JPH11506423A - ペルフルオロヘキサン、1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブタン又は1,3−ジオキソランと、炭素原子数5又は6の炭化水素の共沸組成物 - Google Patents

ペルフルオロヘキサン、1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブタン又は1,3−ジオキソランと、炭素原子数5又は6の炭化水素の共沸組成物

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JPH11506423A JP8529443A JP52944396A JPH11506423A JP H11506423 A JPH11506423 A JP H11506423A JP 8529443 A JP8529443 A JP 8529443A JP 52944396 A JP52944396 A JP 52944396A JP H11506423 A JPH11506423 A JP H11506423A
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Abstract

(57)【要約】 a)の重量百分率とb)の重量百分率の合計が約100%となるように、a)(1)ペルフルオロヘキサン約26〜約88重量%、(2)1,3−ジオキソラン約4〜約50重量%、及び(3)1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブタン約64〜約87重量%から選択される1種の化合物と、b)(1)2−メチルブタン約20〜約74重量%、(2)n−ペンタン約13〜約53重量%、(3)シクロペンタン約75〜約96重量%、(4)2−メチルペンタン約14〜約79重量%、(5)3−メチルペンタン約13〜約77重量%、及び(6)n−ヘキサン約12〜約69重量%から選択される1種の化合物から構成される共沸組成物は、硬質ポリウレタンフォームの製造で発泡剤として有用であることが判明した。

Description

【発明の詳細な説明】 ペルフルオロヘキサン、1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブタン 又 は1,3−ジオキソランと、炭素原子数5又は6の炭化水素の共沸組成物 発明の背景 本発明は新規共沸組成物、これらの共沸組成物を使用したフォームの製造方法 、及びこれらの共沸組成物を使用して製造されたフォームに関する。 ウレタンフォームの製造で発泡剤としてトリクロロモノフルオロメタン(CF C−11)や他のクロロフルオロカーボンを使用することは周知である。これら のCFC発泡剤は大気中のオゾン層に悪影響を及ぼすことも知られている。従っ て、ウレタンフォーム産業はCFC発泡剤を使用せずに良好な物性をもつフォー ムを製造する方法を研究中である。 まず、最も有望な代替品は水素含有クロロフルオロカーボン(HCFC)であ ると思われた。例えば、米国特許第4,076,644号はポリウレタンフォー ムの製造用発泡剤としての1,1−ジクロロ−2,2,2−トリフルオロエタン (HCFC−123)と1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン(HCFC−1 41b)の使用を開示している。しかし、HCFCも多少オゾンを破壊する可能 性がある。従って、HCFCとCFCの代替品を見いだすことが急務になってい る。 オゾン破壊性塩素を含まないため現在有望であると考えられている代替発泡剤 はフルオロカーボン(FC)と部分フッ素化炭化水素(HFC)である。発泡剤 としての1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブタンの使用はLamber ts,“1,1,1,4,4,4−hexafluorobutane,a N ew Non−Ozone−Depleting Blowing Agent for Rigid PUR Foams”,Polyurethanes World Congress 1991 (9月24〜26日),734〜7 39頁に開示されている。米国特許第4,972,002号は、フッ素化炭化水 素、過フッ素化炭化水素、六フッ化硫黄及びその混合物等の低沸点フッ素化化合 物がポリイソシアネート重付加フォーム製品の製造用発泡剤として有用であるこ とを教示している。 米国特許第4,898,893号は、液体炭化水素とハロゲン化炭化水素のブ レンドがイソシアヌレートフォームの製造用発泡剤として有用であることを教示 している。 74〜120°Fの沸点をもつクロロフルオロカーボンと88以下の分子量を もつアルカン酸アルキルの混合物をフォーム用発泡剤として使用することは米国 特許第4,960,804号に開示されている。同文献にはクロロフルオロカー ボンとして特にHCFC−123とHCFC−141bが開示されている。 米国特許第5,035,833号は、硬質ポリウレタンフォームの製造に有用 な発泡剤としての、ジクロロトリフルオロエタンと炭素原子数5又は6の少なく とも1種のパラフィンの混合物の使用を開示している。 米国特許第5,096,933号は、場合によりシクロペンタン及び/又はシ クロヘキサンと均一に混和可能な炭素原子数4以下の低沸点化合物(即ち沸点3 5℃未満)と共に、シクロペンタン、シクロヘキサン又はシクロペンタンとシク ロヘキサンを使用する硬質ポリウレタンフォームの製造方法を開示している。 米国特許第5,290,823号は、高度フッ素化又は過フッ素化有機化合物 、シクロペンタン及び場合により炭素原子数4〜8の他の脂肪族又は脂環式炭化 水素を含む発泡剤混合物を使用する硬質ポリウレタンフォームの製造を教示して いる。 米国特許第5,318,996号は、水、HCFC−22又はHCFC−14 1b及び炭素原子数4〜8の過フッ素化炭化水素を含む発泡剤混合物を使用する 硬質ポリウレタンフォームの製造を開示している。 HCFCと種々の化合物の混合物及び共沸混合物や、HCFCと併用し得る有 機化合物の共沸混合物がフォームの製造に有用な発泡剤であることも従来技術に 記載されている。 米国特許第4,828,751号は、炭素原子数5〜12の過ハロゲン化ハロ アルキル炭化水素と部分フッ素化アルコールを含むシリコンウェーハ洗浄用溶剤 組成物を教示している。 例えば米国特許第4,900,365号は、ジクロロトリフルオロエタンとイ ソペンタンの共沸混合物がポリウレタンフォームの製造に有用であることを教示 している。 米国特許第5,106,527号は、硬質独立気泡フォームの製造用発泡剤と しての2−メチルブタンと1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンの共沸混合物 の使用を開示している。 米国特許第5,166,182号に教示されている共沸混合物は50℃未満の 沸点をもたなければならない。これらの共沸混合物は、ブレンドされる共沸混合 物をポリマー樹脂と混和性にし得る表面活性をもつ有機化合物から形成される。 このような共沸混合物の製造に有用であるとして記載されている有機化合物の例 は、n−ペンタン、アセトン、メチルアルコール、ギ酸メチル、ギ酸エチル、エ チルアルコール、2−メチルブタン、ニトロメタン、シクロペンタン、2,3− ジメチルブタン、2,2−ジメチルブタン及びジメチルスルフィドを含む。これ らの共沸混合物はフルオロカーボンと併用してもよいが、フルオロカーボンが成 分の1種であるような共沸混合物は教示又は示唆されていない。 米国特許第5,227,088号は、1−クロロ−3,3,3−トリフルオロ プロパンと炭素原子数5又は6の炭化水素から構成される共沸混合物様組成物を 開示している。 米国特許第5,283,003号は、少なくとも1種の炭素原子数5の炭化水 素、塩素化アルカン及びギ酸メチルから構成される発泡剤を開示している。塩化 メチレンが好ましい塩素化アルカンである。 HCFCを含む共沸混合物が洗浄溶剤として有用であることも知られている。 例えば米国特許第4,055,507号は、1,2−ジクロロ−1,1−ジフル オロエタンと3−メチルペンタンの共沸混合物を開示しており、前記溶剤として 有用であると教示している。米国特許第5,302,212号は、固体表面を洗 浄するために(ペルフルオロアルキル)エチレンとメタノールの共沸混合物を使 用できると教示している。日本特許第1,141,995号は、洗浄溶剤として 有用な67〜87重量%のHCFC−123と13〜33重量%の2−メチルブ タンの共沸混合物を開示している。日本特許第1,141,996号は、HCF C−141bとn−ペンタン又は2−メチルブタン又は2,2−ジメチルブタン の共沸混合物を開示しており、同様に洗浄溶剤として有用であると教示している 。 