JPH1152512A - 画像形成要素 - Google Patents

画像形成要素

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JPH1152512A
JPH1152512A JP10163467A JP16346798A JPH1152512A JP H1152512 A JPH1152512 A JP H1152512A JP 10163467 A JP10163467 A JP 10163467A JP 16346798 A JP16346798 A JP 16346798A JP H1152512 A JPH1152512 A JP H1152512A
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JP
Japan
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layer
coating
vinyl ether
layers
present
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JP10163467A
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English (en)
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Charles Chester Anderson
チェスター アンダーソン チャールズ
Yongcai Wang
ワン ヨンカイ
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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Publication date
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    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/76Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
    • G03C1/7614Cover layers; Backing layers; Base or auxiliary layers characterised by means for lubricating, for rendering anti-abrasive or for preventing adhesion
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有機溶剤から塗布でき、透明性、耐摩耗性、
摩擦係数、摩擦電気電荷、及び障壁特性のような、優れ
た物性及び化学特性を有する乾燥層を作成するコーティ
ング組成物を含んだ画像形成要素を提供する。 【解決手段】 本発明は、支持体、少なくとも一層の画
像形成層及び補助層を含んでなる画像形成要素である。
補助層は、有機溶剤中に溶解されたフルオロオレフィン
ビニルエーテルコポリマーのコーティング組成物を用意
し、当該支持体に当該コーティング組成物を塗布し、そ
して当該コーティング組成物を乾燥することによって作
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的に、例えば
写真要素のような画像形成要素に関し、特に、支持体、
画像形成層及び一層以上の疎水性補助層を含んでなる画
像形成要素に関する。具体的には、本発明は、優れた物
性及び化学特性を示す改善された疎水性補助層を有する
画像形成要素に関する。この疎水性補助層はフルオロオ
レフィンビニルエーテルコポリマーを含有し、有機溶剤
から塗布される。
【0002】
【従来の技術】本発明が関係する画像形成要素は、意図
する特定の用途に従って多種多様のタイプとなることが
できる。そのような要素には、例えば、写真要素、電子
写真要素、静電写真要素、フォトサーモグラフィ要素、
マイグレーション要素、エレクトロサーモグラフィ要
素、誘電記録要素、及び感熱色素転写画像形成要素が含
まれる。
【0003】画像形成層以外の画像形成要素の層を、一
