JPH11508382A - 状況を感知する汎用インタフェース装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 着用可能な汎用ユーザインタフェース装置（１０）は、いろいろな電子装置と相互動作するようになっている。インタフェース装置（１０）には、温度センサー（１８）、圧力センサー（１４）、および２次元４象限力センサー（１６）など、各種のセンサーが含まれている。またインタフェース装置（１０）には、処理用回路、無線送信器、およびオプションの受信器が含まれている。好適実施例においては、インタフェース装置（１０）は、ユーザの指にはめられる指輪（１２）の形をしている。この装置は、着用者の指と親指とで動作する。望ましくは、インタフェース装置（１０）には、内部に実装された圧力センサー（１４）および外部に実装された２次元力センサー（１６）が含まれる。指輪（１２）自体の本体は、信号の送受信に使用する無指向性ループアンテナの役目をする。本インタフェース装置の代表的用途には、コンピュータ用無線マウス、テレビジョン、ステレオ、ＶＣＲなどの遠隔コントローラとしての使用が含まれる。

Description

【発明の詳細な説明】 状況を感知する汎用インタフェース装置 技術分野 本発明は、状況を感知して、各種形式の電子装置と交信する無線汎用インタフ ェース装置に関する。 背景技術 電子装置がより小型、高性能になり、さらにはより廉価になることが続くのに 伴って、いろいろな場所に電子装置が存在するようになりつつある。電子装置、 とくにマイクロプロセッサは、融通性、自由度が大きくかつ高機能のため、各種 の用途に使用できる。アメリカ合衆国における平均的な人々は、事実上毎日、無 数の電子装置と直面して対話している。かかる電子装置の数は、毎日の仕事をよ り確実に、便利にそして有効にしたいという希望の現れである。 いろいろな用途があるため、各電子装置は専用インタフェースを使用して、ユ ーザからの情報を受け取りかつユーザと交信するのが普通である。電子装置によ って実行されている特定の仕事の複雑さによって、ユーザインタフェースは簡単 にも複雑にもなりうる。たとえば、自動ドアは、赤外線ビームまたは圧力感知マ ットを使用して、ドアなどの装置を作動させる。ユーザは、マットを踏むことに よりまたは赤外線ビームを遮ることによって、ドアを開けたいという希望を電子 システムに伝える。この形式のインタフェースは、希望する機能を果たすために 、ユーザと装置との間で交換する必要のある情報が少ししか無いため、比較的簡 単である。さらにこの装置は、ほとんどのユーザを識別つまり区別しない。した がって、人間または動物のいずれかがビーム経路を横切っても、またはマットを 踏んでもドアは開くであろう。しかし、赤外線ビームは、高さを基準にしてユー ザを区別することができるし、マットは重さを基準にしてユーザを区別すること ができる。 いくつかの用途には、たとえばユーザをユニークに識別することなど、より詳 細な情報が必要になる。たとえば、現金自動預金・払出機（ＡＴＭ）は、ユーザ が銀行取引（transactions）を完了する前に、そのユーザをユニークに識別しな ければならない。この識別には、そのユーザが確認すべき識別符号を伝達する磁 気媒体を使用して行われるのが普通である。いったん識別されると、ユーザは、 数字キーおよびファンクションキーを備えたキーボードを介してＡＴＭと交信す る。普通、ＡＴＭは、ビデオディスプレー、音声信号を介し、そして印刷された 領収書を介してユーザと交信する。したがって、交換する必要のある情報量と、 各ユーザをユニークに識別する要求条件とのため、ユーザインタフェースはもっ と複雑になる。 ユーザと交信して各種機能を制御するため電子工学を利用する用途は、外にも 数え切れないほどある。さらに優れた用途の１つは、いろいろな媒体を使用して 情報を伝達するマイクロコンピュータである。代表的なマルチメディアコンピュ ータは、情報の蓄積および検索に使用する磁気媒体または光媒体、マウス、トラ ックボール、ディジタイザまたはタッチパッドなどのポインティング装置、キー ボード、音響を出力するためのスピーカ、そして同様な装置の内とくにビデオを 出力（そして接触感知ビデオスクリーンの場合は入力）するモニタを使用するこ とができる。したがって、情報量がかなり多く情報フォーマットが比較的多様な ため高度なユーザインタフェースが必要になる。その上、コンピュータを使用す る多くの用途には、何か別の情報を処理する前に、ユーザがユニークに識別され ることが要求される。 いくつかの装置は、特定周波数の電磁信号によって制御情報を送る専用遠隔制 御装置を使用する。これらの装置は、送信限界、受信器の位置、および電磁スペ クトルの使用可能な（使用されていない）周波数によって、赤外線、超音波、電 波または他の適切な周波数を使用することができる。このような装置には、遠隔 制御されるテレビジョン、音響装置、ビデオカセットレコーダ（ＶＣＲ）、キー を使用しない自動車用出入システム（automobile keyless entry systems）、ア ラームおよび車庫ドアオープナーが含まれている。 