JPH11504700A - 燃焼炉の火格子 - Google Patents

燃焼炉の火格子

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JPH11504700A JP8527944A JP52794496A JPH11504700A JP H11504700 A JPH11504700 A JP H11504700A JP 8527944 A JP8527944 A JP 8527944A JP 52794496 A JP52794496 A JP 52794496A JP H11504700 A JPH11504700 A JP H11504700A
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Abstract

(57)【要約】 火格子が、制御ループを介して、気体および液体により、全体的または部分的に冷却される。ここで、制御値は、火格子温度、少なくとも1つの火格子棒温度、または燃焼用空気温度特に下方送風温度として与えられる。制御ループに対する設定値は、単位時間当たりの冷却水流量および冷却水温度である。制御ループは、閉じている。本発明の火格子を用いることで、広い種類の可燃物に対して、最適な動作を得ることができ、これにより、このような構造の特定の部材、特に火格子要素には実際的に負荷が作用せず、これらの部材の耐用寿命が延ばされる。

Description

【発明の詳細な説明】 燃焼炉の火格子および火格子の駆動を最適化する方法 本発明は、燃焼炉の火格子および火格子の駆動を最適化する方法に関する。 周知のように、家庭ゴミ、産業廃棄物、廃材、固体可燃物(燃料)、多孔性可 燃物、および液体可燃物、および発火性の高いおよび低い可燃物等の異なった可 燃物を焼却するためには、機械的に動作する火格子と、冷却される側壁部または 非冷却の耐火性側壁部とを有して構成される焼却炉を使用するのが好適である。 上記のように構成された焼却炉は、それぞれの種類の可燃物に対して、最適な 駆動形態を設定することができないという欠点を有している。これにより、焼却 炉において特に火格子部分に故障が発生して、耐用寿命も短くなる。 火格子のカバー部の冷却方法として、既に公知になっているものとして、空気 流入部を通して流入する燃焼用空気によるカバー部の冷却、および火格子棒(Ro- ststab:独語)とガイド板(Leitblech:独語)とから構成される空間を介して燃焼室 内へ圧入される燃焼用空気によるカバー部の強制冷却とが上げられる。 これらの周知の冷却方法においては、燃焼用空気の量によりその効率が決定さ れ、燃焼室内で、空気の流出部が、灰、固体状金属、またはスラグにより閉塞さ れる可能性がある。このため、対象となる火格子のカバー部の冷却が確実に実施 されず、損傷が生じる恐れがある。さらに、これらの冷却方法においては、燃焼 用空気量は、第1に、プロセス工学的要求に基づいて設定されるものであり、必 ずしも冷却機能を満足させるものとして設定されるものではないという短所が存 在している。すなわち、冷却機能に基づいて、燃焼用空気量の調整を常に実施で きるわけではない。例え実行できたとしても、火格子のカバー部の冷却を確実に 実施することはできない。 火格子のカバー部を水により冷却する方法も公知であり、この方法においては 、火格子のカバー部を冷却するように設定された水量により、可燃物の発熱量に 関わりなく、火格子のカバー部が一定温度に保持される。この方法においても、 低い発熱量の可燃物を燃焼する場合において、燃焼室から熱量が消失するという 短所が存在する。この場合には、より高い鋳造カバー部温度が、燃焼に対して非 常に有効となる。 本発明は、上記のような問題点を解決することを目的とする。 この目的を達成する手段として、本発明による焼却炉の火格子および火格子の 駆動を最適化する方法は、それぞれの請求項において明示されている。 以下に、図面を参照して、本発明の実施の形態が詳細に説明される。 図1は、制御ループを備え、空気/水により冷却される焼却炉の火格子の冷却 機構を示す図である。 図2は、押し出し型火格子を示す側面図である。 図3は、図2と同じ火格子領域を示す拡大図である。 図4は、図3の切断線IV−IVによる断面図である。 図5は、空気/水により冷却される火格子棒を前方向から示す一部分が切除さ れた状態の斜視図である。 