JPH11514409A - ボタンの糸軸巻き付け装置 - Google Patents

ボタンの糸軸巻き付け装置

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JPH11514409A JP9507489A JP50748997A JPH11514409A JP H11514409 A JPH11514409 A JP H11514409A JP 9507489 A JP9507489 A JP 9507489A JP 50748997 A JP50748997 A JP 50748997A JP H11514409 A JPH11514409 A JP H11514409A
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Abstract

(57)【要約】 衣服ボタンの糸軸周囲を機械的に巻き付くボタン糸軸巻き付け装置において従来の米国特許第5,082,151号に開示された固定式ボビンと回転式ワインディングベルを具備する構成の短所は、巻き付け用糸がボビンから解かれるときとワインディングベル駆動モータの中空軸を通じて回転するワインディングベルから巻き付け部に巻き付けられるときに巻き付け用糸が二重に絡まりながら引張られて部分的に塊になるので、糸の張力が低下され高速の回転速度を維持する巻き付け作業中に糸の切断によって巻き付け作業が頻繁に中断され、普通の裁縫糸は殆ど使用することかできないので巻き付け作業費が高く、大変に非能率的な短所があったのである。本発明のボタン糸軸巻き付け装置は、巻き付け用糸を供給するボビンを交換可能としながらも糸の巻き付け引張力に相応して糸の解け方向に自転することかできるように保持するボビン保持手段と、前記ボビン保持手段と同一の回転軸線上に固定的に装着されてボビンとともに同一の方向、同一の角速度に回転されながらもボビンから巻き付け用糸の伝達を受けてボタン糸軸に巻き付く糸巻き付け手段と、前記同一の回転軸上に固定的に装着されたボビン保持手段と糸巻き付け手段を支持部材に回転自由に軸受してモータの駆動力によって回転させる巻き付け回転手段とから構成することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 ボタンの糸軸巻き付け装置 発明の属する技術分野 本発明はボタンの糸軸周りに巻き付けるための装置に関し、より詳細には裁縫 糸によって物品である衣服にボタンの糸軸(シャンク部)周囲を巻き付け用糸に よって多少の引っ張り状態で巻き付くボタンの糸軸(シャンク部:shank:以下 、糸軸という)巻き付け装置に関するものである。 従来の技術 従来のボタンシャンク部巻き付け装置はその機械的な特性によって普通の合成 裁縫糸を使用することができなかった。 従来のボタン糸軸巻き付け装置の一例は米国特許第5,082,151号(以下、先発 明という)の内容中に開示されている。 前記先発明に開示された従来のボタン糸軸巻き付け装置の構成は、巻き付け用 糸のためのワインディングベル(巻き付け用ベル)、ワインディングベルから駆 動モータを離間させた状態の軸を備えるワインディングベル駆動モータと巻き付 け用糸がワインディングベルを通過する中空軸を具備したワインディングベル駆 動モータおよび巻き付け用糸の供給部を受容するマガジンで構成され、前記ワイ ンディングベル、中空軸を具備した駆動モータおよびマガジンが互に結合されて 手動式装置を形成するようにしたことを特徴としている。 このような従来の手動式装置によると、ボタン糸軸(シャンク部)のコイルに 巻き付け用糸の終端が確実に固定されながら固定式糸軸形巻き付け装置を使用す るときよりもっと経済的にボタンを裁縫する利点がある。とりわけ本装置は、マ ガジンがハンドル形に構成された場合に特別にコンパクトしながらも容易に取扱 うことができる長所をもつ。 ワインディングベル、駆動モータおよびマガジンを同軸状態に設置するとか、 マガジンをワインディングベルと駆動モータの共同軸線に直角に設置してマイタ ー歯車によってワインディングベルと間接的な駆動接続関係を形成することによ って、物品である衣服のボタン糸軸(シャンク部)周り巻き付け装置の構成全体 を大変コンパクト化させることができる。駆動モータにケーシングを被覆してハ ンドルとして使用するようにすることによってより実際的に装置の取扱を容易に すること等を特徴としている。 