JPH1151169A - 車両の変速制御装置 - Google Patents

車両の変速制御装置

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JPH1151169A
JPH1151169A JP20949897A JP20949897A JPH1151169A JP H1151169 A JPH1151169 A JP H1151169A JP 20949897 A JP20949897 A JP 20949897A JP 20949897 A JP20949897 A JP 20949897A JP H1151169 A JPH1151169 A JP H1151169A
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Toshikuni Shirasawa
敏邦 白沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、車両の変速制御装置に関し、車両
の負荷状態に応じて自動変速機の変速パターンを変更で
きるようにする。 【解決手段】 車両の走行状態に応じて自動変速機3の
変速段を自動的に切り替える変速制御手段11を有する
車両の変速制御装置において、牽引状態検出手段101
からの検出情報に基づいて車両が牽引状態である第1態
様か、車両が牽引状態ではない第2態様であるかを判定
し、牽引状態検出手段101からの検出情報により牽引
状態が変化したと判定すると、変速制御手段11により
自動変速機3の変速パターンが変更されるように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、副変速機をそなえ
た車両に用いて好適の、車両の変速制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、トレーラを牽引するトラクタ
のように重量(負荷)が大きく変動するような車両で
は、副変速機付きの手動変速機が広く用いられており、
主変速機から出力された駆動力をさらに副変速機により
変速して、エンジンの駆動力を駆動輪に伝達するように
構成されている。
【0003】そして、例えば荷物を積載したトレーラを
連結して走行するような高負荷時には、副変速機を低速
段側に切り替えて主変速機の変速操作を行ない、また、
トラクタ(トラクタヘッド)のみで走行するような低負
荷時には、副変速機を高速段側に切り替えて主変速機の
変速操作を行なうようになっている。一方、従来より、
手動変速機(マニュアルトランスミッション)に、クラ
ッチを自動的に断接するアクチュエータを付設して、ク
ラッチペダルを踏むことなく変速を行なえるようにした
機械式の自動変速機が開発されている。
【0004】このような自動変速機では、クラッチの断
接操作を行なうクラッチ用アクチュエータと、変速機の
ギア機構の噛合状態の切り換えを行なうギアシフトユニ
ット(ギアシフト用アクチュエータ)とが設けられると
ともに、エンジン回転数調整を噴射ポンプ内の電子ガバ
ナにより行なうように構成し、自動変速機の変速制御手
段(コントローラ)からの指令信号に基づいてクラッチ
用アクチュエータ,ギアシフト用アクチュエータ及び電
子ガバナの作動を制御して変速操作を行なうように構成
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような機械式の自
動変速機は、既にバスやトラック等の大型車に採用され
ているが、このような機械式の自動変速機を上述したよ
うなトラクタ等にも適用して、自動変速を行なえるよう
にしたいという要望がある。しかしながら、トラクタの
ような車両では、上述したようにトレーラの連結状態に
より車両負荷(重量)が大きく異なるため、各走行状態
に応じて、ドライバが副変速機を切り替える必要があ
り、自動変速の機能を十分に活かすことができなかった
という課題がある。
【0006】例えば、トラクタ(トラクタヘッド)のみ
で走行するような低負荷時には、ドライバは、副変速機
を高速段側に切り替えておく必要があり、変速操作を自
動で行なうという自動変速の機能を十分に享受できない
という課題があった。ところで、特開平7−20859
0号公報には、キースイッチにより例えば軽負荷用の変
速順序が選択できるセミオートトランスミッションにお
いて、トレーラ検出スイッチを変速選択回路に組み込む
ことによりキースイッチの位置によらず軽負荷用の変速
順序を選択できるようにした技術が開示されている。
【0007】しかしながら、このような技術は、手動変
速を行なう際に牽引状態か非牽引状態かを判定して軽負
荷又は高負荷のいずれかの変速モードを選択するもので
あり、自動変速時に負荷に応じた変速パターンの変更を
行なえるようにしたものではなかった。本発明は、この
