JPH1153266A - 半導体記憶装置およびその制御方法 - Google Patents

半導体記憶装置およびその制御方法

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JPH1153266A
JPH1153266A JP9211726A JP21172697A JPH1153266A JP H1153266 A JPH1153266 A JP H1153266A JP 9211726 A JP9211726 A JP 9211726A JP 21172697 A JP21172697 A JP 21172697A JP H1153266 A JPH1153266 A JP H1153266A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 劣化が問題となるメモリ素子を使用した半導
体記憶装置において、信頼性および寿命の向上を図る。 【解決手段】 通常セクタ或いは予備セクタとして使用
される複数個のセクタを有するメモリ素子M(0)〜M
(9)を備えたフラッシュメモリ部110と、外部から
入力されたアドレス情報に基づいてメモリ素子M(0)
〜M(9)に対するデータの書き込み・読み出しを行う
ディスクコントローラ部120とを具備する半導体ディ
スク装置において、メモリ素子M(0)〜M(9)の書
き込み・読み出しエラーの発生状況をメモリ素子ごとに
記憶するデータエラー情報管理テーブル127と、デー
タエラー情報管理テーブル127に記憶された書き込み
・読み出しエラーの発生状況に基づいてメモリ素子の劣
化を検出するマイクロCPU131と、マイクロCPU
131によって劣化が検出されたメモリ素子M(0)〜
M(9)が使用されないようにアドレス情報を変換する
アドレス変換テーブル128とをさらに備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばフラッシ
ュメモリを用いた半導体ディスク装置等の半導体記憶装
置およびその制御方法に関するものであり、より詳細に
は、メモリ素子が劣化した場合に縮退運転を行う半導体
記憶装置およびその制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体装置として、例えばフラッ
シュメモリを用いた半導体ディスク装置が知られてい
る。
【0003】かかる半導体ディスク装置に使用されるフ
ラッシュメモリ素子は、書き込みや読み出しを繰り返す
ことによってビットが劣化してしまう場合がある。そし
て、フラッシュメモリ素子のビットが劣化した場合に
は、そのビットに対してはそれ以降の書き込みや読み出
しができなくなってしまい、このため、読み出し時にデ
ータエラー(すなわち、書き込みデータと読み出しデー
タとが一致しない現象)が発生する。
【0004】これに対して、フラッシュメモリ素子から
読み出したデータが正しいか否かを検出する制御技術と
して、ECC(Error Correction Code) 制御と称される
技術が、従来より知られている。この技術によれば、フ
ラッシュメモリ素子からデータを読み出した際にデータ
エラーの発生の有無を検出することができ、さらに、検
出されたデータエラーがCOR(Correctable Error ;
すなわち訂正可能なデータエラー)或いはUNC(Unco
rrectable Error ;すなわち訂正不可能なデータエラ
ー)のどちらであるのかを判断することができる。そし
て、検出されたデータエラーがCORであった場合に
は、その読み出しデータを訂正することができる。
【0005】従来の半導体ディスク装置では、ECC制
御によってフラッシュメモリ素子のビットの劣化が検出
された場合には、そのビットが属するセクタを使用禁止
とし、かかるセクタ(以下「劣化セクタ」と記す)に代
えて予め設けられた代替セクタを使用することとしてい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図12は、従来の半導
体ディスク装置の一構成例を概念的に示すブロック図で
ある。また、図13は、かかる半導体ディスク装置の動
作を説明するためのフローチャートである。
【0007】半導体ディスク装置1200の外部からデ
ィスクコントローラ1220に入力されたコマンド情報
およびアドレス情報は、ホストインタフェース1221
およびマイクロCPUインタフェース1222を介し
て、マイクロコントローラ部1230内のマイクロCP
U(Central Processing Unit )1231に送られる(S
1301)。
【0008】そして、このコマンド情報が書き込み命令
である場合には(S1302)、マイクロCPU123
1は、外部から入力された主データを、ホストインタフ
ェース1221を介して、データバッファ1223へ入
力する(S1303)。そして、マイクロCPU123
1からはコマンド情報およびアドレス情報が、データバ
ッファ1223からは主データが、それぞれフラッシュ
メモリインタフェース1225に送られる(S130
4)。続いて、ECC制御部1226が、フラッシュメ
モリインタフェース1225から主データを取り込んで
ECCデータを作成し、このECCデータをフラッシュ
メモリインタフェース1225に送る(S1305)。
そして、このフラッシュメモリインタフェース1225
内で、シリアルデータが作成される(S1306)。
【0009】図14は、フラッシュメモリインタフェー
ス1225内で作成されるシリアルデータの構成を示す
概念図である。同図に示したように、このシリアルデー
タは、例えば4ビットのアドレス情報と、例えば8ビッ
トのコマンド情報と、例えば512バイトの主データ
と、例えば11バイトのECCデータとから構成され
る。
【0010】かかるシリアルデータは、フラッシュメモ
リインタフェース1225から出力されて、フラッシュ
メモリ部1210内の10個のメモリ素子M(0)〜M
(9)にそれぞれ並列に入力される。そして、各メモリ
素子M(0)〜M(9)は、このシリアルデータ内のア
ドレス情報が自己の記憶領域内のセクタに対応するもの
である場合には、そのセクタにシリアルデータを書き込
む(S1307)。
【0011】図15は、各メモリ素子M(0)〜M
(9)内のセクタ構成を示す概念図である。同図に示し
たように、各メモリ素子M(0)〜M(9)は、m+1
個のセクタS(0)〜S(m)を備えている。そして、
上述のシリアルデータは、これらの各セクタS(0)〜
S(m)のうち、アドレス情報で指定されたセクタに記
憶される。
【0012】一方、ステップS1302において、マイ
クロCPU1231に取り込まれたコマンド情報が読み
出し命令である場合には、このマイクロCPU1231
は、アドレス情報をフラッシュメモリインタフェース1
225に転送する(S1308)。そして、フラッシュ
メモリインタフェース1225は、このアドレスに対応
するセクタに記憶されたシリアルデータを読み出す(S
1309)。続いて、ECC制御部1226が、このシ
リアルデータ中の主データおよびECCデータをフラッ
シュメモリインタフェース1225から読み出して、デ
ータエラーの発生の有無を検出する(S1310)。そ
して、データエラーのうちCORの発生が検出されたと
きは、そのエラーを訂正して、フラッシュメモリインタ
フェース1225に送る(S1310)。一方、UNC
が検出されたときは、マイクロCPU1231は、デー
タがUNCであることを示すフラグ(以下「エラーフラ
グ」と記す)をセットする。その後、データ転送制御部
1224の制御により、フラッシュメモリインタフェー
ス1225内のデータ(CORが発生した場合には訂正
後のデータ)が、データバッファ1223およびホスト
インタフェース1221を介して、半導体ディスク装置
1200の外部に出力される(S1311)。
【0013】また、この半導体ディスク装置1200で
