JPH11513672A - 液晶化粧組成物 - Google Patents
液晶化粧組成物Info
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Abstract
(57)【要約】
(a)皮膚もしくは毛髪を化粧組成物と接触させ(ここで該組成物は一次元周期性より大の水不溶性液晶相を形成しうる少なくとも1種の両親媒性物質と化粧剤とを含む);および(b)所望に応じ、表面活性剤と工程(a)で形成された液晶相を破壊しうるヒドロトロープとを含むクレンジング組成物を皮膚もしくは毛髪に施すことにより化粧組成物を除去することを含んでなる、皮膚もしくは毛髪に化粧組成物を可逆的に施す方法につき開示する。この方法の利点は、施した際に化粧剤が皮膚もしくは毛髪に強力に付着すると共に所望に応じそこから効果的に除去しうる点にある。
Description
【発明の詳細な説明】
液晶化粧組成物
本発明は、化粧剤を皮膚に施すと共に所望に応じこれをそこから除去する方法
に関するものである。
たとえば水により或いは皮膚もしくは毛髪を擦ることにより容易に或いは偶発
的に除去されないよう化粧用活性剤を皮膚もしくは毛髪に固定しうる組成物を処
方する必要性はよく認識されている。この種の1群の化粧剤はたとえばファンデ
ーション、アイシャドー、ブラッシャーおよびマスカラのようなメーキャップ製
品である。
英国特許第1 439 244号は、組成物(特に活性成分を含有する化粧組
成物)を使用に際し活性成分が皮膚に実質的に固定されるよう(すなわち皮膚表
面上に吸着されて、そこからたとえば水等により容易には除去されないよう)を
処方することに関する。
幾つかの例において、たとえば活性成分(たとえばα−ヒドロキシ酸)を含有
するスキンクリームのような化粧剤は皮膚に施したままにすることが好ましい一
方、たとえばメーキャップのような他の場合は、化粧剤を皮膚に施したままにせ
ず所望に
応じ使用者により除去しうることが望ましい。後者の群の化粧剤については、化
粧剤が皮膚に強力に付着して偶発的にそこから除去しえないよう確保することと
、所望に応じこれを皮膚から効果的に除去しうることとの間にはバランスが存在
する。
今回、化粧剤を含む液晶相を形成させることを含む、化粧剤を可逆的に施す方
法が見出された。
したがって本発明によれば、皮膚に化粧組成物を可逆的に施す方法が提供され
、該方法は:
(a)皮膚を化粧組成物と接触させる工程(ここで、該組成物は一次元周期性(
one-dimensional periodicity)より大の水不溶性液晶相を形成しうる少なくと
も1種の両親媒性物質と化粧剤とを含む);
(b)所望に応じ、表面活性剤と工程(a)で形成された液晶相を破壊しうるヒ
ドロトロープとを含むクレンジング組成物を皮膚に施すことにより化粧組成物を
除去する工程
を含む。
本発明の意味において「両親媒性物質」とは、少なくとも1種が両親媒性であ
るような物質の混合物を包含しうると了解すべきである。
水と或る種の有機物質とは相互作用して、異なる構造の液晶を形成しうる。こ
の教示の例は、D.チャップマン、アカデミック・プレス、ニューヨーク(19
68)、第3章、「バイオロジカル・メンブランス」(その内容を参考のためこ
こに引用する)に見ることができる。形成しうる一層明確な液晶構造には、三次
元における長範囲の周期性を有する立方液晶構造および二次元における長範囲の
周期性を有する六方晶構造が存在する。
上記種類の或る種の両親媒性物質(両親媒性物質は定義によりその構造内に親
水性部分と疎水性部分との両者を有する)または両親媒性物質の混合物は水に対
し適当な相対的不溶性を有して、皮膚もしくは毛髪の持続的化粧組成物(substa
ntive cosmetic composition)の基剤を形成しうることが判明した。好ましくは
本発明による両親媒性物質は約0.1重量%未満(35℃)、より好ましくは約0
.05重量%未満の水に対する溶解度を有する。
さらに、水を含む溶液のある濃度において、これら両親媒性物質はラメラ相な