しかし、ペルフルオロヘキサン、1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブ タン又は1,3−ジオキソランと炭素原子数5もしくは6の炭化水素から形成さ れる共沸混合物を発泡剤又は洗浄溶剤として使用することは従来技術に記載され ていない。 発明の要約 本発明の目的は新規共沸組成物を提供することである。 本発明の別の目的は、ハロゲン、特に塩素を含まず、従ってオゾンを破壊する 可能性のない共沸組成物を提供することである。 本発明の更に別の目的は、ハロゲン含有、特に塩素含有発泡剤を使用しないウ レタンフォームの製造方法を提供することである。 本発明の更に別の目的は、ハロゲン含有、特に塩素含有発泡剤を使用せずに製 造された良好な物性をもつポリウレタンフォームを提供することである。 当業者に自明の上記及び他の目的は、本発明の共沸組成物により達成される。 これらの共沸組成物は、(a)(1)ペルフルオロヘキサン約26〜約88重量 %、(2)1,3−ジオキソラン約4〜約50重量%又は(3)1,1,1,4 ,4,4−ヘキサフルオロブタン約64〜約87重量%から選択される1種の化 合物と、(b)(1)2−メチルブタン約20〜約74重量%、(2)n−ペン タン約13〜約53重量%、(3)シクロペンタン約75〜約96重量%、(4 )2−メチルペンタン約14〜約79重量%、(5)3−メチルペンタン約13 〜約77重量%、又は(6)n−ヘキサン約12〜約69重量%から選択される 1種の化合物から構成され、(a)の重量百分率と(b)の重量百分率の合計は 約100%である。 これらの共沸組成物はイソシアネート及びイソシアネート反応性材料を含むフ ォーム形成混合物に含まれる。これらの共沸組成物から製造したフォームは良好 な物性をもつことを特徴とする。 図面の簡単な説明 図1は、1気圧で定常状態で還流する2−メチルブタンとペルフルオロヘキサ ンの種々の混合物の蒸気相の2−メチルブタンのモル分率と液相の2−メチルブ タンのモル分率のプロットを示すグラフである。 図2は、1気圧で定常状態で還流するn−ペンタンとペルフルオロヘキサンの 種々の混合物の蒸気相のn−ペンタンのモル分率と液相のn−ペンタンのモル分 率のプロットを示すグラフである。 図3は、1気圧で定常状態で還流する2−メチルブタンと1,1,1,4,4 ,4−ヘキサフルオロブタンの種々の混合物の蒸気相の2−メチルブタン(i− ペンタン)のモル分率と液相の2−メチルブタンのモル分率のプロットを示すグ ラフである。 図4は、1気圧で定常状態で還流するシクロペンタンと1,3−ジオキソラン の混合物の蒸気相のシクロペンタンのモル分率と液相のシクロペンタンのモル分 率のプロットを示すグラフである。 図5は、1気圧で定常状態で還流する2−メチルペンタンと1,3−ジオキソ ランの混合物の蒸気相の2−メチルペンタンのモル分率と液相の2−メチルペン タンのモル分率のプロットを示すグラフである。 図6は、1気圧で定常状態で還流する3−メチルペンタンと1,3−ジオキソ ランの混合物の蒸気相の3−メチルペンタンのモル分率と液相の3−メチルペン タンのモル分率のプロットを示すグラフである。 図7は、1気圧で定常状態で還流するn−ヘキサンと1,3−ジオキソランの 混合物の蒸気相のn−ヘキサンのモル分率と液相のn−ヘキサンのモル分率のプ ロットを示すグラフである。 図8は、1気圧で定常状態で還流する2−メチルペンタンとペルフルオロヘキ サンの混合物の蒸気相の2−メチルペンタンのモル分率と液相の2−メチルペン タンのモル分率のプロットを示すグラフである。 図9は、1気圧で定常状態で還流する3−メチルペンタンとペルフルオロヘキ サンの混合物の蒸気相の3−メチルペンタンのモル分率と液相の3−メチルペン タンのモル分率のプロットを示すグラフである。 図10は、1気圧で定常状態で還流するn−ヘキサンとペルフルオロヘキサン の混合物の蒸気相のn−ヘキサンのモル分率と液相のn−ヘキサンのモル分率の プロットを示すグラフである。 図11は、1気圧で定常状態で還流するn−ペンタンと1,1,1,4,4, 4−ヘキサフルオロブタンの種々の混合物の蒸気相のn−ペンタンのモル分率と 液相のn−ペンタンのモル分率のプロットを示すグラフである。 発明の詳細な説明 本発明は硬質フォームの製造に特に有用な共沸組成物に関する。この共沸組成 物は溶剤洗浄用途にも使用できる。 本発明の共沸混合物は一般に2成分から構成される。第1の成分は(共沸混合 物の総重量を基にして)約26〜約88重量%の量で存在するペルフルオロヘキ サン、(共沸混合物の総重量を基にして)約4〜約50重量%の量の1,3−ジ オキソラン、及び(共沸混合物の総重量を基にして)約64〜約87重量%の量 の1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブタンから選択される1種の化合物 である。第2の成分は(共沸混合物の総重量を基にして)約20〜約74重量% の量の2−メチルブタン、(共沸混合物の総重量を基にして)約13〜約53重 量%の量のn−ペンタン、(共沸混合物の総重量を基にして)約75〜約96重 量%の量のシクロペンタン、(共沸混合物の総重量を基にして)約14〜約79 重量%の量の2−メチルペンタン、(共沸混合物の総重量を基にして)約13〜 約77重量%の量の3−メチルペンタン、及び(共沸混合物の総重量を基にして )約12〜約69重量%の量のn−ヘキサンから選択される1種の化合物である 。第1及び第2の成分の重量百分率の合計は約100%である。 本発明の好ましい共沸混合物様組成物としては、(a)(1)(共沸組成物の 総重量を基にして)約26〜約72重量%のペルフルオロヘキサンと、(b)( 1)(共沸組成物の総重量を基にして)約36〜約74重量%の2−メチルブタ ン又は(2)(共沸組成物の総重量を基にして)約28〜約53重量%のn−ペ ンタンから選択される1種の化合物から主に構成される組成物が挙げられる。( a)の重量百分率と(b)の重量百分率の合計は約100重量%である。 他の好ましい共沸混合物様組成物としては、(a)(3)(共沸組成物の総重 量を基にして)約64〜約80重量%(44〜63モル%)の1,1,1,4, 4,4−ヘキサフルオロブタンと、(b)(1)(共沸組成物の総重量を基にし て)約20〜約36重量%(37〜56モル%)の2−メチルブタン(イソペン タンとしても知られる)から主に構成される組成物が挙げられる。 好ましい共沸混合物様組成物の別の群は、(a)(2)(共沸組成物の総重量 を基にして)約4〜約50重量%の1,3−ジオキソランと、(b)(3)(共 沸組成物の総重量を基にして)約75〜約96重量%(即ち約76〜約96モル %)のシクロペンタン、(4)(共沸組成物の総重量を基にして)約60〜約7 9重量%(即ち約56〜約76モル%)の2−メチルペンタン、(5)(共沸組 成物の総重量を基にして)約59〜約77重量%(即ち約55〜約74モル%) の3−メチルペンタン、又は(6)(共沸組成物の総重量を基にして)約50〜 約69重量%(即ち約46〜約66モル%)のn−ヘキサンから選択される1種 の化合物から主に構成される組成物である。(a)の重量百分率と(b)の重量 百分率の合計は約100重量%である。 (a)(1)(共沸組成物の総重量を基にして)約73〜約88重量%のペル フルオロヘキサンと、(b)(4)(共沸組成物の総重量を基にして)約14〜 約27重量%(即ち約39〜約59モル%)の2−メチルペンタン、(5)(共 沸組成物の総重量を基にして)約13〜約25重量%(即ち約37〜約57モル %)の3−メチルペンタン、又は(6)(共沸組成物の総重量を基にして)約1 2〜約23重量%(即ち約35〜約54モル%)のn−ヘキサンから選択される 1種の化合物から主に構成される共沸混合物様組成物も好ましい。(a)の重量 百分率と(b)の重量百分率の合計は約100重量%である。 他の好ましい共沸混合物様組成物は、(a)(3)(共沸組成物の総重量を基 にして)約73〜約87重量%(即ち約54〜約74モル%)の1,1,1,4 ,4,4−ヘキサフルオロブタンと、(b)(2)(共沸組成物の総重量を基に して)約13〜約27重量%(即ち約26〜約46モル%)のn−ペンタンから 主に構成される。 本発明の組成物に必須の化合物はペルフルオロヘキサン(沸点=59℃)、1 ,3−ジオキソラン(沸点=75℃)、1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオ ロブタン(沸点=24.6℃)、2−メチルブタン(沸点=28.0℃)、n− ペンタン(沸点=35.5℃)、シクロペンタン(沸点=49℃)、2−メチル ペンタン(沸点=62℃)、3−メチルペンタン(沸点=64℃)及びn−ヘキ サン(沸点=69℃)である。これらの全化合物は当業者に公知であり、市販さ れている。これらの化合物は本発明の組成物中でその通常の商用純度(即ち少な くとも95%)で使用することができる。 