JPH06150105A - 硬貨の判別方法および判別装置 - Google Patents

硬貨の判別方法および判別装置

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JPH06150105A
JPH06150105A JP4300928A JP30092892A JPH06150105A JP H06150105 A JPH06150105 A JP H06150105A JP 4300928 A JP4300928 A JP 4300928A JP 30092892 A JP30092892 A JP 30092892A JP H06150105 A JPH06150105 A JP H06150105A
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    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D5/00Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of coins, e.g. for segregating coins which are unacceptable or alien to a currency
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 正貨に近似する偽貨あるいは正貨領域内に一
部重なり合う分布を持つ偽貨を、正貨の受入率を低下さ
せることなく排除させるとともに、処理速度が高いコイ
ンの判別方法、およびこの方法を実施するための安価な
装置を提供すること。 【構成】 コインの特徴を検出する第1および第2のセ
ンサ(5,6)の各測定値について比較基準となる第1
の領域と、この第1の領域に含まれるか、この第1の領
域を一部に含むような第2の領域とを設定し、第2の領
域を用いて予備判定し、偽貨と判定されればその判定結
果を用い、偽貨と判定されなければ改めて第1の領域を
用いた判定を行う方法および装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコインの真偽判別方法お
よび装置に係り、特に電子的にコインの真偽判別を行う
ものに関する。
【0002】
【従来の技術】永年にわたってコインの材質などを判別
する手法として、永久マグネットなどを用いた機械的な
手法とともに、近年電子的な手法でコインの真偽判別を
行うことが一般化している。
【0003】これは、コイン判別装置内に設けられたコ
イン通路に沿ってコインセンサを設け、コイン通路を落
下する硬貨の電磁気的特性を調べ、コインの真偽を判別
するようにしている。
【0004】コインセンサとしては、コインを励磁する
励磁手段と、励磁によるコインの電磁気的応動を検出す
る手段とを用い、検出値を分析して硬貨の真偽判定を行
っている。
【0005】従来技術の代表的電子式コイン判別手法と
して、たとえば特開平1−193988(公開日 平成
1年8月3日)号公報が挙げられる。この特開平1−1
93988号公報には、正貨にかなり近似した偽貨を排
除するための手法が開示されている。
【0006】図7に、特開平1−193988号公報に
示される従来の手法の概念図を示す。この図7は、正貨
判定領域12(実線)内に偽貨分布領域13(破線)の
一部が入り込んでいる様子を示している。この正貨判定
領域12内に一部入り込んだ被検コインを排除するため
に三角形の(斜線部で示す)排除領域を設け、被検コイ
ンが正貨判定領域に属するか否かを判定するための関数
式を用いた演算が行われる。そして、この演算結果と予
め決められた所定金種の基準値とを比較することにより
被検コインの真偽を判定している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術に
よる判別方式では、正貨判定領域12(実線)の面積に
対し、排除領域(三角形の斜線で示す部分)の面積が広
くなり、この結果正貨の受入率が低下するとともに、関
数式を用いた演算を行うための複雑かつ高価な回路が必
要となる。
【0008】このような関数式の演算を、近年一般的に
用いられているCPUなどを使った構成にしても、プロ
グラムステップ数が増加することは免れない。特に安価
なCPUを使おうとするときはプログラムのステップ数
