JPH11506688A - インプラントと支台との結合構造 - Google Patents

インプラントと支台との結合構造

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JPH11506688A JP9515383A JP51538397A JPH11506688A JP H11506688 A JPH11506688 A JP H11506688A JP 9515383 A JP9515383 A JP 9515383A JP 51538397 A JP51538397 A JP 51538397A JP H11506688 A JPH11506688 A JP H11506688A
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チルキー,ロジャー
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インスティトゥート・シュトラウマン・アクチエンゲゼルシャフト
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Abstract

(57)【要約】 締付ネジ(400)と伸縮リング(500)を用いてインプラント(1)と真直な又は屈曲した支台(800)との結合構造を得ることができる。挿入口(830)が支台(800)に形成され、当該支台(800)の下端近傍で前記挿入口(830)が放射状囲繞溝(835)を経て拡径している。締付ネジ(400)が通る伸縮リング(500)は溝(835)に支持され、締付ネジ(400)の頭(410)が伸縮リング(500)を押圧し、そのネジ部(430)がインプラント(1)のネジ孔(21)に螺合している。締付ネジ(400)は、伸縮リング(500)を装着して、その頭(410)を先にして、挿入口(830)に下側から押し込むことができる。インプラント(1)は内部円錐部に非軸対称収容カントゥア、主として多角形形状を持つことができ、支台(800)は収容カントゥアと補完的な逆のカントゥアを有するのが有利である。ネジ止めには専用ドライバーが使用される。

Description

【発明の詳細な説明】 インプラントと支台との結合構造 技術分野 本発明は、人骨に固定可能なインプラント、主として歯科用インプラントに支 台を固定する結合構造に関するものである。インプラント頭部の頂部に開口して いるのは収容孔で、当該収容孔は軸方向に下向きに伸長する共に、頂部側へ円錐 状に拡幅し、この収容孔にそれと同様な支台の円錐状基部が嵌められる。回転に 対する支台の固定のため、非軸対称収容カントゥアを収容孔に設けることができ る。同軸の雌ネジ孔が収容孔の底部から伸長している。インプラントの可能収容 カントゥアを補完するため、支台の基部は非軸対称外部カントゥアを持つことが できる。 このタイプの結合構造は、軸方向に、かつ、捻転に対してインプラントに締付 ネジで固定される真直な又は屈曲した支台を使用する場合に用いられる。 締付ネジは、そお頭が支台に支持されるように支台に導入されるが、締付ネジの ネジ付シャンク部は支台の底から突出してインプラント頭部の軸方向の雌ネジに 螺合する。締付ネジを締め付けたり緩めたりする専用ドライバーが用意され、こ のドライバーは支台の内部に導入でき、特に屈曲支台の場合に使用されるが、真 直な支台にも適している。支台は所望の捻転位置に固定することができ、インプ ラント及び支台の非軸対称カントゥアが多角形のカントゥアの配置に従って選択 可能な捻転位置を規制する。 従来技術 最も簡単な形態においては、真っ直ぐな円錐状支台はその最下部にネジプラグ を有し、これがインプラントの雌ネジ孔に螺合される。次に、支台の円錐状基部 が円錐状収容孔に据えられ、支台の頭部がインプラント肩部の上に突出する。こ の場合、別個の締付ネジは不要である(シュレーデル、シャッター、ブセル、ク レケラー著「経口インプラント歯科学」ジョージ・シーメ・フェルラーク、発行 、第二版、1994、122頁参照)。 図1A〜図1D 従来、屈曲した支台を使用する場合、インプラント1との結合は、支台に締付 ネジ頭の座側へ垂直に伸びる横孔を設け、この横孔を通してドライバーを締付ネ ジに接近させる。締付ネジの頭は、横孔から支台にあるネジ座に差し込むことが できる。 このタイプの結合構造は、横孔と側部開口によって比較的実用的な方法で組立 て及びネジ止めできるというのは事実であるが、二つの材料切開が相互に隣接し ているため、支台の壁に弱い部分ができる。常時、少なからぬ荷重を受ける患者 の口内に結合構造を使用すると、ある期間経過後に材料疲労が起こり、この弱い 部分に割れを生じる。しかも、印象採得の形成の際に横孔を一時的に密封した後 、再度、孔を開けなければならず、従って、余分な仕事が必要となる。 前記インプラント1は、それ自体知られている(シュレーデル、シャッター、 ブセル、クレケラーの同書参照)。この種のインプラント1は、その頂部にイン プラント頭部10を、また底部に軸部20をそれぞれ有し、インプラント頭部1 0はその最上部が放射状に囲繞するインプラント肩部11で終端しており、また 、インプラントのタイプによっては雄ネジ23を軸部20に設けることもできる 。インプラント肩部11は、収容孔12の開口部を包囲し、これは軸方向で下向 きに縮径して内部円錐部14を形成している。孔の底13で、収容孔12は、縮 径され軸部20に伸びる同軸のネジ孔21と合体している。内側にネジを切った 孔21は雌ネジ22である。 前記インプラントと支台で構成された結合構造では、インプラントに嵌めた支 台を回転に対して固定する問題及びインプラント肩部の上に突き出る支台の頭部 の高さの公差の問題がある。支台の挿入の深さによって支台の長さの許容誤差に 位置の許容誤差が加わるため、支台の頭部がインプラント肩部の上に多少とも突 き出てしまう。歯科用インプラント構成部品を製造する場合、全体の高さの許容 誤差は、高精度で高コストの精度が要求され、しかも、その後の処理中、即ち、 印象採得、マスターモデルの制作、義歯クラウンの創作に多大の支出が必要とな り、最終解析でも更に変動誤差が生じる。 これまで残の欠点を解消するため、種々の構造上の解決法が提案されている。 インプラントに嵌入又は装着される支台の回転阻止は、インプラント頭部にある 補完的カントゥアと係合する非軸対称カントゥアを支台の最下部に設けることに よって保証される。多くの場合、インプラント頭部は内側収容カントゥアを有し 、支台はその収容カントゥアに嵌入し得る外側対応カントゥアを有している(米 国特許第4713003号、第5000686号、第5022860号、第50 30095号、第5195892号、第5281140号及び欧州特許第504 119号明細書参照)。日本国特許公告第95−18877号公報には、逆の例 として、支台に設けた内側カントゥアに対して補完的な外側カントゥアをインプ ラント頭部に設けたインプラント頭部との強制固定法が記載されている。しかし ながら、前記インプラントはいずれも円錐状の軸方向の収容孔を備えたものでは なく、単にインプラント肩部が円錐状の幾何学的形状を有するにすぎない。 カナダ国特許第1313597号明細書には、インプラントと、当該インプラ ントに装着できる中間片と、当該中間片を通してインプラントに螺合させること ができる支台とを備えた多部品インプラント構造が記載されている。インプラン ト頭部に雌ネジが形成され、中間片は支台の基部を嵌入させることができる円錐 状の貫通孔を有している。相互に補完的で回転固定用のカントゥアがインプラン ト頭部及び中間片に配設されている。この場合も、また、インプラントは円錐状 の軸方向に伸長する収容孔を持つものではない。支台自体は、インプラント頭部 に螺合されるネジ部材によってのみ、ある程度回転止めされる。 内部円錐部に内部多角形を有するインプラントがウイスコット・エッチ・ダブ リュー・エー及びベルセル・ユー・シー「ITI・ボネフィット・インプラント 用接着支柱と心材強化の機械抵抗」臨床経口インプラント歯科学レポート、19 92、H.3、128頁以下参照、により提案されている。内部多角形は雌ネジ への変わり目に直接形成されている。支台は、底部で基部に隣接し、内部多角形 を補完する外部多角形を有し、その外部多角形からアンカーピンが更に下方へ伸 長している。支台は、外部多角形が強制固定されてインプラントの内部多角形に 填るようにインプラントに嵌入される。支台をインプラント内で軸方向に固定す るため、インプラントの雌ネジに突出するアンカーピンが所定位置に接合される 。この解決法は、インプラントの雌ネジ内でのアンカーピンの接合又は接着に限 定される。 WO−A−9409717には、インプラントの内部多角形及び支台の外部多 角形に関して殆ど同様な構成が記載されている。前と同じく、内部多角形は雌ネ ジとの変わり目にあり、それに対応して外部多角形が支台に設けられている。 発明の目的 これまで述べた結合構造の機能的信頼性は完全に満足できるものではなく、こ れは構造上の形態に起因するものであり、本発明は次のような課題に基づいて為 されたものである。即ち、高い信頼のおける安定性を持つインプラントと真直な 又は屈曲した支台との結合構造を形成すること。また、支台を確実に、かつ、実 用的な方法でインプラントに固定できなければならず、また微細な変動によって 緩まないこと。更に、結合構造は最小のできる限り単純な部品で構成し、また、 安価に製造できること。最後に、結合構造の少なくともある部品はシステムデザ イン的特徴を有し、従って、種々の変形した結合構造、即ち、種々の支台との組 合せに使用できることである。 更に、内部円錐部の非回転対称収容カントゥアを有するインプラント及びここ で問題にしているタイプの補完的支台について、結合構造を用いて接合できる完 全に満足し得る構造的解決策は未だ知られてはいない。