JPH1198849A - インバータの操作回路 - Google Patents

インバータの操作回路

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JPH1198849A
JPH1198849A JP9254411A JP25441197A JPH1198849A JP H1198849 A JPH1198849 A JP H1198849A JP 9254411 A JP9254411 A JP 9254411A JP 25441197 A JP25441197 A JP 25441197A JP H1198849 A JPH1198849 A JP H1198849A
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JP
Japan
Prior art keywords
inverter
host controller
switch
changeover switch
changeover
Prior art date
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Pending
Application number
JP9254411A
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English (en)
Inventor
Yukihiro Imamura
幸博 今村
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プラント運転の多様化に対応して、インバータ
のあらゆる指令や設定の発令場所の切り換えをホストコ
ントローラから指令できるようにすることにある。 【解決手段】VVVFインバータ10に設置している操
作スイッチ14の各回路のリモート・モード側のそれぞ
れに、第1切替えスイッチ15と第2切替えスイッチ2
2と第3切替えスイッチ23とを設置する。これら各切
替えスイッチ15,22,23は、いずれもホストコン
トローラ2からシリアル通信伝送路3を経て伝送される
切り換え操作用パラメータ信号A,B,またはCでリモ
ート・モード側かローカル・モード側かを別個に切り換
えることができるので、プラント運転の際の要求の多様
化に対応できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のインバー
タを汎用シリアルインターフェイスを介してホストコン
トローラに接続して運転する際のインバータの操作回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】交流電源に接続して運転する誘導電動機
は、構造が単純で故障が少ないから多用されている電動
機であるが、回転速度を簡単に変更できないのが難点で
あった。そこで回転速度を変える必要がある負荷を駆動
する場合(例えば電車用)は直流電動機を使用してい
た。しかし直流電動機は整流子やブラシなどの保守・点
検に多大の手間が必要であるし、定格電流の2倍程度の
過電流にしか耐えることができないなどの構造上の弱点
を有しているので、使用上の注意が必要であった。とこ
ろが半導体スイッチ素子の性能の向上と利用技術の進歩
により、この半導体スイッチ素子を使ったインバータで
可変電圧・可変周波数の交流電力が簡単に得られるよう
になったので、誘導電動機を可変速運転させるのが容易
になった。そこで以下では、可変電圧・可変周波数の交
流電力を出力するVVVFインバータで誘導電動機を可
変速運転させる場合を例にして本発明の説明を行う。
【0003】図2は複数のVVVFインバータをホスト
コントローラで操作する場合の回路構成の従来例を示し
た回路図である。例えば線材のような長尺材を巻き取る
プラントではVVVFインバータと図示していない誘導
電動機との組み合わせの複数組を用意し、これら各電動
機を所定の順番に従って順次運転を開始させるが、線材
の巻き取りが進行するのに従って、各電動機の回転速度
やトルクを相互に関連させながら変化させる必要があ
る。そこでこれらのインバータに運転・停止指令を適切
な時点で与え、あるいは運転状態の設定を適切な時点で
適切な値に変更しなければならない。
【0004】このような要求に対応できるようにするた
めに、各VVVFインバータ10,20,30・・・を
一括して操作するホストコントローラ2を設置し、この
ホストコントローラ2から各VVVFインバータ10,
20,30・・・へはシリアル通信伝送路3を経てこれ
らの指令や設定を与える。ここで各VVVFインバータ
10,20,30・・・にはそれぞれ別個の運転・停止
指令器11,21,31・・・と、別個の周波数設定器
12,22、32・・・と、別個のパラメータ設定器1
3,23,33・・・を設置している。
【0005】誘導電動機を駆動するVVVFインバータ
の運転にあっては、運転・停止指令と出力周波数の設定
とが特に重要であるが、これ以外にも出力電圧や電動機
の加速時間など各種の値を設定する必要があり、これら
はコード番号化されていてパラメータと称する。前記ホ
ストコントローラ2の設置場所は一般に制御室であっ
て、ここから各VVVFインバータ10,20,30・
・・へはシリアル通信伝送路3を介して前記運転・停止
指令,周波数設定,および各種パラメータの設定信号や
