JPH11514195A - 界磁弱化(又は増強)機能を備えた二重突極永久磁石機械 - Google Patents
界磁弱化(又は増強)機能を備えた二重突極永久磁石機械Info
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Abstract
(57)【要約】
永久磁石機械(10)は、可変リラクタンス機械及び永久磁石の双方の原理を組み合わせるものであり、ロータ突極(12)を有するロータ(11)と、ステータ突極(16、17)を有するステータ(14)とを備えている。一対の弓形のフェライト系永久磁石(21、22)は、それぞれのステータ極(16、17)の下方にてステータヨーク(15)内に埋め込まれており且つ機械(10)の中心軸線(13)の周りで対称に配置されている。永久磁石(21)により発生された一次的磁束を増強し、又は弱化する界磁巻線が特殊な配置にて巻かれている。
Description
【発明の詳細な説明】
界磁弱化(又は増強)機能を備えた二重突極永久磁石機械
発明の背景
1.発明の分野
本発明は、可変リラクタンス機械、特に、界磁を弱化し、又は増強する機能を
備え、モータ又は発電機として機能する、二重に突出した永久磁石を有するマシ
ン(機械)に関する。
2.背景技術の説明
電気機械にて高性能を実現しようとして、永久磁石(PM)材料を選択するこ
とは、多くの用途において益々、一般的なものとなりつつある。従来の永久磁石
機械に共通する1つの不利益な点は、界磁束を制御することが十分ではなく、そ
のため、こうした機械が広い速度範囲に亙って作動することが制限されることで
ある。従来の永久磁石機械の性能を向上させようとする努力の1つの成果として
、二重突極を有する永久磁石機械の着想から、電気機械を理解するための新たな
視点が得られる。一般に、可変リラクタンス機械の原理と永久磁石を励起させる
こととを組み合わせる結果、上述した有利な点、即ち、構造が簡単で且つ出力密
度が高いという有利な点を持つ機械が得られる。更に、この型式の機械は、固有
のリラクタンストルクを利用することにより、より高速度にて良好に作動するこ
とができる。二重突極を有する永久磁石機械は、従来の機械よりも出力密度がよ
り高く且つより高性能である。
二重突極を有する永久磁石機械の構造において、ロータ(回転子)及びステー
タ(固定子)の各々は、等しい角度間隔にて離間した突極を備えており、二重突
極を有する幾つかの構造体にてその角度間隔が異なるようにすることが可能であ
る。ステータの突極は、それぞれの巻線を有する。磁束を発生させる永久磁石を
ロータ内に組み込むことができる。このことは、例えば、米国特許第5,304,882
号に記載されている。又は、例えば、1992年8月6日付けで出願された米国特許出
願第07/926,765号に記載され且つ本出願の図1及び図2に図示するように、永久
磁石をステータ内に組み込むようにすることもできる。
二重突極を有する構造体は、永久磁石、又は補助的な界磁巻線と協働し、モー
タ(又は発電機)の磁気回路を変化させ、これにより、鎖交磁束を向上させる。
しかしながら、上述した構造体は、永久磁石がステータ内に組み込まれた二重
突極を有する機械の全ての有利な点を保つ一方、次のような性質上の問題点もあ
る。
1.永久磁石をステータ内に組み込むという特殊な配置の結果、現在、市販さ
れている機械のハウジングに適さない方形、又は楕円形の形状をした機械となる
。円形の機械を使用する場合、より多くの鋼及び希土類系永久磁石が必要となり
、その結果、ステータヨーク(継鉄)の鋼が完全に活用されないないことになる
。更に、機械の全体的なコストは、著しく高いものとなる。
2.必要な時に、界磁束を十分に制御し得ないこと。このことは、また、界磁
の励起手段として永久磁石を採用するその他の交流の電気機械において重大な性
質上の問題点である。
円筒状の形状であり、全体的なコストが低く、界磁を弱化し、又は増強するこ
とのできる機能を持ち、減磁に対して容易に保護することができ、しかも軽量で
あるという特徴と組み合わせて、二重突極を有する永久磁石機械に固有の特徴で
ある、出力電圧が大きく、応答が迅速で且つ高効率であるという特徴を利用する
ことが極めて望ましい。
発明の簡単な説明
このため、本発明の1つの目的は、二重突極を有する永久磁石構造体の可変リ
ラクタンス機械であって、モータ、又は発電機として効率的に且つ経済的に使用
することのできる、ステータ内に組み込んだ固定の永久磁石を有する可変リラク
タンス機械を提供することである。
本発明の別の目的は、出力密度が高く、界磁を弱化し、又は増強することがで
き、減磁保護が容易にでき、低コストで且つ軽量な二重突極を有する永久磁石型
機械を提供することである。
本発明の更に別の目的は、希土類系永久磁石ではなくて、ステータ内に組み込
んだフェライト系永久磁石を利用し、これらの永久磁石が特殊な方法にてステー
タ内に配置されるようにした、2つの突極を有する円筒状の形状の永久磁機械を
提供することである。
本発明の更に別の目的は、ステータが2つの巻線を有し、その一方の巻線が常
に機械の磁束路と接続され且つ界磁を弱化し、又は増強し得るような方法にて配
置された、二重突極を有する永久磁石機械を提供することである。
本発明の教示によれば、永久磁石機械は、中心軸線の周りで回転可能に取り付
けられたロータであって、等しい角度間隔にて離間したロータ突極と、その断面
が円形の形状をしたステータヨークを有するステータとを更に備え、ステータ突
極は、中心軸線の周りで等しい角度間隔にて離間し且つステータヨークから内方
に伸長している。
一対の弓(アーチ)形(円形断面)の永久磁石は、ステータヨーク内に埋め込
まれ、その永久磁石の各々は、ステータヨークのそれぞれ第一又は第二の部分内
にあり且つ対応するステータ極の下方にある。界磁巻線が第一及び第二の部分内
に介在されており、ステータヨークの長さに沿って巻かれている。この界磁巻線
は、一次的磁束路と恒久的に結合されている。
ステータには、電機子巻線が巻かれており、その巻線の各々は、直径方向に対
向した一対のステータ極の周りで個々にコイル状に巻かれている。
第一及び第二の永久磁石は、フェライト系永久磁石であり、これらの永久磁石
は、機械を磁化する主たる磁束源として機能し得るように機械の中心軸線に対し
て直角(横切る方向)に極(分極)が形成される。
界磁巻線が励起手段により励起されたならば、第一及び第二の永久磁石により
発生された主たる磁束を増強し又は弱化するため、磁化又は減磁アンペア数(ア
ンペアターン)を発生させることができる。界磁巻線が励起されない場合、ロー
タの角度の関数として、電機子コイルにより界磁巻線を接続する磁束を変化させ
ることで、界磁巻線に発生した電圧を測定することによってその巻線を使用して
、ロータの位置を検出することができる。
適当な手段が3相の交流電流を調整されていない直流に変換する。
ロータ極対ステータ極との比が4:6であり、電機子巻線が3相の電機子巻線
であるならば、機械は、モータとして、又は3相発電機として作動する。
ロータ極対ステータ極の比が6:4であるならば(例えば、ステータ極が4つ
で、ロータ極が6つの場合)、一対の電機子巻線をステータ極の周りに巻かれ、
変換器(コンバータ)手段をこれらの電機子巻線に接続し、第一及び第二の電機
子巻線から得られる交流電流を直流電流に変換し、機械が1相発電機として機能
し得るようにすることができる。
本発明の機械が機能するためには、永久磁石及び界磁巻線の双方が必須のもの
ではないことが当業者に理解されよう。永久磁石を除去する(鉄と交換する)こ
とにより、その他の簡略化したこの位相の形態のものが実現可能であり、その場
合、界磁巻線のみを使用して励起させる。これと代替的に、永久磁石だけを残し
て、界磁巻線は除去するようにしてもよい。界磁を弱化し且つ増強する機能は無
くなるが、形成される機械は、永久磁石型機械として満足し得るように機能する
。
本発明のその他の目的、特徴及び有利な点は、添付図面と共に、好適な実施の
形態及びその改変例に関する以下の詳細を参照することにより、当業者に明らか
になるであろう。
図面の簡単な説明
図1は、従来技術の二重突極を有する3相永久磁石モータの断面図である。
図2は、従来技術の二重突極を有する1相永久磁石型発電機の断面図である。
図3は、本発明の二重突極を有する3相永久磁石モータの断面図である。
図4は、図3のモータの変換器のトポロジー図である。
図5は、図3のモータの別の変換器のトポロジー図である。
図6は、本発明の界磁を弱化する、二重突極を有する永久磁石(FWDSPM
)モータの速度制御トポロジー図である。
図7は、図3の界磁を弱化する、二重突極を有する永久磁石(FWDSPM)
