JP2000294145A - ガス放電パネル及びガス発光デバイス - Google Patents

ガス放電パネル及びガス発光デバイス

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JP2000294145A
JP2000294145A JP9730899A JP9730899A JP2000294145A JP 2000294145 A JP2000294145 A JP 2000294145A JP 9730899 A JP9730899 A JP 9730899A JP 9730899 A JP9730899 A JP 9730899A JP 2000294145 A JP2000294145 A JP 2000294145A
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discharge
gas
panel
neon
xenon
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JP9730899A
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English (en)
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Ryuichi Murai
隆一 村井
Yusuke Takada
祐助 高田
Akira Shiokawa
塩川  晃
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PDPをはじめとするガス放電パネルにおい
て、パネル輝度及び放電エネルギーの変換効率を向上さ
せるとともに、低電圧で駆動することを可能にすること
を目的とする。 【解決手段】 ガス媒体の封入圧力を従来より高い80
0〜4000Torrの範囲に設定することによって、
従来よりも発光効率、輝度出力を向上させる。また、封
入ガス媒体をネオン、キセノン、ヂュトリウムとするこ
とで放電電圧、駆動電圧を低下させることが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示デバイスなど
に用いるガス放電パネルに関し、特に、高品位、高詳細
用のプラズマディスプレイパネル等のガス放電パネルに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ハイビジョンをはじめとする高品
位で大画面のテレビに対する期待が高まっている中で、
CRT,液晶ディスプレイ(以下、LCDと記載す
る),プラズマディスプレイパネル(Plasma Display P
anel,以下PDPと記載する)といった各ディスプレイ
の分野において、これに適したディスプレイの開発が進
められている。
【0003】従来からテレビのディスプレイとして広く
用いられているCRTは、解像度・画質の点で優れてい
るが、画面の大きさに伴って奥行き及び重量が大きくな
る点で40インチ以上の大画面には不向きである。ま
た、LCDは、消費電力が少なく、駆動電圧も低いとい
う優れた性能を有しているが、大画面を作製するのに技
術上の困難性があり、視野角にも限界がある。
【0004】これに対して、PDPは、小さい奥行きで
も大画面を実現することが可能であって、既に40イン
チクラスの製品も開発されている。
【0005】PDPは、大別して直流型(DC型)と交
流型(AC型)とに分けられるが、現在では大型化に適
したAC型が主流となっている。
【0006】図12は、従来の一般的な交流面放電型P
DPの概略断面図である。
【0007】図12において、フロントカバープレート
1上に表示電極2が配設され、その上を鉛ガラス[Pb
O−B23−SiO2ガラス]からなる誘電体ガラス層3
で覆われている。誘電体ガラス層3の表面は、酸化マグ
ネシウムからなる保護層4で覆われている。
【0008】また、バックプレート5上には、アドレス
電極6と隔壁7と、赤または緑または青の紫外線励起蛍
光体からなる蛍光体層8とが配設され、誘電体ガラス層
3,バックプレート5,隔壁7に囲まれた放電空間9内
には放電ガスが封入されている。放電ガスの組成として
は、一般的にヘリウム[He]とキセノン[Xe]の混
合ガス系やネオン[Ne]とキセノン[Xe]との混合
ガス系が用いられており、その封入圧力は、放電電圧を
250V以下に抑えることを考慮して、通常、100〜
500Torr程度の範囲に設定されている(例えば、
「エスアイディー94 ダイジェスト 1994年 7
27〜730頁」(M.Nobrio,T.Yoshi
oka,Y.Sano,K.Nunomura,SID
94’Digest 727〜730 1994)参
照)。
【0009】PDPの発光原理は、基本的に蛍光灯と同
