JPH1153465A - バーコード読取装置 - Google Patents

バーコード読取装置

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JPH1153465A
JPH1153465A JP9214744A JP21474497A JPH1153465A JP H1153465 A JPH1153465 A JP H1153465A JP 9214744 A JP9214744 A JP 9214744A JP 21474497 A JP21474497 A JP 21474497A JP H1153465 A JPH1153465 A JP H1153465A
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JP
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data
bar code
demodulation
demodulated
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Application number
JP9214744A
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Mitsuo Watanabe
光雄 渡辺
Isao Iwaguchi
功 岩口
Shinichi Sato
伸一 佐藤
Hiroaki Kawai
弘晃 川合
Motohiko Ito
元彦 伊藤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Priority to EP98302707A priority patent/EP0896291B1/en
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/10Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
    • G06K7/14Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation using light without selection of wavelength, e.g. sensing reflected white light
    • G06K7/1404Methods for optical code recognition
    • G06K7/146Methods for optical code recognition the method including quality enhancement steps
    • G06K7/1465Methods for optical code recognition the method including quality enhancement steps using several successive scans of the optical code
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06K7/14Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation using light without selection of wavelength, e.g. sensing reflected white light

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 複数のバーコードが印刷されているシート上
でバーコードの読取を行う場合においてもバーコードの
二度読みを適切に防止する。 【解決手段】二度読み防止制御処理部45は、M10−
OKバッファ52内にバーコード全体に対応する復調デ
ータが得られると、二度読み防止タイマ46が起動して
いないことを条件に、読取OK処理部48にこの復調デ
ータを通知するとともに、シングル用多段バッファ54
にこの復調データを格納して、二度読み防止タイマ46
を起動する。このシングル用多段バッファ54は、復調
データを最近のものから順に複数個格納できるバッファ
である。その後、二度読み防止タイマ46がタイムアッ
プする前に新たな復調データが得られると、二度読み防
止制御部45は、新たな復調データがシングル用多段バ
ッファ54に格納されている復調データと照合し、同一
である場合にはそれを廃棄する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バーコード読取装
置に関し、特に、バーコードの二度読みを適切に防止す
ることができるバーコード読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、流通業等におけるPOSシステム
に代表されるように、商品等の管理をバーコードによっ
て行うことが一般化している。例えば、商店のPOSシ
ステムでは、商品の種類や販売価格等の情報をバーコー
ドのフォーマットにコード化して商品に印刷しておく。
そして、レジにてこのバーコードを読み取ることによっ
て、精算を行うとともに、商品の売り上げ数をリアルタ
イムで集計し、在庫管理や仕入れ管理に役立てるように
している。
【0003】ところで、このようなバーコードを読み取
るためのバーコード読取装置は、レジ装置に一体に組み
込まれた定置型と、レジ装置に対して通信ケーブルを介
して接続された手持ち操作可能なハンディ型とに、大別
される。
【0004】一方、バーコードは、商品自体に印刷する
ことが困難な場合(例えば、生鮮食料品,等)には、イ
ンストアマーキングとして商品あるいは商品の容器に貼
り付けられるラベルに印刷されるが、ラベルを貼り付け
るのも困難な場合(例えば、ファーストフード,おで
ん,等)には、図13に示す様なバーコードリストBL
(おでんシート)に印刷される。このバーコードリスト
BLは、多数の商品に関して夫々の商品名GN及び対応
するバーコードBCが印刷されたシートであり、レジ装
置の近傍(例えば、レジ装置上面)に準備されている。
そして、レジ係の店員は、このバーコードリストBLに
その商品名GNが記載されている商品を販売する際に
は、ハンディ型のバーコード読取装置を用いて、その商
品名GNに対応するバーコードBCをこのバーコードリ
ストBLから読み取る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しなしながら、従来の
ハンディ型,特にレーザ光線を操作するタイプのハンデ
ィ型バーコード読取装置は、このようなバーコードリス
トBLに印刷されたバーコードを読み取る事を考慮して
設計されてはいない。従って、従来のハンディ型のバー
コード読取装置を用いてバーコードリストBLに印刷さ
れたバーコードを読み取る場合には、以下に述べるよう
な二度読みの問題を解決できないでいた。
【0006】即ち、従来のハンディ型のバーコード読取
