JPH11503252A - コイン識別装置及び方法 - Google Patents

コイン識別装置及び方法

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JPH11503252A
JPH11503252A JP8530101A JP53010196A JPH11503252A JP H11503252 A JPH11503252 A JP H11503252A JP 8530101 A JP8530101 A JP 8530101A JP 53010196 A JP53010196 A JP 53010196A JP H11503252 A JPH11503252 A JP H11503252A
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  • Testing Of Coins (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 コイン処理速度が改良されたコイン識別機は、連続するコインがコイン減衰用通路(4)を転がり落ちる時、第1次識別ステーション(5)でコイン(3)に対する第1次識別テストを行う。受け入れ不能のコインはコイン排除通路(12)へと移動するが、第1次識別テストによって受け入れ可能であることが判明したコインはソレノイド作動ゲート(11)によってコイン受け入れ通路(13)にそらされる。受け入れ可能なコインはもう1つのセンサコイル(C4)を通る。コイン補助テストはマイクロプロセッサ(7)により、もう1つのセンサ(C4)にコインが到着し出ていくまでに要する時間を解析することにより実行される。マイクロプロセッサは下限タイマ及び上限タイマのルーチン(図3A、B)を実行し、もしコインが下限タイマと上限タイマの範囲(t1,t2)内で到着すれは、そのコインは受け入れられる。コインの処理速度が増加すると、安全確保を損ねることなく真正のコインの進入速度が増加するのを容認すべく下限タイマがオフに切り換えられる。

Description

【発明の詳細な説明】 コイン識別装置及び方法 発明の分野 この発明は、コイン識別装置及びコイン識別方法に関する。 背景 異なる金種のコインを区別できるコイン識別機が周知であり、その一例として 我々の英国特許第2 169 429号に記載がある。このコイン識別機はコイン減衰通 路を備え、それに沿ってコインが縁回りで[edgewise]移動して第1次検出ステー ションを通過し、そこにおいてコイルがそのコインに対して一連の第1次(電磁 )誘導テストを行って、テストの対象であるコインの材料及び金属成分を指示す るコインパラメータ信号を生成する。コインパラメータ信号は複数の異なる金種 のコインに対応する蓄積されたデータを有するマイクロプロセッサによって比較 される。第1次識別テストの結果、コインが受け入れ可能と判定された場合には 、マイクロプロセッサはコインが受け入れ通路へ向かうよう受け入れゲートを作 動させる。さもなければ受け入れゲートは不作動のままでありコインを排除通路 へ移動させる。 第1次識別テストが異なる金種の真のコインと偽物のコインとの間で適切な区 別を行う一方で、さらに、非標準的な不正操 作によって識別機を欺くような企てがなされているかをチェックするために補助 識別テストが実行される。過去において、第1次識別テストの際に成功結果を誘 発するようある長さのひもに取り付けた真のコインを識別機の内部へ下降させ、 次に低い価値のコインを挿入するという不正行為が試みられていた。ひもに取り 付けた真のコインはその後、識別機から引き出され再び使用される。 過去においてこの問題を克服するために受け入れセンサが受け入れ通路に配設 され、成功した第1次識別テストに続く予め設定された時間範囲内に真のコイン が受け入れセンサを移動した場合にのみ、真のコインが存在することを示すクレ ジットコードを識別機が発生するようにした。 他の可能性のある不正行為には、コイン受け入れ通路のさらに別のセンサ付近 へひもについたコインを下降させるものがある。しかしそのセンサへひもについ たコインが到着するタイミングは、通常、真のコインのそれとは異なるので、第 1次テストおよび追加テストからの信号のタイミング関係の解析が、このような 形で行われた不正操作を区別するのを可能にする。 追加テストに関係する問題は、識別機の内部へ供給された連続するコインに対 して第1次識別を行い得る速度が制限されることである。