JP2004349969A - 無線通信システム及びプログラム - Google Patents

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Shinya Kobayashi
真也 小林
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Abstract

【課題】忘れ物を効果的に防止する。
【解決手段】無線通信を行う第1無線通信装置と、それぞれが第1無線通信装置と無線通信を行う複数の第2無線通信装置とを備えた無線通信システムであって、複数の第2無線通信装置のそれぞれは、当該第2無線通信装置を識別する識別情報を、第1無線通信装置に発信する発信部を有し、第1無線通信装置は、複数の第2無線通信装置のうち、第1無線通信装置と通信するべき少なくとも一の第2無線通信装置の識別情報を格納する装置識別情報格納部と、当該第1無線通信装置と通信している第2無線通信装置から取得した識別情報が、装置識別情報格納部に格納されている識別情報と一致するかを判断する識別情報一致性判断部と、識別情報一致性判断部により識別情報が一致しないと判断された場合に、当該第1無線通信装置の通信対象が、通信するべき装置とは異なる旨の情報を出力する出力部とを有する無線通信システムを提供する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線通信システム及びプログラムに関する。特に本発明は、携行品の置き忘れを検出する無線通信システム及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯品及び携帯品を保持する携帯者の双方に、無線通信機を設けておき、これらの無線通信機が互いに通信不能になった場合に警報を発するシステムが提案されている(特許文献1参照。)。これにより、携帯者は、携帯品を置き忘れそうな場合に警報を受けることができ、忘れ物を防止することができる。
【0003】
【特許文献1】
特許第3051730号明細書
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記システムにおいて、携帯者は、無線通信機を携帯しなければならず、不便である。更に、携帯者の状況によって、例えば、携帯者の所在位置や移動方向に応じて、処理を切り替えることができず、不便である。
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできる無線通信システム及びプログラムを提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明の第1の形態によると、無線通信を行う第1無線通信装置と、それぞれが第1無線通信装置と無線通信を行う複数の第2無線通信装置とを備えた無線通信システムであって、複数の第2無線通信装置のそれぞれは、当該第2無線通信装置を識別する装置識別情報を、第1無線通信装置に対して発信する発信部を有し、第1無線通信装置は、複数の第2無線通信装置のうち、当該第1無線通信装置と通信するべき少なくとも一の第2無線通信装置の装置識別情報を格納する装置識別情報格納部と、当該第1無線通信装置と通信している第2無線通信装置から取得した装置識別情報の組合せが、装置識別情報格納部に格納されている装置識別情報の組合せと一致するか否かを判断する識別情報一致性判断部と、識別情報一致性判断部により装置識別情報が一致しないと判断された場合に、当該第1無線通信装置の通信対象が、通信するべき装置の組合せとは異なる旨の情報を出力する出力部とを有する無線通信システムを提供する。
また、第1無線通信装置は、第2無線通信装置のそれぞれが、当該第1無線通信装置に対して何れの方向から近接したかを示す近接方向を検出する近接方向検出部を更に備え、装置識別情報格納部は、第1無線通信装置に近接することにより通信するべき第2無線通信装置を識別する装置識別情報を、近接方向毎に格納し、識別情報一致性判断部は、当該第1無線通信装置に近接して通信を開始した第2無線通信装置から取得した装置識別情報の組合せが、近接方向検出部により検出された近接方向に対応付けられた装置識別情報の組合せと一致するか否かを判断してもよい。
【0006】
また、装置識別情報格納部は、当該第1無線通信装置と通信するべき第2無線通信装置の装置識別情報の組合せを複数格納し、第1無線通信装置は、装置識別情報格納部に格納された複数の装置識別情報の組合せのうち、一の組合せを、当該第1無線通信装置と通信している第2無線通信装置の組合せに基づき選択する装置識別情報選択部を更に備え、識別情報一致性判断部は、当該第1無線通信装置と通信している第2無線通信装置の組合せが、装置識別情報選択部により選択された一の組合せと一致するか否かを判断してもよい。