従って、本発明は、同時 に、一般的タイプのインプラントと補完的支台とを結合構造を用いて接合できる ようにすることを課題とするものである。インプラントにその円錐状基部を介し てできるだけ隙間がないように装着される支台は、回転に対して固定され、少し も軸方向の不安定性を示してはならない。接着剤無しで支台をインプラントに挿 入でき、かつ、要すれば、結合を再び解除できるように、インプラントと支台と は互に螺合できるべきである。特定の用途では、従来の円錐状基部、即ち、最下 部にネジプラグを備え非回転対称外部対応カントゥアの無い基部を有するインプ ラント支台に装着できるようにするのが望ましい。 最後に、インプラントと真直又は屈曲した支台との結合を行うドライバーを開 発しなければならな。このドライバーを用いてネジ締めを斜めに行うこともでき るべきである。 発明の開示 本発明に係るインプラントと支台との結合構造の本質は、貫通した軸方向の通 路である挿入口を設けた支台にある。締付ネジは、最初に頭が基部を通してこの 挿入口に取り付けられ、頭に比べて縮径したネジ部がインプラントの軸方向に伸 長する雌ネジ孔に螺合させるようにしてある。締付ネジを支台に取り付ける前に 、伸縮リングが締付ネジの頭とネジ部の間にあるシャンク部に押圧される。伸縮 リングは支台の挿入口に設けた溝に嵌る。伸縮リングを締付ネジに一部収容させ るため、頭の下にラジアル方向の溝が設けられている。 伸縮リングをスロット付きにするのが好都合であることが明らかになっている 。締付ネジの頭には非回転対称の凹所があり、これが挿入具との係合に利用され る。締付ネジを締め付ける又は緩める場合、挿入具が貫通した軸方向の通路を介 してネジの頭の凹所に入れられる。屈曲した支台の場合には、同様に屈曲し貫通 した挿入口に加えて、挿入具が通る側方開口を設けるのが好適である。このよう な側部開口は、挿入口が貫通していない場合に特に設けるのが必要である。全て のインプラント部材のシステムデザイン的観点からは、インプラントの雌ネジ孔 及び支台の雌ネジ部は、締付ネジのネジ部と同様に、より小さい又は補完的寸法 であるのが有利である。 本発明に係るインプラントの特徴は、非回転対称収容カントゥアが円錐状収容 孔の内壁、即ち、インプラント頭部の内部円錐部に、いずれの場合も内部円錐部 の放射状に連続した部分を収容カントゥアの上側及び下側に残して形成されてい ることである。収容カントゥアとして多角形に形成された場合、下側が中実に形 成され、その先端が放物線状に頂部に向かって走っている。 本発明に係る支台の本質的特徴は、次の通りである。連続的な挿入口の場合に は、雌ネジ部を頂部に設けることができ、このネジ部に被装着上部構造体の固定 用の閉塞ネジを装着できる。収容カントゥアと補完的な外部対応カントゥアは支 台の基部に設けられ、外部多角形として特に有利に形成することができる。イン プラントにある収容カントゥアの位置に類似して、対応カントゥアは、その基部 の放射状の連続セグメントがその上下双方に残り、両セグメントの外周面が相互 に同一平面にあるように形成される。しかし、下側セグメントは省略することが できる。挿入口には、基部の領域に放射状に囲繞する溝が形成される。 支台に設けた挿入口が連続的であれば、当該挿入口を通って、また、そうでな ければ付加的な横孔を通って、専用ドライバーを締付ネジの頭の補完的凹所に交 叉状に係合させることができる。ドライバーヘッドは多エッジ型で、縦断面では 、西洋ナシ形である。 本発明によれば、インプラントと補完的支台の結合構造が可能で、これは組立 及び取り外しの有利なことにより特徴づけられる。更に、組立状態の安定かつ正 確な維持が極めて高く保証される。本発明に係るタイプの真直又は屈曲した支台 双方及び従来の真直な支台は、本発明に従って改造されたインプラントに装着す ることができる。即ち、円錐状基部を有し対応カントゥアを持たない支台をも頭 部に特殊な収容カントゥアを備えたインプラントに装着することができる。同じ く、これらの支台は、別部材の締付ネジを用いて固定することができ、或いは、 支台が単一部材で、公知のように最下部に、インプラントの雌ネジ孔に係合する ネジプラグを有している。専用ドライバーは、横孔を持たない屈曲支台を用いる 場合に、締付ネジを挿入するのに有利であるが、真直な支台を使用する場合にも 使用できる。 図面及び実施態様 以下、添付の図面を参照して本発明に係る結合構造、支台、インプラント及び 専用ドライバーの内部構造の実施例について詳細に説明する。可能な変形につい ては後述する。 図面の簡単な説明 図1Aは従来技術に係るインプラントの一部断面斜視図。 図1Bは図1Aのインプラントの縦断面図。 図1Cは締付ネジを装着した従来技術に係る屈曲した支台の部分断面斜視図。 図1Dは図1A〜図1Cに構成部品の組立状態を示す部分断面斜視図。 図2Aは真直な支台の縦断面図。 図2Bは下部円錐部を備えた屈曲した支台の縦断面図。 図2Cはインプラント肩部に装着される放射状に囲繞するカラーを備えた屈曲 した支台の縦断面図。 図2Dは締付ネジの側面図。 図2Eは伸縮リングの斜視図。 図2Fはセンタリングスリーブをの部分断面正面図。 図2Gは図2Fのセンタリングスリーブの平面図。 図3Aは図2Aの真直な支台とインプラント間の結合構造を示す縦断面図。 図3Bは図2Bの屈曲した支台とインプラント間の結合構造を示す縦断面図。 図3Cは図2Cの屈曲した支台とインプラント間の結合構造を示す縦断面図。 図4Aは伸縮リングを装着した締付ネジを示す側面図。 図4Bは伸縮リングを押し込んだ締付ネジを示す側面図。 図4Cは伸縮リングを備えた締付ネジの図2Bの支台への挿入時の状態を示す 図。 図4Dは伸縮リングを備えた締付ネジを図2Bの支台に完全に押し込んだ状態 を示す図。 図4Eは図2Bの支台とインプラント間の完全な結合構造を専用ドライバーと 共に示す断面図。 図5は受けカントゥアを有するインプラント頭部を示す一部切欠図。 図6Aは円錐状基部に対応カントゥアを備え、頭部に固定面を備えた支台の斜 視図。 図6Bは図6Aの支台の部分縦断面図。 図6Cは伸縮リング及び締付ネジを装着した図6Aの支台を示す斜視図。 図7Aは図6Aの支台を備えた図5のインプラントを示す斜視図。 図7Bは図7Aの要部拡大図。 図7Cは同じく支台を備えた図7Aのインプラントの部分断面斜視図。 図8Aは図2Dの締付ネジの頭の平面図。 図8Bはドライバーの正面図。 図8Cは締付ネジの頭に設けた凹所へのドライバーヘッドの垂直係合を示す図 。 図8DはドライバーヘッドのA-A水平断面図。 図8Eは図8Cの斜め係合状態を示す図。 発明を実施するための最良の形態 図1B 結合構造に使用するインプラント1は、その基礎部材を構成し、その構造自体 は公知のものである。この上部(図では上部だけ示してある、)は、中実のネジ インプラントの一部であっても、また、中空のネジインプラントの一部であって も良い。しかしながら、結合構造は、真直な若しくは屈曲したタイプの中空体イ ンプラント及び中実体インプラントの双方に対して等しく好適である。インプラ ント1の説明のため、従来技術の図1A〜図1Dを参照して説明する。 以下の記載は後の説明全体について当てはまる。図面の明瞭化のため、参照番 号を図に示してあるが、直接関連部分では説明していないので、先行図面につい て言及している部分を参照されたい。明瞭化のために、後の図面では、繰り返し 出てくる構成部品が関連図面から明確に認識できる限り、構成部品について反復 して参照符号を付すことは、大抵の場合、省略してある。 図2Aにおいて、真直な支台100は、頂部に向かって円錐状に先細になった 上部ネック部110と、底部に向かって円錐状に先細になった下側の基部120 を有している。支台100を貫通して挿通口130が形成され、その最頂部がネ ジ座131で末広がりになっている。ネジ座131に隣接して、下向きに伸長す る内面にネジを切った部分、即ち、雌ネジ部132があり、当該雌ネジ部はネッ ク部110と基部120との間の変わり目140より手前で終端している。雌ネ ジ部132は傾斜面133で拡張スクリューヘッド部134と連なっている。挿 通口130は基部120の端部121で拡径し、その端部121は丸みを帯びた カントゥア122を有し、その丸みを帯びたカントゥア122の手前に、放射状 に囲繞するバンド状溝135が形成され、これに伸縮リングを入れるようにして ある。 図2B 図示の屈曲した支台200は、真直なの軸対称の支台100と構造が殆ど同じ である。屈曲した支台200もネック部210を有し、このネック部は頂部に向 かって円錐状に先細になっており、変わり目240で、底に向かって円錐状に先 細にしてある基部220と合体している。この場合、ネック部210と基部22 0は相互に同軸に形成されていず、その代わりに、変わり目240で相互にある 角度をなし、それに応じて支台200を貫通する挿入口230も角度をつけてあ る。同様に、挿入口230はその最頂部で拡径してネジ座231となっており、 これに下向きに伸長する雌ネジ部232が隣接している。雌ネジ部232は、非 対称の拡幅面233で拡径スクリューヘッド部234に合体している。挿入口2 30はその基部220の末端部221で拡径し、この端部は丸みを帯びたカント ゥア222を有している。この場合も、口に達する前に、放射状に囲繞するバン ド状溝235が挿入口230に形成されている。 図2C 変形例の屈曲した支台300は、支台200と顕著に異なる。即ち、ネック部 310は未だ略同じであるが、基部320は著しい相違を示している。また、変 わり目340もデザインが異なる。ここでも。屈曲した挿入口300は支台30 0を貫通している。