JPH1151390A - 故障表示装置 - Google Patents

故障表示装置

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Publication number
JPH1151390A
JPH1151390A JP20751497A JP20751497A JPH1151390A JP H1151390 A JPH1151390 A JP H1151390A JP 20751497 A JP20751497 A JP 20751497A JP 20751497 A JP20751497 A JP 20751497A JP H1151390 A JPH1151390 A JP H1151390A
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JP
Japan
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abnormality
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main body
fault
Prior art date
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Application number
JP20751497A
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English (en)
Inventor
Ichiro Nasu
一郎 奈須
Toshihiro Horiuchi
敏弘 堀内
Shinji Miyauchi
伸二 宮内
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1151390A publication Critical patent/JPH1151390A/ja
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  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異常履歴の表示において、使用者が異常履歴
表示SWを操作したとき修理する前の異常履歴が表示さ
れて、修理ができていないと誤解するのを防止する。 【解決手段】 異常履歴表示クリアSW10を設けて異
常履歴をクリアする構成としてある。したがって、故障
修理完了時に異常履歴をクリアすることで修理前の異常
履歴が表示されず、誤解がなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は過去に発生した異常
内容をリモコン等に表示する故障表示装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来この種の故障表示装置は、特開平7
−323178号公報に示すものが一般的であった。こ
の装置は図10に示されているように記憶手段1に発生
した異常を記憶し、入力設定手段2の特殊操作により記
憶手段1に記憶された異常を表示手段3に表示されるよ
うに構成されており、この機能をサービスマンが使用
し、故障診断を効率よく行えるようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
故障表示装置では、一旦記憶手段1に記憶された異常は
消すことができないので、使用者が偶然入力手段2の特
殊操作をした場合、表示手段3に生産工程で検査時にで
た異常内容や過去の修理済みの異常内容が表示され、使
用者が給湯装置が故障したと誤解するという課題を有し
ていた。
【0004】また、上記課題を起こりにくくするため、
複雑な特殊操作によって異常表示を行うようにすると、
メンテ性向上のため折角設けた機能がサービス現場では
使ってもらえないという課題があった。
【0005】さらに故障診断においても過去に故障修理
した給湯装置が再度故障した場合、表示されている異常
が前回の故障の時にでたものか、今回新たにでたものか
が判断しにくく、判断ミスにつながるという課題を有し
ていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために異常履歴表示クリアSWが操作されたら異常
スタックに記憶された異常を表示しない構成としたもの
である。
【0007】上記発明によれば、故障修理完了時、また