様であって、電極に印加してグロー放電を発生させるこ
とによりXeから紫外線を発生し、蛍光体を励起発光さ
せるが、放電エネルギの紫外線への変換効率や、蛍光体
における可視光への変換効率が低いので、蛍光灯のよう
に高い輝度を得ることは難しい。
【0010】この点に関して、応用物理Vol.51,
No.3 1982年 ページ344〜347には、H
e−Xe,Ne−Xe系のガス組成のPDPにおいて、
電気エネルギーの約2%しか紫外線放射に利用されてお
らず、最終的に可視光に利用されるのは0.2%程度と
いうことが記載されている(光学技術コンタクトVo
l.34,No.1 1996年 ページ25,FLA
T PANEL DISPLAY 96’ Part5
−3,NHK 技術研究第31巻第1号 昭和54年
ページ18参照)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような背景のも
と、PDPをはじめとする放電パネルでは、発光効率を
向上させて高輝度を実現させると共に放電電圧を低く抑
える技術が望まれている。
【0012】このような要請は、ディスプレイの市場か
ら見ても存在する。例えば、現在の40〜42インチク
ラスのテレビ用のPDPにおいて、NTSCの画素レベ
ル(画素640×480個,セルピッチ0.43mm×
1.29mm,1セルの面積0.55mm2)の場合に
は、1.2lm/w及び400cd/m2程度のパネル
効率と画面輝度が得られている(例えば、「フラットパ
ネル ディスプレイ 1997年 第5−1部 198
頁」(FLAT−PANEL DISPLAY1997
Part5−1 P198))。
【0013】これに対して、近年期待されているフルス
ペックの42インチクラスのハイビジョンテレビでは、
画素数が1920×1125で、セルピッチは0.15
mm×0.48mmとなる。この場合、1セルの面積は
0.072mm2であって、NTSCの場合と比べて1
/7〜1/8となる。
【0014】そのため、42インチのハイビジョンテレ
ビ用のPDPを、従来通りのセル構成で作成した場合、
パネル効率は、0.15〜0.17 lm/wで画面の
輝度は50〜60cd/m2程度に低下することが予想
される。
【0015】従って、42インチのハイビジョンテレビ
用のPDPにおいて、現行のNTSCのCRT並の明る
さ(500cd/m2)を得ようとすれば、効率を10
倍以上(5lm/w以上)に向上させることが必要とな
る(例えば、「フラットパネル ディスプレイ 199
7 第5−1部200頁」参照)。
【0016】このような発光効率の向上と放電電圧の低
減という課題に対し、色々な研究、発明がなされてい
る。例えば、放電ガスの組成を工夫する試みがなされて
おり、特公平5−51133号公報には、アルゴン(A
r)−ネオン(Ne)−キセノン(Xe)の3成分の混
合ガスの発明がある。
【0017】この発明では、アルゴン(Ar)を入れる
ことで、ネオン(Ne)からの可視発光色を減少させて
色純度を向上させているものの、放電効率が著しく低下
してしまう欠点がある。
【0018】また、特許2616538号では、ヘリウ
ム(He)−ネオン(Ne)−キセノン(Xe)の3成
分の混合ガスを用いることが記載されている。これによ
って得られる発光効率は、ヘリウム(He)ーキセノン
(Xe)やネオン(Ne)ー(Xe)の2成分ガスより
も効率は向上しているが、NTSCの画素レベルで1l
m/w程度であって、効果が十分とは言えない。また、
放電電圧が上昇する課題と、ネオンの可視光による色純
度劣化の課題がある。
【0019】本発明は、このような課題に鑑み、PDP
をはじめとするガス放電パネルにおいて、放電エネルギ
の可視光への変換効率を向上させることによってパネル
輝度(発光効率)と色純度とを向上させ、同時に放電電
圧を低減させることを目的とする。ここでの発光効率の
向上とは、同じ電力を投入した場合により大きな輝度を
得ることである。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、封入するガス媒体を、従来のガス組成に
換えて、ネオン,キセノン,ヂュウトリウム(D2)を
含む希ガスの混合物とすることによって、比較的少量の
キセノン(Xe)量で発光効率が向上すると共に放電電
圧を低下させることができる。
【0021】また、ガス放電パネルにおいて、ガス媒体
の封入圧力を従来よりも高い760〜4000Torr
に設定した。
【0022】この構成によってパネル輝度(発光効率)
と色純度が向上される主な理由は、次のようなものであ
る。
【0023】従来のPDPにおいて放電に伴って発生す
る紫外線は、共鳴線(中心波長147mm)が大部分で
あるのに対して、上記のように封入圧力が高い場合(即