どの一次元周期性もしくはそれ以下の物理相、すなわち簡単な液相を経ることが
でき、その状態においては両
親媒性物質はかなり流動性である。これら種類の構造は、水と接触した際に一次
元周期性より大の液晶相まで移行しなければ、水の存在下に皮膚もしくは毛髪に
対する化粧剤の持続性(substantivity)を確保しえないと思われる。
本発明による好適な両親媒性物質は最も硬質の液晶構造(たとえば三次元周期
性を有するもの)を形成するものである。
便利には両親媒性物質の構造は、たとえば上記刊行物「バイオロジカル・メン
ブランス」に記載されたような標準的X線散乱技術により決定することができ、
これは任意の構造の周期性を示す。
好適な両親媒性物質は、25〜40℃の範囲の温度(すなわち典型的な皮膚お
よび毛髪のほぼ表面温度)で最も物理的に硬い液晶を形成するものである。
好適種類の両親媒性物質は脂質物質、特にたとえば人間の皮膚に天然に存在す
ることが判明しうる脂質を含む。本発明による効果的な両親媒性物質を形成する
脂質のいくつかの例は、必要に応じオレイン酸との混合物としてのグリセリルモ
ノオレエート並びにグリセリルモノラウレートとオレイン酸との混合物である。
両親媒性物質がグリセリルモノラウレートとオレイン
酸との混合物からなる場合、好ましくはグリセリルモノラウレートとオレイン酸
との比は3:2〜4:1の範囲である。好適な脂質材料の他の例はオレイルアル
コール、イソステアリルアルコールもしくはイソステアリルアルコールとステア
リルアルコールとの混合物と組合せたグリセリルモノラウレート;オレイン酸も
しくはオレイルアルコールを含むオレイン酸ナトリウム;オレイン酸もしくはオ
レイルアルコールを含むオレイン酸カリウム;たとえばレシチンおよびリソレシ
チンのような燐脂質、並びにこれらとオレイン酸もしくはオレイルアルコールと
の混合物を包含する。
たとえばポリオキシエチレンエーテルの混合物のような或る種の合成表面活性
剤も本発明による適する両親媒性物質である。
他の種類の両親媒性物質は、たとえばメルカット(Merquat)100(ポリ(
ジメチルジアリルアンモニウムクロライド))モノマーとドデシル硫酸ナトリウ
ム(SDS)とを等モルで含む、メルカット100とSDSの混合物のような高
分子両親媒性複合体である。得られる混合物は、水との接触に際し六方液晶構造
を形成しうる。
さらに他の種類の本発明による適する両親媒性物質は、たと
えばナトリウム10−O−ブチル[ポリ(ジメチルシロキシ)ジメチルシリル]
デカノエートのようなブロックコポリマー表面活性剤である。
両親媒性物質がグリセリルモノオレエートである場合或いはそれを含む場合、
これは、この物質が皮膚により吸収される時、その進行過程で水を吸収して該水
を皮膚中へ導入することにより保湿効果を発生しうるという追加利点を有する。
さらにグリセリルモノラウレエートの使用は、この物質が抗微生物特性を有する
ので有利である。
本発明による両親媒性物質は化粧組成物の好ましくは5〜80重量%、特に好
ましくは10〜50%を占める。
化粧剤は、望ましくは限られた時間にわたり皮膚もしくは毛髪と接触する薬剤
である。何故なら、化粧剤自身は限られた寿命しか持たず、或いは皮膚もしくは
毛髪との長時間の接触後に悪感触(たとえば油っぽい感触)を皮膚もしくは毛髪
に残すからである。さらに化粧剤はこれで処理された皮膚もしくは毛髪に利益を
与え、すなわち保湿し、コンディショニングし、保護し及び/または皮膚もしく
は毛髪の外観もしくは官能的性質を向上させる。この種の化粧剤は、
(i)たとえば口紅、マスカラ、ファンデーション、ブラッシャー、アイシャド
ーなどに使用される顔料のようなメーキャップ成分;
(ii)香料;
(iii)たとえばオクチルメトキシシンナメート(パルソール(Parsol)MC
X)およびブチルメトキシベンゾイルメタン(パルソール1789)のようなサ
ンスクリーン剤;
(iv)たとえばアボカド油、ベルガモット油、ココナッツ油、コラーゲン/ラ
ノリン油、マツヨイグサ油、ジョジョバ油、鉱油、大豆油、石油、ポリデセンお
