JPH11514816A - アイドル抑圧およびそれに対する信号閾値の決定 - Google Patents

アイドル抑圧およびそれに対する信号閾値の決定

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Abstract

(57)【要約】 ファクシミリ伝送の両ステーションのアイドルまたはサイレント部分を抑圧するために圧縮技術が使用される。ファクシミリ伝送は、半二重プロトコルであるので、送信端末および受信端末でかなりのアイドル時間がある。本発明は、各ステーションに信号レベル閾値を供給し、それによって、閾値より大きい信号は送信が許され、閾値より小さい信号は送信が阻止される。その結果、より効率的なネットワーク・帯域幅の使用が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】発明の名称 アイドル抑圧およびそれに対する信号閾値の決定発明の技術分野 本発明は、ファクシミリまたはモデムのような端末を介した帯域幅有効利用半 二重データ伝送、およびセル・ベースのネットワークを介して帯域幅の効率的利 用を実現する半二重データ伝送システムおよび方法に関する。発明の背景 ファクシミリは、重要な書面情報を交換できることで知られている。初期のフ ァクシミリ標準、すなわちグループ1(1960)およびCCITTグループ2 (1976)は、端末間の伝送において1ページあたり5分または6分という比 較的遅い速度を規定し、この速度は共通であった。今日、これらの標準はほとん ど使われないが、下位互換性を維持するため現在でもサポートされている。現在 主に使われている標準はCCITTグループ3で、画質は向上し、伝送時間も6 秒/ページにまで短縮された。グループ1およびグループ2の標準は、トーン信 号を使って制御とハンドシェーキングを行い、グループ3はバイナリ・コード化 周波数シフト・キーイング(FSK)を使用する。 また、モデムは、公衆交換電話ネットワークを介してコンピュータなどを含む 端末間でデータを伝送するために広く使われている。 端末間のファクシミリ伝送は半二重であり、一度に送信できるのは2つの端末 のうち1つだけである。典型的なファクシミリ接続では、送信側の(発呼側)端 末は発呼信号(CNG)(1100Hz発呼トーン)を送り、受信側の(被呼側 )端末は受信信号(CED)信号(2100Hzの着信ステーション識別子)と 、462Hzのディジタル識別信号(DIS)で応答する。送信ディジタル・ コマンド信号(DCS)、トレーニング信号、受信確認(CFR)からなるハン ドシェーキングの後、発呼側のファクシミリはCCITT(ITU)T.4に従 って圧縮された最初のページの送信を開始する。この時、受信側のファクシミリ には何も応答しない。 マゼラン・パスポートのようなシステムでは、セル・ベースのマゼラン・パス ポート・ネットワークを通じて同期ディジタル・データ(音声と非音声)を伝送 する。「マゼラン」および「パスポート」はノーザン・テレコムの商標登録であ る。 パスポートではデータ音声成分を圧縮し帯域幅を節約するために、2つの技術 、すなわち、適応差分パルス符号変調(ADPCM)およびサイレント抑圧が使 われる。ADPCM圧縮は、データそのものではなく、連続データを見て、その 差分を符号化する。このようにして、サンプル・データを表わすビット数は1サ ンプルにつき、8から4、または3、2になる。他方、サイレント抑圧は会話の 特性とダイナミクスの知識を使って伝送の要件を減少させる。本発明の目的 従って、本発明の目的は、ファクシミリまたはモデムで作成されたデータに圧 縮技術を適用して、帯域幅を効率よく使うことにある。 さらに、本発明の目的は、質を落とさずに帯域幅を節約することも目的として いる。 さらに、本発明の目的は、送信側と受信側の両方のファクシミリ・ステーショ ンで最適な信号抑圧閾値を決定し、帯域幅を節約することも目的としている。発明の要約 本発明の第1の側面においては、公衆電話交換ネットワークを介して送信端末 と受信端末間で半二重データを伝送するシステムが供給される。