生産工程の検査完了時に異常履歴表示クリアSWを操作
すれば、異常履歴表示要求SWを操作してもそれ以前に
発生した異常は表示されなくなり、使用者が偶然に異常
履歴表示要求SWを操作しても無意味な異常表示はされ
なくなるので誤解をまねくことを防止できる。よって異
常履歴表示要求SWをよりわかりやすく構成でき、サー
ビス現場でより使いやすくなり、故障診断を有効に活用
できる。
【0008】また、故障診断時にも前回修理した以降に
発生した異常に限定して異常内容を表示するため、より
効率よい故障診断をすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、機器本体
の運転状態を設定する操作器と、前記機器本体の作動状
態を表示する表示器と、前記機器本体に発生した異常の
内容を記憶する異常スタックと、前記機器本体または前
記操作器に設けた異常履歴表示要求SWと、前記機器本
体または前記操作器に設けた異常履歴表示クリアSWと
を備え、前記機器本体に異常が発生すると、異常内容を
前記異常スタックに記憶し、前記異常履歴表示要求SW
が操作されると、前記異常スタックの異常内容を前記表
示器に表示するとともに、前記異常履歴表示クリアSW
が操作されたら前記異常スタックの異常内容をすべてク
リアするため、工場での検査終了時、故障修理完了時に
異常履歴表示クリアSWを操作すれば、異常履歴表示要
求SWを操作してもそれ以前に発生した異常は表示され
なくなり、使用者の誤解を招くことを防止できるととも
に、サービス時にもより効率よい故障診断ができる。
【0010】また請求項2記載の発明は、機器本体の運
転状態を設定する操作器と、前記機器本体の作動状態を
表示する表示器と、前記機器本体に発生した異常の内容
を記憶する異常スタックと、前記異常スタックに対応し
て設けた異常表示禁止フラグと、前記機器本体または前
記操作器に設けた異常履歴表示要求SWと、前記機器本
体または前記操作器に設けた異常履歴表示クリアSWと
を備え、前記機器本体に異常が発生すると、異常内容を
前記異常スタックに記憶するとともに対応した前記異常
表示禁止フラグをリセットし、前記異常履歴表示クリア
SWが操作されたら前記異常表示禁止フラグをすべてセ
ットし、前記異常履歴表示要求SWが操作されるとリセ
ットされている前記異常表示禁止フラグに対応した前記
異常スタックの異常内容のみを前記表示器に表示するた
め、工場での検査終了時、故障修理完了時に異常履歴表
示クリアSWを操作すれば、異常履歴表示要求SWを操
作してもそれ以前に発生した異常は表示されなくなり、
使用者の誤解を招くことを防止できるとともに、サービ
ス時にもより効率よい故障診断ができる。また、必要に
応じて直接異常スタックの異常内容を読み出すこともで
き、より詳細な解析も可能になる。
【0011】さらに、請求項3記載の発明は、機器本体
の運転状態を設定する操作器と、前記機器本体の作動状
態を表示する表示器と、前記機器本体に発生した異常の
内容を記憶する異常スタックと、前記異常スタックに対
応して設けた異常表示禁止フラグと、前記機器本体また
は前記操作器に設けた第一の異常履歴表示要求SW及び
第二の異常履歴表示要求SWと、前記機器本体または前
記操作器に設けた異常履歴表示クリアSWとを備え、前
記機器本体に異常が発生すると、異常内容を前記異常ス
タックに記憶するとともに対応した前記異常表示禁止フ
ラグをリセットし、前記異常履歴表示クリアSWが操作
されたら前記異常表示禁止フラグをすべてセットし、前
記第一の異常履歴表示要求SWが操作されるとリセット
されている前記異常表示禁止フラグに対応した前記異常
スタックの異常内容のみを前記操作器に表示し、前記第
二の異常履歴表示要求SWが操作されると前記異常表示
禁止フラグに関係なく前記異常スタックのすべての異常
内容を前記表示器に表示しするため、工場での検査終了
時、故障修理完了時に異常履歴表示クリアSWを操作す
れば、第一の異常履歴表示要求SWを操作してもそれ以
前に発生した異常は表示されなくなり、使用者の誤解を
招くことを防止できるとともに、サービス時にもより効
率よい故障診断ができる。また、必要に応じて第二の異
常履歴表示要求SWを操作して異常スタックの異常内容
をすべて読み出せるので、より詳細な解析も可能にな
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0013】(実施例1)図1は本発明の実施例1にお
ける故障表示装置を用いた給湯装置の機能概念図、図2