1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブタンはR−356又はHFC 3 56mffmとしても当業者に知られている。1,1,1,4,4,4−ヘキサ フルオロブタンの製造方法は米国特許第5,315,047号に開示されている 。 (a)の重量百分率と(b)の重量百分率の合計が約100重量%となるよう に、(a)(1)ペルフルオロヘキサン約26〜約72重量%と、(b)(1) 2−メチルブタン約36〜約74重量%又は(2)n−ペンタン約28〜約53 重量%から選択されるただ1種の化合物から構成される全組成物は、これらの範 囲内の組成物が実質的に一定の沸点を示すので実際に共沸性である。混合物はこ のような実質的に一定の沸点をもつので、蒸発しても過度に分別する傾向がない 。 (a)(3)約64〜約80重量%の1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオ ロブタンと、(b)(1)約20〜約36重量%の2−メチルブタンから構成さ れる組成物は、これらの範囲内の組成物が実質的に一定の沸点を示すので実際に 共沸性である。混合物はこのような実質的に一定の沸点(1気圧で15.8℃) をもつので、蒸発しても過度に分別する傾向がない。 (a)の重量百分率と(b)の重量百分率の合計が約100重量%となるよう に、(a)(2)約4〜約50重量%の1,3−ジオキソランと、(b)(3) 約75〜約96重量%のシクロペンタン、(4)約60〜約79重量%の2−メ チルペンタン、(5)約59〜約77重量%の3−メチルペンタン、又は(6) 約50〜約69重量%のn−ヘキサンから選択されるただ1種の化合物から構成 される全組成物は、これらの範囲内の組成物が実質的に一定の沸点を示すので実 際に共沸性である。 (a)の重量百分率と(b)の重量百分率の合計が約100重量%となるよう に、(a)(1)約73〜約88重量%のペルフルオロヘキサンと、(b)(4 )約14〜約27重量%の2−メチルペンタン、(5)約13〜約25重量%の 3−メチルペンタン、又は(6)約12〜約23重量%のn−ヘキサンから選択 されるただ1種の化合物から構成される全組成物は、これらの範囲内の組成物が 実質的に一定の沸点を示すので実際に共沸性である。 (a)(3)約73〜約87重量%の1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオ ロブタンと、(b)(2)約13〜約27重量%のn−ペンタンから構成される 組成物は、これらの範囲内の組成物が実質的に一定の沸点を示すので実際に共沸 性である。 混合物はこのような実質的に一定の沸点をもつので、蒸発しても過度に分別す る傾向がない。蒸発後、蒸気相と初期液相の組成間にはほんの僅かの相違しか存 在しない。この相違は非常に小さいので、蒸気相と液相の組成は実質的に同一と みなされる。従って、上記範囲内の全混合物は真の2元共沸混合物の特徴的性質 を示す。 (a)の重量百分率と(b)の重量百分率の合計が約100となるように、( a)(1)約40〜約68重量%のペルフルオロヘキサンと、(b)(1)約4 3〜約60重量%の2−メチルブタン又は(2)約32〜約44重量%のn−ペ ンタンから選択されるただ1種の化合物から主に構成される共沸組成物が特に好 ましい共沸組成物である。ペルフルオロヘキサンと2−メチルブタンから構成さ れる共沸組成物は、約26〜約64(好ましくは約40〜約57)重量%のペル フルオロヘキサンと、約36〜約74(好ましくは約43〜約60)重量%の2 −メチルブタンから主に構成される。約49重量%のペルフルオロヘキサンと約 51重量%の2−メチルブタンから主に構成される組成物は、下記較正手順の精 度内で25.0℃の沸点をもつ真の2元共沸混合物であることが立証された。 ペルフルオロヘキサンとn−ペンタンから構成される共沸組成物は、約47〜 約72(好ましくは約56〜約68)重量%のペルフルオロヘキサンと、約28 〜約53(好ましくは約32〜約44)重量%のn−ペンタンから主に構成され る。約62重量%のペルフルオロヘキサンと約38重量%のn−ペンタンから主 に構成される組成物は、下記較正手順の精度内で30.3℃の沸点をもつ真の2 元共沸混合物であることが立証された。 約68〜約76重量%の1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブタンと約 24〜約32重量%の2−メチルブタンから主に構成される共沸組成物は、特に 好ましい共沸組成物である。72重量%の1,1,1,4,4,4−ヘキサフル オロブタンと28重量%の2−メチルブタンから主に構成される組成物は、下記 較正手順の精度内で約15.8℃の沸点をもつ真の2元共沸混合物であることが 立証された。 (a)の重量百分率と(b)の重量百分率の合計が約100となるように、( a)(2)約10〜約45重量%の1,3−ジオキソランと、(b)(3)約8 0〜約90重量%のシクロペンタン、(4)約65〜約75重量%の2−メチル ペンタン、(5)約63〜約73重量%の3−メチルペンタン又は(6)約55 〜約64重量%のn−ヘキサンから選択されるただ1種の化合物から主に構成さ れる共沸組成物も、特に好ましい共沸組成物である。 1,3−ジオキソランとシクロペンタンから構成される共沸組成物は、約4〜 約25(好ましくは約10〜約20)重量%の1,3−ジオキソランと、約75 〜約96(好ましくは約80〜約90)重量%のシクロペンタンから主に構成さ れる。約14重量%の1,3−ジオキソランと約86重量%のシクロペンタンか ら主に構成される組成物は、下記較正手順の精度内で約48.5℃の沸点をもつ 真の2元共沸混合物であることが立証された。 1,3−ジオキソランと2−メチルペンタンから構成される共沸組成物は、約 21〜約40(好ましくは約25〜約35)重量%の1,3−ジオキソランと、 約60〜約79(好ましくは約65〜約75)重量%の2−メチルペンタンから 主に構成される。約30重量%の1,3−ジオキソランと約70重量%の2−メ チルペンタンから主に構成される組成物は、下記較正手順の精度内で57℃の沸 点をもつ真の2元共沸混合物であることが立証された。 1,3−ジオキソランと3−メチルペンタンから構成される共沸組成物は、約 33〜約41(好ましくは約27〜約37)重量%の1,3−ジオキソランと、 約59〜約77(好ましくは約63〜約73)重量%の3−メチルペンタンから 主に構成される。約32重量%の1,3−ジオキソランと約68重量%の3−メ チルペンタンから主に構成される組成物は、下記較正手順の精度内で58.6℃ の沸点をもつ真の2元共沸混合物であることが立証された。 1,3−ジオキソランとn−ヘキサンから構成される共沸組成物は、約31〜 約50(好ましくは約36〜約45)重量%の1,3−ジオキソランと、約50 〜約69(好ましくは約55〜約64)重量%のn−ヘキサンから主に構成され る。約40重量%の1,3−ジオキソランと約60重量%のn−ヘキサンから主 に構成される組成物は、下記較正手順の精度内で62.8℃の沸点をもつ真の2 元共沸混合物であることが立証された。 (a)の重量百分率と(b)の重量百分率の合計が約100となるように、( a)(1)約77〜約86重量%のペルフルオロヘキサンと、(b)(4)約1 7〜約23重量%の2−メチルペンタン、(5)約16〜約22重量%の3−メ チルペンタン又は(6)約14〜約20重量%のn−ヘキサンから選択されるた だ1種の化合物から主に構成される共沸組成物も、特に好ましい共沸組成物であ る。 ペルフルオロヘキサンと2−メチルペンタンから構成される共沸組成物は、約 73〜約86(好ましくは約77〜約83)重量%のペルフルオロヘキサンと、 約14〜約27(好ましくは約17〜約23)重量%の2−メチルペンタンから 主に構成される。約80重量%のペルフルオロヘキサンと約20重量%の2−メ チルペンタンから主に構成される組成物は、下記較正手順の精度内で45℃の沸 点をもつ真の2元共沸混合物であることが立証された。 ペルフルオロヘキサンと3−メチルペンタンから構成される共沸組成物は、約 75〜約87(好ましくは約78〜約84)重量%のペルフルオロヘキサンと、 約13〜約25(好ましくは約16〜約22)重量%の3−メチルペンタンから 主に構成される。約82重量%のペルフルオロヘキサンと約18重量%の3−メ チルペンタンから主に構成される組成物は、下記較正手順の精度内で46.4℃ の沸点をもつ真の2元共沸混合物であることが立証された。 ペルフルオロヘキサンとn−ヘキサンから構成される共沸組成物は、約77〜 約88(好ましくは約80〜約86)重量%のペルフルオロヘキサンと、約12 〜約23(好ましくは約14〜約20)重量%のn−ヘキサンから主に構成され る。約83重量%のペルフルオロヘキサンと約17重量%のn−ヘキサンから主 に構成される組成物は、下記較正手順の精度内で48.0℃の沸点をもつ真の2 元共沸混合物であることが立証された。 