は、データエラー(CORまたはUNC)が所定回数以
上検出されたセクタを、劣化セクタであると判断する。
そして、その後の書き込みでは、その劣化セクタに代え
て、代替セクタD(0)〜D(n)(図15参照)のい
ずれかを使用する。ここで、代替セクタD(0)〜D
(n)を使用することとした場合には、管理情報領域1
501(図15参照)に、かかる劣化セクタのアドレス
情報とともに、この劣化セクタに代えて使用される代替
セクタのアドレス情報が記憶される(S1312)。こ
れにより、その後の書き込み処理において、外部からデ
ィスクコントローラ1220に入力されたアドレス情報
が劣化セクタのアドレスである場合には、この劣化セク
タに対応する代替セクタにシリアルデータが書き込まれ
る。
【0014】このように、従来の半導体ディスク装置1
200では、劣化セクタが発生した場合には、この劣化
セクタに代えて代替セクタを使用することにより、装置
の信頼性の維持を図っていた。
【0015】しかしながら、かかる半導体ディスク装置
1200では、上述のように、訂正不可能なデータエラ
ー(すなわちUNC)が発生する場合があるので、一個
のメモリ素子内の多数のセクタがほぼ同時に劣化したよ
うな場合には大量のデータエラーが同時に発生し、デー
タが消失することとなる。このため、従来の半導体ディ
スク装置1200には、装置の信頼性が不十分であると
いう欠点があった。
【0016】また、この半導体ディスク装置1200で
は、いずれか1個のメモリ素子における劣化セクタの数
が代替セクタの数を超えた場合には、劣化セクタに対す
る代替ができなくなってしまい、これにより素子全体が
使用できなくなってしまう。このため、このようなメモ
リ素子では、劣化していないセクタも使用できなくなっ
てしまうので、素子全体としての寿命も非常に短くなっ
てしまうという欠点があった。
【0017】なお、ここではフラッシュメモリを用いた
半導体ディスク装置を例にとって説明したが、このよう
な欠点は、劣化が問題となるメモリ素子を使用している
ものであれば他の種類の半導体記憶装置でも生じ得る。
【0018】以上のような理由により、劣化が問題とな
るメモリ素子を使用した半導体記憶装置の信頼性を向上
させ且つ寿命を長くするための技術が嘱望されていた。
【0019】
【課題を解決するための手段】
(1)第1の発明は、通常セクタ或いは予備セクタとし
て使用される複数個のセクタを有するメモリ素子を複数
個備えた記憶部と、外部から入力されたアドレス情報に
基づいてメモリ素子に対するデータの書き込み・読み出
しを行う制御部とを具備する半導体記憶装置に関するも
のである。
【0020】そして、メモリ素子の書き込み・読み出し
エラーの発生状況を記憶するデータエラー情報管理テー
ブルと、データエラー情報管理テーブルに記憶された書
き込み・読み出しエラーの発生状況に基づいてメモリ素
子の劣化を検出する劣化検出部と、劣化検出部によって
劣化が検出されたメモリ素子が使用されないように、ア
ドレス情報を変換するアドレス変換テーブルとを備えた
ことを特徴とする。
【0021】このような構成によれば、エラー情報管理
テーブルに記憶された書き込み・読み出しエラーの発生
状況に基づいてメモリ素子ごとの劣化状況を正確に判断
することができ、そして、劣化の激しいメモリ素子を使
用しないようにすることができるので、半導体記憶装置
の信頼性を向上させることができる。
【0022】(2)また、第1の発明においては、アド
レス変換テーブルは、劣化検出部によって劣化メモリ素
子が検出された後のデータの書き込み・読み出しにおい
てこの劣化メモリ素子内のそれぞれのセクタに代えて他
のメモリ素子内の予備セクタが使用されるように、アド
レス情報を変換することが望ましい。
【0023】このような構成によれば、劣化メモリ素子
が発生した場合にフラッシュメモリ部の記憶容量の低減
を抑制することができるので、半導体記憶装置の寿命を
向上させることができる。
【0024】(3)第2の発明は、通常セクタ或いは予
備セクタとして使用される複数個のセクタを有するメモ
リ素子を複数個備えた記憶部と、外部から入力されたア
ドレス情報に基づいてメモリ素子に対するデータの書き
込み・読み出しを行う制御部とを具備する半導体記憶装
置の制御方法に関するものである。
【0025】そして、メモリ素子の書き込み・読み出し
エラーの発生状況をデータエラー情報管理テーブルに記
憶する第1のステップと、第1のステップでデータエラ
ー情報管理テーブルに記憶された書き込み・読み出しエ
ラーの発生状況に基づいて、劣化検出部がメモリ素子の
劣化を検出する第2のステップと、第2のステップで劣
化検出部が劣化を検出したメモリ素子が使用されないよ
うに、アドレス変換テーブルでアドレス情報を変換する
第3のステップとを備えたことを特徴とする。
【0026】このような方法によれば、第1のステップ
でエラー情報管理テーブルに記憶された書き込み・読み
出しエラーの発生状況に基づいて、第2のステップメモ
リ素子の劣化を検出することができ、そして第3のステ
ップで劣化の激しいメモリ素子を使用しないようにする
ことができるので、半導体記憶装置の信頼性を向上させ
ることができる。
【0027】(4)また、第2の発明においては、第3
のステップが、劣化検出部によって劣化メモリ素子が検
出された後のデータの書き込み・読み出しにおいてこの
劣化メモリ素子内のそれぞれのセクタに代えて他のメモ
リ素子内の予備セクタが使用されるように、アドレス変
換テーブルで前記アドレス情報を変換するステップであ
ることが望ましい。
【0028】このような方法によれば、劣化メモリ素子
が発生した場合にフラッシュメモリ部の記憶容量の低減
を抑制することができるので、半導体記憶装置の寿命を
向上させることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を用いて説明する。なお、図中、各構成成分
の大きさ、形状および配置関係は、この発明が理解でき
る程度に概略的に示してあるにすぎず、また、以下に説
明する数値的条件は単なる例示にすぎないことを理解さ
れたい。
【0030】第1の実施の形態 まず、この発明の第1の実施の形態に係る半導体記憶装
置およびその制御方法について、フラッシュメモリを用
いた半導体ディスク装置を例にとって説明する。
【0031】図1は、この実施の形態に係る半導体ディ
スク装置の構成を概略的に示すブロック図である。
【0032】同図に示したように、この半導体ディスク
装置100は、フラッシュメモリ部110と、ディスク
コントローラ部120と、マイクロコントローラ部13
0とを備えている。
【0033】フラッシュメモリ部110は、10個のメ
モリ素子M(0)〜M(9)を備えている。これらのメ
モリ素子M(0)〜M(9)は、それぞれ、外部から入
力されるシステムクロック信号(図示せず)のタイミン
グに従い、フラッシュメモリインタフェース125(後
述)との間でシリアルデータの送受信を行う。なお、各
メモリ素子M(0)〜M(9)のセクタ構成は、従来の
場合(図15参照)と同様であるので説明を省略する。
【0034】ディスクコントローラ部120において、
ホストインタフェース121は、半導体ディスク装置1
00の外部との間でアドレス情報やコマンド情報、主デ
ータ等を転送するためのインタフェースである。また、
マイクロCPUインタフェース122は、ディスクコン
トローラ部120とマイクロコントローラ部130(後
述)との間でアドレス情報やコマンド情報、制御信号等
を転送するためのインタフェースである。
【0035】データバッファ123は、フラッシュメモ
リインタフェース125とホストインタフェース121
との間で主データ等を転送するためのバッファである。
【0036】データ転送制御部124は、フラッシュメ
モリインタフェース125がデータバッファ123およ
びホストインタフェース121を介して外部とのデータ
転送を行う際に、このフラッシュメモリインタフェース
