JPH11509387A - 複数の電気装置を制御するための制御システム - Google Patents

複数の電気装置を制御するための制御システム

Info

Publication number
JPH11509387A
JPH11509387A JP9506094A JP50609497A JPH11509387A JP H11509387 A JPH11509387 A JP H11509387A JP 9506094 A JP9506094 A JP 9506094A JP 50609497 A JP50609497 A JP 50609497A JP H11509387 A JPH11509387 A JP H11509387A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
patch
control system
switch
matrix
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9506094A
Other languages
English (en)
Inventor
バウアー,マイケル・ジョン
フレゴン,エドワード・ジョン
Original Assignee
バイトクラフト・リサーチ・プロプライエタリー・リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by バイトクラフト・リサーチ・プロプライエタリー・リミテッド filed Critical バイトクラフト・リサーチ・プロプライエタリー・リミテッド
Publication of JPH11509387A publication Critical patent/JPH11509387A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P5/00Arrangements specially adapted for regulating or controlling the speed or torque of two or more electric motors
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B11/00Automatic controllers
    • G05B11/01Automatic controllers electric
    • G05B11/32Automatic controllers electric with inputs from more than one sensing element; with outputs to more than one correcting element
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/04Arrangements for controlling or regulating the speed or torque of more than one motor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63JDEVICES FOR THEATRES, CIRCUSES, OR THE LIKE; CONJURING APPLIANCES OR THE LIKE
    • A63J1/00Stage arrangements
    • A63J1/02Scenery; Curtains; Other decorations; Means for moving same

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Control Of Multiple Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 複数個の電気装置(6)を制御するための制御システム。このシステムは装置の機能を制御するための中央コントローラ(2)と、中央コントローラ(2)と装置との間に結合されたネットワーク(4)とを含み、ネットワークはドライブ信号を電気装置に与えるための複数個の装置ドライバを含み、ドライバの数は装置の数より少ない。制御システムは、ネットワークが、中央コントローラ(2)から装置(6)へのネットワークを介する通信を可能にする知的装置(8)を含むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 複数の電気装置を制御するための制御システム この発明は、複数の電気装置を制御するための制御システムに関する。 この発明は、もっぱらというわけではないが特定的には、特に舞台装置の制御 のために使用されるものなどの、電気モータのような電気装置の制御に応用可能 である。 劇場内の舞台装置の制御においては、舞台装置の移動および/またはウインチ による巻上げのために使用されるであろう複数のモータの正確かつ同期した制御 が必要とされる。このような応用例においては、いかなる故障も装置または人員 に対し深刻な被害を与え兼ねないので、安全性の考慮が極めて重要である。典型 的には、ウインチなどを駆動するために必要とされるモータは、可変速度ドライ ブ(VSD)と結合され、VSDは通常軸コントローラを介して中央コンピュー タと結合される。VSDは、正確な態様でその速度を制御するためにモータに出 力パワーを与える。モータはたとえば、DCまたはACであってもよく、単相ま たは3相であってよい。所望の速度を達成するためには、ドライブはモータに正 しい制御電圧、電流、または周波数入力を与えなければならない。軸コントロー ラは制御信号を生成し、制御信号はVSDと結合され、加速度、最大速度、最大 速度の持続期間、減速速度、および正確な最終位置決めなどといったことを制御 する。他方、中央コントローラは最高レベルの制御を行ない、通常、舞台装置の どの部分を移動させるのか、それらをどこに移動させるのか、およびいつそれら を移動させるのかを選択するようプログラムされたコンピュータを含む。中央コ ントローラは軸コントローラに適切な制御信号を与える。 理想的なシステムにおいては、各モータに対し軸コントローラとVSDとがあ るだろう。この態様においては、中央コントローラはすべてのモータを効率的に 制御することができ、すべてのモータを同時に操作することができる。これは、 比較的小さい劇場においては適当であろうが、制御するべきモータが60よりも 沢山あるであろう大きな劇場においては通常適切ではない。各モータに対して別 個に軸コントローラとVSDとを設けることに関して多額の費用がかかるので、 より大きなシステムにおいては適切ではないのである。さらに、構成要素を互い に結合させるためにかなりの量のケーブルが必要となるであろう。 同時運転のために必要とされるモータの数がモータの総数よりも少ないかまた は実質的に少なければ、そしてしばしばそうなのだが、節約を実現できる。この 場合、VSDの数を、同時に運転する必要のあるモータの数まで減じることがで きる。しかし、いかなる所与の時点においても必要とされるモータのグループを さまざまに、利用可能なVSDと接続させることができる機構を適切に位置付け なければならない。 劇場フライングシステム(theatre flying system)応用分野においては、モ ータのグループのそれらに対して指定されるVSDへの接続は迅速に、すなわち 2分の1秒よりも速く行なわれなければならない。したがって、運転者が必要な モータの各々から利用可能なVSDへケーブルを接続する「手動パッチ」は使用 できない。モータとVSDとの間のすべてのパワー経路および信号経路の接続を リレー、接触器、固体スイッチなどの制御されたスイッチを使用して行なうこと ができる、何らかの形の「自動パッチ」が必要である。 概念上は、自動パッチは、矩形のマトリクスで表わすことができる。理想的に は、「スイッチ」(実際にはウインチとそれに関連するドライブとの間を経路付 けるために多くのコンダクタが必要とされるので、スイッチの組)は、いかなる 組合せのモータ(VSDの総数までの数の)をも各々ドライブに接続できるよう 、マトリクス内の各交差点に位置付けられるであろう。実際には、これは経済的 に実現不可能であって、モータあたり1つのVSDを有するシステムよりもコス トがかかるであろう。 許容可能な妥協案としては、マトリクスの交差点のサブセットにスイッチを置 く。各モータに割当てられるスイッチ、すなわちマトリクスの各ロウにあるスイ ッチの置かれた交差点の数によって、グループ内の所与のモータを利用可能なV SDに割当てることができる確率が決定されよう。もちろん、グループの大きさ が大きくなるにつれて確率は減ずる。この確率は小さな大きさのグループに対し てはかなり高くなり得、たとえば100%にまでなり得るが、グループの大きさ がVSDの数に近づくにともない、急激に減少する。 ある自動モータードライブパッチシステムが提案されていたが、これは極度に 複雑になり実現が厄介になりがちである。このシステムにおいては、中央コント ローラは各パッチスイッチと結合され、パッチスイッチを介して動作する中央コ ントローラがどのモータがどのVSDと結合するかを決定する。もちろんこのた めには、かなりのケーブルが必要であり、信頼性も最適化されていない。このよ うなシステムの一例が、ロンドンのオリビエ劇場(Olivier Theatre)で実現さ れている舞台面フライングシステムであり、S・K・ダス(Das)およびR・H ・キーナン(Keenan)の「国立劇場の背景巻上げマトリクス方式(The National Theatre's Scenery Hoist Matrix Scheme)」と題された論文が参照される。 この発明の目的は、自動モータードライブパッチシステムに特定的に適用可能 な新規の制御システムを提供することである。 この発明は、パッチおよび制御論理のアーキテクチャ、すなわち、パッチスイ ッチを相互接続し制御する方法に関する。 この発明のシステムにおいては、制御論理は、制御されるべき電気装置に中央 コントローラを結合させるネットワーク内に分散されている。 この発明により、複数の電気装置を制御するための制御システム、前記装置の 選択された機能を制御するための中央コントローラ、前記電気装置に駆動信号を 与えるための複数の装置ドライバ、および前記装置ドライバと前記装置との間に 結合されるネットワークも提供される。装置ドライバの数は装置の数よりも少な く、前記ネットワークはどの装置がそれぞれの装置ドライバと結合されるかを決 定する論理要素を含む。 好ましくは、論理要素は、中央コントローラと前記論理要素との間を直接結合 することなくどの装置がそれぞれのドライバと結合されるかを決定するよう動作 可能である。 好ましくは、中央コントローラはネットワークのアクティビティを調整するコ ンピュータを含む。 この発明のさらなる局面により、中央コントローラと、複数のモータと、中央 コントローラをモータに結合させるためのパッチバスを含むパッチネットワーク とを含み、パッチネットワークの要素がパッチバスを介して中央コントローラと 結合されており独立してそこに接続されているのではないことを特徴とする、舞 台装置制御システムが提供される。 この発明はまた、中央コンピュータとパッチネットワークと複数のモータとを 含み、各モータに対しサテライトプロセッサが設けられていることを特徴とする 、舞台制御システムを提供する。 この発明はまた、中央コンピュータとパッチネットワークと複数のモータとを 含み、複数の軸コントローラを含み軸コントローラはパッチネットワークの制御 において協働する論理要素を含むことを特徴とする、舞台制御システムを提供す る。 添付した図面を参照して、この発明の例をさらに説明する。 図1Aは、この発明の制御システムの概略ブロック図である。 図1Bは、中央コントローラにより生成される信号パケットを示す。 図2は、劇場用ウインチモータのための典型的な制御システムをより詳細に示 す。 図3は、この発明のモータードライブパッチマトリクスを示す。 図4は、この発明の制御システムの部分を示すブロック図である。 図5は、電子パッチスイッチ要素をより詳細に示すブロック図である。 図6は、マトリクススイッチ論理回路を概略的に示すブロック図である。 