JPH11504285A - 保護封筒構成体／領収書ビジネスフォーム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 保護封筒構成体／領収書ビジネスフォームは、最上層（１０）と、底層（１１）と、少なくとも１枚の中間層（１３）とからなり、中間層（１３）は分離可能な領収書（１１）部分からなり、領収書（１１）部分は像転写材料（１５）に関連し情報を底層（１１）に転写し、最上層（１０）の裏面は塗布接着材料（１４）を含み、接着材料（１４）は表面の少なくとも一部を被覆し、接着剤は取り外し可能な非接着バッキング材料で覆われ、バッキング材料は分離可能な領収書部分に結合し、分離可能な領収書部分を剥がすと前記バッキング材料が取り外され、接着層が露出し、最上層（１０）を底層（１１）の上面に接着し、それによって、領収書部分を取り外した後、最上層（１０）および底層（１１）がともに封止され、書類に損傷を与えず残りの書類を改竄することを防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】 保護封筒構成体／領収書ビジネスフォーム 技術分野 本発明は、組み合わされた封筒構成体および領収書のビジネスフォームに関す る。本発明は、特に、領収書が返信用封筒構成体の一部を形成し、ビジネスフォ ームが領収書用紙にすでに表記されている情報に対する変更または削除のような 改竄から保護される組み合わされた封筒構成体と領収書のビジネスフォームの提 供に関する。 政府機関によって規制された財政関係の事項に関する情報を含む保護ビジネス フォームが必要になり、それによって、例えば、税収のために、金銭上の取引き に関する正確な情報を政府機関に提供しなければならない。 顧客の領収書を提供するため書類に書き込まれた受領した金額に対して、取引 きが完了して完成書類を政府機関に送付する前にいかなる方法においても改竄し たり、変更したり、手を加えることができないような文書が重要になる。 背景技術 出願人は、以下の刊行されている先行技術例を認識している。Ｐｅａｃｈによ る米国特許第３１１１２５７号は、再郵送構成を備える封筒を教示している。最 初に開封されたとき、接着剤３０が剥がされる。 Ｒａｂｅｎｏｌｄによる米国特許第３０６２４３１号によれば、封筒が開封さ れると、接着剤で封止されている封緘フラップ３６が剥がされる。 Ｗｉｓｅによる米国特許第３９４２７１４号は、請求書のコピー３枚を含み、 顧客が１枚目のシートを取り外して保管し、返信部分は中間シートからなる封筒 を開示している。封筒が最初に開封されると、封緘フラップ（最初から接着剤が 付着している）は開かれる。 Ｃａｒｒａｗａｙによる米国特許第８８３６２０号およびＣｒａｉｇによる米 国特許第４７１２７２９号は、両方とも、一般に、改竄された形跡を示す封筒を 教示している。 Ｔｕｃｋｅｒ他による米国特許第３０８６６９４号は、荷札を受容するための 接着剤１７の切り離し線を有する封筒を開示している。 Ｄｏｗｅｎによる米国特許第３４２８２３７号は、取り外し自在の挿入部を備 える再郵送可能な封筒を教示している。 発明の概要 本発明の目的は、上記問題の少なくとも一部を解消する保護封筒構成体／領収 書ビジネスフォームを提供することにある。 本発明の一側面において、保護封筒構成体／領収書ビジネスフォームは、最上 層および底層と、少なくとも１枚の中間層とを備え、中間層は分離可能な領収書 部分か らなり、領収書部分は像転写材料に関連し情報を底層に転写し、前記最上層の裏 面は塗布接着材料を含み、接着材料は表面の少なくとも一部を覆い、接着剤は取 り外し自在な非接着バッキング材料で覆われ、バッキング材料は分離可能な領収 書部分に結合され、分離可能な領収書部分を引き剥がして前記バッキング材料を 外し、接着層を露出し、最上層を底層の上面に接着し、それによって、領収書部 分を取り外した後に最上層および底層はともに封止され、フォームに損傷を与え ず残りのビジネスフォームに形跡を残さないように改竄することを防ぐ。 本発明の別の側面において、保護封筒構成体／領収書ビジネスフォームは、と もに接着され、少なくとも１枚の取り外し自在な層を収容する最上層および底層 と、情報を中間層および底層に転写するための像転写材料とを備え、前記取り外 し自在な層は非接着リリースバッキングに関連し、前記バッキングは前記ビジネ スフォームの内面において接着手段を覆い、前記取り外し自在な層を取り外すと 、前記非接着バッキングが取り外され、それによって、最上層および底層は前記 接着手段によって互いに接着自在になり、開封して改竄することを防ぐ。 好適には、領収書層は保持部を含み、保持部は前記最上層の裏面に転写を行う カーボンパッチまたは像転写材料を備え、前記最上層に実際の領収金額が表記さ れ、その部分が領収書層を取り外したときに改竄されないように最終的に封止さ れる。 以下に、添付図面を参照しながら、本発明を説明する。