JPH11506975A - 煙道ガス洗浄装置 - Google Patents

煙道ガス洗浄装置

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JPH11506975A
JPH11506975A JP8517582A JP51758296A JPH11506975A JP H11506975 A JPH11506975 A JP H11506975A JP 8517582 A JP8517582 A JP 8517582A JP 51758296 A JP51758296 A JP 51758296A JP H11506975 A JPH11506975 A JP H11506975A
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ラスロ,デニス・ジェイムズ
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    • B01D53/74General processes for purification of waste gases; Apparatus or devices specially adapted therefor
    • B01D53/77Liquid phase processes
    • B01D53/78Liquid phase processes with gas-liquid contact

Abstract

(57)【要約】 公益施設や工業プラントなどで実施されるタイプの処理作業で発生する煙道ガスからガス及び粒状物を除去するための噴霧塔(114)が提供される。この噴霧塔はその全体としての高さが最小限になるように構成されていて、その結果、塔の建設、運転及び維持コストも最小限に抑えられる。塔の基部に位置するタンク(130)は、煙道ガスからガス及び粒状物を除去するのに使用されたアルカリスラリーの液溜めとして役立つ。該スラリーはタンクから塔内に位置する噴霧装置(116,118)へとポンプ輸送される。タンクの上方には、塔内に煙道ガスを導入するための入口(112)が位置している。塔の内部かつ上記入口に近接して、塔に接合した上端と開口部を画定する下端とを有する囲い(128)が配置される。噴霧装置が上記囲いの内部、好ましくは上記入口とほぼ同じ高さに配置され、その結果、塔全体の高さを低くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 煙道ガス洗浄装置 本発明は概括的には公益施設や工業施設の煙道ガスからの粒状物及び酸性ガス の除去に使用される気液接触装置に関するものである。より詳細には、本発明は 噴霧塔に関するものであり、その構造内において塔への吸込ダクトとほぼ同じ高 さに噴霧器を配置することのできる内部構造をもつように構成されていて、その 結果、塔全体の高さを最小限にすることができる噴霧塔に関する。発明の背景 気液接触装置は、公益施設や工業プラントで発生する燃焼ガスや煙道ガスから ガスや粒状物のような物質を除去するために広く使用されている。特に問題とさ れることが多いのは化石燃料の燃焼及び各種の工業的操作によって生じる二酸化 硫黄(SO2)やその他の酸性ガスである。かかるガスは環境に有害であるため 、それらを大気中へ放出することは大気汚染防止に関する法律によって厳しく規 制されている。このようなガスを噴霧塔又はその他のタイプの気液接触装置を用 いて除去する方法は湿式排煙脱硫法(wet flue gas desulfurization)として知 られている。 気液接触装置で生じる洗浄作用は一般に塔内を降下する空気洗浄用の液体に対 して向流にガスが上向きに流れることによって得られる。湿式排煙脱硫法ではカ ルシウム含有スラリー或いはナトリウム含有又はアンモニア含有溶液が用いられ るのが通例である。ここでいう「スラリー」とは、固形物と液体の混合物であっ て、かかる混合物において、固形物含量はどのような所望レベルにあってもよく 、スラリーが含水固形物(moist solid)と呼ばれるような極端な状態も含まれる 。