モータの作動原理を示す図である。
図8は、本発明のモータの電流波形を示す図である。
図9は、永久磁石のみが励起されるとき、界磁を弱化する、二重突極を有する
永久磁石(FWDSPM)モータの磁束の分布状態を示す図である。
図10は、電機子電流のみが励起されたときの界磁を弱化する、二重突極を有
する永久磁石モータのプロトタイプにおける磁束の分布状態を示す図である。
図11は、異なるレベルの界磁の電流励起状態下にある永久磁石鎖交磁束対モ
ータ角度相を概略図的に示す図である。
図12は、異なる界磁の励起状態下における界磁を弱化する、二重突極を有す
る永久磁石モータのトルク−速度特性を示す概略図である。
図13は、本発明の二重突極を有する1相の永久磁石型発電機の断面図である
。
図14は、本発明の界磁を弱化する、二重突極を有する永久磁石型発電機(B
DM)の巻線の接続状態を示す図である。
図15は、本発明の界磁を弱化する、二重突極を有する永久磁石型発電機(U
DM)の巻線の接続状態を示す図である。
図16は、図8の発電機の変換器のトポロジー図である。
図17は、界磁を弱化する、二重突極を有する永久磁石型発電機(BDM)の
制御位相の図である。
図18は、界磁を弱化する、二重突極を有する永久磁石型発電機(UDM)の
制御トポロジー図である。
図19は、界磁を弱化する、二重突極を有する永久磁石型発電機(BDM)の
VRMと比較したときのエネルギ変換状態を概略図的に示す図である(W、W′
は、VRM、及び界磁を弱化する、二重突極を有する永久磁石に対するエネルギ
変換面積である)。
図20は、界磁を弱化する、二重突極を有する永久磁石型発電機(UDM)の
VRMと比較したときのエネルギ変換状態を概略図的に示す図である(W、W′
は、VRM、及び界磁を弱化する、二重突極を有する永久磁石に対するエネルギ
変換面積である)。
図21は、双方向モード(理想的な形態)における界磁を弱化する、二重突極
を有する永久磁石機械のトルク発生状態を概略図的に示す図である。
図22は、単方向作動モード(理想的な形態)における界磁を弱化する、二重
突極を有する永久磁石機械のトルク発生状態を概略図的に示す図である。
図23は、PMのみが励起されたときの界磁を弱化する、二重突極を有する永
久磁石型発電機の磁束の分布状態を示す図である。
図24は、電機子電流だけが励起されたときの界磁を弱化する、二重突極を有
する永久磁石型発電機の磁束の分布状態を示す図である。
図25は、異なるレベルの界磁電流を励起させた状態下における、永久磁石の
鎖交磁束対ロータ角度相を概略図的に示す図である。
図26は、本発明の発電機(UDM)のシュミレーション結果を概略図的に示
す図である。
図27は、本発明の発電機(BDM)シュミレーション結果を概略図的に示す
図である。
説明
本発明の二重突極を有する3相永久磁石(PM)機械10、即ち、界磁を弱化
する、二重突極を有する永久磁石(FWDSPM)モータの断面図を示す、図3
を参照すると、ロータ(回転子)11は、別個の積層(ラミネート)された複数
の層から成っており、該複数の積層の各々は、π/2ラジアンという間隔角度θ
rにて配置された、4つのロータの突極12を形成し得るように打ち抜かれてい
る。ロータ極12の各々は、π/6ラジアンに等しいか、又は僅かに大きい極円
弧角度θprを有する。ロータ11は、当該技術分野の当業者に公知であるよう
に、中心軸線13の周りで回転可能に取り付けられている。
ステータ(固定子)14は、円形の断面形状を有するステータヨーク15を有
する。該ステータ14は、複数の別個の積層から成っており、該複数の積層の各
々は、ステータの突極を形成し得るように打ち抜かれている。図3に最も良く図
示するように、ステータ14は、3つのステータ極16と、3つのステータ極1
7とを有しており、ステータ極16は、ステータヨーク15の第一の部分18内
に配置され、ステータ極17は、ステータヨーク15の第二の部分19内に配置
されている。これらの第一の部分18及び第二の部分19は、その形状及び寸法
の点で互いに類似しており、中心軸線13の周りで対称に配置されている。ステ
ータ極16、17は、π/3ラジアンという間隔角度θsにて分離されており、
該ステータ極の各々は、π/6ラジアンという極円弧角度θpsを有している。
第一の部分18及び第二の部分19は、各々π/6ラジアンという間隔角度2
0にて互いに離れた位置にある。
一対の弓形のフェライト系永久磁石(PM)21、22が、ステータヨーク1
5内に埋め込まれており、永久磁石21がステータヨーク15の第一の部分18
内に配置され且つステータ極16の下に介在されており、永久磁石22は、ステ
ータヨーク15の第二の部分19内に配置され且つステータ極17の下の位置に
介在されている。永久磁石21、22は、円筒体のセグメントの形状とされてお
り、ステータヨーク15の長さに沿って伸長している。図1に最も良く図示する
ように、永久磁石21、22は、ステータヨーク15の形状に従い、その断面に
て円形のセグメント状の形状をしている。このため、永久磁石21、22は、モ
ータ全体の寸法を不必要に増大させることなく、ステータ内に組み込まれる。
永久磁石21、22は、静止しているため、ステータヨーク15と永久磁石2
1、22の間の磁力は、これらの永久磁石21、22を所定位置に保持するのに
十分に大きい。従って、従来の任意の固定手段を使用して、永久磁石21、22
を固着することができる。
ステータ14には、3相の交流電流に対応する3つの電機子巻線A、B、Cが
巻かれている。該電機子巻線の各々(例えば、相Aの巻線)は、直列に接続され
た2つのコイル+A、−Aから成っており、その巻線の各々は、ステータ極16
の一方の周りに巻かれ、また、ステータ極17の対応する直径方向の反対側の1
つに巻かれている。
ステータ/ロータ極のその他の配置も可能であることが当業者に理解されよう
。例えば、12/8等といった、6/4の倍数とすることも可能である。必須の特
徴は、永久磁石21、22が常に一定のリラクタンス磁束路に面していることで
ある、即ち、重なり合うステータ/ロータ極の総面積が一定に保たれるようにす
ることである。
図3の電機子巻線の配置は、完全に一回転する間、一例として次のような交番
相の順序となるようにする。即ち、+A、+B、+C、−A、−B、−Cとなり
、また、3相の電機子巻線が従来の可変リラクタンス機械にて作動するのと同一
の方法にて機能するようにする。
図3に図示した実施の形態のもう1つの必須の特徴は、間隔角度20内にてス
テータヨーク15の第一の部分18と第二の部分19との間にて介在され且つス
テータヨーク15の長さ(図示せず)に沿って巻かれた界磁巻線Fを備える点で
ある。この界磁巻線は、常に、中心軸線13に対して直角に(横切る方向に)極
(分極)が形成される永久磁石21、22により発生された一次的磁束路と接続
されており、このため、次の2つの機能を果たす。
1.当業者に公知の手段により界磁巻線Fが励起されたとき、その巻線を使用
して必要な磁化又は減磁アンペア数(アンペアターン)を発生させ、永久磁石2
1、22により設定される既存の界磁を増強し又は弱化させることができる。
本発明の機械による界磁を弱化し、又は界磁を増強する機能は、界磁巻線Fの
特殊な配置により可能とされる。特に、この場合、界磁巻線に作用する総リラク
タンスは、顕著な界磁巻線を許容するのに十分、小さく、また、必要な磁化又は
減磁アンペア数を提供することができる。
2.界磁巻線Fが励起されないとき、この界磁巻線を使用して、ロータ角度を
関数として、電機子コイル+A、−A、+B、−B、+C、−Cにより界磁巻線
に鎖交する磁束を変化させることにより、界磁巻線Fに生ずる電圧を測定するこ
とでロータ位置を検出することができる。このフィードバックを使用すれば、セ
ンサ不要又はエンコーダ不要の制御が実現可能となる。
図4及び図5には、本発明の上述した実施の形態を駆動するのに適した2つの
別個の変換器のトポロジーが示してあり、図6には、本発明の二重突極を有する
永久磁石モータの界磁を弱化するのが可能な制御トポロジーの1つが図示されて
いる。
図4の実施の形態において、ブリッジ整流器23が設けられている。ブリッジ
整流器23は、3相の交流電力の入力を未調整の直流に変換する。コンデンサ2
4がリプルを平滑すべくブリッジ23の両端に並列に接続されている。また、3
つの個々の電流スイッチ25乃至27もブリッジ整流器23及びコンデンサ24
と並列に接続されている。電流スイッチの各々は、少なくとも2つのスイッチ装
置を備えている(例えば、スイッチ25は、スイッチ装置28、29を含む)。
これらのスイッチ装置は、ステータ巻線A乃至Cの対応する1つと直列に接続さ