これらの遠隔コントローラは、ユーザのためにもっと便利な関連装置を動作さ せるように考えられている。しかし、多くのユーザは、それぞれ動作上の特徴が 異なるコントローラの数におそろしくなったり、うんざりしてしまう。その結果 、 ユーザは、各装置の基本的機能だけを使用することが多い。またこれらの装置は 、美的感覚を考慮する（aesthetic considerations）ことよりも関連する必要機 能によって設計されることが多い。そのような設計では、これらの装置が、意図 した環境と調和しないことが多い。その上、特定の遠隔制御装置の便利さは、そ の装置を見つけるためにかかる時間と、その後に続いて、希望する機能を果たす 動作の適切な順番を正しく知るためにかかる時間との関数である。 たとえば、遠隔制御のテレビジョンで夜のニュースを見たいユーザのことを考 えられたい。第１にユーザは、適切な遠隔制御装置を見つけなければならない。 この仕事は、人がまず最初に考えるよりも難しく、その家庭に何人ものユーザが 居る場合は特に難しい。適切な装置が見たかったとすると、ユーザは、どのボタ ンを押せばテレビジョンの電源が入り適切なチャネルに同調するのか、確かめな ければならない。遠隔制御によって与えられる技術的な「便利さ」は、テレビジ ョンの所に歩いて行き、手動で適切なチャネルを選ぶよりも、もっと多くの時間 と努力が必要になるかもしれない。 同様に、汎用マイクロコンピュータ上で走行する各種のアプリケーションプロ グラムには、特化したユーザインタフェースが使用されている。アプリケーショ ンプログラムは、都合良くユーザの効率を高め、ありふれた仕事を自動化するよ うに設計されているが、そのアプリケーションプログラムの使い方を学習するた めに非常に多くの時間と努力を費やすことが多い。したがって、ユーザは関連す るユーザインタフェースの便利さを基準にして特定のプログラム、または特定の 入出力装置を選択すればよい。コンピュータソフトウエアの傾向は、装置に命令 して希望する機能を実行するため、装置との対話方法の学習にユーザが時間を浪 費しなくてもよいように、より均一なユーザインタフェースを提供することであ る。上に説明したようないろいろ異なる電子装置は、均一な制御機能をもつ共通 ユーザインタフェースを備えていることが望ましい。望ましくはこのような汎用 インタフェースは、特定のアプリケーションつまり実行される機能に関係なく、 比較的容易に動作しなければならない。 発明の要約 したがって、本発明の目的は、ユーザと各種電子装置との間で情報を交換する 汎用インタフェース装置を提供することである。 本発明の別の目的は、均一な制御を使用して、いくつかの異なる電子装置と相 互動作する汎用インタフェース装置を提供することである。 本発明のさらに別の目的は、状況を感知するインタフェース装置を提供するこ とであって、このインタフェース装置は、すぐ近くの環境内の電子装置と交信し て、ユーザに要求されている機能はどれであるか決定する。 本発明のさらに別の目的は、いくつかの異なる動作環境とよく融和し、美的感 覚を楽しめる汎用インタフェース装置を提供することである。 本発明のさらに別の目的は、いくつかの異なる電子製品と一緒に使用するため 、アクセスが容易で即時使用可能な汎用インタフェース装置を提供することであ る。 本発明に追加される目的は、いつも携帯することができ、ユーザや他の人の人 目につかず気持ちよく操作できる汎用インタフェース装置を提供することである 。 本発明の別の目的は、ユーザが各種電子装置によりユニークに識別されること を可能にする汎用ユーザインタフェース装置を提供することである。 本発明のさらに別の目的は、指にはめることのできる指輪の形をしていて、ユ ーザに関心のある情報処理能力付き（intelligent device）装置に対して情報を 伝達する汎用インタフェース装置を提供することである。 本発明の上記目的やその他の目的並びに特徴を実現する場合、汎用ユーザイン タフェースは、ユーザに関心のある少なくとも１つの電子装置と相互動作するよ うになっている。このインタフェースには、メモリと交信するプロセッサと、電 子装置に識別情報および制御情報を送る送信器とが含まれている。指輪には、制 御コマンドを示すユーザからの入力を受信する少なくとも１つのセンサーが含ま れている。 本発明によって生じる利点がいくつかある。指輪の形をした汎用ユーザインタ フェースを提供することは、有用性、即時性、美的感覚の楽しみ、人目につかな いこと、およびユーザに対する安心感を提供することになる。指輪の中に電子部 品を組み込んで、識別情報や各種ビジネスの取引に使用できる価格情報を選択的 に格納したり検索したりすることを可能にすることにより、本発明の汎用ユーザ インタフェースの別の利点が実現される。識別情報だけでなく制御情報の送信で きるように、汎用ユーザインタフェースとして機能する指輪の中に（電波、赤外 線、光、超音波などの）無線送信器を組み込むことによって、本発明のさらに別 の利点が生ずる。 