図6は、図5と同じ空気/水により冷却される火格子棒を後方向から示す斜視 図である。 図7は、金属製チューブからなる連結管を備えた転換型火格子棒を示す側壁部 が除去された状態の図である。 図1から図7において、本発明による空気/水により冷却される焼却炉の火格 子について説明される。この火格子は、その機能に関して、押し出し型火格子と して形成されている。しかし、本発明は、他の火格子形態にも問題なく適用する ことが可能であり、他の形態としては、例えば熱分解型火格子(Pyrolysenrost: 独語)、脱ガス型火格子(Entgasungsrost:独語)、気化型火格子(Vergasungsrost: 独語)、燃焼型火格子(Verbrennungsrost:独語)、高温燃焼型火格子(Hochtempera t-urverbrennungsrost:独語)、冷却型火格子(Kuehlrost:独語)、搬送型火格子(T r-ansportrost:独語)、逆進型火格子(Gegenlaufrost:独語)、逆方向押し出し型 火格子( Gegenueberschubrost:独語)、押し戻し型火格子(Rueckschubrost:独語 )、ドラム型火格子(Walzenrost:独語)等が上げられる。 図1に示される押し出し型火格子1は、可燃物および燃焼によって生じる灰を 燃焼室を通して搬送するために設けられるとともに、燃焼用空気の供給装置とし て機能する。 火格子は、水平方向または傾斜方向に向くように設けられた複数の領域から構 成されている。個々の領域は、同一平面上に設定すること、または傾斜部により 異なる平面上に分けることが可能である。 それぞれの火格子領域は、固定式火格子棒3を有する固定式火格子段部と、可 動式火格子棒2を有する可動式火格子段部とを有して構成されている。可動式段 部は、可変のストローク数(速度)を有して前後に移動され、これにより可燃物 が搬送されるとともに裏返される。ストローク数は、可燃物および燃焼工程に基 づいて設定される。燃焼は可燃物層で生じ、この燃焼によって、燃焼用空気いわ ゆる下方送風(Unterwind:独語)が、下方から火格子のカバー部22(図2)の間 隙部を通って燃焼室内に吹き込む。この際、燃焼用空気は、熱交換器を介して制 御ループに対して作用的に働くから、火格子のカバー部22の冷却機能を同時に 有することになる。個々の火格子棒2,3の間の間隙は、焼却されずに脱落する 小片ができる限り少なくなるように形成される必要がある。このような間隙は、 火格子のカバー部の全面にわたって、均等に配置される。 それぞれの火格子領域20の可動式火格子のカバー部22のストローク長さお よびストローク速度は、火格子上、または燃焼室内の熱放散に基づいて調整され る。 以上のことから、火格子のカバー部22の機能は次のようになる。 火格子のカバー部22により、可燃物が燃焼室を通して搬送される。 火格子のカバー部22は、下方送風についての空気供給装置として機能する。 火格子のカバー部22は、高温の熱的負荷に曝される。そして、カバー部22 は、購入費用が高く、修理を実施する際には停止時間が長くなるから、寿命を長 くするとともに、駆動の安全性を高める必要がある。 押し出し型火格子1に対する冷却液は、供給部5を介して供給され、火格子棒 2,3を通過した後に、収集部6内に収集されて還流される。冷却液としては、 水だけではなく、特により高い沸点を有する液体、例えばある種のオイルを用い ることも可能である。また、図1に示される制御機構を用いて、液体を加熱し、 適宜押し出し型火格子1内において液体を流通させることで、火格子に熱量を与 えることも可能である。 図1に示された冷却水についての概略図から明らかなように、火格子内を流通 する水または液体は、熱交換器において、冷却または加熱することが可能である 。 また、冷却水の制御ループに設けられた別の熱交換器は、下方送風を加熱また は冷却する機能を有している。温度センサまたは熱電対を設けることで、火格子 1から離間した燃焼室内の温度、特に下方送風の温度を計測することが可能とな る。火格子を流通する液状媒体を適切に制御することで、可燃物の種類に適合す るようにそれぞれ構成された制御プログラムに基づいて、下方送風の温度を上昇 または下降させることができる。 上記のような構成を用いることで、流通媒体により、下方送風の送風量に影響 を与えることなく、所定の範囲において下方送風の温度を変更できるという長所 が与えられる。 