装置でも、通常の商品の外面に付されたバーコードを読
み取る際の二度読みを防止するための二度読み防止機構
が搭載されていた。この二度読み防止機構は、バーコー
ド全体に対応する復調データを一個のみ保存するバッフ
ァ,及び、一旦復調データが得られてからの経過時間を
計測する二度読み防止タイマを備えている。そして、こ
の二度読み防止機構は、一旦バーコードを読み取って復
調データが得られると、この復調データをバッファに書
き込むとともに二度読み防止タイマをスタートさせる。
そして、この二度読み防止タイマが所定時間後にタイム
アップするまでの間に再度同じ復調データが得られた時
には、同一のバーコードが二度に亘って読み取られたも
のであるとして、二度目以降に得られた復調データを無
効とするのである。
【0007】一方、ハンディ型バーコード読取装置を用
いて、バーコードリストBLに記載されているバーコー
ドBCを上から順に読み取った場合には、ハンディ型バ
ーコード読取装置をバーコードリストBCから持ち上げ
る際に、前回読み取ったバーコード及び前々回読み取っ
たバーコードを走査ビームが偶然に走査してしまうこと
があり得る。このような場合に、従来のハンディ型バー
コード読取装置に搭載された二度読み防止機構による
と、最後に読み取られたバーコードに対する二度読みし
か防止されない(即ち、最後に読み取られたバーコード
に対応する復調データしかバッファ内に保存されていな
い)ので、前々回あるいはそれ以前に読み取ったバーコ
ードを偶然にもう一度走査したことによって得られた読
取データが、有効なものとして扱われてしまう。
【0008】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであり、複数のバーコードが印刷されているシー
ト上でバーコードの読取を行う場合においてもバーコー
ドの二度読みを適切に防止することができるバーコード
読取装置の提供を、課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、下記の手段を採用した。即ち、請求項1に
記載されたバーコード読取装置は、図1の原理図に示し
た通り、バーコード100からの反射光に基づいてこの
バーコード100の明暗パターンに対応した明暗データ
を検出する明暗データ検出手段101と、この明暗デー
タ検出手段101によって検出された明暗データに基づ
いて復調処理を行い前記バーコード100にコード化さ
れていたデータを復調データとして得る復調手段102
と、過去に書き込まれた復調データを最新のものから順
に所定の複数個保持する記憶部104と、その起動後の
経過時間を計測するとともに経過時間が所定時間に達し
た時にタイムアップするタイマ105と、前記復調手段
102によって復調データが得られた時に前記タイマ1
05が前記経過時間の計測中であった場合には、前記記
憶部104に保持されている何れの復調データとも同一
でないことを条件に前記復調手段102によって得られ
た復調データを有効化し、前記復調手段102によって
復調データが得られた時に前記タイマ105が前記経過
時間の計測中でなかった場合には、前記復調手段102
によって得られた復調データを直ちに有効化する復調デ
ータ有効化手段103と、この復調データ有効化手段1
03によって前記復調データが有効化される際にこの復
調データを前記記憶部104に書き込む復調データ書込
手段107と、前記復調データ有効化手段103によっ
て前記復調データが有効化される際に、前記タイマ10
5を起動するタイマ起動手段106とを、備えたことを
特徴とする。
【0010】このように構成されると、明暗データ検出
手段101は、バーコード100からの反射光に基づい
て、このバーコード100の明暗パターンに対応した明
暗データを検出する。復調手段102は、明暗データ検
出手段101によって検出された明暗データに基づいて
復調処理を行い、前記バーコード100にコード化され
ていたデータを復調データとして獲得する。
【0011】復調手段102によってバーコード100
全体に対応する復調データが得られると、復調データ有
効化手段103は、タイマ105が経過時間の計測を行
っているか否かをチェックする。そして、タイマ105
が起動前であって未だ経過時間の計測を行っていない場
合には、復調データ有効化手段103は、この復調デー
タを有効化する。この時、復調データ書込手段107
は、この復調データを記憶部104に書込み、タイマ起
動手段106は、タイマ105を起動する。これに対し
て、タイマ105が経過時間を計測中であれば、復調デ
ータ有効化手段103は、復調手段102によって得ら
れた復調データを、記憶部104に保持されている全て
の復調データと比較する。そして、復調手段102によ
って得られた復調データが記憶部104に保持されてい
る何れかの復調データと同一であった場合には、復調デ
ータ有効化手段103は、復調手段102によって得ら
れた復調データを破棄する。これに対して、復調手段1
02によって得られた復調データが記憶部104に保持
されている何れの復調データとも相違している場合に
は、復調データ有効化手段103は、復調手段によって
得られた復調データを有効化する。この時、復調データ
書込手段107は、この復調データを記憶部104に書
込み、タイマ起動手段106は、タイマ105を再起動
する。
【0012】このように、復調データは、過去記憶部に
書き込まれた複数の復調データと比較されて、これらの
復調データと一致していない場合のみ有効化される。そ
のため、複数個のバーコードが印刷されているバーコー
ドリスト上でバーコードを次々に読み取る場合において
も、意に反する二度読みが適切に防止される。
【0013】明暗データ検出手段は、ビーム光によって
バーコードを走査するとともに、バーコードによって反
射されたビーム光の反射光を受光して、その輝度変化を
検知しても良いし、バーコードをラインセンサ又はエリ
アセンサによって撮像して輝度分布を検知しても良い。
【0014】復調手段は、バーコード全体に対応する明
暗データのみを復調してバーコード全体に対応する復調
データを獲得しても良いし、バーコードの一部のみに対
応する明暗データを夫々復調するとともに、復調によっ
て得られた復調データの断片を合成してバーコード全体
に対応する復調データを獲得しても良い。
【0015】記憶部は、多段バッファとして構成され
て、書込が新しいものから順に複数の復調データを保持
しても良い。そして、記憶部が格納可能な限度一杯に復
調データを保持している状態において、新たな復調デー
タが記憶部に書き込まれた場合には、最も古い復調デー
タが破棄されれば良い。但し、新たに書き込まれた復調
データと同一の復調データが既に記憶部内に保持されて
いる場合には、新たに書き込まれた復調データと同一の
復調データが記憶部から破棄されれば良い。
【0016】タイマは、記憶部内に格納されている全復
調データに共通して一個用意されていても良いし、記憶
部内に格納されている各復調データ毎に夫々用意されて
いても良い。このタイマは、一旦起動して経過時間を計
測している間に再起動された場合には、再起動時を基準