ち、放電空間内に封入されている原子の数が多い場合)
は、分子線(中心波長154nm,172nm)の割合
が多くなる。ここで、共鳴線は自己吸収(後述)がある
のに対して、分子線は自己吸収がほとんどないので、蛍
光体層に照射される紫外線の量が多くなり輝度が向上す
る。
【0024】また、蛍光体における紫外線から可視光へ
の変換効率が、長波長側でより大きい傾向にあること
も、輝度が向上する理由ということができる。また同時
に、ネオン(Ne)からの可視光(共鳴線)が、封入ガ
ス圧力が高いため、ほとんどプラズマ内部で吸収され外
部に放出されない。
【0025】このことで、従来問題となっていたネオン
(Ne)の可視光による色純度劣化の問題が解決され
る。
【0026】また、封入圧力が大気圧以上であるため、
大気中の不純物がPDPの中に侵入することが防止され
る。
【0027】なお、封入圧力760〜4000Torr
の範囲の中でも、760〜1000Torr、1000
〜1400Torr、1400〜2000Torr、2
000〜4000Torrの各範囲において、実施の形
態で説明するような特徴が見られる。
【0028】封入圧力を高圧にしたときの、画像の書き
込みを容易にするために、フロントカバープレート1
か、バックプレート5のどちらか一方のプレートに、表
示電極とアドレス電極が誘電体を介して積層して形成さ
れた構成をとる。
【0029】これは、封入圧力を高くすると放電開始電
圧が上がり、この結果、従来の構成のように表示電極と
アドレス電極間の距離が比較的長い場合は、アドレスが
かかりにくくなるという問題が発生するが、同じプレー
ト上に誘電体を介して積層させて接近形成することで従
来通りの信号電圧でアドレスすることが可能となるため
である。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0031】(PDPの全体的な構成及び製法)図1
は、本発明の一実施の形態に係る対向交流放電型のPD
Pの概略断面図である。図1ではセルが1つだけ示され
ているが、赤,緑,青の各色を発光するセルが多数配列
されてPDPが構成されている。
【0032】このPDPは、前面ガラス基板(フロント
カバープレート)11上に放電電極12と誘電体ガラス
層13が配された前面パネル10と、背面ガラス基板
(バックプレート)21上に放電電極22,誘電体ガラ
ス層23,隔壁25,蛍光体層26が配された背面パネ
ル20とを張り合わせ、前面パネル10と背面パネル2
0の間に形成される放電空間30内に放電ガスが封入さ
れた構成となっており、以下に示すように作製される。
なお、図1では便宜上、放電電極12と放電電極22を
断面で示しているが、実際には互いに直交して設けられ
ている。
【0033】前面パネルの作製:前面パネル10は、前
面ガラス基板11上に放電電極12を形成し、その上を
鉛系の誘電体ガラス層13で覆い、更に誘電体ガラス層
13の表面に微細な凹凸のある保護層14を形成するこ
とによって作製する。
【0034】本実施の形態では、放電電極12は銀電極
であって、銀電極用のペーストをスクリーン印刷した後
に焼成する方法で形成する。
【0035】また、鉛系の誘電体ガラス層13の組成
は、酸化鉛[PbO]70重量%,酸化硼素[B23
15重量%,酸化硅素[SiO2]15重量%であっ
て、スクリーン印刷法と焼成によって形成する。
【0036】保護層14は、アルカリ土類の酸化物(こ
こでは、酸化マグネシウム[MgO])からなり、(1
00)面配向或は(110)面配向された緻密な結晶構
造の膜であって、その表面に微細な凹凸を有した構造と
なっている。本実施の形態では、CVD法(熱CVD
法,プラズマCVD法)を用いて、このような(10
0)面或は(110)面配向のMgO保護層を形成し、
次にこの表面にプラズマエッチング法で凹凸を形成す
る。なお、保護層の形成方法及びその表面への凹凸形成
方法については後で詳述する。
【0037】背面パネルの作製:背面ガラス基板21上
に、銀電極用のペーストをスクリーン印刷しその後焼成
する方法によって放電電極22を形成し、その上に前面
パネル10の場合と同様にスクリーン印刷法と焼成によ
って鉛系の誘電体ガラス層23を形成し、さらにその上
に保護層24を形成する。次にガラス製の隔壁25を所
定のピッチで固着する。そして、隔壁25に挟まれた各
空間内に、赤色蛍光体,緑色蛍光体,青色蛍光体の中の
1つを配設することによって蛍光体層26を形成する。
各色の蛍光体としては、一般的にPDPに用いられてい
る蛍光体を用いることができるが、ここでは次の蛍光体
を用いる。 ・赤色蛍光体: (YxGd1-x)BO3:Eu3+ ・緑色蛍光体: BaAl1219:Mn ・青色蛍光体: BaMgAl1423:Eu2+ パネル張り合わせによるPDPの作製:次に、このよう
に作製した前面パネルと背面パネルとを封着用ガラスを
