JPH1154048A - プラズマディスプレイパネル及びその製造方法 - Google Patents

プラズマディスプレイパネル及びその製造方法

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JPH1154048A
JPH1154048A JP9207527A JP20752797A JPH1154048A JP H1154048 A JPH1154048 A JP H1154048A JP 9207527 A JP9207527 A JP 9207527A JP 20752797 A JP20752797 A JP 20752797A JP H1154048 A JPH1154048 A JP H1154048A
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diamond
layer
dielectric glass
electrode
carbon
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JP9207527A
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Masaki Aoki
正樹 青木
Shigeo Suzuki
茂夫 鈴木
Hiroyoshi Tanaka
博由 田中
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマディスプレイパネルの誘電体ガラス
層上の保護膜において、放電電圧の低減と輝度の向上を
図り、加えて、その製造方法を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 プラズマディスプレイパネルを形成する
誘電体ガラス層13上にプラズマCVD法やプラズマト
ーチCVD法を用いて、ダイヤモンド状カーボン保護層
14を形成することによって保護層の2次電子放出係数
を向上することにより、放電電圧の低減とパネル輝度を
向上させることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示デバイスなど
に用いられ、特に、プラズマディスプレイパネルの放電
開始電圧の低圧化を図り、パネルの高品位化を実現する
プラズマディスプレイパネル及びその製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ハイビジョンをはじめとする高品
位で大画面のテレビに対する期待が高まっている中で、
CRT,液晶ディスプレイ(以下、LCDと記載す
る),プラズマディスプレイパネル(Plasma Display P
anel, 以下PDPと記載する)といった各ディスプレイ
の分野において、これに適したディスプレイの開発が進
められている。
【0003】従来からテレビのディスプレイとして広く
用いられているCRTは、解像度・画質の点で優れてい
るが、画面の大きさに伴って奥行き及び重量が大きくな
る点で40インチ以上の大画面には不向きである。ま
た、LCDは、消費電力が少なく、駆動電圧も低いとい
う優れた性能を有しているが、大画面を作製するのに技
術上の困難性があり、視野角にも限界がある。
【0004】これに対して、PDPは、小さい奥行きで
も大画面を実現することが可能であって、既に40イン
チクラスの製品も開発されている。
【0005】PDPは、大別して直流型(DC型)と交
流型(AC型)とに分けられるが、現在では大型化に適
したAC型が主流となっている。
【0006】従来の一般的な交流面放電型PDPの概略
構成は、フロントカバープレート上に一対の表示電極
(放電電極)が配設され、その上を鉛ガラス[PbO−
23−SiO2ガラス]からなる誘電体ガラス層およ
びMgOからなる保護膜で覆われている。
【0007】また、バックプレート上には、アドレス電
極が配され、その上に前記誘電体ガラス層と同じ組成の
誘電体ガラス層と隔壁と、赤または緑または青の紫外線
励起蛍光体からなる蛍光体層とが配設され、誘電体ガラ
ス層,隔壁に囲まれた放電空間内には放電ガスが封入さ
れている。なお、表示電極とアドレス電極とは通常、直
交して設けられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このようなPDPにお