低減は不可欠であり、しかも安価なCPUは処理速度が
遅いため、関数式の演算処理に時間がかかり正貨の受領
を逸してしまう。このように従来技術には種々の問題が
ある。
【0009】本発明は上述の点を考慮してなされたもの
で、正貨に近似する偽貨あるいは正貨領域内に一部重な
り合う分布を持つ偽貨を、正貨の受入率を低下させるこ
となく排除させるとともに、処理速度が高いコインの判
別方法、およびこの方法を実施するための安価な装置を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、請求項1による、それぞれ異なる検出
機能を有する第1のセンサ手段および第2のセンサ手段
を判別すべきコインが通過する所定経路に沿って配し、
これらセンサ手段により検出された測定値に基づいて前
記コインの真偽判別を行う方法において、前記コインの
第1の特徴を表わす第1の測定値を前記第1のセンサ手
段で検出し、前記コインの第2の特徴を表わす第2の測
定値を前記第2のセンサ手段で検出し、前記第1および
第2の両測定値につき、予め定められたコイン判別のた
めの比較基準となる第1の領域を設け、前記第1の領域
内に含まれるように、前記第1および第2の両測定値に
ついての少なくとも一つ以上の第2の領域を設け、前記
第1の測定値および第2の測定値が前記第2の領域内に
属するか否かを比較して予備判定し、前記予備判定の結
果、前記第1の測定値および第2の測定値が何れも前記
第2の領域内に属さないときに、前記第1の測定値およ
び第2の測定値と前記第1の領域とを比較し、前記第1
の測定値および第2の測定値が前記第1の領域内に属す
るか否かにより真偽判定を行うようにしたことを特徴と
する硬貨の判別方法、請求項2による、それぞれ異なる
検出機能を有する第1のセンサ手段および第2のセンサ
手段を判別すべきコインが通過する所定経路に沿って配
し、これらセンサ手段により検出された測定値に基づい
て前記コインの真偽判別を行う方法において、前記コイ
ンの第1の特徴を表わす第1の測定値を前記第1のセン
サ手段で検出し、前記コインの第2の特徴を表わす第2
の測定値を前記第2のセンサ手段で検出し、前記第1お
よび第2の両測定値につき、コイン判別のための比較基
準領域を設け、この比較基準領域を一部に含むように、
前記第1および第2の各測定値についての組み合わせで
ある、少なくとも1組以上の閾値領域を設け、前記第1
の測定値および第2の測定値が前記閾値領域を超えてい
るか否かを比較して予備判定し、前記予備判定の結果が
前記閾値領域を超えているとき、前記第1の測定値およ
び第2の測定値と前記比較基準領域とを比較し、前記第
1の測定値および第2の測定値が前記比較基準領域内に
属するか否かにより真偽判定を行うようにしたことを特
徴とする硬貨の判別方法、請求項3による、判別すべき
コインが通過するコイン通路と、このコイン通路に沿っ
て設けられ、前記コイン通路を通過するコインの第1の
特徴を検査するためのセンサ手段と、前記コイン通路に
沿って設けられ、前記コイン通路を通過するコインの第
2の特徴を検査するためのセンサ手段と、前記第1およ
び第2の測定値についてのコイン判別のために比較基準
となる第1の領域を設定する第1の設定手段と、前記第
1の領域内に含まれる第2の領域を設定する第2の設定
手段と、前記両センサ手段により検出された測定値が、
前記第2の領域内に属するか否かを予備判定する予備判
定手段と、この予備判定手段が、前記測定値が前記第2
の領域内に属さないと判定したときに、前記測定値が前
記第1の領域内に属するか否かを判定する判定手段と、
をそなえたコインの判別装置、請求項4による、判別す
べきコインが通過するコイン通路と、このコイン通路に
沿って設けられ、前記コイン通路を通過するコインの第
1の特徴を検査するためのセンサ手段と、前記コイン通
路に沿って設けられ、前記コイン通路の通過するコイン
の第2の特徴を検査するためのセンサ手段と、前記第1
および第2の測定値についてのコイン判別のために比較
基準領域を設定する第1の設定手段と、前記比較基準領
域を一部に含むように閾値領域を設定する第2の設定手
段と、前記両センサ手段により検出された測定値が、前
記閾値領域に属するか否かを予備判定する予備判定手段
と、この第1の手段が、前記測定値が前記閾値領域に属
さないと判定したときに、前記測定値が前記比較基準領
域に属するか否かを判定する判定手段と、をそなえたコ
