JPH1149575A - 不定形耐火物 - Google Patents
不定形耐火物Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 実使用に問題のない耐火性、断熱性、炉内物
質との難反応性、適正な強度、熱履歴による容積安定性
と亀裂剥離の発生小等の特性を維持すると共に、特に築
炉時の易作業性(適正な施工水分幅、混練後品搬送のた
めの圧送抵抗小、流し込み時の高流動性)を具備させ
る。 【解決手段】 工業炉の耐火ライニングの形成及び補修
用として用いられる圧送可能な耐火物であって、粒径
5.0〜0.125mmの耐火骨材と、アルミナセメン
トと、保水材とによって100重量%になるように構成
してなる原料を使用して、その原料に、添加材として、
外掛けで、0.001〜0.05重量%の糊剤と、0.
001〜0.1重量%の減水剤と、粒径2mm以下であ
る顆粒状あるいは粉末状の界面活性剤0.001〜0.
05重量%とを加えた不定形耐火物。
質との難反応性、適正な強度、熱履歴による容積安定性
と亀裂剥離の発生小等の特性を維持すると共に、特に築
炉時の易作業性(適正な施工水分幅、混練後品搬送のた
めの圧送抵抗小、流し込み時の高流動性)を具備させ
る。 【解決手段】 工業炉の耐火ライニングの形成及び補修
用として用いられる圧送可能な耐火物であって、粒径
5.0〜0.125mmの耐火骨材と、アルミナセメン
トと、保水材とによって100重量%になるように構成
してなる原料を使用して、その原料に、添加材として、
外掛けで、0.001〜0.05重量%の糊剤と、0.
001〜0.1重量%の減水剤と、粒径2mm以下であ
る顆粒状あるいは粉末状の界面活性剤0.001〜0.
05重量%とを加えた不定形耐火物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工業窯炉の耐火ラ
ンニングの形成及び補修用として用いられる圧送可能な
不定形耐火物に関する。
ンニングの形成及び補修用として用いられる圧送可能な
不定形耐火物に関する。
【0002】
【従来の技術】工業窯炉の耐火ランニングの形成及び補
修用として用いられる圧送可能な不定形耐火物が具備す
べき特性として次のものが挙げられる。
修用として用いられる圧送可能な不定形耐火物が具備す
べき特性として次のものが挙げられる。
【0003】(a)耐火性、(b)断熱性、(c)炉内
物質との難反応性、(d)適性な強度、(e)熱履歴に
よる容積安定性、(f)亀裂剥離の発生が小、(g)易
解体性、(h)解体時の良好な作業環境の維持、(i)
解体品廃棄物の無公害、(j)築炉時の易作業性。たと
えば、適正な施工水分幅、混練後品搬送のための圧送抵
抗小、流し込み時の高流動性。
物質との難反応性、(d)適性な強度、(e)熱履歴に
よる容積安定性、(f)亀裂剥離の発生が小、(g)易
解体性、(h)解体時の良好な作業環境の維持、(i)
解体品廃棄物の無公害、(j)築炉時の易作業性。たと
えば、適正な施工水分幅、混練後品搬送のための圧送抵
抗小、流し込み時の高流動性。
【0004】従来の圧送用不定形耐火物は、主として骨
材原料の粒度構成や増粘剤を考慮して圧送可能な不定形
耐火物としている。
材原料の粒度構成や増粘剤を考慮して圧送可能な不定形
耐火物としている。
【0005】さらに圧送性を高めるために、施工現場に
おいて液状洗剤等の界面活性剤の添加が行われている。
おいて液状洗剤等の界面活性剤の添加が行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような界面活性剤
の施工現場における添加については、適正な量の測定が
難しい。また、均一分散にも問題が生じる。そのため、
施工体の特性の大きな低下や施工体の均一性を損なうと
ともに、現場作業での繁雑さや耐用の低下に繋がってい
る。
の施工現場における添加については、適正な量の測定が
難しい。また、均一分散にも問題が生じる。そのため、
施工体の特性の大きな低下や施工体の均一性を損なうと
ともに、現場作業での繁雑さや耐用の低下に繋がってい
る。
【0007】本発明は、上記従来技術の状況に鑑みてさ
れたものであって、実際の使用に問題の生じない耐火
性、断熱性、炉内物質との難反応性、適正な強度、熱履
歴による容積安定性と亀裂剥離の発生小等の特性を維持
すると共に、特に築炉時の易作業性(適正な施工水分
幅、混練後品搬送のための圧送抵抗小、流し込み時の高
流動性)を具備させることを目的としている。
れたものであって、実際の使用に問題の生じない耐火
性、断熱性、炉内物質との難反応性、適正な強度、熱履
歴による容積安定性と亀裂剥離の発生小等の特性を維持
すると共に、特に築炉時の易作業性(適正な施工水分