従って複数個のコイン が特定の閾値を超える速度で識別機の内部へ供給されるとき、第1のコインにつ いて行われる第1次識別テストに引き続きそれに対する補助識別テストが行われ るが、その補助識別テストは、第1次識別テストが次 のコインについて実行される時間までに終了されないかもしれない。不正行為の 危険を回避するために、識別機はそれが実際に真のコインだとしてもその第2の コインを排除すべくプログラムされている。 発明の要約 本発明はこの問題に解決を与える。この発明によれば、テストを受けるコイン を受け入れる通路を形成する手段と、前記通路に沿って移動するコインに第1次 識別テストを行う第1次識別テスト手段と、前記第1次テスト手段によって実行 されたテストに追加して前記コインに対する少なくとも1つの補助識別テストを 行う補助識別テスト手段と、正当と判定されたコインを受け入れ通路へ導き、正 当でないと判定したコインを排除通路へ導くゲート手段と、前記第1次及び補助 テスト手段によって行われた第1次及び補助識別テストの結果に基づいてゲート 手段の動作を制御する制御手段と、連続するコインが特定の閾値を超えた速度で 前記通路へ供給されたとき、前期制御手段を補助識別テストの結果に対して非応 答となるようにする手段とからなるコイン識別装置が提供される。 この発明によれば、コインが所定の閾値を超える速度でコイン識別装置の内部 へ供給されるとき、装置の内部へひもに付いたコインを下降させるような不正な 操作により識別機を欺くような企てが実際上不可能となることがわかるが、これ はコインが前記装置を貫通して移動する速度が、そのような不正を実行 するのに必要な時間を生じさせないということを意味するからである。 この発明はまた、通路に沿って移動するコインに第1次識別テストを行い、第 1次識別テストに追加して前記コインに少なくとも1つの補助識別テストを行い 、第1次及び補助識別テストの結果に基づいて正当と判定されたコインを受け入 れ通路に、正当でないと判定されたコインを排除通路に向け、連続するコインが 特定の閾値を超える速度で通路の内部へ供給されるとき、補助識別テストの結果 を無視する工程からなるコイン識別方法を包含する。 図面の簡単な説明 本発明がもっと完全に理解されるように、この発明の実施態様が例示によって 添付される図面を参考にして従来技術の識別機との対比により説明される。添付 図面において、 図1は、コイン識別機のコイン減衰通路を示す略正面図である。 図2は、図1の識別機の回路の概略線図である。 図3は、図2に示した回路の作動時において生じるタイミング信号を示す。 図4は、従来技術の手法による第1次及び補助識別テストを実行する時の、図 2に示したマイクロプロセッサの動作を説明する工程系統図である。 図5は、この発明によるマイクロプロセッサの動作の工程系 統図である。 発明の詳細な説明 図1に示されたコイン識別機ユニットは、コイン入口2を有するハウジング1 からなり、点線で概略を示した、例えばコイン3のようなコインがそのコイン入 口2を通ってコイン減衰用通路4を落下し、第1次コイン検出ステーション5を 通って縁回りで転がる。 3つのコイルC1、C2、C3は第1次コイン識別テストを行う検出ステーシ ョン5に配置される。前記コイルは異なる寸法及び形態を有し、コインと電磁結 合を形成すべくそれぞれに電圧が印加されている。 英国特許第2 169 429号公報において説明されているように、様々な種類の電 磁結合はテストされるコインを顕著に特徴付ける、コイルに対するインピーダン スの変化を生じさせる。図2を参照すると、インピーダンスの変化は回路6によ り加工処理され、インピーダンス変化の関数である、コインのパラメータ信号X1 、X2、X3がデジタル形式で供給される。コインのパラメータ信号はマイクロ プロセッサ7に供給され、異なる金種の受け入れ可能なコインに対応するメモリ 8に格納されたデータと比較される。もしコインが第1次識別テストに対応して 受け入れ可能であるとマイクロプロセッサ7により判定された場合は、出力が回 線9でゲート駆動回路10に供給される。 図1に示すように、図2の駆動回路10によって駆動される 受け入れゲート11は、コイン減衰通路4の端部に配置されている。このゲート は、通常開いており、その場合、通路4に沿って移動するコインはコイン排除通 路12の中に落下する。しかしゲート駆動回路10に電圧が印加されるとこのゲ ートは閉じられ、コイン排除用通路12は閉じられ、その結果コインはゲート1 1によりコイン受け入れ通路13へと向きを変えられる。