しかし、実際使用においては巻き付け作業時に次のような問題点をもっている 。 前記の従来発明である従来型の衣服ボタン糸軸(シャンク部)の巻き付け装置 を示す第3図に提示された第一実施例の手動式装置は、電気モータが中空シャフ ト軸を介してワインディングベルを駆動させ、弾性巻き付け用糸はマガジンに位 置した同軸上のボビンから引張られて中空軸を介してワインディングベルに渡さ れてワインディングベルの端部をへて、ワインディングベルの回転によりボタン 糸軸(シャンク部)の糸束周囲に巻き付けられるように構成されている。中空軸 と同軸上に設置された半円錐形ボビンに巻かれている巻き付け用糸は駆動モータ の中空軸に引張られるときにボビンの角部側に解けるので、糸が絡まれながら解 ける。 この糸は再び中空軸からワインディングベルの端部に連結される。ワインディ ングベルが回転することにより巻き付け用糸が再び絡まりながら引張られる。 このように巻き付け用糸をボビンから引張った後巻き付け作業をする過程で二 重に絡まりながら引張られると糸の張力が低下して高速の回転速度を維持する巻 き付け作業中に糸の切断が頻繁に発生するようになり、これに因って巻き付け作 業は頻繁に中断される。つまり任意の数量の衣服を継続的に処理しようとする巻 き付け装置の一般的な特性を阻害して作業の効率面から大変に非能率的であり、 非実用的な短所を有する。 特に糸が絡まった状態にボタン糸軸(シャンク部)に巻き付けられると巻き付 けられた糸の外周面は凹凸状となり、衣服の使用時にボタン孔において摩擦およ び摩耗がおき容易に切れる短所があったものである。 また、先発明の第4図に図示の第2実施例の他の例のように、ギヤケーシング 内に中空軸を回転可能に設置し、中空軸の終端はギヤケーシングから案内され、 一端にはワインディングベルが固定され他端には巻き付け用糸の供給部を受容す るマガジンを配置し、マガジンはギヤケーシングに固定されたボビンキャリアと 巻き付け用糸のための供給ボビンで構成され、このボビンは中空軸の軸線に対し て直角に位置してボビンキャリアに回転可能かつ交換可能に挿入されて、ボビン を離れた糸は中空軸、ワインディングベルの壁に形成されたスロットを介して最 終的に前記ベルの円周上に具備するリングを通過する。 この構成は、供給ボビンに巻かれている巻き付け用糸が解けて中空軸に引張ら れるときには供給ボビンが自転しながらボビンの側面側から糸が解けるので、一 次的な絡まり現象は解消される。しかし、中空軸を経た糸がワインディングベル の壁に形成されたスロットをへてワインディングベルの円周上に具備されたリン グを通過して引張られる糸は、ワインディングベルが回転することにより中空軸 を経てリングに供給される過程において絡まりながら、引っ張られるので、前記 第1実施例の装置に比べて絡まりの程度が減少されるが、絡まり現象は残存する ので第1実施例の装置がもつ短所と大同小異な短所をもっているものである。 発明の開示 本発明はボタンの糸軸周りに巻き付けるための装置に関し、より詳細には裁縫 糸によって物品である衣服にボタンの糸軸(シャンク部)周囲に巻き付け用糸が 多少の緊張状態で巻き付けられるボタンの糸軸(シャンク部)巻き付け装置に関 するものである。 本発明の目的は従来のボタン糸軸(シャンク部)巻き付け装置の短所である、 巻き付け用糸が巻き付け作業中に巻き付け装置によって絡まりと切断される現象 を解決することができるボタン糸軸(シャンク部)巻き付け装置を提供すること にある。 本発明のまた他の目的は前記一つの目的と関連してボタン糸軸(シャンク部) に巻き付く糸それ自体が絡まりなしに巻き付けられて糸巻き付け部の外周面の形 状を均一に形成することができるボタン糸軸巻き付け装置を提供することにある 。 本発明のまた他の目的は巻き付け用糸の絡まりを防止することによって伸び率 が低く廉価なポリエステルで製造されたD.T.Y(Draw textured yarn)や合 糸等の低い伸張の裁縫用糸などの通常の合成糸を巻き付け用糸に使用することが できるボタン糸軸(シャンク部)巻き付け装置を提供することにある。 