いて、以下に述べるように、輝度及び放電電圧(回路の
駆動電圧)に対する課題がある。
【0009】40〜42インチクラスのテレビ用のPD
Pにおいて、NTSCの画素レベル(画素640×48
0個,セルピッチ0.43mm×1.29mm,1セル
の面積0.55mm2)の場合、現在150〜250c
d/m2程度の画面輝度が獲られている(機能材料19
96年2月号Vol.16,No.2 ページ7参照)。
【0010】これに対して、近年期待されているフルス
ペックの42インチクラスのハイビジョンテレビでは、
画素数が1920×1125で、セルピッチは0.15
mm×0.48mmとなる。この場合、1セルの面積は
0.072mm2であって、NTSCの場合と比べて1/
7〜1/8となるため、42インチのハイビジョンテレ
ビ用のPDPを、従来通りのセル構成で作製した場合、
画面の輝度は30〜40cd/m2程度に低下すること
が予想される。
【0011】従って、42インチのハイビジョンテレビ
用のPDPにおいて、現行のNTSCのCRT並の明る
さ(500cd/m2 )を得ようとすれば、各セルの輝
度を12〜15倍程度に向上させることが必要となる。
又、放電開始電圧もセル面積が小さくなるに従って上昇
して行く。
【0012】このような背景のもとで、PDPのセルの
輝度向上および放電開始電圧を低減させる技術が望まれ
ている。
【0013】PDPの発光原理は、基本的に蛍光灯と同
様であって、放電に伴って放電ガスから紫外線が放出さ
れ、この紫外線によって赤,緑,青の蛍光体が励起発光
されるが、放電エネルギの紫外線への変換効率や、蛍光
体における可視光への変換効率が低いので、蛍光灯のよ
うに高い輝度を得ることは難しい。
【0014】この点に関して、応用物理Vol.51,
No.3 1982年 ページ344〜347には、H
e−Xe,Ne−Xe系のガス組成のPDPにおいて、
電気エネルギーの約2%しか紫外線放射に利用されてお
らず、最終的に可視光に利用されるのは0.2%程度と
いうことが記載されている(光学技術コンタクトVo
l.34,No.1 1996年 ページ25,FLA
T PANEL DISPLAY 96’ Part5
−3,NHK 技術研究第31巻第1号 昭和54年
ページ18参照)。
【0015】ところで、前述した誘電体ガラス層の保護
層としては、耐スパッタリング性に優れたものであるこ
とが必要であるが、放電エネルギーの紫外線への変換効
率を上げるためには又放電電圧を低くするためにも、そ
の2次電子放出係数が高いことも重要である。
【0016】従来からこのような条件をある程度満たす
ものとしてMgOが広く用いられている(例えば特開平
5−211031号公報)が、更に、2次電子放出係数
の高いものとして結晶質ダイヤモンドを用いたPDPが
検討されている(例えば、特開平8−339767号公
報)。
【0017】そこで本発明は、保護層の2次電子放出係
数を向上させることによって、放電電圧を低くし、か
つ、発光輝度に優れたプラズマディスプレイパネルを提
供し、加えて、その製造方法を提供することを目的とし
てなされたものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、第1の電極及び誘電体ガラス層が配設さ
れたフロントカバープレートと、第2の電極及び蛍光体
層が配設されたバックプレートとが、前記誘電体ガラス
層及び蛍光体層を対向させた状態で配され、前記フロン
トカバープレート及びバックプレートの間に隔壁で仕切
られた放電空間が形成されたプラズマディスプレイパネ
ルであって、前記誘電体ガラス層には、ダイヤモンド状
カーボン(非晶質ダイヤモンド)から成る保護層が被覆
されていることを特徴とする。
【0019】ここでダイヤモンド状カーボン(DLC)
あるいは、非晶質ダイヤモンドというのは、X線的には
ダイヤモンド構造をしていない非晶質のカーボン原子の
集りであるが、例えばフーリエ変換型の赤外吸収スペク
トル(FTIR)等の分析によると、局所的にダイヤモ
ンド状の結晶構造を持っているカーボン原子の集合体の
ことである。したがって、ダイヤモンドの結晶より硬度
は、落ちるがダイヤモンドより柔軟性に富んだ膜を形成
できる。
【0020】当該構成を有するプラズマディスプレイパ
ネルは、第1の電極及び誘電体ガラス層が配設されたフ