また、ネック部310は頂部側へ円錐状に先細になっており 、基部320は変わり目340でネック部に対してある角で配置されている。こ の場合も、挿入口330はネジ座331に拡径し、これに雌ネジ部332が隣接 している。この雌ネジ部332は下向きに伸長して非対称の拡幅面333を経て 拡径スクリューヘッド部334と合体している。前記挿入口330は、末端部3 21に丸みを帯びたカントゥア322を有する基部320に拡径している。また 、挿入口330は、短尺の基部320、即ち、変わり目340と底部で終端する 丸みを帯びたカントゥアとの間に、放射状に囲繞するバンド状溝335が形成さ れている。変わり目340は、ネック部310の下側に凹所341があるため特 有の外形をしていて、また、ネック部340は末広がりになったカラー342に 続いている。このカラー342は環状の逆肩部343を形成し、インプラント肩 部11(図1B参照)の内側リング部に乗るようにしてある。 図2D インプラント1に本発明に係る結合構造を構築するためには、前記支台100 、200、300の一つが交互に必要で、締付ネジ400が種々の結合構造につ いてそれぞれ必要である。締付ネジ400は、上から下向きに順に、頭410、 縮径した隣接シャンク部420、及び下部ネジ部430で構成されている。頭4 10の上側には、ドライバーヘッド(図4E、図8A-8E参照)を補足するよ うに形成された内部形状412を持つ凹所411がある。傾斜座面413は、頭 410とシャンク部420との間の変わり目を形成している。シャンク部420 は、ほぼ中央に伸縮リング(図2E参照)の一時的な部分的収容のため放射状に 囲繞する溝421を有している。斜面422、423はそれぞれ溝421か完全 な直径のシャンク部420への変わり目を形成している。ネジ部430は雄ネジ 431を有し、インプラント1のネジ孔21に対して補完的に設計され、従って 、ネジ部430はネジ孔21に螺合させることができる。 図2E タイヤ状の伸縮リング500は、リングに開口を形成するスロット510を有 している。このスロット510は、斜めに、かつ、左側へ上向きに傾斜させて設 けるのが有利であることが明らかとなっている。伸縮リング500の上端520 は、締付ネジ400の頭410上の座面413に対して補完的に形成された内向 きの傾斜面521を有している。伸縮リング500の寸法は、締付ネジ400に 押し付けて、その溝421に嵌め込むことができるように選定される。 図2F及び2G 屈曲した支台300を用いて結合構造を構築する場合、原則として軸対称であ るセンタリングスリーブ600が挿入される。センタリングスリーブ600は、 タイヤ状基部610と、それに連なる上向きに伸長する外周延長部620とで構 成されている。センタリングスリーブ600は、外向きに円錐状に上方へ拡径し ている。基部610には、雌ネジ612を有する軸方向の孔611があるため、 センタリングスリーブ600を締付ネジ400のネジ部430に螺合させること ができる。外周延長部620は基部610より薄い壁を有し、その結果、センタ リングスリーブ600内部の間隔は増大する。多数の垂直な膨張スロット621 が外周延長部620に形成され、ほぼ基部610のレベルにまで伸長している。 図3A 真直な支台100は締付ネジ400及び伸縮リング500によってインプラン ト1に固定され、支台100の円錐状基部120は、インプラント1の主孔12 、即ち、内部円錐部14に係合している。締付ネジ400の頭410は挿入口1 30の内側でスクリューヘッド部134に嵌められ、締付ネジ400に装着した 伸縮リング500は、その斜面521が締付ネジ400の斜面413に位置して いる。同時に、伸縮リング500は支台100の溝135に挿入されている。締 付ネジ400のネジ部430はインプラント1のネジ孔21に固く螺合され、雄 ネジ431と雌ネジ21は相互に係合している。伸縮リング500に伝達される 締付ネジ400の引張力により、支台100は軸方向にも、また、回転にそなえ てしっかりと固定される。基部120及び内部円錐部14の円錐形態が結合構造 の確実な安定性をもたらす。雌ネジ部132は付加的構築物を固定するのに使用 される。 図3B ここでは、屈曲した支台200は締付ネジ400及び伸縮リング500によっ てインプラント1に固定されている。構成部材は、図3Aについて説明したのと 類似の方法で相互に結合されている。 図3C 屈曲した支台300はインプラント1に固定され、そのカラー342で形成さ れた逆肩部343はインプラント肩部11の内側リング面に支持されている。こ の結合構造においても、それを締付ネジ400と伸縮リング500が保持し、選 定位置での持続的安定性を保証していて、更にセンタリングスリーブ600が挿 入されている。センタリングスリーブ600は、インプラント1のメインボア1 2内の締付ネジ400のネジ部430にネジ結合され、その内部円錐部14にぴ ったりと嵌められている。締付ネジ400の雄ネジ431とセンタリングスリー ブ600の雌ネジ612は相互に螺合している。伸縮リング500は、支台30 0の基部320にある溝335内に位置し、丸みを帯びたカントゥア322を有 する端部は伸縮リング500の下に係合している。センタリングスリーブ600 の外周延長部620は支台300の基部320とインプラント1の内部円錐部1 4との間に挟持されている。ここでも、締付ネジ400の頭410は、斜面41 3と斜面521とが相互に押しつけられるように伸縮リング500に密着してい る。 図4A〜図4E ここで、屈曲した支台200を例にして結合構造の形成について、この一連の 図面を参照して説明する。 図4A まず、伸縮リング500を締付ネジ400のネジ部430側に押しつけ、雄ネ ジ431を囲繞させる。これにより、十分に弾性的に変形可能な伸縮リング50 0が伸ばされ、スロット510が拡大する。 図4B 伸縮リング500を更に締付ネジ400の軸方向に押して軸部420の溝42 1に到達させると、伸縮リング500は固有のストレスによってそれ自体の位置 を占める。溝421が先に通過したネジ部430及びネジ部420の下部よりも 小径であるため、伸縮リング500が軽く接触し、スロット510が狭まる。 図4C このように予め伸縮リング500を組み込まれた締付ネジ400は、次のステ ップで、支台200に下側から、即ち、端部221を介して挿入口230に押し 込まれる。端部221の丸みを帯びたカントゥア222及び溝421に嵌った伸 縮リング500の遊びのため、締付ネジ400及び伸縮リング500の結合体を 支台200に円滑に挿入することができる。従って、締付ネジ400の頭410 は徐々にスクリューヘッド部234に挿入される。 図4D 軸方向に押し続けた後、頭410が支台200の斜面233に当たると同時に 、伸縮リング500が溝235に到達し、伸縮リング500がその圧縮応力によ って溝にぴったりと嵌まる。ここで、伸縮リング500は再び外向きに膨張でき 、その結果、スロット510が再び広がる。 図4E 最後に、支台200を所望の捻転位置でインプラント1に嵌合させる。次いで 、専用ドライバー700をネック部210及び挿入口230に挿通して締付ネジ 400を固く締め付ける。ドライバーヘッド710は、締付ネジ400の内側カ ントゥア412を補完する外側カントゥア711とかみ合う。締付ネジ400の ネジ部430は、インプラント1にあるネジ孔21に徐々にねじ込まれ、それと 同時に、シャンク部420の上部円筒部が伸縮リング500にねじ込まれる。こ のねじ込みは斜面422により助長される。スロット付き伸縮リング500は広 がり、遊びを残して溝421内に位置決めされる。締付ネジ400を更に締める と、インプラント1と支台200とが強固に、かつ、確実に結合される。 真直な支台100又は屈曲した支台300を用いて結合構造を構築する場合に も同じ操作工程が必要である。特別な屈曲した支台300を使用する場合、締付 ネジ400と伸縮リング500の結合体をインプラント1に装着する前に、セン タリングスリーブ600を締付ネジ400に螺合させなければならない。 図5 結合構造に使用されるインプラント1は、その基本部材であって、インプラン ト頭部10の内部円錐部14の特殊な非軸対称収容カントゥア15を除き、それ 自体公知の構造を有している。ここで、収容カントゥア15は、放射状に囲繞す る多角形に設計されている。この多角形は、材料の除去によって形成することが でき、そのためには収容カントゥア15の下側の放射状に囲繞する溝17及び内 部円錐部14を機械加工するのが推奨される。材料の除去により、段部16が多 角形の底に形成される。多角形は、底面が中実であるが、頂点が頂部側へ放物線 状に伸長している。この収容カントゥア15は、収容カントゥア15の上下双方 に内部円錐部14の連続セグメント18、19が残るように内部円錐部14に位 置するのが有利である。挿入すべき支台のできるだけ安定で強固な装着のために は、上部18を十分な高さにするのが望ましい。 図6A 支台800はネック部810を頂部に、それに続く円錐部820を底部に有し ている。挿入口830は、ここでは連続的な軸方向の通路の形態で、支台800 を貫通している。一例として、原則として垂直に走る少なくとも一つの平面81 1がネック部810に設けられ、後の段階で支台800に装着されるクラウンキ ャップ又は上構造を交替で固定するのに寄与する。同時に、平面811はねじ込 み式工具を適用するのにも使用できる。択一的に、それぞれ120°だけ偏った 三つの平面811を設けるのが有利である。平面811は円錐部820の方向に アーチ形形状で突出する。 円錐部820は、インプラント1の収容カントゥア15に対して補完的な逆形 状(カントゥア)825を有するため、支台800はインプラント1に回転固定的 に装着することができる。