れた従来のトランジスタ、又はサイリスタ(補助的な転流手段とともに)とする
ことができる。また、電流スイッチ25乃至27の各々は、変換器(コンバータ
)
をバイポーラ型変換器とする目的のため、2つの追加的なスイッチ装置を含むこ
とができる(例えば、スイッチ27は、スイッチ装置30、31を含むことがで
きる)。更に、無効(reactive)エネルギが流れるための経路を提供す
べく、参照番号32乃至35で図示するようなダイオードがスイッチ装置の1つ
を横断するように並列に設けられている。
図5の実施の形態において、この機械の中性線は、図4のDCリンクコンデン
サ24を等しい2つの静電容量に分割することにより、DCバス上の中心点に接
続されている。図4に比較したように、6つのスイッチ装置があればよい。スイ
ッチ装置の各々の機能は、図4における機能と同一である。図6に図示するよう
に、第3相の電流が零である間に、等しい正及び負の電流がモータの3相の2つ
に流れるようにすることが理想的である。このようにして、モータの中性線38
内に電流が流れることがないようにするのが理想的である。しかしながら、実際
的な事情を考慮するならば、モータ電流が一方の相から別の相に遷移する各期間
の間、僅かな電流パルスがこのモータの中性線38内を流れる。従って、この電
流がDCリンクコンデンサの定格値に与える効果は、最小である。
図6に最も良く図示するように、電流制御装置内にデルタ調整装置が使用され
、また、界磁電圧の制御装置としてPWM整流器が使用される。この界磁電圧制
御装置の機能は、次の通りである。
i)PMの界磁を増強し、又は弱化するため、適正なアンペア数を提供するこ
と。この場合の制御装置の挙動は、極性の変化機能を備える直流電圧源と同様で
ある。
ii)モータの飽和レベルを制御することにより、電流の整流を助け且つトルク
のリプルを軽減すること。この場合の制御装置の挙動は、簡単な直流源よりも直
流成分を有する交流電圧源により深く関係している。
界磁巻線と電機子巻線とが相互に結合する結果、ロータ角度が変化すると、界
磁巻線に特殊な交流電流成分が生じる。この機構に基づいて、界磁を弱化する、
二重突極を有する永久磁石モータに対してエンコーダ不要の制御を実現すること
が可能となる。
永久磁石が存在し、また、機械の二重突極を有する構造体のため、界磁を弱化
する、二重突極を有する永久磁石モータ内にて、PMトルク(反作用トルク)及
びリラクタンストルクという、2種類のトルクが発生する。図7に図示するよう
に、通常、この設計における所望のトルクである、最大PMトルクが得られるよ
うに、相のPM鎖交磁束を変化させることで、電流を適正に制御しなければなら
ない。他方、突出する構造のため、リラクタンストルクが生じ、このトルクは、
通常の作動速度にてトルクリプルの原因となる。より平坦にトルクを発生させる
ため、リラクタンストルクは、可能な限り小さいように制御しなければならない
。モータの設計上の観点から見て、インダクタンスの大きさ及びその波形は、設
計時に慎重に選択する必要がある。提案されたモータである、界磁を弱化する、
二重突極を有する永久磁石モータの位相において、電機子反作用磁束の一部は、
磁石を貫通し、図7に図示するように、特殊な自己インダクタンスの波形となる
。この波形の有利な点は、自己インダクタンスの変化に起因するリラクタンスト
ルクを打ち消し、その結果、この2つの突極を有する構造体におけるトルクの変
動を少なくすることを確実にすることである。また、インダクタンスの大きさは
、界磁電流を調節することで制御することもできる。界磁の増強モードを使用す
る(界磁アンペア数を磁化する)とき、モータの鉄心は、電機子反作用磁束を制
限するように高度に飽和される。この機構に基づいて、この型式のモータのトル
クリプルは、相電流に影響を与えることなく、制御することが可能であり、この
ことは、この設計の極めて重要な特徴である。以下に説明するように、この特徴
の結果、このモータのトルク特性は、2p.u.となる(牽引駆動を目的とする適
用例にとって極めて望ましい特徴である)。
図3乃至図7に関して説明した機械は、モータとして、又は3相発電機の何れ
として作動可能である。この機械は、リラクタンストルクを発生させ得るように
、電流を制御することにより、又は界磁の弱化制御と相俟って、低速度運転の通
常の電流波形を保つことにより、極めて高速度にて作動させることが可能である
。本発明は、ステータ/ロータ極の比が6/4に保たれるならば、出力の定格値
、又は機械の極数に関係なく、極めて広い速度範囲に亙って種々の高性能電気機
械の駆動システム及び発電を目的とする適用例に適している。
この機械の3相型のものの相電圧の等式は、次のように表すことができる。
ここで、{ema、emb、emc}は、磁石及び鎖交磁束に起因して誘導されたe
mfであり、その時間同感数は、次の通りである。
及び、
従って、次のようになる。
等式(4)は、次のように書き換えることができる。
ここで、
a)入力されるパワーは
b)銅損失量は
c)PMトルクは
d)リラクタンストルクは
e)電機子巻線に蓄えられたエネルギは
また、(1)から、界磁を弱化する、二重突極を有する永久磁石モータの動的
等式を次のように表すことができる。
ここで、
a)[V]は、制御ベクトル
b)[E]は、PM電圧ベクトル
c)[R]は、抵抗マトリックス
(11)における機械のパラメータは、モータの有限要素解析(FEA)を使
用すれば、最も容易に得ることができ、本明細書にて誘導された動的等式を使用
することによりデジタルコンピュータによるシュミレーションを行うことが可能
となる。更に、このモデルに基づいて制御方法又はベクトル[V]の軌跡を研究
することができる。PMの電圧ベクトルは、次のように書き表すことができる。
ここで、
Φma=相Aにより鎖交された無負荷PM磁束
Φmb=相Bにより鎖交された無負荷PM磁束
Φmc=相Cにより鎖交された無負荷PM磁束
Lma=界磁巻線と相Aとの間の相互インダクタンス
Lmb=界磁巻線と相Bとの間の相互インダクタンス
Lmc=界磁巻線と相Cとの間の相互インダクタンス
if=界磁巻線電流
通常、界磁電流ifは、極めてゆっくりと変化し、波形Lma、Lmb、Lmcは、
Φma、Φmb、Φmcの波形と同じである。従って、[E]が界磁巻線電流の関数で
あるという事実にも拘わらず、等式(4−11)は、依然として有効である。こ
の場合、ifは、簡単に別個の制御変数と考えることができる。
界磁を弱化する、二重突極を有する永久磁石モータとしての10kWのプロトタ
イプのモータの作動原理を実証するために、そのモータについて有限要素解析を
行った。この解析の主たる目的は、機械の設計及び制御の双方に必要とされるパ
ラメータを得ることであった。
図9には、永久磁石を励起させるだけで励起させたときの磁束の分布状態が示
してある。作用可能なステータ極にて、4乃至1という極めて高い磁束密度が得
られることが理解できる。フェライト系磁石内の作用点の磁束密度は、僅か0.3
テスラ(Tesla)に過ぎないが、空隙内では、1.2テスラ程度の磁束密度が
容易に達成可能であるのが分かる。一方、この事実から、二重突極を有する永久
磁石構造体における磁束の収束機能が従来の埋込み型の永久磁石機械を遥かに上
廻ることが明らかになる。
図10には、1つの電機子電流しか存在しないときの磁束の分布状態が図示さ
れている。ステータ及びロータの極が半分重なり合ったときに生ずる最大のイン
ダクタンス位置が示されている。ロータ位置を関数とするインダクタンスプロフ
ァイルのこの特殊な設計の結果、上述したように、トルクリプルが軽減される。
図11には、各種レベルの界磁電流の励起時における、永久磁石鎖交磁束対ロー
タ角度相が示されている。界磁電流及び磁石が同一方向への磁束を発生させる働
きをするとき、極めて高度の界磁の付勢が可能となることに留意すべきである。
これとは逆に、その2つの界磁が反対であるならば、空隙内の正味磁束は、必要
であるならば、零になるまで駆動することができる。FEAは、MMFを減磁す
ることにより、永久磁石の界磁を完全に打ち消すことができることを示す。この
MMFは、界磁の単位電流(本明細書にておいて、界磁の単位電流とは、銅の体
積電流密度が3,000A/in2に達する時点をいうものとする)の60乃至90%のみを
使用することにより、界磁巻線により提供される。
このFEAの研究を利用して、図12に示すように、モータトルク対速度特性
を求めることができる。界磁の増強モードを使用するとき、モータの開始トルク
機能は、2p.u.程度と大きくすることができることが分かる。この場合、この
モード下にて高度の飽和状態が実現され、インダクタンスの大きさを著しく小さ
くし、これにより、コギング(cogging)トルクを小さくすることができ