コイン受け入れセンサ コイルC4a、C4bは直列に接続され、コイン受け入れ通路13の入口に配設 される。図2に示すように、コイルC4a、C4bは回路6によりマイクロプロ セッサ7に供給されるデジタルコイン受け入れパルスX4を生成する。パルスX 4の継続時間は、コインがコインセンサコイルC4を通り抜けるのに要する時間 に依存する。追って詳述するが、コイン受け入れパルスX4は、センサコイルC1 、C2及びC3によって行われるテストに加えて補助識別テストを行うため、マ イクロプロセッサによって用いられる。 もしマイクロプロセッサが第1次及び補助識別テストの双方からコインは受け 入れ可能と判定した場合は、特定の金種の正当なコインが存在することを示す出 力クレジットコードが回線14に生じる。 センサステーション5で行われる第1次識別テストによって、この間にさまざ まの金種の真のコインと偽物との間で十分な識別が得られるが、以下に説明する ような詐欺的で非標準的な操作を行うことによってコイン識別機を欺くことは可 能である。この理由のため、真のコインと偽物をさらに区別するための補 助テストが用いられる。可能性のあるよくあるタイプの詐欺の1つは、ある長さ のひもを付けた真のコインを識別機の内部に挿入して行われる。ひもに付いたコ インはセンサステーション5を貫通して下降し、その結果、条件を満たす第1次 識別テストがマイクロプロセッサ7により行われる。次に、値打ちの低い2番目 のコインが挿入され、そしてひもに付いたコインは識別機の外部に引き戻される 。成功した第1次コイン識別テストはゲート11を閉じさせ2番目のコインはコ イルC4a、bを通ってコイン受け入れ用通路13の内部に導かれる。2番目の コインを挿入する代わりに、ひもに付いたコインをさらに下降させ、ゲート11 によって向きを変えさせて受け入れ用通路13の内部に入らせ、コイルC4a、 bによって検出させ、そして識別機の外へ引き戻してもよい。 このタイプの不正行為を避けるため、マイクロプロセッサ7は、コイン受け入 れセンサコイルC4の出力とゲート駆動回路10に回線9で印加される駆動信号 の状態とを用いてコイン補助識別テストを行う。回線14におけるクレジットコ ードは第1次及び補助テストの双方が、受け入れ可能なコインの存在を示す場合 にのみ生成される。 先行技術の補助テストについて以下に詳述する。マイクロプロセッサ7がセン サステーション5のコインに応答して第1次識別テストで成功した結果を出すと き、次の2つの段階がマイクロプロセッサ7によって実行される。第1に、ゲー ト駆動回路に対する回線9における駆動信号の状態がチェックされる。 もしこれがゲートが開、すなわち排除状態にあることを指示している場合、これ は先に入ったコインは識別機を通り抜けたことを示し、さらにセンサステーショ ン5においてコインを受け入れる準備ができたことを示す。第2に、コイン受け 入れセンサコイルC4a、bによって発生した信号のタイミング持続時間が解析 され、以下の判定がなされる。 a)コインは非常に早くコイルC4に到着した。 b)コインは非常に遅れてコイルC4に到着した。 c)コインは非常に早くコイルC4を通り抜けた。 d)コインは非常に遅れてコイルC4を通り抜けた。 これらの4つのコイン補助識別テストは、識別機を貫通して落下する真のコイ ンと、前述したようにひもに付いたコインを下降させることによって識別機を欺 く企てとを区別する狙いがある。ひもについたコイン及びそれに引き続く第2の 不正コインにより不正行為がなされたとき、第2のコインは通常、真のコインに ついて生じる正常な時間範囲以外の時間に受け入れセンサコイルC4a、Cbに 到着する。さらに、もしひもに付いたコインをコイン受け入れコイルC4によっ て検出させるために十分に下降させた場合には、通常、真正のコインよって生じ るよりも長いか、または短い時間の間でコイルC4の近傍に留まり、それによっ て上記したテストが真のコインと識別機を欺く企てを区別することができる。 コイルC4a、C4bによって生じたコイン受け入れパルスX4について多様 なタイミングをチェックするために、マイク ロプロセッサ7は、成功した第1次識別テストに引き続く予め設定された一定時 間を規定する動作ルーチンを具備する。図3Aによれば、マイクロプロセッサ7 は、成功した第1次識別テストに引き続く時間t1の経過後にタイムアウトとな る下限タイマとして公知のルーチンを作動させる。対応する上限タイマは成功し た第1次識別テストに引き続いて図3Bに示した一定時間t2の経過後にタイム アウトとなる。