125の動作を制御する。
【0037】フラッシュメモリインタフェース125
は、データ書き込み時には、アドレス情報、コマンド情
報、主データおよびECCデータを用いてシリアルデー
タを作成し、フラッシュメモリ部110に送る。また、
データ読み出し時には、フラッシュメモリ部110から
シリアルデータを入力して主データおよびECCデータ
を抽出してECC制御部126(後述)に送る動作や、
かかる主データ(またはECC制御部126から入力し
た訂正後の主データ)をデータバッファ123に対して
出力する動作等を行う。なお、シリアルデータの構成
は、従来の場合(図14参照)と同様であるので、説明
を省略する。
【0038】ECC制御部126は、データ書き込み時
には、フラッシュメモリインタフェース125から書き
込みデータを取り込んでECCデータを作成し、フラッ
シュメモリインタフェース125に送る。また、データ
読み出し時には、主データおよびECCデータをフラッ
シュメモリインタフェース125から入力してデータエ
ラーの発生の有無を検出する動作や、CORの発生が検
出されたときに主データを訂正する動作等を行う。
【0039】データエラー情報管理テーブル127は、
データエラーの発生回数を、CORとUNCとに分け
て、各メモリ素子M(0)〜M(9)の各セクタごとに
記憶する。
【0040】図2は、データエラー情報管理テーブル1
27の構成を示す概念図である。同図において、物理メ
モリ番号「0」,「1」,・・・,「9」は、それぞ
れ、メモリ素子M(0),M(1),・・・,M(9)
に対応させて付されている。また、セクタ番号は、それ
ぞれ、各メモリ素子M(0)〜M(9)に設けられたm
+1個のセクタS(0)〜S(m)とn+1個の代替セ
クタD(0)〜D(n)と(図15参照)に対応させて
付されている。そして、これらのセクタごとに、COR
の発生回数およびUNCの発生回数が記憶される。ここ
で、CORの発生回数およびUNCの発生回数の書き換
えは、マイクロCPU131(後述)によって行われ
る。
【0041】一方、図1において、アドレス変換テーブ
ル128は、メモリ素子M(0)〜M(9)のいずれか
一個以上が使用されないこととなった場合(後述)に、
アドレス情報中のメモリ番号を、物理メモリ番号から論
理メモリ番号に変換する。
【0042】図3は、かかるアドレス変換テーブル12
8の構成を示す概念図である。同図に示したように、こ
のアドレス変換テーブル128は、メモリ素子M(0)
〜M(9)のいずれかが使用されくなった場合に使用さ
れ、例えば、物理メモリ番号kのメモリ素子が使用され
なくなった場合には(このとき、使用できるメモリ素子
の個数は9となる)、他の各メモリ素子(物理番号0〜
k−1,k+1〜9)の各メモリ素子に対応させて、論
理メモリ番号0〜8が順次書き込まれる(図3参照)。
そして、外部のホストコンピュータ(図示せず)から入
力されたアドレス情報中のメモリ番号を物理メモリ番号
に変換して出力する。また、使用されないメモリ素子が
増加した場合には、論理メモリ番号がさらに書き換えら
れる。なお、アドレス変換を行うか否かの判断および論
理メモリ番号の書き換えは、マイクロCPU131(後
述)が行う。
【0043】図1に示したマイクロコントローラ部13
0において、マイクロCPU131は、ホストインタフ
ェース121およびマイクロCPUインタフェース12
2を介して外部から入力したコマンド情報やアドレス情
報等に基づいて、フラッシュメモリ部110およびディ
スクコントローラ部120の動作を制御する。
【0044】また、プログラムメモリ132は、マイク
ロCPU131を動作させるためのプログラムが格納さ
れている。また、このプログラムメモリ132は、アド
レス変換テーブル128を用いたアドレス変換処理を行
うか否かを設定するためのフラグとしての縮退運転要/
否フラグ(図示せず)と、出力データが正常データかエ
ラーデータかを示すエラーフラグとを有している。
【0045】次に、この実施の形態に係る半導体ディス
ク装置100の動作について、図4のフローチャートを
用いて説明する。
【0046】まず、従来の場合と同様、半導体ディスク
装置100の外部から、ホストインタフェース121を
介して、コマンド情報およびアドレス情報が入力され
る。これらの情報は、マイクロCPUインタフェース1
22を介して、マイクロコントローラ部130内のマイ
クロCPU131に送られる(S401)。
【0047】次に、マイクロCPU131が、コマンド
情報の内容を解読する(S402)。そして、このコマ
ンド情報が書き込み命令である場合には、外部から、主
データが入力される(S403)。この主データは、ホ
ストインタフェース121を介してデータバッファ12
3に入力される。
【0048】続いて、マイクロCPU131は、縮退運
転要/否フラグの状態をチェックする(S404)。そ
して、縮退運転要/否グラフが「要」となっているとき
は、アドレス情報から抽出した物理メモリ番号をアドレ
ス変換テーブル128に送り、このアドレス変換テーブ
ル128から変換後のメモリ番号(すなわち論理メモリ
番号)を受け取る(S405)。一方、この縮退運転要
/否フラグが「否」となっているときには、アドレス情
報の変換を行うことなく、アドレス情報、コマンド情報
および主データをフラッシュメモリインタフェースに送
る(S406)。
【0049】ECC制御部126は、フラッシュメモリ
インタフェース125から主データを取り込んでECC
データを作成し、フラッシュメモリインタフェース12
5に送る(S407)。そして、このフラッシュメモリ
インタフェース125内で、従来と同様のシリアルデー
タ(図14参照)が作成される(S408)。
【0050】かかるシリアルデータは、フラッシュメモ
リインタフェース125からフラッシュメモリ部110
内の10個のメモリ素子M(0)〜M(9)に、それぞ
れ並列に入力される。各メモリ素子M(0)〜M(9)
は、シリアルデータに含まれるアドレス情報内のメモリ
番号が自己のメモリ番号と一致する場合には、このシリ
アルデータを取り込む。そして、シリアルデータのアド
レス情報によって指定されているセクタに、このシリア
ルデータを書き込む(S409)。ここで、この実施の
形態に係る各メモリ素子M(0)〜M(9)では、従来
のメモリ素子の場合(図15参照)と同様、アドレス情
報に対応するセクタが劣化セクタである場合には、管理
情報領域1501の内容に従って、代替セクタD(0)
〜D(n)のいずれかにシリアルデータが書き込まれ
る。
【0051】一方、ステップS402において、コマン
ド情報が読み出し命令である場合には、マイクロCPU
131は、縮退運転要/否フラグの状態をチェックする
(S410)。そして、この縮退運転要/否グラフが
「否」となっているときは、アドレス情報をそのままフ
ラッシュメモリインタフェースに送る(S412)。一
方、縮退運転要/否グラフが「要」となっているとき
は、アドレス情報に含まれる物理メモリ番号をアドレス
変換テーブル128に送った後、このアドレス変換テー
ブル128から変換後のメモリ番号(すなわち論理メモ
リ番号)を受け取り(S411)、かかる論理メモリ番
号を含むアドレス情報をコマンド情報とともにフラッシ
ュメモリインタフェースに送る(S412)。
【0052】フラッシュメモリインタフェース125
は、このアドレスに対応するセクタに記憶されたシリア
ルデータを読み出す(S413)。このときも、上述の
書き込み動作の場合と同様、代替セクタD(0)〜D
(9)のいずれかが使用されているときは、管理情報領
域1501の内容に従って、かかる代替セクタからの読
み出しが行われる。
【0053】次に、ECC制御部126が、このシリア
ルデータ中の主データおよびECCデータをフラッシュ
メモリインタフェース125から読み出して、データエ
ラーの発生の有無をチェックする(S414)。そし
て、データエラーのうちCORの発生が検出されたとき
