JPH11511500A - ポリ(1,4−シクロヘキサンジメチレンテレフタレート)樹脂中における可塑剤及び流れ助剤としてのポリアルキレンエーテル - Google Patents

ポリ(1,4−シクロヘキサンジメチレンテレフタレート)樹脂中における可塑剤及び流れ助剤としてのポリアルキレンエーテル

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JPH11511500A JP9512017A JP51201797A JPH11511500A JP H11511500 A JPH11511500 A JP H11511500A JP 9512017 A JP9512017 A JP 9512017A JP 51201797 A JP51201797 A JP 51201797A JP H11511500 A JPH11511500 A JP H11511500A
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Abstract

(57)【要約】 (A)(a)1種またはそれ以上のジカルボン酸、及び(b)1,4−シクロヘキサンジメタノールを少なくとも80モル%含んでなるグリコール成分を含む、インヘレント粘度が0.1〜1.2dL/gで融点が250℃より高いコポリエステル99.5〜75重量%;ならびに(B)1種またはそれ以上のポリアルキレンエーテル0.5〜25重量%のブレンド(但しブレンド中の全ての成分の重量%は合計100重量%である)を含んでなるポリエステル組成物に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 ポリ(1,4−シクロヘキサンジメチレンテレフタレート)樹脂中における可塑 剤及び流れ助剤としてのポリアルキレンエーテル発明の分野 本発明は、ポリ(1,4−シクロヘキサンジメチレンテレフタレート)(PCT)樹 脂と1種またはそれ以上のポリアルキレンエーテルとのブレンドに関する。発明の背景 温度の関数としての溶融粘度及び結晶化速度は、半結晶質エンジニアリングプ ラスチックの射出形成法にとって重要であることが多い。 溶融粘度が重要であるのは、溶融粘度が部品の金型充填を左右する(溶融粘度 が低いほど金型充填の速度が速くなり、小さい部品の充填が可能になる)ためで ある。従って、この重要なパラメーターは最小にするのが望ましい。 温度の関数としての結晶化速度が重要であるのは、結晶化速度が最適金型温度 及び方法のサイクル時間を規制するためである。操作は110℃未満の成形温度で 行うのが望ましいが、これはこの温度では油加熱金型ではなく、従来の水加熱金 型を使用できるためである。また、最適結晶化速度の可能な温度で操作を行うこ とは、サイクル時間の短縮化につながるので経済的にも好ましい。 可塑剤を使用すると一般に、いくつかのポリエステルに関してはこれらの重要 なパラメーターがいずれも増大することが知られている。ポリアルキレンエーテ ルは低融点ポリエステル、例えばポリ(ブチレンテレフタレート)(PBT)及びポリ( エチレンテレフタレート )(PET)のための公知の可塑剤であるが、熱崩壊を受けやすいことが知られている 。ポリアルキレンエーテルは、温度が250℃を超えると崩壊することが報告され ている(W.K.Witsiepeによって示されている(Adv.Chem.Ser.,No.129,39〜6 0頁、1973年))。可塑剤は代表的には溶融粘度を低下させ、熱可塑性樹脂のガラ ス転移温度を低下させるので、その結果、より低い温度でより速い結晶化速度が 可能になる。 ポリエステルエンジニアリングプラスチック用の通常の可塑剤は、低分子量有 機エステル、例えばネオペンチルグリコールジベンゾエート(Benzoflex S312) 及びジプロピレングリコールジベンゾエート(Benzoflex 9-88)である。 