図7は、パッチスイッチ論理回路のより詳細な図である。 図8は、軸コントローラのブロック図である。 図9は、軸コントローラの部分をより詳細に示すより詳細な図である。 図10は、サテライト・プロセッサ・モジュールのブロック図である。 図11は、安全スイッチ回路の一例を示す。 図12は、パワー・パッチ・インターロック回路の概略図である。 図13は、手動スイッチング回路を概略的に示す。 図14は、軸コントローラの典型的なフロントパネルを示す。 図15Aは、この発明の二重マトリクス実施例のパワースイッチングマトリク スの概略図である。 図15Bは、この発明の二重マトリクス実施例の信号スイッチングマトリクス の概略図である。 図16は、二重マトリクス実施例に対するPパッチモジュールを概略的に示す 。 図17は、二重マトリクス実施例に対するQパッチモジュールを概略的に示す 。 図18は、互いに接続されたPパッチモジュールとQパッチモジュールとを示 す。 図19は、互いに接続されたPパッチモジュールとQパッチモジュールとの代 替的な概略図である。 図20は、中央コントローラからサテライトモジュールまでがLAN接続され ている変更された二重マトリクス実施例を示す。 図21は、中央コントローラからQモジュールまでがLAN接続されているこ の発明の代替的な二重マトリクス実施例を示す。 図22は、QモジュールへはLAN接続されているがサテライトモジュールか らPモジュールへは直列接続されている代替的な二重マトリクス実施例を示す。 図23および図24は、二重マトリクス実施例に対するドライブスイッチQモ ジュールおよびモータスイッチPモジュールのためのフロントパネル構成の例を 示す。 図1Aはこの発明の制御システムのブロック図を示し、制御システムは中央コ ントローラ2を含み、中央コントローラはLAN3によって中央ネットワーク4 と結合され、中央ネットワーク4はモータ6などの複数の電気負荷と結合される 。以下に説明するように、ネットワーク4はモータ6を制御するため選択的に結 合されるいくつかのドライバ装置を含む。LAN3はイーサネットなどの通常の 商業的に利用可能なものであってよい。 図2は、可変速度ドライブ(VSD)10と軸コントローラ8とを有する典型 的な制御システム内の中央コントローラ2とモータ6の1つとの間に確立される 完全な制御経路をより詳細に示す。この発明の制御システムにおいては、モータ 6とVSD10との間には永久的に接続される制御経路は存在しないが、制御ネ ットワーク4およびコントローラ2により必要とされるときに一時的接続が確立 される。しかし、一時的制御経路は、図2に示す完全な制御経路と同じまたは類 似した制御要素を有する。 図2の完全な制御経路は、中央コントローラ2と結合された軸コントローラ8 を含む。軸コントローラ8はVSD10と結合された終端パネル12を有する。 VSD10からの出力ライン14は、以下により詳細に説明するように制御ネッ トワーク4の部分を形成するスイッチマトリクス28を介してモータ6と結合さ れる。上に説明した理想的なシステムにおいてはマトリクス28は必要ないであ ろう。 マトリクス28は、以下に説明するように単一、二重、または他のタイプのマ トリクスであってよい。図3から図14は単一マトリクス実施例に関し、図15 から図22は二重マトリクス実施例に関する。 モータ6は3相モータを含んでもよい。モータ6はマトリクス28を通じてV SD10に速度フィードバック信号を与えるエンコーダまたはリゾルバ16を含 む。位置(または速度)エンコーダ18も、マトリクス28と終端パネル12と を通じてコード化された位置(速度)信号を軸コントローラ8に与えるよう、モ ータシャフト上に装着される。モータまたはモータによって動かされる装置に関 連するさまざまな安全限定スイッチ20が、やはり終端パネル12を介して軸コ ントローラ8に結合される安全信号を生成するため設けられる。 AC電源22は、フィルタ23、ヒューズ25、およびコンタクト27を介し てVSD10に結合される。モータ6を動作させる時は制御システムはコンタク ト27を閉じる。VSD10は、モータ6の制御された速度および回転方向の維 持に適した制御された電圧および/または電流をその出力端子U、VおよびWで 与える。軸コントローラ8は、VSD10に入力信号を与え、ロータ速度の加速 度、モータの最大一定回転速度、一定の回転速度が維持される期間の持続期間お よび減速速度などを制御する。これらの制御パラメータは、モータとモータに結 合された装置との微妙な変動がない滑らかな運動を行なうために重要である。中 央コントローラ2は、動作させるモータの選択、モータの最終位置の制御などと いった、舞台装置の必要とされる運動の連続を決定するために必要な全体的制御 を行なう。図示した配置例においては、モータ6の回転運動を停止させるためブ レーキ40が設けられる。ブレーキがフェールセーフな態様で動作すること、す なわち、ブレーキでパワーがなくなるとスプリングによってプレーキングが行な われるような態様が好ましい。 一般的に、図2に示すような形の制御システムは周知のものであり、商業的に 利用可能であってしたがって、詳細に説明する必要はない。たとえば、コントロ ーラ2はバイトクラフト(Bytecraft)のSTATE 3.SYSCON(Product No.811-060)を 含んでもよく、軸コントローラ8はWINCON 3(No.811-046)を含んでもよく、VS D10はABB(Model ACS-600)またはSIEMENS ドライプを含んでよい。上に述べた バイトクラフトの製品は、LAN3のソフトウェアおよびハードウェア要素を組 入れていてもよい。これは、マトリクス28との通信のための付加的な信号に対 処するためのインターフェイスも含む。この発明は、主として、モータ6の数と 比べて軸コントローラ8およびVSD10の数がより少ない構成において、軸コ ントローラ8、VSD10、およびモータ6を含む制御経路を確立するよう動作 するマトリクス28のアーキテクチャに関する。中央コントローラ2は、図1B に概略的に示した形の信号パケット5を生成するよう構成される。信号パケット は、アドレスフィールド7、コマンドタイプフィールド9およびコマンドデータ フィールド11を含む。以下に説明するように、パケット5は中央コントローラ 2からLAN3を介して伝送され、軸コントローラ8に受取られる。軸コントロ ーラ8は通信パッケージを生成し、マトリクス28を通じて接続されたモータ6 の状態に関しての情報を含む通信パッケージはLAN3を介して中央コントロー ラ2へ送られる。 図3は、ネットワーク4の部分を概略的に示し、特定的には、単一マトリクス 構成の一例であるスイッチマトリクス28を示す。この配置においては、以下に 説明するように、各々それぞれのVSD10に結合された12個の軸コントロー ラ8があり、VSD10は、マトリクス28の部分を形成するバスによって互い に接続することができる32個のウインチモータ6を制御するためのものである 。各軸コントローラ8はマトリクス内のコラムによって示されるウインチ制御パ ッチバス24と結合され、各モータはマトリクス内のロウによって表わされるモ ータバス26に接続される。図3に示すように、バス24およびバス26は、信 号スイッチ要素およびパワースイッチ要素を含む選択される数のパッチスイッチ 30を備えた二次元マトリクスと考えることができる。図示された例にはモータ バス26内の各パッチモジュール内に2つのパッチスイッチ30がある。図3に 示 すように、各パッチスイッチ30はウインチ制御パッチバス24の1つに結合さ れる。図示される配置においては、各パッチバス24上に5または6個のパッチ スイッチ30が設けられる。パッチスイッチ30はウインチ制御パッチバス24 とモータバス26との間の相互接続を行なうため使用される。パッチスイッチ3 0は独立して制御され得、実際には以下に説明するようにいくつかのスイッチを 含む。各モータバス26またはモジュール内のスイッチの数は制御要件によって 変えることができる。 スイッチ30はVSD10とモータ6との間の接続を設けるために使用される が、中央コントローラ2から直接スイッチ30への直接(すなわち永久的に確立 された)通信経路が必要ないことが注意される。上述のことから、特定のモータ を動作させる必要があるときには、それをモータバス26およびスイッチ30を 通じて2つのVSD10の一方と結合させることができるということが理解され よう。もしこれらのVSD10の1つが利用可能であれば、適切な結合が行なわ れ必要に応じてモータを動作させることができる。 図4に概略的に示すように、パッチスイッチ30自体は各々、電子パッチスイ ッチ32とパワーパッチスイッチ34とを含む。好ましくは、モータ信号バス2 6に共通の信号スイッチング要素32が1つのパッチ・スイッチ・モジュール( Patch Switch Module)に組入れられる。図3のマトリクスの一例においては、 パッチモジュールあたり2つのスイッチ要素がある。電子パッチスイッチ32は 制御信号の切換にかかわり、一方パワーパッチスイッチ34はモータ6およびブ レーキ40のために必要とされる大電流電源ラインの切換にかかわる。電子パッ チスイッチ32はさまざまな制御ラインを切換えるための複数の電子スイッチを 含み、パワーパッチスイッチ34はいくつかの大電流ラインを切換えるための複 数のスイッチを含む。 図4は、VSD10の1つおよびそれと関連する軸コントローラ8からパッチ スイッチ32および34を通じてモータ6への間の選択される接続をより詳細に 示す。ウインチ制御パッチバス24およびモータバス26は信号バス36とパワ ーバス38とを含み、これらはそれぞれスイッチ32および34に接続される。 信号バス36は制御信号を通信し一方、パワーバス38は、パワーパッチスイッ チ34を介してモータ6およびブレーキ40の動作のために必要な大電流を扱う 。 図4からは、各モータ6にサテライトプロセッサモジュール42が設けられて いることもわかるであろう。サテライトモジュール42は、安全スイッチ20お よび増分エンコーダ18をモニタし、それが結合されるモータ6に関するデータ の局所的記憶を行なうよう結合される。この点は重要である。なぜならば、軸コ ントローラ8はさまざまなモータ間で共有されておりしたがって、それらが接続 できるモータの情報すべてをモニタおよび/または記憶するわけではないからで ある。必要とされるときに軸コントローラ8へ入力するよう別の場所へ情報を記 憶しようとするよりも、モータで局所的にデータをモニタすることによりシステ ムの安全性が高められる。サテライトモジュール42が実行する機能は制約され ているので、大きな処理能力を持つ必要はない。 パワーパッチスイッチ34は、コンタクト46とリレーコイル48とを有する パワーリレー44を含む。以下に説明するように、リレーコイル48の動作は電 子パッチスイッチ32によって制御される。パワーリレー44が以下のように使 用される7組のコンタクトを含むことが好ましい。以下により詳細に説明するよ うに、3つのコンタクトはモータ6への3相電流供給のために使用され、他の2 つはブレーキ40への単相電流供給のため使用され、さらに2つの補助(低電流 )コンタクトはパッチスイッチ30またはスイッチ30が接続されるパッチバス 24がいつ動作するかを示す状態信号を与えるために使用される。 図5、6および7は信号パッチスイッチ32またはその部分をより詳細に示す 。各スイッチ要素32は、識別比較器50、接触器ドライバ論理回路52、トラ イステートバッファ54、およびウインチ制御パッチバス24とモータバス26 との間に選択的に信号を結合させることを可能にするリレーコンタクトを含む。 スイッチ32は、所与のウインチ制御バス24上の各パッチスイッチ30に対す る一意のアドレスを定義するよう設定され得るDIPスイッチ56を含む。図示 される配置例において、アドレスは0から31までの範囲のデジタル数であって よい。軸コントローラ8は、特定のモータが起動されるとき、バス24の部分を 形成するモータ選択バス58に対しアドレス信号を生成する。より特定的には、 中央コントローラ2はどのモータ6を使用するかを規定し、軸コントローラ8は 中 央コントローラ2から適切な情報を受取り、これをそのモータ選択バス58に入 力するためアドレス信号に変換するよう動作する。