JPH115343A - シリアルプリンタ - Google Patents

シリアルプリンタ

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JPH115343A
JPH115343A JP15845597A JP15845597A JPH115343A JP H115343 A JPH115343 A JP H115343A JP 15845597 A JP15845597 A JP 15845597A JP 15845597 A JP15845597 A JP 15845597A JP H115343 A JPH115343 A JP H115343A
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眞男 ▲たか▼津
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字状態の異なる複数の印字モードを備えて
いても、双方向印字における印字位置の調整を容易に行
うことができるシリアルプリンタを提供すること。 【解決手段】 逆方向印字であれば(S41)、モード
カウンタの値を調べ、その値が0であれば(S42)、
補正値メモリに記憶されるステップ数分、逆方向の先頭
の印字位置を補正し(S43)、1ライン印字を行う
(S45)。モードカウンタの値が1〜5のいずれかで
あれば(S42)、補正値メモリの値と、モードカウン
タの値に対応する差分メモリ1〜5の値との差を補正ス
テップ数として、そのステップ数分、逆方向の先頭の印
字位置を補正し(S44)、1ライン印字を行う(S4
5)。このように逆方向の印字開始位置は、補正値メモ
リと差分メモリ1〜5との値に基づいて補正されるの
で、一の印字モードの補正値を記憶する補正値メモリの
値を変更することにより、他の印字モードの補正値をも
変更することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、印字ヘッドを左
右に移動させて印字を行うシリアルプリンタに関し、特
に、印字状態の異なる複数の印字モードを備えていて
も、双方向印字における印字位置の調整を容易に行うこ
とができるシリアルプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】 インクジェット方式のシリアルプリン
タでは、印字ヘッドを左右に移動させつつ、印字が行わ
れる。このシリアルプリンタは双方向印字が可能である
が、順方向印字時と逆方向印字時とではメカ機構のバラ
ンスが異なるために双方向印字を行うと、順方向と逆方
向の印字位置にズレが生じてしまう。印字位置がズレた
状態で、例えば縦罫線などを双方向印字すると、縦罫線
は一直線に印字されず、交互に印字されてしまう。よっ
て、かかるプリンタでは、順方向印字時の印字位置を基
準として、逆方向印字時の印字位置のズレ具合を確認
し、その確認されたズレ具合に基づいて、逆方向印字の
印字位置を補正するようにしている。これにより双方向
印字を行った場合にも、例えば縦罫線を一直線に印字す
ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、かか
るインクジェットプリンタは、例えば、360dpiと
720dpiの2種類の印字解像度と、大、中、小の3
種類のインク吐出量で印字可能に構成されており、これ
ら2種類の印字解像度と3種類のインク吐出量とによ
り、6種類の異なる印字モードを備えている。印字条件
は各印字モード毎に異なるので、前記した印字位置の補
正は各印字モード毎に行わなければならず、印字モード
の数が多い程、印字位置の補正操作が煩雑になってしま
うという問題点があった。一般に、印字位置の補正は製
品の出荷前における工場での検査工程で行われるが、印
字ヘッドの交換やメカ状態の経年変化により、ユーザー
が行わなければならない場合がある。かかる場合には、
ユーザーに煩雑な操作を強いてしまうのである。
【0004】本発明は上述した問題点を解決するために
なされたものであり、印字状態の異なる複数の印字モー
ドを備えていても、双方向印字における印字位置の調整
を容易に行うことができるシリアルプリンタを提供する
ことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】 この目的を達成するた
めに、請求項1記載のシリアルプリンタは、印字ヘッド
と、印字状態の異なる複数の印字モードに従って前記印
字ヘッドを順方向およびその順方向とは反対の逆方向へ
移動させて印字を行う制御手段とを備え、更に、前記制
御手段による順方向印字時と逆方向印字時との印字位置
のズレ具合に基づいて設定された補正値を一の印字モー
ドについて記憶する第1記憶手段と、他の印字モードに
おける補正値を、前記第1記憶手段に記憶された一の印
字モードにおける補正値との相対的な差分として記憶す
る第2記憶手段と、前記一の印字モードの場合には前記
第1記憶手段に記憶された補正値に基づいて、前記他の
印字モードの場合には前記第1記憶手段に記憶された補
正値と前記第2記憶手段に記憶された補正値との相対的
な差分に基づいて、前記制御手段による順方向又は逆方
向の印字位置の補正を行う補正手段と、その補正手段に
よる各印字モードの補正量を一度に変更するために、前
記第1記憶手段に記憶された一の印字モードにおける補
正値を変更する変更手段とを備えている。
【0006】この請求項1記載のシリアルプリンタによ
れば、順方向印字時と逆方向印字時との印字位置のズレ
具合に基づいて設定された一の印字モードにおける補正
値は第1記憶手段に記憶され、他の印字モードにおける
補正値は、その第1記憶手段に記憶された補正値との相
対的な差分として第2記憶手段に記憶される。補正手段
は、一の印字モードの場合には第1記憶手段に記憶され
た補正値に基づいて、他の印字モードの場合には第1記
憶手段に記憶された補正値と第2記憶手段に記憶された
補正値との相対的な差分に基づいて、制御手段による順
方向又は逆方向の印字位置を補正する。よって、制御手
段により、各印字モードにおいて、印字位置のズレの解
消された双方向印字が行われる。
【0007】ここで、補正手段による各印字モードにお
ける印字位置の補正量は、変更手段によって第1記憶手
段に記憶された一の印字モードにおける補正値が変更さ
れることにより、一度に変更される。よって、補正手段
による各印字モードにおける補正量の変更が容易に行わ
れる。
【0008】請求項2記載のシリアルプリンタは、印字
ヘッドと、印字状態の異なる複数の印字モードに従って