また、識別情報一致性判断部は、第1無線通信装置と通信している第2無線通信装置から取得した装置識別情報が、装置識別情報格納部に格納されている装置識別情報の組合せと比較して不足するか否かを判断し、出力部は、識別情報一致性判断部により、第2無線通信装置から取得した装置識別情報が、装置識別情報格納部に格納されている装置識別情報と比較して不足すると判断された場合に、当該第1無線通信装置の通信対象が、通信するべき装置の組合せと比較して不足している旨の情報を出力してもよい。
【0007】
本発明の第2の形態によると、無線通信を行う第1無線通信装置と、それぞれが第1無線通信装置と無線通信を行う複数の第2無線通信装置とを備えた無線通信システムとして、コンピュータを機能させるプログラムであって、複数の第2無線通信装置のそれぞれにおいて、コンピュータを、当該第2無線通信装置を識別する装置識別情報を、第1無線通信装置に対して発信させる発信部として機能させ、第1無線通信装置において、コンピュータを、複数の第2無線通信装置のうち、当該第1無線通信装置と通信するべき少なくとも一の第2無線通信装置の装置識別情報を格納する装置識別情報格納部と、当該第1無線通信装置と通信している第2無線通信装置から取得した装置識別情報の組合せが、装置識別情報格納部に格納されている装置識別情報の組合せと一致するか否かを判断する識別情報一致性判断部と、識別情報一致性判断部により装置識別情報が一致しないと判断された場合に、当該第1無線通信装置の通信対象が、通信するべき装置の組合せとは異なる旨の情報を出力する出力部として機能させるプログラムを提供する。
本発明の第3の形態によると、通信対象である複数の通信対象装置のそれぞれと無線通信する無線通信装置であって、複数の通信対象装置のそれぞれは、当該通信対象装置を識別する装置識別情報を当該無線通信装置に対して送信し、複数の通信対象装置のうち、少なくとも一の通信対象装置の装置識別情報を格納する装置識別情報格納部と、当該無線通信装置と通信している通信対象装置から取得した装置識別情報の組合せが、装置識別情報格納部に格納されている装置識別情報の組合せと一致するか否かを判断する識別情報一致性判断部と、識別情報一致性判断部により装置識別情報が一致しないと判断された場合に、当該無線通信装置の通信対象が、通信するべき装置の組合せとは異なる旨の情報を出力する出力部とを有する無線通信装置を提供する。
なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションも又発明となりうる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0009】
図1は、無線通信システムの一例である忘れ物防止システム10の機能ブロック図を示す。忘れ物防止システム10は、部屋の出入り口等に設けられ、当該出入り口を通過する者等の携行品を検出することにより、携行品の置き忘れの有無等を出力する装置である。忘れ物防止システム10は、無線通信を行う第1無線通信装置の一例である忘れ物防止装置30と、それぞれが忘れ物防止装置30と無線通信を行う第2無線通信装置の一例である子機20−1〜Nとを備える。子機20−1は、例えば、ICカード又はICタグであり、携行品等に貼付される。そして、子機20−1は、当該子機20−1を識別する装置識別情報を、忘れ物防止装置30に対して送信する発信部22−1を有する。子機20−2〜Nのそれぞれは、子機20−1とは異なる携行品に貼付される他は、子機20−1と略同一であるので説明を省略する。
【0010】
忘れ物防止装置30は、アンテナ部310Aと、アンテナ部310Bと、近接方向検出部320と、装置識別情報格納部330と、装置識別情報選択部340と、識別情報一致性判断部350と、出力部360とを有する。アンテナ部310Aは、子機20−1〜Nのそれぞれから装置識別情報を受信し、アンテナ部310Aを識別する情報に対応付けて近接方向検出部320に送る。同様に、アンテナ部310Bは、子機20−1〜Nのそれぞれから装置識別情報を受信し、アンテナ部310Bを識別する情報に対応付けて近接方向検出部320に送る。また、忘れ物防止装置30は、アンテナ部310Aと略同一のアンテナ部を更に備えてもよい。即ち、忘れ物防止装置30が備えるアンテナ部の数は2に限定されない。
【0011】
近接方向検出部320は、アンテナ部310A及び近接方向検出部320Bのそれぞれから、アンテナ部310A及び近接方向検出部320Bの何れかを識別する情報に対応付けて、装置識別情報を受け取り、装置識別情報選択部340に送る。また、近接方向検出部320は、受け取った装置識別情報に基づいて、子機20−1〜Nのそれぞれが、忘れ物防止装置30に対して何れの方向から近接したかを示す近接方向を検出し、装置識別情報選択部340に送る。例えば、近接方向検出部320は、アンテナ部310Aのみが取得していた装置識別情報が、近接方向検出部320Bにおいても更に取得されるようになった場合には、当該装置識別情報を有する子機が、アンテナ部310Aの設置位置の方向から忘れ物防止装置30に近接したと判断する。これに代えて、近接方向検出部320は、光又は音を検知するセンサーを用いて近接方向を検出してもよいし、接触又は押下を検出するスイッチを用いて近接方向を検出してもよい。