図１は、保護封筒構成 体／領収書ビジネスフォームの断面図であり、図２は、保護封筒構成体／領収書 フォームの部分分解図であり、図２ａは、ビジネスフォームの平面図であって、 最上層の一部を切り欠いて中間層を示している。 本フォームは、最上層１０および底層１１を含み、一実用的構成として、２枚 の中間層１２および１３を含む。 最上層は宛先情報を含み、例えば、商品、サービス等の購入取引き完了後に完 成書類を郵送しなければならない政府機関の宛先情報であり、売り上げ税収に適 用できる。 ビジネスフォームは、図示されたような重ね合わせられた用紙からなり、領収 金額を表記することができ、領収書を顧客に渡し、領収書のコピーを売り手が保 管する。 このため、中間層１２および１３はフォーム内にゆるく差し入れられ、ビジネ スフォームから取り外し自在であり、一方は顧客が取り扱い、他方は売り手が保 管する。 最上層１０の裏面は接着ストリップ１４を含み、接着ストリップ１４はリリー スストリップ１４ａで覆われ、リリースストリップ１４ａは、顧客および／また は売り手の領収書のコピー用紙１２および１３がビジネスフォームの綴りから取 り外されると同時に、自動的に取り外される。 リリースストリップ１４ａを外すと、直ちに、接着ス トリップ１４はビジネスフォームの底層１１に装着自在になり、それによって、 ビジネスフォームの中身および裏層に記された情報を外部からの接触から効果的 に封止し、修復できない損傷をビジネスフォームに与えることはない。 売り手のコピーの上面はカーボン部または像転写材料１５を含み、カーボン部 または像転写材料１５は最上層の裏面にマークを付ける。このマークは、実際の 領収金額でもよく、ビジネスフォームを両面的に傷つけることなくこのマークを 最上層の裏面から削除することはできない。 封筒構成体／領収書フォームの独自の側面は、製品の封止後にある。すなわち 、いったん内部の領収書層が封筒構成体から取り出されると、封筒構成体はスト リップ１４の接着剤によって自動的に底層１１に封止され、封筒構成体を破らな ければ改竄できない。第１および第２の層の内面に記された情報は、封筒構成体 に効果的に損傷を与えることなく改竄することはできない。このため、例えば、 フォームを政府機関に返送する前に領収金額を変更することは不可能である。 封筒構成体の寸法は書類に記される必要がある情報にしたがって変更できるこ とは明らかであるが、定型サイズの封筒でもよいことは明らかである。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，Ｓ Ｚ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ， ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，Ｇ Ｅ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ， ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，Ｐ Ｌ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ， ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 最上層および底層と、少なくとも１枚の中間層とを備え、中間層は分離可 能な領収書部分からなり、領収書部分は像転写材料に関連し情報を底層に転写し 、最上層の裏面は塗布接着材料を含み、接着材料は表面の少なくとも一部を覆い 、接着剤は取り外し自在な非接着バッキング材料で覆われ、バッキング材料は分 離可能な領収書部分に結合され、分離可能な領収書部分を引き剥がして前記バッ キング材料を外し、接着層を露出し、最上層を底層の上面に接着し、それによっ て、領収書部分を取り外した後に最上層および底層はともに封止され、フォーム に損傷を与えず残りのビジネスフォームを改竄することを防ぐことを特徴とする 保護封筒構成体／領収書ビジネスフォーム。 ２． ともに接着され、少なくとも１枚の取り外し自在な中間層を収容する最上 層および底層と、情報を中間層および底層に転写するための像転写材料とを備え 、前記取り外し自在な層は非接着リリースバッキングに関連し、前記バッキング は、ビジネスフォームの内面の接着手段を覆い、前記取り外し自在な層を取り外 すと、前記非接着バッキングが取り外され、それによって、最上層および底層は 前記接着手段によって互いに接着自在になり、開封して改竄することを防ぐこと を特徴とする保護封筒構成体／領収書ビジネスフォーム。 ３． 領収書層は保持部を含み、保持部は前記最上層の裏面にカーボンパッチま たは像転写材料を備え、前記最上層に実際の領収金額が表記され、その部分が領 収書層を取り外したときに改竄されないように最終的に封止されることを特徴と する請求項１または２記載のビジネスフォーム。