JP2998159B2 - 硬貨選別装置 - Google Patents

硬貨選別装置

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JP2998159B2
JP2998159B2 JP1333309A JP33330989A JP2998159B2 JP 2998159 B2 JP2998159 B2 JP 2998159B2 JP 1333309 A JP1333309 A JP 1333309A JP 33330989 A JP33330989 A JP 33330989A JP 2998159 B2 JP2998159 B2 JP 2998159B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、投入された硬貨を電気的に判別する硬貨選
別装置に関するものである。
従来の技術 近年、投入された硬貨を益々早く判別し、受け入れを
して、しかも、確実に振り分けを行なうことができる硬
貨選別装置が強く要求されてきている。
以下に従来の硬貨選別装置について説明する。
第2図、第3図は従来の硬貨選別装置の外観図、構成
図を示したもので、1は硬貨選別装置本体、2は硬貨流
入口、3は硬貨通路、4,5は投入された硬貨を調べる第
1のセンサ及び第2のセンサである。6は第1のセンサ
4及び第2のセンサ5からの入力に基づき投入硬貨の正
偽及び金種を判別する識別部、7は識別部6の識別結果
によりゲートを開閉するゲート開閉部、9は識別部6と
ゲート開閉部7により構成される制御装置である。10は
正偽貨を振り分けるゲートである。
以上のように構成された硬貨選別装置について、以下
その動作について説明する。硬貨流入口2より投入され
た硬貨は、硬貨通路3を転動しながら第1のセンサ4及
び第2のセンサ5に近づき、そして、通過することによ
りそれぞれのセンサ出力に変化を与える。この変化量で
識別部6により判定を行ない、その結果、正貨と判定さ
れた時には、ゲート開閉部7によりゲート10を一定時間
tの間開き、投入貨を正貨通路へと導き収納を行なう。
又、識別部6により偽貨と判定された時には、ゲート開
閉部7はゲート10を開かず閉じたままとし、投入硬貨を
返却通路へと導き返却を行なう。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の従来の構成では、以下のような問
題点をもっていた。
前記、一定時間tは、投入貨がゲート10でかみこまな
い為に、投入貨が正貨と判定されてからゲート10を抜け
きるまでの通過時間により決定される値で、一般に、硬
貨による通過時間のバラツキ、硬貨選別装置の傾きによ
る通過時間への影響、硬貨通路3の汚れによる通過時間
への影響等により累積的にかなり、大きな値となり必要
がある。しかし、この値を大きくし過ぎると、1枚目の
投入貨の処理が終わる以前に投入された、本来、接近し
過ぎて識別できず、返却通路へ返すべき硬貨まで正貨通
路へ入りこんでしまうという問題があり、両方を同時
に、しかも、完全に満足させることが非常に困難であっ
た。
本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、投入
正貨は確実に正貨通路に、又、接近し過ぎて、返却すべ
き硬貨は確実に返却通路に導くことのできる硬貨選別装
置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の硬貨選別装置は、
硬貨の流入口と、この流入口から流入した硬貨の硬貨通
路の上流と下流に設けた第1のセンサと第2のセンサ
と、この第2のセンサの下流側に設けたゲートと、この
ゲートの下流側に設けた硬貨の収納部と、前記第1及び
第2のセンサからの入力に基づきゲートを開閉する制御
装置とを備え、前記制御装置は第1と第2のセンサの入
力により正貨の識別を行なう識別部と、この識別部の識
別結果によりゲートを開閉するゲート開閉部と、前記ゲ
ート開閉部によりゲートが開口されている状態におい
て、後続の硬貨を第1のセンサが検出することによりあ
らかじめ既に設定されている前記ゲートの開口時間を短
く再設定する時間設定部とを有する構成としたものであ
る。
作用 この構成によって、投入された硬貨が識別部により正
貨と判定され、ゲート開閉部によりゲートが開口されて
いる状態において、後続の硬貨を第1のセンサが検出す
る時と検出しない時とにより、前記ゲートの開口時間を
それぞれ最適な値に設定することができるために、後続
の硬貨がない時は、硬貨が確実にゲートを通過してから
ゲートを閉じることができ、かみこみは発生しない。
又、後続の硬貨がある時は、後続の硬貨がゲートに到達
する前にゲートを閉じておくことができ、正しく返却通
路へと導くことが可能となる。
実施例 以下、本発明の一実施例について、図面を参照しなが
ら説明する。
第1図、第2図は本発明の実施例における硬貨選別装
置の構成図、外観図を示したもので、1は硬貨選別装置
本体、2は硬貨流入口、3は硬貨通路、4,5は投入され
た硬貨を調べる第1,第2のセンサである。6は第1のセ
ンサ4及び第2のセンサ5からの入力に基づき投入硬貨
の正偽及び金種を判別する識別部である。7は識別部6
の結果によりゲート10を開閉するゲート開閉部、8はゲ
ート10が開口されている状態において後続の硬貨を第1
のセンサ4が検出するか否かにより、ゲート10の開口時
間を設定する時間設定部、9は識別部6とゲート開閉部