汎用ユーザインタフェース指輪の中に無線受信器を埋め込み、この指輪が、自 身の存在する環境から情報を受信し、この受信した情報を使用して、状況に特化 された制御機能を決定することによって、別の実施例で実現されている本発明の 追加利点が生ずる。さらに、無線送信器および無線受信器に共用できるループア ンテナとして金属指輪全体を使用すると、多くの用途に十分な伝達距離が提供さ れるとともに、指輪に必要なサイズが小さくなる。 本発明の上記目的およびその他の目的、特徴、および利点は、本発明を実現す るための最適態様に関する以下の詳細な説明を添付の図面とともに利用される場 合、当業者に容易に理解できるであろう。 図面の簡単な説明 図１は、本発明による汎用ユーザインタフェース装置の透視図である。 図２は、本発明による汎用ユーザインタフェース装置が使用されている状態を 示す透視図である。 図３は、本発明による汎用ユーザインタフェース装置のブロック図である。 図４は、本発明による汎用ユーザインタフェース装置の別の実施例の透視図で あって、この汎用ユーザインタフェース装置は、内径の両端で対向している圧力 センサーを使用している。 図５は、本発明による汎用ユーザインタフェース装置が代表的な動作環境で使 用されていることを示す絵画的表現である。 発明を実現する最適態様 図１を参照すると、本発明による汎用ユーザインタフェースの透視図が示され ている。図示されているとおり、好適実施例においては、汎用ユーザインタフェ ース１０は、指にはめることのできる指輪１２の中および、または周囲に含まれ る。本発明は、汎用ユーザインタフェース１０を収容するために選ばれた特定の アクセサリ（the wearable）より優れていることは勿論である。したがって、本 発明は指輪だけに限定されるものではなく、時計、腕輪など、いくつかのアクセ サリのどれにでも含めることができる。本発明の汎用ユーザインタフェースは、 以前とは違う便利さとなるよう、いつも携帯できるように設計されているので、 何かを見つけたり、手を伸ばして取ったり、拾い上げたりすることを必要とせず 、本装置をすぐに使用することができる。また、本発明は、その動作にわずかな 物理的運動を必要とするだけなので、他人に見つからずに、ユーザがこっそり操 作できるようになっている。 図１の参照を続けると、以下詳細に説明するとおり、指輪１２は、無指向性信 号を送受するループアンテナとして機能することができる。望ましくは指輪１２ には、指輪１２の内径の周囲のどこにでも配置できる内側圧力センサー１４が含 まれる。望ましくは、圧力センサー１４は、指輪１２の内径の中に配置された厚 膜圧力センサーである。２次元力（つまり圧力）センサー１６は、着用者による 動作を容易にするため、以下図２を参照して詳細に説明するとおり、指輪の外径 に配置されている。望ましくは、センサー１６は、（図３に最も良く示されてい る）標準のイソメトリック２次元４象限力センサーである。１つの実施例におい ては、汎用ユーザインタフェース１０の最先端特徴機能として温度センサー１８ や脈拍センサー２０などのセンサーが追加される。各種センサーおよびループア ンテナは、指輪１２の収納部分２０に封入された送信器／受信器や処理用電子部 品と電気的に交信している。 また図１に示すとおり、一般に美しい曲線２４によって示される収納部分２２ 内部の送信器／受信器は、無指向性信号を送信または受信することができる。こ れらの信号は、ユーザと電子装置との間の情報の交換を容易にすることができる 。つまり収納部分２２内部の電子部品に電力を供給することができる。たとえば 、１つの実施例において、受動電子部品を収納部分２２の内部に配置して外部で 発生した電磁界により励起される共振回路の特性を変更することにより、この受 動電子部品が作動する。本実施例において、指輪１０は、すぐ近くにある各種電 子装置と電磁的に結合する。 別の実施例においては、収納部分２２に小型のバッテリ５０（図５に示す）が 含まれていて、収納部分２２に含まれている能動電子部品に電力を供給する。こ のバッテリは、コンパチブルな（示されていない）充電場所で電磁結合により再 充電することができる。代替品として、リチウムバッテリなどの使い捨てバッテ リを使用してもよい。また汎用インタフェース装置１０には、指輪１２の収納部 分２２の内部または周囲に指向性アンテナを含めることもできる。指向性アンテ ナ２６は、以下詳細に説明するとおり、機能を追加して状況の識別を容易にする 。 つぎに図２を参照すると、本発明による汎用インタフェース装置の操作方法が 示されている。望ましくは、指輪１２はユーザの手Ｈの人さし指Ｉにはめられる 。そうすると、２次元の矢印３０で示すとおり、ユーザは、親指を使って力セン サー１６を容易に操作することができる。収納部分２２の内部に配置された処理 用電子部品は、センサー１６から受信した情報を処理して、ユーザの近くにある 適切な電子装置と交信する。望ましくは、インタフェース装置１０の伝達距離は 約１０メートルあることである。 図２の参照を続けると、（図１に最も良く示されている）圧力センサー１４は 、電子装置と交信するためのユーザに追加入力を供給する。