る。
上記の解析に基づいて、界磁を弱化する、二重突極を有する永久磁石モータの
出力密度が得られる。リラクタンストルクは、通常の作動状態下にて、機械のト
ルクの発生に役立つ平均トルクに何ら寄与しないため、出力されるパワーを計算
するためには、永久磁石のトルクしか考慮しない。
永久磁石の鎖交磁束に起因する、相逆emf(back−emf)は、次式で
表すことができる。
ここで、
Ps=ステータの極数
Np=極当りの巻数
Φpm=1つの極コイルにより接続された最高PM磁束(Wb)
ωr=ロータ速度(ラジアン/秒)
θd=PM磁束の変化の半周期(ラジアン)
m=相の数
及び、
ns=機械の速度(rpm)
表面の電流密度から、次式が得られる。
ここで、
Di=ステータの内径(M)
Irms=相電流のrms値(A)
(19)から、Npを次式で表すことができる。
極当りの永久磁石の磁束は、次式のようになる。
ここで、
Kd=PM磁束の漏洩係数
Le=積み重ね長さ(M)
Bg=空隙内の磁束密度(テスラ)
(16)乃至(21)から、次のようになる。
ここで、
η=効率
このモータの出力パワーは、次の通りであることに留意すること。
Pout=MxExIavgxη=MxExKixInnsxη
ここで、Iavgは、平均相電流であり、電流係数Kiは、次式で表される。
従って、界磁を弱化する、2つの突極を有する永久磁石モータの出力等式は、
次のように得ることができる。
この結果を誘導機械(IM)の周知の出力等式と比較すれば、次式が得られる
。
このようにして、2つの機械の出力密度比を求めることができる。
界磁を弱化する、2つの突極を有する永久磁石モータの定数Kdは、一般に、0
.8乃至0.9であり、これは、IMにおける力の係数と略同一範囲にあることに留
意すべきである。空隙の磁束密度は、界磁を弱化する、二重突極を有する永久磁
石モータにおけるツース(tooth)磁束と同一であり、このため、界磁を弱
化する、2つの突極を有する永久磁石モータにおけるツース磁束とすることがで
き、このため、IMの値の2倍の値を選択することが可能である。この解析に基
づいて、力の密度比は、更に次式で表すことができる。
界磁を弱化する、二重突極を有する永久磁石モータにおける波形(図7に図示
)のため、1回のストロークにおける電気角度60°がそのときの整流時間に等し
いと仮定するならば、K1は、次式のように計算することができる。
従って、次式のようになる。
偏差値により、界磁巻線の助けを受けずに、力密度を9%増大させることが可
能である。また、2つのモータに対するステータの表面電流密度は等しいものと
仮定したことを想起する必要がある。しかしながら、界磁を弱化する、二重突極
を有する永久磁石モータは、ロータ電流を必要としないため、界磁を弱化する、
二重突極を有する永久磁石モータの電流密度はIMよりも大きくなる可能性があ
る。現実には、界磁の増強モードを使用することにより、界磁を弱化する、二重
突極を有する永久磁石モータ内にてより高いパワー密度を達成することが可能で
ある。1つのp.u.界磁電流を使用したと仮定するならば、FEAから極当りの
磁束の結合は50%増大し、このことは、得られる永久磁石のトルクが50%だけ増
すことを意味する。この機械の機能は、次式のように確認することができる。
界磁電量の励起に起因する更なる銅損失量は、次の通りである。
Pcuf=ρ×J×Vcuf (30)
ここで、
ρ=銅の抵抗率
J=体積電流密度
Vcuf=界磁巻線の銅の体積
提案した設計における体積Vcufは、1相の電機子巻線Vcuの銅の体積の約1.5
倍である。このため、電機子巻線の銅損失量は、次式で表すことができる。
Pcu=3×ρ×J×Vcu (31)
従って、
上述の解析から、出力される力は50%、増大する一方、銅損失量は50%増す。
鉄損失量を無視するならば、モータの効率は等しい。しかしながら、1p.u.の
界磁増強モードにおいて、機械の良好な全体的性能を犠牲にすることのない、力
の密度比は、次式のようになる。
ξ=1.5×1.09=1.635 (33)
界磁を弱化する、二重突極を有する3相永久磁石モータの10kWの原型につい
て、デジタルシュミレーションを行った。機械のデータ及び性能の計算結果は、
以下に掲げる通りである。
機械データ
ステータの外径 266.7mm(10.5インチ)
ステータの内径 152.4mm(6インチ)
積み重ね長さ 177.8mm(7インチ)
ステータの極数 6極
ロータの極数 4極
ステータ/ロータの極の円弧角度 30°/30°
ステータの溝の深さ 16.51mm(0.65インチ)
機械の速度 1800rpm
機械の性能
直流バス電圧 250V
最大インダクタンス 1.79mH
最小インダクタンス 0.35mH
最高相電流 100A
相電流RMS 70.6A
出力パワー 10.6kW
効率 96.5%
このシュミレーションは、誘導された動的等式及びFEAから得られたパラメ
ータに基づくものである。機械の電流及び電圧波形並びにトルクの発生状態は、
機械の基本的な動的挙動を示す、図8に図示されている。特に、興味を引くこと
は、PM及びリラクタンス構成要素の双方から成るこの機械のトルク発生状態で
ある。特に、反作用トルクが全体のトルクに与える影響は極めて僅かにであるこ
とに留意すべきである。このシュミレーションは、有限要素解析法に基づくもの
であるが、電流を関数としてインダクタンスを計算するため、ロータの幾つかの
位置のみを選択した。インダクタンスの値を補間するために隣接する任意の2つ
の位置の間に直線状の関係があるものと仮定した。このシステムの非線形の完全
な挙動を詳細にシュミレーションすべく、現在、モータのより正確な形式のもの
を開発しているところである。
上述の説明から、また、図3乃至図12に図示するところから、100%の界磁
の弱化が可能であり且つ2p.u.トルク機能を有する新規な型式のモータが本明
細書にて提案される。該モータは、性能が向上し、力密度が高く、低コストで、
また、界磁の制御性の点で優れ、更に、広範囲の界磁の弱化領域を必要とする、
可変速度の駆動体に対する堅固な構造体を提供する。二重突極を有するこの機械
の形態は、正弦波状に分布する磁束の型式よりもより高い磁束密度を提供し、ま
た、二重突極を有するその他のPM構造体よりもより平滑にトルクを発生する。
それは、自己インダクタンスの変化程度対ロータ角度に起因するリラクタンスト
ルクを著しく打ち消すことが可能であるからである。他方、希土類系永久磁石よ
りも遥かに低廉であるフェライト系永久磁石を使用すべく、この設計では十分な
スペースが確保されている。更に、この特殊な配置のため、界磁巻線が受けるP
Mリラクタンスはかなり低く、このため、必要とされるアンペア数は比較的少な
く、巻かれた界磁巻線へのスペースを確保するのに十分である。実際には、この
方法により、界磁の弱化機能が100%の永久磁石機械を実現することが可能とな
る。このモータのもう1つの有利な点は、界磁巻線が界磁の増強モードにて作用
するとき、開始トルク機能は、2p.u.程度と大きくなり、通常の速度のとき、
機械から出力される力を30%増大させることができる点である。
図13乃至図27を参照すると、二重突極を有する1相の永久磁石型発電機3
9として機能する本発明の別の実施の形態は、6つのロータ突極41から成るロ
ータ40と、4つのロータ突極43、44から成るステータ42とを備えている
。これらのロータ極41は、π/3という間隔角度θrにて配置されている。ロ
ータ極41の各々は、極円弧角度θprを有する。
該ステータ42は、円形の断面形状を有する円筒体を構成するステータヨーク
45を備えている。該ステータヨーク45は、図3と同様に、図3の20よりも
大きい間隔角度48で分離された2つの部分46、47を備えている。2つのス
テータ極43は、部分46内に配置される一方、2つのステータ極44は、ステ
ータヨーク45の部分44内に配置される。
図13に図示するように、一対の弓形のフェライト系永久磁石49、50が、
ステータヨーク45内に埋め込まれており、また、中心軸線51に対して直角に
極が形成され、発電機39を磁化する主たる磁束源として機能する。
第一及び第二の電機子巻線52、53は、それぞれのステータ極43、44に
て巻かれている。該電機子巻線の各々は、その間にて直列に接続された第一及び
第二のコイル54、54′、55、55′から成っており、直径方向に対向した
ステータ極43、44の周りで個々に巻かれている。電機子巻線52のコイル5
4′は、電機子巻線53のコイル55に接続されている。
界磁巻線56は、部分46、47の間に介在されており、また、ステータヨー
ク45の長さに沿って巻かれている。界磁巻線56が励起されたならば、該巻線