は、そのエラーを訂正して、フラッシュメモリインタフ
ェース125に送る(S414)。一方、ECC制御部
126によってUNCが検出されたときは、マイクロC
PU131は、データがUNCであることを示すエラー
フラグをセットする(S414)。
【0054】続いて、上述のエラーチェック(S41
4)でデータエラーが検出されたか否かを判断する(S
415)。そして、データエラーの検出があった場合に
は、続いて、データエラー情報管理テーブル127の書
き換えを行う(S416)。ここで、このデータエラー
情報管理テーブル127の書き換えは、エラーが発生し
た各セクタのCOR発生回数またはUNC発生回数を、
「1」ずつ増加させることによって行う。
【0055】次に、マイクロCPU131が、このデー
タエラー情報管理テーブル127を用いて、各セクタの
COR発生回数およびUNC発生回数を所定のしきい値
(以下「データエラー発生回数しきい値」と称す)と比
較する。そして、COR発生回数またはUNC発生回数
の少なくとも一方がデータエラー発生回数しきい値を越
えたセクタは、劣化したと判断する(S417)。劣化
セクタが検出された場合には、従来の場合と同様にし
て、その後の書き込み動作で代替セクタを使用するため
の情報が管理情報領域1501(図15参照)に格納さ
れる(S418)。さらに、このようにして新たな劣化
セクタが検出された場合、マイクロCPU131は、こ
の劣化セクタが属するメモリ素子について、劣化セクタ
の総数を計数し、この計数値を所定のしきい値(以下
「セクタ数しきい値」と称す)と比較する。そして、劣
化セクタの総数がセクタ数しきい値を超えている場合に
は、かかるメモリ素子が劣化したと判断する(S41
9)。さらに、このようにして新たな劣化メモリ素子が
検出された場合には、マイクロCPU131は、上述の
ようにして、アドレス変換テーブル128の論理メモリ
番号を書き換える(S420)。
【0056】その後、データ転送制御部124の制御に
より、フラッシュメモリインタフェース125内のデー
タ(ECCによる訂正がある場合は訂正後のデータ)
が、データバッファ123およびホストインタフェース
121を介して、半導体ディスク装置100の外部に出
力される(S421)。
【0057】なお、ECC制御部126によってUNC
が検出されたときにも、エラーデータがそのまま出力さ
れる。このとき、出力データが正常データであるのかエ
ラーデータであるのかの判断は、プログラムメモリ13
2のエラーフラグを外部から読み出すことによって行
う。
【0058】以上説明したように、この実施の形態に係
る半導体ディスク装置100によれば、データエラー情
報管理テーブル127に記憶された書き込み・読み出し
エラーの発生状況に基づいて各メモリ素子M(0)〜M
(9)ごとに劣化セクタの発生状況を正確に判断するこ
とができる。そして、アドレス変換テーブル128を用
いて、劣化セクタの発生数が多いメモリ素子の使用を中
止することとしたので、メモリ素子の故障によるデータ
の大量喪失を防止することが可能となる。
【0059】また、メモリ素子全体としての故障や半導
体ディスク装置全体としての故障の可能性を早期に予想
することができるので、予め書き込みデータのバックア
ップを取るといった対応策も可能となり、これによって
もデータの大量喪失を防止することができる。
【0060】なお、この実施の形態では、COR発生回
数またはUNC発生回数の少なくとも一方がデータエラ
ー発生回数しきい値を越えたセクタを劣化したと判断し
たが、他の判断方法を採ることも可能である。例えば、
COR発生回数とUNC発生回数とでデータエラー発生
回数しきい値を変えることとしたり、COR発生回数と
UNC発生回数との和がデータエラー発生回数しきい値
を越えたときに劣化したと判断することとしてもよい。
【0061】第2の実施の形態 次に、この発明の第2の実施の形態に係る半導体記憶装
置およびその制御方法について、フラッシュメモリを用
いた半導体ディスク装置を例にとって説明する。
【0062】この実施の形態に係る半導体ディスク装置
は、セクタが劣化したか否かの判断を、COR発生確率
およびUNC発生確率によって行う点で、上述の第1の
実施の形態と異なる。
【0063】なお、半導体ディスク装置100の全体構
成およびアドレス変換テーブル128の構成は、第1の
実施の形態の場合(図1および図3参照)と同様である
ので、説明を省略する。
【0064】図5は、この実施の形態に係るデータエラ
ー情報管理テーブル127の構成を示す概念図である。
同図に示したように、この実施の形態に係るデータエラ
ー情報管理テーブル127は、CORの発生回数および
UNCの発生回数に加えて書き込み回数および読み出し
回数を記憶することとした点で、上述の第1の実施の形
態の場合(図2参照)と異なる。
【0065】図6は、この実施の形態に係る半導体ディ
スク装置100の動作を説明するためのフローチャート
である。
【0066】まず、第1の実施の形態の場合(図4)と
同様、コマンド情報およびアドレス情報がホストインタ
フェース121およびマイクロCPUインタフェース1
22を介してマイクロCPU131に入力され(S40
1)、このマイクロCPU131がコマンド情報の内容
を解読する(S402)。
【0067】そして、このコマンド情報が書き込み命令
である場合には、マイクロCPU131は、第1の実施
の形態の場合と同様、主データの入力(S403)およ
び縮退運転要/否フラグのチェック(S404)を行
い、縮退運転要/否フラグが「要」となっている場合は
アドレス変換テーブル128を用いてメモリ番号を物理
メモリ番号に変換した後(S405)、アドレス情報、
コマンド情報および主データをフラッシュメモリインタ
フェースに送る(S406)。そして、ECC制御部1
26が主データを用いてECCデータを作成した後(S
407)、フラッシュメモリインタフェース125がシ
リアルデータ(図14参照)を作成し(S408)、こ
のシリアルデータを上述のアドレス情報に対応するセク
タ(このセクタが劣化しているときは所定の代替セク
タ)に書き込む(S409)。
【0068】ここで、この実施の形態では、シリアルデ
ータの書き込みが終了した後で、データエラー情報管理
テーブル127の書き換えを行う(S601)。すなわ
ち、書き込みを行ったセクタの「書き込み回数」を
「1」増加させる。
【0069】一方、ステップS402において、コマン
ド情報が読み出し命令である場合には、第1の実施の形
態の場合と同様にして、マイクロCPU131が縮退運
転要/否フラグの状態をチェックし(S410)、
「要」の場合にはメモリ番号を物理メモリ番号に変換し
た後(S411)、アドレス情報をフラッシュメモリイ
ンタフェース125に送る(S412)。そして、フラ
ッシュメモリインタフェース125がアドレス情報に対
応するセクタ(このセクタが劣化しているときは所定の
代替セクタ)からシリアルデータを読み出し(S41
3)、ECC制御部126によるデータエラーの検出お
よび訂正とマイクロCPU131によるエラーフラグの
セットとを行う(S414)。
【0070】このような読み出し動作に続いて、この実
施の形態では、データエラー情報管理テーブル127の
書き換えを行う(S602)。この書き換えでは、読み
出しを行ったセクタの「読み出し回数」をそれぞれ
「1」増加させるとともに、上述のエラーチェック(S
416)でエラーが検出されたセクタの「COR発生回
数」または「UNC発生回数」を「1」増加させる。
【0071】次に、この実施の形態では、マイクロCP
U131が、データエラー情報管理テーブル127を用
いて、セクタごとに、下式(1),(2)を用いて、C
OR発生確率およびUNC発生確率を算出する(S60
3)。
【0072】
【数1】
【0073】
【数2】
【0074】そして、各セクタのCOR発生確率および
UNC発生確率を所定のしきい値(以下「データエラー