カルシウム含有スラリーの例としては、石灰石(炭酸カルシウム;CaCO3 )スラリー、並びに生石灰(酸化カルシウム;CaO)に対する水の作用で生ず る消石灰(水酸化カルシウム;Ca(OH)2)スラリーが挙げられる。こうし たスラリーは酸性ガスと反応して沈殿を生じ、その沈殿を回収すれば廃棄又は再 使用することができる。煙道ガス中に存在する二酸化硫黄、塩化水素(HCl) 及びフッ化水素(HF)などの酸性ガスが上記アルカリスラリーと緊密に接触す ると、 ガスはスラリーに吸収される。しかる後、スラリーはタンク内に蓄積することが できる。 公知のタイプの気液接触装置は噴霧塔10であり、図1の断面図にその一例を 示す。噴霧塔10は、一般に、吸込ダクト12を備えた塔14からなる直立構造 物であり、吸込ダクト12を通して燃焼ガスが塔14に導入される。吸込ダクト 12のみならず塔14の他の適当な部分は、その耐食性を高めるため高ニッケル 合金でできているのが好ましい。吸込ダクト12の上方には下段スプレーヘッダ 列16があり、これによって洗浄液(大抵はアルカリスラリー)のスプレー20 が塔14内に導入される。下段スプレーヘッダ列16の上方には上段スプレーヘ ッダ列18が通例設けられ、初期の用途に必要であればさらに追加のスプレーヘ ッダ列が用いられる。タンク30からスプレーヘッダ列16及び18へのポンプ 輸送で洗浄液を再循環するために1台又はそれ以上のポンプ26が必要とされる 。なお、洗浄作業による様々な要求に対処できるように送液及び噴霧操作の融通 性を高めるため、スプレーヘッダ列16及び18の各々の列にポンプ26が個別 に設けられることもある。 液体スプレー20と塔14内を上昇する煙道ガスとの緊密な接触で洗浄作用が 生じ、その洗浄作用によって、液体及び捕捉又は反応ガスが塔14の底部のタン ク30内に集められる。浄化されたガスは塔14内を上昇し続け、通例ミストエ リミネータ22を通過し、次いで加熱後に又は直接に煙突24から大気中に放出 される。 構造上の問題から、従来受け入れられてきた設計慣行では吸込ダクト12の幅 を塔14の直径の約3分の2に制限するのが通例であった。さらに、気液集合体 の移送時間(その間にガスが液体に吸収される)に適した容積を与えるとともに 、液体スプレー20が吸込ダクト12に入るのを防ぐ(さもなければスラリーと 粒状物が堆積してしまい、それらを定期的に除去することが必要となる)ために 、第一スプレーヘッダ列16は通例吸込ダクト12の約6〜約10フィート(約 2〜約3m)上方に設置しなければならなかった。従来の慣行では、また、塔1 4内部での圧力降下及びガス分布を許容範囲内に維持するために、吸込ダクト1 2内の煙道ガス速度が毎秒約50〜約60フィート(毎秒約15〜約18m)に 制 限されるのが通例である。上記の制約のため、吸込ダクト12の高さ並びに吸込 ダクト12に対する第一スプレーヘッダ列16の位置が決められるのが通例であ った。 以上の点で、噴霧塔10を通しての煙道ガスの流れの増大に対処するには、塔 の直径、吸込ダクト12の高さ並びに吸込ダクト12から第一スプレーヘッダ列 までの距離をすべて増す必要がある。結果的に、噴霧塔10全体のサイズ及び高 さは洗浄すべき煙道ガスの量に依存することになる。しかるに、噴霧塔10の高 さを高くするには、スプレーヘッダ16及び18に液体を輸送するための一段と 強力なポンプ26が必要になり、スプレーヘッダ16及び18が吸込ダクト12 よりも十分に高い位置になるようにその鉛直高さも増大させる必要がある。 以上の説明に鑑みれば、塔及び洗浄作業の建設、運転及び維持に要するコスト を最小限に抑えるには、煙道ガス噴霧塔の高さを最小限にすることが望ましいこ とが当業者に理解されるであろう。発明の概要 本発明の目的の一つは、公益施設や工業施設で発生する煙道ガスから粒状物及 び酸性ガスを除去するための煙道ガス洗浄装置を提供することにある。 本発明のもう一つの目的は、かかる洗浄装置を、ある所定の煙道ガス処理能力 に対して洗浄装置の高さが最小限となるように、該装置を構成及び配置すること である。 