JPH1150096A - 自動食器洗浄機用粒状洗浄剤組成物 - Google Patents

自動食器洗浄機用粒状洗浄剤組成物

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JPH1150096A
JPH1150096A JP22097697A JP22097697A JPH1150096A JP H1150096 A JPH1150096 A JP H1150096A JP 22097697 A JP22097697 A JP 22097697A JP 22097697 A JP22097697 A JP 22097697A JP H1150096 A JPH1150096 A JP H1150096A
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JP
Japan
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group
ligand
integer
hydrogen atom
transition metal
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Application number
JP22097697A
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English (en)
Inventor
Tomomichi Okano
知道 岡野
Masao Nishida
誠男 西田
Nobuyuki Yamamoto
信之 山本
Junji Ono
淳二 小野
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄性能、漂白性能が著しく高く、しかも安
息角が低く、粉体の流動性が著しく良好であり、更に
は、長期間保存した場合にもペルオキシ化合物及びアミ
ラーゼが安定である自動食器洗浄機用粒状洗浄剤組成物
を提供する。 【解決手段】 (a)水溶液中で過酸化水素を発生し得
るペルオキシ化合物、(b)アミラーゼ、(c)非イオ
ン性界面活性剤、(d)JIS K 6220に基づいて
測定される吸油能が100ml/100g以上の無機化
合物、及び(e)配位性窒素原子を3個以上有する配位
子と、(f)遷移金属とを必須成分として含有するもの
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動食器洗浄機用
粒状洗浄剤組成物に関し、詳しくは洗浄性能、漂白性能
が著しく高く、しかも安息角が低く、粉体の流動性が著
しく良好であり、更には、長期間保存した場合にもペル
オキシ化合物及びアミラーゼが安定である自動食器洗浄
機用粒状洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年洗浄剤には、高洗浄力の発現を目的
として、かなり多量の界面活性剤や酵素、及び水溶液中
で過酸化水素を発生し得るペルオキシ化合物が配合され
るようになってきた。これらの成分は、自動食器洗浄機
用洗剤にはもはや欠かすことの出来ない必須成分になっ
ているが、ペルオキシ化合物の漂白力は、過塩素酸ナト
リウムなどの塩素系化合物に比べるとやや弱い。そこで
ペルオキシ化合物を活性化する、いわゆる漂白活性化剤
を併用することが好ましい。漂白活性化剤の併用は、少
量のペルオキシ化合物で、多量のペルオキシ化合物を使
用した場合と同等の漂白性能を発現できるので、経済的
にも環境的にも有利である。また、大幅な性能向上も可
能である。
【0003】そのような化合物として種々の配位子と遷
移金属の組み合わせが提案されている。例えば、米国特
許3,156,654号明細書、米国特許3,532,
634号明細書及び英国特許984,459号明細書に
は、EDTA、NTAやピリジンカルボン酸といった通
常用いられるキレート剤とCo、Cu等の遷移金属との
組み合わせが開示されており、ペルオキシ化合物の分解
を触媒するが、実質的な漂白の活性化にはあまり寄与し
ない。また、特公平6−33431号公報や特公平6−
70240号公報には、ヒドロキシカルボン酸を配位子
とするマンガン錯体が、特公平6−99719号公報に
はポリヒドロキシ化合物を配位子とするマンガン錯体
が、特開昭52−155279号公報、特開平1−97
267号公報、特開平2−261547号公報、特表平
8−503247号公報及び特表平8−503248号
公報にはポリフィリン又はフタロシアニンを配位子とす
る鉄又はマンガン錯体が、特公平7−12437号公