よびスクアレンのようなコンディショニング油;
(v)たとえば蜜ロウ、パラフィンワックス、ラノリンワックス、ポリエチレン
ワックス、鯨ロウ、カルナウバワックス、カンデリラワックス、石油ワッタスお
よびオゾケライトワックスのようなワックス類;
(iv)並びにその混合物
を包含する。
好ましくは化粧剤は、化粧組成物中に1〜50重量%、特に好ましくは5〜2
5重量%の範囲内のレベルで存在する。
化粧組成物は好ましくはさらにキャリヤをも含む。キャリヤは、化粧組成物の
処方に役立つが組成物を皮膚もしくは毛髪に施した際に実質的に蒸発するもので
ある。適する物質の例は揮発性シリコーン油を包含し、その例はトライマー、テ
トラマーもしくはペンタマーとしてのシクロメチコーン;およびヘキサメチルジ
シロキサン(DC 200、0.65cs、ダウ・コーニング社);並びにイソ
パラフィン、たとえば8〜14個の炭素原子を有する分枝鎖炭化水素を包含する
。キャリヤは好ましくは、化粧組成物に対し10〜95重量%、特に好ましくは
20〜90重量%の量にて存在する。
本発明による化粧組成物は必要に応じ、たとえばギルゲル(Gilugels)(ギウ
リニ・ケミー社)のような疎水性改変されたヒドロタルサイト、およびたとえば
粘土物質、たとえばベントーンのような構造形成剤(structurant)をも含むこ
とができる。これらヒドロタルサイトは、たとえば脂肪酸で改変された水酸化ア
ルミニウムマグネシウムである。
本発明の化粧組成物はさらに必要に応じ、皮膚もしくは毛髪に施すことを意図
した組成物に一般的に存在させる任意成分をも含むことができる。この種の任意
成分の典型例は保存料、着
色料、乳白剤、ビタミン(たとえばビタミンAおよびE)、並びにビタミンアル
キルエステル、さらにたとえば式:
[式中、R1はCpHqNrOs(ここでpは0〜20であり、qは1〜41であり
、rは0〜3であり、sは0〜3である)であり;
R2はCtHu(ここでtは0〜20であり、uは1〜41である)であり;
R3はCvHwNxOy(ここでvは0〜20であり、wは1〜41であり、xは0
〜3であり、yは0〜3である)であるかまたは金属、アンモニウムもしくはア
ルカノールアンモニウムアニオンであり;mは1〜10である]
を有する物質のようなαヒドロキシ酸の誘導体である。
化粧組成物の他の任意成分はたとえば合成抗微生物剤のような殺菌剤を包含し
、その例はサリチル酸;3,4,4′−トリクロルカルバニリド;1,6−ビス
−(N−p−クロロフェニルビグアニド)ヘキサン(クロルヘキシジン(chlorhexid
ine));クロルヘキシジングルコネート;2,4,4′−トリクロロ−
2−ヒドロキシジフェニルエーテル(イルガサン(Irgasan)DP300);イミダ
ゾリジニル尿素;メチル、プロピル、ブチル、ヘプチルおよびベンジルp−ヒド
ロキシベンゾエート;2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジオール;ノ
ニルフェノールエトキシレート沃素複合体;2−フェノキシルエタノール;3−
ジメチロール−5,5−ジメチルヒダントイン;さらに天然抗微生物剤、たとえ
ばヤナギ抽出物;酸化防止剤、たとえばブチルヒドロキシトルエン;並びに保湿
剤、たとえばグリセリン、ソルビトール、プロピレングリコールおよびポリエチ
レングリコールを包含する。
本発明の化粧組成物は固体、液体、クリームもしくはローションの形態とする
ことができる。
製品が液体の形態である場合、これはたとえば指操作ポンプスプレーまたは手
操作スクウィーズスプレーのように皮膚上へ直接に分出して微細なスプレーもし
くはエアロゾルを皮膚に供給することができる。
あるいは、液体の形態の場合、これは塗布具(たとえば綿パッド)の使用によ
り皮膚に施すことができ、或いはマスカラの場合には刷毛を用いて睫に施すこと
もできる。
製品がクリームの形態であれば、これは指で皮膚をマッサージし或いは皮膚中
へ擦込んで皮膚に施すことができる。