成形適性を改善するために半結晶質エンジニアリングポリマー中に可塑剤を使 用することは公知である。さらに、半結晶質ポリエステルに改良可塑剤を使用す ることが必要であることも公知である。 ポリアルキレンエーテルはPBT及びPETのような低融点ポリエステルの可塑剤と して使用されてきたが、熱崩壊を受けやすいことが知られている。実際、米国特 許第4,548,978号(Garrison,Jr.)、同第5,028,647号(Haylockら)、同第4,914,14 5号(Tohdonら)、同第4,558,085号(Lee)、及び同第5,004,817号(Bastioliら) 及び日本特許第1,256,562号(Haraら)は、ポリエチレンテレフタレート中に可 塑剤としてポリエチレングリコールのようなポリアルキレンオキシドを使用する ことを教示している。 しかしながら、E.A.Flexmanの報告によれば(Adv.Chem.Ser.,233(Toughe ned Plastics I),79〜104頁、1993年)、PBTのような低融点ポリエステルの性 質を改善するために使用される多くの添加剤は、融点のより高いポリエステルに おいては有用でなく、それは必要とされるはるかに高い加工温度が添加剤を崩壊 させたため である。 W.K.Witsiepe(Adv.Chem.Ser.,No.129,39〜60頁、1973年)によって報告 されるように、ポリアルキレンエーテルは、温度が250℃を超えると崩壊する。 実際、ポリエチレングリコールの引火点は243℃であることが報告され、このこ とがその熱安定性の悪さを証明している。ポリテトラメチレングリコールは、高 温への暴露時に崩壊反応を受ける。従って、ポリアルキレンエーテルは250℃を 超える融点を有する半結晶質ポリマーの可塑剤としては有用ではないことが予想 されるであろう。 Witsiepe(Adv.Chem.Ser.,No.129,39〜60頁、1973年)の報告によれば、250 ℃より高温ではポリアルキレンエーテルの崩壊が起こるので、ポリエーテルエス テルの最適反応温度は250℃である。 米国特許第4,438,233号は、200℃以下ではあるが比較的高温で処理できるよう に熱安定性を増加させるために、ポリアルキレンエーテルを「エンドキャッピン グ(end-capping)」する方法を開示している。 米国特許第3,763,109号(Witsiepe)及び同第3,856,749号(Hoeschele)は共に 、高温老化に対してポリアルキレンエーテルを安定化させる方法を記載している 。これらの特許は、添加した安定剤はポリアルキレンエーテルに170℃までの温 度に耐え得る充分な熱安定性を与えることが必要であることを教示している。 さらに、米国特許第4,541,884号(Cogswell)は、可塑剤は少なくともマトリ ックスポリマーの加工温度までは溶融安定性であることが必要であることを教示 している。 米国特許第5,389,710号は、PCTまたはPETのようなポリエステルと有効量のあ る型のα,ω−ビス(アミノアルキル)−ポリオキシアルキレン結晶化改良剤を 含んでなるポリエステル組成物を開示 している。この改良剤は、PCTまたはPET組成物と化学的に反応することが必要で ある。これらの改良剤にはアミン基が必要である。発明の要約 本発明は、 (A)(a)1種またはそれ以上のジカルボン酸、及び (b)1,4−シクロヘキサンジメタノールを少なくとも80モル%含むグリコ ール成分 を含んでなる、インヘレント粘度が0.1〜1.2dL/gで融点が250℃より高いコポ リエステル99.5〜75重量%;ならびに (B)1種またはそれ以上のポリアルキレンエーテル0.5〜25重量% のブレンド(ブレンド中の全ての成分の重量%は合計100重量%である)を含ん でなるポリエステル組成物に関する。 