報、特公平7−65074号公報、特公平7−6854
3号公報、特公平7−122076号公報、特開平5−
263098号公報及び特開平6−121933号公報
等には環状ポリアミンを配位子とするマンガン錯体が、
特開平8−67687号公報にはサリチルアルデヒドと
多価アミンから合成されるシッフ塩基を配位子とするマ
ンガン錯体が、米国特許5,021,187号明細書に
は置換されたジアミンを配位子とする銅錯体が開示され
ているが、これらはいずれも漂白性能の向上、錯体の安
定性、製造のしやすさをともに満足するものではない。
【0004】また、漂白活性化剤はその名の通りペルオ
キシ化合物の分解反応、漂白反応を活性化する作用を有
するものであるため、粒状洗浄剤に製剤化した場合、洗
剤が吸湿するとペルオキシ化合物から過酸化水素が放出
されてしまい、この過酸化水素が漂白活性化剤と接触す
ると著しく速い速度で分解が起こり、漂白活性が損なわ
れるだけでなく、系中の酵素の活性も低下するし、最悪
の場合には洗剤そのものが大幅に変質してしまうおそれ
がある。従って、漂白活性化能が高い漂白活性化剤を開
発し、更にはその漂白活性化剤を安定に製剤化する技術
の開発が強く望まれていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、前記課題を解決し、洗浄性能、漂白性能が著しく高
く、しかも安息角が低く、粉体の流動性が著しく良好で
あり、更には、長期間保存した場合にもペルオキシ化合
物及びアミラーゼが安定である自動食器洗浄機用粒状洗
浄剤組成物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記課題を
解決すべく鋭意検討を重ね、本発明を完成するに至っ
た。即ち、本発明によれば、(a)水溶液中で過酸化水
素を発生し得るペルオキシ化合物、(b)アミラーゼ、
(c)非イオン性界面活性剤、(d)JIS K622
0に基づいて測定される吸油能が100ml/100g
以上の無機化合物、及び(e)配位性窒素原子を3個以
上有する下記一般式(I)で表される配位子と、(f)
遷移金属とを必須成分として含有することを特徴とする
自動食器洗浄機用粒状洗浄剤組成物が提供される。
【化1】 〔式中、X、n、m、R1、R2、A及びBは、それぞれ
以下のものを示す。
【化2】 n;0〜2の整数、 m;0〜2の整数、 R1、R2、R3;それぞれ独立に、水素原子、場合によ
っては置換されていてもよいアルキル基、シクロアルキ
ル基又はアリール基、
【化3】 p;0〜4の整数、 q;2〜7の整数、 R4、R5、R7、R8、R9;それぞれ独立に、水素原
子、水酸基、場合によっては置換されていてもよいアル
キル基、シクロアルキル基又はアリール基、 R6;水素原子、場合によって置換されていてもよいア
ルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、シアノ基、−
NR1011、−N+101112、−N=CR1011
スルホン酸基、カルボン酸基、水酸基、ピリジル基、ピ
リジニウム基又はチエニル基、 R10、R11、R12;それぞれ独立に、水素原子、水酸
基、場合によっては置換されていてもよいアルキル基、
シクロアルキル基又はアリール基。〕
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳しく説明
する。本発明の自動食器洗浄機用粒状洗剤組成物は、
(a)水溶液中で過酸化水素を発生し得るペルオキシ化
合物、(b)アミラーゼ、(c)非イオン性界面活性
剤、(d)JIS K 6220に基づいて測定される吸
油能が100ml/100g以上の無機化合物、及び
(e)配位性窒素原子を3個以上有する前記一般式
(I)で表される配位子と、(f)遷移金属とを必須成
分として含有することを特徴とする。
【0008】本発明には(a)成分として、水溶液中で
過酸化水素を発生し得るペルオキシ化合物が含有され
る。ペルオキシ化合物は、大きくは無機ペルオキシ化合
物と有機ペルオキシ化合物にわけることが出来る。無機
ペルオキシ化合物としては、アルカリ金属の過炭酸塩、
過硼酸塩、過燐酸塩、過珪酸塩、過硫酸等が挙げられる
が、なかでも過炭酸ナトリウム、過硼酸ナトリウム、過
硫酸カリウムが特に好ましい。好ましい具体的な化合物
を商品名で例示すると、SPC−D(三菱ガス化学社登
録商標)、ペルボン(三菱ガス化学社登録商標)等であ
る。一方、有機ペルオキシ化合物としては、ペルオキシ
安息香酸及び置換ペルオキシ安息香酸(例えば、ペルオ
キシ−α−ナフトール酸)や、脂肪族、置換脂肪族及び
アリールアルキルモノペルオキシ酸(例えば、ペルオキ
シラウリン酸、ペルオキシステアリン酸、N,N−フタ
ロイルアミノペルオキシカプロン酸)等のモノペルオキ
シ酸;アルキルジペルオキシ酸及びアリールジペルオキ
シ酸(例えば、1,12−ジペルオキシドデカンジオン
酸、1,9−ジペルオキシアゼライン酸、ジペルオキシ
ブラシル酸、ジペルオキシセバシン酸、ジペルオキシイ
ソフタル酸、2−デシルジペルオキシブタン−1,4−
ジオン酸、4,4−スルホニルビスペルオキシ安息香
酸)等のジペルオキシ酸等が挙げられる。
【0009】また、漂白活性化剤として有機過酸前駆体
を用いることも可能である。有機過酸前駆体の具体例と
しては、アシルフェノールスルホネート、アシルアルキ
ルフェノールスルホネート、アシルフェノールカルボキ
シレート、アシル化クエン酸エステル、アシルアルキル
フェノールカルボキシレート、芳香族二価カルボン酸と
四級化アミンを有するアルコールとのエステル、等のエ
ステル類{例えば、ナトリウム−4−ベンゾイルオキシ
ベンゼンスルホネート、ナトリウム−1−メチル−2−
ベンゾイルオキシベンゼン−4−スルホネート、ナトリ
ウムオクタノイルオキシベンゼンスルホネート、ナトリ
ウムノナノイルオキシベンゼンスルホネート、ナトリウ
ムデカノイルオキシベンゼンスルホネート、ナトリウム
−3,5,5−トリメチルヘキサノイルオキシベンゼン
スルホネート、ナトリウムオクタノイルオキシベンゼン
カルボキシレート、ナトリウムノナノイルオキシベンゼ
ンカルボキシレート、ナトリウムデカノイルオキシベン
ゼンカルボキシレート、ナトリウム−3,5,5−トリ
メチルヘキサノイルオキシベンゼンカルボキシレート、
アセチルトリエチルシトレート、2−(4−メトキシカ
ルボニルベンゾイルオキシ)−N,N,N−トリメチル
エタンアミニウムメトサルフェート等}、アシルアミド
類(例えば、N,N,N’,N’−テトラアセチルエチ
レンジアミン等)、第4級アンモニウム置換ペルオキシ
前駆体{例えば、N,N,N,−トリメチルアンモニウ
ムトルイルオキシベンゼンスルホネート、2−(N,
N,N−トリメチルアンモニウム)エチル−4−スルホ
フェニルカーボネート等}等が挙げられるが、これらに
限定されるものではない。
【0010】本発明における、ペルオキシ化合物の配合
量は0.5〜30重量%、好ましくは5〜20重量%の
範囲である。配合量が0.5重量%未満であると、十分
な漂白効果が得られない。また、この範囲を超えて配合
量が多くても、更なる漂白性能の向上はない上、コスト
的な不利が生じる。
【0011】また、本発明には(b)成分として、アミ
ラーゼが必須成分として含有される。酵素であるアミラ
ーゼは、一般に市販されているいずれのものであっても
用いることが可能であり、その性質などによって特に限
定されるものではない。具体的に好ましいアミラーゼと
してはターマミル(ノボ社登録商標)、デュラミル(ノ
ボ社登録商標)、マキサミル(IBIS社登録商標)等
が挙げられるが、これらに限定されるものではない。ア
ミラーゼの洗浄剤への配合量は0.1〜5重量%であ
る。0.1重量%未満であると、洗浄に対するアミラー
ゼの澱粉分解効果が不十分であるし、逆に5重量%を超
えても更なる添加効果は得られず、むしろコストアップ
につながる結果となる。
【0012】また、本発明には(c)成分として、非イ
オン性界面活性剤が必須成分として含有される。非イオ
ン性界面活性剤もその構造などによって特に限定される
ものではないが、自動食器洗浄機用洗浄剤という用途の
性質上、低泡性であることが好ましい。具体的な好まし
い例としては、炭素数10〜18の直鎖又は分岐鎖のア
ルキル鎖を疎水基に、オキシエチレン/オキシプロピレ
ン共重合体を親水基に有する非イオン性界面活性剤が特
に好ましく、ソフタノールEPシリーズ(日本触媒社登
録商標)、プルラファックシリーズ(BASF社登録商
標)、レオックス、レオコン、ライオノールシリーズ
(ライオン社登録商標)等が例示される。ただし、これ
らに限定されるものではない。
【0013】非イオン性界面活性剤の配合量は0.1〜
10重量%、好ましくは1〜6重量%である。0.1重
量%未満だと、十分な油汚れに対する洗浄力が得られな
い場合がある。逆に、10重量%を越えて多い場合に
は、洗浄力の更なる向上はない反面、洗剤の吸湿性が高
くなり、粉体の流動性が著しく低下したり、保存安定性
が悪くなる場合がある。
【0014】また、本発明には(d)成分として、JI
S K 6220に基づいて測定される吸油能が100m
l/100g以上の無機化合物が必須成分として含有さ
れる。先にも述べたように、本発明の洗浄剤組成物には
非イオン性界面活性剤が含有される。この非イオン性界
面活性剤は液体である場合が多いため、何かに含浸さ
せ、担持させないと、洗剤粒子の表面が液体で覆われて
いるため、粉体流動性が極めて悪くなってしまう。ま
た、更に悪いことは界面活性剤は吸湿性を有するため、
保存時に水分を吸収する。この水分が先述のペルオキシ
化合物に吸着してしまうと、分解反応が生じ、漂白活性
が著しく低下するため、吸湿しにくい洗剤に仕上げる必
要がある上、出来ることならば吸湿された水分も吸着
し、不活性化する成分を配合することが好ましい。
【0015】成分(d)として配合される無機化合物は
このような性質を満足するものである。従って、無機化
合物は少量で多くの非イオン性界面活性剤を含浸、吸着
した方が好ましい。この能力が吸油能である。具体的に
はJIS K 6220に基づいて測定される吸油能が1
00ml/100g以上であれば、粒状洗剤の流動性を
良好にすることが可能である。この能力が小さすぎる
と、油汚れに対する洗浄力を満足するだけの量の非イオ
ン性界面活性剤を担持する事が出来なくなり、結果とし
て粉体流動性の劣化や保存安定性の低下を招く場合があ
る。具体的な好ましい例としては、ホワイトカーボン、
アルミノ珪酸塩、シリカ等が挙げられるが、これらに限
定はされない。
【0016】該成分の配合量は0.1〜5重量%であ
る。配合量が少なすぎると、吸油能が小さい場合と同様
に、粉体流動性の劣化や保存安定性の低下を招く場合が
ある。また、配合量が5重量%を超えると、実質的に水
に不溶の成分が多くなりすぎ、自動食器洗浄機本体内に
残留してしまう場合もあるため、排水不良を招いたり、
装置を傷つけるなどのトラブルを招く可能性がある。
【0017】また、本発明の洗浄剤組成物には、成分
(e)として配位性窒素原子を3個以上有する下記一般
式(I)で表される配位子が含有される。
【化1】 〔式中、X、n、m、R1、R2、A及びBは、それぞれ
以下のものを示す。
【化2】 n;0〜2の整数、 m;0〜2の整数、 R1、R2、R3;それぞれ独立に、水素原子、場合によ
っては置換されていてもよいアルキル基、シクロアルキ
ル基又はアリール基、
【化3】 p;0〜4の整数、 q;2〜7の整数、 R4、R5、R7、R8、R9;それぞれ独立に、水素原
子、水酸基、場合によっては置換されていてもよいアル
キル基、シクロアルキル基又はアリール基、 R6;水素原子、場合によって置換されていてもよいア
ルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、シアノ基、−
NR1011、−N+101112、−N=CR1011
スルホン酸基、カルボン酸基、水酸基、ピリジル基、ピ
リジニウム基又はチエニル基、 R10、R11、R12;それぞれ独立に、水素原子、水酸
基、場合によっては置換されていてもよいアルキル基、
シクロアルキル基又はアリール基。〕
【0018】一般式(I)中、アルキル基、アルコキシ
基、シクロアルキル基及びアリール基としては、それぞ
れ炭素数1〜20、1〜20、3〜8及び6〜24のも
のが好ましい。また、これらの置換基としては、ハロゲ
ン原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基、シアノ基、ア
ミノ基、4級アンモニウム基、スルホン酸基、チエニル
基、カルボン酸基などが挙げられる。
【0019】一般式(I)中、Xは、窒素原子又はC
(R3)で表される基が好ましく、R3は、水素原子又は
炭素数1〜4のアルキル基が好ましく、R1及びR2は水
素原子であるのが好ましい。nは0〜2で、mは0〜2
が好ましい。分子中に2つあるAは同一であっても異な
っていてもよいが、同一の場合が好ましい。A及びBに
ついては、A及びBが共に式(III)で表される基であ
る場合、A及びBが共に式(II)又は式(VI)で表され
る基である場合、及びBが式(II)又は式(V)で表さ
れ、Aが式(III)で表される基である場合が好まし
い。中でもA及びBが共に式(II)又は式(III)又は
式(VI)表される基である場合が特に好ましい。R4
びR5としては、水素原子又は炭素数1〜4のアルキル
基及びアリール基が好ましく、R6としては、水素原子
又は炭素数1〜4のアルキル基、水酸基、スルホン酸
基、カルボン酸基が好ましく、より好ましくは水素原
子、メチル基、エチル基、イソプロピル基、sec−ブ
チル基、水酸基である。R7、R8及びR9としては、水
素原子又は炭素数1〜4のアルキル基が好ましく、より
好ましくは水素原子又はメチル基であり、最も好ましく
は水素原子である。pは0又は1が好ましい。
【0020】また、一般式(I)で表される配位子のう
ち、3個以上の窒素原子の中の3個配位性窒素原子が、
遷移金属に対してフェイシャルに配位することができる
もの(窒素原子同士がすべてシスになっているもの)が
好ましい。一般式(I)で表される配位子としては、特
に下記一般式(Ia)又は(Ib)で表されるものが好
ましい。
【化4】 〔式中、R1〜R3、n、m、A及びBは、それぞれ以下
のものを示す。 R1、R2:水素原子、 R3:水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基、 n:0〜2の整数、 m:0〜2の整数、 A、B:同一であっても異なっていてもよく、それぞれ
以下の基を示す。
【化5】 4、R5、R6、R7、R8、R9:水素原子、炭素数1〜
4のアルキル基、アリール基、水酸基、スルホン酸基又
はカルボン酸基、 p:0又は1。〕
【0021】上記一般式(Ia)又は(Ib)におい
て、A及びBが共に式(III)で表される基である場
合、A及びBが共に式(II)又は式(VI)で表される基
である場合、及びBが式(II)又は式(V)で表され、
Aが式(III)で表される基である場合が好ましい。中
でもA及びBが共に式(II)又は式(III)又は式(V
I)で表される基である場合が特に好ましい。
【0022】本発明の一般式(I)で表される配位子と
して、具体的には次の表1に示される化合物が挙げられ
る。
【0023】
【表1−(1)】
【0024】
【表1−(2)】
【0025】
【表1−(3)】
【0026】
【表1−(4)】
【0027】
【表1−(5)】
【0028】
【表1−(6)】
【0029】
【表1−(7)】
【0030】これらの化合物の大部分は公知であるが、
新規のものもある。これらの化合物はいくつかの方法で
合成されるが、例えば以下の方法がある。 (1)の合成 ジピリジルアミンと2−ブロモピリジンとの反応[Will
iam R. McWhinnie, J.Chem.Soc.(A),1966,1199 参照] (7)の合成 2−アミノメチルピリジンと2−クロロメチルピリジン
ハイドロクロライドとの反応(Zoltan Tyeklar et.al.,
J.Am.Chem.Soc.,1993,115,2677 参照) (13)の合成 2−ビニルピリジンと酢酸アンモニウムとの反応(Chi-
Ming Che et.al., J.Am.Chem.Soc.,1990,112,2284 参
照) (18)の合成 2−(ヒドロキシメチル)−2−メチル−1,3−プロ
パンジオールを三臭化リンで臭素化後、Gabriel
合成〔北尻ら、日本化学雑誌,91,240(1970) 参照〕
【0031】成分(e)の配合量は0.001〜5重量
%である。配合量がこの範囲未満では、ペルオキシ化合
物の漂白性能を活性化する効果が不十分であり、十分な
強い漂白力が発現されない場合がある。また、配合量が
5重量%を超えると、更なる性能の向上はみられない一
方で、著しくコストが高くなってしまい、経済的に不利
である。
【0032】更にまた、本発明には成分(f)として遷
移金属が含有される。先述の配位子と組み合わせて用い
る遷移金属としては、Mn、Fe、Cu、Ni、Co、
Cr、V、Ru、Rh、Pd、Re、WやMo等が挙げ
られるが、環境安全性やコストなどの現実性を考慮する
とMn、Fe及びCuが好ましい。また、これらの金属
は1種又は2種以上の混合物としてでも好ましく使用す
ることができる。本発明では、成分(e)の配位子と、
成分(f)の遷移金属とを、それぞれ別の化合物として
配合してもよいが、両者をあらかじめ混合し、錯体とし
て使用することも好ましい。
【0033】配位子と遷移金属とをそれぞれ別の化合物
として用いる場合の遷移金属としては、水溶液に入れた
時に遷移金属イオンを放出する化合物であるのが好まし
く、水溶性金属塩が好ましい。例えば、マンガンの場合
は、硝酸マンガン、硫酸マンガン、塩化マンガン、酢酸
マンガン、過塩素酸マンガン、マンガンアセチルアセト
ナート等が、鉄の場合は、硝酸鉄、硫酸鉄、塩化鉄、過
酸素酸鉄、鉄アセチルアセトナート、クエン酸鉄、クエ
ン酸鉄アンモニウム、シュウ酸鉄アンモニウム、硫酸鉄
アンモニウム等が、銅の場合は硝酸銅、硫酸銅、塩化
銅、酢酸銅、クエン酸銅、シアン化銅、シュウ酸銅、塩
化アンモニウム銅、酒石酸銅、過塩素酸銅等が好まし
い。
【0034】一方、錯体としては、種々の対イオンを有
するものが挙げられる。好ましい対イオンとしては、C
-、Br-、I-、NO3 -、ClO4 -、NCS-、P
6 -、OAc-、BPh4 -、CF3SO3 -、RSO3 -やR
SO4 -などが挙げられる。ここで、Rとしては炭素数1
〜3のアルキル基が挙げられる。
【0035】配位子と遷移金属イオンが結合した錯体と
して用いる場合、遷移金属源として上記の水溶性塩を用
いるのが好ましいが、有機溶媒可溶性塩や過マンガン酸
カリウム等適宜適当な遷移金属源を用いてもよい。本発
明で用いる配位子と遷移金属イオンが結合した錯体とし
ては、遷移金属あたり、配位子の数は1個ないしは複数
個であってもよく、錯体を構成する遷移金属も1個ない
し複数個でもよい。従って、錯体は単核、複核、クラス
ターでもよい。また、多核の錯体を構成している遷移金
属は、同種であっても異種であってもよい。遷移金属に
は一般式(I)で表される配位子の他に、水、水酸基、
フェノール性水酸基、アミノ基、カルボン酸基、チオー
ル基、ハロゲン原子等が配位してもよい。多核錯体の架
橋種としては酸素、硫黄、ハロゲン原子等が挙げられ
る。
【0036】あらかじめ合成される場合の錯体は既知の
場合もあるし、新規の場合もある。錯体は例えば以下の
ような方法で合成され得る。 遷移金属塩と配位子を水中又は有機溶媒中で混合
し、エバポレーターにより濃縮して錯体を得る。(WO
9525159、特開平8−67687号公報参照) 遷移金属の過塩素酸塩と配位子を水中で混合し、そ
こに過酸化水素を加え、得られた沈殿を再結晶する。
(Masatatsu Suzuki et.al., Chem. Lett. 1988,477 参
照) 遷移金属塩と配位子を反応させ、一旦酸化剤で酸化
後、アルカリ性にして酸素酸化する。(特開平7−88
01号公報参照) 配位子と過マンガン酸カリウムを有機溶媒中で混合
し、得られた沈殿を濾別する。[浅田ら、日本化学会第
70春季年会講演予稿集、p511(1996)参照]
【0037】本発明における一般式(I)で表される配
位子と遷移金属の割合は、モル比で100:1〜1:5
0が好ましく、より好ましくは50:1〜1:1.2で
ある。漂白液中で錯形成させる場合は、遷移金属に対し
て過剰モル量添加することが好ましいが、必要以上の多
量の添加は経済的ではない。錯体をあらかじめ合成する
場合は、錯体構造に見合った割合で用いるか、又はどち
らかを過剰量用い、錯体合成後、過剰分を取り除けばよ
い。また、配位子を過剰に用いている場合は必ずしも取
り除く必要はなく、そのまま用いてもよい。
【0038】また、本発明の洗浄剤組成物には、本発明
の効果を損なわない範囲でその目的に応じて、通常使用
される洗浄剤成分を、任意に配合することが可能であ
る。自動食器洗浄機用洗浄剤には、従来からアルカリ
剤、アルカリ緩衝剤、キレート剤、増量剤、香料、色素
などが、しばしば配合される。本発明の自動食器洗浄機
用洗浄剤組成物をこれらの洗浄剤に応用する場合には、
これらの成分を任意に配合することが可能である。以
下、任意成分について説明する。
【0039】アルカリ剤としては炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、アルカリ性珪酸塩などが好ましく使用可能で
あり、これらは粉末であっても顆粒であっても良い。こ
れらのアルカリ剤を洗浄剤に用いる場合には、用途によ
って使用量は異なるが、通常、1〜50重量%の範囲で
配合されるのが一般的である。この使用量がこの範囲よ
り少なすぎる場合には洗浄力の低下を招くおそれがある
し、一方、この範囲より多すぎる場合には酵素や漂白剤
を併用しても、これらの成分の活性を十分に機能させら
れないことがある。
【0040】アルカリ緩衝剤は、洗浄時の洗剤水溶液の
pHが至適である8.5〜10.0の範囲内になるよう
に調節し、酵素や過炭酸ナトリウム又は過硼酸ナトリウ
ムの効果を高くするために配合されるものであり、炭酸
水素ナトリウム等は非常に好適である。アルカリ緩衝剤
の配合量は、先にも述べたように洗浄時の洗剤水溶液p
Hを調節するために配合されるものなので、アルカリ剤
の配合量によって異なるが、一般的には1〜30重量%
の範囲で配合される。
【0041】洗浄力を高めたり、水不溶性アルカリ土類
金属塩の析出を抑制する目的で、キレート剤が一般に配
合される。具体的には、コハク酸塩、クエン酸塩等の低
分子カルボン酸系キレート剤やポリアクリル酸塩やポリ
アクリル酸/ポリマレイン酸共重合体などの高分子ポリ
カルボン酸系キレート剤が好適である。キレート剤の配
合量は、用途によっても異なるし、その種類や性能によ
っても異なるが、一般的には低分子カルボン酸系キレー
ト剤の場合には1〜25重量%、高分子ポリカルボン酸
系キレート剤の場合には0.1〜10重量%配合される
のが好ましく、この範囲未満の場合にはキレート能力が
不十分なため、十分な洗浄力が得られないことがある。
また、この範囲を超える場合には、更なる性能の向上は
認められないうえに、コストが上昇するといった経済的
不利が生じる場合が多い。
【0042】粒状洗剤として製剤化する上で、硫酸ナト
リウムなどの無機粉体を、増量剤として配合することも
好ましい。増量剤の好ましい配合量は、言うまでもなく
他の成分とのバランスにより決定されるので、特に好ま
しい配合量というものは存在しないが、有効成分量が少
なすぎると洗浄力などの性能が不足する場合があるの
で、0〜70重量%の範囲が一般的である。
【0043】本発明の洗浄剤には、アルミン酸ナトリウ
ム等の特別な機能を有する無機添加剤や、色素等の有機
添加剤等、種々の添加成分を必要に応じて、本発明の効
果を損なわない範囲で適宜配合することが可能である。
【0044】本発明の洗浄剤組成物は、特にその製造方
法を限定されるものではなく、通常行われる撹拌造粒な
どの方法により製造することが可能である。本発明の効
果を著しく高めるには、吸油性無機化合物に非イオン性
界面活性剤が含浸又は吸着されていることが好ましい。
従って、別プロセスで事前に非イオン性界面活性剤を含
浸させるなどの工夫は極めて好ましい。
【0045】
【実施例】次に、実施例によって本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明はこれらの実施例によって何ら限定
されるものではない。
【0046】実施例に使用する配位子及び錯体を下記の
ようにして合成した。
【0047】[配位子(7)の合成]脱イオン水50m
l中に、2−(クロロメチル)ピリジンの塩酸塩9.8
4g(60mmol)と、2,2’−ジピコリルアミン
11.96g(60mmol)を溶解し、5.4N水酸
化ナトリウム水溶液の滴下により、pHを8にした。こ
こまでの操作はスターラーで撹拌しながら、0℃の条件
下で行った。pHが8になったところで、反応溶液の温
度を60℃に上昇させ、その温度を保ちながら6時間撹
拌した。その際、反応溶液のpHを8〜9の範囲に保つ
ため、5.4N水酸化ナトリウム水溶液の滴下を随時行
った。50×3mlのジエチルエーテルを用いて反応溶
液中から目的の物質を抽出し、そのまま冷蔵庫で放置す
ることにより黄色の結晶を析出させた。その結晶を再度
ジエチルエーテル中で再結晶させることにより目的の配
位子、トリス{(2−ピリジル)メチル}アミン(7)
の白色針状結晶を得た。この配位子を配位子Aとして以
下の実施例に使用する。
【0048】[配位子(20)の合成]サリチルアルデ
ヒド13.64gをエタノール30mlに溶解後、トリ
ス(2−アミノエチル)アミン4.00gを加え、60
℃で4時間加熱した。減圧濃縮後、放冷して得られた黄
褐色結晶を、n−ヘキサン:クロロホルム=100:1
5より再結晶し、2,2’,2''−トリス(サリチリデ
ンイミノ)トリエチルアミン(20)の黄色結晶3.9
6gを得た。融点は92〜94℃であった。この化合物
を配位子Bとして以下の実施例に使用する。
【0049】[配位子(9)入手]配位子(9)、即ち
トリス(2−アミノエチル)アミンを東京化成(株)よ
り入手した。この配位子を配位子Cとして以下の実施例
に使用する。
【0050】[配位子(7)のマンガン錯体の合成]脱
イオン水60ml中に、トリス{(2−ピリジン)メチ
ル}アミン(7)1g(3.44mmol)と、過塩素
酸マンガン6水和物1.25g(3.44mmol)を
溶解した。続いて30%過酸化水素水溶液を数滴滴下
し、炭酸水素ナトリウムを用いてpHを8にすると、暗
緑色の結晶が析出した。この結晶を濾別することにより
錯体〔ジ−μ−オキソ-ビス{トリス(2−ピリジルメ
チル)アミン}マンガン(III)マンガン(IV)過塩素
酸塩〕を得た。この錯体を錯体Aとして以下の実施例に
使用する。
【0051】本発明の実施例の効果を確認するために、
以下に示す洗浄力試験、漂白力試験及び粉体流動性試験
を行う。各試験の内容は次の通りである。
【0052】〈洗浄力試験〉全自動食器洗浄機[松下電
器産業(株)製、機種NP−810]に、バターを5g
ずつ塗布した直径25cmの陶器皿5枚、直径15cm
のメラミン皿3枚、箱形タッパー容器(中サイズ)1個
と、卵を3gずつ塗布した直径15cmの陶器皿3枚、
及び同サイズのメラミン皿3枚と、お粥を5gずつ塗布
した陶器茶碗3個及び漆器椀3個と、牛乳ですすいだ透