ロントカバープレートの誘電体ガラス層に、ダイヤモン
ド状カーボン(非晶質ダイヤモンド)保護層を形成する
第1ステップと、非晶質状ダイヤモンド保護層が形成さ
れたフロントカバープレートと、第2の電極及び蛍光体
層が配設されたバックプレートとを対向して配すると共
に、前記フロントカバープレート及びバックプレートの
間に形成される放電空間内にガス媒体を封入する第2ス
テップとを備える方法で製造することができる。
【0021】また、上記目的を達成するために、第1の
電極及び誘電体ガラス層が配設されたフロントカバープ
レートと、第2の電極及び蛍光体層が配設されたバック
プレートとが、前記誘電体ガラス層及び蛍光体層を対向
させた状態で配され、前記フロントカバープレート及び
バックプレートの間に隔壁で仕切られた放電空間が形成
されたプラズマディスプレイパネルであって、前記誘電
体ガラス層には、燐(P),ホウ素(B),窒素(N)
が添加(ドーピング)されたダイヤモンド状カーボンか
ら成る保護層が被覆されていることを特徴とする。
【0022】この構成のプラズマディスプレイパネル
は、第1の電極及び誘電体ガラス層が配設されたフロン
トカバープレートの誘電体ガラス層に、プラズマCVD
法やプラズマトーチCVD法によるダイヤモンド状カー
ボン(非晶質ダイヤモンド)保護層を形成する第1ステ
ップと、前記ダイヤモンド状カーボン保護層が形成され
たフロントカバープレートと、第2の電極及び蛍光体層
が配設されたバックプレートとを対向して配すると共
に、フロントカバープレート及びバックプレートの間に
形成される放電空間内にガス媒体を封入する第2ステッ
プとを備える方法によって製造することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
〔はじめに〕はじめに、本発明について概説する。まず
保護層の2次電子放出係数を向上させる一般的な方法
は、真空蒸着法にてMgO層を形成することである。本
発明はダイヤモンド状カーボン膜を保護層にすることに
よって、従来のMgO保護層より2次電子放出率が向上
し、したがって、放電開始電圧が低下する。その理由
は、一般に結晶質ダイヤモンドは、負性電子親和力を持
っており、二次電子放出係数が大きいと考えられている
からである(例えば 応用物理,第66巻,第3号,1
997年,PP236〜238,表面科学Vol.1
7,No.2,PP724〜730,1996年)。
【0024】したがって、表示電極と放電空間との間に
ダイヤモンドが介在すると、電界によって二次電子が放
電空間に多量に放出され、放電開始電圧が下る(例え
ば、特開平8−339767号公報)。
【0025】しかしながら従来例の結晶質のダイヤモン
ドは、硬度が高くビッカース硬度で10000以上あっ
て、硬いがもろい。又、その熱膨張係数が45×10-6
/℃と低いため。PDPに用いられているソーダガラス
や高歪点ガラス(例えば PD−200,旭ガラス
(株)製)の熱膨張係数84×10-6/℃の約1/2で
あるため、誘電体ガラス層(熱膨張係数80〜82×1
-7/℃)上に成膜されると、熱歪により誘電体膜また
は、ダイヤモンド膜上にクラックが入ってしまい、放電
開始電圧(Vf)の低下度合が高々15ボルト程度でし
かない(クラックのため下地誘電体中の酸化鉛が析出す
るため、放電開始電圧があまり下らない(例えば、特開
平8−339767号公報))。
【0026】一方、ダイヤモンド状カーボン(非晶質ダ
イヤモンド)膜は、結晶性ダイヤモンド膜と比べて非晶
質(アモルファス)状になっているため、ダイヤモンド
膜ほど硬くはなく(ビッカース硬度5000〜600
0)、非晶質であるため結晶質ダイヤモンドのように結
晶の異方性もなく、膜に柔軟性がありしかも、熱膨張係
数が50〜60×10-7/℃と結晶質ダイヤモンドより
も高いために、誘電体ガラス層の保護膜として使用して
もクラックが入ることがない。
【0027】又非常に局所的には(ミクロには)ダイヤ
モンド構造の結合を持っているために、二次電子の放出
係数が大きく、したがって従来の結晶性ダイヤモンド膜
よりも放電開始電圧が低下する。特に燐(P),ホウ素
(B),窒素(N)を添加した、ダイヤモンド状カーボ
ン膜は二次電子の放出率が大きいためより放電開始電圧
が低下する。
