JPH11512495A - 糸の横方向往復運動の選択的制御装置 - Google Patents

糸の横方向往復運動の選択的制御装置

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JPH11512495A
JPH11512495A JP9512276A JP51227697A JPH11512495A JP H11512495 A JPH11512495 A JP H11512495A JP 9512276 A JP9512276 A JP 9512276A JP 51227697 A JP51227697 A JP 51227697A JP H11512495 A JPH11512495 A JP H11512495A
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Abstract

(57)【要約】 糸(4)の横方向往復運動の選択的制御装置は、ピッカ(22a,22b)を有する振動する駆動可能なシンカ(6)を具備する。横方向運動する糸(4)を個別に制御するためにピッカはそれぞれ1つのアクチュエータ(60)を設けられ、前記アクチュエータ(60)は前記ピッカを、ピックアップが行われない基本位置から出してピックアップ位置に動かすことが可能である。これにより糸のピックアップ及び横方向運動制御が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】 糸の横方向往復運動の選択的制御装置技術分野 本発明は請求項1の上位概念に記載の例えば織機のたて糸等の糸の横方向往復 運動の選択的制御装置に関する。従来の技術 冒頭に記載の形式の装置は多数公知である。例えば紋織物を製織する場合にた て糸を選択的に制御するためにヘルド織機又はジャカード機械が使用される。そ れぞれのたて糸は、ヘルド(そうこう)の閉じた目を通過して通過してガイドさ れ、間接的にドビー(ヘルド織機)のヘルドシャフト又はジャカード機の通糸( つうじ、ハーネスコード))を介して持上げ又は下降される。このような装置は なかんずく米国特許第US−A−4936352号明細書、ヨーロッパ特許出願 公開第EP−B−0421370号公報、ヨーロッパ特許出願公開第号EP−A −302798公報、ヨーロッパ特許出願公開第EP−A−0534523号公 報及びドイツ特許出願公開第DE−C−4023512号公報から公知である。 個々のたて糸のこのような選択及び運動の欠点は、電子的及び機械的規模が大 きく、ひいては織機の隣又は上方のドビー及又はジャカード機のスペースが大き く、コストが大きいことにある。より大きい数の単一糸が制御される程、この解 決法はコストが大きい。従来の開口装置の更なる大きい欠点は、ジャカード技術 であるかヘルドシャフト技術であるかと無関係にすべてのたて糸が個々にヘルド の閉じた目を貫通してガイドされなければならないことにある。たて糸を通すた めに大きい手動の及び機械的な手間が必要である。ヘルドの閉じた目の中をガイ ドすることによりたて糸の自由度は制限され、これによりたて糸はたて糸方向の みでしか自由に運動することが可能でなく、これは、例えばヘルド等の直接的な 部材と、例えばヘルドシャフト、ハーネス(通糸機構)、ジャカードフック、磁 石等の直接的な部材との複雑な制御及び作動により補償されなければならず、た て糸のための部材はジャカード機の中を個々に又はドビーの中を群毎に時間的に 異なる運動を行う。 米国特許第US−A−5261464号明細書に記載の装置は、上下運動する シンカ(フック)の中の開いたヘルドの目を有する。しかしこの装置は複数の欠 点を有する。開口の形状は、製織の間での糸の結合及び結合解除を可能にせず、 織機の停止の間にたて糸を通すことのみに用いられる。更にガイドの形状に起因 して僅かな糸密度しか可能でない。ヘルドの作動は、大きい機械的手間を必要と する。発明の概要 本発明の課題は、糸の直接的な制御が可能であり、ヘルドの中の従来の閉じた 糸開口が置換され、例えばドビー又はジャカード機等の直接的な素子が不要であ り、大幅に小さいスペースで個々の糸とりわけたて糸の選択が可能であるように 冒頭に記載の形式の装置を形成することにある。 この課題は本発明により請求項1の特徴部分に記載の特徴により解決される。 ピッカが、糸が当該ピッカに結合するようにアクチュエータが制御手段を作動す る場合にのみ糸をピックアップし、その他の場合には糸は自由な状態にあること により、一方では糸を本装置の中に挿入することが大幅に容易になり、他方、糸 が最も簡単な方法で個別に制御されピックアップされ、これにより糸の制御と、 ひいては織機の場合には製織する織物の柄出しの方法が改善される。 