一般に矢印３２で示 すとおり、ユーザが人さし指Ｉを曲げると、指輪１２が外接している筋肉が収縮 し、その部分の圧力が増加する。圧力センサー１４は、この圧力の増加を検出し て、収納部分２２に配置されている処理用電子部品にこの情報を伝達する。圧力 センサー１４によって発生したアナログ信号は、処理用電子部品によって較正さ れてディジタル信号に変換され、圧力が調整可能なしきい値以上になるとトリガ 信号が発生する。このトリガ信号は電子装置に伝達され、遠くからこの装置を作 動させる。 つぎに図３を参照すると、本発明による汎用ユーザインタフェース装置のブロ ック図が示されている。圧力センサー１４、２次元力センサー１６、温度センサ ー１８、脈拍センサー２０など、装置１０の各種センサーは、収納部分２２に配 置されたアナログ・ディジタル（Ａ／Ｄ）変換器４０と電気的に交信する。Ａ／ Ｄ変換器４０は、アナログ信号をディジタル信号に変換して、このディジタル信 号をプロセッサ４２に伝達する。勿論、各種センサーによって発生した信号の特 定の特性によっては、いくつかのＡ／Ｄ変換器が使用される。望ましくは、プロ セッサ４２は、融通性と適応性とを備えたマイクロプロセッサである。しかし、 プロセッサ４２は、汎用マイクロプロセッサよりかなり低電力を使用するように 設計された特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）でもよい。汎用ユーザインタフェ ース装置１０は、レベルが変化する機能をもたせるように構成してもよい。 図３の参照を続けると、プロセッサ４２は、演算命令、ユーザ識別符号、不当 アクセス防止符号（security access codes）などを含む各種情報の格納と検索 に使用されるメモリ４４に接続されている。モデム４６は信号の変調と復調を実 行して、いくつかの標準プロトコルのどれかを実現する。望ましくは、ＲＳ−２ ３２プロトコルなど、シリアル通信プロトコルが使用される。モデム４６がトラ ンシーバ４８に信号を転送すると、トランシーバは無指向性アンテナ（指輪）１ ２または指向性アンテナ２６を介して適切な周波数で送信するため信号を調整す る。バッテリ５０は、各種電子部品に電力を供給するので収納部分２２の内部に 配置される。 動作する場合、インタフェース装置１０は、ユーザインタフェース装置に状況 に関する情報を提供するため、すぐ近くにある情報処理能力付き電子装置と交信 を続ける。したがって、従来技術による多くの遠隔コントローラと異なり、本発 明のインタフェース装置は、このインタフェース装置のすぐ近くにあり、トラン シーバ４８を介してインタフェース装置が制御できる目標物から情報を受信する 。プロセッサ４２にはソフトウエア状態マシンが含まれており、このマシンは各 種装置から受信した信号をモニタして、必要に応じて現在状態を変更し、受信し た信号と状態マシンの現在状態とに基づいてコマンドを発生させる。したがって 、発生したコマンドは、ユーザとインタフェース装置の現在の環境（状況(conte xt)）を感知する。 たとえば、情報処理能力付き薬物保管容器つまりスマート錠剤瓶を考えられた い。この瓶を開けるたびに、瓶は汎用インタフェース装置と交信して、取り出し た薬のタイプと量およびユーザの識別など、ある種のデータを記録する。スマー ト錠剤瓶は、ユーザが間違った時刻にその錠剤を服用しようとした場合、あるい は既にその日の適切な薬を服用してしまった場合、警告を与えるか自動的にロッ クするであろう。 図３に示すとおり、プロセッサ４２は温度センサー１８および脈拍センサー２ ０と交信する。温度センサー１８は、ユーザの周辺の周囲温度を感知する。自動 制御モードの場合、汎用インタフェース装置は、加熱／冷却システムと交信して 、周囲温度をユーザが決定した希望温度に調節する。脈拍センサー２０は指輪１ ２の内側表面に配置されているので、ユーザの指と直接接触している。脈拍セン サー２０は、脈拍数とその時間（プロフィール）とを測定するので、ユーザをユ ニークに識別するのに使用できる。期待したパターンが検出できない場合、この 指輪の全機能は動作不能になる。この動作不能になることは、このインタフェー スが制御できる各種電子装置に対する無許可操作および、または無許可アクセス を防止する安全対策が組み込まれていることになる。 図３の参照を続けると、プロセッサ４２は、自己学習モードつまりプログラミ ングモードを備えているので、汎用インタフェース装置を各種の新しい電子装置 または従来の電子装置に適応させることができる。普通各電子装置は、独自のコ マンドおよび、または通信プロトコルを備えているので、１つの遠隔コントロー ラは、それに結合する装置を制御できるだけである。本発明の汎用ユーザインタ フェース装置には、ユーザが、前もって確認されていない装置を制御したい場合 、これらのコマンド列を学習する手段が含まれている。この特徴は、市販の汎用 遠隔コントローラが提供しているものと同様である。 つぎに図４を参照すると、本発明による汎用ユーザインタフェース装置の別の 実施例が示されている。