識別比較器50がモータ選択 バス58上のアドレスとの一致を検出するとき、これはその出力60においてP _SEL信号を生成する。以下に説明するように、P_SEL信号は接触器ドラ イバ論理回路52の出力および他のスイッチ構成要素に結合される。パッチスイ ッチ32が選択されるとき、直列データリンク68は選択されたモータ6に関連 するサテライトプロセッサモジュール42と軸コントローラ8との間に接続され る。このような態様で、パワーパッチスイッチ34の状態に影響することなく、 バス24または26、電子パッチスイッチ32、いずれのモータの状態、も軸コ ントローラ8によってモニタできる。こうして、スイッチ34の状態を変化させ ずに利用できるため本質的に安全な、有用なモニタ機能が提供される。さらに、 この配置によって、サテライトプロセッサモジュール42と軸コントローラ8と の間に確立される直列データリンク68によっていずれのモータ軸の絶対的位置 も読取または設定できる。図5に示すように、トライステートバッファ64は、 それぞれバス24および26の部分を形成する直列データリンク66と68とを 相互接続するために使用される。バッファ64は比較器50の出力60に結合さ れ、したがって、P_SEL信号があるときのみ可能化される。 パッチスイッチ32が選択されている期間の間は、ウインチ制御パッチバス2 4の部分を形成するパッチ状態バス62にパッチ状態信号PGRP_FREEが 印加される。以下により詳細に示すように、PGRP_FREE状態信号は、モ ータ6と共通のグループの部分を形成するパワーパッチコンタクト46が作動さ れていることを軸コントローラ8に示す。 パッチスイッチ32が選択されている間は、それが結合されている軸コントロ ーラ8からの他の制御信号に応答するであろう。また、これが選択されている間 は、サテライトプロセッサへの直列データ通信リンクによって軸コントローラは モータの状態をモニタすることができる。状態情報は、モータ軸の絶対的位置、 さまざまな安全スイッチの状態、モータのサテライトプロセッサ42に接続され る他のすべてのセンサの状態を含み得る。 図7は、電子パッチスイッチ32をより詳細に示す。図示される回路において は、接触器ドライバ論理52はNANDゲート70を含み、NANDゲートの1 入力は識別比較器50の出力60に結合される。ゲート70の他入力はPGRP _FREE状態信号を搬送する信号ライン72に結合される。ゲート70への最 後の入力は、パッチスイッチ30が選択される間に軸コントローラ8により生成 される係合信号P_ENGAGEを搬送し、バス24に接続される信号ライン7 4を介する。NANDゲート70の出力は、リレードライバトランジスタ76の ベースを制御するため使用され、そのエミッタは制御ライン78に接続され制御 ライン78はバス24に接続される。制御ライン78はその上で状態信号PBU S_FREEを搬送し、したがって、図示された配置例においては、モータバス 26内の2つのパッチスイッチ34の一方または他方が係合されているかどうか を示す。パワーパッチインターロック、PBUS_FREEおよびPGRP_F REEは、選択されたノード(スイッチ要素30)を示すマトリクスのロウおよ びマトリクスのコラム上で係合されているパワーパッチスイッチ34が存在しな いときのみ活性となるであろう(+24V)。 NANDゲート70への3入力上に適切な信号条件があり、ライン78上に正 しいPBUS_FREE状態信号があるときのみ、リレードライバトランジスタ 76はオンしリレーコイル80を活性化することができる。軸コントローラ8は またバス24に接続される制御ライン82上にリレー保持信号P_HOLDを与 える。したがって、モータバス26上に適切なPBUS_FREE、PGRP_ FREE信号が存在し、軸コントローラによってバス24上にP_HOLD信号 が与えられるときのみ、パッチリレーコイル80が活性化され得る。軸コントロ ーラがライン74上にパルス化されたP_ENGAGE信号を与えるとき、トラ ンジスタ76はオンしコイル80を活性化する。これによって、コイル80を活 性化したままに保つよう動作するコンタクト84が閉じられ、一方、軸コントロ ーラによってバス24上にP_HOLD信号が維持される。 図5および図7に示すように、パッチリレーコイル80は、パワーパッチスイ ッチ34を制御するため使用されるコンタクト86の第2の対を含む。図4に示 すように、コンタクト86はパワーパッチリレー44を制御するため使用される 。上述のように、好都合な回路の一実現例においては、リレー44は7対のコン タ クトを有し、その3つがモータ6への3相パワーを制御するため使用され、その 1つがブレーキ40への単相パワーを制御するため使用され、残りのコンタクト は制御信号を生成するため使用される。 図7からわかるように、スイッチドライバ論理52はまた、それぞれバス24 および26内のライン90および92からのエンコーダ信号の通信を可能にする トライステートバッファ88も制御する。図4に示すように、エンコーダ信号9 0は、サテライトプロセッサモジュール42を介して増分エンコーダ18からく る信号を含む。パッチスイッチ30が活性化されているとき生じるP_SEL信 号が存在するときのみバッファ88が可能化される。 パッチスイッチ32はコイル94を有する安全スイッチリレーも含み、そのコ ンタクト96が4つの安全スイッチライン98に設けられる。コイル94はスイ ッチドライバ論理52により制御され、スイッチ30が活性化されている間のみ 閉じる。より特定的には、コイル94はライン93と結合されており、このよう な配置においては、P_ACTIVE信号がライン93上に存在するときのみコ イル94がコンタクト96を閉じるよう動作するということがわかるであろう。 コイル94が動作中は、これが安全スイッチライン98上での信号の伝送を可能 化する。安全スイッチライン98は「ハードワイヤード」される、すなわち、サ テライトプロセッサモジュール42および安全スイッチ20からのこれらの信号 を軸コントローラ8へ接続するため、パッチスイッチ30内でリレーコンタクト が用いられる。これは、スイッチ回路が「ハードワイヤード」されていない、す なわち、固体電子スイッチ装置を利用している配置よりも本質的により安全なも のである。軸コントローラ8はプロセッサソフトウェアとは独立して安全信号を モニタするが、これは、モータの動作が開始できるようになる前に接続を適切に 行なうために必要不可欠である。これらの接続のいずれかにおいてブレーキがあ るとモータが動けなくなってしまう。このようにこのシステムはフェールセーフ である。したがって安全回路は(軸コントローラ8により生成されるものなどの )すべての電子制御およぴ中央コントローラ2内のソフトウェアとは独立してい る。 図8は、典型的な軸コントローラ8の主要回路構成要素のブロック図を示す。 軸コントローラは当業者には周知であり、したがってこの回路の詳しい説明は不 要である。一般にいって、この発明のシステムにおいてごく少しの変更によって 既知の軸コントローラを利用することができる。本質的に、変更によって軸コン トローラ8内のマイクロプロセッサ69に付加的なインターフェイス論理71を 付け加える必要がある。軸コントローラには信号マトリクス28に制御信号を与 えるため付加的な信号ラインが必要である。図9は、インターフェイス論理71 の一実現例を概略的に示す。論理71の動作は単純であって、詳細な説明は必要 ない。好ましくは、軸コントローラ8はマトリクスを制御するため論理71を通 るいくつかの付加的な信号ラインを有する。付加的な信号については二重マトリ クス実施例を参照して後に説明する。軸コントローラがシステムコントローラコ マンドパケットを受取った後、マイクロプロセッサ69はコマンドタイプフィー ルド9を調べ、また、フィールド11内のコマンドデータを変換する。そしてデ ータフィールド11内の命令によって適切なパッチスイッチ30制御信号を生成 する。 図10はサテライトプロセッサモジュール42を概略的に示す。サテライトプ ロセッサ42は、エンコーダ18と安全スイッチ20とに結合された入力を有す るマイクロコントローラ73を含む(これは、モータが接続されているウインチ のオーバートラベル、ウインチドラム上の交差したワイヤ、または弛んだウイン チワイヤなどの他のパラメータを検知するためなどの他のセンサを含んでもよい )。マイクロコントローラ73は、RS−485非同期全二重プロトコルタイプ リンク75を介して直列データリンク68および66を介して軸コントローラ8 と通信する。サテライトプロセッサモジュール42の主要な機能は、それが結合 されているモータ軸の絶対的位置に関連するデータを継続的に維持することであ る。また、軸コントローラ8とは独立して、モータおよび/またはウインチの各 々に取付けられた安全スイッチおよび他のセンサをモニタする。サテライトプロ セッサモジュール42とそれらに接続されたセンサは好ましくはバッテリ支援電 源100から電流を供給され、サテライトプロセッサモジュール42において一 時的にパワーが失われた場合に生じ兼ねない問題を回避する。 図11は安全スイッチ20がマイクロコントローラ73に接続される態様の一 例を概略的に示す。この配置においては、4つの安全スイッチ113、114、 116および118が負荷120を介して+24V電源に直列接続されている。 安全入力ライン122はバッファ増幅器123を介してマイクロコントローラ7 3に入力として結合される。通常の配置においては、すべてのスイッチが閉じら れしたがってサテライトプロセッサへのすべての論理入力がハイである。しかし 、もしスイッチの1つが開いていれば、回路が断たれ、マイクロコントローラ7 3はスイッチ113、114、116および118のいずれが開いているのか識 別することができるであろう。もし2つまたは3つ以上のスイッチが同時に開け ば、マイクロコントローラ73はどのスイッチが開いているか識別できないがど のスイッチが最初に開いたかは常に識別できるはずである。これによって、運転 者は対応する安全スイッチを閉じさせることになった故障を修正することができ るであろう。そして次に開いたままになっている次のスイッチをマイクロコント ローラ73によって識別することができ、再び運転者は故障を修正することがで きよう。典型的な配置例においては、スイッチ113はウインチモータ6上での 過負荷を示してもよく、スイッチ114はウインチのチェーンの断裂を示しても よく、スイッチ116はウインチドラム上での「交差溝」を示してもよく、スイ ッチ118はウインチ内の弛んだワイヤを示してもよい。 任意に、サテライトモジュール42を、典型的には軸コントローラ8、VSD 10、およびパッチスイッチ30が位置付けられるであろう、たとえばウインチ 制御室内に位置付けるのではなく、それらのそれぞれのモータに近接して位置付 けてもよい。これによって制御室からモータの位置までのケーブル量が減じられ るという利点がある。 図12は、パワーパッチリレー44の補助的な通常は閉じているコンタクトの さらなる2つの対87および88が、ライン72および78上でPBUS_FR EEおよびPGRP_FREE信号を生成するためどのように使用されるかを概 略的に示す。好都合には、これは、パワーパッチリレーの補助コンタクトを通常 は閉じたタイプのものとして配置しそれによってリレー44が活性化されている ときはコンタクト87および89が開くようにすることで行なえる。(二重マト リクス実現例のモータマトリクスまたはドライブマトリクスのいずれかの)マト リクスロウに共通する3つのパッチスイッチ34の信号ライン78は効率的に直 列接続され、グループ内のスイッチの1つが選択されるとき、ライン78内のそ のコンタクトは開きその状態によってそのグループが利用可能ではないことを示 す。同様に、マトリクスコラムに共通するすべてのスイッチ34のライン72内 の補助コンタクトは効率的に直列接続され、コラム内のスイッチ30の1つが活 性化されるとき、補助コンタクトは開き、その状態によってパッチバス28が利 用可能ではないことを示す。 したがって、選択されるノード(スイッチ要素)を示すマトリクスロウおよび マトリクスコラム上でいずれのパワーパッチ接触器も係合しないときのみ、パワ ーパッチインターロック、PBUS_FREEおよびPGRP_FREEは真で あろう。