ような課題に鑑み創案されたもので、車両の負荷状態に
応じて変速機の変速パターンを変更できるようにした、
車両の変速制御装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明の車両の変速制御装置では、変速制御手段によ
り車両の走行状態に応じて自動変速機の変速段が自動的
に切り替えられる。また、変速制御手段では、牽引状態
検出手段からの検出情報に基づいて車両が牽引状態であ
る第1態様か、車両が牽引状態ではない第2態様である
かが判定される。そして、牽引状態検出手段からの検出
情報により上記の態様、即ち牽引状態が変化したと判定
されると、変速制御手段により自動変速機の変速パター
ンの変更が実行される。
【0009】また、請求項2記載の本発明の車両の変速
制御装置では、自動変速機の主変速機部では複数の変速
段が切り替えられ、主変速機部と直列に配設された副変
速機部では高速段又は低速段に変速段が切り替える。そ
して、車両が第2態様のときには、変速制御手段により
上記の副変速機部が高速段に保持されたまま上記主変速
機部の変速段が切り替え制御される。
【0010】また、請求項3記載の本発明の車両の変速
制御装置では、車両が第1態様のときには、変速制御手
段により副変速機部が低速段に保持されたまま主変速機
部の変速段が切り替え制御される。そして、主変速機部
が最高速段に制御された後、車両がさらに高速段への変
速が可能な走行状態であると、上記副変速機部が高速段
へ変更される。
【0011】また、請求項4記載の本発明の車両の変速
制御装置では、運転室内に配設された切り替えスイッチ
を操作することにより自動変速機の変速パターンの変更
が指示され、この切り替えスイッチがオンのときのみ上
記変速制御手段により変速パターンの変更が実行され
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面により、本発明の実施
形態について説明する。まず、本発明の第1実施形態と
しての車両の変速制御装置について説明すると、図1は
その全体構成を示す図、図2はその制御態様を説明する
ための図、図3はその動作の一例を説明するためのフロ
ーチャートである。
【0013】最初に、本発明が適用される自動変速機
(AT)の概要について簡単に説明すると、この変速機
はトレーラ等の車両(以下、単にトレーラという)を連
結して走行しうるトラクタにそなえられている。また、
変速機自体はマニュアルトランスミッションをベースと
した機械式の自動変速機であって、通常のマニュアルト
ランスミッションと同様、クラッチ機構をそなえてい
る。クラッチの断接駆動や変速動作(ギアシフト)は空
気圧によって行なわれるようになっており、走行時には
車両の走行状態に応じて変速段が切り替えられ、停止時
には自動的にクラッチが切れるようになっている。ただ
し、発進時のみはドライバによるクラッチ操作を必要と
し、このため、この自動変速機をセミATともいう。
【0014】また、変速段は、車速,エンジン負荷,エ
ンジン回転数,現在の変速段,ブレーキ操作状態、スロ
ットルペダル開度等に応じて、ファジイ制御により最適
な変速段が選択されるようになっている。また、シフト
ポジションとしては、通常のDポジション(又はDレン
ジ)以外にもマニュアル操作用のMポジション(又はM
レンジ)が設けられている。Mポジションの前後には、
それぞれ+ポジションと−ポジションとが設けられてお
り、Mポジションからシフトレバーを前方に押せばシフ
トアップし、後方に引けばシフトダウンするようになっ
ている。なお、エンジンの過回転(オーバラン)を防止
するために過剰なシフトダウン操作には反応しないよう
になっている。
【0015】次に、図1を用いて、上述の自動変速機に
ついてもう少し詳しく説明すると、この自動変速機は、
エンジン(ディーゼルエンジン)1の出力部に付設され
たクラッチ機構2と、変速機本体(自動変速機)3と、
変速機本体3の変速制御手段(ATコントロールユニッ
ト)11と、エンジン1の電子ガバナ1A用の制御手段
(電子ガバナコントロールユニット)12とをそなえて
いる。
【0016】クラッチ機構2は、クラッチ用アクチュエ
ータとして機能するクラッチブースタ2Aをそなえてお
り、エアタンク31からのエアの供給状態に応じて、ク
ラッチ機構2を断接駆動するようになっている。変速機
本体3は、本実施形態では前進5段・後進1段の変速段
(変速ギアの噛合状態)を有する主変速機部(又は主変
速機)301と、低速段(Lo)又は高速段(Hi)を
切り替え可能な副変速機部(又は副変速機)302とを
有しており、これらの主変速機部301と副変速機部3
02とを組み合わせることによりり前進10段,後進2
段の変速段を切り替えることができるようになってい
る。
【0017】また、変速機本体3には、ギヤシフト用ア
