凸部6及び接合部凹部7をはめ合うことによっ
て、2つの磁性体片3を係止する。接合用凸部6と接合
用凹部7には、若干のテーパーをつける。
ルへの取り付け作業効率が向上し、その上、広い周波数
範囲で電磁雑音を吸収、除去できる電磁雑音防止装置を
提供すること。 【解決手段】 電磁雑音防止装置は、外側と内側の筒状
磁性体からなる2層構造であり、それぞれ異なる種類の
絶縁性軟磁性体で構成される。外側と内側の筒状磁性体
は、それぞれケーブル2に対し平行に2分割した形状の
磁性体片3,4からなる。その分割面8に接合用凸部6
と接合用凹部7を、取り付けるケーブル2に平行に形成
し、2つの磁性体片3を、ケーブル2に平行に動かし、
接合用凸部6及び接合部凹部7をはめ合うことによっ
て、2つの磁性体片3を係止する。接合用凸部6と接合
用凹部7には、若干のテーパーをつける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーブルを伝搬す
る電磁雑音を吸収、除去する電磁雑音防止装置に関す
る。
る電磁雑音を吸収、除去する電磁雑音防止装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、パソコン等の電気、電子機器に接
続しているケーブルの周囲に装着されてケーブルを伝搬
する電磁雑音を吸収、除去する電磁雑音防止装置として
は、実開平2−110398に示す構造のものが知られ
ている。従来の電磁雑音防止装置は、電磁雑音を吸収す
るフェライト等の磁性体と、それを収納するプラスチッ
クケースとの二点の部品で構成され、プラスチックケー
スに係止用突起部とこれに係止できる係止部とを設け、
磁性体を収納した状態で、プラスチックケースを係止す
ることにより、ケーブルに固定していた。
続しているケーブルの周囲に装着されてケーブルを伝搬
する電磁雑音を吸収、除去する電磁雑音防止装置として
は、実開平2−110398に示す構造のものが知られ
ている。従来の電磁雑音防止装置は、電磁雑音を吸収す
るフェライト等の磁性体と、それを収納するプラスチッ
クケースとの二点の部品で構成され、プラスチックケー
スに係止用突起部とこれに係止できる係止部とを設け、
磁性体を収納した状態で、プラスチックケースを係止す
ることにより、ケーブルに固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の電磁
雑音防止装置は、磁性体とプラスチックケースの二点の
部品から構成されるため、部品製造及び部品管理が困難
であるという問題があった。また、ケーブルに固定する
際、作業効率が悪い等の不都合が生じていた。
雑音防止装置は、磁性体とプラスチックケースの二点の
部品から構成されるため、部品製造及び部品管理が困難
であるという問題があった。また、ケーブルに固定する
際、作業効率が悪い等の不都合が生じていた。
【0004】さらに、近来、携帯電話の高周波化、ある
いは、通信の高速化に伴い、高い周波数範囲での電磁雑
音の吸収、除去が必要になってきている。一方、従来ど
おり、低い周波数範囲の電磁雑音の吸収、除去も依然必
要であり、従来よりも、高い周波数から低い周波数まで
広い周波数範囲での電磁雑音の吸収、除去が必要になっ
てきている。
いは、通信の高速化に伴い、高い周波数範囲での電磁雑
音の吸収、除去が必要になってきている。一方、従来ど
おり、低い周波数範囲の電磁雑音の吸収、除去も依然必
要であり、従来よりも、高い周波数から低い周波数まで
広い周波数範囲での電磁雑音の吸収、除去が必要になっ
てきている。
【0005】従って、本発明は、部品製造、部品管理が
容易で、かつ、ケーブルへの取り付け作業効率が向上
し、その上、広い周波数範囲で電磁雑音を吸収、除去で
きる電磁雑音防止装置を提供することにある。
容易で、かつ、ケーブルへの取り付け作業効率が向上
し、その上、広い周波数範囲で電磁雑音を吸収、除去で
きる電磁雑音防止装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、プラスチックケースの係止用突起部及び
係止部に替わる、接合用係合部を、加工あるいは成形可
能な絶縁性軟磁性体あるいはフェライト材料に直接、形
成することにより、磁性体のみによる電磁雑音防止装置
を実現したものである。
に、本発明は、プラスチックケースの係止用突起部及び
係止部に替わる、接合用係合部を、加工あるいは成形可
能な絶縁性軟磁性体あるいはフェライト材料に直接、形
成することにより、磁性体のみによる電磁雑音防止装置
を実現したものである。
【0007】さらに、接合用係合部を具備した絶縁性軟
磁性体またはフェライトを外側の磁性体として使用し、
この内部に収納する磁性体として、外側の磁性体とは異
なる周波数の電磁雑音の吸収、除去が可能な磁性体を1
種類以上使用することによって、広い周波数範囲の電磁
雑音を吸収、除去することが可能な電磁雑音防止装置を