として経過時間の計測をやり直すように構成されること
が、望ましい。
【0017】請求項2記載のバーコード読取装置は、請
求項1の記憶部が、同一の復調データについては一個の
み保持することで、特定したものである。請求項3記載
のバーコード読取装置は、請求項1のタイマが一つのみ
であり、前記タイマ起動手段によって起動される毎に、
前記経過時間の計測を最初からやり直すことで、特定し
たものである。
【0018】請求項4記載のバーコード読取装置は、請
求項1において、バーコードに対して一方向にのみ走査
するビーム光を照射する第1走査手段と、バーコードに
対して複数方向に走査するビーム光を照射する第2走査
手段と、前記復調手段によって復調された復調データが
前記第1走査手段によって照射されたビーム光の反射光
に起因する第1の復調データであるか前記第2走査手段
によって照射されたビーム光の反射光に起因する第2の
復調データであるかを判定する判定手段とを更に備える
とともに、前記記憶部が前記第1の復調データのみ保持
し、前記復調データ有効化手段が、前記復調手段によっ
て前記第1の復調データが得られた時に前記タイマが前
記経過時間の計測中であった場合には、前記の記憶部に
保持されている何れの復調データとも同一でないことを
条件に前記復調手段によって得られた前記第1の復調デ
ータを有効化し、前記復調手段によって前記第1の復調
データが得られた時に前記タイマが前記経過時間の計測
中でなかった場合には、前記復調手段によって得られた
前記第1の復調データを直ちに有効化し、前記復調デー
タ書込手段が、前記復調データ有効化手段によって前記
第1の復調データが有効化される際に、この第1の復調
データを前記記憶部に書き込むことで、特定したもので
ある。このように構成されれば、第1走査手段によるシ
ングル読取と第2走査手段によるマルチ読取とを切り換
えてバーコード読取を行う場合においても、シングル読
取に際しての意に反する二度読みが防止される。
【0019】請求項5記載のバーコード読取装置は、請
求項4において、前記第2の復調データを一個のみ保持
する第2の記憶部を更に備えるとともに、前記復調デー
タ有効化手段が、前記復調手段によって前記第2の復調
データが得られた時に前記タイマが前記経過時間の計測
中であった場合には、前記第2の記憶部に保持されてい
る復調データと同一でないことを条件に前記復調手段に
よって得られた前記第2の復調データを有効化し、前記
復調手段によって前記第2の復調データが得られた時に
前記タイマが前記経過時間の計測中でなかった場合に
は、前記復調手段によって得られた前記第2の復調デー
タを直ちに有効化し、前記復調データ書込手段が、前記
復調データ有効化手段によって前記第2の復調データが
有効化される際に、この第2の復調データを前記第2の
記憶部に書き込むことで、特定したものである。このよ
うに構成すれば、マルチ読取に際しての二度読みも防止
することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
実施の態様の説明を行う。 (バーコード読取装置の外観)図2は、本発明によるバ
ーコード読取装置の実施の形態であるハンディ型バーコ
ード読取装置1の底面図であり、図3は、その上面図で
あり、図4は、その側面図である。これら各図に示され
るように、バーコード読取装置1の外観は、幅細のグリ
ップ部1bと、このグリップ部1bの先端側(図2の上
側)に連続する幅広の読取部1aとから構成される。
【0021】この読取部1aの底面1cは、図1に示す
様に、その頂点をグリップ部1b側に向けた略ホームベ
ース型の平面となっているとともに、図4に示す様に、
グリップ部1bの底面よりも大きく下方に突出してい
る。そして、この底面1cの先端縁(図2の上側の縁)
には、図2の左右方向のみに走査される走査ビームを出
射するためのシングル走査ビーム窓11が設けられてい
る。このシングル走査ビーム窓11の外縁には、シング
ル走査ビーム窓11の側方からこのシングル走査ビーム
窓11への光の入射を防止するための遮光リブ11aが
取り付けられている。また、底面1cの中央には、様々
な方向に走査される走査ビームを出射するためのマルチ
走査ビーム窓12が設けられている。さらに、底面1c
の基端(図2の下端)近傍には、小型スピーカ13が内
蔵されている。
【0022】一方、読取部1aの上面中央には、シング
ル走査ビーム窓11から出射される走査ビーム(以下、
「シングル走査ビーム」という)によるバーコード読取
(以下、「シングル読取」という)とマルチ走査ビーム
窓12から出射される走査ビーム(以下、「マルチ走査
ビーム」という)によるバーコード読取(以下、「マル
チ読取」という)とを切り換えるために押下されるスイ
ッチ14が、設けられている。また、読取部1aの上面
における先端近傍には、バーコードの読取が完了した際
に点灯するLED15が設けられている。
【0023】また、グリップ部1bの基端には、このバ
ーコード読取装置1がバーコードを読み取ることによっ
て生成した復調データを図示せぬホスト装置(レジ装
置)に送信するためのケーブル16が接続されている。 (内部構成)次に、このバーコード読取装置1の内部構
成を、図5のブロック図に基づいて説明する。図5にお
いて、バーコード読取装置1全体の制御を行うCPU2
0には、上記スピーカ13,スイッチ14,及びLED
15の他、メモリ21,MRC発生器22,モータ2
3,半導体レーザ25,回線ドライバ26,RAM2
7,及びROM28が、夫々接続されている。また、メ
モリ21には、バー幅カウンタ29が接続され、このバ
ー幅カウンタ29にはクロック発生器30及びデータ発
生制御部31が夫々接続され、このデータ発生制御部3
1にはA/D変換器32が接続され、このA/D変換器
32には受光部33が接続されている。
【0024】モータ23は、走査光学系24内の図示せ
ぬポリゴンミラーを回転させる。このポリゴンミラーの
外周面に形成された反射面(図示せず)の数をnとする
と、モータ23は、その駆動軸を一回転させる間に、ポ
リゴンミラーを1/n回転させる。
【0025】半導体レーザ25は、レーザビームLを出
射して走査光学系24に入射させる。走査光学系24
は、半導体レーザ25から出射されたレーザビームL
を、上記ポリゴンミラーの外周面に形成された各反射面
によって、一方向に偏向する。このポリゴンミラーの各
反射面によって反射されたレーザビームLの偏向方向に
は、複数個の固定ミラー(図示略)が固定されている。
そして、ポリゴンミラーの各反射面によって反射された
レーザビームLは、ポリゴンミラーの回転に応じて順次
各固定ミラーに入射し、各固定ミラーによって再度反射
され、その偏向方向(走査方向)が様々な方向に変えら
れる。この走査光学系14によると、ポリゴンミラーの
各反射面による偏向の周期(モータ23の駆動軸が一回
転するのと同周期)内で、複数の方向へのレーザビーム
走査が連続的に高速で行われる。
【0026】この複数の方向へのレーザビーム走査のう
ち、特定の一方向へのレーザビーム走査は、シングル走