前記印字ヘッドを順方向およびその順方向とは反対の逆
方向へ移動させて印字を行う制御手段と、その制御手段
による順方向印字時と逆方向印字時との印字位置のズレ
具合に基づいて設定された補正値を前記印字モード毎に
記憶する記憶手段と、その記憶手段に記憶された補正値
に基づいて、前記制御手段による順方向又は逆方向の印
字位置の補正を前記印字モード毎に行う補正手段とを備
え、更に、前記記憶手段に記憶された一の印字モードに
おける補正値を変更する第1変更手段と、その第1変更
手段により変更された補正値の変更分に基づいて、他の
印字モードにおける補正値を変更する第2変更手段とを
備えている。
【0009】この請求項2記載のシリアルプリンタによ
れば、順方向印字時と逆方向印字時との印字位置のズレ
具合に基づいて設定された補正値は、印字モード毎に記
憶手段に記憶される。補正手段は、その記憶手段に記憶
された補正値に基づいて、制御手段による順方向又は逆
方向の印字位置を印字モード毎に補正する。よって、制
御手段により、各印字モードにおいて、印字位置のズレ
の解消された双方向印字が行われる。
【0010】ここで、第1変更手段により、記憶手段に
記憶された一の印字モードにおける補正値が変更される
と、その補正値の変更分に基づいて、他の印字モードに
おける補正値が、第2変更手段によって変更される。よ
って、第1変更手段により一の印字モードの補正値を変
更することにより、他の印字モードの補正値が連動して
変更される。
【0011】請求項3記載のシリアルプリンタは、請求
項1又は2に記載のシリアルプリンタにおいて、前記シ
リアルプリンタはインクジェットプリンタで構成される
とともに、前記複数の印字モードは印字解像度またはイ
ンク吐出量が異なるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の好ましい実施例
について、添付図面を参照して説明する。まず、図1か
ら図11を参照して、請求項1記載のシリアルプリンタ
に対応する第1実施例について説明する。図1は、本発
明の第1実施例であるシリアルプリンタを搭載した画像
形成装置1の斜視図である。この画像形成装置1は、フ
ァクシミリ機能の他に、プリンタ機能、スキャナ機能、
コピー機能、及び、ビデオプリンタ機能などの各種の機
能を備えた、いわゆる多機能周辺装置である。
【0013】図1に示すように、画像形成装置1の装置
本体2は箱状体に形成され、その上面前部には操作パネ
ル3が配設されている。操作パネル3には、「0」〜
「9」の数字ボタン3aや、スタートボタン3bのなど
の各種のボタンが設けられており、これらのボタンを押
下することにより、各種の操作が行われる。操作パネル
3の後部には、液晶(LCD)ディスプレイ6が設けら
れ、画像形成装置1の設定状態や各種の操作メッセージ
などが必要に応じて表示される。
【0014】LCDディスプレイの後部には、ファクシ
ミリ機能時に相手ファクシミリ装置51へ送信されるフ
ァクシミリ原稿や、コピー機能時に複写されるコピー原
稿が、積層載置可能な原稿載置部4が設けられている。
この原稿載置部4に載置された各種の原稿は、装置本体
2内部へ搬送され、スキャナ19によって、その原稿の
表面に描かれた画像が読み取られる。画像の読み取られ
た原稿は、更に搬送され、操作パネル3の下方に設けら
れた原稿排出部9へ積層可能に排出される。
【0015】原稿載置部4の後部には、カセット挿嵌部
5が設けられている。このカセット挿嵌部5には、複数
枚の記録用紙Pを積層収納可能な用紙カセットが着脱可
能に取り付けられる(図示せず)。記録用紙Pは、カセ
ット挿嵌部5に装着された用紙カセットから供給され、
後述するインクジェットプリンタ26によって印字に使
用された後、原稿排出部9の下方に設けられた記録紙排
出部10から排出される。記録紙排出部10の右下方部
には、隣接してビデオ信号入力端子7が設けられてい
る。このビデオ信号入力端子7に接続されたビデオカメ
ラ等から出力されるビデオ信号(画像データ)は、画像
形成装置1の内部へ取り込まれ、フルカラー印字可能な
インクジェットプリンタ26等によりフルカラーで印字
される。
【0016】図2は、画像形成装置1の装置本体2内部
に収納されたインクジェットプリンタ26の斜視図であ
る。このインクジェットプリンタ26は、360dpi
と720dpiの2種類の解像度で印字が可能であり、
また、印字ヘッド65のノズルから吐出されるインク吐
出量は、大・中・小の3段階で切替が可能になってい
る。即ち、インクジェットプリンタ26は、印字状態の
異なる6つの印字モードを備えている(2種類×3種類
=6種類)。
【0017】プリンタ26のフレーム63には、記録用
紙Pを搬送するためのプラテンローラ61が回動可能に
取着されており、このプラテンローラ61と平行にガイ
ドロッド62がフレーム63に固着されている。ガイド
ロッド62上には、印字ヘッド65を搭載したキャリッ
ジ66が記録用紙Pの搬送方向と直交する方向に移動可
能に支持されている。このキャリッジ66は、フレーム
63の一側に設けられたキャリッジモータ67によって
回転される駆動プーリ68と従動プーリ69間に掛け渡
されたベルト70を介して、ガイドロッド62に沿って
プラテンローラ61と平行に移動される。
【0018】キャリッジ66に搭載される印字ヘッド6
5は、4色のインクタンク65a〜65dを備えてお
り、各インクタンク65a〜65dには、図2の左から
順に、ブラック、シアン、マゼンダ、イエローの4色の
インクが充填されている。これら4色のインクは、印字
ヘッド65に設けられたノズルから吐出され、記録用紙
Pにフルカラーの印字が行われる。各インクタンク65
a〜65dはそれぞれ個別に着脱可能にされており、イ
ンクの不足したインクタンク65a〜65dのみを個別
に取り替えられるようにされている。なお、図2中、矢
印A方向の印字が順方向印字であり、反矢印A方向の印
字が逆方向印字である。
【0019】図3は、画像形成装置1の電気的構成を示
したブロック図である。画像形成装置1は、ファクシミ
リユニットFUおよびプリンタユニットPUの2つのユ
ニットがインターフェイス30により相互に接続されて
形成されている。ファクシミリユニットFUは、CPU
11、ROM12、RAM13、EEPROM14、ネ
ットワーク・コントロール・ユニット(以下、「NC
U」と称する)15、モデム16、符号器17、復号器
18、スキャナ19、操作パネル3、LCDディスプレ
イ6、ビデオ信号入力端子7、原稿センサ8を備えてお
り、これらはファクシミリ制御回路20を介して相互に