実現したものである。
磁性体またはフェライトを外側の磁性体として使用し、
この内部に収納する磁性体として、外側の磁性体とは異
なる周波数の電磁雑音の吸収、除去が可能な磁性体を1
種類以上使用することによって、広い周波数範囲の電磁
雑音を吸収、除去することが可能な電磁雑音防止装置を
実現したものである。
【0008】即ち、本発明は、ケーブルを挿通する貫通
孔を設けた複数の筒状磁性体からなる多層構造の電磁雑
音防止装置であって、前記筒状磁性体のそれぞれを分割
してなる磁性体片で構成し、前記筒状磁性体の外側の磁
性体片に接合用係合部を設けた電磁雑音防止装置であ
る。
孔を設けた複数の筒状磁性体からなる多層構造の電磁雑
音防止装置であって、前記筒状磁性体のそれぞれを分割
してなる磁性体片で構成し、前記筒状磁性体の外側の磁
性体片に接合用係合部を設けた電磁雑音防止装置であ
る。
【0009】また、本発明は、前記筒状磁性体のそれぞ
れを二分割し、同一形状の二個の磁性体片で構成し、前
記接合用係合部として、接合用凸部と該接合用凸部に嵌
合する接合用凹部を、前記ケーブルに平行に設けた上記
の電磁雑音防止装置である。
れを二分割し、同一形状の二個の磁性体片で構成し、前
記接合用係合部として、接合用凸部と該接合用凸部に嵌
合する接合用凹部を、前記ケーブルに平行に設けた上記
の電磁雑音防止装置である。
【0010】また、本発明は、前記筒状磁性体が、2層
である上記の電磁雑音防止装置である。
である上記の電磁雑音防止装置である。
【0011】また、本発明は、前記筒状磁性体が、3層
である上記の電磁雑音防止装置である。
である上記の電磁雑音防止装置である。
【0012】また、本発明は、前記筒状磁性体が、異な
る軟磁性材料からなる上記の電磁雑音防止装置である。
る軟磁性材料からなる上記の電磁雑音防止装置である。
【0013】また、本発明は、前記筒状磁性体のうち少
なくとも1つが、絶縁性軟磁性体からなる上記の電磁雑
音防止装置である。
なくとも1つが、絶縁性軟磁性体からなる上記の電磁雑
音防止装置である。
【0014】また、本発明は、前記筒状磁性体のうち少
なくとも1つが、フェライト材料からなる上記の電磁雑
音防止装置である。
なくとも1つが、フェライト材料からなる上記の電磁雑
音防止装置である。
【0015】本発明では、接合用係合部を具備した、同
じ形状の磁性体片を2個用いるため、同種類の磁性体片
を製造すれば良く、部品製造が単純で、製造コストが安
くでき、部品管理が容易に行える。
じ形状の磁性体片を2個用いるため、同種類の磁性体片
を製造すれば良く、部品製造が単純で、製造コストが安
くでき、部品管理が容易に行える。
【0016】さらに、2層構造、あるいは、多層構造の
電磁雑音防止装置を形成し、2層構造あるいは、多層構
造を構成する軟磁性材料を選択する、例えば、外側に、
低周波側における特性が優れた絶縁性軟磁性体を用い、
内側に、高周波側における電磁雑音の吸収、除去特性が
優れた絶縁性軟磁性体を用いることにより、低周波から
高周波まで広い周波数に渉っての電磁雑音吸収除去が可
能である。また、ユーザーが必要な電磁雑音の吸収、除
去特性に合わせた材料を選択して、特定周波数にのみ有
効な電磁雑音防止装置を提供することも可能である。
電磁雑音防止装置を形成し、2層構造あるいは、多層構
造を構成する軟磁性材料を選択する、例えば、外側に、
低周波側における特性が優れた絶縁性軟磁性体を用い、
内側に、高周波側における電磁雑音の吸収、除去特性が
優れた絶縁性軟磁性体を用いることにより、低周波から
高周波まで広い周波数に渉っての電磁雑音吸収除去が可
能である。また、ユーザーが必要な電磁雑音の吸収、除
去特性に合わせた材料を選択して、特定周波数にのみ有
効な電磁雑音防止装置を提供することも可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】プラスチックケースに替わる接合
用係合部を形成するため、細工加工、成形が可能な絶縁
性軟磁性体材料、あるいは、フェライト材料を使用する
ことにより、磁性体のみで電磁雑音防止装置を構成す
る。さらに、接合用係合部として、例えば、接合用凸部
と接合用凹部を具備した絶縁性軟磁性体あるいはフェラ
イトを外側の磁性体として使用し、この内部に収納する
磁性体として、外側の磁性体とは異なる周波数の電磁雑
音の吸収、除去が可能な磁性体を1種類以上使用するこ
とによって、広い周波数範囲の電磁雑音を吸収、除去す
ることが可能となる。
用係合部を形成するため、細工加工、成形が可能な絶縁
性軟磁性体材料、あるいは、フェライト材料を使用する
ことにより、磁性体のみで電磁雑音防止装置を構成す
る。さらに、接合用係合部として、例えば、接合用凸部
と接合用凹部を具備した絶縁性軟磁性体あるいはフェラ
イトを外側の磁性体として使用し、この内部に収納する