は、永久磁石49、50により発生された一次磁束を増強し又は弱化させ得るよ
うに磁化又は減磁アンペア数を発生させる。界磁巻線の励起手段57は、当業者
に公知であり、図13に概略図的に図示されている。
作動原理及び制御トポロジーを説明するため、界磁を弱化する、二重突極を有
する永久磁石型発電機の2つの作動モード、即ち、その一方が「双方向モード」
(BDM)であり、もう一方が「単方向モード」(UDM)であるモードについ
て検討する。図14、図15、図16、図17、図18には、それぞれ、巻線接
続具及び可能な制御トポロジーが示されている。
図16に図示するように、変換器58は、電機子巻線52、53から得られた
交流を1相の直流に変換する働きをし、この直流は、フィルタリング部分及び出
力側に供給される。
図14に図示するように、BDMは、次のことに基づいている。即ち、2つの
極巻線が1つの永久磁石の下、1相として接続され、この1相は、永久磁石の磁
束のものと比較して、自己インダクタンスの2倍の周波数の変化を生じさせ、従
って、相互インダクタンスは全く考える必要がない形態に基づくものである。こ
の場合、相電流は双方向であり、その結果、B−H面(図19に図示)の2つの
四半分部分にてエネルギ変換が為される。リラクタンストルクは、通常の速度に
て変動し、電流を調和させ、このため、機械のインダクタンスは可能な限り小さ
く設計する必要がある。
他方、UDMは、電機子巻線の2相の接続に基づいている(図15に図示)。
この場合、機械は、SRMと同様に作動されて、λ−I面上にて第一の四半分部
分においてのみエネルギ変換が為され(図19、図20に図示)、このため、各
相に対する半周期のみを使用して、電機子反作用を生じさせ、常に、永久磁石界
磁を磁化して、これにより、機械を略飽和状態に駆動する。電機子反作用は、U
DMにて、リラクタンストルクの形態にて利用可能とされ、このトルクに対する
インダクタンスをより大きく設計することができ、制御トポロジーは、SRMの
形態と同様に、より簡単なものとなる(図18参照)。UDMに対するインダク
タンスの変化程度対ロータ角度の周期は、PM磁束が結合する周期と同一であり
、このことは、平滑にリラクタンストルクを発生するのに役立つ。その双方の作
動モードにおけるトルクの発生は、図21及び図22に図示されている。
この新規な機械の相電圧等式は、次のように表すことができる。
ここで、
及び、
従って、次のようになる。
等式(37)は、次のように書き換えることができる。
ここで、
a)入力されるパワーは、次の通り。
b)銅損失量は、次の通り。
c)このトルクのPM部分は、次の通り。
d)リラクタンストルクは、次の通り。
ここで、
e)電機子巻線に蓄えられたエネルギは、次の通り。
また、等式(34)から、界磁を弱化する、二重突極を有する永久磁石型発電
機の動的等式は、次式で表すことができる。
ここで、
1)[V]は、制御ベクトル。
2)[E]は、PM電圧ベクトル。
3)[R]は、抵抗マトリックス。
等式(44)の機械のパラメータは、有限要素解析(FEA)により得ること
ができ、提示した動的等式を使用することにより、デジタルコンピュータによる
シュミレーションを行うことができる。更に、このモードに基づいて制御方法、
又はベクトル[V]の軌跡を研究することができる。特に、この機械のPM界磁
の制御特性を研究しなければならず、このことが、将来の論文の対象となろう。
PM電圧ベクトルは、次のように書き表すことができる。
ここで、
Φma=相Aにより鎖交された無負荷PM磁束。
Φmb=相Bにより鎖交された無負荷PM磁束。
Lma=相Aに対する界磁巻線の磁化インダクタンス。
Lmb=相Bに対する界磁巻線の磁化インダクタンス。
if=界磁巻線回路。
作動原理を実証すべく、界磁を弱化する、二重突極を有する永久磁石型発電機
の本発明による5kWのプロトタイプについて有限要素解析を行った。図23に
は、永久磁石のみを励起させた状態のときの磁束の分布状態が図示されている。
1つのステータ極の磁束が極めて高密度であることが明らかである。フェライト
系磁石の残りの磁束密度は、0.4テスラに過ぎない場合であっても、空隙内にて1
.5テスラ程度の磁束密度は容易に実現可能である。一方、このことは、磁束の集
束機能が4倍であり、従来の埋め込んだ型式の永久磁石機械を遥かに上廻るもの
であることを実証する。
図24には、電機子電流のみが存在するときの磁束の分布状態が図示されてい
る。ステータ及びロータ極が半分重なり合ったときに生じる最大のインダクタン
ス位置が図示されている。この時点にて、この電機子電流により発生されるリラ
クタンストルクは零である。
単位界磁電流(本明細書にて、単位界磁電流とは、銅の体積電流密度が3000A
/in2に達する時点として定義する)の60乃至90%使用するだけで、界磁巻線に
よる減磁MMFが提供される。
界磁を弱化する、二重突極を有する永久磁石型発電機の5kWの原型の設計に
対するデジタルシュミレーションを行った。機械のデータ及び性能の計算結果は
、以下に掲げる通りである。
機械のデータ
ステータの外径 28.5cm
ステータの内径 20.0cm
積み重ね長さ 18.3cm
ステータの極数 4極
ロータの極数 6極
ステータ/ロータの極の円弧角度 20°/30°
ステータの溝の深さ 1.8cm
機械の性能(BDM)
直流バス電圧 150V
最大インダクタンス 0.81mH
最小インダクタンス 0.20mH
相の最高電流 75A
相電流RMS 64.5A
出力パワー 5.31kW
効率 96.0%
機械の性能(UDM)
直流バス電圧 150V
最大インダクタンス 0.76mH
最小インダクタンス 0.57mH
相の最高電流 63A
相電流RMS 55.4A
出力パワー 5.21kW
効率 96.0%
このシュミレーションは、誘導された動的等式及びFEAから得られたパラメ
ータに基づくものである。双方の作動モードに対する電流及び電圧の波形がそれ
ぞれ図26及び図27に図示されている。このシュミレーションは、有限要素解
析に基づくものであるが、想定した2つの隣接する位置間のインダクタンス及び
簡単な成形インダクタンスの変化を計算し得るように幾つかのロータ位置を選択
した。また、その結果、インダクタンスは、直線状に変化し、EMFは「方形」
であると想定したことが理解できる。
図13乃至図27に関して上述したように、提案された思想に基づいて、高電
力密度、低コスト及び機械的に堅固な構造体と組合わさった、永久磁石の励起に
より界磁を弱化させる機能を備える新規な電気機械が具体化可能である。この解
析から、この発電機は高性能の特徴を失うことなく、極めて広い速度範囲に亙っ
て作動可能であることが分かり、このことは、この新規な型式の永久磁石型発電
機は、発電を目的とする可変速度(特に、高速度)の適用例に極めて採用可能で
あることを示す。低コストにてこの永久磁石型発電機の界磁の弱化機能が具体化
可能であるから、近い将来、この型式の機械を広範囲に使用することが可能とな
る。
本発明にて提案し且つ図13乃至図27に関して説明した機械は、ステータ/
ロータの極の比が4/6に維持される限り、出力、又は速度範囲、或いは機械の
極数に関係なく、広範囲に亙る高性能の発電を目的とする適用例に適したもので
ある。
希土類系永久磁石に代えて、フェライト系永久磁石を利用して、永久磁石の特
別な配置、形状及び位置決めと共に、可変リラクタンスの機械の原理を組み合わ
せる結果、電気機械の製造メーカは、低コストで軽量な機械、より高い力密度の
機械、界磁の弱化又は増強機能を備え、更に、減磁に対するより容易な保護手段
を実現することが可能となる。
本発明の基礎となる思想の好適な実施の形態及び特定の改変例に関して詳細に
説明したが、上記基本的な原理を理解することにより、各種のその他の実施の形
態及びこの実施の形態の特定の変更及び改変例が当業者に明らかであろう。この
ため、添付した請求の範囲の記載の範囲内において、本発明は、本明細書に具体
的に記載した以外の形態にて実施することが可能であることを理解すべきである
。
【手続補正書】特許法第184条の4第4項
【提出日】1996年12月10日
【補正内容】
19条補正による請求の範囲
(15項を取り消し、1項、5項、16項、17項は補正し、その他の項は補正
せず。)
1.永久磁石機械において、
中心軸線の周りで回転し得るように取り付けられたロータであって、
該中心軸線の周りで等しい間隔角度の位置に離間され且つ半径方向外方に伸長
する複数のロータ突極を有するロータと、
ステータとを備え、該ステータが、
ステータヨークであって、円形の断面形状を有し且つ中心軸線の周りで対称に
配置された、第一及び第二の同様の部分を有するステータヨークと、