査ビーム窓11を介してなされる。即ち、当該特定の一
方向へ走査されている間のレーザビームLが、シングル
走査ビーム窓11から出射されるシングル走査ビームで
あり、このシングル走査ビームを出射するための半導体
レーザ25からシングル走査ビーム窓11に至る構成
が、第1走査手段に相当する。
【0027】また、当該特定の一方向以外の方向へのレ
ーザビーム走査は、マルチ走査ビーム窓12を介してな
される。即ち、当該特定の一方向以外の方向へ走査され
ている間のレーザビームLが、マルチ走査ビーム窓12
から出射されるマルチ走査ビームであり、このマルチ走
査ビームを出射するための半導体レーザ25からマルチ
走査ビーム窓12に至る構成が、第2走査手段に相当す
る。
【0028】MRC発生器22は、モータ23の駆動軸
が一回転する毎に、モータ回転クロック(MRC)を発
生して、データ発生制御部31に入力する。このモータ
回転クロック(MRC)の発生タイミングは、ポリゴン
ミラーの各反射面の端縁が半導体レーザ25から出射さ
れたレーザビームLのビーム軸を通過するタイミング
(即ち、各反射面によるレーザビームの偏向が開始され
るタイミング)と一致している。このモータ回転クロッ
ク(MRC)の発生タイミングとレーザビーム走査との
関係を示したのが、図8である。この図8に示すよう
に、モータ回転クロック(MRC)が発生した回転位置
(即ち、レーザビームLが各反射面に入射し初める回転
位置)からのモータ23の駆動軸の回転角が19°に達
すると、シングル走査ビームが出射され始め、回転角が
44.5°に達すると、シングル走査ビームからマルチ
走査ビームに切り替わる。
【0029】受光部33は、シングル走査ビーム窓11
の内部及びマルチ走査ビーム窓12の内部に夫々内蔵さ
れた2つの受光素子(ホトダイオード)からなる。そし
て、シングル走査ビーム窓11の内部に内蔵された受光
素子は、シングル走査ビームがバーコードBCに当たっ
て生じた反射光の一部を受光し、マルチ走査ビーム窓1
2の内部に内蔵された受光素子は、マルチ走査ビームが
バーコードBCに当たって生じた反射光の一部を受光す
る。各受光素子は、夫々、各窓11,12を介して受光
した反射光の明暗に応じた電流を、A/D変換器32に
入力する。なお、受光部33は、両窓11,12を介し
て受光した反射光を受光可能な一個の受光素子から構成
されても良い。
【0030】A/D変換器32は、受光部33の各受光
素子によって入力された電流を電圧値に変換するととも
に、変換された電圧値を所定のしきい値と比較して、方
形波信号に波形整形する。この方形波信号は、反射光の
強度がバーコードBC中の白バーの反射率に対応する場
合には“H”を示し、反射光の強度がバーコードBC中
の黒バーの反射率に対応する場合には“L”を示す。A
/D変換器32は、この方形波の立ち上がり(白エッ
ジ)と立ち下がり(黒エッジ)とを夫々検出し、白エッ
ジに同期して白エッジパルス(WEG)を出力するとと
もに、黒エッジに同期して黒エッジパルス(BEG)を
出力する。
【0031】データ発生制御部31は、CPU20から
の指示に応じて選択的に、A/D変換器32から出力さ
れる白エッジパルス(WEG)及び黒エッジパルス(B
EG)をバー幅カウンタ29に向けて通過させる。即
ち、定常時においては、モータ23の駆動軸の回転速度
が一定になるので、データ発生制御部31は、MRC発
生器22から入力されるモータ回転クロック(MRC)
を受信してからの時間を計測することにより、モータ2
3の駆動軸の回転角,従って、図示せぬポリゴンミラー
の回転位置を、知ることができる。それに基づいて、デ
ータ発生制御部31は、出射されているのがシングル走
査ビームであるのかマルチ走査ビームであるのかを、区
別することができるのである。そして、データ発生制御
部31は、CPU20からシングル読取を指示されてい
る時は、シングル走査ビームが出射されている間のみ、
白エッジパルス(WEG)及び黒エッジパルス(BE
G)を通過させ、CPU20からマルチ読取を指示され
ている時は、マルチ走査ビームが出射されている間の
み、白エッジパルス(WEG)及び黒エッジパルス(B
EG)を通過させる。
【0032】図9は、タイミングにおいてCPU20
からの指示がマルチ読取からシングル読取に変更された
ときのデータ発生制御部31の動作を示す。この場合、
タイミングから次のモータ回転クロック(MRC)を
受信するタイミングまでは、マルチ読取が継続される
ので、データ発生制御部31は、白エッジパルス(WE
G)及び黒エッジパルス(BEG)を通過させる。タイ
ミング以降、時間Ts0経過するまでの間は、シング
ル走査ビームは出射されていないので、データ発生制御
部31は、白エッジパルス(WEG)及び黒エッジパル
ス(BEG)の通過を阻止する。モータ回転クロック
(MRC)受信から時間Ts0経過後のタイミングと
時間Te0経過後のタイミングとの間は、シングル走
査ビームが出射されているので、データ発生制御部31
は、白エッジパルス(WEG)及び黒エッジパルス(B
EG)を通過させる。タイミング以降、次のモータ回
転クロック(MRC)受信から時間Ts0経過までの間
は、マルチ走査ビームが出射されているので、データ発
生制御部31は、白エッジパルス(WEG)及び黒エッ
ジパルス(BEG)の通過を阻止する。
【0033】バー幅カウンタ29は、データ発生制御部
31を介して入力された白エッジパルス(WEG)及び
黒エッジパルス(BEG)に基づいて、白エッジパルス
(WEG)のタイミングから黒エッジパルス(BEG)
のタイミングまでの時間(バーコードBC中の白バーの
幅に対応するものと期待される),及び黒エッジパルス
(BEG)のタイミングから白エッジパルス(WEG)
のタイミングまでの時間(バーコードBC中の黒バーの
幅に対応するものと期待される)を測定する。なお、バ
ー幅カウンタ29は、これらバー幅に対応する時間を計
測するためにクロック発生器30からのクロック数をカ
ウントし、これらバー幅に対応するカウント値を出力す
る。バー幅カウンタ16から出力されるデータは、この
カウント値と白又は黒を示す色識別信号とを組み合わせ
た形態であり、レーザビームLの各方向への走査毎に、
このようなデータが連続的に出力される。レーザビーム
Lの各方向への走査がなされている間に連続的に出力さ
れるデータの一群は、バーコードBCの明暗パターンに
対応した明暗データであり、以後、「バー幅データ群」
と称する。
【0034】以上説明した受光部33,A/D変換部3
2,データ発生制御部31,バー幅カウンタ29,及び
クロック発生器30が、明暗データ検出手段に相当す
る。バー幅カウンタ29から出力されたバー幅データ群
は、メモリ21に一時格納される。このメモリ21は、
バー幅カウンタ29から入力されたバー幅データ群を順
次格納するとともに、CPU20からの求めに応じて、
格納した順に一個づつこのバー幅データ群をCPU20
に渡す。
【0035】回線ドライバ26は、バー幅データ群を復
調して得られた復調データを、ケーブル16を介して図
示せぬホスト装置(レジ装置)に向けて送信するための
装置である。