図1の冷却水についての概略図に示されるように、制御ループの特定の部分を バイパスするとともに、この部分を閉鎖するために、必要な冷却水流通用装置が 設けられている。 図1においては、冷却水が流通する方向が矢印で示されている。 図2には、3つの火格子領域を有して構成される火格子1が示されている。火 格子棒2または3は、火格子用キャリッジ21上に設置され、燃焼室の方向に向 くカバー部22を有して構成されている。押し出し型火格子1の下側には、漏斗 状の通風部23が設けられ、これにより空気ゾーン24が画定される。 図3は、固定式火格子段部27および可動式火格子段部28を備えた火格子を 示す拡大された側面図である。冷却媒体を固定式火格子段部に供給するために供 給管30が用いられ、冷却媒体を可動式火格子段部に供給するために供給管31 が用いられる。さらに、図3には、水供給シリンダ33が示され、この水供給シ リンダは可動式火格子段部28の移動を考慮に入れて形成されている。 図4には、図3の火格子の切断線IV−IVに沿った断面図が示されている。 この図においても、両方の供給管30および31が示されている。さらに、この 図においては、流通媒体のための排出管35および36が示されている。 図5および図6は、空気/水により冷却される火格子棒の簡単な実施の形態の 細部を示す斜視図である。これらの図では、可動式火格子棒2または固定式火格 子棒3が表されている。カバー部22が付設された火格子棒2,3は、その内部 に分離壁40を有して構成されており、これにより、縦方向に、第1冷却室41 と、この第1冷却室に平行に延びる第2冷却室42とが形成される。火格子棒2 または3の前端部には、水流通開口部43が形成されている。この水流通開口部 により、第1冷却室と第2冷却室との間が連通される。それぞれの冷却室には、 分離壁40に平行に波形の案内板45が設けられ、これにより、熱交換の効率が 高められている。 火格子棒2,3は、火格子軸46に回転可能に取り付けられている。火格子軸 46の下部には、火格子軸46を支持する供給部48が直接的に設置され、供給 部48の下部には排出部47が設置されている。これらの供給部および排出部は 、それぞれ冷却水供給管50および温水還流管51と協働して、火格子棒を通し ての冷却媒体の流れを保証する。 火格子において駆動状態と非駆動状態との間で大きな温度差が現れること、お よび火格子棒2が移動することから、冷却水供給管50および還流管51には、 コイルバネ状の部材、いわゆる温度補償部材52が取り付けられている。 上記のような構成を有することで、この冷却システムは、静止状態においても 駆動状態においても、連結部における密閉性が保持される。 図7には、火格子キャリア61に回転可能に取り付けられた転換式火格子棒6 0が示されている。この場合でも、火格子キャリア61の下部には、この火格子 キャリアを支持する冷却液供給部62と排出部63とが連結されて取り付けられ ている。一方の冷却室65には、波形の案内板66が設置されている。この場合 、金属製チューブから形成される接続管68が取り付けられ、これにより、流通 媒体について熱応力から解放された接続が保証される。 本図に示されるのは、転換式火格子棒60であるから、その前端部には軸受け シェル(Lagerschale:独語)70が形成されている。これにより、火格子のカバー 部22が不均等に損耗するようなことがあれば、火格子棒60が180度回転さ れて、先端側の軸受けシェル70を火格子棒キャリア61上に取り付けることが 可能である。この場合、図から分かるように、火格子棒60の前端部にも、対応 する連結および接続部分が設けられている。 上記のような火格子構造およびこれに付設された制御ループを用いることで、 空気/水により冷却される火格子のカバー部により、火格子に対する局部的熱的 負荷および火格子全面にわたる熱的負荷の影響が軽減され、これにより、周知の ような運転障害およびカバー部の損耗を大幅に除去することが可能となる。運転 障害およびカバー部の損耗の除去は、図1を用いて説明したように、空気/水に よるカバー部の冷却が前提となっている。この場合、冷却水量、冷却水温度、お よび火格子上の熱放散に基づいて、冷却工程が実施される。さらに、既に説明し たように、温度調節は、温度センサまたは温度計測装置に基づいて実施される。 