JPH1154583A - モニタ装置用パターンを有する半導体装置 - Google Patents

モニタ装置用パターンを有する半導体装置

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JPH1154583A
JPH1154583A JP9213249A JP21324997A JPH1154583A JP H1154583 A JPH1154583 A JP H1154583A JP 9213249 A JP9213249 A JP 9213249A JP 21324997 A JP21324997 A JP 21324997A JP H1154583 A JPH1154583 A JP H1154583A
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JP
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monitor device
region
monitor
pattern
semiconductor
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JP9213249A
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Takeshi Koga
剛 古賀
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L22/00Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor
    • H01L22/30Structural arrangements specially adapted for testing or measuring during manufacture or treatment, or specially adapted for reliability measurements
    • H01L22/32Additional lead-in metallisation on a device or substrate, e.g. additional pads or pad portions, lines in the scribe line, sacrificed conductors

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 狭いスペース内に配置でき、かつモニタ装置
の導電型や不純物濃度に関係なく良好な評価を行なうこ
とができるモニタ装置用パターンを有する半導体装置を
提供する。 【解決手段】 シリコン基板1の表面にウェル領域2と
フィールド絶縁層3とが形成されている。このフィール
ド絶縁層3によって区画された領域に絶縁層5を介在し
て導電層6が形成されている。この導電層6を覆うよう
に層間絶縁層7が形成されており、この層間絶縁層7上
に導電層8bが形成されている。ウェル領域2と絶縁層
5と導電層6とからなるゲート絶縁層評価用のモニタ装
置の形成領域真上に、距離を隔てて導電層8bよりなる
配線層評価用のモニタ装置が位置している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モニタ装置用パタ
ーンを有する半導体装置に関するものであり、特に、複
数のモニタ装置用パターンの配置関係に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】半導体装置を製造する際、製品の管理の
ための多種多様なモニタ装置がウェハ上に形成される。
このモニタ装置は、素子や配線などの性能等を評価する
ものであり、評価する素子や配線などと同一工程を経て
形成されるものである。
【0003】図6は、従来のモニタ装置を有する半導体
装置の第1の例を概略的に示す断面図である。図6を参
照して、ここでは、MOS(Metal Oxide Semiconducto
r )トランジスタのゲート絶縁層評価用のモニタ装置
と、アルミニウム配線層評価用のモニタ装置との異なる
2種のモニタ装置を配置する場合について説明する。シ
リコン基板1の表面には、ウェル領域2が形成されると
ともに、素子間を電気的に分離するためのフィールド絶
縁層3が形成されている。
【0004】フィールド絶縁層3によって区画されたウ
ェル領域2の表面上には絶縁層5を介在して、導電層6
が形成されている。この絶縁層5はゲート絶縁層と同一
工程で形成されるものであり、導電層6はゲート電極層
と同一工程で形成されるものである。この導電層6上を
覆うように層間絶縁層7が形成されており、この層間絶