図12に概略的に示すように、PBUS_FREEは、マトリクスコラ ム上のすべての接触器、すなわち、特定の軸コントローラ8の制御下にあるすべ ての接触器の補助コンタクトの直列接続からくる。PGRP_FREEは、マト リクスロウ上のすべての接触器、すなわち特定のウインチモータ6と関連するす べての接触器の補助コンタクトの直列接続からくる。 要約すると、パワーパッチスイッチ30が係合できるようになる前にある条件 の組合せを満足させる必要がある。 (a) 制御システム電源(24V DC)が動作中でなければならない。 (b) 軸コントローラ電源(5Vおよび24V DC)が動作中でなければ ならない。 (c) 軸コントローラが、バス24に印加されるP_HOLD信号(24V DC)を有さねばならない。 (d) パッチスイッチ32がモータ選択バス58を介して選択されねばなら ない。 (e) 正しい安全インターロック状態信号PBUS_FREEおよびPGR P_FREEが両方ともライン78および72上に存在せねばならない。 (f) 軸コントローラが、ライン74への結合のためパッチバス上でP_E NGAGE信号をパルス化せねばならない。 パッチスイッチは任意に手動で、すなわち、軸コントローラ論理を関連させず に、動作させてもよい。図13は、手動操作の間に使用される運転者制御スイッ チ108と109とを接続するための回路の一配置例を概略的に示す。インター ロックリレー126によって制御されるインターロックコンタクト124と係合 スイッチ108とが直列接続されることが注意されよう。インターロックリレー 126は、PGRP_FREE信号を搬送するライン78から電力を供給される 。係合スイッチ108はPGRP_FREE信号がライン78上に存在しない限 り動作可能にならないため、手動動作の間でさえも安全インターロックが行なわ れることになり、これによって安全インターロックが行なわれる。この配置例は 、係合される所望のパッチバスを選択するための回転またはサンプホイールセレ クタ(rotary or thumb wheel selector)を含んでもよいスイッチ128を含む 。 図14は、軸コントローラ8のフロントパネル102を概略的に示す。パネル がさまざまな信号パラメータの状態を示すための指示ランプ104を含むことが わかるであろう。これはまたLAN3と結合するためのイーサネットコネクタ1 05も含む。 この発明の原理は、二重マトリクスシステムに応用可能である。次に図15か ら図22を参照して二重マトリクスシステムの例を説明する。上述の単一マトリ クスの例においては、マトリクスノード上のパッチ単一スイッチクロージャはウ インチモータをVSD10に接続するであろう。この概念を二重マトリクス構成 にも拡大することによって、パッチシステムの性能/コスト比を劇的に向上でき る。 図15Aは、モータスイッチマトリクス127とドライブスイッチマトリクス 129とを備える二重マトリクス構成のパワースイッチング部分を概略的に示す 。この二重マトリクス構成は、軸コントローラ8とVSD10とモータ6との間 に適切な接続を設けるよう配置できる。単一マトリクス構成の場合のように、二 重マトリクス構成においては、軸コントローラ8とVSD10とモータ6との間 の一時接続が制御ネットワーク4によって確立される。これを達成するため、モ ータマトリクス127を上方のロウに確立し、VSD10のためのドライブマト リクス129を下方のロウに確立するよう配置することによって、二重マトリク ス構成を確立する。パッチバス24は、モータマトリクスからドライブマトリク ス へ延びるマトリクスコラムを含む。 ドライブスイッチマトリクス129のロウへの入力はVSD10からくる。ド ライブスイッチマトリクス129においては存在するパッチスイッチ34がマト リクス内の矩形で示されている。ドライブスイッチマトリクス129内には、各 ロウ内に4つのスイッチ要素34があり、各コラム内に3つのパッチスイッチ要 素34がある。モータスイッチマトリクス127内には、各ロウ内に2つのパッ チスイッチ要素34があり、各コラム内に3つある。マトリクス127のロウか らの出力はモータ6と接続されるようモータバス26に結合される。マトリクス 127および129内の各パッチスイッチ30は単一マトリクス実施例のパワー パッチスイッチ34に類似したものでもよい。 図15Bは二重マトリクス実施例の他の部分を概略的に示す。より特定的には 、この図は信号の切換のために使用されるマトリクスを示しており、そのおおよ その形は図15Aに示したものと類似している。図15Bはドライブ信号スイッ チマトリクス140およびモータスイッチマトリクス142を含む。マトリクス 142のロウへの入力は軸コントローラ8からのものである。マトリクス142 からの出力はサテライトプロセッサモジュール42へいく。マトリクス140お よび142内のパッチスイッチ30は先述のものと類似する。マトリクス140 および142においては、図17に概略的に示すパッチスイッチ132(Qモジ ュールスイッチ要素)によりパッチスイッチ30を実現できる。図16は、モー タ信号マトリクス142内のパッチスイッチ32として使用できる信号パッチス イッチ要素131を概略的に示すブロック図である。スイッチ131は図5に示 すスイッチ32と類似した動作をし、詳細な説明は必要ない。 モータ6およびVSD10の両者を選択するため軸コントローラ8によって適 切な制御信号が与えられるということを考えれば、二重マトリクス構成の動作が 上述の単一マトリクスの例の動作と類似していることは当業者には理解されるで あろう。選択されるモータ6とVSD10との間にパワー経路を設けるため、モ ータマトリクス127およびドライブマトリクス129の各々の中のパッチスイ ッチ34の1つを同じバス24に接続する必要があろう。 さまざまなアルゴリズムが特定の制御機能のために結合されるべきモータおよ びVSDを選択するために採用され得る。この発明のシステムにおいて、単一ま たは複数のマトリクスで結合されるべきモータと閉じられるべきパッチスイッチ との選択は中央コントローラ2によって決定される。中央コントローラ2は好ま しくはマトリクスの全体にわたる状態もストアし、すなわち、どのパッチスイッ チがマトリクスにおいて閉じられるかについての情報をストアする。中央コント ローラ2はまた、VSDとモータとの間に接続を確立するためにどのスイッチを 閉じるべきかを選択するようルーチンングアルゴリズムを動作する。この情報も また中央コントローラにストアされる。中央コントローラはまた、システム内の 故障したコンポーネントをバイパスできるようにこれについての情報をストアす る。二重マトリクス方式のための簡単なルーチンングアルゴリズムが以下に提示 される。 マシンのグループのために二重マトリクスを介する1組の経路を見つける。 開始: グループの各モータごとに、 モータ(多数のマトリクスノード)に接続できる第1の利用可能なバス を見つける。 モータのための利用可能なバスがあるならば、 バスのための利用可能なドライブを求めようと有限数回試みる。 ドライブがバスのために求められ得るならば、 割当てられるようなモータ、バスおよびドライブに「ビジー(busy )」(フリー(free)でない)をマーキングする。 バスまたはドライブが割当てられなかったならば、 現在のモータと関連した任意のバスを選ぶ。 選択されたバスと関連した任意のドライブを選ぶ。 選択されたドライブに接続されたバスの割当てを解除する(dealloca te)。 選択されたバスに接続されたドライブの割当てを解除する。 再びバスおよびドライブを現在のモータに割当てようと試みる。 割当て解除されたモータがあったならば、 初めに戻り、接続なしのモータに対して反復する。 有限数回反復した後、経路がないことを判断する。 中央コントローラ2は、それに結合される単数または複数のマトリクスに関す るストアされた情報を含み得る。このため、実行の際に必要となるルーチンング アルゴリズムが実行できるようになる。ある状況では、装置を作動させる(Comm ission)際に、確立されたマトリクスに適切な情報を中央コントローラがロード できるように、マトリクス情報テーブルを発生できるプログラムを中央コントロ ーラ2にインストールすることが好都合であり得る。また、これによって、マト リクスが変更される際に装置を変えることが可能となるであろう。 プログラミング言語Cにおけるコンピュータプログラムリストが付録Iに与え られる。このルーチンは上述の概略に基づいてパッチの「ルーチンングアルゴリ ズム」を実施する。このプログラムは、中央コントローラにストアされるかまた は中央コントローラにおけるソフトウェアによって発生されるマトリクステーブ ルを指すであろう。 二重マトリクス方式は、単一のマトリクスよりも少ないスイッチを用いて各モ ータと大きなグループのモータのためのドライブとの間にルートが見つけられる 確率を上げるだけでなく、数個のバスのうちの1つにドライブを割当てる能力の ために、高い度合のフォールトトレランスを与える。これは、いくつかのドライ ブまたは軸コントローラが用いられていないかも知れない場合であってもどのグ ループのモータにもドライブが割当てられ得るということを示す。 示される例(図15)では、任意に選択された7個までのモータにVSD10 が割当てられることができ、各々に対するパッチルートが求められる確率は10 0%である。この確率は8個のモータのグループに対しては99.7%に、12 個のモータに対しては85.6%に低下する。 マトリクスを介する経路が成功裏に求められる確率はマトリクスの設計のいく つかの相互に関連した特徴によって影響されることがわかる。マトリクスは主と して、「R」(パッチバス24の数)と、「P」(各モータに利用可能なバスの 数)と、「Q」(各ドライブに利用可能なバスの数)と、最後に、マトリクス内 の交点の個体数のパターンとによって特定される。 「P」がモータ1つあたりのスイッチの数であるので、これは整数値でなけれ ばならず、マトリクスが規則的であるために各モータに対して等しいべきである 。成功する確率は「P」が2である場合よりも「P」が3である場合に大きく高 まる。Pを3よりも大きくすると、マトリクスを構成する付加的なコストおよび 複雑性と比較して付帯的な利点が生じる。24個のバスとモータ1つあたり3個 のスイッチ(P=3)とに構成を拡張した図15に示す例では、確率は11個の モータでは100%に、12個のモータでは99.5%に増大する。 同様に、「Q」もまた整数でなくてはならない。ドライブよりも、はるかに多 くのモータが存在するので、「Q」の増加はマトリクスに同じコスト効果を与え ず、したがって「Q」は典型的に「P」よりも大きい。「P」および「Q」が共 通のバスを分かち合うので、「P」および「Q」はバスの数である「R」の因数 でなければならない。さらに、「R」は、どの一度にパッチングできなければな らないモータの最小の数よりも大きくなくてはならない。最後に、マトリクスの 交点の数は、可能であればどの2つのモータもバス接続の同じ組合せを共有しな いように選択される。 所与の応用のためのマトリクスの最適な構成はこれらの指針で設計され、何千 回ものルーチンングを試みるコンピュータシミュレーションで最適化される。 上述のように、軸コントローラ8は公知の軸コントローラと類似し得るが、単 一であれ二重であれマトリクス18で通信を扱うための付加的な信号処理能力を 有する。図15Aおよび図15Bに示すタイプの二重マトリクスシステムでは、 軸コントローラによって取扱われるべき付加的な信号は以下を含む。 QBUS_FREE 入力信号は(ハイであるとき)軸コントローラおよびQ− モジュールにその特定のQ−モジュールスイッチのための パッチバスが事実上フリーであることを示す。 QGRP_FREE 入力信号は(ハイであるとき)軸コントローラ8にその特 定のQ−モジュールにおける他のQ−スイッチが選択され ていないことを示す。すなわち、軸コントローラ8は一度 に1個のパッチバスしか選択できない。 Q_ENGAGE 出力信号は(ハイになるとき)、特定の選択されたQ−モ ジュールスイッチに、それ自体十分に活性化し、またその 関連のパワーコンタクタを活性化させるようにコマンドを 出す。これはパワーコンタクタマトリクスを介する経路の 第1の部分を形成する。 