本実施例において、指輪６０には、直径の両端で対向し ている力センサー６２、６４が含まれており、これらのセンサーは、収納部分６ ８に配置されている処理用電子部品と交信する。トリガ信号を発生させるために は、対向する力センサー６２、６４の２つを作動させなければならない。この配 列にすると、外部から加えられる力によって発生する疑似トリガ信号の確率（li keliood）が小さくなる。たとえば、ユーザが品物を携帯している場合、または 壁によりかかっている場合、外部から加えられる力は２つの力センサー６２，６ ４のどちらか１つだけを動作させるので、トリガ信号は発生しない。しかし、ユ ーザが指輪をはめた指を曲げると、センサー６２，６４の両方が動作してトリガ 信号が発生する。 勿論、図４の指輪６０は、温度センサー、脈拍センサーなど別のセンサーに加 えて、図１のセンサー１６のような２次元力センサーを含むように構成してもよ い。また、隣接するセンサーが逐次動作すると、制御中の装置に方向ベクトルま たは動きベクトルが供給されるように、指輪６０を隣接するセンサーで構成して もよい。同様に、センサーの逐次動作の速さによって、速度ベクトルを検出し、 制御中の装置に伝達してもよい。 つぎに図５を参照すると、本発明による汎用ユーザインタフェース装置の代表 的動作環境が図示されている。ユーザ８０は汎用ユーザインタフェース装置８２ をはめているが、この装置８２は上に説明した無指向性アンテナを介して、周囲 の電子装置と交信を続ける。したがって、装置８２は、デスクトップコンピュー タ８４、天井ファン８６、照明灯８８、熱電対９０、ドアストップ９２、テレビ ジョン９４、ＶＣＲ９６および音響システム９８を含む現在の電子環境に応答す る。望ましくは、インタフェース装置は、すぐ近くの環境の中にあるこのような 各種電子装置から情報を連続して受信し、受信した情報を使用して、このユーザ に関する特定状況を決定する。このインタフェース装置で発生した特定の制御信 号は、この特定の状況によって決まるであろう。 図５の参照を続けると、インタフェース装置８２は標準のコンピュータマウス に代わってデスクトップコンピュータ８４を制御する。インタフェース装置８２ は、ユーザ８０がマーク動作または「クリック」動作だけでなく、２次元のアナ ログ制御情報を表すことを可能にする。２次元制御は、インタフェース装置８２ の等軸力センサー上のユーザの親指の動きによって実行され、「クリック」は、 インタフェース装置８２をはめている指を曲げることにより実行される。指を曲 げる動作と親指に要求される動きとは、相互に干渉しない個別の筋肉の運動を使 用しているので、インタフェース装置８２は容易に操作される。 図５に示すとおり、ユーザ８０はインタフェース装置８２を使用して部屋の周 囲温度を調節することができる。インタフェース装置８２が熱電対９２に向けら れていると、上に説明した指向性アンテナを介して通信リンクが確立される。現 在「設定されている」温度は、インタフェース装置８２の２次元力センサーを介 して調節できる。同じように、インタフェース装置８２を使用して、図示されて いる他の各種電子装置を制御することができる。インタフェース装置８２を特定 の装置に向けることにより、異なる通信リンクが確立され、制御される装置とイ ンタフェース装置との間で情報が交換される。 したがって、ユーザ８０は、壁面スイッチ１０２あるいは装置自体の方向に向 き、指を曲げて装置を作動させることにより、ファン８６あるいは照明灯８８を 制御することができる。インタフェース装置８２をステレオ９８に向けて「クリ ック」するか、２次元力センサーを使用することにより、スピーカ１００の音量 を制御できる。またインタフェース装置８２が自動ドアストップ９２を制御する と、金属板９３に対する磁気吸引力によってドアＤを開いておく電磁石の動作を 停止させることにより、ドアＤが閉まる。 また汎用ユーザインタフェース装置８２は、各種目標物に組み込まれた電子メ モリに情報を書き込んだり、その電子メモリから情報を読み出したりするために も使用できる。たとえば、ユーザ８０はインタフェース装置８２を使用して、電 子メモリが組み込まれた椅子１０４に関する情報と交信することができる。かか る情報には、購入した日付、製造業者、購入価格などが含まれているであろう。 汎用ユーザインタフェース装置８２は、ユーザの状況に応答して、制御中の装 置にユーザ識別情報を送信できるのであるから、異なるユーザには異なるレベル の制御が使用可能である。たとえば、インタフェース装置８２を使用してテレビ ジョン９４を制御することができる。親が自分のインタフェース装置８２を使用 してテレビジョン９４を制御する場合は、全チャネルと全機能が使用できる。し かし、子供が自分のインタフェース装置を使用する場合は、親が予め選択したチ ャネルおよび、または機能だけを使用することができる。 電子装置や情報装置が環境の中でますます普及されるのに伴って、本発明の汎 用ユーザインタフェース装置は、わかりやすい用途に使用されるであろう。