本装置は異なる用途に適し、例えばよこ入れ機構に選択的に異なる色又は品質 のよこ入れを捕捉のために供給するために用いられる。 本装置はなかんずく織機に関連して更なる重要な利点を有する。シンカ(フッ ク)の中に選択機構を組込みことにより、例えばドビー、ジャカード機、ハーネ ス(通糸機構)などの多数の大きいコストのたて糸の制御及び偏向素子が不要と なる。シンカが例えば織機のヘルドシャフトに取付けられる場合、シンカは不規 則的に織物の図柄に対応して駆動される必要がなくなり、均一に例えば正弦運動 で駆動されればよく、これにより大幅により簡単にかつ頑丈に形成されることが 可能となり、これによりコストが低減され、動作信頼性が高められる。選択機構 と被制御糸との間の間接的な制御及び作動素子又は部材が不要となることにより 必要な力が低減され、これによりスペース及びエネルギー需要が大幅に低減され る。たて糸はもはやヘルドの中にしっかりと通されず、結合解除状態でシンカに 沿って自由に運動可能である。たて糸は織機の作動の間にも、停止の間にも結合 及び結合解除されることが可能であり、これにより製織的にも糸を通す際にも利 点が得られる。 本発明の有利な実施の形態が請求項2〜16に記載されている。 本装置は異なる形式で実現されることが可能である。例えばピッカは定置でシ ンカに接続されことが可能であり、これにより、アクチュエータにより作動され る制御手段が、糸を必要に応じてシンカによるピックアップのためにピッカに供 給するために用いられることが可能である。前述の形式の1つの有利な実施の形 態は請求項2に記載されている。本発明の1つの基本的に別の実施の形態は、ピ ッカ自身を、ピックアップが行われない基本位置から、糸がシンカにより偏向さ れるピックアップ位置へ動かすことにある。第2の形式の制御の有利な実施の形 態の変形は請求項3及び4に記載されている。 シンカのピッカは場合に応じてシンカの両運動方向でアクティブであることが 可能である。このためにピッカはフォーク状に形成されることが可能であり、フ ォーク開口はシンカの運動方向に対して横方向に位置する。しかしより有利には 請求項5の実施の形態であり、この場合、シンカ自身が、他方の運動方向でアク ティブである第2のピッカを有するか又は、他方の運動方向に必要なピッカが別 のシンカに取付けられている。ピッカの形状及び配置のために異なる変形が得ら れる。例えばピッカはフック状であるか又は少なくとも糸の確実な捕捉のために 少なくとも楔部材を有することが可能である。特に有利にはピッカは、湾曲可能 な制御トングの端部に取付けられている。ピッカは例えば制御トングを変形する ことにより形成されるか又は単一部品を制御トングに取付けることにより形成さ れることが可能である。制御トングの機能は、シンカの前述の特別の形状により 引受けられることが可能である。有利には請求項6のように制御部材が改善され て形成される。糸の捕捉のための信頼性は、請求項7に記載の実施の形態により 改善され、その際、請求項8に記載の有利な実施の形態が好ましい。 請求項9に記載の実施の形態は特に有利であり、この場合、シンカにより選択 された糸は別の糸から分離シンカにより分離される。分離シンカは、制御トング 又はその他の可動の制御手段の偏向を制限することも可能である。シンカ及び分 離シンカの特に有利な実施の形態は請求項10に記載されている。 アクチュエータは有利には請求項11に記載のように電気的に制御可能である 。アクチュエータは異なる構成部品例えば圧延素子、磁化可能なコイル、永久磁 石、メモリ合金、バイメタル等から成ることが可能である。重要なのはアクチュ エータの電気的制御可能性である。特に有利なのは、例えば圧電素子等の僅かな エネルギー消費量のアクチュエータである。請求項12〜15のうちの少なくと も1つに記載の実施の形態は特に有利であり、この場合、シンカの開ループ制御 、閉ループ制御及び監視のための素子と、シンカ自身の中のアクチュエータの制 御のための素子とが一体に形成されている。シンカの足領域内での、シンカ表面 又はシンカ内部に組込まれている導電性層とのコンタクトを介する又はワイヤレ スの、例えば光学的な接続を介して、アクチュエータは電気的に開ループ制御又 は閉ループ制御されることが可能であり、偏向状態とひいては機能性が監視され ること が可能である。 シンカは個々に例えば繰返しの目的のためにキャリヤから引出し、再び差込ま れることが可能である。