インの判別装置、を提供するものである。
【0011】
【作用】請求項1記載の方法では、第1および第2のセ
ンサ手段で検出された各測定値が、コイン判別の比較基
準となる第1の領域に含まれるように設定された第2の
領域に属するか否かを予備判定し、属する場合に偽貨判
定を行い、属さない場合に第1の領域に属するか否かの
正偽判定を行う。
【0012】請求項2記載の方法では、請求項1記載の
方法における第1の領域に相当する比較基準領域を設定
し、請求項1記載の方法における第2の領域の代りに、
比較基準領域を一部に含む第1の閾値領域を用いて正偽
判定を行う。
【0013】請求項3記載の装置は、請求項1記載の方
法を実施してコインの正偽判定を行う。
【0014】請求項4記載の装置は、請求項2記載の方
法を実施してコインの正偽判定を行う。
【0015】
【実施例】図1は、本発明によるコイン判別装置の一実
施例を示す正面図である。この図1において、コイン判
別装置1の上方には、コイン2の投入口3が設けられて
いる。この投入口3から投入されたコインは、投入口3
から遠去かるに連れて、すなわち図における右側にいく
に連れて低くなるように傾斜している第1のレール4に
落下する。そして、この第1のレール4上に落下したコ
イン2は、第1のレール4の傾斜により第1のレール4
に沿って転動しながら下流側に落下する。
【0016】この第1のレール4の途中には、第1のセ
ンサ5と第2のセンサ6が配置されており、第1のセン
サ5および第2のセンサ6の測定結果に基づき、コイン
2の真偽および金種判定のコイン識別処理が行われる。
このコイン識別処理については後に詳述する。
【0017】コイン識別処理により投入されたコイン2
が、正貨であるかまたは偽貨であるかに応じて第1ソレ
ノイド8が作動または不作動となり、これによって第1
ゲート7が作動または不作動となる。
【0018】コイン識別処理の結果、コイン2が正貨と
判定されたときは、コイン2を図示しない正貨通路へ導
くための第1ソレノイド8を作動させ、これにより第1
ゲート7が作動してコイン2を図示しない正貨通路へ導
く。
【0019】しかし、コイン識別処理の結果、コイン2
が偽貨と判定されたときは、コイン2を図示しない返却
通路へ導くために、第1ソレノイド8を不作動とする。
これにより、第1ゲート7が不作動状態となってコイン
2を図示しない返却通路へ導く。
【0020】ここではコイン識別処理の結果、コイン2
が正貨であると仮定し、その場合の動作を以下に述べ
る。なお、図1の一実施例は4金種の受納可能硬貨につ
いて判別し、振り分ける構成を示すものである。
【0021】ここで、コイン2は上述の仮定のように、
図示しない正貨通路に導かれた後、コイン識別処理の金
種判定結果に基づき第2ソレノイド10を駆動し、これ
により第2ゲート9を作動させ、金種AまたはBのグル
ープと金種CまたはDのグループに分ける。
【0022】すなわちコイン2が、金種AまたはBのと
きは第2ソレノイド10を作動させ、これにより第2ゲ
ート9が図1において時計方向に回転し、金種A,Bの
通路を開放する。これによりコイン2を第2のレール1
1に導く。
【0023】しかし、コイン2が金種CまたはDのとき
は第2ソレノイド10を不作動とし、これにより第2ゲ
ート9は、図1において反時計方向に移動した状態を維
持したままとなり、金種C,Dの通路を開放する。これ
によりコイン2は、下方に落下し金種CまたはDの通路
へ導かれる。
【0024】第2のレール11に導かれた金種Aまたは
Bのコイン2は、コインの径に応じ対応する通路Aまた
はBに振り分けられ、図示しない排出口より排出され
る。
【0025】しかし、図示しない正貨通路を下方へ落下
した金種CまたはDのコイン2は、コインの径に応じて
対応する通路CまたはDに振り分けられ、図示しない排
出口より排出される。
【0026】図5は、本発明の一実施例の回路構成を示
すブロック線図である。この図5で、第1のセンサ5お
よび第2のセンサ6は、インダクタ手段を用いて高周波
の電磁場をコインに作用させたときの、電磁場とコイン
との相互作用を利用して検出するものである。
【0027】この第1のセンサ5は、例えばコインの材
質に反応し変化する電気信号を取り出すものである。一
方、第2のセンサ6は、例えばコインの外径に反応し変
化する電気信号を取り出すものである。
【0028】この第1のセンサ5および第2のセンサ6