本発明のさらなる特徴として、発熱量の低い廃棄物を燃焼する際に、液体循環 路から火格子棒に取り出された熱量が、火格子棒と燃焼用空気との間の熱交換に より燃焼用空気に放出されて、これにより、火格子上にある廃棄物の燃焼が促進 される。なお、火格子棒と燃焼用空気との間の熱交換は、火格子棒の形状を適切 に形成することで、より効率的に実施される。 発熱量の高い廃棄物を燃焼する場合には、冷却液により、対応する火格子部分 から大きな熱量が奪われる。これに対して、発熱量の低い廃棄物を燃焼する場合 には、火格子のカバー部において比較的わずかな熱量しか奪われない。いずれの 場合においても燃焼工程を促進する必要があるので、カバー部から放出される熱 量は、燃焼用空気の加熱のために使用される。燃焼室側の局所的部分に生じる熱 放出に基づいて、冷却水量を火格子上の熱放出に比較して大幅に減少させると、 冷却水の温度が大きく高められ、これにより、燃焼用空気に放出される熱量が増 大して、燃焼用空気の温度が上昇する。上記のようにして、火格子から燃焼用空 気への熱放出の増大を実現することができる。 上記のような方法を用いることで、冷却工程に関して、高い発熱量を有する廃 棄物のみならず、低い発熱量を有する廃棄物を燃焼させる場合においても利点が 生じる。これは、必要に応じて、取り出された熱量を再び燃焼用空気に供給する ことができるためである。 冷却機能とプロセス的機能とを合理的に分離すること、および、火格子の下か らの燃焼用空気(下方送風)の量がプロセス工学的条件に基づいて変化した場合 に、火格子のカバー部の冷却機能もそれに応じて変更され、大幅に故障を削減す ることは、新規性を有するものである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年5月20日 【補正内容】 明細書 燃焼炉の火格子 本発明は、請求項1のプレアンブル(前提部分)に記載された焼却炉の火格子 に関する。 周知のように、家庭ゴミ、産業廃棄物、廃材、固体可燃物(燃料)、多孔性可 燃物、および液体可燃物、および発火性の高いおよび低い可燃物等の異なった可 燃物を焼却するためには、機械的に動作する火格子と、冷却される側璧部または 非冷却の耐火性側璧部とを有して構成される焼却炉を使用するのが好適である。 上記のように構成された焼却炉は、それぞれの種類の可燃物に対して、最適な 駆動形態を設定することができないという欠点を有している。これにより、焼却 炉において特に火格子部分に故障が発生して、耐用寿命も短くなる。 火格子のカバー部の冷却方法として、既に公知になっているものとして、空気 流入部を通して流入する燃焼用空気によるカバー部の冷却、および火格子棒(Ro- ststab:独語)とガイド板(Leitblech:独語)とから構成される空間を介して燃焼室 内へ圧入される燃焼用空気によるカバー部の強制冷却とが上げられる。 これらの周知の冷却方法においては、燃焼用空気の量によりその効率が決定さ れ、燃焼室内で、空気の流出部が、灰、固体状金属、またはスラグにより閉塞さ れる可能性がある。このため、対象となる火格子のカバー部の冷却が確実に実施 されず、損傷が生じる恐れがある。さらに、これらの冷却方法においては、燃焼 用空気量は、第1に、プロセス工学的要求に基づいて設定されるものであり、必 ずしも冷却機能を満足させるものとして設定されるものではないという短所が存 在している。すなわち、冷却機能に基づいて、燃焼用空気量の調整を常に実施で きるわけではない。例え実行できたとしても、火格子のカバー部の冷却を確実に 実施することはできない。 火格子のカバー部を水により冷却する方法も公知であり、この方法においては 、火格子のカバー部を冷却するように設定された水量により、可燃物の発熱量に 関わりなく、火格子のカバー部が一定温度に保持される。この方法においても、 低い発熱量の可燃物を燃焼する場合において、燃焼室から熱量が消失するという 短所が存在する。この場合には、より高い鋳造カバー部温度が、燃焼に対して非 常 に有効となる。 ドイツ特許DE-U-93,09,198号明細書には、火格子棒を通して液体状または気体 状の温度調節媒体を供給可能である焼却炉の火格子が開示されている。この際、 必要に応じて、火格子が冷却または加熱される。火格子は、板状の形態を有し、 すなわち幅広の平坦な外表面を有している。火格子内部には、温度調節媒体に対 する屈曲路を形成するための挿入部材を設けることが可能である。 