【0012】
装置識別情報格納部330は、子機20−1〜Nのうち、忘れ物防止装置30と通信するべき少なくとも一の子機20の装置識別情報を格納しており、装置識別情報選択部340からの指示に応じて装置識別情報選択部340に出力する。具体的には、装置識別情報格納部330は、装置識別情報を、近接方向に対応付けて格納しており、装置識別情報選択部340からの指示が示す近接方向に対応した装置識別情報を装置識別情報選択部340に出力する。また、装置識別情報格納部330は、識別情報一致性判断部350からの指示又は外部からの入力操作により、新たに装置識別情報を格納してもよいし、格納している装置識別情報を変更してもよい。装置識別情報選択部340は、近接方向検出部320から受け取った近接方向及び装置識別情報に基づいて、装置識別情報格納部330に格納されている装置識別情報の中から、識別情報一致性判断部350による判断に用いられる装置識別情報を選択し、識別情報一致性判断部350に送る。
【0013】
識別情報一致性判断部350は、忘れ物防止装置30に近接して通信を開始した子機20−1から取得した装置識別情報の組合せが、近接方向検出部320に格納され装置識別情報選択部340により選択された装置識別情報の組合せと一致するか否かを判断し、判断結果を出力部360に送る。これを受けて、出力部360は、識別情報一致性判断部350により装置識別情報が一致しないと判断された場合に、忘れ物防止装置30の通信対象が、通信するべき装置の組合せとは異なる旨の情報を外部に出力する。例えば、出力部360は、ブザーによる音声の出力、LEDの点灯、及び忘れ物防止装置30の振動により、この情報を外部に出力する。
【0014】
このように、忘れ物防止装置30は、部屋の出入り口を通過する者が、その者が携行するべき物とは異なる携行品を携行した場合に、その旨を外部に通知することができる。
【0015】
図2は、装置識別情報格納部330のデータ構造の一例を示す。装置識別情報格納部330は、子機20−1〜Nのそれぞれの装置識別情報を格納する装置識別情報格納フィールドと、子機20−1〜Nのそれぞれが貼付される携行品の物品名を格納する物品名フィールドと、忘れ物防止装置30と通信するべき子機20の組合せを示す情報を格納するグループ1からグループmフィールドとを含む。
【0016】
例えば、子機20−1は、ハンカチに貼付されており、子機20−1における発信部22−1は、忘れ物防止装置30に対して、装置識別情報であるAを送信する。また、グループ1からグループmフィールドのそれぞれにおいて、○印は、当該グループに子機20が所属していることを示す所属情報であり、×印は、当該グループに子機20が所属していないことを示す非所属情報である。例えば、装置識別情報格納部330は、子機20−1から4の組合せを、グループ1として、子機20−2から3の組合せを、グループ2として、子機20−1、子機20−2、子機20−5、及び子機20−6の組合せを、グループ3としてそれぞれ格納している。このように、装置識別情報格納部330は、忘れ物防止装置30と通信するべき装置識別情報の組合せを、所属情報又は非所属情報を用いて、複数格納している。
【0017】
なお、装置識別情報格納部330は、グループフィールドにおいて、所属情報又は非所属情報の他に、子機20が特定のグループに独占的に属することを示す独占所有情報を格納してもよいし、識別情報一致性判断部350により識別情報の一致が判断されないことを示す判断無視指示情報を格納してもよい。また、本図において、子機20−1〜Nは、互いに異なる装置識別情報に対応付けられているが、これに代えて、複数の子機20が、同一の装置識別情報に対応付けられていてもよい。
【0018】
図3は、忘れ物防止システム10のフローチャートを示す。忘れ物防止装置30は、装置識別情報を子機20−1〜Nのそれぞれから取得する(S300)。例えば、忘れ物防止装置30は、当該忘れ物防止装置30の通信圏内に子機20−1〜Nの何れかが存在する場合に、当該通信圏内において忘れ物防止装置30と通信する子機20から、装置識別情報を取得する。通信圏内とは、例えば、忘れ物防止装置30から予め定められた距離以内にある空間であるが、他の例としては、忘れ物防止装置30あるいは子機20−1〜Nのそれぞれに設けられた通信機に定められた仕様に応じて通信可能な範囲であってもよい。
【0019】
近接方向検出部320は、子機20−1〜Nのそれぞれが、忘れ物防止装置30に対して何れの方向から近接したかを示す近接方向を検出する(S310)。そして、装置識別情報選択部340は、装置識別情報格納部330に格納された複数の装置識別情報のうち一の組合せ、即ちグループを、忘れ物防止装置30と通信している子機20の組合せに基づき選択する(S320)。一例としては、装置識別情報選択部340は、忘れ物防止装置30と通信している子機20の組合せに最も類似した組合せのグループを選択する。そして、識別情報一致性判断部350及び出力部360は、選択したグループに所属する装置識別情報の組合せが、アンテナ部310A及びBにおいて取得された装置識別情報の組合せと一致したか否かを判断し、判断結果を出力する(S330)。