図3cに示したように、もしコイン受け入れパルスX4がt1と t2の間のタイムウィンドウの中において生じた場合には、コインは上記したテ ストa)及びb)の基準に合致する。 また、マイクロプロセッサ7は、図3Dで示すように、クリアランス時間を生 ずるルーチンを具備し、これは受け入れパルスX4の立ち上がり縁の発生に引き 続く予め設定された時間後に発生される。もしパルスX4の立下がり縁が図3D においてタイムウィンドウt3、t4の間、すなわちt5に来ていればこれは前記 コインが受け入れ可能な時間の範囲内で受け入れコイルC4a、bを通り抜けた ことを示し、これによって上述した補助テストの基準c)及びd)の基準を満た すところとなる。 図4のフローダイアグラムを参照しながら、従来の第1次及び補助テストにつ いて以下に述べる。この工程はステップS1でスタートし、第1次コイン識別は (センサステーション5におけるコインに応答して)ステップS2で実行される 。ステップS3において、S2における第1次識別がそのコインが真のコインで あることを示す場合には、ステップS4で受け入れ ゲート11の状態がチェックされる。もしゲート11が排除状態、すなわち、ゲ ート駆動回路10へ回線9で駆動信号が印加されず、それによってゲートが開い た状態であれば、ステップS5でチェックが行われてコイン受け入れ信号X4が 受け入れコイルC4で生成されたか否かが判定される。 このように、ステップS4及びS5は、先行して識別されたコインまたは偽物 があれば、それが識別機を貫通して通過したかどうかをチェックする。もしコイ ンが真のコインでないならば、またはコインの受入れのためにゲート11が閉ざ されているならば、またはコインが受け入れコイルC4配置の近傍に留まってい るならば、ステップS6におけるルーチンはゲート11を開いてそれを排除状態 にしておくために回線9(図2)への電圧供給を断つ。ステップS7において、 回線14のすべてのクレジットコードをクリアし、テストを受けるコインについ てクレジットが蓄積されていないことを確実にする。 ステップS4及びS5にもどって参照すると、コインが真のコインとして受け 入れられるためには、ゲート11は初期状態では開かれておらねばならないし、 かつ受け入れセンサコイルC4の配置はクリアされていなければならない。この 場合、ルーチンはステップS8及びS9に移行し下限タイマ及び上限タイマ(図 3A及び3Bを見よ)をスタートさせる。また、ステップS10において、ステ ップS2で判定された真のコインについてのコイン金種の値打ちは、いわゆるク レジット コードとして格納される。ステップS11において、駆動信号が回 線9(図2)に印加されてゲート駆動回路10を作動させ、それによってゲート 11を閉じられた受け入れ状態に切換え、コインをコイン受け入れ通路13(図 1)に向けさせる。 図4Bを参照すると、これは補助識別テストを行うための割り込みルーチンを 示す。ステップS2で識別されたコインは、図1に示した通路に沿って移動し、 ゲートがステップS11(図4A)で閉じられているので、コインはコイン受け 入れセンサコイル配置C4a、b(図1)に向かって移動する。その結果、コイ ン受け入れパルスX4が生成されマイクロプロセッサに供給される。このパルス が図4BにおけるステップS12で検出される。 ステップS13及びS14において受け入れパルスX4のタイミングが下限タ イマ及び上限タイマ(図3A、B)のタイムアウト時間t1及びt2と比較される 。もし受け入れパルスX4が時間t1とt2の間の時間に入っている場合には、ル ーチンはステップS14に移行して受け入れパルスX4の立ち下がり縁が図3D に示された受け入れ可能時間範囲t3及びt4の間に入っていて、コインが受け入 れコイルC4(図1)の領域に受け入れ不能な、長いかまたは短い時間の間留ま っていなかったことを表示しているか否かを判定する。もしステップS14のテ ストを通過したならば、ステップS10において格納されたクレジットコードが ステップS16において回線14(図2)で伝送され第1次及び補助識別テスト の双方に成功したという結果が示される。 しかし、もしステップS13から15の結果が好ましくない場合にはクレジッ トコードは伝送されず、その代わりにステップS17でクリアにして回線14に クレジットコードが生じないようにする。その後、受け入れ上限タイマはステッ プS18でクリアにされ(下限タイマはすでにクリアにされている)、ゲート1 1はステップS19において排除状態に切り換えられる。