洗浄装置の構成及び配置の結果として該装置の建設費及び材料費を低減するこ とも本発明の目的の一つである。 最後に、かかる洗浄装置内が、該装置への吸込ダクトとほぼ同じ高さにスプレ ーヘッダを該装置内で配置することのできるような内部構造をもつようにするこ とも本発明の目的の一つである。 本発明は、公益施設や工業プラントなどで実施されるタイプの処理作業で発生 する煙道ガスからガス及び粒状物を除去するための噴霧塔を提供する。この噴霧 塔は一般に下端と上端を有する塔で構成されており、タンクがこの塔の下端近く に位置している。このタンクは、煙道ガスからガス及び粒状物を除去するのに使 用されたアルカリスラリーのような液体のための液溜めとして役立つ。タンク内 に蓄積された液体を、噴霧などによって該液体を塔内に導入するための装置へと 輸送するためにポンプ装置を備えているのが好ましい。塔は、塔内に煙道ガスを 導入するための入口をタンクの上方に備えている。 塔の内部にしかも上記入口に近接して、塔に接合した上端と開口部を画定する 下端とを有する囲い(エンクロージャ)が配置される。この囲いは円筒形状又は テーパ形状を有しており、テーパ形状の場合、囲いの上端はその下端よりも大き な直径をもつ。上記開口部は好ましくは上記入口の少なくとも一部分よりは鉛直 方向下方に位置していて、該入口を通して塔内に導入された煙道ガスが塔内を上 昇する前にまず該入口から下方に方向付けられて該開口部に向かうようにする。 少なくとも1列の噴霧装置が上記囲いの内部にその開口部に近接して配置される 。これらの噴霧装置は液体がタンク内に蓄積するように配置される。 最後に、この噴霧塔は、好ましくは塔内を流れる煙道ガスから液体粒子を除去 するためのミスト除去装置を上記噴霧装置の上方に含んでいる。出口が塔の上端 に配置されていて、その出口を通して浄化煙道ガスが噴霧塔から逃散する。 この噴霧塔は囲いを含むように構成されているので、最下段の噴霧装置列の高 さを入口とほぼ同じ高さ、或いは所望により、入口よりも低い高さにすることが できる。その結果、ある所定の入口高さについて噴霧塔全体の高さを最小限にす ることができ、気液集合体の移送時間に適した容積を与えるべく最下段の噴霧装 置列を入口から十分高い位置まで間隔を設ける必要がない。その結果、この塔の 建設、運転及び維持に要するコストは最小限に抑えられる。 本発明のその他の目的及び利点は、以下の詳細な説明から一段と明確に理解さ れよう。図面の簡単な説明 本発明の上記及びその他の利点は、以下の説明を添付の図面と併せて参照する ことで一段と明らかになろう。 図1は、先行技術で公知のタイプの噴霧塔を示す断面図である。 図2は、本発明の第一の実施形態による噴霧塔を示す断面図である。 図3は、本発明の第二の実施形態による噴霧塔を示す断面図である。発明の詳細な説明 図2及び図3は、本発明の教示に基づいて構成された噴霧塔110及び210 の形態の煙道ガス洗浄装置を例示したものである。図に示す通り、噴霧塔110 及び210は、図1に示す従来の塔10の基本的構成と類似した基本的構成を有 している。ただし、本発明によれば、塔110及び210は各々、塔110及び 210全体の高さを最小限にするための内部エンクロージャもしくはエプロン1 28及び228を含んでいる。その結果、塔110及び210の建設、運転及び 維持コストが格段に低減する。 塔110及び210は特定の構成のものとして例示されているが、本発明の教 示内容が、ある体積のガスから望ましくないガス、ミスト、塵埃、煙霧、煙及び /又は粒状物を除去するのに役立つ他の様々な構造物にも容易に適用し得ること は当業者には自明であろう。 図2に示す噴霧塔110は、一般に、塔114からなる直立構造物を含んでい る。図に示す通り、塔114は上部区域と、上部区域よりも広い断面積をもつ下 部区域と、上部区域と下部区域を連結するテーパ区域とを有している。塔114 の下部区域には吸込ダクト112が設けられていて、該吸込ダクト112は塔1 14内に煙道ガスを導入するための開口部を塔114の外周部に形成してる。