【0020】
図4は、図3のS310におけるフローチャートを示す。近接方向検出部320は、アンテナ部310Aの通信圏内に近接した子機20−1〜Nから、装置識別情報を取得する(S400)。そして、近接方向検出部320は、アンテナ部310Bの通信圏内に近接した子機20−1〜Nから、装置識別情報を取得する(S410)。そして、近接方向検出部320は、アンテナ部310A及びアンテナ部310Bの双方において、同一の装置識別情報を取得していない場合に(S420:NO)、S400に処理を戻す。なお、この場合、好ましくは、忘れ物防止装置30は、アンテナ部310A及びアンテナ部310Bのそれぞれにおいて検出された装置識別情報を、後の処理のために、メモリ等に保存しておく。
【0021】
一方、近接方向検出部320は、アンテナ部310A及びアンテナ部310Bの双方において、同一の装置識別情報を取得した場合に(S420:YES)、当該装置識別情報を先に取得したのはアンテナ部310Aであるか否かを判断する(S430)。この判断は、例えば、S420において保存された、取得した装置識別情報の履歴を用いることで実現できる。装置識別情報を先に取得したのがアンテナ部310Aである場合に(S430:YES)、近接方向検出部320は、当該装置識別情報を有する子機20が、アンテナ部310Aが設けられた方向から近接した旨を検出する(S440)。一方、装置識別情報を先に取得したのがアンテナ部310Aでない場合に(S430:NO)、近接方向検出部320は、当該装置識別情報を有する子機20が、アンテナ部310Bが設けられた方向から近接した旨を検出する(S450)。
【0022】
このように、近接方向検出部320は、アンテナ部310A及びアンテナ部310Bのそれぞれにおいて検出された装置識別情報を解析することにより、子機20が何れの方向から近接したかを示す近接方向を検出することができる。これにより、忘れ物防止装置30が、例えば、住宅の出入り口に設置している場合に、近接方向検出部320は、携行品を保持して移動する者が、住宅から外出するべく移動しているのか又は住宅に帰宅するべく移動しているのかを区別して検出することができる。
【0023】
なお、近接方向検出部320は、S430において、装置識別情報を後に取得したのがアンテナ部310Aであるか否かを判断してもよい。この場合、近接方向検出部320は、S440の処理に代えてS450の処理を、S450の処理に代えてS440の処理をそれぞれ行う。
【0024】
図5は、図3のS320におけるフローチャートを示す。装置識別情報選択部340は、装置識別情報格納部330に格納されている各グループにカウンタを対応付け(S500)、これらのカウンタを初期化(例えば、0を代入)する(S510)。そして、装置識別情報選択部340は、近接方向検出部320が取得した装置識別情報が属するグループのぞれぞれにおけるカウンタを増加する(S520)。装置識別情報選択部340は、近接方向検出部320が取得した全ての装置識別情報について処理を終了していない場合に(S530:NO)、S520に処理を戻す。一方、近接方向検出部320が取得した全ての装置識別情報について処理を終了した場合に(S530:YES)、装置識別情報選択部340は、カウンタ値が最も大きいグループを選択し、当該グループに属する装置識別情報を、識別情報一致性判断部350による判断の対象となる装置識別情報の組合せとして選択する(S540)。
【0025】
本図の例において、装置識別情報選択部340は、例えば、装置識別情報が取得される毎に、装置識別情報が属するグループのカウンタを1増加する。これに代えて、装置識別情報格納部330は、装置識別情報選択部340によりカウンタを増加するべき増分を、装置識別情報及びグループの双方に対応付けて格納しており、装置識別情報選択部340は、カウンタを当該増分だけ増加させてもよい。これにより、グループに特徴的な携行品の装置識別情報が取得された場合に、装置識別情報選択部340は、当該グループを優先して選択することができる。また、さらに他の例として、装置識別情報格納部330は、一のグループに属し、かつ他の何れのグループにも属さない旨を示す独占所有情報を、装置識別情報に対応付けて格納してもよい。この場合、装置識別情報選択部340は、当該独占所有情報に対応付けられた装置識別情報を取得した場合には、カウンタ値に関わらず、当該独占所有情報が示すグループを選択してもよい。
【0026】