用いて張り合せると共に、隔壁25で仕切られた放電空
間30内を高真空(ポンプの引き口で〜2×10-7To
rr)に排気した後、所定の組成の放電ガスを所定の圧
力で封入することによってPDPを作製する。
【0038】放電ガスの封入圧力は、従来の一般的な封
入圧力よりも高い500〜4000Torrに設定する
が、好ましくは、大気圧以上の760〜4000Tor
rの範囲に設定する。なお、従来の容器構成では、この
ような圧力のガスを封入する事は不可能であったが、隔
壁25上部にガラスフリットなどの接着層を設け、前面
パネル10と接合した本出願人の発明の容器を用いるこ
とで可能となった。
【0039】封入する放電ガスとしては、発光効率の向
上と放電電圧の低下を図るために、従来のヘリウム−キ
セノン系やネオン−キセノン系といったガス組成に代え
て、ヘリウム(He),ネオン(Ne),キセノン(X
e),ヂュトリウム(D2)を含む希ガスの混合物を用
いる。
【0040】このような放電ガスの組成と封入圧力に設
定することによって、後述するように、パネル効率及び
パネル輝度を従来と比べて大きく向上させることができ
る。また、封入圧力が760Torr以上であれば、放
電空間30の中が大気圧以上となるので、大気中の不純
物が放電空間30の中に侵入することが防止される。
【0041】本実施の形態では、PDPのセルサイズ
は、40インチクラスのハイビジョンテレビに適合する
よう、セルピッチを0.2mm以下とし、放電電極12
の電極間距離dを0.1mm以下に設定する。
【0042】なお、封入圧力の上限値4000Torr
は、放電電圧を実用的な範囲に抑えることを考慮して設
定している。
【0043】すなわち、PDPにおいて、放電開始電圧
Vfは、封入圧力Pと電極間距離dとの積[Pd積]の
関数として表すことができ、パッシェンの法則と呼ばれ
ている(例えば電子ディスプレイデバイス,オーム社、
昭和59年、P113〜114参照)。そして、実用的
には、このPd積を4以下に抑える必要があると考えら
れている。現在の電極形成技術と誘電体層形成技術で
は、電極間距離dの最小値は10μm程度が限界である
ので、Pd積を4以下に抑えるためには封入圧力を40
00Torr以下とする必要がある。
【0044】(MgO保護層の形成方法とその表面への
凹凸形成方法について)図2は、保護層14,24を形
成する際に用いるCVD装置40の概略図である。
【0045】このCVD装置40は、熱CVD及びプラ
ズマCVDの何れも行うことができるものであって、装
置本体45の中には、ガラス基板47(図1における放
電電極及び誘電体ガラス層を形成したガラス基板11,
21)を加熱するヒータ部46が設けられ、装置本体4
5内は排気装置49で減圧にすることができるようにな
っている。また、装置本体45の中にプラズマを発生さ
せるための高周波電源48が設置されている。
【0046】Arガスボンベ41a,41bは、キャリ
アであるアルゴン[Ar]ガスを、気化器(バブラー)
42,43を経由して装置本体45に供給するものであ
る。
【0047】気化器42は、MgOの原料(ソース)と
なる金属キレートを加熱して蓄え、Arガスボンベ41
aからArガスを吹き込むことによって、この金属キレ
ートを蒸発させて装置本体45に送り込むことができる
ようになっている。
【0048】気化器43は、MgOの原料(ソース)と
なるシクロペンタジエニル化合物を加熱して貯え、Ar
ガスボンベ41bからArガスを吹き込むことによっ
て、このシクロペンタジエニル化合物を蒸発させて装置
本体45に送り込むことができるようになっている。
【0049】気化器42並びに気化器43から供給する
ソースの具体例としては、Magnesium Dipivaloyl Metha
ne[Mg(C111922]、Magnesium Acetylaceton
e[Mg(C5722]、Cyclopentadienyl Magnesiu
m[Mg(C552]、Magnesium Trifluoroacetylace
tone[Mg(C55322]を挙げることができ
る。
【0050】酸素ボンベ44は、反応ガスである酸素
[O2]を装置本体45に供給するものである。
【0051】熱CVD法を行う場合:ヒータ部46の上
に、誘電体ガラス層1を上にしてガラス基板47を置
き、所定の温度(350〜400℃)に加熱すると共
に、反応容器内を排気装置49で所定圧に減圧する。
【0052】そして、気化器42または気化器43で、
ソースとなるアルカリ土類の金属キレートまたはシクロ
ペンタジエニル化合物を所定の温度に加熱しながら、A
rガスボンベ41aまたは41bからArガスを送り込
む。また、これと同時に、酸素ボンベ44から酸素を流
す。
【0053】これによって、装置本体45内に送り込ま