収容カントゥア15として形成された凹んだ多角形部 と同様、この例では、対応カントゥア825も多角形形状に形成されている。対 応カントゥア825は、この場合も、円錐部820の連続したセグメント828 、829が残るように円錐部820に配設される。両連続セグメント828、8 29の外周面は相互に同一面上にあり、同じくインプラント頭部10の内部円錐 部14のセグメント18、19も相互に同一面上にある。セグメント828から 対応カントゥア825への変わり目及び当該対応カントゥア825からセグメン ト829への変わり目に段部826が形成される。支台800及びそのセグメン ト829のは、その底部が端部821で終端している。 図6B 挿入口830内には、その上部に雌ネジ832を形成でき、また、下側開口の 手前に、放射状に囲繞する溝835が形成されている。雌ネジ部832は閉塞ネ ジを嵌めることができ、これに上部構造体を固定することができる。閉塞ネジの ネジ付きピンは一部分のみ挿入口830に入る。雌ネジ部832と溝835との 間には、ネジ無しスクリューヘッド部834が残されている。 図6C インプラント1と支台800とからなる接続構造を構築するため、締付ネジ4 00が使用される。締付ネジ400は、上から下に向かって、頭410、それに 隣接する縮径のシャンク部420及び下部ネジ部430で構成されている。頭4 10の上側には凹所411があり、この凹所は使用する挿入具の先端に合うよう に形成された内側形状412を有している。シャンク部420は、伸縮リング5 00を部分的に内包させるため、頭410の下に、放射状に囲繞する溝421が 設けられている。ネジ部430は雄ネジ431を有し、インプラント1のネジ孔 21に合わせて設計され、従って、ネジ部430を雌ネジ孔21に螺合させるこ とができる。 溝421に嵌る伸縮リング500を備えた締付ネジ400は、タイヤタイプで スロット付の伸縮リング500が支台800にある溝835に嵌るまで、頭41 0を先にして支台800の挿入口830に下から押し込まれる。このため締付ネ ジ400の頭410は、支台800の挿入口830にあるネジ部834の内側に くる。挿入具は、挿入口830を通って締付ネジ400の頭410に導くことが できる。 図7A〜図7C 組立状態で、支台800(ここでは一つの平面811を備えている。)は、そ の円錐状基部820がインプラント頭部10に据えられ、支台800のネック部 810がインプラント肩部11の上方に突出している。内部円錐部14のセグメ ント18、19は支台800の基部820のセグメント828、829と接して いる。支台800の対応カントゥア825はインプラント1の収容カントゥア1 5に配置されている。締付ネジ400は、その頭410を介して伸縮リング50 0を押圧し、この伸縮リング500も一部支台800の溝835に置かれている 。締付ネジ400のネジ部430はインプラント1の雌ネジ孔21に螺合してい る。このように支台800はインプラント1に引き込まれ、これにより軸方向の 固定と捻転固定が保証される。 収容カントゥア15と対応カントゥア825との間の高さには若干の遊びがあ るため、対応カントゥア825の段部826がインプラント1の段部16に乗る ことは決してない。重要な要素は両部材1及び800の円錐面18、19、82 8、829が相互に接触していることである。 図8A 締付ネジ400の頭410は、その上側に、軸方向に下方へ伸長し、かつ、4 エッジの内部カントゥアを有する凹所411を有している。各コーナー領域に、 原則として横断面が方形部である内部カントゥア412は、明確な、内向きの丸 溝414を有している。 図8B〜図8D ドライバーヘッド710は、内部カントゥア412を有する凹所411に適合 する外部カントゥア711を有し、下側の半球形部712と上側の胴部713に 区画され、これらは最も横断幅の広い変わり目714で相互に結合されている。 水平断面変わり目714で、ドライバーヘッド710は、原則として、コーナー 領域に溝722を備えた方形部断面形状を有し、従って、外部に方形部715を 形成している。ドライバーヘッド710の本質的に4エッジの外部カントゥア7 11は締付ネジ400の頭410の本質的に4エッジの内部カントゥア412に 係合する。横断面を見ると、方形部715で形成される四辺形は徐々にドライバ ーヘッド716に向かう方向に、即ち、外向きに円形面に溶け込み、方形部71 5は調和的に球形ドーム717になっている。 区画変わり目714で始まる胴部713は、垂直断面で見て、上向きにテーパ ー状になった球形円板718の外形を有し、境界線719で双曲線形状に縮小し た取付片720に合体し、最も狭いウエストライン721から再び拡幅し、最後 に専用ドライバー700のロッド部750に隣接している。水平断面では、方形 部715は区画変わり目714を横切り、ウエスト部713の方向に上向きにほ ぼ境界線719まで伸長し、ここで方形部715で形成された四辺形が取付片7 20に向かう円形面に徐々に溶け込むように再び調和しながら広がっている。 製造工学及び機能の観点からは、締付ネジ400の頭410の盲孔411が底 部で広角の円錐状先端416に開口していれば、上部シャンク部420への変わ り目を形成する支持面413のレベルにまで達しているのが有利である。真っ直 ぐな支台100が締付ネジ400でインプラント1に固定される場合、ネジ止め 中、専用ドライバー700は挿入口130を通ってそのロッド部750及びドラ イバーヘッド710により垂直に凹所411に係合する。専用ドライバー700 の方形部715は強制ロックされて四エッジの内部カントゥア412に係合し、 ドライバーチップ716が底部に填るか、それに接近し、協会欄719が締付ネ ジ400の頂部エッジとほぼ一致する。 図8E 屈曲支台200又は300が締付ネジ400によってインプラント1に固定す る際、締め付け中、専用ドライバー700は斜めの挿入口230又は330を通 ってそのロッド部750及びそのドライバーヘッド710と介して締付ネジ40 0の頭410の凹所411に係合する。方形部715は斜めに、強制ロックして 締付ネジ400の4エッジの内部カントゥア412に適合され、ドライバー先端 716は底部415に対して偏心して位置決めされる。水平に対して角をなして 配置された境界線719は、一端が凹所411に降下し、他端が前記凹所から斜 めに突出している。 真っ直ぐなネジ締め作業及び斜め方向のネジ締め作業の双方において、ドライ バーヘッド710を凹所411に円滑に挿入すると共に、それから円滑に離脱さ せることができる一方、斜めネジ締めの際に回転するドライバーヘッド710が 凹所411の内壁との摩擦で停滞したり楕円状に回転しないように、内部カント ゥア412と外部カントゥア711との間に有効な遊びがなければならない。 前記例示的実施形態の構造的変形が可能である。特に、次のようなものが挙げ られる。即ち、対応カントゥアの有無に拘わらず、屈曲した支台200、300 、800では、締付ネジ400にドライバーを作用させるため側面開口を設ける こともできる。もし挿入口230、330、830が貫通していて、雌ネジ部2 32、332、832を頂部に有していれば、挿入口とネジ部は上部構造体を固 定する閉塞ネジを受け容れる機能のみを持つことになる。もし挿入口230、3 30、830が途切れていて、雌ネジ部232、332、832が無ければ、上 部構造体は従来の方法で接着固定される。 材料の除去によって凹所を形成する代わりに、インプラント頭部10の内部円 錐部14の非軸対称収容カントゥア15を隆起させることもできる。この場合、 支台に対応する凹んだ逆のカントゥアを設けなければならない。 収容カントゥア15及び補完的対応カントゥア825に関しては、それぞれ補 完的な、確実なロック機構を形成する、多角形、楕円形、星形、ロゼット形、或 いは単純な楔形、ピンやジャーナルなど全ての実用的な非軸対称幾何学形状を使 用することができる。 雌ネジ部132、232、332、832は、締付ネジ400を上方から支台 100、200、300、800に導入するのに十分に大きな直径にしても良い 。この場合、締付ネジ400の頭410用の支持肩を支台100、200、30 0、800に形成すれば、支台の溝135、235、335、835及び伸縮リ ング500は省略することができる。 支台800のネック部810の外部回転阻止用カントゥアの存在及び形状は、 不可欠なものではなく、また、ネック部810等は任意の所望の実用的形状を採 用することができる。平面811は省略しても良く、また、回転を阻止する幾何 学的形状若しくは形態に変えることもできる。ネック部810には上部構造体の 横のねじ止め用の係合手段を設けることができる。 支台100、200、300、800のネック部110、210、310、8 10は、なじませるためある程度なめらかにしても良い。 支台800の下側円錐部829は、上側円錐部828よりも小さく又は大きく しても良い。また、円錐部829は完全になくしても良い。この場合、対応カン トゥア825をできるだけ端部821まで延長される。 支台800は真っ直ぐでも又角をなしていても良い。貫通挿入口830を備え た真っ直ぐな支台800の場合、挿入口は真直なに伸長する。これに対して、屈 曲した支台の場合、そのネック部は基部に対して角をなし、貫通挿入口もそれに 対応した角をなる形態となる。 締付ネジ400の頭410に関しては、内部カントゥア412を備えた凹所4 11の代わりに、挿入具を適合することができる外部カントゥアを設けるように しても良い。 締付ネジ400については、ネジ部430に隣接する、シャンク部420の下 部は絶対的に必要なものではない。 伸縮リング500のスロット510は、ほぼ垂直に形成することもでき、或い は複数の膨張スリットを設けることもできる。 