図6は、図3のS330におけるフローチャートを示す。識別情報一致性判断部350は、忘れ物防止装置30との通信圏内に近接して通信している子機20−1〜Nから取得した装置識別情報が、装置識別情報格納部330に格納され装置識別情報選択部340により選択された装置識別情報と一致するか否かを判断する(S600)。具体的には、出力部360は、子機20−1〜Nから取得した装置識別情報が、装置識別情報選択部340により選択された装置識別情報と比較して不足する場合に(S600:YES)、その旨を出力する(S630)。更に、出力部360は、不足している装置識別情報を、当該装置識別情報を有する子機20の貼付された物品名と伴に、音声又は映像により出力してもよい。また、忘れ物防止装置30が外出時の忘れ物を防止するべく住宅の出入口に設けられた場合には、出力部360は、当該出入り口を開閉不能に設定する等により、当該出入り口の開閉を制御してもよい。
【0027】
続いて、識別情報一致性判断部350は、装置識別情報選択部340により選択された装置識別情報に属さない装置識別情報が、子機20−1〜Nから取得された否かを判断する(S640)。装置識別情報選択部340により選択された装置識別情報に属さない装置識別情報が、子機20−1〜Nから取得されていない場合に(S640:NO)、忘れ物防止装置30は、処理を終了する。一方、装置識別情報選択部340により選択された装置識別情報に属さない装置識別情報が、子機20−1〜Nから取得された場合に(S640:YES)、出力部360は、グループに属さない子機20と通信している旨の情報を出力する(S650)。更に、出力部360は、グループに属さず、かつ通信を行っている子機20の装置識別情報を、当該装置識別情報を有する子機20の貼付された物品名と伴に、音声又は映像により出力してもよい。また、忘れ物防止装置30が、外出時の忘れ物を防止するべく住宅の出入口に設けられた場合には、出力部360は、当該出入り口を開閉不能に設定する等により、当該出入り口の開閉を制御してもよい。
【0028】
子機20−1〜Nから取得した装置識別情報が、装置識別情報選択部340により選択された装置識別情報と比較して不足しない場合に(S600:NO)、識別情報一致性判断部350は、装置識別情報選択部340により選択されたグループに属さない装置識別情報が、子機20−1〜Nから取得された否かを判断する(S610)。装置識別情報選択部340により選択された装置識別情報に属さない装置識別情報が、子機20−1〜Nから取得されていない場合に(S610:NO)、出力部360は、取得された装置識別情報が、選択したグループに属する装置識別情報の組合せに一致した旨を、出力する(S620)。例えば、忘れ物防止装置30が、外出時の忘れ物を防止するべく住宅の出入口に設けられた場合には、出力部360は、「いってらっしゃい」等のメッセージを音声又は映像等により出力してもよい。一方、装置識別情報選択部340により選択された装置識別情報に属さない装置識別情報が、子機20−1〜Nから取得された場合に(S610:YES)、S650に処理を移す。
なお、S600と、S610及びS640との処理の順序は、本図の例に限定されない。即ち、識別情報一致性判断部350は、まず、装置識別情報選択部340により選択されたグループに属さない装置識別情報が、子機20−1〜Nから取得された否かを判断し(S610)、次に、子機20−1〜Nから取得した装置識別情報が、装置識別情報選択部340により選択された装置識別情報と比較して不足するか否かを判断(S600)してもよい。
【0029】
図7は、第1の変形例における忘れ物防止システム10のフローチャートを示す。本例において、忘れ物防止装置30は、携行品の置き忘れ等を通知するのみならず、携行されるべき携行品の組合せを必要に応じて更新する処理を行う。例えば、忘れ物防止装置30は、住宅等の出入り口に設けられた場合、一旦住宅外に置き忘れた携行品については、再度外出時に持ち出すことはできないので、当該携行品に貼付された子機20の装置識別情報を装置識別情報格納部330から除外する。
【0030】
なお、本例における忘れ物防止システム10の機能ブロック図は、図1で示した忘れ物防止システム10と略同一であるので、説明を省略する。また、本図で示すS700、S710、S720、及びS740は、図3で示したS300、S310、S320、及びS330と略同一の処理であるので、説明を省略し、相違点を説明する。
【0031】
近接方向検出部320は、検出した近接方向が、忘れ物防止装置30が設けられた出入り口を通過して住宅等の部屋から外出する方向であるか否かを検出する(S730)。外出する方向である場合に(S730:YES)、識別情報一致性判断部350及び出力部360は、S720において選択されたグループに所属する装置識別情報の組合せが、アンテナ部310A及びBにおいて取得された装置識別情報の組合せと一致したか否かを判断し、判断結果を出力する(S740)。
【0032】
一方、外出する方向でない場合に(S730:NO)、識別情報一致性判断部350は、グループに属する装置識別情報を変更する処理、即ち、装置識別情報格納部330が格納する装置識別情報の組合せを変更する処理を行う(S750)。
【0033】