煙 道ガスの発生源は、望ましくないガス又は粒状物を生じるような化石燃料の燃焼 もしくは様々な工業的操作を伴うプロセスであり得る。 図1に示すタイプの従来の噴霧塔と同じく、塔110の下端には液溜め又はタ ンク130が設けられていて、その中に液体が保持される。煙道ガスから酸性ガ ス及び粒状物を除去するため、上記液体は通例アルカリスラリーであり、生石灰 (酸化カルシウム;CaO)又は石灰石(CaCO3)を水中に懸濁したものか らなることが多いが、その他の洗浄用液体も知られており、それらを使用するこ とも可能である。かかるスラリーをタンク130から塔114内部のスプレーヘ ッダ列116及び118に移送するため、ポンプ148がタンク130と流通可 能な状態で連絡している。スプレーヘッダ116及び118は塔114の内部で スラリーの噴霧120を発生し、スラリーの噴霧120と塔内を上昇する煙道ガ スとが緊密に接触するようにされる。その結果洗浄作用が生じて、スラリー及び 捕捉又は反応ガスが塔114の底部のタンク130内に集められる。なお、図2 に はスプレーヘッダ列が示してあるが、アトマイザーやトレイを始めとする別のタ イプの装置を用いて塔113にスラリーを導入することもできる。 吸込ダクト112の上方かつ塔114の上部区域の内側にはミストエリミネー タ122が設置されており、このミストエリミネータは当技術分野で公知のどん な好適なタイプのものでもよい。ミストエリミネータ122の上には煙突124 があり、ガスはこの煙突を通して噴霧塔110から排出されるが、ガスは加熱し てもよいし或いは直接大気中に放出してもよい。 これら個々の構造部材自体は一般に慣用もしくは当技術分野で公知のタイプの ものであり、したがって本発明の発明性の存する部分を包含するものではない。 また、これらの構造部材は本発明の範囲を限定するものでもない。 本発明によれば、吸込ダクト112に近接して、かつ塔114の内部(一般に は塔114の下部区域内)にエプロン128が配置される。エプロン128は円 筒形でもよいが、他の形状のものも使用できる。エプロン128はその上端にお いて塔114の壁に接合されていて、その下端はタンク130の上方に懸垂して いる。エプロン128の下端は開口部を画定し、この開口部を介して吸込ダクト 112から塔114内に導入された煙道ガスが塔114の上部区域へと流入でき るようになる。図示した通り、開口部は吸込ダクト112よりも完全に下に配置 されているが、エプロン128の最下端が吸込ダクト112に隣接していてもよ いことは自明であろう。好ましくは、エプロン128の開口部は同一水平面内に あって、煙道ガスがエプロン128の全外周にそって塔114に入るようにする 。その結果、塔114内の煙道ガス分布が大幅に向上し、それによって塔114 の気液集団移送が促進される。 スプレーヘッダ116及び118の下段列116はエプロン128内に位置し ており、吸込ダクト112とほぼ同じ高さにある。上記の通り、下段スプレーヘ ッダ列116はアルカリスラリーを噴霧120の形態で塔114内に導入する。 スプレーヘッダ116及び118のうちの第二、すなわち上段列118が下段ス プレーヘッダ列116の上方、塔114の上部区域内に設けられている。煙道ガ スから不溶成分を除去するために適当なスラリーの流れを提供することが必要と される場合には、さらにスプレーヘッダ列を追加して設置してもよい。浄化され たガスは塔114内を上昇し続け、ミストエリミネータ122を通過してそこで ガスから液体粒子が除去される。しかる後、ガスは続いて煙突124へと流れ大 気中に放出される。 上述の通り、エプロン128は塔114の高さを低くするのに役立つが、これ は下段スプレーヘッダ列116を従来技術で達成可能であった位置よりも格段に 吸込ダクト112に近い位置におけるようになるからである。例えば、従来技術 の噴霧塔では下段スプレーヘッダ列を吸込ダクトよりも少なくとも約6フィート (2m)高い位置にする必要があったが、本発明の下段スプレーヘッダ列116 は吸込ダクト112とほぼ同じ高さに位置しており、それによって塔114の全 体としての高さが約6フィート(2m)下がる。 