般的に補助層という。例えば、下引き層、バッキング
層、オーバーコート層、受容層、ストリッピング層、帯
電防止層、透明磁性層等の多種多様の補助層が存在す
る。
【0004】画像形成要素の支持体材料は、例えば、ポ
リアクリレート、ポリメタクリレート、ポリスチレンの
ようなガラス質の疎水性ポリマー、もしくはセルロース
エステルを含んでなる補助層を用いることが多い。その
ような補助層の一つの典型的な用途は、摩耗、スクラッ
チ、ブロッキング及びフェロタイピングに対する耐性を
提供するバッキング層としてである。バッキング層を、
支持体材料に直接塗布するか、プライマー層もしくは
「下引き」層に塗布するか、又は帯電防止層、透明磁性
層等のような下にある層のオーバーコートとして塗布す
ることができる。
【0005】バッキング層が、帯電防止層のオーバーコ
ートである場合は、このバッキング層は、画像処理後の
フィルムの帯電防止特性を保護するために、フィルム処
理液による攻撃から帯電防止層を保護する必要がある。
例えば、米国特許第4,203,769号明細書には、
有機溶剤から塗布されたセルロース系材料層でオーバー
コートされた五酸化バナジウム含有帯電防止層が記載さ
れている。
【0006】静電荷をコントロールする問題点は写真の
技術分野ではよく知られている。静電荷が蓄積したり放
電されることにより、汚れ及び埃の吸引、モトルのよう
な塗膜欠陥、並びにスタチックマーク等の種々の問題を
起こす場合がある。静電荷の蓄積は、画像形成要素の導
電性と荷電特性に関連している。塩類、半導体金属酸化
物フィラー及びポリマー等の導電剤を、例えば、補助層
に導入することが、画像形成要素の導電性を高める手段
として、写真の技術分野では効果的に用いられている。
【0007】静電荷の蓄積は、画像形成要素の製造及び
使用時に、表面が摩擦され、分離する結果として画像形
成要素の表面に生成される摩擦電気の電荷をコントロー
ルすることによって減らすことができる。摩擦電気の電
荷発生をコントロールする手段としてフッ素含有界面活
性剤を画像形成要素の表面層に導入することは、例え
ば、米国特許第3,589,906号、同3,666,
478号、同3,884,609号、同3,888,6
78号、及び同4,330,618号明細書等に開示さ
れている。
【0008】欧州特許出願公開第0693709号に
は、少なくとも一種のフルオロポリマー及び少なくとも
一種のフルオロケミカル界面活性剤を組み合わせて含有
する少なくとも一層の親水性コロイド層を有する感光性
材料が記載されている。伝えられるところによると、そ
のような層は感光性材料の帯電防止特性を改善する。こ
の特許明細書では、典型的な組成物は、親水性コロイド
としてゼラチン、フルオロケミカル界面活性剤、及びフ
ルオロポリマーの水性分散体を含んでなる。そのような
親水性層は、障壁性能及び耐摩耗性が劣っており、有機
溶剤から塗布可能とならないと思われる。
【0009】最外層として補助層がはたらく場合(多く
は、バッキング層の場合)、この層の摩擦係数(CO
F)が低く、適当な移送特性を提供し、製造工程時もし
くはユーザーの使用時の機械的なダメージから画像形成
層を保護することが望ましい。画像形成要素を、ワック
スのような滑剤を含む層でコートすることによって、画
像形成要素を機械的なダメージから保護することが知ら
れている。しかし、耐摩耗性ポリマー及び滑剤の両方を
溶解し、環境及び健康的な見地から魅力のあるコーティ
ング媒体を見出すことは困難であるので、耐摩耗性ポリ
マー及び滑剤の両方を含んでなる有機媒体から塗布され
る単独層を用意することは困難であることが分かってい
た。
【0010】さらに、溶解された耐摩耗性ポリマーを含
有するコーティング組成物に加えることができる有機媒
体中で、ワックスのような滑剤の安定分散体を作成する
ことは困難である。従って、耐摩耗性であり且つ低摩擦
係数を有する、液体有機溶剤から塗布できるバッキング
層を形成するために、耐摩耗性ポリマーを含んでなる第
一層、そしてワックスのような滑剤を含んでなる第二層
である別個の層を塗布することが多い。これらの二つの
別個の層を塗布しなければならないとすると、製造時の
複雑さとコストが高まる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前述の先行技術文献