前記の目的を達成すると考えられる本発明の構成は、ボタンシャンク部巻き付 け装置を形成することにおいて巻き付け用糸を供給するボビンを交換可能に糸の 巻き付きおよび引っ張り力に相応して糸の解け方向にその軸で回転することがで きるように支持するボビン保持手段と、前記ボビン支持手段に同一の回転軸線上 で固定的に装着されてボビンとともに同一の方向、同一の角速度で回転しながら ボビンから巻き付け用糸の伝達を受けてボタンシャンク部に巻き付く糸巻き付け 手段と、前記同一の回転軸上で固定的に装着されたボビン保持手段と糸巻き付け 手段を支持部に回転自由に軸受してモータの駆動力によって回転させる巻き付け 回転手段によって構成することを特徴とする。 このような本発明によると、ボビンから供給される巻き付け用糸をボタンシャ ンク部の周囲に巻き付けられるまでの供給過程において全く絡まりなしに前方向 に円滑に供給されて、巻き付け用糸の切断による巻き付け作業の中断現象を根本 的に防止して作業の効率と能率を大幅に向上させながら、ボタンシャンク部に巻 き付けられた部分の外周面が均一に形成することができ、巻き付け用糸を全く絡 まることなしに供給することができるので、供給される糸の張力を維持すること ができて、巻き付け用糸の材質を価格が高価な高伸張率の弾性重合体プラスチッ ク材料であるエラスチン(Elasthan)繊維等を使用しなくとも廉価な普通の裁縫 糸によっても糸の切断なしに巻き付け作業を能率的に遂行することができて大変 に低廉な費用で巻き付け作業を実施することができる長所をもつものである。 他の目的および利点は、後述の添付された図面の簡単な説明および本発明の最 適な実施例から明らかとなるであろう。 図面の簡単な説明 第1図は、本発明による1実施例のボタンの糸軸巻き付け装置の静止した状態 の斜視図。 第2図は、本発明による1実施例のボタンの糸軸巻き付け装置の断面図。 第3図は、第2図の3−3線に沿う断面図。 第4図は、第2図の4−4線に沿う断面図。 第5図は、本発明による他の実施例のボタンのシャンク部巻き付け装置の要部 構成断面図。 発明の実施の形態 第1図乃至第4図に図示されたように本発明によるボタンの糸軸を巻き付く一 例のボタン糸軸巻き付け装置100は、巻き付け用糸Kを供給するボビンBを交換 可能で糸の巻き付けおよび引張力に相応して糸の解ける方向に回転することがで きるように支持するボビン保持具と前記ボビン保持具に設置されたボビンBの側 方からボビンBに巻かれた糸を解く方向に誘導する糸解き誘導具を具備したボビ ン保持装置と、前記ボビン保持装置と同一の回転軸線上に固定的に装着されてボ ビンBとともに同一の方向、同一の角速度で回転されながらボビンBから巻き付 け用糸Kの伝達を受けてボタン糸軸に巻き付く糸巻き付け装置と、同一の回転軸 上に固定的に装着されたボビン保持装置と糸巻き付け装置を基台プレート136に 回転 自由に装着してモータの駆動力によって回転させる巻き付け回転装置とから構成 される。 前記ボビン保持装置は、外側端は糸巻き付け装置と一体に固定され内側端には ボビンBの一側端部を支持するボビン保持具113を具備した前方円板111と、この 前方円板111と数個の連結棒115、116、116aで連結保持され、後方保持部材132に 回転自由に装着された回転軸117の中央部を貫通し固定的に装着された後方円板1 12と、前記後方円板112の内側端から回転軸117の先端部にスプリング118によっ て弾力的に装着されてボビンBの他側端部を保持するボビン保持具114と、前記 ボビンBから巻き付け用糸Kを解く方向に誘導するために一側連結棒115の中間 部の外側に形成した糸誘導孔119を具備して構成される。 前記糸巻き付け装置は、先端の中央部はボタン糸軸Sが引き入れられることが でき後端は前記前方円板111と同一軸線で前面端と一体に形成される構成として 、その中心軸線が前記前方円板111の回転軸線と同一の線上に形成され、中間部 は前方支持部材131に回転自由に装着され、前方側には巻き付け回転装置の駆動 プーリM1と連動されるプーリ溝123が具備され、一側端部には前方円板111の一 側とともに前後方に貫通させて巻き付け用糸Kの供給を受ける引出孔122を形成 し、先端の外周面には前記引出孔122の一端が巻き付け用糸Kの一端を押して引 張張力を調節することができるように溝輪124を形成し、テンションリング125を 環装した糸巻き部材121を具備して構成される。 