本発明により使用するためのクレンジング組成物は、その必須成分として表面
活性剤とヒドロトロープとを含み、更に、液体処方物の場合は水をも含む。
ここに規定するヒドロトロープは、水相への両親媒性物質の溶解度を増大させ
る水溶性分子である。すなわち、本発明による化粧組成物で処理した皮膚と接触
した際、液晶相はミセル溶液に移行する。ヒドロトロープは好ましくはたとえば
エタノールのような短鎖アルコール;たとえばプロパン1,2−ジオール、プロ
パン1,3−ジオールおよびエタンジオールのような短鎖ジオール;たとえばP
EG600のようなポリエチレングリコール;並びに尿素から選択され、好まし
くは5〜50重量%のレベルにて存在させる。
クレンジング組成物は固体の形態とすることもできるが、好ましくは水性液の
形態にする。
表面活性剤は好ましくは陰イオン型、非イオン型、陽イオン型および両性イオ
ン型の表面活性剤、並びにその混合物から選択される。
1種の好適な陰イオン型洗浄剤は式:
RCO2CH2CH2SO3M
[式中、Rは7〜21個の炭素原子を有するアルキルもしくはアルケニル基であ
り、Mはたとえばナトリウム、カリウム、アンモニウムもしくは置換アンモニウ
ムのような可溶化陽イオンである]
の脂肪アシルイセチオネートである。好ましくは、RCO基の少なくとも3/4
は12〜18個の炭素原子を有し、ココナッツ、パームまたはココナッツ/パー
ム配合物から誘導することができる。
他の好適な陰イオン型洗浄剤は式:
RO(CH2CH2O)nSO3M
[式中、Rは8〜22個の炭素原子を有するアルキル基であり、nは0.5〜1
0、特に1.5〜8の範囲であり、Mはたとえば上記のような可溶化陽イオンで
ある]
のアルキルエーテルスルフェートである。
他の可能な陰イオン型洗浄剤はアルキルグリセリルエーテルスルフェート、ス
ルホスクシネート、タウレート、サルコシネート、スルホアセテート、アルキル
ホスフェート、アルキルホ
スフェートエステルおよびアシルラクチレート、アルキルグルタメート、並びに
その混合物を包含する。
スルホスクシネートは式:R5O2CCH2CH(SO3M)CO2Mを有するモ
ノアルキルスルホスクシネート;並びに式:R5CONHCH2CH2O2CCH2
CH(SO3M)CO2Mのアミド−MEAスルホスクシネートとすることができ
、ここで式中のR5はC8〜C20アルキル、好ましくはC12〜C15アルキルであり
、Mは可溶化陽イオンである。
一般にサルコシネートは式:R5CON(CH3)CH2CO2M[式中R5はC8
〜C20アルキル、好ましくはC12〜C15アルキルであり、Mは可溶化陽イオンで
ある]により示される。
タウレートは一般に式:R5CONR6CH2CH2SO3M[式中R5はC8〜C2 0
アルキル、好ましくはC12〜C15アルキルであり、R6はC1〜C4アルキルであ
り、Mは可溶化陽イオンである]により同定される。
たとえば第一アルカンスルホネートもしくはアルキルベンゼンスルホネートの
ような苛酷な表面活性剤は一般に回避される。
表面活性剤が石鹸を含めば、この石鹸は好ましくはC8〜C22
の実質的に飽和された炭素鎖を有する物質から誘導され、好ましくはC12〜C18
炭素鎖を有するカリウム石鹸である。
適する非イオン型表面活性剤はアルキル多糖類、ラクトビオナミド(lactobio
namides)、エチレングリコールエステル、グリセロールモノエーテル、ポリヒ
ドロキシアミド(グルカミド)、第一および第二アルコールエトキシレート、特に
アルコール1モル当たり平均して1〜20モルのエチレンオキシドでエトキシル
化されたC8〜C20脂肪族アルコール、および式:
[式中、R1はCxHy(ここでxおよびyはそれぞれ0〜22および1〜45の
範囲の数である)であり;
R2はCxHy(ここでx1およびY1はそれぞれ1〜22および3〜45の範囲の数
である)であり;
mは1〜10である]
のアルキルラクテートを包含する。
特に好適なアルキルラクテートはクロダモール(Crodamol)LL(クロダ社)
、ラウリルラクテート;またはミリスチルラクテートである。