は、本発明のいくつかの態様に関連しているが、有機溶
剤から塗布される画像形成層の補助層を改善するのに必
要な、物理的要件、化学的要件、及び製造要件を全て同
時満足する点では不完全である。本発明は、有機溶剤か
ら塗布でき、透明性、耐摩耗性、摩擦係数、摩擦電気電
荷、及び障壁特性のような、優れた物性及び化学特性を
有する乾燥層を作成するコーティング組成物を提供す
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、支持体、少な
くとも一層の画像形成層及び補助層を含んでなる画像形
成要素である。補助層は、有機溶剤中に溶解されたフル
オロオレフィンビニルエーテルコポリマーのコーティン
グ組成物を用意し、当該支持体に当該コーティング組成
物を塗布し、そして当該コーティング組成物を乾燥する
ことによって作成する。また、本発明は、有機溶剤に溶
解されたフルオロオレフィンビニルエーテルコポリマー
を含んだ、画像形成要素に用いるためのコーティング組
成物も含む。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の画像形成要素は、意図す
る特定の用途によって多種多様のタイプとなることがで
きる。多種多様の画像形成要素の組成及び機能に関する
詳細は、米国特許第5,300,676号明細書に記載
されており、引用することにより本発明の内容とする。
【0014】写真要素は、種々のポリマーフィルム、
紙、ガラス、等からなるが、当該技術分野で周知のアセ
テート及びポリエステル支持体が好ましい。この支持体
の厚みは臨界では無い。0.05〜0.025mm(2
〜10ミル)の厚みの指示体を用いることができる。こ
れらの支持体は、一般的に、例えば、ポリエステル支持
体の場合は塩化ビニリデン/メチルアクリレート/イタ
コン酸三元ポリマーもしくは塩化ビニリデン/アクリロ
ニトリル/アクリル酸三元ポリマーから成る当該技術分
野で周知のアンダーコートもしくは下引き層を用いる。
【0015】本発明の補助層は、フルオロオレフィンビ
ニルエーテルコポリマーを含有し、有機溶剤から塗布さ
れる。フルオロポリマーは、多くの望ましい特性、例え
ば、低摩擦係数、耐薬品性及び耐汚染性、耐水性、並び
に熱安定性等を有する。しかし、一般的に、フルオロポ
リマー類は、有機溶剤中で溶解度が低く、高融点を有す
るので、有用なフィルムを形成するために、例えば30
0℃位の高温ベーキングを用いる必要がある。多くのフ
ルオロポリマーのこの不溶性及び高融点は、写真工業で
用いる製造プロセスと適合しない。従って、今まで、フ
ルオロポリマーを用いて画像形成要素の疎水性補助層を
作成することは非常に困難であった。
【0016】本発明のフルオロポリマー類は、フルオロ
オレフィンモノマー単位及びビニルエーテルモノマー単
位を含んでなるコポリマーである。フルオロオレフィン
−ビニルエーテルコポリマーは、さらに、少量の他の共
重合可能なモノマー成分、例えば、α−オレフィン類、
シクロオレフィン類及び不飽和カルボン酸等を含んでも
よい。
【0017】フルオロオレフィン−ビニルエーテルコポ
リマーは、分子中に、少なくとも一つのフッ素原子を有
し、好ましくは、オレフィンの水素原子が全てフッ素原
子及び他のハロゲン原子で置換されているパーハロオレ
フィン類を含み、特に好ましいものは、パーフルオロオ
レフィン類である。上述したフルオロオレフィン類の例
には、フルオロエチレン類及びフルオロプロペン類、そ
して、特にテトラフルオロエチレンが含まれる。また、
クロロトリフルオロエチレン、トリフルオロエチレン、
フッ化ビニリデン、ヘキサフルオロプロピレン、ペンタ
フルオロプロピレン等も含まれる。これらのフルオロオ
レフィン類を単独で用いても、混合して用いても、本発
明の態様に含まれる。
【0018】ビニルエーテルモノマーには、アルキル基
(シクロアルキルを含む)、アリール基、もしくはアリ
ールアルキル基又は類似の基とビニル基とのエーテル結
合を有する化合物が含まれる。これらの化合物の内、好
ましいものは、アルキルビニルエーテルであり、特に、
炭素数8未満、好ましくは炭素数2〜4のアルキル基と
ビニル基とのエーテル結合を有するものである。
【0019】上記のビニルエーテルの例には、アルキル
ビニルエーテル(例えば、エチルビニルエーテル、プロ
ピルビニルエーテル、イソプロピルビニルエーテル、ブ