の構成は、図1に図示しないコイン通路を挾んでそれぞ
れ励磁コイル5a,6aと受信コイル5b,6bが対向
配置されている。
【0029】このインダクタ手段の構成は一実施例を示
すものであって、他には先行出願である米国特許USP
5,078,252にその詳細を見いだすことができ
る。
【0030】図5において、励磁コイル5aおよび6a
は直列接続され、励磁駆動回路17の出力に接続され
る。この励磁駆動回路17には、CPU14から出力さ
れる基準周波数のパルス信号を分周回路16で分周され
た、例えば約20〜60KHz の交流信号が入力される。
励磁駆動回路17は、交流信号を増幅し各励磁コイル5
aおよび6aを励磁駆動する。
【0031】一方、受信コイル5bは並列共振用のキャ
パシタ18aが接続されており、その接続点は増幅検波
回路19aの入力に接続される。また、受信コイル6b
は並列共振用のキャパシタ18bが並列接続され、増幅
検波回路19bの入力に接続される。
【0032】増幅検波回路19aは、受信コイル5bに
誘起される高周波信号を増幅検波するもので、この周知
技術である増幅検波回路19aからはコイン2とインダ
クタ手段により生ずる相互作用で高周波信号に重畳した
包絡線が抽出される。そしてこの増幅検波回路19aか
らの検波出力は、ピークホールド回路20aに入力され
る。
【0033】ピークホールド回路20aは、増幅検波回
路19aの検波出力を入力し、増幅検波回路19aの出
力に対応するピーク電圧信号を生成し、A/D変換回路
21へ出力する。
【0034】このA/D変換回路21へ入力されたピー
クホールド回路20aのピーク電圧信号は、A/D変換
回路21によって対応するデジタル電圧信号に変換しC
PU14へ出力する。
【0035】同様に受信コイル6bの高周波信号は、増
幅検波回路19bで増幅検波されピークホールド回路2
0bで対応するピーク電圧信号が生成されたのち、A/
D変換回路21により該ピーク電圧信号に対応するデジ
タル電圧信号に変換しCPU14へ出力する。
【0036】CPU14は、第1のセンサ5および第2
のセンサ6とコイン2との相互作用によりそれぞれ得ら
れるコイン2の特徴を最も良く表わすそれぞれのデジタ
ル電圧信号の値を基に、後に詳述する方法により判定を
行い投入コイン2が正貨であるか偽貨であるかを判定
し、正貨であれば駆動回路22aを介して第1ソレノイ
ド8を励起させ、また、金種がA〜Dの何れであるかを
判定し、金種AまたはBであれば駆動回路22bを介し
て第2ソレノイド10を作動させる。
【0037】尚、CPU14の入・出力端子23a〜2
3eは、例えばコインチェンジャなどのインタフェース
となる端子である。
【0038】ここで本発明の要旨となる部分について、
本発明の一実施例の概念を示す図2ないし図4と従来技
術の概念を示す図6および図7を対比し以下に詳述す
る。
【0039】まず、図2ないし図4および図6、図7に
示す図は、何れもある特定の正貨の判定領域と正貨に近
似する特定の近似貨の分布領域をX,Yグラフ上に示し
たものである。
【0040】ここで、特定の正貨とは例えばドイツ国2
マルク貨、また特定の近似貨とは例えばハンガリ国20
フォリント貨が上げられる。
【0041】このハンガリ国20フォリント貨は、ドイ
ツ国2マルク貨に材質および寸法が近似するものであ
る。そして、図2ないし図4および図6および図7に示
す分布は、前記両コインを本発明による装置で実測し得
られた値を基に概念化し示したものであり、また同図に
示すX軸方向の値は、例えば第1のセンサ5の、そして
Y軸方向の値は第2のセンサ6のそれぞれ得られた値に
対応するものである。
【0042】図2において、正貨判定領域12に偽貨分
布領域13の一部が重なり合っている(斜線部)様子を
示す。
【0043】この重なり合った部分に分布する偽貨は排
除すべきコインであり、この偽貨を排除するため従来技
術では図6の斜線および図7の斜線で示す部分が排除領
域として設定されてきた。
【0044】この従来技術の図6における正貨判定領域
12に対する斜線部排除領域の割合をS1 とすると、 となる。
【0045】また、従来技術の図7における正貨判定領
域12に対する斜線部排除領域の割合をS2 とすると、 となる。
【0046】一方、本発明による図2の一実施例に示す
正貨判定領域12に対する斜線部排除領域の割合をS3
とすると、 となる。