縁層7には導電層6の一部表面に達するコンタクトホー
ル7aが形成されている。
【0005】コンタクトホール7aを通じて導電層6と
電気的に接続するようにアルミニウムよりなる導電層8
aが形成されている。この導電層8aと同一工程で、ア
ルミニウムよりなる導電層8bが形成されている。この
導電層8a、8bは、回路素子間を電気的に接続するた
めのアルミニウム配線層と同一工程で形成されるもので
ある。
【0006】ウェル領域2と絶縁層5と導電層6とはM
OSトランジスタのゲート絶縁層の性能評価のモニタ装
置を構成しており、導電層8bはアルミニウム配線層の
エレクトロ・マイグレーション評価のためのモニタ装置
である。このゲート絶縁層評価用のモニタ装置の形成領
域とアルミニウム配線層評価用のモニタ装置の形成領域
とは、シリコン基板1の表面に沿って横並びに配置され
ている。
【0007】次に、特開昭57−28338号公報に示
された技術を従来の第2の例として説明する。
【0008】図7は従来のモニタ装置を有する半導体装
置の第2の例を示す平面図であり、図8と図9とは図7
のA−A′線とB−B′線とに沿う概略断面図である。
【0009】図7〜図9を参照して、ここではバイポー
ラトランジスタのエミッタ領域の濃度および深さを評価
するためのモニタ装置と、エミッタ領域直下のベース領
域の濃度およびベース幅を評価するためのモニタ装置と
が示されている。シリコン基板101には、バイポーラ
トランジスタのコレクタ領域と同一工程で形成された不
純物領域101が形成されている。その不純物領域10
1の表面には、ベース領域と同一の工程で形成された不
純物領域102が形成されている。またこの不純物領域
102と接するようにシリコン基板101の表面には、
エミッタ領域と同一工程で形成された不純物領域103
が形成されている。
【0010】このような構成において、測定用パッド1
09〜112の組合せで拡散抵抗を測定することによ
り、エミッタ領域103の濃度および深さを評価するこ
とができる。また重なり合わない部分105〜108の
組合せによって測定を行なうことにより、エミッタ領域
103直下のベース領域102の濃度およびベース幅を
相対的に評価することができる。これらの値とhFEの関
係を、予め要求される使用ごとに明らかにしておけばh
FEの値を制御するために利用することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来より、これらの半
導体モニタ装置は、半導体装置のチップサイズを極力小
さくするためにチップ領域内の空きスペースやダイシン
グライン領域に配置されていた。ところが、近年、半導
体装置のチップサイズの拡大により、ダイシングライン
の総面積が減少してきた。また、チップ領域内のスペー
スも極力有効に活用するため、このチップ領域内の空き
スペースも減少してきている。
【0012】半面、回路構成の複雑化やレイヤーの多層
化により、モニタ装置の種類が増大するとともに、半導
体装置の品質管理のため大面積のモニタ装置が必要とな
っている。これらの事情より、図6に示す従来の第1の
例のようにゲート絶縁層評価用のモニタ装置の形成領域
とアルミニウム配線層評価用のモニタ装置の形成領域と
が横並びに配置されていたのでは、小さいスペース内に
モニタ装置を配置しきれなくなるという問題点が生じて
きた。
【0013】また図7〜図9に示す従来の第2の例で
は、不純物領域102と103とは基板内に形成された
不純物領域よりなるため、これらの領域102、103
を同じ導電型で形成した場合には、不純物領域102と
103とを別個に評価することができなくなるという問
題点があった。
【0014】また、不純物領域102と103とが逆導
電型であったとしても、一方の領域の不純物濃度が他方
の領域の不純物濃度に比べて格段に高い場合には、不純
物濃度の高い領域から低い領域へ不純物が大幅に拡散し
てしまい、他方の領域のモニタ評価ができなくなるとい
う問題点もあった。
【0015】また、不純物領域102と103とは基板
101内に形成されているため、基板101の導電型の
影響を受けざるを得ないという問題点もあった。
【0016】それゆえ、本発明の目的は、狭いスペース
内に配置でき、かつモニタ装置の導電型や不純物濃度に
関係なく良好な評価を行なうことのできるモニタ装置用
パターンを有する半導体装置を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明のモニタ装置用パ
ターンを有する半導体装置は、第1のモニタ装置用パタ
ーンと、その第1のモニタ装置用パターンの形成領域の
真上に第1のモニタ装置用パターンと距離を隔てて配置
された第2のモニタ装置用パターンとを備えている。