前記巻き付け回転装置は、糸巻き付け部材121の後端をベアリング134に回転可 能でピボット式に装着する前方保持部材131と、ボビン保持装置の後方円板112に 固定的に軸上で装着された回転軸117の後端をベアリング133に回転可能でピボッ ト式に装着する後方保持部材132と、前記前・後方保持部材131、132を支持する 基台プレート136と、前記基台プレート136の一側に固定された駆動プーリM1を 具備したモータMと、前記モータプーリM1と前記糸巻き付け部材121のプーリ 溝1 23を連動させる伝動ベルト135と、基台プレート136の前方一側に固定設置されて 糸巻き付け部材121の引出孔122に引出された巻き付け用糸Kを張力を有し、引っ 張り把持する糸の終端把持具137を具備して構成される。 参照符号138は蓋であり、140は固定部材、141はスイッチ板、142はスイッチ棒 、145はプレート、146はスロット、151は制御回路基板(P.C.B.)、152は 起動スイッチ、153は速度調節スイッチである。 このような構成の第1実施例のボタン糸軸巻き付け装置の作動状態を以下に説 明する。 巻き付け用糸Kが巻かれたボビンBを角部が前方側に向くように前後方円板11 1、112間において回転中心軸線上に具備された前後方ボビン保持具113、114に前 後方部に多少の張力を有し自転可能となるように装着されている。 このボビンBから糸の終端を解けて前後方円板111、112を連結支持する3個の 連結棒115、116、116aの一側の連結棒116の外側を通り、他側連結棒115の糸の誘 導孔119を経て前方円板111から糸巻き付け部材121の端部に貫通形成された引出 孔122を介して糸巻き付け部材121の前方に引出される。 糸巻き付け部材121の端部から引出孔122を介して引出された巻き付け用糸Kの 終端は基台プレート136の前方部固定部材140に別体で設置された糸の終端把持部 137に引張り把持させるとボタン糸軸巻き付け作業を準備することになる。公知 の方法によって所定の巻き付け作業を遂行する。即ち、巻き付けられる衣服S2 のボタン糸軸Sを糸巻き付け部材121の中央内部に入れた後にモータMを稼動さ せると糸巻き付け部材121が時計方向に断続的に数回回転しながら所定の巻き付 け作業を遂行する。 このような巻き付け作業によると糸巻き付け部材121が回転されることにより この糸巻き付け部材121の後端に一体に付着されながら前方保持部材131と後方保 持部材132との間に一体に回転自由に装着されたボビン保持装置が同時に同一の 方向、 同一の回転力によって回転される。 またこのボビン保持装置のボビン保持具113、114に一定の張力で支持されたボ ビンBも自転すると同時に回転される。したがって、巻き付け作業速度により糸 巻き付け部材121の端部から引出孔122に巻き付け用糸Kが引張られても、巻き付 け用糸KのボビンBから解ける位置と方向は糸自体が絡まることなく一側連結棒 115の中央部に具備されている糸の誘導孔119で解ける側面解け方向となり、この 糸の引張力(解かれ力)によってボビンBがボビン保持具113、114から自転しな がら解かれ、同時に糸巻き付け部材121とともにボビンBが回転して巻き付け用 糸Kが全く絡ることなく供給される作用効果が得られる。 このように巻き付け用糸KがボビンBから解かれてボタン糸軸Sに巻き付けら れるまでの解ける工程で種々の装置において全く絡まらないということはないの で巻き付け作業速度により所定の引張力をもって解かれながら可撓的に供給され る。 つまり、前述の従来の先発明のようなボビン固定式巻き付け装置の最大短所で ある巻き付け用糸が二重に絡まり供給され、束になって、巻き付け作業中に糸が 断絶されて作業が中断される短所を根本的に解決する。任意の数量の衣服を継続 的に処理しようとする巻き付け装置の特性を向上させて作業効率と能率を高める ことができる実用的な長所をもっている。合わせて巻き付け用糸Kをボビンから 解きボタン糸軸の周囲に巻き付けられるまでの供給過程において絡まりや束の形 成が全くなしに進行方向に円滑に供給させてボタン糸軸に巻き付けられた糸巻き 付け部の外周面を均一に形成することができる。 また、巻き付け用糸が全く絡まりと束のなしに供給されることにより糸の張力 が弱くても円滑に供給される。巻き付け用糸の材質を価格が高価な高伸張率のエ ラストマープラスチック材料であるエラスチン(Elasthan)繊維等を使用せずに も廉価の通常の裁縫糸を使うことによって能率的な巻き付け作業を遂行すること ができるので、巻き付け作業費を大変に低廉な費用で実施することができる長所 をもつものである。 