本システムは、 送信端末に接続された送信スイッチング手段、受信端末に接続された受信スイッ チング手段、並びに公衆交換ネットワークを介してデータ信号を交換する送信ス イッチング手段および受信スイッチング手段を備える。送信スイッチング手段は 第1信号レベル検出手段を有し、第1のダイナミック閾値より大きいデータ信号 のみが送信スイッチング手段と受信スイッチング手段間で送信される。 本発明の好ましい実施の形態によれば、送受信端末は、ファクシミリまたはモ デムである。 本発明の第2の側面においては、本発明は、公衆交換電話ネットワークを介し た半二重、非音声データ伝送の帯域幅要件を削減する方法を提供する。この方法 は以下の手順から成り立つ。 (a)非音声データを、データ送信端末から、第1の信号レベル検出器を有す る第1の交換局に送信し、 (b)電話ネットワークを使って第1の交換ステーションから第2の信号レベ ル検出器を有する第2の交換ステーションへ非音声データを送信し、 (c)非音声データのダイナミック・レベルに基づいて各レベル検出器の信号 閾値レベルを決定し、 (d)データ信号レベルが既定の閾値レベルより高い場合だけ、各端末にデー タを送信するように交換局を設定する。 本発明のさらに他の側面においては、各レベル検出器の最適閾値レベルが決定 される。図面の簡単な説明 本発明は、添付の図面および次の説明から理解される。 図1は、既存の送信側ファクシミリ装置と受信側ファクシミリ装置の時間的な 関係を示す図である。 図2は、本発明の一実施の形態の音声データと非音声データを送受信するネッ トワークの一例を示すブロック図である。 図3Aおよび3Bは、本発明の一実施の形態の受信側の信号閾値レベルと送信 側の信号閾値レベルの相対的な関係を示す図である。発明の実施の形態 前述のように、ファクシミリ伝送は半二重であり、これは、図1に示される。 左側の垂直の時間バーは、送信側、すなわち発信側のファクシミリ端末で生じる イベントのシーケンスを示し、右側の垂直の時間バーはイベントに対応した受信 側、すなわち着信側のファクシミリの動作を示す。影をつけた領域は、ハンドシ ェーキング・プロトコル、ページ伝送、メッセージ確認などを示す。空白の領域 は、伝送がない時間、または関連のファクシミリ端末がサイレントまたはアイド ルである時間を示す。現在のプロトコルの下では、情報が伝送されていない時で も、セルはアイドル時間の間、ネットワークを介して伝送される。本発明はこれ らのアイドル時間の間、セルがバックボーンのデータ・ネットワークに送られる のを避け、それによって、帯域幅を大幅に節約しようとするものである。 前述の、音声伝送用のサイレント抑圧は、マゼラン・パスポート・アーキテク チャで既に知られている。マゼラン・パスポート・アーキテクチャは、音声伝送 システム内の信号を分析することによって、可変帯域幅の低減を実現している。 所定の閾値より小さい信号はサイレントと見なされ、サイレントを含むセルはネ ットワークに送られない。 パスポートにおいては、トーン検出器は、ファクシミリ伝送に関する2100 Hzのトーンから、非音声データが存在すると決定する。本発明では、DSPが トーン検出器によって検出された2100Hzのトーンを使って、ファクシミリ ・アイドル抑圧を可能にする。 図2は、ファクシミリ・アイドル抑圧を有するファクシミリ通信用の電話ネッ トワークの一実施の形態を示す。図2ら分かるように、ネットワークはファクシ ミリ端末14および16を含む。これらの端末はモデムであってもよい。ネット ワークには、各ファクシミリ端末に関するPBXまたはPABX18および20 も含まれる。アクセス・スイッチ22および24を使うと、PBXからバックボ ーンネットワーク26への接続が可能になる。図示されるように、ネットワーク 26は、複数のノード28を含んでもよい。図示されている実施の形態では、ア クセス・スイッチ22と24はマゼラン・パスポート・ユニットとすることもで きる。 ファクシミリ・アイドル抑圧機能およびトーン検出は、スイッチ22および2 4で実行され、PBXおよびアクセス・スイッチを含む1つのファクシミリ・ユ ニットが送信時に、すなわち、発信している時、相手のユニットは受信、すなわ ち、着信している。 