磁性体として、外側の磁性体とは異なる周波数の電磁雑
音の吸収、除去が可能な磁性体を1種類以上使用するこ
とによって、広い周波数範囲の電磁雑音を吸収、除去す
ることが可能となる。
【0018】
【実施例】以下、本発明に関わる電磁雑音防止装置の実
施例を図面を用いて説明する。
施例を図面を用いて説明する。
【0019】(実施例1)図1は、本発明に係わる実施
例1の電磁雑音防止装置の使用状態を示す斜視図であ
る。図2は、本発明に係わる実施例1の電磁雑音防止装
置における磁性体片の説明図であり、図2(a)は平面
図、図2(b)は側面図、図2(c)は正面図である。
例1の電磁雑音防止装置の使用状態を示す斜視図であ
る。図2は、本発明に係わる実施例1の電磁雑音防止装
置における磁性体片の説明図であり、図2(a)は平面
図、図2(b)は側面図、図2(c)は正面図である。
【0020】図1に示すように、実施例1の電磁雑音防
止装置1は、外側と内側の筒状磁性体(円筒状リング)
からなる2層構造であり、それぞれ異なる種類の絶縁性
軟磁性体で構成される。外側の筒状磁性体は、ケーブル
2に対し平行に2分割した形状の磁性体片3からなる。
その分割面8に接合用係合部として、接合用凸部6と接
合用凹部7を、取り付けるケーブル2に平行に形成し、
2つの磁性体片3を、ケーブル2に平行に動かし、接合
用凸部6及び接合部凹部7をはめ合うことによって、2
つの磁性体片3を係止する。接合用凸部6と接合用凹部
7には、若干のテーパーをつけることにより、外れにく
くなっている。
止装置1は、外側と内側の筒状磁性体(円筒状リング)
からなる2層構造であり、それぞれ異なる種類の絶縁性
軟磁性体で構成される。外側の筒状磁性体は、ケーブル
2に対し平行に2分割した形状の磁性体片3からなる。
その分割面8に接合用係合部として、接合用凸部6と接
合用凹部7を、取り付けるケーブル2に平行に形成し、
2つの磁性体片3を、ケーブル2に平行に動かし、接合
用凸部6及び接合部凹部7をはめ合うことによって、2
つの磁性体片3を係止する。接合用凸部6と接合用凹部
7には、若干のテーパーをつけることにより、外れにく
くなっている。
【0021】外側の磁性体片は、特開平07−2120
79の[検証例1]の<組成1>で示される材料であ
り、下記組成の絶縁性軟磁性体を使用した。
79の[検証例1]の<組成1>で示される材料であ
り、下記組成の絶縁性軟磁性体を使用した。
【0022】 <絶縁性軟磁性体の組成1> 偏平状軟磁性体粉末 90重量部 組成:Fe−Al−Si合金 平均粒径:10μm アスペクト比:>5 有機結合剤 ポリウレタン樹脂 8重量部 硬化剤(イソシアネート化合物) 2重量部
【0023】また、図2に示すように、外側の筒状磁性
体の内側に、筒状磁性体をケーブルに対して2分割した
磁性体片4が収納される。内側の磁性体片4は、下記の
<組成2>の絶縁性軟磁性体を使用した。
体の内側に、筒状磁性体をケーブルに対して2分割した
磁性体片4が収納される。内側の磁性体片4は、下記の
<組成2>の絶縁性軟磁性体を使用した。
【0024】 <絶縁性軟磁性体の組成2> 偏平状軟磁性体粉末 90重量部 組成:マグネタイト粉末 平均粒径:10μm アスペクト比:>5 有機結合剤 ポリウレタン樹脂 8重量部 硬化剤(イソシアネート化合物) 2重量部
【0025】(実施例2)実施例2では、図1及び図2
に示すように、<組成1>の組成を有する絶縁性軟磁性
体からなる外側の磁性体片3の内部に、フェライトから
なる磁性体片4を収納し、2層構造とし、外側の磁性体
片3をケーブル2に固定した。
に示すように、<組成1>の組成を有する絶縁性軟磁性
体からなる外側の磁性体片3の内部に、フェライトから
なる磁性体片4を収納し、2層構造とし、外側の磁性体
片3をケーブル2に固定した。
【0026】(実施例3)実施例3では、図3に示すよ
うに、<組成1>の組成を有する絶縁性軟磁性体からな
る外側の磁性体片13の内部に、<組成2>の組成を有
する絶縁性軟磁性体からなる磁性体片14を収納し、さ
らに、内側に、フェライトからなる磁性体片15を収納
し、多層構造にし、外側の磁性体片13に形成されてい
る接合用凸部16及び接合用凹部17により、ケーブル
に固定した。
うに、<組成1>の組成を有する絶縁性軟磁性体からな
る外側の磁性体片13の内部に、<組成2>の組成を有
する絶縁性軟磁性体からなる磁性体片14を収納し、さ
らに、内側に、フェライトからなる磁性体片15を収納
し、多層構造にし、外側の磁性体片13に形成されてい
る接合用凸部16及び接合用凹部17により、ケーブル
に固定した。
【0027】なお、図3に示すように、絶縁性軟磁性体
からなる外側の磁性体片13の内部に、これと異なる組
成を有する絶縁性軟磁性体からなる磁性体片14を収納
し、さらに、内側に、これらの2種とは異なる絶縁性軟
磁性体からなる磁性体片15を収納し、多層構造にする
こともできる。