しかし、特に多数の火格子棒をまとめて温度調節しなければならない際には、 非常に大きな温度変動に起因して、温度調節媒体の膨張に関連して問題が生じる ことが判明している。 本発明は、上記のような火格子をさらに改良し、特に温度調節を確実に実施し て、可燃物の燃焼を最適化することを目的とする。 上記の目的は、本発明に従って、請求項1に記載された特徴を有する火格子に より達成される。好適な実施の形態は、従属請求項2から7により明らかとなる 本発明の特徴によれば、媒体のための供給管により熱膨張を直接的に補償でき るので、温度変動が大きな場合でも、多数の火格子棒の温度調節を実施すること が可能になる。 以下に、図面を参照して、本発明の実施の形態が詳細に説明される。 図1は、制御ループを備え、空気/水により冷却される焼却炉の火格子の冷却 機構を示す図である。 図2は、押し出し型火格子を示す側面図である。 図3ば、図2と同じ火格子領域を示す拡大図である。 図4は、図3の切断線IV−IVによる断面図である。 図5は、空気/水により冷却される火格子棒を前方向から示す一部分が切除さ れた状態の斜視図である。 図6は、図5と同じ空気/水により冷却される火格子棒を後方向から示す斜視 図である。 図7は、金属製チューブからなる連結管を備えた転換型火格子棒を示す側壁部 が除去された状態の図である。 図1から図7において、本発明による空気/水により冷却される焼却炉の火格 子について説明される。この火格子は、その機能に関して、押し出し型火格子と して形成されている。しかし、本発明は、他の火格子形態にも問題なく適用する ことが可能であり、他の形態としては、例えば熱分解型火格子(Pyrolysenrost: 独語)、脱ガス型火格子(Entgasungsrost:独語)、気化型火格子(Vergasungsrost: 独語)、燃焼型火格子(Verbrennungsrost:独語)、高温燃焼型火格子(Hochtempera t-urverbrennungsrost:独語)、冷却型火格子(Kuehlrost:独語)、搬送型火格子(T r-ansportrost:独語)、逆進型火格子(Gegenlaufrost:独語)、逆方向押し出し型 火格子( Gegenueberschubrost:独語)、押し戻し型火格子(Rueckschubrost:独語 )、ドラム型火格子(Walzenrost:独語)等が上げられる。 図1に示される押し出し型火格子1は、可燃物および燃焼によって生じる灰を 燃焼室を通して搬送するために設けられるとともに、燃焼用空気の供給装置とし て機能する。 火格子は、水平方向または傾斜方向に向くように設けられた複数の領域から構 成されている。個々の領域は、同一平面上に設定すること、または傾斜部により 異なる平面上に分けることが可能である。 それぞれの火格子領域は、固定式火格子棒3を有する固定式火格子段部と、可 動式火格子棒2を有する可動式火格子段部とを有して構成されている。可動式段 部は、可変のストローク数(速度)を有して前後に移動され、これにより可燃物 が搬送されるとともに裏返される。ストローク数は、可燃物および燃焼工程に基 づいて設定される。燃焼は可燃物層で生じ、この燃焼によって、燃焼用空気いわ ゆる下方送風(Unterwind:独語)が、下方から火格子のカバー部22(図2)の間 隙部を通って燃焼室内に吹き込む。この際、燃焼用空気は、熱交換器を介して制 御ループに対して作用的に働くから、火格子のカバー部22の冷却機能を同時に 有することになる。個々の火格子棒2,3の間の間隙は、焼却されずに脱落する 小片ができる限り少なくなるように形成される必要がある。このような間隙は、 火格子のカバー部の全面にわたって、均等に配置される。 それぞれの火格子領域20の可動式火格子のカバー部22のストローク長さお よびストローク速度は、火格子上、または燃焼室内の熱放散に基づいて調整され る。 以上のことから、火格子のカバー部22の機能は次のようになる。 火格子のカバー部22により、可燃物が燃焼室を通して搬送される。 火格子のカバー部22は、下方送風についての空気供給装置として機能する。 火格子のカバー部22は、高温の熱的負荷に曝される。そして、カバー部22 は、購入費用が高く、修理を実施する際には停止時間が長くなるから、寿命を長 くするとともに、駆動の安全性を高める必要がある。 