接続されている。
【0020】CPU11は、NCU15を介して送受信
される各種の信号に基づいて、ファクシミリ制御回路2
0に接続された各部を制御し、ファクシミリ動作などを
実行するものである。ROM12は、この画像形成装置
1で実行される各種の制御プログラム12aを記憶する
書換不能なメモリであり、RAM13は各種のデータを
記憶するための書換可能なメモリである。EEPROM
14は書換可能な不揮発性のメモリであり、このEEP
ROM14に記憶されたデータは、画像形成装置1の電
源オフ後も保持される。
【0021】NCU15は電話網(電話回線52)に対
するダイヤル信号の送出や、電話網(電話回線52)か
らの呼出信号の応答等の動作を行うものである。モデム
16は、NCU15を介して、画像データを変調及び復
調し、相手ファクシミリ装置51へ伝送すると共に、伝
送制御用の各種手順信号を送受信するためのものであ
る。符号器17は、スキャナ19により読み取られた原
稿の画像データなどを圧縮するために符号化するもので
あり、復号器18は、受信されたファクシミリデータな
どの符号化されたデータを復号化するものである。スキ
ャナ19は、原稿載置部4から装置内部へ挿入された原
稿の画像を読み取るためのものである。原稿センサ8
は、原稿載置部4に原稿が載置されているか否か、即
ち、原稿の有無を検出するセンサである。なお、この画
像形成装置1のファクリミリユニットFUは、NCU1
5、電話回線52を介して、相手ファクシミリ装置51
と接続されている。
【0022】プリンタユニットPUは、演算装置である
CPU21と、そのCPU21の制御プログラム22a
や図6に示す補正ステップ数テーブル22b等を記憶す
るROM22と、CPU21の実行時に参照および更新
される補正値メモリ23aを始めとする各種のワークメ
モリや印字用データを記憶するプリントメモリ等を備え
たRAM23と、主装置としてのパーソナルコンピュー
タ(以下「PC」と称す)53が接続されるパソコン用
インターフェイス24と、印字用の文字等のベクトルフ
ォントを記憶するキャラクタジェネレータ(以下「C
G」と称す)25と、インクジェットプリンタ26とを
備えている。これらはプリンタ制御回路27を介して相
互に接続されている。
【0023】前記した通りRAM23には、ワークメモ
リとして、補正値メモリ23a、差分メモリ1〜5(2
3b〜23f)、モードカウンタ23g、および、退避
用メモリ23hが設けられている。
【0024】図7に示すように、補正値メモリ23a
は、印字解像度が360dpi、インク吐出量が「中」
の印字モードについて、逆方向印字における印字開始位
置の補正値を記憶するメモリである。補正値メモリ23
aの値は、検査工程における印字位置補正処理(図8)
およびユーザーが行う印字位置補正処理(図10)によ
り更新され、1ライン印字処理(図11)において参照
される。この補正値メモリ23aの値は、他の印字モー
ド(印字解像度が360dpi、インク吐出量が「中」
以外の印字モード)の逆方向印字における印字開始位置
の基準値とされている。よって、この補正値メモリ23
aの値を変更するだけで、他の印字モードにおける逆方
向印字の印字開始位置を一度に変更することができる。
【0025】図7に示すように、差分メモリ1(23
b)は、印字解像度が360dpi、インク吐出量が
「小」の印字モードについて、補正値メモリ23aの値
と逆方向における印字開始位置の補正値との差を記憶す
るメモリである。即ち、差分メモリ1(23b)には、
補正値メモリ23aの値に対応する相対的な補正値が記
憶される。同様に、差分メモリ2(23c)は、印字解
像度が360dpi、インク吐出量が「大」の印字モー
ドについて、差分メモリ3(23d)は、印字解像度が
720dpi、インク吐出量が「小」の印字モードにつ
いて、差分メモリ4(23e)は、印字解像度が720
dpi、インク吐出量が「中」の印字モードについて、
差分メモリ5(23f)は、印字解像度が720dp
i、インク吐出量が「大」の印字モードについて、補正
値メモリ23aの値と、それぞれの逆方向における印字
開始位置の補正値との差を記憶するメモリである。これ
らの差分メモリ1〜5(23b〜23f)の値は、検査
工程における印字位置補正処理(図8)において一旦設
定されると、後は、1ライン印字処理(図11)におい
て参照されるのみである。
【0026】モードカウンタ23gは、設定されている
印字モードを記憶するカウンタである。モードカウンタ
23gの値は、ユーザーが操作パネル3を操作すること
により、或いは、PC53から所定のデータを送信する
ことにより、印字解像度やインク吐出量が変更された場
合に更新される。前記した通りインクジェットプリンタ
26は、印字状態の異なる6つの印字モードを備えてい
るので、モードカウンタ23gの値は「0」〜「5」の
範囲で更新される。具体的にモードカウンタ23gに
は、印字解像度が360dpi、インク吐出量が「中」
の印字モードでは「0」が設定される。また、印字解像
度が360dpi、インク吐出量が「小」の印字モード
では「1」が、印字解像度が360dpi、インク吐出
量が「大」の印字モードでは「2」が、印字解像度が7
20dpi、インク吐出量が「小」の印字モードでは
「3」が、印字解像度が720dpi、インク吐出量が
「中」の印字モードでは「4」が、印字解像度が720
dpi、インク吐出量が「大」の印字モードでは「5」
が、それぞれ設定される。退避用メモリ23hは、モー
ドカウンタ23gの値が一時的に退避(保存)されるメ
モリである。検査工程における印字位置補正処理(図
8)およびユーザーが行う印字位置補正処理(図10)
において使用される。
【0027】なお、パソコン用インターフェイス24
は、例えば、セントロニクス規格に準拠したパラレルイ
ンターフェイスであり、画像形成装置1は、このインタ
ーフェイス24に接続されたケーブル54を介して、P
C53とデータの送受信が可能にされている。
【0028】次に、図4から図6を参照して、順方向お
よび逆方向印字時における印字位置のズレ具合を確認す
るため、サンプルデータ印字処理(図9)で印字される
サンプルデータ80について説明する。図5に示すよう
に、サンプルデータ80は、順方向印字と逆方向印字と
を10種類の異なったパターンで印字したものである。
工場での製品出荷前における検査者またはユーザーによ
って、このサンプルデータ80の10パターンの中から
双方向印字時における印字位置のズレ具合の最も小さい
パターンが選択される。
【0029】なお、選択されたパターンの補正ステップ