本発明において有用な1種またはそれ以上のポリアルキレンエーテルとコポリ エステルとのブレンドは、コポリエステルの溶融粘度及びガラス転移温度を低下 させる。ポリアルキレンエーテルが、本発明のコポリエステルのような250℃よ り高い融点を有する半結晶質ポリマーについてこれらの結果を生じることは予期 されないことである。好ましい態様の詳細な説明 ポリ(1,4−シクロヘキサンジメチレンテレフタレート)(PCT)樹脂は、融点 が高い(295℃)ため、PET樹脂より著しく高い加工温度及びPBT樹脂より更に高い 加工温度を必要とする。従って、この融点の高いPCTは、前記ポリアルキレンエ ーテルを崩壊することが予想されるであろう300℃より高い加工温度を必要とす る。しかし 、本発明は、本発明のポリアルキレンエーテルがポリマーマトリックスの溶融粘 度及びガラス転移温度を低下させることによって機械的性質を低下させずにPCT の加工性を改良することを証明する。 このようなポリアルキレンエーテルの添加によって、PCT組成物単独またはガ ラス繊維で強化したPCT樹脂の溶融粘度が低下される。可塑剤はPCTのガラス転移 温度を低下させ、それによって結晶化速度が速くなるので、110℃未満の金型温 度の使用が可能になる。 いかなる理論も結びつかないが、これらの観察は、ポリアルキレンエーテルは PCTとのブレンド時に熱安定性が予想外に改良され、高い加工温度に耐えられる ようになることを示唆している。 さらに詳しくは、本発明は、 (A)(a)1種またはそれ以上のジカルボン酸、及び (b)1,4−シクロヘキサンジメタノールを少なくとも80モル%、好ましく は少なくとも90モル%、より好ましくは少なくとも95モル%含むグリコール成分 を含んでなる、インヘレント粘度が0.1〜1.2dL/gで融点が250℃より高いコポ リエステル99.5〜75重量%、好ましくは99.5〜85重量%、より好ましくは99〜90 重量%、さらに好ましくは97〜93重量%;ならびに (B)1種またはそれ以上のポリアルキレンエーテル0.5〜25重量% のブレンドを含んでなるポリエステル組成物(ポリエステル組成物中の全ての成 分の重量%は100重量%である)に関する。 ジカルボン酸成分は少なくとも90モル%、好ましくは95モル%のテレフタル酸 を含むのが好ましい。この場合、コポリエステルのジカルボン酸成分は、10モル %またはそれ以下の、テレフタル酸以外の1種またはそれ以上のジカルボン酸ま たは適当な合成相当物、例 えばテレフタル酸ジメチルの反復単位を含むのが好ましい。 本発明のジカルボン酸成分に有用なジカルボン酸としては以下のものが挙げら れるがこれらに限定されない:炭素数が好ましくは8〜14の芳香族ジカルボン酸 、炭素数が好ましくは4〜12の脂肪族ジカルボン酸、または炭素数が好ましくは 8〜12の脂環式ジカルボン酸。 本発明のコポリエステルを形成するのに使用できるテレフタル酸以外のジカル ボン酸の特に好ましい例は次の通りである:イソフタル酸、ナフタレン−2,6 −ジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、1,4−シクロヘキサ ン二酢酸、ジフェニル−4,4′−ジカルボン酸、コハク酸、グルタル酸、アジ ピン酸、アゼライン酸、セバシン酸など。テレフタル酸に含ませることができる これらのジカルボン酸の中では、イソフタル酸が好ましい。コポリエステルは1 種またはそれ以上の前記ジカルボン酸から製造できる。 ジカルボン酸はこれらの酸の対応する酸無水物、エステル及び酸塩化物に由来 するものでもよいことを理解されたい。 グリコール成分は、20モル%以下、好ましくは10モル%以下の1種またはそれ 以上の他の脂肪族または脂環式グリコールを含むことができる。 このような追加のジオールとしては、炭素数が好ましくは6〜20の脂環式ジオ ール又は炭素数が好ましくは2〜20の脂肪族ジオールが含まれる。