前述のように、全体的な帯域幅の節約は、各ファクシミリ端末がアイドルかサ イレントモードになっている間に、帯域幅を抑圧することによって可能となる。 効率よく抑圧するために、受信側の端末と、送信側の端末の両方からの信号につ いて閾値レベルを設定することが必要である。好ましい実施例では、送信側端末 と受信側端末のそれぞれに閾値レベルを設定する。 本発明に従ってファクシミリ・アイドル抑圧を実行しても、ファクシミリの通 常の動作に影響を与えてはならない。つまり、抑圧の実行がファクシミリ・ステ ーションに対して透明であり、すべてのITU適合ファクシミリ装置に対して、 正しく機能しなければならない。 図3Aおよび3Bは、受信側端末と送信側端末のそれぞれに対する閾値を示す 。どちらの場合も、影のついた領域は、信号が設定閾値以上であり、信号が有効 なデータと見なされ、ネットワークを通じて相手側の端末に送られていることを 示す。影のついていない領域は信号が設定閾値以下で、データが有効でない、す な わち、サイレント期間のアイドル信号か、ハイブリッドおよび4線−2線変換の ために、エコーが帰っていることを示す。 ステーションが送信ファクシミリか受信ファクシミリかの決定は、アクセス・ スイッチ内のトーン検出器において行われる。トーン検出器は、本質的に、中心 周波数が約2100Hzのバンドパス・フィルタである。約2100Hzでエネ ルギが検出されると、そのステーションは受信側ステーションであり、それ以外 の場合は送信側ステーションである。 信号を通過させるかさせないかは、次の手順によって決まる。 (信号パワー >= 閾値)の場合、信号は送られる(有効なデータ) (信号パワー < 閾値)の場合、信号は送られないか、抑圧される(無効 データ) 送信側ファクシミリまたはステーションにおける閾値は、2100Hzの平均 信号パワーと、既存のITU基準からダイナミックに決定される。 送信側ファクシミリからの入力信号が、受信ファクシミリの2100Hz信号 レベルよりも大きい場合には、適度なエコーのリターンロス(ERL)があると 仮定すると、受信ファクシミリでのリターンロスは所定の受信閾値のほとんどの 時間抑圧される。エコーは、非常に小さなERL(2、3dBのオーダ)の場合 、または送信ファクシミリ信号レベルが非常に高くかつ受信ファクシミリ信号レ ベルが非常に低い場合には抑圧されない。 しかしながら、送信ファクシミリからの入力信号が、受信ファクシミリの21 00Hz信号レベル以下であり、適度なERLを有する場合、受信ファクシミリ 信号のみが、送信ファクシミリに送信される。 受信ファクシミリ(図3A)の閾値レベルは、以下の通りである 受信閾値 =2100 Hz 信号レベル −6 dBm この閾値(すなわち2100Hz信号レベルより6dBm低い)は、全ての受 信ファクシミリ信号は通過し(閾値より高い信号)、および全てのアイドル信号 (閾値より低い信号)は通過しないことを保証する。また、受信閾値より小さい エコーは全て抑圧される。ITU標準が伝送レベルに対し6dBm範囲を許容し ているので、6dBmレベルが選ばれる。このように、全てのITU標準に対し て、全ての有効な信号は、送信された2100Hz信号より6dBm少ないもの はない。受信ファクシミリからの有効なデータは常に上記の所定の受信閾値をパ スする。もし、エコーが最小限の許可された信号レベルより大きい場合、その信 号は送信されるが、これはまれである。この場合には、帯域幅を節減することは できないが、ファクシミリの処理が停止することはない。 送信局(図3B)での閾値は、−40dBmに固定される。この値は、ファク シミリ端末からの信号が−40dBmまで低くできるというITU勧告を反映す るように選ばれる。ITU−T勧告V.2およびITU−T勧告T.4から、平 均信号パワーは、約15dBmである。しかしながら、加入者間のネットワーク の損失があると、信号は−40dBm程度に低くできる。この閾値は、全ての送 信ファクシミリ信号が通過することを保証する。 