JPH1149612A - 稲病害の省力的な防除方法 - Google Patents

稲病害の省力的な防除方法

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JPH1149612A
JPH1149612A JP9211458A JP21145897A JPH1149612A JP H1149612 A JPH1149612 A JP H1149612A JP 9211458 A JP9211458 A JP 9211458A JP 21145897 A JP21145897 A JP 21145897A JP H1149612 A JPH1149612 A JP H1149612A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、防除効果がすぐれ、安全性が高い
稲病害の省力的な防除方法を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 浸種後、催芽前の稲種籾をペンタ−4−
エニル−N−フルフリル−N−イミダゾール−1−イル
カルボニル−DL−ホモアラニナートを有効成分として
含有する種子消毒剤で粉衣処理するか、または該消毒剤
の薬液で吹き付け処理するかまたは塗抹処理し、次いで
その処理した種籾を育苗箱に播種し、覆土することから
成る稲病害の省力的な防除方法が工夫された。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、育苗箱における稲
の育苗に必須とされる種子消毒方法であって、省力化で
きかつ廃薬液の出ない新しい方法としての稲病害の省力
的な防除方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、広く実施されている種子消毒方法
の一つには、浸種前消毒方法、すなわち、乾籾(乾燥し
た種籾)を、種子消毒剤で種々の仕方で処理した後、停
滞水中で浸種し、種籾に十分吸水させることからなる消
毒方法がある。この場合の消毒剤処理法としては、種籾
を、消毒剤を水で所定濃度に希釈した消毒剤薬液中に一
定時間浸漬処理する方法、あるいは種籾に一定量の薬剤
を粉衣あるいは塗抹処理する方法、あるいは高濃度の消
毒剤薬液を種籾に吹き付け処理する方法などがある。
【0003】しかし、前記の浸漬処理法は、多量の薬液
を使用するため、処理後に残る廃薬液の廃棄が環境面か
ら問題となる。また、前記の粉衣処理、塗抹処理、吹き
付け処理においても、各々の処理籾は、停滞水中で浸種
する必要があり、この浸種に際しては、種籾に付着した
消毒剤が浸種水中に溶出し、この浸種水をこのまま廃棄
することは環境面から好ましくない。
【0004】一方、種籾を水に浸種して、充分に吸水さ
せた後に、催芽処理させた種籾を消毒剤で処理する方法
(すなわち催芽籾消毒方法)も古くから知られている。
例えば、催芽後の種籾を消毒剤薬液に浸種処理する方法
は、水銀剤で実施されていた方法であるが、浸種処理後
に残る薬液は、浸種前浸漬処理法の場合と同様に、処理
後の廃薬液の廃棄が環境面から問題となる。また、浸種
して充分吸水させた後であるが催芽前である種籾を消毒
剤薬液中に浸漬し、その後に催芽処理して播種する方法
も知られているが、この場合も処理後に残る廃薬液の廃
棄が環境面から問題となる。また、催芽処理した種籾を
粉衣処理あるいは塗抹処理し、直ちに播種する方法は、
廃薬液の問題が生じないが、種籾を、薬剤処理に適した
催芽状態(ハト胸状態)に揃えることが難しい。芽切れ
(出芽)した状態になった種籾を粉衣処理あるいは塗抹
処理すると、芽が損傷し、播種しても不発芽となる問題
がある。さらに多くの消毒剤では、芽切れ状態で処理す
ると、種籾内部へ多量の薬剤が浸透し、薬害を生じ易い
ので、一部の薬剤を除いてほとんど実施されていない。
【0005】また、種籾の消毒剤薬液による浸漬や吹き
付け、粉衣などの消毒処理作業を行わずに、種子予措
(すなわち、種子消毒、浸種など種子を播種するまでの
作業行為)を受けた種籾を、常法により育苗箱に播種
し、その直後に種子消毒剤の薬液を種籾表面に散布する
ことにより、種子伝染性病害および立枯性病害を防除で
きることが知られている(特開平4−173703号公報、特
開平5−58812号、特開平5−194115号公報、特開平5