シンカの制御のためにもシンカの例えば交換の際の取付 けのためにも複数のシンカを群に統合すると有利である。シンカ及び分離板は足 領域内で、シンカ及び分離シンカのピッチが所望の糸密度に相応するように、異 なる厚さを有することが可能であるスペーサにより互いに接続されることが可能 である。群の制御のために必要な部材は、シンカ自身のうちの少なくとも1つの シンカの表面に取付けられるか、又は群の足領域内又は外部すなわちシンカ及び 足領域の外部に取付けられることが可能である。 請求項16の実施の形態が有利であり、この場合、シンカの上端は、シンカは 一方では互いから正しい間隔で支持され、すなわち足領域内のπ日に相応する間 隔で支持され、シンカは他方では、手動で及び/又は自動糸挿入装置により検出 され選択されることが可能であるように、互いから区別されるように形成される か又は特徴付けされる。 シンカは有利には、多数のシンカを制御する公知の制御機器に接続され、これ によりある特定の織り柄が製織されることが可能となる。このような制御機器は 計算機を有するか又はこのような計算機に接続されることが可能であり、例えば スキャナ又はCADプログラムによる(例えば画像の)原稿の入力を可能にし、 織機の条件(たて糸及びよこ糸における糸密度)に従っての入力データの変換を 可能にする。この場合、織物の製織の最高点及び最低点は、シンカの中に設けら れているピッカのための制御信号に変換され、これにより所望の織物図柄が得ら れる。図面の簡単な説明 本発明の実施の形態が次に概略的な図面を用いて詳細に説明される。 図1は織機の製織領域を概略的に示す側面図、図2は糸走行方向に対して横方 向で見たたて糸の制御装置の一部を切取って示す概略図、図3は図2の装置の端 部部材を示す概略図、図4はピッカを正面から見た場合の糸の制御のための第1 のシンカの平面図、図5は図4のV−V切断線に沿って切断して図4のシンカを 拡大して示す概略図、図6は図4のシンカの一部を切取って拡大して示す垂直断 面図、図7は1つの群に統合されて基台に取付けられている複数のシンカ及び分 離シンカの一部を切取って糸走行方向に対して横方向で見て示す平面図、図8は ピッカを正面から見た別の1つのシンカを平面図、図9は図8のIX−IX切断 線に沿って切断し示す図8のシンカの断面図、図10はピッカを正面から見た場 合の第2のシンカの平面図、図11は図10のXI−XI切断線に沿って切断し て示す図10のシンカの断面図である。発明の実施の形態 図1は織機のたて糸の制御を例にして糸の横方向往復運動を選択的に制御する 装置を図示する。図1においてこのような織機の製織領域が概略的に示されてい る。 図1はそこからたて糸4が供給されるワープビーム2を示す。たて糸4は、キ ャリヤ8,8a,8bに取付けられているシンカ(フック)6,6a,6bによ り休止位置すなわち中間ひ口位置10からひ口12を形成するために運動方向に 対して横方向に振動して上下に往復運動させられる。リード(おさ)14は、ひ 口12の中に運び込まれたよこ糸15をウェブエッジ(織りべり又は織り前)に おさ打ちするために用いられる。形成された織物18は織物ローラ20を介して 導出される。個々のシンカ(フック)6,6a,6bはピッカ22を有し、ピッ カ22はそれぞれ、糸のピックアップが行われない基本位置からアクチュエータ 及び制御手段により、糸のピックアップが行われるピックアップ位置に移動可能 である。後続の後に詳細に説明されるアクチュエータを作動するために制御器2 4が用いられ、制御器24は導線26を介してそれぞれの個々のシンカ6に接続 されている。 それぞれのシンカ6,6a,6bは2つのピッカ22a,22bを有し、ピッ カ22a,22bはそれぞれシンカ6の1つの運動方向においてのみアクティブ であり、ひ口12を形成するために、たて糸4を中間ひ口位置10から上部ひ口 28又は下部ひ口30にガイドする。しかし、2つのキャリヤ8a,8bに取付 けられているそれぞれ2つのシンカ6a,6bが、たて糸4を中間ひ口位置10 から導出してガイドするために用いられることも可能である。このときシンカ6 aはたて糸4を上部ひ口28の中にのみガイドし、これに対して第2のシンカ6 bは、到来する製織サイクルのためのたて糸を下部ひ口30の中に運ぶ。これに よりシンカは、製織周波数を基準にしてピッカの周波数の1/2の周波数を有す るリズムで動作可能である。 織機の構造も、シャフトとして形成されているキャリヤの駆動も充分に公知で あり、これに関連して冒頭に記載の文献とりわけヨーロッパ特許出願公開第EP −A−0534523号公報を参照されたい。 シンカの形成及び配置の詳細が図2〜図6に示されている。