締付ネジ400の頭410の凹所411は、面取り部414がなくても正しく 機能することができ、この場合、正四方形の内部カントゥアが形成される。同様 に、ドライバーヘッド710の面取り部710はなくすことができる。 締付ネジ400の頭410の凹所411の底部にある円錐状先端416は、専 用ドライバー700の機能に絶対的に必要なものではない。 締付ネジ400の頭にある凹所411及びドライバーヘッド710の外部カン トゥア711の4エッジの補完的形状の代わりに、双方とも5エッジ形状を設け ても良い。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年2月26日 【補正内容】 るため、インプラントの雌ネジに突出するアンカーピンが所定位置に接合される 。この解決法は、インプラントの雌ネジ内でのアンカーピンの接合又は接着に限 定される。 WO−A−9409717には、インプラントの内部多角形及び支台の外部多 角形に関して殆ど同様な構成が記載されている。前と同じく、内部多角形は雌ネ ジとの変わり目にあり、それに対応して外部多角形が支台に設けられている。 発明の目的 これまで述べた結合構造の機能的信頼性は完全に満足できるものではなく、こ れは構造上の形態に起因するものであり、本発明は次のような課題に基づいて為 されたものである。即ち、高い信頼のおける安定性を持つインプラントと真直な 又は屈曲した支台との結合構造を形成すること。また、支台を確実に、かつ、実 用的な方法でインプラントに固定できなければならず、また微細な変動によって 緩まないこと。更に、結合構造は最小のできる限り単純な部品で構成し、また、 安価に製造できること。最後に、結合構造の少なくともある部品はシステムデザ イン的特徴を有し、従って、種々の変形した結合構造、即ち、種々の支台との組 合せに使用できることである。 更に、内部円錐部の非回転対称収容カントゥアを有するインプラント及びここ で問題にしているタイプの補完的支台について、結合構造を用いて接合できる完 全に満足し得る構造的解決策は未だ知られてはいない。従って、本発明は、同時 に、一般的タイプのインプラントと補完的支台とを結合構造を用いて接合できる ようにすることを課題とするものである。インプラントにその円錐状基部を介し てできるだけ隙間がないように装着される支台は、回転に対して固定され、少し も軸方向の不安定性を示してはならない。接着剤無しで支台をインプラントに挿 入でき、かつ、要すれば、結合を再び解除できるように、インプラントと支台と は互に螺合できるべきである。特定の用途では、従来の円錐状基部、即ち、最下 部にネジプラグを備え非回転対称外部対応カントゥアの無い基部を有するインプ ラント支台に装着できるようにするのが望ましい。 発明の開示 本発明に係るインプラントと支台との結合構造の本質は、貫通した軸方向の通 路である挿入口を設けた支台にある。締付ネジは、最初に頭が基部を通してこの 挿入口に取り付けられ、頭に比べて縮径したネジ部がインプラントの軸方向に伸 長する雌ネジ孔に螺合させるようにしてある。締付ネジを支台に取り付ける前に 、伸縮リングが締付ネジの頭とネジ部の間にあるシャンク部に押圧される。伸縮 リングは支台の挿入口に設けた溝に嵌る。伸縮リングを締付ネジに一部収容させ るため、頭の下にラジアル方向の溝が設けられている。 伸縮リングをスロット付きにするのが好都合であることが明らかになっている 。締付ネジの頭には非回転対称の凹所があり、これが挿入具との係合に利用され る。締付ネジを締め付ける又は緩める場合、挿入具が貫通した軸方向の通路を介 してネジの頭の凹所に入れられる。屈曲した支台の場合には、同様に屈曲し貫通 した挿入口に加えて、挿入具が通る側方開口を設けるのが好適である。このよう な側部開口は、挿入口が貫通していない場合に特に設けるのが必要である。全て のインプラント部材のシステムデザイン的観点からは、インプラントの雌ネジ孔 及び支台の雌ネジ部は、締付ネジのネジ部と同様に、より小さい又は補完的寸法 であるのが有利である。 本発明に係るインプラントの特徴は、非回転対称収容カントゥアが円錐状収容 孔の内壁、即ち、インプラント頭部の内部円錐部に、いずれの場合も内部円錐部 の放射状に連続した部分を収容カントゥアの上側及び下側に残して形成されてい ることである。収容カントゥアとして多角形に形成された場合、下側が中実に形 成され、その先端が放物線状に頂部に向かって走っている。 本発明に係る支台の本質的特徴は、次の通りである。連続的な挿入口の場合に は、雌ネジ部を頂部に設けることができ、このネジ部に被装着上部構造体の固定 用の閉塞ネジを装着できる。収容カントゥアと補完的な外部対応カントゥアは支 台の基部に設けられ、外部多角形として特に有利に形成することができる。イン プラントにある収容カントゥアの位置に類似して、対応カントゥアは、その基部 の放射状の連続セグメントがその上下双方に残り、両セグメントの外周面が相互 に同一平面にあるように形成される。しかし、下側セグメントは省略することが できる。挿入口には、基部の領域に放射状に囲繞する溝が形成される。 支台に設けた挿入口が連続的であれば、当該挿入口を通って、また、そうでな ければ付加的な横孔を通って、専用ドライバー(これ自体は公知である)を締付 ネジの頭の補完的凹所に斜めに係合させることができる。ドライバーヘッドは多 エッジ型で、縦断面では、西洋ナシ形である。 本発明によれば、インプラントと補完的支台の結合構造が可能で、これは組立 及び取り外しの有利なことにより特徴づけられる。更に、組立状態の安定かつ正 確な維持が極めて高く保証される。本発明に係るタイプの真直又は屈曲した支台 双方及び従来の真直な支台は、本発明に従って改造されたインプラントに装着す ることができる。即ち、円錐状基部を有し対応カントゥアを持たない支台をも頭 部に特殊な収容カントゥアを備えたインプラントに装着することができる。同じ く、これらの支台は、別部材の締付ネジを用いて固定することができ、或いは、 支台が単一部材で、公知のように最下部に、インプラントの雌ネジ孔に係合する ネジプラグを有している。 図面及び実施態様 以下、添付の図面を参照して本発明に係る結合構造、支台及びインプラントの 内部構造の実施例について詳細に説明する。可能な変形については後述する。 図面の簡単な説明 図1Aは従来技術に係るインプラントの一部断面斜視図。 図1Bは図1Aのインプラントの縦断面図。 図1Cは締付ネジを装着した従来技術に係る屈曲した支台の部分断面斜視図。 図1Dは図1A〜図1Cに構成部品の組立状態を示す部分断面斜視図。 図2Aは真直な支台の縦断面図。 図2Bは下部円錐部を備えた屈曲した支台の縦断面図。 図2Cはインプラント肩部に装着される放射状に囲繞するカラーを備えた屈曲 した支台の縦断面図。 図2Dは締付ネジの側面図。 図2Eは伸縮リングの斜視図。 図2Fはセンタリングスリーブをの部分断面正面図。 図2Gは図2Fのセンタリングスリーブの平面図。 図3Aは図2Aの真直な支台とインプラント間の結合構造を示す縦断面図。 図3Bは図2Bの屈曲した支台とインプラント間の結合構造を示す縦断面図。 図3Cは図2Cの屈曲した支台とインプラント間の結合構造を示す縦断面図。 図4Aは伸縮リングを装着した締付ネジを示す側面図。 図4Bは伸縮リングを押し込んだ締付ネジを示す側面図。 図4Cは伸縮リングを備えた締付ネジの図2Bの支台への挿入時の状態を示す 図。 図4Dは伸縮リングを備えた締付ネジを図2Bの支台に完全に押し込んだ状態 を示す図。 図4Eは図2Bの支台とインプラント間の完全な結合構造を専用ドライバーと 共に示す断面図。 図5は受けカントゥアを有するインプラント頭部を示す一部切欠図。 図6Aは円錐状基部に対応カントゥアを備え、頭部に固定面を備えた支台の斜 視図。 図6Bは図6Aの支台の部分縦断面図。 図6Cは伸縮リング及び締付ネジを装着した図6Aの支台を示す斜視図。 図7Aは図6Aの支台を備えた図5のインプラントを示す斜視図。 図7Bは図7Aの要部拡大図。 図7Cは同じく支台を備えた図7Aのインプラントの部分断面斜視図。 発明を実施するための最良の形態 図1B 結合構造に使用するインプラント1は、その基礎部材を構成し、その構造自体 は公知のものである。この上部(図では上部だけ示してある、)は、中実のネジ インプラントの一部であっても、また、中空のネジインプラントの一部であって も良い。しかしながら、結合構造は、真直な若しくは屈曲したタイプの中空体イ ンプラント及び中実体インプラントの双方に対して等しく好適である。インプラ ント1の説明のため、従来技術の図1A〜図1Dを参照して説明する。 以下の記載は後の説明全体について当てはまる。図面の明瞭化のため、参照番 号を図に示してあるが、直接関連部分では説明していないので、先行図面につい て言及している部分を参照されたい。明瞭化のために、後の図面では、繰り返し 出てくる構成部品が関連図面から明確に認識できる限り、構成部品について反復 して参照符号を付すことは、大抵の場合、省略してある。 図2Aにおいて、真直な支台100は、頂部に向かって円錐状に先細になった 上部ネック部110と、底部に向かって円錐状に先細になった下側の基部120 を有している。支台100を貫通して挿通口130が形成され、その最頂部がネ ジ座131で末広がりになっている。ネジ座131に隣接して、下向きに伸長す る内面にネジを切った部分、即ち、雌ネジ部132があり、当該雌ネジ部はネッ ク部110と基部120との間の変わり目140より手前で終端している。雌ネ ジ部132は傾斜面133で拡張スクリューヘッド部134と連なっている。挿 通口130は基部120の端部121で拡径し、その端部121は丸みを帯びた カントゥア122を有し、その丸みを帯びたカントゥア122の手前に、放射状 に囲繞するバンド状溝135が形成され、これに伸縮リングを入れるようにして 続いている。