−194119号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】種籾を消毒剤薬液中に
浸漬したり、または予じめ高濃度の消毒剤薬液を乾籾に
吹き付けて保存したり、または乾籾に消毒剤を粉衣する
などよりなる従来の種子消毒法は、一般にこれらの消毒
処理作業の後、停滞水中に浸漬する必要があるなどの理
由で、作業が煩雑でありかつ時間がかかる。そのため
に、稲栽培の一環として共同育苗が広く行われている
が、種子消毒で使用される消毒剤薬液の量が多く、環境
汚染防止のためにその廃薬液には石灰などを添加して処
理することが必要である。したがって、従来の種子消毒
法に替わり、より省力化できる種子消毒方法の確立が望
まれている。
【0007】その解決法の一つとしては、上記のとお
り、従来のような種籾の薬液浸漬や吹き付け、粉衣など
の消毒処理作業を行わずに種子予措しただけの種籾を常
法により育苗箱に播種し、その直後に上記消毒剤の水希
釈薬液を種籾表面に散布することにより、種子伝染性病
害および立枯性病害を防除できることが見いだされてい
る。しかし、現実には、薬液の定量散布に困難が伴うこ
とや、高濃度の消毒剤薬液が育苗箱外に漏れたり、また
大量の種籾の播種作業では多量の高濃度の廃薬液が生じ
て環境汚染をひきおこす恐れがあることにより、廃薬液
を出さない新しい種子消毒法が求められている。
【0008】本発明はこのような現状に鑑み、省力化で
き、しかもすぐれた防除効果を発揮し、かつ廃薬液を出
さない稲病害の防除方法を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記の課
題を解決するために鋭意検討を重ねてきた。その結果、
水にまず浸種して充分に吸水させた後であるが催芽前で
ある種籾に対し、種子消毒剤としてのペンタ−4−エニ
ル−N−フルフリル−N−イミダゾール−1−イルカル
ボニル−DL−ホモアラニナートを粉衣処理するか、ま
たは該消毒剤の薬液を吹き付け処理するか、または該消
毒剤の薬液を塗抹処理し、次いでその処理した種籾を稲
苗用育苗箱に播種し、さらに覆土することにより、種子
伝染性病害を有効に防除できることを見出した。
【0010】すなわち、本発明の要旨とするところは、
水に浸種して充分吸水させた後の催芽前の稲籾種をペン
タ−4−エニル−N−フルフリル−N−イミダゾール−
1−イルカルボニル−DL−ホモアラニナートを含有す
る種子消毒剤で粉衣処理するか、または該消毒剤の薬液
で吹き付け処理するか、または塗抹処理し、次いでその
処理した種籾を育苗箱に播種し、さらに覆土することを
特徴とする、稲病害の省力的な防除方法にある。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の稲病害の省力防除
方法について具体的に述べる。本発明の方法に使用する
種子消毒剤における殺菌活性の有効成分であるペンタ−
4−エニル−N−フルフリル−N−イミダゾール−1−
イルカルボニル−DL−ホモアラニナート(以下、単に
「ペフラゾエート」という)は、次の化学構造式(A)
で示される化合物である。
【0012】
【0013】本発明の方法において、浸種後であるが催
芽前の種籾を処理する方法は次のようにして行う。すな
わち、この場合に用いうる粉衣処理法は、回転式ドラム
に稲種籾と種子消毒剤を入れ、ドラムを回転することに
より種籾に消毒薬剤を均一に粉衣することから成る。
【0014】また本発明の方法において、種籾に消毒剤
薬液を吹き付ける方法としては、例えば(1)ホッパー
から落下する種籾に適当なノズルから直接に消毒剤薬液
を吹き付ける方法、または(2)ホッパーから育苗箱上
に延びて振動するガイド板を取り付け、その上を跳びは
ねながら種籾が通過する時に適当なノズルから消毒剤薬
液を吹き付ける方法、または(3)ホッパーから育苗箱上
に通じるドラムを取付け、その中を通過する種籾に消毒
剤薬液を吹き付ける方法などが使用できる。
【0015】なお、上述の方法で用いる薬液吹き付け機
は、種籾に吹き付けられたが付着しなかった消毒剤薬液
を回収する薬液受け部を取付け、ポンプにより再び薬液
タンクに戻るようにする構造を有するのがよい。小規模
な種籾への薬液の吹き付け法としては、モルタルミキサ
ーのごとき回転する機械の中に種籾を入れ、適当な散布
器で所定薬量を均一に吹き付ければよい。
【0016】本発明の方法において、種籾に消毒剤を塗