変更信号が与えられる。ところで、プラントが所定の機
能を発揮するためには、各VVVFインバータ10,2
0,30・・・の設置場所からも前記指令やパラメータ
の設定ができないと不便である。そこで各VVVFイン
バータ10,20,30・・・には前述した運転・停止
指令器11,21,31・・・と、周波数設定器12,
22、32・・・と、パラメータ設定器13,23,3
3・・・とを設けている。
【0006】ところでホストコントローラ2からシリア
ル通信伝送路3を介して各VVVFインバータ10,2
0,30・・・へ指令やパラメータを与える場合(以下
ではこれをリモート・モードと称することにする)と、
各VVVFインバータ10,20,30・・・に設置し
ている運転・停止指令器11,21,31・・・、周波
数設定器12,22、32・・・、パラメータ設定器1
3,23,33・・・やこれらの近くに設置した装置が
指令やパラメータを与える場合(以下ではこれをローカ
ル・モードと称することにする)とが混同するのを避け
るために、各VVVFインバータ10,20,30・・
・にはリモート・モードとローカル・モードとを切り換
える操作スイッチを別個に設ける。
【0007】図3は操作スイッチによりリモート・モー
ドとローカル・モードとを切り換え動作の従来例を示し
た回路図である。なお、図2の従来例回路では複数のV
VVFインバータを図示しているが、説明を簡略にする
ために、図3ではVVVFインバータ10についてのみ
説明する。このVVVFインバータ10の前面には運転
・停止指令器11,周波数設定器12,パラメータ設定
器13を設置(図2参照)しているが、前述したように
リモート・モードとローカル・モードとが混同するのを
回避するために、これらを同時に切り換える操作スイッ
チ14をVVVFインバータ10に備えるが、この操作
スイッチ14は設置しているVVVFインバータ10に
おいてのみ切り換え操作が可能である。
【0008】しかしながら、操作スイッチ14がリモー
ト・モードの位置にある場合でも、運転・停止指令のみ
はローカル・モードでの操作ができることが望ましいこ
とから、この要求を満たすために第1切替えスイッチ1
5をVVVFインバータ10に内蔵させる。すなわち第
1切替えスイッチ15へホストコントローラ2から切り
換え操作用のパラメータ信号Aを送ることにより、操作
スイッチ14がリモート・モード位置であっても、VV
VFインバータ10をローカル・モードで運転・停止さ
せることが可能になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近で
はプラントを制御するシステムはますます複雑になり、
プラントを運転する際の要求はより一層多様化するよう
になってきている。そのため、従来はVVVFインバー
タの運転・停止指令の操作場所の切り換えのみをホスト
コントローラ2から指令でリモート・モードにするかロ
ーカル・モードにするかの選択ができれば十分であった
が、最近では他の設定も選択できないと要求に応えられ
ないようになってきている。
【0010】そこでこの発明の目的は、プラント運転の
多様化に対応して、インバータのあらゆる指令や設定の
発令場所の切り換えをホストコントローラから指令でき
るようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、この発明のインバータの操作回路は、ホストコン
トローラと複数のインバータとを汎用シリアルインター
フェイスを介して接続し、前記ホストコントローラが発
令する各種設定や運転指令を前記各インバータへ伝送す
る構成のインバータの操作回路では、前記各インバータ
への各種設定や運転指令がホストコントローラまたは当
該インバータのいずれから与えられるかを選択する選択
スイッチを各インバータに別個に備え、且つ前記各種設
定や運転指令が前記ホストコントローラから与えられて
いる場合でも、所望の設定または運転指令を当該インバ
ータから与えることができる切替えスイッチを、各イン
バータに別個に備えるものとする。
【0012】各インバータに備える前記切替えスイッチ
は前記ホストコントローラから操作できるものとする。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例を表した回
路図であるが、この実施例回路は、図2で既述の従来例
回路に第2切替えスイッチ22と第3切替えスイッチ2
3とを付加した構成である。従って図2の従来例回路と
同じ部分の説明は省略し、付加した部分についてのみ説
明する。
【0014】図1に図示の実施例回路では、操作スイッ
チ14がリモート・モード側に位置している場合でも、
第2切替えスイッチ22をローカル・モード側に切り換
えることにより、VVVFインバータ10の周波数設定
値の変更をVVVFインバータ10かまたはその近くで
行うことができるし、第3切替えスイッチ23をローカ
ル・モード側に切り換えることにより、各種パラメータ
の変更もVVVFインバータ10かまたはその近くで行
うことができるようになる。かくして、従来から設置し
ている第1切替えスイッチ15に第2切替えスイッチ2
2と第3切替えスイッチ23とを付加することにより、
VVVFインバータ10の運転・停止のみではなく、周
波数設定や各種パラメータ変更のうちの任意の操作を、
ローカル・モード側で別個に行うことができる。