れる金属キレート若しくはシクロペンタジエニル化合物
が酸素と反応し、ガラス基板47の誘電体ガラス層の表
面上にMgO保護層が形成される。
【0054】プラズマCVD法を行う場合 上記の熱CVDの場合とほぼ同様に行うが、ヒータ部4
6によるガラス基板47の加熱温度は250〜300℃
程度に設定して加熱する共に、排気装置49を用いて1
0Torr程度に減圧し、高周波電源48を駆動して、
例えば、13.56MHzの高周波電界を印加すること
により、装置本体45内にプラズマを発生させながら、
MgO保護層を形成する。
【0055】このように熱CVD法またはプラスマCV
D法によって形成されるMgO保護層は、X線解析で結
晶構造を調べると、(100)面或は(110)面配向
である。これに対して、従来の真空蒸着法(EB法)に
よって形成したMgO保護層は、X線解析で結晶構造を
調べると(111)面配向である。
【0056】なお、CVD法によるMgO保護層の形成
において、(100)面配向及び(110)面配向のい
ずれを形成するかは、反応ガスである酸素の流量をコン
トロールすることによって調整することができる。
【0057】次に、プラズマエッチング法による保護層
への凹凸形成について説明する。
【0058】図3は、MgO保護層にピラミッド状の微
細な凹凸を形成するプラズマエッチング装置の概略図で
ある。
【0059】装置本体52の中には、保護層が形成され
た基板53(図1に示す放電電極,誘電体ガラス層及び
MgO保護層を形成したガラス基板11,21)があ
り、装置本体52内は、排気装置56で減圧にすること
ができ、Arガスボンベ51からArガスを供給できる
ようになっている。また、装置本体52には、プラズマ
を発生させるための高周波電源54及び発生したイオン
を照射するためのバイアス電源55が設置されている。
【0060】このプラズマエッチング装置を用いて、ま
ず、反応容器内を排気装置56で減圧にし(0.001
〜0.1Torr)、ArガスボンベからArガスを送
り込む。
【0061】高周波電源54を駆動して、13.56M
Hzの高周波電界を印加することによってアルゴンプラ
ズマを発生させる。そして、バイアス電源55を駆動し
て基板53に印加(−200V)して10分間Arイオ
ンを照射することによって、MgO保護層の表面をスパ
ッタする。
【0062】このスパッタによって、MgO保護層の表
面にピラミッド状の凹凸を形成することができる。
【0063】なお、スパッタする時間や印加電圧等を調
整することによって、表面に形成される凹凸の寸法をコ
ントロールすることができる。また、表面がピラミッド
状の凹凸構造であることは、走査電子顕微鏡で確認する
ことができる。
【0064】このように形成したMgO保護層は、以下
に述べるような特徴と効果がある。
【0065】(1)MgO保護層の結晶構造が(10
0)面或は(110)面配向であるため、2次電子の放
出係数(γ値)が大きい。従って、PDPの駆動電圧の
低下及びパネル輝度の向上に寄与する。
【0066】(2)MgO保護層の表面がピラミッド状
の凹凸構造であるため、放電時には凸部の頂部に電界が
集中し、この頂部から多くの電子が放出される。従っ
て、線条グローや第2形グロー放電を生じやすく、且つ
安定してこのような形態の放電を発生させることができ
る。
【0067】そして、線条グロー放電或は第2形グロー
放電が安定して生じると、従来のような第1形のグロー
放電が発生する場合と比べて、局所的に高いプラズマ密
度が得られることもあって、放電空間に多量の紫外線
(主に、波長172nm)が発生し、高いパネル輝度が
得られるものと考えられる。
【0068】(グロー放電の形態についての説明)ここ
で、線条グロー放電及び第2形グロー放電について説明
する。
【0069】「線条グロー放電」及び「第2形グロー放
電」について、放電ハンドブック(電気学会 平成1年
6月1日発行 P138)では、次のように説明されて
いる。
【0070】『Kekez,Barrault,Cra
ggsらは、論文「ジェイ フィジデー アプライ フ
ィジ 第13巻1886頁1970年」(J.Phy
s.D.Appl.Phys.,Vol.13,p.1
886(1970))で、放電状態がフラッシオーバ
ー、タウンゼント放電、第1形グロー放電、第2形グロ
ー放電、アーク放電へと移行している。』図4は、この
論文に掲載されている過渡グロー,アーク移行の電流波
形を示すグラフである。
【0071】第1形グロー放電は、通常のグロー放電に
相当し、第2形グロー放電は、陽光柱に放電エネルギー
が集中的に供給されつつある時期に相当する。
【0072】図4において、第1形グロー放電は、電流
値がやや低く安定しているta〜tcの時期であり、第2
形グロー放電は、td〜teの時期である。線条グロー放
電は、第1形グロー放電から第2形グロー放電への移行