は全ての実施例の給湯装置に共通の全体構成図、図3は
実施例1、2の給湯装置に共通のリモコンの外観図、図
4は実施例1の異常表示に関係した制御のフローチャー
トである。
【0014】図1において、4は機器本体(以下給湯機
本体という)、5は加熱器で水を加熱し給湯する。6は
操作器で、運転SW7、出湯温度設定SW8、異常履歴
表示要求SW9、異常履歴表示クリアSW10で構成さ
れている。
【0015】運転SW7により給湯機本体の運転/停止
を切り替え、運転中のみ加熱器5によって出湯温度設定
SW8で設定された温度になるまで水を加熱する。ま
た、出湯温度設定SW8で設定された温度、および運転
SW7で設定された運転/停止の状態は表示器11に表
示される。
【0016】12は異常スタックで、給湯機本体4で異
常が発生すると、異常内容を異常コードという形で記憶
する。記憶するエリアは3つあり、異常が発生すると記
憶した異常コードを下位のエリアに1つずらし、最上位
に新しく発生した異常コードを記憶する。
【0017】異常履歴表示要求SW9が操作されると、
異常スタック12の異常コードを一定時間表示する。こ
の構成により、過去に発生した異常を3つまで遡って表
示できるようになっている。
【0018】異常履歴表示クリアSW10を操作すると
異常スタック12に記憶された異常コードがすべてクリ
アされる。この状態で異常履歴表示要求SW9が操作さ
れても表示器11に異常表示はされない。
【0019】図2において13は給湯配管、14は給水
配管、15は燃料配管で給湯機本体4に内蔵された加熱
器である石油バーナー5によって給水配管14から給水
された水を加熱し、給湯配管13を介して給湯するよう
になっている。
【0020】また、石油バーナー5の燃焼制御等は給湯
機本体内に内蔵されマイコンを搭載した制御器21によ
って行われている。
【0021】16はリモコンで、信号線17を介して、
給湯機本体4内の制御器21に接続されている。表示器
11、操作器6はリモコン16に構成され、異常スタッ
ク12は給湯機本体4内の制御器21に不揮発性メモリ
で構成されている。
【0022】図3において、運転SW7、出湯温度設定
SW8、異常履歴表示要求SWであるOKモニタSW
9、異常履歴表示クリアSW10で操作器6が構成され
ている。
【0023】異常履歴表示クリアSW10は不用意に操
作されないように、操作器6の表面よりくぼんだ構成に
し、指では直接操作できないようにしている。
【0024】表示器11は出湯温度設定SW8によって
設定された温度を表示する設定温度表示18、給湯機本
体4が運転中であることを表示する運転表示19、OK
モニタSW9が操作されたら異常スタック12に記憶し
ている過去に発生した異常、および制御器21が給湯機
本体の異常を検出したとき異常コードを表示する異常表
示エリア20から構成されている。異常表示エリア20
には最大3つの異常表示ができるようになっている。
【0025】図4では主に異常表示の制御、異常スタッ
クの更新制御について説明する。このフローチャートの
処理は給湯機本体4に内蔵した制御器21のマイコンで
石油バーナー5の制御処理等と平行して常時繰り返し実
行される。
【0026】まず、S1で異常モードかどうかをチェッ
クする。異常モードは石油バーナー5の制御で石油バー
ナー5を構成している各センサの検出処理、アクチュエ
ータの駆動処理で異常を検出した場合にそれぞれの処理
で設定され、給湯機本体4は異常停止になる。
【0027】異常モードがON、つまり給湯機本体4が
異常停止している時はS2でリモコン16の異常表示エ
リア20の1段目に異常の内容をしめす異常コードを表
示する。この時、2段目、3段目にはなにも表示しな
い。このことにより給湯機本体4が異常停止していると
きリモコン16に異常コードを表示し、給湯機本体4が
異常停止し、給湯できないことを使用者に知らせるよう
になっている。
【0028】S3でスタック更新フラグをチェックし、
異常スタック12が更新されていない場合はS4、S5
で異常スタック12の異常コードを1段づつ下にずら
し、最上位に今回発生した異常コードを書き込む。異常
スタック12を更新したのでS6でスタック更新フラグ
をセットすることにより、同一の異常が継続している場
合はS3の判定で更新処理S4〜S6がジャンプされ重
複して異常スタック12が更新されないようにする。こ
のことにより、異常が発生する度に異常スタック12の
異常コードを更新し、異常スタック12には最上位から