このカラー342は環状の逆肩部343を形成し、インプラント肩 部11(図1B参照)の内側リング部に乗るようにしてある。 図2D インプラント1に本発明に係る結合構造を構築するためには、前記支台100 、200、300の一つが交互に必要で、締付ネジ400が種々の結合構造につ いてそれぞれ必要である。締付ネジ400は、上から下向きに順に、頭410、 縮径した隣接シャンク部420、及び下部ネジ部430で構成されている。頭4 10の上側には、ドライバーヘッド(図4E参照)を補足するように形成された 内部形状412を持つ凹所411がある。傾斜座面413は、頭410とシャン ク部420との間の変わり目を形成している。シャンク部420は、ほぼ中央に 伸縮リング(図2E参照)の一時的な部分的収容のため放射状に囲繞する溝42 1を有している。斜面422、423はそれぞれ溝421か完全な直径のシャン ク部420への変わり目を形成している。ネジ部430は雄ネジ431を有し、 インプラント1のネジ孔21に対して補完的に設計され、従って、ネジ部430 はネジ孔21に螺合させることができる。 図2E タイヤ状の伸縮リング500は、リングに開口を形成するスロット510を有 している。このスロット510は、斜めに、かつ、左側へ上向きに傾斜させて設 けるのが有利であることが明らかとなっている。伸縮リング500の上端520 は、締付ネジ400の頭410上の座面413に対して補完的に形成された内向 きの傾斜面521を有している。伸縮リング500の寸法は、締付ネジ400に 押し付けて、その溝421に嵌め込むことができるように選定される。 図2F及び2G 屈曲した支台300を用いて結合構造を構築する場合、原則として軸対称であ るセンタリングスリーブ600が挿入される。センタリングスリーブ600は、 タイヤ状基部610と、それに連なる上向きに伸長する外周延長部620とで構 成されている。センタリングスリーブ600は、外向きに円錐状に上方へ拡径し ている。基部610には、雌ネジ612を有する軸方向の孔611があるため、 るため、対応カントゥア825の段部826がインプラント1の段部16に乗る ことは決してない。重要な要素は両部材1、800の円錐面18、19、828 、829が相互に接触していることである。 前記例示的実施形態の構造的変形が可能である。特に、次のようなものが挙げ られる。即ち、対応カントゥアの有無に拘わらず、屈曲した支台200、300 、800では、締付ネジ400にドライバーを作用させるため側面開口を設ける こともできる。もし挿入口230、330、830が貫通していて、雌ネジ部2 32、332、832を頂部に有していれば、挿入口とネジ部は上部構造体を固 定する閉塞ネジを受け容れる機能のみを持つことになる。もし挿入口230、3 30、830が途切れていて、雌ネジ部232、332、832が無ければ、上 11の代わりに、挿入具を適合することができる外部カントゥアを設けるように しても良い。 締付ネジ400については、ネジ部430に隣接する、シャンク部420の下 部は絶対的に必要なものではない。 伸縮リング500のスロット510は、ほぼ垂直に形成することもでき、或い は複数の膨張スリットを設けることもできる。 締付ネジ400の頭410の凹所411は、面取り部414がなくても正しく 機能することができ、この場合、正四方形の内部カントゥアが形成される。同様 に、ドライバーヘッド710の面取り部710はなくすことができる。 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年7月28日 【補正内容】 これまで残の欠点を解消するため、種々の構造上の解決法が提案されている。 インプラントに嵌入又は装着される支台の回転阻止は、インプラント頭部にある 補完的カントゥアと係合する非軸対称カントゥアを支台の最下部に設けることに よって保証される。多くの場合、インプラント頭部は内側収容カントゥアを有し 、支台はその収容カントゥアに嵌入し得る外側対応カントゥアを有している(米 国特許第4713003号、第5000686号、第5022860号、第50 30095号、第5195892号、第5281140号及び欧州特許第504 119号明細書参照)。日本国特許公告第95−18877号公報には、逆の例 として、支台に設けた内側カントゥアに対して補完的な外側カントゥアをインプ ラント頭部に設けたインプラント頭部との強制固定法が記載されている。しかし ながら、前記インプラントはいずれも円錐状の軸方向の収容孔を備えたものでは なく、単にインプラント肩部が円錐状の幾何学的形状を有するにすぎない。 カナダ国特許第1313597号明細書には、インプラントと、当該インプラ ントに装着できる中間片と、当該中間片を通してインプラントに螺合させること ができる支台とを備えた多部品インプラント構造が記載されている。インプラン ト頭部に雌ネジが形成され、中間片は支台の基部を嵌入させることができる円錐 状の貫通孔を有している。相互に補完的で回転固定用のカントゥアがインプラン ト頭部及び中間片に配設されている。この場合も、また、インプラントは円錐状 の軸方向に伸長する収容孔を持つものではない。支台自体は、インプラント頭部 に螺合されるネジ部材によってのみ、ある程度回転止めされる。 米国特許第5302126号には、インプラントと屈曲支台との結合構造が記 載されている。支台は閉塞的に挿入可能な止めネジを通す貫通孔を有し、止めネ ジのネジ部がインプラント頭部に螺合する。円錐状に囲繞するインプラント肩部 がインプラントの最上部に形成され、これに支台の下部が合うように設計されて いる。回転に対する固定のため、インプラントに装着される支台は、インプラン ト頭部で盲孔に挿入可能な軸方向に伸長するピンを有する。多数の盲孔で支台の 種々の捻転位置を選択できるようにしてある。この結合構造は段階的な捻転位置 にしか対応できず、しかも、部材が比較的複雑であるという問題がある。 内部円錐部に内部多角形を有するインプラントがウイスコット・エッチ・ダブ リュー・エー及びベルセル・ユー・シー「ITI・ボネフィット・インプラント 用接着支柱と心材強化の機械抵抗」臨床経口インプラント歯科学レポート、19 92、H.3、128頁以下参照、により提案されている。内部多角形は雌ネジ への変わり目に直接形成されている。支台は、底部で基部に隣接し、内部多角形 を補完する外部多角形を有し、その外部多角形からアンカーピンが更に下方へ伸 長している。支台は、外部多角形が強制固定されてインプラントの内部多角形に 填るようにインプラントに嵌入される。支台をインプラント内で軸方向に固定す 部構造体は従来の方法で接着固定される。 材料の除去によって凹所を形成する代わりに、インプラント頭部10の内部円 錐部14の非軸対称収容カントゥア15を隆起させることもできる。この場合、 支台に対応する凹んだ逆のカントゥアを設けなければならない。 収容カントゥア15及び補完的対応カントゥア825に関しては、それぞれ補 完的な、確実なロック機構を形成する、多角形、楕円形、星形、ロゼット形、或 いは単純な楔形、ピンやジャーナルなど全ての実用的な非軸対称幾何学形状を使 用することができる。 支台800のネック部810の外部回転阻止用カントゥアの存在及び形状は、 不可欠なものではなく、また、ネック部810等は任意の所望の実用的形状を採 用することができる。平面811は省略しても良く、また、回転を阻止する幾何 学的形状若しくは形態に変えることもできる。ネック部810には上部構造体の 横のねじ止め用の係合手段を設けることができる。 支台100、200、300、800のネック部110、210、310、8 10は適合させるため、ある程度なめらかにしても良い。 支台800の下側円錐部829は、上側円錐部828よりも小さく又は大きく しても良い。また、円錐部829は完全になくしても良い。この場合、対応カン トゥア825をできるだけ端部821まで延長される。 支台800は真っ直ぐでも又角をなしていても良い。貫通挿入口830を備え た真っ直ぐな支台800の場合、挿入口は真直なに伸長する。これに対して、屈 曲した支台の場合、そのネック部は基部に対して角をなし、貫通挿入口もそれに 対応した角をなる形態となる。 締付ネジ400の頭410に関しては、内部カントゥア412を備えた凹所4 請求の範囲 1.インプラント(1)、主として歯科用インプラントと、インプラント(1) に固定すべき支台(100、200、300、800)との結合構造であって、 インプラント(1)が頭部(10)と下向きに伸長するシャフト部(20)とを有し 、 頭部(10)に底部で盲孔のように終端するメインボア(12)があり、当該メイ ンボア(12)から軸方向に下向きに走る、雌ネジ(22)を備えたネジ孔が伸長し ており、 c)メインボア(12)が円錐状に形成されており、上向きに拡径した内部円錐 部(14)を有し、 インプラント(1)が上向きにテーパー状になり得るインプラント肩部(11)を 備えた上端で終端し、 支台(100、200、300、800)が上側ネック部(110、210、3 10、810)と下側基部(120、220、320、820)を有し、そのネッ ク部がインプラント(1)から突出し、基部が内部円錐部(14)と係合しており、 支台(100、200、300、800)をインプラント(1)に結合する締付ネ ジ(400)が配設され、その頭部(410)が支台(100、200、300、8 00)に嵌められる一方、そのネジ部(430)がネジ孔(21)に螺合しており、 前記支台(100、200、300、800)が、基部(120、220、32 0、820)の底、即ち、端部(121、221、321、821)から始まる挿 入口(130、230、330、830)を有し、かつ、 真直なの支台の場合には、挿入口(130、230、330、830)が軸方向 に貫通していて、屈曲した支台の場合には、挿入口(130、230、330、 830)が角をなし、かつ、貫通し若しくは盲孔の形態であり、挿入口が盲孔の 場合に側方開口部が形成されている、 伸縮リング(500)を収容する放射状に囲繞する溝(135、235、335 、835)が支台(100、200、300、800)の端部(121、221、3 21、821)の向かう方向に挿入口(130、230、330、830)に形成 され、 締付ネジ(400)が伸縮リング(500)を突き抜け、その頭部(410)が伸縮 リング(500)に上にあって、締付ネジ(400)がその頭部(410)を先にして 基部(120、220、320、820)を介して挿入口(130、230、33 0、830)に挿入でき、 貫通挿入口(130、230、330、830)又は側方開口部が締付ネジ(4 00)の頭部(410)へのドライバーの接近路となり、貫通挿入口(130、23 0、330、830)の場合、雌ネジ部(132、232、332、832)が頂 部に形成でき、上部構造体を固定する閉塞ネジを収容する機能を有することを特 徴とする結合構造。 