押し出し型火格子1に対する冷却液は、供給部5を介して供給され、火格子棒 2,3を通過した後に、収集部6内に収集されて還流される。冷却液としては、 水だけではなく、特により高い沸点を有する液体、例えばある種のオイルを用い ることも可能である。また、図1に示される制御機構を用いて、液体を加熱し、 適宜押し出し型火格子1内において液体を流通させることで、火格子に熱量を与 えることも可能である。 図1に示された冷却水についての概略図から明らかなように、火格子内を流通 する水または液体は、熱交換器において、冷却または加熱することが可能である 。 また、冷却水の制御ループに設けられた別の熱交換器は、下方送風を加熱また は冷却する機能を有している。温度センサまたは熱電対を設けることで、火格子 1から離間した燃焼室内の温度、特に下方送風の温度を計測することが可能とな る。火格子を流通する液状媒体を適切に制御することで、可燃物の種類に適合す るようにそれぞれ構成された制御プログラムに基づいて、下方送風の温度を上昇 または下降させることができる。 上記のような構成を用いることで、流通媒体により、下方送風の送風量に影響 を与えることなく、所定の範囲において下方送風の温度を変更できるという長所 が与えられる。 図1の冷却水についての概略図に示されるように、制御ループの特定の部分を バイパスするとともに、この部分を閉鎖するために、必要な冷却水流通用装置が 設けられている。 図1においては、冷却水が流通する方向が矢印で示されている。 図2には、3つの火格子領域を有して構成される火格子1が示されている。火 格子棒2または3は、火格子用キャリッジ21上に設置され、燃焼室の方向に向 くカバー部22を有して構成されている。押し出し型火格子1の下側には、漏斗 状の通風部23が設けられ、これにより空気ゾーン24が画定される。 図3は、固定式火格子段部27および可動式火格子段部28を備えた火格子を 示す拡大された側面図である。冷却媒体を固定式火格子段部に供給するために供 給管30が用いられ、冷却媒体を可動式火格子段部に供給するために供給管31 が用いられる。さらに、図3には、水供給シリンダ33が示され、この水供給シ リンダは可動式火格子段部28の移動を考慮に入れて形成されている。 図4には、図3の火格子の切断線IV−IVに沿った断面図が示されている。 この図においても、両方の供給管30および31が示されている。さらに、この 図においては、流通媒体のための排出管35および36が示されている。 図5および図6は、空気/水により冷却される火格子棒の簡単な実施の形態の 細部を示す斜視図である。これらの図では、可動式火格子棒2または固定式火格 子棒3が表されている。カバー部22が付設された火格子棒2,3は、その内部 に分離璧40を有して構成されており、これにより、縦方向に、第1冷却室41 と、この第1冷却室に平行に延びる第2冷却室42とが形成される。火格子棒2 または3の前端部には、水流通開口部43が形成されている。この水流通開口部 により、第1冷却室と第2冷却室との間が連通される。それぞれの冷却室には、 分離壁40に平行に波形の案内板45が設けられ、これにより、熱交換の効率が 高められている。 火格子棒2,3は、火格子軸46に回転可能に取り付けられている。火格子軸 46の下部には、火格子軸46を支持する供給部48が直接的に設置され、供給 部48の下部には排出部47が設置されている。これらの供給部および排出部は 、それぞれ冷却水供給管50および温水還流管51と協働して、火格子棒を通し ての冷却媒体の流れを保証する。 火格子において駆動状態と非駆動状態との間で大きな温度差が現れること、お よび火格子棒2が移動することから、冷却水供給管50および還流管51には、 コイルバネ状の部材、いわゆる温度補償部材52が取り付けられている。 上記のような構成を有することで、この冷却システムは、静止状態においても 駆動状態においても、連結部における密閉性が保持される。 図7には、火格子キャリア61に回転可能に取り付けられた転換式火格子棒6 0が示されている。この場合でも、火格子キャリア61の下部には、この火格子 キャリアを支持する冷却液供給部62と排出部63とが連結されて取り付けられ ている。一方の冷却室65には、波形の案内板66が設置されている。この場合 、金属製チューブから形成される接続管68が取り付けられ、これにより、流通 媒体について熱応力から解放された接続が保証される。 