【0047】この式(1) ないし(3) より、正貨判定領域
12が斜線部排除領域によって失われる割合を比較する
と、S1 >S2 >S3 の関係となる。
【0048】よって、前記関係から明らかなように本発
明は、正貨の受入率を低下させることなく、しかも該正
貨に近似する偽貨を的確に排除することができる。
【0049】また図2で、コイン2につき第1のセンサ
5および第2のセンサ6で測定して得られた値を基に、
コイン2が正貨であるか否かを判定するとき、始めにそ
れぞれの値が斜線部領域に属するか否かの予備判定を行
う。
【0050】この予備判定の方法は、周知技術を用いて
第1のセンサ5で得られた測定値と図2のX軸方向に示
す予備判定のための比較基準となる上限値X′および下
限値XL、および第2のセンサ6で得られた測定値と図
2のY軸方向に示す予備判定のための比較基準となる上
限値Y′および下限値YLのそれぞれを比較し、コイン
2の前記それぞれの測定値が斜線部領域に属するか否か
の予備判定を行う。
【0051】予備判定の結果、それぞれの測定値が斜線
部領域内に属さないと判定されたとき、さらにそれぞれ
の測定値と対応する図2のX軸方向に示す真偽判定のた
めの比較基準となる上限値XUおよび下限値XL、およ
びY軸方向に示す同上限値YUおよび下限値YLによっ
て比較し、コイン2のそれぞれの測定値が正貨判定領域
に属するか否かにより真偽判定を行うものである。
【0052】次に、図8のフローチャートにより図5に
示すCPU14が実行するコイン識別処理について詳述
する。
【0053】図8で、コイン判別装置1に電源が供給さ
れる(ステップ100)と、CPU14は、ROM15
に予めプログラムされた手順に従って処理を実行する。
【0054】始めにCPU14は、内部のレジスタ等の
初期設定(ステップ101)を行った後、種々のエラー
チェック(ステップ102)を実行し、第1のセンサ5
および第2のセンサ6から得られるそれぞれの待機電圧
を測定(ステップ103)する。
【0055】このそれぞれの待機電圧の測定値は、ステ
ップ104の判断処理により予め設定された閾値を越え
たか否かを判定するために用いられる。ここでプログラ
ムは、ステップ103を実行後、ステップ104の判断
処理を実行する。
【0056】このステップ104の判断処理で、待機電
圧の測定値が予め設定された閾値を越えたと判定された
ときはYESへ進み、ステップ105のピーク電圧測定
処理を実行する。
【0057】しかし、ステップ104の判断処理で、待
機電圧の測定値が予め設定された閾値を越えていないと
判定されたときはNOへ進み、ステップ102のエラー
チェック処理へ戻り所定のループを繰り返す。ここで
は、ステップ104の判定の結果YESへ進んだものと
仮定し、プログラムを進める。
【0058】プログラムは、ステップ104の判定処理
後、ステップ105のピーク電圧測定処理を実行する。
【0059】このピーク電圧測定処理は、コイン2を第
1のセンサ5および第2のセンサ6でそれぞれ測定し、
得られたコイン2の特徴を最も良く表す、図5に示すピ
ークホールド回路20の示す電圧をA/D変換回路21
でデジタル変換し、得られたそれぞれのピーク電圧値を
CPU14へ一時記憶保持する処理である。プログラム
は、ステップ105を実行後、ステップ106を実行す
る。
【0060】このステップ106の予備比較処理は、ピ
ーク電圧測定値と図2の斜線部領域が示すX軸方向の上
限値および下限値、およびY軸方向の上限値および下限
値とをそれぞれ比較し、この比較結果に基づく予備フラ
グを生成する。プログラムは、ステップ106を実行
後、ステップ107の判断処理を実行する。
【0061】このステップ107の判断処理は、ステッ
プ106の予備フラグの内容に基づき分岐するもので、
該ピーク電圧測定値が図2に示す斜線部領域に属さない
ときはNOへ進み、ステップ108のメイン比較処理を
実行する。しかし、このピーク電圧測定値が図2の斜線
部領域内に属するときは、コイン2を偽貨と判定し待機
ループへ戻る。
【0062】ここではステップ107の判断処理でNO
へ進んだものと仮定し、プログラムを進めるものとす
る。プログラムは、ステップ107を実行後、ステップ
108のメイン比較処理を実行する。
【0063】このステップ108のメイン比較処理は、
ピーク電圧測定値が図2に示す正貨判定領域内に属する