図8は、図7のS750におけるフローチャートを示す。識別情報一致性判断部350は、子機20−1〜Nから取得した装置識別情報が、装置識別情報選択部340により選択された装置識別情報と比較して不足する場合に(S800:YES)、不足する当該装置識別情報を、装置識別情報選択部340により選択されたグループから除外する(S830)。これにより、識別情報一致性判断部350は、忘れ物に対応する装置識別情報を、再度外出時に持ち出すべき携行品の装置識別情報から除外することができる。なお、好ましくは、出力部360は、グループから除外した装置識別情報及び当該装置識別情報に対応付けられた物品名を、例えば、音声又は映像により出力する。
【0034】
続いて、識別情報一致性判断部350は、装置識別情報選択部340により選択された装置識別情報に属さない装置識別情報が、子機20−1〜Nから取得された否かを判断する(S840)。装置識別情報選択部340により選択されたグループに属さない装置識別情報が、子機20−1〜Nから取得されていない場合に(S840:NO)、忘れ物防止装置30は、処理を終了する。一方、装置識別情報選択部340により選択された装置識別情報に属さない装置識別情報が、子機20−1〜Nから取得された場合に(S840:YES)、識別情報一致性判断部350は、グループに属していなかった当該装置識別情報を、グループに追加する(S850)。これにより、識別情報一致性判断部350は、帰宅時に新たに携行した携行品の装置識別情報を、再度外出時に持ち出すべき携行品の装置識別情報として追加することができる。なお、好ましくは、出力部360は、グループに追加した装置識別情報及び当該装置識別情報に対応付けられた物品名を、例えば、音声又は映像により出力する。
【0035】
子機20−1〜Nから取得した装置識別情報が、装置識別情報選択部340により選択された装置識別情報と比較して不足しない場合に(S800:NO)、識別情報一致性判断部350は、装置識別情報選択部340により選択された装置識別情報に属さない装置識別情報が、子機20−1〜Nから取得された否かを判断する(S810)。装置識別情報選択部340により選択された装置識別情報に属さない装置識別情報が、子機20−1〜Nから取得されていない場合に(S810:NO)、出力部360は、取得された装置識別情報が、選択したグループに属する装置識別情報の組合せに一致した旨を、出力する(S820)。例えば、出力部360は、「おかえりなさい」等のメッセージを音声又は映像等により出力してもよい。一方、装置識別情報選択部340により選択された装置識別情報に属さない装置識別情報が、子機20−1〜Nから取得された場合に(S810:YES)、S850に処理を移す。
【0036】
このように、忘れ物防止装置30は、携行品の置き忘れ等を通知するのみならず、携行されるべき携行品の組合せを必要に応じて更新する処理を行うことができる。なお、子機20−1〜Nから取得した装置識別情報が、装置識別情報選択部340により選択された装置識別情報と比較して不足するか否かの判断(S800)より前に、装置識別情報格納部330は、利用者からの入力に応じて、予め装置識別情報を変更してもよい。即ち、利用者は、外出時に紛失した携行品等の情報を、S800の判断に先だって忘れ物防止装置30に入力してもよい。入力手段としては、マイクによる音声入力であってもよいし、キー及びボタン等による接触式デバイスであってもよい。
なお、S800と、S810及びS840との処理の順序は、本図の例に限定されない。即ち、識別情報一致性判断部350は、まず、装置識別情報選択部340により選択されたグループに属さない装置識別情報が、子機20−1〜Nから取得された否かを判断し(S810)、次に、子機20−1〜Nから取得した装置識別情報が、装置識別情報選択部340により選択された装置識別情報と比較して不足するか否かを判断してもよい(S800)。
【0037】
図9は、第2の変形例における装置識別情報格納部330のデータ構造の一例を示す。本例に係る機能ブロック図及びフローチャートは、以上に示した実施形態と略同一であるので、説明を省略する。
【0038】
本例における装置識別情報格納部330は、図2に示した近接方向検出部320と略同一のデータを、更に曜日に対応付けて格納している。即ち、装置識別情報選択部340は、忘れ物防止装置30内に設けられた日付保持機構を用いて、子機20と通信している曜日を解析する。そして、装置識別情報選択部340は、当該曜日の情報に更に基づいて、装置識別情報格納部330に格納された装置識別情報の中から、識別情報一致性判断部350における比較対象とするべき装置識別情報を選択する。
【0039】