クチュエータとしてのギヤシフトユニット(GSU)3
Aやスプリッタ切り替え機構103が付設されている。
このうちギヤシフトユニット3Aは、主変速機部301
のギヤ機構の噛合状態を切り替えながら変速段を所要の
状態にシフト駆動するためのものであり、また、スプリ
ッタ切り替え機構103は副変速機部302の変速段を
切り替えるためのものである。
【0018】そして、これらのクラッチブースタ2A,
ギヤシフトユニット3A及びスプリッタ切り替え機構1
03は、変速制御手段としてのATコントロールユニッ
ト11により、また、電子ガバナ1Aは電子ガバナコン
トロールユニット12により、電気信号を通じて制御さ
れるようになっている。また、ATコントロールユニッ
ト11と電子ガバナコントロールユニット12とは、シ
リアル通信により情報の伝達が行なわれるようになって
おり、これらのギヤシフトユニット3A,クラッチブー
スタ2A,スプリッタ切り替え機構103及び電子ガバ
ナ1Aは互いに連係して制御されるようになっている。
【0019】ところで、図1に示すように、ATコント
ロールユニット11には、トレーラ検出スイッチ(牽引
状態検出手段)101,変速モードスイッチ(切り替え
スイッチ)102,チェンジレバーユニット4,チェン
ジレバー(シフトレバー)4A,クラッチスイッチ6
A,トランスミッションギヤセンサ(図示略)及びクラ
ッチ回転数センサ22,電子ガバナコントロールユニッ
ト12,ディスプレイユニット13とがそれぞれ接続さ
れている。
【0020】また、電子ガバナコントロールユニット1
2には、車速センサ21,電子ガバナ1A,アクセル踏
込量センサ24,エンジン回転数センサ25及びATコ
ントロールユニット11とがそれぞれ接続されている。
また、チェンジレバーユニット4は、図1に示すような
シフトポジションをそなえている。R,N,Dの各ポジ
ションは、それぞれ、後退,ニュートラル(中立),ド
ライブの各レンジを示しており、チェンジレバー4Aを
Dポジション(Dレンジ)に移動させることにより通常
走行時の自動変速が実行されるようになっている。
【0021】また、Dポジションの左側に設けられたM
ポジションは、マニュアルシフトを行なうためのポジシ
ョンであって、Mポジションからシフトレバー4Aを前
方に押したり後方に引いたりして+ポジション又は−ポ
ジションに移動させることにより、シフトアップやシフ
トダウンが実行されるようになっている。なお、このよ
うな+ポジションや−ポジションにチェンジレバー4A
を移動させた後は、図示しないリターンスプリングの付
勢力によりレバー4AはMポジションに戻るようになっ
ている。
【0022】そして、チェンジレバー4AがMポジショ
ンに操作されると、ATコントロールユニット11を介
して、チェンジレバーユニット4からの指令に基づい
て、ギヤシフトユニット3Aが遠隔操作されるようにな
っている。以下、このような変速制御モードを手動シフ
トモードという。なお、この場合、チェンジレバー4A
をMポジションから移動させなければ、基本的には変速
段は固定されるようになっている。
【0023】また、チェンジレバー4AがDポジション
(Dレンジ)の位置に操作されると、自動変速制御が実
施されるような自動シフトモードとなる。つまり、AT
コントロールユニット11には、走行状態に応じたシフ
トマップ(図示省略)が複数設けられており、走行状態
に応じて変速シフトマップが選択され、自動変速制御時
の目標とする変速段(目標変速段)が設定されるように
なっている。
【0024】さらに、本装置では、ファジイ理論を用い
てドライバの意思や車両の走行状態を判定して、上記の
変速シフトマップで設定された目標変速段を補正するよ
うになっている。そして、自動シフトモード時には、A
Tコントロールユニット11を介して、各種の情報に基
づいて、ギヤシフトユニット3A,クラッチブースタ2
A及びスプリッタ切り替え機構103が遠隔操作される
とともに、電子ガバナコントロールユニット12を介し
て電子ガバナ1Aが遠隔操作され、これにより、変速機
3の変速ギアの噛合状態の切り替え制御やクラッチ機構
2の断接制御が行なわれるようになっている。
【0025】また、ディスプレイユニット13には、現
在の変速段や変速モード等が表示されるようになってい
る。なお、本実施形態では、自動変速機3のシステムや
制御ロジックを簡素化するため、唯一、発進時のみはド
ライバのクラッチペダル操作によりクラッチを接続する
ようになっている。つまり、発進時には、ドライバが一
旦クラッチペダル6を踏み込んでから、クラッチペダル
6を徐々に戻すことによりクラッチ2の接続が行なわれ
るようになっているのである。また、車両停止前には、
クラッチペダル6の踏み込み動作に関わらず、クラッチ
ブースタ2Aにより自動的にクラッチ機構2が切られ
る。なお、この状態では、クラッチペダル6を踏み込ん