数は、印字解像度が360dpi、インク吐出量が
「中」の印字モードの場合には、補正値メモリ23aに
書き込まれる。一方、上記以外の他の印字モードの場合
には、補正値メモリ23aの値とその選択されたパター
ンの補正ステップ数との差が、各印字モードに対応する
差分メモリ1〜5(23b〜23f)に書き込まれる。
これらの各メモリの値は、1ライン印字処理(図11)
における逆方向印字の開始時に参照され、その印字開始
位置が補正される。これにより順逆両方向の印字におい
て、印字位置のズレが解消される。
【0030】図4(a)は、サンプルデータ80を印字
する場合の矢印A方向に行われる順方向の印字パターン
を示した図である。この順方向印字では、複数のノズル
が縦方向に配列された印字ヘッド65を使用して、複数
本の縦罫線が2種類の印字ピッチW1,W2で印字され
る。間隔の大きな印字ピッチW1は、間隔の小さな印字
ピッチW2の整数倍以外の間隔にされている。これによ
り順逆両方向の印字位置が、丁度一方の印字ピッチW2
(又はW1)分ズレている場合でも、他方の印字ピッチ
W1(又はW2)で印字された部分を確認することによ
り、そのズレを確実に認識することができるようになっ
ている。また、縦罫線のうち、点線で表された略半分の
部分81はシアン色により印字され、実線で表された他
の略半分の部分82はシアン色とマゼンダ色とにより印
字される。よって、実線で表される部分82は、シアン
色とマゼンダ色との混色により青色が印字される。この
部分82が順逆両方向の印字位置が一致した場合の基準
色部分となるのである。
【0031】図4(b)は、図4(a)の順方向印字に
重ねて印字される逆方向の印字パターンを示した図であ
る。反矢印A方向、即ち、矢印B方向に印字される。逆
方向印字も、順方向印字と同様に、2種類の印字ピッチ
W1,W2を備えており、略半分の長さの縦罫線83
が、マゼンダ色によって順方向印字のシアン色の部分8
1に印字される。
【0032】図4(c)は、図4(a)および(b)の
順逆両方向印字が同一の位置に行われた状態を示してい
る。順方向印字のシアン色の部分81に、逆方向印字の
マゼンダ色83が重ねられるので、順逆両方向の印字が
同一の位置に行われた場合には、シアン色とマゼンダ色
とが混色して青色となる。順方向印字では、シアン色と
マゼンダ色とを混色した部分82が印字されているの
で、その部分82が印字位置のズレ具合を判断する基準
の青色となる。よって、同一の青色で全ての縦罫線が印
字された場合には、順逆両方向の印字位置にズレのない
ことが確認される。また、基準色となる部分82とズレ
具合の確認される部分81,83とが、ノズルの配列方
向に略半分ずつ、所定の間隔毎に交互に配列されている
ので、印字位置のズレ具合を上側と下側とで個別に確認
することができる。よって、ノズルの上下で印字位置が
一致しない場合にも、一方に偏ることなく、適当な補正
位置を検出することができる。このように混色の具合に
よって印字位置のズレ具合を確認することができるの
で、印字位置に微妙なズレがある場合にも、そのズレを
容易に確認することができる。
【0033】図5は、一の印字モード(例えば、印字解
像度が360dpi、インク吐出量が「中」の印字モー
ド)において、図4のパターンが10通り印字されたサ
ンプルデータ80を図示している。10パターンの各デ
ータには、それぞれ先頭に「1」〜「0」のラインナン
バー85が付与されており、このラインナンバー85に
より、ユーザーや検査者が所望のパターンを選択するよ
うにされている。各データは逆方向印字の印字開始位置
が2ステップずつ異なるようにされており、丁度、ライ
ンナンバー85の「5」のパターンが逆方向印字の補正
ステップ数が「0」となっている。よって、順逆両方向
の印字位置にズレのない機械では、図5に示すように、
ラインナンバー85「5」のパターンで青色一直線の縦
罫線が印字される。
【0034】図6は、ラインナンバー85と補正ステッ
プ数との関係を示した補正ステップ数テーブル22bで
ある。前記した通り、この補正ステップ数テーブル22
bはROM22に記憶されている。図6に示すように、
ラインナンバー85が「1」の場合は、逆方向印字時の
補正ステップ数、即ち、逆方向印字における印字開始位
置の補正ステップ数は「−8ステップ」であり、ライン
ナンバー85が「2」の場合「−6ステップ」、ライン
ナンバー85が「3」の場合「−4ステップ」、・・
・、ラインナンバー85が「5」の場合「0ステッ
プ」、ラインナンバー85が「6」の場合「2ステッ
プ」、・・・、ラインナンバー85が「0」の場合「1
0ステップ」となっている。補正ステップ数がマイナス
の場合には、そのステップ数分、逆方向の印字開始位置
が図4の矢印B方向(図2の反矢印A方向)に移動さ
れ、プラスの場合には、そのステップ数分、逆方向の印
字開始位置が図2および図4の矢印A方向に移動され
る。
【0035】次に、上記のように構成された画像形成装
置1で実行される各処理について、図8から図11のフ
ローチャートを参照して説明する。これらの各処理は、
いずれも画像形成装置1のプリンタユニットPUで実行
される。図8は、検査工程における印字位置補正処理の
フローチャートである。この印字位置補正処理は、製品
出荷前の工場において、検査者が操作パネル3上のボタ
ンを操作することにより実行される。
【0036】検査工程における印字位置補正処理では、
まず、モードカウンタ23gの値を退避用メモリ23h
へ退避し(S1)、そのモードカウンタ23gの値を
「0」とした後に(S2)、図9のサンプルデータ印字
処理を実行する(S3)。
【0037】図9のサンプルデータ印字処理では、ま
ず、カセット挿嵌部5に装着された用紙カセットから記
録用紙Pを所定の印字位置まで搬送する(S21)。こ
の記録用紙Pにラインナンバー85を印字し(S2
2)、そのラインナンバー85に続いて、縦罫線により
図4(a)に示す順方向印字を行う(S23)。順方向
印字の後、記録用紙Pを搬送することなく同一ライン
に、略半分の長さの縦罫線により図4(b)に示す逆方
向印字を行う(S24)。これらのS22からS24の
各処理により、1つのパターンが記録用紙Pに印字され
る。なお、これら順逆両方向の印字は、モードカウンタ
23gに示される印字モードに従って行われる。例え
ば、モードカウンタ23gの値が「0」であれば、印字
解像度が360dpi、インク吐出量が「中」の状態で
印字が行われ、「1」であれば、印字解像度が360d
pi、インク吐出量が「小」の状態で印字が行われる。