図2はいかに複数 のシンカ6がある特定のピッチで1つのキャリヤ8に列を成して取付けられてい るかを示す。それぞれのシンカ6には両側にそれぞれ1つの分離板32が割当て られて配置され、分離板32の間の間隔はスペーサ34等の間隔ホルダにより定 められ、スペーサ32はシンカとシンカとの間にキャリヤ8に列を成して取付け られている。キャリヤ8の両側にそれぞれ1つの端部部材36が取付けられて固 定され、端部部材36はシンカ6,32とスペーサ34とをキャリヤ8に位置固 定し、更に図示されていない方法でエネルギー供給及び/又はデータ交換に用い られる。キャリヤ8から背いて位置する端部領域においてシンカ6及び分離板3 2は更なる間隔ホルダ38を設けられ、間隔ホルダ38は例えばシンカハウジン グの湾曲部により形成されている。これらの間隔ホルダはシンカとシンカとの間 の間隔を制限し、更に糸を貫通させるためのガイド面39を有する。分離板32 は一方では、走行して出たピッカ22a,22bのためのストッパとして用いら れ、他方、それぞれのシンカ6において処理されないたて糸4aを分離するため に用いられる。多数の糸の処理は異なるシンカ組に配分されることも可能であり 、これは図1のシンカ組I及びIIにより示されている。シンカを前後で順次の 複数のキャリヤ平面にこのように段階分けすることによりたて糸密度を高めるこ とが可能である。 図4〜6は、図1〜3において使用されているシンカの構造の詳細を示す。シ ンカは、2つのシェル42a,42bから形成されているハウジング42を有し 、シェル42a,42bの端縁44は例えば溶接されている。ハウジングは、2 つの脚48を有する足部46を有し、脚48はキャリヤ8を包囲し、これにより シンカはキャリヤに差込み可能及び/又はスライド可能に取付けられている。し かしシンカは例えばねじ締め、接着等の任意の別の方法でキャリヤに接続される ことが可能である。更にシンカは頭部50を有し、頭部50を介して個々の糸が 供給される。足部と頭部50との間にそれぞれの側に一対のピッカ22a,22 bが取付けられ、ピッカ22a,22bはシンカの両運動方向でアクティブであ る。ピッカは制御手段の端部に固定され、制御手段は制御トング52の形の制御 部材として形成され、制御トング52はハウジング42の中の強化層56に接着 剤及び/又はピン58により固定されている。異なる材料から形成されることが 可能であるがしかし有利には特殊鋼から成る制御トングにはアクチュエータ60 が固定され、アクチュエータ60は例えば圧電素子として形成されている。この アクチュエータ60は、中間層62に被着されている導体路64により作動され る。アクチュエータ60が導体路64を介して電流を印加されると直ちに制御ト ング52が湾曲し、これにより、シンカのハウジング42の中で基本位置に位置 してフック状に形成されていたピッカ22bは、ハウジング42の中の開口66 を貫 通して外方へ向かって動きピックアップ位置に到達する。これは図2及び6に示 され、ピッカはこの位置においてシンカの上方運動又は下方運動の際にたて糸4 をピックアップする。 シンカの両側のピッカ22a,22bのアクチュエータ60は導体路64を介 して回路66に接続され、回路66は例えば集積回路(IC)であり、同様にシ ンカのハウジングの中に配置されている。この回路は例えばアクチュエータ60 の制御及び監視に用いられる。回路は、例えばエネルギー供給及び/又はデータ 交換に用いられる複数の導体70を介して足部46の中のコンタクト72に接続 されている。コンタクト72はキャリヤ8の中の更なるコンタクト74に接続さ れ、コンタクト74は導線26を介して外部の制御器24に接続され、外部制御 器24はシンカ又はシンカのピッカ22a,22bを図柄に従って制御し、これ によりたて糸は、作成する織物図柄のためにシンカによりピックアップされる。 図2のキャリヤ8におけるシンカ及び分離板32の個々の配置と異なり、図7 はいかにこのような複数のシンカ及び分離板が1つの群に統合され、1つの共通 の基台76の中に鋳込まれるか又は例えば接着等により固定されているかを示す 。このようにして基台76はキャリヤ8に前述の方法で固定されることが可能で ある。シンカ6cはこの例では導線64aを介して、この群のすべてのシンカに 共通の回路68aに接続されている。回路68aのためのエネルギー供給のため 及び/又はデータ交換のための導線70aは、キャリヤ8に平行に位置する。デ ータ交換に用いられる導体は、光学信号伝送用のチャネル70bとして形成され ることも可能であり、チャネル70bは図示されていない方法で隣接基台の導体 と接続されている。