でいなくてもクラッチ2が切り離された状態となるが、
この状態から再び発進する時には、ドライバが一旦クラ
ッチペダル6を踏み込むことによりクラッチ機構2がク
ラッチペダル6により制御される状態に切り替えられよ
うになっており、その後のドライバのクラッチ操作によ
り車両が発進するようになっているのである。
【0026】なお、本発明の車両の変速制御装置として
は、このような構成の自動変速機3以外に、発進時にも
自動的にクラッチ制御を行なうようにしたものであって
も、もちろん適用することができ、上記のようなセミオ
ートマチック式変速機にのみ適用が限定されるものでは
ない。さて、次に本装置の要部について説明すると、上
述したように、ATコントロールユニット11には牽引
状態検出手段としてのトレーラ検出スイッチ(又はTL
Sという)101や変速パターン切り替えスイッチとし
ての変速モードスイッチ(又はSMSという)102が
接続されており、これらのスイッチ101,102から
の検出情報に基づいて、自動変速機3の変速パターンを
切り替えるようになっている。
【0027】まず、変速モードスイッチ(SMS)10
2について説明すると、このSMS102は、変速モー
ド(変速パターン)を変更するためのものであり、チェ
ンジレバー4Aの近傍にそなえられたオンオフスイッチ
として構成されている。そして、このSMS102をオ
ンにすると変速機3の変速モードがSKIPモードに設
定され、SMS102をオフにすると10段モードに設
定されるようになっている。
【0028】ここで、SKIPモードとは、副変速機3
02を高速側の変速段(Hi)又は低速側の変速段(L
o)のいずれか一方に保持した状態で主変速機301の
変速段を制御するモードであり、例えば1H−2H−3
H−4H−5Hのような変速制御を行なうようなモード
である(図2の変速パターンD1,D2参照)。なお、
数字は主変速機301の変速段を、数字の後ろの文字は
副変速機302の変速段(Hは高速段,Lは低速段)を
示している。また、副変速機302の変速段は、後述す
るトレーラ検出スイッチ(TLS)101からの検出情
報に基づいてHi又はLoのいずれかに設定されるよう
になっている。
【0029】また、10段モードとは、主変速機301
と副変速機302との変速段を組み合わせて、全ての変
速段を選択可能にしたモードであり、1L−1H−2L
−2H−3L−3H−4L−4H−5L−5Hのような
シフトパターンで変速制御を行なうようなモードである
(図2の変速パターンD3,D4参照)。そして、この
ようなSKIPモードと10段モードとが、上述したよ
うに変速モードスイッチ(SMS)102のオンオフに
より切り替えられるようになっているのである。
【0030】次に、トレーラ検出スイッチ(TLS)1
01について説明すると、TLS101は、車両がトレ
ーラを連結している状態(牽引状態、又は、第1態様)
であるか、トレーラを連結していない状態(非牽引状
態、又は、第2態様)であるかを検出するものである。
ここで、トレーラ検出スイッチ(TLS)101は、ト
レーラがトラクタに連結されるとオン信号を発するもの
であって、トラクタ側のサービスブレーキをトレーラ側
のサービスブレーキに接続する際に、ブレーキホースの
コックと連動するスイッチとして構成されている。そし
て、トレーラとトラクタとのブレーキホースを接続して
コックを開いたときに、TLS101がオン信号を発す
るように構成されているのである。なお、このトレーラ
検出スイッチ101は、すでにトラクタ等の車両には設
けられているものである。
【0031】そして、ATコントロールユニット11で
は、このTLS101からの検出情報によるトラクタの
牽引状態(即ちトラクタの負荷)に応じて、自動変速機
3の変速パターンを変更するようになっている。例えば
TLS101がオフのときにはトラクタが単車状態であ
るので、低負荷走行用の変速パターンで変速制御が行な
われているが、トレーラが連結されてTLS101がオ
ンになると、高負荷走行用の変速パターンに変更される
ようになっているのである。
【0032】より具体的に説明すると、本実施形態にお
いては、図2に示すように、SMSがオン(SKIPモ
ード)で、TLS101がオフすなわちトラクタが単車
状態(第2態様)のときには、トラクタの負荷が軽いと
判定して副変速機302が高速側の変速段(Hi)に固
定されるようになっており、1H−2H−3H−4H−
5Hのような変速パターンに設定されるようになってい
る(図2中、変速パターンD1参照)。
【0033】また、TLS101がオンのとき、すなわ
ち連結状態(第1態様)のときには、トラクタの負荷が
大きくなるので、副変速機302の変速段が低速側(L
o)に固定されて、図2の変速パターンD2に示すよう
に、1L−2L−3L−4L−5Lのような変速パター