約77〜約84重量%の1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブタンと約 16〜約23重量%のn−ペンタンから主に構成される共沸組成物は特に好まし い共沸組成物である。80重量%の1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブ タンと20重量%のn−ペンタンから主に構成される組成物は、下記較正手順の 精度内で約18.5℃の沸点をもつ真の2元共沸混合物であることが立証された 。 図1は、1気圧で定常状態で還流する2−メチルブタンとペルフルオロヘキサ ンの種々の混合物の蒸気相の2−メチルブタンのモル分率を液相の2−メチルブ タンのモル分率に対してプロットしたグラフを示す。これらのモル分率はガスク ロマトグラフィーにより得、以下に詳述するように較正曲線を使用することによ り定量可能に調整した。モル分率曲線が傾き1及び切片0の線と交わる点を真の 2元共沸組成物と定義する。 ガスクロマトグラフィー結果を較正するために使用した較正曲線は次のように 作成した。10%の増分で0〜100モル%の2−メチルブタンを使用して2− メチルブタンとペルフルオロヘキサン一連のブレンドを調製した。各ブレンド中 のペルフルオロヘキサンのモル百分率は100モル%と2−メチルブタンのモル %の差とした。まず最初に各ブレンドをガスクロマトグラフ(「GC」)に注入 して相対ピーク面積と実モル濃度の相関を行った。これは、各ブレンドの二重試 料を調製し、試料の各々を2回ずつ測定することにより実施した。このデータを 使用して較正曲線を作成し、95%信頼区間を使用して共沸組成物の誤差範囲を 設定した。 次に、共沸組成物を形成するために必要なペルフルオロヘキサンと2−メチル ブタンの相対モル量を2段階法により決定した。第1段階では、2−メチルブタ ンを反応器に装填した。次に、グラフ中のデータ点により示す増分でペルフルオ ロヘキサンを反応器に加えた。ペルフルオロヘキサンの各添加後に、乾燥管を介 して大気に通じる0℃の還流冷却器を使用して反応器の内容物を10〜15分間 還流させた。定常状態に達した後に、試料口から液体と蒸気の試料を取り出した 。反応器内の液体の温度を測定し、反応器と冷却器の間の点で蒸気温度を測定し た。二重試料をGCに注入し、相対ピークを記録した。較正曲線を使用してこれ らの相対ピーク面積をモル分率に変換した。 第2段階では、ペルフルオロヘキサンを反応器に装填した。次に、グラフ中の データ点により示す増分で2−メチルブタンを反応器に加えた。次いで反応器の 内容物を加熱し、試料を取り出して第1段階で上述したと同様に分析した。デー タをプロットし、得られたグラフを図1に示す。 図2に示すグラフは、ペルフルオロヘキサンとn−ペンタンのブレンドを使用 して図1と同様に作成した。 図3は、定常状態で還流する2−メチルブタンと1,1,1,4,4,4−ヘ キサフルオロブタンの混合物の蒸気相の2−メチルブタンのモル分率を液相の2 −メチルブタンのモル分率に対してプロットしたグラフを示す。これらのモル分 率はガスクロマトグラフィーにより得、以下に詳述するように較正曲線を使用す ることにより定量可能に調整した。モル分率曲線が傾き1及び切片0の線と交わ る点を真の2元共沸組成物と定義する。 ガスクロマトグラフィー結果を較正するために使用した較正曲線は次のように 作成した。10%の増分で0〜100モル%の2−メチルブタンを使用して2− メチルブタンと1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブタンの一連のブレン ドを調製した。各ブレンド中の1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブタン のモル百分率は、100モル%と2−メチルブタンのモル%の差とした。まず最 初に各ブレンドをGCに注入して相対ピーク面積と実モル濃度の相関を行った。 これは、各ブレンドの二重試料を調製し、各試料を2回ずつ測定することにより 実施した。このデータを使用して較正曲線を作成し、95%信頼区間を使用して 共沸組成物の誤差範囲を設定した。 次に、共沸組成物を形成するために必要な1,1,1,4,4,4−ヘキサフ ルオロブタンと2−メチルブタンの相対モル量を2段階法により決定した。第1 段階では、2−メチルブタン単独を反応器に装填した。次に、グラフ中のデータ 点により示す一定増分で1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブタンを反応 器に加えた。1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブタンの各添加後に、乾 燥管を介して大気に通じる0℃の還流冷却器を使用して反応器の内容物を10〜 15分間還流させた。定常状態に達した後に、試料口から液体と蒸気の試料を取 り出した。反応器内の液体の温度を測定し、反応器と冷却器の間の点で蒸気温度 を測定した。二重試料をGCに注入し、相対ピークを記録した。較正曲線を使用 してこれらの相対ピーク面積をモル分率に変換した。 第2段階では、1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブタンを反応器に装 填した。次に、グラフ中のデータ点により示す増分で2−メチルブタンを反応器 に加えた。次いで反応器の内容物を加熱し、試料を取り出して第1段階で上述し たと同様に分析した。データをプロットし、得られたグラフを図3に示す。 図4は、1気圧で定常状態で還流するシクロペンタンと1,3−ジオキソラン の混合物の蒸気相のシクロペンタンのモル分率を液相のシクロペンタンのモル分 率に対してプロットしたグラフを示す。これらのモル分率はガスクロマトグラフ ィーにより得、以下に詳述するように較正曲線を使用することにより定量可能に 調整した。モル分率曲線が傾き1及び切片0の線と交わる点を真の2元共沸組成 物と定義する。 ガスクロマトグラフィー結果を較正するために使用した較正曲線は次のように 作成した。10%の増分で0〜100モル%のシクロペンタンを使用してシクロ ペンタンと1,3−ジオキソランの一連のブレンドを調製した。各ブレンド中の 1,3−ジオキソランのモル百分率は100モル%とシクロペンタンのモル%の 差とした。まず最初に各ブレンドをGCに注入して相対ピーク面積と実モル濃度 の相関を行った。これは、各ブレンドの二重試料を調製し、各試料を2回ずつ測 定することにより実施した。このデータを使用して較正曲線を作成し、95%信 頼区間を使用して共沸組成物の誤差範囲を設定した。 次に、共沸組成物を形成するために必要な1,3−ジオキソランとシクロペン タンの相対モル量を2段階法により決定した。第1段階では、シクロペンタンを 反応器に装填した。次に、グラフ中のデータ点により示す増分で1,3−ジオキ ソランを反応器に加えた。1,3−ジオキソランの各添加後に、乾燥管を介して 大気に通じる0℃の還流冷却器を使用して反応器の内容物を10〜15分間還流 させた。定常状態に達した後に、試料口から液体と蒸気の試料を取り出した。液 体の温度を測定し、反応器と冷却器の間の点で蒸気温度を測定した。二重試料を GCに注入し、相対ピークを記録した。較正曲線を使用してこれらの相対ピーク 面積をモル分率に変換した。 第2段階では、1,3−ジオキソランを反応器に装填した。次に、グラフ中の データ点により示す増分でシクロペンタンを反応器に加えた。次いで反応器の内 容物を加熱し、試料を取り出して第1段階について上述したと同様に分析した。 データをプロットし、得られたグラフを図1に示す。 図5、6及び7に示すグラフは1,3−ジオキソランと2−メチルペンタン( 図5)、1,3−ジオキソランと3−メチルペンタン(図6)及び1,3−ジオ キソランとn−ヘキサン(図7)のブレンドを使用して図4と同様に作成した。 図8は、1気圧で定常状態で還流する2−メチルペンタンとペルフルオロヘキ サンの種々の混合物の蒸気相の2−メチルペンタンのモル分率を液相の2−メチ ルペンタンのモル分率に対してプロットしたグラフを示す。これらのモル分率は ガスクロマトグラフィーにより得、以下に詳述するように較正曲線を使用するこ とにより定量可能に調整した。モル分率曲線が傾き1及び切片0の線と交わる点 を真の2元共沸組成物と定義する。 ガスクロマトグラフィー結果を較正するために使用した較正曲線は次のように 作成した。10%の増分で0〜100モル%の2−メチルペンタンを使用して2 −メチルペンタンとペルフルオロヘキサンの一連のブレンドを調製した。各ブレ ンド中のペルフルオロヘキサンのモル百分率は100モル%と2−メチルペンタ ンのモル%の差とした。まず最初に各ブレンドをGCに注入して相対ピーク面積 と実モル濃度の相関を行った。これは、各ブレンドの二重試料を調製し、各試料 を2回ずつ測定することにより実施した。