からなる外側の磁性体片13の内部に、これと異なる組
成を有する絶縁性軟磁性体からなる磁性体片14を収納
し、さらに、内側に、これらの2種とは異なる絶縁性軟
磁性体からなる磁性体片15を収納し、多層構造にする
こともできる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、部品製造、部品管理が
容易で、かつ、ケーブルへの取り付け作業効率が向上
し、その上、広い周波数範囲で電磁雑音を吸収、除去で
きる電磁雑音防止装置を提供することができた。
容易で、かつ、ケーブルへの取り付け作業効率が向上
し、その上、広い周波数範囲で電磁雑音を吸収、除去で
きる電磁雑音防止装置を提供することができた。
【図1】本発明に係わる実施例1,2の電磁雑音防止装
置の使用状態を示す斜視図。
置の使用状態を示す斜視図。
【図2】本発明に係わる実施例1,2の電磁雑音防止装
置における磁性体片の説明図。図2(a)は平面図。図
2(b)は側面図。図2(c)は正面図。
置における磁性体片の説明図。図2(a)は平面図。図
2(b)は側面図。図2(c)は正面図。
【図3】本発明に係わる実施例3の電磁雑音防止装置に
おける磁性体片の説明図。図3(a)は平面図。図3
(b)は側面図。図3(c)は正面図。
おける磁性体片の説明図。図3(a)は平面図。図3
(b)は側面図。図3(c)は正面図。
1 電磁雑音防止装置 2 ケーブル 3,13 (外側の)磁性体片 4,14,15 (内側の)磁性体片 6,16 接合用凸部 7,17 接合用凹部 8,18 分割面
Claims (7)
- 【請求項1】 ケーブルを挿通する貫通孔を設けた複数
の筒状磁性体からなる多層構造の電磁雑音防止装置であ
って、前記筒状磁性体のそれぞれを分割してなる磁性体
片で構成し、前記筒状磁性体の外側の磁性体片に接合用
係合部を設けたことを特徴とする電磁雑音防止装置。 - 【請求項2】 前記筒状磁性体のそれぞれを二分割し、
同一形状の二個の磁性体片で構成し、前記接合用係合部
として、接合用凸部と該接合用凸部に嵌合する接合用凹
部を、前記ケーブルに平行に設けたことを特徴とする請
求項1記載の電磁雑音防止装置。 - 【請求項3】 前記筒状磁性体は、2層であることを特
徴とする請求項1または2記載の電磁雑音防止装置。 - 【請求項4】 前記筒状磁性体は、3層であることを特
徴とする請求項1または2記載の電磁雑音防止装置。 - 【請求項5】 前記筒状磁性体は、異なる軟磁性材料か
らなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
の電磁雑音防止装置。 - 【請求項6】 前記筒状磁性体のうち少なくとも1つ
は、絶縁性軟磁性体からなることを特徴とする請求項1
〜5のいずれかに記載の電磁雑音防止装置。 - 【請求項7】 前記筒状磁性体のうち少なくとも1つ
は、フェライト材料からなることを特徴とする請求項1
〜5のいずれかに記載の電磁雑音防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22310797A JPH1154977A (ja) | 1997-08-04 | 1997-08-04 | 電磁雑音防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22310797A JPH1154977A (ja) | 1997-08-04 | 1997-08-04 | 電磁雑音防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1154977A true JPH1154977A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=16792944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22310797A Pending JPH1154977A (ja) | 1997-08-04 | 1997-08-04 | 電磁雑音防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1154977A (ja) |
-
1997
- 1997-08-04 JP JP22310797A patent/JPH1154977A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040726 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040810 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20041207 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |