JP2985482B2 - 硬貨選別装置 - Google Patents
硬貨選別装置Info
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- JP2985482B2 JP2985482B2 JP4060236A JP6023692A JP2985482B2 JP 2985482 B2 JP2985482 B2 JP 2985482B2 JP 4060236 A JP4060236 A JP 4060236A JP 6023692 A JP6023692 A JP 6023692A JP 2985482 B2 JP2985482 B2 JP 2985482B2
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Description
ビス機器等に使用する硬貨選別装置に関するものであ
る。
る。
おいて、1は硬貨の投入口であり、この硬貨の投入口1
の下流には通路2が連結している。そして、この通路2
の側壁には第1のセンサー3と、この第1のセンサー3
の下流には第2のセンサー4が夫々設けられている。そ
して、この第2のセンサー4の下流には振分けゲートレ
バー5とこの振分けゲートレバー5で振分けられた硬貨
を導く正貨通路6と返却通路7が設けられている。ま
た、振分けゲートレバー5の下流近傍に第3のセンサー
8が設けられている。
いて、図6および図7を用いてその動作を説明する。
壁に設けられた第1のセンサー3および第2のセンサー
4で硬貨が識別されて、その識別信号により振分けゲー
トレバー5が開閉し、投入された硬貨が正貨であれば正
貨通路6に導かれ、偽貨であれば返却通路7へ導かれて
いた。
図7において、3は第1のセンサー、4は第2のセンサ
ー、8は第3のセンサーである。また、5は振分けゲー
トレバーの断面であり、6は正貨通路、7は返却通路で
ある。なお、Aは最初に投入した1枚目の硬貨とし、B
はAに続いて投入する2枚目の硬貨とする。
貨Aは、第1センサー3と第2のセンサー4で硬貨が判
定される。ここで投入された硬貨が正貨であれば振分け
ゲートレバー5が開かれ正貨通路6に導かれる。そし
て、この硬貨Aを第3のセンサー8が検出すると、検出
終了からt2時間後に振分けゲートレバー5は閉じるこ
ととなる。
3と第2のセンサー4の間にあるときに、2枚目の硬貨
Bを第1のセンサー3が検出したならば、例え硬貨Aが
正貨であったとしても振分けゲートレバー5は開かず、
硬貨Aと硬貨Bは共に返却通路7へ導かれることにな
る。
うな従来の構成では図7に示すように、硬貨A2によっ
て開かれた振分けゲートレバー5は、第3のセンサー8
が硬貨A2を検出する信号により閉じられるわけである
が、硬貨A2が第2のセンサー4の正貨判定直後に、硬
貨B2が勢い良く投入されると、この硬貨B2は落下速
度が速く、振分けゲートレバー5が閉じる寸前に硬貨B
2が振分けゲートレバー5の位置まで落下し、振分けゲ
ートレバー5に挟まる。この硬貨B2は正貨判定されて
いないにも関わらず、次に投入された硬貨に押されて正
貨通路に入ることになる。よって、正貨判定されていな
い硬貨が返却通路7に返却されないという問題点があっ
た。
ので、例え勢い良く投入されても正貨判定されない硬貨
は確実に返却される硬貨選別装置を提供することを目的
としたものである。
に本発明の硬貨選別装置は、第1のセンサーと第2のセ
ンサーとの間に入金禁止レバーを設けると共に、振分け
ゲートレバーが開になったとき、入金禁止レバーで硬貨
通路を閉とするように構成したものである。
て、1枚目の硬貨Aを正貨通路に導く動作が終了するま
での間は、第2のセンサーの上流に設けた入金禁止レバ
ーが通路を閉するので、例え2枚目の硬貨Bを勢い良く
投入したとしてもこの硬貨Bは入金禁止レバーで停止す
ることになる。したがって、振分けゲートレバーに挟み
込まれることなく確実に返却通路へ導かれることにな
る。
しながら説明する。図1は本発明の一実施例における硬
貨選別装置の正面図であり、図3は振分けゲートレバー
15部の断面図、図4は入金禁止レバー19が設けてあ
る通路の断面図、図5は振分けゲートレバー15の斜視
図である。
り、この硬貨の投入口11の下流には通路12が連結し
ている。そして、この通路12の側壁には第1のセンサ
ー13と、この第1のセンサー13の下流には第2のセ
ンサー14が夫々設けられている。また、この第2のセ
ンサー14の上流には入金禁止レバー19が設けられて
おり、この入金禁止レバー19は、第2のセンサー14
を最大外径の正貨20が最大面積となって覆った位置、
すなわち、最大外径の正貨中心位置20aが、通路レー
ル21に対して、第2のセンサー14の中心位置14a
と同一の垂直線上となったとき、丁度最大外径の正貨2
0の外周に接する位置になるように入金禁止レバー19
が設けられている。また、入金禁止レバー19の中心位
置19aは通路レール21より7.5mmの位置に設ける
ことで、勢い良く硬貨が入金禁止レバー19を飛び越え
ないようにしている。
が傾斜していることで、投入された硬貨は常に右側壁2
6を転動する。そして、入金禁止レバー19は、右側壁
26より通路12を閉する方向に回動するため硬貨を確
実に停止させる。
センサー14の下流に設けられている振分けゲートレバ
ー15と入金禁止レバー19は樹脂で一体成形してい
る。そのためこの2つは同時に回動する。また、振分け
ゲートレバー15と入金禁止レバー19の連結部はスリ
ット状の貫通孔15aが設けられている。そのためこの
連結部15dは弾性を有している。そして、この振分け
ゲートレバー15の下流には振分けゲートレバー15で
振分けられた硬貨を導く正貨通路16と返却通路17が
設けられている。また、振分けゲートレバー15の下流
近傍壁には正貨が振分けゲートレバー15が通過したこ
とを検出する第3のセンサー18が設けられている。
いて、図1〜図5を用いて、以下にその動作を説明す
る。
2の側壁に設けられ、投入硬貨の判定を開始する第1の
センサー13および投入硬貨の判定を終了する第2のセ
ンサー14とで識別される。そして投入された硬貨が正
貨であれば、その識別信号は制御部(図示せず)を介し
てソレノイド22に伝達され、このソレノイド22のプ
ランジャ23に装着されているソレノイドレバー24が
稼動する。これにより、支軸15bを中心にソレノイド
レバー24が回動レバー15cを反時計方向(図5の
D)に回動させる。この結果、振分けゲートレバー15
は開状態となり、投入硬貨は正貨通路16に導かれる。
後、振分けゲートレバー15に対し、さらに、反時計方
向に何等からの外部応力が加わったとしてもストッパー
15eにより制限される。
その識別信号は制御部に伝えられるが、この場合はソレ
ノイド22への駆動信号は出力されない。そのため振分
けゲートレバー15は閉状態のままとなる。したがっ
て、投入硬貨は返却通路17へ導かれる。
図2において、13は第1のセンサー、14は第2のセ
ンサー、18は第3のセンサーである。また、19は入
金禁止レバー、15は振分けゲートレバーの断面であ
り、16は正貨通路、17は返却通路である。なお、A
は最初に投入した1枚目の硬貨であり、BはAに続いて
投入する2枚目の硬貨である。
この場合1枚目の硬貨Aを投入すると、その硬貨Aは第
1のセンサー13と第2のセンサー14で硬貨が判定さ
れる。ここで投入された硬貨が正貨であれば振分けゲー
トレバー15が開かれ正貨通路16に導かれる。そし
て、この硬貨Aを第3のセンサー18が検出すると、検
出終了からt2時間後に振分けゲートレバー15は閉じ
ることとなる。ここで、1枚目の硬貨Aが第1のセンサ
ー13と第2のセンサー14の間にあるときに、2枚目
の硬貨Bを第1のセンサー13が検出したならば、例え
先に投入した硬貨Aが正貨であったとしても振分けゲー
トレバー15は開かれない。したがって、硬貨Aと硬貨
Bは共に返却通路17へ導かれることになる。
する。この場合1枚目の正貨A3を第2のセンサー14
が検出すると、検出された信号は制御部を介して、ソレ
ノイド22に伝達され、伝達されてからt3(約10m
sec)後、振分けゲートレバー15は開状態となる。
このとき、入金禁止レバー19も同時に回動し、通路1
2を閉にする。つぎに、2枚目の硬貨B3は正偽貨に関
係なく第1のセンサー13で検出されてからt4(約2
0msec)後に入金禁止レバー19の直前位置まで落
下するが、入金禁止レバー19が完全に通路12を閉に
した後であり、2枚目の硬貨B3は、入金禁止レバー1
9より下流には流出しないことになる。
ー18が検出した後、振分けゲートレバー15は開状態
から閉状態となり、同時に、2枚目の硬貨B3を停止さ
せていた入金禁止レバー19も通路12を開にする。こ
のとき、通路12に停止されていた2枚目の硬貨B3は
返却通路17に導かれることになる。
貨B4が勢い良く投入されたとしても、第1のセンサー
13が硬貨B4を検出してから入金禁止レバー19の直
前位置までt5(速い硬貨で約8msec)、入金禁止
レバー19を抜けきる位置までt6(速い硬貨で約30
msec)時間かかり、この入金禁止レバー19で停止
される。また、このとき例え、入金禁止レバー19と左
側壁25間に硬貨B4が挟まったとしても、連結部15
dの弾性により振分けゲートレバー15はソレノイド2
2によりソレノイドレバー24を介して強制的開状態と
し、1枚目の硬貨A4は正貨通路16に導くこととな
る。
ートレバー15が通路12を一旦開とし、つぎに閉にし
て硬貨Aを正貨通路16に導く動作が終了するまでの間
は、第2のセンサー14の上流に設けた入金禁止レバー
19が通路12を閉とするので、つぎに投入される硬貨
Bは、この入金禁止レバー19によって停止することに
なる、したがって、例え2枚目の硬貨を勢い良く投入し
たとしても振分けゲートレバー15に挟み込まれること
なく確実に返却通路17へ導くことができる。
レバー19を一体化したことにより部品点数が削減で
き、しかも、動作の信頼性が向上する。さらに、振分け
ゲートレバー15と入金禁止レバー19の連結部にスリ
ット状の貫通孔15aを設けたことで弾性を有すること
により、もし、入金禁止レバー19と左側壁25間に硬
貨が挟まったとしても、振分けゲートレバー15はソレ
ノイド22によりソレノイドレバー24を介して強制的
に開状態となり、1枚目の硬貨は正貨通路16に確実に
導くことができる。
ンサーと第2のセンサーとの間に入金禁止レバーを設け
ると共に、振分けゲートレバーが開になったとき、入金
禁止レバーで硬貨通路を閉とするよう構成したものであ
る。この構成により、振分けゲートレバーを開にして、
硬貨Aを正貨通路に導く動作が終了するまでの間は、第
2のセンサーの上流に設けた入金禁止レバー通路を閉と
するので、例え2枚目の硬貨Bを勢い良く投入したとし
てもこの硬貨Bは入金禁止レバーで停止することにな
る。したがって、振分けゲートレバーに挟み込まれるこ
となく確実に返却通路へ導かれることになる。
ート
バー部の断面図
金禁止レバー部の断面図
バーの斜視図
Claims (3)
- 【請求項1】 硬貨の投入口と、この投入口の下流に連
結した硬貨の通路と、この通路の側壁に設けられた第1
のセンサーと、この第1のセンサーの下流に設けられた
第2のセンサーと、この第2のセンサーの下流に設けら
れると共にこの第1と第2のセンサーの識別信号で正貨
と判定された時に開となる振分けゲートレバーと、この
振分けゲートレバーで振分けられた硬貨を導く正貨通路
と返却通路とを備え、前記第1のセンサーと第2のセン
サーとの間に前記振分けゲートレバーと連動した入金禁
止レバーを設けると共に、前記振分けゲートレバーが開
になったとき、前記入金禁止レバーで硬貨通路を閉とす
る硬貨選別装置。 - 【請求項2】 振分けゲートレバーと入金禁止レバーと
は一体成形された請求項1記載の硬貨選別装置。 - 【請求項3】 振分けゲートレバーと入金禁止レバーと
の連結部にスリット状の貫通孔を設けた請求項2記載の
硬貨選別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4060236A JP2985482B2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 硬貨選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4060236A JP2985482B2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 硬貨選別装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05266310A JPH05266310A (ja) | 1993-10-15 |
JP2985482B2 true JP2985482B2 (ja) | 1999-11-29 |
Family
ID=13136337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4060236A Expired - Lifetime JP2985482B2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 硬貨選別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2985482B2 (ja) |
-
1992
- 1992-03-17 JP JP4060236A patent/JP2985482B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05266310A (ja) | 1993-10-15 |
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