ンに設定されるようになっている。なお、この変速パタ
ーンであっても、自動変速機3の変速段が5Lの最高速
段に制御された後、さらに高速側の変速段による走行が
可能であるとATコントロールユニット11が判定した
場合には、副変速機301の変速段が高速段側に変更さ
れて、5Hへの変速が行なわれるようになっている。な
お、このような5Lから5Hへの変速の可否は、車速セ
ンサ21,アクセル踏込量センサ24,エンジン回転数
センサ25及びトランスミッションギヤセンサ(図示
略)等からの検出情報に基づいて判定される。
【0034】そして、本発明の車両の変速制御装置で
は、SMS102がオンの状態において、TLS101
からの検出信号が変化すると、この検出信号の変化に基
づいて、副変速機302の変速段が切り替え制御される
ようになっているのである。つまり、TLS101から
の検出信号がオンからオフへ変化した場合には、ATコ
ントロールユニット11では、車両(トラクタ)が連結
状態から非連結状態に切り替えられて負荷が軽くなった
と判定して、副変速機302の変速段をLoからHiに
切り替え、変速モードをD2からD1に変更するように
なっているのである。
【0035】また、TLS101からの検出信号がオフ
からオンへ変化した場合には、ATコントロールユニッ
ト11では、車両が非連結状態から連結状態に切り替え
られて負荷が重くなったと判定して、副変速機302の
変速段をHiからLoに切り替え、変速モードをD1か
らD2に変更するようになっているのである。ところ
で、本発明の車両の変速制御装置では、TLS101及
びSMS102の2つのセンサからのオンオフ情報を用
いて変速パターンを切り替えるように構成されているの
で、自動変速モード時(Dポジション)において最大4
通り(D1〜D4)、手動変速モード時(Mポジショ
ン)において最大4通り(M1〜M4)、合計で最大8
通りの変速パターンを設定することができる。
【0036】これに対して、本実施形態においては、図
2に示すように、自動変速モード時にSMS102がオ
フ(10段モード)のときには、TLS101の検出情
報が変化しても、変速パターンは変更されないようにな
っている。つまり、SMS102がオフのときには、ト
ラクタの連結状態に関係なく10段変速が実行されるよ
うになっており、実質的には、自動変速モード時は、D
1,D2,D3=D4の3通りの変速パターンが設定さ
れているのである。
【0037】なお、10段モードのときには、変速パタ
ーンを変更しないようにしているのは、SMS102が
ドライバの操作によりオンオフが切り替えられるような
スイッチであり、ドライバの意思を反映しているからで
ある。つまり、SMS102がオフ(10段モード)の
場合には、ドライバが10段変速を望んでいると判定し
てこのようなドライバの意思や好みを重視して、TLS
101からの検出情報に関わらず10段変速を実行する
ようになっているのである。
【0038】また、本装置では、手動変速モード(Mレ
ンジ)における変速パターンについては、特に説明しな
いが、MレンジにおいてもTLS101及びSMS10
2からの情報を用いて最大4通りまでの異なる変速パタ
ーン(M1〜M4)を設定することができる。なお、こ
のようなM1〜M4の変速パターンの具体例については
図示しないが、例えば変速パターンM1〜M4をそれぞ
れ上述の変速パターンD1〜D4と同様に設定すること
が考えられる。
【0039】なお、変速機3における具体的なギアの噛
合状態の切り替え制御、即ち、クラッチブースタ2Aや
ギヤシフトユニット(GSU)3Aの作動制御について
は、例えば特開平9−68238号公報等に記載された
技術と同様のものであり、詳細な説明は省略する。
【0040】また、上述したように、本装置ではファジ
イ理論を用いて目標変速段を補正するようになっている
が、このようなファジイ理論による目標変速段の補正の
手法については、特開平9−79362号公報や特開平
9−79364号公報に記載された技術と同様のもので
あり、やはり詳しい説明は省略する。
【0041】本発明の第1実施形態としての車両の変速
制御装置は、上述のように構成されているので、例えば
図3に示すようなフローチャートにしたがって変速パタ
ーンの設定又は変更が実行される。まず、ステップS1
において、チェンジレバー4AがDポジション又はMポ
ジションのいずれか一方にあるか否かが判定される。そ
して、いずれのポジションにもないと判定された場合に
は、そのままリターンし、そうでない場合には、ステッ
プS2に進んでチェンジレバー4AがDポジションとM
ポジションとのどちらにあるかが判定される。
【0042】ここで、チェンジレバー4AがDポジショ
ンにある場合(即ち、Dレンジの場合)はステップS3
以降に進み、チェンジレバー4AがMポジションにある
場合(即ち、Mレンジの場合)はステップS16以降に
進む。最初に、自動変速モードの場合、つまり、チェン
ジレバー4AがDポジションにある場合について説明す
ると、ステップS3において、変速モードスイッチ(S
MS)102がオンかオフかが判定される。
【0043】そして、SMS102がオンであれば、S
KIPモードであると判定し(ステップS4)、トレー
ラ検出スイッチ(TLS)101からのオンオフ情報に
基づいて、トラクタが単独で走行している状態(第2態
様)であるか、トレーラを牽引している状態(第1態
様)であるかを判定(ステップS5)する。なお、TL
S101は、トラクタ側のサービスブレーキとトレーラ
側のサービスブレーキに接続する際に、ブレーキホース
のコックと連動してオン信号を発するスイッチとして構
成されているので、トラクタの牽引状態(連結状態)は
自動的に判別される。
【0044】ここで、TLS101がオフであれば非牽
引状態(第2態様)と判定して(ステップS6)、変速
機3の変速パターンをD1に設定する(ステップS
7)。なお、本実施形態においては、変速パターンD1
は、図2に示すような1H−2H−3H−4H−5Hの
ような変速パターンである。また、TLS101がオン
であれば牽引状態(第1態様)と判定して(ステップS
8)、変速機3の変速パターンがD2に設定される(ス
テップS9)。ここで、変速パターンD2は、例えば1
L−2L−3L−4L−5L−5Hのような変速パター
ンである。
【0045】一方、上述のステップS3において、変速
モードスイッチ(SMS)102がオフと判定された場
合には、変速モードが10段モードであると判定して
(ステップS10)、トレーラ検出スイッチ(TLS)
101からのオンオフ情報に基づいて、トラクタが単独
で走行している状態(第2態様)であるか、トレーラを
牽引している状態(第1態様)であるかを判定する(ス
テップS11)。そして、上述のステップS6〜S9と
同様に、トラクタの牽引状態に応じて変速パターンをD
3又はD4のいずれかに設定する(ステップS12〜S
15)。
【0046】なお、図2に示すように、本実施形態にお
いては、変速パターンD3と変速パターンD4とは同じ
に設定されているので、実際には、Dレンジで変速モー
ドが10段のときには、TLS101からのオンオフ情
報に関わらず、変速パターンは変更されないことにな
る。また、ステップS2において、チェンジレバー4A
がMポジションにある場合(即ち、Mレンジの場合)は
ステップS16以降に進む。そして、ステップS16〜
S28以降では、上述のステップS3〜S15と同様の
ステップを繰り返して、変速機3の変速パターンをM1
〜M4のいずれかに設定するのである。
【0047】そして、このようなフローチャートを実行
することにより、変速機3の変速パターンが、TLS1
01やSMS102からの検出信号に応じて最適な変速
パターンに変更されるのである。本実施形態にかかる車
両の変速制御装置では、上述のようにして自動変速機3
の変速パターンが自動的に設定又は変更されるので、以
下のような利点ないし効果がある。すなわち、トラクタ
のようにトレーラを牽引するか否かにより全体の重量が
大きく変化する車両では、トレーラの牽引時(連結時)
と非牽引時(単車時)とで同一の変速パターンで自動制
御を行なうと、例えばトレーラの牽引時の運転フィーリ
ングが悪化したり、燃費が悪化したりするという問題が
あった。
【0048】これに対して、上述したように、本装置で
は、牽引状態検出手段としてのトレーラ検出スイッチ
(TLS)101からの情報に基づいてトレーラ牽引状
態か否が判別され変速パターンが自動的に切り替えられ
るので、ドライバビリティや運転フィーリングが向上す
るほか、燃費も向上するという利点がある。また、本装
置を実現するためにセンサ類を新たに設ける必要もな
く、制御ロジックの追加だけでよいので、コストや重量
もほとんど増加しないという利点がある。
【0049】また、非牽引状態(第2態様)時、すなわ
ち、トラクタのみでの走行時には、牽引時に比べて車両
負荷が極めて小さくなるので、図2の変速パターンD1
で示すように、副変速機302を高速段Hiに保持した
まま主変速機301の変速段が切り替えられる。したが
って、円滑な変速制御を実現できるとともに、車両の加
速性能の向上と燃費の向上とを図ることができる利点が
ある。
【0050】また、牽引状態(第1態様)時、すなわ
ち、トレーラを連結した走行時には、副変速機302を
低速段(Lo)に保持したまま主変速機301の変速段
を切り替え制御するとともに、主変速機301が最高速
段(本実施形態では5速)に制御された後、車両がさら
に高速段への変速が可能な走行状態であると、副変速機
302が高速段(Hi)へ変更されるので、より車両の
加速性能の向上や燃費の向上を図ることができるととも
にドライバビリティも大幅に向上する。
【0051】すなわち、トラクタが牽引状態であるとき
には、副変速機302を低速段に固定して主変速機30
1の変速段を制御することで、副変速機302が高速段
にあるときよりも大きな駆動力を得ることができる変速
パターンとなる。また、例えばトレーラを牽引している
もののトレーラの中が空荷の状態の時等には、車両の速
度が高くなると副変速機302が高速段(Hi)へ変更
されることになり、車両の加速性能の向上や燃費の向上
を図ることができるとともにドライバビリティも大幅に
向上するのである。
【0052】さらに、本装置では、変速モードスイッチ
(切り替えスイッチ)102がオン(SKIPモード)
のときのみ変速パターンの変更が実行されるので、ドラ
イバが細かな変速を望む場合には、このスイッチ102
をオフにすることにより変速パターンの変更を禁止で
き、ドライバの意思を反映することができる利点があ
る。
【0053】次に、本発明の第2実施形態としての車両
の変速制御装置について説明すると、図4はその制御態
様を説明するための図であり図2に対応する図である。
この第2実施形態では、上述した第1実施形態に対し
て、自動変速機3の変速パターンが一部異なっているの
みであり、これ以外は、第1実施形態と同様に構成され
ている。したがって、以下では第1実施形態に対して異
なる部分に着目して説明し、第1実施形態と同様に構成
された部分については説明を省略する。
【0054】さて、この第2実施形態では、図2に示す
ように、切り替えスイッチとしての変速モードスイッチ
(SMS)102がオン(SKIPモード)であって
も、牽引状態検出手段としてのトレーラ検出スイッチ
(TLS)101がオン(牽引状態)のときには、10
段変速モードで変速制御が行なわれるように設定されて
いる(図4の変速パターンD2参照)。
【0055】すなわち、SMS102がオンであって
も、TLS101によりトレーラの連結が検出された場
合には、10段変速に切り替えて、細かな変速を行なう
ように設定されているのである。本発明の第2実施形態
としての車両の変速制御装置は、上述のように構成され
ているので、第1実施形態で説明した利点ないし効果に
加えて、車両の牽引状態(連結状態)時には、主変速機
301と副変速機302とを積極的に組み合わせたきめ
細かな変速制御を行なうことができ、車両総重量が極め
て重くなった場合であっても、シフトアップ時の加速の
低下を極力防止することができるという利点を有してい
る。
【0056】なお、上述の各実施形態では、図2及び図
4に示すように、SKIPモード(即ち、SMS102
がオン)のときにのみ、変速パターンの切り替えを実行
するように設定され、10段モード(即ち、SMS10
2がオフ)のときには、TLS101の検出信号に関係
なく、シフトパターンが変更されないように設定されて
いる(実際には、変速パターンD3とD4とが同一に設
定されている)が、本装置はこのような変速パターンに
限定されるものではなく、エンジンの出力や適用される
車両の特性に合わせて、種々の変速パターンに設定する
ことができる。例えば、変速パターンD3と変速パター
ンD4とを異なるように設定してもよいし、各変速パタ
ーンD1〜D4を上述の実施形態のものと異なる変速パ
ターンに設定してもよい。また、主変速機301の変速
段数や副変速機302の変速段数は上述のものに限定さ
れるものではなく、やはり、エンジンの出力や適用され
る車両の特性に合わせて、種々の段数に設定することが
できる。
【0057】さらに、自動変速機の種類としては、上述
のような機械式な自動変速機に限定されるものではな
く、複数の変速段を切り替えて変速を行なう自動変速機
に広く適用することができ、例えばトルクコンバータを
用いた自動変速機に適用してもよい。また、本装置が適
用される車両は、上述したトラクタに限定されるもので
はなく大型トラックや大型バス等、使用状況により重量
(負荷)の変動が激しい車両に広く用いることができる
のである。
【0058】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明の車両の変速制御装置によれば、牽引状態検出手段
からの情報に基づいてトレーラ牽引状態か否か判別され
て変速パターンが自動的に切り替えられるので、ドライ
バビリティや運転フィーリングが向上するほか、燃費も
向上するという利点がある。また、新たにセンサ類を設
ける必要もなく、制御ロジックを追加するだけでよいの
で、コストや重量の増加がほとんどないという利点があ
る。
【0059】また、請求項2記載の本発明の車両の変速
制御装置によれば、上述した効果ないし利点に加えて、
車両負荷が小さな非牽引状態、即ち第2態様のときには
副変速機部を高速段に保持したまま主変速機部の変速段
が切り替え制御されるので、円滑な変速制御を実現でき
るとともに、車両の加速性能の向上と燃費の向上とを図
ることができるという利点がある。
【0060】また、請求項3記載の本発明の車両の変速
制御装置によれば、上述した効果ないし利点に加えて、
車両が該第1態様のときには副変速機部を低速段に保持
したまま主変速機部の変速段が切り替え制御され、主変
速機部が最高速段に制御された後さらに高速段への変速
が可能なときには、変速機部が高速段に変更されるの
で、車両の加速性能の向上や燃費の向上を図ることがで
きるとともにドライバビリティも大幅に向上するという
利点がある。
【0061】また、請求項4記載の本発明の車両の変速
制御装置によれば、変速パターンの変更を指示する切り
替えスイッチがオンのときのみ変速パターンの変更を実
行するので、切り替えスイッチをオフにすることにより
変速パターンの変更を禁止でき、ドライバの意思を反映
することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態としての車両の変速制御
装置における全体構成を示す図である。
【図2】本発明の第1実施形態としての車両の変速制御
装置における制御態様を説明するための図である。
【図3】本発明の第1実施形態としての車両の変速制御
装置における動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図4】本発明の第2実施形態としての車両の変速制御
装置における制御態様を説明するための図である。
【符号の説明】
1 ディーゼルエンジン 1A 電子ガバナ 2 クラッチ機構 2A クラッチブースタ又はクラッチ用アクチュエータ 3 変速機本体(自動変速機) 3A ギヤシフトユニット(GSU)又はギヤシフト用
アクチュエータ 4 チェンジレバーユニット 4A チェンジレバー(シフトレバー) 6A クラッチスイッチ 7 アクセルペダル 11 変速制御手段(ATコントロールユニット) 12 制御手段(電子ガバナコントロールユニット) 13 ディスプレイユニット 21 車速センサ 22 クラッチ回転数センサ 24 アクセル踏込量センサ 25 エンジン回転数センサ 31 エアタンク 101 牽引状態検出手段としてのトレーラ検出スイッ
チ(TLS) 102 切り替えスイッチとしての変速モードスイッチ
(SMS) 103 スプリッタ切り替え機構 301 主変速機部(主変速機) 302 副変速機部(副変速機)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の走行状態に応じて自動変速機の変
    速段を自動的に切り替える変速制御手段を有した車両の
    変速制御装置において、 該車両が牽引状態である第1態様と、該車両が牽引状態
    ではない第2態様とを検出する牽引状態検出手段を有
    し、 該変速制御手段が、該牽引状態検出手段からの検出情報
    による上記態様の変化に基づいて該自動変速機の変速パ
    ターンを変更することを特徴とする、車両の変速制御装
    置。
  2. 【請求項2】 該自動変速機が、 複数の変速段を切り替える主変速機部と、 該主変速機部と直列に配設され高速段及び低速段を有す
    る副変速機部とをそなえ、 該変速制御手段は、 該車両が該第2態様のときには該副変速機部を高速段に
    保持したまま該主変速機部の変速段を切り替え制御する
    ことを特徴とする、請求項1記載の車両の変速制御装
    置。
  3. 【請求項3】 該変速制御手段は、 該車両が該第1態様のときには該副変速機部を低速段に
    保持したまま該主変速機部の変速段を切り替え制御する
    とともに、 該主変速機部が最高速段に制御された後該車両の走行状
    態に応じてさらに高速段への変速が可能であると判断し
    たときは該副変速機部の変速段を高速段へ切り替えるこ
    とを特徴とする、請求項2記載の車両の変速制御装置。
  4. 【請求項4】 運転室内に配設され該自動変速機の変速
    パターンの変更を指示する切り替えスイッチをさらに有
    し、 該変速制御手段は、 該切り替えスイッチがオンのときのみ該変速パターンの
    変更を実行することを特徴とする、請求項1〜3のいず
    れかに記載の車両の変速制御装置。
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US6411878B2 (en) 2000-04-18 2002-06-25 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Speed change control system for automatic transmission
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