第5図は本発明の他の実施例ボタン糸軸巻き付け装置100aである。 この実施例において前記第1実施例のボタン糸軸巻き付け装置100の構成とは ボビン保持装置の構成のみを相異にしている。 このボビン保持装置の構成は中間部の外側端に糸巻き付け装置が一体に固定さ れる一側方に長い形態の前方円板111aと、前記前方円板111aに対称形であり中間 部の外側端が回転軸117aで後方保持部材132に回転自由に装着された後方板112a と、前記前方円板111aと後方円板112aを上下端にそれぞれ固定しながらボビンB を保持する上下部ボビン固定板115a、115bと、前記上下部ボビン固定板115a、11 5bとの間にボビンBを自転自由に支持する構造で一側ボビン固定板115aの内側端 にはボビンBの一側端部を挿入して装着する半球形のボビン保持具113を形成し 、他側ボビン固定板115bの内側端にはボビンBの他側端部をスプリング118によ って弾力的に軸上で装着されるボビン保持具114を具備することを特徴とする。 このようなボビン保持装置によると糸巻き付け部材121が回転されることによ りこの糸巻き付け部材121の後端と一体に形成されながら前方保持部材131と後方 保持部材132との間で回転自由に装着されたボビン保持装置が同時に同一の方向 、同一の角速度で回転され、またこのボビン保持装置にボビン保持具113、114に 所定の張力に保持されたボビンBも自転することができ、同時にボビン保持装置 とともに回転するようになる。この場合ボビンBの自転軸がボビン保持装置(11 0a)の回転軸と直交方向に形成されてあって、ボビンBに巻かれた巻き付け用糸 Kが巻き付けおよび駆動力で解かれるときに第1実施例のように別体の連結棒11 5の中央側に具備されている糸誘導孔119等を介さずに自転するボビンBから直に 絡まることなしに解かれて、巻き付け作業時に糸巻き付け部材121の端部に形成 された引出孔122に供給させることができる。この作用効果により前述の第1実 施例と同様 に本発明の目的を達成することができる。 このような本発明を実施することにおいて上述の第1実施例の構成は本発明を 実施する望ましい1例として提示されたもので必らずこれに限定されるものでは ない。 例示された糸巻き付け装置の糸巻き付け部材とこれに一体に付着されたボビン 保持装置を回転させる手段である巻き付け回転装置の構成は図示の一例のように 、モータを糸巻き付け装置の回転軸に対し他の軸線上に設置して駆動プーリ等で 間接駆動させる構成外にも、糸巻き付け部材とボビン保持装置の回転軸線と同一 軸線上の前後方のいずれの一側に直接駆動方式に設置しても同一の効果を得るこ とができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),AT,AU,BG,B R,CA,CN,CZ,HU,JP,KE,KZ,LK ,MX,NO,NZ,PL,PT,RU,SG,SI, SK,TR,US,UZ,VN 【要約の続き】 前記同一の回転軸上に固定的に装着されたボビン保持手 段と糸巻き付け手段を支持部材に回転自由に軸受してモ ータの駆動力によって回転させる巻き付け回転手段とか ら構成することを特徴とする。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ボタンの糸軸巻き付け装置おいて、 巻き付け用糸を供給するボビンを交換可能としながらも糸の巻き付け引張 力に相応して糸の解け方向に自転することがてきるように保持するボビン保持具 と前記ボビン保持装置に設置されたボビンの側方からボビンに巻かれた糸を解け 方向に誘導する糸の解き誘導部材を具備したボビン保持手段と、 前記ボビン保持手段と同一の回転軸線上に固定的に装着されてボビンとと もに同一の方向、同一の角速度で回転されながらボビンから巻き付け用糸の伝達 を受けてボタン糸軸に巻き付く糸巻き付け手段と、 前記同一の回転軸上に固定的に装着されたボビン保持手段と糸巻き付け手 段を支持部に回転自由に装着してモータの駆動力によって回転させる巻き付け回 転手段とから構成されて、 普通の裁縫糸を絡まりのない巻き付け用糸として供給してボタン糸軸の周 囲に巻き付くことができるようにすることを特徴とするボタンの糸軸巻き付け装 置。 2.