発生時期の新しい順に3つの異常コードが記憶されてい
ることになる。
【0029】S1の異常モードチェックで異常停止して
いない場合はS7でスタック更新フラグをクリアして次
回の異常発生に備える。
【0030】S8でOKモニタSW9が操作されたかど
うかチェックし、SWがONしたらS9で履歴表示タイ
マに10秒をセットする。履歴表示タイマはダウンカウ
ンタで0でないときは0になるまでカウントダウンする
ようになっている。
【0031】S10で履歴表示タイマがカウント中かを
チェックし、カウント中の時は異常スタック12の異常
コードを読み出し、S11で異常スタック12の最上位
の異常コードをリモコン16の異常表示エリア20の1
段目に、異常スタック12の2段目の異常コードを異常
表示エリア20の2段目に、異常スタック12の最下位
の異常コードを異常表示エリア20の3段目にそれぞれ
表示する。このとき、異常スタック12のデータが0の
場合は対応した異常表示エリア20の表示はOFFのま
ま、異常表示は行わない。また、履歴表示タイマがすで
にカウントアップしているときはS12で異常表示エリ
ア20の表示をすべてOFFにする。
【0032】S13で異常履歴表示クリアSW10が操
作されたかをチェックし、SWがONしたら、S14で
異常スタック12のすべての段に0を書き込み、異常コ
ードをクリアする。
【0033】次に、動作と作用について説明すると、ま
ず制御器21が給湯機本体4の異常を検出すると給湯機
本体4を停止させるとともに異常モードをONする。
【0034】異常モードがONになると、その異常コー
ドが異常スタック12の最上位に追加記憶され、異常ス
タック12には常に発生時期の新しい順に異常コードが
記憶されている。このことによりOKモニタSW9が操
作されるとリモコン16の異常表示エリア20に10秒
間過去発生した異常コードが新しい順に3つ表示され
る。
【0035】また、異常スタック12の異常コードが0
の場合は異常表示はOFFになるので、サービス時故障
修理が完了した段階で異常履歴表示クリアSW10を操
作すると異常スタック12の異常コードがクリアされ、
OKモニタSW9を操作しても異常表示エリア20には
故障修理した以前の異常は表示されなくなる。このこと
により、使用者がOKモニタを操作しても異常表示が表
示されることによって故障が直っていないと誤解する問
題をなくすことができる。
【0036】裏を返すと異常履歴表示をさせるための操
作を複雑な特殊操作にする必要がなく、OKモニタSW
9を専用SWとしてリモコンに設けることができるので
サービス時故障診断の方法がわからず、折角設けた機能
が使用できないということをなくすことができる。
【0037】また、故障修理をおこなったとき故障履歴
をクリアすれば、OKモニタを操作したとき前回の故障
修理以降の異常しか表示されないので故障診断時の紛ら
わしさによる判断ミスを防止することができる。
【0038】(実施例2)図5は本発明の実施例2の給
湯装置の機能概念図、図6は実施例2の異常表示に関係
した制御のフローチャートである。
【0039】実施例1と異なる点は図5において異常表
示禁止フラグ22を異常スタック12に対応して設け、
異常発生時に異常コードを異常スタック12に書き込む
とともに対応した異常表示禁止フラグをクリアするよう
にし、また異常履歴表示要求SWであるOKモニタSW
9が操作されたとき、ONになっている異常表示禁止フ
ラグ22に対応した異常スタック12の異常コードは表
示しないようにし、さらに異常履歴表示クリアSW10
が操作されたとき、実施例1では異常スタック12を直
接クリアしたのに対し、実施例2では異常表示禁止フラ
グ22をすべてセットするようにしたところである。
【0040】また図6においてフローチャートで違いを
説明すると、異常停止で異常スタック12に異常コード
を追加するときS15で異常表示禁止フラグの最上位を
リセットする処理を追加し、異常履歴表示の際S16で
異常スタック12を読み出すと同時に異常表示禁止フラ
グ22のデータを読み出し、実施例1で異常スタック1
2のデータが0のとき異常表示をしなかったのに対し、
実施例2ではセットされている異常表示禁止フラグに対
応した異常スタック12の異常コードを表示しないよう
にしている。
【0041】さらに異常履歴表示クリアSW10が操作
されたとき、実施例1では異常スタック12を全てクリ
アしていたのに対し、S17で異常表示禁止フラグを全
てセットするようにしている。