本発 明で考えられているいくつかの用途には、インタフェース装置を使用して、自動 ドアオープナー、現金自動預金・払出機、公衆自動市外電話ボックス （automatic toll booths）、家庭電子装置、室内環境制御、ナビゲーション、 トラッキングおよびデータベース（情報アクセス及び検索）と対話して動作させ ることが含まれている。しかし、各種用途に関する上記リストは、すべての用途 を含んでいるわけではなく、また排除するわけでもない。つまり用途に関する唯 一のリストではない。 このように、ここに示しかつ説明した本発明の形は、本発明の好適実施例を構 成しているが、これらの形が、本発明に可能な形のすべてを示すように意図され ていないことは、当然理解されるはずである。また、使用した用語は限定的では なく記述的であり、以下につづく請求の範囲のとおり、本発明の趣旨と範囲を逸 脱せずに各種の変更ができることも理解されるはずである。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】１９９６年１１月２２日 【補正内容】 請求の範囲 １．状況を感知し、ユーザに関心のある少なくとも１つの電子装置と相互動作 するユーザインタフェースであって、 前記ユーザからの入力を受信し、前記受信した入力に応答してセンサー信号を 発生させる少なくとも１つのセンサーと、 １組の命令と識別情報とを格納するメモリと、 電子装置の非常に近くに受信器がある場合、少なくとも１つの電子装置から信 号を受信し、前記ユーザインタフェースに状況情報を提供する前記受信器と、 前記メモリ、前記受信器、および前記１組の命令を実行する前記少なくとも１ つのセンサーと交信するプロセッサであって、前記環境情報に基づいて前記少な くとも１つの電子装置に対する制御コマンドを発生させ、前記制御コマンドは前 記センサー信号に応答するプロセッサと、 前記プロセッサと交信して、前記電子装置に前記識別情報と前記制御コマンド とを送信する送信器と、 前記送信器と交信して、前記識別情報および前記制御コマンドの対象となる前 記少なくとも１つの電子装置に信号を送信する少なくとも１つのアンテナと、 を含むユーザインタフェース。 ２．請求項１記載のユーザインタフェースにおいて、前記プロセッサはマイク ロプロセッサであるユーザインタフェース。 ３．請求項１記載のユーザインタフェースにおいて、前記少なくとも１つのセ ンサーは２次元力センサーで構成されるユーザインタフェース。 ４．請求項１記載のユーザインタフェースにおいて、前記少なくとも１つのセ ンサー、前記メモリ、前記プロセッサ、前記受信器および前記送信器は、前記ユ ーザの指にはめることのできる指輪に実装されるユーザインタフェース。 ５．請求項４記載のユーザインタフェースにおいて、前記少なくとも１つのア ンテナは、ループアンテナで構成されるユーザインタフェース。 ６．請求項４記載のユーザインタフェースにおいて、前記指輪は、少なくとも １つのアンテナとして機能するユーザインタフェース。 ７．ユーザに関心のある複数の電子装置と交信する着用可能なユーザインタフ ェースであって、 前記ユーザの指にはめることのできる指輪と、 前記指輪に実装され、前記ユーザからの入力を受信し、前記受信した信号に応 答してセンサー信号を発生させる少なくとも１つのセンサーと、 前記指輪に実装され、ディジタル情報を格納するメモリと、 前記指輪に実装され、前記ユーザインタフェースの非常に近くにある前記複数 の電子装置のそれぞれと連続して交信し、前記ユーザインタフェースに状況情報 を自動的に提供する受信器と、 前記指輪に実装され、前記メモリ、前記受信器および前記少なくとも１つのセ ンサーと交信するプロセッサであって、前記状況情報に基づいて前記センサー信 号に応答し、前記複数の電子装置の少なくとも１つに対する制御コマンドを発生 させるプロセッサと、 前記指輪に実装され、前記プロセッサと交信して、前記複数の電子装置の前記 少なくとも１つに前記ディジタル情報および前記制御コマンドを送信する送信器 と、 を含む着用可能なユーザインタフェース。 ８．請求項７記載の着用可能なユーザインタフェースにおいて、前記プロセッ サはマイクロプロセッサであるユーザインタフェース。 ９．請求項７記載の着用可能なユーザインタフェースにおいて、前記少なくと も１つのセンサーは、２次元力センサーで構成される着用可能なユーザインタフ ェース。 １０．請求項７記載の着用可能なユーザインタフェースにおいて、前記少なくと も１つのセンサーは、前記指輪の外側表面に実装された２次元力センサーで構成 される着用可能なユーザインタフェース。 １１．請求項７記載の着用可能なユーザインタフェースにおいて、前記少なくと も１つのセンサーは、前記指輪の内側表面に実装された厚膜圧力センサーで構成 される着用可能なユーザインタフェース。 １２．請求項１１記載の着用可能なユーザインタフェースにおいて、前記少なく とも１つのセンサーは、ユーザが指を曲げると信号を発生させる着用可能なユー ザインタフェース。 １３．請求項７記載の着用可能なユーザインタフェースにおいて、前記少なくと も１つのセンサーは、内部に実装され、間隔をおいて設置された１対の圧力セン サーで構成され、前記圧力センサーは、外部から加えられた力によって誘起され る活性化を妨害するように配置されている着用可能なユーザインタフェース。 