このデータを使用して較正曲線を作成 し、95%信頼区間を使用して共沸組成物の誤差範囲を設定した。 次に、共沸組成物を形成するために必要なペルフルオロヘキサンと2−メチル ペンタンの相対モル量を2段階法により決定した。第1段階では、2−メチルペ ンタンを反応器に装填した。次に、グラフ中のデータ点により示す一定増分でペ ルフルオロヘキサンを反応器に加えた。各添加後に、乾燥管を介して大気に通じ る0℃の還流冷却器を使用して反応器の内容物を10〜15分間還流させた。定 常状態に達した後に、試料口から液体と蒸気の試料を取り出した。反応器内の液 体の温度を測定し、反応器と冷却器の間の点で蒸気温度を測定した。二重試料を GCに注入し、相対ピークを記録した。較正曲線を使用してこれらの相対ピーク 面積をモル分率に変換した。 第2段階では、ペルフルオロヘキサンを反応器に装填した。次に、グラフ中の データ点により示す増分で2−メチルペンタンを加えた。各反応後に、第1段階 について上述したと同様に加熱した。次に、集めたデータをプロットし、図8に 示すグラフを作成した。 図9及び10に示すグラフはペルフルオロヘキサンと3−メチルペンタン(図 9)及びペルフルオロヘキサンとn−ヘキサン(図10)のブレンドを使用して 図8と同様に作成した。 図11は、1気圧で定常状態で還流するn−ペンタンと1,1,1,4,4, 4−ヘキサフルオロブタンの種々の混合物の蒸気相のn−ペンタンのモル分率を 液相のn−ペンタンのモル分率に対してプロットしたグラフを示す。これらのモ ル分率はガスクロマトグラフィーにより得、以下に詳述するように較正曲線を使 用することにより定量可能に調整した。モル分率曲線が傾き1及び切片0の線と 交わる点を真の2元共沸組成物と定義する。 ガスクロマトグラフィー結果を較正するために使用した較正曲線は次のように 作成した。10%の増分で0〜100モル%のn−ペンタンを使用してn−ペン タンと1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブタンの一連のブレンドを調製 した。各ブレンド中の1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブタンのモル百 分率は100モル%とn−ペンタンのモル%の差とした。まず最初に各ブレンド をGCに注入して相対ピーク面積と実モル濃度の相関を行った。これは、各ブレ ンドの二重試料を調製し、各試料を2回ずつ測定することにより実施した。この データを使用して較正曲線を作成し、95%信頼区間を使用して共沸組成物の誤 差範囲を設定した。 次に、共沸組成物を形成するために必要な1,1,1,4,4,4−ヘキサフ ルオロブタンとn−ペンタンの相対モル量を2段階法により決定した。第1段階 では、n−ペンタン単独を反応器に装填した。次に、グラフ中のデータ点により 示す増分で1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブタンを反応器に加えた。 1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブタンの各添加後に、乾燥管を介して 大気に通じる0℃の還流冷却器を使用して反応器の内容物を10〜15分間還流 させた。定常状態に達した後に、試料口から液体と蒸気の試料を取り出した。反 応器内の液体の温度を測定し、反応器と冷却器の間の点で蒸気温度を測定した。 二重試料をGCに注入し、相対ピークを記録した。較正曲線を使用してこれらの 相対ピーク面積をモル分率に変換した。 第2段階では、1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブタンを反応器に装 填した。次に、グラフ中のデータ点により示す増分でn−ペンタンを加えた。次 いで反応器の内容物を加熱し、試料を取り出して第1段階で実施したと同様に分 析した。第1及び第2段階の各々で生じたデータをプロットし、得られたグラフ を図11に示す。 共沸混合物は沸点で成分の濃度が液相と蒸気相で同一であるような液体混合物 として定義される。モル分率プロットが傾き1と切片0をもつ線と交わる点が予 想される共沸組成物である。 本発明の共沸組成物は硬質フォームの製造用の無ハロゲン、特に無塩素発泡剤 として特に有用である。共沸組成物の使用量は所望のフォーム密度と付加的発泡 剤(水)の存在に依存し、当業者に公知の方法により調節すべきである。典型的 には、これらの組成物は一般に約1%〜約20%、好ましくは約2〜約12%の 量でフォーム形成混合物に含まれる。純ペルフルオロヘキサンが下記実施例で使 用した条件下で有用なフォームを生成しないという事実に鑑みると、これらの共 沸組成物が発泡剤として作用し得ることは特に意外である。 本発明の1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブタン含有共沸組成物から 製造したフォームは、R−356単独から製造したフォームと同等であるか、又 は場合によっては実質的に低い密度をもちながら、比較的低いKファクターを維 持する。 本発明の共沸組成物から製造したフォームはCFC、HCFC、FC又はHF Cを含まないが、比較的低いKファクターを維持する。 本発明の共沸組成物からフォームを製造するには、本発明の共沸組成物の1種 の存在下、場合により触媒、気泡安定剤又は他の添加剤、助剤及び加工助剤の存 在下にa)イソシアネート反応性材料をb)有機ポリイソシアネートと反応させ ればよい。 本発明の共沸組成物からフォームを製造するには、公知イソシアネート反応性 材料、有機ポリイソシアネート(本明細書で使用する「ポリイソシアネート」は ジイソシアネートを含む)、触媒及び気泡安定剤の任意のものを使用することが できる。 本発明の実施に有用な公知イソシアネートとしては、ポリイソシアネート、改 質ポリイソシアネート及びイソシアネートを末端基とするプレポリマーが挙げら れる。本発明によりフォームを製造するために使用可能な適切なポリイソシアネ ートとしては、芳香族、脂肪族、脂環式ポリイソシアネート及びその組み合わせ が挙げられる。このようなイソシアネートの具体例としては、ジイソシアネート (例えばm−フェニレンジイソシアネート、p−フェニレンジイソシアネート2 ,4−トルエンジイソシアネート、2,6−トルエンジイソシアネート、1,6 −ヘキサメチレンジイソシアネート、1,4−ヘキサメチレンジイソシアネート 、1,4−シクロヘキサンジイソシアネート、ヘキサヒドロトルエンジイソシア ネートとその異性体、1,5−ナフタレンジイソシアネート、1−メチルフェニ ル−2,4−フェニルジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシ アネート、2,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、4,4’−ビフェニ レンジイソシアネート、3,3’−ジメトキシ−4,4’−ビフェニレンジイソ シアネート及び3,3’−ジメチルジフェニルプロパン−4,4’−ジイソシア ネート)、トリイソシアネート(例えば2,4,6−トルエントリイソシアネー ト)、及びポリイソシアネート(例えば4,4’−ジメチルジフェニルメタン− 2,2’,5,5’−テトライソシアネート及びポリメチレンポリフェニルイソ シアネート)が挙げられる。 本発明によりポリウレタンフォームを製造するには、少なくとも約8%、好ま しくは約9〜約30%のNCO含量をもつイソシアネートを末端基とするプレポ リマーが特に有用である。約8〜約17重量%、好ましくは約10重量%のNC O含量をもつジフェニルメタンジイソシアネートのプレポリマーが特に好ましい 。これらの好ましいプレポリマーは、例えばジフェニルメタンジイソシアネート (MDI)又はMDIの異性混合物を、未反応イソシアネート基含量が上記範囲 内となるような量で約1.9〜約3.1、好ましくは約2の官能価をもつポリオ ール又はポリアミン等のイソシアネート反応性化合物と予備反応させることによ り製造できる。 硬質ポリウレタンの製造に最も好ましいポリイソシアネートとしては、ポリウ レタンを架橋できることから、1分子当たりイソシアネート部分約1.8〜約3 .5(好ましくは約2.0〜約3.1)の官能価と、約25〜約35重量%のN CO含量をもつメチレン架橋ポリフェニルポリイソシアネートとメチレン架橋ポ リフェニルポリイソシアネートのプレポリマーが挙げられる。 本発明の実施には、硬質ポリウレタンフォームの製造で有用であるとして知ら れている触媒の任意のものを使用することができる。第3級アミン触媒が特に好 ましい。利用可能な触媒の具体例としては、ペンタメチルジエチレントリアミン 、N,N−ジメチルシクロヘキシルアミン、N,N’,N”−ジメチルアミノプ ロピルヘキサヒドロトリアジン、テトラメチレンジアミン、テトラメチルブチレ ンジアミン及びジメチルエタノールアミンが挙げられる。