チルビニルエーテル、t−ブチルビニルエーテル、ペン
チルビニルエーテル、ヘキシルビニルエーテル、イソヘ
キシルビニルエーテル、オクチルビニルエーテル、及び
4−メチル−1−ペンチルビニルエーテル);シクロア
ルキルビニルエーテル(例えば、シクロペンチルビニル
エーテル及びシクロヘキシルビニルエーテル);アリー
ルビニルエーテル(例えば、フェニルビニルエーテル、
o-、m-及びp−クロロトリルビニルエーテル);並びに
アリールアルキルビニルエーテル(例えば、ベンジルビ
ニルエーテル)が含まれる。これらのビニルエーテル類
を単独で用いても、混合して用いても、本発明の態様に
含まれる。
【0020】本発明のフルオロポリマーに官能基を導入
することが望ましい。適切な官能基には、例えば、ヒド
ロキシル、エポキシ、及びカルボキシル基が含まれる。
そのような官能基を追加すると、溶剤可溶性、基体への
接着、フィラー及び顔料の分散性に関して、本発明のフ
ルオロポリマー及びコーティング組成物を改変及び改善
し、架橋部位を提供することができる。
【0021】少量のヒドロキシル含有ビニルエーテル
(例えば、ヒドロキシブチルビニルエーテル、ヒドロキ
シブチルアリルエーテル、シクロヘキサンジオールビニ
ルエーテル)、もしくは他のヒドロキシル含有モノマー
(例えば、ヒドロキシルエチルメタクリレート)を用い
ることによって、ヒドロキシル基を本発明のフルオロポ
リマーに導入することができる。
【0022】フルオロポリマーの調製において、少量の
モノマー(例えば、グリシジルビニルエーテル)を用い
て、エポキシ基を導入することができる。少量のカルボ
ン酸含有モノマーを共重合することによって、本発明の
フルオロポリマーにカルボキシル基の導入を行うことが
できる。この目的に用いる不飽和カルボン酸含有モノマ
ーの例には、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、
フマル酸、イタコン酸、シトラコン酸、テトラヒドロフ
タル酸、マレイン酸無水物、無水シトラコン酸、モノメ
チルマレエート及びジメチルマレエートが含まれる。ま
た、コポリマーを改質することによって、例えば、コポ
リマーのヒドロキシル基もしくはエポキシ基を多塩基性
酸無水物(例えば、コハク酸無水物)と反応させること
によって、カルボキシル基を本発明のフルオロポリマー
に導入することもできる。
【0023】本発明のフルオロポリマーは、好ましく
は、非結晶性もしくは低結晶性である。通常、フルオロ
ポリマーは、X線回折で測定すると結晶度が0%であ
る。従って、本発明のフルオロポリマーは、透明度の高
い乾燥されたフィルムを形成する。
【0024】本発明のフルオロポリマーは、ガラス転移
温度(Tg)を有し、そのフルオロポリマーを含有する
補助層の用途に従って広範囲にかわることができる。好
ましくは、Tgは−40℃〜+80℃である。上述の本
発明のフルオロポリマーは、通常の温度で有機溶剤中
(例えば、ベンゼン、トルエン及びキシレンのような芳
香族炭化水素、アセトン及びメチルエチルケトンのよう
なケトン類、ジエチルエーテル及びジプロピルエーテル
のようなエステル類、エタノールのようなアルコール
類、並びにトリクロロメタン、ジクロロエタン及びクロ
ロベンゼンのようなハロゲン化炭化水素)で可溶性であ
る。
【0025】フリーラジカル開始剤の存在下で、前述の
モノマー類を共重合することによって、本発明のフルオ
ロポリマーを調製することができる。この共重合に有用
な開始剤は、種々の公知の開始剤であって、有機過酸化
物並びに有機過酸エステル類、例えば、過酸化ベンゾイ
ル、過酸化ジクロロベンゾイル、ジクミルペルオキシ
ド、ジ−t−ブチルペルオキシド、2,5−ジメチル−
2,5−ジ(ペル−オキシベンゾエート)ヘキシン−
3、1,4−ビス(t−ブチルペルオキシイソプロピ
ル)ベンゼン、ラウロイルペルオキシド、t−ブチルペ
ルアセテート、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブ
チルペルオキシ)ヘキシン−3、2,5−ジメチル−
2,5−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキサン、t−ブ
チルペルベンゾエート、t−ブチルペルフェニルアセテ
ート、t−ブチルペルイソブチレート、t−ブチル−ペ