前に図1で述べたように、典型的な半二重ファクシミリ伝送では、一方または 他の端末がサイレントまたはアイドルである時間がかなりを占める。表1は、本 発明のアイドル抑圧プロトコルを使用してファクシミリ伝送の潜在的な節約帯域 幅を示す。表1は、異なる送信ページについて表にしたものである。表1から明 らかなように、1ページの伝送に対して、送信ファクシミリの80%がデータで あり、20%がアイドル・データである。受信ファクシミリでは、83%がアイ ドルデータであり、17%がデータである。全節約率は、以下の通りである 103/200=51.5%. この結果から、ファクシミリ呼は、実際には、半二重であり、一方がデータ・ モードであり、他方はアイドルモードであることが分かる。このように、本発明 のファクシミリアイドル抑圧技術によって、帯域幅の約50%が節約になり、従 って、ファクシミリ伝送コストを約50%節約できる。 本発明の特別の実施の形態が示され記載されたが、多くの変更ができることは 明らかである。本発明の範囲は、請求項によってのみ限定される。 まとめると、ファクシミリ・アイドル抑圧(FIS)と呼ばれる本発明の圧縮 技術は、ファクシミリ呼を節約する可変帯域幅を供給する。この技術は、ファク シミリ信号の性質およびダイナミックスについての知識を使用して、伝送要求条 件を減らすことにある。ファクシミリ伝送は半二重であるので、接続の両側でア イドル(サイレント)部分を抑圧するこのプロトコルは、全帯域幅上の約50% を節約できる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年8月11日 【補正内容】 (明細書の差し替え頁 英文明細書第2〜第4頁、日本語明細書2〜第4頁) 以下の下線部分が34条補正の訂正部分です。詳しくは、請求範囲の補正に 伴って、「発明の要約」の部分のみが補正されました。 明細書 ドシェーキングの後、発呼側のファクシミリはCCITT(ITU)T.4に従 って圧縮された最初のページの送信を開始する。この時、受信側のファクシミリ には何も応答しない。 マゼラン・パスポートのようなシステムでは、セル・ベースのマゼラン・パス ポート・ネットワークを通じて同期ディジタル・データ(音声と非音声)を伝送 する。「マゼラン」および「パスポート」はノーザン・テレコムの商標登録である。 パスポートではデータ音声成分を圧縮し帯域幅を節約するために、2つの技術 、すなわち、適応差分パルス符号変調(ADPCM)およびサイレント抑圧が使 われる。ADPCM圧縮は、データそのものではなく、連続データを見て、その 差分を符号化する。このようにして、サンプル・データを表わすビット数は1サ ンプルにつき、8から4、または3、2になる。他方、サイレント抑圧は会話の 特性とダイナミクスの知識を使って伝送の要件を減少させる。 本発明の目的 従って、本発明の目的は、ファクシミリまたはモデムで作成されたデータに圧 縮技術を適用して、帯域幅を効率よく使うことにある。 さらに、本発明の目的は、質を落とさずに帯域幅を節約することも目的として いる。 さらに、本発明の目的は、送信側と受信側の両方のファクシミリ・ステーショ ンで最適な信号抑圧閾値を決定し、帯域幅を節約することも目的としている。発明の要約 従って、本発明の第1の側面によれば、本発明は、公衆電話交換ネットワーク を介して半二重データ伝送を行うためのアクセス・スイッチを提供する。このア クセス・スイッチは、公衆電話交換ネットワークを介して、データ端末で発生さ れたデータ信号を送信する送信手段と、データ端末がデータ送信端末またはデー タ受信端末であるか否かを検出するトーン検出手段と、第1および第2のダイナ ミック閾値レベルに関するデータ信号の信号レベルをモニタする信号レベル検出 手段とを備える。このアクセス・スイッチにおいては、データ端末が送信データ 端末であるときには、第1のダイナミック閾値より大きいデータ信号のみが送信 され、データ端末が受信データ端末であるときには、第2のダイナミック閾値よ り大きいデータ信号のみが公衆電話交換ネットワークを介して送信される。 