ペンタメチルジエチレ ントリアミン、N,N’,N”−ジメチルアミノプロピルヘキサヒドロトリアジ ン及びN,N−ジメチルシクロヘキシルアミンが特に好ましい。 本発明によりフォームを製造するには、少なくとも約25%、好ましくは約2 7〜約33%のNCO含量をもつイソシアネートを末端基とするプレポリマーを 使用してもよい。約25〜約35重量%、好ましくは約29重量%のNCO含量 をもつジフェニルメタンジイソシアネートのプレポリマーが特に好ましい。これ らの好ましいプレポリマーは、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)又 はMDIの異性混合物を、未反応イソシアネート基含量が上記範囲内となるよう な量で約1.0〜約4.0、好ましくは約2の官能価をもつポリオール又はポリ アミン等のイソシアネート反応性化合物と予備反応させることにより製造される 。 本発明の実施には未蒸留又は粗ポリイソシアネートを使用してもよい。トルエ ンジアミンの混合物をホスゲン化することにより得られる粗トルエンジイソシア ネートと、粗ジフェニルメタンジアミン(ポリマーMDI)をホスゲン化するこ とにより得られる粗ジフェニルメタンジイソシアネートが利用可能な粗ポリイソ シアネートの例である。利用可能な未蒸留又は粗ポリイソシアネートは米国特許 第3,215,652号に開示されている。 利用可能な改質ポリイソシアネートはジイソシアネート及び/又はポリイソシ アネートの化学反応により得られる。本発明の実施に有用な改質イソシアネート としては、エステル基、尿素基、ビウレット基、アロファネート基、カルボジイ ミド基、イソシアヌレート基、ウレトジオン基及び/又はウレタン基を含むイソ シアネートが挙げられる。改質イソシアヌレートの好ましい例としては、イソシ アネート基を含み、約25〜約35重量%、好ましくは約27〜約33重量%、 より好ましくは約28〜32重量%のイソシアネート基含量をもつプレポリマー 、特にポリエーテルポリオール又はポリエステルポリオールとジフェニルメタン ジイソシアネートを主成分とするものが挙げられる。これらの改質ポリイソシア ネートの製造方法は当該技術分野で公知である。 ポリイソシアネート、改質ポリイソシアネート又はイソシアネートを末端基と するプレポリマーは、ポリウレタン/ポリ尿素フォームの製造で有用であるとし て知られているポリオール又はポリアミンの任意のものと反応させることができ る。利用可能なポリオールとしては、約400〜約10,000の分子量と少な くとも約2、好ましくは約2〜約4の官能価をもつポリエーテルポリオール、ポ リエステルポリオール、ポリヒドロキシポリアセタール、ポリヒドロキシポリカ ーボネート、ポリヒドロキシポリアクリレート、ポリエステルエーテル、ポリヒ ドロキシポリチオエーテル、ポリヒドロキシポリエステルアミド、ポリブタジエ ン及びポリラクトンが挙げられる。ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリ オール及びこのようなポリオールの混合物が好ましい。 利用可能なポリエステルポリオールとしては、多価アルコール(好ましくは三 価アルコールを付加可能な二価アルコール)と多塩基(好ましくは二塩基)カル ボン酸の反応物が挙げられる。これらのポリカルボン酸以外に、対応する無水カ ルボン酸、低級アルコールのポリカルボン酸エステル又はその混合物を使用して も本発明の実施に有用なポリエステルポリオールを製造できる。ポリカルボン酸 は脂肪族、脂環式、芳香族及び/又は複素環式のいずれでもよく、例えばハロゲ ン原子で置換されていてもよいし、及び/又は不飽和でもよい。利用可能なポリ カルボン酸の例としては、コハク酸、アジピン酸、スベリン酸、アゼライン酸、 セバシン酸、フタル酸、イソフタル酸、トリメリット酸、無水フタル酸、無水テ トラヒドロフタル酸、無水ヘキサヒドロフタル酸、無水テトラクロロフタル酸、 無水エンドメチレンテトラヒドロフタル酸、無水グルタル酸、マレイン酸、無水 マレイン酸、フマル酸、モノマー脂肪酸と混合してもよいオレイン酸等のダイマ ー及びトリマー脂肪酸、ジメチルテレフタレート並びにビスグリコールテレフタ レートが挙げられる。利用可能な多価アルコールとしては、エチレングリコール 、1,2−及び1,3−プロピレングリコール、1,3−及び1,4−ブチレン グリコール、1,6−ヘキサンジオール、1,8−オクタンジオール、ネオペン チルグリコール、シクロヘキサンジメタノール、(1,4−ビス(ヒドロキシメ チル)シクロヘキサン)、2−メチル−1,3−プロパンジオール、2,2,4 −トリメチル−1,3−ペンタンジオール、トリエチレングリコール、テトラエ チレングリコール、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプ ロピレングリコール、ジブチレングリコール、ポリブチレングリコール、グリセ リン並びにトリメチロールプロパンが挙げられる。ポリエステルはカルボキシル 末端基の一部も含んでいてもよい。ラクトンのポリエステル、例えばε−カプロ ラクトンやヒドロキシカルボン酸(例えばω−ヒドロキシカプロン酸)も使用で きる。 ヒドロキシル基を含む利用可能なポリカーボネートとしては、ジオールをホス ゲン、ジアリールカーボネート(例えばジフェニルカーボネート)又は環式カー ボネート(例えばエチレン又はプロピレンカーボネート)と反応させることによ り得られるものが挙げられる。利用可能なジオールの例としては、1,3−プロ パンジオール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ジエチレ ングリコール、トリエチレングリコール及びテトラエチレングリコールが挙げら れる。ポリエステル又はポリラクトン(例えば上記のもの)をホスゲン、ジアリ ールカーボネート又は環式カーボネートと反応させるこにとより得られるポリエ ステルカーボネートも本発明の実施に使用できる。 本発明によりフォームを製造するために利用可能なポリエーテルポリオールと しては、反応性水素原子を含む1種以上の出発化合物をエチレンオキシド、プロ ピレンオキシド、ブチレンオキシド、スチレンオキシド、テトラヒドロフラン、 エピクロロヒドリン等のアルキレンオキシド又はこれらのアルキレンオキシドの 混合物と反応させることにより公知方法で得られるものが挙げられる。約10重 量%を越えるエチレンオキシド単位を含まないポリエーテルが好ましい。エチレ ンオキシドを加えずに得られるポリエーテルが最も好ましい。反応性水素原子を 含む利用可能な出発化合物としては、多価アルコール類(ポリエステルポリオー ルの製造に利用可能であるとして上述したもの)、水、メタノール、エタノール 、1,2,6−ヘキサントリオール、1,2,4−ブタントリオール、トリメチ ロールエタン、ペンタエリトリトール、マンニトール、ソルビトール、メチルグ リコシド、スクロース、フェノール、イソノニルフェノール、レソルシノール、 ヒドロキノン及び1,1,1−又は1,1,2−トリス(ヒドロキシフェニル) エタンが挙げられる。 約3〜約4の官能価と少なくとも約149、好ましくは約149〜約1500 、より好ましくは約300〜約800の分子量をもつアミン開始ポリエーテルポ リオールも有用である。これらのアミン系ポリオールは、アルカリ触媒の存在下 にアミン、ポリアミン又はアミノアルコール及び場合により他の開始剤(水を含 んでも含まなくてもよい)を、プロピレンオキシド及び場合によりエチレンオキ シドと反応させることにより製造することができる。その後、生成物を酸、好ま しくはヒドロキシカルボン酸で処理してアルカリ触媒を中和させる。米国特許第 2,697,118号はこのようなアミン開始ポリオールの利用可能な製造方法 を開示している。 利用可能なアミン開始剤の例としては、アンモニア、エチレンジアミン、ジエ チレントリアミン、ヘキサメチレンジアミン、アミン類(例えばトルエンジアミ ン)及びアミノアルコール類が挙げられる。アミノアルコール類、特にモノエタ ノールアミン、ジエタノールアミン及びトリエタノールアミンが好ましい開始剤 である。 アミン開始剤はプロピレンオキシドと反応させるのが好ましいが、エチレンオ キシドと反応させてもよい。エチレンオキシドを使用する場合には、アルキレン オキシドの合計使用量の100重量%まで使用してもよい。プロピレンオキシド は一般にアルキレンオキシドの合計使用量の約40〜約100重量%、好ましく は約60〜約100重量%の量を使用する。アルキレンオキシドの合計使用量は 、生成物ポリオールが少なくとも約149、好ましくは約149〜約1500の 平均分子量をもつように選択される。 アミン系ポリエーテルポリオールは、合計フォーム形成混合物を基にして約2 0〜約70重量%、好ましくは約40〜約50重量%の量でフォーム形成混合物 に含まれる。 硬質ポリウレタンフォームの製造に有用であると知られている他のポリエーテ ルポリオール(即ち非アミン系ポリエーテルポリオール)及びポリエステルポリ オールも本発明の実施に使用することができる。