上記表面活性剤の任意の混合物も使用することができる。
表面活性剤は好ましくは1〜60重量%、好ましくは5〜30重量%のレベル
にて存在させる。
組成物が0.5〜15重量%の皮膚軟化作用(skin-mildnessbenefit)を有す
る補助表面活性剤(すなわち相乗性マイルド活性を有する物質)を含むことも好
ましい。適する物質は双性イオン型洗浄剤であって7〜18個の炭素原子のアル
キルもしくはアルケニル基を有すると共に全体的な構造式:
[式中、R1は7〜18個の炭素原子のアルキルもしくはアルケニルであり、R2
およびR3はそれぞれ独立して1〜3個の炭素原子を有するアルキル、ヒドロキ
シアルキルもしくはカルボキシアルキルであり;
mは2〜4であり;
nは0または1であり;
Xは1〜3個の炭素原子を有し必要に応じヒドロキシで置換されるアルキレンで
あり;
Yは−CO2 -もしくは−SO3 -である]
で示される。
上記一般式内の双性イオン型洗浄剤は式:
の簡単なベタイン類:
さらに式:
[式中、mは2もしくは3である]
のアミドベタイン類
を包含する。
両式においてR1、R2およびR3は上記の意味を有する。R1は特にココナッツ
から誘導されたC12およびC14アルキル基の混合物とすることができ、基R1の
少なくとも半分、好ましくは少なくとも3/4は10〜14個の炭素原子を有す
る。R2およびR3は好ましくはメチルである。
他の可能性は、式:
もしくは
[式中、mは2もしくは3である]
のスルホベタイン、または−(CH2)3SO3 -が
により置換された変種である。これら式におけるR1、R2およびR3は上記した
通りである。
クレンジング組成物は必要に応じ構造形成剤および/または増粘剤をも含むこ
とができる。適する物質は膨潤性粘土、たとえばラポナイト(laponite);脂肪
酸およびその誘導体、特に脂肪酸モノグリセリドポリグリコールエーテル;架橋
ポリアクリレート、たとえばカルボポール(Carbopol)(商標)(グッドリッチ
社から入手しうるポリマー);アクリレートおよびそのコポリマー、ポリビニル
ピロリドンおよびそのコポリマー;ポリエチレンイミン;アルギネート、グアー
ル、キサンタンお
よび多糖類誘導体(カルボキシメチルセルロースおよびヒドロキシプロピルグア
ールを包含する)を包含する天然ガム;プロピレングリコールおよびプロピレン
グリコールオレエート;たとえば塩化ナトリウムおよび硫酸アンモニウムのよう
な塩類;蔗糖エステル;ゲル化剤;並びにその混合物を包含する。
粘土のうち特に好適なものは、粘土を増粘させうる電解質塩と組合せて使用さ
れる合成ヘクトライト(ラポナイト)粘土である。適する電解質はアルカリおよ
びアルカリ土類の塩類、たとえばハロゲン化物、アンモニウム塩および硫酸塩;
並びにその混合物を包含する。
構造形成剤および増粘剤の他の例は、参考によりここに引用するCTFA(ザ
・コスメチック・トアレトリー・アンド・フラグランス・アソシエーション(Th
e Cosmetic,Toiletry &Fragrance Association)により出版されたインターナ
ショナル・コスメチック・イングレジエント・ディクショナリー(Internationa
l Cosmetic Ingredient Dictionary)、第5版(1993)に示されている。
クレンジング組成物の他の適宜成分は殺菌剤(たとえば合成抗微生物剤)を包
含し、その例はサリチル酸;3,4,4′−
トリクロルカルバニリド;1,6−ビス−(N−p−クロロフェニルビグアニド
)ヘキサン(クロルヘキシジン);クロルヘキシジングルコネート;2,4,4
′−トリクロロ−2−ヒドロキシジフェニルエーテル(イルガサンDP 300
);イミダゾリジニル尿素;メチル、プロピル、ブチル、ヘプチルおよびベンジ
ルp−ヒドロキシベンゾエート;2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジ
オール;ノニルフェノールエトキシレート沃素複合体;2−フェノキシルエタノ