ル−sec −オクトエート、t−ブチルペルピバレート、
クミルペルピバレート及びt−ブチルペルジエチルアセ
テート、並びにアゾ化合物、例えば、アゾビスイソブチ
ルニトリル及びジメチルアゾイソブチレートが含まれ
る。
【0026】これらの有機過酸化物の中で、好ましいも
のは、過酸化ジアルキル(例えば、ジクミルペルオキシ
ド、ジ−t−ブチルペルオキシド、2,5−ジメチル−
2,5−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキシン−3、
2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルペルオキ
シ)ヘキサン及び1,4−ビス(t−ブチルペルオキシ
イソプロピル)ベンゼンである。
【0027】本発明に有用な種々のフルオロオレフィン
−ビニルエーテルコポリマーは、商品名Lumiflon(商
標)、例えば、Lumiflon(商標)LF-200、LF-302、LF-4
00、LF-552、LF-601、LF-916、LF-9200 、LF-200F 、LF
-710F 、及びLF-810で、旭硝子(株)から市販されてい
る。
【0028】関連するフルオロポリマー類は、例えば、
米国特許第4,314,043号、同4,487,89
3号、同4,701,508号、同4,751,114
号、同4,897,457号、同4,910,276
号、同5,510,406号、及び同5,532,30
4号明細書に記載されている。画像形成要素におけるそ
れらの使用は開示されていない。フルオロオレフィン−
ビニルエーテルコポリマーを含有するラジオグラフィー
増感紙用保護フィルムが、米国特許第5,460,91
6号、同5,462,832号、同5,475,229
号、同5,482,813号、及び同5,576,16
0号明細書に記載されている。画像形成要素用に改善さ
れた補助層におけるそれらの実用性は開示されていな
い。
【0029】本発明の補助層は、他の適合する有機溶剤
可溶性ポリマー、例えば、アクリル樹脂、セルロース系
材料、及び米国特許第5,597,680号、及び同
5,597,681号明細書に記載されているような溶
剤分散性ポリマー粒子と組み合わせたフルオロオレフィ
ン−ビニルエーテルコポリマーを含んでなることができ
る。好ましくは、補助層は少なくとも10重量%のフル
オロオレフィン−ビニルエーテルコポリマーを含有す
る。
【0030】本発明に従う補助層組成物は、アルデヒド
類、エポキシ化合物、多官能性アジリジン類、ビニルス
ルホン類、メトキシアルキルメラミン類、トリアジン
類、ポリイソシアネート類、ジオキサン誘導体(例え
ば、ジヒドロキシジオキサン)、カルボジイミド類、等
を包含する適合する架橋剤を含有してもよい。架橋剤
は、フルオロオレフィン−ビニルエーテルコポリマーに
存在する官能基、及び/又はコーティング組成物に存在
する溶液ポリマーと反応することができる。
【0031】当該技術分野でよく知られている艶消し粒
子も本発明の補助層組成物において用いることができ、
そのような艶消し剤は、リサーチディスクロージャー N
o.308119、1989年12月発行、1008-1009 頁に記載されて
いる。ポリマー艶消し粒子を用いる場合、当該艶消し粒
子の塗布層への接着の改善を促進するために、このポリ
マーは、分子間架橋もしくは架橋剤との反応によってバ
インダーポリマーと共有結合を形成することができる反
応性官能基を有してもよい。適合する反応性官能基に
は、ヒドロキシル、カルボキシル、カルボジイミド、エ
ポキシド、アジリジン、ビニルスルホン、スルフィン
酸、活性メチレン、アミノ、アミド、アリル、等が含ま
れる。
【0032】本発明の補助層組成物に用いることができ
る他の追加の化合物には、界面活性剤、塗布助剤、無機
フィラー(例えば、非導電性金属酸化物粒子、導電性金
属酸化物粒子、カーボンブラック)、磁性粒子、顔料、
滑剤、色素、殺生剤、UV及び熱安定化剤、並びに画像
形成の技術分野で周知の他の添加物が含まれる。
【0033】本発明の補助層組成物を、最大20%の総
固形分を含有する溶剤コーティング調合物として、当該
技術分野で周知のコーティング方法によって塗布するこ
とができる。例えば、ホッパーコーティング、グラビア
コーティング、スキムパン/エアナイフコーティング、