【手続補正書】 【提出日】１９９８年１０月６日 【補正内容】 『 請求の範囲 １．状況を感知し、ユーザに関心のある少なくとも１つの電子装置と相互動作 するユーザインタフェースであって、 前記ユーザからの入力を受信し、前記受信した入力に応答してセンサー信号を 発生させる少なくとも１つのセンサーと、 １組の命令と識別情報とを格納するメモリと、 受信器の非常に近くにある複数の電子装置のそれぞれと交信し、前記ユーザイ ンタフェースに状況情報を自動的に提供する前記受信器と、 前記１組の命令を実行するために前記メモリ、前記受信器、および前記少なく とも１つのセンサーと交信するプロセッサであって、前記状況情報に基づいて前 記複数の電子装置の少なくとも１つに対する制御コマンドを発生させ、前記制御 コマンドは前記センサー信号に応答するプロセッサと、 前記プロセッサと交信して、前記電子装置に前記識別情報と前記制御コマンド とを送信する送信器と、 前記送信器と交信して、前記識別情報および前記制御コマンドの対象となる前 記少なくとも１つの電子装置に信号を送信する少なくとも１つのアンテナと、 で構成されるユーザインタフェース。 ２．請求項１記載のユーザインタフェースにおいて、前記プロセッサはマイク ロプロセッサであるユーザインタフェース。 ３．請求項１記載のユーザインタフェースにおいて、前記少なくとも１つのセ ンサーは、２次元力センサーで構成されるユーザインタフェース。 ４．請求項１記載のユーザインタフェースにおいて、前記少なくとも１つのセ ンサー、前記メモリ、前記プロセッサ、前記受信器および前記送信器は、前記ユ ーザの指にはめることのできる指輪に実装されるユーザインタフェース。 ５．請求項４記載のユーザインタフェースにおいて、前記少なくとも１つのア ンテナは、ループアンテナで構成されるユーザインタフェース。 ６．請求項４記載のユーザインタフェースにおいて、前記指輪は、少なくとも １つのアンテナとして機能するユーザインタフェース。 ７．ユーザに関心のある複数の電子装置と交信する着用可能なユーザインタ フェースであって、 前記ユーザの指にはめることのできる指輪と、 前記指輪に実装され、前記ユーザからの入力を受信し、前記受信した信号に応 答してセンサー信号を発生させる少なくとも１つのセンサーと、 前記指輪に実装され、ディジタル情報を格納するメモリと、 前記指輪に実装され、前記ユーザインタフェースの非常に近くにある前記複数 の電子装置のそれぞれと連続して交信し、前記ユーザインタフェースに状況情報 を自動的に提供する受信器と、 前記指輪に実装され、前記メモリ、前記受信器および前記少なくとも１つのセ ンサーと交信するプロセッサであって、前記状況情報に基づいて前記センサー信 号に応答し、前記複数の電子装置の少なくとも１つに対する制御コマンドを発生 させるプロセッサと、 前記指輪に実装され、前記プロセッサと交信して、前記複数の電子装置の前記 少なくとも１つに前記ディジタル情報および前記制御コマンドを送信する送信器 と、 を含む着用可能なユーザインタフェース。 ８．請求項７記載の着用可能なユーザインタフェースにおいて、前記プロセッ サはマイクロプロセッサであるユーザインタフェース。 ９．請求項７記載の着用可能なユーザインタフェースにおいて、前記少なくと も１つのセンサーは、２次元力センサーで構成される着用可能なユーザインタフ ェース。 １０．請求項７記載の着用可能なユーザインタフェースにおいて、前記少なく とも１つのセンサーは、前記指輪の外側表面に実装された２次元力センサーで構 成される着用可能なユーザインタフェース。 １１．請求項７記載の着用可能なユーザインタフェースにおいて、前記少なく とも１つのセンサーは、前記指輪の内側表面に実装された厚膜圧力センサーで構 成される着用可能なユーザインタフェース。 １２．請求項１１記載の着用可能なユーザインタフェースにおいて、前記少な くとも１つのセンサーは、ユーザが指を曲げると信号を発生させる着用可能 なユーザインタフェース。 １３．請求項７記載の着用可能なユーザインタフェースにおいて、前記少なく とも１つのセンサーは、内部に実装され、間隔をおいて設置された１対の圧力セ ンサーで構成され、前記圧力センサーは、外部から加えられた力によって誘起さ れる活性化を妨害するように配置されている着用可能なユーザインタフェース。 』

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，Ｕ Ｇ)，ＵＡ(ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＢ，ＢＧ ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ， ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＳ，ＪＰ，Ｋ Ｅ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ， ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，Ｓ Ｇ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ ，ＵＺ，ＶＮ (72)発明者 フェルゼンシュタイン，リー アメリカ合衆国 94306 カリフォルニア 州 パロアルト，ブライサン アベニュー 578