【0042】なお実施例1と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。次に動作、作用について説明
すると、OKモニタSW9を操作したとき、過去に起こ
った異常を3つまで表示することができ、異常履歴表示
クリアSW10を操作すると、その時点以前の異常はO
KモニタSW9を操作しても表示しなくなり、実施例1
と同様の動作をするようになっている。さらに、実施例
2では異常スタック12の異常コードそのものは記憶し
たままなので、異常スタック12を構成している不揮発
性メモリの異常コードを直接読み出すことで、異常履歴
表示クリアSWを操作された給湯機の異常履歴を調べる
ことができる。
【0043】このことにより、サービス時故障修理して
異常履歴をクリアした後、修理が未完了でメーカーで再
度解析する必要が発生した場合に故障解析が可能にな
る。
【0044】(実施例3)図7は本発明の実施例3の給
湯装置の機能概念図、図8は実施例3のリモコンの外観
図、図9は実施例3の異常表示に関係した制御のフロー
チャートである。
【0045】実施例2と異なる点は図7、図8において
第2の異常履歴表示要求SWである異常履歴表示要求S
WB23を設けたところである。異常履歴表示要求SW
B23は異常履歴表示クリアSW10と同様、指で直接
操作できない構成になっている。
【0046】図9においてS18で異常履歴表示要求S
WB23が操作されたかチェックし、SWBがONして
いたらS19で履歴表示タイマ2に10秒をセットして
いる。履歴表示タイマ2も履歴表示タイマ1と同様、0
でない場合は0になるまでカウントダウンされる。
【0047】S20で履歴表示タイマ2がカウント中の
時、S21で異常スタック12の異常コードを読み出し
てリモコン16の異常表示エリア20に表示するように
なっている。
【0048】なお実施例1、実施例2と同一符号のもの
は同一構造を有し、説明は省略する。
【0049】次に動作、作用について説明すると、実施
例2の動作、および作用に加え、異常履歴表示要求SW
B23を操作することによって、異常履歴表示クリアS
W10を操作した後でも、異常スタック12の異常コー
ドを異常表示エリア20に表示させることができるの
で、サービス時は簡単な操作で今回の故障に対応した異
常コードを読み出して故障解析ができる上に、故障が再
発し原因が複雑でメーカーでの解析が必要になっても異
常スタックの異常コードを読み出すことができるので、
より高度な故障解析が可能となる。
【0050】なお、異常履歴表示クリアSW10および
異常履歴表示要求SWB23は直接指で操作できない構
造の例を示したが、他のSWと共用し、特殊操作で実現
したり、給湯機本体4の制御器21にSWを設ける方法
でもでも同様に実施することができる。
【0051】また、異常表示エリア20の構成は説明を
解りやすくするために異常スタック12の構成に対応し
た形で同時に3つの異常を表示する構成としたが、リモ
コンに一般的に設けられることの多い時計表示等を兼用
し、時分割で新しい異常から順次3つの異常を表示する
方法でも同様に実施することができる。
【0052】当然のことながら異常履歴の数についても
3つに限定するものではない。また、機器も給湯機に限
られるものでもない。
【0053】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば異
常履歴データをクリアする構成を有しているので、異常
履歴表示要求SWを解りやすい構成にすることができ、
よりサービス性を向上することができるうえに、使用者
が異常履歴表示要求SWを操作してしまった場合も生産
工程の検査時に発生した異常や修理済みの異常が表示さ
れて、誤解につながることを防止できるという有利な効
果を有する。そして故障修理したとき異常履歴をクリア
することで、故障診断時に前回の修理済みの異常内容が
表示されないので、故障診断で判断ミスを防止すること
ができる。
【0054】また請求項2、3の発明によれば請求項1
の効果に加え異常表示履歴をクリアした後でも必要に応
じて異常表示をさせることができ、故障等の解析が容易
になるという有利な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例1における故障表示装置を用いた
給湯装置の機能概念図
【図2】本発明実施例1、2、3の給湯装置の全体構成
【図3】本発明実施例1、2の給湯装置のリモコンの外
観図