これにより、忘れ物防止装置30は、曜日に応じて異なる処理を行うことができる。例えば、忘れ物防止装置30は、学生が居住する住宅の出入り口に設けられ、学生の授業時間割に基づいて、携行するべき携行品の忘れ物があるか否かを検出することができる。例えば、忘れ物防止装置30は、ランドセルに貼付された子機20に基づき、児童等が携行するべき教科書、ノート、及び参考資料等に忘れ物がないか否かを、曜日毎に検出することができる。なお、本例においては、忘れ物防止装置30は、装置識別情報を曜日に対応付けて格納しているが、これに代えて、日付及び時刻等の、時間を特定する他の情報に対応付けて、装置識別情報を格納してもよい。
【0040】
図10は、以上に示した実施形態又は変形例に係る忘れ物防止装置30のハードウェア構成の一例を示す。実施形態に係る忘れ物防止装置30は、ホストコントローラ1082により相互に接続されるCPU1000、RAM1020、グラフィックコントローラ1075、及び表示装置1080を有するCPU周辺部と、入出力コントローラ1084によりホストコントローラ1082に接続される通信インターフェイス1030、ハードディスクドライブ1040、及びCD−ROMドライブ1060を有する入出力部と、入出力コントローラ1084に接続されるROM1010、フレキシブルディスクドライブ1050、及び入出力チップ1070を有するレガシー入出力部とを備える。
【0041】
ホストコントローラ1082は、RAM1020と、高い転送レートでRAM1020をアクセスするCPU1000及びグラフィックコントローラ1075とを接続する。CPU1000は、ROM1010及びRAM1020に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。グラフィックコントローラ1075は、CPU1000等がRAM1020内に設けたフレームバッファ上に生成する画像データを取得し、表示装置1080上に表示させる。これに代えて、グラフィックコントローラ1075は、CPU1000等が生成する画像データを格納するフレームバッファを、内部に含んでもよい。
【0042】
入出力コントローラ1084は、ホストコントローラ1082と、比較的高速な入出力装置である通信インターフェイス1030、ハードディスクドライブ1040、及びCD−ROMドライブ1060を接続する。通信インターフェイス1030は、ネットワークを介して他の装置と通信する。また、通信インターフェイス1030は、アンテナ部310A〜Bを介して、子機20−1〜N等と通信する。ハードディスクドライブ1040は、忘れ物防止装置30が使用するプログラム及びデータを格納する。CD−ROMドライブ1060は、CD−ROM1095からプログラム又はデータを読み取り、RAM1020を介して入出力チップ1070に提供する。
【0043】
また、入出力コントローラ1084には、ROM1010と、フレキシブルディスクドライブ1050、入出力チップ1070、及び音声入出力装置1090等の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM1010は、忘れ物防止装置30の起動時にCPU1000が実行するブートプログラムや、忘れ物防止装置30のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスクドライブ1050は、フレキシブルディスク1090からプログラム又はデータを読み取り、RAM1020を介して入出力チップ1070に提供する。入出力チップ1070は、フレキシブルディスク1090や、例えばパラレルポート、シリアルポート、キーボードポート、マウスポート等を介して各種の入出力装置を接続する。音声入出力装置1090は、マイク等を通じて音声を取得し、入出力コントローラ1084を介して、CPU1000において動作するプログラムに与える。また、音声入出力装置1090は、CPU1000において動作するプログラムから、出力するべき音声を取得し、スピーカー等を用いて外部に出力する。
【0044】
忘れ物防止装置30に提供されるプログラムは、フレキシブルディスク1090、CD−ROM1095、又はICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。プログラムは、記録媒体から読み出され、入出力チップ1070を介して忘れ物防止装置30にインストールされ、忘れ物防止装置30において実行される。
【0045】
忘れ物防止装置30にインストールされて実行されるプログラムは、近接方向検出モジュールと、装置識別情報格納モジュールと、装置識別情報選択モジュールと、識別情報一致性判断モジュールと、出力モジュールとを含む。各モジュールが忘れ物防止装置30に働きかけて行わせる動作は、図1から図9において説明した忘れ物防止装置30における、対応する部材の動作と同一であるから、説明を省略する。
【0046】
以上に示したプログラム又はモジュールは、外部の記憶媒体に格納されてもよい。記憶媒体としては、フレキシブルディスク1090、CD−ROM1095の他に、DVDやPD等の光学記録媒体、MD等の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワークやインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスク又はRAM等の記憶装置を記録媒体として使用し、ネットワークを介してプログラムを忘れ物防止装置30に提供してもよい。