するtc〜tdの時期である。そして第2形グロー放電か
らアーク放電に入る。
【0073】このように第1形グロー放電は安定である
の対して、線条グロー放電や第2形グロー放電は、電流
が不安定であって、アーク放電に移行する可能性が高い
と考えられるが、アーク放電に移行すれば、発熱を伴い
放電ガスが熱電離したりするため望ましくない。
【0074】ところで、従来からPDPにおける放電
は、第1形グロー放電で行われているが、本実施の形態
では、線条グロー放電或は第2形グロー放電を比較的安
定して生じさせることができると考えられる。これによ
って、放電の陽光柱での電子密度を高くし、エネルギー
を集中的に供給させ、紫外線の発光量を増加させること
が可能と予想される。
【0075】(放電ガス中の封入圧力と発光効率との関
係について)本実施形態では、上述のように放電ガスの
封入圧力を従来より高く設定しているが、これによっ
て、発光効率が向上する理由を説明する。
【0076】まず、封入圧力を高く設定することは、上
記の線条グロー放電或は第2形グロー放電といった放電
形態を生じさせるのに有利と考えられるので、この点を
紫外線の発光量の増加の理由の一つとして挙げることが
できる。
【0077】次に、以下に説明するように、紫外線の波
長が長波長側(154nm及び173nm)にシフトす
る点を挙げる事ができる。
【0078】PDPの紫外線の発光機構としては、大別
して共鳴線と分子線の2つがある。
【0079】従来は、放電ガスの封入圧力が500To
rr未満であったため、Xeからの紫外発光は147n
m(Xe原子の共鳴線)が主であったが、封入圧力を7
60Torr以上に設定することによって、長波長であ
る173nm(Xe分子の分子線による励起波長)の割
合が増大する。そして、波長147nmの共鳴線よりも
波長154nm及び173nmの分子線の割合を大きく
することができる。
【0080】図5は、He−Xe系の放電ガスを用いた
PDPにおいて、封入ガス圧を変化させたときに、発光
する紫外線の波長と発光量との関係がどのように変化す
るかを示す特性図であって、「オープラスイー(O P
lus E)番号1951996年のP.98」に記載
されているものである。
【0081】この図において、グラフの波長147nm
(共鳴線)及び波長173nm(分子線)におけるピー
ク面積は発光量を表わす。従って、各波長の相対的な発
光量は、このようなグラフのピーク面積から知ることが
できる。
【0082】圧力100Torrにおいては波長147
nm(共鳴線)の発光量が大部分を占めているが、圧力
を大きくするに従って、波長173nm(分子線)の発
光量の割合が増え、圧力500Torrにおいては、波
長173nmの発光量の方が波長147nm(共鳴線)
の発光量より大きくなっている。
【0083】このように紫外線の波長が長波長側にシフ
トするのに伴って、(1)紫外線の発光量の増大と
(2)蛍光体の変換効率の向上という効果が得られる。
各々について、以下に説明する。
【0084】(1)紫外線発光量の増大 図6は、Xeのエネルギー順位と各種反応経路を図示し
たものである。
【0085】共鳴線は、原子内にある電子が、あるエネ
ルギー順位から他のエネルギー順位に移動するときに放
出されるもので、Xeの場合147nmの紫外線が主に
放出される。
【0086】しかし、共鳴線には誘導吸収という現象が
あり、放出した紫外光の一部が基底状態のXeに吸収さ
れる。これらの現象は一般に自己吸収と呼ばれている。
【0087】一方、分子線では、図6にあるように、励
起した2つの原子、あるいは励起した原子と基底状態の
原子が一定の距離以下に近づいたときに紫外線を放出
し、2つの原子は基底状態に戻る。このため、吸収がほ
とんど見られない。
【0088】これらを定性的に確認するために、以下の
ように簡単な理論計算を行って、実験結果と比較した。
【0089】先ず、共鳴線の発生量(V147)は、電子
密度ne、原子密度n0とすると、V147 =a・ne・
n0 で表され、吸収量(Vabs)は、吸収係数をb(通
常10-6程度)、プラズマ長をlとすると、Vabs =e
xp(−b・n・l)で表される。
【0090】一方、分子線の発生量(V172)は、V172
=C・n4+d・n3〜C・n4となる。分子線には、吸
収はほとんどないが、幾何学的な物理散乱を考慮する
と、V172=C・n4−n2/3となる。
【0091】従って、総紫外線量Vは、 V=a・ne・n0−c・exp(−b・n・l)+C
・n4−n2/3 で表される。ただし、ここでa,b,cは任意定数であ
る。
【0092】放電ガス圧力の変化に対する共鳴線、分子
線、総紫外線の計算値を図7のグラフに示す。図7にお
いて、横軸は任意軸であるが、分子線の効果を十分に出
すには、ある程度以上のガス圧力が必要なことがわか