ール;3−ジメチロール−5,5−ジメチルヒダントイン;並びに天然抗微生物
剤、たとえばヤナギ抽出物;酸化防止剤、たとえばフチルヒドロキシトルエン;
さらに保湿剤、たとえばグリセリン、ソルビトール、プロピレングリコールおよ
びポリエチレングリコールを包含する。
本発明のクレンジング組成物が液体の形態である場合、これは好ましくはヒド
ロトロープを水と合し、次いで得られた混合物中へ表面活性剤を溶解させて作成
される。
これが固体製品の形態であれば、好ましくはヒドロトロープおよび表面活性剤
の溶融物を形成させ、次いで混合物をたとえば空気もしくは減圧乾燥により乾燥
させて作成される。その後、
任意の適宜成分を添加した後、得られた混合物を微粉砕、破砕および打抜きする
。
好ましくは化粧組成物およびクレンジング組成物は化粧キットの形態であり、
これは
(a)一次元周期性より大の水不溶性液晶相を形成しうる少なくとも1種の両親
媒性物質と化粧剤とを含む包装された組成物;および
(b)これと組合せて、表面活性剤と上記化粧組成物の液晶相を破壊しうるヒド
ロトロープとを含む包装された組成物
で構成される。
さらに本発明は、皮膚へ化粧組成物を可逆的に施す際の、
(a)一次元周期性より大の水不溶性液晶相を形成しうる少なくとも1種の両親
媒性物質および化粧剤を含む化粧組成物;および
(b)表面活性剤および工程(a)で形成された液晶を破壊しうるヒドロトロー
プを含み、所望に応じ化粧組成物を除去するクレンジング組成物
の使用をも提供する。
以下、非限定的実施例により本発明をさらに説明する。実施例 実施例1
グリセロールモノ−オレエートを溶融させ、次いでこれを50℃まで加熱した
後にグリセリンおよび水を添加することにより、防水性マスカラー処方物(処方
1A)を作成した。得られた粘性六方晶相を混合した。その後、顔料および保存
料を添加し、混合物を冷却させた。
粘土増粘剤(ベントーン(Bentone)38)をC10〜C11イソパラフィン中へ
室温で混入した後にエタノールに添加して、硬いペーストを形成させた。次いで
、これをグリセリンモノ−オレエート混合物と合し、得られたものを充分混合し
た。
得られた生成物を、螺旋状アプリケータ刷毛を用いて人工睫に施した。
マスカラーを清浄なガラス顕微鏡スライドに被覆し、揮発性溶剤を蒸発除去し
、次いでスライドを暖かい流れる水道水中に5分間保つことにより、コーティン
グの防水性を試験した。マカスラー処方物は、試験に際しスライド上に完全に残
存したので許容しうると判定された。
グリセロールモノ−オレエートの代替物として蒸留不飽和モ
ノグリセリドを使用して処方1Aにつき記載したと同じ手順を用いて、第2の防
水性マスカラー処方物(処方1B)を作成した。グリセリンの不存在は、処方1
Aよりも急速に睫上で乾燥する処方物をもたらした。上記試験を用い、マスカラ
ーは水に対し耐性(substantive)であると判明した。
グリセロール−モノラウレートとイソステアリルアルコールとの組合せに基づ
き、処方1Aおよび1Bにつき使用したと同じ手順により他の防水性マスカラー
処方物(処方1C)を作成した。2種の両親媒性物質を先ず最初に溶融するまで
加温し、緊密混合した後に水を添加して硬いペーストを形成させた。これを上記
試験により試験し、該マスカラーは水に対し耐性であると判明した。処方物
各種のクレンジング組成物を用いてマスカラ1Aの除去の容易さを評価すべく
実験を行った。乾燥マスカラを支持するガラス顕微鏡スライドを、下記するクレ
ンジング処方物1D−1Fのそれぞれに浸漬させた。本発明の組成物1Dおよび
1Fによりメーキャップは容易に除去されたか、ヒドロトロープを含有しない比
較処方物1Eによっては除去されなかった。
別の実験にて、顕微鏡スライド上に乾燥させたマスカラ1Aの付着物とクレン
ジング組成物1D−1Fの液滴との間の接触領域を、直交ポラー(crossed pola
r)を用いて光学顕微鏡下で検査した。次の結果が見出された:
1D:マスカラ1Aとの接触に際し、1Aと1Dとの間の鮮明な境界が消失し、