【図4】本発明実施例1の給湯装置の異常表示に関係し
た制御のフローチャート
【図5】本発明実施例2の給湯装置の機能概念図
【図6】本発明実施例2の給湯装置の異常表示に関係し
た制御のフローチャート
【図7】本発明実施例3の給湯装置の機能概念図
【図8】本発明実施例3の給湯装置のリモコンの外観図
【図9】本発明実施例3の給湯装置の異常表示に関係し
た制御のフローチャート
【図10】従来例の機能ブロック図
【符号の説明】 4 給湯機本体(機器本体) 5 加熱器 6 操作器 7 運転SW 8 出湯温度設定SW 9 OKモニタSW 10 異常履歴表示クリアSW 11 表示器 12 異常スタック 13 給湯配管 14 給水配管 15 燃料配管 16 リモコン 17 信号線 18 設定温度表示 19 運転表示 20 異常表示エリア 21 制御器 22 異常表示禁止フラグ 23 異常履歴表示要求SWB

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機器本体の運転状態を設定する操作器と、
    前記機器本体の作動状態を表示する表示器と、前記機器
    本体に発生した異常の内容を記憶する異常スタックと、
    前記機器本体または前記操作器に設けた異常履歴表示要
    求SWと、前記機器本体または前記操作器に設けた異常
    履歴表示クリアSWとを備え、前記機器本体に異常が発
    生すると、異常内容を前記異常スタックに記憶し、前記
    異常履歴表示要求SWが操作されると、前記異常スタッ
    クの異常内容を前記表示器に表示するとともに、前記異
    常履歴表示クリアSWが操作されたら前記異常スタック
    の異常内容をすべてクリアする故障表示装置。
  2. 【請求項2】機器本体の運転状態を設定する操作器と、
    前記機器本体の作動状態を表示する表示器と、前記機器
    本体に発生した異常の内容を記憶する異常スタックと、
    前記異常スタックに対応して設けた異常表示禁止フラグ
    と、前記機器本体または前記操作器に設けた異常履歴表
    示要求SWと、前記機器本体または前記操作器に設けた
    異常履歴表示クリアSWとを備え、前記機器本体に異常
    が発生すると、異常内容を前記異常スタックに記憶する
    とともに対応した前記異常表示禁止フラグをリセット
    し、前記異常履歴表示クリアSWが操作されたら前記異
    常表示禁止フラグをすべてセットし、前記異常履歴表示
    要求SWが操作されると、リセットされている前記異常
    表示禁止フラグに対応した前記異常スタックの異常内容
    のみを前記表示器に表示する故障表示装置。
  3. 【請求項3】機器本体の運転状態を設定する操作器と、
    前記機器本体の作動状態を表示する表示器と、前記機器
    本体に発生した異常の内容を記憶する異常スタックと、
    前記異常スタックに対応して設けた異常表示禁止フラグ
    と、前記機器本体または前記操作器に設けた第一の異常
    履歴表示要求SW及び第二の異常履歴表示要求SWと、
    前記給湯機本体または前記操作器に設けた異常履歴表示
    クリアSWとを備え、前記給湯機本体に異常が発生した
    時、異常内容を前記異常スタックに記憶するとともに対
    応した前記異常表示禁止フラグをリセットし、前記異常
    履歴表示クリアSWが操作されたら前記異常表示禁止フ
    ラグをすべてセットし、前記第一の異常履歴表示要求S
    Wが操作されると、リセットされている前記異常表示禁
    止フラグに対応した前記異常スタックの異常内容のみを
    前記操作器に表示し、前記第二の異常履歴表示要求SW
    が操作された時、前記異常表示禁止フラグに関係なく前
    記異常スタックのすべての異常内容を前記表示器に表示
    する故障表示装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006349195A (ja) * 2005-06-13 2006-12-28 Sanyo Electric Co Ltd 機器の異常表示方法
JP2007319259A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Toyomaru Industry Co Ltd 遊技場監視システム及び遊技機

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