【0018】上記局面において好ましくは、主表面を有
する半導体基板がさらに備えられており、第1および第
2のモニタ装置用パターンは半導体基板の主表面上に形
成されている。
【0019】上記局面において好ましくは、第1および
第2のモニタ装置用パターンの間に位置する絶縁層がさ
らに備えられている。
【0020】上記局面において好ましくは、第1のモニ
タ装置用パターンは電界効果トランジスタのゲート絶縁
層の性能を評価するためのものであり、第2のモニタ装
置用パターンは配線のエレクトロ・マイグレーションを
評価するためのものである。
【0021】上記局面において好ましくは、回路素子を
有する半導体チップ領域と、その半導体チップ領域の周
囲を取囲むダイシングライン領域とを有し、第1および
第2のモニタ装置用パターンは、半導体チップ領域の回
路素子の形成領域以外の領域およびダイシングライン領
域の少なくともいずれかに形成されている。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図に基づいて説明する。
【0023】図1は、本発明の一実施の形態におけるモ
ニタ装置を有する半導体装置の構成を概略的に示す断面
図である。図1を参照して、シリコン基板1の表面にウ
ェル領域2が形成されるとともに、素子間を電気的に分
離するためのフィールド絶縁層3が形成されている。こ
のフィールド絶縁層3は、たとえばシリコン酸化膜より
なっている。このフィールド絶縁層3によって区画され
たウェル領域2の表面上には、絶縁層5を介在して導電
層6が形成されている。この絶縁層5はゲート絶縁層と
同一工程で形成されるものであり、導電層6はゲート電
極層と同一工程で形成されたものである。
【0024】この導電層6を覆うようにたとえばシリコ
ン酸化膜よりなる層間絶縁層7が形成されており、この
層間絶縁層7には、導電層6の一部表面に達するコンタ
クトホール7aが形成されている。このコンタクトホー
ル7aを通じて導電層6と電気的に接続するように、た
とえばアルミニウムよりなる導電層8aが形成されてい
る。またこの導電層8aと同一工程で、導電層8bが形
成されている。この導電層8a、8bは、半導体チップ
領域内に形成されるアルミニウム配線層と同一工程で形
成されるものである。
【0025】ウェル領域2と絶縁層5とゲート電極層6
とは、MOSトランジスタのゲート絶縁層の性能を評価
するためのモニタ装置を構成している。また、導電層8
bは、配線層のエレクトロ・マイグレーションを評価す
るためのモニタ装置である。アルミニウム配線層評価用
のモニタ装置の形成領域は、ゲート絶縁層評価用のモニ
タ装置の形成領域の真上に位置しており、かつゲート絶
縁層評価用のモニタ装置と距離を隔てて配置されてい
る。
【0026】次に、ゲート絶縁層の性能評価の方法およ
びアルミニウム配線層のエレクトロ・マイグレーション
評価の方法について説明する。
【0027】ゲート絶縁層の評価は、ウェル領域2と導
電層6とに電位差を与えた場合に、絶縁層5に電流が流
れるか否かで行なわれる。
【0028】また配線層のエレクトロ・マイグレーショ
ン評価は、導電層8bの一方端から他方端側へ電流を流
したときの導電層8bの抵抗を測定することで行なわれ
る。
【0029】次に、本実施の形態のモニタ装置を有する
半導体装置の製造方法について説明する。
【0030】図2〜図5は、本発明の一実施の形態にお
けるモニタ装置を有する半導体装置の製造方法を工程順
に示す概略断面図である。図2を参照して、シリコン基
板1の表面に、所定の領域を取囲むようにLOCOS
(Local Oxidation of Silicon)法によってシリコン酸
化膜よりなるフィールド絶縁層3が形成される。次に、
1×1012〜1×1013個/cm2 のドーズ量で不純物
がイオン注入されることにより、シリコン基板1の表面
にウェル領域2が形成される。
【0031】図3を参照して、たとえば熱酸化法などに
より、100Å程度の膜厚でシリコン酸化膜5が形成さ
れる。このシリコン酸化膜5上に、たとえばリンがドー
プされた多結晶シリコン膜よりなる導電層6が、CVD
(Chemical Vapor Depositon)法により堆積される。こ
の導電層6は、通常の写真製版技術およびエッチング技
術により所望の形状にパターニングされて、半導体チッ
プ領域内においてゲート電極6となる。
【0032】また半導体チップ領域内では、このゲート
電極層6やフィールド絶縁層3などをマスクとして不純
物が注入されることにより、1対のソース/ドレイン領
域4が形成される。これにより、1対のソース/ドレイ
ン領域4と、ゲート絶縁層5と、ゲート電極層6とから
なるMOSトランジスタ10が形成される。
【0033】なお、この1対のソース/ドレイン領域4