幅、混練後品搬送のための圧送抵抗小、流し込み時の高
流動性)を具備させることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願発明は、工業窯炉の
耐火ランニングの形成及び補修用として用いられる圧送
可能な不定形耐火物を改良したものである。
耐火ランニングの形成及び補修用として用いられる圧送
可能な不定形耐火物を改良したものである。
【0009】本発明においては、工業炉の耐火ライニン
グの形成及び補修用として用いられる圧送可能な耐火物
において、次のような原料に極めて少量の添加材を加え
ている。
グの形成及び補修用として用いられる圧送可能な耐火物
において、次のような原料に極めて少量の添加材を加え
ている。
【0010】本発明で使用する原料は、粒径5.0〜
0.125mmの耐火骨材と、アルミナセメントと、保
水材とによって100重量%になるように構成してなる
原料である。
0.125mmの耐火骨材と、アルミナセメントと、保
水材とによって100重量%になるように構成してなる
原料である。
【0011】本発明に使用する添加材は、外掛けで、
0.001〜0.05重量%の糊剤と、0.001〜
0.1重量%の減水剤と、粒径2mm以下である顆粒状
あるいは粉末状の界面活性剤0.001〜0.05重量
%である。
0.001〜0.05重量%の糊剤と、0.001〜
0.1重量%の減水剤と、粒径2mm以下である顆粒状
あるいは粉末状の界面活性剤0.001〜0.05重量
%である。
【0012】本発明の別の態様は、工業炉の耐火ライニ
ングの形成及び補修用として用いられる圧送可能で、か
つ原料に少量の添加材を加えた耐火物であって、前記原
料が、耐火骨材と、微粉原料と、アルミナセメントと、
保水材とによって100重量%になる原料である。
ングの形成及び補修用として用いられる圧送可能で、か
つ原料に少量の添加材を加えた耐火物であって、前記原
料が、耐火骨材と、微粉原料と、アルミナセメントと、
保水材とによって100重量%になる原料である。
【0013】前記耐火骨材は、気孔率が10%以下で、
粒径が5.0〜0.125mmであるアルミナ、ムライ
ト、シャモット、珪石、炭化珪素の一種以上からなる耐
火骨材であり、割合は55〜75重量%である。
粒径が5.0〜0.125mmであるアルミナ、ムライ
ト、シャモット、珪石、炭化珪素の一種以上からなる耐
火骨材であり、割合は55〜75重量%である。
【0014】前記微粉原料は、0.125mmの篩を重
量割合で95%以上通過するアルミナ、ムライト、シャ
モット、珪石、炭化珪素、マイクロシリカの一種以上か
らなる微粉原料であり、割合は、14〜34重量%であ
る。
量割合で95%以上通過するアルミナ、ムライト、シャ
モット、珪石、炭化珪素、マイクロシリカの一種以上か
らなる微粉原料であり、割合は、14〜34重量%であ
る。
【0015】前記アルミナセメントは、JISの1種、
2種、3種、4種のいずれか一種以上からなるアルミナ
セメントであり、その割合は、10〜20重量%であ
る。
2種、3種、4種のいずれか一種以上からなるアルミナ
セメントであり、その割合は、10〜20重量%であ
る。
【0016】前記保水材は、ベントナイト、スメクタイ
ト、粘土のいずれか一種以上からなる保水材であり、そ
の割合は、0.5〜5重量%である。
ト、粘土のいずれか一種以上からなる保水材であり、そ
の割合は、0.5〜5重量%である。
【0017】また、前記添加材は、外掛けで、メチルセ
ルロース、アルギン酸ソーダのいずれか一方又は双方か
らなる糊剤0.001〜0.05重量%と、リン酸ソー
ダ、リン酸ガラス、ポリカルボン酸の一種以上からなる
減水剤0.001〜0.1重量%と、粒径が1mm以下
である顆粒状あるいは粉末状の界面活性材0.001〜
0.05重量%とからなる。
ルロース、アルギン酸ソーダのいずれか一方又は双方か
らなる糊剤0.001〜0.05重量%と、リン酸ソー
ダ、リン酸ガラス、ポリカルボン酸の一種以上からなる
減水剤0.001〜0.1重量%と、粒径が1mm以下
である顆粒状あるいは粉末状の界面活性材0.001〜
0.05重量%とからなる。
【0018】好ましくは、前記界面活性剤が、直鎖アル
キルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル、アルキル硫酸エステルナトリウ
ム、脂肪酸ナトリウム、アルカイルオキシベンゼンスル
ホン酸ナトリウムの一種以上である。
キルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル、アルキル硫酸エステルナトリウ
ム、脂肪酸ナトリウム、アルカイルオキシベンゼンスル