か否かを比較するとともに、予め決められた受納可能金
種の正貨判定領域を比較し、この比較結果に基づく正貨
フラグを生成する。プログラムはステップ108を実行
後、ステップ109の判断処理を実行する。
【0064】このステップ109の判断処理は、ステッ
プ108の正貨フラグに基づくコイン2が正貨か否かを
判定し、同時に金種も判定する。
【0065】このステップ109の判定の結果、コイン
2を正貨と判定したときYESへ進み、ステップ110
の正貨処理を実行する。しかし、コイン2が偽貨と判定
されたときはNOへ進み待機へ戻る。
【0066】ここではステップ109の判断処理でYE
Sへ進んだものと仮定し、ステップ110の正貨処理を
実行するものとする。
【0067】このステップ110の処理は、ステップ1
09の判定結果に基づき図5に示す第1ソレノイド8お
よび第2ソレノイド10を作動させ、入・出力端子23
へ正貨判定された金種の信号を出力し、待機へ戻る。
【0068】上述のような識別処理手順を繰り返し、投
入硬貨が予め決められた所与の金種に対し真正か否かを
判定するものである。
【0069】なお、上述の例では本発明の要旨の概念に
ついて図2を用いて詳述したが、本発明の概念は図2に
限定されるものではなく図3あるいは図4に示す方法も
含まれるものである。
【0070】図3に示すものは、正貨判定領域12内に
予備判定領域を2箇所設けた本発明の他の方法を示す概
念図である。
【0071】また図4は、正貨判定領域12内に分布す
る偽貨を排除するための本発明による他の方法としてX
軸方向に設けた閾値X′とY軸方向に設けた閾値Y′に
より、ピーク電圧値を大小比較することにより、閾値
X′と閾値Y′が交差して表わされる象限域の何れに属
するかにより予備判定を行う本発明による他の方法を示
すものである。
【0072】
【発明の効果】本発明によれば、正貨判定領域に近似す
る、あるいは正貨判定領域内に一部入り込んで分布する
偽貨を排除するとき、従来技術では、排除領域が広く設
定されていたため正貨の受入率が悪くなる問題を生じ、
また排除領域が分布する偽貨を排除するための複雑な関
数計算が必要であった点を改善するものである。
【0073】すなわち、本発明では前記排除領域を狭く
設定することができ、しかも複雑な関数計算を必要とせ
ず、大小比較判断のみの予備判定を行うことにより高速
で処理できる。これにより極めて判別性能の高いコイン
判別方法および当該方法を実施する安価な装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコイン判別装置の一実施例を示す
正面図。
【図2】本発明によるコイン判別装置の要部の概念図。
【図3】本発明によるコイン判別装置の要部の概念図。
【図4】本発明によるコイン判別装置の要部の概念図。
【図5】本発明によるコインを判別する回路の一実施例
を示すブロック線図。
【図6】従来技術におけるコイン識別処理の概念図。
【図7】従来技術におけるコイン識別処理の概念図。
【図8】本発明によるコインを識別し判定する処理動作
のフローチャート。
【符号の説明】
1 コイン選別装置 2 コイン 3 投入口 4 レール 5 センサ 6 センサ 7 第1ゲート 8 第1ソレノイド 9 第2ゲート 10 第2ソレノイド 11 レール 12 正貨判定領域 13 偽貨判定領域 XU X軸上限値 XL X軸下限値 X´ X軸予備判定用上限値 YU Y軸上限値 YL Y軸下限値 Y´ Y軸予備判定用上限値

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ異なる検出機能を有する第1のセ
    ンサ手段および第2のセンサ手段を判別すべきコインが
    通過する所定経路に沿って配し、これらセンサ手段によ
    り検出された測定値に基づいて前記コインの真偽判別を
    行う方法において、 前記コインの第1の特徴を表わす第1の測定値を前記第
    1のセンサ手段で検出し、 前記コインの第2の特徴を表わす第2の測定値を前記第
    2のセンサ手段で検出し、 前記第1および第2の両測定値につき、予め定められた
    コイン判別のための比較基準となる第1の領域を設け、 前記第1の領域内に含まれるように、前記第1および第
    2の両測定値についての少なくとも一つ以上の第2の領
    域を設け、 前記第1の測定値および第2の測定値が前記第2の領域