メーキャップの粘性液晶構造が破壊して顔料粒子を放出したことを示す。
1E:複屈折液晶構造を有する明瞭な境界層がマスカラ1Aとヒドロトロープを
欠如した処方物1Eとの間に形成した。
1F:1Eとヒドロトロープとを含む水性クレンジング処方物をマスカラ1Aと
接触させた場合、境界は消失すると共に安定な液晶界面は形成しなかった。
別の試験にて、プラスチック円盤をマスカラ1Aで被覆すると共に乾燥させた
。処方物1Gおよび1H(1Hは比較処方物である)のクレンジングクリームを
綿パッドに施し、マスカラ上をぬぐった。このマスカラは、ヒドロトロープを含
有するクレンジング組成物1Gで1Hよりも効果的に除去された。実施例2
次のクリーム処方物を作成した:
重量%
グリセロールモノラウレート 14.70
(Monomuls 90-LI2)
イソステアリルアルコール 4.90
(Prisorine 3515)
水 8.58
マツヨイグサ油 14.08
香料油 1.41
ヒドロタルサイト 14.08
(アルミニウム/水酸化マグネシウム
・パルミテート)
イソパラフィンC10〜C11 42.25
(Isopar G)
グリセロールモノラウレートとイソステアリルアルコールとマツヨイグサ油と
を50℃にて混合し、次いで水を添加すると共に混合物を冷却して液晶ベースを
形成させた。先ず最初に、ヒドロタルサイトとイソパラフィンと香料油とを室温
にて混合し、次いで液晶ベースと合して充分混合した。得られたバリヤ
クリームは皮膚に施すと保護表面薄膜をもたらし、これは官能試験にて流水下で
の濯ぎおよび慣用の石鹸と水とでの洗浄による除去に抗したが、ヒドロトロープ
を含有するクレンジング組成物1Dにより容易に除去された。
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フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF
,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S
Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD
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,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,
MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P
L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK
,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 皮膚もしくは毛髪に化粧組成物を可逆的に施す方法であって: (a)皮膚もしくは毛髪を化粧組成物と接触させる工程(ここで、該組成物は一 次元周期性より大の水不溶性液晶相を形成しうる少なくとも1種の両親媒性物質 と化粧剤とを含む); (b)所望に応じ、表面活性剤と工程(a)で形成された液晶相を破壊しうるヒ ドロトロープとを含むクレンジング組成物を皮膚もしくは毛髪に施すことにより 化粧組成物を除去する工程 を含んでなる方法。 2. (a)一次元周期性より大の水不溶性液晶相を形成しうる少なくとも1種 の両親媒性物質と化粧剤とを含む包装された組成物;および (b)これと組合せて、表面活性剤と液晶相を破壊しうるヒドロトロープとを含 む包装された組成物 を含んでなる化粧キット。 3. 化粧組成物を皮膚に可逆的に施す際の、 (a)一次元周期性より大の水不溶性液晶相を形成しうる少な くとも1種の両親媒性物質と化粧剤とを含む化粧組成物;および (b)表面活性剤と(a)で形成された液晶相を破壊しうるヒドロトロープとを 含み、所望に応じ化粧組成物を除去するクレンジング組成物 の使用。
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