ホン酸ナトリウムの一種以上である。
【0019】また、本発明の別の態様は、工業炉の耐火
ライニングの形成および補修剤として用いられる圧送可
能な耐火物であって、次のように所定の原料にごく少量
の添加材を加えて改良したものである。
ライニングの形成および補修剤として用いられる圧送可
能な耐火物であって、次のように所定の原料にごく少量
の添加材を加えて改良したものである。
【0020】原料としては、気孔率が10%以下で、粒
径が5.0〜0.125mmであるアルミナ、ムライ
ト、シャモット、珪石、炭化珪素の一種以上からなる耐
火骨材55〜75重量%と、0.125mmの篩を重量
割合で95%以上通過するアルミナ、ムライト、シャモ
ット、珪石、炭化珪素、マイクロシリカの一種以上から
なる微粉原料14〜34重量%と、JISの1種、2
種、3種、4種のいずれか一種以上からなるアルミナセ
メント10〜20重量%と、ベントナイト、スメクタイ
ト、粘土のいずれか一種以上からなる保水材0.5〜5
重量%とを使用し、これらによって100重量%にす
る。
径が5.0〜0.125mmであるアルミナ、ムライ
ト、シャモット、珪石、炭化珪素の一種以上からなる耐
火骨材55〜75重量%と、0.125mmの篩を重量
割合で95%以上通過するアルミナ、ムライト、シャモ
ット、珪石、炭化珪素、マイクロシリカの一種以上から
なる微粉原料14〜34重量%と、JISの1種、2
種、3種、4種のいずれか一種以上からなるアルミナセ
メント10〜20重量%と、ベントナイト、スメクタイ
ト、粘土のいずれか一種以上からなる保水材0.5〜5
重量%とを使用し、これらによって100重量%にす
る。
【0021】また、添加剤としては、外掛けで、メチル
セルルロース、アルギン酸ソーダのいずれか一方又は双
方からなる糊剤0.001〜0.05重量%と、リン酸
ソーダ、リン酸ガラス、ポリカルボン酸の一種以上から
なる減水剤0.001〜0.1重量%と、粒径2mm以
下である顆粒状あるいは粉末状の界面活性剤0.001
〜0.05重量%とを使用する。
セルルロース、アルギン酸ソーダのいずれか一方又は双
方からなる糊剤0.001〜0.05重量%と、リン酸
ソーダ、リン酸ガラス、ポリカルボン酸の一種以上から
なる減水剤0.001〜0.1重量%と、粒径2mm以
下である顆粒状あるいは粉末状の界面活性剤0.001
〜0.05重量%とを使用する。
【0022】しかも、(D)前記耐火骨材について、粒
径が1.0〜0.5mmのカイアナイト、アンダルサイ
トの残存膨脹性原料の一方または双方により5〜20重
量%置換する。
径が1.0〜0.5mmのカイアナイト、アンダルサイ
トの残存膨脹性原料の一方または双方により5〜20重
量%置換する。
【0023】この場合も、界面活性剤は、直鎖アルキル
ベンゼンスルホン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、アルキル硫酸エステルナトリウム、脂
肪酸ナトリウム、アルカノイルオキシベンゼンスルホン
酸ナトリウムの一種以上からなることが好ましい。
ベンゼンスルホン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、アルキル硫酸エステルナトリウム、脂
肪酸ナトリウム、アルカノイルオキシベンゼンスルホン
酸ナトリウムの一種以上からなることが好ましい。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の構成上の主な特徴は、界
面活性剤を粒径1mm以下の顆粒状または粉末状の添加
材として加えることである。
面活性剤を粒径1mm以下の顆粒状または粉末状の添加
材として加えることである。
【0025】本発明の構成要素としては、耐火骨材、微
粉原料、アルミナセメント、保水材(本願明細書におい
ては、以上のものを便宜的に原料と称する)と、糊剤、
減水剤、界面活性剤(本願明細書においては、以上のも
のを便宜的に添加材と称する)を使用する。
粉原料、アルミナセメント、保水材(本願明細書におい
ては、以上のものを便宜的に原料と称する)と、糊剤、
減水剤、界面活性剤(本願明細書においては、以上のも
のを便宜的に添加材と称する)を使用する。
【0026】まず、原料について述べる。
【0027】耐火骨材 耐火骨材は、アルミナ骨材、ムライト骨材、シャモット
骨材、珪石骨材、炭化珪素骨材の1種又は2種以上であ
る。気孔率は10%以下とする。原料中の含有率は55
〜75重量%である。
骨材、珪石骨材、炭化珪素骨材の1種又は2種以上であ
る。気孔率は10%以下とする。原料中の含有率は55
〜75重量%である。
【0028】このような耐火骨材について、粒径が1.