中心軸線の周りで等しい間隔角度の位置に離間され且つステータヨークから半
径方向内方に伸長する第一及び第二の複数のステータ突極とを備え、該第一の部
分が前記第一の複数のステータ極を有し、前記第二の部分が前記第二の複数のス
テータ極を有し、
前記ステータヨーク内に埋め込まれた第一及び第二の弓形の永久磁石とを備え
、
該第一の永久磁石が、ステータヨークの前記第一の部分と前記第一の複数のス
テータ極との間に介在され、前記第二の永久磁石が、ステータヨークの第二の部
分と前記第二の複数のステータ極との間に介在され、
複数の電機子巻線であって、該巻線の各々が、前記第一の複数のステータ極の
1つのステータ極の周りでコイル状に巻かれ且つ前記第二の複数のステータ極の
直径方向に対向したステータ極の周りでコイル状に巻かれた、複数の電機子巻線
と、
一次的磁束路と恒久的に結合され且つ前記第一の部分と第二の部分との間に介
在され、前記ステータヨークの長さに沿って巻かれた界磁巻線とを備える、永久
磁石機械。
2.請求項1に記載の機械において、前記第一及び第二の永久磁石が前記ステ
ータヨークの長さに沿って伸長し且つその断面が円形の形状をしている、機械。
3.請求項1に記載の機械において、前記第一及び第二の永久磁石がフェライ
ト系永久磁石である、機械。
4.請求項1に記載の機械において、前記複数の電機子巻線が3相の電機子巻
線である、機械。
5.請求項1に記載の機械において、前記第一及び第二の永久磁石が、該機械
を磁化する主たる磁束源として機能し得るように前記中心軸線に対して半径方向
の磁化方向を横切るように極が形成されるようにした、機械。
6.請求項5に記載の機械において、前記界磁巻線が、励起されたとき、第一
及び第二の永久磁石により発生された一次的磁束を増強し又は弱化する磁化又は
減磁アンペア数を発生させる、機械。
7.請求項5に記載の機械において、前記界磁巻線がロータの位置を検出する
、機械。
8.請求項1に記載の機械において、前記複数のロータ極が4つのロータ極を
含み、前記第一の複数のステータ極が3つのステータ極を含み、前記第二の複数
のステータ極が3つのステータ極を含み、
前記複数の電機子巻線が3つの電機子巻線を備え、該3つの電機子巻線の各々
が共に接続された2つのコイルを備え、該コイルの各々が直径方向に対向した1
つのステータ極の1つの周りに巻かれ、前記3つの電機子巻線の各々が3相の交
流電源の別個の相に接続される、機械。
9.請求項8に記載の機械において、前記電機子巻線に接続され且つ3相の交
流電流電力を未調整の直流電流に変換する変換器手段を更に備える、機械。
10.請求項1に記載の機械において、前記界磁巻線の励起手段を更に備える、
機械。
11.請求項1に記載の機械において、前記複数のロータ極対前記複数のステー
タ極との比が4:6である、機械。
12.請求項11に記載の機械において、モータとして機能する、機械。
13.請求項11に記載の機械において、発電機として機能する、機械。
14.請求項1に記載の機械において、前記複数のロータ極が6つのロータ極を
含み、前記複数のステータ極が4つのステータ極を含み、前記複数の電機子巻線
が第一及び第二の電機子巻線を含み、前記第一及び第二の電機子巻線の各々がそ
の間にて直列に接続された第一及び第二のコイルを備え、該第一及び第二のコイ
ルの各々が直径方向に対向したステータ極の1つの周りに巻かれ、第一の電機子
巻線の第二のコイルが第二の巻線の第一のコイルに接続され、
前記第一の電機子巻線の第一のコイルに接続され且つ前記第二の電機子巻線の
第二のコイルに接続された変換器手段を更に備え、
該変換器手段が、第一及び第二の電機子巻線から得られた1相の交流電流を直
流に変換する、機械。
15.請求項1に記載の機械において、前記複数のロータ極対前記複数のステー
タ極との比が4:6である、機械。
16.永久磁石機械にして、
中心軸線の周りで回転し得るように取り付けられたロータであって、
該中心軸線の周りで等しい間隔角度の位置に離間され且つ半径方向外方に伸長
する4つのロータ突極を有するロータと、
ステータとを備え、該ステータが、
ステータヨークであって、円形の断面形状を有し且つ中心軸線の周りで対称に
配置された第一及び第二の同様の部分を有するステータヨークと、
中心軸線の周りで等しい間隔角度の位置に離間され且つステータヨークから内
方に伸長する6つのステータ突極とを備え、該第一の部分が前記第一の3つのス
テータ極を有し、前記第二の部分が別の3つのステータ極を有し、
前記ステータヨーク内に埋め込まれた第一及び第二の弓形のフェライト系永久
磁石を備え、該第一及び第二の磁石が、該機械を磁化する主たる磁束源として機
能し得るように前記中心軸線に対して半径方向の磁化方向を横切るように極が形
成されるようにし、
該第一の永久磁石が、ステータヨークの前記第一の部分と前記第一の3つのス
テータ極との間に介在され、前記第二の永久磁石がステータヨークの第二の部分
と前記別の前記別の3つのステータ極との間に介在され、該第一及び第二の永久
磁石がステータヨークの長さに沿って伸長し且つその断面にて円形の形状をして
おり、
3相の電機子巻線であって、該巻線の各々が前記第一の3つのステータ極の1
つのステータ極の周りでコイル状に巻かれ、前記別の3つのステータ極の直径方
向に対向したステータ極の周りでコイル状に巻かれた、3相の電機子巻線と、
前記第一の部分と第二の部分との間に介在され且つステータヨークの長さに沿
って巻かれた界磁巻線とを備え、該界磁巻線が、励起されたとき、第一及び第二
の永久磁石により発生された一次的磁束を増強し又は弱化させるように磁化又は
減磁アンペアターンを発生させ、
前記界磁巻線が、作動されないとき、ロータの位置を検出し、前記3つの電機
子巻線の各々が3相の交流電源の別個の相に接続され、
前記電機子巻線に接続され且つ3相の交流電力を未調整の直流電流に変換する
変換器手段と、
前記界磁巻線の励起手段とを備える、永久磁石機械。
17.永久磁石型の1相発電機において、
中心軸線の周りで回転し得るように取り付けられたロータであって、
該中心軸線の周りで等しい間隔角度の位置に離間され且つ半径方向外方に伸長
する6つのロータ突極を有するロータと、
ステータとを備え、該ステータが、
ステータヨークであって、円形の断面形状を有し且つ中心軸線の周りで対称に
配置された第一及び第二の同様の部分を有するステータヨークと、
中心軸線の周りで等しい間隔角度の位置に離間され且つステータヨークから半
径方向内方に伸長する4つのステータ突極とを備え、該第一の部分が前記第一の
2つのロータ極を有し、前記第二の部分が別のステータ極を有し、
前記ステータヨーク内に埋め込まれた第一及び第二の弓形のフェライト系永久
磁石を備え、該第一及び第二の磁石が、該機械を磁化する主たる磁束源として機
能し得るように前記中心軸線に対して半径方向の磁化方向を横切るように極が形
成されるようにし、
該第一の永久磁石がステータヨークの前記第一の部分と前記第一の2つのステ
ータ極との間に介在され、前記第二の永久磁石がステータヨークの第二の部分と
前記別の2つのステータ極との間に介在され、該第一及び第二の永久磁石がステ
ータヨークの長さに沿って伸長し且つその断面が円形の形状をしており、
第一及び第二の電機子巻線であって、該巻線の各々がその間にて直列に接続さ
れた第一及び第二のコイルを有し、該第一及び第二のコイルの各々が、直径方向
に対向したステータ極の周りでコイル状に巻かれ、前記第一の電機子巻線の前記
第二のコイルが、前記第二の電機子巻線の前記第一のコイルに接続され、
前記第一の部分と第二の部分との間に介在され且つ前記ステータヨークの長さ
に沿って巻かれた界磁巻線とを備え、該界磁巻線が、励起されたとき、第一及び
第二の永久磁石により発生された一次的磁束を増強し又は弱化させるように磁化
又は減磁アンペアターンを発生させ、
前記界磁巻線の励起手段と、
前記第一の電機子巻線の前記第一のコイルに接続され且つ前記第二の電機子巻
線の前記第二のコイルに接続された変換器手段とを備え、
該変換器手段が、前記第一及び第二の電機子巻線から得られた交流電流を1相
の直流に変換する、永久磁石型の1相発電機。
【手続補正書】
【提出日】1998年4月14日
【補正内容】
「請求の範囲」を次のように補正する(元の請求項15削除)。
『 1.永久磁石機械において、
中心軸線の周りで回転し得るように取り付けられたロータであって、
該中心軸線の周りで等しい角度間隔の位置に離間され且つ半径方向外方に伸長
する複数のロータ突極を有するロータと、
ステータとを備え、該ステータが、
ステータヨークであって、円形の断面形状を有し且つ中心軸線の周りで対称に
配置された、第1及び第2の同様の部分を有するステータヨークと、