導体70a及び/又はチャネル70bは直接的に又は間接的 に、キャリヤの端部に取付けられている、シンカのエネルギー供給及び/又は制 御のためのデータ交換のための伝送機器77に接続されている。外部からの導線 を介してのエネルギー供給の代りに基台の中にエネルギー供給用バッテリーが設 けら れることも可能である。 図8及び9は1つの別のシンカ6dの一部を切取って示し、シンカ6dにおい ては制御手段が例えば膜78として形成され、膜78はハウジング82の一部で あることも可能である。膜78はアクチュエータ60aを担持している。膜78 はアクチュエータ60aによりハウジング72の内部の中の基本位置から出され て、膜78がハウジング82から突出するピックアップ位置に必要に応じて動か たり、ピックアップ位置から出されて動かされる。 図10及び11はシンカ6eの別の1つの変形の一部を切取って示し、この場 合、制御手段は偏向手段として形成され、偏向トング84を有し、偏向トング8 4は対を成してハウジング86のそれぞれの側に配置され、アクチュエータ60 bを設けられている。偏向トングは偏向トングの足領域内でピッカ22dを被覆 し、ピッカ22dは定置でシンカ6eのハウジング86の中に配置されている。 ピックアップ位置において偏向トング84aの自由端88aは外方へ向かって糸 4のスライド路の中に突出し、他方の割当てられている偏向トング84bの自由 端88bは内方へ向かい、ピッカ22へ向かって糸4をガイドするための滑動軌 道を形成する。基本位置において偏向トング84a及び84bは内方へ向かい、 このようにして糸4のピックアップを阻止する。参照番号リスト 2 ワープビーム 4 たて糸 6 シンカ 6a シンカ 6b シンカ 6c シンカ 6d シンカ 6e シンカ 8 キャリヤ 8a キャリヤ 8b キャリヤ 10 中間ひ口位置 12 ひ口 14 リード(おさ) 15 よこ糸 16 ウェブエッジ 18 織物 20 織物ローラ 22 ピッカ 22a ピッカ 22b ピッカ 22c ピッカ 22d ピッカ 24 制御機器 26 導線 28 上部ひ口 30 下部ひ口 32 分離板 32a 分離板 34 スペーサ 36 端部部材 38 間隔ホルダ 39 ガイド面 42 ハウジング 42a シェル 42b シェル 44 端縁 46 足部 48 脚 50 頭部 52 制御トング(制御手段) 52a 制御トング(制御手段) 52b 制御トング(制御手段 54 固定部分 58 ピン 60 アクチュエータ 60a アクチュエータ 60b アクチュエータ 62 中間層 64 導体路 66 開口 68 回路 68a 回路 70 導体 70a 導体 70b 導体 72 チャネル 72a コンタクト 74 コンタクト 76 基台 77 伝送機器 78 膜 82 ハウジング 84a 偏向トング(制御手段) 84b 偏向トング(制御手段) 86 ハウジング

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 糸のための少なくとも1つのピッカ(22,22a,22b,22c, 22d)を有する少なくとも1つの振動する駆動可能なシンカ(6,6a,6b ,6c,6d,6e)を具備する織機の糸(4,4a)の横方向往復運動の選択 的制御装置において、 前記横方向往復運動の選択的制御装置が、糸をピックアップに係合することを 可能とするように、アクチュエータ(60,60a,60b)により作動可能な 制御手段(52,52a,52b,78,84a,84b)を有することを特徴 とする糸の横方向往復運動の選択的制御装置。 2. 制御手段が偏向手段として形成され、前記偏向手段がアクチュエータ( 60b)により、糸(4)のピックアップが行われない基本位置と、シンカ(6 e)に接続されているピッカ(22e)に対する糸偏向が行われるピックアップ 位置との間で振動しながら運動可能であることを特徴とする請求項1に記載の糸 の横方向往復運動の選択的制御装置。 3. 制御手段が制御部材として形成され、前記制御部材はピッカ(22a, 22b)を備え、アクチュエータ(60)により、ピックアップが行われない基 本位置と、糸ピックアップのためのピックアップ位置との間で運動可能であるこ とを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の糸の横方向往復運動の選択的制御 装置。 4. 制御部材が膜(78)として形成され、前記膜(78)はハウジング( 82)の一部であることが可能であり、前記膜(78)はピッカ(22c)を備 えることを特徴とする請求項3に記載の糸の横方向往復運動の選択的制御装置。 