【0028】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照しながら説明する。 〔実施の形態1〕 (PDPの全体的な構成及び製法)図1は、本実施の形
態に係る交流面放電型PDPの概略断面図である。な
お、図1ではセルCLが1つだけ示されているが、赤,
緑,青の各色を発光するセルが多数配列されてPDPが
構成されている。
【0029】このPDPは、前面ガラス基板(フロント
カバープレート)11上に放電電極(表示電極)12と
誘電体ガラス層13が配された前面パネル10と、背面
ガラス基板(バックプレート)21上にアドレス電極2
2,誘電体ガラス層23,隔壁24,蛍光体層25が配
された背面パネル20とを張り合わせ、前面パネル10
と背面パネル20の間に形成される放電空間30内に放
電ガスが封入された構成となっており、以下に示すよう
に作製される。なお、図1では便宜上断面で示している
が、放電電極12とアドレス電極22とは実際には直交
して設けられている。
【0030】前面パネル10の作製:前面パネル10
は、前面ガラス基板11上に放電電極(表示電極)12
を形成し、その上を鉛系の誘電体ガラス層13で覆い、
更に誘電体ガラス層13の表面上にダイヤモンド状カー
ボン保護層14を形成することによって作製する。
【0031】本実施の形態では、放電電極12は銀電極
であって、銀電極用のペーストをスクリーン印刷した後
に焼成する方法で形成する。また、鉛系の誘電体ガラス
層13の組成は、酸化鉛[PbO]75重量%,酸化硼
素[B23]15重量%,酸化硅素[SiO2]10重
量%であって、スクリーン印刷法と焼成によって形成す
る。
【0032】保護層14は、ダイヤモンド状カーボンか
ら成りアモルファス(非晶質)状をした膜構造となって
いる。
【0033】本実施の形態では、プラズマCVD法ある
いは、プラズマトーチCVD法を用いてダイヤモンド状
カーボンから成る保護層を形成する。具体的なCVD法
による保護層の形成方法については、後述する。
【0034】背面パネル20の作製:背面ガラス基板2
1上に、銀電極用のペーストをスクリーン印刷しその後
焼成する方法によってアドレス電極22を形成し、その
上に前面パネル10の場合と同様にスクリーン印刷法と
焼成によって鉛系の誘電体ガラス層23を形成する。
【0035】そして、ガラス製の隔壁24を所定のピッ
チで固着する。そして、隔壁24に挟まれた各空間内
に、赤色蛍光体,緑色蛍光体,青色蛍光体の中の1つを
配設することによって蛍光体層25を形成する。各色の
蛍光体としては、一般的にPDPに用いられている蛍光
体を用いることができるが、ここでは次の蛍光体を用い
る。
【0036】 「赤色蛍光体」:(YXGd1-X)BO3:Eu3+ 「緑色蛍光体」:BaAl1219:Mn 「青色蛍光体」:BaMgAl1017:Eu2+ パネル10及び20張り合わせによるPDPの作製:次
に、前述のように作製した前面パネル10と背面パネル
20とを封着用ガラスを用いて放電電極とアドレス電極
とが直交するように張り合せると共に隔壁24で仕切ら
れた放電空間30内を高真空(8×10-7Torr)に
排気した後、所定の組成の放電ガスを所定の圧力で封入
することによってPDPを作製する。
【0037】なお、本実施の形態では、PDPのセルサ
イズは、40インチクラスのハイビジョンテレビに適合
するよう、セルピッチを0.2mm以下、放電電極12
の電極間距離dを0.1mm以下に設定する。
【0038】また、封入する放電ガスの組成は、従来か
ら用いられているNe−Xe系であるが、Xeの含有量
を5体積%以上に設定するとともに、封入圧力は500
に設定することによりXeの濃度を高め、セルの発光輝
度の向上を図っている。
【0039】(プラズマCVD法による保護層14の形
成について)図2は、保護層14を形成する際に用いる
CVD装置40の概略図である。
【0040】このCVD装置40は、プラズマCVDを
行うことができるものであって、CVD装置本体45の
中には、ガラス基板47(図1における放電電極12及
び誘電体ガラス層13を形成した前面ガラス基板11)
を加熱するヒータ部46が設けられ、プラズマCVD装
置本体45内は排気装置49で減圧にすることができる
ようになっている。また、プラズマCVD装置本体45
の中にプラズマを発生させるための高周波電源48が設