中心軸線の周りで等しい角度間隔の位置に離間され且つステータヨークから半
径方向内方に伸長する第1及び第2の複数のステータ突極とを備え、前記第1の
部分が前記第1の複数のステータ極を有し、前記第2の部分が前記第2の複数の
ステータ極を有し、
前記ステータヨーク内に埋め込まれた第1及び第2のアーチ形の永久磁石とを
備え、該第1の永久磁石が、ステータヨークの前記第1の部分と前記第1の複数
のステータ極との間に介在され、前記第2の永久磁石が、ステータヨークの第2
の部分と前記第2の複数のステータ極との間に介在され、
複数の電機子巻線であって、該巻線の各々が、前記第1の複数のステータ極の
1つのステータ極の周りに、そして前記第2の複数のステータ極の直径方向に対
向したステータ極の周りにコイル状に巻かれた、複数の電機子巻線と、
一次的磁束路と恒久的に結合され且つ前記第1の部分と第2の部分との間に介
在され、前記ステータヨークの長さに沿って巻かれた界磁巻線と、
を備えた、永久磁石機械。
2.請求項1に記載の機械において、前記第1及び第2の永久磁石が前記ステ
ータヨークの長さに沿って伸長し且つその断面が円形の形状をしている、機械。
3.請求項1に記載の機械において、前記第1及び第2の永久磁石がフェライ
ト系永久磁石である、機械。
4.請求項1に記載の機械において、前記複数の電機子巻線が3相の電機子巻
線である、機械。
5.請求項1に記載の機械において、前記第1及び第2の永久磁石が、該機械
を磁化する主たる磁束源として機能し得るように前記中心軸線に対して半径方向
の磁化方向を横切るように極が形成されるようにした、機械。
6.請求項5に記載の機械において、前記界磁巻線が、励起されたとき、第1
及び第2の永久磁石により発生された一次的磁束を増強し又は弱化する磁化又は
減磁アンペアターンを発生させる、機械。
7.請求項5に記載の機械において、前記界磁巻線がロータの位置を検出する
、機械。
8.請求項1に記載の機械において、前記複数のロータ極が4つのロータ極を
含み、前記第1の複数のステータ極が3つのステータ極を含み、前記第2の複数
のステータ極が3つのステータ極を含み、
前記複数の電機子巻線が3つの電機子巻線を備え、該3つの電機子巻線の各々
が共に接続された2つのコイルを備え、該コイルの各々が直径方向に対向した1
つのステータ極の1つの周りに巻かれ、前記3つの電機子巻線の各々が3相の交
流電源の別個の相に接続される、機械。
9.請求項8に記載の機械において、前記電機子巻線に接続され且つ3相の交
流電流電力を未調整の直流電流に変換する変換器手段を更に備える、機械。
10.請求項1に記載の機械において、前記界磁巻線の励起手段を更に備える、
機械。
11.請求項1に記載の機械において、前記複数のロータ極対前記複数のステー
タ極との比が4:6である、機械。
12.請求項11に記載の機械において、モータとして機能する、機械。
13.請求項11に記載の機械において、発電機として機能する、機械。
14.請求項1に記載の機械において、前記複数のロータ極が6つのロータ極を
含み、前記複数のステータ極が4つのステータ極を含み、前記複数の電機子巻線
が第1及び第2の電機子巻線を含み、前記第1及び第2の電機子巻線の各々がそ
の間にて直列に接続された第1及び第2のコイルを備え、該第1及び第2のコイ
ルの各々が直径方向に対向したステータ極の1つの周りに巻かれ、第1の電機子
巻線の第2のコイルが第2の巻線の第1のコイルに接続され、
前記第1の電機子巻線の第1のコイルに接続され且つ前記第2の電機子巻線の
第2のコイルに接続された変換器手段を更に備え、
該変換器手段が、第1及び第2の電機子巻線から得られた1相の交流を直流に
変換する、機械。
15.永久磁石機械において、
中心軸線の周りで回転し得るように取り付けられたロータであって、
該中心軸線の周りで等しい角度間隔の位置に離間され且つ半径方向外方に伸長
する4つのロータ突極を有するロータと、
ステータとを備え、該ステータが、
ステータヨークであって、円形の断面形状を有し且つ中心軸線の周りで対称に
配置された第1及び第2の同様の部分を有するステータヨークと、
中心軸線の周りで等しい角度間隔の位置に離間され且つステータヨークの半径
方向内方に伸長する6つのステータ突極とを備え、該第1の部分が前記第1の3
つのステータ極を有し、前記第2の部分が別の3つのステータ極を有し、
前記ステータヨーク内に埋め込まれた第1及び第2のアーチ形のフェライト系
永久磁石を備え、該磁石が、該機械を磁化する主たる磁束源として機能し得るよ
うに前記中心軸線に対して半径方向の磁化方向を横切るように極が形成されるよ
うにし、
該第1の永久磁石が、ステータヨークの前記第1の部分と前記第1の3つのス
テータ極との間に介在され、前記第2の永久磁石がステータヨークの第2の部分
と前記別の3つのステータ極との間に介在され、該第1及び第2の永久磁石がス
テータヨークの長さに沿って伸長し且つその断面にて円形の形状をしており、
3相の電機子巻線であって、該巻線の各々が前記第1の3つのステータ極の1
つのステータ極の周りに、そして前記別の3つのステータ極の直径方向に対向し
たステータ極の周りにコイル状に巻かれた、3相の電機子巻線と、
前記第1の部分と第2の部分との間に介在され且つステータヨークの長さに沿
って巻かれた界磁巻線とを備え、該界磁巻線が、励起されたとき、第1及び第2
の永久磁石により発生された一次的磁束を増強し又は弱化させるように磁化又は
減磁アンペアターンを発生させ、前記界磁巻線が、作動されないとき、ロータの
位置を検出し、前記3つの電機子巻線の各々が3相の交流電源の別個の相に接続
され、
前記電機子巻線に接続され且つ3相の交流電力を未調整の直流電流に変換する
変換器手段と、
前記界磁巻線の励起手段と、
を備えた、永久磁石機械。
16.永久磁石型の1相発電機において、
中心軸線の周りで回転し得るように取り付けられたロータであって、
該中心軸線の周りで等しい角度間隔の位置に離間され且つ半径方向外方に伸長
する6つのロータ突極を有するロータと、
ステータとを備え、該ステータが、
ステータヨークであって、円形の断面形状を有し且つ中心軸線の周りで対称に
配置された第1及び第2の同様の部分を有するステータヨークと、
中心軸線の周りで等しい間隔角度の位置に離間され且つステータヨークから半
径方向内方に伸長する4つのステータ突極とを備え、該第1の部分が前記第1の
2つのロータ極を有し、前記第2の部分が別のステータ極を有し、
前記ステータヨーク内に埋め込まれた第1及び第2のアーチ形のフェライト系
永久磁石を備え、該磁石が、該機械を磁化する主たる磁束源として機能し得るよ
うに前記中心軸線に対して半径方向の磁化方向を横切るように極が形成されるよ
うにし、
前記第1の永久磁石がステータヨークの前記第1の部分と前記第1の2つのス
テータ極との間に介在され、前記第2の永久磁石がステータヨークの第2の部分
と前記別の2つのステータ極との間に介在され、該第1及び第2の永久磁石がス
テータヨークの長さに沿って伸長し且つその断面が円形の形状をしており、
第1及び第2の電機子巻線であって、該巻線の各々がその間にて直列に接続さ
れた第1及び第2のコイルを有し、該第1及び第2のコイルの各々が、直径方向
に対向したステータ極の周りでコイル状に巻かれ、前記第1の電機子巻線の前記
第2のコイルが、前記第2の電機子巻線の前記第1のコイルに接続され、
前記第1の部分と第2の部分との間に介在され且つ前記ステータヨークの長さ
に沿って巻かれた界磁巻線とを備え、該界磁巻線が、励起されたとき、第1及び
第2の永久磁石により発生された一次的磁束を増強し又は弱化させるように磁化
又は減磁アンペアターンを発生させ、
前記界磁巻線の励起手段と、
前記第1の電機子巻線の前記第1のコイルに接続され且つ前記第2の電機子巻
線の前記第2のコイルに接続された変換器手段とを備え、
該変換器手段が、前記第1及び第2の電機子巻線から得られた交流を1相の直
流に変換する、永久磁石型の1相発電機。』
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF
,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S
Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD
,RU,TJ,TM),AL,AM,AU,BB,BG
,BR,CA,CN,CZ,EE,GE,HU,IS,
JP,KG,KP,KR,LK,LR,LT,LV,M
D,MG,MK,MN,MX,NO,NZ,PL,RO
,SG,SI,SK,TR,TT,UA,UZ,VN
(72)発明者 リー,ユー
アメリカ合衆国ウィスコンシン州53705,