は、ダイシングライン領域では形成されても、また形成
されなくてもよい。1対のソース/ドレイン領域4をダ
イシングライン領域に形成しない場合には、このソース
/ドレイン領域形成のためのイオン注入時に、ダイシン
グライン領域のみを覆うマスクをすればよい。
【0034】図4を参照して、MOSトランジスタ10
と導電層6とを覆うように表面全面に層間絶縁層7が形
成される。この層間絶縁層7には、通常の写真製版技術
およびエッチング技術により、コンタクトホール7a、
7bが形成される。コンタクトホール7aからは、導電
層6の一部表面が露出され、コンタクトホール7bから
は1対のソース/ドレイン領域4の一部表面が露出され
る。
【0035】図5を参照して、たとえばスパッタリング
により、表面全面にアルミニウム層が形成される。この
アルミニウム層は通常の写真製版技術およびエッチング
技術によりパターニングされ、導電層6に電気的に接続
する導電層8aと、アルミニウム配線層のエレクトロ・
マイグレーションを評価するためのモニタ装置8bと、
MOSトランジスタ10のソース/ドレイン領域に電気
的に接続する配線層8cとなる。
【0036】この後、たとえばパッシベーション膜(図
示せず)が形成されて半導体装置の製造が完了する。
【0037】本実施の形態では、図1に示すように配線
層評価用のモニタ装置8bは、ゲート絶縁層評価用のモ
ニタ装置の形成領域真上に位置している。このため、こ
れらのモニタ装置を横並びに配置した場合よりもモニタ
装置の配置のための平面占有面積を小さくすることがで
きる。よって、従来例(図6)よりも小さいスペース内
に複数のモニタ装置を配置することが可能となる。
【0038】また、ゲート絶縁層評価用のモニタ装置と
配線層評価用のモニタ装置とは距離を隔てて配置されて
いるため、同じ導電型の不純物を含んでいる場合でも、
別個にモニタ評価をすることができる。また、一方のモ
ニタ装置の不純物が他方のモニタ装置内へ拡散すること
が防止されるため、不純物の拡散によってモニタ評価が
行なえなくなることもない。
【0039】またゲート絶縁層評価用のモニタ装置と配
線層評価用のモニタ装置とはシリコン基板1上に形成さ
れており、シリコン基板1内に形成されてはいない。こ
のため、これらのモニタ装置の評価がシリコン基板1の
導電型に影響を受けることはない。
【0040】なお、本実施の形態では、モニタ装置がダ
イシングライン領域に形成される場合について説明した
が、モニタ装置は半導体チップ領域の回路素子が形成さ
れた領域以外(つまりチップ領域の空きスペース)に設
けられてもよい。
【0041】また、ウェハがダイシングライン領域に沿
って切断されチップ状態となった場合でも、チップの外
周にはダイシングライン領域の一部が残存しており、そ
のダイシングライン領域の一部においてモニタ装置が図
1に示すように上下方向に積層されている状態はあり得
る。
【0042】また本実施の形態では、第1のモニタ装置
としてゲート絶縁層評価用のモニタ装置について、また
第2のモニタ装置としてアルミニウム配線層評価用のモ
ニタ装置について各々説明したが、これに限定されるも
のではなく、第1および第2のモニタ装置は、これ以外
の他の性能評価のためのモニタ装置であってもよい。
【0043】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0044】
【発明の効果】本発明のモニタ装置用パターンを有する
半導体装置では、第1のモニタ装置用パターンと、第1
のモニタ装置用パターンの形成領域の真上に第1のモニ
タ装置用パターンと距離を隔てて配置された第2のモニ
タ装置用パターンとが備えられている。
【0045】本発明のモニタ装置用パターンを有する半
導体装置では、第2のモニタ装置用パターンは第1のモ
ニタ装置用パターンの形成領域の真上に位置しているた
め、これらのモニタ装置用パターンを横並びに配置した
場合よりも、モニタ装置用パターンの配置のための平面
占有面積を小さくすることができる。このため、従来例
よりも小さいスペース内に複数のモニタ装置用パターン
を配置することが可能となる。
【0046】また、第1および第2のモニタ装置用パタ
ーンは距離を隔てて配置されているため、同じ導電型の
不純物を含んでいても別個にモニタ評価をすることがで
きる。また、一方のモニタ装置用パターン内の不純物が
他方のモニタ装置用パターン内へ拡散することも防止さ
れるため、不純物の拡散によってモニタ評価が行なえな
くなることもない。
【0047】上記局面において好ましくは、主表面を有
する半導体基板がさらに備えられており、第1および第
2のモニタ装置用パターンはこの半導体基板の主表面上
に形成されている。
【0048】これにより、第1および第2のモニタ装置