アミン開始ポリオールと非アミ ン系ポリオールの組み合わせが特に好ましい。このような混合物を使用する場合 には、アミン開始ポリオールは一般に少なくとも20重量%、好ましくは約50 〜約80重量%の量で含まれる。 アミン開始ポリオールがアミノアルコールを主成分とする場合には、約2〜約 3(好ましくは約2〜約2.5)の官能価と約180〜約900、好ましくは約 300〜約600の分子量をもつポリエステルポリオールを好ましくはポリオー ル合計量の約5〜約50重量%、より好ましくは約15〜約35重量%の量でポ リオール混合物に配合する。 ビニルポリマーにより改質したポリエーテルも本発明によりフォームを製造す るのに利用できる。このような改質ポリエーテルは、例えばポリエーテルの存在 下にスチレンとアクリロニトリルを重合することにより得られる(米国特許第3 ,383,351号、3,304,273号、3,523,095号、3,11 0,695号及びドイツ特許第1,152,536号)。 本発明によるフォームの製造に有用なポリチオエーテルとしては、チオジグリ コールを単独及び/又は他のグリコール、ジカルボン酸、ホルムアルデヒド、ア ミノカルボン酸又はアミノアルコールと併用して得られる縮合物が挙げられる。 これらの縮合物は補助成分に依存してポリチオ混合エーテル、ポリチオエーテル エステル又はポリチオエーテルエステルアミドであり得る。 本発明によりフォームを製造するにはアミンを末端基とするポリエーテルも使 用できる。利用可能なアミンを末端基とするポリエーテルは、本願と同一名義の 1992年10月7日付け米国特許出願第07/957,929号又は米国特許 第3,666,726号、3,691,112号及び5,066,824号に開 示されているように、ハロゲン化物又はメシレート等の末端脱離基を含むポリエ ーテルと第1級アミンを反応させることにより製造できる。 利用可能なポリアセタールとしては、アルデヒド類(例えばホルムアルデヒド )やグリコール類(例えばジエチレングリコール、トリエチレングリコール、エ トキシル化4,4’−ジヒドロキシジフェニルジメチルメタン及び1,6−ヘキ サンジオール)から製造されるものが挙げられる。環式アセタールの重合により 製造されるポリアセタールも本発明の実施に使用できる。 本発明の発泡剤からフォームを製造するのに有用なヒドロキシポリエステルア ミド及びポリアミドとしては、多塩基飽和及び不飽和カルボン酸又はその無水物 、多価飽和又は不飽和アミノアルコール、ジアミン、ポリアミン並びにその混合 物から得られる主に直鎖状の縮合物が挙げられる。 ヒドロキシ官能性ポリアクリレートを製造するために利用可能なモノマーとし ては、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、無水マレイン酸、2−ヒドロキ シエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシ プロピルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、3−ヒドロキ シプロピルアクリレート、3−ヒドロキシプロピルメタクリレート、グリシジル アクリレート、グリシジルメタクリレート、2−イソシアナトエチルアクリレー ト及び2−イソシアナトエチルメタクリレートが挙げられる。 本発明によるフォームの製造に有用な低分子量イソシアネート反応性化合物は 、2〜8個のヒドロキシル基、好ましくは2〜4、より好ましくは2個のヒドロ キシル基をもち、約34〜約399、好ましくは約60〜約200、より好まし くは約100〜約150の平均分子量をもち、2個以上のヒドロキシル基を含む 高分子量材料と併用してもよいしあるいはこれに代用してもよい。有用な低分子 量イソシアネート反応性材料としては、ポリエステルポリオール及びポリエーテ ルポリオールの製造方法で上述した多価アルコール類が挙げられる。二価アルコ ール類が好ましい。低分子量材料と2個以上のヒドロキシル基を含む高分子量材 料の重量比は本発明には重要ではない。約1:100〜約1:10、好ましくは 約2:100〜約5:100の比が有用であることが判明した。 上記イソシアネート反応性化合物以外に、ポリウレタン化学で一般に知られて いる単官能性化合物及び三官能性以上の多官能性化合物ならば少量を使用しても 本発明によりフォームを製造できる。例えば、僅かな枝分かれが所望される特殊 な場合ではトリメチロールプロパンを使用できる。 触媒と溶媒を使用して反応を助長してもよい。ウレタン反応を助長するために 有用な触媒の例としては、ジ−n−ブチル錫ジクロリド、ジ−n−ブチル錫ジア セテート、ジ−n−ブチル錫ジラウレート、トリエチレンジアミン又は硝酸ビス マスが挙げられる。第3級アミン触媒が特に好ましい。利用可能な触媒の具体例 としては、ペンタメチルジエチレントリアミン、N,N−ジメチルシクロヘキシ ルアミン、N,N’,N”−ジメチルアミノプロピルヘキサヒドロトリアジン、 テトラメチレンジアミン、テトラメチルブチレンジアミン及びジメチルエタノー ルアミンが挙げられる。ペンタメチルジエチレントリアミン、N,N’,N”− ジメチルアミノプロピルヘキサヒドロトリアジン及びN,N−ジメチルシクロヘ キシルアミンが特に好ましい。 本発明のフォーム形成混合物に場合により配合してもよい材料としては、連鎖 延長剤、架橋剤、界面活性剤、顔料、着色料、充填剤、酸化防止剤、難燃剤、光 安定剤、熱安定剤、UV安定剤及び気泡開放剤が挙げられる。カーボンブラック は好ましい添加剤である。 ポリウレタンフォームの公知製造方法の任意のものを本発明の実施に使用でき る。利用可能な方法としては、公知ワンショット法、プレポリマー法又は半プレ ポリマー法を使用して種々の反応体を反応させる方法が挙げられる。 以上、本発明を説明したが、以下の実施例では本発明を具体的に説明する。こ れらの実施例に与える全ての部及び百分率は特に指定しない限り重量部又は重量 百分率である。 実施例 実施例では以下の材料を使用した。 ポリオールA: エチレンジアミン1モルをプロピレンオキシド5モルと反応さ せることにより製造されるOH価630のポリオール。 ポリオールB: グリセリン1モルをプロピレンオキシド約3.3モルと反応さ せることにより製造されるOH価250のポリオール。 2−MeB: 2−メチルブタン。 n−P: n−ペンタン。 Tegostab B−8426: Goldschmidt Chemica l Corporationから市販されているポリシロキサ ンポリエーテルコポリマー。 DMCHA: ジメチルシクロヘキシルアミン。 ISO: Miles Inc.から商品名Mondur E−577と して市販されている約27%のNCO含量をもつポリメチレン ポリフェニルポリイソシアネートプレポリマー。 PFH: ペルフルオロヘキサン。 R−356: 1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブタン。 1,3−Diox: 1,3−ジオキソラン。 2−MeB: 2−メチルブタン。 n−P: n−ペンタン。 CP: シクロペンタン。 2−MeP: 2−メチルペンタン。 3−MeP: 3−メチルペンタン。 n−Hex: n−ヘキサン。実施例1 まずPFH7.59部と2−MeB7.89部を混合した。この共沸混合物を 次に表1のB側に示す他の成分とブレンドした。(材料とB側に含まれる材料の 各々の量は表1に示す。)次に、空気駆動撹拌機を使用して混合容器で表1に示 す量のISOをB側と混合した。5秒間混合後、反応混合物を40℃まで加熱し た14”×14”×3”の寸法のアルミニウム金型に注入した。生成されたフォ ームの反応時間、密度及びKファクターを測定した。これらの測定結果を表1に 報告する。実施例2 別の共沸混合物を使用した以外は同一材料を使用して実施例1の手順を繰り返 した。本実施例で使用した共沸混合物はPFH11.89部とn−P7.29部 から構成した。使用した特定材料の量と生成物フォームの特徴を表1に報告する 。実施例3(比較例) (共沸混合物でなく)PFH61.07重量部を単独で発泡剤として使用した 以外は同一材料を使用して実施例1の手順を繰り返した。特定材料と各材料の量 は全て表1に報告する。 得られたフォームは不規則な気泡構造と大きいボイドを示し、有用でなかった 。フォーム性質を報告することはできなかった。 実施例4 まず16.53部のR−356と6.43部の2−MBを混合した。この混合 物を次に表2のB側に示す他の成分とブレンドした。(材料とB側に含まれる材 料の各々の量は表2に示す。)次に、空気駆動撹拌機を使用して混合容器で11 6.5部のISOをB側と混合した。5秒間混合後、反応混合物を10”×10 ”×2.5”の寸法のポリエチレンライナー付きボール箱に注入した。生成され たフォームの反応時間、密度及びKファクターを測定した。これらの測定結果を 表2に報告する。