マディソン,“ディー”・イーグル・ハイ
ツ 946
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.永久磁石機械において、 中心軸線の周りで回転し得るように取り付けられたロータであって、 該中心軸線の周りで等しい間隔角度の位置に離間され且つ外方に伸長する複数 のロータ突極を有するロータと、 ステータとを備え、該ステータが、 ステータヨークであって、円形の断面形状を有し且つ中心軸線の周りで対称に 配置された、第一及び第二の同様の部分を有するステータヨークと、 中心軸線の周りで等しい間隔角度の位置に離間され且つステータヨークから内 方に伸長する第一及び第二の複数のステータ突極とを備え、該第一の部分が前記 第一の複数のステータ極を有し、前記第二の部分が前記第二の複数のステータ極 を有し、 前記ステータヨーク内に埋め込まれた第一及び第二の弓形の永久磁石とを備え 、 該第一の永久磁石が、ステータヨークの前記第一の部分と前記第一の複数のス テータ極との間に介在され、前記第二の永久磁石が、ステータヨークの第二の部 分と前記第二の複数のステータ極との間に介在され、 複数の電機子巻線であって、該巻線の各々が、前記第一の複数のステータ極の 1つのステータ極の周りでコイル状に巻かれ且つ前記第二の複数のステータ極の 直径方向に対向したステータ極の周りでコイル状に巻かれた、複数の電機子巻線 と、 一次的磁束路と恒久的に結合され且つ前記第一の部分と第二の部分との間に介 在され、前記ステータヨークの長さに沿って巻かれた界磁巻線とを備える、永久 磁石機械。 2.請求項1に記載の機械において、前記第一及び第二の永久磁石が前記ステ ータヨークの長さに沿って伸長し且つその断面が円形の形状をしている、機械。 3.請求項1に記載の機械において、前記第一及び第二の永久磁石がフェライ ト系永久磁石である、機械。 4.請求項1に記載の機械において、前記複数の電機子巻線が3相の電機子巻 線である、機械。 5.請求項1に記載の機械において、前記第一及び第二の永久磁石が、該機械 を磁化する主たる磁束源として機能し得るように前記中心軸線を横切る方向に極 が形成されるようにした、機械。 6.請求項5に記載の機械において、前記界磁巻線が、励起されたとき、第一 及び第二の永久磁石により発生された一次磁束を増強し又は弱化する磁化又は減 磁アンペアターンを発生させる、機械。 7.請求項5に記載の機械において、前記界磁巻線がロータの位置を検出する 、機械。 8.請求項1に記載の機械において、前記複数のロータ極が4つのロータ極を 含み、前記第一の複数のステータ極が3つのステータ極を含み、前記第二の複数 のステータ極が3つのステータ極を含み、 前記複数の電機子巻線が3つの電機子巻線を備え、該3つの電機子巻線の各々 が共に接続された2つのコイルを備え、該コイルの各々が直径方向に対向した1 つのステータ極の1つの周りに巻かれ、前記3つの電機子巻線の各々が3相の交 流電流源の別個の相に接続される、機械。 9.請求項8に記載の機械において、前記電機子巻線に接続され且つ3相の交 流電流電力を未調整の直流電流に変換する変換器手段を更に備える、機械。 10.請求項1に記載の機械において、前記界磁巻線の励起手段を更に備える、 機械。 11.請求項1に記載の機械において、前記複数のロータ極対前記複数のステー タ極との比が4:6である、機械。 12.請求項11に記載の機械において、モータとして機能する、機械。 13.請求項11に記載の機械において、発電機として機能する、機械。 14.請求項1に記載の機械において、前記複数のロータ極が6つのロータ極を 含み、前記複数のステータ極が4つのステータ極を含み、前記複数の電機子巻線 が第一及び第二の電機子巻線を含み、前記第一及び第二の電機子巻線の各々がそ の間にて直列に接続された第一及び第二のコイルを備え、該第一及び第二のコイ ルの各々が直径方向に対向したステータ極の1つの周りに巻かれ、第一の電機子 巻線の第二のコイルが第二の巻線の第一のコイルに接続され、 前記第一の電機子巻線の第一のコイルに接続され且つ前記第二の電機子巻線の 第二のコイルに接続された変換器手段を更に備え、 該変換器手段が、第一及び第二の電機子巻線から得られた1相の交流電流を直 流に変換する、機械。 15.請求項1に記載の機械において、前記複数のロータ極対前記複数のステー タ極との比が4:6である、機械。 16.永久磁石機械にして、 中心軸線の周りで回転し得るように取り付けられたロータであって、 該中心軸線の周りで等しい間隔角度の位置に離間され且つ外方に伸長する4つ のロータ突極を有するロータと、 ステータとを備え、該ステータが、 ステータヨークであって、円形の断面形状を有し且つ中心軸線の周りで対称に 配置された第一及び第二の同様の部分を有するステータヨークと、 中心軸線の周りで等しい間隔角度の位置に離間され且つステータヨークから内 方に伸長する6つのステータ突極とを備え、該第一の部分が前記第一の3つのス テータ極を有し、前記第二の部分が別の3つのステータ極を有し、 前記ステータヨーク内に埋め込まれた第一及び第二の弓形のフェライト系永久 磁石を備え、該第一及び第二の磁石が、該機械を磁化する一次的磁束源として機 能し得るように前記中心軸線を横切る方向に極が形成されるようにし、 該第一の永久磁石が、ステータヨークの前記第一の部分と前記第一の3つのス テータ極との間に介在され、前記第二の永久磁石がステータヨークの第二の部分 と前記別の3つのステータ極との間に介在され、該第一及び第二の永久磁石がス テータヨークの長さに沿って伸長し且つその断面が円形の形状をしており、 3相の電機子巻線であって、該巻線の各々が前記第一の3つのステータ極の1 つのステータ極の周りでコイル状に巻かれ、前記別の3つのステータ極の直径方 向に対向したステータ極の周りでコイル状に巻かれた、3相の電機子巻線と、 前記第一の部分と第二の部分との間に介在され且つステータヨークの長さに沿 って巻かれた界磁巻線とを備え、該界磁巻線が、励起されたとき、第一及び第二 の永久磁石により発生された一次的磁束を増強し又は弱化させるように磁化又は 減 磁アンペアターンを発生させ、 前記界磁巻線が、作動されないとき、ロータの位置を検出し、前記3つの電機 子巻線の各々が3相の交流源の別個の相に接続され、 前記電機子巻線に接続され且つ3相の交流電力を未調整の直流電流に変換する 変換器手段と、 前記界磁巻線の励起手段とを備える、永久磁石機械。 17.永久磁石型の1相発電機において、 中心軸線の周りで回転し得るように取り付けられたロータであって、 該中心軸線の周りで等しい間隔角度の位置に離間され且つ外方に伸長する6つ のロータ突極を有するロータと、 ステータとを備え、該ステータが、 ステータヨークであって、円形の断面形状を有し且つ中心軸線の周りで対称に 配置された第一及び第二の同様の部分を有するステータヨークと、 中心軸線の周りで等しい間隔角度の位置に離間され且つステータヨークから内 方に伸長する4つのステータ突極とを備え、該第一の部分が前記第一の2つのス テータ極を有し、前記第二の部分が別の2つのステータ極を有し、 前記ステータヨーク内に埋め込まれた第一及び第二の弓形のフェライト系永久 磁石とを備え、該第一及び第二の磁石が、該機械を磁化する主たる磁束源として 機能し得るように前記中心軸線を横切る方向に極が形成されるようにし、 該第一の永久磁石がステータヨークの前記第一の部分と前記第一の2つのステ ータ極との間に介在され、前記第二の永久磁石がステータヨークの第二の部分と 前記別の2つのステータ極との間に介在され、該第一及び第二の永久磁石がステ ータヨークの長さに沿って伸長し且つその断面が円形の形状をしており、 第一及び第二の電機子巻線であって、該巻線の各々がその間にて直列に接続さ れた第一及び第二のコイルを有し、該第一及び第二のコイルの各々が、直径方向 に対向したステータ極の1つの周りでコイル状に巻かれ、前記第一の電機子巻線 の前記第二のコイルが、前記第二の電機子巻線の前記第一のコイルに接続され、 前記第一の部分と第二の部分との間に介在され且つステータヨークの長さに沿 って巻かれた界磁巻線とを備え、該界磁巻線が、励起されたとき、第一及び第二 の 永久磁石により発生された一次的磁束を増強し又は弱化させるように磁化又は減 磁アンペアターンを発生させ、 前記界磁巻線の励起手段と、 前記第一の電機子巻線の前記第一のコイルに接続され且つ前記第二の電機子巻 線の前記第二のコイルに接続された変換器手段とを備え、 該変換器手段が、前記第一及び第二の電機子巻線から得られた交流電流を1相 の直流に変換する、永久磁石型の1相発電機。
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