発生確率しきい値」と称す)と比較する。そして、CO
R発生確率またはUNC発生確率の少なくとも一方がデ
ータエラー発生確率しきい値を越えたセクタは、劣化し
たと判断する(S604)。劣化セクタが検出された場
合には、第1の実施の形態の場合と同様にして、その後
の書き込み動作で代替セクタを使用するための情報を管
理情報領域1501(図15参照)に格納し(S41
8)、この劣化セクタが属するメモリ素子における劣化
セクタの総数を計数してセクタ数しきい値と比較し、さ
らに、劣化セクタの総数がセクタ数しきい値を超えてい
る場合にはメモリ素子が劣化したと判断して(S41
9)アドレス変換テーブル128の論理メモリ番号を書
き換える(S420)。
【0075】その後、第1の実施の形態の場合と同様、
フラッシュメモリインタフェース125内のデータ(E
CCによる訂正がある場合は訂正後のデータ)が、デー
タバッファ123およびホストインタフェース121を
介して、半導体ディスク装置100の外部に出力される
(S421)。
【0076】このように、この実施の形態では、セクタ
が劣化したか否かの判断を、COR発生確率およびUN
C発生確率によって行うこととした。従って、例えば他
のセクタに比べてデータエラーの発生回数は少ないが書
き込み回数や読み出し回数も少ないようなセクタについ
ても劣化したか否かの判断を行うことができるので、劣
化セクタの発生状況を、より正確に判断することができ
る。
【0077】また、アドレス変換テーブル128を用い
て劣化セクタの発生数が多いメモリ素子を使用しないよ
うにできる点や、メモリ素子全体としての故障や半導体
ディスク装置全体としての故障の可能性を早期に予想す
ることができる点は、上述の第1の実施の形態と同様で
ある。
【0078】なお、この実施の形態では、COR発生回
数またはUNC発生回数の少なくとも一方がデータエラ
ー発生確率しきい値を越えたセクタを劣化したと判断し
たが、他の判断方法を採ることも可能である。例えば、
COR発生確率とUNC発生確率とでデータエラー発生
確率しきい値を変えることとしたり、CORとUNCと
を区別することなくデータエラー発生確率を算出するこ
ととしてもよい。
【0079】第3の実施の形態 次に、この発明の第3の実施の形態に係る半導体記憶装
置およびその制御方法について、この発明をフラッシュ
メモリを用いた半導体ディスク装置を例にとって説明す
る。
【0080】この実施の形態に係る半導体ディスク装置
は、セクタが劣化したか否かの判断を、所定の書き込み
・読み出し回数(例えば1万回)ごとのエラー発生回数
(COR或いはUNC)によって行う点で、上述の各実
施の形態と異なる。
【0081】なお、半導体ディスク装置100の全体構
成およびアドレス変換テーブル128の構成は、第1の
実施の形態の場合(図1および図3参照)と同様である
ので、説明を省略する。
【0082】図7は、この実施の形態に係るデータエラ
ー情報管理テーブル127の構成を示す概念図である。
同図に示したように、この実施の形態に係るデータエラ
ー情報管理テーブル127は、書き込み回数および読み
出し回数を記憶するとともに、CORの発生時回数およ
びUNCの発生時回数を記憶する。ここで、CORの発
生時回数とは、所定の書き込み・読み出し回数(ここで
は1万回とする)ごとのCORの発生回数をいう。すな
わち、書き込み回数と読み出し回数との和が1回目〜1
0000回目のときに発生したCORの数は、記憶領域
1 にセクタごとに記憶される。また、書き込み回数と
読み出し回数との和が10001回目〜20000回目
のときに発生したCORの数は、記憶領域C2 にセクタ
ごとに記憶される。同様に、UNCの発生時回数とは、
所定の書き込み・読み出し回数ごとのUNCの発生回数
をいい、書き込み・読み出し回数の10000回ごとに
記憶領域U1 〜Uh にそれぞれ記憶される。
【0083】図8は、この実施の形態に係る半導体ディ
スク装置100の動作を説明するためのフローチャート
である。
【0084】まず、上述の各実施の形態の場合(図4、
図6参照)と同様、コマンド情報およびアドレス情報が
ホストインタフェース121およびマイクロCPUイン
タフェース122を介してマイクロCPU131に入力
され(S401)、このマイクロCPU131がコマン
ド情報の内容を解読する(S402)。
【0085】そして、このコマンド情報が書き込み命令
である場合には、マイクロCPU131は、上述の各実
施の形態の場合と同様、主データの入力(S403)お
よび縮退運転要/否フラグのチェック(S404)を行
い、縮退運転要/否フラグが「要」となっている場合は
アドレス変換テーブル128を用いてメモリ番号を物理
メモリ番号に変換した後(S405)、アドレス情報、
コマンド情報および主データをフラッシュメモリインタ
フェースに送る(S406)。そして、ECC制御部1
26が主データを用いてECCデータを作成した後(S
407)、フラッシュメモリインタフェース125がシ
リアルデータ(図14参照)を作成し(S408)、こ
のシリアルデータを上述のアドレス情報に対応するセク
タ(このセクタが劣化しているときは所定の代替セク
タ)に書き込む(S409)。
【0086】さらに、第2の実施の形態の場合と同様に
して、シリアルデータの書き込みが終了した後で、デー
タエラー情報管理テーブル127の「書き込み回数」の
書き換えを行う(S601)。
【0087】一方、ステップS402において、コマン
ド情報が読み出し命令である場合には、第1の実施の形
態の場合と同様にして、マイクロCPU131が縮退運
転要/否フラグの状態をチェックし(S410)、
「要」の場合にはメモリ番号を物理メモリ番号に変換し
た後(S411)、アドレス情報をフラッシュメモリイ
ンタフェース125に送る(S412)。そして、フラ
ッシュメモリインタフェース125がアドレス情報に対
応するセクタ(このセクタが劣化しているときは所定の
代替セクタ)からシリアルデータを読み出し(S41
3)、ECC制御部126によるデータエラーの検出お
よび訂正とマイクロCPU131によるエラーフラグの
セットとを行う(S414)。
【0088】続いて、マイクロCPU131の制御によ
り、データエラー情報管理テーブル127の書き換えを
行う(S602)。この書き換えでは、まず、読み出し
を行ったセクタの「読み出し回数」を、それぞれ「1」
増加させる。そして、上述のエラーチェック(S41
4)でエラーが検出されたセクタの「COR発生時回
数」または「UNC発生時回数」の書き換えを行う(S
801)。上述したように、この書き換えでは、該当す
るセクタの書き込み回数と読み出し回数との和が1万回
以下ときは記憶領域C1 の記憶値を「1」増加させ、1
0001回以上20000回以下のときは記憶領域C2
の記憶値を「1」増加させる。
【0089】続いて、この実施の形態では、マイクロC
PU131が、このデータエラー情報管理テーブル12
7を用いて、CORの発生時回数およびUNCの発生時
回数を所定のしきい値(以下「データエラー発生時回数
しきい値」と称す)と比較する(S801)。そして、
COR発生時回数またはUNC発生時回数の少なくとも
一方がデータエラー発生時回数しきい値を越えたセクタ
は、劣化したと判断する(S802)。ここで、劣化セ
クタが検出された場合には、第1の実施の形態の場合と
同様にして、その後の書き込み動作で代替セクタを使用
するための情報を管理情報領域1501(図15参照)
に格納し(S418)、この劣化セクタが属するメモリ
素子における劣化セクタの総数を計数してセクタ数しき
い値と比較し、さらに、劣化セクタの総数がセクタ数し
きい値を超えている場合にはメモリ素子が劣化したと判
断して(S419)、アドレス変換テーブル128の論
理メモリ番号を書き換える(S420)。
【0090】その後、第1の実施の形態の場合と同様、
フラッシュメモリインタフェース125内のデータ(E