【0036】ROM28は、バーコード認識/復調処理
プログラムを格納している読み出し専用メモリである。
CPU20は、ROM28内に格納されているバーコー
ド認識/復調処理プログラムを実行することにより、バ
ーコード読取装置全体の制御を行うとともに、復調手
段,タイマ,復調データ有効化手段,復調データ書込手
段,タイマ起動手段,及び判定手段として機能して、バ
ーコードBCを読み取って得られたバー幅データ群を復
調する。CPU20は、このような制御を行う際に、主
記憶装置としてのRAM27内に、作業領域を展開す
る。
【0037】図6は、CPU20がROM28内のバー
コード認識/復調処理プログラムを実行することによっ
て奏する各機能,及び、RAM27内に展開する各バッ
ファの相互関係を示す機能ブロック図である。この図6
に示されるように、CPU20がバーコード認識/復調
プログラムを実行することにより、CPU20内には、
バーコード読取制御部41,バーコード格納合成処理部
42,一致回数処理部44,二度読み防止制御処理部4
5,二重読み防止タイマ46,マルチ・シングル読取判
定部47,読取OK処理部48,シングルビーム制御部
49,LED制御部55,スピーカ制御部56,及び回
線ドライバ制御部57の各機能が、生じる。また、同様
に、RAM27内には、復調データ一次退避バッファ5
0,復調データ格納バッファ51,M10−OKバッフ
ァ52,マルチ用一段バッファ(buff−M)53及
びシングル用多段バッファ(buff−S)54が、展
開される。
【0038】バーコード読取制御部41は、CPU1に
接続されている各回路との間でデータ授受や命令を行う
とともに、CPU1内の他の機能をコントロールする機
能である。
【0039】バーコード復調処理部42は、バーコード
読取部42によってメモリ21から取り出されたバー幅
データ群に対して所定のアルゴリズムに従った変換を施
すことによって、バーコードの一部又は全部に対応する
復調データに変換する機能である。このバーコード復調
処理部42によって復調された復調データは、復調デー
タ一時待避バッファ50内に、一旦待避される。
【0040】バーコード格納合成処理部43は、復調デ
ータ一時待避バッファ50内に待避されている復調デー
タを、復調データ格納バッファ51内に定義されている
バーコードのフォーマットにはめ込むことによって、バ
ーコード全体に対応する復調データを再現する機能であ
る。この時、復調データ一時待避バッファ50内に待避
されている復調データが元々バーコード全体に対応して
いるのであれば、この一個の復調データを復調データ格
納バッファ51に書き写すだけで、バーコード全体に対
応する復調データが再現される。一方、復調データ一時
バッファ50内に待避されている復調データがバーコー
ドの一部のみに対応している場合には、バーコード格納
合成処理部43は、このような復調データを複数個、復
調データ格納バッファ51に書き込むことによって、バ
ーコード全体に対応した復調データを合成する。
【0041】一致回数処理部44は、復調データ格納バ
ッファ51内の復調データに対して、モジュラス10チ
ェックを施す。このモジュラス10チェックとは、バー
コード化される数値データに課せられている条件を、復
調データ格納バッファ51内の復調データが満たしてい
るかどうかを判定するチェックである。したがって、こ
のモジュラス10チェックを合格(OK)すれば、バー
コード全体に対応する復調データが得られたとみなし得
る。このモジュラス10チェックにおいては、一致回数
処理部44は、復調データ格納バッファ51に格納され
ている復調データ中の最も右側を奇数位置として、この
復調データに含まれる全てのデータキャラクタを奇数位
置と偶数位置に分類する。そして、奇数位置にあるデー
タキャラクタの値の総和の3倍と偶数位置にあるデータ
キャラクタの値の総和との和を、算出する。一致回数処
理部44は、算出された値が10の倍数である場合に
は、モジュラス10チェックを合格(OK)したと判定
し、一致回数チェックを行う。
【0042】この一致回数チェックとは、モジュラス1
0チェックを合格(OK)した復調データが複数回にわ
たって得られたかどうかを確認するチェックである。こ
の一致回数チェックにおいては、一致回数処理部41
は、今回モジュラス10チェックを合格した復調データ
を、M10−OKバッファ52に格納されている復調デ
ータ(モジュラス10チェックを前回合格した復調デー
タ)と比較することによって、両復調データが同一であ
るかどうかをチェックする。そして、両復調データが相
違している場合,若しくは、M10−OKバッファ52
内に復調データが格納されていない場合には、一致回数
処理部41は、今回モジュラス10チェックを合格した
復調データをM10−OKバッファ52に格納(上書
き)するとともに、図示せぬ一致回数カウンタをリセッ
トする。これに対して、両復調データが同一である場合
には、一致回数処理部41は、図示せぬ一致回数カウン
タをカウントアップする。そして、一致回数カウンタの
カウント値が所定値に達すると、一致回数処理部44
は、一致回数が所定回数になったと判定するのである。
【0043】以上説明したバーコード読取制御部41,
復調データ一次退避バッファ50,バーコード格納合成
処理部42,復調データ格納バッファ51,一致回数処
理部44,M10−OKバッファ52が、復調手段に相
当する。
【0044】シングルビーム制御部49は、データ発生
制御部31に対して、スイッチ14が押下されているこ
とを検知した場合にはシングル読取を指示するととも
に、スイッチ14が押下されていないと検知した場合に
はマルチ読取を指示する機能である。
【0045】マルチ・シングル読取判定処理部47は、
シングルビーム制御部49がデータ発生制御部31に対
して行った指示に基づいて、M10−OKバッファ52
に書き込まれている復調データがシングル読取によって
得られたもの(第1の復調データ)であるかマルチ読取
によって得られたもの(第2の復調データ)であるかを
判定して、二度読み防止制御部45に通知する判定手段
としての機能である。
【0046】マルチ用一段バッファ53は、図10に示
すように復調データを一個のみ格納する第2の記憶部と
してのバッファである。なお、図10(a)は、読取対
象バーコードが13桁のデータキャラクタを有するもの
(例えば、EAN−13,UPC等)であった場合にお
いて、13桁の復調データを当該マルチ用一段バッファ
53に格納した状態を、示している。同様に、図10
(b)は、読取対象バーコードが8桁のデータキャラク
タを有するもの(例えば、EAN−8等)であった場合
において、8桁の復調データを当該マルチ用一段バッフ
ァ53に格納した状態を、示している。図10における
“EE”は、各復調データの末尾を示すデータ(スタッ
ク値)である。
【0047】シングル用多段バッファ54は、図11に
示すように復調データをn−1個格納できる記憶部とし
てのバッファである。なお、図11(a)は、読取対象
バーコードが13桁のデータキャラクタを有するもの