0〜0.5mmのカイアナイト、アンダルサイトの残存
膨脹性原料の一方または双方により5〜20重量%置換
することも可能である。
0〜0.5mmのカイアナイト、アンダルサイトの残存
膨脹性原料の一方または双方により5〜20重量%置換
することも可能である。
【0029】微粉原料 微粉原料は、アルミナ微粉、ムライト微粉、シャモット
微粉、珪石微粉、炭化珪素微粉、マイクロシリカ微粉の
1種又は2種以上である。0.125mmのフルイを重
量割合で95%以上通過したものが好ましい。原料中の
含有割合は、14〜34重量%である。
微粉、珪石微粉、炭化珪素微粉、マイクロシリカ微粉の
1種又は2種以上である。0.125mmのフルイを重
量割合で95%以上通過したものが好ましい。原料中の
含有割合は、14〜34重量%である。
【0030】アルミナセメント アルミナセメントは、JISの1種、2種、3種、4種
の1種又は2種以上である。原料中の割合は、10〜2
0重量%である。
の1種又は2種以上である。原料中の割合は、10〜2
0重量%である。
【0031】保水材 保水材は、ベントナイト、スメクタイト、粘土の1種又
は2種以上である。原料中の割合は、0.5〜5重量%
である。
は2種以上である。原料中の割合は、0.5〜5重量%
である。
【0032】次は、添加材について述べる。
【0033】糊剤(増粘剤) 糊剤は、メチルセルロース、アルギン酸ソーダの1種又
は2種である。原料100重量%に対する含有割合は、
外掛けで0.001〜0.05重量%である。
は2種である。原料100重量%に対する含有割合は、
外掛けで0.001〜0.05重量%である。
【0034】減水剤 減水剤はリン酸ソーダ、リン酸ガラス、ポリカルボン酸
の1種又は2種以上である。原料100重量%に対する
含有割合は、外掛けで0.001〜0.1重量%であ
る。
の1種又は2種以上である。原料100重量%に対する
含有割合は、外掛けで0.001〜0.1重量%であ
る。
【0035】界面活性剤(洗剤) 界面活性剤は、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリ
ウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、アルキル
硫酸エステルナトリウム、脂肪酸ナトリウム、アルカイ
ルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウムの一種以上であ
る。原料100重量%に対する含有割合は、外掛けで
0.001〜0.05重量%である。
ウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、アルキル
硫酸エステルナトリウム、脂肪酸ナトリウム、アルカイ
ルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウムの一種以上であ
る。原料100重量%に対する含有割合は、外掛けで
0.001〜0.05重量%である。
【0036】
【実施例】本発明で使用する耐火骨材、微粉原料アルミ
ナセメント、保水材及び界面活性剤について説明する。
ナセメント、保水材及び界面活性剤について説明する。
【0037】耐火骨材 実際の使用に問題のない特性を維持し、更に築炉時の易
作業性(適正な施工水分幅、混練後品搬送のための圧送
抵抗小、流し込み時の高流動性)を具備するために、気
孔率が10%以下でなおかつ粒径が5.0〜0.125
mm間のアルミナ、ムライト、シャモット、珪石、炭化
けい素等の耐火骨材の一種以上を原料中75〜55重量
%使用する。
作業性(適正な施工水分幅、混練後品搬送のための圧送
抵抗小、流し込み時の高流動性)を具備するために、気
孔率が10%以下でなおかつ粒径が5.0〜0.125
mm間のアルミナ、ムライト、シャモット、珪石、炭化