このようなジ オールの例は次の通りである:エチレングリコール、ジエチレングリコール、ト リエチレングリコール、プロパン−1,3−ジオール、ブタン−1,4−ジオー ル、ペンタン−1,5−ジオール、ヘキサン−1,6−ジオール、3−メチルペ ンタンジオール−(2,4)、2−メチルペンタンジオール−(1 ,4)、2,2,4−トリメチルペンタン−ジオール−(1,3)、2−エチル ヘキサンジオール−(1,3)、2,2−ジエチルプロパン−ジオール−(1, 3)、ヘキサンジオール−(1,3)、1,4−ジ(ヒドロキシエトキシ)−ベ ンゼン、2,2−ビス−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)プロパン、2,4− ジヒドロキシ−1,1,3,3−テトラメチル−シクロブタン、2,2−ビス− (3−ヒドロキシエトキシフェニル)−プロパン、デカリンジオール及び2,2 −ビス−(4−ヒドロキシプロポキシフェニル)−プロパン。 コポリエステルは、2種またはそれ以上の前記ジオールから製造できる。エチ レングリコールが好ましいグリコールである。 本発明のブレンドに有用なコポリエステル樹脂は公知であり、市販されている 。これらの製造方法は、例えば、米国特許第2,465,319号及び同第3,047,539号に 記載されている。 本発明のポリエステルはインヘレント粘度が好ましくは0.1〜1.2dL/g、より 好ましくは0.1〜0.9dL/g、さらに好ましくは0.4〜0.8dL/gである。 実質的にエチレングリコール、1,4−シクロヘキサンジメタノール及びテレ フタル酸のみを含むコポリエステル、または実質的にエチレングリコール、1, 4−シクロヘキサンジメタノール、イソフタル酸及びテレフタル酸のみを含むコ ポリエステルが好ましい。 本発明において有用なコポリエステルは融点が250℃より高温、好ましくは260 ℃より高温であるのが特に好ましい。 これらのポリアルキレングリコールはエンドキャップされていてもよいし、さ れていなくてもよい。「エンドキャップされた(end-capped)」とは、末端ヒド ロキシル基をエポキシ、イソシアネートまたはカルボン酸化合物と反応させるこ とによってポリマーがなる べくエンドキャップされていることを意味する。 本発明への使用が意図されている好ましいポリアルキレンエーテルは式: 〔式中、 mは1〜3の整数(1及び3を含む)であり、 nは4〜250(4及び250を含む)の整数であり、 XはCH3,C3H7,C2H5及びHからなる群の1種またはそれ以上から選ばれ、 Aは水素、炭素数1〜10のアルキル、アシル、アリールまたはアロイルであり 、 Bは水素、炭素数1〜10のアルキル、アシル、アリールまたはアロイルである 〕 の化合物を含んでなる。 本発明の組成物に使用するのが好ましいポリアルキレンエーテルは、前記化合 物のうち、mが1、またはnが4〜14、またはXがHのものである。mが1、n が4〜14且つXがHであるものがより好ましい。 本発明の組成物に使用するのがより好ましい可塑剤は、前記化合物のうち、m が1、またはnが7〜25、またはAが炭素数8のアシルもしくはメチル、または Bが炭素数8のアシルであるもの、特にmが1、nが7〜25、XがH、Aが炭素 数8のアシルもしくはメチル、且つBが炭素数8のアシルであるものである。ポ リエチレングリコール400ビス(2−エチルヘキサノエート)、メトキシポリエ チレングリコール550 2−エチルヘキサノエート及びテトラエチレングリコール ビス(2−エチルヘキサノエート)が特に好ましい。ポリエチレングリコール40 0ビス(2−エチルヘキサノエート)が更に好ましい。 本発明においてさらに有用なポリアルキレンエーテルは、ポリエチレングリコ ール、ポリテトラメチレングリコール及びポリプロピレングリコールまたはそれ らの混合物からなる群から選ばれるのが好ましい。 ポリ(アルキレングリコール)の実際の分子量は重要ではないが、配合の間の 揮発を防ぐのに充分な分子量を有するのが好ましい。