Q_HOLD Q−ENGAGE信号に選択されたQ−スイッチエレメン トを活性化させるためにハイでなければならない出力信号 。この信号は特定のQ−スイッチが活性化される間ハイで あり続ける。この信号がローになるならば、特定のQ−ス イッチおよびパワーコンタクタは分離される。 PBUS−FREE Q−マトリクスのQBUS−FREEと同じ機能を有する がP−モジュール上にある。信号はQ−モジュールおよび パッチバスを介してP−モジュールに送られる。 PGRP_FREE Q−マトリクスのQGRP_FREEと同じ機能を有する がP−モジュール上にある。信号はQ−モジュールおよび パッチバスを介してP−モジュールに送られる。 P_ENGAGE Q−マトリクスのQ−ENGAGEと同じ機能を有するが P−モジュール上にある。信号はQ−モジュールおよびパ ッチバスを介してP−モジュールに送られる。 P_HOLD Q−マトリクスのQ−HOLDと同じ機能を有するがP− モジュール上にある。信号はQ−モジュールおよびパッチ バスを介してP−モジュールに送られる。 MSEL0−3 2進ニブル出力信号はQ−モジュール/パッチバスを介し て各P−モジュール上のニブル比較器に送られる。ニブル が特定のP−モジュールDIPスイッチ設定と適合するな らば、そのP−モジュールがSELECTEDである(し かしながら、これまでのところENGAGEDでない)。 BUSBUSY 軸コントローラへの入力信号は(ハイであるとき)特定の 信号バスが事実上別の軸コントローラ/Q−モジュールに よって係合されることを示す。 SELENAB Q−モジュールスイッチが選択されるときに軸コントロー ラ/Q−モジュールに特定のバス−ビジー信号をアサート させる出力信号。バス上の他のQ−モジュールにそのバス が現在選択されていることを示す。 CHA ウインチモータ位置エンコーダから生じる入力エンコーダ 信号(第1の直角位相コード化チャネル信号)。サテライ トプロセッサモジュール42からP−モジュール−バス− Q−モジュールを介して送られる。 CHB ウインチモータ位置エンコーダ18から生じる入力エンコ ーダ信号(第2の直角位相コード化チャネル信号)であり 、サテライトプロセッサモジュール42からP−モジュー ル−パッチバス−Q−モジュールを介して送られる。 ZMARK ウインチモータ位置エンコーダ18から生じる入力エンコ ーダ信号(エンコーダ「ゼロ位置」指示パルス)。サテラ イトプロセッサモジュールからP−モジュール−パッチバ ス−Q−モジュールを介して送られる。 TXD サテライトプロセッサモジュール42に送信される直列デ ータ。サテライトプロセッサモジュールのコマンドと一般 的な制御とを与える。 RXD サテライトプロセッサモジュール42から受信される直列 データ。サテライトプロセスまたはモジュールの状態を読 出させ、またコマンドのハンドシェイキングおよび確認の ために用いられる。 FWDOTR 前方オーバトラベル安全信号。これはサテライトプロセッ サモジュール42から送られる。 REVOTR 逆オーバトラベル安全信号。これはサテライトプロセッサ モジュール42から送られる。 AUXIN1 第1の補助安全信号。これはサテライトプロセッサモジュ ール42から送られる。これはまたバックアップ安全信号 としても用いられ得る。 AUXIN2 第2の補助安全信号。これはサテライトプロセッサモジュ ール42から送られる。これはバックアップ安全信号とし ても用いられ得る。 QSEL0−2 Q−モジュールPCB上の6個のQ−スイッチの1つを選 択する(またはどれも選択しない)ために用いられる3ビ ットコード化出力信号。これはSELECTのみであり、 係合しない。 いくつかの付加的な処理が軸コントローラ8に含まれるマイクロプロセッサ6 9によって実行される。軸コントローラはコマンドタイプフィールド9において コマンドのタイプを解釈する。これらのコマンドタイプのうち4つが以下に概説 される。 1.Set Motor IDコマンド サテライトプロセッサモジュール42はモータ(バッテン)の数でダウンロー ドされ得る。このコマンドは必要なウインチを接続するために低レベルのパッチ バスアドレスとP−モジュールアドレスとを特定すべきである。信号パッチはP モジュールおよびQモジュールによって接続されなくてはならない。信号は直列 のTXDラインおよびRXDラインによって通信される。 2.Configure Axisコマンド サテライトプロセッサモジュール42は軸の絶対位置のようなウインチモータ に特定の何らかのパラメータでダウンロードされる。信号はパッチTXDライン およびRXDラインを介して送られる。軸コントローラ8がサテライトプロセッ サモジュール42へのパッチルートを確立するときは必ず、これはサテライトプ ロセッサモジュールにストアされるモータの数を読出し、その数がコマンドパケ ットにおけるものと同じであることを確かめなければならない。 3.Matrix Poll コマンド 軸コントローラ8に、どのパワーパッチコンタクタにも係合せずに、特定のサ テライトプロセッサモジュール42への信号ルートを活性化させるよう要求する 。用いられるべきパッチバスは中央コントローラ2によって示される。軸コント ローラ8はバスのコンテンションと他の異常とを点検する。これはBUSBUS Yラインによって行なわれる。ルートが作られ得るならば、バスがSELENA BラインおよびQSEL0−2ラインを介して選択される。軸コントローラはT XD/RXDを介してサテライトプロセッサモジュールからウインチモータの位 置と状態とを入手し、中央コントローラ2に応答する。信号ルートは後のポル( poll)コマンドがこれを変更するまで維持される。 4.Matrix pre-move コマンド プリムーブ(pre-move)コマンドは特定のパッチバスを用いて軸コントローラ 8に特定のウインチへのパッチルートに係合するように命令する。これはQ/P _ENGAGE信号およびQ/P_HOLD信号を用いて行なわれる。パッチス イッチエレメントは前もってSELECTEDであるべきである。軸コントロー ラ8はBUSBUSYを介するコンテンションおよび他の異常とRXD信号の整 合性または実際の存在とを点検する。ルートが作られ得るならば、軸コントロー ラ8は必要とされる2つのパワーコンタクタに係合し、かつ(インターロック監 視信号Q/P BUS_FREEおよびGRP_BREEを用いて)パッチを確 認しようと試みる。軸コントローラ8はそのウインチモータの位置および状態を サテライトプロセッサモジュール42から読出されるように初期化し、中央コン トローラ2に応答する。 軸コントローラ8は通常、パッチ診断を含むように拡張され得るサービスポー トCLIを含み、中央コントローラ2からの制御信号なしでさまざまなウインチ モータ6の故障検出または局所制御のために手動でパッチを駆動させるようコマ ンドを出す。 次に図18を参照すると、各軸コントローラ8は1つのVSD10と1つのQ −モジュールとに直接接続され、その各々が6つのパッチスイッチ132を含み 、その1つだけが明確に例示するために図18に示される。同様に、Pモジュー ルは3つのパッチスイッチ131から構成され、再び1つだけが図18に示され る。システム全体は複数個のコントローラ8、VSD10、Q−モジュールおよ びP−モジュールを含み、そのすべてがLAN3にかけて送られる信号によって 中央コントローラ2により制御される。軸コントローラ8からP−モジュールへ の制御または状態信号のための直接接続はない。これらの信号はそれ自体、パッ チバスのパッチスイッチを用いて、軸コントローラ8からその取付けられたQ− モジュールを介して選択されたP−モジュールに送られる。VSD10からPモ ジュールへの制御および状態信号はQモジュールによってパッチ信号バスへとス イッチングされる。パッチスイッチ132(Qモジュール)が一旦ドライブマト リクスにおいて閉じられると、モータマトリクスにおける16個のモジュールの うち の1つが選択され得る。実際の数は詳細なパッチ設計に依存する。これはMOT OR SELECT信号バス133(4ライン)によってもたらされる。所望の モータスイッチエレメント131(P−モジュール)をアドレス指定した軸コン トローラ8は次にモータスイッチに係合し、それによってパッチルートを完成す る。モータコンタクタマトリクスおよびドライブコンタクタマトリクスとは別個 のインターロックによって、2つ以上のスイッチが各マトリクスのいずれかのロ ウまたカラムで作動されることが防がれる。 パワーパッチを妨げる必要なしに、サテライトプロセッサモジュール42を接 続することによってウインチ状態をポーリングする軸コントローラ8の能力は二 重マトリクス方式で保持される。しかしながら、共通のパッチバスを分かち合う 2つ以上の軸コントローラ8が同じバスを同時にアドレス指定することを防ぐた めの手段を含むことが好ましい。これは安全インターロックのために最終的には パワーパッチに故障を引起こさないかもしれないが、パッチ信号バスにおいて同 じ直列リンクで送信しようと試みる2つ以上のサテライトプロセッサモジュール 42の間でコンテンションが生じるであろう。 図19は図18に示す回路の代替例である。この図は、図15Aのモータスイ ッチマトリクス127およびドライブスイッチマトリクス129を図15Bのド ライブスイッチマトリクス140およびモータスイッチマトリクス142ととも に示す。 図20は変更された形態の二重マトリクス実施例を概略的に示す。この実施例 では、LAN3は中央コントローラ2からサテライトプロセッサモジュール42 へと直接拡張し、それによって中央コントローラ2がLANによってサテライト プロセッサモジュール42からそれに送信された情報に基づいて完全なシステム 状態を確立することを可能にする。このシステム状態はマトリクスにおけるパッ チスイッチから完全に独立して集められることができ、したがってさらなるシス テムの信頼性の点検をもたらすために用いられ得ることが認識される。この実施 例ではまた、Pモジュールのパッチスイッチ131が、軸コントローラ8からマ トリクス127および129を介する信号によってではなく、Pモジュール制御 バス135によってサテライトプロセッサモジュール42により直接制御される 。 この方式では、Pモジュールのパッチスイッチとサテライトプロセッサモジュー ル42との間には1対1の対応がある。Pモジュールのスイッチ131とサテラ イトプロセッサモジュール42との機能は単一のモジュールに結合できる。この 実施例では、トポロジーがより容易に理解可能であり、信号マトリクスバスによ り少ないコンダクタを生じる。 図21はさらなる変更された形態の二重マトリクス実施例を概略的に示す。こ の配列は、LAN3が中央コントローラ2からの直接制御をQモジュールに与え るよう拡張されている点を除き、図20と本質的に同様である。 図22はさらなる変更された形態の二重マトリクス実施例を概略的に示す。こ の実施例では、中央コントローラ2はQモジュールのパッチスイッチ132をL AN3により直接制御する。サテライトプロセッサモジュール42は、図19の 場合のように、マトリクス127および142のパッチスイッチをサテライトプ ロセッサモジュール42から直列データリンク118を介して制御する。 図23および図24は、それぞれパッチスイッチ132および131のグルー プを含んだドライブスイッチQモジュールおよびモータスイッチPモジュールの ためのフロントパネル構成の例を示す。図23において図示されるように、ドラ イブスイッチQモジュールのフロントパネルはそこにおけるパッチスイッチ13 2を手動で係合または分離させるための係合スイッチ108および解除スイッチ 109を含み得る。パネルはパッチスイッチ132の状態を示すための表示LE D111および112を含み得る。上述のように、図6の回路図は表示LED1 11および112がパッチスイッチ132の状態を示すために接続されるかまた は照らされる態様を例示する。より特定的に、各LED111はパワーパッチス イッチ34のコンタクト46に結合され、それによって、選択されたモータバス 26がビジーであるときに照らされる。各LED112は効果的にリレーコイル 80と並列に接続され、P_ACTIVE信号が存在するときに対応する、モジ ュール内のスイッチエレメントが係合しているときに照らされる。 