抹する方法は、粉衣処理と同様に、回転式ドラムに、水
で希釈した消毒剤薬液と種籾とを入れ、ドラムを回転さ
せることにより、薬液を種籾に均一に塗抹することから
成る。
【0017】本発明の方法に用いる種子消毒剤は、前記
の式(A)のペフラゾエートを新たに製剤化したものを
用いてもよいが、市販の製剤をそのまま使用することも
できる。そのような例としては、上記の有効成分化合物
の水和剤、乳剤、フロアブル(水性懸濁剤)のいくつか
を実施例として例示するが、用いられる消毒剤の剤型は
これらに限定されない。
【0018】これらの製剤中における種子消毒剤の有効
成分であるペフラゾエートの含有量は、限定的なもので
はないが、通常は1〜50%(重量)であり、常法によっ
て種子消毒剤に常用される各種の担体、界面活性剤、有
効成分の安定化剤、その他各種の補助剤とともに製剤化
して使用できる。
【0019】本発明方法の実施に当っては、稲種籾は水
に浸種により十分に吸水させ(積算温度60〜100℃・
日)た後、催芽前の稲種籾を次の方法により種子消毒剤
で処理する。すなわち、種子消毒剤の水和剤を用いて粉
衣処理する場合は、浸種後催芽前の種籾に対して重量基
準で種籾の 0.1%〜5%、好ましくは 0.2%〜2%の量
の該消毒剤の水和剤を粉衣する。塗抹処理する場合は、
浸種後催芽前の種籾に消毒剤を水で2〜10倍に希釈し、
得られた水希釈薬液を種籾1kg当り1〜30mlの量を加え
混和することにより塗抹処理する。また吹き付け処理す
る場合は、消毒剤を水で3〜1000倍に希釈し、得られた
水希釈薬液を上記の方法により種籾1kg当り10〜60ml、
好ましくは10ml〜30mlの量で吹き付け処理する。このよ
うにして得た種籾は、その未催芽のままか、あるいは催
芽させてから育苗箱(例えば縦×横×高さ=60cm×30cm
×3cmの大きさ)に播種し、さらに常法で覆土すればよ
い。
【0020】また、本発明の稲病害の省力防除方法は、
上記の種子消毒剤をその他の殺菌剤や、殺虫剤、植物成
長調節剤、肥料などと混合して用いることができる。
【0021】次に、本発明の方法に使用する種子消毒剤
の製剤例について実施例を示すが、本発明は、例示した
ものに限定されるものではなく、補助剤の種類、その添
加量等も適宜変更して用いることができる。なお、実施
例中で部とあるものは、すべて重量部である。
【0022】実施例1 (水和剤) ペフラゾエート 20部 ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル 2部 リグニンスルホン酸ナトリウム 3部 ホワイトカーボン 20部 クレー 55部 上記の成分を均一に混合し、粉砕して水和剤を得た。
【0023】実施例2 (乳剤) ペフラゾエート 15部 キシロール 75部 ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル 10部 上記の成分を均一に混合し、溶解して乳剤を得た。
【0024】実施例3 (フロアブル) ペフラゾエート 16部 ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル 1部 リグニンスルホン酸ナトリウム 4部 キサンタンガム2%水溶液 10部 水 69部 上記の成分をホモミキサー(日本特殊機化工業株式会社
製)で均一に混合し混合分散させ、フロアブルを得た。
【0025】有効成分としてペフラゾエートを含有する
上記と同様に新らたに製剤された水和剤、乳剤、フロア
ブルや、市販の水和剤、乳剤、フロアブルなどを用いて
本発明方法を行えばよい。
【0026】
【発明の効果】本発明の方法は、浸種後であるが催芽前
の稲種籾に、ペフラゾエート含有の種子消毒剤を粉衣す
るか、または該消毒剤の水希釈薬液を用いて、吹き付け
処理するか、または塗抹処理するだけでよい。そのた
め、従来の消毒剤薬液に浸漬して風乾する種子消毒法に
比べると、防除作業が簡単である。また種籾を消毒剤薬
液に浸漬しないし、消毒剤を処理した種籾を水に浸種す
ることもない。そのため、廃薬液の後処理を必要とせ
ず、環境汚染の心配がない。
【0027】また、本発明の方法によれば、種子消毒効
果が高く、イネばか苗病などの稲病害の防除に卓効を示
し、かつ稲に薬害を与えない。
【0028】次に、本発明による稲病害の省力的な防除
方法の有用性を示すため試験例を示す。試験例1 イネばか苗病防除効果試験 イネばか苗病自然感染罹病籾〔品種「コシヒカリ」:感