けい素等の耐火骨材の一種以上を原料中75〜55重量
%使用する。
【0038】骨材を気孔率10%以下に限定する理由は
次のとおりである。
次のとおりである。
【0039】ホースやパイプの中を搬送したり、搬送後
に流し込みを行なうために、適正な水分を加え、予め混
練している。骨材の気孔率が10%以上になると、混練
後にホースやパイプの中を搬送するために圧力を加える
と、搬送や流し込みのために適正量添加された水分の一
部が骨材の気孔内に侵入し、圧送に適正な水分が不足す
ることになり、圧送できない状態になる可能性がある。
それを見越して必要以上の水分を添加しておくと、流し
込み施工体の特性低下を起す。
に流し込みを行なうために、適正な水分を加え、予め混
練している。骨材の気孔率が10%以上になると、混練
後にホースやパイプの中を搬送するために圧力を加える
と、搬送や流し込みのために適正量添加された水分の一
部が骨材の気孔内に侵入し、圧送に適正な水分が不足す
ることになり、圧送できない状態になる可能性がある。
それを見越して必要以上の水分を添加しておくと、流し
込み施工体の特性低下を起す。
【0040】耐火骨材の最大粒径を5.0mmとしたの
は、混練後品搬送のための圧送抵抗を小さくするためで
ある。
は、混練後品搬送のための圧送抵抗を小さくするためで
ある。
【0041】また、この粒度域の添加量が75重量%を
越えると、実際の使用に問題のない特性の低下をきた
す。該粒度域の添加量が55重量%以下となると、微粉
量の増加により収縮の増加や耐熱衝撃性、強度、容積安
定性等が低下し、耐用の低下もきたす。
越えると、実際の使用に問題のない特性の低下をきた
す。該粒度域の添加量が55重量%以下となると、微粉
量の増加により収縮の増加や耐熱衝撃性、強度、容積安
定性等が低下し、耐用の低下もきたす。
【0042】最大粒径は、4.0mm程度が望ましい。
また、該粒度域の添加量は、72〜57重量%が望まし
い。
また、該粒度域の添加量は、72〜57重量%が望まし
い。
【0043】とくに、耐火骨材(粒度:5.0〜0.1
25mm)の主成分の好適な例を次に示す。 ・アルミナ骨材:Al2 O3 分が80〜99.9重量
%、SiO2 分が0.05〜19.9重量% ・ムライト骨材:Al2 O3 分が50〜80重量%、S
iO2 分が19.9〜49.9重量% ・シャモット骨材:Al2 O3 分が20〜50重量%、
SiO2 分が49.9〜79.9重量% ・珪石骨材:SiO2 分が90%重量以上 ・炭化珪素骨材:SiO2 分が85%重量以上微粉原料 0.125mmの篩を95%以上通過するアルミナ、ム
ライト、シャモット、珪石、炭化けい素、マイクロシリ
カの微粉原料の一種以上を選択し、原料中14〜34重
量%使用する。
25mm)の主成分の好適な例を次に示す。 ・アルミナ骨材:Al2 O3 分が80〜99.9重量
%、SiO2 分が0.05〜19.9重量% ・ムライト骨材:Al2 O3 分が50〜80重量%、S
iO2 分が19.9〜49.9重量% ・シャモット骨材:Al2 O3 分が20〜50重量%、
SiO2 分が49.9〜79.9重量% ・珪石骨材:SiO2 分が90%重量以上 ・炭化珪素骨材:SiO2 分が85%重量以上微粉原料 0.125mmの篩を95%以上通過するアルミナ、ム
ライト、シャモット、珪石、炭化けい素、マイクロシリ
カの微粉原料の一種以上を選択し、原料中14〜34重
量%使用する。
【0044】微粉原料の添加量が14重量%以下では、
圧送性の低下及び強度等の特性の低下をきたし、添加量
が34重量%以上では、収縮の増加や強度、容積安定性
等が低下する。
圧送性の低下及び強度等の特性の低下をきたし、添加量
が34重量%以上では、収縮の増加や強度、容積安定性
等が低下する。
【0045】とくに、微粉原料の総添加量は、原料中1
5〜30重量%が望ましい。
5〜30重量%が望ましい。