CCによる訂正がある場合は訂正後のデータ)が、デー
タバッファ123およびホストインタフェース121を
介して、半導体ディスク装置100の外部に出力される
(S421)。
【0091】このように、この実施の形態では、セクタ
が劣化したか否かの判断を、COR発生時回数およびU
NC発生時回数によって行うこととした。従って、メモ
リ素子M(0)〜M(9)として、書き込み・読み出し
の回数が一定数を超えた後にデータエラーの発生頻度が
急激に増加する特性を有するものが使用される場合に、
劣化セクタの発生状況を正確に判断することができる。
【0092】また、アドレス変換テーブル128を用い
て劣化セクタの発生数が多いメモリ素子を使用しないよ
うにできる点や、メモリ素子全体としての故障や半導体
ディスク装置全体としての故障の可能性を早期に予想す
ることができる点は、上述の第1の実施の形態と同様で
ある。
【0093】なお、この実施の形態では、COR発生時
回数またはUNC発生時回数の少なくとも一方がデータ
エラー発生時回数しきい値を越えたセクタを劣化したと
判断したが、他の判断方法を採ることも可能である。例
えば、COR発生時回数とUNC発生時回数とでデータ
エラー発生時回数しきい値を変えることとしたり、CO
R発生時回数およびUNC発生時回数がともにデータエ
ラー発生時回数しきい値を越えたときに劣化したと判断
することとしてもよい。
【0094】また、COR、UNCの発生時回数に代え
て、これらのデータエラーの連続発生回数によってセク
タの劣化を判断することとしてもよい。このような判断
方法によっても、書き込み・読み出しの回数が一定数を
超えた後にデータエラーの発生頻度が急激に増加する特
性のメモリ素子M(0)〜M(9)が使用される場合
に、劣化セクタの発生状況を正確に判断することができ
る。このような判断方法は、上述の第1の実施の形態で
使用したデータエラー情報管理テーブル127(図2参
照)の発生回数に代えて連続発生回数を記憶するものを
使用し、第1の実施の形態の場合とほぼ同様の制御(図
4参照)を行うことにより、実現することができる。
【0095】第4の実施の形態 次に、この発明の第4の実施の形態に係る半導体記憶装
置およびその制御方法について、フラッシュメモリを用
いた半導体ディスク装置を例にとって説明する。
【0096】この実施の形態に係る半導体ディスク装置
は、メモリ素子が劣化した場合に、かかる劣化メモリ素
子の各セクタに代えて他のメモリ素子の代替セクタを使
用することとした点が、上述の第1の実施の形態と異な
る。
【0097】なお、半導体ディスク装置100の全体構
成およびデータエラー情報管理テーブル127の構成
は、第1の実施の形態の場合(図1および図2参照)と
同様であるので、説明を省略する。
【0098】図9は、各メモリ素子M(0)〜M(9)
内のセクタ構成を示す概念図である。同図(A)に示し
たように、各メモリ素子M(0)〜M(9)は、m+1
個のセクタS(0)〜S(m)と、n+1個の代替セク
タD(0)〜D(n)と、管理情報領域901とを備え
ている。後述するように、劣化メモリ素子が無い場合
は、各メモリ素子M(0)〜M(9)の代替セクタD
(0)〜D(n)は、すべて、当該メモリ素子内に設け
られたセクタS(0)〜S(m)の代替に使用される
(図9(A)参照)。一方、劣化メモリ素子が存在する
場合(すなわち縮退運転時)には、劣化していないメモ
リ素子の代替セクタD(0)〜D(n)は、一部がその
メモリ素子用の代替に使用され、他は劣化メモリ素子用
の代替に使用される(図9(B)参照)。図9(B)に
示した例では、劣化していないメモリ素子に設けられた
代替セクタの内、x個の代替セクタD(0)〜D(x−
1)はそのメモリ素子用の代替に使用され、他の代替セ
クタD(x)〜D(n)は劣化メモリ素子用の代替に使
用される。なお、管理情報領域901には、そのメモリ
素子内で発生した劣化セクタの代替に使用される代替セ
クタD(0)〜D(x−1)についての情報のみが記憶
され、他の劣化メモリ素子の代替に使用される代替セク
タD(x)〜D(n)の情報は記憶されない。
【0099】図10は、この実施の形態に係るアドレス
変換の原理を説明するための概念図である。同図に示し
たように、このアドレス変換テーブル128は、例え
ば、メモリ素子M(j)(すなわち物理メモリ番号が
「j」のメモリ素子)が使用されなくなった場合には、
他の各メモリ素子M(0)〜M(j−1),M(j+
1)〜M(9)内の代替セクタが割り振られる。すなわ
ち、メモリ素子M(j)内に設けられたセクタS(0)
〜S(g)に代えてメモリ素子M(0)の代替セクタD
(x)〜D(x+g)を使用し、メモリ素子M(j)内
に設けられたセクタS(g+1)〜S(2g)に代えて
メモリ素子M(1)の代替セクタD(x)〜D(x+
g)を使用し、以下同様にして各メモリ素子M(2)〜
M(j−1),M(j+1)〜M(9)の代替セクタを
任意の個数ずつ割り当てる。なお、劣化メモリ素子が増
加した場合には、残りの各メモリ素子の代替セクタがさ
らに割り振られる。
【0100】図11は、この実施の形態に係る半導体デ
ィスク装置100の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【0101】まず、第1の実施の形態の場合(図4)と
同様、コマンド情報およびアドレス情報がホストインタ
フェース121およびマイクロCPUインタフェース1
22を介してマイクロCPU131に入力され(S40
1)、このマイクロCPU131がコマンド情報の内容
を解読する(S402)。
【0102】そして、このコマンド情報が書き込み命令
である場合には、マイクロCPU131は、上述の各実
施の形態の場合と同様、主データの入力(S403)お
よび縮退運転要/否フラグのチェック(S404)を行
い、縮退運転要/否フラグが「要」となっている場合は
アドレス変換テーブル128を用いてメモリ番号を物理
メモリ番号に変換した後(S405)、アドレス情報、
コマンド情報および主データをフラッシュメモリインタ
フェースに送る(S406)。そして、ECC制御部1
26が主データを用いてECCデータを作成した後で
(S407)、フラッシュメモリインタフェース125
がシリアルデータ(図14参照)を作成し(S40
8)、このシリアルデータを上述のアドレス情報に対応
するセクタ(このセクタが劣化しているときは所定の代
替セクタ)に書き込む(S409)。
【0103】一方、ステップS402において、コマン
ド情報が読み出し命令である場合には、第1の実施の形
態の場合と同様にして、マイクロCPU131が縮退運
転要/否フラグの状態をチェックする(S410)。そ
して、この縮退要/否フラグが「要」の場合には、上述
のアドレス情報をアドレス変換テーブル128に送り、
図10に示したようなアドレス情報の変換を行う(S1
101)。すなわち、図10に示したように劣化メモリ
素子をM(j)とすると、アドレス情報中のメモリ番号
が「0」〜「j−1」および「j+1」〜「9」の場合
は変換の前後でアドレス情報値は同一となり、また、ア
ドレス情報中のメモリ番号が「j」の場合は図10に示
したようにしてメモリ番号およびセクタ番号の書き換え
が行われる。
【0104】続いて、変換後のアドレス情報が、フラッ
シュメモリインタフェース125に送られる(S41
2)。そして、フラッシュメモリインタフェース125
がアドレス情報に対応するセクタ(このセクタが劣化し
ているときは所定の代替セクタ)からシリアルデータを
読み出し(S413)、ECC制御部126によるデー
タエラーの検出および訂正とマイクロCPU131によ
るエラーフラグのセットとを行う(S414)。
【0105】続いて、上述のエラーチェック(S41
4)でデータエラーが検出されたか否かを判断し(S4
15)、データエラーの検出があった場合には上述の第
1の実施の形態の場合と同様にしてデータエラー情報管
理テーブル127の書き換えを行う(S416)。そし