る。
【0093】尚、放電ガスとして、PDPで通常使用さ
れているNe(95%)−Xe(5%)を用いて、ガス
圧力に対する紫外線出力を真空チャンバー実験で調べた
ところ、その実験結果は、図7の●印に示すように上記
の予想に近い特性を示した。
【0094】(2)蛍光体の変換効率の向上図8
(a),(b),(c)は、各色蛍光体について励起波
長と相対放射効率との関係を示す特性図であって、「オ
ープラスイー(O Plus E)番号195 199
6年のP.99」に記載されているものである。
【0095】この図8から、いずれの色の蛍光体につい
ても、波長147nmと比べて長波長173nmの方が
相対放射効率が大きいことがわかる。
【0096】従って、紫外線の波長が147nm(Xe
の共鳴線)から長波長の173nm(Xeの分子線)に
シフトして、長波長の割合が大きくなれば、蛍光体の発
光効率も増大する傾向を示すということができる。
【0097】(封入圧力と発光効率と放電電圧との関係
について)上記図7の全紫外線の変化の傾向から、更に
次のような考察ができる。
【0098】ガス圧力が400〜1000Torrの範
囲では、ガス圧力を増加させるのに伴って紫外線出力が
増加するが、1000Torr付近で飽和状態となり紫
外線出力の増加がほとんどなくなる。
【0099】そして、更にガス圧力を増加させていく
と、1400Torr付近から再び紫外線出力が増加
し、2000Torrを越える付近までは増加が続く。
【0100】この領域から更にガス圧力を増加させてい
くと、紫外線出力の増加がやや緩やかになる領域がある
が、これは物理散乱項が効いてくるためと考えられる。
【0101】なお、図7には示されないが、上記理論式
から予想されるように、この領域を越えても、更にガス
圧力を増加させていくと、紫外線出力は増加すると考え
られる。
【0102】以上の考察に基づいて、放電ガスの封入圧
力の好ましい範囲(760〜4000Torr)を、更
に、760〜1000Torr(領域1)、1000〜
1400Torr(領域2)、1400〜2000To
rr(領域3)、2000〜4000Torr(領域
4)という4つの領域に分け、以下のように考察した。
【0103】紫外線出力量だけを考えると、もちろん領
域4が最良であるが、ガス圧が高くなるとPd積が上昇
し、放電電圧が上昇する傾向がある。ここで、電極間距
離を小さく設定すればPd積を抑えることが可能である
が、電極間距離dを縮小するほど、より高度な誘電体の
絶縁技術が必要となるので、領域1、2,3,4の順で
技術的な難度は高くなると考えられる。
【0104】例えば、図7において、図中のAに相当す
るPDP(ガスは、Ne−Xe(5%))では、放電開
始電圧が200Vであるが、図中のBに相当するPDP
では放電開始電圧は450Vであった。
【0105】これより、領域1に該当するPDPは、放
電開始電圧が大体250V以下(製造バラツキを考える
と220V以下がより望ましい)であって、従来のPD
Pの誘電体の絶縁技術やドライバー回路の耐圧技術を利
用できるが、領域3や領域4のPDPの場合は、電極間
距離dをかなり小さく設定するために、高度な技術が必
要で、コスト的にも高くなると考えられる。
【0106】このため、放電開始電圧が低くて(高ガス
圧化で250V以下、望ましくは220V以下)、かつ
発光効率が現状もしくは、それ以上(ガス圧力が現行技
術の500Torr程度で、同程度の効率であれば、封
入ガス圧力を上げることでその分単純に効率が上がる)
の混合ガスを発明する必要があった。
【0107】(ガス組成と放電電圧との関係について)
上述したように、本実施の形態では、放電ガスとして、
ネオン(Ne),キセノン(Xe),ヂュトリウム(D
2)を含む希ガスの混合物を用い、キセノンの含有量は
5体積%以下、ヂュトリウムの含有量は1体積%以下と
することが好ましい。
【0108】これは、このようなガス組成を用いること
によって、従来のNe(95%)−Xe(5%)やHe
(95%)ーXe(5%)のようなガス組成を用いる場
合と比べて、放電開始電圧を大きく低下でき同時に高ガ
ス圧力下で効率向上を実現できるからであるが、この点
について、図9で説明する。
【0109】図9は、横軸にガス圧力を、縦軸にそのと
きの放電開始電圧をとったグラフである。従来のNe−
Xe(5%)ガスに比べて、D2を入れた物は、放電開
始電圧が2000(Torr)で、やく50V低くする
ことが可能となっている。
【0110】(その他の事項)なお、このような好まし
いガス組成を用いれば、500〜760Torrの範囲
の封入圧力であっても良好な放電効率と放電電圧の低減
効果を得ることができるが、ガスの封入圧力を760〜
4000Torrの範囲内に設定すればより効果的であ
る。
【0111】また、本実施の形態のPDPでは、隔壁2