7と時間設定部8により構成される制御装置である。ま
たゲート10は正偽貨を振り分けるものである。
以上のように構成された硬貨選別装置について、以下
その動作を説明する。
硬貨流入口2より投入された硬貨は、硬貨通路3を転
動しながら第1のセンサ4及び第2のセンサ5に近づ
き、そして、通過することにより、それぞれのセンサ出
力に変化を与える。この変化量を識別部6により読込を
行ない、このそれぞれの変化量が正貨の領域内であれ
ば、正貨と判定され、領域外であれば偽貨と判定され
る。ここでは、硬貨の判別方法、手段については詳しく
は触れないが、硬貨通過によるそれぞれのセンサ(検知
コイルが多い。)のインピーダンスの変化量を、発振周
波数或いは発振レベルの変化量として検出し、この変化
量が正貨の領域内か否かによって正偽を判別する方法が
一般的である。
識別部6により、正貨と判定された時には、時間設定
部8はゲートの開口設定時間tをt1と設定すると同時
に、投入貨を正貨通路へ導き収納する為に、ゲート開閉
部7によりゲート10を開く。ゲート10を開いてからt1
時間の間、第1のセンサ4により後続の硬貨の検出を行
ない、後続の硬貨を検出しなかった時にはゲート10を開
いてからt1後、ゲート10を閉じる。もし、t1の時間内に
第1のセンサ4が後続の硬貨を検出した時には、時間設
定部8はゲートの開口設定時間tをt1からt2へと再設定
し、ゲート10を開いてからt2後にゲート10を閉じる。こ
こで、後続貨なしの時のゲートの開口時間t1の値は、投
入貨が正貨と判定されてからゲート10を抜けきるまでの
通過時間により設定される値で、硬貨による上記通過時
間のバラツキ、硬貨選別装置の傾きによる上記通過時間
への影響、硬貨通路の汚れによる上記通過時間への影響
等を考えて決められており、実際には150msecに設定し
てある。
また、後続貨ありの時のゲート10の開口時間t2の値
は、後続貨なしの時の設定時間t1の値よりも小さく決め
られており、実際には、120msecに設定してある。
又、識別部6により、偽貨と判定された時には、ゲー
ト開閉部7はゲート10を開かず閉じたままとし、投入硬
貨を返却通路へと導き返却を行なう。
以上のように本実施例によれば、ゲート10が開口され
ている状態において、後続の硬貨を第1のセンサ4が検
出するか否かにより、ゲート10の開口時間を設定する時
間設定部8を設けることにより、後続貨なしの時には、
ゲート10の開口時間を余裕をもって大きく設定でき、硬
貨が確実にゲート10を通過してからゲート10を閉じるこ
とができるので、かみこみは発生しない。又、後続貨が
ある時は、後続貨なしの時の設定時間より小さく設定
し、後続の硬貨がゲート10に到達する前にゲート10を閉
じておくことができ、正しく返却通路へ導くことが可能
となる。
又、ゲート10の近傍にセンサを設け、このセンサが硬
貨を検出してから一定時間後にゲート10を閉じる硬貨選
別装置であっても、後続の硬貨を第1のセンサ4が検出
するか否かにより上記一定時間をそれぞれ設定できるよ
うにしたものでも、本発明と同一のものと考えられる。
その他、本実施例から容易に案出できるものは、本発
明の応用例として考えるべきである。
発明の効果 以上のように、本発明によれば、ゲートが開口されて
いる状態において、後続の効果を第1のセンサが検出す
るか否かにより、ゲートの開口時間を短く再設定する時
間設定部を設けることにより、後続貨なしの時と後続貨
ありの時のゲートの開口時間をそれぞれ最適の時間に設
定することができる為に、後続貨なしの時はかみこみも
なく正しく正貨通路へ導くことが可能となり、又、後続
貨ありの時も、後続貨は確実に返却通路へ導くことがで
きる優れた硬貨選別装置を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における硬貨選別装置の構成
図、第2図は本発明及び従来例の硬貨選別装置の外観
図、第3図は従来の硬貨選別装置の構成図である。 4,5……第1,第2のセンサ、6……識別部、7……ゲー
ト開閉部、8……時間設定部、9……制御装置、10……
ゲート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−88589(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07D 1/00 - 9/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】硬貨の流入口と、この流入口から流入した
    硬貨の硬貨通路の上流と下流に設けた第1のセンサと第
    2のセンサと、この第2のセンサの下流側に設けたゲー
    トと、このゲートの下流側に設けた硬貨の収納部と、前
    記第1及び第2のセンサからの入力に基づき前記ゲート
    を開閉する制御装置とを備え、前記制御装置は、前記第
    1と第2のセンサの入力により正貨の識別を行なう識別
    部と、この識別部の識別結果によりゲートを開閉するゲ
    ート開閉部と、このゲート開閉部によりゲートが開口さ
    れている状態において、後続の硬貨を第1のセンサが検
    出することによりあらかじめ既に設定されている前記ゲ
    ートの開口時間を短く再設定する時間設定部とを有する
    硬貨選別装置。
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