2.締付ネジ(400)が頭部(410)と、縮径した隣接シャンク部(420)と 、下側ネジ部(430)とからなり、傾斜座面413が頭部(410)とシャンク部 (420)との変わり目にあり、伸縮リング500を一時的に収容する放射状囲繞 溝(421)がシャンク部(420)に形成され、これによってシャンク部(420) がネジ部(421)自体と、当該ネジ部の上側及び下側の上部領域及び下側領域の 三つの領域にそれぞれ区画され、シャンク部(420)に搭載位置での伸縮リング (500)が締付ネジ(400)の頭部(410)の下側にあり、溝(421)とシャン ク部(420)の隣接部との間の遷移面が斜面(422、423)で形成されている 請求項1に記載の結合構造。 6.伸縮リング(500)を装着した締付ネジ(400)が、頭(410)を先にし て支台(100、200、300、800)の挿入口(130、230、330、 830)に挿入可能である請求項1に記載の結合構造。 7.インプラント(1)が最上部に放射状に囲繞する環状インプラント肩部(1 1)を有し、その内側に軸方向に伸長するメインボア(12)が開口し、当該メイ ンボア(12)が頂部に向かって円錐状に広がり、内部円錐部(14)を形成し、か つ、支台(100、200、800)の円錐状基部(120、220、820)を挿 入するのに利用されるものであって、 前記内部円錐部(14)に非軸対称収容カントゥア(15)が形成され、 収容カントゥア(15)は内部円錐部(14)の放射状の連続部(18、19)がそ の上下に残るように形成され、上側円錐部(18)が下側円錐部(18)よりも低 い高さを持たず、 収容カントゥアが、下側が中実で頂部側へ放物線状に走る内側多角形であって 、かつ、 収容カントゥア(15)の下に、それに直接隣接して放射状囲繞溝(17)が設け てある請求項1に記載の結合構造。 8.特に、請求項1の結合構造に使用する支台(100、200、300、8 00)であって、 (a)支台(100、200、300、800)が真直又は屈曲した支台であって 、上部ネック部(110、210、310、810)と、下側基部(120、22 0、320、820)を有し、 (b)基部(120、220、320、820)の底、即ち、端部(121、22 1、321、821)から始まる貫通挿入口(130、230、330、830) が形成され、 (c) 伸縮リング(500)を収容する放射状囲繞溝(135、235、335 、835)が、支台(100、200、300、800)の端部(121、221、 321、821)の方向に挿入口(130、230、330、830)に設けられ 、 (d) 締付ネジ(400)がその頭(410)を先にして基部(120、220、 320、820)から挿入口(130、230、330、830)に導入できるよ うにしてなる支台。 9.挿入口(130、230、330、830)の内側のネック部(110、2 10、310、810)の端部にネジ座(131、231、331)があって、ネ ック部(110、210、310、810)内のネジ座の下側に、雌ネジ部(13 2、232、332、832)があり、当該雌ネジ部が支持面(133、233 、33)まで伸長し、かつ、拡径したスクリューヘッド部(134、234、3 34、834)に隣接している請求項8に記載の支台。 10.支台(300)が、ネック部(310)と基部(320)間の変わり目で、外 部に凹所(341)と、補完的逆肩部(343)を形成するカラー(342)を有し、 補完的逆肩部(343)が、組立状態で、インプラント肩部(11)の内側環状面に 載置されている請求項8又は9に記載の支台。 11.請求項1に係る結合構造を使用する際、センタリングスリーブ(600) がインプラント(1)の内部円錐部(14)に嵌入されると共に、締付ネジ(400) のネジ部(430)に螺合され、伸縮リング(500)を備えた基部(320)をその 内部に収容してなる請求項10に記載の支台。 12.(a) 基部(820)が円錐状であって、 (b) インプラント(1)の収容カントゥア(15)に挿入される保持用の非軸対 称外側対応カントゥア(825)が前記基部(820)に形成され、 (c) 真直な支台(800)の場合、挿入口(830)が軸方向に貫通し、 (d) 屈曲した支台(800)の場合、挿入口(830)が屈曲し、かつ、貫通す るか又は盲孔の形態であり、盲孔である場合には更に側部開口が形成されており 、 (e) 貫通挿入口(830)若しくは側部開口がドライバー挿入口となり、 (f) 貫通挿入口(830)の塩合、雌ネジ(832)が頂部にあり、上部構造を 固定する閉鎖ネジを受ける機能を有し、 (g) ネック部(810)がその外側に少なくとも一つの平面を有することがで きる請求項8に記載の支台。 13.(a) 基部(820)の放射状の連続円錐部(828、829)が上下に残 り、両円錐部(828、829)が相互に同一面上にあり、下側円錐部(829)が 上側円錐部(828)よりも高さが大きいか又は小さく、又は (b) 下側円錐部(829)が無く、対応カントゥア(825)が端部(821)ま で直接伸長するように対応カントゥア(825)が多角形に形成されている請求項 12に記載の支台。 14.(a) センタリングスリーブ(600)が下側のタイヤ形状基部(610) と、上向きに伸長する薄肉外周延長部(620)とからなり、センタリングスリー ブ(600)はその外周が、内部円錐部(14)の形状に合わせて、円錐状に頂部に 向かって拡幅しており、 (b) 基部(610)に雄ネジ(431)に螺合し得る雌ネジ(612)を備えた軸 方向の孔(611)があり、かつ、 (c) 複数の垂直伸縮スロット(621)が外周延長部(620)に形成され、略 基部(610)のレベルにまで達している請求項11に記載の支台。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I L,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK, MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR ,TT,UA,UG,US,UZ,VN (72)発明者 チルキー,ロジャー スイス、ツェーハー−4107エッティンゲ ン、シュトゥッツリング5番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.インプラント(1)、主として歯科用インプラントと、インプラント(1) に固定すべき支台(100、200、300、800)との結合構造であって、 a)インプラント(1)が頭部(10)と下向きに伸長するシャフト部(20)とを 有し、 b)頭部(10)に底部で盲孔のように終端するメインボア(12)があり、当該 メインボア(12)から軸方向に下向きに走る、雌ネジ(22)を備えたネジ孔が伸 長しており、 c)メインボア(12)が円錐状に形成されており、上向きに拡径した内部円錐 部(14)を有し、 d)インプラント(1)が上向きにテーパー状になり得るインプラント肩部(1 1)を備えた上端で終端し、 e)支台(100、200、300、800)が、上側ネック部(110、21 0、310、810)と下側基部(120、220、320、820)を有し、そ のネック部がインプラント(1)から突出し、基部が内部円錐部(14)と係合して おり、 f)支台(100、200、300、800)をインプラント(1)に結合する締 付ネジ(400)が配設され、その頭部(410)が支台(100、200、300 、800)に嵌められる一方、そのネジ部(430)がネジ孔(21)に螺合してお り、 g)前記支台(100、200、300、800)が、基部(120、220、 320、820)の底、即ち、端部(121、221、321、821)から始ま る挿入口(130、230、330、830)を有し、かつ、 h)真直なの支台の場合には、挿入口(130、230、330、830)が軸 方向に貫通していて、 i)屈曲した支台の場合には、挿入口(130、230、330、830)が角 をなし、かつ、貫通し若しくは盲孔の形態であり、挿入口が盲孔の場合に側方開 口部が形成されていて、 j)伸縮リング(500)を収容する放射状に囲繞する溝(135、235、3 35、835)が支台(100、200、300、800)の端部(121、221 、321、821)の向かう方向に挿入口(130、230、330、830)に 形成され、 k)締付ネジ(400)が伸縮リング(500)を突き抜け、その頭部(410)が 伸縮リング(500)に上にあって、締付ネジ(400)がその頭部(410)を先に して基部(120、220、320、820)を介して挿入口(130、230、 330、830)に挿入でき、 l)貫通挿入口(130、230、330、830)又は側方開口部が締付ネジ (400)の頭部(410)へのドライバーの接近路となり、 m)貫通挿入口(130、230、330、830)の場合、雌ネジ部(132 、232、332、832)が頂部に形成でき、上部構造体を固定する閉塞ネジ を収容する機能を有することを特徴とする結合構造。 