ポリアルキレンエーテルは 数平均分子量が200〜10,000、好ましくは400〜1,500であるのが好ましい。 これらのポリアルキレングリコールはエンドキャップされていてもされていな くてもよい。「エンドキャップされた」とは、末端ヒドロキシル基をエポキシ、 イソシアネートまたはカルボン酸化合物と反応させることによってポリマーがな るべくエンドキャップされていることを意味する。 安定剤、難燃剤、耐衝撃性改良剤、エポキシ化合物、離型剤、成核剤、及び着 色剤のような他の添加剤もこのような配合物中で望ましいことがわかる。このよ うな添加剤は一般に、前記ポリエステル組成物の総重量に基づき0.1〜約20重量 %の量で存在する。 有用な難燃剤としては、臭素化ポリスチレンとナトリウムアンチモネートとの 組み合わせが挙げられるが、これに限定されない。 強化剤の例は、ガラス繊維、炭素繊維、マイカ、クレイ、タルク、ウォラスト ナイト及び炭酸カルシウムである。特に好ましい強化剤はガラス繊維である。ガ ラス繊維は、ポリエステル組成物中にその総重量に基づき0.1〜40重量%、好ま しくは0.1〜30重量%で存 在するのが好ましい。 本発明のポリエステル組成物に使用するのが適当なガラス繊維は、ガラスフィ ラメント、糸、繊維、またはホイスカーなどの形態であることができ、長さは約 1/8〜約2インチであることができる。長さ約1/8〜約1/4インチのチョ ップトグラスストランドが好ましい。このようなガラス繊維は公知である。もち ろん、これらのガラス繊維の寸法は使用するブレンド手段に応じて大幅に、300 〜700ミクロンまたはそれ以下の長さにさえ低下させることができる。 本発明のポリエステル組成物は、ガラスと前記の他の強化剤、例えばマイカも しくはタルクとの混合物、及び/または他の添加剤によって強化することができ る。 強化剤を含む本発明のポリエステル組成物は120℃未満の金型温度で成形でき るので、成形が容易で、高価な金型加熱装置を必要としない。本発明のガラス充 填入りポリエステル組成物の好ましい成形温度は20〜110℃の範囲内である。 本発明のブレンドの成分は公知の任意の適当な技術によってブレンド及び/ま たは混合できる。 コポリエステルのインヘレント粘度(I.V.)は、60/40(wt./wt.)フェノール /テトラクロロエタン中で0.5g/100mlの濃度で測定する(25℃で測定)。 成形品及びフィルムは、任意の好ましい態様を含む本発明のポリエステル組成 物から製造できる。 また、本発明のポリエステル組成物のコポリエステルのガラス転移温度及び溶 融粘度を低下させる方法は、本発明のポリアルキレンエーテルを用いるのが望ま しい。この方法においても、本発明のポリエステル組成物の全ての好ましい態様 が望ましい。 本明細書中で以下の略語を使用する:Tgはガラス転移温度を指し; DSCは示 差走査熱量法を指す。 本発明を、その好ましい態様の以下の実施例によってさらに説明することがで きるが、これらの実施例は説明のためにのみ記載するのであって、特に断らない 限り、本発明の範囲を限定するものではない。出発材料は特に断らない限り市販 されている。本明細書中に記載した百分率は、特に断らない限り、重量百分率で ある。実施例 以下の例は全て、フェノール60重量%及びテトラクロロエタン40重量%からな る溶剤100mL当たりポリマー0.5gを用いて25℃において測定した時に0.65〜0.75 dL/gの範囲のインヘレント粘度を有するポリ(1,4−シクロヘキサンジメチ レンテレフタレート)(PCT)を用いて測定した。例中の略語「PCT」はポリ(1, 4−シクロヘキサンジメチレンテレフタレート)のみを指す。 使用するポリアルキレンエーテルは、ヘキサン酸エチルでエンドキャップされ た、またはポリエチレングリコールの末端がヘキサン酸エチルエステル(可塑剤 A)及びポリテトラメチレングリコール(PTMG)(可塑剤B)であるように反応させ られたヒドロキシル官能ポリエチレングリコールである。