図24は、多数のパッチスイッチ131をそこに含むモータスイッチPモジュ ールのフロントパネルを図示する。パネルはそこにおけるスイッチの状態を示す ための表示LEDを含み得る。パネルは、そこにおけるパッチスイッチ131を 手動で係合または分離させるための多数の係合スイッチ140と解除スイッチ1 42とを含み得る。 この発明の制御システムは以下のように要約され得る多くの利点を有すること が当業者によって認識されるであろう。 1.パッチ制御論理は中央コントローラ2に集中されるのではなく、制御ネット ワーク4に分配される。 2.各軸コントローラ8は、その運動制御機能に加え、多数のパッチスイッチ3 0の制御および監視にも責任を有する。軸コントローラはそのウインチ制御パッ チバス24上の多数のパッチスイッチに対処できる。 3.単一のモジュールが各モータ6専用のものである。モジュール内の各パッチ スイッチ30は異なった軸コントローラ8によって制御され、監視される。(図 3では、パッチスイッチモジュールは2つのスイッチ30を含むが、その数はシ ステムごとに異なり得る。) 4.パッチマトリクスのトポロジーは各応用ごとに最適化され得る。すなわち、 必要とされるVSDの数とモータ1つあたりのパッチスイッチ30の数とは各応 用に適合するように変化可能である。 5.パッチスイッチモジュールは異常なスイッチ動作と制御されないモータ軸運 動とを防ぐために新規な安全インターロックを組入れる。より特定的には、重要 な安全スイッチからの信号が2つの経路を介して中央コントローラ2に利用可能 である。これらは直列プロセッサ42によって直列に送信され、またハードワイ ヤード化される。これが安全性を高める。 6.パッチスイッチモジュールは、軸コントローラインターフェイス論理と関連 して、何らかのモータの状態(たとえば、その絶対位置、安全スイッチおよびセ ンサ入力等)がパワーパッチスイッチ34を活性化または変更させる(すなわち 、ドライブパワー回路をモータに接続する)必要なしに監視できる機構を与える 。したがって、モータの状態は現在活性化しているパワーパッチ34を妨げずに 判断できる。 7.パッチスイッチモジュールはフロントパネルに独立した手動バックアップ制 御装置とインジケータとを含み得る。このため、軸コントローラプロセッサが故 障するかまたは利用不可能となる場合にパッチスイッチのセットアップが手動で 行なえる。 8.マトリクスの軸側に置かれたサテライトプロセッサモジュール42は増分位 置エンコーダ18の使用を可能とする。サテライトプロセッサモジュール42は 、それが接続されるモータ6の軸の位置を常に思い出すことを可能にする回路を 含む。ルートが軸コントローラ8とモータとの間でマトリクスを介して確立され ると、サテライトプロセッサモジュール42は動作の開始前にモータアクセス位 置をコントローラ8に伝送する。軸コントローラ8は次にその制御アルゴリズム においてこの位置を用いる。このため、システムのより信頼性の高い動作が生じ る。増分エンコーダ18の代わりに、絶対エンコーダが用いられてもよい。 9.サテライトプロセッサモジュール42は信号マトリクスルートの精度を確認 可能にする。この発明の好ましい実施例では、各パワーパッチコンタクタにおけ る補助コンタクト87および89が、信号を与える「ロウ」および「カラム」を もたらすために用いられるPBUS_FREE信号およびPGRP_FREE信 号を発生するために用いられる。これらの信号を発生するための技術およびこれ らが用いられる態様がさらなるシステムの信頼性を提供する。 10.この発明の好ましい実施例では、モータのバックグランドの状態を監視す ることが可能である。これは、接続されるモータの状態を集めるために、直列通 信リンクを介してポーリングされるべきサテライトプロセッサ42を配列するこ とによって達成できる。 11.この発明の好ましい実施例によって、パワーマトリクスコンタクト46は 電気パッチスイッチ32内のスイッチとは独立してスイッチングされることが可 能となる。これは、信号マトリクスルートがパワーリレーを動作するかまたはそ の条件に影響を及ぼさずに確立できることを意味する。もしこのようにならなけ れば、モータのバックグランド状態の監視は実用的ではないであろう。なぜなら ば、パワーリレーを頻繁にスイッチングすることが必要となり、これは過度の摩 耗、ノイズおよび低速動作につながるであろうためである。 12.この発明の好ましい実施例は大域緊急停止条件を発生するために用いられ 得る。ある状況では、サテライトプロセッサモジュール42はモータ軸の不法運 動を検出可能である。モータ軸が現在パッチングされている、すなわち、パッチ スイッチ30を介して軸コントローラ8およびドライブ10に接続されているな らば、サテライトプロセッサはこの条件を制御する軸コントローラ8に信号し、 適切な動作が行なわれ得る。しかしながら、(パワーマトリクスの誤動作で生じ 得るような)モータ軸が適切にパッチングされない条件で不法運動が検出される ならば、サテライトプロセッサモジュール42は介入する力を通常有さないであ ろう。この可能性に対処するために、サテライトプロセッサモジュール42には 中央緊急停止システムに接続できる大域緊急停止出力が設けられ得る。このよう な信号はすべての機械または規定された区域内のすべての機械の動作を阻止する ために用いられ得る。これは図19から図22に示す緊急停止システム144に よって図示される。 この発明の原理は舞台装置に関連したモータの制御以外の状況にも適用可能で あると当業者によって認識されるであろう。 多くの変更がこの発明の精神および範疇から逸脱せずに当業者には明白となる であろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H02P 5/46 G05B 15/02 A (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,H U,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ ,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG, MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM ,TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.複数個の電気装置(6)を制御するための制御システムであって、前記シス テムは、前記装置の機能を制御するための中央コントローラ(2)と、中央コン トローラ(2)と前記装置との間に結合されたネットワーク(4)とを含み、前 記ネットワークはドライブ信号を前記電気装置に与えるための複数個の装置ドラ イバ(10)を含み、ドライバの数は装置の数より少ないシステムであって、ネ ットワークが、中央コントローラ(2)から装置(6)へのネットワークを介す る通信を可能にする知的装置(8)を含むことを特徴とする、システム。 2.ネットワーク(4)は、制御パッチバス(24)、装置バス(26)、およ び論理素子(30)によって規定されるマトリクス(28;127,129;1 40,142)を含み、前記論理素子は前記マトリクスにおいて分配され、選択 されたバスを結合するように動作可能であり、それによって、前記知的装置(8 )からの制御を受けて、どの装置(6)がそれぞれの装置ドライバ(10)に結 合されるかを判断する、請求項1に記載の制御システム。 3.ネットワークは、マトリクスのノードに選択的に設けられるパッチスイッチ を含む、請求項2に記載の制御システム。 4.電気装置は電気モータ(6)を含む、請求項3に記載の制御システム。 5.遠隔処理手段(42)が各モータに関連付けられる、請求項4に記載の制御 システム。 6.センサがモータに結合され、センサ(18,20)からの出力が関連のモー タの遠隔処理手段(42)に入力される、請求項5に記載の制御システム。 7.前記処理手段は前記中央コントローラとは独立してセンサからデータをスト アするためのメモリを含む、請求項6に記載の制御システム。 8.中央コントローラは局所区域ネットワーク(3)によって前記知的装置に結 合され、中央コントローラは信号パケット(5)を発生するように配列される、 請求項3から7のいずれか1つに記載の制御システム。 9.各コマンドパケットは知的装置のためのアドレスフィールド(7)と、コマ ンドフィールド(9)と、データフィールド(11)とを含む、請求項8に記載 の制御システム。 10.知的装置は処理手段(69)を有する軸コントローラ(8)を含み、処理 手段(69)は、前記コマンドパケット(5)を受け、アドレスマッチを検査し 、前記コマンドフィールドからコマンドタイプを解釈し、前記データフィールド から命令を解釈するように動作可能である、請求項9に記載の制御システム。 11.中央コントローラは、前記装置ドライバ(10)の1つに結合されるべき 特定の電気装置(6)の選択のために前記データフィールドにデータ命令を入力 する、請求項10に記載の制御システム。 12.前記データフィールド(11)におけるデータ命令はさらに、前記1つの 装置ドライバ(10)から前記特定の電気装置(6)へのルートを確立するため に、選択されたパッチスイッチ(30)を閉じるための命令を含む、請求項10 に記載の制御システム。 13.軸コントローラにおける処理手段(69)は、選択されたパッチスイッチ (30)を閉じるための前記命令に応答して、選択されたパッチスイッチ(30 )に送信されるパッチ制御信号を発生する、請求項12に記載の制御システム。 14.軸コントローラ(8)は選択されたパッチスイッチ(30)の状態を点検 する、請求項13に記載の制御システム。 15.前記選択されたパッチスイッチが閉じた後、通信リンク(66,68)が 遠隔処理手段(42)と軸コントローラ(8)との間でそこを介して確立され、 軸コントローラは選択された電気装置(6)に関連した情報を含む中央コントロ ーラへの通信のための状態信号パケットを発生する、請求項14に記載の制御シ ステム。 16.マトリクスは単一のマトリクス(28)を含む、請求項3から15のいず れかに1つに記載の制御システム。 17.マトリクスは二重マトリクス(127,129;140,142)を含む 、請求項3から15のいずれか1つに記載の制御システム。 18.各パッチスイッチ(30)は電気スイッチ手段(32)およびパワースイ ッチ手段(34)を含む、請求項16または17に記載の制御システム。 19.電気スイッチ手段およびパワースイッチ手段は独立して動作でき、中央コ ントローラ(2)は前記パワースイッチ手段の状態を変更せずに前記装置(6) を監視できる、請求項18に記載の制御システム。 20.パワースイッチ手段は、前記装置(6)へのパワーを制御するためのパワ ーコンタクト(46)と、パッチスイッチ(30)が係合されているか、または 係合されている制御パッチバス(24)にあるかを示す制御信号(PGRP_F REE,QGRP_FREE,PBUS_FREE,QBUS_FREE)を発 生するための制御コンタクト(87,89)を含む、請求項18または19に記 載の制御システム。 21.LAN(3)が前記遠隔処理手段(42)に結合される、請求項5に直接 的または間接的に追加されるような請求項3から15のいずれか1つに記載の制 御システム。 22.LANは前記パッチスイッチの少なくともいくつかに結合される、請求項 5に直接的または間接的に追加されるような請求項3から15のいずれか1つに 記載の制御システム。 23.制御バス(135)が前記パッチスイッチ(30)の少なくともいくつか と前記遠隔処理手段(42)との間に結合される、請求項21または22に記載 の制御システム。 24.複数個の電気装置(6)を制御するための制御システムであって、前記シ ステムは、前記装置の機能を制御するための中央コントローラ(2)と、中央コ ントローラ(2)と前記装置との間に結合されたネットワーク(4)とを含み、 前記ネットワークはドライブ信号を前記電気装置に与えるための複数個の装置ド ライバ(10)を含み、ドライバの数は装置の数より少ないシステムであって、 装置(6)の各々が、結合された装置(6)の状態を示す信号をストアし、与え るサテライトプロセッサ(42)を含むことを特徴とする、システム。