【0038】記録用紙Pに1つのパターンを印字した
後、プラテンローラ61を所定量回転させて、記録用紙
Pを所定量搬送し(S24)、10パターンの全ライン
が印字されたか否かを調べる(S26)。全ラインの印
字が未完了であれば(S26:No)、10パターンの
全ラインの印字を完了するまで、S22からS25の処
理を繰り返す。一方、10パターンの全ラインの印字が
完了した場合には(S26:Yes)、プラテンローラ
61を回転させて、記録用紙Pを装置本体2外部へ排出
し(S27)、図5に示すサンプルデータ80を検査者
(又はユーザー)へ提供して、このサンプルデータ印字
処理を終了する。
【0039】サンプルデータ印字処理の終了後(図8の
S3)、LCDディスプレイ6に「選択するラインナン
バーを入力して下さい」と表示して(S4)、検査者に
対して、順逆両方向の印字位置が最も一致する印字パタ
ーンの選択を促す。前記した通り、この選択はシアン色
とマゼンダ色との混色の具合により判断できるので、印
字位置の微妙なズレも色の違いにより容易に確認するこ
とができる。よって、検査者は最適な印字パターンを容
易に選択することができるのである。
【0040】LCDディスプレイ6へのメッセージの表
示後、「0」から「9」の数字ボタン3aの押下を待機
する(S5:No)。「0」から「9」のいずれかの数
字ボタン3aが押下された場合(S5:Yes)、モー
ドカウンタ23gの値が「0」であれば(S6:Ye
s)、押下された数字ボタン3aのラインナンバー85
に対応する補正ステップ数を補正ステップ数テーブル2
2bから読み出して、補正値メモリ23aへ書き込む
(S7)。例えば、数字ボタン3aの「5」が押下され
た場合には、補正値メモリ23aに「0」が書き込ま
れ、数字ボタン3aの「7」が押下された場合には、補
正値メモリ23aに「4」が書き込まれる。
【0041】一方、モードカウンタ23gの値が「0」
でなければ(S6:No)、補正値メモリ23aに記憶
される補正ステップ数と、押下された数字ボタン3aの
ラインナンバー85に対応する補正ステップ数との差
を、モードカウンタ23gの値に対応する差分メモリ1
〜5(23b〜23f)へ書き込む(S8)。具体的に
は、補正値メモリ23aの値が「0」である場合に、例
えば、数字ボタン3aの「5」が押下された場合には、
「0−0」故に「0」が、数字ボタン3aの「7」が押
下された場合には、「0−4」故に「−4」が、モード
カウンタ23gの値に対応する差分メモリ1〜5(23
b〜23f)へ書き込まれる。即ち、モードカウンタ2
3aの値が「1」の場合には差分メモリ1(23b)
へ、「2」に場合には差分メモリ2(23c)へ、かか
る差が書き込まれる。
【0042】補正値メモリ23a又は差分メモリ1〜5
(23b〜23f)への書き込み後(S7,S8)、モ
ードカウンタ23gの値が「5」であるか否かを調べる
(S9)。モードカウンタ23gの値が「5」でなけれ
ば(S9:No)、6つの印字モードの全てについて、
補正位置の設定が未終了であるので、モードカウンタ2
3gの値を1加算して(S10)、処理をS3へ移行す
る。以降は、モードカウンタ23gの値が「5」となる
まで、S3からS10の各処理を繰り返す。
【0043】一方、モードカウンタ23gの値が「5」
であれば(S9:Yes)、6つの印字モードの全てに
ついて、補正位置の設定が終了したので、S1の処理で
退避した退避用メモリ23hの値をモードカウンタ23
gへ戻して(S11)、この検査工程における印字位置
補正処理を終了する。この処理の実行により、逆方向印
字の印字開始位置の補正量が6つの各印字モードの全て
について設定される。
【0044】図10は、ユーザーが行う印字位置補正処
理のフローチャートである。この印字位置補正処理は、
製品出荷後の客先において、ユーザーが操作パネル3上
のボタンを操作することにより実行される。一般に、印
字ヘッド65のインクタンク65a〜65dを交換した
場合や、使用による印字機構の経年変化により順方向と
逆方向との印字位置が不一致となった場合に実行され
る。
【0045】ユーザーが行う印字位置補正処理では、ま
ず、モードカウンタ23gの値を退避用メモリ23hへ
退避し(S31)、そのモードカウンタ23gの値を
「0」とした後に(S32)、前記した図9のサンプル
データ印字処理を実行する(S33)。モードカウンタ
23gの値が「0」であるので、サンプルデータ印字処
理により、印字解像度が360dpi、インク吐出量が
「中」の印字モードで、図5に示すサンプルデータ80
が印字され、そのサンプルデータ80がユーザーへ提供
される。
【0046】その後、LCDディスプレイ6に「選択す
るラインナンバーを入力して下さい」と表示して(S3
4)、ユーザーに対して、順逆両方向の印字位置が最も
一致する印字パターンの選択を促す。前記した通り、こ
の選択はシアン色とマゼンダ色との混色の具合により判
断できるので、印字位置の微妙なズレも色の違いにより
容易に確認することができる。
【0047】LCDディスプレイ6へのメッセージの表
示後、ユーザーによる「0」から「9」の数字ボタン3
aの押下を待機する(S35:No)。「0」から
「9」のいずれかの数字ボタン3aが押下された場合
(S35:Yes)、押下された数字ボタン3aのライ
ンナンバー85に対応する補正ステップ数を補正ステッ
プ数テーブル22bから読み出して、補正値メモリ23
aへ書き込む(S36)。例えば、数字ボタン3aの
「5」が押下された場合には、補正値メモリ23aに
「0」が書き込まれ、数字ボタン3aの「7」が押下さ
れた場合には、補正値メモリ23aに「4」が書き込ま
れる。
【0048】その後は、S31の処理で退避した退避用
メモリ23hの値をモードカウンタ23gへ戻して(S
37)、この処理の実行前に設定されていた印字モード
に復帰し、この処理を終了する。このようにユーザーが
行う印字位置補正処理では、逆方向印字の印字開始位置
の補正を一の印字モードについて行うだけで、他の5つ
の印字モードについても印字位置の補正が完了する。よ
って、ユーザーは煩雑な操作を強いられることなく、容
易に印字位置の補正を行うことができる。
【0049】図11は、1ライン印字処理のフローチャ
ートである。この1ライン印字処理は、インクジェット
プリンタ26により1ライン印字が行われる度に実行さ
れる。なお、図9のサンプルデータ印字処理では、この
1ライン印字処理は実行されない。
【0050】1ライン印字処理では、まず、順方向印字
であるか逆方向印字であるかを調べ(S41)、順方向
印字であれば(S41:Yes)、印字開始位置を補正