スプレーコーティング、及び他の方法を用いて、非常に
満足のいく結果が得られる。このコーティングを最大1
50℃の温度で乾燥すると、20mg/m2 〜10g/
2 の乾燥塗膜重量を与える。
【0034】特に好ましい態様では、本発明の画像形成
要素は、写真要素、例えば、写真フィルム、写真ペーパ
ーもしくは写真ガラスプレートであり、その画像形成層
は輻射線感受性ハロゲン化銀乳剤層である。そのような
乳剤層は、典型的に、フィルム形成性親水性コロイドを
含んでなる。これらの内、最も一般的に用いられるもの
はゼラチンであり、本発明の用途ではゼラチンが特に好
ましい材料である。有用なゼラチンには、アルカリ処理
ゼラチン(家畜の骨もしくは皮ゼラチン)、酸処理ゼラ
チン(豚皮ゼラチン)及びゼラチン誘導体(例えば、ア
セチル化ゼラチン、フタル酸化ゼラチン、等)が含まれ
る。
【0035】単独もしくは、ゼラチンと組み合わせて用
いることができる他の親水性コロイドには、デキストラ
ン、アラビアゴム、ゼイン、カゼイン、ペクチン、コラ
ーゲン誘導体、コロジオン、寒天、クズウコン、アルブ
ミン、等が含まれる。さらに、有用な他の親水性コロイ
ドは、水溶性ポリビニル化合物、例えば、ポリビニルア
ルコール、ポリアクリルアミド、ポリ(ビニルピロリド
ン)、等が含まれる。
【0036】本発明の写真要素は、支持体上に感光性ハ
ロゲン化銀乳剤層を載せた簡単な黒白要素もしくは単色
要素、又はそれらは多層及び/もしくは多色要素となる
ことができる。本発明のカラー写真要素は、典型的に、
スペクトルの三原色の領域にそれぞれ感度を有する色素
画像生成単位を有する。各単位は、単一のハロゲン化銀
乳剤層もしくはスペクトルの所定の領域に感度を有する
複数乳剤層を含んでなることができる。本発明の写真要
素の層(画像形成単位の層を含む)を、当該技術分野で
周知の種々の順に配列することができる。
【0037】本発明に従う好ましい写真要素は、それと
組合わさるイエロー画像色素生成物質を有する少なくと
も一つの青感性ハロゲン化銀乳剤層、それと組合わさる
マゼンタ画像色素生成物質を有する少なくとも一つの緑
感性ハロゲン化銀乳剤層、及びそれと組合わさるシアン
画像色素生成物質を有する少なくとも一つの赤感性ハロ
ゲン化銀乳剤層を含んで成る。
【0038】乳剤層に追加して、本発明の写真要素は、
写真要素に一般的な補助層、例えば、オーバーコート
層、スペーサー層、フィルター層、中間層、ハレーショ
ン防止層、pH低下層(酸層及び中和化層ともいう)、
タイミング層、不透明反射層、不透明光吸収層等を含む
ことができる。支持体は写真要素に用いられる任意の適
合する支持体となることができる。典型的な支持体に
は、ポリマーフィルム、紙(ポリマーコート紙を含
む)、ガラス等である。本発明の支持体及び写真要素の
他の層に関する詳細は、リサーチディスクロージャー、
アイテム36544 、1994年9 月に記載されている。
【0039】本発明の写真要素に用いる感光性ハロゲン
化銀乳剤には、粗い、レギュラーもしくは微細な粒子の
ハロゲン化銀結晶又はそれらの混合物が含まれ、塩化
銀、臭化銀、臭ヨウ化銀、塩臭化銀、塩ヨウ化銀、塩臭
ヨウ化銀、及びそれらの混合物等のハロゲン化銀を含ん
でなることができる。乳剤は、例えば、平板状粒子感光
性ハロゲン化銀乳剤となることができる。これらの乳剤
はネガ型乳剤もしくは直接陽画乳剤となることができ
る。これらは、ハロゲン化銀粒子の主として表面、もし
くはハロゲン化銀粒子の内部に潜像を形成することがで
きる。これらを、通常の実施に従って化学増感及び分光
増感することができる。これらの乳剤は一般的にはゼラ
チン乳剤であるが、通常の実施に従って他の親水性コロ
イドを用いることもできる。ハロゲン化銀乳剤に関する
詳細は、リサーチディスクロージャー、アイテム36544
、1994年9 月、及びそこに引用された文献に含まれて
いる。
【0040】本発明に用いる写真用ハロゲン化銀乳剤
は、写真技術の分野で一般的な他の添加物を有すること
ができる。有用な添加物は、例えば、リサーチディスク
ロージャー、アイテム36544 、1994年9 月、に記載され
ている。有用な添加物には、分光増感色素、減感剤、カ
ブリ防止剤、マスキングカプラー、DIRカプラー、D
IR化合物、汚染防止剤、画像色素安定化剤、フィルタ