このルーチンは非常に 信頼性が高く不正な操作に対抗して良好な区別を与えるが、一方で識別機の応答 時間を遅らせるという欠点を有し、さらにコインが入力2(図1)の内部に供給 され十分に識別される速度に制限が生じる。 これはセンサステーション5を貫通しコイン減衰通路4に沿って近接した状態 で移動する2つのコインを考えてみることで理解できる。もし2つのコインが真 のコインであれば、それらはセンサステーション5で、成功した第1次識別テス トの結果を連続して出すであろう。第1のコインについてステップS2の第1次 識別はS3で成功した結果を出し、ゲート11はS4でその排除状態にあり、受 け入れセンサC4はステップS5においてクリアな状態であり、それによって第 1のコインは受け入れられ、ルーチンはステップS8を通り過ぎてS16まで通 り抜け、対応するクレジットコードを生成する。しかし、ステップS3で真正で あると検知された第2のコインは、受け入れゲート11が電圧の供給を断たれた 状態ではないために、ステップS4で排除される。これは第1次コインが受け入 れられるように駆動信号が回線9(図2)でゲート駆動回路にさらに 印加されているからである。これはゲート11が図4BのステップS19まで排 除状態に切換えられないことからわかる。さらに第2のコインは、ステップS4 及びS6を経ることによってゲート11を開かせ、それによって第2のコインを 排除通路11へ押しやる。 この発明は、真正コインのコイン進入速度(rate of coin entry)が特定の閾 値を超えるときに、1つ以上の補助テストを選択的に停止することによってこの 問題を解決する。複数のコインが識別機の内部に急速に供給されたとき、ひもに 付いたコインで不正な操作を行うことは、不正なコインを挿入しさらに取り去る ための時間がないので不可能であろうし、この発明によれば、コイン進入速度が 特定の閾値を超えたとき、少なくとも1つ以上のコイン補助識別テストを停止し ても安全であると考えられる。この発明の例は図5A、B及びCを参照すること により以下に詳述される。図5において図5Aは識別メインルーチンを説明し図 5B及び5Cは、ステップS2におけるそれぞれの成功した第1次識別に応答し て開始された割り込みルーチンを説明し、この割り込みルーチンは互いに連結さ れ、さらに図に示したようにメインルーチンと連結されている。この例では下限 タイマは、コインが特定の閾値よりも大きい速度で識別機の内部に供給されたと き無効にされる。 第1の真のコインが識別機の内部に挿入されたとき、S2で行われた第1次識 別テストの成功した結果がS3で判定される。もしステップS4及びS5で判定 したように、ゲート11が排 除状態にあり、かつ受け入れセンサコイルC4にコインがなければ、前述したよ うに開始受け入れ下限タイマがステップS8で開始され、上限タイマはステップ 9で開始される。 マイクロプロセッサ7のメモリは機能上で分割され、これからスタック1及び スタック2と呼ぶクレジットコードの第1及び第2スタックを供給する。S2で コイン識別機によって生成された第1次コインのクレジットコードはステップS 20において、スタック1に格納される。その後、ステップS11において受け 入れゲートがその受け入れ状態、すなわちコインを受け入れ通路13に向けさせ るために閉じられた状態へ切換えられる。 図5Bを参照すると、コインが何時受け入れセンサコイルC4に到着するかの 判定を行うためにステップS12において第1のコインについて割り込みメイン ルーチンを開始する。ステップS13及び14で判定されたように、もしコイン が上限タイマ及び下限タイマによって生じた時間t1、t2の間で受け入れパルス X4を生成するならば、ルーチンはステップS15に移行してそのコインがクリ アランス時間の間でセンサコイルC4をクリアにしたか否かを判定する。もしそ うであれば、ルーチンはステップS21へ移行して、そのコインについてステッ プS20で格納された前記のクレジットコードがスタック2へ移送され、そのコ ードはステップS22においてスタック1から消去される。 第1のコインはこのように受け入れ可能となり、図5Cを参 照すると、第2の割り込みルーチンは前記コインと関連するクレジットコードが 回線14(図2)で伝達されるのを確実にする。