実施例5(比較例) R−356を単独で発泡剤として使用した以外は同一材料を使用して実施例4 の手順を繰り返した。特定材料、各材料の量及び生成物フォームの特徴は全て表 2に示す。 実施例6 まず12.93部のCPと2.10部の1,3−Dioxを混合した。この混 合物を次に表3のB側に示す他の成分とブレンドした。(材料とB側に含まれる 材料の各々の量は表3に示す。)次に、空気駆動撹拌機を使用して混合容器で表 3に示す量のISOをB側と混合した。5秒間混合後、反応混合物を14”×1 4”×3”の寸法のポリエチレンライナー付きボール箱に注入した。生成された フォームの反応時間、密度及びKファクターを測定した。これらの測定結果を表 3に報告する。実施例7 別の共沸混合物を使用した以外は同一材料を使用して実施例6の手順を繰り返 した。本実施例で使用した共沸混合物は2−MeP11.88部と1,3−Di ox5.09部から構成した。使用した特定材料の量と生成物フォームの特徴を 表3に報告する。実施例8 別の共沸混合物を使用した以外は同一材料を使用して実施例6の手順を繰り返 した。本実施例で使用した共沸混合物は3−MeP11.51部と1,3−Di ox5.41部から構成した。使用した特定材料の量と生成物フォームの特徴を 表3に報告する。実施例9 別の共沸混合物を使用した以外は同一材料を使用して実施例6の手順を繰り返 した。本実施例で使用した共沸混合物はn−Hex10.37部と1,3−Di ox6.92部から構成した。使用した特定材料の量と生成物フォームの特徴を 表3に報告する。実施例10(比較例) (共沸混合物でなく)CP14.40重量部を単独で発泡剤として使用した以 外は同一材料を使用して実施例6の手順を繰り返した。特定材料、各材料の量及 び生成物フォームの特徴は全て表3に報告する。 実施例11 まずPFH39.62部と2−MeP9.90部を混合した。この混合物を次 に表1のB側に示す他の成分とブレンドした。(材料とB側に含まれる材料の各 々の量は表4に示す。)次に、空気駆動撹拌機を使用して混合容器で表1に示す 量のISOをB側と混合した。5秒間混合後、反応混合物を40℃まで加熱した 14”×14”×3”の寸法のアルミニウム金型に注入した。生成されたフォー ムの反応時間、密度及びKファクターを測定した。これらの測定結果を表4に報 告する。実施例12 別の共沸混合物を使用した以外は同一材料を使用して実施例11の手順を繰り 返した。本実施例で使用した共沸混合物はPFH41.69部と3−MeP9. 15部から構成した。使用した特定材料の量と生成物フォームの特徴を表4に報 告する。実施例13 別の共沸混合物を使用した以外は同一材料を使用して実施例11の手順を繰り 返した。本実施例で使用した共沸混合物はPFH43.81部とn−Hex8. 97部から構成した。使用した特定材料の量と生成物フォームの特徴を表4に報 告する。実施例14(比較例) (共沸混合物でなく)PFH61.07重量部を単独で発泡剤として使用した 以外は同一材料を使用して実施例11の手順を繰り返した。特定材料、各材料の 量及び生成物フォームの特徴は全て表4に報告する。得られたフォームは不規則 な気泡構造と大きいボイドを示し、有用でなかった。フォーム性質を報告するこ とはできなかった。 実施例15 まず19.91部のR−356と4.98部のn−Pを混合した。この混合物 を次に表5のB側に示す他の成分とブレンドした。(材料とB側に含まれる材料 の各々の量は表5に示す。)次に、空気駆動撹拌機を使用して混合容器でISO を(表5に示す量の)B側と混合した。5秒間混合後、反応混合物を10”×1 0”×2.5”の寸法のポリエチレンライナー付きボール箱に注入した。生成さ れたフォームの反応時間、密度及びKファクターを測定した。これらの測定結果 を表5に報告する。実施例16(比較例) R−356を単独で発泡剤として使用した以外は同一材料を使用して実施例1 5の手順を繰り返した。特定材料、各材料の量及び生成物フォームの特徴は全て 表5に示す。 以上、例示の目的で本発明を詳細に説明したが、以上の説明は単に例示の目的 に過ぎず、発明の精神及び範囲内で種々の変形が当業者により可能であり、本発 明は請求の範囲のみに制限されるものと理解されたい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // C08L 75:04 C09K 3/00 111B C09K 3/00 111 (C08G 18/00 101:00) (31)優先権主張番号 08/410,458 (32)優先日 1995年3月24日 (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 08/410,469 (32)優先日 1995年3月24日 (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 08/410,608 (32)優先日 1995年3月24日 (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),BR,CN,CZ,H U,JP,KR,PL,RU (72)発明者 ドージ,ハーマン,ピー. アメリカ合衆国ペンシルヴアニア州15237 ピツツバーグ、テイムバー・トレイル 9332 (72)発明者 ブーンストラ,エリツク,エフ. アメリカ合衆国ペンシルヴアニア州15071 オークデイル、ウイツテンゲール・ロー ド 285

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.a)(1)ペルフルオロヘキサン約26〜約88重量%、 (2)1,3−ジオキソラン約4〜約50重量%、及び (3)1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブタン約64〜約87 重量% から選択される1種の化合物と、 b)(1)2−メチルブタン約20〜約74重量%、 (2)n−ペンタン約13〜約53重量%、 (3)シクロペンタン約75〜約96重量%、 (4)2−メチルペンタン約14〜約79重量%、 (5)3−メチルペンタン約13〜約77重量%、及び (6)n−ヘキサン約12〜約69重量% から選択される1種の化合物 から主に構成され、a)の重量百分率とb)の重量百分率の合計が約100%で ある共沸組成物。 2.a)(1)ペルフルオロヘキサン約26〜約72重量%と、 b)(1)2−メチルブタン約36〜約74重量%又は (2)n−ペンタン約28〜約53重量% から選択される1種の化合物 から主に構成され、a)の重量百分率とb)の重量百分率の合計が約100%で ある請求の範囲1に記載の共沸組成物。 3.a)(3)1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブタン約64〜約80 重量%と、 b)(1)2−メチルブタン約20〜約36重量% から主に構成される請求の範囲1に記載の共沸組成物。 4.a)(2)1,3−ジオキソラン約4〜約50重量%と、 b)(3)シクロペンタン約75〜約96重量%、 (4)2−メチルペンタン約60〜約79重量%、 (5)3−メチルペンタン約59〜約77重量%、又は (6)n−ヘキサン約50〜約69重量% から選択される1種の化合物 から主に構成され、a)の重量百分率とb)の重量百分率の合計が約100%で ある請求の範囲1に記載の共沸組成物。 5.a)(1)ペルフルオロヘキサン約73〜約88重量%と、 b)(4)2−メチルペンタン約14〜約27重量%、 (5)3−メチルペンタン約13〜約25重量%、又は (6)n−ヘキサン約12〜約23重量% から選択される1種の化合物 から主に構成され、a)の重量百分率と(b)の重量百分率の合計が約100% である請求の範囲1に記載の共沸組成物。 6.a)(3)1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブタン約73〜約87 重量%と、 b)(2)n−ペンタン約13〜約27重量% から主に構成される請求の範囲1に記載の共沸組成物。 7.請求の範囲1に記載の共沸組成物の存在下でポリイソシアネートをイソシア ネート反応性材料と反応させることを特徴とするポリウレタンフォームの製造方 法。 8.請求の範囲1に記載の共沸組成物の存在下でポリイソシアネートをイソシア ネート反応性材料と反応させることにより製造されたポリウレタンフォーム。
JP8529443A 1995-03-24 1996-03-08 ペルフルオロヘキサン、1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブタン又は1,3−ジオキソランと、炭素原子数5又は6の炭化水素の共沸組成物 Ceased JPH11506423A (ja)

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