て、第1の実施の形態の場合と同様にして、CORの発
生回数およびUNCの発生回数をデータエラー発生回数
しきい値と比較することによって劣化したか否かを判断
し(S417)、劣化セクタが検出された場合には管理
情報領域901の情報を書き換える(S418)。さら
に、第1の実施の形態の場合と同様にして、この劣化セ
クタが属するメモリ素子が劣化したか否かを判断し(S
419)、メモリ素子が劣化した場合はアドレス変換テ
ーブル128の情報を書き換える(S420)。
【0106】その後、第1の実施の形態の場合と同様、
フラッシュメモリインタフェース125内のデータ(E
CCによる訂正がある場合は訂正後のデータ)が、デー
タバッファ123およびホストインタフェース121を
介して、半導体ディスク装置100の外部に出力される
(S421)。
【0107】このように、この実施の形態では、劣化メ
モリ素子が発生した場合には、他のメモリ素子の代替セ
クタを用いてシリアルデータの記憶を行うこととした。
このため、この実施の形態によれば、劣化メモリ素子が
発生した場合にフラッシュメモリ部110の記憶容量の
低減を抑制することができる。
【0108】また、劣化セクタの発生状況を正確に判断
することができる点、アドレス変換テーブル128を用
いて劣化セクタの発生数が多いメモリ素子を使用しない
ようにできる点、メモリ素子全体としての故障や半導体
ディスク装置全体としての故障の可能性を早期に予想す
ることができる点は、上述の各実施の形態と同様であ
る。
【0109】なお、この実施の形態では、上述の第1の
実施の形態と同様、CORまたはUNCの発生回数をデ
ータエラー発生回数しきい値と比較することによってセ
クタの劣化を判断することとしたが、CORまたはUN
Cの発生確率とデータエラー発生確率しきい値との比較
(すなわち第2の実施の形態と同じ方法)や、CORま
たはUNCの発生時回数とデータエラー発生時回数しき
い値との比較(すなわち第3の実施の形態と同じ方法)
によってセクタの劣化を判断することとしてもよい。
【0110】また、以上説明した実施の形態では、それ
ぞれ、セクタの劣化を1種類の方法で判断したが、複数
種類の判断方法を組み合わせることとしてもよい。例え
ば、データエラー発生確率しきい値を用いた判断とデー
タエラー発生時回数しきい値を用いた判断とを両方行う
こととし、一方のデータエラー発生確率またはデータエ
ラー発生時回数の一方或いは両方がしきい値を超えた場
合に、劣化セクタであると判断することとしてもよい。
【0111】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明に
よれば、劣化が問題となるメモリ素子を使用した半導体
記憶装置の信頼性を向上させることができ且つ寿命を長
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る半導体記憶装置の構成
を概略的に示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態におけるデータエラー情報管
理テーブルの構成を示す概念図である。
【図3】第1の実施の形態におけるアドレス変換テーブ
ルの構成を示す概念図である。
【図4】第1の実施の形態に係る半導体記憶装置の動作
を説明するためのフローチャートである。
【図5】第2の実施の形態に係るデータエラー情報管理
テーブルの構成を示す概念図である。
【図6】第2の実施の形態に係る半導体記憶装置の動作
を説明するためのフローチャートである。
【図7】第3の実施の形態におけるデータエラー情報管
理テーブルの構成を示す概念図である。
【図8】第3の実施の形態に係る半導体記憶装置の動作
を説明するためのフローチャートである。
【図9】第4の実施の形態における各メモリ素子のセク
タ構成を示す概念図である。
【図10】第4の実施の形態に係るアドレス変換の原理
を説明するための概念図である。
【図11】第4の実施の形態に係る半導体記憶装置の動
作を説明するためのフローチャートである。
【図12】従来の半導体記憶装置の一構成例を概念的に
示すブロック図である。
【図13】従来の半導体記憶装置の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図14】従来の半導体記憶装置におけるフラッシュメ
モリインタフェース内で作成されるシリアルデータの構
成を示す概念図である。
【図15】従来の半導体記憶装置のフラッシュメモリ部
に設けられた各メモリ素子内のセクタ構成を示す概念図
である。
【符号の説明】
100 半導体ディスク装置 110 フラッシュメモリ部 120 ディスクコントローラ部 121 ホストインタフェース 122 マイクロCPUインタフェース 123 データバッファ 124 データ転送制御部 125 フラッシュメモリインタフェース 126 ECC制御部 127 データエラー情報管理テーブル 128 アドレス変換テーブル 130 マイクロコントローラ部 131 マイクロCPU 132 プログラムメモリ

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常セクタ或いは予備セクタとして使用
    される複数個のセクタを有するメモリ素子を複数個備え
    た記憶部と、外部から入力されたアドレス情報に基づい
    て前記メモリ素子に対するデータの書き込み・読み出し
    を行う制御部とを具備する半導体記憶装置において、 前記メモリ素子の書き込み・読み出しエラーの発生状況
    を記憶するデータエラー情報管理テーブルと、 このデータエラー情報管理テーブルに記憶された前記書
    き込み・読み出しエラーの発生状況に基づいて前記メモ
    リ素子の劣化を検出する劣化検出部と、 この劣化検出部によって劣化が検出された前記メモリ素
    子が使用されないように、前記アドレス情報を変換する
    アドレス変換テーブルと、 を備えたことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記データエラー情報管理テーブルが、
    前記書き込み・読み出しエラーの発生状況として、訂正
    可能な書き込み・読み出しエラーまたは訂正不可能な書
    き込み・読み出しエラーの少なくとも一方を用いた所定
    の演算処理の演算結果を記憶することを特徴とする請求
    項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記データエラー情報管理テーブルが、
    前記書き込み・読み出しエラーの発生状況として、訂正
    可能な書き込み・読み出しエラーの発生回数または訂正
    不可能な書き込み・読み出しエラーの発生回数の少なく
    とも一方を前記セクタごとに記憶することを特徴とする
    請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記データエラー情報管理テーブルが、
    前記書き込み・読み出しエラーの発生状況として、訂正
    可能な書き込み・読み出しエラーの発生回数または訂正
    不可能な書き込み・読み出しエラーの発生回数の少なく
    とも一方と書き込み回数および読み出し回数とを前記セ
    クタごとに記憶することを特徴とする請求項2に記載の
    半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記データエラー情報管理テーブルが、
    前記書き込み・読み出しエラーの発生状況として、所定
    回数の書き込み・読み出し動作ごとに発生した訂正可能
    な書き込み・読み出しエラーの回数または訂正不可能な
    書き込み・読み出しエラーの回数の少なくとも一方を前
    記セクタごとに記憶することを特徴とする請求項2に記