置されている。
【0041】H2ガスボンベ41は、反応ガスである水
素[H2]ガスを、CVD装置本体45に供給するもの
である。
【0042】気化器42は、ダイヤモンド状カーボンの
原料(ソース)となるメタン,エチレン,メタノールの
いづれか一種を蓄えるガスボンベであり、これらのガス
の少なくとも1種のガスをCVD装置本体45に供給す
るものである。又、気化器44は添加剤(不純物イオ
ン)である窒素,燐,硼素の原料となるN2,PH3,B
3のうちのいずれか一種のガスを蓄えるボンベであ
り、これらのガスの少なくとも一種のガスをCVD装置
本体45に供給するものである。
【0043】(1)プラズマCVD法 上記構成のCVD装置40を用いて、プラズマCVDを
行う場合も、ヒータ部46によるガラス基板47の加熱
温度は250〜300℃程度(以下各表の「ガラス基板
の加熱温度」の欄を参照。)に、排気装置49を用いて
10〜300Paに減圧し、高周波電源48を駆動し
て、例えば、13.56MHzの高周波電界を印加する
ことにより、CVD装置本体45内にプラズマを発生さ
せガスを流しながら、ダイヤモンド状カーボンからなる
保護層14を形成する。
【0044】気化器42,44から供給するソースとし
ては、例えば、メタン(CH4),エチレン(C24),
メタノール(CH3OH)の原料ガスおよび、不純物イ
オンの添加剤としての窒素(N2),フォスフィン(PH
4),ジボラン(BH4)を挙げることが出来る。
【0045】このようなソースを用いて、プラズマCV
D法で保護層を形成することにより、ダイヤモンド状カ
ーボン(非晶質ダイヤモンド)から成る保護層が形成さ
れる。 ここで、ガス圧を前記のように10〜300P
aという圧力にコントロールすることによりダイヤモン
ド状カーボン膜が効率良く、誘電体ガラス上に析出し、
二次電子の放出率の高い保護層を形成することが出き
る。
【0046】なお、二次電子放出率の高いダイヤモンド
状カーボン膜を得るには、ダイヤモンドカーボン膜の成
長初期に安定核が均一にガラス基板に付着するような反
応条件に設定することが望ましいと考えられ、このよう
な反応条件としてはCVD装置40の反応容器内の圧力
を上記のような圧力に設定する他、原料のH2 に対する
濃度,ガラス基板を載置する反応容器内の温度あるいは
反応時間などの条件が挙げられる。
【0047】また、不純物イオンとしての添加量は、1
0ppm〜1000ppmが望ましく、10ppm以下
では放電開始電圧の低減効果が少なく、1000ppm
をこえると、ダイヤモンド状カーボン膜の絶縁性が低下
してしまい、電子の放出量が少なくなり、したがって放
電電圧の低下が見られなくなるので好ましくない。
【0048】(2)(プラズマトーチCVD法につい
て) 図3は前記保護層14を形成する際に用いるプラズマト
ーチCVD装置の概略図である。このプラズマトーチC
VD装置は、プラズマトーチ406の高温中での化学反
応を利用して、ダイヤモンド状カーボン膜を形成するも
のである。なお、PDPパネルの隔壁を形成する際に
は、プラズマ溶射装置をもちいればよい。
【0049】図3において、401は陰極、402は陽
極、403は電源、404は直流アーク、405は原料
ガス導入口、406はプラズマトーチ、407はノズ
ル、408はガラス基板、409は誘電体ガラスであ
る。
【0050】先づ、背面ガラス基板408上にアドレス
電極(銀電極)を銀ペーストを用いて、スクリーン印刷
法にて印刷し、その後焼成することによりアドレス電極
を形成する。
【0051】次に陰極401と陽極402の間に電源4
03を用いて、電界を印加しながら直流アーク404を
発生させ、原料ガス(メタン,エチレン,エタノールの
うちいずれか一種と水素の混合ガス)を原料ガス導入口
405から流して、プラズマトーチ406を生成させ
る。
【0052】(保護層14による効果)従来の真空蒸着
法(EB法)によって形成した保護層は、X線解析によ
ると、MgO結晶が(111)面配向となっている。
【0053】これに比べ、前記のようにガス圧を10P
a〜300Paでコントロールしメタン,メチレン,メ
タノールのいづれか一種と水素の混合ガスを流して作成
したダイヤモンド状カーボン保護層あるいは、同じガス
をプラズマトーチ中に流して作成したダイヤモンド状カ