【0046】微粉原料(粒度:0.125mmの篩を9
5%以上通過したもの)の主成分または内容の好適な例
を次に示す。 ・アルミナ微粉:Al2 O3 分が80〜99.9重量
%、SiO2 分が0.05〜19.9重量% ・ムライト微粉:Al2 O3 分が50〜80重量%、S
iO2 分が19.9〜49.9重量% ・シャモット微粉:Al2 O3 分が20〜50重量%、
mSiO2 分が49.9〜79.9重量% ・珪石微粉:SiO2 分が90重量%以上 ・炭化珪素微粉:SiO2 分が85重量%以上 ・マイクロシリカ微粉:SiO2 分が90%以上アルミナセメント アルミナセメントの含有量は、原料中10〜20重量%
が望ましい。
5%以上通過したもの)の主成分または内容の好適な例
を次に示す。 ・アルミナ微粉:Al2 O3 分が80〜99.9重量
%、SiO2 分が0.05〜19.9重量% ・ムライト微粉:Al2 O3 分が50〜80重量%、S
iO2 分が19.9〜49.9重量% ・シャモット微粉:Al2 O3 分が20〜50重量%、
mSiO2 分が49.9〜79.9重量% ・珪石微粉:SiO2 分が90重量%以上 ・炭化珪素微粉:SiO2 分が85重量%以上 ・マイクロシリカ微粉:SiO2 分が90%以上アルミナセメント アルミナセメントの含有量は、原料中10〜20重量%
が望ましい。
【0047】アルミナセメントとしては、JIS1種、
JIS2種、JIS3種、JIS4種が好ましい。
JIS2種、JIS3種、JIS4種が好ましい。
【0048】保水材 保水材の含有量は、原料中0.5〜5重量%が好まし
い。
い。
【0049】保水材としては、ベントナイトや、スメク
タイトが好ましい。
タイトが好ましい。
【0050】界面活性剤 界面活性剤は各種添加材のうち最も重要なものであり、
その一例は洗剤である。たとえば、耐火骨材や微粉原料
(硬化剤を含む)の原料の合量100重量%に対し、直
鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル、アルキル硫酸エステルナト
リウム、脂肪酸ナトリウム、アルカノイルオキシベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム等を主成分とした界面活性剤の
一種以上について粒径が2.0mm以下の顆粒状あるい
は粉末状としたものを外掛けで0.001〜0.05重
量%添加する。
その一例は洗剤である。たとえば、耐火骨材や微粉原料
(硬化剤を含む)の原料の合量100重量%に対し、直
鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル、アルキル硫酸エステルナト
リウム、脂肪酸ナトリウム、アルカノイルオキシベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム等を主成分とした界面活性剤の
一種以上について粒径が2.0mm以下の顆粒状あるい
は粉末状としたものを外掛けで0.001〜0.05重
量%添加する。
【0051】このような界面活性剤の添加量が0.00
1重量%以下では圧送性の改善効果が得られず、0.0
5重量%以上では、強度等の特性の低下をきたす。
1重量%以下では圧送性の改善効果が得られず、0.0
5重量%以上では、強度等の特性の低下をきたす。
【0052】また、本発明の他の添加材の好適な例を次
に示す。 ・糊剤:メチルセルロース、アルギン酸ソーダが、0.
001〜0.05重量% ・減水剤:リン酸ソーダ、リン酸ガラス、ポリカルボン
酸が、0.001〜0.1重量% ・粘土:Al2 O3 分が25〜45重量%、SiO2 分
が40〜55重量%実施例1〜10と比較例11〜15 以下、本発明の実施例1〜5及び比較例6〜8を説明す
る。
に示す。 ・糊剤:メチルセルロース、アルギン酸ソーダが、0.