することなく、そのまま1ライン印字を行う(S4
5)。この1ラインの印字は、モードカウンタ23gの
値に基づいた印字モードで行われる。例えば、モードカ
ウンタの値が「0」であれば、印字解像度が360dp
i、インク吐出量が「中」の印字モードで印字が行わ
れ、モードカウンタの値が「5」であれば、印字解像度
が720dpi、インク吐出量が「大」の印字モードで
印字が行われる。
【0051】一方、逆方向印字であれば(S41:N
o)、モードカウンタ23gの値を調べ(S42)、そ
の値が「0」であれば(S42:Yes)、補正値メモ
リ23aに記憶されるステップ数分、逆方向の先頭の印
字位置を補正し(S43)、その補正後に1ラインの印
字を行う(S45)。
【0052】モードカウンタ23gの値が「0」でなけ
れば(S42:No)、即ち、モードカウンタ23gの
値が「1」〜「5」のいずれかであれば、補正値メモリ
23aの値と、モードカウンタ23gの値に対応する差
分メモリ1〜5(23b〜23f)の値との差を補正ス
テップ数として、そのステップ数分、逆方向の先頭の印
字位置を補正し(S44)、その補正後に1ラインの印
字を行う(S45)。例えば、補正値メモリ23aの値
が「0」である場合、モードカウンタ23gの値に対応
する差分メモリ1〜5(23b〜23f)の値が「0」
であれば「0−0」故に「0」が補正ステップ数とな
る。また、補正値メモリ23aの値が「4」である場
合、モードカウンタ23gの値に対応する差分メモリ1
〜5(23b〜23f)の値が「2」であれば「4−
2」故に「2」が補正ステップ数となる。
【0053】なお、補正ステップ数がマイナスの場合に
は、そのステップ数分、印字開始位置が図4の矢印B方
向(図2の反矢印A方向)に移動され、プラスの場合に
は、そのステップ数分、印字開始位置が図2および図4
の矢印A方向に移動される。
【0054】以上説明したように第1実施例では、検査
工程における印字位置補正処理(図8)により、6つの
印字モードについて、それぞれ印字位置の補正が行われ
た後は、ユーザーが行う印字位置補正処理(図10)に
より、一の印字モードについて印字位置を補正するだけ
で、他の5つの印字モードの印字位置も相対的に補正す
ることができる。よって、客先において、複数の印字モ
ードについての印字位置の補正を一回の操作で容易に行
うことができる。
【0055】次に、図12から図16を参照して、請求
項2記載のシリアルプリンタに対応する第2実施例につ
いて説明する。なお、前記した第1実施例と同一の部分
には同一の番号を付し、その説明は省略する。
【0056】図12は、第2実施例の画像形成装置1の
電気的構成を示したブロック図である。プリンタユニッ
トPUのRAM123には、ワークメモリとして、補正
値メモリ0〜5(123a〜123f)、モードカウン
タ23g、および、退避用メモリ23hが設けられてい
る。
【0057】図13に示すように、補正値メモリ0(1
23a)は、印字解像度が360dpi、インク吐出量
が「中」の印字モードについて、逆方向印字における印
字開始位置の補正値を記憶するメモリである。同様に、
補正値メモリ1(123b)は、印字解像度が360d
pi、インク吐出量が「小」の印字モードについて、補
正値メモリ2(123c)は、印字解像度が360dp
i、インク吐出量が「大」の印字モードについて、補正
値メモリ3(123d)は、印字解像度が720dp
i、インク吐出量が「小」の印字モードについて、補正
値メモリ4(123e)は、印字解像度が720dp
i、インク吐出量が「中」の印字モードについて、補正
値メモリ5(123f)は、印字解像度が720dp
i、インク吐出量が「大」の印字モードについて、それ
ぞれ逆方向印字における印字開始位置の補正値を記憶す
るメモリである。
【0058】これら補正値メモリ0〜5(123a〜1
23f)の値は、まず、検査工程における印字位置補正
処理(図14)により個別に設定される。その後は、ユ
ーザーが行う印字位置補正処理(図15)により、一の
補正値メモリ0〜5(123a〜123f)の値が更新
されると、その更新された差分に応じて、他の補正値メ
モリ0〜5(123a〜123f)の値も連動して更新
される。各補正値メモリ0〜5(123a〜123f)
の値は、1ライン印字処理(図16)において個別に参
照され、その補正値メモリ0〜5(123a〜123
f)の値に基づいて、逆方向の印字開始位置が補正され
る。
【0059】次に、第2実施例の画像形成装置1で実行
される各処理について、図14から図16のフローチャ
ートを参照して説明する。これらの各処理は、いずれも
画像形成装置1のプリンタユニットPUで実行される。
図14は、検査工程における印字位置補正処理のフロー
チャートである。この印字位置補正処理は、製品出荷前
の工場において、検査者が操作パネル3上のボタンを操
作することにより実行される。
【0060】検査工程における印字位置補正処理では、
まず、モードカウンタ23gの値を退避用メモリ23h
へ退避し(S51)、そのモードカウンタ23gの値を
「0」とした後に(S52)、図9のサンプルデータ印
字処理を実行する(S53)。モードカウンタ23gの
値が「0」であるので、サンプルデータ印字処理によ
り、印字解像度が360dpi、インク吐出量が「中」
の印字モードで、図5に示すサンプルデータ80が印字
され、そのサンプルデータ80が検査者へ提供される。
【0061】サンプルデータ80の提供後、LCDディ
スプレイ6に「選択するラインナンバーを入力して下さ
い」と表示して(S54)、検査者に対して、順逆両方
向の印字位置が最も一致する印字パターンの選択を促
す。前記した通り、この選択はシアン色とマゼンダ色と
の混色の具合により判断できるので、印字位置の微妙な
ズレも色の違いにより容易に確認することができる。よ
って、検査者は最適な印字パターンを容易に選択するこ
とができるのである。
【0062】LCDディスプレイ6へのメッセージの表
示後、「0」から「9」の数字ボタン3aの押下を待機
する(S55:No)。「0」から「9」のいずれかの
数字ボタン3aが押下されると(S55:Yes)、押
下された数字ボタン3aのラインナンバー85に対応す
る補正ステップ数を補正ステップ数テーブル22bから
読み出して、モードカウンタ23gの値に対応する補正
値メモリ0〜5(123a〜123f)へ書き込む(S
56)。例えば、モードカウンタ23gの値が「0」で
あり、数字ボタン3aの「4」が押下された場合には、
補正値メモリ0(123a)に「−2」が書き込まれ、