    内に属するか否かを比較して予備判定し、 前記予備判定の結果、前記第1の測定値および第2の測
    定値が何れも前記第2の領域内に属さないときに、前記
    第1の測定値および第2の測定値と前記第1の領域とを
    比較し、 前記第1の測定値および第2の測定値が前記第1の領域
    内に属するか否かにより真偽判定を行うようにしたこと
    を特徴とする硬貨の判別方法。
  2. 【請求項2】それぞれ異なる検出機能を有する第1のセ
    ンサ手段および第2のセンサ手段を判別すべきコインが
    通過する所定経路に沿って配し、これらセンサ手段によ
    り検出された測定値に基づいて前記コインの真偽判別を
    行う方法において、 前記コインの第1の特徴を表わす第1の測定値を前記第
    1のセンサ手段で検出し、 前記コインの第2の特徴を表わす第2の測定値を前記第
    2のセンサ手段で検出し、 前記第1および第2の両測定値につき、コイン判別のた
    めの比較基準領域を設け、 この比較基準領域を一部に含むように、前記第1および
    第2の各測定値についての組み合わせである、少なくと
    も1組以上の閾値領域を設け、 前記第1の測定値および第2の測定値が前記閾値領域を
    超えているか否かを比較し予備判定する段階と、 前記予備判定の結果が前記閾値領域を超えているとき、
    前記第1の測定値および第2の測定値と前記比較基準領
    域とを比較し、前記第1の測定値および第2の測定値が
    前記比較基準領域内に属するか否かにより真偽判定を行
    うようにしたことを特徴とする硬貨の判別方法。
  3. 【請求項3】判別すべきコインが通過するコイン通路
    と、 このコイン通路に沿って設けられ、前記コイン通路を通
    過するコインの第1の特徴を検査するためのセンサ手段
    と、 前記コイン通路に沿って設けられ、前記コイン通路を通
    過するコインの第2の特徴を検査するためのセンサ手段
    と、 前記第1および第2の測定値についてのコイン判別のた
    めに比較基準となる第1の領域を設定する第1の設定手
    段と、 前記第1の領域内に含まれる第2の領域を設定する第2
    の設定手段と、 前記両センサ手段により検出された測定値が、前記第2
    の領域内に属するか否かを予備判定する予備判定手段
    と、 この予備判定手段が、前記測定値が前記第2の領域内に
    属さないと判定したときに、前記測定値が前記第1の領
    域内に属するか否かを判定する判定手段と、をそなえた
    コインの判別装置。
  4. 【請求項4】判別すべきコインが通過するコイン通路
    と、 このコイン通路に沿って設けられ、前記コイン通路を通
    過するコインの第1の特徴を検査するためのセンサ手段
    と、 前記コイン通路に沿って設けられ、前記コイン通路の通
    過するコインの第2の特徴を検査するためのセンサ手段
    と、 前記第1および第2の測定値についてのコイン判別のた
    めに比較基準領域を設定する第1の設定手段と、 前記比較基準領域を一部に含むように閾値領域を設定す
    る第2の設定手段と、 前記両センサ手段により検出された測定値が、前記閾値
    領域に属するか否かを予備判定する予備判定手段と、 この第1の手段が、前記測定値が前記閾値領域に属さな
    いと判定したときに、前記測定値が前記比較基準領域に
    属するか否かを判定する判定手段と、をそなえたコイン
    の判別装置。
  5. 【請求項5】請求項3記載の装置において、 コインを検査するためのセンサ手段は、電磁誘導コイル
    を用いたものである、コインの判別装置。
  6. 【請求項6】請求項3記載の装置において、 前記第1および第2のセンサ手段は、それぞれ異なる2
    つ以上のパラメータにつき検出するものである、コイン
    の判別装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の装置において、 前記第1および第2のセンサ手段の一方は、コインと電
    磁誘導コイルを用いたセンサ手段であり、もう一方はコ
    インと光学センサを用いたセンサ手段である、コインの
    判別装置。
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