001〜0.05重量% ・減水剤:リン酸ソーダ、リン酸ガラス、ポリカルボン
酸が、0.001〜0.1重量% ・粘土:Al2 O3 分が25〜45重量%、SiO2 分
が40〜55重量%実施例1〜10と比較例11〜15 以下、本発明の実施例1〜5及び比較例6〜8を説明す
る。
【0053】図1は、圧送試験装置の概略を示す。
【0054】図1において、混練用ミキサー1は、所定
の配合割合で各種原料を混合して混合物を作るものであ
る。その混合物は、スクイズ式の圧送ポンプ2により圧
送用パイプ3を介して受けパイプ4に圧送し、さらに受
け容器5内に入れる。
の配合割合で各種原料を混合して混合物を作るものであ
る。その混合物は、スクイズ式の圧送ポンプ2により圧
送用パイプ3を介して受けパイプ4に圧送し、さらに受
け容器5内に入れる。
【0055】表1に示す各配合割合になるように、耐火
骨材、微粉原料等の原料や、微量の保水剤、界面活性剤
等の各種添加材を配合し、所定の水分を添加した後、図
1のミキサー1にて1分間混練した後に、40×40×
160mmの型枠に流し込んで成形し、物性評価試験用
サンプルとする。
骨材、微粉原料等の原料や、微量の保水剤、界面活性剤
等の各種添加材を配合し、所定の水分を添加した後、図
1のミキサー1にて1分間混練した後に、40×40×
160mmの型枠に流し込んで成形し、物性評価試験用
サンプルとする。
【0056】また、圧送性については、スクイズ式圧送
(型式PC−05)により、図1の圧送試験装置を作動
し、混合物を圧送ポンプ2により圧送用パイプ3及びけ
パイプ4を経て受け容器5に入れる。スクイズ式の圧送
ポンプ2のモーターの無負荷時電流値と供試材の定常搬
送時の電流値の差を比較し、これらの電流値の差が小さ
い程、圧送性が良好であると評価した。
(型式PC−05)により、図1の圧送試験装置を作動
し、混合物を圧送ポンプ2により圧送用パイプ3及びけ
パイプ4を経て受け容器5に入れる。スクイズ式の圧送
ポンプ2のモーターの無負荷時電流値と供試材の定常搬
送時の電流値の差を比較し、これらの電流値の差が小さ
い程、圧送性が良好であると評価した。
【0057】実施例1〜10、比較例11〜15の配合
内容と評価試験結果を表1に示す。
内容と評価試験結果を表1に示す。
【0058】評価試験の結果、実施例No.1〜No.
10については、いずれも使用に問題ない強度等の特性
が得られており、又、圧送性も良好である。
10については、いずれも使用に問題ない強度等の特性
が得られており、又、圧送性も良好である。
【0059】比較例No.11〜No.15について
は、圧送性は良好であるが、強度等の特性低下が大き
い。
は、圧送性は良好であるが、強度等の特性低下が大き
い。
【0060】
【表1】
【0061】
【発明の効果】本発明により、実際の使用に問題のない
程度の特性を維持するとともに、施工現場での作業の繁
雑さを無くし、併せて良好な圧送性が得られ、その結
果、各種工業窯炉への使用が容易となり、また、均質な
施工体がえられるようになった。
程度の特性を維持するとともに、施工現場での作業の繁
雑さを無くし、併せて良好な圧送性が得られ、その結
果、各種工業窯炉への使用が容易となり、また、均質な
施工体がえられるようになった。
【0062】メチルセルロース等の糊剤(増粘剤)の若
干の増量や、保水材との組み合わせの調整により、本発
明の不定形耐火物は、コテ塗り材としても使用できる。
干の増量や、保水材との組み合わせの調整により、本発
明の不定形耐火物は、コテ塗り材としても使用できる。
【図1】本発明の好適な実施例に用いる不定形耐火物の
圧送試験装置の概略を示す正面図である。
圧送試験装置の概略を示す正面図である。
1 混練用ミキサー 2 スクイズ式圧送ポンプ 3 圧送用パイプ 4 受けパイプ 5 受け容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F27D 1/16 F27D 1/16 W
Claims (5)
- 【請求項1】 (A)工業炉の耐火ライニングの形成及
び補修用として用いられる圧送可能な耐火物であって、 (B)粒径5.0〜0.125mmの耐火骨材と、アル
ミナセメントと、保水材とによって100重量%になる
ように構成してなる原料に、 (C)添加材として、外掛けで、0.001〜0.05
重量%の糊剤と、0.001〜0.1重量%の減水剤
と、粒径2mm以下である顆粒状あるいは粉末状の界面
活性剤0.001〜0.05重量%とを加えたことを特
徴とする不定形耐火物。 - 【請求項2】 (A)工業炉の耐火ライニングの形成及
び補修用として用いられる圧送可能で、かつ原料に少量
の添加材を加えた耐火物であって、 (B)前記原料が、 気孔率が10%以下で、粒径が5.0〜0.125mm
であるアルミナ、ムライト、シャモット、珪石、炭化珪
素の一種以上からなる耐火骨材55〜75重量%と、 0.125mmの篩を重量割合で95%以上通過するア
ルミナ、ムライト、シャモット、珪石、炭化珪素、マイ
クロシリカの一種以上からなる微粉原料14〜34重量
%と、 JISの1種、2種、3種、4種のいずれか一種以上か
らなるアルミナセメント10〜20重量%と、 ベントナイト、スメクタイト、粘土のいずれか一種以上
からなる保水材0.5〜5重量%とによって100重量
%になる原料であり、 (C)前記添加材が、外掛けで、 メチルセルロース、アルギン酸ソーダのいずれか一方又