ーボン保護層は、すべて非晶質(アモルファス)である
が非常にミクロに見れば(局所的には)カーボン原子が
ダイヤモンド構造であるSP3結合を形成している。し
たがって、非晶質であるがミクロに見ればダイヤモンド
状カーボンは、負性電子親和力を持っており、したがっ
て二次電子放出係数が大きい。又、燐(P),ホウ素
(B),窒素(N)を添加することにより一層二次電子
放出係数が大きくなると考えられる。
【0054】このことがPDPの放電電圧(放電開始電
圧や放電維持電圧)の低下及び発光輝度の向上に大きく
寄与するものと言える。
【0055】(保護層14による理論的な根拠)保護層
の2次電子放出係数γを大きくすれば、セルの発光輝度
を向上させることができ、かつ、放電電圧を低くするこ
とができるこを以下理論的に説明する。
【0056】まず、放電電圧Vf(ここでは放電開始電
圧)と保護増の2次電子放出係数γとの間に次式のよう
な関係がある点に着眼した。
【0057】
【数1】
【0058】この式(1)は、放電開始電圧(Vf)が封
入ガスとカソード材(ダイヤモンド状カーボンやMgO
等)のプラズマ中のイオン衝撃による2次電子放出係数
γに依存していることを示すVfとγの関係式である。
【0059】この式(1)からγが大きければ大きいほど
Vfは小さくなる(例えばプラズマディスプレイ,共立
出版 1983年 pp43)ことが分かる。なお、こ
の式(1)は、放電維持電圧に関しても同様に成立する。
【0060】つまり、誘電体ガラス表面に被覆されてい
る保護層のγ値を大きくすることにより、発光輝度を向
上させ、かつ、放電開始電圧Vfを低下させることがで
きる。
【0061】
【実施例】
[実施例1〜10]
【0062】
【表1】
【0063】(表1)に示した試料No.1〜10のP
DPは、上記実施の形態1に基づいて作製したダイヤモ
ンド状カーボン保護層を有するものであって、PDPの
セルサイズは、42インチのハイビジョンテレビ用のデ
ィスプレイに合わせて、隔壁24の高さは0.15m
m、隔壁24の間隔(セルピッチ)は0.15mmに設
定し、放電電極12の電極間距離dは0.05mmに設
定した。
【0064】鉛系の誘電体ガラス層13は、75重量%
の酸化鉛[PbO]と15重量%の酸化硼素[B23
と10重量%の酸化硅素[SiO2]と有機バインダー
[α−ターピネオールに10%のエチルセルローズを溶
解したもの]とを混合してなる組成物を、スクリーン印
刷法で塗布した後、520℃で10分間焼成することに
よって形成し、その膜厚は20μmに設定した。
【0065】放電ガスにおけるNeとXeの比率及び封
入圧力は、(表1)の各該当欄に示す条件に設定した。
【0066】ダイヤモンド状カーボン保護層の形成方法
については、試料No.1〜6では保護層をプラズマC
VD法で形成し、試料No.7〜10では保護層をプラ
ズマトーチCVD法で形成した。
【0067】又、試料No.1,4,7,10ではCH4
(メタン)を、試料No.2,5,8ではC24(エチレ
ン)を、試料No.3,6,9ではCH3OH(エタノー
ル)をソースとして用いた。
【0068】また、気化器の温度、ガラス基板47の加
熱温度は、(表1)の各欄に示す条件に設定して作製し
た。
【0069】尚、プラズマCVD法の場合、反応容器の
圧力を10Pa〜300Paとし、CH4,C24,C
3OHガスの流量は1L/分、水素の流量は2L/
分、不純物ガスの流量は0.2cc/分〜4cc/分と
して、共に1分間流し、膜形成速度は1.0μm/分に
調整し、ダイヤモンド状カーボン保護膜の厚さは1.0
μmに設定した。
【0070】プラズマトーチCVD法の場合、反応容器
の圧力を常圧(10万Pa)としCH4,C24,CH3
OHガスの流量は1L/分、水素の流量は2L/分、不
純物ガスの流量は0.2cc/分〜4cc/分として共
に1分間流し、電源電力の印加は3KWで1分間行い、
膜形成速度は0.9μm/分に調整し、形成するダイヤ
モンド状カーボン保護層の厚さは0.9μmに設定し
た。
【0071】このような形成した試料No1〜10の保
護層をX線解析した結果、試料すべてアモルファスであ
るが、FTIRの解析結果すべてSP3 のダイヤモンド
構造が形成されていることが確認された。
【0072】試料No.11,12は比較例のPDPで
あって、試料No.11はMgO保護層を表1に示すよ