(例えば、EAN−13,UPC等)であった場合にお
いて、13桁の復調データを当該マルチ用一段バッファ
53に格納した状態を、示している。同様に、図11
(b)は、読取対象バーコードが8桁のデータキャラク
タを有するもの(例えば、EAN−8等)であった場合
において、8桁の復調データを当該マルチ用一段バッフ
ァ53に格納した状態を、示している。図11の1〜n
−1段目のエントリにおける“EE”は、各エントリに
格納された復調データの末尾を示すデータ(スタック
値)であり、n段目のエントリにおける“EE”はシン
グル用多段バッファ54の末尾を示すデータ(スタック
値)である。
【0048】二度読み防止制御処理部45は、一致回数
が所定回数になったと一致回数処理部44が判断した時
に、M10−OKバッファ52から復調データを読み出
す。そして、二度読み防止タイマ46が起動中でないこ
とを条件に、当該復調データを読取OK処理部48に通
知して有効化させるとともに(復調データ有効化手段に
相当)、当該復調データをマルチ用一段バッファ53及
びシングル用多段バッファ54の何れか一方にも書き込
む(復調データ書込手段に相当)。
【0049】具体的に述べると、二度読み防止制御処理
部45は、マルチ・シングル読取判定処理部47によっ
て当該復調データがマルチ読取によって得られたもので
あると通知されていれば、当該復調データをマルチ用一
段バッファ53に格納する。この際、マルチ用一段バッ
ファ53内に既に復調データが格納されていれば、二度
読み防止制御処理部45は当該復調データを上書きす
る。
【0050】これに対して、当該復調データがシングル
読取によって得られたものであると通知されていれば、
二度読み防止制御処理部45は、当該復調データをシン
グル用多段バッファ54に格納する。この際、シングル
用他段バッファ54内の全エントリに既に復調データが
書き込まれていれば、二度読み防止制御処理部45は、
シングル用多段バッファ54の各段のエントリに格納き
込まれている復調データを一段づつ後方(図10の下
方)へシフトし(従って、n−1段目のエントリに格納
されていた復調データは消去される。但し、書き込み対
象の復調データが何れかのエントリkに格納されていれ
ば、この復調データを消去し、1〜k−1段目のエント
リに格納されている復調データを一段づつ後方へシフト
する。)、当該復調データを1段目のエントリに格納す
る。二度読み防止制御処理部45は、かかる格納を行っ
た後に、二度読み防止タイマ46を起動する(タイマ起
動手段に相当)。
【0051】この二度読み防止タイマ46は、起動され
てからの経過時間を計測して、一定時間経過後にタイム
アップするソフトウェアタイマである。なお、この二度
読み防止タイマ46は、既に起動されている間に再度起
動された場合には、経過時間の計測を最初からやり直
す。二度読み防止制御処理部45は、M10−OKバッ
ファ52から復調データを読み出した時に二度読み防止
タイマ46が起動中であれば、当該復調データがマルチ
用一段バッファ53又はシングル用多段バッファ54に
格納されているか否かをチェックする。具体的に述べる
と、二度読み防止制御処理部45は、マルチ・シングル
読取判定処理部47によって当該復調データがマルチ読
取によって得られたものであると通知されていれば、当
該復調データをマルチ用一段バッファ53に格納されて
いる復調データと比較する。これに対して、当該復調デ
ータがシングル読取によって得られたものであると通知
されていれば、二度読み防止制御処理部45は、当該復
調データをシングル用多段バッファ54の各段に格納さ
れている全ての復調データと比較する。何れの場合にお
いても、当該復調データが比較対象バッファ53,54
に格納されていれば、二度読み防止制御処理部45は、
当該復調データが意に反する二度読みによって得られた
ものであるとして、当該復調データを廃棄する。これに
対して、当該復調データが比較対象バッファ53,54
に格納されていなければ、二度読み防止制御処理部45
は、二度読み防止タイマ46が起動中でない場合と同様
の処理を実行する。
【0052】読取OK処理部48は、二度読み防止制御
部45から復調データを受け取った場合にLED制御部
55,スピーカ制御部56及び回線ドライバ制御部57
を夫々起動して、受け取った復調データを有効化する機
能である。
【0053】LED制御部55は、LED15を所定時
間点灯させる機能である。スピーカ制御部56は、スピ
ーカ13から所定時間信号音を発生させる機能である。
【0054】回線ドライバ制御部57は、回線ドライバ
26を制御して、読み取りOK処理部48から通知を受
けた復調データを図示せぬホスト装置(レジ装置)に送
信する機能である。 (バーコード認識/復調処理)次に、CPU1において
実際に実行されるバーコード認識/復調処理プログラム
の具体的内容を、図7のフローチャートに基づいて説明
する。
【0055】このバーコード認識/復調処理プログラム
は、バーコード読取装置に主電源が投入され、メモリ2
にバー幅データ群が格納されることによりスタートす
る。そして、最初のS01において、CPU20のバー
コード復調処理部42は、メモリ2から最も古いバー幅
データ群を取り出し、このバー幅データ群に対して上述
したバーコード復調処理を実行する。即ち、バーコード
復調処理部42は、バー幅データ群に含まれる個々のデ
ータキャラクタに対して上述した復調を行い、復調の結
果データキャラクタが得られる毎に、各データキャラク
タを復調データ一時待避バッファ50に追記する。
【0056】次のS02では、CPU20のバーコード
合成処理部43は、バーコード格納及び合成処理を実行
する。このデータ格納及び合成処理は、S01でのバー
コード復調処理の結果復調データ一時待避バッファ50
に書き込まれた復調データを復調データ格納バッファ5
1に書き写すことによって、バーコード全体に対応する
復調データを合成する。この合成は、復調データに必ず
含まれる何れかのガードバー又は/及びセンターバーを
手掛かりに、復調データ格納バッファ51上に定義され
たバーコードフォーマットに各復調データを当て填める
ことによって、なされる。
【0057】次のS03では、CPU20の一致回数処
理部44は、復調データ格納バッファ51に格納されて
いる復調データに対してモジュラス10チェック処理を
実行し、モジュラス10チェックの結果が良好(OK)
であるかどうかを判定する。そして、モジュラス10チ
ェックの結果が不良(NG)である場合には、一致回数
処理部44は、復調データが全部揃っていない故にバー
コード全体に対応する復調データが未だ合成されていな
いと判断して、新たにメモリ21から取り出したバー幅
データ群に対して復調処理を実行すべく、処理をS00
1に戻す。
【0058】これに対して、以上のS001〜S003
のループ処理を繰り返した結果、モジュラス10チェッ
クの結果が良好(OK)となった場合には、CPU20
の一致回数処理部44は、復調データ格納バッファ51
に格納されている復調データとM10−OKバッファ5
2に格納されている復調データとを比較し、一致してい