ポリエステル用の通常 の可塑剤であるBenzoflex 312(ネオペンチルグリコールジベンゾエート)を対照 として記載した。 組成物は、所望の成分を二軸スクリュー押出機上で300℃のゲル化温度(set te mperature)で混合することによって調製し、冷水浴中に押出し、そしてペレット 化した。可塑剤濃度をマトリックス樹脂のみに関する重量%で報告する以外は、 全ての組成物は重量%で報告する。熱分析(DSC)及び溶融粘度の測定は、配合ペ レットにつ いて行った。 結晶化速度の増加及び結晶化最適温度の低下に対する可塑剤の有効性は、溶融 液から冷却後に20℃/分の走査速度でDSCによって加熱時結晶化温度(Tch)を評価 することによって測定した。有効な可塑剤はTchを低下させる。従って、Tch値が 低いほど、可塑化作用は優れている。溶融粘度は細管レオメーター(Gottferd r heometer)で規定周波数および温度において測定した。 機械的性質は、以下のASTM法に従って射出成形試験片について評価した:引張 強さ及び破断点引張伸びはASTM Method D638によって;ノッチ付きアイゾッドは ASTM Method D256によって;曲げ強さ、曲げ弾性率及び破損曲げ歪み(Modulus S train to Break)はASTM Method D790によって;加熱撓み温度はASTM Method D64 8を用いて264psiにおいて測定した。 比較例1は、ガラスは配合されているが、可塑剤は添加されていないポリ(1 ,4−シクロヘキサンジメチレンテレフタレート)(PCT)を示す。表1に記載され たように、ガラス転移温度は89℃であり、Tchは133℃である。このTchは110℃超 であり、これは、水加熱金型では成形すべきでないことを示している。表2にお いて、例1の溶融粘度は299Pa*sと記載されている。比較例2は、PCT及びガラス に市販の可塑剤Benzoflex 312が7.5重量%配合されたものを示している。ガラス 転移温度は72℃に低下し、Tchは114℃に減少し、溶融粘度は212Pa*sに低下して いる。3つの測定値は全て、Benzoflex 312が確かにPCTの有効な可塑剤であるこ とを示している。本発明の実施例である例3〜6は、PCT及びガラスにポリアル キレンエーテルを配合したものを示している。例3は、可塑剤A 7.5%の場合に は、Tg及びTchは各々56℃及び95℃に低下することを示している。例3の溶融粘 度はまた、無可塑PCTの299Pa*sに比較 して237Pa*sまで低下している。このことは、同量では可塑剤A(ヘキサン酸エ チルでエンドキャップされたポリエチレングリコール)は、結晶化動力学を考え た場合にBenzoflex 312よりも有効な可塑剤であり、また溶融粘度の低下におい てもやはり有効であることを示している。 例5は、PCT及びガラスにポリテトラメチレングリコール(PTMG)を7.5重量% 配合したものを示している。PTMGは、Tgを64℃に、Tchを100℃に、溶融粘度を19 6Pa*sに低下させる。PTMGは、Benzoflex 312と同等の量で使用した場合、結晶化 動力学及び溶融粘度のいずれに関しても優れた可塑剤である。ポリアルキレンエ ーテルは有効な可塑剤であり、表3に記載したように、成形された複合材料の機 械的性質を低下させない。 このことから、ポリアルキレンエーテルは、PCTを溶融させるのに高い加工温 度を必要とするにも関わらず、PCTに関してはいくつかの従来の可塑剤より優れ た可塑剤であることがわかる。 表3において、例2と例3は比較できる配合物であり、例2bと例5は比較で きる配合物である。例2bは、難燃剤を添加しないことを除いて例1と同様であ る。難燃剤の添加は機械的性質を変化させるので、例2と例5は比較できない。 