【0047】
以上、本発明を実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることができる。そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0048】
【発明の効果】
上記説明から明らかなように、本発明によれば忘れ物を効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、無線通信システムの一例である忘れ物防止システム10の機能ブロック図を示す。
【図2】図2は、装置識別情報格納部330のデータ構造の一例を示す。
【図3】図3は、忘れ物防止システム10のフローチャートを示す。
【図4】図4は、図3のS310におけるフローチャートを示す。
【図5】図5は、図3のS320におけるフローチャートを示す。
【図6】図6は、図3のS330におけるフローチャートを示す。
【図7】図7は、第1の変形例における忘れ物防止システム10のフローチャートを示す。
【図8】図8は、図7のS750におけるフローチャートを示す。
【図9】図9は、第2の変形例における装置識別情報格納部330のデータ構造の一例を示す。
【図10】図10は、以上に示した実施形態又は変形例に係る忘れ物防止装置30のハードウェア構成の一例を示す。
【符号の説明】
10 忘れ物防止システム
20 子機
22 発信部
30 忘れ物防止装置
310 アンテナ部
320 近接方向検出部
330 装置識別情報格納部
340 装置識別情報選択部
350 識別情報一致性判断部
360 出力部

Claims (3)

  1. 無線通信を行う第1無線通信装置と、それぞれが前記第1無線通信装置と無線通信を行う複数の第2無線通信装置とを備えた無線通信システムであって、
    前記複数の第2無線通信装置のそれぞれは、
    当該第2無線通信装置を識別する装置識別情報を、前記第1無線通信装置に対して発信する発信部を有し、
    前記第1無線通信装置は、
    前記複数の第2無線通信装置のうち、当該第1無線通信装置と通信するべき少なくとも一の第2無線通信装置の装置識別情報を格納する装置識別情報格納部と、
    当該第1無線通信装置と通信している第2無線通信装置から取得した装置識別情報の組合せが、前記装置識別情報格納部に格納されている装置識別情報の組合せと一致するか否かを判断する識別情報一致性判断部と、
    前記識別情報一致性判断部により装置識別情報が一致しないと判断された場合に、当該第1無線通信装置の通信対象が、通信するべき装置の組合せとは異なる旨の情報を出力する出力部と
    を有する無線通信システム。
  2. 前記第1無線通信装置は、
    前記第2無線通信装置のそれぞれが、当該第1無線通信装置に対して何れの方向から近接したかを示す近接方向を検出する近接方向検出部を更に備え、
    前記装置識別情報格納部は、前記第1無線通信装置に近接することにより通信するべき第2無線通信装置を識別する装置識別情報を、前記近接方向毎に格納し、
    前記識別情報一致性判断部は、当該第1無線通信装置に近接して通信を開始した第2無線通信装置から取得した装置識別情報の組合せが、前記近接方向検出部により検出された近接方向に対応付けられた装置識別情報の組合せと一致するか否かを判断する
    請求項1記載の無線通信システム。
  3. 無線通信を行う第1無線通信装置と、それぞれが前記第1無線通信装置と無線通信を行う複数の第2無線通信装置とを備えた無線通信システムとして、コンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記複数の第2無線通信装置のそれぞれにおいて、
    前記コンピュータを、
    当該第2無線通信装置を識別する装置識別情報を、前記第1無線通信装置に対して発信させる発信部として機能させ、
    前記第1無線通信装置において、
    前記コンピュータを、
    前記複数の第2無線通信装置のうち、当該第1無線通信装置と通信するべき少なくとも一の第2無線通信装置の装置識別情報を格納する装置識別情報格納部と、
    当該第1無線通信装置と通信している第2無線通信装置から取得した装置識別情報の組合せが、前記装置識別情報格納部に格納されている装置識別情報の組合せと一致するか否かを判断する識別情報一致性判断部と、
    前記識別情報一致性判断部により装置識別情報が一致しないと判断された場合に、当該第1無線通信装置の通信対象が、通信するべき装置の組合せとは異なる旨の情報を出力する出力部と
    して機能させるプログラム。
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