5. ピッカ(22,22a,22c,22d)がシンカ(6,6a,6b, 6c,6d,6e)のただ1つの運動方向でアクティブであり、 前記シンカ(6,6a,6b,6c,6d,6e)が、他方の方向でアクティ ブである別の1つのピッカ(22b)を有することを特徴とする請求項1から請 求項4のうちのいずれか1つの請求項に記載の糸の横方向往復運動の選択的制御 装置。 6. 制御部材が異なる剛性の領域を有し、例えば前記制御部材の足に配置さ れている第1の領域は、ピッカに面している第2の領域に比してより高い可撓性 を有することを特徴とする請求項2から請求項4のうちのいずれか1つの請求項 に記載の糸の横方向往復運動の選択的制御装置。 7. シンカ(6,6a,6b,6c,6d,6e)にピッカ(22,22a ,22c,22d)の側で分離板(32,32a)が配置され、前記分離板(3 2,32a)に制御手段(52,52a,52b,78,84a,84b)がピ ックアップ位置において当接することを特徴とする請求項1から請求項6のうち のいずれか1つの請求項に記載の糸の横方向往復運動の選択的制御装置。 8. シンカ(6,6a,6b,6c,6d,6e)と分離板(32,32a )との間に間隔ホルダ(34,38)が配置され、有利には上部の前記間隔ホル ダ(38)が、糸の貫通を可能にするガイド面(39)を有することを特徴とす る請求項7に記載の糸の横方向往復運動の選択的制御装置。 9. 糸の横方向往復運動の選択的制御装置が、1つ又は複数の糸(4,4a )を制御するために、1つ又は複数のキャリヤ(8,8a,8b)に分散配置さ れているシンカ(6,6a,6b,6c,6d,6e)を有し、互いに隣接する シンカ(6,6a,6b,6c,6d,6e)の間に分離板(32,32a)が 配置されることが可能であることを特徴とする請求項1から請求項8のうちのい ずれか1つの請求項に記載の糸の横方向往復運動の選択的制御装置。 10. シンカ(6,6a,6b,6c,6d,6e)及び分離板(32,3 2a)がキャリヤ(8)において個々に又は基台(76)を介して群に統合され て交換可能に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項9のうちのい ずれか1つの請求項に記載の糸の横方向往復運動の選択的制御装置。 11. アクチュエータ(60,60a,60b)が電気的に制御可能に形成 されていることを特徴とする請求項1から請求項10のうちのいずれか1つの請 求項に記載の糸の横方向往復運動の選択的制御装置。 12. シンカ(6,6a,6b,6c,6d,6e)が、アクチュエータ( 60,60a,60b)の制御及び/又は前記シンカ(6,6a,6b,6c, 6d,6e)の状態の監視のための、少なくとも部分的に導電性の少なとも1つ の層(62)を有することを特徴とする請求項1から請求項11のうちのいずれ か1つの請求項に記載の糸の横方向往復運動の選択的制御装置。 13. 糸の横方向往復運動の選択的制御装置が個々のシンカ(6,6a,6 b,6c,6d,6e)又は1つの群の前記シンカ(6,6a,6b,6c,6 d,6e)のために、開ループ制御及び/又は閉ループ制御及び/又は監視のた めの回路(68,68a)を含むことを特徴とする請求項1から請求項12のう ちのいずれか1つの請求項に記載の糸の横方向往復運動の選択的制御装置。 14. シンカ(6,6c)が足部(46)又は基台(76)を有し、前記足 部(46)又は前記基台(76)は、制御線(26)への接続のためのコンタク ト部(72,72a)を有することを特徴とする請求項11から請求項13のう ちのいずれか1つの請求項に記載の糸の横方向往復運動の選択的制御装置。 15. シンカ(6,6c)及び/又は前記シンカ(6,6c)に接続されて いる基台(76)及び/又は前記シンカ(6)又は前記基台(76)のためのキ ャリヤ(8)が、データ伝送用電気光学装置(70,70a,72,72a,7 7)を有することを特徴とする請求項1から請求項14のうちのいずれか1つの 請求項に記載の糸の横方向往復運動の選択的制御装置。 16. シンカ(6,6a,6b,6c,6d,6e)の上端が、前記上端が それぞれの隣接シンカから区別されることが可能であることを特徴とする請求項 1から請求項15のうちのいずれか1つの請求項に記載の糸の横方向往復運動の 選択的制御装置。
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