数字ボタン3aの「7」が押下された場合には、補正値
メモリ0(123a)に「4」が書き込まれる。
【0063】補正値メモリ0〜5(123a〜123
f)への書き込み後(S56)、モードカウンタ23g
の値が「5」であるか否かを調べる(S57)。モード
カウンタ23gの値が「5」でなければ(S57:N
o)、6つの印字モードの全てについての補正値の設定
が未終了であるので、モードカウンタ23gの値を1加
算して(S58)、処理をS53へ移行する。以降は、
モードカウンタ23gの値が「5」となるまで、S53
からS58の各処理を繰り返す。
【0064】一方、モードカウンタ23gの値が「5」
であれば(S57:Yes)、6つの印字モードの全て
について、補正値の設定が終了したので、S51の処理
で退避した退避用メモリ23hの値をモードカウンタ2
3gへ戻して(S59)、この検査工程における印字位
置補正処理を終了する。この処理の実行により、逆方向
印字の印字開始位置の補正値が、6つの各印字モードの
全てについて設定される。
【0065】図15は、ユーザーが行う印字位置補正処
理のフローチャートである。この印字位置補正処理は、
製品出荷後の客先において、ユーザーが操作パネル3上
のボタンを操作することにより実行される。一般に、印
字ヘッド65のインクタンク65a〜65dを交換した
場合や、使用による印字機構の経年変化により順方向と
逆方向との印字位置が不一致となった場合に実行され
る。
【0066】ユーザーが行う印字位置補正処理では、ま
ず、設定されている印字モードに基づいて(モードカウ
ンタ23gの値に基づいて)、図9のサンプルデータ印
字処理を実行する(S61)。このサンプルデータ印字
処理により、図5に示すサンプルデータ80が設定され
ている印字モードによって印字され、そのサンプルデー
タ80がユーザーへ提供される。その後、LCDディス
プレイ6に「選択するラインナンバーを入力して下さ
い」と表示して(S62)、ユーザーに対して、順逆両
方向の印字位置が最も一致する印字パターンの選択を促
す。前記した通り、この選択はシアン色とマゼンダ色と
の混色の具合により判断できるので、印字位置の微妙な
ズレも色の違いにより容易に確認することができる。
【0067】LCDディスプレイ6へのメッセージの表
示後、ユーザーによる「0」から「9」の数字ボタン3
aの押下を待機する(S63:No)。「0」から
「9」のいずれかの数字ボタン3aが押下されると(S
63:Yes)、押下された数字ボタン3aのラインナ
ンバー85に対応する補正ステップ数と、モードカウン
タ23gの値に対応する補正値メモリ0〜5(123a
〜123f)の値との差を求め(S64)、この差を各
補正値メモリ0〜5(123a〜123f)の値に加算
して、各補正値メモリ0〜5(123a〜123f)の
値を更新する(S65)。例えば、モードカウンタ23
gの値が「0」で、補正値メモリ0(123a)の値が
「2」である場合に、数字ボタン3aの「3」が押下さ
れると、「−4−2」故に「−6」の値が各補正値メモ
リ0〜5(123a〜123f)に加算される。この結
果、補正値メモリ0(123a)の値は「2−6」故に
「−4」に更新される。
【0068】このようにユーザーが行う印字位置補正処
理では、逆方向印字の印字開始位置の補正を一の印字モ
ードについて行うだけで、他の5つの印字モードについ
ても、その印字位置の補正を連動して行うことができ
る。よって、ユーザーは煩雑な操作を強いられることな
く、容易に印字位置の補正を行うことができる。
【0069】図16は、1ライン印字処理のフローチャ
ートである。この1ライン印字処理は、インクジェット
プリンタ26により1ライン印字が行われる度に実行さ
れる。なお、図9のサンプルデータ印字処理では、この
1ライン印字処理は実行されない。
【0070】1ライン印字処理では、まず、順方向印字
であるか逆方向印字であるかを調べ(S71)、順方向
印字であれば(S71:Yes)、印字開始位置を補正
することなく、そのまま1ライン印字を行う(S7
3)。この1ラインの印字は、モードカウンタ23gの
値に基づいた印字モードで行われる。例えば、モードカ
ウンタの値が「0」であれば、印字解像度が360dp
i、インク吐出量が「中」の印字モードで印字が行わ
れ、モードカウンタの値が「5」であれば、印字解像度
が720dpi、インク吐出量が「大」の印字モードで
印字が行われる。
【0071】一方、逆方向印字であれば(S71:N
o)、モードカウンタ23gの値に対応する補正値メモ
リ0〜5(123a〜123f)に記憶されるステップ
数分、逆方向の先頭の印字位置を補正し(S72)、そ
の補正後に1ラインの印字を行う(S73)。補正値メ
モリ0〜5(123a〜123f)に記憶される補正ス
テップ数がマイナスの場合には、そのステップ数分、印
字開始位置が図4の矢印B方向(図2の反矢印A方向)
に移動され、プラスの場合には、そのステップ数分、印
字開始位置が図2および図4の矢印A方向に移動され
る。これにより逆方向の印字位置が各印字モードにおい
てそれぞれ補正されるので、順逆両方向の印字位置のズ
レを解消することができる。
【0072】以上説明したように第2実施例において
も、検査工程における印字位置補正処理(図14)によ
り、6つの印字モードについて、それぞれ印字位置の補
正が行われた後は、ユーザーが行う印字位置補正処理
(図15)により、一の印字モードについて印字位置を
補正するだけで、他の5つの印字モードの印字位置も相
対的に補正することができる。よって、客先において、
複数の印字モードについての印字位置の補正を一回の操
作で容易に行うことができる。また、図15の処理で
は、その処理の実行時に設定されている印字モードによ
ってサンプルデータ80が印字されるので、補正の基準
となる印字モードを任意に変更することができる。よっ
て、ユーザー自身が最も頻繁に使用する印字モードを基
準として、印字位置の補正を行うことができる。
【0073】なお、請求項1記載のシリアルプリンタで
は、補正手段としてはS43およびS44の各処理が、
変更手段としては、図10のユーザーが行う印字位置補
正処理が、それぞれ該当する。また、請求項2記載のシ
リアルプリンタでは、補正手段としてはS72の処理
が、第1変更手段および第2変更手段としては、S64
およびS65の各処理が、それぞれ該当する。
【0074】以上、実施例に基づき本発明を説明した
が、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形
が可能であることは容易に推察できるものである。