5を背面ガラス基板21上に固着して背面パネルを構成
する例を示したが、本発明は、これに限定されることな
く、例えば隔壁が前面パネル側に取り付けられたもの等
にも適用でき、一般的なPDPあるいはガス放電パネ
ル、さらにガス発光デバイスに対して適用することがで
きる。
【0112】またガラスの厚み、ガス圧力、蛍光体の材
料、厚み、MgO膜の成膜方法等の変更に対しても適用
することができる。
【0113】(発明の実施の形態2)表示電極14間の
放電だけでなく、アドレス電極13と表示電極14間の
放電に関してもパッシェンの法則が成立する。したがっ
て、従来のパネルの構成のように、アドレス電極と表示
電極が背面パネルと前面パネルにそれぞれ形成されてい
る場合は、アドレス電極と表示電極間距離を縮めること
が困難なために、放電ガスの封入圧力を高くするこが困
難である。本実施の形態の構成のように、同じパネル側
に形成することにより電極間距離を短縮させることが可
能となり、高圧パネルでのアドレス動作が可能となる。
【0114】
【発明の効果】以上のように、本発明のガス放電パネル
は、ガス媒体の封入圧力を従来よりも高い760〜40
00Torrの範囲内に設定することによって、従来よ
りも発光効率を向上してパネル輝度と、色純度、パネル
寿命を向上することができる。
【0115】また、封入するガス媒体を、従来のガス組
成に換えて、ネオン,キセノン,ヂュトリウムを含む希
ガスの混合物とし、好ましくはXeの含有量5体積%以
下、D2の含有量1体積%以下とすることによって、放
電電圧を低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る対向交流放電型の
PDPの概略断面図
【図2】上記PDPの保護層を形成する際に用いるCV
D装置の概略図
【図3】MgO保護層にピラミッド状の微細な凹凸を形
成するプラズマエッチング装置の概略図
【図4】過渡グロー,アーク移行の電流波形を示す波形
【図5】封入ガス圧を変化させたときの紫外線の波長と
発光量との関係を示す特性図
【図6】Xeのエネルギー順位と各種反応経路を示す図
【図7】放電ガス圧力と共鳴線、分子線、総紫外線との
関係を示す特性図
【図8】(a)〜(c)各色蛍光体について励起波長と相対
放射効率との関係を示す特性図
【図9】従来ガスを用いる場合と本発明ガスを用いる場
合とについて、電極間距離と放電開始電圧との関係を示
す図
【符号の説明】
10 前面パネル 11 前面ガラス基板 12 放電電極 13 誘電体ガラス層 14 保護層 20 背面パネル 21 背面ガラス基板 22 放電電極 23 誘電体ガラス層 24 保護層 25 隔壁 26 蛍光体層 30 放電空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塩川 晃 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C040 FA01 FA04 GB03 GB14 GJ01 GJ04 GJ08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極及び蛍光体層が配設されるとともに
    ガス媒体が封入された放電空間が形成され、放電に伴っ
    て紫外線を発し前記蛍光体層で可視光に変換することに
    よって発光するガス放電パネルであって、前記ガス媒体
    は、ヘリウム,ネオン,デュトリウムを含む希ガスの混
    合物であることを特徴とするガス放電パネル。
  2. 【請求項2】 電極及び蛍光体層が配設されるとともに
    ガス媒体が封入された放電空間が形成され、放電に伴っ
    て紫外線を発し前記蛍光体層で可視光に変換することに
    よって発光するガス放電パネルであって、前記ガス媒体
    の封入圧力は、760〜4000Torrであることを
    特徴とするガス放電パネル。
  3. 【請求項3】 電極及び蛍光体層が配設されるとともに
    ガス媒体が封入された放電空間が形成され、放電に伴っ
    て紫外線を発し前記蛍光体層で可視光に変換することに
    よって発光するガス発光デバイスであって、前記ガス媒
    体は、ヘリウム,ネオン,デュトリウムを含む希ガスの
    混合物であることを特徴とするガス発光デバイス。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7482749B2 (en) 2004-10-29 2009-01-27 Lg. Electronics Inc. Gas discharge apparatus and plasma display panel

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