本発明の第2の側面によれば、本発明は、公衆電話交換ネットワークを介して 半二重データ伝送の帯域幅を効果的に利用する方法を提供する。この方法は、デ ータ端末からのデータ信号を受信し、データ端末が送信データ端末である否かを 決定する。この方法においては、データ端末が送信データ端末であるときには、 第1のダイナミック閾値より大きい信号レベルを有するデータ信号のみを公衆電 話交換ネットワークを介して送信し、データ端末が受信データ端末であるときに は、前記第2のダイナミック閾値より大きい信号レベルのデータ信号のみを公衆 電話交換ネットワークを介して送信する。 図面の簡単な説明 本発明は、添付の図面および次の説明から理解される。 図1は、既存の送信側ファクシミリ装置と受信側ファクシミリ装置の時間的な 関係を示す図である。 図2は、本発明の一実施の形態の音声データと非音声データを送受信するネッ トワークの一例を示すブロック図である。 図3Aおよび3Bは、本発明の一実施の形態の受信側の信号閾値レベルと送信 側の信号閾値レベルの相対的な関係を示す図である。発明の実施の形態 前述のように、ファクシミリ伝送は半二重であり、これは、図1に示される。 左側の垂直の時間バーは、送信側、すなわち発信側のファクシミリ端末で生じる イベントのシーケンスを示し、右側の垂直の時間バーはイベントに対応した受信 側、すなわち着信側のファクシミリの動作を示す。影をつけた領域は、ハンドシ ェーキング・プロトコル、ページ伝送、メッセージ確認などを示す。空白の領域 は、伝送がない時間、または関連のファクシミリ端末がサイレントまたはアイド ルである時間を示す。現在のプロトコルの下では、情報が伝送されていない時で も、セルはアイドル時間の間、ネットワークを介して伝送される。本発明はこれ らのアイドル時間の間、セルがバックボーンのデータ・ネットワークに送られる のを避け、それによって、帯域幅を大幅に節約しようとするものである。 (請求の範囲の差し替え頁 英文明細書第10〜第11頁、日本語明細書第9頁〜第10頁) 以下の下線部分が34条補正の訂正部分です。詳しくは、すべての請求項が 補正されました。 請求の範囲1. 公衆電話交換ネットワーク(26)を介して半二重データ伝送を行うため のアクセス・スイッチ(22)において: 公衆電話交換ネットワーク(26)を介して、データ端末(14)で発生され たデータ信号を送信する送信手段と、 データ端末がデータ送信端末またはデータ受信端末であるか否かを検出するト ーン検出手段と、 第1および第2のダイナミック閾値レベルに関するデータ信号の信号レベルを モニタする信号レベル検出手段とを備え、 前記データ端末が送信データ端末であるときには、前記第1のダイナミック閾 値より大きいデータ信号のみが送信され、前記データ端末が受信データ端末であ るときには、前記第2のダイナミック閾値より大きいデータ信号のみが公衆電話 交換ネットワークを介して送信されることを特徴とする半二重データ伝送アクセ ス・スイッチ。 2. 請求項1記載のスイッチにおいて: 前記トーン検出手段は、所定の周波数でデータ信号の信号レベルを測定し、 前記信号レベル検出手段は、測定された信号レベルに応じて、第1および第2 のダイナミック閾値レベルをセットする閾値手段を有することを特徴とする半二 重データ伝送アクセス・スイッチ。 3. 請求項2記載のスイッチにおいて: 前記の所定の周波数は2100Hzであることを特徴とする半二重データ伝送 アクセス・スイッチ。 4. 請求項3記載のスイッチにおいて: 第2のデータ信号の測定レベルに応じて、リターン・エコーを抑圧するエコー 抑圧手段をさらに有することを特徴とする半二重データ伝送アクセス・スイッチ 5. 公衆電話交換ネットワーク(26)を介して半二重データ伝送の帯域幅を 効果的に利用する方法において: データ端末(14)からのデータ信号を受信し、 前記データ端末が送信データ端末であるときには、第1のダイナミック閾値よ り大きい信号レベルを有するデータ信号のみを公衆電話交換ネットワークを介し て送信し、 前記データ端末が受信データ端末であるときには、前記第2のダイナミック閾 値より大きい信号レベルのデータ信号のみを公衆電話交換ネットワークを介して 送信することを特徴とする半二重データ伝送の帯域幅を効果的に利用する方法。 