エプロン128は、煙道ガスをエプロン下端の全外周にそって導入することで 塔114内での煙道ガスの分布を促すという点でも有利である。煙道ガスが塔1 14内の入口と反対側の壁に層状化する傾向(そうすると塔114内で煙道ガス が均一に分布しなくなる)が低減するので、結果的に吸込ダクト112の高さも 最小限にすることができる。さらに、吸込ダクト112はアルカリスラリーに直 接曝露されないので、従来技術で必要とされた高価な高ニッケル合金に代えて炭 素鋼で作ることができる。 本発明の噴霧塔110のもう一つの利点として、タンク130とスプレーヘッ ダ列116及び118との鉛直距離が短縮されるので、パワーの低いポンプを使 用できることが挙げられる。エプロン128の存在によってガス側圧力降下が僅 かに高くなるが、この効果によって生じる作業コストは塔114及びスプレーヘ ッダ列116及び118の高さの低減によって可能になる作業コストの減少で十 分に相殺されて余りある。 図3に本発明の第二の実施形態を示す。第一の実施形態と同様に、図3の噴霧 塔210は塔214からなる直立構造物を含んでいる。前と同様に、塔214の 下部区域には吸込ダクト212が設けられていてそこから煙道ガスが塔214に 入る。また、タンク230が塔210の下端に設けられていて、その中にアルカ リスラリーが保持される。塔214の上部区域にはミストエリミネータ222と 煙突224が設置されている。 図2の第一の実施形態とは対照的に、塔214の上部区域と下部区域は概して 同じサイズと形状のものである。したがって、本発明の第二の実施形態では、エ プロン228はテーパ形状をもつように作られ、エプロン228の下端はその上 端よりも断面積が小さい。前の実施形態と同様に、エプロン228はその上端に おいて塔214の壁に接合されていて、その下端はタンク230の上方に懸垂し ている。エプロン228の下端は開口部を画定していて、その開口部を介して吸 込ダクト212から塔214内に導入された煙道ガスが塔214の上部区域へと 流入できるようになる。スプレーヘッダ216及び218の下段列216はエプ ロン228の中に位置していて吸込ダクト212とほぼ同じ高さにあり、一方ス プレーヘッダ216及び218の上段列218は塔214の上部区域内に位置し ている。ポンプ(図示せず)は、スラリーをタンク230から塔214内及びエ プロン228内のスプレーヘッダ列216及び218に輸送するのに役立つ。 エプロン228の設計変更に加えて、第二の実施形態の噴霧塔210が第一の 実施形態の噴霧塔110と異なっている点は、タンク230の中にバッフル区域 234があって、そこからスラリーが汲み上げられて塔214の下部区域とエプ ロン228の間に位置する1又はそれ以上のスプレーヘッダ232へと供給され ることである。バッフル区域からスプレーヘッダ232にスラリーを汲み上げる ためにポンプ238が設置される。弁240が設けられ、それを通してスラリー の一部がスラリーからセッコウ(CaSO4・2H2O)などの固形沈殿を抽出す るための当技術分野で公知のタイプの脱水装置(図示せず)へと送られる。 アルカリはバッフル区域234ではなくタンク230に加えられるので、バッ フル区域234から抜き取られるスラリーは相対的にpHが低い。スプレーヘッ ダ232は二酸化硫黄を吸収するとともにスラリーのpHを下げるように働いて 、石灰石が溶解し易くする。ヤッコウがスラリーの所望副生物であれば、セッコ ウはより高純度のものとなるであろうし、洗浄プロセス全体のアルカリ消費量も 低減するであろう。噴霧塔210は、好ましくは、タンク230内のスラリー中 での酸素及び固形物の分散を補助するエアレーター236を含んでいる。当技術 分野で公知の通り、スラリーに吸収された二酸化硫黄はスラリー中の水と反応し て亜硫酸(SO3 --)を生じる。亜硫酸イオンを酸化して硫酸イオン(SO4 --) の 生成を促すために送風機その他の適当な装置を通じて酸素を導入してもよく、し かる後にカルシウム含有スラリーと反応させれば本洗浄操作の販売可能な副生物 であるセッコウを生成させることができる。 