JP9506094A 1995-07-18 1996-07-18 複数の電気装置を制御するための制御システム Pending JPH11509387A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AU4222 1995-07-18
AUPN4222A AUPN422295A0 (en) 1995-07-18 1995-07-18 Control system
PCT/AU1996/000456 WO1997004512A1 (en) 1995-07-18 1996-07-18 Control system for controlling plural electrical devices

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11509387A true JPH11509387A (ja) 1999-08-17

Family

ID=3788557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9506094A Pending JPH11509387A (ja) 1995-07-18 1996-07-18 複数の電気装置を制御するための制御システム

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6297610B1 (ja)
EP (1) EP0846359A4 (ja)
JP (1) JPH11509387A (ja)
AU (1) AUPN422295A0 (ja)
PL (1) PL324523A1 (ja)
WO (1) WO1997004512A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7024257B2 (en) 2001-02-09 2006-04-04 Motion Engineering, Inc. System for motion control, method of using the system for motion control, and computer-readable instructions for use with the system for motion control
KR101707565B1 (ko) * 2016-11-28 2017-02-16 (주)하온아텍 무대 전용 인터록 시스템과, 이 인터록 시스템을 이용한 무대 장치의 제어 방법

Families Citing this family (59)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19714198A1 (de) * 1997-04-07 1998-10-08 Euchner Gmbh & Co Sicherheitsschalter
US7170241B1 (en) * 1998-02-26 2007-01-30 Anorad Corporation Path module for a linear motor, modular linear motor system and method to control same
KR100371587B1 (ko) * 2000-12-15 2003-02-11 한국과학기술연구원 Can통신망을 이용한 유연한 소형의 전동기 제어장치
US6774600B2 (en) * 2001-11-05 2004-08-10 Richard L. Weinbrenner Matrix connected driver for multiple two phase motors
DE10251763B3 (de) * 2002-11-07 2004-08-05 Daimlerchrysler Ag Vorrichtung zur Ansteuerung mehrerer Elektromotoren
JP4891521B2 (ja) * 2003-03-28 2012-03-07 三洋電機株式会社 データ入出力方法、およびその方法を利用可能な記憶装置およびホスト装置
US7145300B2 (en) * 2003-05-05 2006-12-05 International Rectifier Corporation Multi-axis AC servo control system and method
DE10341717A1 (de) * 2003-09-10 2005-05-25 Applied Films Gmbh & Co. Kg Anordnung für n Verbraucher elektrischer Energie, von denen m Verbraucher gleichzeitig mit Energie versorgt werden
US7146242B2 (en) * 2003-09-30 2006-12-05 Rockwell Automation Technologies, Inc. Method and system for generating multi-dimensional motion profiles
US7180253B2 (en) * 2003-09-30 2007-02-20 Rockwell Automation Technologies, Inc. Method and system for generating multi-dimensional motion profiles
KR100675891B1 (ko) * 2005-05-04 2007-02-02 주식회사 하이닉스반도체 불균일 이온주입장치 및 불균일 이온주입방법
US20070191966A1 (en) * 2005-10-20 2007-08-16 Fisher Scott M Theatrical Objects Automated Motion Control System, Program Product, And Method
US8619443B2 (en) 2010-09-29 2013-12-31 The Powerwise Group, Inc. System and method to boost voltage
US8085009B2 (en) 2007-08-13 2011-12-27 The Powerwise Group, Inc. IGBT/FET-based energy savings device for reducing a predetermined amount of voltage using pulse width modulation
US8120307B2 (en) * 2007-08-24 2012-02-21 The Powerwise Group, Inc. System and method for providing constant loading in AC power applications
WO2009029162A1 (en) * 2007-08-24 2009-03-05 The Powerwise Group, Inc., A Delaware Corporation System and method for providing constant loading in ac power applications
US8085010B2 (en) * 2007-08-24 2011-12-27 The Powerwise Group, Inc. TRIAC/SCR-based energy savings device for reducing a predetermined amount of voltage using pulse width modulation
US8698447B2 (en) 2007-09-14 2014-04-15 The Powerwise Group, Inc. Energy saving system and method for devices with rotating or reciprocating masses
US8810190B2 (en) 2007-09-14 2014-08-19 The Powerwise Group, Inc. Motor controller system and method for maximizing energy savings
NO20075383A (no) * 2007-10-22 2008-10-13 In Motion As Regulering av tyngre maskiner
GB0801450D0 (en) * 2008-01-28 2008-03-05 Johnson Electric Sa Method and apparatus for controlling a plurality of motors
US20090261599A1 (en) * 2008-04-21 2009-10-22 Glacier Bay, Inc. Power generation system
US8080966B2 (en) * 2008-07-03 2011-12-20 Honeywell International Inc. Motor control architecture for simultaneously controlling multiple motors
US8004255B2 (en) 2008-08-07 2011-08-23 The Powerwise Group, Inc. Power supply for IGBT/FET drivers
US7920053B2 (en) * 2008-08-08 2011-04-05 Gentex Corporation Notification system and method thereof
US8616134B2 (en) 2009-01-23 2013-12-31 Magnemotion, Inc. Transport system powered by short block linear synchronous motors
US9032880B2 (en) 2009-01-23 2015-05-19 Magnemotion, Inc. Transport system powered by short block linear synchronous motors and switching mechanism
IL203642A (en) 2010-02-01 2014-01-30 Yesaiahu Redler A system and method for optimizing electric current utilization in the control of multiplex motors, and a projectile device containing it
US8232884B2 (en) * 2009-04-24 2012-07-31 Gentex Corporation Carbon monoxide and smoke detectors having distinct alarm indications and a test button that indicates improper operation
KR20100130383A (ko) * 2009-06-03 2010-12-13 삼성전자주식회사 화상형성장치 및 그 모터 제어 방법
US8483864B2 (en) * 2009-06-20 2013-07-09 Production Resource Group Llc Stage effects console for stage controlling system
US8836532B2 (en) * 2009-07-16 2014-09-16 Gentex Corporation Notification appliance and method thereof
MX361682B (es) 2009-09-08 2018-12-13 The Powerwise Group Inc Sistema y metodo para ahorrar energia para dispositivos con masas rotatorias o alternativas.