より詳しくは、スタック2にお けるクレジットコードはステップS23の間にスタック2からまずクレジットコ ードを得、S24でコードをクリアにし、次にステップS25でコードを伝達す ることにより回線14で継続して伝達され、ステップS26はスタック2が空か どうかを判定し、もしそうでなければスタック2が完全にクリアになるまで図5 Cに示したルーチンが繰り返される。 以下で第1のコインの後から識別機にすぐに挿入された第2のコインについて 考える。前述したように、先行技術のルーチンでは第2のコインは図4Aのステ ップS4で排除されるであろう。しかし図5Aをみると、ステップS4でもし第 1のコインの受け入れ処理に起因して受け入れゲート11が排除状態のままで保 持されていたらルーチンは自動的に第2のコインを排除することはせずに、その 代わりにステップS5とS8とを飛び越す。ルーチンは、ゲート11が未だ排除 状態でないので、第1のコインの受け入れ処理がまだ終わっていないので受け入 れセンサコイルC4が未だクリアでないとみなす。さらにこの発明に従えば、こ の状況では受け入れ下限タイマ(ステップS8)を開始させる必要がないことが わかった。第1及び第2のコインは矢継ぎばやに挿入されるので、ひもについた タイプのコインで不正を行うことは不可能であろうし、その結果として第2のコ インに関してステップS8で下限タイマを無効にして も安全である。 次に、S2で2番目の第1識別の際に生成された第2のコインのクレジットコ ードは、スタック1においてステップS20で格納され、次に受け入れゲート1 1はステップS11で受け入れ状態に保持される。 その後、ルーチンはステップS12(図5B)へ移行する。下限タイマはステ ップS13はすでに終了しているが、これは下限タイマが第1のコインの受入れ によって既に終了し、第2のコインに対応して再開始していないためである。従 って、コインが受け入れセンサコイルC4(ステップS12及びS14)に到着 する以前に上限タイマが終了していない限り、ルーチンは第2のコインのために ステップS15へ移行し、ステップS15で予め設定されたクリアランスタイム の間に第2のコインがセンサコイルC4をクリアにする限り第2のコインのクレ ジットコードがステップS21でスタック1からスタック2へ移送される。この ように第2のコインのクレジットコードが図5Cに示したルーチンによりステッ プS25において前述した手順により伝達される。 万一、コインが受け入れセンサコイルC4に達する以前に上限タイマが経過し た場合(ステップS14)、または万一、ステップS15における補助テストが 不成功になった場合には、当該コインの対応クレジットコードがステップS27 でスタック1からクリアされる。その結果、コインは補助テストを満たさないの でコードはステップS21でスタック2へ移送されな くなる。 このように、この発明によれば、ルーチンは第2のコインが第1のコインに近 接して後続し、さらに第1のコインの受入れを扱うためにゲート11が閉じてい る時間の間に第2のコインの第1次識別が行われるにもかかわらず第2のコイン が受け入れられるという利点を有する。 第1次識別テストによりもたらされる識別の質の低下がなく、第2のコインが 第1のコインのすぐ後に追従するので、ひも付きコインのタイプで不正を行うた めの時間がないという理由から補助識別テストにより提供される安全性は下限タ イマの回路を断つことによって損なわれることがない。 さらに、もし連続するコインの挿入の間の時間間隔が増加すれば下限タイマは 再び自動的に作動され補助テストにより提供される安全性の維持が確保される。 この発明の多くの修正及び変更は当業者には明らかであろう。例えば、図5の 具体例においては、コインの進入速度が特定の閾値を超えるとき、コイン補助識 別テストの1つのみが無効とされている。コイン進入速度に応じて補助テストの さらに1つを無効にすることが可能である。例えば、図示はしないが、ステップ S14での上限タイマの動作及び/またはステップS13で行われるクリアラン スタイムチェックを無効にすることが可能である。これは例えば、ステップS4 でのテスト結果に応じて行わせることができる。補助テストはコイン進入速度の 増加につれて徐々に無効にするようにしてもよい。ルーチンは 例えば、識別機を貫通して後方へ移動するコインや、予期しないときに受け入れ センサコイルC4aで検出されるようなコインを検出することなどの補助識別テ ストを含むように拡張してもよい。 そのテスト自体を行わないことにより、または関連したマイクロプロセッサの ルーチンにおけるテストの結果を無効にすることにより、その、またはそれぞれ の補助識別テストの結果にマイクロプロセッサが応答しないようにできることが わかるであろう。 