うに形成したものである。試料No.12は従来結晶性
ダイヤモンドを形成したものである。
【0073】(パネルの放電開始電圧Vf,放電維持電
圧Vおよびパネル輝度の測定)パネルの放電開始電圧V
fは放電電極(表示電極)間に交流電源を接続し、電圧
を除々に印加し、放電が開始する時の電圧であり、また
放電維持電圧Vは、放電開始後に電圧を下げていき、放
電が消滅する直前の電圧である。
【0074】また、パネル輝度については、パネル全面
が点灯している時の放電維持電圧で測定し、周波数30
KHzで駆動させた時の輝度を測定した。これらの結果
は表1に示されている。
【0075】本発明に係る試料No.1〜10のPDP
は、放電開始電圧Vf及び放電維持電圧V何れものが比
較例の試料No.11,12のPDPよりも低く、又パ
ネル輝度も向上しているのがわかる。
【0076】これは試料No.1〜10のPDPで2次
電子放出量が多くなったことを裏付けている。
【0077】尚、上記各プラズマディスプレイパネルに
画像を表示する手段、例えば駆動回路や映像信号処理回
路等を少なくとも備えて画像表示装置を構成することも
可能である。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように本発明のプラズマデ
ィスプレイパネルは、第1の電極及び誘電体ガラス層が
配設されたフロントカバープレートと、第2の電極及び
蛍光体層が配設されたバックプレートとが、前記誘電体
ガラス層及び蛍光体層を対向させた状態で配され、前記
フロントカバープレート及びバックプレートの間に隔壁
で仕切られた放電空間が形成され、前記誘電体ガラス層
上には、ダイヤモンド状カーボンから成る保護層が被覆
されていることを特徴とする。
【0079】これによって、保護層の2次電子放出係数
を向上させることで放電電圧を低下させ、かつ、パネル
輝度の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る交流面放電型PD
Pの概略断面図
【図2】保護層を形成する際に用いるプラズマCVD装
置の概略図
【図3】保護層を形成する際に用いるプラズマトーチC
VD装置の概略図
【符号の説明】
10 前面パネル 11 前面ガラス基板(フロントカバープレート) 12 放電電極(表示電極) 13 誘電体ガラス層 14 ダイヤモンド状カーボン保護層 20 背面パネル 21 背面ガラス基板(バックプレート) 22 アドレス電極 23 誘電体ガラス層 24 隔壁 25 蛍光体 30 放電空間 40 プラズマCVD装置 41 水素ガスボンベ 42 気化器(メタン,エチレン,メタノールのいづれ
か一種) 44 添加剤用ガスボンベ(N2,PH3,BH3のいづ
れか一種) 45 プラズマCVD装置本体 46 基板加熱ヒータ 47 誘電体ガラス層が形成されたガラス基板 48 高周波電源 49 排気装置 401 陰極 402 陽極 403 電源 404 直流アーク 405 原料ガス導入口 406 プラズマトーチ 407 ノズル 408 ガラス基板 409 誘電体ガラス

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の電極及び誘電体ガラス層が配設され
    たフロントカバープレートと、第2の電極及び蛍光体層
    が配設されたバックプレートとが、前記誘電体ガラス層
    及び蛍光体層を対向させた状態で配され、前記フロント
    カバープレート及びバックプレートの間に隔壁で仕切ら
    れた放電空間が形成されたプラズマディスプレイパネル
    であって、 前記誘電体ガラス層は、ダイヤモンド状カーボン(非晶
    質状ダイヤモンド)から成る保護層で被覆されているこ
    とを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  2. 【請求項2】第1の電極及び誘電体ガラス層が配設され
    たフロントカバープレートと、第2の電極及び蛍光体層
    が配設されたバックプレートとが、前記誘電体ガラス層
    及び蛍光体層を対向させた状態で配され、前記フロント
    カバープレート及びバックプレートの間に隔壁で仕切ら
    れた放電空間が形成されたプラズマディスプレイパネル
    であって、 前記誘電体ガラス層は、不純物イオンとして、窒素