前記巻き付け用糸を供給するボビンを交換可能しながらも糸の巻き付け引 張力に相応して糸の解け方向に自転することができるように保持する前記ボビン 保持手段の構成は、 外側端は糸巻き付け手段と一体に形成され内側端にはボビンBの一側端部 を保持するボビン保持部材113を具備した前方円板111と、 前記前方円板111と数個の連結棒115、116、116aにより連結保持され、後 方保持部材132に回転自由に装着された回転軸117の中央部に貫通させて一体に形 成した後方円板112と、 前記後方円板112の内側端から回転軸117の先端部にボビンBの他側端部を スプリング118によって弾力的に装着するボビン保持具114を具備し、 一側連結棒115の中間部には糸誘導孔119を具備したボビン保持装置とから 構成することを特徴とする請求項1記載のボタンの糸軸巻き付け装置。 3.前記ボビン保持手段と同一の回転軸線上に固定的に装着されて該ボビンと ともに同一の方向、同一の角速度で回転されながら該ボビンから巻き付け用糸の 伝達を受けて該ボタン糸軸に巻き付く糸巻き付け手段の構成は、 中央部に該ボタン糸軸が引き入れられることができる円筒形に形成され後 端は前記前方円板111に同一の回転軸線上に一体に形成され、中間部は前方保持 部材131に回転自由に装着され、その前方側には巻き付け回転手段の駆動プーリ と連動されるプーリ溝123が具備され、一側端部には該前方円板111の一側ととも に前後方に貫通させて巻き付け用糸Kの供給される引出孔122が形成され、先端 外周面には前記引出孔122の一端で巻き付け用糸Kを押して引張力を調節するこ とができるように溝輪124を形成してテンションリング125が環装された糸巻き付 け部材121を具備した糸巻き付け装置とから構成することを特徴とする請求項1 または請求項2記載のボタンの糸軸巻き付け装置。 4.前記同一の回転軸上に形成されたボビン保持手段と糸巻き付け手段を基台 プレートに回転自由に軸受してモータの駆動力によって回転させる巻き付け回転 手段の構成は、 糸巻き付け部材121の後端をベアリング134によって回転自由にピボット式 に装着される前方保持部材131と、ボビン回転装置の該後方円板112に軸上で固定 的に装着された回転軸117の後端をベアリング133によって回転自由にピボット式 に装着される後方保持部材132と、 前記前・後方保持部材131、132を支持する基台プレート136と、 前記基台プレート136の一側から前記糸巻き付け部材121のプーリ溝123と 伝動ベルト135によって連動されるモータプーリM1を装着したモータMを具備 する巻き付け回転装置とから構成することを特徴とする請求項1記載のボタ ンの糸軸巻き付け装置。 5.前記巻き付け用糸を供給するボビンを交換可能としながらも糸の巻き付け 引張力に相応して糸の解け方向に自転することができように保持するボビン保持 手段の構成を、 中間部外側端に糸巻き付け装置が一体に形成される一側方に長い形態の前 方円板111aと、前記前方円板111aと対称形となって、回転軸117a上で後方保持部 材132に回転自由に装着された中間部外側端を有する後方板112aと、 前記前方円板111aと後方円板112aを上下端でそれぞれ固定し該ボビンBを 保持する上下部ボビン固定板115a、115bと、 前記上下部ボビン固定板115a、115bとの間で該ボビンBを自転自由に保持 する構造で、該ボビン固定板115aの上端の内側端には該ボビンBの一側端部を軸 上で挿入して装着するボビン保持具113を形成し、 ボビン固定板115bの下端の内側端にはボビンBの他側端部をスプリング11 8で弾力的に軸上で装着されるボビン保持具114を具備したボビン保持装置とから 構成することを特徴とする請求項1記載のボタンの糸軸巻き付け装置。 6.前記同一の回転軸上に構成されたボビン保持手段と糸巻き付け手段を基台 プレートに回転自由に軸受してモータの駆動力によって回転させる巻き付け回転 手段の構成は、ボビン保持手段の後方側回転軸に駆動モータを同軸上に配置して 直接駆動させることを特徴とする請求項1記載のボタンの糸軸巻き付け装置。 7.普通合成裁縫糸はポリエステル製D.T.Y.(Draw-textured yarn)材 料で形成されることを特徴とする請求項1記載のボタンの糸軸巻き付け装置。
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