ここで使われた用語の“コイン”はメタル・チップ(token)あるいは同様の 他の価値物体を含む。 識別機の記載例は誘導センサを用いているが、第1次識別テストステーション で、またはそれ以降のセンサ用に光学的または機械的センサが使用できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.テストを受けるコインを受け入れる通路を形成する手段と、 前記通路に沿って移動するコインに第1次識別テストを行う第1次識別テスト 手段と、 前記第1次テスト手段によって実行されたテストに追加して前記コインに対す る少なくとも1つの補助識別テストを行う補助識別テスト手段と、 正当と判定されたコインを受け入れ通路へ導き、正当でないと判定したコイン を排除通路へ導くゲート手段と、 前記第1次及び補助テスト手段によって行われた第1次及び補助識別テストの 結果に基づいてゲート手段の動作を制御する制御手段と、 連続するコインが特定の閾値を超えた速度で前記通路へ供給されたとき、前記 制御手段を補助識別テストの結果に対して非応答となるようにする手段とからな るコイン識別装置。 2.通路に沿って移動するコインを感知するセンサ手段を具備し、前記第1次識 別テスト手段が第1次識別テストを行うべく前記センサ手段に感応する請求項1 によるコイン識別装置。 3.センサ手段が、コインとともに誘導カップリングを形成する少なくとも1つ の誘導コイルからなり、前記第1次識別テスト手段が、誘導カップリングに基づ いてコインを識別すべく作動されてなる請求項2によるコイン識別装置。 4.補助識別テスト手段がもう1つのセンサと、テストを受け るコインが前記のもう1つのセンサの近傍へ移動する時間を測定する手段とを具 備してなる請求項2または3によるコイン識別装置。 5.補助識別テスト手段が、テストを受けるコインが特定の閾値よりも短い時間 内に前記のもう1つのセンサに到着するかどうかを判定する手段を具備してなる 請求項4によるコイン識別装置。 6.補助識別テスト手段が、テストを受けるコインが特定の閾値よりも長い時間 内に前記のもう1つのセンサに到着するかどうかを判定する手段を具備してなる 請求項4または5によるコイン識別装置。 7.補助識別テスト手段が、テストを受けるコインが特定の閾値よりも短い時間 の間前記のもう1つのセンサの近傍に留まるかどうかを判定する手段を具備して なる請求項4、5または6によるコイン識別装置。 8.補助識別テスト手段が、テストを受けるコインが特定の閾値よりも長い時間 の間前記のもう1つのセンサの近傍に留まるかどうかを判定する手段を具備して なる請求項4、5、6または7によるコイン識別装置。 9.補助識別テスト手段が、ゲート手段の動作設定を検出する手段を具備してな る請求項4〜8のいずれか1つによるコイン識別装置。 10.制御手段が、第1のコインの成功した識別と、それに引き続いて1つの後 続した第2のコインの第1次識別テストの成 功した結果とに応答してゲート手段の動作設定に基づいて補助識別テストの少な くとも1つを無効とすべく動作する請求項9によるコイン識別装置。 11.補助テスト手段が、テストを受けるコインが第1次識別テストの後にもう 1つのセンサに到着する、それぞれの最大及び最小の許容時間を規定する上限タ イマ及び下限タイマを具備してなり、連続したコインが、特定の閾値を超える速 度で識別機の内部に供給されるとき、制御手段が下限タイマの動作を無効とすべ く作動してなる請求項4〜10のいずれか1つによるコイン識別装置。 12.通路に沿って移動するコインに第1次識別テストを行わせ、 第1次識別テストに追加して前記コインに少なくとも1つの補助識別テストを 行わせ、 第1次及び補助識別テストの結果に基づいて正当と判定されたコインを受け入 れ通路に、正当でないと判定されたコインを排除通路に向けさせ、 連続したコインが特定の閾値を超える速度で通路の内部へ供給されるとき、補 助識別テストの結果を無視する工程からなるコイン識別方法。 13.コイン供給速度が前記閾値を超えるときは前記補助テストを行わない請求 項12による方法。 14.テストを受けるコインが、第1次テストが行われた位置から受け入れ通路 におけるある1つの位置まで移動するのに要 する時間の関数である継続時間をモニタすることによって補助テストを行う工程 を具備してなる請求項12または13による方法。
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