    (N),燐(P),硼素(B)の不純物イオンを含むダ
    イヤモンド状カーボン(非晶質状ダイヤモンド)から成
    る保護層が被覆されていることを特徴とするプラズマデ
    ィスプレイパネル。
  3. 【請求項3】第1の電極及び誘電体ガラス層が配設され
    たフロントカバープレートの誘電体ガラス層に、プラズ
    マCVD法またはプラズマトーチCVD法により、ダイ
    ヤモンド状カーボン(非晶質状ダイヤモンド)保護層を
    形成する第1ステップと、 前記ダイヤモンド状カーボン(非晶質状ダイヤモンド)
    保護層が形成されたフロントカバープレートと、第2の
    電極及び蛍光体層が配設されたバックプレートとを対向
    して配すると共に、前記フロントカバープレート及びバ
    ックプレートの間に形成される放電空間内にガス媒体を
    封入する第2ステップとを備えることを特徴とするプラ
    ズマディスプレイパネルの製造方法。
  4. 【請求項4】前記第1のステップは、10Pa〜300
    Paの反応容器内圧力でのプラズマ化学蒸着法(プラズ
    マCVD法)またはプラズマトーチCVD法により、メ
    タン(CH4),エチレン(C24),メタノール(C
    3OH)のいずれか一種と水素(H2)の混合ガスを用
    いて保護層を形成することを特徴とする請求項3記載の
    プラズマディスプレイパネルの製造方法。
  5. 【請求項5】前記第1ステップは、10Pa〜300P
    aの反応容器内圧力でのプラズマCVD法又は、プラズ
    マトーチCVD法により、メタン(CH4),エチレン
    (C24),メタノール(CH3OH)のいづれか一種
    とフォスフィン(PH4),ジボラン(BH4),窒素
    (N2)のいづれか一種および水素(H2)の3元混合ガ
    スを用いて保護層を形成することを特徴とする請求項3
    記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  6. 【請求項6】第1の電極及び誘電体ガラス層が配設され
    たフロントカバープレートの誘電体ガラス層に、燐
    (P),ホウ素(B),窒素(N)の不純物イオンが含
    有されたダイヤモンド状カーボン(非晶質ダイヤモン
    ド)保護層を形成する第1ステップと、 前記ダイヤモンド状カーボン保護層が形成されたフロン
    トカバープレートと、第2の電極および蛍光体層が配置
    されたバックプレートとを対向して配すると共に、前記
    フロントカバープレート及びバックプレートの間に形成
    される放電空間内に、ガス媒体を封入する第2ステップ
    とを備えることを特徴とするプラズマディスプレイパネ
    ルの製造方法。
  7. 【請求項7】ダイヤモンド状カーボン(非晶質状ダイヤ
    モンド)から成る保護層で被覆された誘電体ガラス層及
    び第1の電極が配設されたフロントカバープレートと、
    第2の電極及び蛍光体層が配設されたバックプレートと
    が、前記誘電体ガラス層及び蛍光体層を対向させた状態
    で配され、前記フロントカバープレート及びバックプレ
    ートの間に隔壁で仕切られた放電空間が形成されたプラ
    ズマディスプレイパネルと、前記プラズマディスプレイ
    パネルに画像を表示する手段を少なくとも備えた画像表
    示装置。
  8. 【請求項8】不純物イオンとして、窒素(N),燐
    (P),硼素(B)の不純物イオンを含むダイヤモンド
    状カーボン(非晶質状ダイヤモンド)から成る保護層が
    被覆された誘電体ガラス層及び第1の電極が配設された
    フロントカバープレートと、第2の電極及び蛍光体層が
    配設されたバックプレートとが、前記誘電体ガラス層及
    び蛍光体層を対向させた状態で配され、前記フロントカ
    バープレート及びバックプレートの間に隔壁で仕切られ
    た放電空間が形成されたプラズマディスプレイパネル
    と、前記プラズマディスプレイパネルに画像を表示する
    手段を少なくとも備えた画像表示装置。
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