前と同様、第二の実施形態のエプロン228は、下段スプレーヘッダ列216 を吸込ダクト212に近接して設置できるために、塔214の高さを下げるのに 役立つことが分かる。エプロン228は、その他に、本発明の第一の実施形態で 述べた塔214内での煙道ガスの分布の促進、吸込ダクトの高さの低減、及び吸 込ダクト212を炭素鋼で製造できるという利点も提供する。さらに、噴霧塔2 10は、石灰石が容易に溶解すること、スラリー液のpHが低いこと、それに伴 って副生物として高純度のセッコウが得られること、並びにアルカリの全消費量 が減少することを特徴とする。 以上、本発明を好ましい実施形態によって説明してきたが、図に示したものと は構造的に異なる噴霧塔その他の気液接触装置内に本発明の新規な特徴を組込む ことなどにより、他の形態も採用し得ることは当業者には自明であろう。よって 、本発明の範囲は以下の請求の範囲によってのみ限定される。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年12月11日 【補正内容】 請求の範囲 1.煙道ガス中のガス及び粒状物を除去するための洗浄装置であって、当該洗浄 装置が、 下端及び上端を有する通路; 上記通路内に煙道ガスを導入するための上記通路への入口; 上記通路の内部にしかも上記入口に近接して配置された囲いであって、当該 囲いは上記通路に接合した上端と上記入口から通路内に導入された煙道ガスのた めの開口部を画定する下端とを有していて、上記開口部が上記入口の少なくとも 一部分よりは下方に配置されている、上記囲いの上端が該囲いの下端よりも大き な直径を有する囲い; 上記煙道ガスからガス及び粒状物を除去するための流体を上記囲いに導入す るための手段;及び 上記通路からガスを逃散させるための、上記通路の上端に配置された出口 を含んでなる洗浄装置。 2.前記導入手段が前記通路への入口を上回らない高さで上記囲いの内部に位置 している、請求項1記載の洗浄装置。 3.前記通路が前記囲いとの間に円周方向間隙が生じるように該囲いに外接して いて、当該洗浄装置が前記囲いと前記通路の間の上記円周方向間隙に流体を導入 するための手段をさらに含んでなる、請求項1記載の洗浄装置。 4.前記囲いの開口部が前記入口よりも完全に下方に配置されている、請求項1 記載の洗浄装置。 5.流体を導入するための第二の手段をさらに含んでいて、当該第二の導入手段 が囲いの上方の通路内に配置されている、請求項1記載の洗浄装置。 6.前記通路内を流れるガスからミストを除去するための手段をさらに含んでな る、請求項1記載の洗浄装置。 7.前記通路の下端に位置するタンク、及びタンク内に蓄積された流体を前記導 入手段へと輸送するための手段をさらに含んでなる、請求項1記載の洗浄装置。 8.前記流体が前記導入手段へと送られる前に該流体から固形物を除去するため の手段をさらに含んでなる、請求項7記載の洗浄装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.煙道ガス中のガス及び粒状物を除去するための洗浄装置であって、当該洗浄 装置が、 下端及び上端を有する通路; 上記通路内に煙道ガスを導入するための上記通路への入口; 上記通路の内部にしかも上記入口に近接して配置された囲いであって、当該 囲いは上記通路に接合した上端と上記入口から通路内に導入された煙道ガスのた めの開口部を画定する下端とを有していて、上記開口部が上記入口の少なくとも 一部分よりは下方に配置されている囲い; 上記煙道ガスからガス及び粒状物を除去するための流体を上記囲いに導入す るための手段;及び 上記通路からガスを逃散させるための、上記通路の上端に配置された出口 を含んでなる洗浄装置。 2.前記導入手段が上記囲いの内部に位置している、請求項1記載の洗浄装置。 3.前記囲いと前記通路の間に流体を導入するための手段をさらに含んでなる、 請求項1記載の洗浄装置。 4.前記囲いの上端が当該囲いの下端よりも大きな直径を有する、請求項1記載 の洗浄装置。 5.