用パターンは半導体基板上に形成され、半導体基板内に
形成されてはいないため、それらのモニタ評価の際に半
導体基板の導電型の影響を受けることはない。
【0049】上記局面において好ましくは、第1および
第2のモニタ装置用パターンの間に位置する絶縁層がさ
らに備えられている。
【0050】これにより、第1および第2のモニタ装置
用パターンは電気的に分離され得る。
【0051】上記局面において好ましくは、第1のモニ
タ装置用パターンは電界効果トランジスタのゲート絶縁
層の性能を評価するためのものであり、第2のモニタ装
置用パターンは配線のエレクトロ・マイグレーションを
評価するためのものである。
【0052】これにより、ゲート絶縁層の性能および配
線層のエレクトロ・マイグレーションを評価することが
できる。
【0053】上記局面において好ましくは、回路素子を
有する半導体チップとその半導体チップの周囲を取囲む
ダイシングライン領域とを有しており、第1および第2
のモニタ装置用パターンは、半導体チップの回路素子の
形成領域以外の領域およびダイシングライン領域の少な
くともいずれかの領域に形成されている。
【0054】これにより、半導体チップ領域を極力、小
さく維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態におけるモニタ装置を
有する半導体装置の構成を概略的に示す断面図である。
【図2】 本発明の一実施の形態におけるモニタ装置を
有する半導体装置の製造方法の第1工程を示す概略断面
図である。
【図3】 本発明の一実施の形態におけるモニタ装置を
有する半導体装置の製造方法の第2工程を示す概略断面
図である。
【図4】 本発明の一実施の形態におけるモニタ装置を
有する半導体装置の製造方法の第3工程を示す概略断面
図である。
【図5】 本発明の一実施の形態におけるモニタ装置を
有する半導体装置の製造方法の第4工程を示す概略断面
図である。
【図6】 従来のモニタ装置を有する半導体装置の第1
の例を示す概略断面図である。
【図7】 従来のモニタ装置を有する半導体装置の第2
の例を示す概略平面図である。
【図8】 図7のA−A′線に沿う概略断面図である。
【図9】 図7のB−B′線に沿う概略断面図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板、2 ウェル領域、3 フィールド絶
縁層、5 絶縁層、6導電層、7 層間絶縁層、8a,
8b 導電層。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のモニタ装置用パターンと、 前記第1のモニタ装置用パターンの形成領域の真上に前
    記第1のモニタ装置用パターンと距離を隔てて配置され
    た第2のモニタ装置用パターンとを備えた、モニタ装置
    用パターンを有する半導体装置。
  2. 【請求項2】 主表面を有する半導体基板をさらに備
    え、 前記第1および第2のモニタ装置用パターンは前記半導
    体基板の主表面上に形成されている、請求項1に記載の
    モニタ装置用パターンを有する半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2のモニタ装置用パタ
    ーンの間に位置する絶縁層をさらに備えた、請求項2に
    記載のモニタ装置用パターンを有する半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のモニタ装置用パターンは電界
    効果トランジスタのゲート絶縁層の性能を評価するため
    のものであり、 前記第2のモニタ装置用パターンは配線のエレクトロ・
    マイグレーションを評価するためのものである、請求項
    1に記載のモニタ装置用パターンを有する半導体装置。
  5. 【請求項5】 回路素子を有する半導体チップ領域とそ
    の半導体チップ領域の周囲を取囲むダイシング領域とを
    有しており、 前記第1および第2のモニタ装置用パターンは前記半導
    体チップ領域の回路素子の形成領域以外の領域および前
    記ダイシングライン領域の少なくともいずれかに形成さ
    れている、請求項1に記載のモニタ装置用パターンを有
    する半導体装置。
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JPH04365347A (ja) * 1991-06-13 1992-12-17 Mitsubishi Electric Corp 半導体チップにおけるモニタ装置用素子構造

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