【0075】例えば、本実施例では、シリアルプリンタ
としてフルカラー印字が可能なインクジェットプリンタ
26を用いて説明した。しかし、シリアルプリンタであ
れば、フルカラー印字が不可能なプリンタであっても、
或いは、ドットプリンタやサーマルプリンタであって
も、当然に本発明を適用することができる。一色のみの
印字しかできないプリンタにあっては、図5のサンプル
データ80は一色の縦罫線により印字する。この場合、
印字位置のズレ具合は縦罫線のズレ具合により判断す
る。更に、本実施例では、印字モードを決定する要素と
して、印字解像度およびインク吐出量を挙げて説明した
が、印字モードを決定する要素として、これら以外の例
えば、印字速度などを用いるようにしても良い。
【0076】図9のサンプルデータ印字処理では、現在
設定されている補正ステップ数に拘わらず、サンプルデ
ータ80は、図6に示す補正ステップ数テーブル22b
に基づいて、逆方向印字時の補正ステップ数がライン毎
に固定されて印字された。しかし、現在設定されている
補正ステップ数を基準にして(ラインナンバー5に位置
するようにして)、補正ステップ数を変更したサンプル
印字データを印字するようにしても良い。
【0077】
【発明の効果】 本発明のシリアルプリンタによれば、
双方向印字時の補正値を一の印字モードにおいて変更す
ることにより、他の印字モードにおける補正値または補
正手段による補正量を一度に変更することができる。よ
って、印字状態の異なる複数の印字モードを備えていて
も、すべての印字モードにおける双方向印字の印字位置
の調整を一回の操作で行うことができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例のインクジェットプリンタを搭載
した画像形成装置の斜視図である。
【図2】 上記画像形成装置の内部に収納されたインク
ジェットプリンタの斜視図である。
【図3】 第1実施例の画像形成装置の電気的構成を示
したブロック図である。
【図4】 サンプルデータの印字パターンを示した図で
あり、(a)は、サンプルデータの順方向印字パターン
を示した図であり、(b)は、サンプルデータの逆方向
印字パターンを示した図であり、(c)は、サンプルデ
ータの順逆両方向の印字パターンが重ねられた状態を示
した図である。
【図5】 10通りのパターンが印字されたサンプルデ
ータを示した図である。
【図6】 ラインナンバーと補正ステップ数との関係を
示した補正ステップ数テーブルである。
【図7】 第1実施例における補正値メモリおよび各差
分メモリ1〜5と各印字モードとの関係を示した図であ
る。
【図8】 第1実施例の検査工程における印字位置補正
処理のフローチャートである。
【図9】 サンプルデータ印字処理のフローチャートで
ある。
【図10】 第1実施例のユーザーが行う印字位置補正
処理のフローチャートである。
【図11】 第1実施例の1ライン印字処理のフローチ
ャートである。
【図12】 第2実施例の画像形成装置の電気的構成を
示したブロック図である。
【図13】 第2実施例における各補正値メモリ0〜5
と各印字モードとの関係を示した図である。
【図14】 第2実施例の検査工程における印字位置補
正処理のフローチャートである。
【図15】 第2実施例のユーザーが行う印字位置補正
処理のフローチャートである。
【図16】 第2実施例の1ライン印字処理のフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 画像形成装置 22b 補正ステップ数テーブル 23a 補正値メモリ(第1記憶手段) 23b〜23f 差分メモリ1〜5(第2記憶手
段) 23g モードカウンタ 23f 退避用メモリ 26 インクジェットプリンタ(シリア
ルプリンタ) 65 印字ヘッド 65a〜65d インクタンク 123a〜123f 補正値メモリ0〜5(記憶手段) FU ファクシミリユニット PU プリンタユニット(制御手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッドと、印字状態の異なる複数の
    印字モードに従って前記印字ヘッドを順方向およびその
    順方向とは反対の逆方向へ移動させて印字を行う制御手
    段とを備えたシリアルプリンタにおいて、 前記制御手段による順方向印字時と逆方向印字時との印
    字位置のズレ具合に基づいて設定された補正値を一の印
    字モードについて記憶する第1記憶手段と、 他の印字モードにおける補正値を、前記第1記憶手段に
    記憶された一の印字モードにおける補正値との相対的な
    差分として記憶する第2記憶手段と、 前記一の印字モードの場合には前記第1記憶手段に記憶
    された補正値に基づいて、前記他の印字モードの場合に
    は前記第1記憶手段に記憶された補正値と前記第2記憶
    手段に記憶された補正値との相対的な差分に基づいて、
    前記制御手段による順方向又は逆方向の印字位置の補正
    を行う補正手段と、 その補正手段による各印字モードの補正量を一度に変更
    するために、前記第1記憶手段に記憶された一の印字モ
    ードにおける補正値を変更する変更手段とを備えたこと
    を特徴とするシリアルプリンタ。
  2. 【請求項2】 印字ヘッドと、印字状態の異なる複数の
    印字モードに従って前記印字ヘッドを順方向およびその
    順方向とは反対の逆方向へ移動させて印字を行う制御手
    段と、その制御手段による順方向印字時と逆方向印字時
    との印字位置のズレ具合に基づいて設定された補正値を
    前記印字モード毎に記憶する記憶手段と、その記憶手段
    に記憶された補正値に基づいて、前記制御手段による順
    方向又は逆方向の印字位置の補正を前記印字モード毎に
    行う補正手段とを備えたシリアルプリンタにおいて、 前記記憶手段に記憶された一の印字モードにおける補正
    値を変更する第1変更手段と、 その第1変更手段により変更された補正値の変更分に基
    づいて、他の印字モードにおける補正値を変更する第2
    変更手段とを備えたことを特徴とするシリアルプリン
    タ。
  3. 【請求項3】 前記シリアルプリンタはインクジェット
    プリンタで構成されるとともに、前記複数の印字モード
    は印字解像度またはインク吐出量が異なっていることを
    特徴とする請求項1又は2に記載のシリアルプリンタ。
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