染籾率25%〕を15℃で6日間、水に浸種した。そして下
記の方法の何れかによって稲種籾を種子消毒した。
【0029】 粉衣処理法は、浸種で十分吸水した催
芽前の種籾 150gと実施例1に準じて調製した水和剤の
所定薬量を、三角フラスコに入れて粉衣処理した。 吹き付け処理法は、浸種で十分吸水した催芽前の種
籾 150gに対し、実施例に準じて調製した薬剤を水で希
釈して得た所定濃度の薬液3ml(種籾重量の2%に相当
する量)が種籾に均一に付着するように小型エアースプ
レーヤー(オリンポス製エアーグラシュ モデルHP-102
B)を用いて吹き付け処理した。 塗抹処理法は、浸種で十分吸水した催芽前の種籾 1
50gと実施例に準じて調製した薬剤を水で希釈して得ら
れた所定濃度の薬液 1.5ml(種籾重量の1%相当量)
を、三角フラスコに入れた。そして種籾を薬液とよく混
和させることにより種籾を塗抹処理した。
【0030】このように上記の各方法でそれぞれ消毒剤
処理をされた催芽していない種籾150gのうち、20g量
を、通常の育苗箱(縦×横×高さ=60cm×30cm×3cmの
大きさ)の10分の1の大きさの育苗箱(縦×横×高さ=1
2cm×15cm×3cmの大きさ)に播種し、直ちに覆土した。
そして覆土後は、32℃で3日間にわたり出芽処理し、出
芽後2日間は温室内の寒冷紗で遮光し、その後は寒冷紗
を除去し、通常の栽培管理をした。なお、育苗培土は市
販のクミアイ粒状培土K(呉羽化学工業株式会社製)を
使用した。
【0031】対照区の種子消毒方法は、次のように行な
った。すなわち、所定濃度の消毒剤薬液に種籾を24時間
浸漬したのち、6時間陰干し、15℃で5日間水に浸漬し
た。次いで、水を切って32℃で一夜催芽処理し、ハト胸
状態を呈する種籾を育苗箱の1箱当り乾籾換算で20g播
種した。播種後は覆土し、本発明区の育苗箱と同様に管
理した。
【0032】播種21日後に育苗箱の全苗について、徒
長、枯死などのイネばか苗症状を示した発病苗の苗数と
無病徴の苗数とについて調査し、下記の計算式によって
発病苗率(%)を求め、また防除価(%)を求めた。ま
た、薬害については出芽程度、生育程度などについて観
察し、下記の薬害程度で示した。
【0033】
【0034】
【0035】薬害程度 −:無 ±:微小 +:少 ++:中 +++:大
【0036】その結果は表1に示す。
【0037】試験例2 イネごま葉枯病防除効果試験 イネごま葉枯病罹病種子(品種「日本晴」)を15℃で6
日間、水に浸種した。そして、次の方法の何れかによっ
て稲種籾を種子消毒した。
【0038】 粉衣処理法は、浸種で十分に吸水した
催芽前の種籾 150gと実施例1に準じて調製した水和剤
の所定薬量を、三角フラスコに入れて粉衣処理した。 吹き付け処理法は、浸種で十分に吸水した催芽前の
種籾 150gに対し、実施例に準じて調製した薬剤を水で
希釈して得た所定濃度の薬液3ml(種籾重量の2%相当
量)が種籾に均一に付着するように小型エアースプレー
ヤーを用いて吹き付け処理した。 塗抹処理法は、浸種で十分に吸水した催芽前の種籾
150gと実施例に準じて調製した薬剤を水で希釈して得
た所定濃度の薬液 1.5ml(種籾重量の1%相当量)を、
三角フラスコに入れ、種籾を薬液とよく混和させ、塗抹
処理した。
【0039】次いで、薬剤処理後の播種、栽培管理、調
査および防除価の算出は試験例1と同様に行った。な
お、育苗培土は市販のクミアイ粒状培土K(呉羽化学工
業株式会社製)を使用した。対照区の種子消毒方法は試
験例1の対照区の方法と同様に行った。
【0040】その結果は表2に示す。
【0041】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水に浸種して充分に吸水させた後の催芽
    前の稲種籾を ペンタ−4−エニル−N−フルフリル−
    N−イミダゾール−1−イルカルボニル−DL−ホモア
    ラニナートを含有する種子消毒剤で粉衣処理するか、ま
    たは該消毒剤の水希釈薬液で吹き付け処理するか、また
    は塗抹処理し、次いでその処理した稲種籾を育苗箱に播
    種し、さらに覆土することを特徴とする、稲病害の省力
    的な防除方法。
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