明ガラスコップ6個をセットし、2時間放置する。その
後、調製した洗剤5gを使用して標準コース洗浄を行
い、仕上がり具合を以下の判定基準に基づいた官能評価
により評価する。 評価基準 ○:汚れは全く残留しておらず、食器を触ってもぬるつ
き等の違和感は全く感じられない。 △:汚れの残留は目視では認められないが、触ると若干
のぬるつき等の違和感を感じる。 ×:汚れの残留が目視で認められる。
【0053】〈漂白力試験〉80℃の紅茶に5分間浸漬
した後、一昼夜風乾するという操作を5回繰り返して濃
く染めた5cm×5cmの素焼きプレート3枚と、同サ
イズの木綿布3枚を用いて洗浄力試験と同様の条件で洗
浄を実施し、反射率の測定結果を基に下式により漂白率
を求める。漂白率の値が大きいほど漂白性能に優れるこ
とを意味している。
【数1】
【0054】〈流動性試験〉箱形簡易安息角測定器を用
いて、粉体の安息角を測定する。この安息角の値が小さ
いほど、粉体がさらさらと流れやすく、流動性が良好で
あることを示す。
【0055】実施例1〜4及び比較例1〜4 前記原料を利用して下記表2に示した組成の自動食器洗
浄機用洗剤を調製した。調製方法は次の通りである。リ
ボンミキサーで撹拌しながら、ペルオキシ化合物と非イ
オン性界面活性剤、ホワイトカーボン、配位子及び遷移
金属塩又は配位子錯体、酵素並びに香料を除いた全ての
成分を撹拌混合した。均一になったところで、ホワイト
カーボンを添加し、更に続いて非イオン性界面活性剤を
投入した。均一になり、粒子にべたつきがなくなったと
ころで、ペルオキシ化合物、配位子及び遷移金属塩又は
配位子錯体並びに酵素を添加、混合し、均一になるよう
に撹拌混合して、最後にスプレーにより香料を添加し、
目的とする自動食器洗浄機用洗剤を得た。得られた自動
食器洗浄機用洗剤はいずれのものも、平均粒子径が0.
5〜0.7mm、嵩密度が約0.9〜1g/mlであっ
た。
【0056】得られた自動食器洗浄機用洗剤について、
前記した各種試験を行なった。なお、これらの試験につ
いては、製造直後と、室温、1年間保存後、及び40
℃、6ヶ月保存後に行った。それらの結果を表2に示
す。
【0057】
【表2】
【0058】
【発明の効果】本発明により得られる自動食器洗浄機用
粒状洗浄剤組成物は、洗浄性能、漂白性能が著しく高
く、しかも安息角が低く、粉体の流動性が著しく良好で
あり、更には、長期間保存した場合にもペルオキシ化合
物及びアミラーゼが安定である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C11D 3/386 C11D 3/386 3/39 3/39 (72)発明者 小野 淳二 東京都墨田区本所一丁目3番7号 ライオ ン株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)水溶液中で過酸化水素を発生し得
    るペルオキシ化合物、(b)アミラーゼ、(c)非イオ
    ン性界面活性剤、(d)JIS K 6220に基づいて
    測定される吸油能が100ml/100g以上の無機化
    合物、及び(e)配位性窒素原子を3個以上有する下記
    一般式(I)で表される配位子と、(f)遷移金属とを
    必須成分として含有することを特徴とする自動食器洗浄
    機用粒状洗浄剤組成物。 【化1】 〔式中、X、n、m、R1、R2、A及びBは、それぞれ
    以下のものを示す。 【化2】 n;0〜2の整数、 m;0〜2の整数、 R1、R2、R3;それぞれ独立に、水素原子、場合によ
    っては置換されていてもよいアルキル基、シクロアルキ
    ル基又はアリール基、 【化3】 p;0〜4の整数、 q;2〜7の整数、 R4、R5、R7、R8、R9;それぞれ独立に、水素原
    子、水酸基、場合によっては置換されていてもよいアル
    キル基、シクロアルキル基又はアリール基、 R6;水素原子、場合によって置換されていてもよいア
    ルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、シアノ基、−
    NR1011、−N+101112、−N=CR1011
    スルホン酸基、カルボン酸基、水酸基、ピリジル基、ピ
    リジニウム基又はチエニル基、 R10、R11、R12;それぞれ独立に、水素原子、水酸
    基、場合によっては置換されていてもよいアルキル基、
    シクロアルキル基又はアリール基。〕
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