ー色素及びUV吸収剤等の吸収性材料、光散乱物質、塗
布助剤、可塑剤及び滑剤等が含まれる。
【0041】写真要素に用いる色素画像提供物質によっ
ては、それをハロゲン化銀乳剤層に組み込むか、もしく
はその乳剤層と組合わさる別の層に組み入れることがで
きる。色素画像提供物質は、当該技術分野で公知のいく
つかのもの、例えば、色素生成カプラー、漂白可能色
素、色素現像主薬及びレドックス色素放出剤となること
ができ、用いられる具体的なものは、写真要素の性質及
び所望する画像のタイプに依存する。
【0042】別々の溶液で処理するように設計された通
常のカラー材料に関して用いられる色素画像提供物質
は、好ましくは色素生成カプラー、即ち、被酸化現像主
薬と結合して色素を生成する化合物である。シアン色素
画像を生成する好ましいカプラーは、フェノール類及び
ナフトール類である。マゼンタ色素画像を生成する好ま
しいカプラーは、ピラゾロン類及びピラゾロトリアゾー
ル類である。イエロー色素画像を生成する好ましいカプ
ラーは、ベンゾイルアセトアニリド類及びピバリルアセ
トアニリド類である。
【0043】
【実施例】次の例を用いて本発明を具体的に説明する。
しかし、本発明はこれらの具体例に限定されるものでは
ない。例1及び比較サンプルA 次の例は、本発明のコーティング組成物が、フィルム処
理の前後での優れた摩擦特性(即ち、摩擦係数値が低
い)、低電荷特性、良好な耐摩耗性を備え、下にある帯
電防止層をフィルム処理溶液の攻撃から保護する透明フ
ィルムを提供することを示す。フルオロオレフィン−ビ
ニルエーテルコポリマーを含んでなるバッキング層コー
ティング組成物及びフィルムバッキング層として広く用
いられているポリメチルメタクリレートを含んでなる比
較組成物を、4%固形分を含有する80/20アセトン
/メタノール溶剤混合物から塗布した。
【0044】これらのコーティング組成物は、全て優れ
た溶液安定性を有し、予めAgドープ五酸化バナジウム
含有帯電防止層で被覆されたポリエステルフィルム支持
体上に塗布すると、透明な乾燥層を与えた。これらのバ
ッキング層は、乾燥被覆量1000mg/m2 で塗布さ
れた。
【0045】グラフィックアーツ(黒白)フィルムプロ
セッサーでの処理の前後で、この乾燥塗膜の摩擦係数
(COF)を、ANSI IT 9.4-1992に述べられている方法
を用いて測定した。グラフィックアーツフィルムプロセ
ッサーでのフィルム処理の前後で、相対湿度20%での
サンプルでの内部抵抗率(R. A. Elder の「Resistivit
y Measurements on Buried Conductive Layers」、EOS/
ESD Symposium Proceedings 、1990年9 月、251-254 頁
に記載する塩橋法を用いる)を比較して、帯電防止特性
の永続性を測定した。衝突電荷(Impact charge)を次の
試験によって測定した。35mm×12サンプル上のバ
ッキング層を、11mm径ステンレス鋼基準ヘッドと、
高圧短時間接触させて、基準ヘッドに発生した総電荷を
測定した。バッキング層の表面電荷は等しいが、基準ヘ
ッドの電荷とは反対の電荷である。バッキング層の表面
電荷をμC/cm2 で報告した。これらの塗膜の組成及
び結果を表Iに示す。
【0046】例2及び比較サンプルB 次の例は、本発明のフルオロポリマーを、米国特許第
5,597,680号明細書に記載されている溶剤分散
性ポリマー粒子のような他のポリマーと組み合わせて塗
布することができることを実証する。Lumiflon(商標)
LF-552、並びに架橋したポリメチルメタクリレートコア
及びポリメチルメタクリレート−コ−メタクリル酸シェ
ルを含む溶剤分散性ポリマー粒子の混合物を含んでなる
バッキング層組成物を、予めAgドープ五酸化バナジウ
ム含有帯電防止層で被覆された酢酸セルロース支持体上
に塗布した。バッキング層は、10重量%のLumiflon
(商標)LF-552(旭硝子株式会社)を含有しており、乾
燥被覆量800mg/m2 で塗布された。比較例サンプ
ルBは溶剤分散性ポリマー粒子のみを含んでなるバッキ
ング層を有した。摩擦係数、帯電防止特性の永続性、及
び耐摩耗性についてこれらの塗膜を試験した。耐摩耗性
はASTM D1044に記載されている方法に従って測定した。
結果を表IIに示す。
【0047】
【表1】