は双方からなる糊剤0.001〜0.05重量%と、 リン酸ソーダ、リン酸ガラス、ポリカルボン酸の一種以
上からなる減水剤0.001〜0.1重量%と、 粒径が1mm以下である顆粒状あるいは粉末状の界面活
性材0.001〜0.05重量%とからなる添加材であ
ることを特徴とする不定形耐火物。 - 【請求項3】 界面活性剤が直鎖アルキルベンゼンスル
ホン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、アルキル硫酸エステルナトリウム、脂肪酸ナトリウ
ム、アルカイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウムの
一種以上であることを特徴とする請求項1または2に記
載の不定形耐火物。 - 【請求項4】 (A)工業炉の耐火ライニングの形成お
よび補修剤として用いられる圧送可能な耐火物であっ
て、 (B)気孔率が10%以下で、粒径が5.0〜0.12
5mmであるアルミナ、ムライト、シャモット、珪石、
炭化珪素の一種以上からなる耐火骨材55〜75重量%
と、 0.125mmの篩を重量割合で95%以上通過するア
ルミナ、ムライト、シャモット、珪石、炭化珪素、マイ
クロシリカの一種以上からなる微粉原料14〜34重量
%と、 JISの1種、2種、3種、4種のいずれか一種以上か
らなるアルミナセメント10〜20重量%と、 ベントナイト、スメクタイト、粘土のいずれか一種以上
からなる保水材0.5〜5重量%とによって原料100
重量%になる原料に、 (C)添加材として、外掛けで、 メチルセルルロース、アルギン酸ソーダのいずれか一方
又は双方からなる糊剤0.001〜0.05重量%と、 リン酸ソーダ、リン酸ガラス、ポリカルボン酸の一種以
上からなる減水剤0.001〜0.1重量%と、 粒径が2mm以下である顆粒状あるいは粉末状の界面活
性剤0.001〜0.05重量%とを添加し、しかも、 (D)前記耐火骨材について、粒径が1.0〜0.5m
mのカイアナイト、アンダルサイトの残存膨脹性原料の
一方または双方により5〜20重量%置換したことを特
徴とする不定形耐火物。 - 【請求項5】 界面活性剤が直鎖アルキルベンゼンスル
ホン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、アルキル硫酸エステルナトリウム、脂肪酸ナトリウ
ム、アルカノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム
の一種以上からなることを特徴とする請求項4記載の不
定形耐火物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9219003A JPH1149575A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | 不定形耐火物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9219003A JPH1149575A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | 不定形耐火物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1149575A true JPH1149575A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16728748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9219003A Pending JPH1149575A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | 不定形耐火物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1149575A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019127401A (ja) * | 2018-01-22 | 2019-08-01 | 黒崎播磨株式会社 | 不定形耐火物 |
CN113185298A (zh) * | 2021-04-16 | 2021-07-30 | 贵阳联合高温材料有限公司 | 一种微孔高热导SiC基接包衬制品及其制备方法和应用 |
-
1997
- 1997-07-31 JP JP9219003A patent/JPH1149575A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019127401A (ja) * | 2018-01-22 | 2019-08-01 | 黒崎播磨株式会社 | 不定形耐火物 |
CN113185298A (zh) * | 2021-04-16 | 2021-07-30 | 贵阳联合高温材料有限公司 | 一种微孔高热导SiC基接包衬制品及其制备方法和应用 |
CN113185298B (zh) * | 2021-04-16 | 2023-02-07 | 贵阳联合高温材料有限公司 | 一种微孔高热导SiC基接包衬制品及其制备方法和应用 |
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