【0015】更にこれら第2切替えスイッチ22と第3
切替えスイッチ23の切り換え操作と、前述の第1切替
えスイッチ15の切り換え操作とは、いずれもホストコ
ントローラ2からシリアル通信伝送路3を介して与える
切り換え操作用のパラメータ信号(第2切替えスイッチ
22はパラメータ信号B,第3切替えスイッチ23はパ
ラメータ信号C)により別個に行うことができる。
【0016】
【発明の効果】ホストコントローラがシリアル通信伝送
路を介して複数のVVVFインバータを操作する場合
に、従来はリモート・モード(すなわちホストコントロ
ーラ)による操作か、またはローカル・モード(すなわ
ちVVVFインバータまたはその近傍)における操作か
を一括して切り換える操作スイッチが、VVVFインバ
ータに設置されているのみであったが、本発明では、前
記操作スイッチがリモート・モード位置にある場合で
も、ホストコントローラからシリアル通信伝送路を介し
て切り換え操作用のパラメータ信号を送ることにより、
運転・停止指令,または周波数設定,またはパラメータ
変更のいずれかをローカル・モードに切り換えることが
できるようになった。その結果、プラントなどの運転多
様化の要求に応えられる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を表した回路図
【図2】複数のVVVFインバータをホストコントロー
ラで操作する場合の回路構成の従来例を示した回路図
【図3】操作スイッチによりリモート・モードとローカ
ル・モードとを切り換え動作の従来例を示した回路図
【符号の説明】
2 ホストコントローラ 3 シリアル通信伝送路 10,20,30 VVVFインバータ 11,21,31 運転・停止指令器 12,22,32 周波数設定器 13,23,33 パラメータ設定器 14 操作スイッチ 15 第1切替えスイッチ 22 第2切替えスイッチ 23 第3切替えスイッチ A 第1切替えスイッチ操作用パラメータ
信号 B 第2切替えスイッチ操作用パラメータ
信号 C 第3切替えスイッチ操作用パラメータ
信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホストコントローラと複数のインバータと
    を汎用シリアルインターフェイスを介して接続し、前記
    ホストコントローラが発令する各種設定や運転指令を前
    記各インバータへ伝送する構成のインバータの操作回路
    において、 前記各インバータへの前記各種設定や運転指令は、前記
    ホストコントローラまたは当該インバータのいずれが与
    えるかを選択する選択スイッチを各インバータに別個に
    備え、且つ前記各種設定や運転指令を前記ホストコント
    ローラから与えている場合でも、所望の設定または運転
    指令を当該インバータから与えることができる切替えス
    イッチを、各インバータに別個に備えることを特徴とす
    るインバータの操作回路。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のインバータの操作回路に
    おいて、 各インバータに備えた前記切替えスイッチを前記ホスト
    コントローラから操作することを特徴とするインバータ
    の操作回路。
JP9254411A 1997-09-19 1997-09-19 インバータの操作回路 Pending JPH1198849A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9254411A JPH1198849A (ja) 1997-09-19 1997-09-19 インバータの操作回路

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JP9254411A JPH1198849A (ja) 1997-09-19 1997-09-19 インバータの操作回路

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Publication Number Publication Date
JPH1198849A true JPH1198849A (ja) 1999-04-09

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ID=17264611

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JP9254411A Pending JPH1198849A (ja) 1997-09-19 1997-09-19 インバータの操作回路

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JP (1) JPH1198849A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007282353A (ja) * 2006-04-05 2007-10-25 Yaskawa Electric Corp インバータ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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