【0048】
【表2】
【0049】これらの結果は、溶剤分散性ポリマー粒子
を含有するバッキング層に、本発明のフルオロポリマー
を僅か10%程度混ぜると、このポリマー粒子の優れた
他の物性を維持しながら摩擦係数を低下させることを示
す。
【0050】例3 次の例は、本発明の補助層を、フルオロオレフィン−ビ
ニルエーテルコポリマーと導電性粒子を含んでなるコー
ティング組成物を用いて調製できることを実証する。Lu
miflon(商標)LF-552を25重量%及び米国特許第5,
368,995号明細書に記載されている導電性アンチ
モン酸亜鉛75重量%を含有するコーティングを、ポリ
エステル支持体上に塗布した。これらの層の乾燥被覆量
は1000mg/m2 であった。この層の摩擦係数は
0.35であり、2点プローブを用いて測定した表面抵
抗率は8.0×108 Ω/□であった。
【0051】本発明の他の好ましい態様を請求項との関
連において、次に記載する。 (態様1)前記フルオロオレフィンが、フルオロエチレ
ン、フルオロプロペン、フッ化ビニリデン、ヘキサフル
オロプロピレン、テトラフルオロエチレン及びペンタフ
ルオロプロピレンからなる群より選ばれる請求項1に記
載の画像形成要素。 (態様2)ビニルエーテルが、アルキルビニルエーテ
ル、シクロアルキルビニルエーテル、アリールビニルエ
ーテル及びアリールアルキルビニルエーテルからなる群
より選ばれる請求項1に記載の画像形成要素。
【0052】(態様3)前記フルオロオレフィン−ビニ
ルエーテルコポリマーが、さらに、ヒドロキシル官能
基、エポキシ官能基、もしくはカルボキシル官能基を含
んでなる請求項1に記載の画像形成要素。 (態様4)前記フルオロオレフィン−ビニルエーテルコ
ポリマーが結晶度0%である請求項1に記載の写真要
素。
【0053】(態様5)前記フルオロオレフィン−ビニ
ルエーテルコポリマーが、−40℃〜+80℃のガラス
転移温度を有する請求項1に記載の写真要素。 (態様6)前記コーティング組成物が、さらに、架橋
剤、艶消し粒子、界面活性剤、塗布助剤、無機フィラ
ー、磁性粒子、顔料、滑剤、色素、殺生剤、UV安定化
剤及び熱安定化剤を含んでなる請求項1に記載の画像形
成要素。
【0054】(態様7)前記少なくとも一層の画像形成
層がハロゲン化銀乳剤を含んでなる請求項1に記載の画
像形成要素。 (態様8)前記コーティング組成物の有機媒体が、芳香
族炭化水素、ケトン類、エステル類、アルコール類及び
ハロゲン化炭化水素からなる群より選ばれる請求項1に
記載の画像形成要素。
【0055】(態様9)有機媒体に溶解されたフルオロ
オレフィン−ビニルエーテルコポリマーを含んでなる、
画像形成要素に用いるコーティング組成物。 (態様10)前記フルオロオレフィンが、フルオロエチ
レン、フルオロプロペン、フッ化ビニリデン、ヘキサフ
ルオロプロピレン、テトラフルオロエチレン及びペンタ
フルオロプロピレンからなる群より選ばれる態様9に記
載のコーティング組成物。
【0056】(態様11)ビニルエーテルが、アルキル
ビニルエーテル、シクロアルキルビニルエーテル、アリ
ールビニルエーテル及びアリールアルキルビニルエーテ
ルからなる群より選ばれる態様9に記載のコーティング
組成物。 (態様12)前記有機媒体が、芳香族炭化水素、ケトン
類、エステル類、アルコール類及びハロゲン化炭化水素
からなる群より選ばれる態様9に記載のコーティング組
成物。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体、 少なくとも一層の画像形成層、及び有機溶剤中にフルオ
    ロオレフィンビニルエーテルコポリマーを含むコーティ
    ング組成物を用意し、当該支持体に当該コーティング組
    成物を塗布し、そして当該コーティング組成物を乾燥す
    ることを有する工程によって作成する補助層を含んでな
    る画像形成要素。
JP10163467A 1997-06-12 1998-06-11 画像形成要素 Pending JPH1152512A (ja)

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US08/873609 1997-06-12
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