2.締付ネジ(400)が頭部(410)と、縮径した隣接シャンク部(420)と 、下側ネジ部(430)とからなり、傾斜座面413が頭部(410)とシャンク部 (420)との変わり目にあり、伸縮リング500を一時的に収容する放射状囲繞 溝(421)がシャンク部(420)に形成され、これによってシャンク部(420) がネジ部(421)自体と、当該ネジ部の上側及び下側の上部領域及び下側領域の 三つの領域にそれぞれ区画され、シャンク部(420)に搭載位置での伸縮リング (500)が締付ネジ(400)の頭部(410)の下側にあり、溝(421)とシャン ク部(420)の隣接部との間の遷移面が斜面(422、423)で形成されている 請求項1に記載の結合構造。 3.締付ネジ(400)がその頭(410)にドライバー係合用内側カントゥア( 412)を有する凹所(411)を有し、前記ドライバーヘッドが内側カントゥア( 412)を補完する外側カントゥアを有する請求項1又は2に記載の結合構造。 4.締付ネジ(400)の頭(410)の凹所(411)に形成された内側カントゥ ア(412)を有する凹所が盲孔の形状を有する四縁又は5縁のカントゥアであっ て、頭(410)の頂部から軸方向に内側へ伸長し、かつ、底部で広角円錐状先端 に末広がりにしてある請求項3に記載の結合構造。 5.伸縮リング(500)が当該伸縮リング(500)に開口部を形成する完全に 連なったスロット(510)を有し、伸縮リング(500)の上縁(520)に締付ネ ジ(400)の支持面(413)と補完的な傾斜面(521)が形成されている請求項 1又は2に記載の結合構造。 6.伸縮リング(500)を装着した締付ネジ(400)が、頭(410)を先にし て支台(100、200、300、800)の挿入口(130、230、330、 830)に挿入可能である請求項1に記載の結合構造。 7.最上部に放射状に囲繞する環状インプラント肩部(11)を有し、その内側 に軸方向に伸長するメインボア(12)が開口し、当該メインボア(12)が頂部に 向かって円錐状に広がって内部円錐部(14)を形成し、かつ、支台(100、2 00、800)の円錐状基部(120、220、820)を挿入するのに利用され る請求項1の結合構造に使用するインプラント(1)であって、 前記内部円錐部(14)に非軸対称収容カントゥア(15)が形成され、かつ、 内部円錐部(14)の放射状の連続部(18、19)が上下に残るように収容カン トゥア(15)が形成されているインプラント(1)。 8.上側円錐部(18)が下側円錐部(18)よりも高さが小さくないことを特 徴とする請求項7に記載のインプラント(1)。 9.収容カントゥアが、下側が中実で頂点が放物線状に頂部側へ走っている内 側多角形である請求項7又は8に記載のインプラント(1)。 10.収容カントゥア(15)の下に、それに直接隣接して内部円錐部(14)上 に放射状囲繞溝(17)が設けてある請求項7〜9のいずれか一項に記載のインプ ラント(1)。 11.請求項7のインプラント(7)と共に、特に請求項1の結合構造に使用す る支台(800)であって、 (a) 支台(800)が真直又は屈曲した支台であって、上部ネック部(810) と、下側基部(820)を有し、 (b) 係止用に非回転対称外部対応カントゥア(825)が基部(820)に形成 でき、当該対応カントゥア(825)がインプラント(1)に設けた収容カントゥア (15)と補完的であり、 (c) 基部の底、即ち、端部(821)から始まる貫通挿入口(830)が形成さ れ、 (d) 真直な支台(800)の場合、挿入口(830)が軸方向に貫通し、 (e) 屈曲した支台(800)の場合、挿入口(830)が屈曲し、かつ、貫通す るか又は盲孔の形態であり、盲孔の挿入口の場合には更に側部開口が形成されて おり、 (f) 伸縮リング(500)を収容する放射状囲繞溝(835)が、支台(800) の端部(821)の方向に挿入口(130、230、330、830)に設けられ、 (g) 締付ネジ(400)がその頭(410)を先にして基部(820)から挿入口 (830)に導入でき、 (h) 貫通挿入口(830)又は側部開口がドライバーの挿入口であって、 (i) 貫通挿入口(830)の場合には、雌ネジ部(832)が頂部にあって、上 部構造体固定用閉塞ネジを収容する機能を有し、 (j) ネック部(810)がその外側に少なくとも一つの平面(811)を有する ことを特徴とする支台。 12.対応カントゥア(825)が多角形状に形成され、(a)その上下に基部( 820)の放射状の連続円錐部(828、829)が残存し、両円錐部(828、8 29)が相互に同一面上にあり、下側円錐部(829)が上側円錐部(828)より も高さが大きいか又は小さく、又は (b) 下側円錐部(829)が省かれ、対応カントゥア(825)が端部(821) まで直接伸長するようにしてなる請求項11に記載の支台。 13.特に、請求項1に記載の結合構造に使用する支台(100、200、3 00)であって、 (a) 支台(100、200、300)が真直又は屈曲した支台であって、上部 ネック部(110、210、310)と、下側基部(120、220、320)を有 し 、 (b) 基部(120、220、320)の底、即ち、端部(821)から始まる 貫通挿入口(130、230、330)が形成され、 (c) 伸縮リング(500)を収容する放射状囲繞溝(135、235、335) が、支台(100、200、300)の端部(121、221、321)の方向に挿 入口(130、230、330)に設けられ、 (d) 締付ネジ(400)がその頭(410)を先にして基部(120、220、 320)から挿入口(130、230、330)に導入でき、 (e) ネジ座(131、231、331)が挿入口(130、230、330) の内側のネック部(110、2110、310)の端部にあり、 (f) ネック部(110、2110、310)のネジ座(131、231、33 1)の下に雌ネジ部(132、232、332)があり、当該雌ネジ部が斜面(13 3、232、333)にまで伸長し、拡径ネジ部(134、234、334)に隣 接していることを特徴とする支台。 14.請求項13に記載の支台(300)であって、支台(300)が、ネック部 (310)と基部(320)との間の変わり目で、外部に凹所(341)と、補完的逆 肩部(343)を形成するカラー(342)を有し、当該補完的逆肩部が、組立状態 で、インプラント肩部(11)の内側環状面に載置されていることを特徴とする支 台 15.請求項1に係る結合構造を使用する際、センタリングスリーブ(600) がインプラント(1)の内部円錐部(14)に嵌入されると共に、締付ネジ(400) のネジ部(430)に螺合され、伸縮リング(500)を備えた基部(320)をその 内部に収容してなる請求項10に記載の支台。 16.(a)センタリングスリーブ(600)が下側のタイヤ形状基部(610)と 、上向きに伸長する薄肉外周延長部(620)とからなり、センタリングスリーブ (600)はその外周が、内部円錐部(14)の形状に合わせて、円錐状に頂部に向 かって拡幅しており、 (b) 基部(610)に雄ネジ(431)に螺合し得る雌ネジ(612)を備えた軸 方向の孔(611)があり、かつ、 (c) 複数の垂直伸縮スロット(621)が外周延長部(620)に形成され、略 基部(610)のレベルにまで達している請求項11に記載の支台。 17.特に請求項1に記載の結合構造を形成するための専用ドライバー(70 0)であって、 a)ロッド部(750)の最先端に位置するドライバーヘッド(710)が、ロッ ド部(750)に隣接する胴部(713)と、半球形部(712)とからなり、前記胴 部(713)が底部側へ拡径する一方、前記半球形部が区画変わり目(714)で胴 部に隣接し、ドライバーヘッド(710)の先端部を構成し、 b)ドライバーヘッド(710)の区画変わり目(714)が最大の水平面積を有 する面を構成し、 c)水平断面で見たドライバーヘッド(710)が、区画変わり目(714)の両 側で主要部を横断する4エッジ又は5エッジであって、 d)ドライバーヘッド(710)を締付ネジ(400)の頭(410)の凹所(41 1)に垂直又は斜めに挿入した場合、この部分が少なくとも大部分この凹所(41 1)に強制ロックして係合されることを特徴とする専用ドライバー。 18.ドライバーヘッド(710)を凹所(411)に垂直及び斜めに挿入する場 合に、その4エッジ又は5エッジの外部カントゥアが、区画変わり目の上方にあ る境界線(719)の範囲まで伸長し、この境界線が締付ネジ(400)の上縁とほ ぼ一致し、かつ、胴部(713)が、理論上、水平な胴線(721)を有し、当該胴 線が凹所(411)の外側にあって、ドライバーヘッド(710)の最小水平領域を 構成している請求項17に記載の専用ドライバー。 19.ドライバーヘッド(710)が、方形部(715)と、最先端に球状ドーム (717)を有することを特徴とする請求項18に記載の専用ドライバー。
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