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ユーザに関心のある少なくとも１つの電子装置と相互動作するユーザイン タフェースであって、 前記ユーザからの入力を受信して、前記受信した入力に応答してセンサー信号 を発生させる少なくとも１つのセンサーと、 １組の命令と識別情報とを格納するメモリと、 前記メモリと交信しかつ前記１組の命令を実行する少なくとも１つのセンサー と交信するプロセッサであって、前記センサー信号に応答して少なくとも１つの 電子装置に対する制御コマンドを発生させるプロセッサと、 前記プロセッサと交信して、前記電子装置に前記識別情報と前記制御コマンド とを送信する送信器と、 前記送信器と交信して、前記識別情報および前記制御コマンドの対象となる前 記少なくとも１つの電子装置に信号を送信する少なくとも１つのアンテナと、 を含むユーザインタフェース。 ２．請求項１記載のユーザインタフェースであって、 前記プロセッサおよび前記少なくとも１つのアンテナと交信して、少なくとも １つの電子装置から信号を受信する受信器をさらに含むユーザインタフェース。 ３．請求項２記載のユーザインタフェースにおいて、前記プロセッサは、前記 受信した信号および前記センサー信号に応答して制御コマンドを発生させるユー ザインタフェース。 ４．請求項１記載のユーザインタフェースにおいて、前記プロセッサはマイク ロプロセッサであるユーザインタフェース。 ５．請求項１記載のユーザインタフェースにおいて、前記少なくとも１つのセ ンサーは２次元力センサーを含むユーザインタフェース。 ６．請求項１記載のユーザインタフェースにおいて、前記少なくとも１つのセ ンサー、前記メモリ、前記プロセッサ、および前記送信器は、前記ユーザの指に はめることのできる指輪に実装されるユーザインタフェース。 ７．請求項６記載のユーザインタフェースにおいて、前記少なくとも１つのア ンテナは、ループアンテナで構成されるユーザインタフェース。 ８．請求項６記載のユーザインタフェースにおいて、前記指輪は、少なくとも １つのアンテナとして機能するユーザインタフェース。 ９．ユーザに関心のある複数の電子装置と交信する着用可能なユーザインタフ ェースであって、 前記ユーザの指にはめることのできる指輪と、 前記指輪に実装され、前記ユーザからの入力を受信し、前記受信した信号に応 答してセンサー信号を発生させる少なくとも１つのセンサーと、 前記指輪に実装され、ディジタル情報を格納するメモリと、 前記指輪に実装され、前記メモリおよび前記少なくとも１つのセンサーと交信 するプロセッサであって、前記センサー信号に応答して前記複数の電子装置に対 する制御コマンドを発生させるプロセッサと、 前記指輪に実装され、前記プロセッサと交信して、前記複数の電子装置に前記 ディジタル情報および前記制御コマンドを送信する送信器と、 を含む着用可能なユーザインタフェース。 １０．請求項９記載の着用可能なユーザインタフェースであって、 前記プロセッサと交信して、前記複数の電子装置から信号を受信する受信器、 をさらに含む着用可能なユーザインタフェース。 １１．請求項１０記載の着用可能なユーザインタフェースにおいて、前記プロセ ッサは、前記受信した信号および前記センサー信号に応答して制御コマンドを発 生させる着用可能なユーザインタフェース。 １２．請求項９記載の着用可能なユーザインタフェースにおいて、前記プロセッ サはマイクロプロセッサである着用可能なユーザインタフェース。 １３．請求項９記載の着用可能なユーザインタフェースにおいて、前記少なくと も１つのセンサーは、２次元力センサーで構成される着用可能なユーザインタフ ェース。 １４．請求項９記載の着用可能なユーザインタフェースにおいて、前記少なくと も１つのセンサーは、前記指輪の外側表面に実装された２次元力で構成されるセ ンサー着用可能なユーザインタフェース。 １５．請求項９記載の着用可能なユーザインタフェースにおいて、前記少なくと も１つのセンサーは、前記指輪の内側表面に実装された厚膜圧力センサーで構成 される着用可能なユーザインタフェース。 １６．請求項１５記載の着用可能なユーザインタフェースにおいて、前記少なく とも１つのセンサーは、ユーザが指を曲げると信号を発生させる着用可能なユー ザインタフェース。 １７．請求項９記載の着用可能なユーザインタフェースにおいて、前記少なくと も１つのセンサーは、内部に実装され、直径の両端で対向している１対の圧力セ ンサーで構成され、前記圧力センサーは、外部から加えられた力によって誘起さ れる活性化を妨害するように配置されている着用可能なユーザインタフェース。