前記囲いの開口部が前記入口よりも完全に下方に配置されている、請求項1 記載の洗浄装置。 6.流体を導入するための第二の手段をさらに含んでいて、当該第二の導入手段 が囲いの上方の通路内に配置されている、請求項1記載の洗浄装置。 7.前記通路内を流れるガスからミストを除去するための手段をさらに含んでな る、請求項1記載の洗浄装置。 8.前記通路の下端に位置するタンク、及びタンク内に蓄積された流体を前記導 入手段へと輸送するための手段をさらに含んでなる、請求項1記載の洗浄装置。 9.前記流体が前記導入手段へと送られる前に該流体から固形物を除去するため の手段をさらに含んでなる、請求項8記載の洗浄装置。 10.煙道ガス中のガス及び粒状物を除去するための噴霧塔であって、当該噴霧 塔が、 下端及び上端を有する塔; 塔の下端に位置するタンク; 上記塔内に煙道ガスを導入するための、上記タンク上方に位置する入口; 上記塔の内部にしかも上記入口に近接して配置された囲いであって、当該囲 いは上記塔に接合した上端と上記入口から塔内に導入された煙道ガスのための開 口部を画定する下端とを有していて、上記開口部が上記入口の下方かつ上記タン クの上方に配置されている囲い; 上記囲いの近傍に配置された複数の噴霧器であって、当該複数の噴霧器は上 記煙道ガスからガス及び粒状物を除去するための流体を噴霧し、しかる後に該流 体が上記タンク内に蓄積するように適合した複数の噴霧器; 上記タンク内に蓄積された流体を上記複数の噴霧器へと輸送するための手段 ;及び 上記塔からガスを逃散させるための、上記塔の上端に配置された出口 を含んでなる噴霧塔。 11.前記複数の噴霧器が前記囲いの内部に位置している、請求項10記載の噴 霧塔。 12.前記複数の噴霧器が前記囲いの外に位置している、請求項10記載の噴霧 塔。 13.前記囲いが円筒形である、請求項10記載の噴霧塔。 14.前記囲いの上端が該囲いの下端よりも大きな直径を有する、請求項10記 載の噴霧塔。 15.前記塔の下端が拡大フレア部を有していて、前記囲いが該拡大フレア部の 内部に配置されている、請求項10記載の噴霧塔。 16.流体を噴霧するための第二の手段をさらに含んでいて、該第二の噴霧手段 が前記塔の内部に位置している、請求項10記載の噴霧塔。 17.前記流体が前記複数の噴霧器へと送られる前に該流体から固形物を除去す るための手段をさらに含んでなる、請求項10記載の噴霧塔。 18.前記タンク内に蓄積された流体を通気するための手段をさらに含んでなる 、 請求項10記載の噴霧塔。 19.前記タンク内に配置されたバッフル、及び該バッフルから流体を抜き取る ためのポンプ手段をさらに含んでなる、請求項10記載の噴霧塔。 20.煙道ガス中のガス及び粒状物を除去するための噴霧塔であって、当該噴霧 塔が、 下端及び上端を有する塔; 塔の下端に位置するタンク; 上記塔内に煙道ガスを導入するための、上記タンク上方に位置する入口; 上記塔の内部にしかも上記入口に近接して配置された囲いであって、当該囲 いは上記塔に接合した上端と上記入口から塔内に導入された煙道ガスのための円 筒形開口部を画定する下端とを有していて、上記円筒形開口部が上記入口の下方 かつ上記タンクの上方に配置されている囲い; 上記囲いの内部に配置された第一の複数の噴霧器であって、当該第一の複数 の噴霧器は上記囲いの内部において上記煙道ガスからガス及び粒状物を除去する ための流体を噴霧し、しかる後に該流体が上記タンク内に蓄積するように適合し た第一の複数の噴霧器; 上記塔の内部かつ第一の複数の噴霧器の上方に配置された第二の複数の噴霧 器であって、当該第二の複数の噴霧器は上記煙道ガスからガス及び粒状物をさら に除去するための流体を噴霧し、しかる後に該流体が上記タンク内に蓄積するよ うに適合した第二の複数の噴霧器; 上記タンク内に蓄積された流体を上記第一及び第二の複数の噴霧器へと輸送 するための手段;及び 上記塔からガスを逃散させるための、上記塔の上端に配置された出口 を含んでなる噴霧塔。
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