本図に示されるのは、転換式火格子棒60であるから、その前端部には軸受け シェル(Lagerschale:独語)70が形成されている。これにより、火格子のカバー 部22が不均等に損耗するようなことがあれば、火格子棒60が180度回転さ れて、先端側の軸受けシェル70を火格子棒キャリア61上に取り付けることが 可能である。この場合、図から分かるように、火格子棒60の前端部にも、対応 する連結および接続部分が設けられている。 上記のような火格子構造およびこれに付設された制御ループを用いることで、 空気/水により冷却される火格子のカバー部により、火格子に対する局部的熱的 負荷および火格子全面にわたる熱的負荷の影響が軽減され、これにより、周知の ような運転障害およびカバー部の損耗を大幅に除去することが可能となる。運転 障害およびカバー部の損耗の除去は、図1を用いて説明したように、空気/水に よるカバー部の冷却が前提となっている。この場合、冷却水量、冷却水温度、お よび火格子上の熱放散に基づいて、冷却工程が実施される。さらに、既に説明し たように、温度調節は、温度センサまたは温度計測装置に基づいて実施される。 本発明のさらなる特徴として、発熱量の低い廃棄物を燃焼する際に、液体循環 路から火格子棒に取り出された熱量が、火格子棒と燃焼用空気との間の熱交換に より燃焼用空気に放出されて、これにより、火格子上にある廃棄物の燃焼が促進 される。なお、火格子棒と燃焼用空気との間の熱交換は、火格子棒の形状を適切 に形成することで、より効率的に実施される。 発熱量の高い廃棄物を燃焼する場合には、冷却液により、対応する火格子部分 から大きな熱量が奪われる。これに対して、発熱量の低い廃棄物を燃焼する場合 には、火格子のカバー部において比較的わずかな熱量しか奪われない。いずれの 場合においても燃焼工程を促進する必要があるので、カバー部から放出される熱 量は、燃焼用空気の加熱のために使用される。燃焼室側の局所的部分に生じる熱 放出に基づいて、冷却水量を火格子上の熱放出に比較して大幅に減少させると、 冷却水の温度が大きく高められ、これにより、燃焼用空気に放出される熱量が増 大して、燃焼用空気の温度が上昇する。上記のようにして、火格子から燃焼用空 気への熱放出の増大を実現することができる。 上記のような方法を用いることで、冷却工程に関して、高い発熱量を有する廃 棄物のみならず、低い発熱量を有する廃棄物を燃焼させる場合においても利点が 生じる。これは、必要に応じて、取り出された熱量を再び燃焼用空気に供給する ことができるためである。 冷却機能とプロセス的機能とを合理的に分離すること、および、火格子の下か らの燃焼用空気(下方送風)の量がプロセス工学的条件に基づいて変化した場合 に、火格子のカバー部の冷却機能もそれに応じて変更され、大幅に故障を削減す ることは、新規性を有するものである。 請求の範囲 1. 制御ループを介して、全体的に、気体および液体により冷却される火格子 棒(2,3)を備えた焼却炉の火格子において、 液体または気体を流通させる可動の管部(50,51)に、特にコイルバネ状 部材である熱膨張補償手段(52)が付設されていることを特徴とする焼却炉の 火格子。 2. 請求項1記載の焼却炉の火格子において、 前記火格子棒(2,3)が、波形の熱交換部(45)を有して構成されている ことを特徴とする焼却炉の火格子。 3. 請求項1または請求項2に記載の焼却炉の火格子において、 前記火格子棒(2,3)が、転換型火格子棒(60)として形成されているこ とを特徴とする焼却炉の火格子。 4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の焼却炉の火格子において、 前記制御ループが閉じていることを特徴とする焼却炉の火格子。 5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の焼却炉の火格子において、 前記制御ループにおける設定値が、単位時間当たりの冷却水流量および/また は冷却水温度であることを特徴とする焼却炉の火格子。 6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の焼却炉の火格子において、 前記制御ループが、冷却液用の少なくとも1つの熱交換器を有し、好ましくは 燃焼空気用の熱交換器を有することを特徴とする焼却炉の火格子。 