表4は、可塑剤A(PEG)の安定性をPCTと可塑剤Aとのブレンドに比較するデー タを表している。「空気中における1重量%減量」の値は、動的熱重量分析(TGA )によって、分当たり20℃温度を上昇させて測定したものである。「300℃におけ る30分間の減量(重量%)」の値は、恒温TGAによって測定したものである。可 塑剤A自体は、PCTとブレンドされた可塑剤Aと同程度に安定か、それより安定 であることが予想されるであろう。しかし、このデータは、PCTと可塑剤Aとの ブレンドは可塑剤A単独より安定であることを示 している。 *400sec-1の剪断速度を用いて305℃において測定し、Pa*sで示す。 Irganox 1010*は添加剤ヒンダードフェノールである。 本発明を、特にその好ましい実施態様に関して詳述したが、本発明の精神及び 範囲内において変更及び修正が可能なことを理解されたい。さらに、前述の全て の特許、特許出願(公告及び未公告、外国または国内)、参考文献または他の刊 行物は、本発明の実施に関連した全てを開示するために、参照することによって 本明細書中に取り入れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 キープ,ジェラルド ティモシー アメリカ合衆国,テネシー 37664,キン グスポート,ピー.オー.ボックス 3203

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(A)(a)1種またはそれ以上のカルボン酸、及び (b)1,4−シクロヘキサンジメタノールを少なくとも80モル%含むグリコ ール成分 を含んでなる、インヘレント粘度が0.1〜1.2dL/gで融点が250℃より高いコポ リエステル99.5〜75重量%;ならびに (B)1種またはそれ以上のポリアルキレンエーテル0.5〜25重量% のブレンドを含んでなり、ブレンド中の全ての成分の重量%の合計が100重量% であるポリエステル組成物。 2.前記1種またはそれ以上のジカルボン酸が少なくとも90モル%のテレフタ ル酸を含む請求の範囲第1項に記載のポリエステル組成物。 3.前記コポリエステルが99.5〜85重量%の量で存在する請求の範囲第1項に 記載のポリエステル組成物。 4.前記コポリエステルが99.5〜90重量%の量で存在する請求の範囲第3項に 記載のポリエステル組成物。 5.前記コポリエステルが97〜93重量%の量で存在する請求の範囲第4項に記 載のポリエステル組成物。 6.前記酸成分が10モル%またはそれ以下の1種またはそれ以上の他のジカル ボン酸の反復単位を含んでなる請求の範囲第2項に記載のポリエステル組成物。 7.前記ジカルボン酸が、テレフタル酸、シクロヘキサンジカルボン酸、イソ フタル酸、1,4−シクロヘキサン二酢酸、ジフェニル−4,4′−ジカルボン 酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、アゼライン酸、ナフタレンジカルボン 酸及びセバシン酸からなる 群から選ばれる請求の範囲第1項に記載のポリエステル組成物。 8.前記酸成分がイソフタル酸を含んでなる請求の範囲第7項に記載のポリエ ステル組成物。 9.前記酸成分が1,4−シクロヘキサンジカルボン酸を含む請求の範囲第7 項に記載のポリエステル組成物。 10.前記酸成分がナフタレンジカルボン酸を含む請求の範囲第7項に記載のポ リエステル組成物。 11.前記の他のジカルボン酸がイソフタル酸、シクロヘキサンジカルボン酸、 1,4−シクロヘキサン二酢酸、ジフェニル−4,4′−ジカルボン酸、コハク 酸、グルタル酸、アジピン酸、アゼライン酸、ナフタレンジカルボン酸及びセバ シン酸からなる群から選ばれる請求の範囲第2項に記載のポリエステル組成物。 12.前記グリコール成分が95〜100モル%の1,4−シクロヘキサンジメタノ ールを含んでなる請求の範囲第1項に記載のポリエステル組成物。 