6. 請求項5記載の方法において: もし、前記データ端末が送信データ端末または受信データ端末であるときには 、所定の周波数でデータ信号の信号レベルをモニタすることを特徴とする半二重 データ伝送の帯域幅を効果的に利用する方法。 7. 請求項6記載の方法において: 所定の周波数でデータ信号の信号レベルを測定し、 測定された信号レベルに応じて、第1および第2のダイナミック閾値レベルを セットすることを特徴とする半二重データ伝送の帯域幅を効果的に利用する方法 8. 請求項7記載の方法において: 前記の所定の周波数は、2100Hzであることを特徴とする半二重データ伝 送の帯域幅を効果的に利用する方法。 9. 請求項8記載のシステムにおいて: 測定された信号レベルに応じて、リターン・エコーを抑圧することを特徴とす る半二重データ伝送の帯域幅を効果的に利用する方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04Q 11/04 H04L 11/20 B

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 公衆電話交換ネットワークを介して送信端末と受信端末間で半二重データ を伝送するシステムにおいて: 送信端末に接続された送信スイッチング手段と、 受信端末に接続された受信スイッチング手段と、 公衆交換ネットワークを介してデータ信号を交換する送信スイッチング手段お よび受信スイッチング手段とを備え、 前記送信スイッチング手段は第1信号レベル検出手段を有し、 第1のダイナミック閾値より大きいデータ信号のみが送信スイッチング手段と 受信スイッチング手段間で送信されることを特徴とする半二重データ伝送システ ム。 2. 請求項1記載のシステムにおいて: 前記受信スイッチング手段は、第2の信号レベル検出手段を有し、 第2のダイナミック閾値より大きいデータ信号のみが受信スイッチング手段が ら送信スイッチング手段に送信されることを特徴とする半二重データ伝送システ ム。 3. 請求項2記載のシステムにおいて: 受信スイッチング手段は、所定の周波数において、データ信号を測定するトー ン検出器を有することを特徴とする半二重データ伝送システム。 4. 請求項3記載のシステムにおいて: 第2の信号レベル検出手段は、トーン検出器で測定したデータ信号に応じて、 第2のダイナミック閾値レベルをセットすることを特徴とする半二重データ伝送 システム。 5. 請求項1記載のシステムにおいて: 前記の所定の周波数は2100Hzであることを特徴とする半二重データ伝送 システム。 6. 公衆電話交換ネットワークを介して半二重データ伝送の帯域幅を効果的に 利用する方法において: データ送信端末から第1のダイナミック閾値レベルを有する第1のスイッチン グ・ステーションに データ信号を送信し; 第1のダイナミック閾値レベルより上にあるデータ信号のみを、公衆電話交換 ネットワークを介して、第2のスイッチング・ステーションに送信し; そのデータ信号をデータ受信端末に送信することを特徴とする半二重データ伝 送方法。 7. 請求項6記載の方法において: 第2のダイナミック閾値レベルより大きい信号レベルを有するデータ信号の みを、第2のスイッチング・ステーションから第1のスイッチング・ステーショ ンに送信することを特徴とする半二重データ伝送方法。 8. 請求項7記載の方法において: データ受信端末からデータ送信端末に送信されたデータを第2のスイッチング ・ステーションで検出し; データ受信端末からデータ送信端末に送信されたデータ信号の信号レベルを所 定の周波数で測定し; 測定された信号レベルに応じて、第2のダイナミック閾値レベルをセットする ことを特徴とする半二重データ伝送方法。 9. 請求項8記載のシステムにおいて: 前記の所定の周波数は、2100Hzであることを特徴とする半二重データ伝 送方法。
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