7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の焼却炉の火格子において、 前記制御ループには、バイパスが設けられていることを特徴とする焼却炉の火 格子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 制御ループを介して、全体的または部分的に、気体および液体により冷却 されることを特徴とする焼却炉の火格子。(図1) 2. 制御値が前記火格子の温度であることを特徴とする請求項1に記載の焼却 炉の火格子。 3. 制御値が少なくとも1つの火格子棒の温度であることを特徴とする請求項 1または請求項2に記載の焼却炉の火格子。 4. 制御値が燃焼用空気温度、特に下方送風温度であることを特徴とする請求 項1から請求項3のいずれか1項に記載された焼却炉の火格子。 5. 前記制御ループにおける設定値が、単位時間当たりの冷却水流量および/ または冷却水温度であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項 に記載された焼却炉の火格子。 6. 前記制御ループが閉じていることを特徴とする請求項1から請求項5のい ずれか1項に記載された焼却炉の火格子。 7. 液体を流通させる特に可動の管部(50,51)に、特にコイルバネ状部 材である熱膨張補償手段(52)が付設されていることを特徴とする請求項1か ら請求項6のいずれか1項に記載された焼却炉の火格子。 8. 液体を流通させる接続管が、金属製チューブ(68)として形成されてい ることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載された焼却炉の 火格子。 9. 前記制御ループは、燃焼用空気に対する少なくとも1つの温度計測装置を 有して構成され、この温度計測装置に基づいて、液体流量調整装置または液体温 度調整装置が動作することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に 記載された焼却炉の火格子。(図1) 10. 前記制御ループは、少なくとも1つの冷却水に対する熱交換器を有して 構成され、好ましくは燃焼用空気に対する熱交換器を有することを特徴とする請 求項1から請求項9のいずれか1項に記載された焼却炉の火格子。(図1) 11. 前記制御ループは、液体循環路において、循環ポンプおよび少なくとも 1つの制御バルブを有して構成されていることを特徴とする請求項1から請求項 10のいずれか1項に記載された焼却炉の火格子。(図1) 12. 前記制御ループには、バイパスが設けられていることを特徴とする請求 項1から請求項11のいずれか1項に記載された焼却炉の火格子。(図1) 13. 前記火格子棒(2,3)が、波形の熱交換器(45)を有して構成され ていることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載された焼 却炉の火格子。 14. 供給部(47,48)が、キャリア(46)に対する支持部として形成 されていることを特徴とする請求項1から請求項13のいずれか1項に記載され た焼却炉の火格子。 15. 前記火格子棒が転換型火格子棒(60)として形成されていることを特 徴とする請求項1から請求項14のいずれか1項に記載された焼却炉の火格子。 16. 請求項1から請求項15のいずれか1項に記載された火格子の駆動を最 適化する方法において、 空気が送風される火格子の領域に、1つまたは複数の温度計測器が設けられ、 この温度計測器により計測された温度を基にして、単位時間当たりの液体流量お よび/または火格子棒に直接的に供給される液体の温度が調節されることを特徴 とする火格子の駆動の最適化方法。 17. 請求項16記載の火格子の駆動の最適化方法において、 前記制御ループには、前記液体に対する流量計および熱交換器が設けられてい ることを特徴とする火格子の駆動の最適化方法。 18. 請求項16または請求項17に記載の火格子の駆動の最適化方法におい て、 前記火格子周りに空気が供給されるとともに、前記火格子内には液体が流通さ れ、 この液体により、前記火格子の温度および前記火格子周りに供給される空気の 温度が制御されることを特徴とする火格子の駆動の最適化方法。
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