れば図示せぬ一致回数カウンタをインクリメントすると
ともに、一致していなければ当該一致回数カウンタをリ
セットする。そして、一致回数処理部44は、そのイン
クリメント又はリセットの結果として当該一致回数カウ
ンタのカウンタ値が所定値に達したか否かをチェックす
る。
【0059】一致回数処理部44は、一致回数カウンタ
のカウンタ値が未だ所定値に達していない場合には、S
05において、復調データ格納バッファ51に格納され
ている復調データをM10−OKバッファ52に上書き
した後に、処理をS01に戻す。
【0060】これに対して、一致回数カウンタのカウン
タ値が所定値に達した場合には、CPU20の二度読み
防止制御処理部45は、次のS06において、二度読み
防止タイマ46が起動中か否かをチェックする。そし
て、未だ二度読み防止タイマ46が起動していなけれ
ば、二度読み防止制御処理部45は、処理をS11に進
める。これに対して、二度読み防止タイマ46が起動し
ていれば、二度読み防止制御処理部45は、処理をS0
7に進める。
【0061】S07では、二度読み防止制御処理部45
は、マルチ・シングル読取判定処理部47からシングル
読取が通知されているのかマルチ読取が通知されている
のかをチェックする。そして、マルチ読取が通知されて
いる場合には、二度読み防止制御処理部45は、S08
において、M10−OKバッファ52に格納されている
復調データをマルチ用一段バッファ53に格納されてい
る一個の復調データと比較して、処理をS10に進め
る。これに対して、シングル読取が通知されている場合
には、二度読み防止制御処理部45は、S09におい
て、M10−OKバッファ52に格納されている復調デ
ータをシングル用多段バッファ53に格納されている全
ての復調データと比較して、処理をS10に進める。
【0062】S10では、二度読み防止制御処理部45
は、S08又はS09の比較結果、M10−OKバッフ
ァ52に格納されている復調データが比較対象バッファ
53,54に格納されている何れかの復調データと同一
であるか否かをチェックする。そして、M10−OKバ
ッファ52に格納されている復調データが比較対象バッ
ファ53,54に格納されている何れかの復調データと
同一であると判断した場合には、二度読み防止制御処理
部45は、意に反する二度読みによって復調データが得
られたと認定して、処理をS01に戻す。これに対し
て、M10−OKバッファ52に格納されている復調デ
ータが比較対象バッファ53,54に格納されている何
れかの復調データと同一でないと判断した場合には、二
度読み防止制御処理部45は、処理をS11に進める。
【0063】S11では、CPU1の読取OK処理部4
8は、M10−OKバッファ52に格納されている復調
データを有効化するために、「読み取りOK」の処理を
実行する。即ち、読取OK処理部48は、音声信号をス
ピーカ13から出す様スピーカ制御部56に指示し、L
ED15を点灯させる様LED制御部55に指示し、M
10−OKバッファ52に格納されている復調データを
図示せぬホスト装置に送信する様回線ドライバ制御部5
7に指示する。
【0064】次のS12では、二度読み防止制御処理部
45は、マルチ・シングル読取判定処理部47からシン
グル読取が通知されているのかマルチ読取が通知されて
いるのかをチェックする。そして、マルチ読取が通知さ
れている場合には、二度読み防止制御処理部45は、S
13において、M10−OKバッファ52に格納されて
いる復調データをマルチ用一段バッファ53に上書きす
る。これに対して、シングル読取が通知されている場合
には、二度読み防止制御処理部45は、S14におい
て、シングル用多段バッファ53に格納されている復調
データを一段づつ後方にシフトして、M10−OKバッ
ファ52に格納されている復調データをシングル用多段
バッファ53の先頭エントリに格納する。何れの場合に
おいても、二度読み防止制御処理部45は、処理をS1
5に進める。
【0065】S15では、二度読み防止制御処理部45
は、二度読み防止タイマ46を起動(再起動)して、処
理をS01に戻す。 (バーコード復調装置の動作)いま、図12に示すよう
に、シングル用多段バッファ54がn=4段のエントリ
を有し、4個の復調データを格納可能であるとする。そ
して、図13に示すようなバーコードリストBLに、上
から順にバーコードA,B,C,D,…が印刷されてい
るとする。そして、バーコード読取装置1のオペレータ
が、これらバーコードを、シングル読取で(スイッチ1
4を押しながら)上から順にバーコードDまで読み取っ
たとする。その結果、シングル用多段バッファ54の各
エントリには、図12に示すような順番で、各バーコー
ドA〜Dを復調して得た復調データが格納される。
【0066】ここで、次のバーコード(E)を読み取る
ために、オペレータがバーコード復調装置を持ち上げる
と、バーコードD,バーコードC,…が偶然に順番に走
査され、バーコードDを偶然に読み取って得られたバー
幅データ群,バーコードCを偶然に読み取って得られた
バー幅データ群,…が順番にメモリ21に格納される。
この場合、バーコードDの読み取りが完了した時点で
二度読み防止タイマ46が起動されている(S15)。
従って、これらバー幅データ群を復調して得られた復調
データに対するモジュラス10チェック(S03)及び
一致回数チェック(S04)の結果がともに良好となっ
た場合でも、それら復調データは、シングル用多段バッ
ファ54に既に格納されているので(S09,S1
0)、読み取りOK処理(S11)がなされること無く
廃棄される。
【0067】その後、オペレータがバーコード読取装置
1をバーコードリストBL上に降ろしてバーコードEを
読み取った結果、このバーコードEに対応するバー幅デ
ータ群がメモリ21に格納されたとする。
【0068】この場合、二度読み防止タイマ46は未だ
タイムアップしていないが、このバー幅データ群を復調
して得られたバーコードEに対応する復調データは未だ
シングル用多段バッファ54に格納されていないので
(S09,S10)、読み取りOK処理(S11)がな
される。その後、シングル用多段バッファ54の最下位
エントリに格納されていたバーコードAに対応した復調
データが消去され、他のエントリに格納されている復調
データが一段づつ後方にシフトされ、バーコードEに対
応した復調データが先頭エントリに格納される。
【0069】このように、本実施形態のバーコード復調
装置によると、バーコードリストBLに印刷されたバー
コードを次々に読み取る場合であっても、偶然にレーザ
ビームLが走査して読み取られたバー幅データ群に基づ
く復調データを確実に排除することができるので、バー
コードの二度読みを適切に防止することができる。
【0070】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のバーコ
ード読取装置によると、複数のバーコードが印刷されて
いるシート上でバーコードの読取を行う場合においても
バーコードの二度読みを適切に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を示す原理図