US8698446B2 (en) 2009-09-08 2014-04-15 The Powerwise Group, Inc. Method to save energy for devices with rotating or reciprocating masses
US8710704B2 (en) * 2010-05-03 2014-04-29 Electronic Theatre Controls, Inc. Performance venue with dynamic mechanical load management system and method
US8569987B2 (en) * 2010-09-21 2013-10-29 Rockwell Automation Technologies, Inc. Configurable multi-axis electric drive system concept
US8896989B2 (en) 2011-01-12 2014-11-25 Tait Towers Manufacturing, LLC System for providing power and control signals to devices
US9071169B2 (en) * 2011-02-18 2015-06-30 Ge Hybrid Technologies, Llc Programmable gate controller system and method
KR101137722B1 (ko) * 2011-03-29 2012-04-24 한국생산기술연구원 3차원 와이어 플라잉 시스템
WO2013059934A1 (en) 2011-10-27 2013-05-02 The University Of British Columbia Displacement devices and methods for fabrication, use and control of same
US8905380B2 (en) 2011-11-08 2014-12-09 Tait Towers Manufacturing, LLC Chain drive control system
US8909379B2 (en) 2012-03-07 2014-12-09 Tait Towers Manufacturing, LLC Winch control system
US8768492B2 (en) 2012-05-21 2014-07-01 Tait Towers Manufacturing Llc Automation and motion control system
US9211741B2 (en) * 2012-07-17 2015-12-15 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Position encoder systems
JP6373992B2 (ja) 2013-08-06 2018-08-15 ザ・ユニバーシティ・オブ・ブリティッシュ・コロンビア 変位デバイスおよび方法とそれに関連付けられた運動を検出し推定するための装置
EP3046801A4 (en) 2013-09-21 2017-11-08 Magnemotion, Inc. Linear motor transport for packaging and other uses
US9809949B2 (en) 2014-04-25 2017-11-07 Harnischfeger Technologies, Inc. Controlling crowd runaway of an industrial machine
US9429926B2 (en) 2014-05-16 2016-08-30 Tait Towers Manufacturing, LLC Automation and motion control system
WO2015184553A1 (en) 2014-06-07 2015-12-10 The University Of British Columbia Methods and systems for controllably moving multiple moveable stages in a displacement device
CN105148544B (zh) * 2014-06-13 2018-01-23 阮小青 太阳能红外遥控声光传感三相微电机舞台拉幕机
KR102225249B1 (ko) 2014-06-28 2021-03-08 인텔 코포레이션 전자 디바이스용 센서 버스 인터페이스
US10207905B2 (en) 2015-02-05 2019-02-19 Schlumberger Technology Corporation Control system for winch and capstan
WO2017004716A1 (en) * 2015-07-06 2017-01-12 The University Of British Columbia Methods and systems for controllably moving one or more moveable stages in a displacement device
AU2017254937B2 (en) 2016-11-09 2023-08-10 Joy Global Surface Mining Inc Systems and methods of preventing a run-away state in an industrial machine
US10754320B2 (en) * 2017-11-14 2020-08-25 Rockwell Automation Technologies, Inc. Method and apparatus for integrating an external motion planner with an industrial controller
CN109633305A (zh) * 2018-12-12 2019-04-16 盐田国际集装箱码头有限公司 一种变频器故障处理方法及变频器故障处理平台
US11233469B2 (en) * 2019-04-19 2022-01-25 Eaton Intelligent Power Limited Variable frequency drive motor connection module
US11537705B2 (en) * 2020-10-27 2022-12-27 Dell Products L.P. Device access control system
CN117148137B (zh) * 2023-10-31 2024-01-19 广东正超电气有限公司 一种开关柜永磁断路器的自动磨合测试装置

Family Cites Families (41)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3755686A (en) * 1972-05-31 1973-08-28 Nasa Powerplexer
US3894244A (en) * 1973-10-03 1975-07-08 Ross K Hill Power limit and control system
US4047003A (en) * 1975-04-22 1977-09-06 Continental Can Company, Inc. Communication control system
DE2630993C3 (de) * 1976-07-09 1979-12-06 Siemens Ag, 1000 Berlin Und 8000 Muenchen Schaltmatrix mit Anschlußmoduln
US4257103A (en) * 1977-11-16 1981-03-17 Heian Iron Works, Ltd. Apparatus for controlling position of a plurality of machining shafts each including a machine tool fitted thereto
US4195236A (en) * 1978-03-23 1980-03-25 Vsesojuzny Nauchno-Issledovatelsky Institut Vagonostroenia Device for discrete control of thyristor-pulse converters
US4371921A (en) * 1978-07-10 1983-02-01 Northrop Corporation Inertial instrument with a temporally digitized rebalance network
IT8067378A0 (it) * 1980-03-11 1980-03-11 Fiat Ricerche Rete per la distribuzione di energia elettrica
DE3103708A1 (de) * 1981-02-04 1982-08-12 Bayerische Bühnenbau GmbH, 8480 Weiden Einrichtung fuer den betrieb von theaterzuegen einer theaterbuehne
US4422027A (en) * 1981-03-16 1983-12-20 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Linear motor controller
DE3360779D1 (de) * 1982-06-30 1985-10-17 Bbc Brown Boveri & Cie Installation de commutation
DE3233468A1 (de) * 1982-09-09 1984-03-15 Trepel Ag, 6200 Wiesbaden Steueranlage fuer die schnuerbodenmaschinerie von buehnen
JPS5989592A (ja) * 1982-11-13 1984-05-23 Fanuc Ltd 複数モ−タの切替制御方式
JPS60113694A (ja) * 1983-11-25 1985-06-20 Sumitomo Heavy Ind Ltd サ−ボモ−タの駆動装置及びその駆動制御装置
US5769527A (en) * 1986-07-17 1998-06-23 Vari-Lite, Inc. Computer controlled lighting system with distributed control resources
US4827195A (en) * 1988-01-13 1989-05-02 Micro Research, Inc. Motor control system for directing multiple devices
US4962687A (en) * 1988-09-06 1990-10-16 Belliveau Richard S Variable color lighting system
US4908822A (en) * 1988-12-07 1990-03-13 Chrysler Motors Corporation Electrical devices command system, single wire bus and smart dual controller arrangement therefor
US4931712A (en) * 1988-12-28 1990-06-05 Pitney Bowes Inc. Multiple channel servo configuration
JPH02220103A (ja) * 1989-02-22 1990-09-03 Fanuc Ltd 主軸制御指令方式
JPH0389256A (ja) * 1989-08-31 1991-04-15 Mita Ind Co Ltd 画像形成装置
US5621650A (en) * 1989-10-30 1997-04-15 Advanced Micro Devices, Inc. Programmable logic device with internal time-constant multiplexing of signals from external interconnect buses
DE4011598A1 (de) * 1990-04-10 1991-10-17 Rieter Ag Maschf Textilmaschine, inbesondere ringspinnmaschine
EP0457942B1 (de) * 1990-05-22 1995-01-25 Siemens Aktiengesellschaft Steuerung für eine Werkzeugmaschine oder einen Roboter
FR2664544B1 (fr) * 1990-07-12 1993-12-17 Faure Automobile Bertrand Bloc de commande centralise pour siege de vehicule.
AU9056391A (en) * 1990-11-15 1992-06-11 Nvision, Inc. Switch composed of identical switch modules
US5222017A (en) * 1990-11-23 1993-06-22 The University Of British Columbia Control system to synchronize slave computers
US5198809A (en) * 1991-02-22 1993-03-30 James L. Day Co. Inc. Hard wired programmable controller especially for heating ventilating and air conditioning (HVAC systems)
JPH04290102A (ja) * 1991-03-19 1992-10-14 Mitsubishi Electric Corp サーボ機構への情報伝送装置
LU88009A1 (de) * 1991-09-27 1992-06-01 Jean Marie Schiltz Verfahren zum bewegen,mit mindestens drei freiheitsgraden,insbesondere im theaterbereich,von dreidimensionalen gebilden
US5237250A (en) * 1991-11-01 1993-08-17 Zeile Kim A Multiplexed stepper motor control apparatus
US5274311A (en) * 1991-11-13 1993-12-28 Quest Technologies, Inc. Control system network structure
US5347270A (en) * 1991-12-27 1994-09-13 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Method of testing switches and switching circuit
US5371495A (en) * 1992-01-24 1994-12-06 Intel Corporation Deterministic routing method for minimal switch circuits
US5502627A (en) * 1992-09-25 1996-03-26 Light & Sound Design Limited Stage lighting lamp unit and stage lighting system including such unit
US5574343A (en) * 1992-12-02 1996-11-12 Vdo Adolf Schindling Ag Control of activators in motor vehicle doors
US5491831A (en) * 1993-05-10 1996-02-13 Motorola Cellular motor control network
JPH06350294A (ja) * 1993-06-03 1994-12-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品自動実装機のレール巾調整装置
US5406176A (en) * 1994-01-12 1995-04-11 Aurora Robotics Limited Computer controlled stage lighting system
US5619111A (en) * 1995-01-20 1997-04-08 Kabushiki Kaisha Sankyo Seiki Seisakusho Motor control system for controlling the operations of a plurality of servo motors
US6031709A (en) * 1998-07-17 2000-02-29 Hewlett-Packard Co Switching multiplexor arrangement of relays for balancing thermal offset

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7024257B2 (en) 2001-02-09 2006-04-04 Motion Engineering, Inc. System for motion control, method of using the system for motion control, and computer-readable instructions for use with the system for motion control
US7143301B2 (en) 2001-02-09 2006-11-28 Motion Engineering, Inc. System for motion control, method of using the system for motion control, and computer readable instructions for use with the system for motion control
US7406354B2 (en) 2001-02-09 2008-07-29 Motion Engineering, Inc. System for motion control, method of using the system for motion control, and computer readable instructions for use with the system for motion control
US7460471B2 (en) 2001-02-09 2008-12-02 Motion Engineering, Inc. System for motion control, method of using the system for motion control, and computer readable instructions for use with the system for motion control
KR101707565B1 (ko) * 2016-11-28 2017-02-16 (주)하온아텍 무대 전용 인터록 시스템과, 이 인터록 시스템을 이용한 무대 장치의 제어 방법

Also Published As

Publication number Publication date
AUPN422295A0 (en) 1995-08-10
PL324523A1 (en) 1998-06-08
WO1997004512A1 (en) 1997-02-06
US6297610B1 (en) 2001-10-02
EP0846359A4 (en) 1999-04-21
EP0846359A1 (en) 1998-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11509387A (ja) 複数の電気装置を制御するための制御システム
AU676160B2 (en) Control means for electrically driven vehicles
EP3113351B1 (en) Motor control system and motor control method
JPH10161735A (ja) 重装備の分散制御システム
JPH117322A (ja) モータの遠隔制御方法および装置
CN109981010A (zh) 一种电机驱动系统及方法
CN103782066A (zh) 线控换档系统
CN111555662B (zh) 马达控制系统、马达控制装置
US6522096B1 (en) Control circuit for a robot power supply
ES2335865T3 (es) Sistema de control modular para maquina de conformacion de vidrio.
AU709762B2 (en) Control system for controlling plural electrical devices
JP7068458B2 (ja) コンベアの制御装置
JP4727921B2 (ja) ウィンチおよび他の機械用の制御システム
JP2004221904A (ja) フィールドバスシステムの通信速度制御方法及びマスタユニット
EP1837131A1 (en) Manipulator, for example an industrial robot, and drive device for a manipulator
US20130231794A1 (en) Power management system with granularized control and intelligent power reduction
US20230259093A1 (en) Drive system
JP4000873B2 (ja) サーボシステムおよびその制御方法
KR100188886B1 (ko) 중장비의 분산제어시스템
JP2612017B2 (ja) ヒステリシス電動機群の運転制御装置
JP6690926B2 (ja) モータコントローラ用ハブ装置
CN113949313A (zh) 一种多电机并联运行的主控自主裁决方法及装置
JPS63187749A (ja) 回線接続方式
CN117283550A (zh) 一种多节点机器人控制方法
JPH1198849A (ja) インバータの操作回路