13.前記グリコール成分が20モル%以下の1種またはそれ以上の他の脂肪族ま たは脂環式グリコールを含む請求の範囲第1項に記載のポリエステル組成物。 14.前記グリコール成分が10モル%以下の1種またはそれ以上の他の脂肪族ま たは脂環式グリコールを含む請求の範囲第13項に記載のポリエステル組成物。 15.前記1種またはそれ以上の他のグリコールが、エチレングリコール、ジエ チレングリコール、トリエチレングリコール、プロパンジオール、ブタンジオー ル、ペンタンジオール、ヘキサンジオール及びテトラメチルシクロブタンジオー ルからなる群から選ばれる請求の範囲第14項に記載のポリエステル組成物。 16.前記1種またはそれ以上の他のグリコールがエチレングリコ ールを含んでなる請求の範囲第15項に記載のポリエステル組成物。 17.前記ポリアルキレンエーテルが式: 〔式中、 mは1〜3の整数(1及び3を含む)であり、 nは4〜250の整数(4及び250を含む)であり、 XはCH3,C3H7,C2H5及びHからなる群の1種またはそれ以上から選ばれ、 Aは水素、炭素数1〜10のアルキル、アシル、アリールまたはアロイルであり 、 Bは水素、炭素数1〜10のアルキル、アシル、アリールまたはアロイルである 〕 の化合物を含んでなる請求の範囲第1項のポリエステル組成物。 18.前記ポリアルキレンエーテルがポリエチレングリコール、ポリテトラメチ レングリコール及びポリプロピレングリコールを含む請求の範囲第17項に記載の ポリエステル組成物。 19.前記ポリアルキレンエーテルがポリ(エチレングリコール)である請求の 範囲第18項に記載のポリエステル組成物。 20.前記ポリアルキレンエーテルがポリテトラメチレングリコールである請求 の範囲第18項に記載のポリエステル組成物。 21.前記ポリアルキレンエーテルが200〜10,000の数平均分子量を有する請求 の範囲第18項に記載のポリエステル組成物。 22.前記ポリアルキレンエーテルが400〜1,500の数平均分子量を有する請求の 範囲第21項に記載のポリエステル組成物。 23.1種またはそれ以上の添加剤をさらに含んでなる請求の範囲第1項に記載 のポリエステル組成物。 24.前記添加剤が前記ポリエステル組成物の総重量に基づき0.1〜約20重量% の量で存在する請求の範囲第23項に記載のポリエステル組成物。 25.前記添加剤が、安定剤、難燃剤、耐衝撃性改良剤、エポキシ化合物、離型 剤、成核剤及び着色剤からなる群から選ばれる請求の範囲第23項に記載のポリエ ステル組成物。 26.1種またはそれ以上の強化剤を含んでなる請求の範囲第1項に記載のポリ エステル組成物。 27.前記1種またはそれ以上の強化剤がガラス繊維を含んでなる請求の範囲第 26項に記載のポリエステル組成物。 28.前記ガラス繊維が、前記ポリエステル組成物中にポリエステル組成物の総 重量に基づき0.1〜40重量%の量で存在する請求の範囲第27項に記載のポリエス テル組成物。 29.前記添加剤が難燃剤を含んでなる請求の範囲第5項に記載のポリエステル 組成物。 30.請求の範囲第1項の組成物から製造された成形品。 31.(a)1種またはそれ以上のジカルボン酸、及び (b)1,4−シクロヘキサンジメタノールを少なくとも80モル%含むグリコ ール成分 を含んでなる、インヘレント粘度が0.1〜1.2dL/gで融点が250℃より高いコポ リエステルを含んでなるポリエステル組成物のガラス転移温度及び溶融粘度を低 下させる方法であって、該ポリエステル組成物に0.5〜25重量%の1種またはそ れ以上のポリアルキレンエーテルを添加する工程を含んでなり、コポリエステル 及び1種またはそれ以上のポリアルキレンエーテルの重量%の孔径が100重量 %である方法。
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