【図2】 本発明の実施の形態によるバーコード読取装
置の底面図
【図3】 図2のバーコード読取装置の上面図
【図4】 図2のバーコード読取装置の側面図
【図5】 本発明の実施の形態によるバーコード読取装
置の内部構造を示すブロック図
【図6】 図5のCPU内に実現される各機能及びRA
M上に展開される各バッファを示す機能ブロック図
【図7】 図5のCPUで実行されるバーコード認識/
復調処理プログラムの内容を示すフローチャート
【図8】 図5のモータの回転角とシングルビームとの
関係を示すグラフ
【図9】 図5のデータ発生制御部の機能を示すグラフ
【図10】 図6のマルチ用一段バッファの構造を示す
【図11】 図6のシングル用多段バッファの構造を示
す図
【図12】 シングル用多段バッファに復調データが格
納された状態を示す図
【図13】 バーコードリストを示す平面図
【符号の説明】
14 スイッチ 20 CPU 24 走査光学系 25 半導体レーザー 29 バー幅カウンタ 32 A/D変換器 33 受光部 42 バーコード復調処理部 43 バーコード格納合成処理部 45 二度読み防止制御処理部 46 二度読み防止タイマ 53 マルチ用一段バッファ 54 シングル用多段バッファ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 伸一 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 川合 弘晃 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 伊藤 元彦 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バーコードからの反射光に基づいてこのバ
    ーコードの明暗パターンに対応した明暗データを検出す
    る明暗データ検出手段と、 この明暗データ検出手段によって検出された明暗データ
    に基づいて復調処理を行い、前記バーコードにコード化
    されていたデータを復調データとして得る復調手段と、 過去に書き込まれた復調データを、最新のものから順に
    所定の複数個保持する記憶部と、 その起動後の経過時間を計測するとともに経過時間が所
    定時間に達した時にタイムアップするタイマと、 前記復調手段によって復調データが得られた時に前記タ
    イマが前記時間の計測中であった場合には、前記記憶部
    に保持されている何れの復調データとも同一でないこと
    を条件に前記復調手段によって得られた復調データを有
    効化し、前記復調手段によって復調データが得られた時
    に前記タイマが前記経過時間の計測中でなかった場合に
    は、前記復調手段によって得られた復調データを直ちに
    有効化する復調データ有効化手段と、 この復調データ有効化手段によって前記復調データが有
    効化される際に、この復調データを前記記憶部に書き込
    む復調データ書込手段と、 前記復調データ有効化手段によって前記復調データが有
    効化される際に、前記タイマを起動するタイマ起動手段
    とを備えたことを特徴とするバーコード読取装置。
  2. 【請求項2】前記記憶部は、同一の復調データについて
    は一個のみ保持することを特徴とする請求項1記載のバ
    ーコード読取装置。
  3. 【請求項3】前記タイマが一つのみであり、前記タイマ
    起動手段によって起動される毎に、前記経過時間の計測
    を最初からやり直すことを特徴とする請求項1記載のバ
    ーコード読取装置。
  4. 【請求項4】バーコードに対して一方向にのみ走査する
    ビーム光を照射する第1走査手段と、 バーコードに対して複数方向に走査するビーム光を照射
    する第2走査手段と、 前記復調手段によって復調された復調データが、前記第
    1走査手段によって照射されたビーム光の反射光に起因
    する第1の復調データであるか前記第2走査手段によっ
    て照射されたビーム光の反射光に起因する第2の復調デ
    ータであるかを判定する判定手段とを更に備えるととも
    に、 前記記憶部は前記第1の復調データのみ保持し、 前記復調データ有効化手段は、前記復調手段によって前
    記第1の復調データが得られた時に前記タイマが前記経
    過時間の計測中であった場合には、前記の記憶部に保持
    されている何れの復調データとも同一でないことを条件
    に前記復調手段によって得られた前記第1の復調データ
    を有効化し、前記復調手段によって前記第1の復調デー
    タが得られた時に前記タイマが前記経過時間の計測中で
    なかった場合には、前記復調手段によって得られた前記
    第1の復調データを直ちに有効化し、 前記復調データ書込手段は、前記復調データ有効化手段
    によって前記第1の復調データが有効化される際に、こ
    の第1の復調データを前記記憶部に書き込むことを特徴
    とする請求項1記載のバーコード読取装置。
  5. 【請求項5】前記第2の復調データを一個のみ保持する
    第2の記憶部を更に備えるとともに、 前記復調データ
    有効化手段は、前記復調手段によって前記第2の復調デ
    ータが得られた時に前記タイマが前記経過時間の計測中
    であった場合には、前記第2の記憶部に保持されている
    復調データと同一でないことを条件に前記復調手段によ
    って得られた前記第2の復調データを有効化し、前記復
    調手段によって前記第2の復調データが得られた時に前
    記タイマが前記経過時間の計測中でなかった場合には、
    前記復調手段によって得られた前記第2の復調データを
    直ちに有効化し、 前記復調データ書込手段は、前記復調データ有効化手段
    によって前記第2の復調データが有効化される際に、こ
    の第2の復調データを前記第2の記憶部に書き込むこと
    を特徴とする請求項4記載のバーコード読取装置。
  6. 【請求項6】バーコードからの反射光に基づいてこのバ
    ーコードの明暗パターンに対応した明暗データを検出す
    る明暗データ検出手段と、 この明暗データ検出手段によって検出された明暗データ
    に基づいて復調処理を行い、前記バーコードにコード化
    されていたデータを復調データとして得る復調手段と、 過去に書き込まれた復調データを、最新のものから順に
    所定の複数個保持する記憶部と、 前記記憶部に保持されている何れの復調データとも同一
    でないことを条件に前記復調手段によって得られた復調
    データを有効化する復調データ有効化手段と、 この復調データ有効化手段によって前記復調データが有
    効化される際に、この復調データを前記記憶部に書き込
    む復調データ書込手段とを備えたことを特徴とするバー
    コード読取装置。
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