    載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記データエラー情報管理テーブルが、
    前記書き込み・読み出しエラーの発生状況として、訂正
    可能な書き込み・読み出しエラーが連続して発生した回
    数または訂正不可能な書き込み・読み出しエラーが連続
    して発生した回数の少なくとも一方を前記セクタごとに
    記憶することを特徴とする請求項2に記載の半導体記憶
    装置。
  7. 【請求項7】 前記劣化検出部が、前記発生状況として
    の前記演算結果が第1のしきい値を越えた前記セクタを
    劣化セクタであると判断し、且つ、この劣化セクタの個
    数が第2のしきい値を越えた前記メモリ素子を劣化メモ
    リ素子であると判断することを特徴とする請求項2〜6
    のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記アドレス変換テーブルが、前記劣化
    検出部によって劣化メモリ素子が検出された後のデータ
    の書き込み・読み出しにおいてこの劣化メモリ素子が指
    定されず且つ劣化が検出されていない前記メモリ素子が
    連続したアドレスで指定されるように、前記アドレス情
    報を変換することを特徴とする請求項1〜7のいずれか
    に記載の半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記アドレス変換テーブルが、前記劣化
    検出部によって劣化メモリ素子が検出された後のデータ
    の書き込み・読み出しにおいてこの劣化メモリ素子内の
    それぞれの前記セクタに代えて他の前記メモリ素子内の
    前記予備セクタが使用されるように、前記アドレス情報
    を変換することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに
    記載の半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 前記メモリ素子がフラッシュメモリで
    あり且つ前記半導体記憶装置が半導体ディスク装置であ
    ることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の半
    導体記憶装置。
  11. 【請求項11】 通常セクタ或いは予備セクタとして使
    用される複数個のセクタを有するメモリ素子を複数個備
    えた記憶部と、外部から入力されたアドレス情報に基づ
    いて前記メモリ素子に対するデータの書き込み・読み出
    しを行う制御部とを具備する半導体記憶装置の制御方法
    において、 前記メモリ素子の書き込み・読み出しエラーの発生状況
    をデータエラー情報管理テーブルに記憶する第1のステ
    ップと、 この第1のステップで前記データエラー情報管理テーブ
    ルに記憶された前記書き込み・読み出しエラーの発生状
    況に基づいて、劣化検出部が前記メモリ素子の劣化を検
    出する第2のステップと、 この第2のステップで前記劣化検出部が劣化を検出した
    前記メモリ素子が使用されないように、アドレス変換テ
    ーブルで前記アドレス情報を変換する第3のステップ
    と、 を備えたことを特徴とする半導体記憶装置の制御方法。
  12. 【請求項12】 前記第1のステップが、訂正可能な書
    き込み・読み出しエラーまたは訂正不可能な書き込み・
    読み出しエラーの少なくとも一方を用いた所定の演算処
    理を行い、このときの演算結果を前記書き込み・読み出
    しエラーの発生状況として前記データエラー情報管理テ
    ーブルに記憶させるステップであることを特徴とする請
    求項11に記載の半導体記憶装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 前記第1のステップが、訂正可能な書
    き込み・読み出しエラーの発生回数または訂正不可能な
    書き込み・読み出しエラーの発生回数の少なくとも一方
    を前記セクタごとに演算し、このときの演算結果を前記
    書き込み・読み出しエラーの発生状況として前記データ
    エラー情報管理テーブルに記憶させるステップであるこ
    とを特徴とする請求項12に記載の半導体記憶装置の制
    御方法。
  14. 【請求項14】 前記第1のステップが、訂正可能な書
    き込み・読み出しエラーの発生回数または訂正不可能な
    書き込み・読み出しエラーの発生回数の少なくとも一方
    と書き込み回数および読み出し回数とを前記セクタごと
    に演算し、このときの演算結果を前記書き込み・読み出
    しエラーの発生状況として前記データエラー情報管理テ
    ーブルに記憶させるステップであることを特徴とする請
    求項12記載の半導体記憶装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 前記第1のステップが、所定回数の書
    き込み・読み出し動作ごとに発生した訂正可能な書き込
    み・読み出しエラーの回数または訂正不可能な書き込み
    ・読み出しエラーの回数の少なくとも一方を前記セクタ
    ごとに演算し、このときの演算結果を前記書き込み・読
    み出しエラーの発生状況として前記データエラー情報管
    理テーブルに記憶させるステップであることを特徴とす
    る請求項12に記載の半導体記憶装置の制御方法。
  16. 【請求項16】 前記第1のステップが、訂正可能な書
    き込み・読み出しエラーが連続して発生した回数または
    訂正不可能な書き込み・読み出しエラーが連続して発生
    した回数の少なくとも一方を前記セクタごとに演算し、
    このときの演算結果を前記書き込み・読み出しエラーの
    発生状況として前記データエラー情報管理テーブルに記
    憶させるステップであることを特徴とする請求項12に
    記載の半導体記憶装置の制御方法。
  17. 【請求項17】 前記第2のステップが、前記劣化検出
    部により、前記発生状況としての前記演算結果が第1の
    しきい値を越えた前記セクタを劣化セクタであると判断
    し、且つ、劣化セクタの個数が第2のしきい値を越えた
    前記メモリ素子を劣化メモリ素子であると判断するステ
    ップであることを特徴とする請求項12〜16のいずれ
    かに記載の半導体記憶装置の制御方法。
  18. 【請求項18】 前記第3のステップが、前記劣化検出
    部によって劣化メモリ素子が検出されたとき後のデータ
    の書き込み・読み出しにおいてこの劣化メモリ素子が指
    定されず且つ劣化が検出されていない前記メモリ素子が
    連続したアドレスで指定されるように、前記アドレス変
    換テーブルで前記アドレス情報を変換するステップであ
    ることを特徴とする請求項11〜17のいずれかに記載
    の半導体記憶装置の制御方法。
  19. 【請求項19】 前記第3のステップが、前記劣化検出
    部によって劣化メモリ素子が検出された後のデータの書
    き込み・読み出しにおいてこの劣化メモリ素子内のそれ
    ぞれの前記セクタに代えて他の前記メモリ素子内の前記
    予備セクタが使用されるように、前記アドレス変換テー
    ブルで前記アドレス情報を変換するステップであること
    を特徴とする請求項11〜17のいずれかに記載の半導
    体記憶装置の制御方法。
  20. 【請求項20】 前記メモリ素子がフラッシュメモリで
    あり且つ前記半導体記憶装置が半導体ディスク装置であ
    ることを特徴とする請求項11〜19のいずれかに記載
    の半導体記憶装置の制御方法。
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